(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-23
(45)【発行日】2023-01-06
(54)【発明の名称】アタッチ部材及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
G09F 3/16 20060101AFI20221226BHJP
A44B 99/00 20100101ALI20221226BHJP
B29C 45/26 20060101ALI20221226BHJP
B29C 45/14 20060101ALI20221226BHJP
【FI】
G09F3/16
A44B99/00 611N
B29C45/26
B29C45/14
(21)【出願番号】P 2018227805
(22)【出願日】2018-12-05
【審査請求日】2021-12-02
(73)【特許権者】
【識別番号】000134464
【氏名又は名称】株式会社トスカバノック
(74)【代理人】
【識別番号】100081570
【氏名又は名称】佐藤 彰芳
(72)【発明者】
【氏名】高橋 裕一
【審査官】小池 俊次
(56)【参考文献】
【文献】特開2000-085031(JP,A)
【文献】特開2007-328235(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 3/16
A44B 99/00
B29C 45/26
B29C 45/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィラメントとしてエラストマーを用い、そのフィラメントの一端に挿し込み用の雄部材を固着し、他端にその雄部材を受け入れて嵌着ロックし、フィラメントをリング状に形成することのできる雌部材を固着したアタッチ部材
であって、少なくとも前記した雄部材の長手方向に沿った中心孔に前記フィラメントの端部が貫通して設けられ、雄部材の先端では中心孔からフィラメントが外部へ露呈していること
とし、前記した嵌着ロックはリリース可能となっているアタッチ部材において、少なくとも前記した雄部材の外側面の一部にはフィラメントの材料であるエラストマーが付着していることを特徴とするアタッチ部材。
【請求項2】
前記したエラストマーの付着は雄部材を成形するためのゲート位置と反対の面になされていることを特徴とする請求項1に記載のアタッチ部材。
【請求項3】
前記した露呈は、突出していることを特徴とする請求項1に記載のアタッチ部材。
【請求項4】
請求項1に記載したアタッチ部材を製造するための方法であって、雄部材と雌部材を成形するためのキャビティを形成してある分離式の金型に、前記キャビティ間にフィラメント用のエラストマーを渡しセットし、その後金型を合せ、前記各々のキャビティにゲートを通して熱可塑性樹脂を圧注入してエラストマーをくるみ覆うように雄部材及び雌部材を成形し、エラストマーをカットすることとし、前記したエラストマーは端部に芯玉が形成されており、前記したカットはこの芯玉と雄部材の先端との間でなされ、雄部材成形時に同期して次成形用の芯玉がエラストマーに形成され、芯玉は連続的に成形されるアタッチ部材の次成形時の雌部材用のキャビティ内に送り込まれセットされることとし、前記した熱可塑性樹脂を圧注入して雌部材がエラストマーを覆うのは少なくともエラストマーの直径の2倍以上の長さをもってなされるアタッチ部材の製造方法において、少なくとも雄部材の成形のための熱可塑性樹脂の圧注入の圧力により、セットされているエラストマーを圧注入ゲートと反対側のキャビティ内壁面に変型させて押し付け、その押し付けられたエラストマーを雄部材の外側壁面に転移させ付着させることを特徴とするアタッチ部材の製造方法。
【請求項5】
前記したカットにあって、エラストマーの弾性に対応するため、エラストマーの表面を薄膜で覆っておくことを特徴とする請求項4に記載のアタッチ部材の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アタッチ部材、特に商品に価格や材質等を表示したタグを取り付け吊持するためのファスナーやあるいは締着や結束にも利用できるアタッチ部材及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、上記したアタッチ部材は線状をした長尺のフィラメントの一端に挿し込み用の雄部材、他端にその雄部材が挿入嵌着されてロック状態とされ、フィラメントをリング状に形成するものとして知られている。そして、一般的にフィラメントは切断を回避するため延伸加工して強靭なものとしたプラスチックや商品との外観上の兼ね合いを加味した糸等が用いられることが多い。
【0003】
しかしながら、プラスチックや糸等をフィラメントとして使用した場合、商品のサイズ等に合せて幾種類ものサイズのものを用意する必要性があるので、これを回避するため、フィラメントに伸縮性のあるエラストマーを使用することが開発された(特許文献1)。
【0004】
