(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-20
(45)【発行日】2022-12-28
(54)【発明の名称】身体抑制用具
(51)【国際特許分類】
A61F 5/37 20060101AFI20221221BHJP
A61G 13/12 20060101ALI20221221BHJP
A61G 7/05 20060101ALI20221221BHJP
【FI】
A61F5/37 Z
A61G13/12 Z
A61G7/05
(21)【出願番号】P 2018120448
(22)【出願日】2018-06-26
【審査請求日】2021-04-06
(73)【特許権者】
【識別番号】000151380
【氏名又は名称】アルケア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100112874
【氏名又は名称】渡邊 薫
(74)【代理人】
【識別番号】100147865
【氏名又は名称】井上 美和子
(72)【発明者】
【氏名】金木 正博
【審査官】齊藤 公志郎
(56)【参考文献】
【文献】実開平07-042628(JP,U)
【文献】特開2012-076064(JP,A)
【文献】特開平11-290363(JP,A)
【文献】特開2001-54529(JP,A)
【文献】特開2008-302137(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61F 5/37
A61G 13/12
A61G 7/05
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
台に載置された人の身体の動きを抑制する身体抑制用具であって、
前記身体に固定される身体固定部と、
前記身体固定部に連結される一対の固定手段と、を備え、
前記固定手段は、
前記身体固定部に固定される第一の帯状体と、
前記台に固定される第二の帯状体と、
前記第一の帯状体と前記第二の帯状体とを連結し、前記身体と前記台との間の前記第一の帯状体の長さを調節する連結調節機構と、を含
み、
前記身体抑制用具は、前記第二の帯状体に設けられる一対の接合機構を備え、
前記第二の帯状体の一端は前記接合機構の一方に固定され、
前記第二の帯状体の他端は前記接合機構の他方に挿通され、
前記一対の接合機構が接合され前記第二の帯状体を前記台に固定した状態で、前記接合機構の一方と他方の間の前記第二の帯状体の長さを調節できる、
身体抑制用具。
【請求項2】
前記連結調節機構が、前記第一の帯状体と前記第二の帯状体とを連結する連結部材と、前記身体と前記台との間の前記第一の帯状体の長さを調節する調節部材と、を備える、請求項
1に記載の身体抑制用具。
【請求項3】
前記第二の帯状体が、前記連結調節機構に固定される、請求項1
又は2に記載の身体抑制用具。
【請求項4】
前記第二の帯状体が、前記連結調節機構に固定され、
前記第二の帯状体が固定される前記連結調節機構と前記接合機構との間の距離が一定である、請求項
1又は2に記載の身体抑制用具。
【請求項5】
前記第一の帯状体及び/又は前記第二の帯状体が、前記第一の帯状体及び/又は前記第二の帯状体の固定の位置を確認するための目印を有する、請求項1~
4のいずれか一項に記載の身体抑制用具。
【請求項6】
前記第二の帯状体と前記台との接触面に滑り止め機構を備える、請求項1~
5のいずれか一項に記載の身体抑制用具。
【請求項7】
前記目印が、前記第一の帯状体の端部と前記第一の帯状体とが重なる位置、及び/又は、前記第二の帯状体の端部と前記第二の帯状体とが重なる位置において、前記第一の帯状体及び/又は前記第二の帯状体の固定の位置を確認できるように設けられている、請求項
5に記載の身体抑制用具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、台に載置された人の身体の動きを抑制するための身体抑制用具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、安静が必要な患者、介助や介護が必要な人、その他身体の支えが必要な人に対して、人を載置する台を備えたベッドや車いす、その他の支持用具が用いられている。とりわけ、ベッドから起きて徘徊する症状がある患者や、ベッドや車いすの上で暴れてしまう人を介護者が監視したり、動きを抑えたりすることが困難な場合に、ベルト等を用いて人の身体を台に固定し、身体の動きを抑制することが行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、伸縮材製で、幅広で十分な長さがある平板状長尺本体の一端に長さ調節用の送り環を取り付け、この送り環に他端を通して一部を二重部にして長さの調節を可能にし、その他端に接続装置を取り付け、さらに、前記二重部内に、柔らかい感触のある帯状体製の締め具を移動可能に嵌めたことを特徴とするサポートバンドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、多機能化等によってベッドや車いす等、人の身体を支持するための台状の製品の構造が多様化してきており、固定する身体の部位や使用する台の種類によって、ベルト等を固定するための台の支持部材の位置や周径は様々である。