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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-22
(45)【発行日】2023-01-05
(54)【発明の名称】カバーキャップ付きクロージャ
(51)【国際特許分類】
   B65D 43/02 20060101AFI20221223BHJP
【FI】
B65D43/02 100
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2019556819
(86)(22)【出願日】2018-04-10
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-06-18
(86)【国際出願番号】 EP2018059097
(87)【国際公開番号】W WO2018192797
(87)【国際公開日】2018-10-25
【審査請求日】2021-03-30
(31)【優先権主張番号】00535/17
(32)【優先日】2017-04-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CH
(73)【特許権者】
【識別番号】516290900
【氏名又は名称】カパルティス アーゲー
【氏名又は名称原語表記】CAPARTIS AG
【住所又は居所原語表記】Grabenstrasse 15 CH-8200 Schaffhausen Switzerland
(74)【代理人】
【識別番号】100133503
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 一哉
(72)【発明者】
【氏名】ヴォルゲナント,ヘルベルト
【審査官】小川 克久
(56)【参考文献】
【文献】特開平10-338251(JP,A)
【文献】米国特許第04310105(US,A)
【文献】国際公開第99/057031(WO,A1)
【文献】特開昭51-036383(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0270273(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 43/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒンジ(3)によってクロージャ(1)に枢動可能に成形されるカバーキャップ(2)を備えたクロージャ(1)であって、前記カバーキャップ(2)は後側と前側を有し、前記ヒンジ(3)は前記カバーキャップ(2)の前記後側に配置され、前記カバーキャップ(2)は前記後側と前記前側との間に2つの側面を有し前記カバーキャップ(2)は閉鎖時に少なくとも2点で前記クロージャ(1)に着脱可能に把持または係合し、前記カバーキャップ(2)が前記前側に単一のロック解除および押圧点(17)を備え、前記カバーキャップ(2)が前記単一のロック解除および押圧点(17)における圧力により変形可能であるため、前記把持がこの変形により着脱可能であり、圧力が続くと、前記カバーキャップ(2)が片手で把持手段を超えて枢動式に開くことができ、前記カバーキャップ(2)が、前記ロック解除および押圧点(17)にセンタリングガイド(29)を有し、これにより前記ロック解除および押圧点(17)に対称的にのみ圧力をかけることができ、これにより前記ロックの片側のみを解放する斜めの押圧と膨らみを回避できる、カバーキャップ(2)を備えたクロージャ(1)。
【請求項2】
前記クロージャ(1)および前記カバーキャップ(2)の側面に、前記カバーキャップ(2)を閉じたときに互いに把持する把持手段として返し(12、27)が一体的に形成され、前記単一のロック解除および押圧点(17)に圧力をかけると、前記カバーキャップ(2)の前記側面が外側に向かって膨らむことができ、それにより把持が着脱可能であることを特徴とする、請求項1に記載のカバーキャップ(2)を備えたクロージャ(1)。
【請求項3】
前記クロージャ(1)および前記カバーキャップ(2)の両方の対向側に、返し(12、27)または凹部が把持手段として一体的に形成され、前記カバーキャップ(2)を閉じたとき、前記カバーキャップ(2)が閉鎖方向に対して横方向に膨らむときに前記カバーキャップ(2)の前記返し(27)が外側に曲がり、前記クロージャ(1)の前記返し(12)または凹部の上を摺動可能となるので、前記把持手段が互いに把持し、この後は前記膨らみの弾性反転を介してこれらの前記返し(12)または凹部に係合し、それによって前記カバーキャップ(2)がシールされた確実な方法で前記クロージャ(1)に取り付けられ、前記カバーキャップ(2)の前記ロック解除および押圧点(17)の上部への圧力によって、前記カバーキャップ(2)の前記側が膨らむことができ、前記把持または捕捉が着脱可能であることを特徴とする、請求項の1または2のいずれか一項に記載のカバーキャップ(2)を備えたクロージャ(1)。
