(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-15
(45)【発行日】2022-12-23
(54)【発明の名称】フィードバック情報の伝送方法及び装置
(51)【国際特許分類】
H04W 28/04 20090101AFI20221216BHJP
H04W 72/04 20090101ALI20221216BHJP
【FI】
H04W28/04 110
H04W72/04 131
(21)【出願番号】P 2018550439
(86)(22)【出願日】2017-02-08
(86)【国際出願番号】 CN2017073101
(87)【国際公開番号】W WO2017161971
(87)【国際公開日】2017-09-28
【審査請求日】2018-11-07
【審判番号】
【審判請求日】2020-10-29
(31)【優先権主張番号】201610180061.X
(32)【優先日】2016-03-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】201610320236.2
(32)【優先日】2016-05-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510065207
【氏名又は名称】大唐移▲動▼通信▲設▼▲備▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】DATANG MOBILE COMMUNICATIONS EQUIPMENT CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】1/F, Building 1, No.5 Shangdi East Road, Haidian District,Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】高 雪娟
(72)【発明者】
【氏名】潘 学明
(72)【発明者】
【氏名】▲鄭▼ 方政
(72)【発明者】
【氏名】司 ▲倩▼▲倩▼
【合議体】
【審判長】廣川 浩
【審判官】横田 有光
【審判官】齋藤 哲
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2016/040290(WO,A1)
【文献】国際公開第2017/014074(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B7/24-7/26
H04W4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ダウンリンク伝送を受信するステップと、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信するステップとを備え、
前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長であり、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定することは、方式1、方式2および方式3のうちの1つを含み、
方式1
、
前記ダウンリンク伝送のTTI長、及び前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定することは、
前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定し
、
方式2
前記方式2は、方式2-1、方式2-2、方式2-3、方式2-4、方式2-5、方式2-6および方式2-7のうちの1つを含み、
方式2-1
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-2
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-3
第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
方式2-4
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-5
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-6
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-7
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
前記L3は時間
を単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値であり、
方式3
前記方式3は、方式3-1または方式3-2を含み、
方式3-1
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び前記第2TTI長、及び前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、
方式3-2
前記第2TTI長、及び前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定することを特徴とするフィードバック情報の送信方法。
【請求項2】
前記方式3-1において、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定することを特徴とする請求項1に記載のフィードバック情報の送信方法。
【請求項3】
前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、
前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示し、
または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフィードバック情報の送信方法。
【請求項4】
前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボルまたはTTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフィードバック情報の送信方法。
【請求項5】
複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信されると確定する場合、
複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードし、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記カスケードされた後のACK/NACKフィードバック情報を送信し、
及び/または、
前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルであることを特
徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のフィードバック情報の送信方法。
【請求項6】
前記第2TTI長は、前記設定シグナリングにより、予め設定されたか、または設けられた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値であるか、
または、前記設定シグナリングにより指示された、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値であることを特徴とする請求項1に記載のフィードバック情報の送信方法。
【請求項7】
ダウンリンク伝送を送信するステップと、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するステップとを備え、
前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長であり、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定することは、方式1、方式2および方式3のうちの1つを含み、
方式1
、
前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定し
、
方式2
前記方式2は、方式2-1、方式2-2、方式2-3、方式2-4、方式2-5、方式2-6および方式2-7のうちの1つを含み、
方式2-1
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-2
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-3
第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
方式2-4
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-5
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-6
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-7
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
前記L3は時間
を単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値であり、
方式3
前記方式3は、方式3-1または方式3-2を含み、
方式3-1
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び前記第2TTI長、及び前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、
方式3-2
前記第2TTI長、及び前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定することを特徴とするフィードバック情報の受信方法。
【請求項8】
方式3-1において、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定することを特徴とする請求項7に記載のフィードバック情報の受信方法。
【請求項9】
前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、
前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示し、
または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示することを特徴とする請求項7または請求項8に記載のフィードバック情報の受信方法。
【請求項10】
前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のフィードバック情報の受信方法。
【請求項11】
複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信されると確定する場合、
前記ACK/NACKフィードバック情報は、複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードして得られたものであると確定し、
及び/または、
前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルであることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のフィードバック情報の受信方法。
【請求項12】
前記第2TTI長は、前記設定シグナリングにより、予め設定されたか、または設けられた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値であるか、
または、前記設定シグナリングにより指示された、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値であることを特徴とする請求項7に記載のフィードバック情報の受信方法。
【請求項13】
ダウンリンク伝送を受信する受信モジュールと、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信し、前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である送信モジュールとを備え、
前記送信モジュールは、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定することは、方式1、方式2および方式3のうちの1つを含み、
方式1
、
前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域における
リソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定し
、
方式2
前記方式2は、方式2-1、方式2-2、方式2-3、方式2-4、方式2-5、方式2-6および方式2-7のうちの1つを含み、
方式2-1
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-2
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-3
第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
方式2-4
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-5
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-6
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースをて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-7
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
前記L3は時間
を単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値であり、
方式3
前記方式3は、方式3-1または方式3-2を含み、
方式3-1
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び前記第2TTI長、及び前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、
方式3-2
前記第2TTI長、及び前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定することを特徴とするフィードバック情報の送信装置。
【請求項14】
方式3-1において、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のア
ップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定することを特徴とする請求項13に記載のフィードバック情報の送信装置。
【請求項15】
前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、
前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示し、
または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示することを特徴とする請求項13または請求項14に記載のフィードバック情報の送信装置。
【請求項16】
前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボルまたはTTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであることを特徴とする請求項13または請求項14に記載のフィードバック情報の送信装置。
【請求項17】
前記送信モジュールが、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信することを確定する場合、
複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードし、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記カスケードされた後のACK/NACKフィードバック情報を送信し、
及び/または、
前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルであることを特
徴とする請求項13または請求項14に記載のフィードバック情報の送信装置。
【請求項18】
前記第2TTI長は、前記設定シグナリングにより、予め設定されたか、または設けられた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値であるか、
または、前記設定シグナリングにより指示された、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値であることを特徴とする請求項13に記載のフィードバック情報の送信装置。
【請求項19】
ダウンリンク伝送を送信する送信モジュールと、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信し、前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である受信モジュールとを備え、
前記受信モジュールは、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定することは、方式1、方式2および方式3のうちの1つを含み、
方式1
、
前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定し
、
方式2
前記方式2は、方式2-1、方式2-2、方式2-3、方式2-4、方式2-5、方式2-6および方式2-7のうちの1つを含み、
方式2-1
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-2
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-3
第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
方式2-4