そのため、例えば人を同じ台の上で移動させたり、別の台に移動させたりする場合に、台の支持部材の周径に合わせてベルトの固定する長さを微調節することがある。また、固定する身体の部位を変えずに、身体の動きを抑制する範囲を変える場合には、台の支持部材に固定されるベルトの周径が緩まないようにしつつ、身体と台との間の距離を調節する必要がある。
【0006】
そこで、本発明は、身体と台との間の距離と、台に固定されるベルトの周径とを別々に調節できる身体抑制用具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、台に載置された人の身体の動きを抑制する身体抑制用具であって、前記身体に固定される第一の帯状体と、前記台に固定される第二の帯状体と、前記第一の帯状体と前記第二の帯状体とを連結し、前記身体と前記台との間の前記第一の帯状体の長さを調節する連結調節機構と、を備える身体抑制用具を提供する。
【0008】
なお、本明細書における「台」は、身体の支えを必要とする人又は人の身体の一部が載置されるものをいい、例えば、ベッド、診療台、手術台、車いす等を含む概念である。
また、本明細書における「台の支持部材」とは、台を支持するフレームや柱などの硬性の部材に加え、例えば、台そのものやその周辺に取り付けられるベッドのサイドレール、ベッドのフェンス、車いすのハンドルやアームレスト等を含む概念である。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る身体抑制用具によれば、身体と台との間の距離と、台に固定されるベルトの周径とを別々に調節できるため、簡易かつ迅速に身体の動きを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の第1実施形態に係る身体抑制用具の正面図及び断面図である。
【
図2】本発明の第2実施形態に係る身体抑制用具の正面図及び断面図である。
【
図3】本発明の第3実施形態に係る身体抑制用具の正面図及び断面図である。
【
図4】本発明の第3実施形態に係る身体抑制用具の使用例を示す模式図である。
【
図5】本発明の第3実施形態に係る身体抑制用具の使用状態を示す模式図である。
【
図6】本発明の実施形態に係る身体抑制用具の第一の変形例を示す模式図である。
【
図7】本発明の実施形態に係る身体抑制用具の第二の変形例を示す模式図である。
【
図8】本発明の実施形態に係る身体抑制用具の第二の変形例の別の例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の代表的な実施形態を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。また、本発明は、下記の実施例及びその変形例のいずれかを組み合わせることもできる。
【0012】
<1.身体抑制用具の基本構成>
図1~
図3を用いて、本発明に係る身体抑制用具の基本構成について説明する。
【0013】
図1(a)、
図2(a)及び
図3(a)は、本発明の代表的な実施形態に係る身体抑制用具1の正面図であり、
図1(b)、
図2(b)及び
図3(b)は、同身体抑制用具1の断面図である。本発明に係る身体抑制用具1は、人の身体に固定される第一の帯状体2と、人の身体を載置する台に固定される第二の帯状体3と、第一の帯状体2と第二の帯状体3とを連結し、身体と台との間の第一の帯状体2の長さを調節する連結調節機構4と、を備える。また、第二の帯状体3の両端又は端部の近傍に、一対の接合機構5を設けることができる。以下、各部についてより詳細に説明する。
【0014】
(1-1)第一の帯状体2について
第一の帯状体2は、人の身体を固定するための帯状体である。第一の帯状体2は、身体側の端部201が身体に固定され、台側の端部202が連結調節機構4に挿通され、連結調節機構4を介して身体側に折り返されている。第一の帯状体2は、身体側の端部201を身体に直接巻き付けたり、縛り付けたりして身体に固定してもよく、身体に固定するための身体固定部6を別に設け、その身体固定部6で身体に固定してもよい。また、第一の帯状体2は、連結調節機構4に対して台側の端部202を挿通させる長さ、すなわち、連結調節機構4を介して身体側に折り返す第一の帯状体2の長さを変えることによって、身体と台との間の第一の帯状体2の長さを調節することができる。第一の帯状体2の材質は特に限定されないが、身体の動きをしっかり抑制したい場合には非伸縮性であることが好ましく、身体の動きをある程度許容させる場合には伸縮性をもたせればよい。
