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特許7193659宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置
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  • 特許-宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-12
(45)【発行日】2022-12-20
(54)【発明の名称】宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置
(51)【国際特許分類】
   D06B 5/22 20060101AFI20221213BHJP
【FI】
D06B5/22
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2021555562
(86)(22)【出願日】2020-07-27
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-04-21
(86)【国際出願番号】 CN2020104711
(87)【国際公開番号】W WO2021179510
(87)【国際公開日】2021-09-16
【審査請求日】2021-09-14
(31)【優先権主張番号】202020300343.0
(32)【優先日】2020-03-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519364875
【氏名又は名称】蘇州汪永亨絲綢科技文化有限公司
【氏名又は名称原語表記】SUZHOU WANG YONGHENG SILK SCIENCE AND TECHNOLOGY CULTURE CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Shop Oa-098,The Negative First Floor,Oriental Textile City,No.699,East Market Road,Shengze Town,Wujiang District SUZHOU,Jiangsu,China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】呉 海生
【審査官】鈴木 祐里絵
(56)【参考文献】
【文献】中国実用新案第205603877(CN,U)
【文献】特開平11-057299(JP,A)
【文献】特開昭50-123996(JP,A)
【文献】実開昭51-130899(JP,U)
【文献】実公昭49-43197(JP,Y2)
【文献】実開昭50-76197(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D06B1/00-23/30
D06C3/00-29/00
D06G1/00-5/00
D06H1/00-7/24
D06J1/00-1/12
D06F69/00-69/04
71/00-71/40
73/00-73/02
75/00-75/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置であって、
第1搬送ローラ(1)と、生地(2)と、ボックス(3)と、ボルト(44)と、摺動板(5)と、加熱水タンク(6)と、第2シワ取り板(7)と、第2搬送ローラ(9)と、乾燥手段(10)とを含み、
生地(2)は、第1搬送ローラ(1)を通過した後、ボックス(3)の左右両側に開設された生地貫通穴(31)を貫通し、第2搬送ローラ(9)を通過して乾燥手段(10)に入り、ボックス(3)内には、水平する第1シワ取り板(4)が設けられ、第1シワ取り板(4)は、ボックス(3)の前後側の内側壁に接続され、第1シワ取り板(4)に条溝(41)が設けられ、条溝(41)は、第1シワ取り板(4)の上端面に開口を形成し、条溝(41)が開口を形成する第1シワ取り板(4)の上端面の位置と異なる第1シワ取り板(4)の上端面の位置に、複数組の垂直な第1スルーホール(42)が設けられ、溝(41)の前側溝壁とボックス(3)の前側には、対向するねじ孔(43)が開設され、ボルト(44)は、ボックス(3)の外からねじ孔(43)を貫通して条溝(41)内に挿入され、摺動板(5)に接続され、摺動板(5)は、生地(2)の移動方向に垂直な摺動方向で条溝(41)の底部に摺動接続され、摺動板(5)に複数組の垂直な第2スルーホール(51)が設けられ、第2スルーホール(51)は、第1スルーホール(42)と左右方向において揃った位置に設けられ、摺動板(5)がボックス(3)の前側の内側壁に接近すると、第1スルーホール(42)と第2スルーホール(51)とが対向し、摺動板(5)がボックス(3)の後側の内側壁に接近すると、第1スルーホール(42)と第2スルーホール(51)とお互いにずれ、
