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特許7195292タッチディスプレイパネル及びタッチディスプレイ装置
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-15
(45)【発行日】2022-12-23
(54)【発明の名称】タッチディスプレイパネル及びタッチディスプレイ装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/041 20060101AFI20221216BHJP
   G06F 3/044 20060101ALI20221216BHJP
   G09F 9/00 20060101ALI20221216BHJP
【FI】
G06F3/041 430
G06F3/041 422
G06F3/044 125
G09F9/00 366A
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2020116508
(22)【出願日】2020-07-06
(62)【分割の表示】P 2018213139の分割
【原出願日】2018-11-13
(65)【公開番号】P2020170546
(43)【公開日】2020-10-15
【審査請求日】2020-07-15
(31)【優先権主張番号】10-2017-0154452
(32)【優先日】2017-11-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】501426046
【氏名又は名称】エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】リー, ヤンシク
(72)【発明者】
【氏名】チョン, ジヒョン
(72)【発明者】
【氏名】リー, トゥクス
(72)【発明者】
【氏名】リー, ジェギュン
【審査官】円子 英紀
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-231444(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第107340942(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第106775173(CN,A)
【文献】特開2015-050245(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0162637(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/041
G06F 3/044
G09F 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
イメージが表示されるアクティブ領域と前記アクティブ領域の外部に配置される非アクティブ領域を含むディスプレイパネルと、
前記アクティブ領域に配置され機能実行領域を含む少なくとも一つの機能モジュール-前記機能実行領域は前記機能モジュールの機能を行うための領域-と、
前記アクティブ領域で前記少なくとも1つの機能モジュールが配置される領域を除いた領域に配置される複数のタッチセンサと、
前記機能実行領域を取り囲んでいる封止層上に配置され、前記複数のタッチセンサのうち、少なくとも1つのタッチセンサに電気的に接続され、第1センサ連結配線と前記第1センサ連結配線に対して絶縁された第2センサ連結配線とを含む少なくとも1つのセンサ連結配線と、
前記封止層と前記複数のタッチセンサの間のタッチバッファ層と、
前記タッチバッファ層と前記複数のタッチセンサの間の絶縁層と、
を含み、
前記封止層は、第1のカバー層、前記第1のカバー層上の第2のカバー層、及び、前記第2のカバー層と前記1つのセンサ連結配線の間の第3のカバー層を含み、前記第1のカバー層と前記第3のカバー層は、前記機能実行領域の周りで互いに接触し、
前記第1センサ連結配線及び前記第2センサ連結配線の一方が前記絶縁層上に配置され、他方が前記第1センサ連結配線及び前記第2センサ連結配線が互いに交差する領域上の前記絶縁層の下部に配置される、タッチディスプレイ装置。
【請求項2】
前記少なくとも1つの機能モジュールは、前記機能モジュールを駆動するための複数の信号配線が配置される信号配線領域を更に含み、前記少なくとも1つのセンサ連結配線は前記機能モジュールの信号配線領域に配置される、請求項1記載のタッチディスプレイ装置。
【請求項3】
前記少なくとも1つのセンサ連結配線は、前記複数の信号配線が配置される層と異なる層に配置される、請求項2記載のタッチディスプレイ装置。
【請求項4】
前記センサ連結配線は、前記機能モジュールの一端に配置される1つのタッチセンサと前記機能モジュールの反対側に配置された他のタッチセンサの間に電気的に接続される、請求項1記載のタッチディスプレイ装置。
【請求項5】
前記第1センサ連結配線の長さは、前記第2センサ連結配線の長さと異なる、請求項記載のタッチディスプレイ装置。
【請求項6】
前記第1センサ連結配線の少なくとも一部と、前記第2センサ連結配線の少なくとも一部は同じ層に配置される、請求項記載のタッチディスプレイ装置。
【請求項7】
前記第1センサ連結配線の一部は、前記第2センサ連結配線の一部と重畳する、請求項記載のタッチディスプレイ装置。
【請求項8】
前記非アクティブ領域に配置され、前記複数のタッチセンサのうち、少なくとも1つに電気的に接続される複数のタッチ配線と、
前記非アクティブ領域に配置される複数のタッチパッドを更に含み、
前記複数のタッチセンサの下部に配置される前記封止層は、前記アクティブ領域と前記タッチパッドの間に傾斜した表面を有し、
前記複数のタッチ配線のうち、少なくとも1つは、前記封止層の前記傾斜した表面上にあり、それにより、対応する傾斜を有し、前記タッチパッドに電気的に接続される、請求項1記載のタッチディスプレイ装置。
【請求項9】
前記少なくとも1つのセンサ連結配線のうち1つは、前記複数のタッチ配線のうち1つに直接連結される、請求項記載のタッチディスプレイ装置。
【請求項10】
前記封止層は予め設定された高さを有するダムを含み、前記複数のタッチ配線のうち少なくとも1つは、前記ダムを通り越す、請求項記載のタッチディスプレイ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチディスプレイパネル及びタッチディスプレイ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
情報化社会の発展につれて画像を表示するディスプレイ装置に対するニーズが高まっており、液晶ディスプレイ装置(Liquid Crystal Display Device)、プラズマディスプレイ装置(Plasma Display Device)、有機発光ディスプレイ装置(Organic Light Emitting Display Device)など、様々なタイプのディスプレイ装置が用いられている。
【0003】
従来ディスプレイ装置は、ユーザにより多様な機能を提供するために、ディスプレイパネルに対するユーザのタッチを認識し、その認識されたタッチに基づいて入力処理を行う機能を提供している。
【0004】
