(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-12-27
(45)【発行日】2023-01-11
(54)【発明の名称】組電池
(51)【国際特許分類】
H01M 50/35 20210101AFI20221228BHJP
H01M 50/209 20210101ALI20221228BHJP
H01M 50/271 20210101ALI20221228BHJP
【FI】
H01M50/35 101
H01M50/209
H01M50/271 S
H01M50/271 B
(21)【出願番号】P 2019015351
(22)【出願日】2019-01-31
【審査請求日】2021-10-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000004765
【氏名又は名称】マレリ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147485
【氏名又は名称】杉村 憲司
(74)【代理人】
【識別番号】230118913
【氏名又は名称】杉村 光嗣
(74)【代理人】
【識別番号】100169823
【氏名又は名称】吉澤 雄郎
(74)【代理人】
【識別番号】100132045
【氏名又は名称】坪内 伸
(72)【発明者】
【氏名】本橋 季之
(72)【発明者】
【氏名】平瀬 貴之
(72)【発明者】
【氏名】笹本 和孝
【審査官】前田 寛之
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-047344(JP,A)
【文献】特開2018-101494(JP,A)
【文献】国際公開第2016/203901(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M50/20-50/392
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれに設けられる安全弁が積層方向に垂直な同一方向を向くように、積層された複数の電池セルと、
排出部を有し、前記複数の電池セルの安全弁を、前記排出部に連通する流路内で露出させるように封止するガスカバーと、
前記排出部に接続される接続部、および、前記接続部に連続し且つ該接続部よりも厚肉な厚肉部を有し、弾性を有するガス排出管と、を備え
、
前記接続部の内径は、前記排出部の外径より小さく、
前記接続部は、周方向に拡大可能な弾性的な変形性を有して、前記排出部に接続される
組電池。
【請求項2】
請求項1に記載の組電池において、
前記厚肉部は、湾曲状に形成されている
組電池。
【請求項3】
請求項1または2に記載の組電池において、
前記厚肉部は、前記ガス排出管の軸方向に沿って延びるリブを有する
組電池。
【請求項4】
請求項2に記載の組電池において、
前記厚肉部は、前記ガス排出管の軸方向に沿って延びるリブを、湾曲状の内側に有する
組電池。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の組電池において、
前記ガスカバーは、前記安全弁の向く同一方向に垂直な平面を表面に有し、
前記排出部は、該平面から直交するように突出する
組電池。
【請求項6】
請求項5に記載の組電池において、
前記排出部を該排出部の突出方向から見て囲繞し、該突出方向における、前記排出部および前記接続部の接続位置に、窓が形成されている囲繞部を、さらに備える
組電池。
【請求項7】
請求項6に記載の組電池において、
前記複数の電池セルが取付けられ、前記囲繞部と一体化したセルホルダと、
前記セルホルダに固定される前記ガスカバーを覆い、前記突出方向から見た前記排出部と重なる位置に開口が形成されているセルホルダカバーと、をさらに備え、
前記開口を介して、前記接続部は前記排出部に接続されている
組電池。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、組電池に関するものである。
【背景技術】
【0002】
蓄電池では内部で発生するガスを排出するために、ガス排出部が形成され、排出管が接続される。接続の容易性や接続後の安定性などの多様な観点に基づいて、ガス排出部および排出管を接続する多様な構成が提案されている。例えば、排出部への挿入を容易にすべく、合成樹脂で形成された筒状の排出部に、軸方向に沿ったスリットを形成し、ゴム製の排気管を一端に接続した接続管の他端を当該排出部に接続させる構成が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の構成のように、排出部にスリットを形成することは煩雑である。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、接続が容易でありながら、簡易な構造の排出部と排出管を有する組電池を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明の第1の観点に係る組電池は、
それぞれに設けられる安全弁が積層方向に垂直な同一方向を向くように、積層された複数の電池セルと、
排出部を有し、前記複数の電池セルの安全弁を、前記排出部に連通する流路内で露出させるように封止するガスカバーと、
