特許7193815IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

医薬品の原薬として使用が可能な不純物を実質的に含まない高純度なヒスタミンの製造方法及び医薬品としてのその使用

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】不純物を実質的に含まないヒスタミン又はその塩の製造方法を提供する。
【解決手段】以下の工程を含む、不純物を実質的に含まないヒスタミン又はその塩の製造方法:(a)ヒスチジンを脱カルボキシル化反応に供してヒスタミンを含有する反応液を得る工程、(b)工程(a)で得られたヒスタミンを含有する反応液をイオン交換体に供してヒスタミン及び未反応のヒスチジンをイオン交換体に吸着させる工程、(c)工程(b)のイオン交換体を溶媒で洗浄する工程、及び(d)工程(c)のイオン交換体からヒスタミンを脱離させて遊離ヒスタミンを得る工程;及び当該方法によって製造された、不純物を実質的に含まないヒスタミン又はその塩を使用した医薬品。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

医薬品の原薬としてのヒスタミン二塩酸塩のため、不純物のより少ない原薬が求められており、その非酵素的製造方法が求められている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、問題を解決するため、ヒスチジンを出発材料にp-メチルアセトフェノンを触媒とした脱カルボキシル化反応によりヒスタミンを合成した後、ヒスタミンを吸着可能なイオン交換体を用いることで合成して得られた遊離ヒスタミン塩基を効率よく高純度回収し、これにより不純物を除去し、不純物含量が従来品よりも低減した不純物を実質的に含まないヒスタミンを製造する方法を見出し、本発明を完成するに至った。・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の方法によれば、不純物含量が従来品よりも顕著に低減したヒスタミン及びその塩を製造することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 各種ヒスタミン二塩酸塩のクロマトグラムである。欧州薬局方ヒスタミン二塩酸塩の標準物質(CRS)、シグマアルドリッチジャパン合同会社、東京化成工業株式会社及び関東化学株式会社から購入したヒスタミン二塩酸塩の試薬A、試薬B及び試薬C(試薬A及び試薬Cは欧州薬局方ヒスタミン二塩酸塩の規格に適合する品質であることが示されている)、ヒスタミン二塩酸塩を有効成分とする医薬品CepleneR(Labiana Pharmaceuticals社)、含量0.1%に相当する量のヒスチジン、並びにブランク(水)のクロマトグラムの重ね図として示す。
【図2】 本発明のヒスタミン二塩酸塩の製造方法を示すフロー図である。
【図3】 本発明の製造方法により得られたヒスタミン二塩酸塩と他社品を比較したクロマトグラムである。試薬C、試薬A、含量0.1%に相当する量のヒスチジン、及びブランク(水)のクロマトグラムの重ね図として示す。

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