IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 南京大学の特許一覧

<>
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図1
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図2
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図3
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図4
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図5
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図6
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図7
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図8
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図9
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図10
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図11
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図12
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図13
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図14
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図15
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図16
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図17
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図18
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図19
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図20
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図21
  • 特許-インサイチュ光触媒システム 図22
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-13
(45)【発行日】2022-12-21
(54)【発明の名称】インサイチュ光触媒システム
(51)【国際特許分類】
   C02F 1/30 20060101AFI20221214BHJP
【FI】
C02F1/30
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2022121153
(22)【出願日】2022-07-29
【審査請求日】2022-07-29
(31)【優先権主張番号】202210802623.5
(32)【優先日】2022-07-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515190906
【氏名又は名称】南京大学
(74)【代理人】
【識別番号】100216471
【弁理士】
【氏名又は名称】瀬戸 麻希
(72)【発明者】
【氏名】瞿暁磊
(72)【発明者】
【氏名】李慧欣
(72)【発明者】
【氏名】戴夢瑶
(72)【発明者】
【氏名】鄭寿栄
(72)【発明者】
【氏名】付▲へぇ▼雲
(72)【発明者】
【氏名】許昭怡
【審査官】富永 正史
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-080772(JP,A)
【文献】特開2012-020219(JP,A)
【文献】特開2017-104809(JP,A)
【文献】特開2015-199065(JP,A)
【文献】特開2012-091172(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第108147497(CN,A)
【文献】特開2007-209841(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C02F 1/30- 1/32
C02F 1/70- 1/78
C02F 11/00-11/20
