(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-16
(45)【発行日】2022-12-26
(54)【発明の名称】検眼装置用アダプタ
(51)【国際特許分類】
A61B 3/14 20060101AFI20221219BHJP
A61B 3/135 20060101ALI20221219BHJP
【FI】
A61B3/14
A61B3/135
(21)【出願番号】P 2020104975
(22)【出願日】2020-06-18
【審査請求日】2021-07-01
(73)【特許権者】
【識別番号】517208953
【氏名又は名称】株式会社MITAS Medical
(74)【代理人】
【識別番号】110002055
【氏名又は名称】弁理士法人iRify国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】北 直史
【審査官】北島 拓馬
(56)【参考文献】
【文献】特表2018-501936(JP,A)
【文献】特開2014-108136(JP,A)
【文献】特開2000-254098(JP,A)
【文献】特表2012-525948(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 3/00 - 3/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
検査部とこの検査部と被検者の眼との距離を一定に保つ当接ユニットを有する検眼装置が取り付けられる検眼装置用アダプタであって、
一方の面を前記被検者に対向させる被検者対向面、他方の面を前記検眼装置が着脱自在に取り付ける取付面として形成された板状のアダプタ本体と、
このアダプタ本体に設けられ、前記検眼装置の検査部及び当接ユニットを前記被検者対向面側に露出させる貫通部と、
前記アダプタ本体の前記被検者対向面に突設され、前記被検者の頭部の一部に当接する当接部と、
前記アダプタ本体に設けられ、前記被検者が両手で把持する把持部を備えている検眼装置用
アダプタ。
【請求項2】
前記当接部は、前記被検者の顎の下面に当接するものである請求項1に記載の検眼装置用
アダプタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、検眼装置との組み合わせで用いられる検眼装置用アダプタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、検眼装置としては、その検眼、診察の目的に合わせて、多種多様なものが存在している。その一例として、眼科診察の基本となる検査器具として、スリット状の照明光斑を被検者の眼に投影する細隙灯を用いた細隙灯顕微鏡が一般に用いられている。
【0003】
このような細隙灯顕微鏡によれば、被検眼への照明方法に多様性を持たせることで、種々の病変部位の観察が可能となる。すなわち、被検者の眼に対して細隙灯の光源からの光を角度、色、幅を変えながら照射することで、外眼部(眼瞼、結膜、強膜)、前眼部(角膜、前房、水晶体)、前部硝子体及び眼底構造の異常を把握できる。
【0004】
ここで、例えば特許文献1では、被検眼の広域の画像を取得することが可能な細隙灯顕微鏡が開示されている。この特許文献1の細隙灯顕微鏡は、照明系と撮影系とを含み、照明系は照明合焦機構を含み、照明系は被検眼を細隙光で照明する。そして、照明合焦機構は細隙光のフォーカス位置を変更するために用いられ、撮影系は被検眼からの細隙光の戻り光を撮像装置に導く役割を担う。
【0005】
一方、細隙灯顕微鏡には、ポータブルなものとしてハンドスリットがあり、これも同様に外眼部、前眼部、眼底等を診察可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、細隙灯顕微鏡は、据え置き型の装置であり、装置全体のサイズや重量が大きく、携帯には好適ではなかった。また、ポータブルのハンドスリットは、眼科専門医向けに開発されたものであり、操作が難しく、重量があり、高価であるといった問題があり、非眼科医が診察に導入したり、実際に使用したりするのが難しいものとなっている。
