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特許7198049機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法
<図1>
  • 特許-機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法 図1
  • 特許-機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法 図2
  • 特許-機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法 図3
  • 特許-機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法 図4
  • 特許-機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-20
(45)【発行日】2022-12-28
(54)【発明の名称】機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20221221BHJP
   E04H 6/18 20060101ALI20221221BHJP
   G08G 1/14 20060101ALI20221221BHJP
   G08G 1/123 20060101ALI20221221BHJP
【FI】
G06Q50/10
E04H6/18 601A
G08G1/14 A
G08G1/123
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2018208532
(22)【出願日】2018-11-06
(65)【公開番号】P2019087255
(43)【公開日】2019-06-06
【審査請求日】2021-10-11
(31)【優先権主張番号】10-2017-0148249
(32)【優先日】2017-11-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】518393322
【氏名又は名称】パク,ジョンファ
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】パク,ジョンファ
【審査官】宮地 匡人
(56)【参考文献】
【文献】特表2017-503252(JP,A)
【文献】特開2002-030823(JP,A)
【文献】特開2003-150992(JP,A)
【文献】特開2001-312796(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
E04H 6/18
G08G 1/14
G08G 1/123
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
出車待機短縮サービス提供サーバーで実行される出車待機短縮サービス提供方法であって、
駐車場キオスクを介して使用者の使用者端末情報、車両番号、決済手段及び出車予約を受信する段階と、
前記決済手段によって決済が完了した場合、前記車両番号に対応する車両の位置及び待機車両の数を確認する段階と、
前記車両の位置及び待機車両の数による出車時間をビッグデータに基づいて算出し、前記使用者端末に前記出車時間を待機時間として伝送する段階と、
前記車両が駐車された機械式駐車装置に機械式駐車設備制御装置を介して出車命令信号を伝送する段階と、
前記待機時間の既設定の時間前に前記使用者端末に出車場所への出発を要請するメッセージを伝送する段階と、
前記使用者端末が前記機械式駐車装置の既設定の半径内に位置する場合、前記車両に対する出車完了処理を行う段階と、
を含む、機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法。
【請求項2】
前記待機時間の既設定の時間前に前記使用者端末に出車場所への出発を要請するメッセージを伝送する段階後に、
既設定の地点に位置する少なくとも一つの位置提供装置から前記使用者端末を介して受信される位置をモニタリングする段階と、
前記モニタリングされた位置が前記使用者端末の現在地点から前記出車場所に行く経路内に位置するかあるいは前記出車場所の既設定の半径内に位置するかを確認する段階と、
前記モニタリングされた位置が経路内に位置しないとか前記出車場所の既設定の半径内に位置しない場合、前記使用者端末に復帰要請メッセージを伝送する段階と、
をさらに含む、請求項1に記載の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法。
【請求項3】
前記少なくとも一つの位置提供装置は、少なくとも一つのビーコン、RFIDタグ、NFCタグ、及びアクセスポイントの少なくとも一つ又は少なくとも一つの組合せからなる、請求項2に記載の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法。
【請求項4】
前記駐車場キオスクを介して使用者の使用者端末情報、車両番号、決済手段及び出車予約を受信する段階前に、
前記使用者端末から前記使用者端末が利用可能な少なくとも一つの機械式駐車場を検索する要請を受信する段階と、
前記使用者端末に前記使用者端末の位置を中心に既設定の半径内の少なくとも一つの機械式駐車場の情報を提供する段階と、
をさらに含み、
前記少なくとも一つの機械式駐車場の情報は位置及び入車可能台数を含む、請求項1に記載の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法。
【請求項5】
前記駐車場キオスクを介して使用者の使用者端末情報、車両番号、決済手段及び出車予約を受信する段階前に、
前記駐車場キオスクを介して前記使用者の車両を入車しろという入車命令を受信する段階と、
前記受信した入車命令に従って前記車両を入車するように、前記機械式駐車設備制御装置を介して前記車両が位置する前記機械式駐車装置に入車命令信号を伝送する段階と、
をさらに含む、請求項1に記載の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法。