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-5
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として確定し、
方式2-6
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として、
方式2-7
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースを、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するためのアップリンク時間領域におけるリソース位置として、
前記L3は時間
を単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、
前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値であり、
方式3
前記方式3は、方式3-1または方式3-2を含み、
方式3-1
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び前記第2TTI長、及び前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、
方式3-2
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するか、または、前記第2TTI長、及び前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定することを特徴とするフィードバック情報の受信装置。
【請求項20】
方式3-1において、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
前記設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のア
ップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定することを特徴とする請求項19に記載のフィードバック情報の受信装置。
【請求項21】
前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、
前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示し、
または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示することを特徴とする請求項19または請求項20に記載のフィードバック情報の受信装置。
【請求項22】
前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであることを特徴とする請求項19または請求項20に記載のフィードバック情報の受信装置。
【請求項23】
前記受信モジュールは、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が、同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信されると確定する場合、
前記ACK/NACKフィードバック情報は、複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードして得られたものであると確定し、
及び/または、
前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルであることを特徴とする請求項19または請求項20に記載のフィードバック情報の受信装置。
【請求項24】
前記第2TTI長は、前記設定シグナリングにより、予め設定されたか、または設けられた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値であるか、
または、前記設定シグナリングにより指示された、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値であることを特徴とする請求項19に記載のフィードバック情報の受信装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信技術分野に関し、特にフィードバック情報の伝送方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
移動体通信トラフィックの需要が変化するにつれて、ITUなどを含む数多くの組織は、将来の移動通信システムに必要とされるように、より短いユーザプレーン遅延を定義している。 ユーザプレーン遅延を短縮するための1般的な方法は、送信時間間隔(TTI,Transmission Time Interval)の長さを短縮することである。トラヒックチャネルのTTIが低減された後、ダウンリンクデータのACK(Acknowledgement)/NACK(Non-Acknowledgement)フィードバック情報をどのように送信するかに関する解決策は今まで存在しなかった。
【0003】
従来のLTEフレーム構成(LTE Rel-8/9/10/11/12/13)に関する説明は以下通りである。
【0004】
従来のLTE FDDシステムにフレーム構成タイプ1(Frame Structure Type 1, FS1と略称)が利用される。システムにおいて、アップリンク及びダウンリンク伝送に異なるキャリア周波数が利用され、アップリンク及びダウンリンク伝送に同様なフレーム構成が利用される。各々キャリアにおいて、1つの10msの無線フレームに10個の1msサブフレームが含まれ、各々サブフレームを2つの0.5msのスロットに分割し、アップリンク及びダウンリンクデータ送信のTTIは1msである。
【0005】
従来のLTE TDD(Time Division Duplex,TDD)システムにフレーム構成タイプ2(Frame Structure Type 2,FS2と略称)が利用される。TDDシステムにおいて、アップリンク及びダウンリンク伝送に同様な周波数上の異なるサブフレームまたは異なるスロットが利用される。
図2はFS2構成図である。FS2における各々10msの無線フレームは2つの5msのハーフフレームより構成され、各々ハーフフレームに5個の1msのサブフレームが含まれる。FS2におけるサブフレームは、3種類があり、それぞれは、ダウンリンクサブフレーム、アップリンクサブフレーム及びスペシャルサブフレームである。各々 スペシャルサブフレームは、ダウンリンク伝送スロット(Downlink Pilot Time Slot,DwPTS)、GP(Guard Period)及びアップリンク伝送スロット(Uplink Pilot Time Slot,UpPTS)との3つの部分より構成される。ここで、DwPTSは、ダウンリンクパイロット、ダウンリンクトラフィックデータ及びダウンリンク制御シグナリングを伝送する。GPは如何なる信号も伝送しない。UpPTSは、ランダムアクセス信号及びSRS(Sounding Reference Symbol)のみを伝送し、アップリンクサービスまたはアップリンク制御情報を伝送しない。各々ハーフフレームに少なくとも1つのダウンリンクサブフレーム及び少なくとも1つのアップリンクサブフレーム、及び多くて1つのスペシャルサブフレームが含まれる。FS2は7種UL/DLサブフレーム構成を有し、表1に示す。
【0006】
【0007】
従来のLTE FDD/TDDのACK/NACKフィードバッククタイミングを説明するLTE Rel-8システムにおいて、FDDシステムでは、各々サブフレームにアップリンクリソースがあるため、番号がnであるダウンリンクサブフレームのACK/NACKフィードバック情報は、番号がn+4であるアップリンクサブフレームにおいて伝送される。TDDシステムでは、UL/DL伝送に周波数領域リソースを共有するため、表1通りのUL/DLサブフレームを分割する必要がある。異なるダウンリンクサブフレームのACK/NACKフィードバック情報は、同一のアップリンクサブフレームにおいて伝送され、表2に示すように、番号がnであるアップリンクサブフレームに対応する集合K:{k0,k1,…kM-1}における各々k値により、ACK/NACKフィードバックを行るダウンリンクサブフレーム(番号がn-kであるダウンリンクサブフレームが含まれ、スペシャルサブフレームが含まれる)、及び、M個のダウンリンクサブフレームをフィードバックするACK/NACKフィードバック情報を決定することができる。Mは、集合K内のエレメント数であり、異なるアップリンクサブフレーム及び異なるTDD UL/DL構成の値が異なる可能性がある。
【0008】
【0009】
表2の番号は、無線フレームを単位とし、例えば、サブフレーム番号n-kが0より小さければ、当該サブフレームは直前の無線フレームに属することを示す。
【0010】
キャリアが集約されると、端末は複数のキャリアにわたって同時に動作することができるが、一部のキャリア、例えば、プライマリコンポーネントキャリア(Primary Component Carrier,PCCPCC)の物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,PUCCH)においてACK/NACKフィードバック情報を伝送する。従って、端末は、アップリンクサブフレームにおいて、複数のキャリアに対応するACK/NACKフィードバック情報をさらにフィードバックする必要がある。端末のために集約されたすべてのキャリアがFDDキャリアである場合、各々キャリア上のACK/NACKフィードバックタイミングは、n+4に従って決定される。端末のために集約されたすべてのTDDキャリアである場合、すべてのTDDキャリアのTDD UL/DL構成が同様であれば、各々キャリア上のACK/NACKフィードバックタイミングは、当該TDD UL/DL構成に対応する表2に示すフィードバックタイミングに従って決定される。集約されたTDDキャリアのTDD UL/DL構成異なる場合、特定の規則に従って、セカンダリコンポーネントキャリア(Secondary Component Carrier,SCC)のためのTDD UL/DL構成を定義し、基準TDD UL/DL構成に対応する表2に示すフィードバックタイミングでACK/NACKフィードバックを行る。端末のために集約されたキャリアにFDDキャリアも、TDDキャリアも含まれる場合、FDDキャリアをPCCとすれば、各々キャリア上のACK/NACKフィードバックタイミングは、n+4に従って行う。TDDキャリアをPCCとすれば、特定の規則に従って、SCCのために基準TDD UL/DL構成を定義し、基準TDD UL/DL構成に対応する表2に示すフィードバックタイミングで、ACK/NACKフィードバックを行う。次のLTEリリース(Release)では、集約されたキャリアはさらに複数のキャリアグループにグループ化され、各々キャリアグループ内の1のキャリアにおいてPUCCHを介してACK/NACKをフィードバックする。このとき、各キャリアグループ内のSCCに対するフィードバックタイミングは、キャリアグループ内の集約されたキャリアに対応する上記の場合のように決定することができる
LTEシステムにおいて、従来のチャネル伝送に、TTI=1msで定義され、1msではないTTIを採用する場合、TTIの長さが異なるデータには、異なる送信および処理遅延が必要であるため、最も早くACK/NACKフィードバックを行うことができる時間位置が異なる。この場合、従来のメカニズムで固定ACK/NACKフィードバックタイミングに従ってACK/NACKフィードバックする方法はもはや適用できないが、従来のメカニズムの固有のACK/NACKフィードバックタイミングでACK/NACKフィードバックする方法はもはや適用できない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明に係る実施例はフィードバック情報の伝送方法及び装置を提供し、ダウンリンクデータ伝送に用いる動的に変化するTTI長に対し、新しいフィードバックタイミングを定義して、処理遅延を満たす最も早いアップリンク送信リソースを介して送信されるダウンリンクデータのACK/NACKフィードバック情報を決定し、システム遅延を短縮する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
第1態様によれば、本発明の実施例に係るフィードバック情報の送信方法は、
ダウンリンク伝送を受信するステップと、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信するステップとを備え、
前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である。
【0013】
当該方法によれば、ダウンリンク伝送を受信し、かつ少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信することにより、新しいフィードバックタイミングを定義して、ダウンリンクデータのACK/NACKフィードバック情報が、処理遅延を満たす最も早いアップリンク伝送リソースにおいて伝送されることを確定して、フィードバックすることができ、システム遅延を短縮する。
【0014】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信する場合、
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより以後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送のTTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
前記L1は時間と単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記L2はシンボルを単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数である。
【0015】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信する場合、
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
前記L3は時間と単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値である。
【0016】
好ましくは、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する。
【0017】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定する。
【0018】
好ましくは、前記設定シグナリングは、高位層シグナリングであるか、前記設定シグナリングであり、前記ダウンリンク伝送に対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに含まれ、
及び/または、前記設定シグナリング、異なるTTI長を利用するダウンリンク伝送のために設定した前記第2TTI長は同様であるかまたは異なる
好ましくは、前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、
前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示し、
または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示する。
【0019】
好ましくは、前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボルまたはTTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIである。
【0020】
好ましくは、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信されると確定する場合、
複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードし、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記カスケードされた後のACK/NACKフィードバック情報を送信する。
【0021】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルである。
【0022】
好ましくは、前記第2TTI長は、エレメンタリー短いTTIユニットであり、前記エレメンタリー短いTTIユニットは、時間領域において伝送するエレメンタリー単位であるか、または、前記第2TTI長は、システムによりサポートされる複数のTTI長のうちの1つである。
【0023】
第2態様によれば、本発明の実施例に係るフィードバック情報の受信方法は、
ダウンリンク伝送を送信するステップと、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信するステップとを備え、前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である。
【0024】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信する場合、
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより以後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送のTTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
前記L1は時間と単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記L2はシンボルを単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数である。
【0025】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信する場合、
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにいいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
前記L3は時間と単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値である。
