特許7194013IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

加熱調理されたカニの冷解凍後の食感及び身離れの悪化抑制剤、活カニの浸漬処理用水溶液、及び、該水溶液を用いたカニ又は冷凍カニの製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の目的は、食品添加物表示を必要としない有効成分を用いて、加熱調理及び冷解凍後において繊維感のあるジューシーな食感のカニ身を殻から身離れ良く食することができるカニを提供するために使用される、カニの冷解凍後の食感及び身離れの悪化抑制剤、活カニの浸漬処理用水溶液、及び、該水溶液を用いたカニ又は冷凍カニの製造方法を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の抽出物を特定量含有した特定の塩化ナトリウム濃度の水溶液に、活カニを特定時間浸漬することで、その後の加熱調理及び冷解凍後に生じ得る食感及び身離れの悪化を抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に従えば、食品添加物表示を必要としない有効成分を用いて、加熱調理及び冷解凍後において繊維感のあるジューシーな食感のカニ身を殻から身離れ良く食することができるカニを提供するために使用される、カニの冷解凍後の食感及び身離れの悪化抑制剤、活カニの浸漬処理用水溶液、及び、該水溶液を用いたカニ又は冷凍カニの製造方法を提供することができる。本発明によると、加熱調理後の冷解凍によるカニ身の食感及び殻からの身離れの悪化が抑制され、いわゆる冷凍障害を抑制することができる。また、本発明の冷解凍後の食感及び身離れの悪化抑制剤及び浸漬処理用水溶液は、異味を呈する成分を含む必要がないので、これらに由来する異味がカニに付着することも回避できる。更には、本発明の冷解凍後の食感及び身離れの悪化抑制剤及び浸漬処理用水溶液は、食品添加物の表示が要請される材料を必須とするものではないので、食品添加物表示を避けることが可能である。本発明によると、加熱調理されたカニを長期間冷凍保存した後解凍しても、繊維感のあるジューシーな食感のカニ身を殻から身離れ良く食することができるので、良好な食感及び身離れを維持したカニを輸送可能なエリアを拡大することができる。

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