一例として、ディスプレイパネルにタッチセンサを配置し、ユーザがディスプレイパネルをタッチする際に発生する静電容量の変化を検知することによって、ディスプレイパネルに対するユーザのタッチの有無及びその位置を感知することができる。
【0005】
タッチ検出が可能なディスプレイ装置は、ディスプレイパネルにタッチ検出用のタッチセンサなどが配置されることによって、ディスプレイパネルの厚さが厚くなったり、ディスプレイパネルが提供するディスプレイの機能に影響を与えたりする問題が生じる。
【0006】
そのため、従来のディスプレイパネルの構造的特徴及び機能的特徴に及ぼす影響を最小限にし、且つタッチ検出用のタッチセンサやタッチ配線などが配置できるような方案が求められる。
【0007】
なお、近年、ディスプレイパネルにおいて、画像が表示される領域(アクティブ領域)を拡張しようというニーズに沿ってすでに画像が表示されない領域(非アクティブ領域)に配置される一部の構成がアクティブ領域に配置できるようになった。
【0008】
このような場合、アクティブ領域に新たな構成が配置されることによって、アクティブ領域の構造が変更される恐れがある。そのためアクティブ領域が拡張及び変更された構造においてタッチ検出を行うことができるように、タッチセンサとタッチ配線が設計できる方策が求められる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の第1の目的は、ディスプレイパネルの構造的特徴及び機能的特徴に影響を与えずタッチ検出用のタッチセンサとタッチ配線などが配置された、タッチディスプレイパネル及びタッチディスプレイ装置を提供することにある。
【0010】
本発明の第2の目的は、ディスプレイパネルのアクティブ領域が拡張されることによって変更された構造を有するアクティブ領域においてタッチ検出を行うことができる、タッチディスプレイパネル及びタッチディスプレイ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
一側面における本発明の実施形態は、イメージが表示されるアクティブ領域とアクティブ領域の外部領域である非アクティブ領域を含むパネルと、アクティブ領域に配置された少なくとも一つの機能モジュールと、アクティブ領域で一方向に配置され、それぞれ一つ以上の第1のタッチセンサを含む複数の第1のタッチセンサグループと、アクティブ領域で第1のタッチセンサグループと交差する方向に配置され、それぞれ一つ以上の第2のタッチセンサを含む複数の第2のタッチセンサグループを含み、一つ以上の第1のタッチセンサ及び一つ以上の第2のタッチセンサは、アクティブ領域において少なくとも一つの機能モジュールが配置された領域を除いた領域に配置されたタッチディスプレイ装置を提供する。
【0012】
他の側面における本発明の実施形態は、イメージが表示されるアクティブ領域と、アクティブ領域に配置された少なくとも一つの機能モジュールと、アクティブ領域で一方向に配置され、それぞれ一つ以上の第1のタッチセンサを含む複数の第1のタッチセンサグループと、アクティブ領域で第1のタッチセンサグループと交差する方向に配置され、それぞれ一つ以上の第2のタッチセンサを含む複数の第2のタッチセンサグループを含み、少なくとも一つの機能モジュールは第1のタッチセンサグループに含まれた2つの第1のタッチセンサの間に配置され、第2のタッチセンサグループに含まれた2つの第2のタッチセンサの間に配置され、または第1のタッチセンサグループに含まれた2つの第1のタッチセンサの間と第2のタッチセンサグループに含まれた2つの第2のタッチセンサの間に配置される、タッチディスプレイパネルを提供する。
【0013】
他の側面における本発明の実施形態は、イメージが表示されるアクティブ領域と、アクティブ領域の外部領域である非アクティブ領域と、アクティブ領域に配置された少なくとも一つの機能モジュールと、アクティブ領域で一方向に配置され、それぞれ一つ以上の第1のタッチセンサを含む複数の第1のタッチセンサグループと、アクティブ領域で第1のタッチセンサグループと交差する方向に配置され、それぞれ一つ以上の第2のタッチセンサを含む複数の第2のタッチセンサグループと、非アクティブ領域に配置されて複数の第1のタッチセンサグループと電気的に接続された一つ以上の第1のタッチ配線と、非アクティブ領域に配置されて複数の第2のタッチセンサグループと電気的に接続された1つ以上の第2のタッチ配線を含み、複数の第1のタッチセンサグループのいずれか1つの第1のタッチセンサグループ(グループA)に含まれた1つ以上の第1のタッチセンサのうち、一部の第1のタッチセンサとその他の第1のタッチセンサは、それぞれ互いに異なる第1のタッチ配線と電気的に接続され、複数の第2のタッチセンサグループのいずれか1つの第2のタッチセンサグループ(グループB)に含まれた1つ以上の第2のタッチセンサのうち、一部の第2のタッチセンサとその他の第2のタッチセンサは、それぞれ互いに異なる第2のタッチ配線と電気的に接続されたタッチディスプレイパネルを提供する。
【発明の効果】
【0014】
以上のように、本発明によると、ディスプレイパネルのアクティブ領域において機能モジュールが配置される領域を除いた領域に、タッチセンサを配置してタッチセンサがタッチ配線と連結される構造を提供することにより、ディスプレイパネルにおいて画像が表示される全ての領域でタッチ検出を行うことができる効果を有する。
【0015】
本発明によると、機能モジュールの周辺に配置された2つのタッチセンサが機能モジュールの外部又は内部に配置された連結パターンなどを介して互いに連結されることにより、機能モジュールの周辺領域でタッチ検出を行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の実施形態に係るタッチディスプレイ装置の概略的構成を示す。
図2図1に示したタッチディスプレイ装置が有機発光ディスプレイ装置である場合を示したもので、図1のA―A′部分の断面を例示する。
図3】本発明の実施形態に係るタッチディスプレイ装置が有機発光ディスプレイ装置である場合、タッチセンサが配置される概略的構造を例示する。
図4】本発明の実施形態に係るタッチディスプレイ装置が有機発光ディスプレイ装置である場合、タッチセンサが配置される概略的構造を例示する。
図5a】本発明の実施形態に係るタッチディスプレイパネルが機能モジュールを含む場合、機能モジュールとタッチセンサの位置関係を例示する。
図5b】本発明の実施形態に係るタッチディスプレイパネルが機能モジュールを含む場合、機能モジュールとタッチセンサの位置関係を例示する。
図6】本発明の実施形態に係るタッチディスプレイパネルにおいて機能モジュールの周辺に配置されたタッチセンサの連結構造の第1の実施形態を例示する。
図7a図6に示したタッチセンサの連結構造におけるB-B′部分の断面図である。
図7b図6に示したタッチセンサの連結構造におけるB-B′部分の断面図である。
図8】本発明の一実施形態に係るタッチセンサの連結構造の異なる例を示す。
図9】本発明の一実施形態に係るタッチセンサの連結構造のさらに異なる例を示す。
図10図9に示したタッチセンサの連結構造におけるC-C′部分の断面図である。
図11】本発明の一実施形態に係るタッチセンサの連結構造の異なる例を示す。
図12】本発明の一実施形態に係るタッチセンサの連結構造のさらに異なる例を示す。
図13】本発明の実施形態に係るタッチディスプレイパネルにおいて機能モジュールの周辺に配置されたタッチセンサの連結構造の第2の実施形態を示す。