【0026】
好ましくは、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する。
【0027】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定する。
【0028】
好ましくは、前記設定シグナリングは、高位層シグナリングであるか、前記設定シグナリングであり、前記ダウンリンク伝送に対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに含まれ、
及び/または、前記設定シグナリング、異なるTTI長を利用するダウンリンク伝送のために設定した前記第2TTI長は同様であるかまたは異なる。
【0029】
好ましくは、前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、
前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示し、
または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示する。
【0030】
好ましくは、前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIである。
【0031】
好ましくは、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信されると確定する場合、
前記ACK/NACKフィードバック情報は、複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードして得られたものであると確定する。
【0032】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルである。
【0033】
好ましくは、前記第2TTI長は、エレメンタリー短いTTIユニットであり、前記エレメンタリー短いTTIユニットは、時間領域において伝送するエレメンタリー単位であるか、または、前記第2TTI長は、システムによりサポートされる複数のTTI長のうちの1つである。
【0034】
第3態様によれば、本発明の実施例に係るフィードバック情報の送信装置は、
ダウンリンク伝送を受信する受信モジュールと、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信し、前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である送信モジュールとを備える。
【0035】
好ましくは、前記送信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信する場合、
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより以後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送のTTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
前記L1は時間と単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記L2はシンボルを単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数である。
【0036】
好ましくは、前記送信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信する場合、
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、
前記L3は時間と単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値である。
【0037】
好ましくは、前記送信モジュールは、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する。
【0038】
好ましくは、前記送信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定する。
【0039】
好ましくは、前記設定シグナリングは、高位層シグナリングであるか、前記設定シグナリングであり、前記ダウンリンク伝送に対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに含まれ、
及び/または、前記設定シグナリング、異なるTTI長を利用するダウンリンク伝送のために設定した前記第2TTI長は同様であるかまたは異なる
好ましくは、前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、
前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示し、
または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示する。
【0040】
好ましくは、前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボルまたはTTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIである。
【0041】
好ましくは、前記送信モジュールがは、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信することを確定する場合、
複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードし、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記カスケードされた後のACK/NACKフィードバック情報を送信する。
【0042】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルである。
【0043】
好ましくは、前記第2TTI長は、エレメンタリー短いTTIユニットであり、前記エレメンタリー短いTTIユニットは、時間領域において伝送するエレメンタリー単位であるか、または、前記第2TTI長は、システムによりサポートされる複数のTTI長のうちの1つである。
【0044】
第4態様によれば、本発明の実施例に係るフィードバック情報の受信装置は、
ダウンリンク伝送を送信する送信モジュールと、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信し、前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である受信モジュールとを備える。
【0045】
好ましくは、前記受信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信する場合、
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより以後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送のTTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
前記L1は時間と単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記L2はシンボルを単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数である。
【0046】
好ましくは、前記受信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信する場合、
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnであり、
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにいいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、
前記L3は時間と単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値である。
【0047】
好ましくは、前記受信モジュールは、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する。
【0048】
好ましくは、前記受信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定し、
設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定する。
【0049】
好ましくは、前記設定シグナリングは、高位層シグナリングであるか、前記設定シグナリングであり、前記ダウンリンク伝送に対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに含まれ、
及び/または、前記設定シグナリング、異なるTTI長を利用するダウンリンク伝送のために設定した前記第2TTI長は同様であるかまたは異なる。
【0050】
好ましくは、前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、
前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示し、
または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示する。
【0051】
好ましくは、前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIである。
【0052】
好ましくは、前記受信モジュールは、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が、同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信されると確定する場合、
前記ACK/NACKフィードバック情報は、複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードして得られたものであると確定する。
【0053】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルである。
【0054】
好ましくは、前記第2TTI長は、エレメンタリー短いTTIユニットであり、前記エレメンタリー短いTTIユニットは、時間領域において伝送するエレメンタリー単位であるか、または、前記第2TTI長は、システムによりサポートされる複数のTTI長のうちの1つである。
【0055】
5番目態様によれば、本発明の実施例に係る装置は、ロセッサと、送受信機と、メモリとを備え、前記プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを読み出して、上記第1態様に記載のいずれの前記方法を執行する。
【0056】
第6態様によれば、本発明の実施例に係る装置は、プロセッサと、送受信機と、メモリとを備え、前記プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを読み出して、上記第2態様に記載のいずれの前記的方法を執行する。
【図面の簡単な説明】
【0057】
本発明に係る実施例や従来の技術方案をより明確に説明するために、以下に実施例を説明するために必要な図面をについて簡単に紹介する。無論、以下の説明における図面は本発明に係る実施例の1部であり、当業者は、創造性作業を行わないことを前提として、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
【0058】
【
図1】本発明の実施例に係るフィードバック情報の送信方法のフローチャートである。
【
図2】本発明の実施例に係るフィードバック情報の受信方法のフローチャートである。
【
図3】本発明の実施例に係るフィードバック情報のフィードバックタイミングを示す図である。
【
図4】本発明の実施例に係る第2種のフィードバック情報のフィードバックタイミングを示す図である。
【
図5】本発明の実施例に係る第3種のフィードバック情報のフィードバックタイミングを示す図である。
【
図6】本発明の実施例に係る第4種のフィードバック情報のフィードバックタイミングを示す図である。
【
図7】本発明の実施例に係る5番目種のフィードバック情報のフィードバックタイミングを示す図である。
【
図8】本発明の実施例に係るフィードバック情報の送信装置の構成図である。
【
図9】本発明の実施例に係るフィードバック情報の受信装置の構成図である。
【
図10】本発明の実施例に係る他のフィードバック情報の送信装置の構成図である。
【
図11】本発明の実施例に係る他のフィードバック情報の受信装置の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0059】
本発明に係る実施例はフィードバック情報の伝送方法及び装置を提供し、ダウンリンクデータ伝送に用いる動的に変化するTTI長に対し、新しいフィードバックタイミングを定義して、処理遅延を満たす最も早いアップリンク送信リソースを介して送信されるダウンリンクデータのACK/NACKフィードバック情報を決定し、システム遅延を短縮する。
【0060】
図1に示す、本発明の実施例に係るフィードバック情報の送信方法は、端末(User Equipment,UE)側において執行され、当該方法は、以下のステップを備える。
【0061】
S101において、ダウンリンク伝送を受信する。
【0062】
S102において、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信し、前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である。
【0063】
好ましくは、前記設定シグナリングは、高位層シグナリングであるか、前記設定シグナリングであり、前記ダウンリンク伝送に対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに含まれる。及び/または、前記設定シグナリングにより、異なるTTI長を用いるダウンリンク伝送のために設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長は同様であるかまたは異なる。
【0064】
好ましくは、前記設定シグナリングは、ACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長を設定する場合、前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示し、または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示する。
【0065】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネル(即ち、動的にスケジューリングされた第1物理ダウンリンク共有チャネル)であるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネル(即ち、SPS 第1物理ダウンリンク共有チャネル)である。前記第1物理ダウンリンク制御チャネル及び/または前記第1物理ダウンリンク共有チャネルのTTI長は1msより小さいか等しい。勿論その長さが1msを超える場合を除外しない。
【0066】
例えば、本発明実施例では、UEはDL TTI長に基づき、そのACK/NACKフィードバックの時間領域位置(即ち、時間領域リソース)を動的に確定することができ、1つのDL TTIの終了位置から、DL TTI長*3を満たす1番目のUL TTIにおいて、伝送する。
【0067】
以下、UE側で、フィードバック情報のフィードバックタイミングを確定するいくつかの方式を説明する。
【0068】
前記ダウンリンク伝送のTTI長は、L1ミリ秒(ms)であるか、またはL2個のシンボルである。ここで、L1は1msまたは1msより短い小数の値である。通常のCPの場合、L2は14であるか、または、14より小さい値である。拡張CPの場合、L2は12または12より小さい値である。勿論、L1は1msより長い小数または整数値であることもできる。通常のCPの場合、L2は14より大きい値であり、拡張CPの場合、12より大きい値であることもできる。
【0069】
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長(即ち、スケジューリングされたダウンリンク伝送のTTI長、以下も同様)及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、以下の方式で確定する。
【0070】
〈方法1〉前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより以後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0071】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0072】
または、前記ダウンリンク伝送のTTI長に従ってTTIに番号をつけ、前記ダウンリンク伝送のTTI番号がnであれば、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0073】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後、間隔がL1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボル(即ち、間隔に、ACK/NACK伝送位置自身が含まれなく、また、前記ダウンリンク伝送の最後1つのシンボルもふくまれない。シンボル1の例を取って、当該シンボル位置の後、1つのシンボルの間隔を置いて、即ち、シンボル3である)より小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0074】
上記方法において、前記L1は時間と単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記L2はシンボルを単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数である。
