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特許7206015多様なモードで作動可能なデータ処理ターミナル及びこれと関連した方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-01-06
(45)【発行日】2023-01-17
(54)【発明の名称】多様なモードで作動可能なデータ処理ターミナル及びこれと関連した方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 21/74 20130101AFI20230110BHJP
   G06F 21/62 20130101ALI20230110BHJP
   G06F 21/31 20130101ALI20230110BHJP
   G06F 21/56 20130101ALI20230110BHJP
【FI】
G06F21/74
G06F21/62
G06F21/31
G06F21/56
【請求項の数】 30
(21)【出願番号】P 2021171060
(22)【出願日】2021-10-19
(62)【分割の表示】P 2019511541の分割
【原出願日】2017-08-23
(65)【公開番号】P2022009252
(43)【公開日】2022-01-14
【審査請求日】2021-10-19
(31)【優先権主張番号】62/379,599
(32)【優先日】2016-08-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】514099754
【氏名又は名称】ジョン,ジェ ラク
(73)【特許権者】
【識別番号】516082888
【氏名又は名称】イ ジェギュ
(73)【特許権者】
【識別番号】519059801
【氏名又は名称】シム ヨンタク
(74)【代理人】
【識別番号】100114188
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100119253
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 賢教
(74)【代理人】
【識別番号】100124855
【弁理士】
【氏名又は名称】坪倉 道明
(74)【代理人】
【識別番号】100129713
【弁理士】
【氏名又は名称】重森 一輝
(74)【代理人】
【識別番号】100137213
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100143823
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 英彦
(74)【代理人】
【識別番号】100183519
【弁理士】
【氏名又は名称】櫻田 芳恵
(74)【代理人】
【識別番号】100196483
【弁理士】
【氏名又は名称】川嵜 洋祐
(74)【代理人】
【識別番号】100203035
【弁理士】
【氏名又は名称】五味渕 琢也
(74)【代理人】
【識別番号】100160749
【弁理士】
【氏名又は名称】飯野 陽一
(74)【代理人】
【識別番号】100160255
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100202267
【弁理士】
【氏名又は名称】森山 正浩
(74)【代理人】
【識別番号】100146318
【弁理士】
【氏名又は名称】岩瀬 吉和
(74)【代理人】
【識別番号】100127812
【弁理士】
【氏名又は名称】城山 康文
(72)【発明者】
【氏名】ジョン ジェラク
(72)【発明者】
【氏名】イ ジェギュ
(72)【発明者】
【氏名】シム ヨンタク
【審査官】青木 重徳
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-323313(JP,A)
【文献】特開2014-7587(JP,A)
【文献】国際公開第2015/057320(WO,A1)
【文献】中国特許出願公開第105760723(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 21/74
G06F 21/62
G06F 21/31
G06F 21/56
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
多数の駆動モードで駆動し、映像ユニット、ロックシステム、及び解除システムを含むデータ処理ターミナルとして、前記駆動モードは前記ターミナルが点いている始動状態で前記映像ユニットが消えているオフ状態、前記始動状態で前記映像ユニットが点いているオン状態、前記オン状態で第1接近権限を有するロックモード、及び前記オン状態で前記第1接近権限より広い第2接近権限を有する解除モードを含み、前記ターミナルは、前記ロックモードではユーザが前記ロックシステムを用いて前記ターミナルを駆動するようにする一方、前記解除モードでは前記ユーザが前記解除システムを用いて前記ターミナルを駆動するようにするデータ処理ターミナル駆動方法であって、
前記ターミナルは、1以上のロックアプリを前記ロックシステムに装着するものの、前記ロックアプリは無線で外部ソースに接近することができ、前記ロックアプリは、ファイルビューアアプリ、イメージビューアアプリ、ウェブブラウザアプリ、音再生アプリ、電子メールアプリ、メッセンジャーアプリ、通信網アプリ、モノのインターネット網アプリ、及び広告ビューアアプリのうちの一つであり、前記ロックアプリは、前記ロックモードはもちろん、前記オフ状態でも前記ロックシステムに装着されているロックシステム提供段階と、
前記ターミナルは、前記ユーザが前記ロックモードで前記ロックアプリを駆動するようにするが、前記ユーザが前記ロックアプリを駆動して得た結果物を前記ロックモードで前記解除システムに格納できないようにするロックモード権限付与段階と、
前記ターミナルが前記始動状態で前記ユーザが提供する第1ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記ユーザを認証しないまま現在モードから前記ロックモードに移動するロックモード移動段階と、
前記ターミナルは、前記ユーザが前記ロックモードで第2ユーザ入力を提供して前記ロックアプリを駆動するようにすることにより、前記駆動による前記結果物を確保する結果物確保段階と、
前記結果物確保段階の後、前記ターミナルが前記ロックモードで前記ユーザが提供する第3ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記第3ユーザ入力を用いてユーザ認証作業を実行し、前記ユーザが前記認証作業に成功すれば前記ターミナルは解除モード移動時点に前記ロックモードから前記解除モードに移動する解除モード移動段階と、
前記ターミナルは、前記解除モード移動時点以前の時点、前記解除モード移動時点と同時の時点、及び前記解除モード移動時点以降の時点のうちの一つである削除時点に前記結果物のうち少なくとも第1部分を削除する結果物削除段階を含むことにより、
前記ユーザが前記ロックモードで前記外部ソースに接近し、前記外部ソースから情報をダウンロードしても、前記外部ソースに含まれた悪性ウイルス及び悪性コードのうちの一つが前記解除システムに及ぼす悪影響を最小化することができる、データ処理ターミナル駆動方法。
【請求項2】
前記解除システムは、1以上のハードウェア要素、1以上のソフトウェア要素、及び1以上のデータを含み、前記ロックモード権限付与段階は、前記ターミナルが前記ロックモードで前記ロックシステムに、
前記要素のうちの1以上を駆動することができる権限は付与するが、前記結果物を前記解除システムに格納することができる権限は付与しない段階と、
前記データを回収することができる権限は付与するが、前記結果物を前記解除システムに格納することができる権限は付与しない段階と、
前記要素を駆動することができる権限及び前記結果物を前記解除システムに格納することができる権限を全て付与しない段階と、
前記データを回収することができる権限及び前記結果物を前記解除システムに格納することができる権限を全て付与しない段階のうちの一つの段階を含む、請求項1に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項3】
前記ロックモード移動段階は、
前記現在モードが前記オフ状態である前記ターミナルが前記ロックモードに移動する段階と、
前記現在モードが前記解除モードである前記ターミナルが前記ロックモードに移動する段階と、
前記ターミナルが前記ロックモード、前記解除モード、及び追加ロックモードで駆動し、前記現在モードが前記追加ロックモードである前記ターミナルが前記ロックモードに移動する段階のうちの一つを含む、請求項1に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項4】
前記結果物確保段階は、
前記ターミナルが前記ロックモードで前記映像ユニットに前記ロックアプリのグラフィック基盤インターフェースを表示する段階と、
前記ターミナルが前記ロックモードで前記ユーザをして前記インターフェースに前記第2ユーザ入力を提供することにより前記ロックアプリを駆動するようにする段階と、
前記ターミナルが前記ロックアプリの駆動に伴って生成される前記結果物を確保する段階を含む、請求項1に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項5】
前記解除モード移動時点は、
前記第3ユーザ入力の受信と同時である時点と、
前記第3ユーザ入力の受信以降の時点と、
前記第3ユーザ入力の受信以降であるが、前記ユーザから前記第1、第2、及び第3ユーザ入力以外の追加ユーザ入力を受信する前の時点と、
前記削除時点と同一の時点のうちの一つである、請求項1に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項6】
前記削除時点は、
前記解除モード移動時点以前の時点と、
前記解除モード移動時点と同一の時点と、
前記解除モード移動時点以降の時点と、
前記解除モード移動時点以降であるが、前記ユーザから前記第1、第2、及び第3ユーザ入力以外の追加ユーザ入力を受信する前の時点と、
前記ターミナルを消す前及び消した後のうちの一つの時点と、
前記ユーザが前記ロックシステムの駆動を完了した時点と、
前記結果物の容量が特定の容量を超過した時点と、
前記ターミナルが悪性ウイルス及び前記ロックシステムの誤作動のうちの一つを発見した時点と、
前記ユーザが第4ユーザ入力を提供して前記第1部分を選択する際に前記選択時点とリアルタイムである時点のうちの一つである、請求項1に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項7】
前記結果物確保段階の後、ユーザが第4ユーザ入力を提供すれば、
前記ターミナルは、前記結果物全体を前記削除時点に削除する段階と、
前記ターミナルは、前記第4ユーザ入力に基づいて前記結果物のうち前記削除時点に削除する前記第1部分を選択し、前記第1部分を前記削除時点に削除する段階と、
前記ターミナルは、前記第4ユーザ入力に基づいて前記結果物のうち削除しない第2部分を選択し、前記第2部分を前記ロックシステムに格納時点に格納する段階のうちの一つを含む、請求項1に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項8】
前記格納時点は、
前記削除時点と同一の時点と、
前記解除モード移動時点と同一の時点と、
前記解除モード移動時点以降の時点と、
前記解除モード移動時点以降として前記ユーザが前記第1、第2、第3、及び第4ユーザ入力以外の追加ユーザ入力を提供する前の時点と、
前記ターミナルを消す前の時点と、
前記ターミナルを消すと同時の時点と、
前記ターミナルを消した後の時点と、
前記第2部分の選択時点とリアルタイムである時点のうちの一つである、請求項7に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項9】
前記格納する段階は、
前記ターミナルが前記ロックシステムのロックメモリセクタに前記第2部分を格納する段階と、
前記ターミナルが前記ロックシステムの揮発性ロックメモリユニットに前記第2部分を格納する段階と、
前記ターミナルが前記ロックシステムの非揮発性ロックメモリユニットに前記第2部分を格納する段階のうちの一つの段階を含む、請求項7に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項10】
前記ユーザが前記ユーザ認証作業に失敗すれば、前記解除モード移動段階は、
前記ターミナルが前記オフ状態に移動する段階と、
前記ターミナルが前記ロックモードに留まる段階と、
前記ターミナルが前記結果物の前記第1部分を削除する段階のうちの1以上を含む、請求項1に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項11】
前記ターミナルは、前記結果物の前記第1部分は削除するが、残りの部分は前記ロックシステムに格納する段階と、
前記解除モードにおいて、前記解除システムは前記ロックシステムに格納された前記結果物の前記残りの部分に接近する段階を含む、請求項1に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項12】
前記解除モード移動段階の後、前記解除システムが前記ロックシステムに格納された結果物の少なくとも一部に接近することができる段階を含む、請求項1に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項13】
前記ターミナルは、特定状況で前記ロックシステムに対して書式設定及び初期化のうちの一つを実行して前記ロックアプリを前記ロックシステムから除去した後、前記ロックシステムに新たな前記ロックアプリを装着するアプリ再装着段階を含むものの、前記特定状況は、
前記結果物削除段階を特定の回数以上実行した状況と、
前記設定及び初期化のうちの一つを実行した後に一定期間が経過した状況と、
前記結果物が悪性ウイルスを含んだテキスト、イメージ、音声録音ファイル、動画、データ、コード、ファイル、フォルダ、ウェブサイト、及びウェブサイトアドレスのうちの一つを含む状況と、
前記ロックシステムが悪性ウイルスを含んだテキスト、イメージ、音声録音ファイル、動画、データ、コード、ファイル、フォルダ、ウェブサイト、及びウェブサイトアドレスのうちの1以上を含む状況と、
前記ロックアプリが誤作動する状況のうちの一つである、請求項1に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項14】
ロックモードと解除モードで駆動し、ロックシステム、解除システム、及び映像ユニットを含むデータ処理ターミナルが前記ロックモードではユーザが前記ロックシステムを用いて前記ターミナルを駆動するようにする一方、前記解除モードでは前記ユーザが前記解除システムを用いて前記ターミナルを駆動するようにする方法であって、
前記ユーザ及び前記ターミナルのうちの一つが外部ソースに接近することができるファイルビューアアプリ、イメージビューアアプリ、ウェブブラウザアプリ、音再生アプリ、電子メールアプリ、メッセンジャーアプリ、通信網アプリ、モノのインターネット網アプリ、及び広告ビューアアプリのうちの1以上のアプリを前記ロックシステムに装着するロックシステム提供段階と、
前記ロックモードでは前記ターミナルが前記映像ユニットを点けて前記1以上のアプリのグラフィック基盤インターフェースを前記映像ユニットに表示することにより、前記ユーザが前記インターフェースの操作を介して前記1以上のアプリを駆動することができるようにするロック権限付与段階と、
前記ターミナルが点いている始動状態で前記ユーザが提供する第1ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは現在の状態から前記ロックモードに移動するロックモード移動段階と、
前記ターミナルが前記ロックモードで前記ユーザが前記インターフェースに提供する第2ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記ユーザが前記1以上のアプリを駆動するようにすることにより、前記駆動による結果物を確保する結果物確保段階と、
前記ターミナルが前記ロックモードで前記ユーザが提供する第3ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記第3ユーザ入力に基づいて前記結果物のうち少なくとも一部を格納予定結果物に選択する格納予定結果物選択段階と、
前記結果物確保段階の後、前記ターミナルが前記ロックモードで前記ユーザが提供する第4ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記ロックモードで前記解除モードに移動する解除モード移動段階と、
前記ターミナルは、前記解除モード移動段階を実行する前の時点、実行する最中の時点、及び実行した後の時点のうちの一つの時点に、前記結果物のうち前記格納予定結果物を除いた残りの結果物を削除する結果物部分削除段階を含む、データ処理ターミナル駆動方法。
【請求項15】
前記解除モード、前記ロックモード、前記始動状態で前記映像ユニットが消えているオフ状態及び前記ターミナルが消えている停電状態において、前記1以上のアプリが前記ロックシステムに装着されている、請求項14に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項16】
前記ロックモード移動段階は、
前記現在の状態は、前記ターミナルが前記始動状態で前記映像ユニットが消えているオフ状態であり、前記第1ユーザ入力に対応して前記ターミナルが前記ロックモードに移動する段階と、
前記現在の状態は前記解除状態であり、前記第1ユーザ入力に対応して前記ターミナルが前記ロックモードに移動する段階と、
前記ターミナルが前記ロックモードと前記解除モードの他に追加ロックモードでも駆動する場合、前記現在の状態は前記追加ロックモードであり、前記第1ユーザ入力に対応して前記ターミナルが前記ロックモードに移動する段階のうちの一つを含む、請求項14に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項17】
前記解除システムは、1以上のハードウェア要素、1以上のソフトウェア要素、及び1以上のデータを含み、前記ロック権限付与段階は、前記ターミナルが前記ロックシステムに前記ロックモードにおいて、
前記要素のうちの1以上を駆動することはできる権限は付与するが、前記格納予定結果物を前記解除システムに格納することができる権限は付与しない段階と、
前記データを回収することができる権限は付与するが、前記格納予定結果物を前記解除システムに格納することができる権限は付与しない段階と、
前記要素を駆動することができる権限及び前記格納予定結果物を前記解除システムに格納することができる権限を全て付与しない段階と、
前記データを回収することができる権限及び前記格納予定結果物を前記解除システムに格納することができる権限を全て付与しない段階のうちの一つの段階を含む、請求項14に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項18】
前記格納予定結果物選択段階は、
前記ユーザが前記第3ユーザ入力を用いて前記結果物のうち前記格納予定結果物を手動で選択する段階と、
前記ユーザが前記第3ユーザ入力を用いて前記結果物のうち削除する削除予定結果物を手動で選択すれば、前記ターミナルは前記結果物のうち前記削除予定結果物を除いた部分を前記格納予定結果物として選択する段階と、
前記第3ユーザ入力とは別途に前記ターミナルが前記結果物のうち前記格納予定結果物を選択する段階のうちの一つの段階を含む、請求項14に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項19】
前記格納予定結果物が選択されれば、前記ターミナルがリアルタイムで前記格納予定結果物を前記ロックシステムに格納する段階と、
前記結果物部分削除段階を実行する時点と同一の時点に前記ターミナルが前記格納予定結果物を前記ロックシステムに格納する段階と、
前記解除モード移動段階の実行と同時に前記ターミナルが前記格納予定結果物を前記ロックシステムに格納する段階と、
前記解除モード移動段階の実行後に前記ターミナルが前記格納予定結果物を前記ロックシステムに格納する段階と、
前記ユーザが前記ロックシステムの駆動を終了するために追加ユーザ入力を提供すれば、前記ターミナルが前記格納予定結果物を前記ロックシステムに格納する段階と、
前記ターミナルが前記第4ユーザ入力を用いて認証作業を実行する場合、前記ターミナルが前記認証作業実行後、前記ターミナルが前記格納予定結果物を前記ロックシステムに格納する段階のうちの一つの段階を含む、請求項14に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項20】
前記ターミナルが、
ロックメモリセクタに前記格納予定結果物を格納する段階と、
揮発性ロックメモリユニットに前記格納予定結果物を格納する段階と、
非揮発性ロックメモリユニットに前記格納予定結果物を格納する段階のうちの一つの段階を含む、請求項14に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項21】
前記結果物の部分削除段階は、
前記ユーザが前記結果物のうち削除する削除予定結果物を手動で選択すれば、前記ターミナルが前記削除予定結果物を削除する段階と、
前記ターミナルが前記結果物のうち削除する削除予定結果物を選択し、削除する段階のうちの一つの段階を含む、請求項14に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項22】
前記結果物の部分削除段階は、
前記解除モード移動段階実行前に前記ターミナルが前記残りの結果物を削除する段階と、
前記解除モード移動段階実行と同時に前記ターミナルが前記残りの結果物を削除する段階と、
前記解除モード移動段階実行後に前記ターミナルが前記残りの結果物を削除する段階と、
前記格納予定結果物を格納する時点と同一の時点に前記ターミナルが前記残りの結果物を削除する段階と、
前記ユーザが前記映像ユニットを消すと同時に前記ターミナルが前記残りの結果物を削除する段階と、
前記ユーザが前記映像ユニットを消した後に前記ターミナルが前記残りの結果物を削除する段階と、
前記ユーザが前記ターミナルを消すと同時に前記ターミナルが前記結果物の前記残りを削除する段階と、
前記ユーザが前記ターミナルを消した後、前記ターミナルが前記結果物の前記残りを削除する段階のうちの一つの段階を含む、請求項14に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項23】
前記結果物の部分削除段階は、
前記ターミナルが前記ロックモードで前記ユーザが提供する追加ユーザ入力及び前記第3ユーザ入力のうちの一つを受信すれば、前記ターミナルは前記結果物のうち前記一つのユーザ入力に該当する少なくとも一部をリアルタイムで削除する段階と、
前記ロックシステムが確保した前記結果物の大きさが特定の大きさを超過すれば、前記ターミナルが前記結果物の少なくとも一部を削除する段階と、
前記ターミナル及び前記ユーザのうちの一つが設定した一定時間の間隔ごとに、前記ターミナルが前記結果物の少なくとも一部を削除する段階を含む、請求項14に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項24】
前記解除モード移動段階の後、前記解除システムが前記ロックシステムに格納された結果物の少なくとも一部に接近することができる段階を含む、請求項14に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項25】
前記ターミナルは、特定状況で前記ロックシステムに対して書式設定及び初期化のうちの一つを実行して前記1以上のアプリを前記ロックシステムから除去した後、前記ロックシステムに新たな前記1以上のアプリを装着するアプリ再装着段階を含む、請求項14に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項26】
前記特定状況は、
前記結果物の部分削除段階を特定の回数以上実行した状況と、
前記設定及び初期化のうちの一つを実行した後に一定期間が経過した状況と、
前記結果物が悪性ウイルスを含んだデータ、コード、及びファイルのうちの1以上を含む状況と、
前記ロックシステムが悪性ウイルスを含んだデータ、コード、及びファイルのうちの1以上を含む状況と、
前記1以上のアプリが誤作動する状況のうちの一つである、請求項25に記載のデータ処理ターミナル駆動方法。
【請求項27】
ロックモードと解除モードで駆動するデータ処理ターミナルであって、
映像ユニットと、
ロックシステムと、
解除システムと、を含むものの、
前記ターミナルは、前記ロックモードではユーザが前記ロックシステムを駆動するようにするが、前記解除モードでは前記ユーザが前記解除システムを駆動するようにし、
前記ロックシステムには、外部ソースに接近することができるファイルビューアアプリ、イメージビューアアプリ、ウェブブラウザアプリ、音再生アプリ、電子メールアプリ、メッセンジャーアプリ、及び広告ビューアアプリのうちの1以上のアプリが装着され、前記1以上のアプリは前記ロックモード及び前記解除モードで前記ロックシステムに装着され、
前記解除システムは、情報を格納するメインメモリユニットを含み、
前記ユーザは、ユーザ認証作業の実行なしに前記ロックモードに移動し、前記ターミナルが前記ロックモードで第1ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記1以上のアプリを駆動して結果物を確保するものの、前記ユーザは前記ロックモードで前記結果物を前記解除システムの前記メインメモリユニットに格納することができず、
前記結果物確保後に前記ターミナルが第2ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記第2ユーザ入力に基づいて前記ユーザに対する認証作業を実行し、前記ユーザが前記認証作業に成功すれば解除モード移動時点に前記解除モードで移動し、
前記ターミナルは、前記解除モード移動時点以前の時点、前記解除モード移動時点と同時の時点、及び前記解除モード移動時点以降の時点のうちの一つである削除時点に前記結果物のうち最小である第1部分を削除し、
したがって、前記削除された残りの結果物による前記解除システムの変形、修正、及びハッキングのうちの1以上を防止することができる、データ処理ターミナル。
【請求項28】
ロックモードと解除モードで駆動するデータ処理ターミナルであって、
映像ユニットと、
ロックシステムと、
解除システムと、を含むものの、
前記ターミナルは、前記ロックモードではユーザが前記ロックシステムを駆動するようにするが、前記解除モードでは前記ユーザが前記解除システムを駆動するようにし、
前記ロックシステムには、ファイルビューアアプリ、イメージビューアアプリ、ウェブブラウザアプリ、音再生アプリ、電子メールアプリ、メッセンジャーアプリ、及び広告ビューアアプリのうちの1以上のアプリが装着され、前記ロックシステムは前記1以上のアプリを駆動して得た結果物のうち少なくとも一部を格納することができるロックメモリを含み、
前記解除システムは、情報を格納するメインメモリユニットを含み、
前記ロックモードで前記ターミナルが第1ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記1以上のアプリを駆動して前記結果物を確保し、
前記結果物確保後に前記ターミナルが第2ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記第2ユーザ入力に基づいて前記結果物のうち少なくとも一部を格納予定結果物に選択した後、格納時点に前記格納予定結果物を前記メインメモリユニットでない前記ロックメモリに格納し、
前記ロックモードで前記ターミナルが前記第3ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルはモード移動時点に前記解除モードに移動し、削除時点に前記結果物のうち前記格納予定結果物を除いた残りの結果物を削除し、
したがって、前記削除された残りの結果物による解除システムの変形、修正、及びハッキングのうちの1以上を防止することができると同時に、前記ユーザが前記ロックメモリに格納された前記格納予定結果物を追って活用することができる、データ処理ターミナル。
【請求項29】
第1接近権限を有するロックモード及び前記第1接近権限より広い第2接近権限を有する解除モードで駆動し、映像ユニット、ロックシステム、及び解除システムを含むデータ処理ターミナルとして、前記ターミナルは、前記ロックモードではユーザが前記ロックシステムを用いて前記ターミナルを駆動するようにする一方、前記解除モードでは前記ユーザが前記解除システムを用いて前記ターミナルを駆動するようにするデータ処理ターミナル駆動方法であって、
前記ターミナルは1以上のロックアプリを前記ロックシステムに装着するものの、前記ロックアプリは無線で外部ソースに接近することができ、前記ロックアプリはファイルビューアアプリ、イメージビューアアプリ、ウェブブラウザアプリ、音再生アプリ、電子メールアプリ、メッセンジャーアプリ、通信網アプリ、モノのインターネット網アプリ、及び広告ビューアアプリのうちの一つであり、前記ロックアプリは前記ロックモードはもちろん、前記解除モードでも前記ロックシステムに装着されているロックシステム提供段階と、
前記ターミナルは、前記ユーザが前記ロックモードで前記ロックアプリを駆動するようにするが、前記ユーザが前記ロックアプリを駆動して得た結果物を前記ロックモードで前記解除システムに格納できないようにするロックモード権限付与段階と、
前記ターミナルが前記ユーザが提供する第1ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記ユーザを認証しないまま前記ロックモードに進入して前記映像ユニットにロック画面を表示するロックモード移動段階と、
前記ターミナルは、前記ユーザが前記ロックモードで第2ユーザ入力を提供して前記ロックアプリを駆動するようにすることにより、前記駆動による前記結果物を確保する結果物確保段階と、
前記ターミナルが前記ロックモードで前記ユーザが提供する第3ユーザ入力を受信すれば前記ターミナルは前記第3ユーザ入力を用いてユーザ認証作業を実行し、前記ユーザが前記認証作業に成功すれば前記ターミナルは前記映像ユニットに前記ロック画面及び解除画面も表示する解除画面表示段階と、
前記ユーザは、前記解除モードで駆動する前記解除システムを用いて前記ロックシステムの前記結果物のうち少なくとも一部分に接近する結果物活用段階を含む、データ処理ターミナル駆動方法。
【請求項30】
第1接近権限を有するロックモード及び前記第1接近権限より広い第2接近権限を有する解除モードで駆動し、映像ユニット、ロックシステム、及び解除システムを含むデータ処理ターミナルとして、前記ターミナルは前記ロックモードではユーザが前記ロックシステムを用いて前記ターミナルを駆動するようにする一方、前記解除モードでは前記ユーザが前記解除システムを用いて前記ターミナルを駆動するようにするデータ処理ターミナル駆動方法であって、
前記ターミナルは1以上のロックアプリを前記ロックシステムに装着するものの、前記ロックアプリは無線で外部ソースに接近することができ、前記ロックアプリはファイルビューアアプリ、イメージビューアアプリ、ウェブブラウザアプリ、音再生アプリ、電子メールアプリ、メッセンジャーアプリ、通信網アプリ、モノのインターネット網アプリ、及び広告ビューアアプリのうちの一つであり、前記ロックアプリは前記ロックモードはもちろん、前記解除モードでも前記ロックシステムに装着されているロックシステム提供段階と、
前記ターミナルは前記ユーザが前記ロックモードで前記ロックアプリを駆動するようにするが、前記ユーザが前記ロックアプリを駆動して得た結果物を前記ロックモードで前記解除システムに格納できないようにするロックモード権限付与段階と、
前記ターミナルが前記ユーザが提供する第1ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記ユーザを認証しないまま前記ロックモードに進入して前記映像ユニットにロック画面を表示するロックモード移動段階と、
前記ターミナルは前記ユーザが前記ロックモードで第2ユーザ入力を提供して前記ロックアプリを駆動するようにすることにより、前記駆動による前記結果物を確保する結果物確保段階と、
前記ターミナルが前記ロックモードで前記ユーザが提供する第3ユーザ入力を受信すれば、前記ターミナルは前記第3ユーザ入力に基づいて前記結果物のうち少なくとも一部を格納予定結果物に選択する結果物格納段階と、
前記ターミナルが前記ロックモードで前記ユーザが提供する第4ユーザ入力を受信すれば前記ターミナルは前記第4ユーザ入力を用いてユーザ認証作業を実行し、前記ユーザが前記認証作業に成功すれば前記ターミナルは前記映像ユニットに前記ロック画面及び解除画面も表示する解除画面表示段階と、
前記ユーザは、前記解除モードで駆動する前記解除システムを用いて前記ロックシステムに格納された前記格納結果物に接近する結果物活用段階を含む、データ処理ターミナル駆動方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、多数の作業モードを定義する1以上の階層で駆動できる多様なデータ処
理ターミナルに関するもので、前記ターミナルは、相違した作業モードでユーザに相違し
た接近権限を付与することができる。前記ターミナルが適正なユーザ入力(または、サブ
入力)を受信すれば、ターミナルは、ユーザを現在モードから新規モードに移動させるこ
とができる。上述の「現在モード」では「電源が切れた状態(powered-off state)」(
すなわち、ターミナルは通信が不可能であり、映像ユニットも消えた状態)、「オフ状態
(off-state)」(一例として、ターミナルは通信が可能な「始動状態(powered-on stat
e)」であるが、映像ユニットは消えた状態)、特定階層によって定義された多数のモー
ドのうち、あるモード(一例として、「始動状態」であり、映像ユニットが点いた「オン
状態(on-state)」であるモード)などがある。前記「新規モード」の例は、電源が切れ
た状態、オフ状態、オン状態、及び前記階層が定義した多数のモードのうち一つのモード
などである。また、本明細書は、前記ターミナルの多様なユニット、多様なハードウェア
要素、または、ソフトウェア要素などに関するもので、前記多様なユニットと要素は、ユ
ーザが現在モードから新規モードに移動するように許諾または拒否することができる。ま
た、本明細書は、モード移動を具現し、実施する前記ユニット、前記ハードウェア要素及
び前記ソフトウェア要素などの多様な構成に関する。
【0002】
また、本明細書は、多様な(作業)モードで駆動できるデータ処理ターミナルを提供
する多様な方法、多様なモードで前記ターミナルを駆動する多様な方法、現在モードから
新規モードに移動する多様な方法、ユーザに多様な接近権限のうちの一つを付与すること
でユーザが現在モードから新規モードに移動するようにしたり、または、ユーザが特定モ
ードから特定ハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動できるようにする方法に関する
ものである。
【0003】
本明細書は、相違した作業モードを定義する多様な階層を構築する方法、特定階層に
前記モードを配列する方法、及び各モードに同一の、類似の、相違した、または、比較す
る程の接近権限を付与する多様な方法に関するものである。本明細書は、ユーザが現在モ
ードから特定モードに移動できるように許諾(または、拒否)する多様な方法、ユーザが
特定階層の一つのモードから同一の階層の他のモードに移動できるように許諾(または、
拒否)する多様な方法、各モードに付与された接近権限に従って特定ハードウェア要素や
ソフトウェア要素に接近したり駆動したりできるように許諾(または、拒否)する多様な
方法及び多数のモードを定義する多様な階層を構築する方法などに関するものである。
【0004】
これに基づいて、本明細書は、1以上の「メイン(main)システム」はもちろん、1
以上の「ロック(lock)システム」または「中級(intermediate)システム」を含むこと
により、ユーザに高まったセキュリティ、向上した完全性(integrity)、強化された個
人情報の保護を提供できる多様なデータ処理ターミナルに関するものである。メインシス
テムは、一般的にユーザが解除(unlock)モードで多様な解除作業(operation)を実行
できるようにする多様なハードウェア要素、または、ソフトウェア要素を含む反面、ロッ
ク(または、中級)システムは、一般的にメインシステムから物理的または作業実行上隔
離された1以上のハードウェア要素やソフトウェア要素を含む。したがって、前記ターミ
ナルは、ロック(lock)モードでロック(または、メイン)システムのハードウェア要素
やソフトウェア要素を駆動して得た結果物が、メインシステムのハードウェア要素やソフ
トウェア要素に及ぼし得る否定的影響を防ぐことができる。このような物理的または作業
実行上の隔離により、ターミナルはユーザがメインシステムのセキュリティ、完全性、個
人情報の保護に及ぼし得る悪影響に対する心配なしに、ロック(または、中級)システム
を用いてロック(または、中級)モードで多様な作業を実行するようにできる。
【0005】
このために、本明細書は、前記メインシステムとロックシステムを含む多様なデータ
処理ターミナル、前記メインシステム及びロックシステムの多様なユニット、ハードウェ
ア要素及びソフトウェア要素などの多様な構成、前記ロックまたは中級(または、メイン
)システムをメイン(または、ロック、中級)システムから物理的に、または、作業実行
上隔離させる多様な方法及び前記ロックまたは中級(または、メイン)システムをメイン
(または、ロック、中級)システムから完全に(または、部分的に)隔離させる多様な構
成について説明する。本明細書は、メインシステムとロック(または、中級)システムと
の間の物理的または作業実行上の隔離を保障する方法及びユーザがロック(または、中級
)モードから解除モードに移動する前、移動中または移動した後、前記ロック(または、
中級)システムに残留する潜在的に危険であったり好ましくない結果物を「削除(erasur
e)」または「部分削除(semi-erasure)」する多様な方法を説明する。
【0006】
後述では、本明細書における多様なデータ処理ターミナルに対する例示的側面、実施
形態と詳細な形態はもちろん、これと関連した多様な方法を図面と共に説明する。
【0007】
関連アプリケーションとの相互参照
【0008】
本発明は、2016年8月25日に出願された米国臨時出願第62/379,559
号に対する優先権を主張し、前記出願の内容すべては参照として本出願に含まれる。本出
願と前記臨時出願との間に不一致がある場合、本出願は前記臨時出願よりも優先されるこ
とを理解されなければならない。また、省略の場合、臨時出願に備えられて本出願に含ま
れていない内容は本出願に含まれないものと見なされ、そのような内容は本出願の一部で
はないことが理解されなければならない。
【背景技術】
【0009】
スマートフォン、携帯電話、タブレットコンピュータ、PDA、ウェブパッド等の既
存のデータ処理機器に、以前よりもはるかに強力な最上級プロセッサはもちろん、大容量
メモリが装着されることにより、ユーザは、これにさらに依存し中毒している。また、既
存のデータ処理機器は通話機能を含むので、ユーザは、既存の電話機はもちろん、デスク
トップコンピュータ、ラップトップコンピュータを前記データ処理機器に代替している。
このように、データ処理機器が提供する各種の便利さを享受するために、ユーザが前記機
器に自身の大切な、個人的データを格納する現象は全く驚くことでない。
【0010】
無線通話関連ハードウェア及びソフトウェア技術が発展することにより、多くのハッ
カーは、見た目には安全に見えるウェブ上のソフトウェアアプリケーション(略称して、
「アプリ」)やコンテンツに悪性ウイルスを埋め込み、悪性ウイルスが不注意なユーザの
データ処理機器のメインシステムに浸透することを願う。悪性ウイルスがユーザのデータ
処理機器に浸透すれば、ハッカーは、ユーザの機器から貴重な個人データまたは金融デー
タを盗用できるようになる。
【0011】
したがって、危険を認知できないままユーザが悪性アプリケーションやコンテンツを
自身のデータ処理機器にダウンロードするたびに、ユーザは、前記機器のメインシステム
に格納した自身の貴重な金融データを他人に露出したり喪失することがあり、個人的デー
タや公開を望まないデータもミスで露出することがあり、前記機器もやはり誤作動するこ
とになるなどの被害が発生する。特に、このような被害は、悪性ウイルスがユーザのデー
タ処理機器のメインシステムに侵入する場合に発生する。さらに、あるハッカーは、ユー
ザのデータ処理機器にラムサムウェア(ransomware)を埋め込み、ユーザがハッカーに補
償金を支払わなければユーザが自身の機器に格納されたデータに接近できないように妨害
することもある。
【0012】
保守的または用心深い多くのデータ処理機器ユーザも、このような状況に直面するこ
とがある。一例として、ユーザは、不慣れなウェブサイトにアクセスしなければならなか
ったり、前記ウェブサイトからアプリケーションやコンテンツをダウンロードしなければ
ならない場合も発生する。最も安全な方法は、前記ウェブサイトにアクセスしないか、又
は前記コンテンツやアプリケーションをダウンロードしない方法である。しかし、他の方
法がない場合、または、ユーザが急な状況に置かれた場合、ユーザは不慣れなウェブサイ
トにアクセスしたり、アプリケーションやコンテンツをダウンロードするしかない。
【0013】
このようなセキュリティ上の問題により、保守的または用心深い多くのユーザは、デ
ータ処理機器を最大限活用できなくなる。一例として、ユーザが新しいウェブサイトで魅
力的なコンテンツを発見しても、ユーザは、ハッカーが自身の機器に格納された貴重なデ
ータを拾得するかもしれないという脅威のために前記アプリケーションを駆動したりコン
テンツをダウンロードしなくなる。
【0014】
データ処理機器のユーザは、自身の機器のメインシステムを保護しなければならない
他の理由がある。まず、前記メインシステム(一例として、メインメモリユニット)は、
ユーザが他人に公開したくなかったり、他人と共有したくない最上級の個人的データを格
納している。もちろん、ユーザは、既存の認証プログラムを使用して自身の個人的データ
の公開を防ぐこともできる。しかし、ユーザは、自身がメインシステムのメインメモリユ
ニットに格納しておいた情報が露出する危険があっても、公開された環境において自身の
データ処理機器を使用しなければならない状況に置かれることがある。
【0015】
また、ユーザは、既存のワクチンプログラムを用いてダウンロードしたアプリケーシ
ョンやコンテンツに悪性ウイルスが含まれているかどうか確認することができる。しかし
、多くの悪性ウイルスは、既存のワクチンプログラムを避けられるように設計される。た
とえ、ユーザが自身がダウンロードしたアプリケーションに悪性ウイルスが含まれたこと
を確認したとしても、この対応策を実行するには遅い場合が大部分である。なぜならば、
この時には悪性ウイルスが既にユーザのデータ処理機器のメインシステムに成功裏に浸透
した後であるためだ。
【0016】
言い換えれば、ユーザのデータ処理機器を保護するために、如何なる高度なセキュリ
ティ方法が開発されて前記機器に装着されても、ハッカーはやはりこれを効果的に無力化
し得る新たな機構や高度なアルゴリズムを開発するに決まっている。事実、データ処理機
器がデジタル領域で作動するという事実を考慮すれば、ハッカーもやはり時間だけ十分に
与えられるならば、如何なるセキュリティ方法でも追いつくことができることは全く驚く
ことでない。したがって、ユーザが自身のデータ処理機器に格納したデータを保護する最
善または最適な方法としては、疑わしいウェブサイトにアクセスしないか、如何なる悪性
アプリケーション、コンテンツもダウンロードしない方法などである。もちろん、このよ
うな方法は特に役に立たないが、どんなウェブサイトが悪性なのか、どんなコンテンツが
悪性ウイルスを含んでいるのか、予め知ることができる確実なプロトコルは存在しないた
めである。
【0017】
このように、データ処理ターミナルは、ユーザに高まったセキュリティ、向上した完
全性、及び強化された個人情報の保護を提供する必要性が台頭している。ただし、高まっ
たセキュリティ、向上した完全性、強化された個人情報の保護を提供するために、データ
処理ターミナルの便利さを犠牲にしてもならない。特に、ユーザが多くの時間を消耗する
必要なく、また、ユーザが別途の多くのユーザ入力を提供する必要なしに、高まったセキ
ュリティ、向上した完全性、及び強化された個人情報の保護が保障されながらも、継ぎ目
なしに多様な作業を実行できる場合、ユーザは便利であると感じられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】
本明細書の多様なデータ処理ターミナルは、ユーザに高まったセキュリティ、向上し
た完全性、及び強化された個人情報の保護を提供すると共に、「継ぎ目のない」作業の利
便性を維持または向上することを目的とする。特に、ターミナルは、少なくとも「四つの
特性」を用いて「継ぎ目のない特性」を維持したり向上させる。前記四つの特性は、互い
に独立的であったり互いに依存することもでき、前記四つの特性は、[1]ターミナルの
構成上の特徴、または、作業実行上の特徴に基づいたり、または、[2]ターミナルのメ
インシステムのハードウェア要素やソフトウェア要素の特徴に基づくいてもよい。
【0019】
前記四つの特性の「一番目の特性」は、ユーザの作業実行が可能な「2以上のモード
」を定義するという点であり、ユーザはそれぞれのモードにて、メインシステムのハード
ウェア要素またはソフトウェア要素を駆動できる相違した接近権限を有してもよい。その
結果、ユーザは、信頼性のあるデータを処理する場合、解除モードでターミナルを駆動す
るが、疑わしいデータを処理する場合、これとは異なるロックモードでターミナルを駆動
することができる。前記四つの特性のうちの「二番目の特性」は、メイン(または、ロッ
ク)システムをロック(または、メイン)システムから物理的または作業実行上「隔離」
させるという点である。
【0020】
前記四つの特性のうちの「三番目の特性」は、「削除(または、部分削除)作業」と
して、ターミナルは、ユーザがロックモードでロックシステムを駆動して多様なロック作
業を実行することで得た結果物が、前記ターミナルのメインシステムのハードウェア要素
やソフトウェア要素に影響を与える前に、前記結果の全体(または、一部)を削除するこ
とができる。これのために、ターミナルは、後述の多様な時点に削除(または、部分削除
)作業を実行することができる。前記四つの特性のうち、最後の「四番目の特性」は、タ
ーミナルが「モード移動用入力ユニット」を含むという点であり、これにより、現在モー
ドから新規モードに移動しようとするユーザは、既存の方法の通りにターミナルの映像ユ