B01J 19/00-19/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源を提供するための光源モジュールと、触媒を担持するための光ファイバとを含み、
前記光ファイバの一端は前記光源モジュールの出光口に突き合わされ、光ファイバの他端
は水中に入り、
前記触媒はTiO、BiOのうちのいずれか1種であり、前記TiOは窒素ドープ
TiOを用い
記光源モジュールは近地光源装置(1)又はフロート光源装置(2)を用い、前記フロ
ート光源装置(2)は光源ユニット(3)とフロートスタビライザ(4)を含み、前記近
地光源装置(1)、光源ユニット(3)はいずれも自己発光光源又は集光器のうちのいず
れか1種であり、
前記フロートスタビライザ(4)は、ハウジング(41)と、2組の伝動リング(42)
と、中心棒(43)とを含み、
前記ハウジング(41)は、内部が中空であり、中心に前記中心棒(43)が揺動するた
めの中心筒体(411)が設けられ、2組の前記伝動リング(42)はそれぞれハウジン
グ(41)の内天面、内底面に設けられ、かつ2組の伝動リング(42)はそれぞれ中心
筒体(411)に回動可能に套設され、
前記中心筒体(411)内の中央部に載置板(44)が設けられ、前記載置板(44)の
中心に、前記中心棒(43)に設けられるボール(431)に回動可能に嵌合されるソケ
ット(441)が設けられ、
前記中心棒(43)の一端には光源ユニット(3)に接続される接続台(432)が設け
られ、中心棒(43)の他端には中心棒(43)にねじ接続されるカウンターウェイト(
433)が設けられ、かつ中心棒(43)に光ファイバが中心棒(43)を貫通する連通
孔が設けれ、
前記接続台(432)は放射状に配置された複数組の第1エアバッグ(45)を介してハ
ウジング(41)に接続され、複数組の前記第1エアバッグ(45)は、全て一端が接続
台(432)に接続され、他端がハウジング(41)に接続され、
2組の伝動リング(42)の間に位置するハウジング(41)の内側壁に少なくとも1組
の駆動歯車(46)が回動可能に設けられ、かつ伝動リング(42)には前記駆動歯車(
46)と噛み合う歯ディスク(421)が設けられる、
ことを特徴とするインサイチュ光触媒システム。
【請求項2】
前記水は黒臭水又は汚泥水である、ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記光ファイバは、
1)前記黒臭水の場合、光ファイバを水草を模倣した形状として黒臭水に配置させる形態
と、
1)前記汚泥水の場合、光ファイバを汚泥水の汚泥にドットマトリックス状に分散させる
形態との2つの形態を採用する、
ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記ハウジング(41)の側壁には、第1エアバッグ(45)に1対1で対応する複数組
の分流管(47)が設けられ、前記分流管(47)はチューブを介してその向かい側に設
けられる第1エアバッグ(45)に接続され、
前記伝動リング(42)の側壁に環状溝(422)が設けられ、前記分流管(47)の上
部と下部のそれぞれに、対応する環状溝(422)に入る1組の第2エアバッグ(471
)が設けられ、
環状溝(422)の内底部に位置する前記伝動リング(42)内に、各第2エアバッグ(
471)に1対1で対応する皿穴(423)が設けられ、前記皿穴(423)内にカウン
ターウェイトスライダ(424)がスライド可能に設けられ、前記カウンターウェイトス
ライダ(424)の一方の側面はばね(425)を介して皿穴(423)の内底部に接続
され、カウンターウェイトスライダ(424)の他方の側面に円弧状シート(426)が
設けられ、かつ前記皿穴(423)の両側の伝動リング(42)に、円弧状シート(42
6)の案内ロッドにスライド可能に接続される1組の案内溝(427)がそれぞれ設けら
れ、
前記円弧状シート(426)と第2エアバッグ(471)との間にある環状溝(422)
内に弾性リング(428)が設けられ、前記弾性リング(428)は第2エアバッグ(4
71)の端面にスライド可能に接続され、
前記ハウジング(41)には、各チューブを覆うカバー(412)が設けられ、かつ前記
カバー(412)の表面にソーラーパネル又は電池のうちの少なくとも1種が敷設され、
かつハウジング(41)には、前記駆動歯車(46)の軸棒に突き合わされる駆動モータ
が設けられ、前記駆動モータはリレーを介してソーラーパネル又は電池に接続される、こ
とを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記ハウジング(41)の側壁には、第1エアバッグ(45)に1対1で対応する複数組
のスタビライザ(48)が設けられ、
前記スタビライザ(48)は、回動ロッド(481)と、回動ブッシュ(482)と、第
3エアバッグ(484)とを含み、前記回動ブッシュ(482)はハウジング(41)の
側壁に設けられる固定ブロック(483)に回動可能に接続され、前記回動ロッド(48