【0075】
〈方法2〉前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する。
【0076】
〈方法3〉前記ダウンリンク伝送のTTI長及び前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置(即ち、前記ダウンリンク伝送の開始シンボルから始まり、第1TTI長に基づいて確定された終了位置である。当該位置は、実にスケジューリングした当該ダウンリンク伝送のTTI長に基づいて確定された終了位置より後ろの位置である可能性があり、以下同様)の以後の、L3*kの時間の長さまたは、L4*k個のシンボルの以後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0077】
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0078】
または、第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、前記ダウンリンク伝送のTTI番号がnであれば、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0079】
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボル(即ち、間隔に、ACK/NACK伝送位置自身が含まれなく、また、前記ダウンリンク伝送の最後1つのシンボルもふくまれない。シンボル1の例を取って、当該シンボル位置の後、1つのシンボルの間隔を置いて、即ち、シンボル3である)より小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0080】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0081】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0082】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0083】
前記第1TTI長は、前記第2TTI長(方法2に対応)であるか、または、前記第1TTI長は、前記第2TTI長または前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値(方法に対応)または最小値または平均値である。
【0084】
前記設定シグナリングにより設定されたTTI長は、L3ミリ秒(ms)またはL4個のシンボルである。L3は、1msまたは1msより短い小数の値である。L4は、前記設定シグナリングにより設定されたシンボル数である。L4は、通常のCPの場合、14であるかまたは14より小さい値であり、拡張CPの場合、12であるかまたは12より小さい値である。勿論、L3は1msより長い小数または整数値であることができ、L4は通常のCPの場合14より大きい値であり、拡張CPの場合12より大きい値であることができる。
【0085】
前記設定シグナリングは高位層シグナリングであり、例えば、無線リソース制御(Radio Resource Control,RRC)シグナリング、媒体アクセス制御(Media Access Control,MAC)シグナリング、MIB(Master Information Block)シグナリング、SIB(System Information BSlock)シグナリングなどであることができる。または、前記設定シグナリングは、前記ダウンリンク伝送に対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに含まれることができる。即ち、当該第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内の特定ビットフィールドは、前記第2TTI長を示す。
【0086】
前記設定シグナリング、前記ダウンリンクデータに異なるTTI長を利用して伝送する場合設定された第2TTI長は同様であるか異なる。例えば、データ伝送のTTI長がa1である場合、第2TTI長をb1とするように設定する。データ伝送のTTI長がa2ある場合、第2TTI長をb2とするように設定する。ここで、a1、a2は、TTI長であるかまたはTTI長の集合である。即ち、a1に2つ以上のTTI長が含まれる場合、a1に含まれるTTI長でデータを伝送際に、b1のTTI長で、ACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する。
【0087】
前記設定シグナリングは第2TTI長を直接に指示することができる。当該TTI長は予め定義された集合内の1つの値である。前記第2TTI長と前記設定シグナリングの指示フィールド状態の対応関係は、予め設定されたか、設けたものである。または、前記設定シグナリングは、第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示する。前記オフセット値と前記設定シグナリングの指示フィールド状態の対応関係は、予め設定されたか、設けたものである。前記オフセット値が0である場合、前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定することを示す。前記オフセット値が0ではない場合、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び前記オフセット値に基づき、ACK/NACK時間領域位置の確定に用いられる実のTTI長を決定する。例えば、前記ダウンリンク伝送のTTI長と前記オフセット値の和、または、前記オフセット値との積を、ACK/NACK時間領域位置の確定に用いられる実のTTI長とする。設定シグナリングの他の状態で、前記ダウンリンク伝送のTTI長前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定することを示すように約定することができる。残り状態または一部の残り状態で実のオフセット値を示すように約定することもできる。。
【0088】
上記方法1,2,3において、即ち、処理遅延をダウンリンク伝送処理に関わるACK/NACKを生成するステップなどに必要とする時間とすれば、例えば、処理遅延を、前記ダウンリンク伝送のTTI長*k、または前記第2TTI長*k、またはmax(前記第2TTI長とする。前記ダウンリンク伝送のTTI長)*k,max(a,b)は、aまたはbのうちの最大値である。kは予め定義されたか、設けた正整数の値または小数である。例えば、k=3,即ち、この際の処理遅延にダウンリンク伝送自身の受信時間が含まれない。または、k=4、即ち、この際の処理遅延にダウンリンク伝送自身の受信時間が含まれる。上記方法1,2,3では、処理遅延にダウンリンク伝送自身の受信時間が含まれないの例を取ってが、勿論、処理遅延にダウンリンク伝送自身の受信時間が含まれば、上記記載の遅延起点は、それぞれのダウンリンク伝送自身の開始時間位置であるべきか、開始シンボル位置であり、終了時間位置または終了シンボル位置ではない。具体的な説明は類似するため、繰り返さない。
【0089】
〈方法4〉フィードバック情報のフィードバックタイミングを確定する場合、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延指示フィールドに基づき前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する。
【0090】
即ち、方法4は、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定する(当該ステップは、上記方法1,2,3を採用することができる)。
【0091】
設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定する。
【0092】
好ましくは、方法4は、具体的に、前記フィードバック遅延指示フィールドの1つの状態は、「前記ダウンリンク伝送のTTI長または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する」を示す。前記フィードバック遅延指示フィールド野たの状態または一部の他の状態それぞれは、「前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、異なる時間の長さを遅延して、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を得る」を示す。遅延の粒度は、1つのACK/NACK伝送に占有された時間領域リソースの長さを単位とし、例えば、ACK/NACK伝送ごとにS1つのシンボルやS2個のTTIを占有すれば、遅延指示フィールドは、遅延しない、またはS1つのシンボルまたはS1の整数倍数のシンボルを遅延するように指示ことができる。または、S2個のTTIまたはS2の整数倍数のTTIを遅延するように指示こともできる。また、システムにより定義されたACK/NACK伝送に用いられる時間領域リソースを単位とし、例えば、1つの無線フレームにおいて5つのACK/NACK時間領域におけるリソース位置を定義したのであれば、遅延指示フィールドは、遅延しないか、または、1、2、3、4個のACK/NACK時間領域リソースを遅延するように指示ことができる。
【0093】
前記kは、予め設定されたか、設けた正整数または小数である。例えば、k=3または4であり、または、kは3または4より小さい小数である。
【0094】
前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のシンボルがアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられるシンボル/TTIである。シンボルを例とし、例えば、サブフレーム内の、アップリンク伝送のためのいずれのシンボルでは、当該シンボルが上記条件を満たされば、当該シンボルを起点として、ACK/NACKを伝送する。ACK/NACKは当該シンボルを占有して伝送されるか、または、当該シンボルのうちの先頭A個のシンボルを占有して伝送される。以当該シンボルから開始する場合、当該シンボルが含まれるサブフレームに連続A個のシンボルがなければ、当該シンボルから開始する連続のアップリンクシンボルを占有して伝送され、または、当該シンボルのみにおいて伝送されるように約定される。これは、アップリンク時間領域リソースが存在すれば、早めにACK/NACKフィードバックを行い、遅延を低減することに相当する。TTIの場合、これと類似し、繰り返して説明しない。
【0095】
または、アップリンク伝送に用いられるシンボル/TTI(即ち、この際に、サブフレーム境界の制限を設定する)である。シンボルを例とし、例えば、作アップリンク伝送のためのいずれかのシンボルに対し、上述のように判断することができる。当該シンボルが上記条件を満足すれば、当該シンボルを起点としてACK/NACKを伝送する。ACK/NACKは当該シンボルを占有して伝送されるか、または、当該シンボルのうちの先頭A個のシンボルを占有して伝送される。以当該シンボルから開始する場合、連続A個のシンボルがなければ、当該シンボルから開始する連続のアップリンクシンボルを占有して伝送され、または、当該シンボルのみにおいて伝送されるように約定される。これは、アップリンク時間領域リソースが存在すれば、早めにACK/NACKフィードバックを行い、遅延を低減することに相当する。条件を満たすシンボルは、サブフレームテールに位置し、当該サブフレームに連続A個のシンボルがないが、次のサブフレームの少なくとも先頭一部のシンボルがアップリンクに用いられる場合、当該シンボルを起点とし、2つのサブフレームわたる連続A個のシンボルを占有して伝送される。TTIの場合、これと類似し、繰り返して説明しない。
【0096】
または、全部または一部のシンボルがアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる一部のシンボル/TTIである。シンボルを例とし、例えば、前記サブフレーム内のアップリンク伝送に用いられるシンボルのうちの先頭B個のシンボルまたは後ろのB個のシンボルとする。Bは、予め設定されたか、または設けた0より大きい正整数である。前記サブフレーム内の特定位置にあるシンボルに対し、上述のように判断する。例えば、当該サブフレーム内のアップリンク伝送に用いられるシンボルのうちの1番目のシンボルまたは、後ろからのB番目のシンボルに対して判断する。当該シンボルが上記条件を満足すれば、当該シンボルを起点としてACK/NACKを伝送する。ACK/NACKは当該シンボルを占有して伝送されるか、または、当該シンボルの最初連続のB個のシンボルを占用して伝送される。また、例えば、前記サブフレーム内のアップリンク伝送に用いられるシンボルのうちの1番目のシンボルまたは最後のシンボルに対して判断する。当該シンボルが上記条件を満足すれば、当該シンボルにおいてACK/NACKを伝送し、ACK/NACKは当該シンボルを占有して伝送される。TTIの場合、これと類似し、繰り返して説明しない。
【0097】
または、アップリンク伝送のためのシンボル数がAより小さくない連続シンボル場合の、サブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIである。シンボルを例とし、例えば、当該サブフレーム内のアップリンク伝送のための連続N個のシンボルのうちの先頭A個のシンボルに対し上述のように判断する(即ち、1番目のシンボルが上述条件を満たすかを判断し、満たされば、先頭A個のシンボルのいずれも満たす)。上述条件を満たされば、前記連続N個のシンボルのうちの1番目のシンボルを起点として、ACK/NACKを伝送する。ACK/NACKはA個の連続シンボルを占有して伝送される。また、例えば、当該サブフレーム内のアップリンク伝送のための連続N個のシンボルのうちの後ろのA個のシンボル対して上述のように判断する(即ち、当該N個の連続シンボルのうち後ろからA番目のシンボルが上述条件を満たすかを判断し、満たされば、後ろA個のシンボルのいずれも満たす)。上述条件を満たされば、前記連続N個のシンボルのうち後ろからA番目のシンボルを起点として、ACK/NACKを伝送する。ACK/NACKはA個の連続シンボルを占有して伝送される。また、例えば、当該サブフレーム内のアップリンク伝送のための連続N個のシンボルのうちの先頭N-A個のシンボルそれぞれに対して上述のように判断する(即ち、現在のシンボルが上述条件を満たすかを判断する。満たされば、当該シンボルの最初のA個の連続シンボルのいずれも満たす)。上述条件を満たされば、当該シンボルを起点としてACK/NACKを伝送する。ACK/NACKはA個の連続シンボルを占有して伝送される。また、例えば、当該サブフレーム内のアップリンク伝送のための連続N個のシンボルのうちの後ろのN-A個のシンボルそれぞれに対して上述のように判断する(即ち、現在のシンボルが上述条件を満たすかを判断する。満たされば、当該シンボルの最初のA個の連続シンボルのいずれも満たす)。上述条件を満たされば、当該シンボルを起点としてACK/NACKを伝送する。ACK/NACKはA個の連続シンボルを占有して伝送される。TTIの場合、これと類似し、繰り返して説明しない。上記方法1~4でダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、複数のダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で伝送されると確定すれば、複数のダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数のダウンリンク伝送それぞれに対応するACK/NACKフィードバック情報をカスケードして、共同してエンコードされだ後、ともに伝送する。ここで、DAIは、カウンタとして、現在ダウンリンク伝送までに、同一のキャリアにおいてスケジューリングされた、同一の時間領域位置でACK/NACKフィードバックするダウンリンク伝送の総数を示すか、または、現在ダウンリンク伝送までに、複数のキャリア及び/またはTTIにおいてスケジューリングされた、同一の時間領域位置でACK/NACKフィードバックするダウンリンク伝送の総数を示す。DAI値の連続性により、中間位置でダウンリンク伝送の紛失の有無を判断することができる。例えば、受信した1番目のダウンリンク伝送のDAIが1、第2ダウンリンク伝送のDAIが3であれば、受信した第1及び第2のダウンリンク伝送の間、1つのダウンリンク伝送が紛失された。当該紛失されたダウンリンク伝送に対しNACKを生成してフィードバック情報とし、また、これによりそのDAIの値が2であると推定でき、DAIの値に従って当該3つのダウンリンク伝送のACK/NACKを順番つけてカスケードすることができる。例えば、DAI昇順でカスケードする。また、当該DAIが示す総数は、半永続スケジューリング(Semi-Persistent Scheduling,SPS)第1物理ダウンリンク共有チャネルを含まないことができる。または、当該総数は、ダウンリンクSPSリソースリリースの第1物理ダウンリンク制御チャネル及び対応の第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルの累積数を示す。
【0098】
好ましくは、SPS 第1物理ダウンリンク共有チャネルの場合、即ち、第1物理ダウンリンク制御チャネルに対応する第1物理ダウンリンク共有チャネルがない場合、上記方法2、3、4を利用し、かつ設定シグナリングが第1物理ダウンリンク制御チャネルにより搬送されば、いつも、当該SPS第1物理ダウンリンク共有チャネルを活性化する第1物理ダウンリンク制御チャネル内の指示フィールドによって設定された関連情報に基づき、ACK/NACKフィードバックの時間領域位置を確定する。複数のダウンリンク伝送のACK/NACKをカスケードする必要があれば、SPS第1物理ダウンリンク共有チャネルのACK/NACKを、タイミングの最前または最後位置でカスケードするように約定することができる。
【0099】
好ましくは、前記アップリンク時間領域リソースにおいて、PUCCHまたはPUSCH構成により、前記ACK/NACKフィードバック情報を伝送する。PUCCH構成は、PUCCH format 4/5のマッピング及び周波数拡張方式を重複利用して、時間領域伝送長及び/または周波数領域リソースサイズのみを変える。勿論、他のPUCCH format構成を利用することもできる。
【0100】