ニットを消した後に再び点ける必要なしに、1以上のモード移動(ユーザ)サブ入力を含
むユーザ入力をターミナルに提供することにより、容易にモードを移動することができる
【0021】
後述では、本明細書の多様なデータ処理ターミナルの多様な目的、利点、恩恵、及び
前記ターミナルを製作、使用する多様な方法を説明する。これのために、後述では、まず
本明細書で使用する用語、語句を定義する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1A図1Aは、多様な階層で定義された作業モードを接近権限の直線を用いて表示した例示図である。
【0023】
図1B図1Bは、多様な階層が定義する作業モードを多様な円で表示した例示図である。
【0024】
図1C図1Cは、重複接近権限、一部重複接近権限、及び非重複接近権限に対する例示図である。
【0025】
図1D図1Dは、重複接近権限、一部重複接近権限、及び非重複接近権限に対する他の例示図である。
【0026】
図2A図2A及び2Bは、順次的階層の例示図である。
図2B図2A及び2Bは、順次的階層の例示図である。
【0027】
図2C図2C及び2Dは、並列的階層の例示図である。
図2D図2C及び2Dは、並列的階層の例示図である。
【0028】
図2E図2E及び2Fは、循環階層の例示図である。
図2F図2E及び2Fは、循環階層の例示図である。
【0029】
図2G図2G及び2Hは、混合的階層の例示図である。
図2H図2G及び2Hは、混合的階層の例示図である。
【0030】
図3図3は、同時に実行される作業やステップをターミナルのプロセッサのクロック周期に沿って表示した例示図である。
【0031】
図4図4は、同時に実行される作業やステップをユーザ入力の特性を勘案してターミナルのプロセッサのクロック周期により表示した例示図である。
【0032】
図5A図5Aは、ロックビューアを含む第1の構成による例示的データ処理ターミナル処理ターミナルのブロック線図である。
【0033】
図5B図5Bは、図5Aに例示したメインシステムに対する簡略化されたブロック線図である。
【0034】
図5C図5Cは、図5A図5Bで例示したデータ処理ターミナルの例示的ロックシステムに対するブロック線図である。
【0035】
図6A図6A及び6Bは、例示的経路特定階層の図式的な図表である。
図6B図6A及び6Bは、例示的経路特定階層の図式的な図表である。
【0036】
図7A図7A~7Dは、ハードボタンまたはハードウェア要素の形態で製作されてターミナルの多様な位置に装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
図7B図7A~7Dは、ハードボタンまたはハードウェア要素の形態で製作されてターミナルの多様な位置に装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
図7C図7A~7Dは、ハードボタンまたはハードウェア要素の形態で製作されてターミナルの多様な位置に装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
図7D図7A~7Dは、ハードボタンまたはハードウェア要素の形態で製作されてターミナルの多様な位置に装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
【0037】
図7E図7E及び7Fは、ソフトボタンまたはソフトウェア要素で製作されてターミナルの多様な位置に装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
図7F図7E及び7Fは、ソフトボタンまたはソフトウェア要素で製作されてターミナルの多様な位置に装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
【0038】
図8A図8A~8Eは、多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素としてターミナルの多様な部分に装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
図8B図8A~8Eは、多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素としてターミナルの多様な部分に装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
図8C図8A~8Eは、多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素としてターミナルの多様な部分に装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
図8D図8A~8Eは、多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素としてターミナルの多様な部分に装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
図8E図8A~8Eは、多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素としてターミナルの多様な部分に装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
【0039】
図9A図9A~9Dは、通知信号を生成する多様な通知ユニットの上面図である。
図9B図9A~9Dは、通知信号を生成する多様な通知ユニットの上面図である。
図9C図9A~9Dは、通知信号を生成する多様な通知ユニットの上面図である。
図9D図9A~9Dは、通知信号を生成する多様な通知ユニットの上面図である。
【0040】
図10A図10A及び10Bは、本明細書の第2の構成による例示的データ処理端末のブロック線図である。
図10B図10A及び10Bは、本明細書の第2の構成による例示的データ処理端末のブロック線図である
【0041】
図11図11は、内蔵型の構成を有する本明細書の第3の例示的側面のデータ処理システムのブロック線図である。
【0042】
図12図12は、本明細書の第4の構成である混合的構成の例示的データ処理ターミナルのブロック線図である。
【0043】
図13A図13A~13Dは、継ぎ目のない作業実行順序に従って駆動する例示的ターミナルの上面図である。
図13B図13A~13Dは、継ぎ目のない作業実行順序に従って駆動する例示的ターミナルの上面図である。
図13C図13A~13Dは、継ぎ目のない作業実行順序に従って駆動する例示的ターミナルの上面図である。
図13D図13A~13Dは、継ぎ目のない作業実行順序に従って駆動する例示的ターミナルの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0044】
1.定義
【0045】
上述のように、本明細書の多様なデータ処理ターミナルは、多数の相違した、類似の
または同一の作業モードで駆動することができ、ターミナルは、前記モードそれぞれに相
違した、類似のまたは同一の接近権限を付与することができる。また、ターミナルは、強
化されたセキュリティ、向上した完全性、及び強化された個人情報の保護を提供し、現在
モードから新規モードに移動できるようにする。
【0046】
本明細書において、「[」及び「]」の間に数字が表記されれば、すなわち、[1]
または[2]は、これらが互いの代案であることを意味する。したがって、「機器の例は
、[1]皿、[2]コップなどである」という表現は、前記機器は、皿であるか、コップ
であるか、または、これらの均等物であることを意味する。
【0047】
1-1.接近可能ハードウェア要素またはソフトウェア要素
【0048】
データ処理ターミナルは、多数のハードウェア要素と多数のソフトウェア要素を含む
。ターミナルが作業実行上またはセキュリティ上の理由で特定のハードウェア要素やソフ
トウェア要素をユーザが直接または間接的に駆動できなかったり、または、変更できない
ようにする場合、前記要素を「接近不可能」ハードウェア要素またはソフトウェア要素で
あると指称することとする。接近不可能要素の例は、マイクロプロセッサ、無線送信機、
無線受信機、ファームウェア(firmware)、カーネル(kernel)等である。また、ユーザ
接近が可能なユーザ空間(user space)に格納される代わりに、ターミナルの保護区域で
あるカーネル空間(kernel space)に格納されたソフトウェア要素も接近不可能ソフトウ
ェア要素に属する。
【0049】
しかし、ターミナルの製造会社は、ユーザがユーザ入力を提供して特定のハードウェ
ア要素またはソフトウェア要素を直接駆動するようにでき、このような要素をターミナル
のメインシステムの「接近可能」ハードウェア要素またはソフトウェア要素であると指称
する。一例として、ユーザは、入力ユニット、メモリユニット、ソフトウェアアプリケー
ション(以下、「アプリ」と指称)、運営体系(O/S)等のように、ユーザが駆動して多
様な作業を実行できる要素が接近可能ハードウェア要素または接近可能ソフトウェア要素
の例である。また、ターミナルは、ユーザにグラフィック基盤インターフェース(GUI
、graphic user interface)、テキスト基盤(text-based)インターフェース、または、
その他のユーザインタフェースなどの多様なインターフェースを提供することができ、ユ
ーザが前記インターフェースを操作することで駆動できるハードウェア要素やソフトウェ
ア要素も接近可能ハードウェア要素または接近可能ソフトウェア要素の例である。
【0050】
このような観点から見れば、データ処理ターミナルが特定の作業モードでユーザに特
定の接近権限を付与する場合、ユーザは、[1]すべての接近可能ハードウェア要素とソ
フトウェア要素に接近できたり、[2]接近可能ハードウェア要素またはソフトウェア要
素の全てではない一部にのみ接近することができる。前の[1]または[2]の場合、タ
ーミナルは、ユーザが、[3]特定の接近可能ハードウェア要素またはソフトウェア要素
の「全体部位」を駆動できるようにしたり、または、[4]特定の接近可能ハードウェア
要素またはソフトウェア要素の「制限された部位」のみが駆動できるようにすることがで
きる。前の[4]の場合、ユーザは、特定の接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要
素を「制限された程度」にだけ駆動することができ、その結果、ユーザは前記要素の全体
ではない制限された部位のみを駆動できたり、または、前記要素を全ての使用可能なオプ
ションではなく、制限されたオプションのみで駆動することもできる。
【0051】
ターミナルは、適正なユーザ入力の受信に対応して、ユーザが現在モードから新規モ
ードに移動できるように許諾する。その後、ターミナルが新規モードでユーザに付与した
接近権限に基づいて、ターミナルは、ユーザが、[1]1以上の接近可能ハードウェア要
素またはソフトウェア要素に接近するように許諾したり、[2]前記要素を駆動するよう
に許諾したり、[3]前記要素を駆動することで特定作業を実行するように許諾したり、
または、[4]前記要素を駆動することで特定機能を遂行するように許諾することができ
る。これとは異なり、[5]ターミナルがユーザ入力を認証しない場合、ターミナルは、
ユーザが現在モードから新規モードに移動できないようにすることができる。この時、[
6]ユーザは、現在モードに留まったり、[7]ターミナルは、オフ状態または電源が切
れた状態に移動することができる。前の[6]の場合、ターミナルは、ユーザが現在モー
ドで駆動可能なハードウェア要素やソフトウェア要素は続けて駆動するようにするが、新
規状態でのみ駆動可能なハードウェア要素やソフトウェア要素は、依然として駆動できな
いように防ぐことができる。
【0052】
ターミナルが特定モードで特定の接近権限を付与する場合に限って、ユーザは、1以
上の接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要素を「接近」または「駆動」することが
できる。しかし、ユーザは、前記モードで接近不可能ハードウェア要素やソフトウェア要
素は接近、駆動できない。このような観点から見れば、ターミナルまたはユーザが特定の
ハードウェア要素やソフトウェア要素に接近したり駆動することができると表現する場合
、特別な言及がない限り、前記ハードウェア要素またはソフトウェア要素は、接近可能ハ
ードウェア要素または接近可能ソフトウェア要素であるとする。また、特定の「要素を駆
動する」という語句は、「1以上の接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動
する」という語句と同一の意味である。また、特定の「要素を駆動する」という語句は、
「1以上の接近可能ハードウェア要素を駆動する」または「1以上の接近可能ソフトウェ
ア要素を実行する」を通称することとする。
【0053】
1-2.メインシステム及びロックシステム
【0054】
本明細書のデータ処理ターミナルは、1以上のメインシステムと1以上のロックシス
テムを含む。また、ターミナルは、1以上の中級システムを含んでもよい。ターミナルは
、一般的に解除モードでメインシステムを駆動するユーザに最大(または、最多)の接近
権限を付与するが、ロックモードでロックシステムを駆動するユーザには最小の接近権限
を付与する。また、前記ターミナルは、中級モードで中級システムを駆動するユーザに中
級の接近権限を付与し、前記中級接近権限は、メインシステムに付与された接近権限より
は狭いがロックシステムに付与された接近権限よりは広い。
【0055】
本明細書において「メインシステム」とは、ターミナルが構築した階層が実際に定義
した解除(作業)モードでユーザがターミナルを使用するために駆動するシステムを指称
する。メインシステムは、典型的にユーザが後述の解除モードでターミナルを駆動する時
に使用する。このような観点から見れば、メインシステムは、特定階層で最も広い接近権
限が付与されたシステムである。メインシステムは、1以上の接近可能ハードウェア要素
または1以上の接近可能ソフトウェア要素を含む。
【0056】
ターミナルは、ユーザが解除モードでメインシステムを駆動する時、最も広い(また
は、最大)の接近権限を付与し、これにより、ユーザはメインシステムの最も多い(また
は、全ての)接近可能ハードウェア要素を駆動できたり、メインシステムの最も多い(ま
たは、全ての)接近可能ソフトウェア要素を駆動することができる。このような観点にお
いて、本明細書では「メインシステム」を「解除システム」と同一の意味として使用する
。メインシステムまたは解除システムは、ターミナルが構築した特定階層が定義した、そ
してターミナルが同一の階層で最大の接近権限を付与した解除モードで作動する。
【0057】
反面、「ロックシステム」とは、階層が実際に定義したロック(作業)モードにてユ
ーザがデータ処理ターミナルを使用するために駆動するシステムを指称する。ロックシス
テムは、一般的にユーザがターミナルを後述の「ロックモード」で駆動するために使用す
るシステムに該当し、このような観点から見れば、ロックシステムは一般的にロックモー
ドが定義されている階層が最も狭い接近権限を付与したシステムである。ターミナルは、
ロックシステムに1以上のハードウェア要素やソフトウェア要素を含めることができるが
、場合により、どんなハードウェア要素やソフトウェア要素も含めなくてもよい。ターミ
ナルは、ロックシステムにメインシステムの1以上の接近可能ハードウェア要素やソフト
ウェア要素を駆動できる権限を付与しても、または、付与しなくてもよい。
【0058】
ロックシステムは、多様なセキュリティ、完全性、個人情報の保護などの理由で、メ
インシステムから物理的または作業実行上隔離されてもよい。説明の便宜のため、「物理
的隔離」または「作業実行上の隔離」を通称して「隔離」と略称してもよい。
【0059】
したがって、一番目の詳細な形態の場合、ユーザがロックモードでロックシステムを
使用すれば、ターミナルは、前記隔離を用いてユーザにメインシステムの多様な要素に対
する接近権限を否認することができる。したがって、ユーザは、ロックモードにてメイン
システムの如何なる接近可能ハードウェアやソフトウェア要素も接近、駆動できなくなる
。ロックモードでは、ユーザがメインシステムの如何なる接近可能ハードウェア要素やソ
フトウェア要素も駆動できないので、ロックシステムは、ロックモードで接近可能な1以
上のハードウェア要素やソフトウェア要素を含むことにより、ユーザがロックモードでロ
ックシステムの前記要素に接近または駆動し、多様な作業を実行するようにできる。この
ような観点から見れば、ロックシステムは、メインシステムの接近可能ハードウェア要素
やソフトウェア要素に対しては、最も狭い接近権限が付与されたシステムと見なすことが
できる。
【0060】
二番目の詳細な形態の場合、ユーザがロックモードでロックシステムを駆動する場合
、ターミナルは、ユーザにメインシステムに対する最小限の接近権限のみを付与すること
により、ユーザは、ロックモードでロックシステムを駆動する間、メインシステムの接近
可能ハードウェア要素やソフトウェア要素のうち最小要素だけ駆動するようにできる。た
とえ、ターミナルがロックモードでユーザがメインシステムの1以上の接近可能ハードウ
ェアまたはソフトウェア要素を使用(一例として、接近、駆動など)できるように許諾し
ても、ターミナルは、[1]ユーザが如何なる結果もメインシステムに格納できないよう
に完全にまたは部分的に禁止したり、または、[2]前記隔離を介してユーザがメインシ
ステムの如何なる要素も変更できないように、完全にまたは部分的に禁止することができ
る。すなわち、ターミナルは、メインシステムがロックシステムによって悪影響を受けた
り機能が低下したりしないように防止(または、最小化)することができる。このように
、ユーザは、ロックモードでメインシステムの接近可能ハードウェアまたはソフトウェア
要素のうち最小限の要素だけ使用できるので、ロックシステムは、[1]多様なロック作
業を実行するために、1以上のハードウェア要素やソフトウェア要素を含んだり、[2]
如何なる接近可能要素も含まないまま、メインシステムがロック作業を実行するようにで
きる。このような観点から見れば、ロックシステムは、メインシステムの接近可能ハード
ウェアまたはソフトウェア要素に対する一部(全部ではない)の接近権限のみを有すると
見なすことができる。
【0061】
三番目の詳細な形態の場合、ユーザがロックモードでロックシステムを使用する場合
、ターミナルは、ユーザにメインシステムに対する全ての接近権限を付与することにより
、ユーザは、ロックモードでロックシステムを用いてメインシステムの全ての接近可能ハ
ードウェアまたはソフトウェア要素を駆動するようにできる。しかし、ターミナルは、[
1]ユーザまたはロックシステムがメインシステムに如何なる結果も格納できないように
したり、または、[2]前記隔離を介してユーザやロックシステムがメインシステムの要
素を変更できないようにすることもできる。したがって、ターミナルは、ロックシステム
がメインシステムに悪影響を及ぼしたりメインシステムを低下させることができないよう
に防止することができる。ユーザは、ロックモードでロックシステムを駆動し、メインシ
ステムの全ての接近可能ハードウェア及びソフトウェア要素を駆動できるので、ロックシ
ステムは、1以上のハードウェアまたはソフトウェア要素を含んだり、または、如何なる
要素も含まないままメインシステムがロックモードでロック作業を実行するようにできる
。このような観点から見れば、前記ロックシステムは、メインシステムと類似または(非
常に)同一であると見なすことができる。
【0062】
1-3.接近権限
【0063】
本明細書において「接近権限」とは、特定モードで特定のシステムを使用してターミ
ナルを駆動するユーザに、ターミナルが付与する権限を意味する。特に、「接近権限」と
は、ターミナルがユーザにメインシステムの接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要
素のうち特定の数の要素のみが接近できるように付与する権限を意味する。一例として、
ターミナルは、メインシステムの全て(または、一部)の接近可能要素に接近する権限を
ユーザに付与したり、または、如何なる権限も付与しなくてもよい。ターミナルがユーザ
にメインシステムの特定の接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要素に接近する権利
を付与すれば、ユーザは、[1]前記要素を「駆動」できたり、[2]前記要素を駆動し
て特定作業を「実行」できたり、また、[3]前記作業を実行して特定機能を「遂行」で
きるものと見なす。また、接近権限の性格に基づいて、ユーザは、[1]解除モードでメ
インシステムを駆動してメインシステムの特定要素を駆動できる接近権限を保有したり、
[2]ロック(または、中級)モードでロック(または、中級)システムを駆動してメイ
ンシステムの特定要素を駆動できる接近権限を保有することもできる。本明細書のロック
システムのハードウェア要素やソフトウェア要素に対する接近権限は、[1]ロック(ま
たは、中級)モードでロック(または、中級)システムを駆動してロックシステムの前記
要素に接近できる権限、または、[2]解除モードでメインシステムを駆動してロックシ
ステムの前記要素に接近できる権限を指称する。
【0064】
したがって、特別な言及がない以上、本明細書の「接近権限」とは、[1]ユーザが
解除モードでメインシステムの駆動中、または、ユーザがロック(または、中級)モード
でロック(または、中級)システムの駆動中に、メインシステムの1以上の接近可能ハー
ドウェア要素またはソフトウェア要素を「接近」できたり、[2]前記モードで前記シス
テムの駆動中に、前記ハードウェアまたはソフトウェア要素を「駆動」できたり、[3]
前記モードで前記システムを駆動中に、前記要素を駆動することで1以上の作業を「実行
」できたり、及び、その後[4]前記モードで前記システムを駆動して前記作業を実行す
ることで特定「機能」を遂行できる接近権限を意味する。本明細書において、ロックシス
テムの1以上のハードウェア要素またはソフトウェア要素に対する接近権限を言及する場
合に限って、前記接近権限は、[1]ユーザがロック(または、中級)モードでロック(
または、中級)システムを駆動している最中、または、解除モードでメインシステムを駆
動している最中に、ロックシステムの1以上の接近可能ロック要素に接近できたり、[2
]前記モードで前記システムを駆動している最中に前記要素を駆動できたり、[3]前記
モードで前記システムを駆動することで1以上の作業を実行できたり、及び、[4]前記
モードで前記システムを駆動している最中に、前記作業を実行することで特定機能を遂行
できる接近権限を意味する。
【0065】
1-5.(作業)モード及び接近権限
【0066】
本明細書において、「(作業)モード」または簡単に「モード」とは、データ処理タ
ーミナルの作業状態を意味し、前記モードにおいてユーザは、ターミナルのメインシステ
ムの接近可能ハードウェア要素またはソフトウェア要素のうち特定の数の要素に接近する
ことができる。ターミナルは、ユーザが入力ユニットに提供した適正なユーザ入力に対応
して、[1]電源が切れた状態(すなわち、パワーが切れた状態として通信が不可能であ
り、映像ユニットも消えている状態)から新規モードに移動したり、[2]オフ状態(パ
ワーが点いた状態で通信が可能であるが、映像ユニットは消えた状態)から新規モードに
移動したり、[3]オン状態(パワーが点いた状態で通信が可能であり、映像ユニットも
点いている状態)の現在モードから新規モードに移動したり、[4]オン状態である現在
モードからオフ状態に移動したり、または、[5]オン状態である現在モードから電源が
切れた状態に移動することができる。説明の便宜上、「(作業)モードスイッチ」や「モ
ードスイッチング」は、前の[1]~[5]のうちの一つを指称するものとする。
【0067】
ターミナルは、ロックモードや後述の最高制限的モードでは、ユーザがメインシステ
ムの如何なる接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要素も接近できないようにするこ
とができる。しかし、ターミナルは、解除モードや後述の最高非制限的モードでは、ユー
ザがメインシステムの全ての接近可能ハードウェア及びソフトウェア要素に接近するよう
にできる。本明細書において「オフ状態」は、「非活動状態」と指称する反面、「オン状
態」は「活動状態」と指称する。特に、前記非活動状態や活動状態は、全てターミナルの
パワーが完全に切れておらず、通信が可能な状態である。これとは異なり、ターミナルの
パワーが切れていて通信が不可能な場合、前記状態は「電源が切れた状態」と指称する。
もちろん、前記電源が切れた状態では、ターミナルの映像ユニットは消えている。
【0068】
ユーザがターミナルの特定の接近可能なハードウェア要素を駆動する場合、ユーザは
、[1]前記要素の電気的、光学的、機械的、または、磁性的「部位」を駆動できたり、
または、[2]前記要素の全ての「部位」でない特定の数の「部位」のみを駆動できるも
のと見なす。また、ユーザがターミナルの特定の接近可能ソフトウェア要素を駆動する場
合、ユーザは、[1]前記要素の全ての「オプション」を使用できたり、または、[2]
前記要素の全ての「オプション」ではない特定の数の「オプション」のみを使用できるも
のと見なす。
【0069】
本明細書において、「制限的(作業)モード」、または、簡略に「制限的モード」と
は、ターミナルがメインシステムに含まれた接近可能ハードウェア要素、または、ソフト
ウェア要素を全て駆動できないようにする作業モードを通称する。したがって、前記「制
限的モード」は、メインシステムの全ての接近可能ハードウェア要素とソフトウェア要素
を駆動できる接近権限よりは狭い接近権限が付与された多様な作業モードを通称する。
【0070】
本明細書において、「さらに制限的(作業)モード」、または、簡略に「さらに制限
的モード」とは、ユーザがターミナルのメインシステムの接近可能ハードウェア要素やソ
フトウェア要素の全ては駆動できない作業モードのうち、ユーザが上述の「制限的モード
」よりさらに少ない数の要素のみを駆動できるモードを指称する。このような観点から見
れば、「制限的モード」を基準とした時、「さらに制限的モード」は「非制限的に満たな
いモード」と呼ばれてもよい。また、「非制限的モード」と比較した場合、「さらに制限
的モード」は、多様な「制限的モード」の一つと見なすことができる。
【0071】
本明細書の「最高制限的(作業)モード」、または、簡略に「最高制限的モード」と
は、階層が定義した多様な制限的モードに比べてユーザがさらに少ない数(または、「0
」)の接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動できる作業モードを指称する
。したがって、「制限的モード」を基準とした時、「最高制限的モード」は「最低非制限
的モード」と呼ばれてもよい。したがって、特定の最高制限的モードの場合、ユーザは、
接近可能ハードウェアまたはソフトウェア要素のうち、如何なる要素も駆動できないこと
もある。また、「非制限的作業モード」と比較した場合、「最高制限的モード」も多様な
「制限的モード」の一つと見なすことができる。
【0072】
本明細書において、「非制限的(作業)モード」、または、簡略に「非制限的モード
」とは、ユーザがターミナルのメインシステムの全ての接近可能ハードウェア、または、
ソフトウェア要素を駆動できない他の作業モードであるが、制限的モードを基準とした時
にユーザはより多くの数の接近可能要素を駆動できるモードを指称する。すなわち、「非
制限的モード」とは、メインシステムの全ての接近可能ハードウェアまたはソフトウェア
要素を駆動できる接近権限よりは狭い接近権限が付与された多様なモードしかしであるが
、いずれの制限的モードよりさらに広い接近権限が付与されたモードを指称する。
【0073】
また、「さらに非制限的(作業)モード」、または、簡略に「さらに非制限的モード
」とは、ユーザがターミナルのメインシステムの全ての接近可能ハードウェア要素または
ソフトウェア要素を駆動することはできないが、前記制限的モードはもちろん、前記非制
限的モードに比べてより多くの数の接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動
できるモードを指称する。したがって、「さらに非制限的モード」は、前記制限的モード
または非制限的モードと比較した時、「制限的に満たない(作業)モード」と呼ばれても
よい。前記「さらに非制限的モード」も多様な非制限的モードの一つと見なすことができ
る。
【0074】
また、「最高非制限的(作業)モード」、または、簡略に「最高非制限的モード」と
は、上述の基準モード及びその他の他のモードと比較した時、ユーザがターミナルのメイ
ンシステムの接近可能ハードウェアやソフトウェア要素のうち最も多い数の(または、全
ての)要素を駆動できる作業モードを指称する。したがって、「最高非制限的モード」は
、特定階層の基準モード、または、その他のモードと比較した時、「最低制限的モード」
と呼ばれてもよい。特に、ユーザは、前記モードにて全ての接近可能ハードウェア要素ま
たはソフトウェア要素を駆動することもできる。もちろん、前記「最高非制限的モード」
もやはり多様な非制限的モードの一つと見なすことができる。
【0075】
前記最高制限的モード、さらに制限的モード、制限的モード、非制限的モード、さら
に非制限的モード、最高非制限的モードは、全て相対的観点から定義することができる。
したがって、前記モードを左側から右側に接近権限が増加するように定義した「接近権限
直線(line of access authority)」に表示する場合、最高制限的モードは前記直線の左
側端に位置し、最高非制限的モードは前記直線の右側端に位置し、さらに制限的モードな
いしさらに非制限的モードは、左側から右側方向に左側端及び右側端の間に位置する。
【0076】
図1A]は、多様な階層が定義する作業モードの例示図である。特に、[図1A
では、上述の多様な制限的モード及び非制限的モードを接近権限の直線上に例示し、各モ
ードに付与された接近権限の範囲または幅は、接近権限の直線における前記モードの位置
で例示した。[図1A]のパネル(A)~(D)で例示した各階層において、ターミナル
は第1モードMD及び第2モードMDを定義し、また、MDまたはMDにおいて
駆動される。ターミナルは、接近権限の直線の左側に位置したMDのユーザより接近権
限の直線右側に位置したMDのユーザにさらに広い接近権限を付与する。
【0077】
図1A]のように、ターミナルは、接近権限の直線上に無限に多くの数の相違した
モードを定義することができる。しかし、前記ターミナルは、MD及びMD、ただし
二つのモードのみを「実際に」定義する。したがって、ターミナルは、ユーザが、[1]
オフ状態でMDやMDに移動したり、[2]MDとMDのうち或るモードから他
のモードに移動できるようにする。すなわち、前記ターミナルは、接近権限の直線上に数
百個の同一または相違したモードを定義できるが、「実際に」二つのモードのみを定義し
た場合である。
【0078】
図1A]のパネル(A)のターミナルは、MD及びMDで作動し、適正なユー
ザ入力に対応して前記二つのモードのうちの或るモードから他のモードに移動することが
できる。また、パネル(A)のターミナルは、前記接近権限の直線(ターミナルが実際に
作動する「階層」に該当)の右側端にMDを「実際に」定義する。したがって、MD
は、前記階層の最高非制限的(または、最低制限的)モードに該当する。ターミナルは、
接近権限の直線(または、階層)の左側端にMDを「実際に」定義し、したがって、M
は、前記階層の最高制限的モード(または、最低非制限的モード)に該当する。ター
ミナルがMDよりMDでユーザにさらに広い接近権限を付与するので、ユーザはMD
よりMDでより多くの数の接近可能ハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動
することができる。
【0079】
図1A]のパネル(B)のターミナルは、MDとMDを定義し、パネル(A)
と同様にMDを接近権限直線の左側端に定義する。したがって、MDは、階層の最高
制限的モードに該当する。たとえ、ターミナルがMDを同一の接近権限の直線でMD
の右側に定義しても、MDは前記直線の右側端に位置する代わりに、その左側に位置す
る。したがって、ターミナルは、MDを前記階層の最高非制限的モードに定義しはしな
い。その結果、最高非制限的モードと比較すると、MDのユーザは、全ての接近可能ハ
ードウェア要素やソフトウェア要素を駆動できない。代わりに、ターミナルは、MD
ユーザにMDに付与した接近権限よりは多くの権限を、しかし最高非制限的モードに付
与した接近権限よりは狭い接近権限のみを付与する。このような観点から見れば、MD
は最高非制限的モードではなく、さらに非制限的モードと見なすことができる。
【0080】
図1A]のパネル(C)のターミナルは、MDとMDを定義するものの、パネ
ル(A)と同様にMDを接近権限の直線の右側端に定義する。したがって、MDは、
前記階層の最高非制限的モードに該当する。たとえ、ターミナルがMDを同一の接近権
限直線でMDの左側に定義するが、MDは前記接近権限の直線左側端に位置する代わ
りに、その右側に位置する。したがって、ターミナルは、MDを前記階層の最高制限的
モードで定義しはしない。その結果、MDのユーザは、ターミナルが最高制限的モード
に付与する接近権限よりさらに広い接近権限で接近可能ハードウェア要素またはソフトウ
ェア要素を駆動することができる。このような観点から見れば、MDは最高制限的モー
ドではなく、さらに制限的モードと見なすことができる。
【0081】
図1A]のパネル(D)のターミナルは、MDとMDを定義するものの、パネ
ル(B)と同様にMDを接近権限の直線の右側端から一定距離をおいて定義し、また、
パネル(C)と同様にMDを同一の直線の左側端から一定距離をおいて定義する。した
がって、MDは最高非制限的モードではない、さらに非制限的モードと見なすことがで
き、MDは最高制限的モードではない、さらに制限的モードと見なすことができる。
【0082】
上述したように、ターミナルは、理論的に前記接近権限の直線上に数多くの作業モー
ドを定義することができる。一例として、ターミナルは、最小の接近権限を有するモード
(すなわち、最高制限的モード)から開始して最高の接近権限を有するモード(すなわち
、最高非制限的モード)はもちろん、その間に無限に多くの数の中間モードを定義するこ
とができる。しかし、多様なセキュリティ、完全性、個人情報保護関連の理由で、ターミ
ナル、メーカーまたはユーザは、特定階層に最高非制限的モードや最高制限的モードを定
義しなくてもよい。[図1A]のパネル(B)、(D)がこのような階層の例として、タ
ーミナルは、接近権限直線の右側端に最高非制限的モードを定義しない。また、パネル(
C)及び(D)のターミナルは、前記直線の左側端に最高制限的モードを定義しない。
【0083】
この場合、各階層は、接近権限の直線の範囲全体をカバーすることはできず、したが
って、前記直線の左側端から右側端までの全体の長さを包括することはできない。その代
わり、各階層は接近権限の直線の一部のみを包括することになり、最高非制限的モードま
たは最高制限的モードを包括しなくてもよい。このような観点から見れば、本明細書の解
除モードとロックモードは、それぞれ上述の最高非制限的モードや最高制限的モードに該
当しても該当しなくてもよく、このような該当の有無は、ターミナルが接近権限の直線の
左側端と右側端に前記モードを「実際に」定義するかどうかによって決定される。
【0084】
本明細書において「ロック(作業)モード」、または、簡略に「ロックモード」とは
、接近権限の直線の最も左側にターミナルが「実際に」定義する作業モードを指称する。
したがって、[図1A]のパネル(A)、(B)のように、ターミナルが接近権限の直線
左側端にロックモードを「実際に」定義すれば、前記ロックモードは階層の最高制限的モ
ードと一致することになる。したがって、パネル(A)と(B)の階層で駆動するターミ
ナルがユーザに「実際に」提供するモードのうち最も接近権限が狭いモードは、前記階層
の最高制限的モードと一致するロックモードである。
【0085】
反面、ターミナルは、[図1A]のパネル(C),(D)のように、ロックモードを
接近権限の直線左側端から一定の距離をおいて定義することもでき、この時、ロックモー
ドは、最高制限的モードではなく、さらに制限的モードまたは制限的モードに該当する。
したがって、パネル(C)と(D)の階層で駆動するターミナルがユーザに実際に提供す
るモードのうち最も接近権限が狭いモードは、前記階層の最高制限モードよりさらに広い
接近権限が付与されたロックモードである。その結果、パネル(C)及び(D)の階層が
「実際に」定義したロックモードでターミナルを作動するユーザは、パネル(A)と(B
)の階層が「実際に」定義したロックモードでターミナルを作動するユーザに比べてより
多くの数の接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要素に接近することができる。
【0086】
同様に、本明細書の「解除(作業)モード」、または、簡略に「解除モード」は、タ
ーミナルが接近権限の直線の最も右側に「実際に」定義した作業モードに該当する。した
がって、パネル(A)及び(C)のように、ターミナルが接近権限の直線の右側端に解除
モードを定義する場合、前記解除モードは階層の最高非制限的モードに該当する。したが
って、パネル(A)と(C)の階層で駆動するターミナルが最も広い接近範囲を付与した
モードである前記解除モードは、同一の階層の最高非制限的モードに該当する。
【0087】
反面、[図1A]のパネル(B)、(D)のように、ターミナルが解除モードを接近
権限の直線の右側端から一定距離をおいて定義する場合、前記解除モードは最高非制限的
モードではなく、階層のさらに非制限的モードまたは非制限的モードに該当する。すなわ
ち、パネル(B)と(D)の階層で駆動するターミナルが最も広い接近権限を付与するモ
ードは、また他の解除モードとして、上述の最高非制限的モードに付与した接近権限より
狭い接近権限が付与された解除モードである。その結果、パネル(B)や(D)の階層の
ロックモードでターミナルを駆動するユーザは、同一の階層のパネル(A)や(C)の解
除モードでターミナルを駆動するユーザに比べて、さらに少ない数の接近可能ハードウェ
ア要素やソフトウェア要素のみを駆動することができる。
【0088】
図1A]で例示した多様なモードには、互いに重なり得る相違した接近権限が付与
され、各モードの接近権限の相違した範囲は、接近権限の直線上において各モードの位置
で特定することができる。しかし、多様なモードの重なる範囲は、これとは相違した方法
で表示されてもよい。
【0089】
図1B]は、多様な階層が定義する作業モードの例示図として、各モードは円で表
示される一方、各モードの接近権限の範囲や幅は前記円の半径、直径、面積などで表示さ
れる。[図1B]において、最も外部の円(以下、「最外部円」と略称)は、ターミナル
が定義し得る「最高非制限的モード」を示す反面、最も内部の円(以下、「最内部円」と
略称)は、ターミナルが定義し得る「最高制限的モード」を示す。また、実線で表示した
円は、ターミナルが特定階層で「実際に」定義したモードとして、ユーザは前記モードで
ターミナルを「実際に」駆動することができる。反面、点線で表示した円は、ターミナル
が定義することはできるが、多様なセキュリティ、完全性、個人情報の保護などを考慮し
てターミナルが前記階層で「実際に」定義はしないモードを示す。
【0090】
一例として、[図1B]のターミナルは、例示的階層に解除モードであるMDとロ
ックモードであるMD、二つのモードを定義する。また、ターミナルは、MDを最外
部円に定義するので、解除モードMDは「最高非制限的モード」に該当する。したがっ
て、ターミナルは、MDに最も広い接近権限を付与し、その結果、MDでターミナル
を駆動するユーザには、メインシステムの接近可能ハードウェアやソフトウェア要素のう
ち最も多い数の要素を駆動するようにする。
【0091】
また、パネル(A)のターミナルは、ロックモードであるMDを最内部円に定義す
る。したがって、パネル(A)の階層のロックモードは、「最高制限的モード」に該当す
る。したがって、ターミナルはMDに最小接近権限を付与し、MDでターミナルを駆
動するユーザもやはり、最も少ない数(「0」を含む)の接近可能ハードウェアやソフト
ウェア要素のみを駆動できるようにする。このような観点から見れば、[図1B]の階層
は[図1A]のパネル(A)の階層と同一である。また、[図1A]のMDはMD
その内部に含む。言い換えると、MDでターミナルを駆動するユーザは、MDで駆動
できる全ての接近可能ハードウェア要素またはソフトウェア要素をMDでも駆動するこ
とができる。
【0092】
図1B]のパネル(B)の場合、ターミナルはMD及びMDの二つのモードを
定義する。ただし、MDは[図1B]のパネル(A)のMDと同一であるため、MD
は前記階層の「最高制限的モード」に該当するロックモードである。反面、前記ターミ
ナルは、MDを実際に定義する代わりに(したがって、点線で表示)、MDを前記階
層の最も大きい実線の円で「実際に」定義する。したがって、MDは「最高非制限的モ
ード」ではない、「さらに非制限的モード」または「非制限的モード」に該当する。その
結果、ユーザは、MDで駆動できた接近可能ハードウェア要素またはソフトウェア要素
のうち(全部でない)一部のみをMDで駆動することができる。このような観点から見
れば、[図1B]のパネルBの階層は[図1A]のパネル(B)の階層と同一である。ま
た、パネル(B)からMDはMDをその内部に含む。すなわち、MDでターミナル
を駆動するユーザは、MDで同一のターミナルを駆動するユーザが駆動できる全ての接
近可能ハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動することができる。
【0093】
図1B]のパネル(C)の場合、ターミナルはMDとMDの二つのモードを定
義し、MDは[図1B]のパネル(A)のMDと同一である。したがって、MD
階層の「最高非制限的モード」に該当する解除モードである。反面、ターミナルはMD
を実際に定義せず、その代わり実線でMDを階層の一番小さい円で定義する。すなわち
、MD3は「最高制限的モード」に該当する代わりに「さらに制限的モード」または「制
限的モード」に該当する。その結果、ユーザはMDで駆動できる接近可能ハードウェア
要素またはソフトウェア要素のうち、(全部でない)一部の要素のみをMDで駆動する
ことができる。また、ユーザは、MDで駆動できる接近可能ハードウェアまたはソフト
ウェア要素の全部をMDで駆動することができる。このような観点から見れば、[図1
B]のパネル(C)の階層は[図1A]のパネル(C)の階層と同一である。また、パネ
ル(C)のMDはMDを含む。
【0094】
図1B]のパネル(D)のターミナルは、ロックモード(MD)と解除モード(
MD)を定義し、MDはパネル(C)のMDと同じ反面、MDはパネル(B)の
MDと同一である。すなわち、解除モードMDは「最高非制限的モード」ではなく、
「さらに非制限的モード」や「制限的モード」も該当し、ロックモードMDは「最高制
限的モード」ではなく、「さらに制限的モード」または「制限的モード」に該当する。す
なわち、ターミナルは、MDでユーザにMDよりさらに狭い接近権限を付与するが、
MDよりは広い接近権限を付与する。これと同様に、ターミナルは、MDでMD
りは広いが、MDよりは狭い接近権限を付与する。パネル(D)から明らかなように、
MDはMDをその内部に含み、したがって、MDでターミナルを駆動するユーザは
、MDでターミナルを駆動するユーザが駆動できる全ての接近可能ハードウェア要素や
ソフトウェア要素を駆動することができる。
【0095】
図1A]及び[図1B]の例示的ターミナルは、相違した接近権限が付与された二
つのモードのみを定義するが、ターミナルは特定階層により多くのモードを定義すること
ができる。一例として、ターミナルは三つのモードを定義することができ、この時、三番
目のモード(MD)はターミナルが実際に定義したロックモードとして、前記階層でタ
ーミナルが最も狭い接近権限を付与したモードであってもよく、MDは前記階層でター
ミナルが実際に定義した解除モードとしてターミナルが最も広い接近権限を付与したモー
ドである反面、MDはターミナルが実際に定義した中級モードとしてMDよりは狭い
がMDよりは広い接近権限を有するモードであり得る。
【0096】
このような側面から見れば、「中級(作業)モード」、または、簡略に「中級モード
」とは、ターミナルが特定階層の接近権限の直線上において、ロックモード及び解除モー
ドの間で「実際に」定義したモードに該当する。ターミナルは、[1]中級モードに同一
の階層の解除モードに実際に付与する接近権限より狭い接近権限を付与し、また、[2]
同一の階層のロックモードに実際に付与する接近権限よりは広い接近権限を付与すること
ができる。
【0097】
ターミナルは、接近権限の直線に単一の中級モード、または、任意の数の中級モード
を定義することができる。特に、ターミナルが多数の中級モードを定義する場合、中級モ
ードは、「半解除モード」、「解除に満たないモード」、「半ロックモード」、「ロック
に満たないモード」などと指称されてもよく、前記「半解除モード」または「解除に満た
ないモード」は、ターミナルが解除モードよりは狭い接近範囲を付与したモードである反
面、前記「半ロックモード」または「ロックに満たないモード」は、ターミナルがロック
モードよりは広い接近範囲を付与したモードであり得る。
【0098】
多様な中級モードは、相対的観点から定義されてもよい。したがって、ターミナルは
、「さらに解除モード」や「さらにロックモード」を定義することができる。ただし、説
明の便宜のため、本明細書において中級モードは、「半解除モード」(または、「解除に
満たないモード」)及び「反ロックモード(または、「ロックに満たないモード」)を指
称すものとし、この時、「半ロックモード(または、ロックに満たない)」は、「半解除
モード(または、解除に満たないモード)」より狭い接近権限が付与されたものと見なす
【0099】
上述のように、[図1A]または[図1B]の多様なモードは、互いに重なる接近権
限、すなわち「重複接近権限」を有するという特性がある。すなわち、ターミナルは、解
除モードとロックモードにてユーザに相違した接近権限を付与することにより、[1]階
層の解除モードのユーザは、前記階層のロックモードで駆動できる全ての接近可能ハード
ウェア要素やソフトウェア要素を駆動できることはもちろん、[2]ロックモードでは接
近権限不足で駆動できない少なくとも1以上のハードウェア要素やソフトウェア要素も駆
動することができる。このように、ターミナルが互いに重なる接近権限を有する多数のモ
ードを定義する場合、前記モードを「重複モード」と指称する。
【0100】
ターミナルは、特定階層を定義し、[1]前記階層のロックモードに付与した接近権
