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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-15
(45)【発行日】2022-12-23
(54)【発明の名称】自動車のミラー装置
(51)【国際特許分類】
   B60R 1/06 20060101AFI20221216BHJP
   B60R 11/02 20060101ALI20221216BHJP
   H04N 7/18 20060101ALI20221216BHJP
   G08G 1/16 20060101ALI20221216BHJP
【FI】
B60R1/06 D
B60R11/02 C
H04N7/18 J
G08G1/16 C
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019011702
(22)【出願日】2019-01-08
(65)【公開番号】P2020111309
(43)【公開日】2020-07-27
【審査請求日】2021-04-20
(73)【特許権者】
【識別番号】517395116
【氏名又は名称】飯尾 清
(72)【発明者】
【氏名】飯尾 清
【審査官】上谷 公治
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-088758(JP,A)
【文献】特開2009-020570(JP,A)
【文献】特開2006-253932(JP,A)
【文献】特開2007-223338(JP,A)
【文献】特開2016-048839(JP,A)
【文献】特開2004-026012(JP,A)
【文献】特開2008-207627(JP,A)
【文献】特開2011-000933(JP,A)
【文献】特開2010-089705(JP,A)
【文献】特開2008-269494(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 1/00
B60R 11/02
H04N 7/18
G08G 1/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
運転席よりも前方に突出している自動車のフロントの左右位置に、左右視界を確認する映像カメラを設置し、運転席から見て左右の三角窓の内側又はダッシュボードの左右位置に映像部を配置させ、上記各映像カメラからの映像信号を処理する映像処理部からの映像信号により映像部にフロントの左右視界を写し出す自動車のミラー装置において、
左右の映像部内には運転手の視線即ち瞳孔を感知する目線センサを各々上部位置と下部位置に備え、運転手の目の瞳孔視線方向を感知する左右位置の各目線センサの何れかの感知信号により、映像処理部となるコンピュータからの監視指令で左右外観を映像部に表示することを特徴とする自動車のミラー装置。
【請求項2】
上記請求項1の自動車のミラー装置において、上記映像処理部がコンピュータからの指令で写し出す外観は、映像部内の上部左右位置に備えた各目線センサの何れかが運転手の目からの瞳孔視線を感知する時はフロントの左右視界の何れかを写し出し、映像部内の下部左右位置に備えた各目線センサの何れかが運転手の目視線を感知する時は左右ドアの何れかの後方視界を写し出すことを特徴とする自動車のミラー装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の前方における左右方向の状況を見るサイドミラーや左右ドアの後方視界を見るミラー装置であり、特に、左右の映像部内に運転手の視線を感知する目線センサを各々備え、運転手の目からの視線を感知する左右位置に配置の各目線センサにより映像処理部となるコンピュータからの監視指令で左右外観を左右の映像部に個別に表示する ミラー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、例えば、ドライブレコーダーが運転中のトラブル解消手段として、普及している。このドライブレコーダーは、自車の前方視界や後方視界、更には360°の全周の他の車両状況を録画する機能を備え、交通トラブルに対応する機器としている。更には、この機能を向上させた運転支援システムも開発されている。
【0003】
上記運転支援システムの一例は、車両に搭載された撮影部の異常を判定することができるとともに、撮影部の設置位置及び撮影領域に関する自由度を高めることのできるものである。具体的構成は、撮影システム1は、車両Vに設けられ、走行車線LVを含む互いに異なる範囲を撮影する複数のカメラC1,C2,C3と、カメラC1,C2,C3が撮影した画像に基づいて、カメラC1,C2,C3毎に走行車線LVに対する車両Vの走行状態を検出する制御部10と、を備える。制御部10は、異なるカメラC1,C2,C3同士の車両Vの走行状態を比較して、カメラC1,C2,C3同士の車両Vの走行状態が異なるときにカメラC1,C2,C3のいずれかが異常であると判定するものである。(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