【請求項6】
前記駐車場キオスクを介して使用者の使用者端末情報、車両番号、決済手段及び出車予約を受信する段階は、
前記使用者端末から受信した使用者端末情報、車両番号、決済手段及び出車予約を受信する段階に代替することができる、請求項1に記載の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法。
【請求項7】
前記駐車場キオスクを介して使用者の使用者端末情報、車両番号、決済手段及び出車予約を受信する段階前に、
前記使用者端末からナビゲーションを介して目的地が入力される場合、到着予想時間及び目的地を基準に既設定の半径内に位置する少なくとも一つの機械式駐車場を検索する段階と、
前記少なくとも一つの機械式駐車場の時間別車両入庫台数についてのビッグデータに基づいて、前記使用者端末の車両が前記目的地に到着する到着予定時間に駐車可能な少なくとも一つの機械式駐車場をフィルタリングする段階と、
前記使用者端末の経路案内に前記フィルタリングされた少なくとも一つの機械式駐車場を追加する段階と、
をさらに含む、請求項1に記載の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法に関し、より詳しくは待機時間を予め知らせることにより、先順位待機者及び後順位待機が共に出車による待機時間を最小化することができるサービスを提供する。
【背景技術】
【0002】
現代社会で車両は人になくてはならない最も重要な移動手段として落ち着いたが、車両数が増加するにしたがって自然に問題となっていることがまさに駐車管理である。全世界の都心で駐車場は必ず必要な施設であるから、駐車場管理に対する技術も速く発展されて来た。最近までの駐車管理システムは単純に車両の占領有無のみ把握し、駐車場の電光板を介して現在の駐車情報又は出車待機情報を提供する方法が多く用いられている。
【0003】
ここで、駐車を管理する方法はモバイル端末で入出車予約をすることからなっている。これに関して、先行技術である韓国登録特許第10-1701437号公報(2017年02月13日公告)及び韓国登録特許第10-1575159号公報(2015年12月08日公告)には、駐車タワーの入出庫予約情報と駐車タワーキオスクの駐車タワー現場入出庫要請又は予約要請情報を伝達して駐車タワー制御器の駐車タワー運転装置制御動作を官制して入出庫処理する構成と、利用者が受けた複数の駐車場についての駐車場情報を確認することができるように、伝送された複数の駐車場についての駐車場情報をモバイル端末機に提供し、駐車予約要請に対応して、駐車場の駐車面のうち車両が駐車していない一つの駐車面がモバイル端末機の識別番号に割り当てられる構成が開示されている。
【0004】
ただ、出車を進めるとき、大部分のタワー型駐車装置の出口が単数であるから、一つの出口を通じて数十台までの車両を入車又は出車しなければならない。1台の車両を出車するのにかかる時間は、およそ数分であるが、出退勤時間のように待機車両が滞った場合には、自分の車両がいつ出るかが分からなく、待機車両が順に出ることを見守りながら非生産的な時間を過ごさなければならないので、忙しい現代人に時間の浪費となるしかなく、予約出車登録を行う場合であっても、予約した車両がすぐ出た場合、出車をすぐ行わなければ次の予約車両が出車することができないので、後順位待機者は先順位出車者が来ることをいつまでも待ちながら再び時間を浪費するしか無い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】韓国登録特許第10-1701437号公報
【文献】韓国登録特許第10-1575159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一実施例は、出車を申し込んだ後、出車にかかる時間を推正して使用者に知らせるとともに現在状況をモニタリングして、使用者に出車されたときに駐車場に到着するようにすることにより、後順位待機者の待機時間も減らすことができ、使用者の待機時間にも他の業務をするとかあるいは周辺の加盟店を用いるようにし、使用者の現在位置と駐車場までの所要時間を計算して知らせることにより、使用者も待機する必要がないだけでなく、後順位待機者も待機しなくても良い、機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法を提供することをその目的とする。ただ、本実施例が達成しようとする技術的課題は前記のような技術的課題に限定されず、他の技術的課題が存在することができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した技術的課題を達成するための技術的手段として、本発明の一実施例は、駐車場キオスクを介して使用者の使用者端末情報、車両番号、決済手段及び出車予約を受信する段階、決済手段によって決済が完了した場合、車両番号に対応する車両の位置及び待機車両の数を確認する段階、車両の位置及び待機車両の数による出車時間をビッグデータに基づいて算出し、使用者端末に出車時間を待機時間として伝送する段階、車両が駐車された機械式駐車装置に機械式駐車設備制御装置を介して出車命令信号を伝送する段階、待機時間の既設定の時間前に使用者端末に出車場所への出発を要請するメッセージを伝送する段階、及び使用者端末が機械式駐車装置の既設定の半径内に位置する場合、車両に対する出車完了処理を行う段階を含む。
【発明の効果】
【0008】
前述した本発明の課題解決手段のいずれか一つによると、出車を申し込んだ後、出車にかかる時間を推正して使用者に知らせるとともに現在状況をモニタリングして、使用者に出車されたとき、駐車場に到着するようにすることにより、後順位待機者の待機時間も減らすことができ、使用者の待機時間にも他の業務を行うとかあるいは周辺の加盟店を用いることができるようにして、使用者の現在位置と駐車場までの所要時間を計算して知らせることにより、使用者も待機する必要がないだけでなく、後順位待機者待機しなくても良い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の一実施例による機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供システムを説明するための図である。
