(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-01-06
(45)【発行日】2023-01-17
(54)【発明の名称】農作業用電動台車
(51)【国際特許分類】
B62B 5/04 20060101AFI20230110BHJP
【FI】
B62B5/04 A
(21)【出願番号】P 2017226952
(22)【出願日】2017-11-27
【審査請求日】2020-06-30
【審判番号】
【審判請求日】2021-11-09
(73)【特許権者】
【識別番号】392000486
【氏名又は名称】株式会社エルム
(74)【代理人】
【識別番号】110001069
【氏名又は名称】弁理士法人京都国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】宮原 隆和
(72)【発明者】
【氏名】宮原 啓太
【合議体】
【審判長】一ノ瀬 覚
【審判官】藤井 昇
【審判官】大谷 光司
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-256401(JP,A)
【文献】特開2003-190121(JP,A)
【文献】特開2005-1554(JP,A)
【文献】特開2006-206260(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62K17/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
a) 台車本体と、
b) 前記台車本体の下方に設けられた2個の、垂直軸に関して回転しない駆動輪と、
c) 前記台車本体の下方に設けられた少なくとも1個の、垂直軸に関して回転自在の従動輪と、
d) 前記台車
本体上に設けられた固定基台と、
e) 前記固定基台上で
前後方向及び左右方向の2方向に傾動可能な可動基台と、
f) 前記可動基台の前記2方向の傾動に基づき体重移動量を検出するセンサと、
g) 前記センサの出力に基づき、前記2個の駆動輪を独立に、
g-1) 前記可動基台の中立位置近傍の第1移動量範囲内に前記2個の駆動輪が駆動されない不感帯と、
g-2) 前記
前後方向の体重移動量が前記第1移動量範囲を超える第2移動量範囲内にあるときに前記2個の駆動輪が第1回転速度範囲内の回転速度で体重移動の向きに応じた方向に回転し、該体重移動量の変化に対して該回転速度が第1回転速度変化率範囲内で変化する作業帯と、
g-3) 前記
前後方向の体重移動量が前記第2移動量範囲を超える第3移動量範囲内にあるときに前記2個の駆動輪が前記第1回転速度範囲内の回転速度よりも大きい第2回転速度範囲内の回転速度で体重移動の向きに応じた方向に回転し、該体重移動量の変化に対して該回転速度が前記第1回転速度変化率範囲よりも大きい第2回転速度変化率範囲内で変化する走行帯と
を設けて制御する制御部と
を備えることを特徴とする農作業用電動台車。
【請求項2】
前記センサが、前記固定基台と前記可動基台の間に、両者の中心回りの4方向に設けられた変位センサであることを特徴とする請求項1に記載の農作業用電動台車。
【請求項3】
前記可動基台上に、作業者が両足で立って本農作業用電動台車を操縦するための踏板を、面内の少なくとも2方向において固定する機構が設けられている請求項1又は2に記載の農作業用電動台車。
【請求項4】
前記踏板の上面に、作業者の右足及び左足を乗せるべき位置の絵が描かれていることを特徴とする請求項3に記載の農作業用電動台車。
【請求項5】
更に、
h) 前記台車本体に対して前記固定基台を昇降させる昇降機構
を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の農作業用電動台車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に施設園芸温室内で使用する農作業用電動台車に関する。
【背景技術】
【0002】
トマトやパプリカ等の果菜、キュウリやニガウリ、豆など等のつる性の野菜を温室等で栽培する際に、温室空間を有効利用する為には背丈を高く栽培するのが有効である。しかし、背丈が高くなると、誘引作業や脇芽の除去など頂頭部に必要な作業をする際に手が届かないため、踏み台が必要となる。ところが、踏み台は作業者がいちいち降りて手で移動させる必要があるため、作業効率が悪い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実開平07-005308号公報
【文献】実開平07-001704号公報
【文献】実開平05-029308号公報
【文献】特開2011-148330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような場合のため、農場で使用可能な、高所作業用の電動台車が市販されている。これによると、作業者が乗ったまま移動をすることができるため、作業者の負担は大きく軽減される。
しかし、現在市販されている電動台車は、手で操縦・運転を行う必要があるため、移動の際には一旦農作物から手を離さなければならない。そのため、手で物を持ちながら移動するなどの温室内でごく普通に行われる作業には不都合がある。また、果実や枝を支えつつ移動するという作業を行うことができない。
