特許7204653IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

改変型HSV gDタンパク質及びこれを含むワクチン

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述したように、HSVの治療にはアシクロビル等の抗ウイルス薬が用いられている。しかし、これらの抗ウイルス薬は、ウイルスを完全に除去することはできず、また服用を中止するとウイルスが再活性化する。そのため、HSVの感染そのものを防御する予防用ワクチン或いは再発症状を軽減緩和する治療用ワクチンの開発が望まれるが、現在、有効なワクチンは存在せず、そのアンメットニーズは高い。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、HSVの主要な防御抗原の一つとして知られているgDタンパク質に関して、網羅的なB細胞エピトープ解析及びT細胞エピトープ解析を行い、防御活性発現において有益なエピトープと無益又は有害なエピトープとに分類することを試みた。そして、無益又は有害なエピトープを脱エピトープ化し、有益なエピトープを免疫的に際立たせることによって、或いはプロミスキュアスT細胞エピトープ等の有益なエピトープを・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の改変型HSV gDタンパク質及びこれを含むワクチンによって免疫誘導した場合、野生型HSV gDで免疫誘導した場合に比べて、血清中に中和活性の高い中和抗体が相対的に多く含まれ得る。すなわち、本発明の改変型HSV gDタンパク質及びこれを含むワクチンはイムノ・リフォーカスを誘導し、HSVに対する強い防御効果をもたらすことが可能である。したがって、HSV感染症に対して高い予防・治療効果が期待できる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 HSV gDの一次構造の模式図を示す図である。
【図2】 実施例2の抗gD2抗体No.82とアラニン置換したgD改変体との反応性を競合ELISAで解析した結果を示す図である。
【図3】 HSV gD結晶構造上のgDレセプター結合ドメイン(RBD)周辺領域及びP50周辺領域のMOE図を示す図である。
【図4】 実施例5の抗gD抗体のマウスへの予防的投与後の生存率を示す図である。
【図5】 実施例5の抗gD抗体のマウスへの予防的投与後の症状スコアを示す図である。
【図6】 実施例5の抗gD抗体のマウスへの治療的投与後の生存率を示す図である。
【図7】 実施例5の抗gD抗体のマウスへの治療的投与後の症状スコアを示す図である。
【図8】 実施例6の抗gD抗体のモルモットへの予防的投与後の症状スコアを示す図である。
【図9】 実施例6の抗gD抗体のモルモットへの治療的投与後の症状スコアを示す図である。
【図10】 実施例6の抗gD抗体のモルモットへの治療的投与後の膣拭い液中のHSV放出量を示す図である。
【図11】 実施例7の合成ペプチドのマウスのT細胞刺激活性解析を示す図であり、(A)はIFN-γ産生ELISpot解析の結果を示し、(B)はIL-2産生ELISpot解析の結果を示す。
【図12】 改変型gDタンパク質の設計戦略の模式図を示す図である。
【図13】 実施例9の作出した各種gD改変体と抗gD2抗体No.82との反応強度を示す図である。
【図14】 実施例9の作出した各種gD改変体とHVEMとの反応性を示す図である。
【図15】 実施例9のマウスを用いた中和抗体誘導活性の解析結果を示す図である。
【図16】 実施例9のマウスを用いた中和抗体誘導活性の解析結果を示す図である。
【図17】 実施例9のマウスを用いた中和抗体誘導活性の解析結果を示す図である。
【図18】 実施例9のマウスを用いた中和抗体誘導活性の解析結果を示す図である。
【図19】 実施例9のマウスを用いた中和抗体誘導活性の解析結果を示す図である。
【図20】 実施例9のELISA法による抗gD結合抗体誘導活性の解析結果を示す図である。
【図21】 実施例9のELISA法による抗gD結合抗体誘導活性の解析結果を示す図である。
【図22】 実施例9のELISA法による抗gD結合抗体誘導活性の解析結果を示す図である。
【図23】 実施例9のELISA法による抗gD結合抗体誘導活性の解析結果を示す図である。
【図24】 実施例9のELISA法による抗gD結合抗体誘導活性の解析結果を示す図である。
【図25】 実施例9の細胞性免疫(T細胞免疫)誘導活性の結果を示す図である。
【図26】 実施例9の改変型gDのマウス感染防御試験の実験1の生存率を示す図である。
【図27】 実施例9の改変型gDのマウス感染防御試験の実験1の生存率を示す図である。
【図28】 実施例9の改変型gDのマウス感染防御試験の実験1の生存率を示す図である。
【図29】 実施例9の改変型gDのマウス感染防御試験の実験2の生存率を示す図である。
【図30】 実施例9の改変型gDのマウス感染防御試験の実験3の生存率を示す図である。
【図31】 実施例9の改変型gDのマウス感染防御試験の実験4の生存率を示す図である。
【図32】 実施例9の改変型gDのマウス感染防御試験の実験4の生存率を示す図である。
【図33】 実施例9の免疫血清中の抗体ポピュレーションの解析結果を示す図である。
【図34】 実施例9の改変型gD免疫血清によるgD-HVEM相互作用に対する阻害の結果を示す図である。
【図35】 HSV-1由来gDのアミノ酸配列(配列番号2)及びHSV-2由来gDのアミノ酸配列(配列番号3)を多重整列した比較結果を示した図であり、斜体部はリーダー配列を示し、下線部はgDの50-54番目のアミノ酸残基(P50-P54)を示す。

代表図 図1本件の代表的な図

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