特許7195195IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

軸受スリーブ、動圧軸受装置、及びモータ

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

動圧軸受ユニットを考えた場合、一般的にインペラやポリゴンミラーが取り付けられる軸受ユニットの開口側にかかる負荷が高くなる。前記特許文献1に記載された動圧軸受装置により、負荷容量の向上は期待できるが、更にモータが薄型化された場合、軸受の支持面積(軸受の軸方向幅寸法)が減るため、特に開口側の軸受面がシャフトと接触する可能性がある。軸受面とシャフトとの接触は、非定常状態(スイング状態)や起動時などの回転速度が低い場合に生じやすい。潤滑油の粘度を上げることで負荷容量を上げることは出来るが、回転トルクが増加してしまう。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の軸受スリーブは、動圧溝を有しない真円軸受面と、動圧溝を有する動圧軸受面とが形成された内周面を備え、前記真円軸受面と動圧軸受面とが軸方向に沿って一つの部品にて形成されているものである。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る軸受スリーブを用いれば、真円軸受部と動圧軸受部を備えた動圧軸受装置となる。このため、この動圧軸受装置では、水平姿勢、低速回転、及び/又は非定常状態における軸部材(シャフト)と軸受スリーブとの接触を有効に防止でき、静音性の向上を図ることができる。また、軸受スリーブの軸方向長さの短縮化を図ることができ、モータの薄型化を達成できる。さらには、動圧軸受部のラジアル軸受隙間よりも、真円軸受部のラジアル軸受隙間を大きくすることが可能で、このようにすることによって、トルク低減が可能となって、モータの消費電力を抑えることができて経済的である。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明に係る軸受スリーブを示し、(a)は断面図であり、(b)は内径面の模式図である。
【図2】 本発明に係る軸受スリーブを用いた動圧軸受装置の断面図である。
【図3】 図3に示す動圧軸受装置を備えたモータの断面図である。
【図4】 本発明に係る他の軸受スリーブを示し、(a)は断面図であり、(b)は内径面の模式図である。
【図5】 本発明に係る別の軸受スリーブを示し、(a)は断面図であり、(b)は内径面の模式図である。

代表図 図1本件の代表的な図

2 軸部材 2a 外周面 2b 凸部 6a ステータコイル 6b ロータマグネット 8 軸受スリーブ 8a 内周面 31 真円軸受面 32 動圧軸受面 32a 動圧溝 33 中逃げ面 m1 ラジアル軸受隙間 m2 ラジアル軸受隙間 R1 真円軸受部 R2 動圧軸受部

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