【0005】
さらに、市販されている電動台車や先行技術文献に示す何れの台車も、前進・後退・左折・右折などをする際に幾つかの動作の組み合わせを必要とするため、作業者が思い通りに台車の位置を調整するのが困難であるという問題がある。
【0006】
本発明は、このような問題を解決する為に成されたもので、農作物の栽培現場において、作業の手を離すことなく、且つ容易に、作業者の意思通りに移動することのできる電動台車を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために成された本発明に係る農作業用電動台車は、
a) 台車本体と、
b) 前記台車本体の下方に設けられた2個の、垂直軸に関して回転しない駆動輪と、
c) 前記台車本体の下方に設けられた少なくとも1個の、垂直軸に関して回転自在の従動輪と、
d) 前記台車に設けられた固定基台と、
e) 前記固定基台上で面内の2方向に傾動可能な可動基台と、
f) 前記可動基台の前記2方向の傾動を検出するセンサと、
g) 前記センサの出力に基づき、前記2個の駆動輪を独立に制御する制御部と
を備えることを特徴とする。
【0008】
なお、上記基台の「傾動」には、作業者がほとんど認識することができないような非常に僅かな傾動を含む。その場合、上記「傾動を検出するセンサ」は「圧力センサ」或いは「重量センサ」と呼ばれるものとなる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る農作業用電動台車では、作業者が前記可動基台又はそれに固定された踏板上に立ち、前後左右に体重を移動させることにより、前記センサがそれを可動基台の傾動又は圧力として検出し、制御部が2個の駆動輪を独立に制御する。これにより、作業者は操縦に手を使う必要が無いため、誘引作業や脇芽の除去など頂頭部に必要な作業を、電動台車の移動を交えて連続的に行うことができ、また、手に農作物を持った状態で移動することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の一実施例(第1実施例)である電動台車の外観図であり、(a)は上方斜視図、(b)は下方斜視図。
【
図2】実施例の電動台車のコントロール板及びそれに設けられた体重移動検出機構の一例を分かりやすく示すための中心縦断面図。
【
図3】実施例の電動台車の制御回路のブロック図で、(a)は第1実施例の制御回路、(b)は第2実施例の制御回路。
【
図4】本実施例の電動台車を用いて農作業を行っているところの外観図。
【
図5】作業モードにおける電動台車の平面図(a)、側面図(b)及び正面図(c)。
【
図6】畝の端部にて折り返す際の電動台車の動きを示す平面図。
【
図7】運搬モードにおける電動台車の平面図(a)、側面図(b)及び正面図(c)。
【
図8】コントロール板上での作業者の体重移動に対する駆動輪の応答の設定図であり、(a)が右駆動輪、(b)が左駆動輪。
【
図9】コントロール板上での作業者の体重移動に対する駆動輪の応答の別の設定図であり、(a)が右駆動輪、(b)が左駆動輪。
【
図10】本発明の別の実施例(第2実施例)である電動台車の外観図であり、(a)は右側面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は後面図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の一実施例(第1実施例)である電動台車の外観を
図1(a)、(b)に示す。
図1(a)は上方斜視図、
図1(b)は下方斜視図である。本実施例の電動台車1は、台車本体10と、その長手方向の一端部分に設けられた2つの、垂直軸回りに固定された駆動輪11(左駆動輪11L、右駆動輪11R)と、他の一端部分に設けられた2個の垂直軸回りに回転可能な従駆動輪である自在キャスター12(左自在キャスター12L、右自在キャスター12R)と、台車本体10の上部に設けられたコントロール板20等から構成される。自在キャスター12は1個でもよい。2個の駆動輪11L、11Rにはそれぞれを駆動するためのモーターが設けられており、各駆動輪11L、11Rは独立に回転駆動される。また、これら駆動輪駆動用のモーター14(左駆動輪モーター14L、右駆動輪モーター14R)やそれらの動作を制御するための制御回路40は、台車本体10の下部の制御ボックス13内に配置されている。台車本体10の大きさは、高さHが概ね20cmから60cm程度、幅Wが概ね30cmから60cm程度、長さLが概ね60cmから100cm程度である。もちろん、作業対象や作業場所に応じて、これより小さくすることもできるし、これより大型のものとしてもよい。
【0012】
この電動台車1は、コントロール板20の上に作業者が立ち、作業者が該コントロール板20上で前後左右に体重を移動させる事によりその移動を制御することができる(電動台車1を操縦することができる)。その動作については後述する。
【0013】