限の一部が同一階層の解除モードに付与した接近権限に属するが、[2]前記ロックモー
ドに付与した接近権限の他の部分は、同一階層の解除モードに付与した接近権限に属しな
いようにすることができる。すなわち、前記階層の解除モードでターミナルを駆動するユ
ーザは、同一の階層のロックモードで駆動できる接近可能ハードウェア要素やソフトウェ
ア要素の(全部ではない)1以上を駆動することができる。本明細書では、前記モードを
「一部重複モード」と指称する一方、前記モードに付与された接近権限を「一部重複接近
権限”」指称する。
【0101】
反面、ターミナルは多数のモードに相違した接近権限を付与するものの、前記接近権
限が互いに全く重ならないように階層を構築することができる。すなわち、前記階層の解
除モードのユーザは、同一の階層のロックモードで駆動できる如何なるハードウェア要素
やソフトウェア要素も駆動できない。本明細書は、前記モードを「非重複モード」と指称
し、前記モードに付与された接近権限を「非重複接近権限」と指称する。ただし、このよ
うな特性にもかかわらず、解除モードのユーザは、同一の階層のロックモードに比べてよ
り多くの数の接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動することができる。
【0102】
下で詳しく説明するが、ターミナル(または、ユーザ)は、多様な理由で特定階層を
重複モード、一部重複モード、または、非重複モードを用いて構築することができる。一
例として、ターミナルが多数の重複モードを定義した後に各モードに相違した接近権限を
付与すれば、ユーザはターミナルをロックモードで駆動する時には少ない数の接近可能ハ
ードウェアやソフトウェア要素のみを駆動できるが、ユーザは解除モード(必要な場合、
追加のパスワードや認証用ユーザ入力を提供することにより)で、より多くの数の前記要
素を駆動することができる。重複モードの例としては、ユーザが解除モードでは、個人的
用途で全ての接近可能ハードウェアやソフトウェア要素を駆動する一方、ロックモードで
は、前記要素のうち一部だけ駆動するように制限することにより、ターミナルのメインシ
ステムに格納された個人情報を他人が接近できないようにする場合である。したがって、
ターミナルはメインシステムのセキュリティ、完全性、セキュリティ等を維持することが
できる。
【0103】
反面、多数のユーザが単一のターミナルを共有する場合、ユーザは特定階層を構築す
るものの、各ユーザは他のユーザが定義したモードと重ならない、自身のモードを定義す
ることができる。したがって、ユーザは他のユーザが定義したモードではターミナルを駆
動できないが、他のユーザもやはりユーザが定義したモードでターミナルを駆動できない
ようにすることができる。すなわち、各ユーザは独立的に自分だけのモードで自分だけの
接近可能な要素を駆動する反面、同時にユーザが駆動する要素を他のユーザが駆動できな
いように防止することができる。上述の重複モード、一部重複モード、または、非重複モ
ードの変形は、下で説明する。
【0104】
図1C]は、前記重複接近権限、一部重複接近権限、及び非重複接近権限に対する
例示図として、ターミナルが「実際に」解除モードMDとロックモードMDのみを定
義し、MDとMDのみで駆動する場合である。また、MDとMDの重複特性は、
接近権限の直線上における前記モードの水平位置に表示する。一例として、モードが前記
直線の中央または中央付近に位置するほど、前記モードの接近権限はさらに多く重なる反
面、前記モードが前記直線の中央から反対方向に離れるほど、前記モードの接近権限の重
複の程度は減少するものとする。また、ターミナルが各モードに付与した接近権限の範囲
は、各モードを示す四角形の高さで表示することにする。
【0105】
図1C]のパネル(A)の場合、ターミナルは「実際に」MDとMDを定義し
、各モードを示す四角形は互いに同一または類似の高さを有する。したがって、ターミナ
ルはMDとMDに同一であるか類似の程度の接近権限を付与したことと見なすことが
でき、ユーザは、MDにもMDにも同一または類似の数の接近可能ハードウェアやソ
フトウェア要素を駆動することができる。また、MDとMDは、ほぼ接近権限の直線
の中央に位置し、前記モードは互いに重なり、したがって前記モードは重複モードである
【0106】
図1C]のパネル(B)の場合、ターミナルはパネル(A)と類似の四角形で表示
されるMDとMDを「実際に」定義するので、前記ターミナルはMDとMDに同
一であるか類似の程度の接近権限を付与したものと見なすことができる。しかし、MD
及びMDは接近権限の直線の中央に位置する代わりに、中央からやや離れているので、
MDとMDはターミナルが一部重なる接近権限を付与した一部重複モードと見なすこ
とができる。すなわち、ユーザは、MD、MD、如何なるモードでも少なくとも一つ
の重なる接近可能ハードウェアやソフトウェア要素を駆動することができる。しかし、一
例として、ターミナルはユーザがMDではカメラを駆動できるようにするが、MD
は不可能なようにでき、または、ユーザがMDでは日程管理ができるようにするが、M
ではできないようにすることができる。
【0107】
図1C]のパネル(C)の場合、ターミナルは「実際に」MD及びMDを定義
するものの、MDを示す四角形の高さはMDを示す四角形の高さより大きい。したが
って、ターミナルはMDよりMDでさらに広い接近権限を付与することが分かる。ま
た、MDとMDは接近権限の直線の中央ではなく、これより反対側にやや離れて位置
する。したがって、MDとMDは一部重複モードである。
【0108】
図1C]のパネル(D)の場合、ターミナルは「実際に」MDとMDを定義す
るものの、各モードの接近権限は互いに重ならない。したがって、ユーザがMD(また
は、MD)で如何なるハードウェアやソフトウェア要素を駆動しようが、ユーザはMD
(または、MD)で前記要素を駆動できない。したがって、前記モードは非重複モー
ドである。
【0109】
図1D]は、重複、一部重複、非重複接近権限に対する他の例示図である。[図1
D]の例示的な円は特定階層が定義できるモードを示し、各円の半径、直径または面積は
、ターミナルが前記モードに付与した接近権限の範囲を表示する。[図1B]のように、
[1]各パネルの最外部円は、ターミナルが定義できる「最高非制限的モード」である反
面、[2]各パネルの最内部円は、ターミナルが定義できる「最高制限的モード」である
。また、[3]実線で表示した円は、ターミナルが特定階層で「実際に」定義したモード
に該当する反面、[4]点線で表示した円はターミナルが定義はできるが、セキュリティ
、完全性、個人情報の保護などの理由で前記階層に「実際に」定義しないモードを示す。
したがって、実線で表示した最外部円(または、最大面積を有する円)は特定階層の解除
モードである反面、実線で表示した最内部円(または、最小面積を有する円)は同一の階
層のロックモードを示す。また、[図1D]で各円の位置は、前記円が示すモードでユー
ザが駆動できる接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要素を示す。
【0110】
このような観点から見れば、[図1D]のパネル(A)のターミナルは、二つのモー
ド(MD及びMD)を定義するものの、前記モードは、あるモードが異なるモードと
重なったり互いにかなり同一であってもよく、前記モードの接近権限もかなり同一であっ
てもよい。したがって、重複モードであるMDとMDは、[図1C]のMD及びM
に該当し、また[1]MDとMDは、それぞれロックモードと解除モード(また
は、逆)に該当したり、または、[2]MDとMDは全てロック(または、解除)モ
ードであってもよい。また、ターミナルは、MDとMDそれぞれに「最高非制限的モ
ード(すなわち、点線で表示した最外部円)に付与できる接近権限より狭い接近権限のみ
を付与することができる。
【0111】
図1D]のパネル(B)のターミナルも二つのモード(MD及びMD)を定義
するが、前記モードは部分的にのみ重なる。したがって、前記モードは共通する「共通部
分」はもちろん一方モードには含まれるが他方のモードには含まれない「非共通部分」も
含む。したがって、MDとMDは一部重複モードに該当し、[図1C]のパネル(B
)のMD及びMDに該当する。[図1C]のパネル(A)と同様に、MD及びMD
は、[1]それぞれ解除モードとロックモード(または、逆)であるか、または、[2
]全て解除(または、ロック)モードを示すことができる。また、MDでもMDでも
、ターミナルはユーザに「最高非制限的モード(すなわち、点線の最外部円)」に付与す
る接近権限よりは狭い権限のみを付与することができる。
【0112】
図1D]のパネル(C)のターミナルもパネル(B)のように二つのモード(MD
及びMD)を定義するが、ターミナルは前記モードに相違した接近権限を付与する。
したがって、MDとMDは、[図1C]のパネル(C)のMD及びMDのように
、一部重複モードに該当する。また、MDを示す円がMDを示す円より大きいので、
MDは解除モードである反面、MDはロックモードと見なすことができる。
【0113】
図1D]のパネル(D)のターミナルもMDとMDを定義するが、前記モード
は互いに重ならず、したがって、前記モードの間には共通した接近権限が存在しない。す
なわち、MD及びMDは非重複モードに該当し、[図1C]のパネル(C)のMD
とMDに該当する。また、MDとMDはかなり同一の直径や同一の面積を有するの
で、ユーザは各モードでかなり同一の数の接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要素
を駆動することができる。ただし、ユーザがMDで駆動できる前記要素は、MDで駆
動できる要素とは相違する。
【0114】
上述のように、ターミナルは「実際に」二つのモードが定義された階層で作動するこ
とができ、この時、より多くの接近権限が付与されたモードは解除モード、さらに少ない
接近権限が付与されたモードはロックモードに該当する。また、[図1D]のパネル(A
)、(B)、(D)のように、ターミナルが二つのモードに非常に同じ程度の接近権限を
付与したり、または、前記モードを非重複モードで定義した場合、前記モードの中の一つ
はロックモードで、残りは解除モードと見なすことができる。
【0115】
ターミナルは、特定階層に「実際に」三つ以上のモードを定義することができる。こ
の場合、ターミナルが最も狭い接近権限を付与したモードは「ロックモード」、最も広い
接近権限を付与したモードは「解除モード」、その中間の接近権限を付与したモードは「
中級モード」と言える。上述のように、ロックモードは、[1]「最高制限的モード」で
あったり、[2](ターミナルが前記階層に「最高制限的モード」を「実際に」定義した
とすれば)前記「最高制限的モード」よりはさらに広い権限が付与された「さらに制限的
モード」であったり「制限的モード」であり得る。同様に、解除モードは、[1]「最高
非制限的モード」であったり、[2](ターミナルが前記階層に「最高非制限的モード」
を「実際に」定義したとすれば)前記「最高非制限的モード」よりはさらに狭い権限が付
与された「さらに非制限的モード」であったり「非制限的モード」であり得る。
【0116】
ターミナルは、[1]多数の解除モード、単一のロックモード、及びオプションで中
級モードを定義したり、[2]多数のロックモード、単一の解除モード、及びオプション
で中級モードを定義したり、[3]中級モードなしに多数のロックモードと1以上の解除
モードを定義したり、[4]中級モードなしに多数の解除モードと1以上のロックモード
を定義することができる。後述では、「階層」及びこの多様な形態を説明する。
【0117】
1-5.階層及び種類
【0118】
上述のように、「(作業)モード」、または、簡略に「モード」は、データ処理ター
ミナルの作業実行状態を示し、ユーザは特定モードでターミナルのメインシステムの作動
可能ハードウェア要素またはソフトウェア要素のうち特定の数の要素に接近することがで
きる。このような観点から見れば、「(作業)階層」、または、簡略に「階層」とは、タ
ーミナルが作業実行の直線上に(または、接近権限ドメインに)「実際に」定義した二つ
以上のモードを含むセットを意味し、この時、ターミナルは各モードにメインシステムの
多様な接近可能ハードウェア要素またはソフトウェア要素に接近できる予め定めた接近権
限を付与することができる。
【0119】
一例として、ターミナル(または、ユーザ)は、[1]第1階層に1以上の解除モー
ド、1以上のロックモードを、[2]第2階層にロックモードなしに2以上の解除モード
を、[3]第3階層に解除モードなしに2以上のロックモードを、または、[4]第4階
層に1以上の解除モード、1以上の中級モード及び1以上のロックモード等を定義するこ
とができる。ターミナルは2以上の解除モードに同一であるか又はかなり類似の接近権限
を付与することができ、その結果、前記解除モード及びこれらの接近権限も完全に重なり
得る。または、2以上の解除モードは、一部重複または非重複接近権限を有し得る。この
ような構成は、ターミナルが2以上のロックモード、または、2以上の中級モードを定義
する場合にも適用され得る。
【0120】
ひとまず、ターミナルやユーザが特定階層を構築し、前記階層に特定モードを定義す
れば、ターミナルは、[1]電源が切れた状態またはオフ状態から前記階層が定義した特
定モードに移動したり、[2]前記階層が定義した現在モードから前記階層が定義した新
規モードに移動したり、または、[3]前記階層が定義した現在モードから電源が切れた
状態やオフ状態に移動することもできる。このために、ターミナルやユーザは必要に応じ
て多数の階層を構築することができ、前記階層それぞれに多様なモードを定義することが
できる。後述では、多様な形態の階層について説明する。
【0121】
本明細書において「順次的階層」とは、[1]多数の作業モードが順番に配列され、
[2]ターミナルがユーザが提供したユーザ入力を受信すれば、特定モードから隣接モー
ドに移動できる階層を指称する。下の図面は、ターミナルが2以上のモードを定義する順
次的階層の例示として、ターミナルは前記階層の左側(すなわち、「後方方向」または「
下流」)に位置したモードより前記階層の右側(すなわち、「前方方向」または「上流」
)に位置したモードにさらに広い接近権限を付与する。
【0122】
図2]は、接近権限の直線(図示せず)上に多様なモード定義し、後方方向のモー
ドより前方方向のモードにさらに広い接近権限を付与する多様な階層の例示である。説明
の便宜のため、「前方方向」または「上流」は、図面の右側方向を指称する反面、「後方
方向」または「下流」は図面の左側方向を指称する。
【0123】
図2]のパネル(A)の場合、ターミナルは三つのモード(MDLK、MDIN、MDUL)を
定義する階層を構築し、前記モードはそれぞれロックモード、中級モード、解除モードに
該当する。[図2]のターミナルは前記モードを順番に配列する。したがって、ユーザが
オフ状態のターミナルに第1ユーザ入力を提供すれば、ターミナルはこれに対応してユー
ザがオフ状態からMDLKに移動するようにする。ユーザが第2ユーザ入力を提供すれば、タ
ーミナルはユーザがMDLKから(図面において右側へ向かう矢印方向である前方方向に位置
した)MDINに移動するようにする。ユーザが第3ユーザ入力を提供すれば、ターミナルは
ユーザがMDINから(図面において右側へ向かう矢印方向である前方方向の)MDULに移動す
るようにする。その後、ユーザが追加ユーザ入力を提供しても、ターミナルはMDULに留ま
る。なぜならば、ターミナルが構築した前記階層は、ユーザがMDULから他のモードに移動
することを許諾しないためである。
【0124】
ユーザがターミナルの映像ユニットを消せば、ターミナルはオフ状態に移動する。そ
の後、ユーザがターミナルに第1ユーザ入力を提供すれば、ターミナルは上の段落の過程
を繰り返し、ユーザが特定モードに移動するようにし、その後、ユーザが提供した第2ユ
ーザ入力に対応して新規モードに移動することができる。
【0125】
図2]のパネル(B)の場合、ターミナルはMDLK、MDIN1、MDIN2、MDIN3、MDUL
五つのモードを定義する階層を構築し、ターミナルはこの順にさらに広い接近権限を付与
する。この時、MDIN1、MDIN2、MDIN3は中級モードであり、各中級モードはMDLKの権限よ
り広い接近権限を有するが、MDULの権限より狭い接近権限を有する。前記五つのモードは
順番に配列されるので、パネル(B)の階層で作動するターミナルはパネル(A)のター
ミナルと類似した順序で各種作業を実行することができる。
【0126】
パネル(A)及び(B)のターミナルは、ユーザをして多様な方法でモードを移動で
きるようにする。一例として、ターミナルは現在モードから階層の前方方向に位置した隣
接モード、すなわち隣接モードを連結する矢印の方向に沿ってモード移動作業を実行する
。したがって、ターミナルは、ユーザが提供するユーザ入力を受信するたびに、MDLKから
MDIN1で、その後MDIN1からMDIN2で、その後MDIN2からMDIN3で、その後にはMDIN3からMDUL
に移動することができる。本明細書では、前記モード移動方式を「順次的スイッチング」
と指称することにする。これとは異なり、ターミナルは、ユーザが提供するユーザ入力に
対応して現在モードから新規モードに移動するものの、新規モードは必ずしも現在モード
に隣接するモードではないこともある。本明細書では、今後このようなモード移動方式を
「選択的スイッチング」と指称することにする。また、ターミナルが順次的スイッチング
に従って駆動しようが選択的スイッチングに従って駆動しようが、ターミナルは階層が定
義する線及び矢印の方向に従ってモード移動が可能なものとする。
【0127】
パネル(A)及び(B)の場合、前記階層の左側端及び右側端に定義されたモードは
、これと隣接する単一のモードと連結される反面、前記階層の各反対側(すなわち、左側
端と右側端)の間の中間モードは左右方向に一対の隣接モードと連結される。したがって
、順次的階層では、如何なるモードも三つ以上の隣接モードと連結されないことがある。
また、順次的階層では、如何なる単一モードも多数のモードで「分岐(bifurcate)」さ
れ得ず、如何なるモードも単一のモードで「併合(merge)」され得ない。
【0128】
上述の順次的階層の逆として、本明細書において「並列的階層」とは、[1]多数の
作業モードが並列的に配列され(すなわち、1以上のモードが多数のモードで分岐された
り、2以上のモードが一つに併合されたり)、また、[2]ターミナルが適合したユーザ
入力を受信すれば、特定モードから隣接モードに移動できる階層を指称する。下の図面は
並列的階層の例示として、ターミナルは、前記階層の後方方向に位置したモードより前方
方向に位置したモードにさらに広い接近権限を付与すると見なす。
【0129】
図2]のパネル(C)の場合、ターミナルは、二つの解除モード(MDUL1及びMDUL2
)と単一の中級モード(MDIN)、単一のロックモード(MDLK)など合計四つのモードを定
義し、MDLKで単一の「分岐点(bifurcation)」を含む階層を構築する。[図2]のパネ
ル(A)及び(B)と同様に、ターミナルはユーザが提供する第1ユーザ入力に対応して
オフ状態からMDLKに移動する。ユーザが第2ユーザ入力を提供すれば、前記並列的階層で
駆動するターミナルは、MDLKからMDUL1、MDIN、MDUL2の三つのモードのうちの一つの新規
モードに移動するものの、新規モードは第2ユーザ入力、特に、第2ユーザ入力に含まれ
たモード移動(ユーザ)サブ入力(UISWI)により決定され得る。その後、ユーザが第3
ユーザ入力を提供しても、ターミナルはこれに対応してモード移動作業を実行しないこと
があり、その理由は、MDUL1、MDIN、及びMDUL2は全て前方方向であれ後方方向であれ、如
何なるモードとも連結されないためである。
【0130】
図2]のパネル(D)の場合、ターミナルは、単一のロックモード(MDLK)、三つ
の中級モード(MDIN1、MDIN2及びMDIN3)、二つの解除モード(MDUL1及びMDUL2)など六
つのモードを定義し、二つの分岐点(MDLKとMDIN2)を含む階層を構築する。ターミナル
は、それぞれの分岐点でUISWIを含むユーザ入力を受信し、前記UISWIに基づいて新規モー
ドを決定し移動することができる。パネル(D)のターミナルのその他の作業はパネル(
C)のターミナルのその他の作業と類似する。
【0131】
図2]において順次的階層の各モードは、前方方向または後方方向で隣接する1以
上のモードと連結されるが、隣接しないモードとは直接連結されないこともある。したが
って、ユーザが適合したユーザ入力を提供すれば、これに対応してターミナルは、現在モ
ードからこれに隣接した新規モードに移動することができる。また、順次的階層は、単一
モードを2以上の隣接モードと前方方向や後方方向で並列に連結する分岐点を含まず、2
以上のモードを隣接する単一のモードで併合させる「併合点(merger)」も含まない。
【0132】
これとは異なり、並列的階層の分岐点は、単一のモードを多数のモードに分岐させる
。したがって、並列的階層が定義する1以上のモードは、前方または後方方向に多数の隣
接モードと連結され得る。また、並列的階層の2以上のモードは、前方または後方方向に
単一の隣接モードに併合され得る。したがって、ターミナルは、1以上のモードから前方
または後方方向の多数の並列経路を定義することができ、ユーザ入力により単一モードか
ら多数の隣接モードのうちの一つに移動することができる。その結果、並列的階層は、[
1]単一の開始モードと多数の終着モードを含んだり、[2]多数の開始モードと単一の
終着モードを含んだり、または、[3]多数の開始モードと多数の終着モードを含んでも
よく、前記開始モードと終着モードとの間に位置する中間モードを含んでもよい。
【0133】
パネル(A)~(D)で例示した多様な階層は、接近権限が狭いモードから広いモー
ドに移動するという特性を有する。したがって、ユーザがパネル(A)~(D)の解除モ
ードに到達したり、または、パネル(C)及び(D)の中級モードに到達することになれ
ば、ユーザはこれ以上前方方向のモードに移動できない。この場合、ユーザは映像ユニッ
トを消し、ターミナルはオン状態からオフ状態(一例として、「スリープモード」)に移
動することができる。その後、オフ状態のターミナルにユーザが追加ユーザ入力を提供す
れば(一例として、ターミナルを「起こす」作業)、ターミナルはロックモードに移動す
ることができる。このような観点で見た時、本明細書の「非循環階層」は、[1]ターミ
ナルが常に前方方向(すなわち、接近権限が狭いモードから接近権限が広いモード側)へ
のモード移動は許諾するが、[2]この逆である後方方向(すなわち、接近権限が広いモ
ードから接近権限が狭いモード側)に移動することは許諾しない階層であると指称するこ
とができる。また、前記非循環階層は、順次的非循環階層または並列的非循環階層であり
得る。
【0134】
上述の多様な例示的階層は、ユーザが接近権限が狭いロック(または、中級)モード
でターミナルを駆動し始めて接近権限が広い解除モードに移動することを所望するという
仮定に基づく。しかし、他のユーザは、接近権限が広い解除モードでターミナルを駆動し
始めて接近権限が狭いロック(または、中級)モードに移動することを所望することもあ
る。後者の場合、本明細書の「非循環階層」とは、順次的階層であれ並列的階層であれ、
ターミナルが、[1]ユーザが後方方向に移動するのは許諾するが、[2]逆である前方
方向への移動は許諾しない階層であり得る。ただし、説明の便宜のため、本明細書の多様
な例示では、特別な言及がない限り、ユーザはターミナルをロックモードで駆動し始めて
解除モードに移動することを所望し、必要によってはロックモードから中級モードに移動
した後、再び解除モードに移動することを所望するものと見なす。
【0135】
前記非循環階層とは異なり、本明細書の「循環階層」は、前記階層が順次的階層であ
れ並列的階層であれ、ターミナルが、[1]ユーザが前方方向(すなわち、接近権限が狭
いモードから接近権限がさらに広いモード側の方向)に移動できるように許諾するのはも
ちろん、[2]ユーザが後方方向(すなわち、接近権限が広いモードから接近権限が狭い
モード側の方向)に移動できるように許諾できる階層を指称する。また、後方方向にモー
ド移動が可能な経路の有無に基づいて、前記循環階層は「完全循環階層」及び「一部循環
階層」などに区分されてもよい。後述の図面は循環階層の多様な例示であり、後述の図面
でも前方方向に位置したモードは後方方向に位置したモードよりさらに広い接近権限を有
するものと見なす。
【0136】
図2]のパネル(E)のターミナルは、単一のロックモード(MDLK)、中級モード
(MDIN)及び解除モード(MDUL)を定義する階層を構築する。前記ターミナルは前方方向
にモードを移動することができ、したがって、パネル(E)の階層はパネル(A)の階層
と類似する。しかし、パネル(A)とは異なり、パネル(E)のターミナルは適切なユー
ザ入力を受信する場合、一例としてMDULからMDINに、またMDINからMDLKに、後方方向へも
移動することができる。このようなパネル(E)の階層を「完全循環階層」と指称するこ
とにする。
【0137】
図2]のパネル(F)のターミナルもやはり単一のMDLK、MDIN及びMDULを定義する
階層を構築し、前方方向にモードを移動することができる。また、適正なユーザ入力を受
信すれば、ターミナルはMDINを経る必要なしに、MDULから直接MDINに、すなわち、後方方
向に直接移動することができる。このようなパネル(E)の階層を「一部循環階層」と指
称することにする。
【0138】
上述の順次的階層や並列的階層と異なり、ある階層は前記順次的階層と並列的階層の
混合と見なすこともできる。本明細書において「混合的階層」とは、多数のモードを混合
した配列として、[1]2以上のモードは順次的階層の形態に連結され、また、[2]並
列的階層の1以上の分岐点や併合点を含む階層を指称する。後述の図面は混合的階層の例
示であり、後述の図面でも前方方向に位置したモードは後方方向に位置したモードよりさ
らに広い接近権限を有するものと見なす。
【0139】
図2]のパネル(G)の場合、ターミナルはMDLK、MDIN1、MDIN2、MDULなど合計四
つのモードを定義する階層を構築する。前記階層において、ユーザは、MDLKからMDIN1
または、MDIN2)に移動した後MDULに移動することができ、したがって、前記階層は順次
的階層と見なすことができる。しかし、前記階層のMDLKはMDIN1及びMDIN2に分岐される反
面、MDIN1とMDIN2はMDULに併合される。すなわち、前記階層は、ユーザが後方方向に移動
できないように防止する非循環混合的階層と見なすことができる。
【0140】
図2]のパネル(H)のターミナルは、パネル(G)と同様に四つのモードを定義
し、パネル(G)と互いに同様に連結される階層を構築する。しかし、パネル(H)の階
層は、ターミナルがMDIN2からMDLKに移動できる経路も含む混合的階層と見なすことがで
きる。
また、前記階層は、ターミナルがMDIN2からMDLKに移動できるなど、ターミナルが後方方
向に移動できる一部循環階層に該当する。
【0141】
これ以外にも、ターミナルは上述の例示よりさらに複雑な順次的階層、並列的階層、
または、混合的階層も構築することができる。また、ターミナルは、前記階層を循環階層
や非循環階層の形態で構築することもでき、後述の図面では、メインシステムとロックシ
ステムの詳細な構成と共に前記階層を説明する。
【0142】
ユーザは、前記多様な階層を多様な目的で活用することができる。一例として、単一
のユーザが階層を構築した後に多数のモードを定義するものの、前記モードの例としては
、[1]ユーザがロックシステムを駆動し、メインシステムの全ての接近可能ハードウェ
ア要素及びソフトウェア要素に接近できる単一の解除モード(MDUL)、[2]ロックビュ
ーアを含んでオプションとしてロックメモリユニットやロックCPUユニットを含み得る
ロックシステムをユーザが駆動する単一のロックモード(MDLK)、または、[3]ユーザ
が中級システムを駆動し、メインシステムまたはロックシステムの全部ではない一部要素
のみを駆動できる1以上の中級モード(MDIN)などがある。ターミナルは、ユーザの必要
に応じて特定階層に、[1]如何なるMDINも定義しなかったり、[2]同一または相違し
た接近権限が付与された多数のMDULを定義したり、または、[3]同一または相違した接
近権限が付与された多数のMDLKを定義することができる。
【0143】
また、上述の多様なモードを定義する以外にも、ターミナルは、メインシステムの多
様なユニットをロックシステムから、[1]物理的または作業実行上隔離したり、[2]
完全にまたは部分的に隔離することができる。また、ターミナルは、多様な時点に削除(
または、部分削除)作業を実行することができる。したがって、ターミナルは、ロックシ
ステムに対応して、[1]メインシステムのセキュリティを向上させたり、[2]メイン
システムの完全性を向上させたり、または、[3]メインシステムに格納された個人情報
をさらに安全に保護することができる。
【0144】
単一のユーザは、階層が定義した多様な作業モードを相違した目的で活用することが
できる。一例として、ユーザは、各モードにてターミナルを相違した目的で駆動すること
もでき、前記目的の例としては、[1]ユーザが個人的業務を処理するために解除モード
でターミナルのメインシステムに格納された全てのデータに接近したりメインシステムの
全ての接近可能ハードウェアまたはソフトウェア要素を駆動したり、[2]ユーザが業務
遂行のためにロックモードでターミナルのメインシステムに格納されたデータの最小分量
にだけ接近したり、メインシステムの接近可能ハードウェアやソフトウェア要素のうち最
小の要素だけを駆動したり、または、[3]半分は個人的、半分は業務的な中級事案のた
めにユーザが中級モードでメインシステムに格納されたデータの一部に接近したり、メイ
ンシステムの前記要素のうち一部要素だけを駆動することができる。
【0145】
単一のユーザは、階層が定義した多様な作業モードを相違した状況で活用することが
できる。一例として、ユーザは、自身のターミナルを他の電気機器に物理的または作業実
行上結合させ、前記機器を自身のターミナルとして操作することができる。特に、ユーザ
が他人と前記機器を共有する場合、前記機器を浸透した悪性ウイルスがユーザのターミナ
ルを浸透することにより、ターミナルのセキュリティや完全性が低下したり、または、ユ
ーザがターミナルのメインシステムに保管した個人データ、金融データなどを他人が奪取
する危険が常在する。ターミナルが前記機器に連結された状態でユーザがターミナルをロ
ックモードで駆動し、多様な削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行する場合、
ユーザは、自身のターミナルに成功裏に浸透した悪性ウイルスが解除モードでターミナル
を浸透する前、これを削除することができる。後述の内容は、このような状況で前記ター
ミナルを駆動する多様な例示である。
【0146】
削除(または、部分削除)作業を活用する状況の一番目の実施形態において、ユーザ
は、自身のターミナルを物理的または作業実行上車両に結合し、ターミナルを介して車両
を所望する目的地に到達するなどの操作をすることができる。一例として、ユーザは、車
両を操作するためにターミナルのメイン(または、ロック)システムのハードウェア要素
やソフトウェア要素を用いたり、または、ターミナルのデータを車両のコンピュータシス
テムに提供することができ、前記車両の例としては、多様な形及び大きさの自動車、バイ
ク、自転車、飛行機、ヘリコプタ、ドローン、ボート、船舶などがある。
【0147】
この一番目の詳細な形態において、ユーザがターミナルのメイン(または、ロック)
システムの多様な要素を駆動したり、または、メイン(または、ロック)システムに格納
されたデータを用いて自身の車両を操作する場合、ユーザはターミナルを解除モードで駆
動することもできる。なぜならば、ユーザがかなり不注意でない以上、ユーザ自身の車両
のコンピュータに悪性ウイルスが内在する危険は低いためである。したがって、ターミナ
ルのメインシステムを車両のコンピュータシステムと部分的または完全に隔離する限り、
解除モードでターミナルを車両に連結して駆動する作業は、一般的に安全であると見なす
ことができる。
【0148】
この二番目の詳細な形態の場合、ユーザが車両を自身の家族や職場同僚と共有する場
合、用心深さがない子供や同僚が信頼性が低いウェブサイトから怪しいファイルをダウン
ロードすることにより、悪性ウイルスが車両コンピュータシステムに侵入し、前記車両を
使用することによりターミナルもやはり悪性ウイルスに感染し得る危険が高まる。このよ
うに、ユーザが自身と顔見知りであるが完全に信頼できない他人と車両を共有する場合、
ユーザは中級モードでターミナルを駆動し、[1]ターミナルのメイン(または、ロック
)システムの(全部でない)一部要素のみを駆動し、ターミナルに格納されたデータの(
全部でない)一部のみを用いて前記車両を操作したり、[2]中級システムのハードウェ
アまたはソフトウェア要素を駆動して前記車両を操作することができる。
【0149】
この三番目の詳細な形態の場合、ユーザが自身が知らない他人と共有する車両を操作
しようとする場合、車両コンピュータシステムに既に浸透した悪性ウイルスが自身のター
ミナルに浸透する危険はさらに高まる。特に、前記車両がレンタカー、共有車両、公共が
使用する車両の場合、上述の危険は非常に切迫になる。この場合、ユーザは、ロックシス
テムのハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動したり、または、ロックシステム
に格納されたデータのみを用いるなどの方法で、ロックモードでターミナルを駆動し、車
両を操作することができる。同時に、ターミナルは、メインシステムを車両のコンピュー
タシステムから隔離させることにより、車両のコンピュータシステムに侵入した悪性ウイ
ルスがターミナルのメインシステムに及ぼし得る悪影響を防止することができる。
【0150】
削除(または、部分削除)作業を活用する状況の二番目の実施形態において、ユーザ
は、ターミナルを物理的に、または、作業実行上コンピュータと結合し、自身のターミナ
ルでコンピュータを操作することにより所望する結果を得ることができる。一例として、
ユーザは、ターミナルのメイン(またはロック)システムのハードウェアまたはソフトウ
ェア要素を駆動したり、または、ターミナルのデータをコンピュータに提供することによ
り、コンピュータを操作することができる。前記コンピュータの例としては、公共のPC
ステーション、酒場、学校のPCラボなどのような場所に位置して、他人と共に使用する
コンピュータなどがある。この場合にも、上述の一番目の実施形態の多様な構成及び多様
な方法を適用することができる。
【0151】
この一番目の詳細な形態において、ユーザは、自身のコンピュータを操作するために
解除モードで自身のターミナルを駆動することができ、このためにメイン(または、ロッ
ク)システムの多様な要素を駆動したり、または、ターミナルに格納された全てのデータ
をコンピュータに提供することができる。しかし、ユーザが特に不注意でない限り、ユー
ザコンピュータにウイルスが存在する危険は高くない。したがって、ユーザは、ターミナ
ルのメインシステムをコンピュータと完全にまたは部分的に隔離し、自身のターミナルを
自身のコンピュータに結合した後、解除モードで駆動することができる。
【0152】
この二番目の詳細な形態は、ユーザが家族、職場の同僚とコンピュータを共有する場
合として、上述の危険は上の段落の場合より高いこともある。したがって、ユーザは、タ
ーミナルを中級モードのみで駆動し、コンピュータを制御することができ、このためにユ
ーザはメイン(または、ロック)システムの全部でない一部要素のみを駆動し、前記シス
テムに格納された全部でない一部データだけに接近したり、または、中級モードのハード
ウェア要素やソフトウェア要素を駆動することができる。
【0153】
この三番目の詳細な形態は、ユーザが自身が知らない他人と共有するコンピュータを
自身のターミナルで制御しようとする場合であり、この場合、前記コンピュータが悪性ウ
イルスによって既に感染した可能性は非常に高い。したがって、ユーザは、ロックシステ
ムの特定ハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動したり、または、ロックシステ
ムに格納された特定データのみを用いつつ、ターミナルをロックモードで駆動して前記コ
ンピュータを操作することができる。また、ターミナルは、メインシステムを前記コンピ
ュータから隔離させることにより、前記車両のコンピュータシステムに侵入した悪性ウイ
ルスがユーザターミナルのメインシステムに及ぼし得る悪影響を防止することができる。
【0154】
上述の二つの実施形態で説明した構成と同一または類似の構成は、相違した状況にも
適用され得る。他の実施形態においてユーザが自身のターミナルを公共のビデオゲームセ
ンターや公共のスポーツパブの制御コンソールなどに連結する場合、ユーザはターミナル
をロック(または、中級)モードのみで駆動することができる。または、ユーザがターミ
ナルを前記制御コンソールに連結し、ビデオゲーム、仮想スポーツなどをする場合、ユー
ザは制御コンソールにより被り得る潜在的危険によって、ターミナルをロック、中級また
は解除モードで駆動することができる。したがって、ユーザが外部電気機器または外部ネ
ットワークに物理的または作業実行のために、自身のターミナルを結合するたびに、また
は、ユーザが前記機器やネットワークのセキュリティに対して100%信頼できない時ご
とに、ユーザは、ロックモードやその他の制限的モードでターミナルを駆動することがで
き、その後、解除モードに移動する前にユーザは、削除(または、部分削除)作業を実行
することができる。
【0155】
上述したように、各階層は、ユーザの利便やターミナルセキュリティなどユーザに相
違した恩恵を提供することができる。しかし、ユーザの利便と継ぎ目のない作業特性のよ
うな長所は、ターミナルのセキュリティまたは完全性を減少させ得る危険も増加させるこ
とができる。一例として、循環階層は、一部のユーザには恩恵を与えることができる。
【0156】
一例として、ユーザがターミナルを解除モードで駆動する時、ユーザは悪性ウイルス
に対する懸念によって慣れないウェブサイトからのファイルダウンロードを躊躇すること
ができる。しかし、ロックモードでターミナルのメインシステムは、ロックシステムから
隔離される。したがって、ユーザは後方方向に、すなわち、解除モードから中級モードに
移動し、再び中級モードからロックモードに移動した後、ダウンロードするファイルやコ
ンテンツの潜在的悪影響に対する心配なしに、ロックモードで不慣れなウェブサイトから
ファイルをダウンロードすることができる。
【0157】
上の段落で説明したように、循環階層はユーザが映像ユニットを消し(すなわち、オ
フ状態に移動)再び映像ユニットを点ける(すなわち、オン状態の基本設定モードである
ロックモードに移動)必要なしに、解除モードでターミナルを駆動するユーザが、これよ
りも狭い接近権限が与えられたモードに移動できる手段を提供することができる。このよ
うに、循環階層によって作動するターミナルは、モード移動に融通性を提供することがで
きる。
【0158】
そうかといって、非循環階層がユーザに如何なる恩恵も提供しないという話ではない
。むしろ、非循環階層は本質的にユーザが解除モードからロック(または、中級)モード
に移動できないように防止することにより、ターミナルに付加的安定性を提供することが
できる。もちろん、非循環階層の付加的安定性は後方方向へのモード移動に伴う不便さに
よって半減され得る。
【0159】
したがって、ターミナルは、セキュリティと完全性を最適化し、メインシステムに格
納された個人データを保護し、ユーザがターミナルを楽に作動できる多様なモードを定義
する多様な階層を構築することができる。一般的に、多様なモードを定義する多様な階層
の構築は、関連分野の当業者の選択と関連するので、これに対するこれ以上の説明は省略
する。
【0160】
1-6.除去vs.削除
【0161】
ターミナル(より詳しくは、ターミナルのCPUまたは運営体系)が多様なハードウ
ェア要素やソフトウェア要素を駆動すれば、ターミナルは多様なデータ、ファイル、フォ
ルダなどの痕跡を残す。本明細書の「結果物」とは、ターミナルのロック(または、中級
)システムがロック(または、中級)モードで駆動し、または、駆動した後に残すデータ
、ファイルまたはフォルダなどを指称する。
【0162】
本明細書で「除去(delete)」とは、(ユーザが除去することを所望する)「結果物
」が格納されたり、残留するデータセクタに対するダイレクトポインタ(direct pointer
)を除去する作業を意味する。しかし、「結果物」は、「除去」後にもデータ残留現象(
data remanence)により残留物として残っていることがある。さらに、前記「結果物」は
、簡単な除去後にも復旧が可能なこともある。言い換えれば、ターミナルがロックモード
でロックシステムを用いてロック作業を実行すれば、一部の「結果」はロックシステムに
残留し得る。したがって、ターミナルが「結果」をロックシステムから「除去」し、ロッ
クモードから解除モードに移動した後に、一部の「結果物」は依然としてターミナルに残
留し得る。残留「結果物」に悪性ウイルスが含まれていれば、ウイルスはユーザがターミ
ナルを解除モードで使用する時にメインシステムに侵入することができ、メインシステム
に否定的な影響を及ぼしかねない。
【0163】
このように、ユーザがロック(または、中級)モードにてロックシステムでロック作
業を実行して得た「結果物」を「除去」しても、一部はロックシステムに残留することが
あり、したがって、簡単な「除去」のみでは残留「結果物」がターミナルのメインシステ
ムまたはメインシステムの多様な接近可能ハードウェア要素やソフトウェア要素に否定的
影響を及ぼし得ないように十分に防止できない。
【0164】
前記「除去」に反し、本明細書において「削除(erase)」とは、メモリユニットの
作動に影響を与えないながらも、前記メモリユニットに格納されたり残留する「結果」を
削除する作業を指称する。すなわち、「削除」は、上述のダイレクトポインタはもちろん
、メモリユニットまたはメモリセクタに格納されたり残留する「結果」も削除することが
できる。また、このように削除された「結果」は、他人によって復元され得ない。たとえ
熟練した技術者が削除された「結果」を復元できたとしても、その過程は相当難しい。し
たがって、「削除作業」は、本明細書のデータ処理ターミナルの多様な目的の中の一つで
あるセキュリティ向上のために必要であり得る。
【0165】
したがって、本明細書の多様なデータ処理ターミナルは、ロック(または、中級)モ
ードでロック(または、中級)システムを用いてロック(または、中級)作業を実行する
ことで得た「結果物」(一例として、テキスト、イメージ、ファイルなど)」の全部や一
部をユーザが削除するようにできる。ロックシステムは、前記「結果物」を臨時または永
久に格納できる1以上のロックメモリユニットを含んでもよく、ロックメモリユニットは
、[1]ロックシステムの一部であるメモリユニットまたはメモリセクタや、または、[
2]メインシステムに含まれているが解除モード以外のモードでロックシステムが使用で
きるメモリユニットまたはメモリセクタであってもよい。
【0166】
前記「削除」に比べて、本明細書で「部分削除(semi-erase)」とは、ロック(また
は、中級)モードにてロック(または、中級)システムを用いてロック(または、中級)
作業を実行して得て、ロックメモリユニットに格納されたり、残留し得る「結果物」の全
部でない一部のみを削除する作業を指称する。「部分削除」は、「結果物」の一部のみを
削除するので、前記「結果物」の残余部分はロックメモリユニットの作動に影響を与えず
、ロックメモリユニットまたはロックメモリセクタに格納され得る。すなわち、「部分削
除」は、ロック(または、中級)モードにてロック(または、中級)システムでロック(
または、中級)作業を実行して得た「結果物(残留部分を含む)」の一部のみを削除し、
残りの部分は能動的格納作業を実行したり、または、実行しないながらも前記メモリユニ
ットにそのまま残しておく。
【0167】
ターミナル(一例として、メインシステム、中級システム、またはロックシステム)
は、前記システムの多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素に対して前記「削除
」作業を実行することができる。一例として、ターミナルはメインシステムのメインメモ
リユニット、中級システムの中級メモリユニット、ロックシステムのロックメモリユニッ
トに対する「削除作業または部分削除作業」を実行することができる。また、ターミナル
は、メイン、中級またはロックシステムの臨時メモリセクタに対する「削除(または、部
分削除)作業」を実行することもでき、臨時メモリセクタの例としては、メインシステム
、中級システムまたはロックシステムの、[1]データバッファ(data buffer)、[2
]キャッシュ(cache)、[3]クリップボード(clip board)、[4]リサイクルビン
(recycle bin)などがある。
【0168】
本明細書において「削除された結果」とは、ターミナルが、[1]ロックモード(ま
たは、ロックモードとは異なる現在モード)から新規モードへの移動、または、[2]オ
ン状態からオフ状態への移動をユーザに許諾した場合、ターミナルが「削除」する「結果
物」を指称する。「削除された結果」は、削除されたテキスト、削除されたイメージ、削
除されたファイル、削除されたフォルダ、削除されたアプリ、または、その他の削除され
た結果を指称するものの、「削除された結果」は、[1]ロック(または、中級)モード
でロック(または、中級)システムがロック(または、中級)作業を実行して得た結果や
、[2]ロック(または、中級)システムに残留した結果などを通称する。
【0169】
本明細書において「削除された結果からメインシステムを保護する」という語句を使
用する場合、これは、ターミナルが前記結果物を削除した後、前記結果物からメインシス
テムを保護するという意味ではない。むしろ、前記語句は、もしターミナルが「削除され
た結果物」を削除しなかったならば、メインシステムを「削除された結果」から保護する
ことはできなかったが、ターミナルが前記「削除された結果物」を削除することによりメ
インシステムをこれから保護するという意味である。同様に、本明細書において「削除予
定結果物」とは、現在「格納予定結果物」と混ざっているが、追って削除される結果物を
指称し、この点を除くならば、上述の「削除された結果物」と同一であり得る。
【0170】
本明細書において「格納された結果物」とは、ターミナルが削除しないまま、ロック
システムまたはメインシステムに格納した「結果物」を指称する。言い換えれば、前記「
格納された結果物」とは、ロック(または、中級)モードでロック(または、中級)作業
を実行して得た全ての「結果物」から「削除された結果物」を除いた結果物を意味する。
