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▶ 西山 裕美の特許一覧

<図1>
  • 特許-マスクカーテン 図1
  • 特許-マスクカーテン 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-15
(45)【発行日】2022-12-23
(54)【発明の名称】マスクカーテン
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/11 20060101AFI20221216BHJP
   A62B 18/02 20060101ALI20221216BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
A62B18/02 C
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2020090081
(22)【出願日】2020-04-20
(65)【公開番号】P2021172950
(43)【公開日】2021-11-01
【審査請求日】2022-03-11
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514103855
【氏名又は名称】西山 裕美
(72)【発明者】
【氏名】西山 裕美
【審査官】須賀 仁美
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-029990(JP,A)
【文献】特開2011-160944(JP,A)
【文献】米国特許第06055982(US,A)
【文献】中国実用新案第207833142(CN,U)
【文献】特開2018-172804(JP,A)
【文献】特開平10-15091(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41D 13/11
A62B 18/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスクの四辺に付設して使用されるストレッチ生地材より構成されるマスクカーテンであって、
前記ストレッチ生地材は前記マスクの辺に装着する一対2片で成る長手片及び左右に当接する一対2片で成る短手片の合計二対4片で構成され、
前記長手片及び短手片は前記マスクよりはみ出される部分を有するとともに、
少なくても一つの片はストレッチレース生地からなり
さらに、前記長手片及び短手片の前記マスクとオーバーラップする部分に両面テープが設けられ、
マスクの四辺の内側に前記両面テープにより貼付固定する形で使用されることを特徴とするマスクカーテン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスク装着時に顔面との隙間を遮蔽するためのマスクカーテンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、防塵マスクのような特殊な用途に即した頑丈な大きく膨らんだマスクもあるが、断然多く見られるのは四角マスクであった。小鼻両サイドにマスクと頬面との間に出来る隙間を閉塞する閉塞シート(貼付材)も知られている。(特許文献参照)
また、同様の目的で同じ隙間を塞ぐ手段を備えたマスクも知られている。(特許文献2参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許6673593号公報
【文献】特開2017-203221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
マスクを装着すると、極自然に顔面との間に隙間ができてしまう。隙間ができるとウイルスを含んだ飛沫を吸入してしまう危険性が高まってしまう。また、ウイルス自体の粒子径は0.1~0.2μmで、咳やくしゃみではウイルスに水分やほこりが付着し粒子径は5μm以上とやや大きくなる。環境や衣類に付着したウイルスが手によって呼吸器に運ばれ感染する場合もある。風邪やインフルエンザ患者の近くで看病すると咳やくしゃみのしぶきを直接あびる可能性がありマスクの効果を得るための工夫が必要である。
(イ)顔面との隙間がないように顔にフィットするサイズ・形のマスクを選択する。
(ロ)隙間ができるようであれば耳ゴムを結ぶ、クロスするなど顔に密着させる工夫が必要である。しかし耳ゴムは短くすればきつく締め付けられて、長時間装着で痛みを伴い、それが苦でマスク装着を避けたり嫌がる理由にもなっている。
特許文献1に示される先行技術はマスク本体にではなく顔面に直接装着するものであるためその素材により皮膚が被れてしまう体質には適さない。また、鼻根部と頂上部、頬部一部分への装着ではマスクと顔面との隙間をなくすには不充分となる。特許文献2に示される先行技術は折曲てマスク内部に挿入する為、厚みができてしまい装着中不快感が生じる。