図2はコントロール板20及びそれに設けられた体重移動検出機構の一例を分かりやすく示すための中心縦断面図である。コントロール板20は全体を支える固定基台21と、同固定基台21の4隅に配置した4つのゴムダンパー23a~23d(
図2では23c、23dは図示されていない。)に支えられた可動基台22を備えている。更に、固定基台21の4辺側にはそれぞれ体重移動量を検出する為の圧力センサ24a~24d(
図2では24dは図示されていない。)が設けられている。圧力センサ24a~24dは実際上は変位センサであるが、作業者の体重移動(力)に対するゴムダンパー23a~23dの変位量は小さな値(例えば、20kg重で0.1mm程度)に設定されている。なお、コントロール板20の上面には、作業者の立ち位置を示すための右足及び左足の絵が描かれている。
【0014】
可動基台22の中心部には上方に突出する固定ネジ29が設けられ、更に、同固定ネジ29を中心に90度単位で等距離に、同じく上方に突出する4本の位置決めピン27a~27d(
図2では27dは図示されていない。)と、下方に伸びる4本の押しピン25a~25d(
図2では25b、25dは図示されていない。)が配置されている。4本の押しピン25a~25dはそれぞれ、固定基台21上の4個の圧力センサ24a~24dを押圧する位置に配置されている。適度な柔軟度を持つゴムダンパー23a~23dにより支えられた可動基台22上に乗せられたコントロール板20の上に作業者が立ち、前後左右に体重を移動させると、その体重移動量はゴムダンパー23a~23dの撓みにより押しピン25a~25dを経て圧力センサ24a~24dに伝わり、体重移動量と方向を検出できることになる。
【0015】
コントロール板20の下面には、可動基台22から上方に突出する前記4本の位置決めピン27a~27dに対向する位置に4個の位置決め穴28a~28dが設けられている。これら4本の位置決めピン27a~27dを4個の位置決め穴28a~28dに合わせ、コントロール板20の中心に設けられた固定穴30に可動基台22の固定ねじ29を差し込んでナット31で固定ねじ29を締めることにより、コントロール板20の下方に可動基台22を固定する。
【0016】
ここで、4本の位置決めピン27a~27d及び4個の位置決め穴28a~28dは中心から等距離に90度間隔で設けられているため、両者を差し込む際に、コントロール板20と可動基台22の向きを90度ずつ変更することができる。これにより、後述するような様々な操縦・運転が可能となる。
【0017】
4個の圧力センサ24a~24d、及び2個の駆動輪11L、11Rを駆動するための各モーター14L、14Rは制御回路40に接続されている。
図3(a)は制御回路40のブロック図で、コントロール板20上の作業者の体重移動量を4つの圧力センサ24a~24dで検出し、2個の駆動輪11L、11Rの回転方向と回転速度を演算し指示を出すCPU部41と、同CPU部41の指示に従い駆動輪11L、11Rを回転させるESC(エレクトリック・スピード・コントローラー)42、43と、この電動台車1を必要時間、独立して稼働させることのできる電源回路44を内蔵している。
【0018】
このような構造を有する本実施例の電動台車1の使用方法は次の通りである。まず、コントロール板20は、作業目的により、前記の通り90度単位で向きを変えることができる。作業モードの場合、主な作業形態である脇芽除去や誘引等の作業では、
図4に示すように、作業者は畝の植物体2に向かって立つことになるため、電動台車1の移動はその90度方向になる。この場合、コントロール板の向きは
図5(a)の様になり、操縦は、スケートボードやスノーボードに類似したものになる。
【0019】
この形態(
図5)の場合、コントロール板20上で右足(
図5(a)において右側の足)側に体重を掛けると電動台車1は前進(
図5(a)において右側に移動)し、左足側に体重を掛けると後退する。そして、そのように前進又は後退移動をしている際に、爪先側に体重をかけると電動台車1は左に曲がり、踵側に体重をかけると右に曲がる。
【0020】
一方、電動台車1が停止した状態から、前後方向には中立状態で(すなわち、左右には体重をかけず)、爪先側に体重をかけると、電動台車1は左駆動輪11Lを中心にその場で左に回転し、同様に踵側に体重をかけると、右駆動輪11Rを中心にその場で右回転できる。このため、
図6のように畝の端部に到着し折り返す際に小回りが利く。そして、そこで更に回転することにより、自然に反対側の畝の植物に対して作業する位置に電動台車1が移動する。
【0021】
電動台車1の後ろに荷物を積んで運ぶ運搬モードの場合、作業者は電動台車1の先端部に立つ必要があるため、コントロール板20を
図7のように向けることになる。コントロール板20をこのように置くことにより、台車本体10の後方の荷物台が大きく広がり、そこに大きな荷箱7等を置くことができるようになる。この場合の操縦は、セグウェイ(登録商標)やバランススクーター(登録商標)のような左右二輪を持つ電動移動体に似たものになる。このモードは、後ろにトレーラーを牽引するのも容易で、更に多くの荷物を運ぶことができる。
【0022】
何れにおいても、コントロール板20の操作に対する駆動輪11の応答は、