加熱水タンク(6)は、第1シワ取り板(4)に設けられ、加熱水タンク(6)の一側に複数組の排気孔(64)が設けられ、加熱水タンク(6)の他側に給気管(62)が設けられ、加熱水タンク(6)の底部に加熱管(61)が設けられ、複数組の排気孔(64)が複数組の第1スルーホール(42)と一対一で対応し、且つ排気孔(64)と第1スルーホール(42)とが接続管(63)を介して接続され、加熱水タンク(6)の底部に水管(65)が設けられ、水管(65)がボックス(3)の側壁を貫通してボックス(3)の外側に伸びだし、ボックス(3)の外側に位置する水管(65)にバルブ(66)が設けられ、加熱水タンク(6)内の水が加熱管(61)によって加熱されて水蒸気が生成され、生成された水蒸気は、接続管(63)と第1スルーホール(42)と第2スルーホール(51)を通って、摺動板(5)と第2シワ取り板(7)との間にある生地(2)に吹き付けられることが可能であり、
第2シワ取り板(7)は、第1シワ取り板(4)に対向するように、第1シワ取り板(4)の下方に位置し、上下方向の摺動方向でボックス(3)の前後内側壁に摺動接続され、第2シワ取り板(7)の下方には、第2シワ取り板(7)を上下に移動させる昇降ユニットが設けられる、ことを特徴とする宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置。
【請求項2】
昇降ユニットは、ケース(81)と、第1ギア(83)と、第1回動レバー(84)と、第1ラック(85)と、第2ギア(86)と、第2回動レバー(87)と、第2ラック(88)とを含み、
ケース(81)は、ボックス(3)の底部内側に設けられ、第2シワ取り板(7)の下方に位置し、ケース(81)の最上部には、2組の垂直な第3スルーホール(82)が設けられ、第1回動レバー(84)の一端がボックス(3)の後側の内側壁に回転接続され、第1回動レバー(84)の他端がボックス(3)の前側に開設された貫通穴を貫通してボックス(3)の外に伸びだし、第1回動レバー(84)の他端にノブ(841)が設けられ、第1回動レバー(84)は、生地(2)の移動方向に垂直であり、第1ギア(83)は、ボックス(3)内に位置し、第1回動レバー(84)にキー連結され、第2回動レバー(87)は、ボックス(3)の前後側の内側壁に回転接続され、第2ギア(86)は、第2回動レバー(87)にキー連結され、第1ギアと噛み合い、第1ラック(85)は、ボックス(3)の前後側の内側壁に摺動接続され、第1ギア(83)の右側に位置し、第1ギア(83)と噛み合い、第2ラック(88)は、ボックス(3)の前後側の内側壁に摺動接続され、第2ギア(86)の左側に位置し、第2ギア(86)と噛み合い、第1ラック(85)は、第2ラック(88)とお互いに平行し、第2ラック(88)の最上部と第3スルーホール(82)を貫通して第2シワ取り板(7)の底部に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置。
【請求項3】
加熱管(61)は、加熱水タンク(6)の底部内側に螺設される、ことを特徴とする請求項1に記載の宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置。
【請求項4】
ノブ(841)の外周に滑り止めシリコンゴム層が設けられる、ことを特徴とする請求項2に記載の宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、服製造装置の技術分野に関し、特に宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置に関する。
【背景技術】
【0002】
服は、人間社会の発展の初期段階で登場し、社会の発展に伴い、服が持つ機能や文化がますます重要になり、服の重要性がますます高くなっている。服は、生地を加工して生産され、服の見た目や着心地に影響を与えないように、生地を服に製造する前にシワ取り処理を行う必要があり、現在、生地のシワ取りは、通常、手作業で引いたり、押えたり、アイロンをかけたりすることで行われており、効率が低く、シワ取りの品質を保証することはできず、また、装置パラメータがほとんど一定であり、異なる生地を処理するとき、シワ取り効果が低下し、さらに、生地品質を損なう可能性がある。
【発明の概要】
【0003】
(一)発明の目的
背景技術に存在する技術課題を解決するために、本発明は、宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置を提供し、生地シワ取りを中断することなく行うことができ、シワ取り効率が高く、シワ取り品質に優れ、また、異なる生地によって、水蒸気の排気量を調節でき、シワ取り効果を向上させるとともに、水蒸気の過剰により、生地が破損されることを防止する。
【0004】
(二)技術案
本発明は、宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置を防止し、この装置は、第1搬送ローラと、生地と、ボックスと、ボルトと、摺動板と、加熱水タンクと、第2シワ取り板と、第2搬送ローラと、乾燥手段とを含み、