【0008】
近年、在宅患者が増加していることや、眼科医が存在しない自治体が数百以上あることから、在宅や僻地医療において総合診療医や救急医が眼科症状を訴える患者を診察する場面も増えている。例えば、急性緑内障発作のような眼科救急疾患の診察には前眼部診察が欠かせないが、仮にハンドスリットが施設にあったとしても、非眼科医では使用できない状況も予想される。そのような状況下、簡易に操作でき、小型、軽量且つ低コストの携帯用検眼装置が開発されつつある。
【0009】
しかしながら、携帯用検眼装置は、非眼科医であっても簡易に操作できるようになっているものとはいえ、検眼装置の検査部と被検者の眼との適正な相対位置を保ちつつ、検査動作を行うことは難しい。特に、被検者本人が自宅等で単独で簡単に操作するのは困難である。また、感染対策として被検者本人が単独で撮影することが望ましい場合もある。
【0010】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小型の検眼装置との組み合わせで用いられ、被検者が単独で、被検者の眼と検眼装置の検査部とを適正な相対位置に保持することができる検眼装置用アダプタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る検眼装置用アダプタは、検査部とこの検査部と被検者の眼との距離を一定に保つ当接ユニットを有する検眼装置が取り付けられる検眼装置用アダプタであって、一方の面を前記被検者に対向させる被検者対向面、他方の面を前記検眼装置が着脱自在に取り付ける取付面として形成された板状のアダプタ本体と、このアダプタ本体に設けられ、前記検眼装置の検査部及び当接ユニットを前記被検者対向面側に露出させる貫通部と、前記アダプタ本体の前記被検者対向面に突設され、前記被検者の頭部の一部に当接する当接部と、前記アダプタ本体に設けられ、前記被検者が両手で把持する把持部を備えている。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、被検者が単独で、被検者の眼と小型の検眼装置の検査部とを適正な相対位置に保持することができる検眼装置用アダプタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の第1実施形態に係る検眼装置用アダプタ及びこの検眼装置用アダプタに取り付けられる検眼装置の一例を示す斜視図である。
【
図3】同検眼装置用アダプタ及び検眼装置を示す側面図である。
【
図4】本発明の第2実施形態に係る検眼装置用アダプタ及びこの検眼装置用アダプタに取り付けられる検眼装置の一例を示す斜視図である。
【
図5】同検眼装置用アダプタ及びこの検眼装置用アダプタに取り付けられる検眼装置の使用例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
【0015】
<第1実施形態>
図1及び
図3には、本発明の第1実施形態に係る検眼装置用アダプタ100及び検眼装置用アダプタ100に取り付けられる検眼装置1を示し、
図2には、検眼装置1を示し説明する。なお、
図3中Hは被検者、Lは被検者Hの左手、Eは被検眼、Cは被検者Hの顎を示している。
【0016】
検眼装置用アダプタ100には、後述する撮影光学系(検査部)9及び上部当接ユニット7を有する検眼装置1が着脱自在に取り付けられる。検眼装置1は、着脱可能な携帯用端末装置50との組み合わせで検眼装置1としての機能を有するものである。また、検眼装置1単体で検眼できるものであってもよい。なお、検眼装置1については様々なタイプのものが適用できる。
【0017】
検眼装置用アダプタ100は、板状のアダプタ本体110を備えている。アダプタ本体110は、一方の面を被検者Hに対向させる被検者対向面111、他方の面を検眼装置1が着脱自在に取り付ける取付面112として形成されている。取付面112には、固定部14,15をアダプタ本体110に固定するための取付孔112a,112bが設けられている。取付孔112a,112bは、例えば雌ネジ構造となっており、被検者対向面111から挿入されるネジ等によって固定される。なお、非使用時はネジを外して検眼装置1と検眼装置用アダプタ100は分離して保管することもできる。