上述のいずれの実施例によれば、前記第2TTI長は、エレメンタリー短いTTIユニットであり、前記エレメンタリー短いTTIユニットは、時間領域において伝送するエレメンタリー単位であるか、または、前記第2TTI長は、システムによりサポートされる複数のTTI長のうちの1つである。
【0101】
対応する基地局側において、
図2は本発明の実施例に係るフィードバック情報の受信方法を示す。
【0102】
S201において、ダウンリンク伝送を送信する。
【0103】
S202において、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信する。前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である。
【0104】
具体的に、端末側のフローチャートと類似し、唯1の相違点として、基地局側の場合、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置で、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を「受信」することとなり、繰り返して説明しない。
【0105】
好ましくは、前記設定シグナリングは、高位層シグナリングであるか、前記設定シグナリングであり、前記ダウンリンク伝送に対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに含まれ、及び/または、前記設定シグナリング、異なるTTI長を利用するダウンリンク伝送のために設定した第2TTI長は同様であるかまたは異なる
好ましくは、前記設定シグナリングが第2TTI長を設定する場合、前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示し、または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示する。
【0106】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルである。前記第1物理ダウンリンク制御チャネル及び/または前記第1物理ダウンリンク共有チャネルのTTI長は1msより小さいか等しい。勿論、TTI長が1msを超えることもできる。
【0107】
上記いずれの実施例によれば、前記第2TTI長は、エレメンタリー短いTTIユニットであり、前記エレメンタリー短いTTIユニットは、時間領域において伝送するエレメンタリー単位であるか、または、前記第2TTI長は、システムによりサポートされる複数のTTI長のうちの1つである。
【0108】
いか、いくつの実施例を説明する。
【0109】
実施例1(方法1に対応する):
図3に示すように、通常のCPを用いる1つのFDDキャリアの例を挙げ、k=3であれば、ダウンリンク伝送のTTI長に基づいてそのACK/NACKフィードバックの時間領域位置を確定する。
【0110】
1番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は、1つのシンボルであり、サブフレーム#iのうちの3番目のシンボルを占有して伝送する。1*3の遅延要求に従って、一番早くて、当該シンボル以後の4番目のシンボル(または当該シンボルとの間隔が3個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。即ち、当該サブフレーム内の7番目のシンボル(アップリンク)において伝送する。
【0111】
2番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は、1つのシンボルであり、サブフレーム#i内の4番目のシンボルを占有して伝送する。1*3の遅延要求に従って、一番早くて、当該シンボル以後の4番目のシンボル(または当該シンボルとの間隔が3個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。即ち、当該サブフレーム内の8番目のシンボル(アップリンク)において伝送する。
【0112】
3番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は2個のシンボルであり、サブフレーム#i内の5番目及び6番目のシンボルを占有して伝送する。2*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の7番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が6個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。即ち、当該サブフレーム内の13番目のシンボル(アップリンク)において伝送する。
【0113】
4番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は4個のシンボルであり、サブフレーム#i内の第7~10個のシンボルを占有して伝送する。4*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の13番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が12個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。即ち、サブフレーム#i+1内の9番目のシンボル(アップリンク)において伝送する。
【0114】
5番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は4個のシンボルであり、サブフレーム#i内の第11~14個のシンボルを占有して伝送する。4*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の13番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が12個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。即ち、サブフレーム#i+1内の13番目のシンボル(アップリンク)において伝送する。
【0115】
6番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は5個のシンボルであり、サブフレーム#i+1内の2番目~6番目のシンボルを占有して伝送する。5*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の第16個のシンボル(または、当該最後1つのシンボルとの間隔が15個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。即ち、サブフレーム#i+2内の9番目のシンボル(アップリンク)において伝送する。
【0116】
7番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は7個のシンボルであり、サブフレーム#i+1内の7番目~14番目のシンボルを占有して伝送する。7*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の第22個のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が21個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。即ち、サブフレーム#i+3内の8番目のシンボル(アップリンク)において伝送する。
【0117】
当該実施例では、FDDのいずれのアップリンクサブフレーム内のシンボルそれぞれにおいてACK/NACKを伝送できれば、ACK/NACKが各アップリンクサブフレーム内の一部のシンボルにおいて伝送されるようにさらに限定する。例えば、最後1つのシンボルでは、1、2、3番目のダウンリンク伝送の場合、上述方式で確定されたACK/NACKフィードバック位置でACK/NACKを伝送することができないため、サブフレーム#i内の最後1つのシンボルまで遅延してフィードバックしなければならない。4、5番目のダウンリンク伝送も同様に、サブフレーム#i+1内の最後1つのシンボルまでに知恵してフィードバックする。6番目のダウンリンク伝送も同様に、サブフレーム#i+2内の最後1つのシンボルまで遅延してフィードバックする。7番目のダウンリンク伝送伝送も同様に、サブフレーム#i+3内の最後1つのシンボルまで遅延してフィードバックする。この場合、一部のダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック遅延を延びることを代償として、アップリンク伝送ACK/NACKのオーバーヘッドを低減し、複数のダウンリンク伝送のACK/NACKを、同一のアップリンク伝送において、フィードバックする。このような方法も本発明の範囲に属する。勿論、ACK/NACK伝送に用いる位置を、一部のサブフレームまたは一部のサブフレーム内の一部のシンボル位置に限定することもできる。類似する方式を繰り返さない。
【0118】
実施例2(方法1):
図4に示すように、通常のCPを用いる1つのTDD UL/DL構成1を利用するTDDキャリアの例を挙げる。TDDスペシャルサブフレームを、構成7(即ち、DwPTSに10個のシンボルが含まれR、GPは2個のシンボルであり、UpPTSに2個のシンボルが含まれる)を採用するように設定する。アップリンクシンボルそれぞれがACK/NACKフィードバックに用いられることができる。k=3であれば、ダウンリンク伝送のTTI長に基づいて、ACK/NACKフィードバックの時間領域位置を確定する。
【0119】
1番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は12個のシンボルであり、サブフレーム#9内の第3~14個のシンボルを占有して伝送する。12*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の第37個のシンボル(または、当該最後1つのシンボルとの間隔が36個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置はアップリンクシンボルである。即ち、次の無線フレーム内のサブフレーム#2内の9番目のシンボルにおいて伝送する。
【0120】
2番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は4個のシンボルであり、サブフレーム#0内の3~6番目のシンボルを占有して伝送する。4*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の13番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が12個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置上のシンボルがアップリンクのためのものではないため、最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延する。即ち、サブフレーム#1内の13番目のシンボルにおいて伝送する。
【0121】
3番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は4個のシンボルであり、サブフレーム#0内の7~10番目のシンボルを占有して伝送する。4*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の13番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が12個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置上のシンボルがアップリンクのためのものではないため、最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延する。即ち、サブフレーム#1内の13番目のシンボルにおいて伝送する。
【0122】
4番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は4個のシンボルであり、サブフレーム#0内の11~14番目のシンボルを占有して伝送する。4*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の13番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が12個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置はアップリンクシンボルである。即ち、サブフレーム#1内の13番目のシンボルにおいて伝送する。
【0123】
5番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は、1つのシンボルであり、サブフレーム#1内の3番目のシンボルを占有して伝送する。1*3の遅延要求に従って、一番早くて、当該シンボル以後の4番目のシンボル(または当該シンボルとの間隔が3個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置上のシンボルがアップリンクのためのものではないため、最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延する。即ち、サブフレーム#1内の13番目のシンボルにおいて伝送する。
【0124】
6番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は、1つのシンボルであり、サブフレーム#1内の4番目のシンボルを占有して伝送する。1*3の遅延要求に従って、一番早くて、当該シンボル以後の4番目のシンボル(または当該シンボルとの間隔が3個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置上のシンボルがアップリンクのためのものではないため、最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延する。即ち、サブフレーム#1内の13番目のシンボルにおいて伝送する。
【0125】
7番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は6個のシンボルであり、サブフレーム#1内の5番目~10個のシンボルを占有して伝送する。6*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の19番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が18個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置はアップリンクシンボルである。即ち、サブフレーム#3内の1番目のシンボルにおいて伝送する。
【0126】
実施例3(方法1):
図5に示すように、通常のCPを用いるTDD UL/DL構成1を利用するTDDキャリアの例を挙げる。TDD スペシャルサブフレームを構成7(即ち、DwPTSに10個のシンボルが含まれ、GPが2個のシンボルであり、UpPTSに2個のシンボルが含まれる)を利用するように設定する。無線フレーム内のサブフレーム#2及び#3内の最後1つのシンボルのみが、ACK/NACKフィードバックに用いられる。k=3であれば、直接にダウンリンク伝送のTTI長に基づいて、そのACK/NACKフィードバックの時間領域位置を確定する。
【0127】
1番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は12個のシンボルであり、サブフレーム#9内の第3~14個のシンボルを占有して伝送する。12*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の第37個のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が36個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置がアップリンクシンボルであっても設定したACK/NACK伝送ためのシンボルではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、次の無線フレーム内のサブフレーム#2内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。
【0128】
2番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は4個のシンボルであり、サブフレーム#0内の3~6番目のシンボルを占有して伝送する。4*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の13番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が12個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置上のシンボルがアップリンクのためのものではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、サブフレーム#2内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。
【0129】
3番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は4個のシンボルであり、サブフレーム#0内の7~10番目のシンボルを占有して伝送する。4*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の13番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が12個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置上のシンボルがアップリンクのためのものではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、サブフレーム#2内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。
【0130】