上記運転支援システムは車両に設けられ、走行車線を含む互いに異なる範囲を撮影する複数の撮影部と、前記撮影部が撮影した画像に基づいて、前記撮影部毎に走行車線に対する前記車両の走行状態を検出する制御部と、を備え、前記制御部は、異なる前記撮影部同士の車両の走行状態を比較して、前記撮影部同士の車両の走行状態が異なるときに前記複数の撮影部のいずれかが異常であると判定する。
これにより、前記撮影部は、ドアミラーの代わりに前記車両の後側方を撮影する後側方撮影部と、バックミラーの代わりに前記車両の後方を撮影する後方撮影部との少なくとも一方であることが好ましい。
【0005】
上記構成によれば、ドアミラーやバックミラーの代わりとなる撮影部が第2撮影部である撮影システムにおいて、撮影部が異常であることを判定することができるようになるため、ドアミラーやバックミラーを備えない車両において有効である。と言うものである
【0006】
【文献】特開2018-70077号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記特許文献1の運転支援システム装置は、バックミラーの代わりに前記車両の後方を撮影する後方撮影部との少なくとも一方であることが好まく、また、撮影部が異常であることを判定することができるようになるため、ドアミラーやバックミラーを備えない車両において有効である。と言う。
しかしながら、この運転支援システム装置は、走行車線を感知しながら多数のセンサと多数の情報処理を行い、それを車内の映像装置に映し出すため、運転操作が煩雑化している。また、走行車線の無い道路では、この運転支援システム装置は作動出来ない欠点を有している。
【0008】
更に、自動車において、運転手のマニュアル操作による運転時において、起きる事故原因には、
(1)狭い路地から広い道に進入時の左右側方の視界が建物等により遮られて悪いこと、
特に夜間時に無灯火の自転車や歩行者の視認性が悪く、出会い頭の衝突事故が多発し易いこと。これは、運転席よりも、自動車の先端部が大きく前方に突出しているために、左右の視界が確認できる位置まで運転席を前進停止させなければならないからである。
(2)ドアミラーは、ドアから20cm前後左右外側に突出しているから、交差点での停車時に自転車やバイクが後方から追越す時にドアミラーと接触事故を起こしたり、駐車時に歩行者がドアミラーにぶつかってドアミラーの損傷や歩行者が怪我をする事がしばしば発生している。
(3)更に、ドアミラーは、前方視界よりも、手前外側となるドアの外側にミラーが配置されているから、ドアミラーから後方を確認するときは、運転手の視線が前方と左右外側に有るドアミラーに大きく移動するから、一瞬前方への注意力が無くなり、前車が急停止時に対応出来ない可能性がある。と言う、大きな問題がある。
【0009】
本発明は、上記運転支援システム装置やドアミラーや狭い路地からの左右確認時の問題点に鑑みてなされたものである。
本発明の目的と構成は
上記ミラー装置において、運転席の運転者の目線を感知する各目線センサを各映像部の左右上下位置に備え、各目線センサが感知した各映像部(モニター)に対して、左右側方又は車側後方の映像を写し出すものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成すべく、本発明の第1実施態様のミラー装置は、運転席よりも前方に突出している自動車のフロントの左右位置に、左右視界を確認する映像カメラを設置し、運転席から見て左右の三角窓の内側又はダッシュボードの左右位置に映像部を配置させ、上記各映像カメラからの映像信号を処理する映像処理部からの映像信号により映像部にフロントの左右視界を写し出す自動車のミラー装置において、
左右の映像部内には運転手の視線即ち瞳孔を感知する目線センサを各々上部位置と下部位置に備え、運転手の目の瞳孔視線方向を感知する左右位置の各目線センサの何れかの感知信号により、映像処理部となるコンピュータからの監視指令で左右外観を映像部に表示することを特徴とする。
【0011】
本発明の第2実施態様のミラー装置は、上記請求項1の自動車のミラー装置において、上記映像処理部がコンピュータからの指令で写し出す外観は、映像部内の上部左右位置に備えた各目線センサの何れかが運転手の目からの瞳孔視線を感知する時はフロントの左右視界の何れかを写し出し、映像部内の下部左右位置に備えた各目線センサの何れかが運転手の目視線を感知する時は左右ドアの何れかの後方視界を写し出すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明の第1実施態様のミラー装置によると、ミラー装置において、映像部がコンピュータからの指令で写し出す外観は、運転者のみたい目線方向に対して自動車のフロント左右視界から自動車の左右後方視界の凡そ90°の範囲を各々表示するから、左右各々の映像部で自動車のフロント左右視界から自動車の左右後方視界迄の広範囲が映し出され、より一層の広い視界がえられ、安全運転に寄与できる。
【0013】