しかし、このアタッチ部材にあっても雄部材、雌部材はどうしても硬質のプラスチックで成形されることとなり、繰り返しての作業では嵌合時の衝撃が手に伝わり、痛みを生じてしまうこともあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特許第5345365号公報
【文献】特許第3547324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本願発明が解決しようとする問題点は、雄部材と雌部材の嵌着ロック時に衝撃が作業者の手に伝わり、繰り返しての作業では痛みも生じてしまうという点であり、さらに、雄部材と雌部材の嵌合ロック機構では、雄部材の抜け止めは図られているが、雄部材の雌部材内での回動は抑えられず、この回動が生じると、フィラメントに捩れが生じ、商品への装着状態で見栄えが非常に悪くなってしまうという点である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した問題点を解決するために、本発明に係るアタッチ部材は、フィラメントとしてエラストマーを用い、そのフィラメントの一端に挿し込み用の雄部材を固着し、他端にその雄部材を受け入れて嵌着ロックし、フィラメントをリング状に形成することのできる雌部材を固着したアタッチ部材であって、少なくとも前記した雄部材の長手方向に沿った中心孔に前記フィラメントの端部が貫通して設けられ、雄部材の先端では中心孔からフィラメントが外部へ露呈していることとし、前記した嵌着ロックはリリース可能となっているアタッチ部材において、少なくとも前記した雄部材の外側面の一部にはフィラメントの材料であるエラストマーが付着していることを特徴としている。
【0008】
また、本発明に係るアタッチ部材は、前記したエラストマーの付着は雄部材を成形するためのゲート位置と反対の面になされていることを特徴としている。
【0009】
さらに、本発明に係るアタッチ部材は、前記した露呈は、突出していることを特徴としている。
【0010】
そして、本発明に係るアタッチ部材の製造方法は、請求項1に記載したアタッチ部材を製造するための方法であって、雄部材と雌部材を成形するためのキャビティを形成してある分離式の金型に、前記キャビティ間にフィラメント用のエラストマーを渡しセットし、その後金型を合せ、前記各々のキャビティにゲートを通して熱可塑性樹脂を圧注入してエラストマーをくるみ覆うように雄部材及び雌部材を成形し、エラストマーをカットすることとし、前記したエラストマーは端部に芯玉が形成されており、前記したカットはこの芯玉と雄部材の先端との間でなされ、雄部材成形時に同期して次成形用の芯玉がエラストマーに形成され、芯玉は連続的に成形されるアタッチ部材の次成形時の雌部材用のキャビティ内に送り込まれセットされることとし、前記した熱可塑性樹脂を圧注入して雌部材がエラストマーを覆うのは少なくともエラストマーの直径の2倍以上の長さをもってなされるアタッチ部材の製造方法において、少なくとも雄部材の成形のための熱可塑性樹脂の圧注入の圧力により、セットされているエラストマーを圧注入ゲートと反対側のキャビティ内壁面に変型させて押し付け、その押し付けられたエラストマーを雄部材の外側壁面に転移させ付着させることを特徴としている。
【0011】
また、本発明に係るアタッチ部材の製造方法は、前記したカットにあって、エラストマーの弾性に対応するため、エラストマーの表面を薄膜で覆っておくことを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係るアタッチ部材及びその製造方法は上記したように構成されている。雄部材に先端からフィラメントを形成するエラストマーが外部へ露呈されているため、この雄部材を雌部材に挿入嵌着してロック状態とする際に、この露呈しているエラストマーが緩衝材となり、装着時の衝撃をやわらげることができ、作業者の手を痛めてしまう虞がなくなる。
【0013】
また、雄部材の外側面にエラストマーの一部が付着された構成となっているので、雄部材を雌部材に装着しロックした状態で、雄部材が雌部材内での回動してしまうことを、この付着されたエラストマーが制御し、フィラメントとしてのエラストマーが捩れてしまうことを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明を実施したアタッチ部材の正面図である。
【
図5】同じくフィラメントを延伸した状態を示す図である。
【
図7】同じく雌部材に雄部材を挿入する直前の図である。
【
図9】同じく雌部材に雄部材を挿入嵌着してロック状態とした図である。
【
図11】同じく雌部材を挿入嵌着した際の緩衝状態を示す図である。
【
図13】同じく一部を破断して示すリング状とした図である。
【
図17】同じくリングとした状態を示す正面図である。
【
図18】リリース可能とした場合のリング状とした図である。
【
図21】リリース可能としたアタッチ部材の正面図である。
【
図22】雄部材を断面とした他の実施例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図面として示し、実施例で説明したように構成することで実現した。