図2図1のシステムに含まれた出車待機短縮サービス提供サーバーを説明するためのブロック構成図である。
図3】本発明の一実施例による機械式駐車場の出車待機短縮サービスが具現された一実施例を説明するための図である。
図4】本発明の一実施例による図1の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供システムに含まれた各構成間にデータが送受信される過程を示した図である。
図5】本発明の一実施例による機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法を説明するための動作フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、添付図面に基づき、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施することができるように本発明の実施例を詳細に説明する。しかし、本発明は様々な相異なる形態に具現されることができ、ここで説明する実施例に限定されない。そして、図面において、本発明を明確に説明するために説明と関係ない部分は省略し、明細書全般にわたって類似の部分に対しては類似の図面符号を付けた。
【0011】
明細書全般にわたり、ある部分が他の部分と“連結”されていると言うとき、これは“直接的に連結”されている場合だけでなく、その中間に他の素子を挟んで“電気的に連結”されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を“含む”と言うとき、これは、特に反対する記載がない限り、他の構成要素を排除するものではなくて他の構成要素をさらに含むことができることを意味し、一つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品又はこれらの組合せなどの存在又は付加の可能性を予め排除しないものと理解しなければならない。
【0012】
明細書全般にわたって使われる、程度を示す用語“約”、“実質的に”などは言及された意味に固有の製造及び物質許容誤差が提示されるとき、その数値で又はその数値に近接した意味として使われ、本発明の理解を助けるために正確であるか絶対的な数値が言及された開示内容を非良心的な侵害者が不当に用いることを防止するために使われる。本発明の明細書全般にわたって使われる用語“~(する)段階”又は“~の段階”は“~のための段階”を意味しない。
【0013】
本明細書において、“部”とは、ハードウェアによって実現されるユニット(unit)、ソフトウェアによって実現されるユニット、及び両者を用いて実現されるユニットを含む。また、一つのユニットが二つ以上のハードウェアを用いて実現されても良く、二つ以上のユニットが一つのハードウェアによって実現されても良い。
【0014】
本明細書において、端末、装置又はデバイスが行うものとして記述された動作又は機能の一部は当該端末、装置又はデバイスと連結されたサーバーが代わって行うこともできる。これと同様に、サーバーが行うものとして記述された動作又は機能の一部も当該サーバーと連結された端末、装置又はデバイスで行うこともできる。
【0015】
本明細書において、端末とのマッピング(Mapping)又はマッチング(Matching)として記述された動作又は機能の一部は、端末の識別情報(Identifying Data)である端末機の固有番号又は個人の識別情報をマッピング又はマッチングすると言う意味と解釈できる。
【0016】
以下、添付図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明の一実施例による機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供システムを説明するための図である。図1を参照すると、機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供システム1は、使用者端末100、出車待機短縮サービス提供サーバー300、駐車場キオスク400、機械式駐車設備制御装置500、機械式駐車装置600及び位置提供装置700を含むことができる。ただ、このような図1の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供システム1は本発明の一実施例に過ぎないので、図1に本発明が限定されて解釈されるものではない。
【0018】
ここで、図1の各構成要素は一般的にネットワーク(network)200を介して連結される。例えば、図1に示したように、使用者端末100はネットワーク200を介して駐車場キオスク400及び出車待機短縮サービス提供サーバー300と連結されることができる。そして、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、使用者端末100、駐車場キオスク400、機械式駐車設備制御装置500、機械式駐車装置600及び位置提供装置700と連結されることができる。また、駐車場キオスク400は、ネットワーク200を介して使用者端末100、出車待機短縮サービス提供サーバー300、機械式駐車設備制御装置500及び機械式駐車装置600と連結されることができる。そして、機械式駐車設備制御装置500は、ネットワーク200を介して出車待機短縮サービス提供サーバー300、駐車場キオスク400及び機械式駐車装置600と連結されることができる。また、機械式駐車装置600は、ネットワーク200を介して駐車場キオスク400及び機械式駐車設備制御装置500と連結されることができる。そして、位置提供装置700は、ネットワーク200を介して出車待機短縮サービス提供サーバー300及び機械式駐車設備制御装置500と連結されることができる。
【0019】
本発明の一実施例による出車待機短縮サービス提供システム1に含まれた駐車場キオスク400、機械式駐車設備制御装置500、機械式駐車装置600及び位置提供装置700は少なくとも一つから構成されることができ、単数又は複数であり得る。したがって、以下で多数と言っても複数を意味することもある。