1)の側壁に少なくとも1組の制限リブが設けられ、回動ロッド(481)は前記回動ブ
ッシュ(482)にスライド可能に係合され、前記回動ブッシュ(482)の内側壁に制
限リブと嵌合する制限溝が設けられ、
前記第3エアバッグ(484)の一端は回動ロッド(481)の一端に回動可能に接続さ
れ、回動ロッド(481)の他端には少なくとも1組の円板(485)が套設され、前記
第3エアバッグ(484)の他端はチューブを介して対応する第1エアバッグ(45)に
接続され、
前記駆動歯車(46)は複数組設けられ、かつ第1エアバッグ(45)に1対1で対応し
ており、駆動歯車(46)の出力軸はハウジング(41)を貫通しており、第1傘歯車(
486)に接続され、前記回動ブッシュ(482)には、第1傘歯車(486)と噛み合
って伝動する第2傘歯車(487)が套設され、
少なくとも1組の前記固定ブロック(483)には、回動ブッシュ(482)に接続され
るリングモータが設けられ、前記ハウジング(41)にソーラーパネル又は電池のうちの
少なくとも1種が敷設され、前記リングモータはリレーを介してソーラーパネル又は電池
に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は光触媒の技術分野に関し、具体的には、インサイチュ光触媒システムに関する。
【背景技術】
【0002】
水が黒くて臭くなることは、生化学的な現象で、水が深刻な有機汚染を受けた場合、有機
物の好気分解により水中の酸素消費速度が再酸素化速度より大きくなり、水の酸素欠乏が
発生し、その結果として、有機物の分解が不完全になり、速度が遅くなり、嫌気性生分解
の過程で硫化水素、アンモニア、メルカプタンなどの発臭物質が生成されるとともに、黒
色物質が形成され、これにより、水が黒くて臭くなる。
水が黒くて臭くなることは深刻な水質汚染現象であり、水の使用機能を完全に喪失させ、
景観や人間の生活と健康に悪影響を与える。黒臭水や汚泥を光触媒処理する場合、黒臭水
や汚泥への光の透過を解決できないため、光触媒処理が困難であり、一方、化学的に処理
すると、新たな汚染物質が発生しやすく、生態系に影響を与えやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記の技術的課題を解决するために、本発明はインサイチュ光触媒システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の技術的解決手段は以下のとおりである。インサイチュ光触媒システムであって、
光源を提供するための光源モジュールと、触媒を担持するための光ファイバとを含み、前
記光ファイバの一端は前記光源モジュールの出光口に突き合わされ、光ファイバの他端は
水中に入り、
前記触媒はTiO、BiOのうちのいずれか1種であり、前記TiOは窒素ドープ
TiOを用い、
触媒は浸漬か焼(calcination)(ある物質を強く熱して脱水・分解などを起こさせ、揮発
成分を除くこと)、ゲル塗布法のうちのいずれか1種の方式で前記光ファイバ上に担持さ
れる。TiOは紫外線帯でしか励起できず、一方、窒素ドープTiOは太陽光で励起
でき、このため、自然環境で使用される場合、窒素ドープTiOの適用範囲がより広い

本発明の一態様によれば、前記水は黒臭水又は汚泥水である。
本発明の一態様によれば、前記光ファイバは、以下の2つの形態を採用する。
1)前記黒臭水の場合、光ファイバを水草を模倣した形状として黒臭水に配置させる。光
ファイバを水草を模倣した形状とすることにより、生態系への影響を低減させ、夜に発光
木とすることで、外観性や実用性を良好にする。
2)前記汚泥水の場合、光ファイバを汚泥水の汚泥にドットマトリックス状に分散させる
。金属ケーシングのようなものを利用して淤泥内に送り、次に金属ケーシングを取り出し
、光ファイバを淤泥に放射状に配置させることにより、日光が汚泥に直接当たらないとい
う問題を解決し、しかも、汚泥水の処理効率を向上させ、汚染物の光分解を促進する。
本発明の一態様によれば、前記光源モジュールは、近地光源装置又はフロート光源装置を
用い、前記フロート光源装置は光源ユニットとフロートスタビライザを含み、前記近地光
源装置、光源ユニットはいずれも自己発光光源又は集光器のうちのいずれか1種である。
インサイチュ光触媒システムは、黒臭水や汚泥水の実際の環境のニーズに応じて選択され
る。
本発明の一態様によれば、前記フロートスタビライザは、ハウジングと、2組の伝動リン
グと、中心棒とを含み、
前記ハウジングは、内部が中空であり、中心に前記中心棒が揺動するための中心筒体が設
けられ、2組の前記伝動リングはそれぞれハウジングの内天面、内底面に設けられ、かつ
2組の伝動リングはそれぞれ中心筒体に回動可能に套設され、
前記中心筒体内の中央部に載置板が設けられ、前記載置板の中心に、前記中心棒に設けら
れるボールに回動可能に嵌合されるソケットが設けられ、
前記中心棒の一端には光源ユニットに接続される接続台が設けられ、中心棒の他端には中