同様に、本明細書において「格納予定結果物」とは、現在「削除予定結果物」と混ざって
いるが、追って格納される結果物を指称し、この点だけを除くならば上述の「格納された
結果物」と同一であり得る。
【0171】
上述の「削除」や「部分削除」の代わりに、ターミナルは、特定ハードウェア要素を
「書式設定(formatting)」したり、再書式設定したり、「初期化(initializing)」し
たりすることもできる。ターミナルは、特定状況において前記書式設定作業や初期化作業
を実行することができ、前記状況の例としては、[1]最後の書式設定や初期化以降一定
期間が過ぎた場合、[2]ターミナルがメモリユニット、臨時メモリセクタなどから悪性
ウイルスを含み得る怪しいデータ、コード、ファイルなどを発見した場合、または、[3
]ターミナルが誤作動するハードウェア要素やソフトウェア要素を発見した場合などがあ
る。
【0172】
前記書式設定や初期化は、上述の削除や部分削除の特別な場合であるため、ターミナ
ルは書式設定作業または初期化作業を多様な「削除時点」に実行することができる。また
、削除や部分削除の場合と同様に、ターミナルは、特定ハードウェア要素を完全に書式設
定または初期化したり、または、一部分のみを書式設定または初期化することができる。
【0173】
ターミナルが特定ハードウェア要素を書式設定または初期化する場合、前記要素に装
着された全てのソフトウェア要素もやはり除去されてもよい。したがって、ロックシステ
ムを書式設定したり初期化したりする場合、ターミナルは、前記ロックシステムの多様な
データまたはコンピュータコードのうち、どんなデータやコードを除去するのか決定する
ことができる。
【0174】
一例として、ターミナルは、部分書式設定または部分初期化を介してロックメモリユ
ニットや臨時ロックメモリセクタに格納されたり残留するデータのみを除去することがで
きる。この時、ターミナルはロック運営体系またはロック(ソフトウェア)アプリを前記
の部分書式設定及び部分初期化から除外されてもよい。このため、ターミナルは、[1]
ロック運営体系やロックアプリなどをロックBIOS(すなわち、basic input output s
ystem)、その他の格納場所などのように、前記部分書式設定や部分初期化から安全な場
所に格納したり、または、[2]部分書式設定や部分初期化を実行するメモリセクタを明
示的に指定する一方、それ以外の部分を部分書式設定または部分初期化から除くことがで
きる。ただし、前記ロックシステムは、実行可能なロック運営体系やロックアプリを含む
ので、ターミナルは部分書式設定または部分初期化以降、直ちにロックモードで駆動され
得る。
【0175】
また他の詳細な形態の場合、ターミナルは、ロックシステムに格納されたり存在する
全てのコンピュータコードのデータを(完全)書式設定または(完全)初期化を介して除
去することができる。したがって、ターミナルは、ロック運営体系、ロックアプリはもち
ろん、ロックビューアも全て削除することができる。したがって、削除が完了したロック
システムは、実行可能なロック運営体系やロックアプリを含まないため、前記ターミナル
は書式設定や初期化直後に、ロックモードで駆動されない。したがって、ターミナルは、
ロック運営体系やロックアプリなどをロックシステムに再び装着しなければならない。
【0176】
他の詳細な形態の場合、ロックシステムがロックアプリは含むがロック運営体系は含
まない場合、ロックシステムは前記アプリを独自に駆動することができない。したがって
、ロックシステムの代わりにメイン運営体系またはメインCPUユニットが前記アプリを
駆動することができる。したがって、ターミナルがロックシステムに対する部分書式設定
作業や部分初期化作業を実行した後にもロックシステムに前記アプリが残っていれば、メ
インシステムは、メインCPUユニットまたはメイン運営体系を用いて前記書式設定や初
期化作業直後に前記アプリを駆動することができる。しかし、ターミナルがロックシステ
ムを完全書式設定したり完全初期化したりする場合、メインシステムは、前記アプリをロ
ックシステムに再び装着した後、ロックシステムがロック作業を実行するように補助する
ことができる。ロックシステムがロックアプリと前記アプリを駆動するドライバを含む場
合は、ロックシステムがロックCPUユニットを含む場合と類似し、したがって、これに
対する詳細な説明は省略する。
【0177】
1-7.映像ユニット及び映像画面
【0178】
本明細書のデータ処理ターミナルは、イメージ表示が可能な映像画面を定義する1以
上の(メイン)映像ユニットを含み、前記イメージの例としては、写真のような静的イメ
ージ、動画のような動的イメージなどがあり、イメージは白黒、カラー、または、この組
み合わせであってもよい。したがって、映像ユニットは、[1]文字、[2]単語、[3
]テキスト、[4]図面、[5]写真、[6]その他の事物や人間に対する1以上の静的
イメージを映像画面に表示したり、[1]ビデオゲーム、[2]動画、[3](文字、単
語、テキスト、絵、漫画、その他の事物や人間に対する)動的イメージを映像画面に表示
することができる。
【0179】
ターミナルは、[1]多様な静的イメージまたは動的イメージを格納し、これを一つ
ずつ表示したり、[2]脱着機器、携帯用機器、他のターミナル、ウェブサイトなどの外
部ソースから前記イメージを受信した後、これを表示することができる。前の[2]の場
合、ターミナルは、前記イメージを取得した後、または、前記イメージの取得と同時にこ
れを表示することができる。映像画面は、主にターミナルのメインシステムのハードウェ
ア要素の中の一つである映像ユニットの一部を意味する。特に、ユーザが特定の静的また
は動的イメージを表示するには映像ユニットを駆動しなければならないので、映像ユニッ
トはメインシステムの接近可能ハードウェア要素の一つと見なすことができる。
【0180】
単一の映像画面は単一のセグメント(segment)を定義することができ、このような
場合、映像画面はセグメントと同一になる。しかし、映像画面が多数のセグメントを定義
すれば、映像ユニットは相違したセグメントに同一または相違したイメージを同時に、ま
たは、順番に表示することができる。
【0181】
同様に、ターミナルは多数の映像ユニットを含んでもよく、この時、各映像ユニット
は同一の形や大きさなどを有し、同一の機能を遂行することができる。または、多数の映
像ユニットは、相違した形、相違した大きさを有したり、相違した機能を遂行したり、タ
ーミナルの相違した部分に装着されてもよい。特に、後者の場合、ある映像ユニットは主
映像ユニットの機能を担当するが、他の映像ユニットは副(または、補助)映像ユニット
の機能を遂行することができる。また、各映像ユニットは映像画面を含むものの、前記映
像画面の形、大きさもやはり互いに同一であったり相違してもよい。
【0182】
下で説明するが、本明細書の多様な「通知ユニット」も前記多数の映像ユニットのう
ちの一つとして使用されてもよい。また、ターミナルが多数の通知ユニットを含む場合、
各通知ユニットは、静的イメージや動的イメージを特定の解像度と特定の色で表示できる
同一、類似または相違した機能を有することができる。通知ユニットは、ユーザに視覚的
通知信号を提供する機能を担当するので、前記通知ユニットは映像ユニットより小さいか
、又は映像ユニットに比べて簡単な、静的、動的イメージを表示することができる。また
は、単一の映像ユニットは、映像画面の一部を通知ユニットとして使用することができる
【0183】
ターミナルが多数の映像ユニットを含む時、前記ターミナルは、各映像ユニットを[
1]同時に駆動したり、[2]順番に駆動したり、または、[3]時間的側面で独立して
駆動することができる。一例として、ターミナルは、[1]第2映像ユニットがつくたび
に第1映像ユニットも点けたり、[2]第2映像ユニットがつくたびに第1映像ユニット
を消したり、[3]二つ以上の映像ユニットを特定の順序に従って点けたり(または、消
したり)、[4]それぞれの映像ユニットを独立して点けたり消すことができる。下で説
明するが、ターミナルは、映像ユニットが時間、日付などの日常的データを続けて表示す
るようにできる。また、ターミナルは、[1]同一のソフトウェア要素で多数の映像ユニ
ットを駆動したり、または[2]相違したソフトウェア要素でそれぞれの映像ユニットを
駆動することができる。
【0184】
ターミナルが1以上の映像ユニットを含む上述の例示とは異なり、ターミナルは映像
ユニットを含まなくてもよい。前記ターミナルは、ターミナルとは別個の機器である外部
映像機器と脱着可能なように結合できるように構成することができる。これを介してター
ミナルは、さらに小さい形と大きさを有するように構成することができる。もちろん、映
像ユニットを含むターミナルも外部映像機器と結合することにより、メインシステムの映
像ユニットを補助することができる。
【0185】
1-8.画面
【0186】
本明細書において「画面」とは、ターミナルが映像ユニットの映像画面に表示したイ
メージを指称する。前記画面は、[1]白黒方式またはカラー方式であるか、[2]2次
元(2-D)方式または3次元(3-D)方式であるか、[3]2-Dイメージ、3-D
イメージ、または、ホログラムイメージであってもよい。前記画面は、時間が過ぎても変
わらない静的画面であるか、時間によって変わる動的画面であってもよい。このような観
点から見れば、画面は単一または多数のウインドウを含んでもよく、後者の場合、ユーザ
は各ウインドウにおいてメインシステムの多様なソフトウェア要素を駆動することもでき
る。
【0187】
映像ユニットが点けば(すなわち、ターミナルのオン状態)、映像ユニットの映像画
面に画面が表示され、ユーザは前記画面を見れることになる。したがって、映像画面に表
示された如何なるイメージであれ画面で指称することができ、前記画面の例としては、[
1]1以上のキャラクタ、単語、テキスト、図面、写真、物体や人などに対する静的イメ
ージ、[2]ビデオゲームなどの動的イメージ、または、[3]動画または物体や人など
に対する動的イメージなどがある。また、内容上の観点で見れば、前記画面は1以上の広
告、コンテンツ、警告、説明などを含んでもよい。また、前記画面は、解除モードで表示
される「解除画面(または、ホーム画面)、ロックモードで表示される「ロック画面」及
び中級モードで表示される「中級画面」などであってもよい。
【0188】
本明細書において「日常的データ」と関連したイメージのみを表示する映像ユニット
は「消えて」いるものと見なし、したがって、ターミナルはオフ状態にあるものと見なす
。また、ターミナルが主映像ユニットと副映像ユニットを含む時、主映像ユニットは消え
ている反面、副映像ユニットは日常的データのみを表示する場合、前記映像ユニットは「
消えて」おり、ターミナルはオフ状態にあるものと見なす。また、ターミナルが主セグメ
ントと副セグメントを有する単一の映像ユニットのみを含む反面、主セグメントは消えて
おり、副セグメントは日常的データのみを表示する場合、前記映像ユニットもやはり消え
ていると見なす。
【0189】
一般的に、日常的データはターミナルがユーザ入力に対応して作業を実行せずとも得
ることができるデータを指称する。
【0190】
「日常的データ」は、典型的に時間または日付、時計やストップウォッチ、バッテリ
残余量、温度、天気、無線通信の連結状態、警報(alarm)、新規電子メール、新規メッ
セージ、受信通話、日程通知に対する情報などに関連する。また、ターミナルが前記日常
的データ、または、その他の情報を映像ユニットに表示するが、前記映像ユニットのほぼ
80%以上のピクセルが消えていれば、本明細書において前記映像ユニットは「消えて」
いるものと見なし、前記ターミナルもやはり「オフ状態」にあるものと見なす。
【0191】
1-9.同時または順次的
【0192】
本明細書において「同時」とは、多数の作業または多数のステップが同じ時間に発生
したり存在したりすることを意味する。ユーザが多数のユーザ入力を同じ時間に単一また
は多数の入力ユニットに提供すれば、前記ユーザは多数のユーザ入力を同時に提供したと
定義する。特に、ユーザが「多数のユーザ入力をターミナルに同時に提供」した時、前記
ターミナルのプロセッサのクロック周期のうちユーザが多数のユーザ入力を提供した共通
クロック周期が1以上存在すれば、前記ユーザは前記多数のユーザ入力を同時に提供した
と見なす。すなわち、これは、多数のユーザ入力が時間的空白によって互いに完全に分離
しないまま、前記共通クロック周期において互いに時間的に重なる場合である。
【0193】
これと同様に、ターミナルが多数の作業(または、ステップ)を同じ時間に実行する
場合、前記ターミナルは多数の作業(または、ステップ)を「同時に」実行するものと見
なす。したがって、ターミナルが多数の作業やステップを同時に実行する場合、ターミナ
ルはプロセッサの1以上の共通クロック周期において、多数の作業、ステップを実行する
と見なす。これは、多数の作業またはステップが時間的空白によって完全に分離しないま
ま、前記共通クロック周期において互いに重なる場合である。
【0194】
図3]は、同時に実行される作業やステップをデータ処理ターミナルのプロセッサ
のクロック周期に沿って表示した例示図である。[図3]のパネル(A)の場合、ターミ
ナルのプロセッサ(以下、「ターミナル」と略称)は、作業(または、ステップ)A
クロック周期003から010まで(合計8クロック周期)実行する。また、前記ターミ
ナルは、作業(または、ステップ)Aをクロック周期009から019まで(合計11
クロック周期)実行する。前記作業(または、ステップ)AとAはクロック周期00
9及び010で互いに重なり、したがって、上述の定義により、前記ターミナルは、作業
(または、ステップ)AとAを「同時に」遂行すると見なすことができる。
【0195】
図3]のパネル(B)の場合、ターミナルは、作業(または、ステップ)Bをク
ロック周期003から020まで(合計18クロック周期)実行するが、作業(または、
ステップ)Bをクロック周期020から30まで(合計11クロック周期)実行する。
前記作業(または、ステップ)B1とB2は単一のクロック周期020で互いに重なり、
したがって、上述の定義により、前記ターミナルは、作業(または、ステップ)BとB
を「同時に」遂行すると見なすことができる。
【0196】
図3]のパネル(C)のターミナルは、作業(または、ステップ)Cを単一のク
ロック周期023に(合計1クロック周期)実行し、作業(または、ステップ)Cをク
ロック周期003から090まで(合計88クロック周期)実行する。この時、たとえ作
業(または、ステップ)Cは作業(または、ステップ)Cの数十分の1ほど持続する
が、前記作業(または、ステップ)は単一の共通クロック周期23で互いに重なる。した
がって、上述の定義により、ターミナルは作業(または、ステップ)CとCを「同時
に」遂行すると見なすことができる。
【0197】
図3]のパネル(D)のターミナルは、作業(または、ステップ)D1をクロック
周期005から014まで(合計10クロック周期)実行し、作業(または、ステップ)
をクロック周期012から022まで(合計11クロック周期)実行し、また、作
業(または、ステップ)Dをクロック周期016から1,015まで(合計1,000ク
ロック周期)実行する。作業(または、ステップ)DとDはクロック周期012から
014まで互いに重なり、ターミナルは作業(または、ステップ)DとDを「同時に
」実行すると見なすことができる。また、作業(または、ステップ)DとDはクロッ
ク周期016から022まで重なるので、ターミナルは、作業(または、ステップ)D
とDを「同時に」実行すると見なすことができる。しかし、作業(または、ステップ)
とDは、如何なるクロック周期においても重ならないので、ターミナルは、作業(
または、ステップ)DとDを同時に実行しないものと見なす。むしろ、作業(または
、ステップ)DとDは、クロック周期15という時間的空白によって分離される。
【0198】
本明細書において三つ以上の作業やステップの実行の同時性は、一番最初に実行が始
まる作業(または、ステップ)の開始クロック周期から一番最後に終了する作業(または
、ステップ)の終了クロック周期の間に時間的空白が存在しない限り、ターミナルは、三
つ以上の作業やステップを「同時に」実行すると定義する。前記の定義によれば、[図3
]のパネル(D)のターミナルは、作業やステップD、D、Dを「同時に」実行す
ると言える。なぜなら、ターミナルは、上述の三つの作業(または、ステップ)をD
ら始めてDで終了するところ、その間にターミナルがD、D、Dのいずれか一つ
の作業(または、ステップ)も実行しないクロック周期はないためである。
【0199】
本明細書において「順序」とは、ターミナルが多数の作業(または、ステップ)を一
度に一つずつ、または、順次的に実行する特定の配列を意味する。また、「順次的」はタ
ーミナルが多数の作業(または、ステップ)を特定の配列に従って時間的空白を置き、一
度に一つずつ実行することを意味する。また、「順次的」は、「一度に一つずつ」と同じ
意味である。したがって、[図3]のパネル(D)のターミナルは、作業(または、ステ
ップ)DとDを実行する時、その間に時間的空白を置いて順次的に実行すると見なす
ことができる。
【0200】
1-10.ユーザ入力
【0201】
本明細書において「ユーザ入力」とは、ユーザがターミナルの入力ユニットの1以上
の部位を直接的または間接的に操作することにより、前記入力ユニットに提供する入力を
意味する。ユーザは自らの身体部位やスタイラス、ペンなどの(非ユーザ)物体を用いて
ユーザ入力を提供することができる。説明の便宜のため、ユーザがターミナルの1以上の
入力ユニットに「ユーザ入力を提供する」という語句は、[1]ユーザが自らの1以上の
身体部位を用いてユーザ入力を提供したり、[2]ターミナルの入力ユニットが認知でき
る1以上の物体を用いてユーザがユーザ入力を提供したり、[3]ターミナルがユーザの
生体情報を取得したり、または、[4]ユーザがユーザと関連した電磁波または音波を取
得することを通称する。
【0202】
これに対する一番目の実施形態の場合、ユーザは、ターミナルの入力ユニットの1以
上の部位を「直接操作」することができる。一例として、ユーザは自らの身体部位または
物体を用いて入力ユニットの1以上の移動可能な部位を動かすことにより、または、入力
ユニットの1以上の部位を接触することにより、ユーザ入力を直接提供することができる
。前記移動可能部位を動かす場合、ユーザは、前記部位を特定の期間の間動いたり、また
は、自らが選択した期間の間動くことができる。前記部位を接触する場合、ユーザは、[
1]自らの身体部位や物体と入力ユニットの前記部位との接触を一定期間維持したり、[
2]前記接触を維持しつつ自らの身体部位や物体を動かすことにより、前記接触の位置を
変更することができる。
【0203】
これに対する二番目の実施形態の場合、ユーザは、ターミナルの入力ユニットの前記
部位を直接操作しないまま、入力ユニットに各種の波動を提供することにより、間接的に
ユーザ入力を提供することができる。一番目の詳細な形態の場合、ユーザは、入力ユニッ
トに向かってユーザ入力に関連した情報を含む電磁波や音波を提供することができる。前
記電磁波が提供する情報は、ユーザイメージまたは波動の特性(一例として、振幅、周波
数、位相角、位相遅延など)などであり、前記音波が提供する情報は、ユーザ音声、ユー
ザの身体部位が作る音などがある。したがって、入力ユニットが認証のためにユーザの顔
、紅彩、網膜などのようなユーザイメージを取得する場合、前記イメージはユーザ入力と
見なすことができる。同様に、入力ユニットがユーザ認証のためにユーザ音声を取得する
場合、前記音声もやはりユーザ入力と見なすことができる。
【0204】
前記ユーザ入力は、1以上の(ユーザ)サブ入力を含む。したがって、ユーザがユー
ザ入力を入力ユニットに提供すれば、前記入力ユニットはユーザ入力を「受信」し、前記
入力ユニットに装着されたセンサは、ユーザ入力からユーザサブ入力を「取得」する。し
たがって、ユーザ入力が単一の(ユーザ)サブ入力を含む場合、前記ユーザ入力は、(ユ
ーザ)サブ入力に該当し得る。これとは異なり、ユーザ入力が多数の(ユーザ)サブ入力
を含めば、(単一または多数の)入力ユニットは前記ユーザ入力を受信し、(単一や多数
の)入力ユニットの(単一や多数の)センサは、ユーザ入力から(ユーザ)サブ入力を取
得する。説明の便宜のため、本明細書では特別な言及がない限り、「ユーザ入力」及び「
(ユーザ)サブ入力」を通称して「ユーザ入力」と指称することもできる。また、「(ユ
ーザ)サブ入力」は「サブ入力」と略称することができる。
【0205】
前記入力ユニットの構造的または作業実行上の特性に基づいて、ユーザは多様な種類
のユーザ入力を提供することができる。一例として、ユーザは、ユーザ入力のうちのいく
つかは入力ユニットを直接操作して提供する一方、残りのユーザ入力は入力ユニットを直
接操作する代わりに、間接的に入力ユニットに提供することができる。
【0206】
本明細書においては、ユーザ入力を種類及び性質によって下記のように分類すること
ができる。一例として、「第1類型ユーザ入力」とは、ユーザが入力ユニットの1以上の
部位を直接操作して提供する「機械的ユーザ入力」である。第1類型ユーザ入力の例とし
ては、入力ユニットの1以上の部位の「動き」(一例として、押圧、押す、引く、横に押
す、回転、中心軸を中心とした枢動、または、その他の方法などによる動き)、前記部位
との「タッチ(接触)」、または、前記動きと接触の混合などがある。
【0207】
第1類型ユーザ入力の他の例は、ユーザの「機械的生体情報」であり、このような第
1類型ユーザ入力の例としては、ユーザの特定部位で測定した血圧や心拍数、特定位置で
測定した血流(blood flow rate)、その他の心臓循環器情報、休息、または運動時の呼
吸数、呼吸流量、その他の呼吸器情報、筋肉または骨格関連の生体情報などがある。上述
のように、前記機械的ユーザ入力には、機械的(ユーザ)サブ入力が含まれる。
【0208】
第1類型ユーザ入力は、機械的ユーザ入力の静的特性や動的特性とも関連し得る。こ
のような第1類型ユーザ入力の例としては、入力ユニットの前記部位の動きや前記部位と
の接触に関連した(スカラーまたはベクトル)力、前記動きの(スカラーまたはベクトル
)速度、前記動きの(スカラーまたはベクトル)加速度、前記動きによる(スカラーまた
はベクトル)変位、前記力、速度、加速度、または、動きの方向、前記接触の方向、それ
らの期間、それらの回数、それらの時間的重複、それらの時間的空白などがある。第1類
型ユーザ入力は、前記入力ユニットの前記部位に前記入力を提供するユーザの身体部位や
物体の「機械的特徴」も含み、このようなユーザ入力の例としては、弾性、粗さ(roughn
ess)、多様なモジュラス(modulus)などがある。また、入力ユニットのセンサに加えら
れた力の大きさや周波数も、このような入力の例である。
【0209】
本明細書において「第2類型ユーザ入力」は、「電気的ユーザ入力」として、第2類
型ユーザ入力はこれを受信することができ、これから電気的(ユーザ)サブ入力も取得で
きる入力ユニットの1以上の部位に提供される電気的信号に該当する。一例として、ユー
ザは、特定のペンやウェラブル機器、その他の移動式機器などを用いて直流または交流の
電気的信号を入力ユニットに提供したり、他のターミナルを用いて前記電気的信号を提供
することもできる。ユーザは、身体部位の電気的生体情報を第2類型ユーザ入力に提供す
ることができ、前記生体情報の例としては、心電図(ECG)、筋電図(EMG)、脳電図(EE
G)、身体の特定部位で測定したその他の電気的信号などがある。
【0210】
第2類型ユーザ入力は、電気的ユーザ入力の静的または動的特性とも関連し得る。こ
のような第2類型ユーザ入力の例としては、電流、電圧、この大きさ(または、振幅)、
位相角、位相遅延、周波数、波長、(スカラーまたはベクトル)流動(flux)などがある
。第2類型ユーザ入力は、入力ユニットの適合した部位にユーザ入力を提供する身体部位
または物体の「電気的特徴」も含んでもよい。このようなユーザ入力の例としては、前記
部位や物体の電気抵抗、電気電導度、静電容量、誘電率(permittivity)、熱電気(ther
moelectricity)、誘電特性(dielectric property)などであり、前記電気的特性は、静
的(または、動的)電場や磁場で測定することができる。一例として、静電容量型入力ユ
ニットの静電容量センサを用いて測定したユーザ指紋もやはり第2類型ユーザ入力に属す
る。
【0211】
本明細書において、「第3類型ユーザ入力」は「磁気的ユーザ入力」として、第3類
型ユーザ入力はこれを受信することができ、これから磁気的(ユーザ)サブ入力も取得で
きる入力ユニットの1以上の部位に提供される磁気的信号に該当する。一例として、ユー
ザは、特定のペン、ウェラブル機器、または、その他の移動式機器を用いて直流または交
流の磁気的信号を入力ユニットに提供したり、他のターミナルを用いて磁気信号を提供す
ることもできる。ユーザは、身体部位の磁気的生体情報を第3類型ユーザ入力で提供する
こともでき、前記生体情報の例は、磁気心電図(MCG、すなわちmagnetocardiogram)、磁
気筋電図(MMG、すなわちmagnetomyogram)、磁気的脳電図(MEG、すなわちmagnetoencep
halogram)、身体特定部位で測定したその他の磁気的信号などである。
【0212】
第3類型ユーザ入力は、磁気的ユーザ入力の静的または動的特性とも関連し得る。こ
のような第3類型ユーザ入力の例としては、B-磁場またはH-磁場の大きさ又は方向、
刺激(magnetic pole)の数、位相角、位相遅延、周波数、波長、(スカラーまたはベク
トル)流動などである。第3類型ユーザ入力は、入力ユニットの1以上の部位に前記入力
を提供するのにユーザが用いる身体部位や物体の「磁気的特性」も含み、このような磁気
的特性の例としては、前記部位や物体の磁気極性、磁気透過性(permeability)、磁気感
度(susceptibility)などがあり、前記特性は、静的(または、動的)磁場(または、電
場)で測定され得る。
【0213】
本明細書において「第4類型ユーザ入力」は「電磁的ユーザ入力」として、第4類型
ユーザ入力はこれを受信することができ、前記入力から電磁的(ユーザ)サブ入力も取得
可能な入力ユニットの1以上の部位に提供される電磁的波動に該当する。一例として、ユ
ーザは、特定のペン、ウェラブル機器(すなわち、時計、指輪、ネックレス、ブレスレッ
ト、レンズ、メガネなど)、その他の移動式機器を用いて電磁波を入力ユニットに提供し
たり、他のターミナルを用いて前記電磁的波動を提供することもできる。また、ユーザは
、可視光線領域、UV、IR、または、その他の周波数の電磁波を用いて、顔、紅彩、網
膜やその他の身体部位など、「身体部位のイメージ」または「非ユーザ物体」のイメージ
を入力ユニットに提供することができ、前記イメージは、静的イメージ、動画またはこの
組み合わせなどであり得る。第4類型ユーザ入力を可視光線帯域の電磁波で提供する場合
、前記入力は「光学的ユーザ入力」に該当し得る。
【0214】
第4類型ユーザ入力は、電磁的ユーザ入力の静的または動的特性に関連し得る。この
ような第4類型ユーザ入力の例としては、電磁波の振幅、位相角、位相遅延、波長、周波
数、(スカラーまたはベクトル)流動などがある。第4類型ユーザ入力が前記イメージで
あれば、このような第4類型ユーザ入力は、前記イメージのカラー(一例として、色調(
hue)、明度(color value)、彩度(intensity)など)、大きさ、色の対比、前記イメ
ージに含まれた内容、前記イメージの配列や向き(orientation)などである。上述のよ
うに、電磁的第4類型ユーザ入力は、1以上の電磁的(ユーザ)サブ入力を含み得る。
【0215】
本明細書において「第5類型ユーザ入力」は「音響的ユーザ入力」として、第5類型
ユーザ入力はこれを受信することができ、これから音響的(ユーザ)サブ入力も取得でき
る入力ユニットの1以上の部位に提供される音波(acoustic wave)に該当する。一例と
して、ユーザは特定のペン、ウェラブル機器(すなわち、時計、バンド、指輪、ネックレ
ス、ブレスレット、イヤリング、レンズ、ネイルチップ、手袋、ヘルメット、帽子、ベル
ト、ゴーグル、メガネ、靴など)、その他の着用可能な機器を用いて音波を入力ユニット
に提供したり、他のターミナルを用いて前記電磁波を提供することもできる。また、ユー
ザは、自らの音声や自らの身体部位で生成した音(一例として、拍手、フィンガースナッ
プなど)を入力ユニットに提供することもできる。ユーザは、自らの身体部位と関係のな
い音を入力ユニットに提供することができ、前記音は、可聴周波数以内の音波、超音波、
または、その他の特定周波数帯域の音波であり得る。
【0216】
第5類型ユーザ入力は、音響的ユーザ入力の静的または動的特性とも関連し得る。こ
のような第5類型ユーザ入力の例としては、音波の振幅、位相角、位相遅延、波長、周波
数、流動などがある。第5類型ユーザ入力がユーザの音声や身体部位による声の場合、第
5類型ユーザ入力は、音声や声の長さ(duration)、トーン(tone)、エンベロープ(en
velope)、前記音声や音のソースの位置などであり得る。また、第5類型ユーザ入力は、
1以上の音響的(ユーザ)サブ入力を含み得る。
【0217】
ユーザ入力は、上述の多様なユーザ入力の時間による変化であってもよく、一例とし
て、時間による前記動きの変化、時間による入力ユニットに提供する力の大きさの変化な
どが前記ユーザ入力の例である。ユーザ入力は、上述の多様なユーザ入力の空間的変化で
あってもよく、一例として、ユーザの身体部位が入力ユニットを接触する位置の変化、ユ
ーザが入力ユニットの特定部位に提供する力の分布の変化などが前記ユーザ入力の例であ
る。
【0218】
1-11.単一のユーザ入力
【0219】
セクション1-9で定義した「同時」と同様に、「単一の同時の努力(または、行動
)」は特別な言及がない限り、「単一の努力(または、行動)」または「単一の努力」な
どと略称し、この例としては、[1]ユーザが実行した単一の努力(または、行動)、ま
たは、[2]ユーザが同時に実行した同一または相違した多数の努力(または、行動)を
指称する。したがって、多数の「努力または行動」(以下、「努力」と略称)が同時に起
きるには、ターミナルのプロセッサのクロック周期上、ユーザが多数の努力を同時に実行
する1以上の共通クロック周期が存在しなければならない。すなわち、多数の努力は、1
以上の共通クロック周期において互いに重ならなければならない。また、ユーザが三つ以
上の努力(または、行動)を実行する場合、前記努力(または、行動)が「同時」である
か否かは、セクション1-9及び[図22]で説明した「同時」の定義により決定するこ
とができる。
【0220】
特別な言及がない以上、本明細書において「ユーザ入力」は、「単一のユーザ入力」
と同じ意味を有する。したがって、「ユーザ入力」または「単一のユーザ入力」は、ユー
ザが入力ユニットの1以上の部位に提供するユーザ入力として、セクション1-10の説
明のように直接的操作、間接的操作、または、その他の操作を介して前記第1類型ユーザ
入力ないし第5類型ユーザ入力のうちの1以上をデータ処理ターミナルの入力ユニットに
提供する入力を指称する。すなわち、ユーザが単一の努力を介して多数のユーザ入力を同
時に提供すれば、前記ユーザ入力は単一のユーザ入力と見なすことができる。しかし、ユ
ーザが多数の努力を介して多数のユーザ入力を同時ではなく、順番に提供する場合、前記
ユーザ入力は単一のユーザ入力ではないと見なすことができる。
【0221】
したがって、単一の第1類型ユーザ入力または単一の第3類型ユーザ入力は、それぞ
れユーザの(単一の)同時の努力を介して入力ユニットに提供された単一のユーザ入力と
見なすことができる。また、ユーザが二つの第1類型ユーザ入力を(単一の)同時の努力
を介して入力ユニットに提供した場合、前記ユーザ入力はやはり(単一の)ユーザ入力と
見なすことができる。また、ユーザが三つの第5類型ユーザ入力を(単一の)同時の努力
を介して入力ユニットに提供した場合、前記ユーザ入力は(単一の)ユーザ入力と見なす
ことができる。ユーザが単一の第1類型ユーザ入力と三つの第4類型ユーザ入力を(単一
の)同時の努力で入力ユニットに提供した時、前記ユーザ入力も(単一の)ユーザ入力と
見なすことができる。
【0222】
これに対する一番目の実施形態の場合、ユーザは、第1入力ユニットを指で押圧し、
第1入力ユニット上に前記指を移動させることができる。もし、ユーザが前記指で第1入
力ユニットを押し続けたまま(すなわち、第1入力ユニットから前記指を離さないまま)
指を移動させれば、前記押圧と前記移動はユーザの単一の同時の努力と見なすことができ
る。なぜなら、ターミナルのプロセッサのクロック周期の観点から見た時、ユーザは、前
記押圧と移動とを1以上の共通クロック周期に実行するためである。しかし、ユーザが第
1入力ユニットを押圧した指を前記ユニットから離し、指を移動した後に再び第1入力ユ
ニットを押圧すれば、前記押圧と移動との間には時間的空白が存在する。したがって、前
記押圧と前記移動とは、一般的に単一の(同時の)ユーザ入力に該当しない。ただし、後
述のセクション1-12のように、前記時間的空白が、一例として、1.5秒、1.0秒
、0.5秒、または、0.3秒より短い場合、前記押圧と前記移動とは、単一の(同時の
)ユーザ入力と見なされてもよい。
【0223】
これに対する二番目の実施形態の場合、ユーザは第2入力ユニットをタッチし、カメ
ラを凝視するなどで第3入力ユニットに自らの顔イメージを提供する。もし、ユーザが前
記タッチの途中に前記イメージを提供する場合、プロセッサのクロック周期においてユー
ザが前記タッチとイメージ提供とを同時に実行する1以上の共通クロック周期が存在する
以上、前記タッチ及びイメージ提供は単一の(同時の)努力と見なすことができる。すな
わち、前記タッチ及びイメージ提供の間に、如何なる時間的空白も存在しないため、これ
らは単一の(同時の)努力に該当し得る。
【0224】
これに対する三番目の実施形態の場合、ユーザは、第1入力ユニットを第1の指で押
圧する反面、第4入力ユニットを第2の指でタッチする。したがって、プロセッサクロッ
ク周期上、ユーザが前記押圧とタッチとを同時に実行する1以上の共通クロック周期が存
在する限り、または、前記押圧とタッチとの間に時間的空白がない以上、前記押圧とタッ
チとは単一の(同時の)努力と見なすことができる。
【0225】
しかし、ユーザが居住する世界は、秒、時間、日、週、月、年などで定義される反面
、ターミナルのプロセッサが活動する世界は、ナノ秒やピコ秒単位で定義される。したが
って、ターミナルのプロセッサが実行する作業(または、ステップ)と関連した「同時の
」または「順次的」に対する前記の定義は、前記作業(または、ステップ)にユーザ入力
はもちろん、一度実行するのに一定時間が要されるユーザの努力の特性を勘案して修正す
ることもできる。一例として、ユーザは、瞬間的に(一例として、単一のクロック周期ま
たは5~6のクロック周期の間)ユーザ入力を提供することができず、せいぜいプロセッ
サの数百万クロック周期に該当し得る0.1秒や1秒などのような一定時間にわたってユ
ーザ入力または(ユーザ)サブ入力を提供することができる。
【0226】
このような特性を説明する[図4]は、同時に実行される作業(または、ステップ)
をユーザ入力を勘案してデータ処理ターミナルのプロセッサのクロック周期により表示し
た例示図である。[図4]のパネル(A)の場合、ターミナルまたはプロセッサ(以下、
「ターミナル」と略称)は、クロック周期004~013で作業(または、ステップ)A
を実行し、クロック周期009~019で作業(または、ステップ)Aを実行する。
前記定義によれば、ターミナルは、作業(または、ステップ)AとAを同時に実行す
る。なぜならば、前記A及びAが5つのクロック周期009~013で重なるためで
ある。また、ユーザは、クロック周期003~1,000,003でユーザ入力Uを提供
する。この時、前記Uの提供期間は、A及びAを実行するクロック周期を含み、し
たがって、ターミナルはユーザ入力Uの観点から見た時、前記作業(または、ステップ
)A及びAを同時に実行するものと見なすことができる。
【0227】
図4]のパネル(B)の場合、ターミナルは、単一クロック周期023に作業(ま
たは、ステップ)Bを実行し、クロック周期014~029に作業(または、ステップ
)Bを実行する。したがって、前記ターミナルは、作業(または、ステップ)B及び
を同時に遂行すると見なすことができる。また、ユーザがクロック周期003~1,
000,003にユーザ入力UIを提供する場合、UIのクロック周期はB及びB
を実行するクロック周期を含むので、前記ターミナルは、ユーザ入力UIを考慮した
時、B及びBを同時に実行するものと見なすことができる。
【0228】
図4]のパネル(C)の場合、ターミナルは、クロック周期006~014に作業
(または、ステップ)Cを実行し、クロック周期014~022に作業(または、ステ
ップ)Cを実行し、クロック周期020~032に他の作業(または、ステップ)C
を実行する。したがって、ターミナルは、作業(または、ステップ)CとCを同時に
遂行し、また、作業(または、ステップ)CとCも同時に実行すると見なすことがで
きる。しかし、ターミナルは、作業(または、ステップ)CとCを順番に実行すると
ころ、その理由はC1とC3は、如何なるクロック周期においても互いに重ならないため
である。
【0229】
ユーザがクロック周期003~1,000,003にユーザ入力UIを提供する場合
、UIの提供クロック周期は、作業(または、ステップ)C、C及びCを実行す
るクロック周期を全て含む。したがって、ターミナルは、ユーザ入力UIを考慮する場
合、作業(または、ステップ)C及びCを同時に、作業(または、ステップ)C
びCを同時に、作業(または、ステップ)C及びCを同時に、また、作業(または
、ステップ)C、C及びCを同時に実行するものと見なすことができる。
【0230】
ユーザは、多様な方法で単一の努力を実行することができる。これに対する一番目の
実施形態の場合、ユーザは単一のユーザ入力を入力ユニットに提供する時、能動的または
自発的行動を遂行することによって、「単一の能動的努力」を実行することができる。前
記単一の能動的努力の例としては、[1]ユーザが能動的行動で入力ユニットの1以上の
部位を機械的、電気的、磁気的または光学的に操作する努力、または、[2]ユーザが能
動的行動(一例として、ユーザが自発的にカメラを凝視したりスピーカーに話しをするな
ど)で特定イメージまたは音声を入力ユニットに提供する努力などがある。
【0231】
これに対する二番目の実施形態の場合、ユーザは、受動的または非自発的に単一のユ
ーザ入力を入力ユニットに提供する「単一の受動的努力、単一の非活動努力」を実行する
ことができる。一例として、ユーザが能動的または自発的行動を遂行しなくても、ターミ
ナルは、単一のユーザ入力を受信した後、これから1以上の(ユーザ)サブ入力を取得す
ることができる。したがって、ターミナルが自発的にカメラを凝視しないユーザの目のイ
メージを取得した後、前記イメージをユーザ入力で処理した場合、ユーザは、ターミナル
に単一のユーザ入力を提供する単一の受動的努力を遂行したものと見なすことができる。
また、ターミナルが他人に話しをするユーザの音声を取得し、ユーザが認知できなくても
前記音声をユーザ入力として使用する場合、前記ユーザも単一の非活動努力を遂行したも
のと見なすことができる。また、ユーザに周囲環境によって発生する音を録音するように
要求しないが、ターミナルが前記の音を取得し、これをユーザ入力として使用する場合、
前記ユーザはやはり単一の受動的努力を遂行したものと見なすことができる。本明細書の
「単一の努力」は、「単一の能動的努力」はもちろん、「単一の受動的努力」も含むもの
とする。
【0232】
1-12.多数の反復努力
【0233】
セクション1-11で説明したように、「ユーザ入力」または「単一のユーザ入力」
は、ユーザが「単一の努力」を遂行することにより、1以上の入力ユニットに提供した入
力を意味する。しかし、ユーザは、特定のユーザ入力を提供するために同一の努力を何度
も素早く反復(すなわち、「反復努力」と指摘)することができ、このような反復努力の
例としては、素早いダブルクリック、素早いダブルタップ、三度の素早いクリックやタッ
プなどがある。多数のクリック(または、タップ)のそれぞれのクリック(または、タッ
プ)は、他のクリック(または、タップ)と時間的空白によって分離され、したがって、
前記反復努力は単一のユーザ入力ではないと見なされることもある。
【0234】
しかし、実際には、ユーザは多数の素早いクリック(またはタップ)を遂行してター
ミナルに単一の特定ユーザ入力を提供し、ターミナルもやはり前記素早い反復努力を単一
の特定のユーザ入力と認知したりもする。一例として、ターミナルは、単一のタップ受信
に対応して第1ユーザ入力を受信したものと見なし、第1作業を実行する反面、ダブル
タップの受信に対応して第2ユーザ入力を受信したものと見なし、第2作業を実行するこ
とができる。これを反映して本明細書では、ユーザが1.5秒、1.0秒、0.5秒、ま
たは、0.3秒以内に多数の努力を素早く遂行する「反復努力」は、「単一のユーザ入力
」または「ユーザ入力」と見なす。また、ターミナルは、制御セッティングにより、ユー
ザが1.7秒、2.0秒、または、3.0秒以内に遂行する反復努力も単一のユーザ入力
と認知することができ、この場合、前記反復努力も「単一のユーザ入力」と見なすことが
できる。
【0235】
同一の努力を繰り返す多数の素早いクリック、タップなどとは異なり、「反復努力」
は、ユーザが実行する相違した努力を含んでもよい。特に、ユーザは、相違した身体部位
や相違した物体を用いてユーザ入力を提供したり、相違した入力ユニットに相違したユー
ザ入力を同時に提供することもできる。この一番目の詳細な形態において、ユーザは、第
1入力ユニットの一部分(一例として、ボタン)を1回操作(または、タッチ)し、同時
に第2入力ユニット(一例として、マイク)に音声を提供することができる。この時、前
記タッチと発声が1以上のクロック周期で重なる場合、これらは単一のユーザ入力と見な
すことができる。さらに、ユーザが第1入力ユニットの前記部分をタッチし、一定期間が
過ぎた後に第2入力ユニットに音声を提供しても、前記時間的空白が1.5、1.0、0
.5、または、0.3秒より短ければ、前記タッチと発声は単一のユーザ入力と見なされ
てもよい。
【0236】
これに対する二番目の詳細な形態の場合、ユーザが第3入力ユニット(一例として、
タッチスクリーン)の一部分をポインタやスタイラスで1回押圧し、これと同時に第4入
力ユニット(一例として、カメラ)を凝視する場合、前記押圧と前記凝視は、単一のユー
ザ入力であり得る。たとえ、ユーザが第3入力ユニットの一部を押圧し、一定期間が過ぎ
た後(すなわち、時間的空白が存在)第4入力ユニットを凝視しても、前記押圧と凝視と
の間の時間的空白が1.5、1.0、0.5、または、0.3秒より短い場合、前記押圧
と凝視とは単一のユーザ入力と見なされることもある。
【0237】
これに対する三番目の詳細な形態の場合、ユーザは同一の努力を繰り返し、「反復努
力」をするものの、前記努力の静的または動的特性を操作することができ、前記特性の例
としては、前記努力の期間、強度や程度、方向、二つの努力の間の時間的空白、二つの努
力の間の時間的重複、前記努力の回数、前記努力の順序などがある。一例として、ユーザ
は、入力ユニットの一部分を押圧しながら、前記の部分をさらに強く押圧したり、前記部
分を押圧する方向を変えたり、前記部分から手を離さないまま前記部分を繰り返して押圧
することにより、ターミナルが相違した単一のユーザ入力と認知できる相違した「反復努
力」を実行することができる。
【0238】
1-13.(ユーザ)サブ入力
【0239】
本明細書において「(ユーザ)サブ入力」、または、簡略に「サブ入力」は、入力ユ
ニットが制御信号を生成するようにする、ユーザ入力の要素である。したがって、「(ユ
ーザ)サブ入力」または「サブ入力」は、ユーザ入力の基本要素である。前記「サブ入力
」を取得するために、入力ユニットは1以上のセンサ要素(または、センサ)を含むもの
の、前記センサの構造的特徴または作業実行上の特徴は、前記センサが取得しなければな
らない「サブ入力」の特性によって決定され得る。したがって、第1入力ユニットが機械
的、第1類型ユーザ入力を受信する場合、第1入力ユニットはユーザ入力に含まれた機械
的(ユーザ)サブ入力を取得できる機械的センサを含み得る。しかし、第2入力ユニット
が音響的、第5類型ユーザ入力を受信する場合、第2入力ユニットは前記ユーザ入力に含
まれた音響的(ユーザ)サブ入力を取得できる音響センサを含んでもよい。
【0240】
本明細書のユーザ入力は、多数の(ユーザ)サブ入力のうちの1以上のサブ入力を含
み、このようなサブ入力の例としては、[1]モード移動(ユーザ)サブ入力(UISWI),
[2]活性化用(ユーザ)サブ入力(UIACT)、[3]認証用(ユーザ)サブ入力(UITHE
N)、[4]補助(ユーザ)サブ入力(UIAUX)などがある。このような観点から見れば、
入力ユニットがユーザ入力を受信した場合、入力ユニットの適正なセンサがユーザ入力か
ら1以上の(ユーザ)サブ入力を取得したと見なす。
【0241】
特に、オフ状態から他のモードに、または、現在モードから新規モードに移動するた
めにユーザがユーザ入力を提供すれば、前記ユーザ入力はUISWIを含み、オプションとし
てUIACT、UITHENまたはUIAUXなどのその他のサブ入力のうちの1以上を含むものと見なす
。したがって、UISWIを含むユーザ入力を受信すれば、ターミナルはユーザ入力からUISWI
を取得し、新規モードに移動するモード移動作業を実行する。この時、ターミナルは、特
定階層に属すると同時にターミナルが「実際に」定義した多数のモードのセットから前記
新規モードを選択する。後述で説明するが、認証作業または活性化作業など相違した作業
の実行結果を条件としてモード移動作業(すなわち、モードスイッチング)を実行する場
合、ターミナルはUISWIを含まないユーザ入力を受信した後にもモードを移動することが
できる。
【0242】
ユーザは、単一のユーザ入力に特定の数の(ユーザ)サブ入力を含めることができる
。その結果、ターミナルはユーザ入力の受信に対応して、または、(ユーザ)サブ入力の
取得に対応して多様な作業を実行することができる。一例として、第1の数の(ユーザ)
サブ入力が含まれたユーザ入力を受信したターミナルは、これに対応して第2の数の作業
を実行することができる。
【0243】
しかし、前記第1の数は前記第2の数と同一でなくてもよい。一例として、ターミナ
ルがUISWIを取得することにより(すなわち、前記取得に対応して)自動的に認証作業を
実行したり、または、ターミナルがUISWIの取得に対応して(すなわち、前記取得により
)映像ユニットを点ける場合、ユーザ入力はUITHENやUIACTを含む必要がなく、したがっ
て、第1の数は第2の数より少なくてもよい。これとは異なり、第1の数が第2の数より
大きくてもよい。一例として、ターミナルが単一のユーザ入力を受信すれば、ターミナル