図14】本発明の実施形態に係るタッチディスプレイパネルで機能モジュールの周辺に配置されたタッチセンサの連結構造における第2の実施形態を示す。
図15a図14に示したタッチセンサの連結構造におけるD-D′部分の断面図である。
図15b図14に示したタッチセンサの連結構造におけるE-E′部分の断面図である。
図16】本発明の実施形態に係るタッチディスプレイパネルで機能モジュールの周辺に配置されたタッチセンサの連結構造における第3の実施形態を示した図である。
図17】本発明の実施形態に係るタッチディスプレイパネルで機能モジュールの周辺に配置されたタッチセンサの連結構造における第3の実施形態を示した図である。
図18図17に示したタッチセンサの連結構造におけるF-F′部分の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の一実施形態を例示的に示した図を参照して詳細に説明する。各図の構成要素に参照符号を付すに当たって、同一の構成要素については他の図面上に表示されても、できれば同一符号を有する。また、本発明を説明するにあたって、かかる公知構成又は機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を逸脱する恐れがあると判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
【0018】
また、本発明の構成要素を説明するにあたって、第1、第2、A、B、a、bなどの用語を用いることができる。このような用語はその構成要素を他の構成要素と区別するためのものであって、その用語によって当該構成要素の本質、手順、順序又は個数などは限定されない。ある構成要素が異なる構成要素に「連結」、「結合」又は「接続」されると記載した場合、その構成要素はその他の構成要素に直接連結、または接続することができるが、各構成要素の間に異なる構成要素が「介在」されるか、各構成要素が異なる構成要素を介して「連結」、「結合」又は「接続」することもできると理解されるべきである。
【0019】
図1は、本発明の実施形態に係るタッチディスプレイ装置100の概略的構成を示した図である。
【0020】
図1を参照すると、本発明の実施形態に係るタッチディスプレイ装置100は、複数のタッチセンサ(TS)及び複数のタッチ配線(TL)が配置されたタッチディスプレイパネル110と、複数のタッチセンサ(TS)を駆動するタッチ駆動回路120を含むことができる。
【0021】
なお、タッチディスプレイ装置100はタッチ検出のための構成以外にディスプレイ駆動のための基本的構成を含むことができる。
【0022】
一例として、タッチディスプレイパネル110には複数のゲートラインと複数のデータラインが配置され、ゲートラインとデータラインが交差する領域に複数のサブピクセルが配置される。前記タッチディスプレイパネル110は、画像が表示されるアクティブ領域(A/A)とアクティブ領域(A/A)の外部領域である非アクティブ領域(N/A)に分けられる。
【0023】
さらに、タッチディスプレイ装置100はゲートラインを駆動するゲート駆動回路、データラインを駆動するデータ駆動回路及び、ゲート駆動回路とデータ駆動回路を制御するコントローラなどを含むことができる。
【0024】
即ち、本発明の実施形態に係るタッチディスプレイ装置100は、ディスプレイのための基本構造を有し、ディスプレイ駆動のための構成とタッチ検出のための構成を含むことができる。本明細書では、タッチ検出のための構成を中心に説明する。
【0025】
複数のタッチセンサ(TS)は、タッチディスプレイパネル110の上に別途のタッチパネル型で配置されるか、タッチディスプレイパネル110に内蔵型で配置することができる。
【0026】
複数のタッチセンサ(TS)がタッチディスプレイパネル110に内蔵された形態で配置される場合、複数のタッチセンサ(TS)はディスプレイ駆動のために用いられる電極のうち、いずれか1つであっても良いし、タッチ検出のために、別途配置された電極であっても良い。
【0027】
一例として、タッチディスプレイ装置100が液晶ディスプレイ装置である場合、タッチディスプレイパネル110に配置される共通電極がタッチセンサ(TS)として用いられる。即ち、共通電極はディスプレイの駆動期間に共通電圧の印加を受け、さらにタッチ検出期間にタッチ駆動信号の印加を受け、タッチ検出のためのタッチセンサ(TS)の役割を果たすことができる。
【0028】
タッチディスプレイ装置100が有機発光ディスプレイ装置である場合、複数のタッチセンサ(TS)はタッチディスプレイパネル110において封止層(ENCAP)の上に配置されてもよい。つまり、有機物によって金属物質であるタッチセンサ(TS)をパネルの内部に設け難いという問題点を克服し、有機発光ディスプレイ装置でタッチ検出機能を提供することが可能になる。
【0029】
以下では、本発明の実施形態に係るタッチディスプレイ装置100が有機発光ディスプレイ装置である場合を中心に説明するが、本発明の実施形態はこれに限定されるわけではない。
【0030】
複数のタッチセンサ(TS)は、透明電極またはメッシュ状の電極などであっても良い。さらに、タッチ検出方式によって多様な構造で配置されてもよい。
【0031】
一例として、複数のタッチセンサ(TS)は互いに分離された形態でタッチディスプレイパネル110に配置され、それぞれのタッチセンサ(TS)が1つのタッチ配線(TL)と連結できるようになる。さらに、自己容量検出方式によってユーザのタッチ時に発生する自己静電容量の変化を検知してタッチを検出することができる。
【0032】
若しくは、複数のタッチセンサ(TS)は互いに異なるレベルの電圧が印加される第1のタッチセンサ(TS1)と第2のタッチセンサ(TS2)から構成することができる。そして相互容量検出方式によってユーザのタッチ時に発生する第1のタッチセンサ(TS1)と第2のタッチセンサ(TS2)の間の相互静電容量の変化を検知してタッチを検出することもできる。
【0033】
相互容量検出方式によってタッチを検出する場合、複数の第1のタッチセンサ(TS1)は一方向に互いに連結して配置できるようになる。そして、複数の第2のタッチセンサ(TS2)は第1のタッチセンサ(TS1)と交差する方向に互いに連結して配置できるようになる。
【0034】
第1のタッチセンサ(TS1)は第1のタッチ配線(TL1)と連結され、第2のタッチセンサ(TS2)は第2のタッチ配線(TL2)と連結できるようになる。
【0035】
タッチ検出期間で第1のタッチ配線(TL1)と第2のタッチ配線(TL2)を介して互いに異なるレベルの電圧が印加され、ユーザのタッチ時、第1のタッチセンサ(TS1)と第2のタッチセンサ(TS2)の間で静電容量の変化が起こる。
【0036】
タッチ駆動回路120はタッチ検出期間で第1のタッチセンサ(TS1)と第2のタッチセンサ(TS)を駆動し、第1のタッチセンサ(TS1)と第2のタッチセンサ(TS2)の間で起こる静電容量の変化を検出する。
【0037】
タッチ駆動回路120は検出された値をデジタルデータに変換し、その変換されたデジタルデータをタッチコントローラに伝送する。つまり、タッチコントローラがデジタルデータを利用してタッチの有無及びその位置を感知できるようにする。
【0038】
前記タッチ駆動回路120は、データラインを駆動するデータ駆動回路と別個に構成しても良いし、一つのチップ状で構成されてもよい。