【請求項4】
前記カバーキャップ(2)が、その前部領域を使用して、その縁部(11)で前記クロージャ(1)上の段差(9)に載り、この縁部(9)が、前記ロック解除および押圧点(17)として設計された押しボタン(4)を前記ヒンジ(3)の方向に押すことにより、前記段差(9)の平面上で摺動可能であり、これにより前記カバーキャップ(2)の前記側の両側に十分な膨らみを生成することができ、これにより前記カバーキャップ(2)の前記返し(26)が前記クロージャ(1)の前記これら(12)から外すことができ、前記カバーキャップ(10)が、前記圧力を解放した後、前記膨らみの弾性反転の下で、前記ヒンジ(2)を中心として枢動式に開くことができることを特徴とする、請求項の1から3のいずれか一項に記載のカバーキャップ(2)を備えたクロージャ(1)。
【請求項5】
前記カバーキャップ(2)が一体的に設計されており、前記ロックおよび開放機能が、前記クロージャの形状と相まって材料の弾性のみに基づいていることを特徴とする、請求項1に記載のカバーキャップ(2)を備えたクロージャ(1)。
【請求項6】
前記センタリングガイド(29)が、前記押圧点(17)の後ろに一体的に形成されたリブ(30)を備え、V字型断面を有するセンタリング溝(31)を備え、前記押圧点(17)を押すときに前記リブ(30)をクロージャ(1)上のセンタリング溝(31)のV字型断面に押し込んで前記押圧点(17)をセンタリングできるようにし、カバーキャップ(2)の側面が対称的に外側に膨らむようにする、、請求項に記載のカバーキャップ(2)を備えたクロージャ(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カバーキャップを備えたクロージャに関する。
【背景技術】
【0002】
このようなクロージャは、オイルキャニスタなどのキャニスタ、液体洗剤やその他の多くの液体や自由流動性の製品用のキャニスタやプラスチックボトルなどの容器のネックにねじ止めされている。ネックにねじ止めされたクロージャは注ぎ口を形成し、関連するカバーキャップを枢動式に開いた後、液体または自由流動性の製品の均一な噴出を制御された方法で注ぎ出すか、または分配することができる。プラスチック製のクロージャの場合、このようなクロージャのカバーキャップは、ヒンジによってクロージャに保持される。ヒンジは、枢動式に開いたカバーフラップを開いた状態で保持するように設計できる。カバーキャップを下に枢動させるときは、ヒンジの最大張力を超えて枢動させる必要があり、その後、カバーキャップが下に枢動し、カバーフラップの上からの圧力によって、閉位置に枢動して閉鎖するための最後の数度の角度が克服される。カバーキャップの内側に返し、リブ、または溝があり、これらはクロージャの返し、リブ、または溝と相互作用し、カバーキャップは閉位置でクロージャと係合し、クロージャを保持する。
【0003】
カバーキャップは、キャニスタまたは容器が使用されていないときに何かがクロージャから容器に落ちるのを防ぐ一方で、内容物が誤ってこぼれるのを防ぐように機能する、つまりクロージャはしっかりと閉鎖される。そのようなクロージャの何百万もの例が、それぞれのキャニスタと容器に存在する。
【0004】
しかし、地面に落ちたときに受ける衝撃はクロージャとの緊密な把持の解放につながるため、これらの従来のクロージャとそれぞれのカバーキャップには、容器またはボトルが倒れるとカバーキャップが跳ねて開いてしまうという欠点がある。返し、リブ、または溝は、カバーキャップを閉じたときに容易に曲がり、したがって互いに入れ違うことができ、その後互いに引っ掛かるように設計されている。解放するには、カバーキャップを枢動式に開くためのより強い張力によって把持を克服する。このようなカバーキャップの多くは、比較的弱い把持力でクロージャに保持されているか、反対に極端に強く把持しすぎているため、少なくとも手の力が限られている人にはカバーキャップを開けることが困難である。多くの既知のカバーキャップのさらなる欠点は幼児が簡単に開けることができることで、これは、幼児がそれらのボトルから飲んだり、内容物をこぼしたりしないように防止するのが好ましい。
【発明の概要】
【0005】
したがって、本発明の目的は、カバーキャップを前記クロージャ上で枢動式に閉鎖したときにクロージャと容易に係合し、その後、閉位置でクロージャにしっかりと保持され、これにより、このクロージャを備えた容器を倒したり、床に落としたりしてもカバーキャップが開くことがなく、十分な力での単なる枢動動作では片手で開けることができない、カバーキャップを備えたクロージャを提供することである。
【0006】
この目的は、ヒンジによってクロージャ上に枢動可能に成形され、枢動式に閉鎖したときに少なくとも2点でクロージャを着脱可能に把持または係合するカバーキャップを備えたクロージャによって達成され、カバーキャップは単一の点のみにおける圧力により変形可能であるため、把持はこの変形により着脱可能であり、圧力が続くと、カバーキャップは、片手で把持手段を超えて枢動式に開くことができることを特徴とする。