心棒にねじ接続されるカウンターウェイトが設けられ、かつ中心棒には光ファイバが中心
棒を貫通する連通孔が設けられ、
前記接続台は放射状に配置された複数組の第1エアバッグを介してハウジングに接続され
、複数組の前記第1エアバッグは、全て一端が接続台に接続され、他端がハウジングに接
続され、
2組の伝動リングの間に位置するハウジングの内側壁に少なくとも1組の駆動歯車が回動
可能に設けられ、かつ伝動リングには前記駆動歯車と噛み合う歯ディスクが設けられる。
上記フロートスタビライザの構成によれば、単一の駆動の下で、2組の伝動リングを利用
して時計回り及び反時計回りで回動することができ、これによって、2組の伝動リングが
回動することで安定的な動的バランスが取られ、フロート光源装置が横転するリスクが回
避される。
本発明の1つの好適な態様としては、前記ハウジングの側壁には、第1エアバッグに1対
1で対応する複数組の分流管が設けられ、前記分流管はチューブを介してその向かい側に
設けられる第1エアバッグに接続され、
前記伝動リングの側壁に環状溝が設けられ、前記分流管の上部と下部のそれぞれに、対応
する環状溝に入る1組の第2エアバッグが設けられ、
環状溝の内底部に位置する前記伝動リング内に、各第2エアバッグに1対1で対応する皿
穴が設けられ、前記皿穴内にカウンターウェイトスライダがスライド可能に設けられ、前
記カウンターウェイトスライダの一方の側面はばねを介して皿穴の内底部に接続され、カ
ウンターウェイトスライダの他方の側面に円弧状シートが設けられ、かつ前記皿穴の両側
の伝動リングに、円弧状シートの案内ロッドにスライド可能に接続される1組の案内溝が
それぞれ設けられ、
前記円弧状シートと第2エアバッグとの間にある環状溝内に弾性リングが設けられ、前記
弾性リングは第2エアバッグの端面にスライド可能に接続され、
前記ハウジングには、各チューブを覆うカバーが設けられ、かつ前記カバーの表面にソー
ラーパネル又は電池のうちの少なくとも1種が敷設され、かつハウジングには、前記駆動
歯車の軸棒に突き合わされる駆動モータが設けられ、前記駆動モータはリレーを介してソ
ーラーパネル又は電池に接続される。
フロートスタビライザを基にして、第1エアバッグと連携する分流管が複数組配置され、
伝動リングの内部構造を改良することにより、複数組のカウンターウェイトスライダなど
の部材を利用して、水面に大きな波動が発生したときに、伝動リングの重心を調整するこ
とで、フロートスタビライザが横転するリスクを大幅に低減させる。
本発明の別の好適な態様としては、前記ハウジングの側壁には、第1エアバッグに1対1
で対応する複数組のスタビライザが設けられ、
前記スタビライザは、回動ロッドと、回動ブッシュと、第3エアバッグとを含み、前記回
動ブッシュはハウジングの側壁に設けられる固定ブロックに回動可能に接続され、前記回
動ロッドの側壁に少なくとも1組の制限リブが設けられ、回動ロッドは前記回動ブッシュ
にスライド可能に係合され、前記回動ブッシュの内側壁に制限リブと嵌合する制限溝が設
けられ、
前記第3エアバッグの一端は回動ロッドの一端に回動可能に接続され、回動ロッドの他端
には少なくとも1組の円板が套設され、前記第3エアバッグの他端はチューブを介して対
応する第1エアバッグに接続され、
前記駆動歯車は複数組設けられ、かつ第1エアバッグに1対1で対応しており、駆動歯車
の出力軸はハウジングを貫通しており、第1傘歯車に接続され、前記回動ブッシュには、
第1傘歯車と噛み合って伝動する第2傘歯車が套設され、
少なくとも1組の前記固定ブロックには、回動ブッシュに接続されるリングモータが設け
られ、前記ハウジングにソーラーパネル又は電池のうちの少なくとも1種が敷設され、前
記リングモータはリレーを介してソーラーパネル又は電池に接続される。
フロートスタビライザを基に、第1エアバッグと連携する複数組のスタビライザが配置さ
れることによって、スタビライザと伝動リングとの連動により、駆動モータの配置数が大
幅に減少し、円板が水中で回動することで安定的な動的バランスが取られ、しかも、第3
エアバッグなどの部材が設けられることで、水面で大きな波動が発生したときに、水の深
さが小さすぎることによりスタビライザの円板が底部に接触したり水面から離れたりする
という問題を効果的に回避する。
【発明の効果】
【0005】
本発明の有益な効果は以下のとおりである。
(1)本発明のインサイチュ光触媒システムでは、光源モジュールと光ファイバとを組み
合わせて使用することにより、日光が黒臭水や汚泥に直接当たらないという問題を効果的
に解決し、汚染物を光分解するための新しい処理方式を提供し、インサイチュ汚染修復を
クリーンエネルギーで環境に優しく行うことができる。
(2)本発明のインサイチュ光触媒システムでは、複数の配置形態が提供されるので、イ
ンサイチュ光触媒システムは黒臭水や汚泥水の実際の環境のニーズに応じて選択され得る

(3)本発明のインサイチュ光触媒システムでは、フロートスタビライザが設けられるこ