更に、第2実施態様のミラー装置によると、左右の映像部がコンピュータからの指令で写し出す外観は、映像部内の上部に備えた目線センサが運転手の目からの視線を感知する時はフロントの左右視界を写し出し、映像部内の下部に備え後方センサが運転手の目からの視線を感知する時は左右ドアの後方視界を写し出すから、見たい状況に対応した映像のみが映像部に大きく映し出せ、安全運転により一層に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1従来の第1の実施の形態を示し、ミラー装置を備えた自動車の平面図と側面図である。
図2従来の第1の実施の形態を示し、ミラー装置を備えた運転席の正面図である。
図3従来の第2の実施の形態を示し、ミラー装置を備えた運転席の正面図である。
図4】本発明の実施の形態を示し、ミラー装置の電気制御回路のブロック図である。
図5】本発明の実施の形態を示し、ミラー装置を備えた運転席の映像部と制御回路図である。
図6】本発明の実施の形態を示し、ミラー装置の映像部を示す正面図である。
図7】本発明の実施の形態を示し、自動車の先端部の正面図と側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図1図7を参照して本発明のミラー装置の各実施形態を説明する。
【0015】
従来のミラー装置100は、図1図4に示す。図1において、自動車1において、運転席2よりも前方に突出している自動車1のフロント3の左右位置に、左右視界を確認する映像カメラC1,C2を設置し、図2図3に示すように、運転席2から見て左右の三角窓4の内側4A,4B又はダッシュボード5の左右位置5A,5Bに映像部V0(V1,V1)を配置する。上記各映像カメラC1,C2からの映像信号e1,e2は、映像処理部10の入力部11を介して中央演算部12で演算処理された映像信号E1,E2により左右の映像部V0(V1,V1)に、図1図2図3図6に示すようにフロント3の左右視界X1,X2を写し出す構成をなしている。尚、6はフロントガラスである。
【0016】
更に、従来のミラー装置の発展系のミラー装置100Aは、図1において、自動車1のフロント3の左右位置に、左右視界を確認する映像カメラC1,C2の他に、夜間時に接近物を感知する赤外線センサS1,S2や超音波センサS3,S4を各々設置させている。更に、図4に示すように、上記赤外線センサS1,S2や超音波センサS3,S4からの感知信号A1,A2を受ける映像処理部10内の中央演算部12は、駆動部20に感知信号A1,A2を送り込み、ここから警告音Aを発する構成としている。
【0017】
従来の基本構成となる第1及び発展系の実施態様のミラー装置100,100Aによると、図1において、運転席2よりも先端部が前方に突出している自動車1のフロント3の左右位置に左右視界を確認する映像カメラC1,C2や夜間時に接近物を感知する赤外線センサS1,S2や超音波センサS3,S4等を各々設置し、図1図2において、運転席から見て左右の三角窓4の内側又は図3に見るように、ダッシュボード5の左右位置5A,5Bに映像部V0(V1,V1)を配置させたから、正しい運転姿勢のまま自動車1の先端位置における左右視界X1,X2は、勿論、接近物は昼夜を問わず、確実に認識できる作用と効果がある。特に、夜間時には赤外線センサS1,S2や超音波センサS3,S4により、目では感じ取れない接近物を感知することができる。
【0018】
本発明の基本構成となるミラー装置200は、図1図6に示すように、ドアミラーM1,M2を排除した左右ドアD1,D2における各位置、又は自動車1のフロント3の左右位置に後方監視カメラC3,C4を配置し、該後方監視カメラからの映像信号e3,e4は映像処理部10内の中央演算部12から映像信号E3,E4は、運転席から見て左右の三角窓4の内側又はダッシュボード5に備える映像部V0(V2,V2)に出力され、左右ドアD1,D2付近から後方視界X3,X4を写し出す構成をなしている。
【0019】
上記ミラー装置200によると、前方を凝視した目線をやや側方に向けた正しい運転姿勢のまま左右ドアの後方視界を視認できる効果がある。これにより、前方不注意による事故防止が出来る上、左右ドアの後方視界を明快に観察でき、現状のドアミラーD1,D2よりも安全運転に寄与できる。
【0020】
更にミラー装置300は、図2示すミラー装置100において、運転席2のハンドルH位置に映像カメラや夜間時に接近物を感知する赤外線センサや超音波センサ他を機能させる操作スイッチSを備えた。これにより、スイッチ操作Sで自動車のフロント左右視界を映像部V0に写し出すとともに接近物のアラームAを発するから、聴覚でも危険を感知可能である。
【0021】
本発明の基本構成となる第4のミラー装置400は、図4に示すように、上記各ミラー装置において、自動車のフロント左右視界X1,X2を映像部V0(V1,V1)に写し出し接近物のアラームAを発すると同時に駆動部Kが自動ブレーキBを機能させるから、自動車のフロント左右に危険物が接近すると自動停止し、未然に交通事故が防止できる構成となっている。
【0022】