【0020】
ここで、ネットワークは、複数の端末及びサーバーのようなそれぞれのノード間に情報交換が可能な連結構造を意味するものである。このようなネットワークの一例には、RF、3GPP(3rd Generation Partnership Project)ネットワーク、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、5GPP(5th Generation Partnership Project)ネットワーク、WIMAX(World Interoperability for Microwave Access)ネットワーク、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))ネットワーク、NFCネットワーク、衛星放送ネットワーク、アナログ放送ネットワーク、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)ネットワークなどが含まれるが、これに限定されない。
【0021】
使用者端末100は、機械式駐車場の出車待機短縮サービス関連ウェブページ、アプリケーションページ、プログラム又はアプリケーションを用いて機械式駐車場を検索し、入車、決済及び出庫を進める端末であり得る。そして、使用者端末100は、機械式駐車場に入車するとき、駐車場キオスク400に使用者の車両番号、使用者の電話番号、決済手段などを伝送する端末であり得る。また、使用者端末100は、入車してから出庫するとき、出庫待機時間を出車待機短縮サービス提供サーバー300を介して受信して出力する端末であり得る。そして、使用者端末100は、出車待機短縮サービス提供サーバー300から受信した近隣の加盟店のクーポンを出力する端末であり得る。また、使用者端末100は、位置提供装置700から位置を受信し、これを出車待機短縮サービス提供サーバー300に伝送して自分の位置を知らせる端末であり得る。そして、使用者端末100は、駐車場キオスク400と連動して決済を行う端末であり得る。
【0022】
ここで、使用者端末100は、ネットワークを介して遠隔地のサーバー又は端末に接続することができるコンピューターから具現されることができる。ここで、コンピューターは、例えばナビゲーション、ウェブブラウザー(WEB Browser)が搭載されたノートブック型パソコン、デスクトップ(Desktop)、ラップトップ(Laptop)などを含むことができる。ここで、使用者端末100は、ネットワークを介して遠隔地のサーバー又は端末に接続することができる端末から具現されることができる。使用者端末100は例えば携帯性及び移動性が保障される無線通信装置であり、ナビゲーション、PCS(Personal Communication System)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000、CDMA(Code Division Multiple Access)-2000、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、スマートフォン(smartphone)、スマートパッド(smartpad)、タブレットPC(Tablet PC)などの全ての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0023】
出車待機短縮サービス提供サーバー300は、機械式駐車場の出車待機短縮サービスウェブページ、アプリケーションページ、プログラム又はアプリケーションを提供するサーバーであり得る。そして、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、少なくとも一つの機械式駐車設備制御装置500を登録し、使用者端末100と仲介するサーバーであり得る。また、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、使用者端末100が駐車場キオスク400を介して入車を進める場合、使用者端末100の情報が駐車場キオスク400に自動で入力されるように情報を抽出及び提供するサーバーであり得る。そして、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、使用者端末100で駐車場キオスク400と連動して出車を要請する場合、出車に対する待機時間を、現在出車現況を機械式駐車設備制御装置500から把握して、使用者端末100に知らせるサーバーであり得る。また、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、待機時間の間に使用者端末100の使用者が近隣商店並を用いることができるように、近隣加盟店のクーポンを提供するサーバーであり得る。そして、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、待機時間が終了する前、使用者端末100に、車両が出庫する位置に来るように、メッセージを伝送するサーバーであり得る。このために、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、少なくとも一つの位置提供装置700から使用者端末100が位置を読み取るようにし、読み取った位置を出車待機短縮サービス提供サーバー300に伝送するように使用者端末100を制御するサーバーであり得る。また、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、受信された使用者の位置に基づいて、要請を再伝送するとか伝送しないサーバーであり得る。そして、出車前、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、使用者端末100と駐車場キオスク400が連動して決済を完了したかをチェックし、決済有無を機械式駐車設備制御装置500に伝送して、出車を中止又は再進行するようにするサーバーであり得る。ここで、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、決済を完了し出車が完了した場合、出車にかかった待機時間、出車待機車両などの情報をビッグデータにアップデートして待機推定時間を再算出するサーバーであり得る。