とによって、フロート光源装置の水面への配置の安定性が向上し、水面の波動により搭載
された集光器の集光効率が影響を受けることが回避され、また、フロート光源装置が横転
するリスクも効果的に回避される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の実施例1のインサイチュ光触媒システムの概略図である。
図2】本発明の実施例2のインサイチュ光触媒システムの概略図である。
図3】本発明の実施例3のインサイチュ光触媒システムの概略図である。
図4】本発明の実施例4のインサイチュ光触媒システムの概略図である。
図5】本発明の実施例5のインサイチュ光触媒システムの概略図である。
図6】本発明の実施例6のインサイチュ光触媒システムの概略図である。
図7】本発明の実施例7のインサイチュ光触媒システムの概略図である。
図8】本発明の実施例8のインサイチュ光触媒システムの概略図である。
図9】本発明の実施例5及び6のフロート光源装置の概略図である。
図10】本発明の実施例5及び6のフロートスタビライザの構造概略図である。
図11】本発明の実施例5及び6のフロートスタビライザの部分断面概略図である。
図12】本発明の実施例5及び6のフロートスタビライザの伝動リングの構造概略図である。
図13】本発明の実施例5及び6のフロートスタビライザの伝動リングの一例の内部構造概略図である。
図14】本発明の実施例5及び6のフロートスタビライザの伝動リングの別の内部構造概略図である。
図15】本発明の実施例5及び6のフロートスタビライザの分流管の構造概略図である。
図16】本発明の実施例7及び8のフロート光源装置の概略図である。
図17】本発明の実施例7及び8のフロートスタビライザの構造概略図である。
図18】本発明の実施例7及び8のフロートスタビライザの部分断面概略図である。
図19】本発明の実施例7及び8のフロートスタビライザのスタビライザの構造概略図である。
図20】本発明の実施例7及び8のフロートスタビライザの回動ロッドの構造概略図である。
図21】本発明の実施例7及び8のフロートスタビライザの回動ブッシュの構造概略図である。
図22】本発明の実施例5、6、7、8のフロートスタビライザの中心棒の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の優位性をよりよく示すために、特定実施方式を参照して本発明についてさ
らに説明する。
実施例1
図1に示すように、インサイチュ光触媒システムは、光源を提供するための光源モジュー
ルと、触媒を担持するための光ファイバとを含み、光ファイバの一端は光源モジュールの
出光口に突き合わされ、光ファイバの他端は水中に入り、
光源モジュールは近地光源装置1、具体的には自己発光光源を用い、触媒は窒素ドープT
iOであり、窒素ドープTiOはゲル塗布法で光ファイバ上に担持され、
水は汚泥水であり、汚泥水の場合、光ファイバは汚泥水の汚泥にドットマトリックス状に
分散しており、
上記ドットマトリックス状にする方法は以下のとおりである。光ファイバの一端を自己発
光光源に接続し、光ファイバの他端を金属ケーシング内に入れて汚泥内に送り、次に、金
属ケーシングを取り出し、このように、光ファイバを汚泥に放射状に配置させる。
【0008】
実施例2
本実施例は、図2に示すように、水は黒臭水であり、黒臭水の場合、光ファイバを水草を
模倣した形状として黒臭水に配置させる以外、実施例1と同様である。
【0009】
実施例3
本実施例は、図3に示すように、光源モジュールは近地光源装置1、具体的には集光器を
用いる以外、実施例1と同様である。
【0010】
実施例4
本実施例は、図4に示すように、光源モジュールは近地光源装置1、具体的には集光器を
用いる以外、実施例2と同様である。
【0011】
実施例5
本実施例は、以下のこと以外、実施例3と同様である。図5図9に示すように、光源モ
ジュールはフロート光源装置2を用い、フロート光源装置2は光源ユニット3とフロート
スタビライザ4とを含み、光源ユニット3は、具体的には集光器である。
図10図11に示すように、フロートスタビライザ4はハウジング41と、2組の伝動
リング42と、中心棒43とを含み、ハウジング41は、内部が中空であり、中心に中心
棒43が揺動するための中心筒体411が設けられ、2組の伝動リング42はそれぞれハ
ウジング41の内天面、内底面に設けられ、かつ2組の伝動リング42はそれぞれその内
側壁を介して中心筒体411に回動可能に套設される。
図22に示すように、中心筒体411内の中央部に載置板44が設けられ、載置板44の
中心に、中心棒43に設けられるボール431に回動可能に嵌合されるソケット441が
設けられる。
図11に示すように、中心棒43の上端には光源ユニット3に接続される接続台432が
設けられ、中心棒43の下端には中心棒43にねじ接続されるカウンターウェイト433
が設けられ、カウンターウェイト433は、実際の使用のニーズに応じて複数の中心棒4
3に套設されてもよく、かつカウンターウェイト433は中心棒43にねじ接続され、中