【0015】
(1-2)第二の帯状体3について
第二の帯状体3は、台に身体抑制用具1を固定するための帯状体であり、連結調節機構4を介して第一の帯状体2と連結され、例えば台の支持部材7に巻回して固定される。本発明に係る身体抑制用具1は、第二の帯状体3と第一の帯状体2とが別体として構成されることによって、身体と台(又は台の支持部材7)との間の第一の帯状体2の長さと、台の支持部材7に巻回して固定される第二の帯状体3の周径の長さとを別々に調節できる。第二の帯状体3の材質は特に限定されないが、台の支持部材7に対して、第二の帯状体3の固定されている位置や身体との距離が変わらず、しっかり固定できるようにするために、非伸縮性であることが好ましい。
【0016】
第二の帯状体3は、両端又は端部の近傍に一対の接合機構5が設けられ、第二の帯状体3の一端301が固定部311で縫製、鋲(リベット)、溶着等によって接合機構5の一方51に固定され、第二の帯状体3の他端302が接合機構5の他方52に挿通されていることが好ましい。接合機構5の一方51と他方52を接合(例えば、嵌合、係合、繋合せ、連結等)し、第二の帯状体3を台の支持部材7に固定した状態で、接合機構5の他方52に対して第二の帯状体3の他端302を挿通させる長さを変えることによって、接合機構5の一方51と他方52の間の第二の帯状体3の長さを調節することができる。つまり、台の支持部材7の周径に対して、第二の帯状体3を巻きつける長さを調節することができる。
【0017】
さらに、第二の帯状体3は、固定部312で縫製、鋲(リベット)、溶着等によって連結調節機構4に固定されていることが好ましい。バックル等である連結調節機構4やフレーム等である台の支持部材7は、プラスチックや金属など比較的硬質な材料で構成されるため、連結調節機構4と台の支持部材7が直接接触して力が加わると、滑り、移動しやすい。これに対し、固定部312を設けることによって、連結調節機構4と台の支持部材7とが直接接触しないので、連結調節機構4が滑り、台の支持部材7における第二の帯状体3の固定位置がずれてしまうことを防ぐことができる。そのうえ、固定部311及び固定部312の2箇所で、第二の帯状体3の連結調節機構4及び接合機構5に対する位置を固定することで、連結調節機構4と接合機構5の一方51との間の距離を一定にすることができ、これにより、身体抑制用具1が引っ張られたときに連結調節機構4が第一の帯状体2に対して外れやすい角度に向いてしまうことを防ぐことができ、第一の帯状体2が緩むことを防ぐことができる。なお、固定部311と固定部312を一体にし、第二の帯状体3が1つの固定部で連結調節機構4及び接合機構5の一方51に固定される構成であってもよい。
【0018】
(1-3)連結調節機構4について
連結調節機構4は、第一の帯状体2と第二の帯状体3とを連結し、身体と台との間の第一の帯状体2の長さを調節する。連結調節機構4は、
図1に示すように第一の帯状体2と第二の帯状体3とを連結する連結部材41と、身体と台との間の第一の帯状体2の長さを調節する調節部材42とを別体として備えていてもよく、
図2及び
図3に示すように、これらを一体として備えていてもよい。連結部材41と調節部材42とを一体とすることで、調節部材42のみが身体側へ移動し、台に載置された人の手が届いてしまって、身体と台との間の第一の帯状体2の長さを台に載置された人自身で調節してしまうことを防ぐことができる。
【0019】
<2.身体抑制用具の使用方法>
図4及び
図5を用いて、本発明に係る身体抑制用具の使用方法の一例について説明する。
【0020】
図4は、
図3に示した実施形態の使用例であり、
図5は、同実施形態の使用状態を示した図である。
図4に示すように、身体抑制用具1は、身体固定部6に対して第一の帯状体2a、2bが一対連結される構成であることが好ましい。以下、より詳細に説明する。
【0021】
まず、台に載置された人の足首や手首、腰等に身体固定部6を固定する。なお、身体固定部6は面ファスナ61によって身体に着脱自在に固定されてもよいし、身体固定部6の上からベルトや紐等を巻回することで固定されてもよい。
【0022】
次に、接合機構5a、5bをそれぞれ台の支持部材7に巻回して接合し、接合機構5a、5bに対して第二の帯状体3の他端302a、302bを引っ張り、第二の帯状体3の他端302a、302bの挿通させる長さを調整することにより、台の支持部材7との間に浮きが発生しないようにして第二の帯状体3a、3bを台の支持部材7に固定する。
【0023】
最後に、連結調節機構4a、4bに対して第一の帯状体2の台側の端部202a、202bをそれぞれ挿通させる長さ、すなわち、連結調節機構4a、4bを介して身体側に折り返す第一の帯状体2の長さを変えることで、身体と台との間の第一の帯状体2の長さを調節する。このようにして、身体抑制用具1は、身体と台との間の距離と、台の支持部材7に巻回する第二の帯状体3の周径とをそれぞれ独立して調節することができる。