4番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は4個のシンボルであり、サブフレーム#0内の11~14番目のシンボルを占有して伝送する。4*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の13番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が12個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置がアップリンクシンボルであっても設定したACK/NACK伝送ためのシンボルではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、サブフレーム#2内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。
【0131】
5番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は、1つのシンボルであり、サブフレーム#1内の3番目のシンボルを占有して伝送する。1*3の遅延要求に従って、一番早くて、当該シンボル以後の4番目のシンボル(または当該シンボルとの間隔が3個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置上のシンボルがアップリンクのためのものではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、サブフレーム#2内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。
【0132】
6番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は、1つのシンボルであり、サブフレーム#1内の4番目のシンボルを占有して伝送する。1*3の遅延要求に従って、一番早くて、当該シンボル以後の4番目のシンボル(または当該シンボルとの間隔が3個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置上のシンボルがアップリンクのためのものではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、サブフレーム#2内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。
【0133】
7番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は6個のシンボルであり、サブフレーム#1内の5番目~10個のシンボルを占有して伝送する。6*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の19番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が18個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置がアップリンクシンボルであっても設定したACK/NACK伝送ためのシンボルではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、サブフレーム#3内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。
【0134】
実施例4(方法2):
図6に示すように、通常のCPを用いるTDD UL/DL構成1を利用するTDDキャリアの例を挙げる。TDD スペシャルサブフレームを構成7(即ち、DwPTSに10個のシンボルが含まれ、GPが2個のシンボルであり、UpPTSに2個のシンボルが含まれる)を用いるように設定する。フレーム内のサブフレーム#2及び#3内の最後1つのシンボルのみが、ACK/NACKフィードバックに用いられる。k=3であれば、負荷の均衡性のため(他の目的で当該方式を採用することもでき、例えば、異なる端末のACK/NACKリソース衝突など)、1方式として、各ダウンリンク伝送に対し、RRCで、8であるTTI長に基づいてそのACK/NACKフィードバックの時間領域位置を確定する(ここで、RRCにより設定された指示フィールドとび設定されたTTI長の対応関係は下記表3と類似する。また、RRCシグナリングが、スケジューリングTTI長のオフセット値に基づいて、ACK/NACKフィードバックの時間領域位置を確定するTTI長を確定することができ、下記表4と類似する),他の方式としては、ダウンリンク伝送に対応する制御チャネルのDCI内の第1ビットフィールドにより、当該ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック時間領域位置を確定するTTI長1つを指示することである。
【0135】
1番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は8個のシンボルであり、サブフレーム#0内の3~10番目のシンボルを占有して伝送する。RRCにより設定された8個のシンボルであるTTI長に基づき、フィードバック位置を確定すれば、8*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の25番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が24個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置がアップリンクシンボルであっても設定したACK/NACK伝送ためのシンボルではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、現在無線フレーム内のサブフレーム#2内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。当該ダウンリンク伝送に対応するDCI内の第1指示フィールドに基づいて確定すれば、第1指示フィールドを取得する。この際、例えば、第1指示フィールドが示す関係は表3に示すように、例えば、当該1番目のダウンリンクデータ伝送に対応するDCI内の第1指示フィールドが「110」であり、TTI長が8シンボルであるとして、フィードバック位置を確定することを意味する。8*3の遅延要求に従って、確定結果は上述と同様である。または、第1指示フィールドが示す関係は表4に示すように、例えば、当該1番目のダウンリンクデータ伝送に対応するDCI内の第1指示フィールドが「00」であれば、実にシグナリングされた8シンボルであるTTI長に基づいてフィードバック位置を確定することを示す。8*3の遅延要求に従って、確定結果は上述と同様である。(表3及び表4内の他の対応方式は、例えば、テーブル内の値を変えるか、値の単位を変えるか、または、テーブル内の第1指示フィールドのビット数を変えるか、テーブル内の各第1指示フィールド状態と示す値の対応関係は、全部本発明の保護範囲に属する)
【0136】
【0137】
【0138】
2番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は4個のシンボルであり、サブフレーム#0内の11~14番目のシンボルを占有して伝送する。RRCにより設定された8個のシンボルであるTTI長に基づいてフィードバック位置を確定すれば、8*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の25番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が24個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置がアップリンクシンボルであっても設定したACK/NACK伝送ためのシンボルではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、現在無線フレーム内のサブフレーム#2内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。当該ダウンリンク伝送に対応するDCI内の第1指示フィールドに基づいて確定すれば、第1指示フィールドを取得する。例えば、「110」であれば、表3の対応関係によれば、8個のシンボルであるTTI長に基づいてフィードバック位置を確定することを示す。また、例えば、第1指示フィールドが「10」であれば、表4の対応関係に従い、当該ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセットまたは4個のシンボルを増加して得られた8個のシンボルであるTTI長に基づいてフィードバック位置を確定することを示す。8*3の遅延要求に従って、確定結果は上述と同様である。
【0139】
3番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は2個のシンボルであり、サブフレーム#1内の3~4番目のシンボルを占有して伝送する。RRCにより設定された8個のシンボルであるTTI長に基づいてフィードバック位置を確定すれば、8*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の25番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が24個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置がアップリンクシンボルであっても設定したACK/NACK伝送ためのシンボルではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、現在無線フレーム内のサブフレーム#3内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。当該ダウンリンク伝送に対応するDCI内の第1指示フィールドに基づいて確定すれば、第1指示フィールドを取得する。例えば、「100」であれば、表3の対応関係に従い、6個のシンボルであるTTI長に基づいてフィードバック位置を確定する。また、例えば、第1指示フィールドが「10」であれば、表4の対応関係に従い、当該ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセットまたは4個のシンボルを増加して得られたTTI長に基づき、即ち、6個のシンボルであるTTI長に基づきフィードバック位置を確定する。6*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の19番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が18個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置がアップリンクシンボルであっても設定したACK/NACK伝送ためのシンボルではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、現在無線フレーム内のサブフレーム#3内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。
【0140】
4番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は6個のシンボルであり、サブフレーム#1内の5番目~10個のシンボルを占有して伝送する。RRCにより設定された8個のシンボルであるTTI長に基づいてフィードバック位置を確定すれば、8*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の25番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が24個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置がアップリンクシンボルであっても設定したACK/NACK伝送ためのシンボルではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、現在無線フレーム内のサブフレーム#3内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。当該ダウンリンク伝送に対応するDCI内の第1指示フィールドに基づいて確定すれば、第1指示フィールドを取得する。例えば、「100」であれば、表3の対応関係に従い、6個のシンボルであるTTI長に基づいてフィードバック位置を確定する。また、例えば、第1指示フィールドが「00」であれば、表4の対応関係に従い、実にスケジューリングされた6個のシンボルであるTTI長に基づいてフィードバック位置を確定する。6*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の19番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が18個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。当該位置がアップリンクシンボルであっても設定したACK/NACK伝送ためのシンボルではないため、ACK/NACKフィードバックに用いられる最も近いアップリンクシンボル位置まで後ろに遅延し、即ち、現在無線フレーム内のサブフレーム#3内の最後1つのシンボルにおいて伝送する。
【0141】
方法3を利用する場合、ステップは実施例4の方法2と類似し、唯一の異なるところは、ACK/NACKフィードバックの時間領域位置を確定する前、実にスケジューリングされたTTI長及び設定されたTTI長に基づき、ACK/NACKフィードバックの時間領域位置を確定するTTI長を確定することにある。例えば、両者の最大値を確定し、当該TTI長に基づき、上述のステップでACK/NACKフィードバックの時間領域位置を確定する。繰り返して説明しない。
【0142】
実施例5(方法4):
図7に示すように、通常のCPを用いる1つのFDDキャリアの例を挙げる。k=3であれば、いずれのアップリンクシンボルもACK/NACKフィードバックに用いられる。ダウンリンク伝送のTTI長以及RRCまたはDCI内のフィードバック遅延指示フィールドに基づき、そのACK/NACKフィードバックの時間領域位置を確定する。そのフィードバック遅延指示フィールドにより示された対応関係は下記表5に示す。(他の対応方式は、例えば、テーブル内の値を変えるか、値の単位を変えるか、または、テーブル内の第1指示フィールドのビット数を変えるか、テーブル内の各第1指示フィールド状態と示す値の対応関係は、全部本発明の保護範囲に属する)。
【0143】
【0144】
1番目のダウンリンクデータ伝送のTTI長は2個のシンボルであり、サブフレーム#i内の3~4番目のシンボルにおいて伝送する。2*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の7番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が6個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。即ち、当該サブフレーム内の第11つのシンボル(アップリンク)において伝送する。DCI内のフィードバック遅延指示フィールドが「10」であるため、後ろに2つのACK/NACKフィードバックリソースを遅延することを示し、当該サブフレーム内の13番目のシンボル(アップリンク)において伝送することを確定する。
【0145】
2番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は2個のシンボルであり、サブフレーム#i内の5番目~6番目のシンボルを占有して伝送する。2*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の7番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が6個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。即ち、当該サブフレーム内の13番目のシンボル(アップリンク)において伝送する。そのDCI内のフィードバック遅延指示フィールドが「00」であり、後ろに遅延する必要がないことを示し、当該サブフレーム内の13番目のシンボル(アップリンク)において伝送するように確定する。
【0146】
3番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は4個のシンボルであり、サブフレーム#i内の第7~10個のシンボルを占有して伝送する。4*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の13番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が12個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。即ち、サブフレーム#i+1内の9番目のシンボル(アップリンク)において伝送する。しかし、DCI内のフィードバック遅延指示フィールドが「11」であり、後ろに4つのACK/NACKフィードバックリソースを遅延することを示し、サブフレーム#i+1内の13番目のシンボル(アップリンク)において伝送することを確定する。
【0147】
4番目ダウンリンクデータ伝送のTTI長は4個のシンボルであり、サブフレーム#i内の第11~14個のシンボルを占有して伝送する。4*3の遅延要求に従って、一番早くて、占有された最後1つのシンボル以後の13番目のシンボル(または当該最後1つのシンボルとの間隔が12個のシンボルより小さくないシンボル)においてACK/NACKフィードバックを行う。即ち、サブフレーム#i+1内の13番目のシンボル(アップリンク)において伝送する,そのDCI内のフィードバック遅延指示フィールド「00」は後ろに遅延しないことを示し、サブフレーム#i+1内の13番目のシンボル(アップリンク)において伝送することを確定する。
【0148】
上述の実施例のACK/NACKフィードバック伝送に1つのみのシンボルを占有する例を挙げたが、ACK/NACK伝送に2以上ののシンボルを占有して伝送することもできる。例えば、2、3、4、5、7または1ms(12または14個のシンボル)を占有して、上述方式でACK/NACK伝送の開始シンボル位置を確定する。ただし、候補の開始シンボル位置は、ACK/NACK伝送に占有されたシンボル数Aに基づいて確定された、連続A個のアップリンクシンボルを有する特定のシンボル位置である。当該シンボル位置から始め、連続の複数のシンボルを占有して伝送する。上述実施例に1つのみのキャリアの例を挙げた。キャリア集約の場合、それぞれのキャリアは、類似の方式で確定することができるが、SCCでは、上述遅延に基づいて、ACK/NACKフィードバックできるキャリアにおいて1番目の利用可能のアップリンク伝送リソースを探す。また、方法4の場合、ACK/NACKフィードバック情報伝送の時間領域位置を確定する方法は、上述方法1,2,3を重複利用することができる。