はこれからUIACT、UITHEN及びUISWIを取得し、ユーザがユーザ認証作業に成功した場合に
のみ映像ユニットを点けて新規モードに移動する。もし、ユーザが認証作業に失敗すれば
、ターミナルは如何なる作業も実行しないまま、オフ状態または現在モードに留まる。こ
の場合、三つの(ユーザ)サブ入力を取得したターミナルは、実際に1つの作業のみを実
行することになる。このように、第1の数は第2の数より大きい場合もある。
【0244】
したがって、第1の数は第2の数より大きくてもよく、小さくてもよく、第1の数と
第2の数は同一であってもよい。また、第1の数と第2の数が同一でも、ターミナルが実
際に実行する作業は単一または多数のユーザ入力に含まれたそれぞれの(ユーザ)サブ入
力に相応しないこともある。
【0245】
1-13-1.活性化用(ユーザ)サブ入力(UI ACT
【0246】
本明細書の多様な(ユーザ)サブ入力のうちの一番目は、[1]「活性化用(ユーザ
)サブ入力」、[2]「活性化用サブ入力」、または、[3]簡略にUIACTである。ター
ミナルはUIACTを含むユーザ入力の受信に対応し、または、UIACTの取得に対応して活性化
作業を実行し、映像ユニットを点ける。すなわち、UIACTはターミナルを活性化する。説
明の便宜のため、活性化用(ユーザ)サブ入力を取得する入力ユニットを活性化用入力ユ
ニットであるとし、活性化用入力ユニットのセンサは活性化用センサと指称する。
【0247】
ターミナルが多数の映像ユニットを含めば、UIACTはターミナルをして、1以上また
は全ての映像ユニットを点けるようにすることができる。すなわち、ターミナルは、UIAC
Tの取得に対応して映像ユニットを点ける作業の未実行または残余ステップのうちの1以
上のステップを実行(または、実行し始め)するので、UIACTがなければターミナル(す
なわち、CPUユニット、運営体系、または、ソフトウェアアプリ)は活性化作業の実行
または映像ユニットを点ける作業などを実行できない場合もある。
【0248】
活性化用入力ユニットは、ターミナルがUIACTであると認知できる制御信号を生成し
、これにより、ターミナルをして活性化作業を実行するようにできる既存の活性化用セン
サを含む。したがって、活性化用入力ユニットは、UIACTに対応して機械的、電気的、光
学的、または、電磁的に駆動し、前記活性化用センサを用いて機械的、電気的、光学的、
または、電磁的制御信号を生成する。ただし、活性化作業の実行が他の作業の実行結果を
条件とする場合、ターミナルは、活性化作業を実行したり映像ユニットを点けるためにUI
ACTを必要としないことがある。一例として、ターミナルはUIACTの受信の有無と関係なし
に、ユーザが認証作業に成功するたびに映像ユニットを点けることができる。
【0249】
ユーザは、多様な時点にUIACTを提供することができ、前記時点の例としては、[1
] UISWI、UITHEN及びUIAUXのうちの一つのサブ入力を提供すると共に、[2]単一の入
力ユニットを操作したり多数の入力ユニットを同時に操作しつつ単一のユーザ入力を提供
すると共に、[3]単一の入力ユニットの相違した部位を順番に操作したり多数の入力ユ
ニットを順番に操作しつつ多数のユーザ入力を順番に提供する時点などがある。ユーザは
、単一の入力ユニット、多数の入力ユニット、または、単一の入力ユニットの2以上の部
位を同時に操作し、UISWI、UIACTまたはUIACTのうちの1以上と共にUIACTを同時に提供す
ることができる。
【0250】
1-13-2.認証用(ユーザ)サブ入力(UI THEN
【0251】
本明細書の多様な(ユーザ)サブ入力のうちの二番目は、[1]認証用(ユーザ)サ
ブ入力」、[2]「認証用サブ入力」、または、[3]簡略にUITHENである。ターミナル
は、[1]UITHENを含むユーザ入力の受信に対応し、または、[2]UITHENの取得に対応
して1以上の認証作業を実行することによりユーザを認証する。ただし、説明の便宜のた
め、認証用(ユーザ)サブ入力を取得する入力ユニットを認証用入力ユニットであると指
称し、認証用入力ユニットのセンサは認証用センサと指称する。
【0252】
ターミナルがユーザ認証に特化した多数の入力ユニットを含む場合、UITHENはターミ
ナルをして、1以上または全ての入力ユニットを駆動するようにできる。ターミナルがUI
THENを受信すれば、ターミナルは認証作業の未実行(または、残余)ステップの1以上の
ステップを実行(または、実行し始め)する。したがって、UITHENがなければ、ターミナ
ル(すなわち、CPUユニット、運営体系、または、ソフトウェアアプリ)は、如何なる
認証作業も実行できない。
【0253】
認証用入力ユニットは、ターミナルがUITHENであると認知できる制御信号を生成し、
かつ、ターミナルが1以上の認証作業を実行するようにできる既存の認証用センサを含ん
でもよい。したがって、認証用入力ユニットは、機械的、電気的、光学的、または、磁気
的に駆動して、認証用センサはUITHENに対応して機械的、電気的、光学的、または、磁気
的制御信号を生成する。しかし、認証作業の実行が異なる作業の実行結果を条件とする場
合、ターミナルは、認証作業の実行のために常にUITHENを必要としなくてもよい。一例と
して、ターミナルがUITHENを含むユーザ入力を受信しない場合にも、ターミナルは、ユー
ザ認証作業を実行することができ、前記の場合の例は、[1]ターミナルがUISWIの取得
に対応してモードを移動するたびに認証作業を実行したり、[2]ユーザが現在モードよ
りさらに広い接近権限が付与された新規モードに移動するたびに認証作業を実行したり、
または、[3]ターミナルが運営体系やソフトウェアアプリの特定の実行順序に従うたび
に認証作業を実行する場合などである。
【0254】
ターミナルは、ユーザと関連した、または、ユーザとは無関係の多様な情報をUITHEN
に使用することができる。一例として、前記UITHENは、ユーザの生体情報であったり、生
体情報に該当したり、生体情報を含んでもよい。前記生体情報の例としては、指紋、手、
手の平、手首、目、紅彩、網膜、耳、鼻、顔、その他の身体部位、血管、血管分布パター
ン、血流量(blood flow rate)、血流パターンなどのような身体部位や前記部位のイメ
ージ、[2]ユーザの前記生体情報を示したり、これと関連した抵抗、電導度、または、
静電容量関連の信号などの電気的信号、[3]ユーザの前記生体情報を示したり、これと
関連した光学的または磁気的信号、[4]音声、フィンガースナップ、拍手などのユーザ
関連の音、または、前記生体情報と関連した音、または、[5]体温、血圧、心電図(EC
G)、心拍数、その他の心臓循環系特性、呼吸回数や音、その他の呼吸系特性、胃腸や腸
運動に関連したその他の消化系特性、EMG、EEG、その他の筋肉及び骨格特性などの
ような多様な生理学的特性がある。またUITHENは、動的生体情報や、動的生体情報に該当
したり、または、動的生体情報を含んでもよく、前記動的生体情報の例としては、[1]
身体部位の動きまたは変位、[2]前記動きまたは変位の速度や、[3]加速度、[4]
前記部位の(2-Dまたは3-D)位置、[5]前記部位によるジェスチャーなどがある。
【0255】
ユーザは、非生体情報をUITHENに使用することもでき、このようなUITHENは、非生体
情報に該当したり、非生体情報であったり、非生体情報を含んでもよく、このような非生
体情報の例としては、暗号やパスコード、ユーザと関連しない(すなわち、非ユーザ)イ
メージ、非ユーザの音、非ユーザの光または非ユーザの音波、または、非ユーザの電磁波
などがある。ターミナルは、自らの静的特性や動的特性をUITHENに使用することができる
。一例として、ターミナルは、自らの特定部位の動き、前記動きの速度や加速度、前記動
きによる変位や位置、前記動きの回数や順序、前記動きの期間または向き(orientation
、一例として、上方、下方、特定の角度に傾くなど)、または、これと関連したその他の
情報を測定し、これをUITHENに使用して認証作業を実行することもできる。したがって、
ターミナルとユーザとの間の合意が存在する限り、ターミナルは如何なる種類の情報もUI
THENに使用することができる。
【0256】
ユーザは、多様な操作を介してターミナルに上述のUITHENを提供することができ、特
に、前記操作の例としては、[1]単一の認証用入力ユニットの単一の部位の操作、[2
]単一の認証用入力ユニットの多数の部位の操作、または、[3]2以上の認証用入力ユ
ニットの2以上の部位の操作などがあり、特に、ユーザは前の[2]や[3]の操作を同
時に、順番に、または、この混合で遂行できる。ユーザは、多様な時点にターミナルにUI
THENを提供することができる。前記時点の例としては、[1]UISWIまたはUIACTのうちの
一つを提供すると同時に、[2]UISWI及びUIACTを全て提供すると同時に、または、[3
]UISWI、UIACT及びUIAUXを全て提供すると同時になどがある。このためにユーザは、[
1]単一のユーザ入力に前記サブ入力を全て含めて、これを単一の入力ユニットに提供し
たり、[2]多数のサブ入力を多数のユーザ入力に含めて、これを単一の入力ユニットに
同時または順番に提供したり、または、[3]多数のサブ入力を多数のユーザ入力に含め
た後、これを多数の入力ユニットに同時または順番に提供することができる。
【0257】
ユーザは、入力ユニットにUITHENを提供するための自発的アクションを実行する「単
一の能動的努力」を遂行することができ、前記自発的アクションの例としては、[1]指
紋関連のUITHENを提供するために認証用入力ユニットの上に指を接触するアクション、[
2]指紋関連のUITHENを提供するために認証用入力ユニットを押圧するアクション、[3
]顔、紅彩、網膜などのイメージに対するUITHENを提供するためにカメラを凝視するアク
ション、または、[4]自らの音声に対するUITHENを提供するためにマイクに話しをする
アクションなどがある。また、ユーザは、UITHENを提供するための多数の自発的アクショ
ンを実行する「自発的反復努力」を遂行することもできる。
【0258】
これとは異なり、ターミナルは、ユーザに自発的アクションを実行するように要求し
ないまま、1以上のUITHENを主導的に取得することもできる。したがって、[1]ユーザ
が自発的にカメラを凝視しなくても、または、[2]ユーザが他人に話しをして、マイク
に向かって自発的に話しをしなくても、ターミナルは、ユーザの目のイメージ、ユーザの
音声、または、周囲環境の音などを受信し、これからUITHENを取得することができる。本
明細書では、この場合、ユーザは入力ユニットにUITHENを提供するために非自発的アクシ
ョンを実行する「単一の受動的努力」を遂行したと見なす。
【0259】
ひとまず、ターミナルの入力ユニットがユーザから(単一の)ユーザ入力を受信すれ
ば、入力ユニットのセンサは前記ユーザ入力からUITHENを取得する。前記UITHENの取得に
対応し、ターミナル(すなわち、ソフトウェアアプリ、プロセッサ、または、運営体系)
は、認証作業のプログラムコードを実行し始めて、現在のユーザがユーザ認証に成功でき
るか否かを決定する。詳しく説明すると、ターミナルは、[1]UITHENをターミナルが格
納しているユーザの生体情報と比較する(前記認証作業の)「比較段階」を実行し、[2
]現在、ユーザが前記ユーザ認証作業を成功または失敗するかどうかを決定する(前記認
証作業の)「決定段階」を実行する。
【0260】
1-13-3.モード移動(ユーザ)サブ入力(UI SWI
【0261】
本明細書のユーザサブ入力の三番目は、[1]モード移動(ユーザ)サブ入力」、ま
たは、[2]「モード移動サブ入力」、[3]これを簡略に表示すればUISWIである。タ
ーミナルは、[1] UISWIを含むユーザ入力受信に対応して、または、[2]UITHENの取
得に対応して、モード移動作業を実行し、これにより、ターミナルを[1]電源が切れた
状態、または、オフ状態の一つのモードから他のモードに移動するようにしたり、[2]
現在モードから新規モードに移動するようにする。ターミナルは、モード移動を後述の「
モード移動時点」に実行することができる。ただし、ターミナル(すなわち、ソフトウェ
アアプリ、プロセッサまたは運営体系)はUISWIの取得に対応してモード移動作業の1以
上の未実行(または、残余)ステップを実行(または、実行し始め)するため、UISWI
なければターミナルはどんなモード移動作業も実行できないこともある。
【0262】
本明細書においてUISWIを受信する入力ユニットは、「モード移動用入力ユニット」
と指称し、前記入力ユニットは「モード移動センサ」を含む。また、セクション1-4の
定義のように本明細書の「モードスイッチング」または「モード移動」は、[1]電源が
切れた状態から特定モードへの移動、[2]オフ状態から特定モードへの移動、[3]オ
ン状態(すなわち、電源が完全に消えておらず、ターミナルは通信が可能であり、映像ユ
ニットが点いている状態)を維持しつつ現在モードから新規モードへの移動、[4]オン
状態の特定モードからオフ状態への移動、または、[5]オン状態の特定モードから電源
が切れた状態への移動などを通称する。
【0263】
モード移動時、ターミナルは「マッチングリスト」を参考にしてUISWIに基づいて新
規モードを選択するものの、前記「マッチングリスト」は特定階層にターミナルやユーザ
が定義した多数の(作業)モードそれぞれを多数のUISWIそれぞれとマッチング(または
、相応)するリストを指称する。ただし、多数のUISWIと多数の(作業)モードはマッチ
ングリストに既に含まれており、したがって、UISWIから新規モードを選択するステップ
は単純にマッチングリストから特定のエントリー(ユーザが提供したUISWI)に相応する
他のエントリー(予め定義された多数のモードのうち、ターミナルが取得したUISWIに相
応するモード)を正確に見つけ出すステップに過ぎない。したがって、マッチングリスト
から正確なエントリーを選択するステップは、UITHENを予め格納された認証情報と比較す
る認証作業の「決定段階」とは異なることもある。なぜならば、ユーザが提供したUITHEN
は不正確であったり、正しくないこともあったり、または、ターミナルが予め格納した認
証情報に相応できないこともあるためだ。
【0264】
ユーザは、多様なUISWIを多様な方法で提供することができる。一例として、[1]
ユーザが前記モード移動用入力ユニットの1以上の動く部位を操作する第1の動きを介し
て、[2]ユーザが1以上の身体部位をモード移動用入力ユニットの1以上の部位と機械
的、電気的、磁気的または光学的に接触させた後、前記接触を維持したまま前記身体部位
を前記入力ユニットの上で移動させる第2の動きを介して、[3]非ユーザ物体と前記入
力ユニットの1以上の部位を機械的、電気的、磁気的または光学的に接触させた後、前記
接触を維持したまま前記物体を前記入力ユニットの上で移動させる第3の動きを介して、
または、[4]1以上のユーザ部位(または、非ユーザ物体)をモード移動用入力ユニッ
トの1以上の部位から一定の距離で前記部位や物体を前記入力ユニットの前記部位に対し
て動く第4の動きを介して、UISWIをターミナルに提供することができる。また、ターミ
ナルは、[1]上の段落の第1~第4の動きの種類、性質またはパターンが変わることに
より、[2]前記第1~第4の動きの程度、大きさまたは振幅が変わることにより、[3
]前記第1~第4の動きの方向が変わることにより、[4]前記第1~第4の動きのうち
少なくとも2以上の動きの順序が変わることにより(ただし、前記2以上の動きは同じ動
きの反復であるか又は互いに異なってもよい)、または、[5]前記第1~第4の動きの
静的または動的特性が変わることにより、相違したUISWIを取得することができる。
【0265】
ユーザは、単一のユーザ入力をモード移動用入力ユニットに提供することによりUISW
Iを提供することができ、この時、前記ユーザ入力は他のサブ入力を含んでもよい。また
は、ユーザは、モード移動用入力ユニットの単一または多数の部位に多数のユーザ入力を
提供することによりUISWIを提供することができ、この時、1以上の前記ユーザ入力はUIS
WIを含んでもよい。または、ユーザは、多数の入力ユニットにUISWIを提供することがで
き、この時、多数の入力ユニットのうちの一つがモード移動用入力ユニットの機能を担当
し、多数のユーザ入力のうちの一つがUISWIを含んでもよい。ユーザが多数のユーザ入力
を同時に提供すれば、如何なるユーザ入力にUISWIを含めるかは重要ではないこともある
。なぜならば、ターミナルはUISWIはもちろん、他のサブ入力も同時に取得することがで
きるためである。ただし、ユーザが多数のユーザ入力を順番に提供する場合、特に、ユー
ザが映像ユニットを点けたりユーザ認証作業を実行しつつ継ぎ目なしにモードを移動しよ
うとする場合、ユーザはUISWIを第1ユーザ入力に含めることができる。
【0266】
ターミナルがUISWIを取得すると同時に、または、その後、入力ユニットの入力セン
サは制御信号を発生し、これをターミナルの他のユニットに伝達する。ターミナルは、前
記マッチングリスト関連の選択ステップの未実行(または、残余)ステップを実行するこ
とができ、「モード移動作業」の残余ステップを実行(または、実行し始め)できる。
【0267】
上述のように、ユーザは、単一の身体部位(または、単一の非ユーザ物体)を操作す
ることによりUISWIをユーザ入力に含めてターミナルに提供する。ターミナルは、上述の
多様な方法でUISWIを取得する。ユーザが2以上の身体部位(または、非ユーザ物体)を
操作して単一のユーザ入力にUISWIを含める場合にも、ターミナルは上述の多様な方法でU
ISWIを取得することができる。
【0268】
単一のユーザ入力の受信(一例として、ユーザが単一の努力を遂行した時)に対応し
てターミナルは多数の(ユーザ)サブ入力を同時に取得することができる。または、ター
ミナルが多数の同時(一例として、ユーザが多数の反復努力を同時に遂行した場合)ユー
ザ入力を受信すれば、これに対応してユーザ入力に含まれた多数のサブ入力を同時に取得
することができる。また、ユーザが多数の順次的ユーザ入力を提供した場合、ターミナル
は多数のユーザ入力に含まれている多数の(ユーザ)サブ入力を同時に取得することもで
きる。後述は、これに対する詳細な説明である。
【0269】
この一番目の実施形態の場合、ユーザは、入力ユニットの1以上の動く部位を押圧し
たり、押したり、枢動させたり、回転させたり、または、その他の方法で前記部位を操作
したり、または、ユーザの身体部位や非ユーザ物体で入力ユニットの1以上の動く部位ま
たは固定された部位をタッチしたり接触することができる。入力ユニットは、これに対応
して単一のユーザ入力を受信し、これから1以上の(ユーザ)サブ入力を同時にまたは順
番に取得することができる。このような構成と本セクションの後述の多様な方法は、本明
細書の他のサブ入力にも適用される。
【0270】
言い換えれば、単一のユーザ入力は、ユーザが単一または多数のアクションを実行し
なければならない単一の努力による結果として、この例は、[1]ユーザが指や他の身体
部位を入力ユニットの1以上のセンサに近く位置させる時、[2]ユーザが指紋、紅彩、
または、その他の生体情報を提供することにより、認証用入力ユニットの認証用センサを
活性化させる時、[3]ユーザが入力ユニットの動きは(または、固定された)部位を接
触したり、または、押圧する時、または、[4]ユーザがターミナルを起こす(すなわち
、映像ユニットを点ける)ために入力ユニットの触覚センサ、または、その他の活性化用
センサを活性化させる時などである。すなわち、ユーザが能動的に多数のアクションを実
行しても、微細な時間単位で見れば、前記多数のアクションは順番に発生し得る。
【0271】
一例として、ユーザが入力ユニットの第1部位を押圧してUISWIを提供し、同時に相
違した入力ユニットの第2部位を接触してUITHENを提供した後、ユーザは第2部位から指
を離した後、[1]同一の入力ユニットの同一の第2部位や相違した第3部位を再び接触
(すなわち、二番目の接触)してUIAUXを提供したり、または、[2]相違した入力ユニ
ットの特定の部位を再び接触(すなわち、二番目の接触)してUIAUXを提供することがで
きる。この場合、[1]ユーザが指を離し、二番目の接触を実行する間、ユーザが前記押
圧を続けて維持する場合、または、[2]前記押圧と二番目の接触との間に時間的重複が
ある場合、前記多数の努力と多数のユーザ入力とは依然として「単一のユーザ入力」に該
当する。
【0272】
この二番目の実施形態において、ターミナルは、多数のユーザ入力を順番に、かつ、
時間的重複なしに受信することができる。しかし、前記ターミナルは、多数の(ユーザ)
サブ入力を同時に取得することができる。一例として、[1]前記一番目の実施形態の操
作中にユーザが全ての身体部位、または、全ての非ユーザ物体を入力ユニットの1以上の
部位から分離させたり(または、離したり)、または、[2]前記操作を完了する前にユ
ーザが全ての身体部位、または、全ての非ユーザ物体を入力ユニットの前記部位から分離
させれば、ターミナルは多数の順次的ユーザ入力を受信することになる。ターミナルがこ
のように順次的ユーザ入力を受信する場合にも、[1]ターミナルが全ての順次的ユーザ
入力を受信した後に多数のサブ入力を取得し始めたり、または、[2]ターミナルが特定
の(ユーザ)サブ入力の受信を条件として他の(ユーザ)サブ入力を取得する場合、ター
ミナルは前記多数のサブ入力を同時に取得することもできる。
【0273】
すなわち、ユーザがUISWIを特定のユーザ入力に含めたまま多数のユーザ入力を1以
上の入力ユニットに同時に提供すれば、ターミナルは、上述の多様な方法に従ってUISWI
を受信することができる。一例として、ユーザは、第1入力ユニットを操作した後、一定
期間が過ぎれば同一または相違した入力ユニットを操作することができ、これにより、ユ
ーザは時間的に重ならない多数のユーザ入力を順番に提供することができる。しかし、タ
ーミナルは、ユーザが全てのユーザ入力の提供を完了する時までサブ入力の取得を開始し
ないことがある。その後、ターミナルが前記サブ入力を取得し始める場合、前記ターミナ
ルは多数のサブ入力を同時に取得することができる。
【0274】
また、他の例の場合、ユーザが入力ユニットの第1部位を接触し、自らの身体部位を
前記第1部位から離し(一例として、UITHENの提供)、その後、同一または相違した入力
ユニットの第2部位を押圧すれば(一例として、UIACTの提供)、ユーザはこのような多
数の努力を介して多数のユーザ入力を提供することができる。この場合、ターミナルは、
ユーザが入力ユニットから身体部位を離す前に第1サブ入力を取得することができ、ユー
ザが入力ユニットを押圧した後に第2サブ入力を取得することができる。ただし、[1]
ユーザが1.5秒、1.0秒または0.5秒以内に第2入力ユニットの第2部位を押圧す
る場合、または、[2]前記サブ入力の取得時点がターミナルのクロック周期の上下や以
上のクロック周期で重なる場合、ターミナルは前記サブ入力は同時である。
【0275】
一般的に、多数のユーザ入力の同時提供または多数の(ユーザ)サブ入力の同時含有
は重要であり得、なぜならば、ターミナルで多数の作業を継ぎ目なしに実行するにあたっ
て、多数のユーザ入力の同時受信または多数のサブ入力の同時取得が役に立つためである
。しかし、この反対も成立し得るところ、ターミナルが多数の(ユーザ)サブ入力を同時
に取得できる場合にも、ターミナルはサブ入力を順番に取得することができる。一例とし
て、第2(ユーザ)サブ入力に基づいた第2作業の実行が第1(ユーザ)サブ入力に基づ
いた第1作業の実行結果を条件とする場合、第1サブ入力及び第2サブ入力の同時取得の
有無は、ターミナルの継ぎ目のない特性の維持に必須ではないためである。したがって、
ターミナルは継ぎ目のない特性を妨害せずに、前記第1サブ入力と第2サブ入力を順番に
取得することもできる。
【0276】
1-14.入力ユニット
【0277】
本明細書において、「入力ユニット」は、ターミナルのメインシステムのハードウェ
ア要素として、上述の第1~第9類型ユーザ入力のうちの1以上を受信する機能を担当す
る。また、既存の機械的、電気的、磁気的または光学的機器が、[1]多様なユーザ入力
のうちの1以上を受信できたり、及び、[2]前記ユーザ入力に含まれている1以上の(
ユーザ)サブ入力を取得できる1以上の既存のセンサを含む限り、ターミナルは、前記既
存の機器を入力ユニットとして使用することができる。
【0278】
特定の入力ユニットがUIACTを受信するように指定されれば、前記入力ユニットを「
活性化用入力ユニット」といい、前記入力ユニットは1以上の活性化用センサを含む。特
定の入力ユニットがUITHENを受信するように指定されれば、前記入力ユニットを「認証用
入力ユニット」といい、前記入力ユニットは1以上の認証用センサを含む。また、特定入
力ユニットがUISWIを受信するように指定された場合、前記入力ユニットを「モード移動
用入力ユニット」といい、前記入力ユニットは1以上のモード移動センサを含む。ターミ
ナルは、上述の活性化作業、認証作業またはモード移動作業以外の作業を実行するための
サブ入力を含むユーザ入力を受信できる追加入力ユニットを含んでもよく、このような入
力ユニットを「補助入力ユニット」と指称し、前記補助入力ユニットは補助(ユーザ)サ
ブ入力(UIAUX)を取得するための1以上の補助センサを含む。
【0279】
入力ユニットは、ユーザ入力を直接受信したり、サブ入力を直接取得したり、または
、ユーザ入力を受信した後、これから1以上のサブ入力を抽出することによりサブ入力を
取得することもできる。すなわち、ターミナルは、ユーザ入力受信時点とサブ入力取得時
点との間の時間的空白の有無により、[1]ユーザ入力受信と同時にサブ入力を取得した
り、[2]ユーザ入力を受信した後、順番にサブ入力を取得することができる。または、
第1入力ユニットがユーザ入力を受信すれば、第2入力ユニットが前記入力からサブ入力
を抽出することにより、サブ入力を取得することができる。
【0280】
入力ユニットのセンサは、1以上のユーザ入力から1以上の(ユーザ)サブ入力を取
得し、これにより、入力ユニットは一般的にユーザ入力に含まれたサブ入力の数と同じ数
のセンサを含んでもよい。もちろん、入力ユニットはユーザ入力に含まれたサブ入力の数
より少ない数のセンサのみを含んでもよく、このような場合の例としては、[1]ターミ
ナルが単一のサブ入力取得に対応して多数の作業を実行する場合、または、[2]ターミ
ナルが第1作業の実行結果を条件として第2作業を実行する場合などである。
【0281】
ターミナルが多数の入力ユニットを用いて多数のサブ入力を取得する場合、それぞれ
の入力ユニットは、単一または多数のセンサを含んでもよい。または、ターミナルは1つ
の入力ユニットで1つのサブユニットを取得したり(すなわち、1対1)、1つの入力ユ
ニットでn個のサブ入力を取得したり(すなわち、1対n)、m個の入力ユニットで1個
のサブ入力を取得したり(すなわち、m対1)、または、m個の入力ユニットでn個のサ
ブ入力を取得する(すなわち、m対n)ことができ、この時、mとnは自然数として、m
はnより大きいか、小さいか、または、同じであってもよい。
【0282】
入力ユニットの類型と属性により、または、ターミナルが作業を実行するのに必要な
ユーザ入力の数により、入力ユニットは、ユーザが直接的または間接的に前記ユニットの
1以上の部位を操作する時にユーザ入力を受信することができる。一例として、ターミナ
ルは単一の入力ユニットを含み、[1]同一または類似の類型の多数のユーザ入力を受信
したり、[2]相違した類型の多数のユーザ入力を受信したり、[3]前の[1]及び[
2]の組み合わせ形態のユーザ入力を受信することができる。これとは異なり、ターミナ
ルは、多数の相違または同一の種類の入力ユニットを含み、相違した類型のユーザ入力を
受信したり、または、相違した入力ユニットを用いて相違した類型のサブ入力を同時また
は順番に取得することができる。
【0283】
また、ターミナルの多様なハードウェア要素のうち上述の第1~第5類型ユーザ入力
のうちの1以上を受信できる如何なる要素も入力ユニットとして使用することができ、本
明細書では、このようなハードウェア要素も入力ユニットと見なす。すなわち、ターミナ
ルがタッチスクリーン、ジャイロスコープ、力変換器などのハードウェア要素を含む場合
、前記要素を別途の入力ユニットとして使用することができる。一例として、[1]ター
ミナルはタッチスクリーンを用いてUITHENを取得したり、[2]ジャイロスコープを用い
てユーザ位置、動き、ジェスチャーなどを感知してこれからUISWIを取得したり、[3]
力変換器を用いて入力ユニットに加えられる力の大きさを測定した後、これからUIACT
取得することができる。または、前記センサは、上述と相違した方法でサブ入力を取得し
たり、前記位置、動きまたは力の測定値からサブ入力を取得することもできる。
【0284】
ターミナルは、多様な既存の入力ユニットを活用することができ、前記既存の入力ユ
ニットは、AT&T所有の米国登録特許第5,463,388号、アップル所有の米国登録特許第7,479
,949号、第8,392,340号及び第8,542,206号、サムスン電子所有の米国登録特許第8,279,18
2号、LG電子所有の米国登録特許第8,554,275号などである。これ以外の他の既存の入力
ユニットも本明細書の多様なターミナルに装着することができる。
【0285】
1-15.(ソフトウェア)アプリケーション(または、アプリ)
【0286】
本明細書においてターミナルのメインシステムの「ソフトウェア要素」とは、[1]
メイン運営体系、[2]メイン(ソフトウェア)アプリケーションなどを通称する。「ソ
フトウェア要素」は、「接近可能ソフトウェア要素」と同じ意味を有し、特に、コンピュ
ータ命令語またはコンピュータプログラムセットを意味する。本明細書において「(ソフ
トウェア)アプリケーション」、または、簡略に「アプリ」は、ターミナルのソフトウェ
ア要素のうちの一つであり、[1]特定の作業を実行したり、[2]特定の機能を遂行す
るように設計されたコンピュータ命令体系(または、コンピュータプログラム)セットを
意味する。(ソフトウェア)アプリは、CPUユニット、運営体系または他のアプリによ
って駆動されてもよく、前記(ソフトウェア)アプリを駆動することにより、特定の作業
が実行されたり特定の機能が実行される。また、(ソフトウェア)アプリを駆動すれば、
1以上のハードウェア要素が駆動されてもよい。
【0287】
本明細書において「(ソフトウェア)アプリケーション」または「アプリ」には、運
営体系が含まれないものと定義し、したがって、前記アプリは運営体系と相違したものと
定義する。ターミナルのメーカーまたは配給会社は、ターミナルの販売前に1以上のアプ
リを前記ターミナルに装着することができる。または、ユーザは、ターミナルを購入した
後に1以上のアプリをダウンロードすることができる。また、運営体系またはターミナル
に既に装着されたアプリもやはり、外部メモリ機器またはウェブサイトなどから新規「ア
プリ」をダウンロードすることができる。
【0288】
前記アプリはユーザに多様な「オプション」を提供し、これにより、ユーザは相違し
た作業を実行したり、相違した機能を遂行するために相違したオプションを選択すること
ができる。したがって、ターミナルがユーザに特定のアプリを駆動できる接近権限を付与
する時、ターミナルはユーザが現在のターミナルを駆動するモード(すなわち、現在モー
ド)、または、前記モードに付与した接近権限に基づいてユーザをして全てのオプション
を使用できるように許容したり、制限されたオプションのみを使用するように許容するこ
とができる。
【0289】
1-16.作業実行
【0290】
本明細書において、[1]メインシステムの多様なハードウェア要素やソフトウェア
要素を「駆動」する主体はターミナルであり、[2]メイン(または、ロック)システム
を用いて多様な作業を「実行」する主体もターミナルである。特に、ターミナルの運営体
系、1以上のアプリ、CPUユニットなどを駆動すればターミナルは多様な作業を実行で
きることになる。説明の便宜のため、本明細書の「ターミナル」とは、自らの運営体系、
(ソフトウェア)アプリケーションまたはCPUを通称するものとする。したがって、タ
ーミナルは、CPU、運営体系やアプリの1以上の部分を駆動して作業を実行する。説明
の便宜のため、「作業を実行する」という語句は、「1以上の作業を実行する」または「
1以上の所定の作業を実行する」と同じ意味を有するものとする。
【0291】
上述の「作業実行」には、多数のステップのうちの1以上のステップが含まれ、前記
ステップの例としては、[1]ターミナルに格納されていたデータを回収する(1以上の
)ステップ、[2]作業実行に関連したシステムセッティング、ユーザセッティング、ま
たは、ユーザ選好度などを回収する(1以上の)ステップ、[3]揮発性または非揮発性
メモリユニットに対する削除作業、ロック作業を実行して得た「結果物」の少なくとも一
部分に対する削除作業、電力供給装置の稼動などのように、特定の作業の実行のために1
以上のハードウェア要素を準備する(1以上の)ステップ、[4]ハードウェア要素に電
力を供給する(1以上の)ステップ、[5]特定の機能を遂行するためのハードウェア要
素の操作、または、ソフトウェア要素のコンピュータ命令語の実行などハードウェア要素
やソフトウェア要素を駆動する(1以上の)ステップ、[6]前記要素を駆動して得たデ
ータを格納する(1以上の)ステップ、または、[7]前記駆動によって得た結果を格納
したり、活用したり、削除する(1以上の)ステップなどがある。
【0292】
このため、ターミナルは多様な構成で製作することができ、一例として、ターミナル
は、[1]メイン(または、ロック)システムのメモリユニットから特定のデータ(また
は、「結果」)を回収したり、[2]ハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動する前
に、メイン(または、ロック)システムのメモリユニットを消したり、[3]1以上のハ
ードウェア要素に電力を供給することにより、前記要素が作業実行できるように準備した
り、[4]コンピュータ命令語セットを実行して、[4-1]1以上のソフトウェア要素
を駆動したり、または、[4-2]コンピュータ命令語を2以上の部分に分けた後、前記
の部分を同時に、順番に、または、この混合で実行したりすることにより、1以上のソフ
トウェア要素を駆動することができる。前記相違点にもかかわらず、ターミナルが作業実
行のために必要な(ソフトウェア)アプリの未実行(または、残余)ステップを実行しな
い限り、前記作業は「中止」されているものと見なすことができる。
【0293】
ターミナルがユーザ入力を受信すれば、これに対応して1以上のハードウェア要素、
または、ソフトウェア要素を駆動(または、駆動し始め)して、1以上の作業を実行(ま
たは、実行し始め)する。または、ターミナルは、第1ユーザ入力の受信に対応して第1
ハードウェアまたはソフトウェア要素を駆動し、第2作業を実行するための第2ユーザ入
力を受信しなくても自動的に(または、主導的に)第2作業を実行することができる。一
例として、ターミナルは、第1要素を駆動して第1作業を実行した時、特定の結果物を得
た場合に限って、第2要素を駆動して第2作業を実行するようにできる。本明細書におい
て、このような構成を指称して、第1要素を駆動して第1作業を実行することを「条件と
して」、第2要素を駆動して第2作業を実行すると表現する。
【0294】
本明細書において、ターミナルは、[1]ユーザ入力の受信と同時に(すなわち、前
記受信に対応して)、または、[2]1以上のサブ入力の取得に対応して(すなわち、前
記取得と同時に)、ハードウェアまたはソフトウェア要素を駆動することができる。一例
として、ターミナルは、UIACTに対応して活性化作業を実行したり、UITHENに対応して認
証作業を実行したり、または、UISWIに対応してモード移動作業を実行することができる
。また、単一のユーザ入力が多数のサブ入力を含んでもよいため、ターミナルは、単一の
ユーザ入力の受信に対応して多数の要素を駆動したり、または、多数の作業を実行するこ
とができ、この時、前記多数の要素または作業は、互いに同一であっても相違してもよい
【0295】
1-17.単一画面とモード移動作業
【0296】
本明細書において、「1以上のモード移動作業を実行する」または「モード移動作業
を実行する」は、簡略に「モード移動」または「モードスイッチング」と同じ意味を有す
るものとする。上述したように、モード移動とは、階層が実際に定義した現在モードにて
同一の階層が実際に定義した新規モードに移動する作業である。したがって、前記現在ま
たは新規モードには同一の階層が実際に定義した全てのモードはもちろん、オフ状態、電
源が切れた状態も含まれる。前記現在モードや新規モードにはオン状態も内在的に含まれ
るところ、その理由は、ロックモード、中級モード及び解除モードは全てオン状態である
ためだ。また、現在モードまたは新規モードは始動状態も含むところ、その理由は、ロッ
クモード、中級モード及び解除モードは全て始動状態であるためだ。
【0297】
「モード移動」または「モード移動作業を実行する」には多様なステップが含まれて
もよく、前記ステップの例としては、[1]モード移動作業を開始するステップ、[2]
特定階層に定義されている多数のモードを含むマッチングリストからUISWIに相応する1
以上の新規モードを選択するステップ、[3]UISWIがマッチングリストの多数のモード
のうち、如何なるモードにも相応しない場合、特定のアクションを実行するステップ、[
4]現在モードから新規モードに移動するステップ、及び、[5]モード移動作業の実行
を完了するステップなどがある。
【0298】
一般的に、ターミナルは多様なモード移動作業を多様な方法で実行することができ、
説明の便宜のため、多様なモード移動の作業は下の要因を考慮していくつかに分類するこ
とができる。前記要因の例としては、[1]モード移動前、ターミナルが電源が切れた状
態(powered-off state)に、それとも始動状態(powered-on state)にあるかどうか、
[2]モード移動前、ターミナルの映像ユニットが消えているかどうか(すなわち、オフ
状態)、それとも点いているかどうか(すなわち、オン状態)、または、[3]ターミナ
ルがモード移動と連動して(すなわち、モード移動前、モード移動後、または、モード移
動と同時に)ユーザ認証作業を実行するか否かなどである。
【0299】
これに対する一番目の実施形態の場合、オフ状態のターミナルがUISWIを含むユーザ
入力を受信した場合、ターミナルはこれに対応してUISWIに基づいて新規モードに移動す
ることができる。この時、マッチングリストは、ターミナルが定義する全てのUISWIそれ
ぞれを特定階層で定義する全てのモードそれぞれと相応するようにし、前記新規モードは
、前記マッチングリストにおいてUISWIに相応するモードである。本明細書ではこのよう
なモード移動を「第1類型モード移動」と指称することにする。
【0300】
しかし、ターミナルがユーザ認証を実行すれば、ターミナルは前記認証の結果に従っ
て相違したモードに移動することができる。一例として、ユーザが認証に成功すれば、タ
ーミナルは解除モードに移動し、映像ユニットに解除(または、ホーム)画面を表示する
ことができる。しかし、ユーザが認証に失敗すれば、ターミナルは、[1]ロックモード
、または、これとは相違した基本設定モードに移動してロック(または、基本設定)画面
を表示したり、または、[2]映像ユニットに如何なる画面も表示しないままオフ状態に
留まることもある。
【0301】
この時、ターミナルは、ユーザ入力からUITHENをまず取得し、その後、ユーザが認証
に成功する場合に限ってUISWIを取得することができる。これとは異なり、ユーザの認証
成功の如何とは関係なしに、ターミナルはUITHEN及びUISWIを同時に取得することもでき
る。
【0302】
他の実施形態の場合、ターミナルがオン状態でUISWIを含むユーザ入力を受信すれば
、ターミナルはこれに対応して前記マッチングリストからUISWIに相応する新規モードを
選択した後、現在モードから新規モードに移動することができる。本明細書では、このよ
うなモード移動を「第2類型モード移動」と指称することにする。
【0303】
ターミナルがユーザ認証を導入する場合、ターミナルは前記認証結果に従って多様な
新規モードに移動することができる。一例として、ユーザが認証に成功すればターミナル
は解除モードに移動し、映像ユニットに解除画面またはホーム画面を表示することができ
る。しかし、ユーザが認証に失敗すれば、ターミナルは、[1]ロックモードまたはこれ
とは相違した基本設定モードに移動して、ロック画面やこれとは相違した基本設定画面を
表示したり、[2]現在モードがロックモードである場合にロック画面を表示し、続けて
ロックモードに留まったり、または、[3]映像ユニットを消してオフ状態に移動するこ
とができる。これとは異なり、ターミナルは、ユーザ入力からUITHENをまず取得し、ユー
ザが認証に成功する場合に限ってUISWIを取得することができる。または、ターミナルは
ユーザの認証成功の如何とは関係なしに、UITHEN及びUISWIを同時に取得することもでき
る。
【0304】
1-18.多数画面とモード移動作業
【0305】
セクション1-17の多様なモード移動作業は、主にターミナルが単一の映像ユニッ
トを駆動し、単一の画面または単一のウインドウを表示するケースに該当する。したがっ
て、ターミナルは、特定階層が定義したモードの数とは関係なしに、ユーザが一度に一つ
のモードずつ留まって多様な作業を実行するようにできる。その結果、ユーザが現在モー
ドから新規モードに移動するたびに、ユーザは、現在モードでのみ実行可能な作業は、新
規モードではこれ以上実行できなくなる。しかし、ターミナルが単一または多数の映像ユ
ニットに多数の画面やウインドウを表示する場合、ターミナルは、ユーザがセクション1
-17とは相違した方法でターミナルを駆動できるように許容することができる。
【0306】
これに対する一番目の実施形態のターミナルは、ユーザが駆動できる2以上の画面を
提供し、したがって、ユーザは、第1画面ではロック(または、中級)モードで作業を実
行し、第2画面では解除モードで同一または相違した作業を実行するようにできる。この
ような構成のターミナルは、上述及び後述の多様なモード移動が可能になる。したがって
、ユーザは、モード移動用入力ユニットにUISWIを提供することにより、第1モードで駆
動する第1画面から第2モードで駆動する第2画面に移動できるようになる。これとは異
なり、ユーザは、既存のタッチスクリーン形態の映像ユニットの上で身体部位を動かした
り、または、タッチ形態でない映像ユニットの場合、カーソルを操作することによって新
規モードを選択することができる。
【0307】
すなわち、ユーザは、コンピュータ駆動時にマウスを操作することにより、あるウイ
ンドウから他のウインドウに移動して作業するように、ターミナルのある画面から他の画
面に移動して多様な作業を実行することができる。ターミナルは、このような構成を用い
てロック(または、中級)システムをメインシステムから完全にまたは部分的に隔離させ
ることにより、ターミナルのメインシステムのセキュリティを向上させ、完全性を向上さ
せることができる。したがって、ロック(または、中級)システムに格納されたり残留す
る「結果物」がメインシステムを汚染させたり、メインシステムに悪影響を及ぼさないよ
うに防止することができる。前記構成にもかかわらず、メインシステムに格納された個人
的データを保護できない場合が発生し、その理由は非認証ユーザがロック(または、制限
的)モードに侵入した後、同一の他の画面に表示された、すなわち解除(または、非制限
的)モードで駆動される特定の画面に表示された内容をのぞくことができるためである。
【0308】
したがって、ターミナルは、削除(または、部分削除)作業を多様な時点に実行する
ことができる。一例として、ターミナルは、ユーザが(第1モードで駆動し、第1接近権
限が付与された)第1画面から(第2モードで駆動し、第1接近権限よりさらに広い第2
接近権限が付与された)第2画面に移動するたびに、削除(または、部分削除)作業を実
行できる反面、第2画面で前記第1画面に移動する場合には、削除(または、部分削除)
作業を実行しないことがある。または、ターミナルは、各モードに付与された接近権限と
は関係なしに、ユーザがモードを移動するたびに、削除(または、部分削除)作業を実行
することができる。または、ターミナルは、ユーザがロック(または、中級)モードで駆
動して画面を閉じたり、または、ウインドウを終了するたびに、削除(または、部分削除
)作業を実行することもできる。ターミナルは、ユーザに削除(または、部分削除)作業
実行前に、この実行を確認するように要求したり、要請することができる。また、ターミ
ナルは、前記削除(または、部門削除)作業と異なる作業の実行を同期化することができ
、このような場合は、ターミナルが前記同期化を具現することが容易だったり、ユーザが
削除(または、部分削除)作業を容易に遂行できる場合などである。
【0309】
多数の画面を表示するターミナルは、ユーザが画面を移動する場合、ユーザ認証作業
を実行することができる。特に、ロック(または、中級)モードから解除モードに移動す
る場合、ターミナルは、ユーザが解除モードに移動できる接近権限を保有したかどうか確
認するために、認証作業を実行することができる。
【0310】
また、映像ユニットに表示された1以上の画面がロック(または、中級)モードで駆
動される画面である場合、または、前記画面がロック(または、中級)モードでロック(
または、中級)作業を実行しようとするユーザが選択する画面の場合、ターミナルは、ユ
ーザが一時的に前記画面を最小化にするようにできる。この構成の場合、ターミナルは、
多様な削除時点に前記削除(または、部分削除)を実行することができる。
【0311】
ユーザは、ロック(または、中級)作業を実行する時、多様な理由で多数の画面のう
ちの一つを最小化にすることができる。一例として、ユーザがロック(または、中級)モ
ードの画面を最小化にするが、追って前記ロック(または、中級)モードで作業を再び実
行することを所望する場合、ターミナルは、削除(または、部分削除)作業を実行しない
ことがある。または、ユーザが前記画面を最大化する場合、ターミナルは、追加ユーザ認
証作業を実行することができる。これとは異なり、ユーザが特定の結果物を次の作業や次
のステップで再び使おうとする場合、ターミナルは、画面を最小化にする前にユーザに前
記(格納予定)結果物を格納するように要求することができる。
【0312】
削除(または、部分削除)作業と画面移動作業に対する上述の同期化は、解除画面の
場合にも適用されてもよい。すなわち、解除モードでターミナルを駆動するユーザが既に
認証されたユーザだとしても、前記画面と削除(または、部分削除)作業の同期化はター
ミナルのメインシステムのセキュリティをさらに強化し、完全性も向上させるのはもちろ
ん、メインシステムに格納された個人情報の保護も強化できるためである。