心棒43に光ファイバが中心棒43を貫通する連通孔が設けられる。
図11に示すように、接続台432は、放射状に配置された12組の第1エアバッグ45
を介してハウジング41に接続され、12組の第1エアバッグ45は、一端が接続台43
2に接続され、他端がハウジング41に接続される。
図12に示すように、2組の伝動リング42の間に位置するハウジング41の内側壁に3
組の駆動歯車46が設けられ、かつ3組の駆動歯車46は互いに120°をなして設けら
れ、これによって、フロートスタビライザ4の重りの安定性が確保され、かつ伝動リング
42には駆動歯車46と噛み合う歯ディスク421が設けられる。
図13図15に示すように、ハウジング41の側壁には、第1エアバッグ45に1対1
で対応する12組の分流管47が設けられ、各組の分流管47はチューブを介してその向
かい側に設けられる第1エアバッグ45に接続され、伝動リング42の外側壁に環状溝4
22が設けられ、分流管47の上部と下部のそれぞれに、対応する環状溝422に入る1
組の第2エアバッグ471が設けられる。
図13図14に示すように、環状溝422の内底部に位置する伝動リング42内に、各
第2エアバッグ471に1対1で対応する皿穴423が設けられ、皿穴423内にカウン
ターウェイトスライダ424がスライド可能に設けられ、カウンターウェイトスライダ4
24の一方の側面は2組のばね425を介して皿穴423の内底部に接続され、カウンタ
ーウェイトスライダ424の他方の側面に円弧状シート426が設けられ、かつ皿穴42
3の両側の伝動リング42に、円弧状シート426の案内ロッドにスライド可能に接続さ
れる1組の案内溝427がそれぞれ設けられる。
図13に示すように、円弧状シート426と第2エアバッグ471との間にある環状溝4
22内に弾性リング428が設けられ、弾性リング428は第2エアバッグ471の端面
にスライド可能に接続される。
図10図11に示すように、ハウジング41には、各チューブを覆うカバー412が設
けられ、かつカバー412の表面にソーラーパネル又は電池が間隔を空けて千鳥状に敷設
され、電池は表面に断熱板が覆われた市販のリチウム電池を用い、かつハウジング41に
は、駆動歯車46の軸棒に突き合わされる駆動モータが設けられ、駆動モータはリレーを
介してソーラーパネル又は電池に接続され、リレー及び駆動モータは、市販品、又は本装
置への装着に適するように市販の回動モータ、市販リレーの外形を調整したものを用い、
ハウジング41、伝動リング42はいずれも硬質フォームで製造されてもよく、これによ
り、フロートスタビライザ4の水面での浮力が確保される。
上記フロートスタビライザ4の作動原理は以下のとおりである。
集光器の底部を接続台432に係合して固定し、集光器が接続する光ファイバの他端を中
心棒43に設けられた連通孔に通し、金属ケーシング内に入れて汚泥内に送り、次に、金
属ケーシングを取り出し、光ファイバを汚泥に放射状に配置させる。
駆動モータを起動して、駆動歯車46を回動させ、駆動歯車46と2組の伝動リング42
の歯ディスク421による伝動の作用により、2組の伝動リング42をそれぞれ時計回り
、反時計回りで回動させ、安定的な動的バランスを取る。
水面で大きな波動が発生したときに、中心棒43の作用により集光器は常に重心方向に垂
直であり、このとき、ハウジング41の関連部材は中心棒43のボール431及び載置板
44のソケット441による作用を受けて揺動し、揺動中、ハウジング41と接続台43
2との間の第1エアバッグ45は押されたり引っ張らたりする。
分流管47の第2エアバッグ471と第1エアバッグ45とにより形成される動的バラン
スが取られたキャビティにおいて、例えば、第1エアバッグ45が押された場合、第1エ
アバッグ45に対して180°となるように設けられた第2エアバッグ471は延出し、
延出した状態で、第2エアバッグ471はカウンターウェイトスライダ424側へ弾性リ
ング428を押す。
よって、上記の作用により、伝動リング42の重心がずれて、即ち、図10に示すように
、ハウジング41が左側へ下向きに傾斜すると、左側のカウンターウェイトスライダ42
4は伝動リング42の重心により接近し、右側のカウンターウェイトスライダ424は伝
動リング42の重心からより離れ、このとき、伝動リング42が回動すると、フロートス
タビライザ4が横転するリスクが大幅に低減される。
【0012】
実施例6
本実施例は、図6に示すように、水は黒臭水であり、黒臭水の場合、光ファイバを水草を
模倣した形状として黒臭水に配置させる以外、実施例5と同様である。
【0013】
実施例7
本実施例は、以下のこと以下、実施例3と同様である。図7図16に示すように、光源
モジュールはフロート光源装置2を含み、フロート光源装置2は光源ユニット3と、フロ
ートスタビライザ4を含み、光源ユニット3は、具体的には、集光器である。
図17に示すように、フロートスタビライザ4はハウジング41と、2組の伝動リング4