【0007】
図面では、カバーキャップを備えたそのようなクロージャの例示的な実施形態が示されており、その説明は以下にあり、その機能が説明されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】カバーキャップを閉鎖した状態のクロージャを示す。
図2】下から斜めに見た、カバーキャップを閉鎖した状態のクロージャを示す。
図3】カバーキャップがわずかに枢動式に開き、返しの把持が解放された状態のクロージャを示す。
図4】下から斜めに見た、カバーキャップがわずかに枢動式に開き、返しの把持が解放された状態のクロージャを示す。
図5】カバーキャップが180°枢動式に開いた状態のクロージャを示す。
図6】下から斜めに見た、カバーキャップが180°枢動式に開いた状態のクロージャを示す。
図7】カバーキャップが180°枢動して開いた状態のクロージャの平面図を示す。
図8】カバーキャップがわずかに枢動式に開いた状態のクロージャを中央縦断面で示す。
図9】カバーおよびクロージャの概略上面図を水平断面で示す。
図10】センタリング装置を備えた、カバーおよびクロージャの概略上面図を水平断面で示す。
図11】センタリング装置を閉鎖した状態の図10のカバーおよびクロージャの概略図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
キャップとカバーキャップとの間で、カバーキャップをクロージャに閉めるときに、これらの2つ以上の部品が互いに係合するか、または把持するように、係合または把持手段が作用する。係合または把持手段は、例えば、互いに引っ掛かる返しによって実現できる。カバーキャップを閉じる際、カバーキャップの壁が外側に向かって弾性的に曲がるため、カバーキャップの内壁に一体的に形成された返しがクロージャの外側にある返しの上または凹部内へ摺動し、返しは凹部内で互いに係合または把持し合い、しっかりした把持接続を形成する。返しの代わりに、嵌まり合う形状要素が一体的に形成されてもよい。カバーキャップを備えた従来のクロージャでは、カバーキャップをクロージャへわずかに押すだけで閉位置に保持できるため、力をほとんどかけずにこの固定を克服し、カバーキャップを枢動式に開けることができる。より強力な把持接続が必要な場合、カバーキャップを開くためにこれを再度解除する方法が問題になる。
【0010】
図1は、カバーキャップを閉鎖した状態の本発明によるクロージャの例示的な実施形態を、上からの角度での斜視図で示す。クロージャ1は下にあり、カバーキャップ2は上にあり、枢動式に開く。ヒンジ3は、既知の方法で後側に配置されている。特別な特徴として、カバーキャップ2はその前面に突出押しボタン4を形成し、これは、押しボタン4のそれぞれの前側壁とともにヒンジ3の方向に幾分弾性的に押すことができる。
【0011】
図2は下から斜めに見た、カバーキャップ2を閉鎖した状態のクロージャを示す。この図では、クロージャ1の内側に形成されたスリーブ5が、その雌ねじ6とともに見える。したがって、クロージャは、容器またはボトルのねじ付きネックにねじ込むことができる。上部において、スリーブ5は、注ぐまたは分配する穴7として機能する中央の穴を除いて、ディスク8によって閉鎖されている。ヒンジ3は、クロージャ1およびそのカバーキャップ2の後端で見ることができ、当該ヒンジは、2つの部品1、2およびそれぞれの2つの締付バンド25を、当技術分野で既知の方法によって一体的に接続する。
【0012】
図3は、カバーキャップ2がわずかに枢動式に開き、返しの把持が解放された状態のクロージャ1を示す。クロージャ1の両側に段差9が形成され、前記段差の上に、カバーキャップ2をその周囲側壁10と共に正確に引き込むことができるので、側壁10の下縁11がこの段差9にしっかりと載る。凹部12が段差9の上方に形成され、前記凹部は上部に鋭い角13を有する。傾斜面を備えた返しがクロージャ1の上部外縁14を摺動するとき側壁10が外側に向かって移行または弾性的に曲がることができるので、側壁10の内側の返し(ここでは見えない)は、注ぎクロージャ1の両側のこれらの凹部12に係合できる。クロージャ1の前部に凹部16があり、これは他の外側15から後退している。これは、カバーキャップ2の前部に、ここでは楕円形の押しボタン4の形態のロック解除および押圧点17を形成し、その下半分は自由なディスクとして凹部16に嵌まり、一方、押しボタン4の上半分は、カバーキャップ2の側壁10で補強され、それに接続されている。この図3に見られるように、段差9は、クロージャ1の前部領域18で広がっている。カバーキャップ2の側壁10の下縁11が段差9にしっかりと載り、クロージャ1の外壁と同一平面にある場合、カバーキャップの側壁は、押しボタン4の圧力によってこの広がった段差9で内側に摺動できる。その結果、カバーキャップ2の2つの側壁10が横方向に膨らみ、カバーキャップの内側に一体的に形成された返しがクロージャ1の凹部12から出て、把持が解放される。カバーキャップ2は、この状態でヒンジ3を中心に枢動することができる。