【0024】
本実施形態に係る身体抑制用具1は、身体固定部6に対して第一の帯状体2a、2bが一対連結されていることにより、台の支持部材7に対して2箇所で固定することができるため、
図5におけるX方向及びY方向の身体の動きを効果的に抑制することができる。
【0025】
<3.身体抑制用具の変形例>
図6~
図8を用いて、本発明に係る身体抑制用具の変形例について説明する。
【0026】
(3-1)目印8について
本発明に係る身体抑制用具1は、第一の帯状体2及び/又は第二の帯状体3に目印8を設けることもできる。目印8を設けることによって、第一の帯状体2及び/又は第二の帯状体3の固定の位置を確認することができる。
図6に示すように、数字を印刷して目印8を設けてもよいし、色の異なる複数の線を印刷することによって目印8を設けてもよい。目印8を第一の帯状体2に設ける場合、例えば、第一の帯状体2の台側の端部202が折り返されて第一の帯状体2と重なる位置Aで固定の位置を確認することもでき、第一の帯状体2が連結調節機構4から突出する位置Bで固定の位置を確認することもできる。このように、固定の位置を確認するための目印8を設けることにより、身体の動きを抑制する範囲や、使用する台の支持部材の周径に対応して適切に固定を行うことができる。
【0027】
(3-2)滑り止め機構9について
本発明に係る身体抑制用具1は、第二の帯状体3と台の支持部材7との接触面に滑り止め機構9を備えていてもよい。滑り止め機構9を設けることにより、人の身体の動きによって第一の帯状体2及び/又は第二の帯状体3に張力がかかったときに、台の支持部材7における第二の帯状体3の固定位置がずれてしまうことを防ぐことができる。滑り止め機構9は、ゴム、フォーム、樹脂、布帛等、滑り止め機能を有する素材で形成されることが好ましく、厚みが0.2mm~10mmであることが好ましく、0.5mm~5mmであることがより好ましい。滑り止め機構9は、第二の帯状体3の表面に滑り止め用の樹脂等を塗布、印刷等を施すことで設けられてもよく、滑り止め機能を有する素材で第二の帯状体3を形成することで設けられてもよく、滑り止め機能を有する素材からなる部材を第二の帯状体3とは別体で設けてもよい。台の支持部材7の周径は台によって様々であるため、第二の帯状体3の周径は調節しやすいまま、適切な位置で滑り止め機能を発揮できるようにするためには、第二の帯状体3とは別体で滑り止め機構9を設けることが好ましい。
【0028】
図7に、滑り止め機構9を備える身体抑制用具1の一例を示す。
図7に示すように、滑り止め機構9は、接合機構5の一方51と他方52の間の第二の帯状体3に挿通され、接合機構5の一方51と他方52の間を移動可能に設けられることが好ましい。このような構成とすることによって、台の支持部材7の周径が変化しても適切な位置に滑り止め機構9を配置することができる。
【0029】
図8(a)~(c)に、滑り止め機構9の形状例を示す。
図7及び
図8(a)に示すように、滑り止め機能を有する素材からなるシートを打ち抜いた穴に第二の帯状体3を挿通してもよく、
図8(b)に示すように、滑り止め機能を有する素材からなるチューブに第二の帯状体3を挿通してもよい。
図8(a)のように、シートを打ち抜いた穴に第二の帯状体3を挿通すると、滑り止め機構9が台の支持部材7の形状に追従しやすく、第二の帯状体3との間に浮きが生じないようにすることができるため好ましい。
【0030】
また、
図8(c)に示すように、第二の帯状体3を挟み込むようにして2枚のシート91、92を重ね合わせ、該シートの対向する両辺を固定することで、第二の帯状体3に対して滑り止め機構9を取り付けてもよい。この場合、2枚のシート91、92のいずれか一方又は両方を、滑り止め機能を有する素材で形成してもよく、該シートの対向する両辺は縫製、面ファスナ等で固定することができる。
図8(c)のように、該シートの対向する両辺のうちの一辺を縫製で固定し、他辺を面ファスナで固定すると、面ファスナ部分の開閉により、第二の帯状体3に対して滑り止め機構9を着脱可能に取り付けることができるため好ましい。
【0031】
なお、
図7及び
図8に示すように、滑り止め機構9を第二の帯状体3とは別体で設ける場合、滑り止め機構9は第二の帯状体3よりも幅広であることが好ましい。滑り止め機構9が幅広であることによって、滑り止め機構9と台の支持部材7との間のグリップ力がより強く発揮されるため、台の支持部材7に対して第二の帯状体3をより強く固定することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 身体抑制用具
2 第一の帯状体
3 第二の帯状体
4 連結調節機構
41 連結部材
42 調節部材
5 接合機構
6 身体固定部
7 台の支持部材
8 目印
9 滑り止め機構