2と、中心棒43とを含み、ハウジング41は、内部が中空であり、中心に中心棒43が
揺動するための中心筒体411が設けられ、2組の伝動リング42はそれぞれハウジング
41の内天面、内底面に設けられ、かつ2組の伝動リング42はそれぞれ中心筒体411
に回動可能に套設される。
図22に示すように、中心筒体411の中央部に載置板44が設けられ、載置板44の中
心に、中心棒43に設けられるボール431に回動可能に嵌合されるソケット441が設
けられる。
図18に示すように、中心棒43の上端には光源ユニット3に接続される接続台432が
設けられ、中心棒43の下端には中心棒43にねじ接続されるカウンターウェイト433
が設けられ、カウンターウェイト433は実際の使用ニーズに応じて複数の中心棒43に
套設されてもよく、かつカウンターウェイト433は中心棒43にねじ接続され、中心棒
43には光ファイバが貫通する連通孔が設けられる。
図17図18に示すように、接続台432は放射状に配置された12組の第1エアバッ
グ45を介してハウジング41に接続され、12組の第1エアバッグ45は、一端が接続
台432に接続され、他端がハウジング41に接続される。
図18に示すように、2組の伝動リング42の間に位置するハウジング41の内側壁に1
2組の駆動歯車46が設けられ、かつ第1エアバッグ45に1対1で対応しており、伝動
リング42には駆動歯車46と噛み合う歯ディスク421が設けられ、ハウジング41の
側壁には、第1エアバッグ45に1対1で対応する12組のスタビライザ48が設けられ
る。
図19図20に示すように、スタビライザ48は、回動ロッド481と、回動ブッシュ
482と、第3エアバッグ484とを含み、回動ブッシュ482はハウジング41の側壁
に設けられる固定ブロック483に回動可能に接続され、回動ロッド481の側壁に2組
の制限リブが設けられ、2組の制限リブは180°をなして設けられ、回動ロッド481
は回動ブッシュ482にスライド可能に係合され、回動ブッシュ482の内側壁に制限リ
ブと嵌合する制限溝が設けられる。
図19に示すように、第3エアバッグ484の下端は回動ロッド481の上端に回動可能
に接続され、回動ロッド481の下端には2組の円板485が套設され、第3エアバッグ
484の上端はチューブを介して対応する第1エアバッグ45に接続される。
図18図19図21に示すように、駆動歯車46の出力軸はハウジング41を貫通し
ており、第1傘歯車486に接続され、回動ブッシュ482には、第1傘歯車486と噛
み合って伝動する第2傘歯車487が套設される。
図18図19に示すように、3組の固定ブロック483のいずれにも、回動ブッシュ4
82に接続されるリングモータが設けられ、かつ3組の固定ブロック483は互いに12
0°を空けて設けられる3組の固定ブロック483であり、ハウジング41にはソーラー
パネル又は電池が敷設され、リングモータはリレーを介してソーラーパネル又は電池に接
続され、電池は表面に断熱板が覆われた市販リチウム電池を用い、リングモータ、リレー
は、市販品、又は本装置への装着に適するように市販モータ、市販リレーの外形を調整し
たものを用い、ハウジング41、伝動リング42はいずれも硬質フォームで製造されても
よく、これにより、フロートスタビライザ4の水面での浮力が確保される。
上記フロートスタビライザ4の作動原理は以下のとおりである。
集光器の底部を接続台432に係合して固定し、集光器が接続する光ファイバの他端を中
心棒43に設けられた連通孔に通し、金属ケーシング内に入れて汚泥内に送り、次に、金
属ケーシングを取り出し、光ファイバを汚泥に放射状に配置させる。
駆動モータを起動して、駆動歯車46を回動させ、駆動歯車46と2組の伝動リング42
の歯ディスク421による伝動の作用により、2組の伝動リング42をそれぞれ時計回り
、反時計回りで回動させ、安定的なバランスを取る。
水面で大きな波動が発生したときに、中心棒43の作用により集光器は常に重力方向に向
かっており、即ち、垂直に維持され、このとき、ハウジング41の関連部材は中心棒43
のボール431及び載置板44のソケット441による作用を受けて揺動し、揺動中、ハ
ウジング41と接続台432との間の第1エアバッグ45は押されたり引っ張られたりす
る。
スタビライザ48の第3エアバッグ484と第1エアバッグ45とにより形成される動的
バランスが取られたキャビティにおいて、例えば、第1エアバッグ45が押された場合、
対応する第3エアバッグ484は下方へ延出し、延出した状態で、第3エアバッグ484
は水面側へ回動ロッド481を押す。
よって、上記の作用により、上昇したスタビライザ48は円板485と水とが接触するこ
とを保持し、即ち、図17に示すように、ハウジング41が左側へ下向きに傾斜すると、
左側の第1エアバッグ484は引っ張られ、第3エアバッグ484と第1エアバッグ45
とにより形成される動的バランスが取られたキャビティにおいて、第3エアバッグ484
は上方へ収縮され、円板485はハウジング41に接近し、右側の第1エアバッグ484