【0039】
図2は、図1に示されたタッチディスプレイ装置100のA-A′部分を示した断面図であり、タッチセンサ(TS)とタッチ駆動回路120が連結される部分と隣接した領域を示したものである。
【0040】
図2を参照すると、ポリイミド層201の上にディスプレイ駆動用のソース/ドレイン電極(S/D)が配置される。そしてタッチ配線(TL)が連結されるタッチパッド(TP)が配置されてもよい。前記タッチパッド(TP)はソース/ドレイン電極(S/D)と同じ物質であってもよい。
【0041】
ソース/ドレイン電極(S/D)の上に第1の平坦化層202が配置され、第1の平坦化層202でソース/ドレイン電極(S/D)と対応する部分にコンタクトホールが形成される。
【0042】
第1の平坦化層202の上に第1の電極層203が配置され、第1の電極層203は第1の平坦化層202に形成されたコンタクトホールを介してソース/ドレイン電極(S/D)と連結できるようになる。ここで、第1の電極層203はアノード(Anode)であってもよい。
【0043】
第1の電極層203の上に有機発光層205が配置され、有機発光層205が配置されない領域にバンク層204が配置できるようになる。
【0044】
有機発光層205の上に第2の電極層206が配置される。第2の電極層206はカソード(Cathode)であってもよい。
【0045】
第2の電極層206の上に第1の保護層207、第2の保護層208、及び第3の保護層209が積層されてもよい。ここで、第1の保護層207、第2の保護層208、及び第3の保護層209などが一つの封止層(ENCAP)を構成するものに見える。
【0046】
前記封止層(ENCAP)は、斜めになった部分で崩れることを防止するために一定の高さを保つダム(DAM)を備えることができる。
【0047】
前記ディスプレイ駆動のための基本的構造上にタッチ検出のための構造を備えることができる。
【0048】
封止層(ENCAP)の上にタッチバッファ層210が配置され、タッチバッファ層210の上にタッチ絶縁層211が配置される。
【0049】
タッチ絶縁層211の上にタッチセンサ(TS)とタッチ配線(TL)などが配置され、タッチセンサ(TS)とタッチ配線(TL)の上に第2の平坦化層212が配置される。前記第2の平坦化層212はオーバーコート層(OC)であってもよい。
【0050】
タッチセンサ(TS)が相互容量検出方式のための構造で配置される場合、第1のタッチセンサ(TS1)が互いに連結される部分と第2のタッチセンサ(TS2)が互いに連結される部分が交差することができる。
【0051】
この際、図2に示されたように、第2のタッチセンサ(TS2)がタッチ絶縁層211の下部に配置されるメタルを介して連結される構造を有することができる。ここで、第2のタッチセンサ(TS2)を互いに連結するメタルを金属ブリッジとも呼ばれる。
【0052】
このように、有機発光ディスプレイ装置において封止層(ENCAP)の上にタッチセンサ(TS)及びタッチ配線(TL)が配置される構造を提供することによって、パネル内にタッチ検出のための構成を容易に備えることができる。
【0053】
前記タッチ検出の可能な有機発光ディスプレイ装置は、白色の有機発光ダイオード(W―OLED)を用いる場合、封止層(ENCAP)の上にカラーフィルター(CF)が配置されてもよい。
【0054】
図3及び図4は、封止層(ENCAP)上にタッチセンサ(TS)とカラーフィルター(CF)が配置される断面構造の例を示したものである。
【0055】
図3及び図4を参照すると、カソード(Cathode)の上に封止層(ENCAP)が配置され、封止層(ENCAP)の上にタッチセンサ(TS)が配置されてもよい。
【0056】
ここで、封止層(ENCAP)の厚さ(T)を一定の厚さ以上(例えば、5μm以上)に形成することによって、カソード(Cathode)とタッチセンサ(TS)の間に形成される寄生静電容量を減少させることができる。つまり、寄生静電容量によるタッチ検出感度の低下を防止することができる。
【0057】
タッチセンサ(TS)は透明電極またはメッシュ状の電極であっても良く、タッチセンサ(TS)が穴(H)を含むメッシュ状の場合、タッチセンサ(TS)に含まれた穴(H)はサブピクセルの発光領域と対応して位置することができる。
【0058】
タッチセンサ(TS)に含まれた穴(H)がサブピクセルの発光領域に対応されることによって、有機発光ディスプレイ装置の発光性能を低下させずにタッチ検出ができる。
【0059】
カラーフィルター(CF)は封止層(ENCAP)の上に配置され、カラーフィルター(CF)とタッチセンサ(TS)の垂直的な位置は多様に設計することができる。
【0060】
一例として、図3に示されたようにカラーフィルター(CF)とブラックマトリックス(BM)はタッチセンサ(TS)の上に配置されてもよい。また、カラーフィルター(CF)とブラックマトリックス(BM)はタッチセンサ(TS)の上に配置されるオーバーコート層(OC)の上に配置されても良い。
【0061】
他の例として、図4に示されたように、カラーフィルター(CF)とブラックマトリックス(BM)はタッチセンサ(TS)の下部に位置することができる。この際、タッチセンサ(TS)はカラーフィルター(CF)とブラックマトリックス(BM)の上に配置されるオーバーコート層(OC)の上に配置されてもよい。
【0062】
即ち、タッチセンサ(TS)とカラーフィルター(CF)はタッチ性能及びディスプレイ性能を考慮して最適な位置関係を有するように設計できるようになる。
【0063】
従って、本発明の実施形態は有機発光ディスプレイ装置においてパネルの内部にタッチセンサ(TS)を備えることが難しいという問題を解決し、且つディスプレイ性能を低下させずにタッチ検出を行うことができる。
【0064】
一方、前記タッチディスプレイ装置100は画像が表示されるアクティブ領域(A/A)を拡張したいというニーズに応じてタッチディスプレイパネル110で非アクティブ領域(N/A)が狭くなり、相対的にアクティブ領域(A/A)が広くなる構造を有することができる。
【0065】
従って、非アクティブ領域(N/A)に配置される構成がアクティブ領域(A/A)に配置されることになってしまう。このような場合、タッチ検出用のタッチセンサ(TS)及びタッチ配線(TL)の設計に厄介な問題が生じる。
【0066】
図5a及び図5bはタッチディスプレイパネル110においてアクティブ領域(A/A)が拡張された場合に変更される構造を例示する。
【0067】
図5aを参照すると、タッチディスプレイパネル110のアクティブ領域(A/A)にタッチセンサ(TS)が配置され、非アクティブ領域(N/A)にカメラ、スピーカーなどのような機能モジュールが配置できるようになる。
【0068】
前記タッチディスプレイパネル110のアクティブ領域(A/A)が拡張されることにより、非アクティブ領域(N/A)に配置された機能モジュールがアクティブ領域(A/A)に位置する。
【0069】
図5bを参照すると、カメラ、スピーカーなどのような機能モジュールがアクティブ領域(A/A)に配置されることにより、アクティブ領域(A/A)に配置されたタッチセンサ(TS)と重畳した領域に位置するようになる。
【0070】