生地は、第1搬送ローラを通過した後、ボックスの左右両側に開設された生地貫通穴を貫通し、第2搬送ローラを通過して乾燥手段に入り、ボックス内には、水平する第1シワ取り板が設けられ、第1シワ取り板は、ボックスの前後側の内側壁に接続され、第1シワ取り板に条溝が設けられ、第1シワ取り板に複数組の垂直な第1スルーホールが設けられ、条溝は、第1シワ取り板上端面に開口を形成し、条溝の前側溝壁とボックスの前側には、対向するねじ孔が開設され、ボルトは、ボックスの外からねじ孔を貫通して条溝内に挿入され、摺動板に接続され、摺動板は、生地の移動方向に垂直な摺動方向で条溝底部に摺動接続され、摺動板には複数組の垂直な第2スルーホールが設けられ、摺動板がボックスの前側の内側壁に接近すると、第1スルーホールと第2スルーホールとが対向し、摺動板がボックス後側の内側壁に接近すると、第1スルーホールと第2スルーホールとがお互いにずれ、
加熱水タンクは、第1シワ取り板に設けられ、加熱水タンクの一側に複数組の排気孔が設けられ、加熱水タンクの他側に給気管が設けられ、加熱水タンクの底部に加熱管が設けられ、複数組の排気孔が複数組の第1スルーホールと一対一で対応し、且つ排気孔と第1スルーホールが接続管を介して接続され、加熱水タンクの底部に水管が設けられ、水管がボックス側壁を貫通してボックスの外側に伸びだし、ボックスの外側に位置する水管にバルブが設けられ、
第2シワ取り板は、第1シワ取り板に対向するように、第1シワ取り板の下方に位置し、上下方向の摺動方向でボックスの前後内側壁に摺動接続され、第2シワ取り板の下方には、第2シワ取り板を上下に移動させる昇降ユニットが設けられる。
【0005】
好ましくは、昇降ユニットは、ケースと、第1ギアと、第1回動レバーと、第1ラックと、第2ギアと、第2回動レバーと、第2ラックとを含み、
ケースは、ボックスの底部内側に設けられ、第2シワ取り板の下方に位置し、ケースの最上部には、2組の垂直な第3スルーホールが設けられ、第1回動レバーの一端がボックスの後側の内側壁に回転接続され、第1回動レバーの他端がボックスの前側に開設された貫通穴を貫通してボックスの外に伸びだし、第1回動レバーの他端にノブが設けられ、第1回動レバーは、生地の移動方向に垂直であり、第1ギアは、ボックス内に位置し、第1回動レバーにキー連結され、第2回動レバーは、ボックスの前後側の内側壁に回転接続され、第2ギアは、第2回動レバーにキー連結され、第1ギアと噛み合い、第1ラックは、ボックスの前後側の内側壁に摺動接続され、第1ギアの右側に位置し、第1ギアと噛み合い、第2ラックは、ボックスの前後側の内側壁に摺動接続され、第2ギアの左側に位置し、第2ギアと噛み合い、第1ラックは、第2ラックとお互いに平行し、第2ラック最上部と第3スルーホールを貫通して第2シワ取り板の底部に接続される。
【0006】
好ましくは、加熱管は、加熱水タンクの底部内側に螺設される。
【0007】
好ましくは、ノブの外周に滑り止めシリコンゴム層が設けられる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の上記技術案は、以下の有益な技術的効果を有する。全自動式シワ取りを用いることで、生地シワ取りの効率を向上させ、また、異なる生地によって、高温水蒸気の排気量を調節でき、異なる生地に適用され、使用範囲が広い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明に係る宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置の構造模式図である。
図2】本発明に係る宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置のA-A断面図である。
図3】本発明に係る宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置のB箇所の拡大模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の目的、技術案及び利点をより明瞭にために、以下、発明を実施するための形態を用いて図面を参照して、本発明についてさらに詳細に説明する。これらの説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。また、本発明の概念を不必要に曖昧にすることを避けるために、以下の説明では、公知構造及び技術についての説明が省略される。
【0011】
図1~3に示すように、本発明に係る宋錦製の紡績服の生産加工用の生地シワ取り装置は、第1搬送ローラ1と、生地2と、ボックス3と、ボルト44と、摺動板5と、加熱水タンク6と、第2シワ取り板7と、第2搬送ローラ9と、乾燥手段10とを含み、
生地2は、第1搬送ローラ1を通過した後、ボックス3の左右両側に開設された生地貫通穴31を貫通し、第2搬送ローラ9を通過して乾燥手段10に入り、ボックス3内には、水平する第1シワ取り板4が設けられ、第1シワ取り板4は、ボックス3の前後側の内側壁に接続され、第1シワ取り板4に条溝41が設けられ、第1シワ取り板4に複数組の垂直な第1スルーホール42が設けられ、条溝41は、第1シワ取り板4の上端面に開口を形成し、条溝41の前側溝壁とボックス3の前側には、対向するねじ孔43が開設され、ボルト44は、ボックス3の外からねじ孔43を貫通して条溝41内に挿入され、摺動板5に接続され、摺動板5は、生地2の移動方向に垂直な摺動方向で条溝41の底部に摺動接続され、摺動板5に複数組の垂直な第2スルーホール51が設けられ、摺動板5がボックス3の前側の内側壁に接近すると、第1スルーホール42と第2スルーホール51とが対向し、摺動板5がボックス3の後側の内側壁に接近すると、第1スルーホール42と第2スルーホール51とがお互いにずれ、