は押され、対応する位置の第3エアバッグ484は下方へ延出し、円板485はハウジン
グ41から離れ、このとき、伝動リング42が回動するときに、駆動歯車46及び第1傘
歯車486、第2傘歯車487による伝動作用により、各スタビライザ48の回動ロッド
481及び回動ブッシュ482は回動し、2組の円板485が水中で安定的な動的バラン
スを取ることにより、フロートスタビライザ4が横転するリスクを大幅に低下させるとと
もに、水の深さが小さすぎることによりスタビライザ48の円板485が底部に接触した
り水面から離れたりするという問題を効果的に回避する。
【0014】
実施例8
本実施例は、水は黒臭水であり、黒臭水の場合、光ファイバを水草を模倣した形状として
黒臭水に配置させる以外、実施例7と同様である。
【0015】
実験例
本発明の実施例1及び2、実施例3及び4、実施例5及び6、実施例7及び8はそれぞれ
黒臭水や汚泥水に対応する解決手段であるので、これらの1つを用いてインサイチュ光触
媒システムの処理効果を検討する実験を行う。
本都市のある黒臭水を本実施例2、4、6、8の試験対象として、実施例2、4、6、8
をそれぞれ実験群1、実験群2、実験群3、実験群4とし、それぞれ黒臭水を10d処理
し、自然環境が多く変化することを考慮して、この実験では、10d内に自然光照射を模
倣した条件で1日14h照射し、また、自己発光光源による光照射の強度について、模倣
した自然光照射の平均光照射強度及び光照射時間に相当するものとし、以下のように検討
する。
検討1、自己発光光源及び集光器がインサイチュ光触媒システムの効果に与える影響の測

実験群1及び2を比較実験とし、インサイチュ光触媒システムを使用していない対照群1
を1組設置し、10d後の黒臭水への処理効果を測定し、結果を以下の表1に示す。
表1 黒臭水の処理パラメータの対照表
【0016】
【0017】
上記の表1の結果から分かるように、実験群1、2と対照群1の実験を比較したところ、
本発明のインサイチュ光触媒システムで黒臭水を処理した場合、使用効果が良好であり、
日光が黒臭水に直接当たらないという問題を効果的に解決し、インサイチュ汚染修復をク
リーンエネルギーで環境に優しく行うことができる。
一方、実験群1、2の実験を比較した結果、窒素ドープTiOを塗布した光ファイバを
使用する場合、自己発光光源及び集光器の処理効果はほぼ同じであることが明らかになり
、周囲光が十分である場合、集光器を使用してもインサイチュ光触媒の処理効果が優れて
おり、そして、エネルギーがクリーンで、環境にやさしいような利点がある。
検討2、近地光源装置及びフロート光源装置がインサイチュ光触媒システムの効果に与え
る影響の測定
実験群2、3及び4を比較実験とし、フロートプレートに搭載された集光器を使用した対
照群2を1組設置し、10d後の黒臭水の処理効果を測定し、水面を1日の光照射時間内
で8h波動させ、結果を以下の表2に示す。
表2 黒臭水の処理パラメータの対照表
【0018】
【0019】
上記の表2の結果から分かるように、実験群2、3、4の実験を比較した結果、本発明で
は、フロートスタビライザ4に集光器を搭載した場合、集光器の地面での使用効果はほぼ
同じである。
一方、実験群3、4及び対照群2の実験を比較した結果、水面の波動がある程度で集光器
の集光効率に影響を与えるので、本発明のフロートスタビライザ4によって、このような
問題を効果的に解決し、フロートスタビライザ4が横転するリスクを大幅に低減させるこ
とができる。
[符号の説明]
【0020】
1-近地光源装置
2-フロート光源装置
3-光源ユニット
4-フロートスタビライザ
41-ハウジング
411-中心筒体
412-カバー
42-伝動リング
421-歯ディスク
422-環状溝
423-皿穴
424-カウンターウェイトスライダ
425-ばね
426-円弧状シート
427-案内溝
428-弾性リング
43-中心棒
431-ボール
432-接続台
433-カウンターウェイト
44-載置板
441-ソケット
45-第1エアバッグ
46-駆動歯車
47-分流管
471-第2エアバッグ
48-スタビライザ
481-回動ロッド
482-回動ブッシュ
483-固定ブロック
484-第3エアバッグ
485-円板
486-第1傘歯車
487-第2傘歯車
【要約】      (修正有)
【課題】黒臭水や汚泥水のように光が透過しにくい水の光触媒処理を可能にするシステムを提供する。
【解決手段】光触媒システムは、光源を提供するための光源モジュール3と、触媒を担持するための光ファイバとを含み、前記光ファイバの一端は前記光源モジュールの出光口に突き合わされ、光ファイバの他端は水中に挿入されているインサイチュ光触媒システムであって、日光が黒臭水や汚泥に直接当たらないという問題を効果的に解決し、インサイチュ汚染修復をクリーンエネルギーで環境に優しく行うことができる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22