前記排出部に接続される接続部、および、前記接続部に連続し且つ該接続部よりも厚肉な厚肉部を有し、弾性を有するガス排出管と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、接続が容易でありながら、簡易な構造の排出部と排出管を有する組電池を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の一実施形態に係る組電池の分解図である。
【
図2】
図1の電池セルの積層構造をより具体的に示す分解図である。
【
図3】
図1の組電池の構造をより具体的に示す分解図である。
【
図5】
図3の組電池を完成させた状態における、排出部を通る積層方向に沿った部分断面図である。
【
図6】
図3の組電池をガス排出管13の挿入前の状態を下方から見た外観斜視図である。
【
図7】
図1のガス排出管の接続部および厚肉部近傍の部分拡大図である。
【
図8】
図3の組電池を完成させた状態におけるセルホルダの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を適用した組電池の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る組電池10は、複数の電池セル11、ガスカバー12、およびガス排出管13を含む。
【0011】
電池セル11は、例えば、リチウムイオン電池、またはニッケル水素電池等の二次電池である。各電池セル11は、陽極端子および負極端子などのセル端子14を介して充電および放電可能である。各電池セル11は、安全弁15を有する。安全弁15は、電池セル11内部の圧力が所定圧力以上になると、電池セル11内部からガスを排出する。電池セル11の内部の圧力は、電池セル11の経年劣化などに伴い発生するガスにより上昇しうる。
【0012】
組電池10において、複数の電池セル11は積層されている。積層された当該複数の電池セル11において、各安全弁15は積層方向に垂直な同一方向に向いている。例えば、本実施形態において、電池セル11は直方体形状に形成されており、安全弁15が設けられる一平面が同一平面に位置するように積層されている。また、本実施形態において、電池セル11は、安全弁15が設けられる一平面に、セル端子14を有する。
【0013】
複数の電池セル11は、単一の列に積層されてもよく、複数の列に分かれて積層されてもよい。本実施形態においては、3層に積層された電池セル11の列と、2層に積層された電池セル11の列とが、積層方向および安全弁15の向く同一方向に垂直な方向に並列する。また、3層に積層された電池セル11の列と、2層に積層された電池セル11の列とが、安全弁15が設けられる一平面が同一平面に位置するように、配置されている。
【0014】
組電池10において、複数の電池セル11は、多様な構成で上述のように積層されていてよい。
図2に示すように、例えば、本実施形態において、複数の電池セル11は、積層された状態でセルケース16およびセルホルダ17の内部に収容されている。セルケース16およびセルホルダ17は、箱型を1表面に平行な平面で切断して分割した形状である。複数の電池セル11は、安全弁15が設けられる面においてセルホルダ17に取付けられた状態で、セルケース16およびセルホルダ17内に収容されている。セルケース16およびセルホルダ17は、例えばPP(Polypropylene)、PBT(Poly-Butylene Terephthalate)などの樹脂、または金属などによって形成されてよい。
【0015】
また、本実施形態において、
図3に示すように、セルホルダ17における、電池セル11の安全弁15が設けられる面に対向する平板部18には、開口op1が形成されている。開口op1は、安全弁15およびセル端子14を、平板部18から露出させ得る。
【0016】
また、本実施形態において、安全弁15が設けられる面における、平板部18に垂直な方向から見て安全弁15の全周囲に位置する接着剤により、電池セル11はセルホルダ17に接着されている。接着剤は、電池セル11と、セルホルダ17とを接着可能な任意の接着剤であり、例えばアクリル系、エポキシ系、ウレタン系接着剤を使用することができる。さらに、接着剤は、硬化すると弾性を有する弾性接着剤であってよい。
【0017】
また、
図2、3に示すように、本実施形態において、組電池10は、複数のセル用バスバ19を有する。各セル用バスバ19は、開口op1を介して、セルホルダ17に収容された電池セル11のセル端子14に接続されている。また、一部のセル用バスバ19は、セルホルダ17の一面に設けられる出力端子20に接続されている。組電池10における全電池セル11は、セル用バスバ19を介して、直列に接続されている。なお、電池セル11の一部または全部が、並列に接続されてもよい。
【0018】
また、本実施形態において、セルホルダ17は、一体化した囲繞部21を有する。囲繞部21は、電池セル11を収容する部分とは逆側において、平板部18に垂直な方向から見て平板部18を少なくとも囲繞する周壁である。囲繞部21は、回路基板32およびバスバ19を外部からの衝撃に対して、保護する役割を果たす。なお、囲繞部21の一部には、後に詳述するように、窓が形成されている。
【0019】
また、本実施形態において、複数の電池セル11を収容したセルケース16およびセルホルダ17には、リレー22などの補機およびリレー22と端子とを接続する補機用バスバ23が設けられている。