【0018】
このアダプタ本体110には、検眼装置1の撮影光学系(検査部)9及び上部当接ユニット(当接部)7を前記被検者対向面側に露出させる切欠部(貫通部)113が設けられている。アダプタ本体110の左右端には、開口部114,115が設けられている。さらに、アダプタ本体110には、その被検者対向面111に突設され、被検者Hの顎Cに当接する板状の当接部120を備えている。
【0019】
また、前述した開口部114,115には、被検者Hが両手で把持する把持部130,140が取り付けられている。
【0020】
検眼装置1は、平板2を備える。平板2は、第1平板部2aと当該第1平板部2aの上方で当該第1平板部2aの平面に垂直な方向に延びた第2平板部2bとからなる。第2平板部2bには、支持板3が固着され、当該支持板3の平面上に、照明ユニット4が配設されている。
【0021】
第1平板部2aの被検者H方向から見て右側上方には、電源部6が配設されており、当該電源部6には電池が収容されている。この電源部6より、照明ユニット4内の光源に電源が供給されるようになっている。電源部6には、照明の明るさを調整する光源スイッチ13が設けられている。当該光源スイッチ13を回転させることで、照明の明るさを増減することが可能である。
【0022】
支持板3の平面上、被検者H方向から見て左側上方には、上部当接ユニット7が着脱可能に配設されている。上部当接ユニット7は、撮影光学系(検査部)9及びこの撮影光学系9と被検者Hの眼との距離を一定に保つ機能を有している。上部当接ユニット7は、支持板3に取り付けられる軸部材7a、軸部材7aの先端に回動軸部材7bを中心として回動自在に配設された回動ローラ7cとからなる。上部当接ユニット7では、軸部材7aの先端の上面に回動ローラ7cが回動軸部材7bにより回動自在に保持される。
【0023】
検眼装置1の上部当接ユニット7の下方には、着脱可能な下部当接ユニット8が配設されている。下部当接ユニット8は、検眼装置用アダプタ100においては、下部当接ユニット8は取り外される。下部当接ユニット8は、支持板5に対して着脱可能に取り付けられる軸部材8aと、軸部材8aの先端に回動軸部材8bを中心として回動自在に配設された回動ローラ8cとからなる。下部当接ユニット8では、軸部材8aの先端の下面に回動ローラ8cが回動軸部材8bにより回動自在に保持される。
【0024】
第1平板部2aの被検者H側から見て左側上方には、撮影光学系(検査部)9が配設されている。第1平板部2aの被検者H側から見て左端、つまり第1平板部2aの左縁略中央には、保持部10が設けられている。保持部10は、略L字形状の保持板10aと、当該保持板10aを第1平板部2aに固定するための調整保持部材10bとからなる。保持板10aは第1の平面が第1平板部2aの平面と当接し、当該第1の平面から垂直に延びた第2の平面が第1平板部2aの後方に向けて突出するような位置関係で、調整保持部材10bにより第1平板部2aに対して位置決され、固定される。調整保持部材10bは、保持板10aの第1の平面に設けられたスリット10c内で相対位置を変えながら、携帯用端末装置50を保持するのに好適な位置で、第1平板部2aに対して保持板10aを固定する。
【0025】
第1平板部2aの被検者H側から見て右端、つまり第1平板部2aの右縁略中央には、保持部11が設けられている。保持部11は、略L字形状の保持板11aと、当該保持板11aを第1平板部2aに固定するための調整保持部材11bとからなる。保持板11aは第1の平面が第1平板部2aの平面と当接し、当該第1の平面から垂直に延びた第2の平面が第1平板部2aの後方に向けて突出するような位置関係で、調整保持部材11bにより第1平板部2aに対して位置決され、固定される。調整保持部材11bは、保持板11aの第1の平面に設けられたスリット11c内で相対位置を変えながら、携帯用端末装置50を保持するのに好適な位置で、第1平板部2aに対して保持板11aを固定する。
【0026】