図8(a)及び(b)に示すように、体重移動に応じて滑らかに変化するようにすると、停止から前後移動・左右への進行方向転回が人間の感覚に合致して滑らかに移行するので、操縦が容易になる。(駆動輪11が急激なON/OFF動作をしたり、ギクシャクした応答をすると、電動台車1上の作業者には急激な慣性が生じて操縦しにくい。)
【0023】
また、僅かな体重移動を感知しても電動台車1が動いてしまうと、作業時等に停止状態を保つのが困難となる。そのため、
図8に表れているように、圧力センサ24a~24dには物理的あるいはソフトウェアによる不感帯を設けた方がよい。なお、
図8及び後述の
図9における横軸体重移動量の中央は、全圧力センサ24a~24dの出力値合計の1/4として設定される。
【0024】
更に、作業時の位置調整と、移動の為の走行には明らかな電動台車1の動作上の違いがあるので、コントロール板20上の体重移動度合いと駆動輪11、12の回転速度の関係は正比例関係よりも、
図8に示すように、中立位置近傍の所定範囲内では低感度に、それよりも体重移動が大きい場合には高感度になるようにした方がよい。その感度設定は、
図8に示すように折れ線状にしたり、
図9の様に指数関数的に変化させることができる。
ただし、左右への方向転回については、体重移動と正比例した方がよい。
【0025】
なお、本電動台車1のコントロール板20に最初に作業者が乗る際、或いはそこから降りる際に本電動台車1が突然動き出すことがないように、制御回路40は4個の圧力センサ24a~24dの出力を基に、次のような起動・停止制御を行う。すなわち、全圧力センサ24a~24dの出力値の合計が所定の基準値(作動基準値)以下である場合には、両駆動輪11L、11Rを回転駆動させず、上記のような制御を行わない。この作動基準値としては、大人の作業者の想定体重の2/3程度としておくことが望ましいが、つまみ等によって調整可能としておくことが更に望ましい。或いは、コントロール板20の無負荷状態(全圧力センサ24a~24dの出力値の合計がほぼゼロの状態)から負荷状態に遷移した後の所定時間(例えば5秒)は両駆動輪11L、11Rを動作させないようにしてもよい。同様に、作業者がコントロール板20から降りるときや作業中にバランスを崩したときのことを考慮して、4圧力センサ24a~24dの急激なバランス変動に対する不感措置を入れておくことが望ましい。
なお、コストは多少アップするものの、作業者がコントロール板20上に乗り又はそこから降りることを検出するセンサを別途設けてもよい。
【0026】
図10は、作業内容によって作業高さが異なるのに合わせて、作業者が立つコントロール板20の高さを任意に設定できるようにする実施例で、
図2に示す固定基台21を平行リンク51を経由して台車本体10に装荷し、同平行リンク51をギヤードモーター等の昇降モーター52で駆動する平行ネジ53等によりコントロール板20の高さを上下できる。この実施例の電動台車50の制御回路60は、
図3(b)に示すようなものとなる。この制御回路60では、
図3(a)に示したCPU部41に昇降モーター52を制御するためのモータードライバー46が接続され、作業者が操作する昇降スイッチ47の状態に応じて昇降モーター52を制御する。
この作業高さを変える手段は、他に多くの手段が有り、この実施例に限定するものではない。
【0027】
図2のコントロール板20の構造及び
図3(a)(b)の制御回路40、60は、最もシンプルに圧力センサ24a~24dを前後左右それぞれ独立して4個用いる例を示したが、前後と左右をそれぞれ1個のセンサを使用することにし、ゼロを中心に±の圧力を検出する事により全ての方向の体重移動を検出する事もできる。いずれにせよ、固定基台21に対する可動基台22の面内2方向の傾斜を検出すればよいのであり、様々な態様のセンサ配置とすることができる。
【0028】
図3(a)(b)に示す制御回路40、60には、本発明に基づく電動台車1が必要時間独立して稼働できるように電池を内蔵しているが、当該電池は充電可能な二次電池45の方が良い。
この二次電池45の充電は、充電ステーションに人力で電動台車1を移動させたり、充電用コネクタに電源を接続しても良いが、電動台車1の保管位置近傍で充電ボタンを押すことにより、電動台車1が自動的に充電ステーションに自走するようにすると便利である。
【符号の説明】
【0029】
1、50…電動台車
10…台車本体
11…駆動輪
11L…左駆動輪
11R…右駆動輪
12…自在キャスター
12L…左自在キャスター
12R…右自在キャスター
13…制御ボックス
14…モーター
14L…左駆動輪モーター
14R…右駆動輪モーター
2…植物体
20…コントロール板
21…固定基台
22…可動基台
23a~23d…ゴムダンパー
24a~24d…圧力センサ
25a~25d…押しピン
27a~27d…位置決めピン
28a~28d…位置決め穴
29…固定ネジ
30…固定穴
31…ナット
40、60…制御回路
41…CPU部
42、43…ESC(エレクトリック・スピード・コントローラー)
44…電源回路
45…二次電池
46…昇降モータードライバー
47…昇降スイッチ
51…平行リンク
52…昇降モーター
53…平行ネジ
7…荷箱