【0013】
図4は、下から斜めに見た、カバーキャップ2がわずかに枢動式に開き、返しの把持が解放された状態のクロージャ1を示す。カバーキャップ2の底部に一体的に形成されたネック19を見ることができる。前記ネックは、クロージャ1の底部のスリーブ5よりもわずかに小さい直径を有し、ここに示すように、ゴム製Oリングの形態の円周ゴムシール20を備えることができる。補強リブ21は、カバーキャップ2の内部でネック19の安定性を支持する。
【0014】
露出したクロージャの上側の図を示し、カバーキャップ2の内側の図を可能にする図5に基づくと、このネック19の重要性および効果が明らかである。クロージャ1は平坦な表面23を形成し、その中に凹部24が形成され、その周囲壁22は、下に一体的に形成されたスリーブ5の中に突出する。凹部24は、図2に示すように、ディスク8によって形成された底部を有する。このディスク8の中央には、注ぎ穴7がある。カバーキャップ2がヒンジ3を中心としてクロージャ1上を枢動すると、ネック19はクロージャ1の凹部24に入り込み、そのシール20が円周壁22にシール当接する。これにより、カバーキャップ2が閉鎖されてクロージャと係合したときにクロージャ1の非常に良好なシールが達成される。
【0015】
図6は、下から斜めに見た、カバーキャップ2が180°枢動式に開いた状態のクロージャ1を示し、図7は、それを平面図で上から示している。シール20を備えたネック19は、凹部24の内部に嵌まる。ネック19に外部当接シール20が装備される代わりに、凹部24の円周壁22もシールを支持し得る。この図では、ヒンジ3の両側に締付バンド25が見られる。これらの締付バンド25は、クロージャ1全体およびそのカバーキャップ2のわずかな変形によって、カバーキャップ2が最大張力を超えて閉鎖され、再び枢動して開くことができることを保証する。これにより、カバーキャップ2が開いたままになる。
【0016】
図8は、カバーキャップ2がわずかに枢動式に開いた状態のクロージャ1を中央縦断面で示す。この図では、返し26の1つがカバーキャップ2の側壁10の内側に見られる。これらは、断面がくさび形で、上部に向かって幅と厚さが連続的に増加し、上部で内側に対して鋭い縁部27を形成する要素である。
【0017】
閉鎖状態から始まるこのクロージャの動作は、図9に最もよく概略的に示されている。親指でロック解除の前面、およびここでは太い矢印で示すように、押しボタンの形態で設計されている押圧点17を押すのが最善である。ロック解除および押圧点17は、図10に示すように、センタリング手段29によって作動されたときに傾斜が確実に防止されるように形成されてもよい。センタリング手段は、押しボタンの後ろにあるリブ30で構成され、リブ30は、押されると、クロージャのV字型断面のセンタリング溝31に押し込まれ、ロック解除および押圧点17をセンタリングし、これによりカバーキャップ2の側壁10は、図11の2つの小さな矢印によって示すように対称的に外側に膨らみ、両方の返し26は、内側の凹部12から均一に追い出される。押しボタン4またはロック解除および押圧点17を押し続けると、同時にカバーキャップ2を上方に枢動させることができる。ただし、上部に十分な圧力をかけてカバーキャップ2を閉じるだけで閉鎖される。したがって、傾斜面28を備えた返しは、円周段差の外縁上を摺動してクロージャ1を通過し、下の凹部12に係合し、ここで各返し26の鋭い縁部27は、クロージャのそれぞれの凹部12の鋭い角13と係合する。
【0018】
クロージャは常に、片手で行える2つの動作を使用して開かれる、つまり、最初に単一のロック解除および押圧点17、つまり単一の押しボタン4を押し、同時にカバーキャップ2を枢動式に開く。これは両手で行うことができるが、片手だけで実行することもできる。これは幼児にとって難しい。さらに、このカバーキャップ2は、容器が転倒したり、例えばテーブルから床へと落下したりしても、クロージャ1にしっかりと固定されたままである。その結果、そのような場合でもクロージャは閉まったままである。
【符号の説明】
【0019】
1 クロージャ
2 カバーキャップ
3 ヒンジ
4 押しボタン
5 スリーブ
6 雌ねじ
7 注ぎ穴
8 ディスク
9 段差
10 側壁
11 側壁10の下縁
12 凹部
13 鋭い角
14 上部外縁
15 後退凹部16の外側
16 後退凹部
17 ロック解除および押圧点
19 ネック
20 ゴムシール
21 補強リブ
22 円周壁
23 水平面
24 凹部
25 締付バンド
26 返し
27 鋭いリムまたは縁部
28 傾斜面
29 センタリング手段
30 センタリングリブ
31 センタリングリブ用受容溝
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11