【0024】
ここで、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、ネットワークを介して遠隔地のサーバー又は端末に接続することができるコンピューターから具現されることができる。ここで、コンピューターは、例えばナビゲーション、ウェブブラウザー(WEB Browser)が搭載されたノートブック型パソコン、デスクトップ(Desktop)、ラップトップ(Laptop)などを含むことができる。
【0025】
駐車場キオスク400は、機械式駐車を無人で運営するために、使用者が直接入車、決済及び出車を行うことができるインターフェースを提供する装置であり得る。ここで、キオスクと名付けたが、キオスクではない他の形態に具現されることができるのは自明であると言える。そして、駐車場キオスク400は、出車待機短縮サービス提供サーバー300を介してあるいは直接的に使用者端末100と連動することができる。ここで、駐車場キオスク400は、使用者端末100と出車待機短縮サービス提供サーバー300が直接連動して入車、決済及び出車を行う場合には、備えなくてもかまわない。
【0026】
機械式駐車設備制御装置500は、一つの機械式駐車場の入車、決済及び出車を進行し、現在どの駐車室にどの車両が入庫されたか、どの車両の出車が要請されたか、出車待機件数はいくらであるかなどの情報を管理し、入車及び出車を制御する信号を機械式駐車装置600に伝送する装置であり得る。そして、機械式駐車設備制御装置500は、単一機械式駐車場当たり一つから具現されることができるが、それ以上も可能である。また、機械式駐車設備制御装置500は、出車待機短縮サービス提供サーバー300から現在入車可能台数が何台であるかを要請する場合、これに対する応答を出車待機短縮サービス提供サーバー300に伝送する装置であり得る。そして、機械式駐車設備制御装置500は、駐車場キオスク400又は使用者端末100を介して入車要請が受信される場合、入車を進行し、その情報を記憶する装置であり得る。反対に、機械式駐車設備制御装置500は、駐車場キオスク400又は使用者端末100から出車要請を受信する場合、現在出車待機車両の数を出車待機短縮サービス提供サーバー300に伝送することにより、出車待機短縮サービス提供サーバー300から使用者端末100に待機時間を知らせるようにするサーバーであり得る。ここで、機械式駐車設備制御装置500を単数で備える場合には、出車待機短縮サービス提供サーバー300と一体に形成されることもできる。その理由は、複数の駐車場を管理する必要がなく、直接出車待機短縮サービス提供サーバー300を介して使用者端末100の要請を受信することができるからである。ただ、単数で備える場合にも、出車待機短縮サービス提供サーバー300から分離して備えることを排除するものではない。そして、機械式駐車設備制御装置500は、機械式駐車装置600に出車要請を伝送し、機械式駐車装置600から要請された車両の出車が進行されるように制御信号を伝送する装置であり得る。
【0027】
ここで、機械式駐車設備制御装置500は、ネットワークを介して遠隔地のサーバー又は端末に接続することができるコンピューターから具現されることができる。ここで、コンピューターは、例えばナビゲーション、ウェブブラウザー(WEB Browser)が搭載されたノートブック型パソコン、デスクトップ(Desktop)、ラップトップ(Laptop)などを含むことができる。
【0028】
機械式駐車装置600は、自動車を任意の指定空間に駐車すれば機械装置(以下“運搬機”と言う)によって駐車に使われる空間(以下“駐車区画”と言う)に移送する装置であり得る。ここで、自動車が駐車区画に入るようにようにした後、その駐車区画を垂直に循環可能に連結するように設計された垂直循環式駐車装置、又は自動車が駐車区画に入るようにした後、その駐車区画を多層の空間に上下に又は水平に循環可能に移動して自動車を駐車するように設計された多層循環式駐車装置、又は自動車を任意の指定空間に駐車すれば運搬機によって多層に配置されている固定された駐車区画を上下に移動して自動で運搬することができるように設計された昇降機式駐車装置、又は任意の指定空間に駐車すれば運搬機によって平面に配置されている固定された駐車区画に自動で運搬することができるように設計された平面往復式駐車装置であり得るが、これに限定されるものではない。
【0029】
位置提供装置700は、固定された装置に位置し、自分の位置を記録したデータを出力する装置であり得る。ここで、位置提供装置700は、既設定の半径内に位置する使用者端末100に自分の位置を記録したデータを伝送することにより、使用者端末100から出車待機短縮サービス提供サーバー300に使用者の位置を知らせることができるようにする装置であり得る。その理由は、使用者が室内に位置する場合にはGPSが動作しなく、室外に位置する場合にもGPSの正確度が落ちるからである。これにより、位置提供装置700は、既設定の距離間隔で複数が設置されることができ、ビーコン、RFID、NFC、WIFIなどの固定された場所でデータを出力することができる装置であればどれでも可能である。
【0030】
図2図1のシステムに含まれた出車待機短縮サービス提供サーバーを説明するためのブロック構成図、図3は本発明の一実施例による機械式駐車場の出車待機短縮サービスを具現する一実施例を説明するための図である。
【0031】
図2を参照すると、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、受信部310、確認部320、待機伝送部330、出車伝送部340、要請部350、実行部360、確認部370、検索部380、入車部390及び経路案内部391を含むことができる。
【0032】