【0020】
ガスカバー12は、安全弁15を覆いながら、安全弁15から排出されるガスを排出する流路を形成し得る。
図4に示すように、ガスカバー12は排出部24を有する。排出部24は、例えば、円筒形状であり、貫通した中空を有する。さらに、ガスカバー12は、安全弁15から排出されるガスの流路の少なくとも一部を画定する本体部25を有してよい。排出部24は、当該流路に連通している。すなわち、排出部24の中空が、当該流路に連通している。ガスカバー12は、例えばPP(Polypropylene)、PBT(Poly-Butylene Terephthalate)などの樹脂によって形成されてよい。
【0021】
本実施形態において、本体部25は、一面が開放された箱型形状である。排出部24は、箱型形状の底板部26から、直交するように突出する。また、排出部24は、先端側から本体部25側に向かうに連れて緩やかに拡径するテーパー部27を有する。また、排出部24は、テーパー部27の本体部25側に、テーパー部27の最大外径より縮径した縮径部28を有する。
【0022】
ガスカバー12は、組電池10において、複数の電池セル11の安全弁15を、流路内で露出させるように封止する。本実施形態においては、
図3に示すように、ガスカバー12は、本体部25の開放された側がセルホルダ17の平板部18に向いた状態で、積層方向に並ぶ複数の安全弁15を覆うように、セルホルダ17の平板部18に固定される。したがって、本実施形態では、ガスカバー12は、セルホルダ17を介して、安全弁15を封止する。なお、ガスカバー12は、安全弁15を直接封止してもよい。
【0023】
本実施形態においては、
図5に示すように、ガスカバー12が平板部18に固定されることにより、本体部25の開放された開口が閉塞され、流路fp全体が画定される。なお、前述のように、組電池10において、安全弁15が開口op1を介して平板部18から露出しているので、安全弁15は、平板部18が一部を画定する流路fp内に露出する。
【0024】
本実施形態において、ガスカバー12は、平板部18に固定された状態で、排出部24の突出方向である、平板部18の法線方向から見て、セルホルダ17の囲繞部21に囲繞される。前述のように、囲繞部21には窓wdが形成されている。窓wdは、排出部24の突出方向における、排出部24と、後述するガス排出管13の接続部33との接続位置に形成されている。さらには、窓wdは、周壁状の囲繞部21の中で、排出部24に最も近接する位置に形成されている。
【0025】
単一のガスカバー12または複数のガスカバー12によって、組電池10における全電池セル11が覆われてよい。本実施形態においては、
図3に示すように、3層に積層された電池セル11の列、および2層に積層された電池セル11の列、それぞれを個別の2つのガスカバー12が覆っている。
【0026】
なお、本実施形態においては、前述のように、ガスカバー12がセルホルダ17に固定されることにより、ガスカバー12の底板部26は、セルホルダ17の平板部18に平行となり、電池セル11における安全弁15が設けられる面と平行となる。電池セル11における安全弁15が設けられる面は、組電池10において積層された複数の電池セル11における安全弁15の向く同一の方向に垂直な平面である。したがって、組電池10において、ガスカバー12は、安全弁15の向く同一の方向に垂直な平面を、底板部26の外表面に有している。
【0027】
なお、本実施形態において、ガスカバー12は、任意の方法でセルホルダ17に固定されてよい。ガスカバー12は、例えば、ネジによってセルホルダ17に固定されてよい。
【0028】
また、ガスカバー12は、ガスシール30を介在させて、固定されてもよい。本実施形態では、平板部18における安全弁15を露出させる開口op1の対応位置に開口op2が形成されたガスシール30が、ガスカバー12および平板部18の間に設けられる。ガスシール30は、流路fpの気密性を向上させる。ガスシール30は、例えば、NBR(Nitril-Butadiene Rubber)、EPDM(Ethylene-Propylene diene Monomer)などのゴムで形成されてよい。
【0029】
本実施形態では、囲繞部21における平板部18とは逆側の開放された部分が、セルホルダカバー31によって覆われている。したがって、セルホルダ17に固定されるガスカバー12は、セルホルダカバー31に覆われる。
図6に示すように、セルホルダカバー31には、組電池10において排出部24の突出方向から見た排出部24と重なる位置に開口op3が形成されている。なお、
図3に示すように、ガスカバー12およびセルホルダカバー31の間には、組電池10を制御するための回路基板32が設けられていてもよい。
【0030】
ガス排出管13は、ガスカバー12から排出されるガスを組電池10の外部に排出する流路を形成し得る。
図7に示すように、ガス排出管13は、接続部33および厚肉部34を有する。接続部33は、排出部24に接続される側のガス排出管13の一端である。接続部33の内径は、ガスカバー12の排出部24の最大外径よりも小さい。厚肉部34は、軸方向において接続部33と連続する。厚肉部34は、接続部33よりも厚肉である。厚肉部34は、例えば、接続部33よりも101%以上120%以下、好ましくは105%以上110%以下の肉厚を有する。