【0313】
1-19.認証作業
【0314】
本明細書において「1以上の認証作業を実行する」または「認証作業を実行する」と
いう語句は、「ユーザ認証(をする)」または「認証(する)」と同じ意味を有する。ま
た、本明細書において「認証作業」は、ターミナルが、[1](現在)ユーザが認証され
たユーザなのか、[2](現在)ユーザがターミナルのメインシステムの特定のハードウ
ェア要素やソフトウェア要素を駆動する接近権限があるのか、[3](現在)ユーザが特
定作業を実行できるのか、または、[4](現在)ユーザが特定のハードウェアまたはソ
フトウェア要素を駆動して特定のオプションを使用できるのか、などを決定する作業を指
称する。このため、ターミナルは、(現在)ユーザから取得したUITHENをターミナルに既
に格納されている認証情報(一例として、既に格納されているUITHEN)と比較することが
できる。
【0315】
認証作業は、後述の多数のステップのうちの1以上のステップを含み、前記ステップ
の例としては、[1]認証用入力ユニットと認証用センサの駆動を準備する1以上のステ
ップ、[2]認証用入力ユニットを用いてユーザ入力を受信する1以上のステップ、[3
]認証用センサを用いてユーザ入力からUITHENを取得する1以上のステップ、[4]取得
したUITHENをターミナルに予め格納されたUITHENまたは他の認証情報と比較する1以上の
ステップ、[5]ユーザが認証作業に成功するかどうか(すなわち、パス)、または、失
敗するかどうか(すなわち、失敗)を決定する1以上のステップ、または、[6]認証作
業を終了する1以上のステップなどがある。また、前記認証作業は、上の段落の[1]~
[6]と関連した「格納予定結果物」を使用可能なメモリユニット(または、セクタ)に
臨時的に、または、永久的に格納する1以上のステップを含んでもよい。一例として、タ
ーミナルは、[1]取得したUITHEN、[2]取得したUITHENと予め格納されたUITHENとの
相違、または、[3]成功または失敗などの認証作業結果などを格納することができる。
前の[1]~[3]は、テキスト、ファイル、フォルダなどの形態を有してもよく、前の
[1]~[3]を通称して「結果物」と指称してもよい。
【0316】
ターミナルは、単一の認証作業のみを実行したり、多数の認証作業を同時または順番
に実行することができる。または、ターミナルは、指紋認証作業、顔面認証作業、手(ま
たは、手の平)認証作業、紅彩(または、網膜)認証作業、音声認証作業、血管パターン
認証作業、または、その他の生体情報を用いた認証作業などを実行するために、多数の認
証用センサを含んでもよい。
【0317】
ターミナルは、認証作業を実行するために、上述とは相違した構成を有してもよい。
一例として、[1]ターミナルは、映像ユニットを点けて(または、点け始めて)1以上
の認証用センサの駆動を準備したり、または、[2]ターミナルは映像ユニットが続けて
消えているオフ状態で前記認証用センサの駆動を準備することができる。ターミナルは、
UITHENまたは他のサブ入力の取得と同時に(すなわち、前記取得に対応して)認証用セン
サの駆動を準備することができる。これとは異なり、ターミナルはUITHENを取得した後、
認証用センサの駆動を準備することもできる。その後、ターミナルは、UITHENを用いたり
、ユーザ入力から他の認証用情報を抽出して認証作業を実行することができる。
【0318】
このような構成上の相違とは関係なく、[1]ターミナルがユーザ入力を受信する時
まで、[2]ターミナルがUITHENを取得する時まで、[3]ターミナルがその他の(ユー
ザ)サブ入力を取得する時まで、または、[4]映像ユニットが消えている限り、本明細
書では「認証作業」は中止されているものと見なす。言い換えれば、[1]ターミナルが
ユーザ入力を受信したりUITHENを取得する時まで、または、[2]映像ユニットが消えて
いる限り、認証作業の1以上の未実行(または、残余)ステップは実行されないものと見
なされる。したがって、ターミナルがUITHEN(または、他のサブ入力)を受信する前、ま
たは、映像ユニットが消えている限り、認証作業は中止状態にあるものとする。
【0319】
ひとまず、UITHENを取得したターミナルは、これに対応して認証作業の1以上の前記
未実行(または、残余)ステップを実行(し始め)して、ターミナルは中止されていたユ
ーザ認証作業を実行することができる。したがって、前記未実行または残余ステップを実
行することにより、ターミナルは、認証作業に割り当てられた特定の機能を遂行すること
ができる。
【0320】
ターミナルは、多様な生体情報または非生体情報をUITHENに使用することができ、前
記生体情報の例としては、カメラやスキャナなどターミナルのイメージ確保ユニットを用
いて確保できるユーザ身体部位(一例として、指紋、手、手の平、手首、紅彩、網膜、目
、耳、鼻、顔、その他の部位、血管、血管分布のパターンなど)、または、このイメージ
などがある。前記生体情報の追加例としては、ユーザ身体部位の電気的または磁気的特性
として前記部位の電気電導度などがその例であり、これに対する詳細な内容は上述と同じ
である。
【0321】
生体情報の他の例としては、ユーザ(または、他人)の音声やユーザ(または、他人
の)生理学的特徴などがあり、後者の例としては、心臓循環器の特性(一例として、平均
血圧、特定の部位の血圧、心拍数など)、呼吸器の特性(一例として、呼吸回数、呼吸の
音など)、消化器の特性(一例として、胃腸や内蔵の動き)、または、その他の生理学的
特徴、状態などがある。このため、ターミナルは、前記生体情報を測定する既存の圧力セ
ンサ、流量センサ、温度計などを使用することができる。
【0322】
前記生体情報のまた他の例としては、ユーザの身体部位の動き、または、変位、前記
動きの速度や加速度、2-Dまたは3-D空間における位置、ジェスチャーなどのような
ユーザの動的生体情報がある。これとは異なる既存の非生体情報もユーザ認証に使用され
てもよく、前記非生体情報の例としては、パスワード、パスコード、パスジェスチャー、
動きのパターンなどがある。
【0323】
1-20.活性化作業
【0324】
本明細書において「活性化作業」とは、ターミナルがオフ状態からオン状態に移動(
し始める)する作業を指称し、前記オフ状態は、ターミナルが始動状態にあり通信が可能
であるが、映像ユニットが消えている状態を、前記オン状態は、ターミナルが始動状態に
あり、通信も可能であり、映像ユニットも点いている状態を意味する。したがって、活性
化作業は、映像ユニットをオフ状態からオン状態に移動(し始め)する作業として、[1
]映像ユニットが消えている状態から映像ユニットを点ける作業、または、[2]映像ユ
ニットをオフ状態からオン状態に移動する作業と同一である。
【0325】
したがって、「活性化作業を実行する」は「映像ユニットが消えた状態から映像ユニ
ットを点ける作業を実行する」と同一である。すなわち、「活性化作業を実行する」は「
映像ユニットを点ける」と同じ意味を有する。
【0326】
「活性化作業」または「映像ユニットを点ける作業」は、下の多数のステップのうち
の1以上のステップを含み、前記ステップの例としては、[1]活性化用(ユーザ)サブ
入力(UIACT)、または、相違した(ユーザ)サブ入力を取得する1以上のステップ、[
2]映像ユニットの電気スイッチを消すステップ、または、映像ユニットを点けるために
待機させるステップ、[3]映像ユニットに電流を供給するステップ、[4]映像ユニッ
トがオフ状態から点くようになれば、前記ユニットに表示する基本設定画面を選定するス
テップ、または、[5]ターミナルがモードを移動すれば、現在の画面に新規画面を覆い
被せたり、現在の画面を新規画面に代替するステップなどがある。ターミナルは、他の構
成で映像ユニットを点けることもできる。一例として、ターミナルは、[1]映像ユニッ
トが消えた状態で映像ユニットが点けば映像画面に表示する画面を予め準備することによ
り、映像ユニットが点くと同時に画面を表示できるようにしたり、[2]UIACTを取得し
た後(これに従って)映像ユニットに表示する画面を選択したり、[3]ウェブサイトや
クラウドなどの外部ソースや外部機器から映像ユニットに表示する画面を受信したり、ま
たは、[4]予め選定した画面を無作為に、または、特定の順序で映像ユニットに変更す
ることができる。
【0327】
前記詳細な構成上の相違と関係なく、本明細書では映像ユニットが消えている限り、
「活性化作業」は中止されているものと見なす。すなわち、映像ユニットが消えている限
り、活性化作業の1以上の未実行(または、残余)ステップは実行されない。したがって
、映像ユニットが消えている限り、活性化作業または映像ユニットを点ける作業は中止状
態にあるものとする。
【0328】
ターミナルは、映像ユニットを点ける時点と異なる作業実行と関連した時点を同期化
することができる。本明細書において「活性化時点」とは、映像ユニットを点ける時点を
意味し、ターミナルは映像ユニットを点ける活性化作業を、[1]UIACTを含むユーザ入
力の受信と同時に実行したり、[2]UIACTを含まない相違したユーザ入力の受信と同時
に実行したり、[3]前の[1]や[2]のユーザ入力の受信直後に実行したり、[4]
前の[1]や[2]のユーザ入力受信後、しかし、ユーザが次のユーザ入力を提供する前
に実行したり、[5]ユーザ認証作業の実行と同時に実行したり(一例として、ユーザが
認証作業に成功したどうか決定することに対応して実行したり)、または、[6]認証作
業の実行が完了した直後に実行することができる。
【0329】
1-21.モード移動(スイッチング)の種類
【0330】
ターミナルは、ユーザが多様な方法で現在モード(または、オフ状態)から新規モー
ドに移動するようにできる。一例として、ターミナルは、ユーザが階層が定義した多様な
モードを階層が定義した順番どおりに、一度に一つのモードずつ移動するようにしたり、
これとは異なりUISWIに従って前記階層が定義したモードのうちのどんなモードでも中間
モードを飛び越えて移動するようにできる。
【0331】
本明細書において「順次的スイッチング」とは、ターミナルが現在モードから階層が
定義した多数のモードのうち隣接モードに移動するようにする構成を意味する。すなわち
、前記順次的モードでは、ターミナルがユーザ入力を受信するたびに、または、ターミナ
ルがUISWIを取得するたびに、モードを移動することができる。順次的スイッチングによ
る階層の例が、[図2]のパネル(B)の階層として、ユーザが多数のUISWIを一つずつ
順番に提供することにより、ターミナルはMDLKからMDIN1に、その次にはMDIN2に、その次
にはMDIN3に、その次にはMDULに移動することになる。また、階層は非循環階層であるた
め、ターミナルがひとまずMDULに移動することになれば、ユーザが追加ユーザ入力を提供
してもターミナルはMDULに留まる。[図2]のパネル(F)の階層も順次的スイッチング
による階層の例として、ユーザが多数のUISWIを順番に一つずつ提供することにより、タ
ーミナルはMDLKからMDINに、その後MDULに移動することができる。また、階層は循環階層
であるため、MDULで駆動するターミナルにユーザがUISWIをさらに提供すれば、ターミナ
ルは再びMDLKに移動することができる。
【0332】
したがって、順次的モードの移動に関する限り、ユーザがすべきことは、多数のUISW
Iを一度に一つずつ提供することである。ターミナルは、これに対応して前方方向に一度
に一つのモードずつ移動し、前記階層が循環階層である場合、ターミナルは後方方向に移
動することができる。したがって、ユーザが前記階層に沿って前方方向に三升(または、
3モード)ほど移動するには、ユーザは一度に一つずつ、合計3つのUISWIを提供するこ
とになる。このような観点から見れば、順次的スイッチングに従って駆動するターミナル
を駆動するユーザがモードを移動するには、自らが所望する移動方向が前方方向なのか、
それとも後方方向なのかを把握し、また、いくつのUISWIを提供すればよいのかを把握す
ればよい。このように、順次的スイッチングに従って作動するターミナルは、常に隣接モ
ードに移動するので、新規モードを決定するためにマッチングリストを参考にする必要が
ないこともある。また、順次的スイッチングに従って作動するターミナルは、ユーザが如
何なる種類のUISWIを提供しても、前記階層で常に隣り合うモードへのみ移動するので、
ユーザはモード移動のために多数の同一のUISWIを提供することができる。
【0333】
特に、非循環階層のモードを順次的スイッチングに従って移動する場合、ターミナル
はユーザが前方方向にのみモードを移動するようにできる。この場合、解除モードに到達
したユーザは、これ以上モード移動が不可能になり得る。この場合、解除モードから再び
ロックモードに(すなわち、後方方向に)移動するには、ユーザは映像ユニットを消して
オフ状態に移動した後、再び映像ユニットを点けることにより、ロックモードに移動する
ことができる。しかし、循環階層のモードを順次的スイッチングに従って移動するターミ
ナルは、ユーザが階層が定義する方向に沿ってロックモードに再び移動するようにできる
。したがって、前記ターミナルは、ユーザが[1]前方方向にのみ、[2]後方方向にの
み、または、[3]二つの方向に全てモードを移動できるようにすることができる。
【0334】
前記「順次的スイッチング」とは異なり、本明細書の「選択的スイッチング」とは、
ターミナルが駆動する階層において、ユーザが現在モードから必ず隣り合わない前方方向
や後方方向の新規モードに移動できる構成を意味する。すなわち、「選択的スイッチング
」に従って駆動するターミナルは、UISWIの取得はもちろん、取得したUISWIの種類に基づ
いてモード移動をすることができる。一例として、[図2]のパネル(B)のターミナル
は、階層が定義した六つのモードを六つのUISWIとそれぞれマッチングし(すなわち、相
応させ)、前記マッチングや相応関係をマッチングリストに格納する。その後、ユーザが
六つのUISWIのうちの一つ(一例として、UISWI-3)を提供すれば、ターミナルはマッチン
グリストを参考にして、これに相応するモード(一例として、MDIN2)を選択する。これ
により、ターミナルはユーザが選択したモードが現在モードからどれ位多い升(または、
モード)ほど離れていようが、前記MDIN2に移動することができる。特に、循環階層で駆
動するターミナルは、[1]前記階層で新規モードが現在モードからどれ程離れていよう
が、または、[2]新規モードが現在モードの上流に位置しようが下流に位置しようが関
係なく、(ほぼ)全ての現在モードから(ほぼ)全ての新規モードに移動することができ
る。したがって、選択的スイッチングの場合、ユーザがすることは、自らが移動したい新
規モードに該当する単一のUISWIをマッチングリストで確認した後、これを提供すること
である。
【0335】
また、本明細書において「適応的スイッチング」とは、ターミナルが予め選定された
基準により適応的に新規モードに移動する構成を意味する。前記基準の例は、現在(また
は、以前)モードにてユーザが実行する(または、実行した)作業、前記作業の実行結果
、現在モードで発生した特定の事件、ターミナルを使用したユーザに対する統計、または
、ロック(または、中級)モードや解除モードにおけるユーザに対する統計などである。
【0336】
適応的スイッチングのために、ターミナルは所定の基準を感知することができ、前記
基準の例としては、[1]ユーザが現在モードで駆動した(または、駆動している)ハー
ドウェア要素、または、ソフトウェア要素、[2]ユーザが現在モードにてアクセスした
外部ウェブサイトや外部リンク、[3]ユーザが現在モードで前記ウェブサイトやリンク
からダウンロードしたデータ、[4]ユーザが現在モードで処理したデータの種類、[5
]前記データに含まれたりリンクされたコンテンツ、[6]ユーザが現在モードで留まっ
た期間、または、[7]現在モードで特定作業を実行しなければならない日程の有無など
がある。前記基準に基づいて、ターミナルは、現在モードから新規モードに移動しなけれ
ばならないのか、どんな新規モードに移動しなければならないのか等を決定することがで
きる。このため、ターミナルは、ビッグデータ、人工知能などでよく使われる既存の各種
アルゴリズムを使用することができる。
【0337】
これとは異なり、ターミナルは、ユーザの現在の活動の代わりに、過去の活動、また
は、ユーザの現在の統計より過去の統計と関連した基準に基づく適応的スイッチングを実
行することができる。過去と関連した前記基準としては、[1]現在モードではない以前
のモードでユーザが(最も多くまたは最も少なく)駆動したハードウェア要素やソフトウ
ェア要素、[2]以前のモードでユーザが(最も多くまたは最も少なく)訪問したウェブ
サイトまたは外部リンク、[3]以前のモードでユーザが最も長時間を消費した外部ウェ
ブサイトや外部リンク、[4]ユーザが前回のセッション、先週または先月にダウンロー
ドしたデータ及びその種類、[5]以前のモードでユーザが(最も多くまたは最も少なく
)得たデータ、または、[6]前記結果物に含まれたコンテンツ及びその種類などがある
。このため、ターミナルは、ボッグデータまたは人工知能分野で使用される多様な既存の
アルゴリズムを使用することができる。
【0338】
適応的スイッチングは、階層が循環的なのか非循環的なのかによって変わる。言い換
えれば、非循環階層である場合、ターミナルがひとまず解除モードに移動すれば、人工知
能アルゴリズムが、如何なる新規モードを提案しても他のモードに移動できない。これと
は異なり、循環階層であれば、ターミナルは、解除モードから階層に定義された如何なる
モードにも移動することができる。
【0339】
または、ターミナルが相違した基準を感知すれば、現在モードから新規モードに移動
することができ、前記相違した基準の例としては、[1]特定の事件の発生または終了、
[2]特定作業の実行や終了(または、前記作業の実行の開始や終了の開始)、[3]特
定(ソフトウェア)アプリの実行や終了(または、前記アプリの実行の開始や終了の開始
)、または、[4]前記作業、アプリから得た「結果物」の取得などがある。したがって
、ターミナルは、ユーザ入力の受信やUISWIの取得を待つ必要なく、前記基準に基づいて
モード移動が可能であり、前記基準は、ターミナルのメーカー、ターミナル、ユーザなど
が予め選定することができる。
【0340】
前記ターミナルは、活性化時点、削除時点、着手時点または格納時点などと関連した
事件に対応して、多様な「モード移動時点」に現在モードから新規モードに移動すること
ができる。特に、モード移動時点は、モード移動とターミナルが実行する他の作業との間
の多様な時点を指称し、モード移動時点の例としては、[1]UISWIを含むユーザ入力の
受信と同時、[2]UISWIを含まないユーザ入力の受信と同時、[3]前の[1]や[2
]のユーザ入力の受信直後、[4]前の[1]や[2]の受信後、しかし、ユーザが追加
のユーザ入力を提供する前、[5]認証作業の実行の完了と同時、[6]認証作業の実行
直後、[7]削除(または、部分削除)作業の実行と同時、[8]削除や部分削除作業の
実行と関連したユーザ入力の受信と同時(または、直後)、[9]映像ユニットを点ける
直前、同時または直後、[10]ターミナルの電源を切る(または、点ける)直前、同時
または直後、[11]メインシステム、中級システムまたはロックシステムの着手直前、
同時または直後、[12]ロック(または、中級)モードで作業を実行することで得た「
結果物」の格納と同時、または、[13]前記格納直後などがある。
【0341】
2.目的
【0342】
後述は、本明細書の多様なデータ処理ターミナルで達成しようとする目的である。た
だし、後述の目的は例示にすぎず、したがって、前記ターミナルの範囲や適用を制限はし
ない。また、後述の2のデータ処理ターミナル、前記ターミナルのユニット、ハードウェ
ア要素、ソフトウェア要素などの多様な特性は、ロックモードでロックシステムを駆動し
てロック作業を実行することで得た「結果物」からターミナルのメインシステムを保護す
るのに焦点を置くが、前記ターミナルは、中級(または、ロック)モードで中級(または
、ロック)システムを駆動し、中級(またはロック)作業を実行することで得た「結果物
」からターミナルのメイン(または、中級)システムを保護することもできる。
【0343】
2-1.ロックモードでロックシステムでロック作業実行
【0344】
本明細書のデータ処理ターミナル及びこれと関連した方法に対する一番目の例示的側
面であり一番目の目的は、ユーザがロックモードでターミナルを駆動する場合には、ター
ミナルのメインシステムの全てまたは一部(接近可能)のハードウェア要素またはソフト
ウェア要素を駆動できないように制限することである。これにより、ロックモードでター
ミナルを駆動するユーザは、[1]メインシステムの1以上のハードウェア要素やソフト
ウェア要素を駆動できなかったり、または、[2]前記ハードウェア要素やソフトウェア
要素に接近して駆動する時、全てのオプションを利用できないようにすることができる。
【0345】
このために、ターミナルのメインシステムの1以上の部位は、ターミナルのロックシ
ステムから物理的にまたは作業実行上隔離されてもよい。また、ターミナルは、ロックモ
ードでターミナルを駆動するユーザが、メインシステムの全て(または、一部)のハード
ウェア要素またはソフトウェア要素を駆動できないようにすることができる。このような
隔離により、ロックモードにてロックシステムでロック作業を実行することで得た「結果
物」は、同一のターミナルのメインシステムに悪影響を及ぼすことができなくなる。
【0346】
説明の便宜のため、「(ロックモードにて)ロックシステムで1以上の作業を実行す
る」は、[1]「1以上のロック作業を実行する」、[2]「ロック作業を実行する」、
または、[3]「ロック作業を実行する」と同じ意味を有することとする。また、「(中
級モードにて)中級システムで1以上の作業を実行する」は、[1]「1以上の中級作業
を実行する」、[2]「中級作業を実行する」、または、[3]「中級作業を実行する」
と同一のものとする。
【0347】
前記一番目の目的の一番目の実施形態のターミナルは、[1]UISWIに直接基づいた
り、[2]UITHENを使用する認証作業を実行して得た結果に基づく等のように、ユーザ入
力に間接的に基づいたり、または、[3]ユーザやターミナルが選択したターミナルセッ
ティングに基づいて、現在モードから新規モードに移動することができる。
【0348】
前記一番目の目的の二番目の実施形態の場合、ユーザは、ターミナルのメインシステ
ムの接近可能ハードウェア要素またはソフトウェア要素を全部(または、一部)駆動しな
いまま、ロックモードにてロックシステムで作業を実行(すなわち、ロック作業を実行)
することができる。特に、[1]ユーザがロックモードにてロック作業を実行する間、[
2]ユーザがロックモードにてターミナルを駆動する間、または、[3]ターミナルがさ
らに広い接近権限を付与した新規モードに移動する前、ターミナルは認証されなかったり
、または、信頼性のない「結果物」をユーザがメインシステムのメインメモリユニットに
格納できないように禁止することができる。
【0349】
上述のように、ロックシステムは、ターミナルのメインシステムから物理的にまたは
作業実行上隔離される。これにより、[1]ターミナルは、ユーザがロックモードにてロ
ックシステムでロック作業を実行する間、メインシステムに対する認証されていない変形
の禁止、または、[2]削除(または、部分削除)作業を実行する場合を除けば、ターミ
ナルが解除モードに移動した後にも、前の[1]の変形の禁止、または、[3]メインシ
ステムに対するハッキングの禁止などにより、ターミナルはメインシステムのセキュリテ
ィを向上させることができる。
【0350】
したがって、ターミナルが削除(または、部分削除)作業を実行しない限り、ターミ
ナルは、[1]ユーザがロック作業を実行する途中、または、この実行後にメインシステ
ムを変形または修正できないようにしたり、または、[2]ターミナルが解除モードに移
動した後にも前記変形や修正を禁止することができ、これにより、ターミナルはメインシ
ステムの完全性を向上させることができる。また、ターミナルは、[1]ロックモードに
てメインシステムのメインメモリユニットに格納された個人情報に対する認証されていな
いユーザによる接近を防止することにより、または、[2]ユーザがロックモードにてタ
ーミナルを駆動する最中または前記駆動後、ユーザがメインシステムに格納されたデータ
を認証なしに回収できないように防止することにより、ターミナルは個人情報を保護する
ことができる。また、ロック作業を実行して得た「結果物」がロックモードでメインシス
テムを駆動したり変形したりできないので、ユーザは、[1]メインシステムのセキュリ
ティ、安定性、セキュリティまたは完全性に悪影響を及ぼすかも知れないという心配なし
に、または、[2]メインシステムの汚染に対する心配なしに、ユーザは如何なるロック
作業も実行することができる。したがって、ユーザは、ロックモードにてアクセスしたウ
ェブサイトに対する知識や信頼性と関係なしに、これから如何なるコンテンツをダウンロ
ードしようが、ロック作業を実行することで得た「結果物」を永久的または一時的にロッ
クシステムのロックメモリユニットに格納することができる。
【0351】
ターミナルは、ロックモードにてロック作業を実行できる一つまたは多数のロックシ
ステムを含んでもよい。ターミナルが多数のロックシステムを含めば、ターミナルは、2
以上のロックシステムに相違した接近権限を付与することができる。また、2以上の(ま
たは、全ての)ロックシステムは、メインシステムの1以上の部位から物理的にまたは作
業実行上隔離され得る。したがって、[1]ロックシステムはメインシステムに悪影響を
及ぼすことができなかったり、または、[2]ロック作業を実行して得た「結果物」がメ
インシステムに悪影響を及ぼすことができないようにすることができる。すなわち、メイ
ンシステムのセキュリティ、完全性または個人情報のセキュリティに悪影響が及ばない限
り、ターミナルは、ユーザがメインシステムに格納されたデータに接近するように許諾で
きるが、ユーザがメインシステムの要素またはユニットを修正したり、変えたり、または
、その他の方法に変形できないようにすることができる。
【0352】
このような長所を用いれば、多数のユーザが単一のターミナルを多様な方法で使用す
ることもできる。一例として、多数のユーザは前記ターミナルを共用のロックモード、共
用の中級モード、または、共用の解除モードにて駆動することができる。これとは異なり
、ターミナルは、それぞれのユーザが自分だけのロックシステム、中級システム、または
、メインシステムを駆動するようにできる。特に、ターミナルは、[1]各ユーザが他の
ユーザのシステムを駆動できないようにしたり、[2]各ユーザが他のユーザのモードに
移動できないようにしたり、[3]特定のユーザがロック作業を実行して得た「結果物」
が他のユーザのロック、中級またはメインシステムに悪影響を及ぼし得ないようにするこ
とができる。したがって、ターミナルは、各ユーザのメインシステムまたは多数のユーザ
の共用のメインシステムのセキュリティや完全性または個人情報の保護を維持することが
できる。
【0353】
2-2.ロックモードにてロック作業の実行を介して得た「結果物」の削除
【0354】
本明細書のデータ処理ターミナル及びこれと関連した方法に対する二番目の例示的側
面であり二番目の目的は、ユーザがロックモードにてロックシステムでロック作業を実行
することで得た「結果物」の全部または一部を削除できることである。
【0355】
前記二番目の目的の一番目の実施形態のターミナルは、ロックモードにてロックシス
テムを駆動してロック作業を実行することで得た「結果物」の全部または一部を削除する
削除作業を実行することができる。または、ターミナルは、前記「結果物」の全部ではな
い特定の部分のみを削除する部分削除作業を実行することができる。削除作業または部分
削除作業は、セクション1-6で詳細に説明したので省略する。
【0356】
前記二番目の目的の二番目の実施形態の場合、ターミナルは、(特に、ユーザが現在
モードから新規モードに移動する時、または、移動後)上述の削除(または、部分削除)
作業を多様な時点と同期化することができる。一例として、ターミナルは、接近権限がさ
らに狭い(または、広い)モードから接近権限がさらに広い(または、狭い)モードに移
動する時、上述の削除(または、部分削除)作業を実行することができる。または、ター
ミナルは、モードを移動するたびに削除(または、部分削除)作業を実行することもでき
る。ターミナルは、オフ状態からオン状態に移動する時(または、反対の場合)削除(ま
たは、部分削除)作業を実行することができる。前記構成により第1モードにて作業を実
行して得た「結果物」が第2モードで自動的に移動されないようにでき、したがって、前
記「結果物」がターミナルのメインシステムのハードウェア要素やソフトウェア要素に悪
影響を及ぼし得ないようにすることができる。
【0357】
ターミナルは、削除(または、部分削除)作業の時点をターミナルが実行する他の作
業の時点と同期化することができる。特に、本明細書において「削除時点」とは、削除(
または、部分削除)作業実行とモード移動作業の実行と関連した時点を指称し、前記時点
の例としては、[1]モード移動作業の実行と同時(すなわち、削除(または、部分削除
)作業の1以上のステップとモード移動作業の1以上のステップとが1以上の共通クロッ
ク周期で重なる場合)、[2]モード移動作業の実行直後、または、[3]モード移動作
業の実行以降であるが、ユーザが追加のユーザ入力を提供する前などがある。
【0358】
前記「削除時点」は、ターミナルのメイン(または、ロック)システムが実行する多
様な作業と関連した相違した時点を含んでもよく、前記相違した時点の例としては、[1
]認証作業の実行と同時(一例として、ユーザの認証成功または失敗の確認)、[2]認
証作業の実行直後、[3]映像ユニットを点ける直前、同時、または直後、[4]ターミ
ナルの電源を切る(または、点ける)直前、同時、または直後、または、[5]削除(ま
たは、部分削除)作業と関連したユーザ入力の受信と同時または直後などがある。
【0359】
したがって、ターミナルは、ユーザに継ぎ目のない特性及びこれによる利便性を提供
することができる。また、ユーザは、ロックメモリユニットまたはロックメモリセクタな
どのロックシステムに、臨時または永久的に格納されたり残留したりする「結果物」がメ
インシステムの如何なるユニットや要素にも悪影響を与えないように確認することができ
る。また、ユーザは、自らがロックモードにてロックシステムで実行した作業に対する記
録を容易に削除することができる。
【0360】
クロック周期の観点から見た時、ターミナルは多様な方法で削除(または、部分削除
)作業を実行することができる。まず、ターミナルは、リアルタイムで削除(または、部
分削除)作業を実行することができ、この時、ターミナルは、ユーザがロック作業を一つ
ずつ実行するたびに削除(または、部分削除)作業を実行することができ、したがって、
データ、ファイル、または、フォルダが生成されるたびに、これを一つずつ削除(または
、部分削除)することができる。本明細書では、これを今後「リアルタイム削除(または
、部分削除)作業」と指称することにする。または、ターミナルは、「暫定的削除(また
は、部分削除)作業」を実行することができ、この時、ターミナルは、[1]特定(時間
)間隔ごとに、[2]ユーザが設定した間隔ごとに、または、[3]ロック作業を実行し
て得た「結果物」の大きさが特定の大きさを超過するたびに、削除(または、部分削除)
作業を台無しにすることができる。反面、ターミナルは、「事後の削除(または、部分削
除)作業」を実行することができ、この時、ターミナルは、ユーザがロックモードにてロ
ック作業の実行を完了した後、削除(または、部分削除)作業を実行する。
【0361】
前記二番目の目的の三番目の実施形態のターミナルは、多様なモードにて作業を実行
することで得た「結果物」の全部または一部を削除するために、削除(または、部分削除
)作業を実行することができる。この一番目の詳細な形態のロックシステムは、ロックモ
ードにて削除(または、部分削除)作業を実行することができる。すなわち、前記ロック
システムは、ロックモードにて削除(または、部分削除)作業を実行し始め、前記削除(
または、部分削除)作業は、ターミナルが(中級または解除モードなどの)新規モードに
移動する前、または、前記移動後、その実行が完了されてもよい。この二番目の詳細な形
態の場合、中級システムは、中級モードにて削除(または、部分削除)作業を実行するこ
とができる。すなわち、中級システムは、中級モードにて削除(または、部分削除)作業
を開始し、ターミナルは、解除モードなどの新規モードに移動する前、または、前記モー
ドに移動した後、削除(または、部分削除)作業を完了することができる。この三番目の
詳細な形態の場合、メインシステムは、解除モードで削除(または、部分削除)作業を実
行することができ、ターミナルは、中級モードまたはロックモードのような新規モードに
移動した後、前記削除(または、部分削除)作業をする。
【0362】
上の段落の一番目及び二番目の詳細な形態の場合、ターミナルは接近権限が狭いモー
ドから接近権限が広いモードに移動する時、削除(または、部分削除)作業を実行するこ
とができる。したがって、このような構成は、ターミナルのメインシステムのセキュリテ
ィ及び完全性を向上させることはもちろん、メインシステムに格納された個人情報の保護
も強化できるという長所がある。
【0363】
反面、前記実施形態の三番目の詳細な形態のターミナルは、接近権限が広い現在モー
ドから接近権限が狭いモードに移動しつつも、削除(または、部分削除)作業を実行する
ことができる。しかし、前記削除(または、部分削除)作業を実行するターミナルは、前
記作業を実行しなくても安全な方であり、その理由は、このような場合、解除モードにて
駆動されたメインシステムが及ぼし得る潜在的脅威は低いためである。
【0364】
しかし、前記三番目の詳細な形態のモード移動においても、ユーザは、削除(または
、部分削除)作業を実行することにより、自らが解除モードにて多様な解除作業を実行し
て得た結果物を削除することができる。その結果、ユーザは、[1]自らが実行した解除
作業や、[2]自らが接近したウェブサイト、[3]自らが外部ソースからダウンロード
したコンテンツや、または、[4]自らの交信内容などを今後第三者が追跡できないよう
に効果的に防止することができる。このような観点から見れば、ロックシステムであれメ
インシステムであれ、ここに格納されたり残留したりするデータに含まれた個人情報に対
してユーザが心配になれば、ターミナルはモードを移動するたびに削除(または、部分削
除)作業を実行することができる。
【0365】
2-3.ロックモードにてロック作業の実行を介して得た「結果」の格納
【0366】
本明細書のデータ処理ターミナル及びこれと関連した方法に対する三番目の例示的側
面であり三番目の目的は、ユーザがロックモードにてロックシステムを駆動し、ロック作
業を実行することで得た「結果物」の全部ではない一部を格納するものの、[1]格納さ
れた「結果物」がメインシステムに悪影響を及ぼさないように、または、[2]格納され
た「結果物」が、メインシステムが解除モードにて解除作業を実行するのに邪魔にならな
いようにすることである。
【0367】
前記三番目の目的の一番目の実施形態の場合、ロックシステムはロックメモリユニッ
トを含み、したがって、ロックモードにてロックシステムを駆動し、ロック作業を実行し
て得た「結果物」の少なくとも一部を臨時または永久的にロックメモリユニットに格納す
ることができる。特に、ロックメモリユニットは、メインシステムのメインメモリ(また
は、他の)ユニットから物理的または作業実行上隔離されてもよい。その結果、ターミナ
ルは、ロックメモリユニットに格納された「結果物」による汚染や妨害からメインシステ
ムのメインメモリ(または、その他)ユニットを保護することができる。すなわち、ロッ
クメモリユニットを物理的または作業実行上、メインシステムから隔離することにより、
ターミナルは、前記「結果物」によるメインシステムの汚染や破壊を防止すると同時にユ
ーザがロックシステム及びメインシステムを十分に活用できるように図ることができる。
【0368】
前記三番目の目的の二番目の実施形態のロックシステムは、ロックメモリユニットを
含まないが、ターミナルは、ロックシステムがメインシステムのメインメモリユニットの
少なくとも一部を呼び出し、また、ロックモードにてロックシステムを駆動し、ロック作
業を実行することで得た「結果物」の少なくとも一部を、臨時または永久的にメインメモ
リユニットに格納するようにできる。この場合、ターミナルはロックシステムが呼び出し
(または、駆動)するメインメモリユニットの前記一部をメインメモリユニットの残りの
部分から物理的または作業実行上隔離することにより、メインメモリユニットの前記一部
に格納されたり残留したりするデータが前記ユニットの残りの部分を汚染させることない
ようにすることができる。このような観点から見れば、ロックシステムが駆動するメイン
メモリユニットの前記一部は、メインシステムのユニットではなくロックシステムのユニ
ットであると見なすこともできる。
【0369】
本セクションの多様な実施形態のターミナルは、ロックシステムが駆動するメインメ
モリユニットの前記一部に対して削除(または、部分削除)作業を多様な削除時点に実行
することができ、したがって、メインメモリユニットの前記一部に格納されたり残留した
りする「結果物」の全部または一部を削除することができる。したがって、ターミナルは
、前記「結果物」に含まれたウイルスや悪性プログラムを窮極的に削除することにより、
メインシステムを汚染させることができないように保障することができる。
【0370】
前記実施形態において、ターミナルは、ロックシステムに格納されたり残留したりす
る「結果物」の少なくとも一部をユーザが格納した後、追って解除モードにてメインシス
テムで作業を実行する時、格納された「結果物」に接近するように許容することができる
。この時、ターミナルは、「結果物」がメインシステムのユニットを変調したり、メイン
システムに格納されないようにすることができる。また、ターミナルは、ユーザがメイン
システムのメインメモリユニットの前記一部に格納された「結果物」を追って回収し、こ
れをメインメモリユニットに格納するようにできる。この場合、格納される結果物が悪性
ウイルスを含むかどうか確認する必要もある。
【0371】
2-4.ロックシステム及びメインシステムの装着
【0372】
本明細書のデータ処理ターミナル及びこれと関連した方法に対する四番目の例示的側
面であり四番目の目的は、ターミナルが多様なハードウェア構成またはソフトウェア構成
を有し、多様な作業を実行するようにすることにより、本明細書において説明する多様な
目的を達成するようにすることである。このため、ターミナルは、1以上のメインシステ
ムと1以上のロックシステムとを含むものの、後者は、前者の少なくとも一部分から物理
的または作業実行上隔離されるようにすることができる。また、ターミナルが1以上の中
級システムを含めば、ロックシステムは中級(または、メイン)システムの少なくとも一
部分から物理的または作業実行上隔離されるようにすることができる。ただし、ロックモ
ードにて駆動する後述の多様な実施形態のロックシステムの特性は、中級モードにて駆動
する中級システムにも適用されてもよい。
【0373】
前記四番目の目的の一番目の実施形態のデータ処理ターミナルは、1以上のメインシ
ステム及び1以上のロックシステムを含む。メインシステムは、1以上のメインCPUユ
ニット、メインメモリユニット、メイン入力ユニット、メイン出力ユニットなどを含み、
オプションとして他の既存のデータ処理機器がよく含む他のユニットを含んでもよい。ロ
ックシステムは、1以上のロック(アプリケーション)ビューア(一例として、既存のフ
ァイルビューアなど)を含み、オプションとして1以上のロックハードウェア要素(一例
として、ロックメモリユニット、ロックCPUユニット、ロック映像ユニットなど)と1
以上のロックソフトウェア要素(一例として、ロックソフトウェアアプリなど)などを含
んでもよい。特に、前記実施形態のロックシステムの各要素は、メインシステムの各要素
と作業実行上隔離されてもよく、これにより、ターミナルはロックシステムがメインシス
テムの如何なる要素も駆動できないように防止することができる。また、前記実施形態の
ロックシステムの各要素は、メインシステムの全ての要素と物理的に隔離されてもよく、
このために、ターミナルは、ロックシステムの各要素をメインシステムの要素と物理的に
近い位置に配置しなくてもよい。
【0374】
一例として、ターミナルは、多様な構造を有する1以上のメインシステムとロックシ
ステムを含んでもよい。この一番目の詳細な形態の場合、ロックシステムは、メインシス
テムと完全に独立して装着(以後、「完全隔離」と指称)されてもよく、したがって、ロ
ックシステムは、メインシステムの全てのユニットまたは要素と物理的または作業実行上
隔離されてもよい。その結果、ロックシステムがロックハードウェア要素やロックソフト
ウェア要素を含む場合、前記ロック要素は、メインシステムの全てのユニットまたは要素
と物理的または作業実行上完全に隔離されてもよい。これにより、ターミナルは、[1]
ロックシステムに格納されたり残留したりする如何なる「結果物」もメインシステムの如
何なるユニットや要素に悪影響を与えないように完全に防止したり、または、[2]如何
なるロックユニット、ロック要素もメインシステムの如何なるメインユニットまたは主要
素に悪影響を与えないように完全に防止することができる。
【0375】
この二番目の詳細な形態の場合、ロックシステムはメインシステムの全てのユニット
や要素から物理的または作業実行上、部分的に隔離(以後、「部分隔離」と指称)されて
もよい。したがって、ロックシステムがロックハードウェア要素またはロックソフトウェ
ア要素を含む場合、[1]前記ロック要素は、メインシステムの全てのユニット、要素で
はないが、1以上のユニット、要素から物理的にまたは作業実行上隔離されたり、または
、[2]前記要素は、メインシステムの全てのユニットや要素から隔離されはしないが、
メインシステムの1以上のユニットや要素から部分的に隔離されてもよい。その結果、タ
ーミナルは、ロックシステムの隔離されたユニットに格納されたり残留したりする「結果
物」がメインシステムの如何なるユニットにも悪影響を及ぼさないように防止することが
できる。
【0376】
前記四番目の目的の二番目の実施形態のデータ処理ターミナルは、前記四番目の目的
の一番目の実施形態と類似した1以上のメインシステム及び1以上のロックシステムを含
む。また、前記ロックシステムのロック要素は、メインシステムの全ての要素と物理的に
隔離(すなわち、相違した場所に装着)されるが、前記ロックシステムは、メインシステ
ムと作業実行上完全に隔離されはしない。すなわち、ターミナルは、[1]前記ロックシ
ステムがメインシステムの1以上の要素を駆動するように、及び、[2]ロックシステム
がロックモードにてメインシステムの少なくとも1以上の、しかし全部ではない要素を呼
び出し(すなわち、駆動)するようにできる。このような観点から、前記ロックシステム
は、メインシステムの1以上の(しかし、全部ではない)要素と「作業実行上部分的に疎
通」すると指称することができる。これとは異なり、ロックシステムがロックモードにて
メインシステムの全ての要素と接近できる場合には、前記ロックシステムは「作業実行上
完全に疎通」すると指称することができる。
【0377】
本実施形態において、ロックシステムはメインシステムと物理的に隔離され、これに
より、ロックシステムはメインシステムの全ての要素に近くない場所に装着されてもよい
。しかし、他の詳細な形態の場合、ロックシステムは、メインメモリユニットの(全部で
はない)少なくとも一部を駆動することができ、ロックモードにてロック作業を実行する
ことで得た「結果物」の全部または一部をメインメモリユニットの前記一部に臨時または
永久的に保管することができる。その後、ロックシステムは、メインメモリユニットの前
記一部から、格納された「結果物」を回収することもできる。他の詳細な形態の場合、ロ
ックシステムは、メインCPUユニットの(全部ではない)少なくとも一部を駆動するこ
とにより、ロックモードにてロック作業を実行することができる。他の詳細な形態の場合
、ロックシステムは、主映像ユニットの(全部ではない)少なくとも一部を駆動し、ロッ
クモードにてロック作業を実行して得た多様な「結果物」を主映像ユニットの前記一部に
表示することができる。
【0378】
上述のように、ロックシステムがメインシステムの一部の要素を駆動する場合にも、
ターミナルは、[1]ロックシステムがメインメモリユニットに既に格納されているデー
タを除去できないように防止したり、または、[2]メインシステムのユニットの構成を
変更できないように防止することができる。したがって、ターミナルは、メインシステム
のセキュリティを向上させ、完全性を向上させ、個人情報の保護を強化することができる
【0379】
前記四番目の目的の三番目の実施形態のデータ処理ターミナルは、前記四番目の目的
の一番目の実施形態と類似した1以上のメインシステムとロックシステムを含む。しかし
、ロックシステムの各ユニットまたは要素は、メインシステムの各ユニットまたは要素と
「作業実行上完全に隔離」(すなわち、疎通しない)されてもよい。したがって、ユーザ
がロックモードにてターミナルを駆動する限り、前記ロックシステムは、メインシステム
の如何なる要素も駆動できないこともある。
【0380】
しかし、ロックシステムの1以上の要素は、[1]メインシステムの1以上の要素と
垂直方向または水平方向に近くなるように装着されたり、または、[2]メインシステム
の1以上の要素と単一の物体で構成することもできる。したがって、ロックシステムがメ
インシステムと作業実行上完全にまたは部分的に隔離されても、上述のロックシステムは
、メインシステムの(全部ではないが)1以上の要素と「物理的に疎通」することができ
る。
【0381】
前記実施形態のロックシステムは作業実行上メインシステムと隔離され、したがって
、ロックシステムはメインシステムの如何なる要素も駆動(すなわち、呼び出し)できな
いこともある。しかし、この一番目の詳細な形態の場合、ロックシステムのロックメモリ
ユニットは、メインシステムのメインメモリユニットの近くに装着されたり、または、ロ
ックメモリユニットとメインメモリユニットは単一の物体で製作されてもよい。しかし、
前記ロックシステムは、メインメモリユニットの如何なる部分も駆動できず、メインシス
テムもやはりロックメモリユニットの如何なる要素も駆動できないこともある。また、他
の詳細な形態の場合、ロックシステムのロックCPUユニットは、メインシステムのメイ
ンCPUユニット近くに装着されたり、ロックCPUユニットとメインCPUユニットは
、単一の物体で構成されてもよい。しかし、ロックシステムは、メインCPUユニットの
如何なる部分も駆動することができず、メインシステムもやはりロックCPUユニットの