従って、アクティブ領域(A/A)の拡張によって変更された構造を有するタッチディスプレイパネル110においてタッチセンサ(TS)及びタッチ配線(TL)を設計するのに厄介な問題があり、機能モジュールの周辺領域においてタッチ検出機能を提供するために新たなタッチセンサ(TS)及びタッチ配線(TL)の構造が求められる。
【0071】
本発明の実施形態によるタッチディスプレイ装置100は、アクティブ領域(A/A)の拡張によって変更された構造でもタッチ検出を行うことができるような構造を有する、タッチディスプレイパネル110及びタッチディスプレイ装置100を提供する。
【0072】
図6は、本発明の実施形態に係るタッチディスプレイパネル110において、機能モジュールの周辺に配置されるタッチセンサ(TS)の構造及びタッチセンサ(TS)の連結構造における第1の実施形態を例示する。
【0073】
図6を参照すると、第1の実施形態によるタッチディスプレイパネル110のアクティブ領域(A/A)に複数のタッチセンサ(TS)が配置される。
【0074】
複数のタッチセンサ(TS)は、X軸方向に連結された複数の第1のタッチセンサ(TS1)と、Y軸方向に連結された複数の第2のタッチセンサ(TS2)から構成することができる。
【0075】
複数の第1のタッチセンサ(TS1)は、同一の行に配置され、X軸方向に互いに連結された2つ以上の第1のタッチセンサ(TS1)が一つの第1のタッチセンサグループ(TSG1)を備えることができる。さらに複数の第2のタッチセンサ(TS2)は、同一の列に配置され、Y軸方向に互いに連結された2つ以上の第2のタッチセンサ(TS2)が一つの第2のタッチセンサグループ(TSG2)を備えることができる。
【0076】
タッチ検出期間に第1のタッチ配線(TL1)を介して第1のタッチセンサグループ(TSG1)にタッチ駆動信号が印加できるようになる。そして、第1のタッチセンサグループ(TSG1)に印加されたタッチ駆動信号と異なる電圧レベルを持つ信号が第2のタッチ配線(TL2)を介して第2のタッチセンサグループ(TSG2)に印加できるようになる。
【0077】
即ち、第1のタッチセンサグループ(TSG1)と第2のタッチセンサグループ(TSG2)が互いに交差して配置され、第1のタッチセンサグループ(TSG1)に含まれた第1のタッチセンサ(TS1)と第2のタッチセンサグループ(TSG2)に含まれた第2のタッチセンサ(TS2)の間に形成される相互静電容量の変化を検知してタッチを検出することができる。
【0078】
前記タッチセンサ(TS)が配置されるアクティブ領域(A/A)に機能モジュールが配置できるようになる。
【0079】
前記機能モジュールは、第1のタッチセンサグループ(TSG1)と重畳する位置に配置されるか、第2のタッチセンサグループ(TSG2)と重畳する位置に配置できる。
【0080】
機能モジュールが第1のタッチセンサグループ(TSG1)と重畳して配置される場合、第1のタッチセンサグループ(TSG1)に含まれた第1のタッチセンサ(TS1)のうち、機能モジュールの両側に配置された第1のタッチセンサ(TS1)は、機能モジュールの形態に応じて残りの第1のタッチセンサ(TS1)と相違した形態で配置される。
【0081】
一例として、機能モジュールが円状である場合、機能モジュールの両側に配置された2つの第1のタッチセンサ(TS1)の外郭は、機能モジュールの外郭と同一または類似した形態で配置できる。
【0082】
そして、機能モジュールが配置されることによって機能モジュールの両側に配置された2つの第1のタッチセンサ(TS1)を連結するための連結パターン(CP)が配置できるようになる。
【0083】
前記連結パターン(CP)は、機能モジュールの外郭に沿って曲線状を有しても良く、機能モジュールの外形に沿って様々な形態で配置できる。
【0084】
機能モジュールに隣接した第1のタッチセンサ(TS1)を連結する連結パターン(CP)は、第1のタッチセンサ(TS1)と同じ層に配置されても良いし、第1のタッチセンサ(TS1)と異なる層に配置されても良い。
【0085】
図7a及び図7bは、図6に示されたタッチセンサ(TS)の連結構造において連結パターン(CP)が配置される構造を例示したものであり、図6に示されたB-B′部分を示す断面図である。
【0086】
図7aを参照すると、機能モジュールに隣接した2つの第1のタッチセンサ(TS1)を連結する連結パターン(CP)は、第1のタッチセンサ(TS1)と同じ層に備えることができる。
【0087】
従って、第1のタッチセンサ(TS1)を配置する工程において容易に連結パターン(CP)を実現することができる。
【0088】
若しくは、第1のタッチセンサ(TS1)と連結される連結パターン(CP)は第1のタッチセンサ(TS1)と異なる層に配置されても良い。
【0089】
図7bを参照すると、機能モジュールに隣接した2つの第1のタッチセンサ(TS1)を連結する連結パターン(CP)は、第1のタッチセンサ(TS1)の下部に配置される絶縁層(ILD)の下部に配置できる。
【0090】
機能モジュールに隣接した2つの第1のタッチセンサ(TS1)は、絶縁層(ILD)に形成されたホールを介して絶縁層(ILD)の下部に配置される連結パターン(CP)と連結されても良い。
【0091】
前記連結パターン(ILD)は、第2のタッチセンサ(TS2)を互いに連結する金属ブリッジが配置される層に配置できる。
【0092】
従って、第2のタッチセンサ(TS2)を互いに連結するための金属ブリッジを備える工程において、機能モジュールに隣接した2つの第1のタッチセンサ(TS1)を連結するための連結パターン(CP)を形成して別途工程を経ずに容易に連結パターン(CP)を備えることができる。
【0093】
即ち、本発明の実施形態によると、アクティブ領域(A/A)に機能モジュールが配置される場合、機能モジュールに隣接して配置されたタッチセンサ(TS)を機能モジュールの外形に沿って変更された形態で配置する。なお、機能モジュールに隣接したタッチセンサ(TS)を互いに連結する連結パターン(CP)を機能モジュールの外部領域に配置することにより、機能モジュールの周辺領域でタッチを検出することができる。
【0094】
前記タッチセンサ(TS)の変更された構造と機能モジュールに隣接したタッチセンサ(TS)を連結する連結パターン(CP)を介してアクティブ領域(A/A)に機能モジュールが配置される場合にも機能モジュールが配置されない場合と同じ方式でタッチを検出することができる。
【0095】
機能モジュールに隣接したタッチセンサ(TS)を連結する連結パターン(CP)の構造は、機能モジュールが第2のタッチセンサグループ(TSG2)と重畳するように配置される場合にも適用できる。
【0096】
図8は、第1の実施形態によるタッチセンサ(TS)の連結構造の異なる例を示したものである。
【0097】
図8を参照すると、アクティブ領域(A/A)に配置された機能モジュールは第2のタッチセンサグループ(TSG2)と重畳するように配置できるようになる。
【0098】
従って、機能モジュールと隣接して配置される2つの第2のタッチセンサ(TS2)は、機能モジュールの外形に沿って変更された形態を持って配置される。さらに、機能モジュールに隣接した2つの第2のタッチセンサ(TS2)は、機能モジュールの外部領域に配置される連結パターン(CP)を介して互いに連結できるようになる。
【0099】
前記連結パターン(CP)は第2のタッチセンサ(TS2)と同じ層に配置されても良いし、第2のタッチセンサ(TS2)と異なる層に配置されても良い。