本発明のミラー装置500は、図5の他に示すように、上記ミラー装置100~400において、左右の映像部V0(V1,V2)内に運転手の目線センサIS1,IS2,IS3,IS4を各々上下左右位置に備え、運転手の目からの視線を感知するセンサ位置は、検出処理部30で感知される構成を成す。この感知された映像部V0(V1又はV2)には、検出処理部30で感知された情報が映像処理部10内の中央演算部(コンピュータCPU)12に送られて演算処理されて特定された映像信号E1,E2により左右の映像部V0(V1,V1)の一つに外観を表示する。しかして、運転に不要時の映像を遮断し、安全運転に必要な瞬間時に自動車1のフロント3の左右視界X1,X2や左右ドアD1,D2の後方視界X3,X4を表示する。勿論、映像処理部10内の中央演算部(コンピュータCPU)12に検出処理部30の機能を持たせても良い。
これにより、運転に不要時の映像を遮断するとともに、安全運転に必要な瞬間時には、自動車のフロント3の左右視界X1,X2や左右ドアD1,D2の後方視界X3,X4を視認できる効果がある。
【0023】
本発明のミラー装置600は図6(b)に示すように、上記ミラー装置500において、映像部V0(V1,V2)が映像処理部10内の中央演算部(コンピュータCPU)12からの指令で写し出す外観は、自動車のフロント左右視界X1,X2から自動車の左右後方視界X3,X4の凡そ90°の範囲を各々表示する構成とした。これにより、左右各々の映像部V0,V0で自動車のフロント左右視界X1,X2から自動車1の左右後方視界X3,X4迄の広範囲が映し出され、より一層の広い視界がえられ、安全運転に寄与できる。
【0024】
本発明の更なるミラー装置700は、図6(a)に示すように、左右の映像部V0(V1,V2)が映像処理部10内の中央演算部(コンピュータCPU)12からの指令で写し出す外観は、図5に示すように、映像部V0内の上部映像部V1に備えた目線センサIS1,IS2が運転手の目からの視線を感知する時は、フロント3の左右視界X1,X2を写し出し、映像部V0,V0内の下部に備え目線センサIS3,IS4が運転手の目からの視線を感知する時は左右ドアD1,D2の後方視界X3,X4を写し出す構成とした。これにより、見たい状況に対応した映像が左右の映像部V0,V0に大きく映し出せ、安全運転に寄与できる。
【0025】
尚、図7の実施態様のミラー装置900は、図4に示すように、ミラー装置100におけるフロント3の左右位置に左右視界を確認する映像カメラC1,C2と、第2実施態様のミラー装置における後方監視カメラC3,C4からの各映像を映像処理部10内のメモリ部Mに保存する構成とした。これにより、図6(b)に示すような自動車の運転状況と外部風景が録画でき、ドライブレコーダーとしての機能も発揮できる。
【0027】
上記ミラー装置900は、図7に示すように、映像カメラC1,C2や赤外線センサS1,S2や超音波センサS3,S4を取付ける自動車1のフロント3の左右位置は、自動車のヘットライト位置の左右外側ではなく、前部ナンバープレートNPを自動車の最先端位置に取付ける取付枠Wの左右外縁WA,WB、又は上記取付枠Wに接近した前部バンパーB0の左右位置としても良い。
【0028】
上記ミラー装置900によると、自動車の最先端のナンバープレートNP及びこの付近に取付けた映像カメラC1,C2他により、自動車最先端の左右風景絵X1,X2他、暗闇でも接近物を感知する赤外線センサS1,S2や超音波センサS3,S4がいち早く、左右側方の情報を察知・感知していち早く危険回避できる。
【0029】
以上のように、本発明のミラー装置400~700によると、映像部がコンピュータからの指令で写し出す外観は、自動車のフロント左右視界から自動車の左右後方視界の凡そ90°の範囲を各々表示するから、左右各々の映像部で自動車のフロント左右視界から自動車の左右後方視界迄の広範囲が映し出され、より一層の広い視界がえられ、安全運転に寄与できる。
【0030】
更に、左右の映像部がコンピュータからの指令で写し出す外観は、映像部内の上部位置に備えた目線センサが運転手の目からの視線を感知する時は、フロントの左右視界を写し出し、映像部内の下部位置に備えた目線センサが運転手の目からの視線を感知する時は、左右ドアの後方視界を写し出すから、見たい状況に対応した映像のみが映像部に大きく映し出せ、安全運転により一層に寄与できる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明のミラー装置100~900は、その対象物を乗用車等の車両に限定して説明したが、この機能はトラックや大型車両、バス、電車にも適用可能である。
【符号の説明】
【0032】
1 自動車
2 運転席
3 フロント
4 三角窓
5 ダッシュボード
5A,5B 左右位置
10 映像処理部
11 入力部
12 中央演算部(コンピュータCPU)
20 駆動部
30 検出処理部
100~900 ミラー装置
A アラーム
A1,A2 感知信号
B 自動ブレーキ機構
C1~C4 映像カメラ
D1,D2 ドア
E1~E4 映像信号
e1,e2 映像信号
IS1~IS4 目線センサ
K 駆動部
M メモリ部
S 操作スイッチ
S1,S2 赤外線センサ
S3,S4 超音波センサ
V0(V1,V2) 映像部
X1,X2 左右視界
X3,X4 左右後方視界
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7