【0149】
上述の核実施例では、設定されたTTI長を予め設定されたTTI長に換え、例えば、エレメンタリー短いTTI長に換える。例えば、1つのシンボルの短いTTI、または2個のシンボルの短いTTIに換えるACK/NACKフィードバック情報伝送の時間領域位置を確定する方法は類似するため、繰り返して説明しない。
【0150】
以下、上述方法に対応する装置を説明する。
【0151】
図8に示す本発明の実施例に係るフィードバック情報の送信装置は、
ダウンリンク伝送を受信する受信モジュール11と、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信する送信モジュール12とを備える。前記第2TTI長は、設定シグナリング
により設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である。
【0152】
好ましくは、前記送信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信する場合、
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより以後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0153】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0154】
または、前記ダウンリンク伝送のTTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnである。
【0155】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0156】
前記L1は時間と単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記L2はシンボルを単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数である。
【0157】
好ましくは、前記送信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信する場合、
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0158】
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0159】
または、第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnである。
【0160】
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0161】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0162】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0163】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0164】
前記L3は時間と単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値である。
【0165】
好ましくは、前記送信モジュールは、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する。
【0166】
好ましくは、前記送信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定する。
【0167】
また、設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定する。
【0168】
好ましくは、前記設定シグナリングは、高位層シグナリングであるか、前記設定シグナリングであり、前記ダウンリンク伝送に対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに含まれる。
【0169】
及び/または、前記設定シグナリング、異なるTTI長を利用するダウンリンク伝送のために設定した前記第2TTI長は同様であるかまたは異なる。
【0170】
好ましくは、前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示する。
【0171】
または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示する。
【0172】
好ましくは、前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボルまたはTTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIである。
【0173】
好ましくは、前記送信モジュールがは、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信することを確定する場合、複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードし、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記カスケードされた後のACK/NACKフィードバック情報を送信する。
【0174】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルである。
【0175】
好ましくは、前記第2TTI長は、エレメンタリー短いTTIユニットであり、前記エレメンタリー短いTTIユニットは、時間領域において伝送するエレメンタリー単位であるか、または、前記第2TTI長は、システムによりサポートされる複数のTTI長のうちの1つである。
【0176】
図9に示す本発明の実施例に係るフィードバック情報の受信装置は、
ダウンリンク伝送を送信する送信モジュール21と、
少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信する受信モジュール22とを備える。
【0177】
前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である。
【0178】
好ましくは、前記受信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信する場合、
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより以後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0179】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0180】
または、前記ダウンリンク伝送のTTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnである。
【0181】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0182】
前記L1は時間と単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記L2はシンボルを単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数である。
【0183】
好ましくは、前記受信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信する場合、
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0184】
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0185】
または、第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnである。
【0186】
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにいいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0187】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0188】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0189】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0190】
前記L3は時間と単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値である。
【0191】
好ましくは、前記受信モジュールは、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する。
【0192】
好ましくは、前記受信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、
前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定する。
【0193】
設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定する。
【0194】
好ましくは、前記設定シグナリングは、高位層シグナリングであるか、前記設定シグナリングであり、前記ダウンリンク伝送に対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに含まれる。
【0195】
及び/または、前記設定シグナリング、異なるTTI長を利用するダウンリンク伝送のために設定した前記第2TTI長は同様であるかまたは異なる。
【0196】
好ましくは、前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示するか、または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示する。
【0197】
好ましくは、前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIである。
【0198】
好ましくは、前記受信モジュールは、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が、同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信されると確定する場合、前記ACK/NACKフィードバック情報は、複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードして得られたものであると確定する。
【0199】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルである。
【0200】
好ましくは、前記第2TTI長は、エレメンタリー短いTTIユニットであり、前記エレメンタリー短いTTIユニットは、時間領域において伝送するエレメンタリー単位であるか、または、前記第2TTI長は、システムによりサポートされる複数のTTI長のうちの1つである。
【0201】
図10に係る本発明の実施例に係る他ののフィードバック情報の送信装置は、プロセッサ301と、メモリ304と、送受信機302とを備える。
【0202】
前記プロセッサ301は、メモリ304に格納されたプログラムを読み出して、送受信機302によりダウンリンク伝送を受信する。
【0203】
また、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、送受信機302により、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置で前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信する。前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である。
【0204】
好ましくは、前記プロセッサ301は、前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、送受信機302により前記アップリンク時間領域におけるリソース位置で前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信する場合、
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより以後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0205】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0206】
または、前記ダウンリンク伝送のTTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnである。
【0207】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0208】
前記L1は時間と単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記L2はシンボルを単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記kは予め設定されたか、
設けた正整数または小数である。
【0209】
好ましくは、前記プロセッサ301は、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、送受信機302により、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置で前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を送信する場合、
第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0210】
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0211】
または、第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnである。
【0212】
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0213】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0214】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する;
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送することを確定する。
【0215】
前記L3は時間と単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値である。
【0216】
好ましくは、前記プロセッサ301は、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する。
【0217】
好ましくは、前記プロセッサ301は、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定する。
【0218】
設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定する。
【0219】
好ましくは、前記設定シグナリングは、高位層シグナリングであるか、前記設定シグナリングであり、前記ダウンリンク伝送に対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに含まれる。
【0220】
及び/または、前記設定シグナリング、異なるTTI長を利用するダウンリンク伝送のために設定した前記第2TTI長は同様であるかまたは異なる。
【0221】
好ましくは、前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、
前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示し、
または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示する。
【0222】
好ましくは、前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボルまたはTTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIである。
【0223】
好ましくは、前記プロセッサ301は、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報が同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信されることを確定する場合、複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードし、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置において、前記カスケードされた後のACK/NACKフィードバック情報を送信する。
【0224】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルである。
【0225】
好ましくは、前記第2TTI長は、エレメンタリー短いTTIユニットであり、前記エレメンタリー短いTTIユニットは、時間領域において伝送するエレメンタリー単位であるか、または、前記第2TTI長は、システムによりサポートされる複数のTTI長のうちの1つである。
【0226】
前記送受信機302は、プロセッサ301の制御によりデーを送受信する。