如何なる要素も駆動できないこともある。
【0382】
前記四番目の目的の四番目の実施形態のデータ処理ターミナルは、前記四番目の目的
の一番目の実施形態と類似した1以上のメインシステムとロックシステムを含む。ただし
、前記メインシステムはロックシステムの1以上の要素と「作業実行上疎通」することが
できる。したがって、ユーザが解除モードにてターミナルを駆動する限り、メインシステ
ムはロックシステムのうちのメインシステムと疎通する部分を駆動できるものの、これは
、[1]ロックシステムがメインシステムの1以上の要素と「作業実行上疎通」できるか
どうかとは関係なく、したがって、ロックシステムがロックモードにてメインシステムの
前記要素を駆動できるかどうかとは関係なかったり、または、[2]ロックシステムがメ
インシステムの全ての部位と「作業実行上隔離」されているかどうかとは関係なく、した
がって、ロックシステムがロックモードにてメインシステムの前記部位を駆動できるかど
うかとは関係ない。この場合、前記メインシステムは、メインシステムと物理的に隔離さ
れたり、メインシステムの1以上の部位と物理的に疎通することもできる。
【0383】
上述のように、ターミナルは、ロックモードと解除モードにてそれぞれロックシステ
ムとメインシステムに相違した接近権限を付与することができる。したがって、前記四番
目の目的の五番目の実施形態の場合、ターミナルは、ロックモードにてロックシステムが
メインシステムの如何なるハードウェア要素やソフトウェア要素も駆動できないように完
全に制限することができる。これとは異なり、ターミナルは、ロックシステムがロック(
または、中級)モードにてメインシステムの特定のハードウェア要素またはソフトウェア
要素を駆動するように許容することができる。
【0384】
したがって、メインシステムとロックシステムとの間の物理的隔離や作業実行上の隔
離の程度を調節することにより、ユーザは、[1]ロックシステムをロックモードでのみ
駆動したり、[2]ロックシステムをロックモードと解除モードにて駆動したり、[3]
前の[1]や[2]とともにメインシステムを解除モードにて駆動するなどの多様な方法
で、ロック作業を容易に実行することができる。しかし、ターミナルは、ロックシステム
がメインシステムに悪影響を与える事故を防止したり、または、最小化にすることができ
、また、ロック(または、メイン)システムがそれぞれロック(または、メイン)モード
にて作業を実行する最中に混同が発生し、ロック(または、メイン)モードにてロック(
または、メイン)作業を実行して得ることになった「結果物」がメイン(または、ロック
)システムのセキュリティ、完全性、または、個人情報の保護を低下させないようにする
ことができる。
【0385】
上述のロックシステムを含むターミナルは、1以上の追加ロックハードウェア要素ま
たはロックソフトウェア要素を含む必要があり、ターミナル内部に前記追加要素を装着す
る追加の空間を必要とすることができる。しかし、継ぎ目のない作業を提供できる融通性
、向上したセキュリティ及び完全性、認証されていないユーザによるハッキングの危険の
最小化、ターミナルに格納された個人情報に対する強化された保護などは、前記追加要素
や追加空間と関連した費用や努力を凌駕する恩恵を提供することもできる。または、メイ
ンシステムとロックシステムを物理的または作業実行上隔離し、メインCPUユニットや
メイン運営体系をロックシステムまたはメインシステムとして用いる場合、前記ターミナ
ルは、前記追加要素や空間を必要としないまま、本段落の上述の恩恵を提供することがで
きる。
【0386】
2-5.ロック及び解除モードにて駆動する単一のシステム装着
【0387】
本明細書のデータ処理ターミナル及びこれと関連した方法に対する五番目の例示的側
面であり五番目の目的は、メインシステム及びロックシステムで駆動できる単一のシステ
ムを含むことにより、解除モードとロックモードにて駆動できるターミナルに対すること
である。すなわち、このようなターミナルは解除モードではメインシステムで、ロックモ
ードではロックシステムで駆動できる単一のシステムだけ含む。したがって、前記システ
ムは、[1]解除モードではメインシステムで駆動する単一のシステムであるが、ロック
モードではロックシステムで駆動できるシステム、または、[2]ロックモードではロッ
クシステムで駆動する単一のシステムであるが、解除モードではメインシステムで駆動で
きるシステムと見なすことができる。説明の便宜のため、後述の説明は、前の[1] に
該当する。ただし、本セクションの多様な実施形態は、前の[2]の場合にも該当する。
一般的に、この五番目の目的の多様な実施形態は、後述の第3構成のターミナルで具現す
ることもできる。
【0388】
前記五番目の目的の一番目の実施形態のデータ処理ターミナルは、単一のシステムを
含む。ターミナルはロックモードにて前記システムをロックシステムで駆動し、前記ロッ
クシステムはターミナルの特定のハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動するが
、[1]ターミナルの他のハードウェアまたはソフトウェア要素を駆動できなかったり、
[2]他のハードウェアやソフトウェア要素を変更できなかったり、[3]前記要素に格
納されたデータを削除できなかったり、[4]前記要素の構造または作業実行の順序など
を変更できなかったり、[5]ロックモードにてロック作業を実行して得た「結果物」を
前記要素に格納できなかったり、[6]前記要素をアップデートしたり再配列したりでき
なかったり、または、[7]前記システムに格納されたデータをロックシステムの他の要
素、他のターミナルや第三者に伝送できないようにすることができる。または、ターミナ
ルは、解除モードにて前記システムをメインシステムで駆動し、他の要素を駆動すること
ができる。前記単一のシステムは、多数のロックモードまたは解除モードにて駆動するこ
ともできる。また、ターミナルがロックモードから他のロックモードや解除モード(また
は、解除モードからロックモードに)に移動したり、または、ターミナルが特定のユーザ
入力を受信する場合、前記ターミナルは削除(または、部分削除)作業を実行することが
できる。
【0389】
すなわち、このようなシステムは、多数のハードウェア要素またはソフトウェア要素
のプール(pool)と見なすことができ、この時、ターミナルは、特定要素はロックシステ
ムに割り当てる反面、残りの要素はメインシステムに割り当てるものと見なすことができ
る。また、セキュリティの強化、完全性の向上及び個人情報の保護のために、ターミナル
は、ロックモードにてシステムが駆動するハードウェアやソフトウェア要素を、解除モー
ドにてシステムが駆動する残りの要素から物理的または作業実行上隔離することができる
。これとは異なり、ターミナルは、ロックモードにて駆動する要素を、解除モードにて駆
動する要素から部分的に隔離することができる。
【0390】
前記五番目の目的の二番目の実施形態のデータ処理ターミナルも、単一のシステムの
みを含む。ターミナルは、ロックモードにて前記システムをロックシステムで駆動し、前
記ロックシステムはターミナルの特定のハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動
するが、ターミナルの他の要素を駆動できないようにしたり、または、前記五番目の目的
の一番目の実施形態の[1]~[7]の作業を実行できないようにすることができる。ま
た、ターミナルは、解除モードにて前記システムをメインシステムで駆動し、多様な作業
を実行する。したがって、上述の一番目の実施形態と二番目の実施形態のターミナルの相
違点は、後者のターミナルは1以上の要素がロックシステム及びメインシステムによって
全て駆動され得るという点である。
【0391】
このような観点から見れば、本実施形態のシステムは、多数のハードウェア要素また
はソフトウェア要素のプール(pool)と見なすことができ、この時、ターミナルは、[1
]第1グループの要素はロックシステムに割り当て、[2]第2グループの要素はメイン
システムに割り当て、[3]第3グループの要素はロックシステム及びメインシステム全
てに割り当てるものと見なすことができる。また、強化されたセキュリティ、向上した完
全性及び個人情報の高い保護のために、第1グループの要素は第2グループの要素から物
理的または作業実行上完全に隔離されてもよい。これと同時にターミナルは、第3グルー
プの要素が、[1]ロックモードと解除モード全てにおいて同一の作業を実行できるよう
にしたり、[2]ロックモードより解除モードでより多くの作業を実行するようにしたり
、[3]ロックモードと解除モードにて同一のデータを接近して使用できるようにしたり
、または、[4]ロックモードより解除モードでより多くのデータを接近できるようにす
ることができる。
【0392】
本実施形態のターミナルは、メインシステム及びロックシステムで作動できるので、
前記システムを含むターミナルの製作もやはり一般的に容易である。一例として、ターミ
ナルは、ロックシステムとメインシステムに相違した接近権限を付与したり、ロック画面
と解除画面に相違したグラフィック基盤インターフェース(GUI)を表示することがで
きる。また、ロックシステムやメインシステムが同一のハードウェアまたはソフトウェア
要素を使用できるので、前記ターミナルは、ロックシステムとメインシステムに同一のユ
ニットを含む必要がなく、その結果、このようなターミナルは小型に製作することができ
る。また、ロックモードをメインモードから隔離するので、ターミナルはセキュリティを
強化し、ハッキングを防止し、完全性を向上させて、個人情報を維持することができる。
また、ターミナルは、ユーザをして単一のシステムのみを使用しながらも相違したモード
に相違した接近権限を付与するなど作業実行上の融通性も付与することができる。
【0393】
2-6.多数のモード及び接近権限
【0394】
本明細書のデータ処理ターミナル及びこれと関連した方法に対する六番目の例示的側
面であり六番目の目的は、相違した接近権限が付与された1以上のロックモードと1以上
の解除モード及びオプションとして1以上の中級モード(一例として、半ロックモード、
ロックに満たないモード、半解除モード、解除に満たないモードなど)などにて駆動する
ターミナルを提供することである。上述のように、「接近権限」は、[1]ロック(また
は、中級)システムという言及がない限り、ターミナルのメインシステムの接近可能ハー
ドウェア要素やソフトウェア要素のうち特定の数(「0」を含む)の前記要素に接近でき
る権限、[2]前記要素を駆動できる権限、[3]前記要素を駆動することにより特定作
業を実行できる権限、及び、[4]前記要素を駆動することにより、または、前記作業を
実行することにより特定機能を遂行できる権限を指称する。ただし、ロックモードにて駆
動する本セクションの後述のロックシステムと関連した特性は、中級モードにて駆動する
中級システムにも適用されてもよい。
【0395】
前記六番目の目的の一番目の実施形態のターミナルは、[1]解除モードに最も広い
接近権限を付与したり、[2]ロックモードに最も狭い接近権限を付与したり、及び、[
3]中級モード(一例として、半ロックモード、半解除モードなど)にロックモードに付
与した権限よりは広いが、解除モードに付与した権限よりは狭い接近権限を付与すること
ができる。階層が、接近権限が重なる多数の解除モードを定義する場合、ターミナルは、
[1]それぞれの解除モードに同一の接近権限を付与したり、[2]あるロックモードに
他の解除モードより広い接近権限を付与したり、[3]あるロックモードに他の解除モー
ドより狭い接近権限を付与することができる。
【0396】
接近権限が重ならない多数の非重複解除モードを階層が定義する場合、ターミナルは
、各解除モードに重ならない相違した接近権限を付与することができる。特に、接近権限
が重ならないため、如何なる解除モードがさらに広い接近権限を保有したのかを判断する
ことは一般的に容易でないこともある。しかし、定量的観点からは、ある解除モードが異
なる解除モードに比べて、より多くの数のハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆
動することができるとか、または、より多くの数の作業を実行することができると表現す
ることはできる。多数の解除モードと関連した特性に対する上述及び後述の説明は、多数
のロック(または、中級)モードを定義する階層にも適用されてもよい。
【0397】
前記六番目の目的の二番目の実施形態のターミナルは、特定階層に多数の完全非重複
モードを定義するものの、[1]各モードは互いに完全に重ならず、及び、[2]ターミ
ナルは各モードに相違した接近権限を付与することができる。一例として、[図1C]及
び[図1D]のパネル(D)のように、非重複モードにて駆動する相違したシステムは、
互いにさらに容易に隔離されてもよい。
【0398】
このような非重複特性は、特定ハードウェア要素やソフトウェア要素にも適用され得
る。一例として、メインシステムは解除モードにてメインメモリユニットを駆動できる反
面、ロックシステムはロックモードにてメインメモリユニットを駆動できないようにする
ことができる。このような非重複特性は、特定のハードウェア要素やソフトウェア要素の
多数の部位に対しても適用され得る。一例として、ターミナルは、[1]ロックシステム
とメインシステムが全てメインメモリユニットを駆動するようにできる。しかし、ターミ
ナルは、[2]ロックシステムがロックモードにてロック作業を実行して得た後、メイン
メモリユニットに格納したロックデータは接近して使用できても、解除モードにて解除作
業を実行して得た解除データをロックシステムが接近できないようにすることができる。
また、ターミナルは、[1]メインシステムが全ての解除データは接近できるが、[2]
前記ロックデータは接近できないようにすることができる。
【0399】
上述の非重複特性は、メインシステムのソフトウェア要素にも適用され得る。一例と
して、ターミナルは、メインシステムはもちろん、ロックシステムが金融取引を遂行する
ソフトウェアアプリを駆動するようにできる。ただし、この場合、ターミナルは、[1]
ロックシステムが第三者に制限された情報を発信する作業を実行するようにできるが、[
2]直接金融取引を遂行できないようにすることができる。これと同時に、ターミナルは
、[1]メインシステムが金融取引または個人情報の回収作業を実行するようにできるが
、[2]第三者にデータを発信したり第三者からデータを受信できないようにすることが
できる。
【0400】
前記六番目の目的の三番目の実施形態のデータ処理ターミナルは、[1]特定階層に
多数の一部の重複モードを定義することにより各モードの接近権限が異なるモードの接近
権限と(全部ではない)一部のみが重なり、したがって、[2]2以上のモードが1以上
のハードウェア要素やソフトウェア要素に対する共通接近権限を有するようにできる。一
例として、第1モードにて駆動する第1システムは、第1ハードウェアまたはソフトウェ
ア要素(または、この一部の部位やオプション)のうちの1以上の要素を駆動する反面、
第2モードにて駆動する第2システムは、前記要素(または、この一部の部位やオプショ
ン)のうちの1以上の要素を駆動するようにできる。もちろん、第2システムは前記第1
ハードウェアまたはソフトウェア要素の全てを駆動できないようにすることができる。
【0401】
前記六番目の目的の四番目の実施形態のターミナルは、メインシステムの特定のハー
ド要素またはソフトウェア要素それぞれに割り当てられた多様なユーザインタフェースを
直接操作することにより、前記要素に対する相違した接近権限を付与することができる。
ターミナルは、多様な要因を考慮して前記インターフェースを操作することができ、前記
要因の例としては、[1]ユーザが現在ターミナルを駆動しているモード、[2]現在ユ
ーザに付与された接近権限、[3]ユーザ認証作業が成功するか否かなどがある。このた
めに、ターミナルは、前記インターフェースを操作することにより、メインシステムのハ
ードウェア要素またはソフトウェア要素に対する接近を制限することができる。
【0402】
前記四番目の実施形態の一番目の詳細な形態において、ターミナルは、特定のハード
ウェア要素やソフトウェア要素に割り当てられた「DUI」(すなわち、直接操作ユーザ
インタフェース(direct manipulation user interface))を操作することができる。一
例として、ターミナルは、[1]ロックモードにてDMIの正常機能を完全にまたは部分
的に制限したり、または、[2]解除モードではDMIの正常機能を許諾するが、ロック
モードではDMIの機能を完全にまたは部分的に制限するなど、DUIを操作することが
できる。したがって、ユーザは、ロックモードでは特定のDMIを操作することができず
、したがって、前記DUIによって表示されるハードウェア要素またはソフトウェア要素
も操作できなくなる。
【0403】
前記四番目の実施形態の二番目の詳細な形態において、ターミナルは、特定モードに
て特定のハードウェア要素やソフトウェア要素に割り当てられた「GUI」(グラフィカ
ルユーザインタフェースまたはグラフィック基盤インターフェース)を直接操作すること
ができる。一例として、ユーザがターミナルをロックモードにて駆動すれば、ターミナル
はオブジェクト指向GUI、アプリケーション指向GUIなどを映像ユニットに表示しな
いことがある。したがって、ターミナルは、ユーザがロック画面に表示されていないGU
Iに割り当てられたハードウェアまたはソフトウェア要素をロックモードにて駆動できな
いように効果的に防止することができる。ひとまず、ターミナルが解除モードに移動すれ
ば、ターミナルは前記GUIを画面に表示することにより、ユーザが前記GUIに割り当
てられた要素に接近できる道具を提供することができる。
【0404】
前記構成において、ターミナルは多様なGUIを使用することができ、前記GUIの
例としては、[1]特定のハードウェア要素またはソフトウェア要素に相応するGUI、
[2]特定のハードウェアやソフトウェア要素の特定部位に相応するGUI、または、[
3]特定の接近権限を示すGUIなどがある。したがって、ユーザは、特定モードにて映
像ユニットに表示されたGUIを見るだけでも自らが前記モードにて駆動できるハードウ
ェアまたはソフトウェア要素を確認することができる。同時に、ターミナルは、前記モー
ドに付与する接近権限を容易に操作することもできる。
【0405】
前記四番目の実施形態の三番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、ロックモードや
解除モードにてロック画面に前記GUIを表示できるが、特定モードでは一部のGUIの
機能を制限(すなわち、制限されたGUI)することができる。したがって、ユーザは、
特定(一例として、ロック)画面で制限されたGUIを見ることはできるが、前記ユーザ
が特定(一例として、ロック)モードにてターミナルを駆動する限り、前記制限されたG
UIに相応するハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動できないようにすること
ができる。一例として、ターミナルは、ロックモード及び解除モードにてメインメモリユ
ニットに対する制限されたGUIを表示し、解除モードでは制限されたGUIを相対的に
濃い色(すなわち、非制限GUI)で表示し、ユーザがGUIにユーザ入力を提供すれば
前記GUIに相応するハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動するようにできる。し
かし、ターミナルは、ロックモードでは前記GUIを相対的に淡い色(すなわち、制限さ
れたGUI)で表示し、ユーザが前記GUIにユーザ入力を提供してもユーザが前記GU
Iに相応する要素を駆動できないようにすることができる。したがって、ユーザは特定モ
ードにて映像ユニットに表示されたGUIの色だけを確認しても、自らが駆動できるハー
ドウェア要素またはソフトウェア要素を容易に区分することができる。
【0406】
ターミナルは、相違したモードにて同一のGUIを[1]相違した色に表示したり、
[2]相違した形に表示したり、[3]画面の相違した位置に表示したり、[4]相違し
た向きに表示したり、[5]ぼかし処理(blurring)したり前記処理なしで表示したりす
ることができる。ユーザがどんなGUIを操作できるのか、特定モードにてどんなハード
ウェア要素またはソフトウェア要素を操作できるのか、容易に判断することができる限り
、ターミナルは前記GUIを多様な方法で表示することができる。
【0407】
前記四番目の実施形態の四番目の詳細な形態の場合、ターミナルは「TUI」(すな
わち、タッチユーザインタフェース)を操作することができ、TUIは、タッチスクリー
ン形態の映像ユニットに表示されるGUIの特別な形態である。したがって、ターミナル
は、接近が制限されたハードウェア要素またはソフトウェア要素に相応するTUIは、タ
ッチスクリーンに表示しないことがある。または、ターミナルは、制限された要素に相応
するTUIをタッチスクリーンに表示するものの、ユーザが前記要素を選択または駆動で
きないようにすることができる。この時、ターミナルは制限された要素のTUIを、[1
]非制限要素のTUIと異なる形、大きさまたは色に表示したり、[2]非制限要素のT
UIと相違した位置に表示したり、または、[3]ぼんやりと表示することもできる。T
UIに対する上述の内容は、オブジェクト指向GUIまたはアプリケーション指向GUI
などにも適用されてもよい。
【0408】
前記六番目の目的の五番目の実施形態のターミナルは、本セクションで説明した既存
のユーザインタフェース以外の相違した既存のユーザインタフェース(user interface、
すなわち、UI)を本セクションの説明のように使用することができ、前記相違した既存
のインターフェースの例としては、[1]ウェブ基盤(web-based)UI、[2]コマン
ドライン(command line)UI、[3]ハードウェア(または、ファームウェア)UI、
[4]アテンティブ(attentive)UI、[5]バッチ(batch)UI、[6]対話形(co
nversational)UI、[7]交換基盤(crossing-based)UI、[8]ジェスチャーUI
、ホログラムUI、行動追跡(motion-tracking)UI、多重画面(multi-screen)UI
、反射型(reflective)UIなどがある。また、本セクションの多様な実施形態は、[1
]ロックモードと、[2]解除モードはもちろん、[3]ロックモードよりはさらに広い
接近権限を付与するが全てのハードウェアやソフトウェア要素を駆動できない中級モード
でも適用されてもよい。
【0409】
前記六番目の目的の六番目の実施形態の場合、データ処理ターミナルの運営体系また
はアプリは、ターミナルが駆動するモードに従って特定ハードウェア要素やソフトウェア
要素に対する接近を許容したり否定したりするようにできる。この一番目の詳細な形態の
場合、現在の駆動中である現在モードを確認すれば、ターミナルは、特定モードにてユー
ザが駆動できるハードウェア要素やソフトウェア要素に対するデータベースを参考にする
。したがって、ユーザ入力を受信するたびに、ターミナルは、ユーザが特定のハードウェ
ア要素やソフトウェア要素を駆動できる接近権限があるのかどうか決定することができる
。ユーザが前記権限を保有した場合、ターミナルは、ユーザ入力に対応して前記要素を駆
動する。しかし、ユーザが前記権限がない場合、ターミナルは何らのアクションも取らな
いか、ユーザに前記要素を駆動できないことを知らせることができる。
【0410】
この二番目の詳細な形態のターミナルは、現在モードを確認し、前記データベースを
参考にして前記モードにてユーザが駆動できるハードウェア要素またはソフトウェア要素
に対するリストを確認する。その後、ターミナルはユーザに、機械的に、電気的にまたは
視覚的にGUIを提供することができる。この三番目の詳細な形態の場合、ターミナルは
現在モードの種類やユーザが移動しようとする新規モードの種類などに従って相違したハ
ードウェア要素またはソフトウェア要素に相違した接近権限を付与する既存の技術を用い
ることができ、前記既存の技術の多様な例は、後述のセクション1-11-6で詳細に説
明する。
【0411】
前記六番目の目的の七番目の実施形態の場合、ターミナルは特定階層に定義された多
様なモードそれぞれに特定の接近権限を付与し、その後、前記接近権限に対する情報を、
視覚的、聴覚的または触覚的通知信号を用いてユーザに提供できるものの、多様な通知ユ
ニット、主映像ユニットまたはメインスピーカーなどが前記通知信号を生成することがで
きる。前記通知信号に基づいて、ユーザは、[1]現在モードにてユーザに付与された接
近権限の種類、[2]ターミナルが新規モードに移動した場合にユーザに付与される接近
権限の種類、[3]現在モードまたは新規モードにてユーザが駆動できるハードウェアま
たはソフトウェア要素、[4]新規モードに移動した後にユーザが駆動できるハードウェ
ア要素またはソフトウェア要素、または、[5]新規モードに移動した後にユーザがこれ
以上使用できなくなるハードウェア要素またはソフトウェア要素などを確認することがで
きる。
【0412】
この一番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、各モードに相違した視覚的特性を付
与することにより、相違したモードにて相違した画面を表示することができる。特に、タ
ーミナルは、各モードに独特の色、形、大きさ、向き、イメージ、パターン、向きを付与
することができる。したがって、ユーザは、前記視覚的特性のみで自らがターミナルを駆
動するモードを容易に確認することができる。この二番目の詳細な形態の場合のターミナ
ルは、上述の視覚的特性を通知ユニットに付与することができ、これに対しては、下で詳
細に説明する。
【0413】
この三番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、2以上のモードにて同一であるか類
似する背景画面を表示できるが、前記画面に相違したGUIセットを表示することができ
、制限された(したがって、前記モードでは駆動できない)要素に対するGUIをぼんや
りと表示したり最初から表示しなくてもよい。この四番目の詳細な形態の場合、ターミナ
ルは、各モードにて同一のGUIを表示するが、特定モードにて制限されたGUIは、相
違した形、大きさ、色、パターン、向きや位置などで映像ユニットまたは通知ユニットに
表示することができる。すなわち、ターミナルが駆動中である特定モードをユーザに知ら
せることができる限り、前記ターミナルは前記視覚的方法はもちろん、音やビープ(beep
)などの聴覚的方法、振動を用いた触覚的方法などを使用することもできる。したがって
、ユーザは、ターミナルが現在駆動しているモード、今後移動することになる新規モード
などを容易に確認することができる。ユーザが自らが間違ったモードにてターミナルを駆
動中であることを確認した場合、ユーザは正確なモード移動(ユーザ)サブ入力を提供す
るなどの是正アクションを取ることができる。
【0414】
この五番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、特定階層で定義されたそれぞれのモ
ードにて接近可能ハードウェア要素、ソフトウェア要素に相違した接近権限を付与するこ
とができる。本詳細な形態に対するその他の構成または作業実行に対する詳細な説明は、
前記詳細な形態の相応する説明と同一または類似するので、これ以上の説明は省略する。
【0415】
2-7.相違したモード及び状態の間の容易な移動
【0416】
本明細書のデータ処理ターミナル及びこれと関連した方法に対する七番目の例示的側
面であり七番目の目的は、ユーザが容易にモードを移動できるようにハードウェアやソフ
トウェア要素を含むターミナルを提供することであり、前記モード移動の例としては、[
1]電源が切れた状態から階層が定義した新規モードへの移動、[2]始動状態であるオ
フ状態から特定モードへの移動、[3]現在モードから新規モードへの移動、[4]特定
モードからオフ状態への移動、[5]現在モードから電源が切れた状態への移動などがあ
る。したがって、ユーザは、現在モードから新規モードに移動するために、映像ユニット
を消して再び点ける作業を実行する必要がなかったり、または、認証作業を実行する必要
がない。
【0417】
前記七番目の目的の一番目の実施形態の場合、ターミナルは、モード移動ユーザサブ
入力(UISWI)を含むユーザ入力を受信するように考案された1以上のモード移動用入力
ユニットを含んでもよい。また、前記入力ユニットは、[1]映像ユニットに表示される
GUIなどの「ソフトボタン」や、または、[2]ターミナルの適切な部位に装着された
「ハードボタン」などの形態で製作されてもよい。ターミナルは、多様な既存の入力ユニ
ットを上述のハードボタンとして使用することができる。
【0418】
前記一番目の実施形態の一番目の詳細な形態のターミナルは、ユーザがモード移動用
入力ユニットに同一または相違したUISWIを提供するたびに、第1接近権限が付与された
第1モードから(第1権限より広いか又は少ない)第2接近権限が付与された第2モード
に容易に移動するようにでき、必要な場合、ターミナルはユーザに認証作業を要請するこ
とができる。この二番目の詳細な形態のターミナルは、ユーザがUISWI及びUITHENを提供
するたびに、ユーザがモードを移動するようにできる。したがって、ターミナルがどんな
構成によって駆動しようが、ユーザは映像ユニットをひとまず消した後に再び点ける必要
なしに、モード移動用入力ユニットにUISWIのみを提供することにより、容易にモードを
移動することができる。
【0419】
上述のように、ユーザが接近権限が狭い第1モードから接近権限がさらに広い第2モ
ードに移動する場合、ターミナルはユーザにUITHENを提供するように要請することができ
る。前記認証は、ユーザが第1モードにて作業を実行することで得た「結果物」からター
ミナルのメインシステムを保護するために有用であり得る。また、ターミナルは、ユーザ
が接近権限が広い第2モードから接近権限が狭い第1モードに移動する場合にもUITHEN
要求することができる。ユーザが既に認証作業に成功して特定モードにてターミナルを駆
動している時、前記ターミナルは、これ以上の認証作業なしにユーザが第1モードから第
2モードに移動するようにできる。または、オフ状態のターミナルをオン状態に移動させ
るために、ユーザがターミナルに第1UITHENを既に提供した場合、ターミナルはユーザが
第1UITHENとは相違した第2UITHENをターミナルに提供してこそ第1モードから第2モー
ドに移動することができるようにできる。
【0420】
前記七番目の目的の二番目の実施形態の場合、ターミナルはUISWIを含むユーザ入力
を受信するように、特別に構成されたモード移動用入力ユニットを含んでもよい。ターミ
ナルは、多数のモードを定義した特定階層を構築し、前記入力ユニットが適合したユーザ
入力を受信する時にモードを移動することができる。または、ターミナルは、[1]階層
に定義された多数のモードの順序に従って(一例として、順次的スイッチングの場合)、
または、[2]相違したモードの間の「モード移動経路」(一例として、UISWIに従って
あるモードから隣接していない他のモードにも移動できる選択的スイッチングの場合)に
従ってモードを移動することができる。このために、ターミナルは、上述の並列的階層、
順次的階層または混合的階層を使用することができる。
【0421】
一例として、ターミナルは、ユーザがUISWIを提供するたびに、階層に沿って現在モ
ードから次のモードに移動することができる。ターミナルは、循環階層が定義した順序に
沿って連続的に1モードずつ移動することができる。しかし、非循環階層の場合、ユーザ
が階層の左側端や右側端のモードに到達すれば、それぞれこれ以上下流方向や上流方向に
モードを移動できないこともある。
【0422】
前記七番目の目的の三番目の実施形態のターミナルは、UISWIを含むユーザ入力を受
信するように割り当てられたモード移動用入力ユニットを含み、映像(または、通知)ユ
ニットに階層に対する詳細情報を表示することができる。前記詳細情報の例としては、階
層の構成や配置、選択的スイッチングを使用する階層が定義するモード移動経路などがあ
る。ターミナルは、名前、アイコン、シンボルまたはテキストなどを用いて、[1]ユー
ザがターミナルを現在駆動中である現在モード、[2]ターミナルが移動しようとする新
規モード、[3]現在(または、新規)モードにて駆動できるハードウェア要素またはソ
フトウェア要素、または、[4]ユーザが現在(または、新規)モードにて実行できる作
業などを表示することができる。したがって、ユーザは、モード移動を確認することがで
き、自らが間違ったUISWIを提供した時、これに対する是正アクションを取ることができ
る。
【0423】
ターミナルは、各モードと関連した前記詳細情報を映像ユニットに、または、前記ユ
ニットの特定部位に表示することができる。または、ターミナルは、映像ユニットとは別
個のユニットである通知ユニットを含むものの、前記通知ユニットは前記詳細情報を表示
することにより、ユーザが現在モードまたは新規モードを容易に確認するように補助する
こともできる。上述のように、通知ユニットは、視覚的、聴覚的、または、触覚的通知信
号をユーザに提供することができる。
【0424】
通知ユニットはターミナルの多様な部分に装着される。一例として、ターミナルは、
通知ユニットをメイン入力ユニットまたはモード移動用入力ユニットの周囲または近い部
位に装着して、ユーザが現在モードまたは移動しようとする新規モードを容易に確認する
ようにできる。他の詳細な形態の場合、通知ユニットは、メイン入力ユニットまたはモー
ド移動用入力ユニットと離れているが、ユーザが通知信号を容易に確認できる位置に装着
されてもよい。通知ユニットが聴覚的または触覚的通知信号を生成する場合、ユーザが前
記信号を容易に聞いたり感じたりすることができる場合、通知ユニットの正確な位置は、
さほど重要ではないこともある。
【0425】
前記七番目の目的の四番目の実施形態の場合、ターミナルは、ひとまず特定モードに
て駆動し始めた後にユーザがモード移動ができるようにする。一例として、ユーザがター
ミナルをロックモードにて駆動すれば、階層が定義するモードの種類及び前記モードの配
列に従って、ユーザは[1]相違したロックモード、[2]中級モード、または[3]解
除モードに移動することができる。ユーザがターミナルを解除モードにて駆動すれば、[
1]ユーザはさらに広い接近権限が付与された相違した解除モードに移動したり、[2]
ターミナルが循環階層で駆動する場合、中級モードまたはロックモードに移動したり、ま
たは、[3]ターミナルが非循環階層で駆動する場合、これ以上のモード移動をしないこ
ともある。
【0426】
2-8.多様な適用事例
【0427】
本明細書の八番目の例示的側面であり八番目の目的は、多様なモード移動と関連した
特性を有することはもちろん、多様な作業実行の順序または配列に従って駆動できるデー
タ処理ターミナルを提供することである。一般的に、本明細書の多様なターミナルは、既
存のスマートフォン、携帯電話、タブレットなどのように、ユーザが携帯できる形態で製
作する。
【0428】
前記八番目の目的の一番目の形態の場合、前記データ処理ターミナルは、本明細書で
開示する多様な側面、実施形態、詳細な形態などにより製作されてもよい。
【0429】
前記八番目の目的の二番目の形態の場合、既存のデータ処理機器のハードウェア要素
またはソフトウェア要素を本明細書のデータ処理ターミナルの多様な側面、実施形態、詳
細な形態などに基づいて変形することにより、前記既存の機器を本明細書のターミナルに
変換することができる。したがって、本明細書のターミナルは、多様な既存のデータ処理
機器やデータ管理機器を変形することにより製作することができ、前記既存の機器の例と
しては、[1]既存のデスクトップのデータプロセッサ、[2]前の[1]のプロセッサ
を含む既存の機器、[3]既存の携帯用データプロセッサ、[4]前の[3]のプロセッ
サを含む既存の機器、[5][5-1]データ格納作業、[5-2]データ編集や再配列
作業、[5-3]データ格納作業、または、[5-4]データ削除や浄化作業などの多様
なデータ処理作業を実行できる既存の機器などがある。したがって、本明細書の多様なデ
ータ処理ターミナルは、本段落の多様な既存の機器と同一または類似の形、大きさ、また
は、デザインなどを有するように製作することができる。
【0430】
前記八番目の目的の三番目の形態の場合、モード移動と関連して本明細書で説明した
多様な特性は、[1]デスクトップコンピュータ、[2]ラップトップコンピュータ、[
3]モバイルパッド、または、[4][4-1]自動車や、[4-2]ロボットなどの他
の電気機器に装着され、上の段落の多様なデータ処理作業を実行できる既存のコンピュー
タに適用されてもよい。したがって、本明細書の多様なデータ処理ターミナルは、前記既
存コンピュータと同一または類似の形、大きさ、または、デザインを有するように製作す
ることができる。
【0431】
前記八番目の目的の四番目の形態の場合、モード移動と関連して本明細書で説明した
多様な特性は、多様な既存の無線通信機器に適用されてもよい。したがって、本明細書の
データ処理ターミナルは、既存の[1]スマートフォン、[2]モバイルフォン、[3]
モバイルパッド、[4]携帯情報端末(personal digital assistant)、[5]ウェブパ
ッド、[6]その他の無線通信機器、または、[7]その他のデータ処理機器などの既存
の無線通信機器に適用されてもよい。その結果、本明細書の多様なデータ処理ターミナル
は、既存の無線通信機器と同一または類似の形、大きさ、または、デザインなどを有する
ように製作することができる。
【0432】
前記八番目の目的の五番目の形態の場合、本明細書の多様なデータ処理ターミナルは
、モノのインターネット、ビッグデータまたは人工知能などと関連した多様な既存の特性
を有してもよい。これに対する一番目の詳細な形態の場合、データ処理ターミナルは、モ
ノのインターネットに連結され得る、または、前記モノのインターネットに連結された既
存の電気機器と連結され得る1以上のハードウェア要素やソフトウェア要素を含んでもよ
い。したがって、前記ターミナルは、モノのインターネットの作動を操作したり前記電気
機器の作動を操作したりすることもできる。または、ターミナルは、モノのインターネッ
トに属する電気機器と連結した後、モード移動作業を実行して前記電気機器を操作するこ
とができる。これとは反対に、モノのインターネットに属する電気機器はターミナルと連
結し、[1]前記電気機器が特定作業を開始したり終了したりする時、または、[2]前
記電気機器が特定の事件(一例として、火災、非常状況、他の事件など)などを感知する
ことにより、ターミナルを新規モードに移動するようにできる。ターミナルは、既存のモ
ノのインターネットに現在適用されている多様な適用事例と関連したモノのインターネッ
トの特性を用いることもできる。
【0433】
これに対する二番目の詳細な形態の場合、データ処理ターミナルは、ビッグデータ保
管場所と連結できるハードウェア要素やソフトウェア要素を含み、前記保管場所にデータ
を格納したり前記保管場所からデータを回収したりすることもできる。または、ターミナ
ルは、ビッグデータを分析できる既存のアルゴリズムや既存のコンピュータコードを含む
ことにより、ビッグデータをターミナルの多様な作業と関連して使用することができる。
一例として、ターミナルは、ビッグデータ分析による特定の結果を条件としてモードを移
動したり、または、ターミナルは、前記モード移動に基づいてビッグデータ保管場所に格
納されたデータを操作することができる。
【0434】
これに対する三番目の詳細な形態の場合、データ処理ターミナルは、既存の人工知能
などの多様な既存の知能型エージェントを装着したり前記機能型エージェントと協力でき
る1以上のハードウェアまたはソフトウェア要素を含むことにより、ターミナルの使用用
途、ターミナルの使用方法、ユーザ選好度、ユーザ習性または前記エージェントの環境な
どを分析し、これを根拠にユーザやターミナルを補助することができる。したがって、前
記知能型エージェントは、既存の人工知能が遂行するように前記ターミナルに推理力、知
識、計画性または自然語処理能力などを提供することができる。
【0435】
一例として、ターミナルは、既存の知能型エージェントを多様な目的で用いることが
でき、前記目的の例としては、ターミナルのハードウェア要素やソフトウェア要素制御、
メインシステムやロックシステムの自己診断、前記システムの欠点発見時にこの補修、ま
たは、ロックシステムとメインシステムとの間の物理的または作業実行上の隔離に対する
診断などがある。また、ターミナルは、既存の知能型エージェントを用いて多様な方法で
ユーザを補助することができ、前記方法の例としては、[1]ユーザが実行する多様な作
業の記録及び分析、[2]ユーザが遂行した多様な機能の記録及び分析、[3]ユーザが
ターミナルを駆動した多様なモードの順序の記録及び分析などがある。これに基づいて既
存の知能型エージェントは、ユーザにどんな作業を実行するのか、どんな機能を遂行する
のか、ユーザが現在モードに留まるべきか、または、どんな新規モードに移動すべきかに
ついて提案することができる。
【0436】
ターミナルは、知能型エージェントの地図に従ってモード移動作業を実行することが
できる。一例として、知能型エージェントはユーザアクションに基づいてターミナルを現
在モードから新規モードに移動するようにすること(または、移動させること)ができ、
このようなユーザアクションの例としては、[1]ユーザがロック(または、解除)モー
ドにてロック(または、解除)作業を実行することで得た結果によるとモード移動が有利
な場合、[2]ユーザ統計によるとユーザが特定時点や特定状況でモード移動を選好する
傾向がある場合、または、[3]ユーザ選好事項によればモード移動をしなければならな
い場合などである。他の例の場合、知能型エージェントは外部環境や外部事件に基づいて
ターミナルを現在モードで新規モードに移動するようにすること(または、移動させるこ
と)もでき、前記環境や事件の例としては、[1]非常状況または特定の事件が発生した
場合、[2]非常状況や特定の事件が発生する可能性が特定の限界点を凌駕した場合、[
3]特定の約束時点が近づく場合、または、[4]特定の電話、メッセージまたは電子メ
ールを受信した時などである。ターミナルは、既存の知能型エージェントが現在使用され
ている多様な適用事例と関連した知能型エージェントの特性を用いることができる。
【0437】
また、前記八番目の目的の六番目の例の場合、ユーザは上述及び後述で説明する多様
なターミナルの多様な特性を携帯用として製作される多様なデータ処理ターミナルに適用
できることはもちろん、非携帯用として製作される多様なデータ処理ターミナル(または
、装置)に適用することができる。一例として、既存のデスクトップコンピュータやその
他の既存のデータ処理機器と類似の非携帯用データ処理ターミナルに上述及び後述の多様
な特性を適用することにより、前記非携帯用ターミナルのセキュリティ、完全性及び前記
ターミナルに格納された個人情報の保護などを向上させることができる。他の詳細な形態
の場合、本明細書のデータ処理ターミナルに対する上述及び後述の特性を多様な運送車両
やドローンなどに適用することができ、前記運送車両の例としては、自動車、汽車、バイ
ク、自転車、飛行機、ヘリコプタなどがある。したがって、ターミナルは、前記車両やド
ローンの多様な作業を保護することができ、これと同時に権限がないユーザが前記車両や
ドローンを好ましくない用途で使用できないように防止することができる。
【0438】
2-9.多様なユーザ
【0439】
本明細書のデータ処理ターミナル及びこれと関連した方法に対する九番目の例示的側
面であり九番目の目的は、特定階層に多数のモードを定義した後に各モードに特定の接近
権限を付与し、前記階層及びモードをターミナルに適用し、単一または多数のユーザが単
一のターミナルを多数のモードにて駆動できるようにすることである。このために、ター
ミナルは、前記階層が定義する各モードにて駆動できる多数のシステムを含む。したがっ
て、前記ターミナルは、単一または多数のユーザに2以上の相違したモードにて2以上の
相違したシステムを使用することができる融通性を提供できる。
【0440】
前記九番目の目的の一番目の実施形態の場合、多数の認証されたユーザが単一のター
ミナルを使用し、このために、ターミナルは、多数のユーザが単一または多数の階層に従
ってターミナルを駆動するようにできる。ターミナルは、全てのユーザに、[1]同一の
単一または多数のモードを定義したり、[2]相違したユーザに相違したモードを定義し
たり、または、[3]前の[1]と[2]の混合で多数のモードを定義することができる

したがって、ターミナルは、各ユーザに同一または相違した数のロック(または、解除)
モードを提供したり、または、各モードにてターミナルを駆動する各ユーザに同一の、類
似のまたは相違した接近権限を付与することができる。
【0441】
一例として、ターミナルは、単一のロックモード(MDLK)及び三つの解除モード(MD
UL1、MDUL2及びMDUL3)を定義する階層にて駆動するものの、第1ユーザは、単一のロッ
クモード(MDLK)と単一の解除モード(MDUL1)にてターミナルを駆動するが、第2ユー
ザは、同一のロックモード(MDLK)と二つの相違した解除モード(MDUL2及びMDUL3)にて
ターミナルを駆動することができる。他の例として、ターミナルは、1以上のロックシス
テムと1以上のメインシステムを含み、各ユーザは各解除(または、ロック)モードにて
同一のメイン(または、ロック)システムを駆動したり、相違したメイン(または、ロッ
ク)システムを駆動することができる。また、他の例の場合、ターミナルは、多数の認証
されたユーザそれぞれに多様な接近権限を付与し、これにより、ターミナルは、第1ユー
ザにユーザ認証作業を実行しないまま他のモードに移動できる接近権限を付与する反面、
第103ユーザは自身にのみ付与された第1モード及び第2モードのみ接近できるものの
、これ以外の(他のユーザの)モードは接近できないようにすることができる。
【0442】
したがって、各ユーザは、相違した接近権限で単一のターミナルを駆動することがで
き、その結果、[1]各ユーザは、階層が定義した同一のモードに相違したモード移動権
限で接近したり、[2]各ユーザは、相違した階層が定義したモードに接近することがで
きる。したがって、第1ユーザは、第1階層が定義する如何なるモードにも移動できるが
、第2ユーザのための第2階層の如何なるモードにも移動できないこともある。したがっ
て、各ユーザはターミナルのメインシステムのハードウェアまたはソフトウェア要素を駆
動できる相違した接近権限を有してもよい。すなわち、各ユーザは、[1]単一または多
数のロックモードにて同一または相違したロックシステムを駆動したり、[2]単一また
は多数の解除モードにて同一または相違したメインシステムを駆動したり、または、[3
]1以上のモードにて同一または相違したハードウェアまたはソフトウェア要素を駆動す