【0031】
ガス排出管13は、例えば、NBR(Nitril-Butadiene Rubber)、EPDM(Ethylene-Propylene diene Monomer)などのゴムなどの弾性を有する材料、または、PP(Polypropylene)のように比較的靱性の高い材料から形成されてよい。さらに、ガス排出管13の外面は、ガスカバー12の排出部24とは異なる色であってよい。
【0032】
本実施形態において、厚肉部34は、湾曲状に形成されている。厚肉部34は、ガス排出管13の軸方向に沿って延びるリブ35を有する。リブ35は、湾曲状に形成された厚肉部34の内側に設けられていてよい。
【0033】
本実施形態において、
図3に示すように、2本のガス排出管13は、合流部36、接続管37、およびグロメット38とともにチューブ構成体39を形成する。合流部36は、複数の管を互いに連通させる分岐管であり、例えばT字管である。合流部36は、2本のガス排出管13の接続部33の逆側の端、および接続管37の一端に接続される。グロメット38は、接続管37の他端に接続される。
【0034】
ガス排出管13は、接続部33側においてガスカバー12の排出部24に接続される。本実施形態では、前述のように、ガスカバー12はセルホルダカバー31に覆われており、セルホルダカバー31の開口op3を介して、接続部33は排出部24に接続される。
【0035】
以上のような本実施形態に係る組電池10は、複数の電池セル11の安全弁15を封止するガスカバー12の排出部24に接続される接続部33と、接続部33に連続し且つ接続部33よりも厚肉な厚肉部34とを有する可撓性であるガス排出管13を備えている。このような構成により、組電池10は、接続部33においては周方向に拡大されるだけの弾性的な変形性を有しながらも、厚肉部34における径方向への変形性を低減し得る。一般的に、弾性管への硬性管の挿入において、弾性管の肉厚が厚いと弾性管の拡径に多大な力を要する。また、弾性管の肉厚が薄いと小さな力で弾性管を拡径可能であるものの、弾性管を把持した部分が径方向に変形しやすく、弾性管の先端において管の周方向全体に均等に力が伝わらず、挿入途中で屈曲や座屈などが発生しうる。一方で、本実施形態の組電池10は、上述のような構成により、ガス排出管13のガスカバー12への装着工程において、変形性の小さな厚肉部34を把持しながら、変形性の大きな接続部33が排出部24に容易に接続され得る。したがって、組電池10は、製造工程において排出部24とガス排出管13との接続が容易でありながら、簡易な構造の排出部24とガス排出管13とを有し得る。
【0036】
また、本実施形態に係る組電池10では、厚肉部34は湾曲状に形成されている。このような構成により、組電池10は、排出部24から噴出するガスの湾曲状の内面への衝突に対するガス排出管13の耐久性を、厚肉部34の肉厚により向上させ得る。したがって、組電池10は、湾曲状に形成することにより組電池10全体の小型化を可能にしながら、ガス排出管13の溶損およびガスの漏出の発生などを抑制、防止し得る。
【0037】
また、本実施形態に係る組電池10では、厚肉部34は、ガス排出管13の軸方向に沿って延びるリブ35を有する。したがって、組電池10は、厚肉部34の変形性をさらに低減し得る。
【0038】
また、本実施形態に係る組電池10では、リブ35が、湾曲状の内側に設けられている。このような構成により、組電池10では、湾曲状の外側に設ける構成と同等の強度を得ながらも、リブ35をより短く形成し得るので、材料の使用量を低減し得る。さらに、上述したようなガス排出管13のガスカバー12への装着工程において、厚肉部34の変形性をより低減し得るので、変形性の大きな接続部33への力の伝達がさらに容易になり、排出部24に、またさらに容易に接続され得る。
【0039】
また、本実施形態に係る組電池10では、排出部24を突出方向から見て囲繞する囲繞部21の、突出方向における、排出部24および接続部33の接続位置に窓wdが形成されている。このような構成により、
図8に示すように、組電池10は、ガス排出管13が排出部24に確実に接続されているか否かを、窓wdから容易に確認させ得る。
【0040】
本発明は、その精神またはその本質的な特徴から離れることなく、上述した実施形態以外の他の所定の形態で実現できることは当業者にとって明白である。したがって、先の記述は例示的なものであり、これに限定されるものではない。発明の範囲は、先の記述によってではなく、付加した請求項によって定義される。あらゆる変更のうち、その均等の範囲内にあるいくつかの変更は、その中に包含されるものとする。
【符号の説明】
【0041】
10 組電池
11 電池セル
12 ガスカバー
13 ガス排出管
14 セル端子
15 安全弁
16 セルケース
17 セルホルダ
18 平板部
19 セル用バスバ
20 出力端子
21 囲繞部
22 リレー
23 補機用バスバ
24 排出部
25 本体部
26 底板部
27 テーパー部
28 縮径部
30 ガスシール
31 セルホルダカバー
32 回路基板
33 接続部
34 厚肉部
35 リブ
36 合流部
37 接続管
38 グロメット
39 チューブ構成体
fp 流路
op1、op2、op3 開口
wd 窓