本発明の一実施例による出車待機短縮サービス提供サーバー300と連動する他のサーバー(図示せず)が使用者端末100に機械式駐車場の出車待機短縮サービスアプリケーション、プログラム、アプリケーションページ、ウェブページなどを伝送する場合、使用者端末100は、機械式駐車場の出車待機短縮サービスアプリケーション、プログラム、アプリケーションページ、ウェブページなどを組み込むとか開くことができる。また、ウェブブラウザーで実行されるスクリプトを用いてサービスプログラムが使用者端末100で駆動されることもできる。ここで、ウェブブラウザーはウェブ(WWW:world wide web)サービスを用いることができるようにするプログラムはHTML(hypertext mark-up language)で敍述されたハイパーテキストを受けて見せるプログラムを意味し、例えばネットスケープ(Netscape)、エクスプローラー(Explorer)、クロム(chrome)などを含む。また、アプリケーションは端末上の応用プログラム(application)を意味し、例えばモバイル端末(スマートフォン)で実行されるアプリ(app)を含む。
【0033】
図2を参照すると、受信部310は、駐車場キオスク400を介して使用者の使用者端末100情報、車両番号、決済手段及び出車予約を受信することができる。ここで、駐車場キオスク400は使用者端末100と無線又は有線で通信して使用者端末100に記憶された決済手段を抽出することにより、駐車場キオスク400に入力する必要がないように具現されることもでき、出車待機短縮サービス提供サーバー300を通じればすぐ機械式駐車設備制御装置500に入力されるとか、あるいは駐車場キオスク400に近付かなくても情報が入力されるように具現されることができる。
【0034】
確認部320は、決済手段で決済を完了した場合、車両番号に対応する車両の位置及び待機車両の数を確認することができる。ここで、待機車両の数は機械式駐車設備制御装置500を介して抽出することができる。
【0035】
待機伝送部330は、車両位置及び待機車両の数による出車時間をビッグデータに基づいて算出し、使用者端末100に出車時間を待機時間として伝送することができる。例えば、各駐車場ごとに保有している設備が違うことがあり、該当設備が多様であるから、同数の待機車両であると言っても各駐車場ごとに待機すべき時間が違うことがある。これにより、待機伝送部330は、各駐車場別に出車要請時間、実際出車時間などを収集し、収集されたビッグデータに基づいて車両台数別にかつ要請時間別に待機時間を推正することができ、このように推定された時間を使用者に伝達することにより、使用者が駐車場の前で待たなくても近隣加盟店に立ち寄るとか、他の購買活動を促進し、時間を浪費しないようにする。
【0036】
出車伝送部340は、車両が駐車された機械式駐車装置600に機械式駐車設備制御装置500を介して出車命令信号を伝送することができる。
【0037】
要請部350は、待機時間の既設定の時間前に使用者端末100に出車場所への出発を要請するメッセージを伝送することができる。ここで、既設定の時間は使用者端末100の位置によって変わることができる。よって、要請部350は、使用者端末100の位置をGPS又は位置提供装置700から使用者端末100を介して受け、使用者の現在位置から駐車場までの所要時間と出車時間を考慮して既設定の時間を増減することができる。
【0038】
実行部360は、使用者端末100が機械式駐車装置600の既設定の半径内に位置する場合、車両に対する出車完了処理を実行することができる。
【0039】
確認部370は、要請部350から待機時間の既設定の時間前に使用者端末100に出車場所への出発を要請するメッセージを伝送した後、既設定の地点に位置する少なくとも一つの位置提供装置700から使用者端末100を介して受信される位置をモニタリングすることができる。そして、確認部370は、モニタリングされた位置が使用者端末100の現在地点から出車場所に行く経路内に位置するか又は出車場所の既設定の半径内に位置するかを確認することができる。また、確認部370は、モニタリングされた位置が経路内に位置しないとか出車場所の既設定の半径内に位置しない場合、使用者端末100に復帰を要請するメッセージを伝送することができる。
【0040】
ここで、少なくとも一つの位置提供装置700は、少なくとも一つのビーコン、RFIDタグ、NFCタグ、及びアクセスポイントの少なくとも一つ又は少なくとも一つの組合せからなることができる。
【0041】
検索部380は、受信部310で駐車場キオスク400を介して使用者の使用者端末100情報、車両番号、決済手段及び出車予約を受信する前、使用者端末100から使用者端末100が用いることができる少なくとも一つの機械式駐車場を検索する要請を受信することができる。そして、検索部380は、使用者端末100に使用者端末100の位置を中心に既設定の半径内に少なくとも一つの機械式駐車場の情報を提供することができる。ここで、少なくとも一つの機械式駐車場の情報は位置及び入車可能台数を含むことができる。
【0042】
入車部390は、受信部310で駐車場キオスク400を介して使用者の使用者端末100情報、車両番号、決済手段及び出車予約を受信する前、駐車場キオスク400を介して使用者の車両を入車しろという入車命令を受信することができる。そして、入車部390は、受信された入車命令に従って車両を入車するように、機械式駐車設備制御装置500を介して車両が位置する機械式駐車装置600に入車命令信号を伝送することができる。
【0043】
経路案内部391は、使用者端末100からナビゲーションを介して目的地が入力される場合、到着予想時間及び目的地を基準に既設定の半径内に位置する少なくとも一つの機械式駐車場を検索することができる。そして、経路案内部391は、少なくとも一つの機械式駐車場の時間別車両入庫台数についてのビッグデータに基づいて、使用者端末100の車両が目的地に到着する到着予定時間に駐車可能な少なくとも一つの機械式駐車場をフィルタリングすることができ、使用者端末100の経路案内にフィルタリングされた少なくとも一つの機械式駐車場を追加することができる。
【0044】
これにより、東京のように駐車が複雑な所に行く場合、目的地に到逹した後、駐車すべき所を尋ねて行かなければならない二重苦を減らすことができ、ナビゲーションとの連動によって駐車場を間接的に広報及び仲介することができるので、広告効果も増大することになる。
【0045】