第1平板部2aの被検者H側から見て下端、つまり第1平板部2aの下縁略中央には、保持部12が設けられている。保持部12は、略L字形状の保持板12aと、当該保持板12aを第1平板部2aに固定するための調整保持部材12bとからなる。保持板12aは第1の平面が第1平板部2aの平面と当接し、当該第1の平面から垂直に延びた第2の平面が第1平板部2aの後方に向けて突出するような位置関係で、調整保持部材12bにより第1平板部2aに対して位置決され、固定される。調整保持部材12bは、保持板12aの第1の平面に設けられたスリット12c内で相対位置を変えながら、携帯用端末装置50を保持するのに好適な位置で、第1平板部2aに対して保持板12aを固定する。
【0027】
第1平板部2aの上に配設された電源部6の平面上(蓋の上)には、固定部14が設けられている。第1平板部2aの被検者H側から見て左側下方には、固定部15が設けられている。
【0028】
照明ユニット4は、細隙灯として機能する場合、次の構成となる。即ち、照明ユニット4は、光源として白色LEDを採用し、光源は電源部6に接続される。電源部6は、内部の電池等から光源に電源供給する。光源の出射光の光路上には、不図示のコンデンサレンズ、第1のフィルタ部、第2のフィルタ部、投影レンズ、照明プリズムが、この順に配設される。照明プリズムの出射面には、カラーフィルタが開閉自在に設けられる。
【0029】
光源である白色LEDからの光は、コンデンサレンズにより集光され、第1のフィルタ部及び第2のフィルタ部を介して投影レンズに導かれる。そして、投影レンズで照明プリズムに光が投影され、照明プリズムで前方向に光路が変更され所定の焦点位置に結像される。このとき、照明プリズムの前方に半透明のすりガラスで構成されたフィルタを設置するとディフューザー機能が実現される。フィルタ部としては、カラーフィルタ機能を備えた第1のフィルタ部と、スリットが形成された第2のフィルタ部とを備えてよい。
【0030】
このような構成において、実際に使用する際には、上部当接ユニット7の取付位置を調整する。続いて、第1平板部2aの背面(撮影光学系配設面と反対側)に、携帯用端末装置50を当て付け、保持部10乃至12を調整して、固定する。このとき、携帯用端末装置50のカメラのレンズが、撮影光学系9の後面に位置付けられるように、位置決めする。そして、固定部14,15を取付孔112a,112bを用いてアダプタ本体110に固定する。
【0031】
以上の位置決めを行った後、光源スイッチ13を回動させて、光源の発光強度を調整する。そして、照明ユニット4の光が被検眼Eに投光された状態で携帯用端末装置50のカメラ機能により、撮影光学系9を介して被検眼Eを撮影する。この撮影時において、上部当接ユニット7は被検者Hの額に当接され、当接部120は被検者Hの顎Cに当接される。したがって、被検者Hが検眼装置用アダプタ100Aを左右に動かすだけで、撮影光学系9と被検眼Eとの前後方向の距離を一定にしたまま、左右方向に移動することができるため、焦点距離が変わることなく、高精度の撮影を行うことができる。
【0032】
また、上部当接ユニット7の先端は回動ローラ7cとなっているので、当接した状態からスキャンするように左右に検眼装置用アダプタ100を安定的に動かすことができ、照明ユニット4が細隙灯である場合には、据え置き型と同様に、安定的に、即ち焦点距離がぶれることなく、検眼することができる。更に、上記安定的な動きにより、左右検眼を切り替えるときも、回動ローラ7cで安定的に横方向に移動すればよいので、簡便である。
【0033】
このように上部当接ユニット7及び当接部120は、被検者Hの額又は頬Cに2点で当接するので、焦点距離のぶれをより高精度で防止することが可能である。また、検眼装置1の位置決めをするときに、被検者Hの額に柔軟に対応した位置決めが可能となる。
【0034】
以上説明したように、本発明の実施形態に係る検眼装置用アダプタ100によれば、検眼装置1との組み合わせで用いられ、上部当接ユニット7の回動ローラ7cを額に、当接部120を被検者Hの顎Cに当て付けることで、撮影光学系9の正面に被検眼Eが位置するように調整できるので、照明ユニット4の光束を被検眼Eに的確に導き、撮影光学系9を介して携帯用端末装置50のカメラにより被検眼Eを高精度で撮影することができる。このとき、上部当接ユニット7と当接部120により、撮影光学系9の焦点距離もぶれることがないので、より高精度の撮影が可能となる。したがって、被検者H本人が自宅等で単独で簡単に検眼装置1を操作することが可能であり、遠隔医療に役立てることができる。