【0100】
連結パターン(CP)が第2のタッチセンサ(TS2)と異なる層に配置される場合、第2のタッチセンサ(TS2)を互いに連結する金属ブリッジが配置される層に連結パターン(CP)が形成できるようになる。
【0101】
従って、機能モジュールが第2のタッチセンサグループ(TSG2)と重畳するように配置される場合にも、機能モジュールに隣接した第2のタッチセンサ(TS2)を機能モジュールの外形に沿って変更された構造で配置する。さらに、2つの第2のタッチセンサ(TS2)を機能モジュールの外部領域に配置される連結パターン(CP)を介して連結することにより、機能モジュールが配置されない構造と同じく第2のタッチセンサ(TS2)を駆動し、タッチを検出することができる。
【0102】
一方、前記機能モジュールはタッチセンサ(TS)の形態に沿ってX軸方向に連結される第1のタッチセンサグループ(TSG1)とY軸方向に連結される第2のタッチセンサグループ(TSG2)と、両方とも重畳するように配置されても良い。
【0103】
図9は、第1の実施形態によるタッチセンサ(TS)の連結構造のさらに異なる例を示したものである。
【0104】
図9を参照すると、タッチディスプレイパネル110のアクティブ領域(A/A)で一方向に第1のタッチセンサグループ(TSG1)が配置され、第1のタッチセンサグループ(TSG1)と交差する方向に第2のタッチセンサグループ(TSG2)が配置される。
【0105】
第1のタッチセンサグループ(TSG1)は、X軸方向に互いに連結された複数の第1のタッチセンサ(TS1)を含むことができる。さらに、第2のタッチセンサグループ(TSG2)はY軸方向に互いに連結された複数の第2のタッチセンサ(TS2)を含むことができる。
【0106】
前記第1のタッチセンサグループ(TSG1)と第2のタッチセンサグループ(TSG2)が交差する領域に機能モジュールが配置されても良い。
【0107】
よって、機能モジュールに隣接して配置される第1のタッチセンサ(TS1)と第2のタッチセンサ(TS2)は機能モジュールの外形に沿って変更された構造で配置されるようになる。
【0108】
さらに、機能モジュールに隣接して配置された2つの第1のタッチセンサ(TS1)は、機能モジュールの外部領域に配置される第1の連結パターン(CP1)を介して連結される。また、機能モジュールに隣接して配置された2つの第2のタッチセンサ(TS2)は、機能モジュールの外部領域に配置される第2の連結パターン(CP2)を介して連結される。
【0109】
ここで、機能モジュールの外部領域に配置される第1の連結パターン(CP1)と第2の連結パターン(CP2)は互いに交差する。つまり、第1の連結パターン(CP1)と第2の連結パターン(CP2)を互いに異なる層に配置することにより、機能モジュールに隣接したタッチセンサ(TS)が連結できるようにする。
【0110】
一例として、第1のタッチセンサグループ(TS1)に含まれて機能モジュールに隣接した2つの第1のタッチセンサ(TS1)は、第1のタッチセンサ(TS1)と同じ層に配置された第1の連結パターン(CP1)を介して連結された構造であっても良い。
【0111】
そして、第2のタッチセンサグループ(TSG2)に含まれて機能モジュールに隣接した2つの第2のタッチセンサ(TS2)は、第2のタッチセンサ(TS2)と異なる層に配置された第2の連結パターン(CP2)を介して連結された構造であっても良い。
【0112】
図10は、図9に示されたタッチセンサ(TS)の連結構造におけるC-C′部分を示した断面図である。
【0113】
図10を参照すると、機能モジュールに隣接した2つの第1のタッチセンサ(TS1)を互いに連結する第1の連結パターン(CP1)は、タッチセンサ(TS)が配置される層に配置され、第1のタッチセンサ(TS1)と連結される。
【0114】
機能モジュールに隣接した2つの第2のタッチセンサ(TS2)を互いに連結する第2の連結パターン(CP2)は、第2のタッチセンサ(TS2)の下部に配置される絶縁層(ILD)の下部に配置することができる。さらに、機能モジュールに隣接した2つの第2のタッチセンサ(TS2)は、絶縁層(ILD)に形成されたホールを介して第2の連結パターン(CP2)と連結できるようになる。
【0115】
従って、機能モジュールと隣接した領域において第1の連結パターン(CP1)と第2の連結パターン(CP2)は互いに重畳した構造を持つことができる。
【0116】
さらに、それぞれの機能モジュールと隣接した2つの第1のタッチセンサ(TS1)、または2つの第2のタッチセンサ(TS2)が連結されることによって、機能モジュールが配置された領域の周辺領域においてタッチ検出が行われるようにする。
【0117】
ここで、第1のタッチセンサ(TS1)及び第2のタッチセンサ(TS2)と同じ層に配置される第1の連結パターン(CP1)は第2のタッチセンサ(TS2)と離隔して配置される。
【0118】
即ち、第1のタッチセンサ(TS1)と連結された第1の連結パターン(CP1)は第2のタッチセンサ(TS2)と離隔して配置され、第2の連結パターン(CP2)は第1のタッチセンサ(TS1)と離隔して配置されることにより、第1のタッチセンサ(TS1)と第2のタッチセンサ(TS2)の間の相互静電容量の変化を利用してタッチ検出するのに影響を及ぼさないようにする。
【0119】
前記タッチセンサ(TS)を互いに連結する連結パターン(CP)の構造は、機能モジュールがタッチセンサ(TS)とタッチ配線(TL)が連結される領域に配置される構造でも適用できる。
【0120】
図11及び図12は、第1の実施形態によるタッチセンサ(TS)の連結構造のさらに異なる例を示したものである。
【0121】
図11を参照すると、タッチディスプレイパネル110のアクティブ領域(A/A)に複数の第1のタッチセンサ(TS1)を含む第1のタッチセンサグループ(TSG1)と複数の第2のタッチセンサ(TS2)を含む第2のタッチセンサグループ(TSG2)が互いに交差して配置できるようになる。
【0122】
さらに、アクティブ領域(A/A)でタッチセンサ(TS)と重畳する領域に機能モジュールが配置できる。
【0123】
前記機能モジュールは、タッチセンサ(TS)とタッチ配線(TL)が連結される地点と重畳する領域に配置できる。
【0124】
一例として、第2のタッチセンサグループ(TSG2)の最外側に配置される第2のタッチセンサ(TS2)と第2のタッチ配線(TL2)が連結される地点と重畳する領域に機能モジュールが配置できる。
【0125】
このような場合、機能モジュールの外部領域に機能モジュールの外形に沿って一定の形態を有する連結パターン(CP)が配置できる。そして、連結パターン(CP)は、機能モジュールと隣接した第2のタッチセンサ(TS2)と第2のタッチ配線(TL2)を互いに連結することができる。
【0126】
さらに、第2のタッチセンサ(TS2)と第2のタッチ配線(TL2)を互いに連結する連結パターン(CP)は、第2のタッチセンサ(TS2)と同じ層に配置されても良いし、第2のタッチセンサ(TS2)と異なる層に配置されても良い。
【0127】
従って、機能モジュールがアクティブ領域(A/A)の外郭と隣接して配置される構造において、アクティブ領域(A/A)に配置されたタッチセンサ(TS)と非アクティブ領域(N/A)に配置されたタッチ配線(TL)が、連結パターン(CP)を介して互いに連結できる構造を提供する。