また、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、機械式駐車装置600の近隣に位置する加盟店からクーポンデータを受信して記憶することができる。すなわち、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、使用者端末100に待機時間を伝送するとき、加盟店から受信したクーポンを一緒にプッシュすることにより、使用者端末100でクーポンを使用、つまり購買するように誘導することができる。ここで、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、各クーポンを使うときにかかる時間、例えばコーヒー専門店の場合、コーヒーを作る時間や待機人数なども加盟店端末(図示せず)から受信してビッグデータ化し、待機人数、時間による待機時間を算出して使用者端末100に一緒に伝送することができる。これにより、出車はされたが、実際にコーヒーは飲めずに行かなければならないとか、駐車してから再びコーヒーを飲むしかない事態を防止することができる。
【0046】
以下、上述した図2の出車待機短縮サービス提供サーバーの構成による動作過程を図3に基づいて詳細に説明する。ただ、実施例は本発明の多様な実施例のいずれか一つであるだけ、これに限定されないものであるのは明らかであると言える。
【0047】
図3を参照すると、(a)使用者端末100は、岩戸町のXXコーヒーショップへの道引を始めることができる。この際、使用者端末100は出車待機短縮サービス提供サーバー300に該当情報をバックグラウンドモード(Background mode)で伝送することができ、出車待機短縮サービス提供サーバー300で、ビッグデータに基づき、使用者端末100の到着予想時間に入車可能な少なくとも一つの駐車場を検索し、使用者端末100の道引に目的地を追加する。
【0048】
また、(b)使用者端末100が該当駐車場に到着した場合、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、自動で駐車場キオスク400を介して使用者端末100の情報が入力できるように、使用者端末100の情報を抽出して駐車場キオスク400に提供し、使用者が降りずにすぐ入車させることができるようにして入車待機時間も減らすことができる。もちろん、使用者が直接駐車場キオスク400又は使用者端末100を介して入車要請することを排除するものではないのは明らかであると言える。
【0049】
そして、(c)使用者が出車を要請する場合、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、駐車場キオスク400と連動してあるいは直接的に機械式駐車設備制御装置500に情報が伝送されるようにし、出車待機車両数による待機推定時間を計算し、(d)使用者端末100に伝送する。この際、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、近隣の少なくとも一つの加盟店端末から注文件数を抽出して予想待機時間を推正することができ、予想待機時間と出車待機時間がほぼ同じである場合にだけ推薦することもできる。
【0050】
また、(e)出車待機短縮サービス提供サーバー300は、使用者端末100の現在位置を位置提供装置700から受信し、現在位置と駐車場位置間の所要時間を考慮し、顧客を駐車場に来いと言うメッセージを使用者端末100に伝送することができる。
【0051】
この際、(f)使用者端末100が駐車場の付近に存在し、決済が完了した場合には、出車待機短縮サービス提供サーバー300は完了処理を行い、該当待機時間などをビッグデータにアップデートすることができる。
【0052】
このような図2及び図3の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法について説明しなかった事項は先に図1に基づいて機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法について説明した内容と同一であるとか説明した内容から容易に類推することができるので、以下では説明を省略する。
【0053】
図4は本発明の一実施例による図1の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供システムに含まれた各構成間にデータが送受信される過程を示した図である。以下、図4に基づいて各構成間にデータが送受信される過程の一例を説明するが、このような実施例に本発明が限定的に解釈されるものではなく、前述した多様な実施例によって図4に示したデータの送受信過程が変更可能であることは当該技術分野に属する当業者に明らかである。
【0054】
図4を参照すると、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、使用者端末100で目的地を入力する場合(S4100)、到着予想時間又は現在時間に入車可能な駐車場を検索して使用者端末100に伝送する(S4100)。
【0055】
その後、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、駐車場キオスク400又は使用者端末100を介して駐車入力を受信し(S4300)、機械式駐車設備制御装置500及び機械式駐車装置600を介して入車プロセスが進行されれば(S4500)、これを使用者端末100とともにマッピングして記憶する。
【0056】
また、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、駐車場キオスク400又は使用者端末100から出車が要請されれば(S4600)、決済手段を受けるとか使用者端末100から決済手段を抽出し(S4700、S4710)、待機時間を算出して(S4720)、使用者端末100に伝送する(S4730)。
【0057】
ここで、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、各構成要素のモニタリングを実施し(S4740)、出車予定時間だけでなく、実際に出車が完了する状況によって出車予定状況を使用者端末100に伝達する(S4750)。