本発明品は皮膚に直接接着ではなく折込まず外側に出して使用する為それらの問題点を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為に本発明は、マスクの四辺に付設して使用されるストレッチ生地材より構成されるマスクカーテンであって、前記ストレッチ生地材は前記マスクの辺に装着する一対2片で成る長手片及び左右に当接する一対2片で成る短手片の合計二対4片で構成され、前記長手片及び短手片は前記マスクよりはみ出される部分を有するとともに、少なくても一つの片はストレッチレース生地からなり、さらに、前記長手片及び短手片の前記マスクとオーバーラップする部分に両面テープが設けられ、マスクの四辺の内側に前記両面テープにより貼付固定する形で使用されることを特徴とするマスクカーテンである。
【発明の効果】
【0006】
本発明ではストレッチ生地材を使用する事によってマスクと顔面との隙間をなくす事が可能となる。ストレッチ性は女性用下着に用いられている伸縮性と同様であり、綿素材なのでアロマオイルの香り付けが可能となる。花粉症にはパイン(松)精油、鼻炎症にはローズマリー精油、ティトリー精油、ユーカリ精油、と各症状へ合わせた精油の効能と予防効果もマスク装着時に持続可能となり症状緩和が可能となる。本発明を使用することによって顔面にフィットさせて隙間ができてしまう問題の解決となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 本発明のマスクカーテンを示した平面図
図2】 本発明がマスク裏面に貼合されて使用可能な状態にあるマスクを表側から示す平面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
【0009】
図1は、本発明を構成するマスクカーテンを示す。図に示すように、本発明のマスクカーテンは、上下一対の長手片1a,1bを構成するストレッチ生地材と、左右一対の短手片2a,2bを構成するストレッチ生地材より構成される。
【0010】
このマスクカーテンの各片は、図に示すように、後述するようにマスクに装着される根本部分4と、その根元部分4からマスクの外側に10ミリ幅程露出し、ループやスカラップ等の模様網目域(図2の3)から構成されている
【0011】
そして、後述するようにマスクに装着される根本部分4には、図示していない両面テープが設けられ、後述するマスクの内側(顔と接する側)のマスクの4つの周辺端部に取り付け可能と構成されている。この両面テープは、マスクに装着される根本部分、ほぼ全面に亘って設けられる。
【0012】
このストレッチ生地材としては、例えば、ポリウレタンを綿やナイロンと混ぜた複合糸より構成され、その混用割合は5~30%程度で、主に女性用下着に使用されるものが適用できる。また、図1の例ではストレッチレース生地が使用されている。
【0013】
また、このストレッチ生地材は、これに限定されるものではないが、一対の長手片1a,1bは図の左右方向性に伸縮性があり、一対の短手片2a,2bは図の上下方向に伸縮性があるものが使用される。
【0014】
両面テープは一般市販されているものが使用可能であるが、例えば、幅3ミリ、厚さ0.5ミリ程度のものが使用できる。
【0015】
なお、図1の例では、四片ともに、ループやスカラップ等の模様網目が設けられているが、これに限定されることなく、一部の片には模様が無くても良い。特に顎部分に位置される長手片1bには、模様がない、根本部分4と同等の構成でも良い。
【0016】
さらに、本発明のマスクカーテンは、ストレッチ生地材にアロマオイルで香り付けをすることで症状への効能と予防効果もマスク装着時に可能としても良い。
【0017】
図2は、本発明のマスクカーテンをマスク5に貼り付けた例を示す。図2においては、マスク5を表面側から見たもので、本発明のマスクカーテンは、これとは反対の裏側に貼り付けられる。
【0018】
マスク5としては、これに限定されないが、市販のサージカルマスクに適用される
【0019】
マスクカーテンの各片の根本部分4に上述したように図示していない両面テープが設けられており、剥離紙を剥ぎ取りながら、図2に示すように、マスク5の内側(裏側)の4周辺部の図に示すようにマスク5より程模様編目域3を外にはみ出させるように貼付する。その結果、根元部分4からマスク5の外側に10ミリ幅程露出する(はみ出す)。
【0020】
そして、マスクのかけ紐を耳にかけることにより、すき間が生じなく、見た目にも良いマスクを完成させることができる。
【符号の説明】
【0021】
1a 長手片
1b 長手片
2a 短手片
2b 短手片
3 模様網目域
4 根本部分
5 マスク
図1
図2