【0035】
なお、回動ローラ7cは、例えばシリコン等の樹脂により構成されているので、被検者Hの額や頬への当接についても、被検者Hに違和感を与えることはない。
【0036】
<第2実施形態>
図4及び
図5に、本発明の第2実施形態に係る検眼装置用アダプタ100A及び検眼装置用アダプタ100Aに取り付けられる検眼装置1を示し説明する。
図4及び
図5において、
図1~
図3と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。なお、
図5中Rは右手を示している。
【0037】
検眼装置用アダプタ100Aは、アダプタ本体110を有している。アダプタ本体110には、検眼装置1の撮影光学系(検査部)9、上部当接ユニット(当接部)7及び下部当接ユニット8を被検者対向面111側に露出させる切欠部(貫通部)150が設けられている。切欠部150は上述した切欠部113より下方に長く形成するようにしてもよい。なお、当接部120は設けられていない。
【0038】
本実施形態においては、検眼装置1の上部当接ユニット7の下方に前述した下部当接ユニット8を取り付ける。
【0039】
このような構成において、実際に使用する際には、上部当接ユニット7及び下部当接ユニット8の取付位置を調整して、所望とする焦点距離となるように設定する。以上の位置決めを行った後、上述した検眼装置1及び検眼装置用アダプタ100を用いた時と同様に、撮影光学系9を介して被検眼を撮影する。この撮影時において、上部当接ユニット7は被検者の額に当接され、下部当接ユニット8は被検者の頬に当接されるので、撮影光学系9と被検眼Eとの位置関係が固定され、焦点距離もぶれることなく、高精度の撮影を行うことができる。また、上部当接ユニット7、及び下部当接ユニット8の先端は回動ローラ7c,8cとなっているので、被検者Hが検眼装置用アダプタ100Aを左右に動かすだけで、当接した状態からスキャンするように左右に検眼装置を安定的に動かすことができ、上述した実施形態と同様に検眼することができる。
【0040】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。例えば、検査部及び当接ユニットを露出させる貫通部として切欠部としたが、開口部でも良い。また、前述した実施形態では、検眼装置として、細隙灯顕微鏡を例示したが、小型の検眼装置であれば各種の検眼装置に適用できる。例えば、眼底カメラ・視力検査・眼圧検査・レフケラ・角膜形状解析・OCT・瞳孔計・眼球突出計・眼科用エコー・角膜曲率計・トポグラフィー・眼科用鏡・スペキュラ・フレアメーター・レフラクト/ケラトメーター・レチノメーター等が検眼装置として用いることができる。
【符号の説明】
【0041】
1…検眼装置、2…平板、2a…第1平板部、2b…第2平板部、3…支持板、4…照明ユニット、5…支持板、6…電源部、7…上部当接ユニット(当接部)、7…上部当接ユニット、7a…軸部材、7b…回動軸部材、7c…回動ローラ、8…下部当接ユニット、8a…軸部材、8b…回動軸部材、8c…回動ローラ、9…撮影光学系(検査部)、9…撮影光学系、10…保持部、10a…保持板、10b…調整保持部材、10c…スリット、11…保持部、11a…保持板、11b…調整保持部材、11c…スリット、12…保持部、12a…保持板、12b…調整保持部材、12c…スリット、13…光源スイッチ、14…固定部、15…固定部、50…携帯用端末装置、100…検眼装置用アダプタ、100A…検眼装置用アダプタ、110…アダプタ本体、111…被検者対向面、112…取付面、112a…取付孔、112b…取付孔、113…切欠部(貫通部)、114…開口部、115…開口部、120…当接部、130…把持部、140…把持部、150…切欠部(貫通部)、H…被検者、E…被検眼、L…左手、R…右手、C…顎。