【0227】
図10において、バスアーキテクチャは、(バス300を代表とする)、バス300は、いずれ数の相互接続するバス及びブリッジを備える。バス300は、プロセッサ301が代表となる1つまたは複数のプロセッサ及びメモリ304が代表となるメモリの多様な回路により接続される。バズ300は、外部設備、電圧レギュレーター及び電力管理回路等の他の回路を接続することもできる。これらは、当該分野の周知技術であるため、本発明において、詳細に説明しない。バスインターフェース303はバス300と送受信機302の間にインターフェースを提供する。送受信機302は、1つまたは複数の部品であることができ、即ち、送信機及び受信機を備え、伝送媒体を介して他の装置と通信するユニットを提供する。例えば、送受信機302は他の外部装置からデータを受信する。送受信機302は、プロセッサ301により処理されたデータを他の装置に送信する。コンピュータに応じて、ユーザーインターフェース305、たとえば、キーパッド、ディスプレー、スピーカー、マイクロホン、ジョイスティック等を提供することができ、これに限られない。
【0228】
プロセッサ301は、バス300及び通常の処理(例えば前記運行汎用システム)を管理する。而メモリ304は、プロセッサ301が動作する際に利用するデータを記憶することができる。
【0229】
好ましくは、プロセッサ301はCPU、ASIC、FPGAまたはCPLDである。
【0230】
図11に示す本発明の実施例に係る他のフィードバック情報の受信装置は、プロセッサ504と、メモリ505と、送受信機501とを備える。
【0231】
前記プロセッサ504は、メモリ505に格納されたプログラムを読み出して、送受信機501により、ダウンリンク伝送を送信する。
【0232】
また、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、送受信機501により、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置で前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信する前記第2TTI長は、設定シグナリングにより設定されたまたは予め設定されたACK/NACKフィードバック情報伝送用のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長である。
【0233】
好ましくは、前記プロセッサ504は、前記ダウンリンク伝送のTTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、送受信機501により、前記アップリンク時間領域におけるリソース位置で前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信する場合、
前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより以後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0234】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0235】
または、前記ダウンリンク伝送のTTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnである。
【0236】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL1*kの時間の長さまたはL2*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0237】
前記L1は時間と単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記L2はシンボルを単位とする前記ダウンリンク伝送のTTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数である。
【0238】
好ましくは、前記プロセッサ504は、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定し、送受信機501により前記アップリンク時間領域におけるリソース位置で前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信する場合、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0239】
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0240】
または、第1TTI長に従ってTTIに番号をつけ、番号がn+kであるTTI後の1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定し、前記ダウンリンク伝送のTTI番号はnである。
【0241】
または、第1TTI長に基づいて確定された前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにいいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0242】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さの以後またはL4*k個のシンボルの以後の、1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0243】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置の以後の、L3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより短くない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0244】
または、前記ダウンリンク伝送の終了時間位置または終了シンボル位置との間隔がL3*kの時間の長さまたはL4*k個のシンボルより小さくない1番目のACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースにおいて、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を受信することを確定する。
【0245】
前記L3は時間と単位とする前記第1TTI長であり、前記L4はシンボルを単位とする前記第1TTI長であり、前記kは予め設定されたか、設けた正整数または小数であり、前記第1TTI長は、前記第2TTI長であるか、または、前記第2TTI長と前記ダウンリンク伝送のTTI長の最大値または最小値または平均値である。
【0246】
好ましくは、プロセッサ504は、少なくとも前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する。
【0247】
好ましくは、前記受信モジュールは、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長、及び設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報を伝送するアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定する場合、前記ダウンリンク伝送のTTI長及び/または前記第2TTI長に基づき、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を予備的に確定する。
【0248】
設定シグナリングにより設定されたフィードバック遅延に基づき、前記予備的に確定された前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を遅延させ、遅延された後のアップリンク時間領域におけるリソース位置を、前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置として最終的に確定する。
【0249】
好ましくは、前記設定シグナリングは、高位層シグナリングであるか、前記設定シグナリングであり、前記ダウンリンク伝送に対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに含まれる。
【0250】
及び/または、前記設定シグナリング、異なるTTI長を利用するダウンリンク伝送のために設定した前記第2TTI長は同様であるかまたは異なる。
【0251】
好ましくは、前記設定シグナリングが前記第2TTI長を設定する場合、前記設定シグナリングは、予め設定されたか、または設けた前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送のアップリンク時間領域におけるリソース位置を確定するためのTTI長集合内の1つの値を、前記第2TTI長とするように指示する。
【0252】
または、前記設定シグナリングは、前記第2TTI長の、前記ダウンリンク伝送のTTI長に対するオフセット値を指示する。
【0253】
好ましくは、前記ACK/NACK伝送に用いられるアップリンク時間領域リソースは、
全部または一部のアップリンクサブフレームであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレームであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレームであり、
または、全部または一部のアップリンク伝送に用いられるシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内の全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部のアップリンクサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、前記Aは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきシンボル数であり、前記Aは正整数であり、前記Bは前記ACK/NACKフィードバック情報伝送に占有すべきTTI数であり、前記Bは正整数であり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるアップリンク伝送に用いられるサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、アップリンク伝送に用いられるシンボルが含まれるサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のアップリンク伝送に用いられる全部または一部のシンボル/TTIであり、
または、全部または一部の、含まれるアップリンク伝送に用いられる連続シンボル数が所定数より小さくないサブフレーム内のA個のシンボル/B個のTTIである。
【0254】
好ましくは、プロセッサ504は、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報在同一のアップリンク時間領域におけるリソース位置で送信することを確定する場合、
前記ACK/NACKフィードバック情報は、複数の前記ダウンリンク伝送それぞれに対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルに用いられるDCI内のDAI指示フィールドに基づき、複数の前記ダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報をカスケードして得られたものであると確定する。
【0255】
好ましくは、前記ダウンリンク伝送は、ダウンリンクSPSリソースをリリースすることを示す第1物理ダウンリンク制御チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有する第1物理ダウンリンク共有チャネルであるか、または、対応する第1物理ダウンリンク制御チャネルを有さない第1物理ダウンリンク共有チャネルである。
【0256】
好ましくは、前記第2TTI長は、エレメンタリー短いTTIユニットであり、前記エレメンタリー短いTTIユニットは、時間領域において伝送するエレメンタリー単位であるか、または、前記第2TTI長は、システムによりサポートされる複数のTTI長のうちの1つである。
【0257】
前記送受信機501は、プロセッサ504の制御によりデーを送受信する。
【0258】
図11において、バスアーキテクチャ(バス500を代表とする)では、バス500は、いずれ数の相互接続するバス及びブリッジを備える。バス500は、、プロセッサ504が代表となる1つまたは複数のプロセッサ及びメモリ505が代表となるメモリの多様な回路により接続される。バズ500は、外部設備、電圧レギュレーター及び電力管理回路等の他の回路を接続することもできる。これらは、当該分野の周知技術であるため、本発明において、詳細に説明しない。バスインターフェース503は、バス500と送受信機50の間にインターフェースを提供する。送受信機501は、1つまたは複数の部品であることができ、即ち、送信機及び受信機を備え、伝送媒体を介して他の装置と通信するユニットを提供する。プロセッサ504により処理されたデータは、アンテナ502を介して、無線媒体において伝送され、また、アンテナ502はデータを受信し、かつデータをプロセッサ504に転送する。
【0259】
プロセッサ504は、バス500は、バズアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、タイミング、外部インターフェース、電圧調節、電源管理及び他の制御機能を提供する。メモリ505は、プロセッサ504が動作する際に利用するデータを記憶することができる。
【0260】
好ましくは、プロセッサ504は、CPU、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、または、CPLD(Complex Programmable Logic Device)であることができる。
【0261】
よって、本発明実施例に係るshortened TTIを利用するダウンリンク伝送のACK/NACKフィードバック情報伝送案は、ダウンリンク伝送のTTI長が固定的なものではない場合、ダウンリンク伝送のACK/NACKの通常フィードバックをサポートし、フィードバック遅延を短縮し、システム遅延を減少ることができる。
【0262】
本分野の技術者として、本発明の実施形態が、方法、システムまたはいはコンピュータプログラム製品を提供できるため、本発明は完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの両方を結合した実施形態を採用できることがかわるはずである。さらに、本発明は、1つまたはいは複数のコンピュータプログラム製品の形式を採用できる。また、当該製品はコンピュータ使用可能なプログラムコードを含むコンピュータ使用可能な記憶媒体(ディスク記憶装置と光学記憶装置等を含むがそれとは限らない)において実施する。
【0263】
以上は本発明の実施形態の方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフロー図および/またはブロック図によって、本発明を記述した。理解すべきことは、コンピュータプログラム指令によって、フロー図および/またはブロック図における各フローおよび/またはブロックと、フロー図および/またはブロック図におけるフローおよび/またはブロックの結合を実現できる。プロセッサはこれらのコンピュータプログラム指令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込み式処理装置、またはいは他のプログラム可能なデータ処理装置設備の処理装置器に提供でき、コンピュータまたはいは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサは、これらのコンピュータプログラム指令を実行し、フロー図における1つまたはいは複数のフローおよび/またはブロック図における1つまたはいは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0264】
これらのコンピュータプログラム指令は又、コンピュータまたはいは他のプログラム可能なデータ処理装置を特定方式で動作させるコンピュータ読取記憶装置に記憶できる。これによって、指令を含む装置は当該コンピュータ読取記憶装置内の指令を実行でき、フロー図における1つまたはいは複数のフローおよび/またはブロック図における1つまたはいは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0265】
これらコンピュータプログラム指令はさらに、コンピュータまたはいは他のプログラム可能なデータ処理装置設備に実装もできる。コンピュータプログラム指令が実装されたコンピュータまたはいは他のプログラム可能設備は、1連の操作ステップを実行することによって、関連の処理を実現し、コンピュータまたはいは他のプログラム可能な設備において実行される指令によって、フロー図における1つまたはいは複数のフローおよび/またはブロック図における1つまたはいは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0266】
上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、またはいはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。
【0267】
無論、当業者によって、上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、またはいはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。そのような改造と置換は、すべて本発明の請求の範囲に属する。
【0268】
本出願は、2016年3月25日に中国特許局に提出し、出願番号が201610180061.Xであり、発明名称が「フィードバック情報の伝送方法及び装置」及び2016年5月13日に中国特許局に提出し、出願番号が201610320236.2であり、発明名称が「フィードバック情報の伝送方法及び装置」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。
【符号の説明】
【0269】
11 受信モジュール
12 送信モジュール