【0058】
そして、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、少なくとも一つの位置提供装置700から使用者端末100に伝送した(使用者端末100で受信した)位置データを収集する(S4810)。
【0059】
その後、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、使用者端末100が既設定の半径内にあれば決済処理を進めるようにし(S4820、S4840)、そうではない場合には、使用者端末100に出車が完了したと言う情報を再伝送する(S4830)。
【0060】
ここで、出車待機短縮サービス提供サーバー300は、決済が完了する場合(S4850)、機械式駐車設備制御装置500を介して実際に出車が完了したかを確認し(S4860)、完了処理を行い(S4900)、予想待機時間と実際待機時間間の差でビッグデータをアップデートする。
【0061】
上述した段階(S4100~S4900)間の順序は例示であるだけ、これに限定されない。すなわち、上述した段階(S4100~S4900)間の順序は互いに変動可能であり、その一部の段階は同時に実行するとかあるいは省略することもできる。
【0062】
このような図4の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法について説明しなかった事項は先に図1図3に基づいて機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法について説明した内容と同一であるとか説明した内容から容易に類推することができるので、以下では説明を省略する。
【0063】
図5は本発明の一実施例による機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法を説明するための動作フローチャートである。図5を参照すると、出車待機短縮サービス提供サーバーは、駐車場キオスクを介して使用者の使用者端末情報、車両番号、決済手段及び出車予約を受信する(S5100)。
【0064】
その後、出車待機短縮サービス提供サーバーは、決済手段によって決済が完了した場合、車両番号に対応する車両の位置及び待機車両の数を確認する(S5200)。
【0065】
また、出車待機短縮サービス提供サーバーは、車両位置及び待機車両数による出車時間をビッグデータに基づいて算出し、使用者端末に出車時間を待機時間として伝送し(S5300)、車両が駐車された機械式駐車装置に機械式駐車設備制御装置を介して出車命令信号を伝送する(S5400)。
【0066】
この際、出車待機短縮サービス提供サーバーは、待機時間の既設定の時間前に使用者端末に出車場所への出発を要請するメッセージを伝送し(S5500)、使用者端末が機械式駐車装置の既設定の半径内に位置する場合、車両に対する出車完了処理を行う(S5600)。
【0067】
このような図5の機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法について説明しなかった事項は先に図1図4に基づいて機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法について説明した内容と同一であるとか説明した内容から容易に類推することができるので、以下では説明を省略する。
【0068】
図5に基づいて説明した一実施例による機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法は、コンピューターによって実行されるアプリケーション又はプログラムモジュールのようなコンピューターによって実行可能な命令語を含む記録媒体の形態にも具現可能である。コンピューター可読の媒体はコンピューターによってアクセス可能な任意の可用媒体であってもよく、揮発性及び非揮発性媒体、分離型及び非分離型媒体のいずれも含む。また、コンピューター可読の媒体はコンピューター記憶媒体を全て含むことができる。コンピューター記憶媒体はコンピューター可読の命令語、データ構造、プログラムモジュール又はその他のデータのような情報の記憶のための任意の方法又は技術で具現された揮発性及び非揮発性、分離型及び悲憤里型媒体のいずれも含む。
【0069】
前述した本発明の一実施例による機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法は、端末機に基本的に組み込まれたアプリケーション(これは端末機に基本的に搭載されたプラットフォーム又はオペレーティングシステムなどに含まれたプログラムを含むことができる)によって実行可能であり、使用者がアプリケーションストアサーバー、アプリケーション又は該当サービスに係わるウェブサーバーなどのアプリケーション提供サーバーを介してマスター端末機に直接組み込まれたアプリケーション(すなわち、プログラム)によって実行されることもできる。このような意味で、前述した本発明の一実施例による機械式駐車場の出車待機短縮サービス提供方法は端末機に基本的に組み込まれるとか使用者によって直接組み込まれたアプリケーション(すなわち、プログラム)として具現され、端末機などのコンピューターで読める記録媒体に記録されることができる。
【0070】
前述した本発明の説明は例示のためのことであり、本発明が属する当該技術分野の通常の知識を有する者であれば本発明の技術的思想又は必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態に易しく変形することができることが理解可能であろう。したがって、以上で記述した実施例は全ての面で例示的なもので、限定的なものではないことを理解しなければならない。例えば、単一型として説明した各構成要素は分散されて実施されることもでき、同様に分散されたものとして説明した構成要素も結合された形態に実施されることができる。
【0071】
本発明の範囲は前記詳細な説明よりは後述する特許請求範囲によって決定され、特許請求範囲の意味及び範囲そしてその均等な概念から導出される全ての変更又は変形の形態も本発明の範囲に属するものと解釈しなければならない。
図1
図2
図3
図4
図5