【実施例1】
【0016】
次に、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。図中1は本発明を実施したアタッチ部材を示しており、2はこのアタッチ部材1に用いられているフィラメントを示している。このフィラメント2はエラストマーで成形されており、所定の長さを有する線状体となっているもので、エラストマーとしてはポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリウレタン系の熱可塑性樹脂が用いられ、必要や目的に応じ天然ゴムまたはそれにポリエステル糸でシャーリング加工したゴム紐が使用されることもある。
【0017】
前記したフィラメント2の一端には雄部材(挿し込み部)3が、その長手方向に形成されている中心孔4にフィラメント2を貫通させて一体的に備えられている。この雄部材3の先端3aは後述する雌部材(受部)の挿通孔への挿入ガイドとしてテーパ状とされ、その先端3aの基部は雌部材の係合部と係止して抜け止めロック状態とする段部3bが形成されているもので、前記したフィラメント2の先端は貫通孔4から外部へ突出し、先端3aの外部に突出部2aとして露出している。
【0018】
また、雄部材3の外側面には成形時の樹脂注入用としてのゲート5の跡が残されている。フィラメント2の他端には、前記した雄部材3を受け、抜け止めロックするための雌部材6が備えられ、その雌部材6の長手方向に沿った中心に形成された有底穴7にフィラメント2の他端部が密に収められ一体化されている。
【0019】
雌部材6は、その先端に雄部材3の先端3aが挿入される開口6aが形成され、この開口6aの奥部分には、雄部材3の段部3bと係合する係合部6bが設けられている。
【0020】
前記した雄部材3と雌部材6はポリプロピレン、ポリアミド、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリスチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂で成形されている。また、雌部材6とフィラメント2との一体化は延伸状態で
図5として示すように、フィラメント2の直径Aの2倍以上の長さBを有底穴7に収めることでより強い止着性を有することとなる。この
図5として示す形態は有底穴7に収める部分である端部の径を予め太径としておくことも可能である。
【0021】
また、
図6として示すように、フィラメント2の先端を雌部材6の開口6aの奥底部分まで突出させる構成とすることもできる。
【0022】
前述したように雄部材3は、その先端3aから雌部材6の開口6aに挿し込まれ(圧入され)、その段部3bが係合部6bと係合することでロック状態となり、フィラメント2は無端のリング状となる。尚、前記した係合は、係合部6bの保有する弾発性によってなされる。この際に、雄部材3の先端3aは開口6aの奥底まで押し込まれるが、その開口6aの奥底と雄部材3の先端3aとの衝突の衝撃は、フィラメント2の先端の突出部2aによって緩衝されることとなる(
図7、
図9、
図11参照)。
【0023】
また、雌部材6の開口6aの構成は、少なくとも一対の対向する壁面6c、6cを形成し、その対向する壁面6c、6cの先端部分に形成することもでき、こうすると係合部6bのバネ性をより強く得ることができる。
【0024】
これら、雄部材3と雌部材6との結合状態は
図9~
図12として示している。
図11、
図12には、フィラメント2の突出部2aの先端が開口6aの奥底に当接押圧され、その奥底の面に沿って緩衝変形した状態が示されている。
【0025】
雄部材3を雌部材6に挿入嵌合結合することで、フィラメント2は無端リング状に形成される(
図13参照)。この際、
図14に示すように、タグTの透孔Hに、まず雄部材3全体を挿し通し、その後に雄部材3を雌部材6に挿入嵌合して結合すると、タグTを吊持することのできる状態となる。
【0026】
さらに、雄部材3のゲート5と反対側の側面には、フィラメント2を成形しているエラストマーと同一素材によるエラストマーの付着部8が形成されている。このエラストマーの付着部8の存在によって、雄部材3が雌部材6と嵌合したロック状態にあって、雄部材3が雌部材6内で回動(回転)してしまうことを摩擦によって防ぐことができ、この回動によって生じるフィラメント2の捩れを未然に防止することができる。この付着部8の形成は後述する製造方法において説明する。
【0027】
また、雌部材は
図18乃至
図21に示すように、ロック状態をリリース可能な形状とすることもできる。ここに示す雌部材9は両外側面に指で摘み支持し易いように凹陥部9d、9dが形成されており、先端開口9cから上面にかけて連通する開放部9bが形成されている。係合部9aは、この開放部9bと連ねて形成され、この係合部9a、9aから先端開口までは、雄部材3の段部3aから基端に至って形成される括れ部分を挟持する構成となっている。
【0028】
この構成で雄部材3は、開放部9bの奥方の上方から先端3aを嵌め、雌部材9の先端方向へ傾倒させることで嵌着がなされる。この嵌着ロック状態から、逆に雄部材3を、基端を持ち上げ倒立させることでロック状態は解除され、リリースすることが可能となっている。