加熱水タンク6は、第1シワ取り板4に設けられ、加熱水タンク6の一側に複数組の排気孔64が設けられ、加熱水タンク6の他側に給気管62が設けられ、加熱水タンク6の底部に加熱管61が設けられ、複数組の排気孔64が複数組の第1スルーホール42と一対一で対応し、且つ排気孔64と第1スルーホール42とが接続管63を介して接続され、加熱水タンク6の底部に水管65が設けられ、水管65がボックス3の側壁を貫通してボックス3の外側に伸びだし、ボックス3の外側に位置する水管65にバルブ66が設けられ、
第2シワ取り板7は、第1シワ取り板4に対向するように、第1シワ取り板4の下方に位置し、上下方向の摺動方向でボックス3の前後内側壁に摺動接続され、第2シワ取り板7の下方には、第2シワ取り板7を上下移動させる昇降ユニットが設けられる。
【0012】
本発明では、生地2は、第1シワ取り板4と第2シワ取り板7とが押し合うことで、シワ取りを行い、また、加熱水タンク6内の加熱管61が水を加熱し、水蒸気を生じ、給気管62を介して水蒸気を接続管63内に吹き、異なる生地によって、ボルト44を回転し、摺動板5を移動させ、第2スルーホール51の位置を調節し、それにより水蒸気の排気量を調節し、第1シワ取り板4及び第2シワ取り板7の加圧により、生地2に対してシワ取りの効果を実現し、最終的に乾燥手段10で乾燥させればよい。本発明では、全自動式シワ取りを用い、生地2のシワ取り効率を向上させ、また、異なる生地2によって高温水蒸気の排気量を調節でき、異なる生地に適用され、使用範囲が広い。
【0013】
1つの任意選択的な実施例では、昇降ユニットは、ケース81と、第1ギア83と、第1回動レバー84と、第1ラック85と、第2ギア86と、第2回動レバー87と、第2ラック88とを含み、
ケース81は、ボックス3の底部内側に設けられ、第2シワ取り板7の下方に位置し、ケース81の最上部には、2組の垂直な第3スルーホール82が設けられ、第1回動レバー84の一端がボックス3の後側の内側壁に回転接続され、第1回動レバー84の他端がボックス3の前側に開設された貫通穴を貫通してボックス3の外に伸びだし、第1回動レバー84の他端にノブ841が設けられ、第1回動レバー84は、生地2の移動方向に垂直であり、第1ギア83は、ボックス3内に位置し、第1回動レバー84にキー連結され、第2回動レバー87は、ボックス3の前後側の内側壁に回転接続され、第2ギア86は、第2回動レバー87にキー連結され、第1ギアと噛み合い、第1ラック85は、ボックス3の前後側の内側壁に摺動接続され、第1ギア83の右側に位置し、第1ギア83と噛み合い、第2ラック88は、ボックス3の前後側の内側壁に摺動接続され、第2ギア86の左側に位置し、第2ギア86と噛み合い、第1ラック85は、第2ラック88とお互いに平行し、第2ラック88の最上部と第3スルーホール82を貫通して第2シワ取り板7の底部に接続され、ノブ841を回転することで、第1回動レバー84を駆動して回転させ、第1回動レバー84が第1ギア83を駆動して回転させ、第1ギア83が第2ギア86を駆動して回転させ、第1ギア83及び第2ギア86が第1ラック85及び第2ラック88を駆動して同期に上昇させ、第2シワ取り板7を上下に移動させ、生地2に対してシワ取りを行うとき、シワ取り効果に応じて第1シワ取り板4と第2シワ取り板7との距離を適切に調節でき、それにより、生地2に対する押え力を変える。
【0014】
1つの任意選択的な実施例では、加熱管61は、加熱水タンク6の底部内側に螺設され、加熱効率を向上させる。
【0015】
1つの任意選択的な実施例では、ノブ841を回転するとき摺動することを防止するために、ノブ841の外周に滑り止めシリコンゴム層が設けられる。
【0016】
本発明の上記の特定の実施形態は、本発明の原理を例示または説明するためのものに過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解されたい。したがって、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行われた修正、同等置換、改善などは、本発明の保護範囲に含まれるべきである。さらに、本発明の添付の特許請求の範囲は、添付の特許請求の範囲および境界、またはそのような範囲および境界の同等の形態に含まれるすべての変更および修正を含むことを意図している。
【符号の説明】
【0017】
1 第1搬送ローラ、2 生地、3 ボックス、31 生地貫通穴、4 第1シワ取り板、41 条溝、42 第1スルーホール、43 ねじ孔、44 ボルト、5 摺動板、51 第2スルーホール、6 加熱水タンク、61 加熱管、62 給気管、63 接続管、64 排気孔、65 水管、66 バルブ、7 第2シワ取り板、81 ケース、82 第3スルーホール、83 第1ギア、84 第1回動レバー、841 ノブ、85 第1ラック、86 第2ギア、87 第2回動レバー、88 第2ラック、9 第2搬送ローラ、10 乾燥手段
図1
図2
図3