【0128】
前記連結パターン(CP)を利用したタッチセンサ(TS)間の連結構造、又はタッチセンサ(TS)とタッチ配線(TL)の連結構造は、機能モジュールの形態が円状以外の形態である場合にも適用できる。
【0129】
図12は、アクティブ領域(A/A)に配置された機能モジュールが楕円状を持つ場合、タッチセンサ(TS)とタッチ配線(TL)が連結される構造を例示したものである。
【0130】
図12を参照すると、アクティブ領域(A/A)に楕円状の機能モジュールが2つ以上の第2のタッチセンサグループ(TSG2)と重畳する領域に配置できる。
【0131】
図12は、機能モジュールが3つの第2のタッチセンサグループ(TSG2)と重畳する領域に配置される場合を例示したものであり、機能モジュールによって3つの第2のタッチセンサグループ(TSG2)のうち、中央に位置した第2のタッチセンサグループ(TSG2)が第2のタッチ配線(TL2)と連結されにくい構造になる。
【0132】
ここで、機能モジュールの外部領域に連結パターン(CP)を配置し、連結パターン(CP)が中央に位置した第2のタッチセンサグループ(TSG2)と第2のタッチ配線(TL2)が互いに連結されるようにする。
【0133】
前記機能モジュールが様々な形態を持つ場合に適用される連結パターン(CP)の構造は、機能モジュールがタッチセンサ(TS)とタッチ配線(TL)が連結される地点に位置する場合だけでなく、2つのタッチセンサ(TS)の間に配置される構造でも適用できる。
【0134】
また、本発明の実施形態によるタッチセンサ(TS)と連結パターン(CP)の構造は、アクティブ領域(A/A)に機能モジュールが配置される構造を例示として説明しているが、機能モジュールではなくアクティブ領域(A/A)内に画像が表示されない領域が存在したり、アクティブ領域(A/A)の形態が異形の場合にも適用できる。
【0135】
一方、本発明の実施形態は、機能モジュールの外部領域に配置される連結パターン(CP)を介してタッチセンサ(TS)、タッチ配線(TL)などが連結される構造を提供することもできるが、機能モジュールで信号の配線が配置される領域を利用してタッチセンサ(TS)、タッチ配線(TL)などが連結されるようにすることもできる。
【0136】
図13及び図14は、本発明の実施形態に係るタッチディスプレイパネル110において機能モジュールの周面に配置されたタッチセンサ(TS)の連結構造における第2の実施形態を示したものである。
【0137】
図13を参照すると、アクティブ領域(A/A)に配置された機能モジュールは、機能モジュールの機能を行う機能実行領域(FPA、Function Performing Area)と、機能モジュールの駆動のための信号などが印加される信号配線などが配置される信号配線領域(SLA、Signal Line Area)に分けられる。
【0138】
機能実行領域(FPA)はカメラの場合、レンズが配置される領域であっても良く、スピーカの場合、音が出力される領域であっても良い。 さらに、信号配線領域(SLA)はベゼル領域とも呼ばれる。
【0139】
機能モジュールの信号配線領域(SLA)には機能モジュールの駆動のために必要な信号が印加される信号配線が配備でき、信号配線が配置される空間以外に余裕空間が存在しても良い。
【0140】
前記余裕空間にタッチセンサ(TS)やタッチ配線(TL)と連結されるセンサ連結配線(SCL)を配置して、機能モジュールに隣接したタッチセンサ(TS)やタッチ配線(TL)が連結されるようにする。
【0141】
信号配線領域(SLA)の断面を見ると、信号配線領域(SLA)に機能モジュールの駆動のための信号配線が配置されるモジュール配線層1301が配置され、モジュール配線層1301の上に第1の絶縁層1302、電極層1303が備えられる。
【0142】
さらに、電極層1303の上に第1のカバー層1304、第2のカバー層1305、第3のカバー層1306が配置され、機能モジュールの駆動のために配置された信号配線などを保護する。
【0143】
第3のカバー層1306の上に第2の絶縁層1307と第3の絶縁層1308が配置できる。
【0144】
従って、信号配線領域(SLA)で機能モジュールの駆動のための信号配線が配置されることなく信号配線に影響を与えない空間に、タッチセンサ(TS)やタッチ配線(TL)のためのセンサ連結配線(SCL)が配置できる。
【0145】
一例として、第3のカバー層1306の上にセンサ連結配線(SCL)が配置できる。
【0146】
さらに、前記センサ連結配線(SCL)を介して機能モジュールと隣接して配置されたタッチセンサ(TS)やタッチ配線(TL)が連結される構造を提供することができる。
【0147】
図14を参照すると、アクティブ領域(A/A)に第1のタッチセンサグループ(TSG1)と第2のタッチセンサグループ(TSG2)が交差して配置される。なお、アクティブ領域(A/A)で機能モジュールが第1のタッチセンサグループ(TSG1)と重畳する領域に配置できる。なお、機能モジュールは、第2のタッチセンサグループ(TSG2)と第2のタッチ配線(TL2)が連結される地点と重畳して配置されても良い。
【0148】
このような構造において、機能モジュールの信号配線領域(SLA)に配置された第1のセンサ連結配線(SCL1)を介して機能モジュールに隣接した2つの第1のタッチセンサ(TS1)が互いに連結できる。
【0149】
さらに、機能モジュールの信号配線領域(SLA)に配置された第2のセンサ連結配線(SCL2)を介して機能モジュールに隣接した第2のタッチセンサ(TS2)と第2のタッチ配線(TL2)が連結できる。
【0150】
従って、機能モジュールに隣接して配置されたタッチセンサ(TS)とタッチ配線(TL)が機能モジュールの信号配線領域(SLA)に配置されたセンサ連結配線(SCL)を介して連結されることによって、機能モジュールの外部領域に配置される連結パターン(CP)によってタッチセンサ(TS)が配置される領域が減少しないようにすることができる。
【0151】
図15a及び図15bは、図14に示された信号配線領域(SLA)の断面図である。図15aはD―D′部分の断面を示したもので、図15bはE―E′部分の断面を示したものである。
【0152】
図15aを参照すると、第1のセンサ連結配線(SCL1)及び第2のセンサ連結配線(SCL2)は互いに交差せずに配置される。
【0153】
従って、第1のセンサ連結配線(SCL1)と第2のセンサ連結配線(SCL2)は、同じ層に配置できるようになる。
【0154】
図15bを参照すると、第1のセンサ連結配線(SCL1)及び第2のセンサ連結配線(SCL2)は互いに交差しながら配置されても良い。
【0155】
即ち、第1のセンサ連結配線(SCL1)と第2のセンサ連結配線(SCL2)はそれぞれ互いに交差する第1のタッチセンサグループ(TSG1)又は第2のタッチセンサグループ(TSG2)と連結されるので、機能モジュールの信号配線領域(SLA)で少なくとも一つ以上の地点で互いに交差することができる。
【0156】
第1のセンサ連結配線(SCL1)と第2のセンサ連結配線(SCL2)が交差する地点で、いずれか一つのセンサ連結配線(SCL)が異なる層に配置できる。
【0157】
一例として、第1のセンサ連結配線(SCL1)と第2のセンサ連結配線(SCL2)が交差する地点で、第1のセンサ連結配線(SCL1)が絶縁層(ILD)の下部に配置される連結パターン(CP)を介して連結できるようになる。