【0029】
さらに、雄部材3の先端の構成は
図22として示すようにすることも可能である。この場合、フィラメント2の先端は先端3aの頂面と面一としてカットされており、フィラメント2の断面が先端3aの頂面に露呈した構成となっている。この構成は後述する製造方法にあってフィラメント2の切断時に雄部材3の先端3aの頂部を同時にカットすることによってなされる。
【0030】
次いで、本発明に係るアタッチ部材1の製造方法について
図23を参照して説明する。
図23のAは空状態の金型を示し、Bは前成形が終了した状態、Cは芯玉を雌部材用キャビティにセットした状態、Dは各キャビティに樹脂を充填している状態、Eはエラストマー線材をカット(剪断)した状態を示している。尚、図にあって、雌部材6と芯玉14は別のハッチングを施してあるが、これらは同一樹脂で成形されるので、一体化され、実質的に一部材となる。この製造方法には雄部材3及び雌部材6を成形するためのキャビティ11、12が形成されている合せ金型10が用いられ、その各々のキャビティ11、12の間には予め用意されたフィラメント2用のエラストマー線材が渡架される溝13が形成されている。
【0031】
また、雄部材3用のキャビティ11の雄部材3の先端側には、フィラメント2用のエラストマー線材の端部に設けられる芯玉14のキャビティ15が別駒としてキャビティ11と連通して形成されている。フィラメント2用のエラストマー線材は前記した溝13にセットされる。当初は、エラストマー線材の端部には芯玉14の存在はないため、その端部を縛って雌部材6の有底穴7の内径よりもサイズ的に大きな部分を形成しておき、その部分をキャビティ12内に嵌め、エラストマー線材の抜けを防止する。芯玉14はエラストマー線材の周域に二つの瘤状部が連続して構成される形態となっている。図(B)から(E)の状態まで、エラストマー線材は次成形のため、型10外へ延長されている。
【0032】
このセット状態から、ゲートを通して各キャビティ11、12内に熱可塑性樹脂が圧注入される。この際に、雄部材3用のキャビティ内では、熱可塑性樹脂の注入圧力が予めセットされているエラストマー線材にかかり、このエラストマー線材を変形させ、ゲート側と対向するキャビティ内面に押し付け、一部付着させる。
【0033】
その後の熱可塑性樹脂の圧注入により、その熱可塑性樹脂はエラストマー線材をくるむように覆い、雄部材3が成形される。この時に同期して熱可塑性樹脂はキャビティ15にも入り、エラストマー線材の周囲に芯玉14を形成する。また、雌部材6については、熱可塑性樹脂がキャビティ内でエラストマー線材を圧迫することはない。これは雌部材6の頭部(先端)側部分にゲートが形成される。そして、型から製品を取り出す際に、キャビティの内壁面に形成されたエラストマー材の付着部分が雄部材3のゲート5と反対側の外側面に転写(転移して付着)され、付着部8が形成されることとなる。この付着部8は、雄部材3の外接円形よりも外側、即ち、最大径の外面に形成すると、より滑り止め効果は大きくなる。
【0034】
成形された製品は、金型10内で、その金型10もしくは別駒のスライドによって雄部材3の先端寄りでエラストマー線材がカット(剪断)される。このカットによって、雄部材3の先端3aからはフィラメント2の突出部2aが形成されることとなる。このカットの際に、雄部材3の先端3aの頂面を同時にカットすると、
図22に示すような構成のアタッチ部材1となる。尚、この剪断カットにあってエラストマー線材の弾性に対応するためには、エラストマー線材の表面を薄膜で覆っておくこともできる。この
図23の(E)の作業後は(B)の状態に復元される。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明に係るアタッチ部材及びその製造方法は上記したように構成されている。雄部材3や雌部材6を形成するポリプロピレン等の熱可塑性樹脂とフィラメント2を形成するエラストマーは付着性が良好でフィラメント2は雄部材3や雌部材6の中心孔から抜けてしまうことはない。実施例では表示タグを取り付ける例を
図14として示しているが、エラストマーの有する伸縮性を活用して結束用の用途としても使用でき、あるいは締着用としても利用範囲は広範なものとなる。また、製造方法における剪断はカッターによるカットとすることも可能であり、芯玉14の構成も雌部材6からの抜け止め、あるいは雌部材6との掛合のためであるので、瘤状部を連続させたものに限らず、有底穴7の内径よりも大径であれば形状は特定されない。
【符号の説明】
【0036】
1 アタッチ部材
2 フィラメント
2a 突出部
3 雄部材
3a 先端
3b 段部
4 中心孔
5 ゲート
6 雌部材
6a 開口
6b 係合部
6c 壁面
7 有底穴
8 付着部
9 雌部材
9a 係合部
9b 開放部
9c 先端開口
9d 凹陥部
10 金型
11 雄部材用キャビティ
12 雌部材用キャビティ
13 溝
14 芯玉
15 芯玉用キャビティ
T タグ
H 透孔