【0158】
機能モジュールの信号配線領域(SLA)に絶縁層(ILD)が積層された部分が存在するので、いずれか一つのセンサ連結配線(SCL)が絶縁層(ILD)の上部または下部に配置される構造によって、第1のセンサ連結配線(SCL1)と第2のセンサ連結配線(SCL2)が互いに交差し、タッチセンサ(TS)やタッチ配線(TL)が連結できるようにする。
【0159】
このように、機能モジュールの外部領域に配置される連結パターン(CP)または機能モジュールの信号配線領域(SLA)に配置されるセンサ連結配線(SCL)を介して機能モジュールに隣接したタッチセンサ(TS)やタッチ配線(TL)が連結されるようにすることもできるが、一つのタッチセンサグループ(TSG)と連結されるタッチ配線(TL)を調整して機能モジュールの周辺領域でタッチ検出ができるようにすることもできる。
【0160】
図16及び図17は、本発明の実施形態に係るタッチディスプレイパネル110においてタッチセンサ(TS)の連結構造における第3の実施形態を示したものである。
【0161】
図16を参照すると、アクティブ領域(A/A)にX軸方向に互いに連結された複数の第1のタッチセンサ(TS1)を含む第1のタッチセンサグループ(TSG1)が配置される。そして、機能モジュールが第1のタッチセンサグループ(TSG1)と重畳する領域に配置できるようになる。
【0162】
ここで、機能モジュールに隣接した2つの第1のタッチセンサ(TS1)が互いに異なる第1のタッチ配線(TL1)に連結されても良い。
【0163】
一例として、機能モジュールの左側に配置された第1のタッチセンサグループ(TSG1)は、アクティブ領域(A/A)の左側に配置された第1のタッチ配線(TL1)と連結される。そして、機能モジュールの右側に配置された第1のタッチセンサグループ(TSG1)は、アクティブ領域(A/A)の左側と上側に配置される第1のタッチ配線(TL1)と連結できるようになる。
【0164】
機能モジュールに隣接した2つの第1のタッチセンサグループ(TSG1)がそれぞれ異なる第1のタッチ配線(TL1)と連結されることによって、機能モジュールに隣接した第1のタッチセンサ(TS1)を互いに連結するための連結パターン(CP)などが配置されないようにすることができる。
【0165】
さらに、第1のタッチセンサグループ(TSG1)に含まれた複数の第1のタッチセンサ(TS1)が2つのグループに分かれることによって、抵抗が減少してタッチ検出の感度を向上させることもできる。
【0166】
この際、第1のタッチ配線(TL1)がアクティブ領域(A/A)の上側に配置されることにより、アクティブ領域(A/A)の上側に配置される第2のタッチ配線(TL2)と交差することができる。
【0167】
図17を参照すると、機能モジュールに隣接した第1のタッチセンサグループ(TSG1)は、2つのグループに分かれ、互いに異なる第1のタッチ配線(TL1)と連結される。そして、機能モジュールと重畳する領域または重畳しない領域に配置された第2のタッチセンサグループ(TSG2)と連結される第2のタッチ配線(TL2)がアクティブ領域(A/A)の上側に配置できるようになる。
【0168】
つまり、アクティブ領域(A/A)の上側で第1のタッチ配線(TL1)と第2のタッチ配線(TL2)が交差することができる。
【0169】
前記第1のタッチ配線(TL1)と第2のタッチ配線(TL2)が交差する地点で、いずれか1つのタッチ配線(TL)が異なる層に配置されるようにすることができる。
【0170】
図18は、図17に示されたタッチセンサの連結構造において第1のタッチ配線(TL1)と第2のタッチ配線(TL2)が交差するF―F′部分の断面図である。
【0171】
図18を参照すると、第1のタッチ配線(TL1)と第2のタッチ配線(TL2)が交差する地点で、第2のタッチ配線(TL)が絶縁層(ILD)の下部に配置される連結パターン(CP)を介して連結できるようになる。
【0172】
従って、アクティブ領域(A/A)の上側で第1のタッチ配線(TL1)と第2のタッチ配線(TL2)が交差して配置できるようにすることによって、機能モジュールに隣接したタッチセンサグループ(TSG)が2つのグループに分かれ、互いに異なるタッチ配線(TL)と連結できるようにする。
【0173】
なお、前述したように、抵抗減少のために、同一の行または同一の列に配置されたタッチセンサグループ(TSG)が2つのグループに分かれて互いに異なるタッチ配線(TL)と連結できるようになる。
【0174】
即ち、本発明の実施形態によるタッチディスプレイパネル110においてタッチセンサグループ(TSG)は、一つのタッチ配線(TL)と連結されても良いし、抵抗減少のために2つのグループに分かれて互いに異なるタッチ配線(TL)と連結されても良い。さらに機能モジュールと重畳する領域で2つのグループに分かれて互いに異なるタッチ配線(TL)と連結されても良い。
【0175】
本発明の実施形態によると、アクティブ領域(A/A)に機能モジュールが配置される領域のように画像が表示されない領域が含まれた構造において、当該領域の外部領域に配置された連結パターン(CP)を介してタッチセンサ(TS)が連結できるようにすることにより、当該領域の周辺でタッチ検出ができるようにする。
【0176】
さらに、機能モジュールがアクティブ領域(A/A)に配置された場合、機能モジュールの駆動のための信号配線が配置される信号配線領域の一部空間にセンサ連結配線(SCL)を配置することにより、連結パターン(CP)の配置によってタッチセンサ(TS)が配置される領域が減少することを防止し、且つタッチ検出機能を提供することもできる。
【0177】
なお、機能モジュールに隣接したタッチセンサ(TS)を互いに異なるタッチ配線(TL)と連結される構造を介してタッチ検出感度を向上させ、且つ機能モジュールの周辺領域でタッチ検出を行うようにすることもできる。
【0178】
以上では、本発明の技術的思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明が本質的な特徴から逸脱しない範囲内で種々に修正及び変更できることは、当該技術分野の当業者にとって自明である。なお、本発明に開示した実施の形態は本発明の技術的思想を限定するものではなく説明するためのものであるので、本発明の技術的思想の範囲が限定されるわけではない。本発明の保護範囲は特許請求の範囲によって解釈すべきであり、それと同等な範囲内にある全ての技術的思想は本発明の権利範囲に含まれるもので解釈しなければならない。
【符号の説明】
【0179】
100 タッチディスプレイ装置 110 タッチディスプレイパネル
TS タッチセンサ TL タッチ配線
120 タッチ駆動回路 202 第1の平坦化層
203 第1の電極層 205 有機発光層
204 バンク層 206 第2の電極層
207 第1の保護層 208 第2の保護層
209 第3の保護層 210 タッチバッファ層
211 タッチ絶縁層 212 第2の平坦化層
OC オーバーコート層 ENCAP 封止層
DAM ダム
図1
図2
図3
図4
図5a
図5b
図6
図7a
図7b
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15a
図15b
図16
図17
図18