ることができる。したがって、特定階層に定義されたモードの数が、同一のターミナルを
駆動できる認証されたユーザの数と同一な必要はない。
【0443】
前記九番目の目的の二番目の実施形態の場合、ターミナルは、単一のユーザのみが駆
動し、ユーザは単一の階層が定義する多数のモードにてターミナルを駆動することができ
る。したがって、ユーザは、ロックモードと解除モードはもちろん、必要な場合、任意の
数の中級モードにて前記ターミナルを駆動することができる。一例として、階層が単一の
ロックモード(MDLK)と三つの同一の、類似のまたは相違した解除モード(MDUL1、MDUL2
及びMDUL3)を定義すれば、ユーザはMDUL1を一般的な用途で、MDUL2は家族関係の用途で
、MDUL3は個人的な用途で使用することができる。
【0444】
特定階層が多数のロック(または、解除)モードを定義する場合、ターミナルは、ユ
ーザの要求または外部状況に従って各ロック(または、解除)モードに同一の、類似のま
たは相違した接近権限を付与することもできる。前記外部状況の例としては、[1]第1
モードでは特定のハードウェア要素またはソフトウェア要素の駆動を制限するが、第2モ
ードでは前記要素の駆動を許諾した状況、[2]第1モードでは特定ハードウェアまたは
ソフトウェア要素の一部分または特定のオプションを使用できないようにするが、第2モ
ードでは前記使用を許諾した状況、または、[3]第1モードではメモリユニットに格納
されたデータに接近できないようにするが、第2モードでは前記接近を許諾した状況など
がある。この場合、ターミナルは、MDUL1及びMDUL2よりMDUL3にさらに広い接近権限を付
与することができる。または、ユーザが偏頗的にMDUL1を事業用途で使用する反面、MDUL3
では最小限の機能(すなわち、ワードプロセッサ、フォトショップまたはギャラリー)の
みを必要とする場合、ターミナルはMDUL3よりMDUL1にさらに広い接近権限を付与すること
ができる。
【0445】
前記二番目の実施形態のターミナルはロックシステムとメインシステムを含んでもよ
く、ロックモードではロックシステムを駆動する一方、解除モードではメインシステムを
駆動する。または、ターミナルは、ロックモードではロックシステムで駆動するが、解除
モードではメインシステムで駆動する単一のシステムのみを含んでもよい。または、ター
ミナルは、多数のシステムを含むものの、ユーザは、[1]ロックモードではロックシス
テムを、解除モードではメインシステムを駆動したり、または、[2]MDLK1では第1ロ
ックシステムを駆動し、MDLK2では第2ロックシステムを駆動し、MDUL1及びMDUL2ではメ
インシステムを駆動することもできる。すなわち、特定階層が定義するモードの正確な数
は、ターミナルが含むシステム(すなわち、ロックシステム、メインシステムなど)の全
体数と必ずしも同一な必要はない。
【0446】
ターミナルは、ユーザをして2以上のモードにて同じハードウェア要素やソフトウェ
ア要素を駆動できるようにするが、それぞれのモードにて特定の制限を加えることができ
る。前記制限の例としては、[1]第2モードではメモリユニットの特定のデータセクタ
を接近するように許諾するが、第1モードではこれを禁止する制限、または、[2]第2
モードではソフトウェア要素駆動時に特定のオプションを使用するように許諾するが、第
1モードではこれを禁止する制限などがある。ターミナルは、単一のロックシステムと単
一のメインシステムを含んだり、または、多数のロックシステムと多数のメインシステム
を含んでもよく、後者の場合、ユーザは相違した解除(または、ロック)モードにて相違
したメイン(または、ロック)システムを駆動することができる。したがって、単一のユ
ーザは、ロックモードではロックシステムを駆動し、1以上の解除モードではメインシス
テムを駆動するなど多数のモードを使用することができる。この時、ターミナルは、各モ
ードにてユーザが相違した接近権限で、[1]特定のハードウェアまたはソフトウェア要
素を駆動したり、[2]前記要素の特定の部位を駆動したり、または、[3]前記要素と
関連した特定のオプションを使用するようにできる。
【0447】
前記九番目の目的の三番目の実施形態の場合、本明細書の多様なターミナルは、駆動
中には既存の機器と作業実行上結合して使用することができ、駆動後に前記機器から作業
実行上分離することができる。特に、ユーザは、自らのターミナルを前記機器に結合した
後にターミナルを操作することにより、前記既存の機器を操作することができる。すなわ
ち、ユーザは、[1]自らのターミナルを前記機器に物理的に結合し、前記ターミナルを
一種の携帯用制御コンソール(console)として利用し、既存の機器の多様な作業を操作
したり、または、[2]ターミナルと既存の機器を物理的に結合しなくても、前記ターミ
ナルを既存の機器の多様な作業を操作できる携帯用遠隔調節器として使用することができ
る。一般的に、ターミナルは、既存の機器と有線または無線で交信することができる。
【0448】
したがって、前記三番目の実施形態の一番目の詳細な形態において、本明細書のデー
タ処理ターミナルの多様な特性は、既存の[1]携帯用または移動式データ処理機器、[
2]非携帯用データ処理機器、または、[3]非移動式データ処理機器などに適用されて
もよく、上述の既存のデータ処理機器は既存の車両(一例として、自動車、汽車、バイク
、自転車、汽車、飛行機、ヘリコプタなど)に含まれた機器、既存のドローンなどであっ
てもよい。したがって、ターミナルは、前記車両やドローンを駆動する時にセキュリティ
を強化することができ、同時に認証を受けていないユーザが前記車両、ドローンなどを好
ましくない目的で使用できないように防止することができる。
【0449】
2-10.ユーザの便宜
【0450】
本明細書のデータ処理ターミナル及びこれと関連した方法に対する十番目の例示的側
面であり十番目の目的は、ユーザに、強化されたセキュリティ、向上した完全性、強化さ
れた個人情報の保護を提供するターミナルを提供することである。
【0451】
前記十番目の目的の一番目の実施形態の場合、ターミナルは、ユーザに多数のモード
を定義する多様な階層を提供し、各モードに同一の、類似のまたは相違した接近権限を付
与することができる。ターミナルはモード移動に対応してロック(または、解除)モード
にて多様なロック(または、解除)作業を実行することで得た前記「結果物」の全部また
は一部を多様な削除時点に削除することができる。ターミナルは少ない接近権限が付与さ
れたモードからさらに広い(類似の、または、重ならない)接近権限が付与されたモード
に移動する時、削除(または、部分削除)作業を実行することができる。
【0452】
したがって、以前のモードが新規モードに比べて狭い(または、広い)接近権限のみ
が付与されたかどうかと関係なく、新規モードにて駆動するターミナルは以前のモードで
得た「結果物」にダウンロードされたり浸透した悪性プログラムの潜在的威嚇から保護さ
れ得る。このように、ユーザは、各モードを階層の残りのモードと全的または部分的に隔
離することにより、悪性プログラムによる潜在的汚染や損傷に対する懸念なしに、前記階
層が定義する各モードにて容易にターミナルを駆動することができる。その結果、ユーザ
は高いセキュリティ、向上した完全性、及び強化された個人情報のような恩恵を得ること
ができる。
【0453】
前記十番目の目的の二番目の実施形態の場合、ターミナルは、ユーザをして1以上の
ロック(または、中級)モードはもちろん、1以上の解除モードを定義する階層を容易に
構築するようにできる。また、ターミナルは、ユーザの必要に応じてそれぞれのモードに
特定の接近権限を付与し、これを介して、あるユーザには、メインシステムの接近可能ハ
ードウェア要素やソフトウェア要素のうち全部でない一部のみ駆動するようにする一方、
他のユーザには、メインシステムの(ほぼ)全ての接近可能ハードウェア要素及びソフト
ウェア要素を駆動するようにできる。
【0454】
上述のように、多数のユーザは、[1]単一のターミナルを共有したり、または、[
2]単一のネットワークにてそれぞれの環境を有するように連結された多数のターミナル
を共有し、ネットワークのハードウェア要素またはソフトウェア要素を共有することがで
きる。また、ターミナルは、「結果物」の全部または一部を削除することもできる。した
がって、各ユーザは自分だけのモードに格納された自らの活動内容がミスで他のユーザに
露出する心配なしに、また、自分だけのモードにて遂行した活動によってネットワークが
汚染されたり破壊される心配なしに、前記ターミナルを効率的に使用することができる。
【0455】
前記十番目の目的の三番目の実施形態の場合、ターミナルは、削除(または、部分削
除)作業を実行し、ユーザが特定階層が定義した多数のモード間で容易に移動するように
許容したり、あるモードから他のモードに移動するようにできる。ユーザやターミナルは
、多数の作業を定義する階層を構築する時、特定のロック(または、中級)モードにてタ
ーミナルを駆動し始めるユーザまたは特定のロック(または、中級)モードから他のモー
ドに移動しようとするユーザは、前記階層の解除モードに移動できないように前記階層を
構築したり、または、メインシステムの特定のハードウェア要素またはソフトウェア要素
を駆動できないように前記階層を構築することもできる。このために、ターミナルは、後
述の[図2]のパネル(C)及び(D)で例示した「トラップモード」を含む「経路特定
階層」を構築することができる。ターミナルは、大切なメインシステムが侵入者によって
汚染されたり、損傷されたり、壊れないように防止できる追加の安全保障装置として前記
構成を容易に活用することができる。なぜならば、ターミナルは、所定のモードにて駆動
を開始しないユーザ(すなわち、侵入者)は、メインシステムの特定のハードウェアまた
はソフトウェア要素を駆動できないように防止することができるためだ。
【0456】
上述のように、本明細書の多様なターミナルは、ユーザまたは非認証ユーザがロック
作業を実行する間、ターミナルに浸透した後、ユーザがロックモードから解除モードに移
動する時にメインシステムに侵入することもできる悪性ウイルスによるメインシステムの
汚染、損傷または故障を防止することができる。このために、ターミナルは、ロックモー
ドからこれよりさらに広い接近権限が付与された解除(または、他の)モードに移動する
前、ロック(または、中級)モードにて(ロックまたは中級)作業を実行して得た「結果
物」に対して削除(または、部分削除)作業を実行できる安全保障装置を提供することが
できる。その結果、本明細書の多様なターミナルは、ユーザがロック(または、中級)モ
ードにてミスで接近した怪しいウェブサイトまたは用心深さなしにダウンロードした汚染
されたファイルなどによるハッキングを効率的に防止することができる。
【0457】
上述のように本明細書の多様なターミナルは、メインメモリユニットに格納されたユ
ーザの個人情報及びロックモード、中級モードまたは解除モードにてユーザが活動した内
訳を効率的に保存することができる。特に、前記階層を注意深く構築することにより、タ
ーミナルは非認証ユーザがメインメモリユニットのデータを回収したり、または、メイン
メモリユニットに汚染されたデータを記入できないように防止することができる。また、
前記ターミナルのユーザは、ロックまたは中級モードのように保護しきれないモードにて
ユーザが遂行した活動に対する内訳を非認証ユーザが確保できないように防ぐことができ
る。
【0458】
前記十番目の目的の四番目の実施形態の場合、ターミナルは、強化されたセキュリテ
ィ、向上した完全性と高まった個人情報の保護の環境で多様な車両やドローンを使用する
ようにできる。一例として、ユーザが共有車両を使う場合、ユーザは自らのターミナルを
車両のポートに挿入したり、または、無線で自らのターミナルを車両と同期化するなどの
方法で車両に連結し、必要に応じて前記車両を駆動することができる。この時、ターミナ
ルは、他のユーザによって前記車両に既に浸透している悪性ウイルスやコードからメイン
システムを保護することができ、前記削除(または、部分削除)作業を実行して他人がユ
ーザの運転記録やユーザのデータを確保できないようにすることもできる。
【0459】
前記利点は、作業実行上ユーザが有無線に連結できる共有電気機器にも適用されても
よい。前記利点は、ユーザが自らのターミナルを他人と共有する環境において作業実行上
有無線に連結する場合にも適用されてもよく、前記環境の例としては、[1]共有インタ
ーネット網や[2]第三者のインターネット網などがある。この時、ユーザがターミナル
をロック(または、中級)モードにて駆動し、自らのターミナルのメインシステムを部分
的にまたは完全に隔離し、また、第三者が自らのターミナルのメインシステムに接近した
りメインシステムを駆動できないように防止する限り、ユーザは、セキュリティ、完全性
及び個人情報を保護することができる。
【0460】
2-11.既存のデータ処理機器の改良及び向上
【0461】
本明細書の多様なデータ処理ターミナル、前記ターミナルの多様なユニット、ハード
ウェア要素、ソフトウェア要素などは、多様な既存文献が開示する相違したモードでも駆
動されてもよい。前記既存文献の例としては、米国アップル社が保有している米国登録特
許第8,782,775号として、特に、[図3]、[図5]、コラム7の27~39行、コラム
8の15行からコラム9の17行などを参考にすることができる。前記既存文献の他の例
は、米国マイクロソフト社が保有した米国出願特許第2012/0009896号として、特に、[図
3A]、[図3B]、[図4A]及び[図4B]、段落70~72及び段落75~76な
どを参考にすることができる。前記既存文献に対する他の例は、アップル社が保有してい
る米国登録特許第8,943,580号として、特に、[図3]及び[図5C]、コラム7の27
~39行、コラム8の15行からコラム9の17行などを参考にすることができる。
【0462】
しかし、本明細書の多様なターミナルは、前記既存文献が開示した接近権限とは相違
した接近権限を、前記既存文献が開示する多様な作業モードに付与することができる。ま
た、本明細書の多様なターミナルは、前記既存文献が開示するモードを前記文献が開示し
たところとは相違した階層に含めることができる。また、本明細書の多様なターミナルは
、本明細書にて説明したモードと前記文献が開示するモードを混合して使用することがで
きる。
【0463】
3.付加的目的
【0464】
本明細書は、多数のモードそれぞれで駆動する多様なデータ処理ターミナルに関する
ものとして、本明細書のターミナルは、ロック(または、中級)モードにてロック(また
は、中級)システムを駆動して多様なロック(または、中級)作業を実行して得られ、ロ
ック(または、中級)モードにて駆動するロック(または、中級)システムに格納された
り、残留する「結果物」の全部や一部を削除することができる。したがって、ユーザがロ
ック(または、中級)モードにてロック(または、中級)システムでロック(または、中
級)作業を実行し、信頼性の低いウェブサイトをアクセスしたり、疑わしいリンクにアク
セスしたりまたは悪性ウイルスに感染したファイルやコンテンツをダウンロードしても、
ターミナルは前記「結果物」の全体(または、特定)部分を多様な削除時点に削除するこ
とができる。したがって、ターミナルが解除モードに移動しても、悪性ウイルスは既に削
除された後であるため、悪性ウイルスがターミナルのメインシステムに悪影響を及ぼすこ
とはない。
【0465】
上述の削除または部分削除以外にも、本明細書の多様なターミナルは、メイン(また
は、ロック)システムをロック(または、メイン)システムから完全にまたは部分的に、
物理的にまたは作業実行上隔離させることができる。その結果、悪性ウイルスがロックシ
ステムに成功裏に浸透したとしても、前記物理的隔離または作業実行上の隔離によって前
記ウイルスはメインシステムには浸透できなくなる。
【0466】
したがって、本明細書のターミナルは、疑わしいウェブサイトや、潜在的に害になり
得るダウンロードしたコンテンツや、前記コンテンツ、リンクなどに含まれたウイルスな
どから自らを保護することができる。これと同時に、本明細書のターミナルは、ユーザが
ロックモードなどと同じ制限的モードにおける自らの活動によるターミナルの汚染や被害
を心配しないまま、あるモードから他のモードに継ぎ目なしに移動するようにできる。
【0467】
したがって、本明細書の他の例示的目的のデータ処理ターミナルは、解除モードとロ
ックモードにて駆動し、映像ユニットを含み、解除モードにて作動すると同時に前記映像
ユニットを駆動するメインシステムを含んでもよい。ターミナルは、ロックモードにて映
像ユニットにデータを表示できるロックビューアも含む。前記目的の一番目の実施形態の
場合、ロックモードにて駆動中であるターミナルは、解除モードに移動する(直)前、前
記移動と同時、(直)後、または、前記移動後一定時間以内に、結果物の少なくとも一部
を削除することができ、その結果、ターミナルは、「結果物」の前記一部がメインシステ
ムに及ぼす影響を全面的にまたは部分的に防止することができる。前記目的の二番目の実
施形態のターミナルは、ロックビューアを含み、ロックモードにて物理的または作業実行
上、ロックビューアをメインシステムから物理的にまたは作業上全的または部分的に隔離
することができる。したがって、ターミナルは、「結果物」及びロックビューアがメイン
システムに及ぼし得る悪影響を防止することができる。
【0468】
本明細書の他の例示的目的のデータ処理ターミナルは、解除モードとロックモードに
て駆動し、多数のハードウェア要素またはソフトウェア要素を含んでもよい。ターミナル
は、映像ユニット、メインシステム、ロックシステムなどを含んでもよい。また、前記メ
インシステムは、解除モードにて映像ユニットを駆動すると同時に、前記要素を駆動して
多様な作業を実行することができる。反面、ロックシステムはロックビューアを含み、映
像ユニットとロックビューアとを駆動することにより、ロックビューアがロックモードに
て映像ユニットにデータを表示するようにできる。また、ロックモードにて駆動中である
ターミナルは、ロックモードから解除モードに移動する(直)前、前記移動と同時に、(
直)後、または、前記移動後一定時間以内にロックシステムに残留する「結果物」の少な
くとも一部を削除することができる。前記目的の一番目の実施形態のターミナルは、「結
果物」の一部がメインシステムを汚染させたり悪影響を及ぼさないように、全的または部
分的に防止することができる。前記目的の二番目の実施形態のターミナルは、ロックシス
テムを含み、ロックシステムを物理的または作業実行上メインシステムから全的または部
分的に隔離し、ロックモードにてロックシステムがメインシステムを接近できないように
、全的または部分的に防止することができる。したがって、ターミナルは、ロックシステ
ムまたは「結果物」がメインシステムに影響を及ぼさないようにできる。
【0469】
本明細書の他の例示的目的のデータ処理ターミナルは、映像ユニット及びメインメモ
リユニットを含み、解除及びロックモードにて作動し、ユーザが解除モードにてメインメ
モリユニットに1番のデータを格納したり、メインメモリユニットから1番のデータを回
収するようにできる。前記目的の一番目の実施形態のターミナルは、ロックモードにて2
番のデータを受信し、2番のデータを映像ユニットに表示できる1以上のロックビューア
を含んでもよい。前記目的の二番目の実施形態のターミナルは、ロックモードにてロック
ビューアがメインメモリユニットから1番のデータを回収したり、メインメモリユニット
に2番のデータを格納できないように、全的または部分的に防止することができる。ロッ
クモードにて駆動中であるターミナルは、解除モードに移動する(直)前、(直)後、同
時、または、前記移動後一定時間以内に、2番のデータの少なくとも一部を削除すること
ができる。したがって、ターミナルは、前記削除されたデータからメインメモリユニット
を全的にまたは部分的に保護することができる。前記目的の三番目の実施形態のターミナ
ルは、ロックビューアを含むものの、前記ロックビューアをメインメモリユニットから全
的にまたは部分的に、物理的にまたは作業実行上隔離することができる。したがって、タ
ーミナルは、メインメモリユニットをロックビューアまたは2番のデータから保護するこ
とができる。
【0470】
本明細書の他の例示的目的の場合、データ処理ターミナルは、多数のハードウェア要
素やソフトウェア要素を含み、1番のモードと2番のモードにて作動し、ユーザをして1
番のモード及び2番のモードにてそれぞれ1番の数及び2番の数の要素を駆動するように
する。ターミナルは2番のモードにてデータを表示できるファイルビューアアプリも含む
。前記目的の一番目の実施形態のターミナルは、2番のモードにて1番のモードに移動す
る(直)前、前記移動と同時、前記移動(直)後、または、前記移動後一定時間以内に前
記データの少なくとも一部分を削除することができる。したがって、ターミナルは、ユー
ザが2番のモードにて前記データを映像ユニットに表示するように許容するが、1番また
は2番のモードにて前記削除されたデータによる前記要素の汚染や悪影響などを防止する
ことができる。前記目的の二番目の実施形態のターミナルは、ファイルビューアアプリを
含み、前記アプリを前記要素から物理的または作業実行上全的にまたは部分的に隔離する
ことができる。したがって、ターミナルは、前記要素をファイルビューアアプリまたは1
番や2番のモードのデータから保護することができる。
【0471】
本明細書の他の例示的目的の場合、データ処理ターミナルは、多数のハードウェア要
素やソフトウェア要素を含み、解除モードとロックモードにて作動する。ターミナルは映
像ユニットとメインシステムを含み、後者は前記要素を駆動し、解除モードにて多数の作
業を実行し、解除モードにて前記作業による「結果物」を映像ユニットに表示する。ター
ミナルはロックシステムも含み、前記ロックシステムはロックビューア及びロックメモリ
ユニットを含む。ターミナルは、ロックモードにてロックビューアとロックメモリユニッ
トを駆動し、映像ユニットに「データ」を表示することはもちろん、ロックビューアがロ
ックモードにて「データ」の少なくとも一部をロックメモリユニットに格納するようにで
きる。
【0472】
本明細書の他の例示的目的のデータ処理ターミナルは、ロックモードにて作動するロ
ックシステムを含み、ロックモードから解除モードに移動する(直)前、前記移動と同時
に、前記移動(直)後、または、前記移動後一定時間以内に、ロックシステムに残留する
「結果物」を削除することができる。したがって、ターミナルは、ロックシステムや前記
削除された「結果物」がロックモードまたは解除モードにてメインシステムに悪影響を及
ぼさないように防止することができる。前記目的の一実施形態のターミナルは、その内部
に前記ロックシステムを含むが、ロックシステムをメインシステムから物理的にまたは作
業実行上全的にまたは部分的に隔離させることができる。これにより、ターミナルは、ロ
ックモードにて前記要素に対するロックシステムの接近を全的にまたは部分的に防止する
ことができ、したがって、ロックシステムと「結果物」による悪影響から前記要素を保護
することができる。
【0473】
本明細書の他の例示的目的の場合、データ処理ターミナルは、多数のハードウェア要
素やソフトウェア要素を含み、1番及び2番のモードにて駆動し、ユーザは2番のモード
より1番のモードにてより多くの数の前記要素に接近できるようにする。また、ターミナ
ルは、2番のモードにて「結果物」を表示するファイルビューアアプリと2番のモードに
て「結果物」を格納する2番のメモリユニットも含む。前記目的の一番目の実施形態の場
合、2番のモードにて駆動するターミナルは、1番のモードに移動する(直)前、前記移
動と同時、前記移動(直)後や前記移動後一定時間以内に、2番のメモリユニットに格納
された「結果物」の少なくとも一部を削除することにより、ユーザが2番のモードにて映
像ユニットに表示された「結果物」を見たり回収したりするようにするが、1番または2
番のモードにて「結果物」のうち削除された一部から前記要素を部分的または全的に保護
することができる。前記目的の二番目の実施形態のターミナルは、ロックシステムをその
内部に含むものの、ロックシステムのファイルビューアアプリまたは2番のメモリユニッ
トを物理的または作業実行上前記要素から全的または部分的に隔離することができる。こ
れにより、ターミナルは、2番のモードにてファイルビューアアプリや2番のメモリユニ
ットが前記要素に接近できないように全的または部分的に防止することができる。その結
果、ターミナルは、ファイルビューアアプリ、2番のメモリユニットまたは「結果物」が
及ぼし得る悪影響から前記要素を保護することができる。
【0474】
本明細書の他の例示的目的のデータ処理ターミナルは、解除モードやロックモードそ
れぞれで駆動し、映像ユニットを含み、ユーザがターミナルの汚染、損傷または性能低下
に対する心配なしにロックモードにて自らが所望する作業を全て実行しながらも、外部ソ
ースから自らが所望するほどの結果をダウンロードし、前記結果をロックモードにて格納
するようにできる。前記ターミナルは、解除モードにて駆動するメインシステムとロック
モードにて駆動するロックシステムを含み、メインシステムは、解除モードにてユーザが
ハードウェア要素またはソフトウェア要素のうちの少なくとも半分以上を接近するように
許諾する反面、ロックシステムは、ロックモードにてユーザが前記要素のうちの少なくと
も半分以上を接近しないようにすることができる。前記ターミナルは、ロックモードにて
解除モードに移動する(直)前、前記移動と同時、前記移動(直)後、または、前記移動
後一定時間以内に、「結果物」の全部または少なくとも一部分を削除することができる。
したがって、ターミナルは、ロックモードまたは解除モードにて削除された「結果物」が
メインシステムに及ぼす悪影響を完全にまたは部分的に防止することができる。
【0475】
本明細書の他の例示的目的のデータ処理ターミナルは、ロックモードにて駆動するロ
ックシステム、解除モードにて駆動するメインシステム及び映像ユニットを含み、メイン
システム及びロックシステムはそれぞれ解除モードとロックモードにて映像ユニットを駆
動する。前記ターミナルは、ユーザが提供するモード移動(ユーザ)サブ入力を取得でき
るモード移動用入力ユニットを含む。また、解除モードにあるターミナルは、前記モード
移動サブ入力に対応してモード移動作業(すなわち、前記モード移動サブ入力に相応する
モードを確認する作業)を実行することにより、ロックモードに移動することができる。
すなわち、ユーザは、[1]ロックモードで進めるために、映像ユニットを消した後に再
び点ける必要なしに、[2]ロックモードに移動するために、ユーザに別途の追加(ユー
ザ)サブ入力を提供するように要求する必要しに、または、[3]モード移動作業を実行
し、ロックモードに移動する前に別途の作業を実行する必要なしに、ロックモードに移動
することができる。
【0476】
本明細書の他の例示的目的の場合、データ処理ターミナルは、映像ユニットと多数の
ハードウェア要素及びソフトウェア要素を含み、1番のモードと2番のモードにて駆動し
、ユーザは2番のモードより1番のモードにてより多くの数の前記要素を駆動するように
する。ターミナルは、ユーザから1以上のモード移動(ユーザ)サブ入力を取得できるモ
ード移動用入力ユニットを含み、1番のモードにて駆動されるターミナルは、前記サブ入
力に対応してモード移動作業を実行することにより、2番のモードに移動することができ
る。この時、ユーザは、[1]2番のモードで進めるために、映像ユニットを消した後に
再び点ける必要がなかったり、[2]2番のモードに移動するために、別途の追加(ユー
ザ)サブ入力を提供する必要がなかったり、または、[3]モード移動作業を実行した後
、しかし、2番のモードに移動する前に別途の作業を実行する必要がなくなる。
【0477】
本明細書の他の例示的目的の場合、データ処理ターミナルは、多数のハードウェア要
素及びソフトウェア要素を含み、1番のモードと2番のモードにて駆動し、ユーザが1番
のモードでは1番の数の要素を駆動するが、2番のモードでは2番の数の要素を駆動する
ようにする。ターミナルは、ユーザからモード移動(ユーザ)サブ入力を取得できるモー
ド移動用入力ユニットを含み、前記サブ入力に対応して1番または2番のモードのうちの
一つである現在モードから1番または2番のモードのうちの残りである新規モードに移動
するモード移動作業を実行する。したがって、前記ターミナルは、ユーザがモード移動(
ユーザ)サブ入力を一つずつ順番に提供することにより、1番のモードまたは2番のモー
ドに交互に移動することになる。
【0478】
本明細書の他の例示的目的の場合、データ処理ターミナルは、多数のハードウェア要
素及びソフトウェア要素を含み、モードA、B及びCにて駆動し、それぞれのモードにて
1番の数、2番の数及び3番の数の前記要素を駆動するようにする。ターミナルは、ユー
ザからモード移動(ユーザ)サブ入力を取得できるモード移動用入力ユニットを含み、タ
ーミナルは、前記モード移動(ユーザ)サブ入力に対応してモード移動作業を実行し、モ
ードA,B及びCのうちの一つである現在モードから残りのうちの一つである新規モード
に移動する。したがって、モード移動用入力ユニットが多数のモード移動サブ入力を一つ
ずつ順番に受信すれば、ターミナルは一番目のサブ入力に対応してモードA、B及びCの
うち一番目のモードからモードA、B及びCのうち二番目のモードに移動し、その後、二
番目のサブ入力に対応して前記二番目のモードからモードA、B及びCのうち三番目のモ
ードに移動し、その後、三番目のサブ入力に対応して前記三番目のモードから前記一番目
のモードに移動する。
【0479】
本明細書の他の例示的目的の場合、データ処理ターミナルは、解除モードとロックモ
ードにて駆動し、映像ユニットを含み、解除モードにて前記映像ユニットを駆動できるメ
インシステムを含む。また、前記ターミナルのために脱着機器とロックビューアを含む外
部機器を提供し、脱着機器はターミナルの1以上の部位と脱着が可能なように結合するこ
とができ、ロックビューアは「結果物」を映像ユニットに表示できるものの、前記「結果
物」は、[1]脱着機器内部に位置したり、[2]ユーザがロックモードにて接近する外
部ソースが提供したり、または、[3]ターミナルがロックモードにてその他方法で取得
することができる。脱着機器やメインシステムは、ロックモードにて映像ユニットに「結
果物」を表示するために、ロックビューアを駆動することができる。また、ターミナルは
、ロックモードにて解除モードに移動する(直)前、前記移動と同時に、前記移動(直)
後、または、前記移動後一定時間以内に、「結果物」の全部や一部を削除することができ
る。したがって、ターミナルは前記脱着機器が及ぼし得る悪影響を防止することができる
【0480】
本明細書の他の例示的目的の場合、データ処理ターミナルは、1番のモードと2番の
モードにて駆動し、多数のハードウェア要素及びソフトウェア要素を含み、ユーザは、1
番のモードにて1番の数の前記要素を駆動する反面、2番のモードでは1番の数より少な
い2番の数の前記要素を駆動することができるようにする。また、ターミナルのために、
脱着機器とファイルビューアアプリを含む外部機器を提供することができ、前記脱着機器
は、ターミナルと脱着が可能なように結合することができる。反面、前記ファイルビュー
アアプリは「結果物」を映像ユニットに表示できるものの、前記「結果物」は、[1]脱
着機器の内部に位置したり、[2]1番や2番のモードにてターミナル(一例として、ハ
ードウェア要素またはソフトウェア要素)が提供したり、[3]2番のモードにてユーザ
が接近する外部ソースが提供したり、または、[4]ターミナルが1番または2番のモー
ドにて取得できたり脱着機器が2番のモードで取得することができる。脱着機器またはタ
ーミナルは、2番のモードにて1番のモードに移動する(直)前、前記移動と同時に、前
記移動(直)後、または、前記移動後一定時間以内に、前記「結果物」の全部や一部を削
除することができる。したがって、ターミナルは、ユーザが2番のモードにて脱着機器に
格納されている「結果物」を接近したり回収したりするようにでき、「結果物」の削除さ
れた部分から前記要素を完全にまたは部分的に保護することができる。または、脱着機器
またはターミナルは、オプションでターミナルが1番のモードから2番のモードに移動す
る(直)前、前記移動と同時に、前記移動(直)後、または、前記移動後一定時間以内に
、上述の「結果物」とは相違した結果の全部や一部を削除することができ、前記結果は、
[1]前記ハードウェア要素に位置したり、[2]1番のモードにてユーザが接近する他
の外部ソースが提供したり、[3]1番や2番のモードにてハードウェア要素またはソフ
トウェア要素が提供したりすることができる。これを介してターミナルは、ユーザをして
自らが1番のモードにて遂行した活動の内訳を全部または一部削除するようにできる。
【0481】
本明細書の他の例示的目的では、ユーザが外部ソースから得た信頼できない「結果物
」からデータ処理ターミナルを保護する方法を提供し、前記ターミナルはロックモードと
解除モードにて駆動し、解除モードではユーザがターミナルの多様なハードウェア要素及
びソフトウェア要素に接近して駆動するようにするが、ロックモードでは前記要素の全体
または一部分を接近できないようにすることができる。前記方法は、ロックモードにてユ
ーザが外部ソースから「結果物」を得るように許諾するステップを含む。この一番目の実
施形態の方法は、「結果物」の全体や一部を削除した後に解除モードに移動することによ
り、前記削除した部分によるターミナルの汚染または悪影響を防止するステップを含む。
この二番目の実施形態の方法は、ターミナルがロックモードから解除モードに移動する(
直)前、同時、(直)後、または、前記移動後一定時間以内に、「結果物」の全体や一部
を削除することにより、前記削除した部分によるターミナルの汚染や悪影響を防止するス
テップを含む。
【0482】
本明細書の他の例示的目的では、ユーザが外部ソースから得た信頼できなかったりウ
イルスに感染したりした「結果物」から、データ処理ターミナルのセキュリティを向上さ
せることができる方法を提供する。ターミナルは、ロックモードと解除モードにて駆動し
、解除モードでは、ユーザがターミナルの多様なハードウェア及びソフトウェア要素の全
て(または、相当な部分)を接近して駆動できるが、ロックモードでは、前記要素の少な
くとも1以上を接近できないように、完全にまたは部分的に防止することができる。前記
方法は、ターミナルにメインシステムとロックシステムを含み、メインシステムは解除モ
ードにて駆動し、ロックシステムはロックモードにて駆動し、ユーザはロックモードにて
ロックシステムを駆動して「結果物」を得るステップを含む。この一番目の実施形態の方
法は、ターミナルがロックモードから解除モードに移動する(直)前、同時、(直)後、
または、前記移動後一定時間以内に、「結果物」の全部や一部を削除するステップを含む
。したがって、ターミナルは、ロックシステムによる、または、前記「結果物」の削除し
た部分によるメインシステムの汚染や悪影響を完全にまたは部分的に防止するステップを
含む。この二番目の実施形態の方法は、前記ロックシステムをメインシステムから物理的
または作業実行上隔離させることにより、前記「結果物」及びロックシステムがメインシ
ステムを汚染させたりメインシステムに悪影響を及ぼさないように、部分的にまたは完全
に防止するステップを含む。
【0483】
本明細書の他の例示的目的では、データ処理ターミナルに格納された個人データの保
護を維持できる方法を提供し、前記ターミナルは1番のモードと2番のモードにて駆動し
、多数のハードウェア要素及びソフトウェア要素を含み、ユーザは前記1番のモードでは
1番の数の前記要素を駆動する反面、前記2番のモードでは2番の数の前記要素を駆動で
きるようにし、前記1番の数と2番の数は互いに同一であるか類似するか相違してもよい
。前記方法は、ユーザが1番(または、2番)のモードにてデータを処理できるように許
諾するステップを含む。この一番目の実施形態の方法は、前記データの全部または一部を
削除した後に1番(または、2番)のモードに移動することにより、削除されたデータに
対する他人の接近を完全にまたは部分的に防止するステップを含む。この二番目の実施形
態の方法は、ターミナルが2番(または、1番)のモードから1番(または、2番)のモ
ードに移動する(直)前、同時に、(直)後、または、前記移動後一定時間以内に、前記
データの全部または一部を削除するステップを含む。これにより、ターミナルは他人が前
記削除したデータを完全にまたは部分的に接近できないように防止することができる。
【0484】
本明細書の他の例示的目的では、データ処理ターミナルの相違した部位に格納された
データの間の独立性を確保する方法を提供する。前記ターミナルは、多数のモードそれぞ
れで作動し、それぞれのモードにて特定(または、全ての)ハードウェア要素やソフトウ
ェア要素に接近することができる同一の、類似のまたは相違した接近権限を付与する。前
記方法は、ユーザが前記多様なモードのうちのあるモードにてターミナルを用いてデータ
を処理できるように許諾するステップを含む。これに対する一番目の実施形態の方法は、
データの全部や一部を削除した後に第2のモードに移動することにより、第2のモードで
は削除されたデータを完全にまたは部分的に接近できないようにするステップを含む。こ
の二番目の実施形態の方法は、ターミナルが第1モードから第2モードに移動する(直)
前、同時、(直)後、または、前記移動後一定時間以内に、前記データの全部または一部
を削除するステップを含む。これにより、ターミナルは前記削除したデータを第2モード
にて接近できないように完全にまたは部分的に防止することができる。
【0485】
本明細書の他の例示的目的では、解除モードとロックモードとの間を移動して駆動す
るものの、ユーザにロックモードより非制限的モードにてさらに広い接近権限を付与する
データ処理ターミナルを操作する方法を提供する。この一番目の実施形態の方法は、ユー
ザがロックモードにてロック作業を実行するように許諾するステップ、モード移動ユーザ
サブ入力を受信するステップ、モード移動サブ入力に対応してロックモードから非制限的
モードに移動するモード移動作業を遂行するものの、前記モードの移動(直)前、同時、
(直)後、または、前記移動後一定時間以内に、ロック作業に関連した結果を削除するス
テップなどを含む。この二番目の実施形態の方法は、ユーザをして解除モードにて解除作
業を実行するように許諾するステップ、モード移動ユーザサブ入力を受信するステップ、
モード移動サブ入力に対応して解除モードからロックモードに移動するステップなどを含
む。前記一番目や二番目の実施形態の場合、前記方法は前記ステップを遂行するものの、
[1]前記モード移動前、途中または後、映像ユニットを消した後に再び点ける必要なし
に、[2]映像ユニットを消した後、前記モード移動前または途中に映像ユニットを点け
たり、または、[3]前記ロック(または、解除)作業及びモード移動作業の間に追加作
業を実行する必要なしに、前記方法の上述のステップを遂行できる。
【0486】
本明細書の他の例示的目的では、1番のモードと2番のモード、それぞれで駆動し、
前記モードにそれぞれ同一、類似、または相違した接近権限を付与するデータ処理を用い
てモードを移動する方法を提供する。前記方法は、ユーザが2番のモードにてターミナル
を駆動するように許諾するステップ、ユーザが提供する1番のモード移動(ユーザ)サブ
入力を取得するステップ、前記1番のモード移動サブ入力に対応して2番のモードから1
番のモードに移動するステップ、ユーザが提供する2番のモード移動(ユーザ)サブ入力
を取得するステップ、及び、2番のモード移動サブ入力に対応して1番のモードから再び
2番のモードに移動するステップを含む。したがって、ユーザは、多数のモード移動サブ
入力を一度に一つずつ順番に提供することにより、1番及び2番のモードを交互に移動す
ることができる。また、前記方法は、前記ステップを遂行するものの、[1]オプション
で削除作業を実行したり、[2]前記モード移動前、途中、または、後、映像ユニットを
消した後に再び点ける必要なしに、[3]オプションで前記モード移動前または途中、映
像ユニットを消した後に再び点ける必要なしに、[4]オプションで前記取得とモード移
動との間に追加作業を実行しないまま、または、[5]オプションで1番及び2番のモー
ド移動サブ入力を相違したモード移動用入力ユニットで受信し、前記方法の上述のステッ
プを遂行できる。
【0487】
本明細書の他の例示的目的では、3以上のモードにてそれぞれ駆動し、各モードに同
一、類似または相違した接近権限を付与するデータ処理ターミナルを用いて前記モードを
移動できる方法を提供する。この一番目の実施形態の方法は、モードを定義する順次的、
並列的または混合的階層を構築するステップ、ユーザが1番のモードにて1以上の作業を
実行するように許諾するステップ、ユーザが提供するモード移動(ユーザ)サブ入力を取
得するステップ、及び前記サブ入力に対応して階層に沿って順番に1番のモードから次の
モードに移動するステップなどを含む。したがって、ユーザは、多数のサブ入力を一度に
一つずつ提供することにより、ターミナルは前記階層に基づいて一度に1モードずつ移動
することができる。この二番目の実施形態の方法は、多数のモード移動サブ入力それぞれ
を多数のモードそれぞれに相応させるステップ、ユーザが1番のモードにて1以上の作業
を実行するようにするステップ、ユーザから特定モード移動サブ入力を受信するステップ
、前記特定のサブ入力に相応するモードを選択するステップ、及び前記サブ入力に対応し
て1番のモードから前記相応モードに移動するステップなどを含む。これにより、ユーザ
は、自らが提供したサブ入力に該当するモードで直接移動するようにできる。したがって
、前記方法は前記ステップを遂行するものの、[1]オプションで削除作業を実行したり
、[2]前記モード移動前、途中または後、映像ユニットを消した後に再び点ける必要な
しに、[3]オプションで前記モード移動前または途中、映像ユニットを消した後に再び
点ける必要なしに、[4]前記取得とモード移動との間に追加作業を実行しないまま、ま
たは、[5]オプションで多数のモード移動サブ入力を相違したモード移動用入力ユニッ
トで受信し、前記方法の上述のステップを遂行できる。
【0488】
本明細書の他の例示的目的では、モード移動用入力を含み、1以上の解除モードと1
以上のロックモードそれぞれで駆動され、ロックモードより解除モードにてユーザにさら
に広い接近権限を付与するデータ処理ターミナルを操作してモードを移動する方法を提供
する。この一番目の実施形態の方法は、ユーザがロックモードにて1以上の作業を実行す
るように許諾するステップ、モード移動用入力ユニットを用いてモード移動サブ入力を受
信するステップ、及び前記サブ入力に対応してロックモードから解除モードに移動するた
めのモード移動作業を実行するものの、前記モード移動(直)前、同時、(直)後、また
は、前記移動後一定時間以内に、削除作業を実行するステップなどを含む。この二番目の
実施形態の方法は、ユーザが解除モードにて1以上の作業を実行するように許諾するステ
ップ、モード移動用入力ユニットを用いてモード移動(ユーザ)サブ入力を受信するステ
ップ、及び前記サブ入力に対応して解除モードからロックモードに移動するためのモード
移動作業を実行するステップを含む。上述の実施形態において、前記方法は、[1]前記
モード移動前、途中または後、映像ユニットを消した後に再び点ける必要なしに、[2]
オプションで前記モード移動前または途中、映像ユニットを消した後に再び点ける必要な
しに、または、[3]前記作業実行とモード移動との間に追加作業を実行しないまま、前
記方法の上述のステップを遂行できる。
【0489】
本明細書の他の例示的目的では、モード移動用入力ユニットを含み、1番及び2番の
モードそれぞれで駆動し、各モードに相違した、類似のまたは同一の接近権限を付与でき
るデータ処理ターミナルを用いてモードを移動する方法を提供する。前記方法は、ユーザ
が2番のモードにてターミナルを駆動するように許諾するステップ、モード移動用入力ユ
ニットを介してユーザから1番のモード移動(ユーザ)サブ入力を受信するステップ、前
記1番のサブ入力に対応して2番のモードから1番のモードに移動するステップ、前記入
力ユニットを用いて2番のモード移動(ユーザ)サブ入力を受信するステップ、及び前記
2番のサブ入力に対応して1番のモードから2番のモードに移動するステップなどを含む
。これにより、ユーザが多数のサブ入力を一度に一つずつ提供することにより、ターミナ
ルは1番のモード及び2番のモードに1モードずつ交互に移動することができる。前記一
番目や二番目の実施形態の場合、前記方法は前記ステップを遂行するものの、[1]オプ
ションで削除作業を実行したり、[2]前記モード移動前、途中または後、映像ユニット
を消した後再びつける必要なく、[3]オプションで前記モード移動前、途中または後、
映像ユニットを消した後に再び点ける必要なしに、[4]前記取得とモード移動との間に
追加作業を実行しないまま、または、[5]1番及び2番のモード移動サブ入力を相違し
たモード移動用入力ユニットで受信し、前記方法の上述のステップを遂行できる。
【0490】
本明細書の他の例示的目的では、1以上のモード移動用入力ユニットを含み、3以上
のモードそれぞれで駆動し、各モードに相違した、類似のまたは同一の接近権限を付与す
るデータ処理ターミナルを用いてモードを移動する方法を提供する。この一番目の実施形
態の方法は、モードを定義する順次的、並列的または混合的階層を構築するステップ、ユ
ーザが前記モードのうちの一つである1番のモードにて1以上の作業を実行するように許
諾するステップ、ユーザが提供するモード移動(ユーザ)サブ入力を受信するステップ、
及び前記サブ入力に対応して1番のモードから前記階層に沿って他のモードに移動するス
テップなどを含む。したがって、ユーザが多数のサブ入力を一度に一つずつ提供すること
により、ターミナルは前記階層に沿って一度に1モードずつ移動することができる。この
二番目の実施形態の方法は、多数のモード移動(ユーザ)サブ入力それぞれを多数のモー
ドそれぞれに相応(すなわち、matching)させるステップ、ユーザが前記モードのうちの
一つのモードである1番のモードにて1以上の作業を実行するように許諾するステップ、
前記入力ユニットで特定のモード移動サブ入力を受信するステップ、前記特定のサブ入力
に相応する特定モードを選択するステップ、及び前記サブ入力に対応して1番のモードか
ら直接前記選択されたモードに移動するステップなどを含む。したがって、ターミナルは
、ユーザが自らが提供したサブ入力に相応する特定モードで直接移動するようにできる。
前記実施形態の場合、前記方法は前記ステップを遂行するものの、[1]削除作業を実行
したり、[2]前記モード移動前、途中または後、映像ユニットを消した後に再び点ける
必要なしに、[3]前記モード移動前、途中または後、映像ユニットを消した後に再び点
けたり、[4]前記取得とモード移動との間に追加作業を実行しないまま、または、[5
]多数のモード移動サブ入力を相違したモード移動用入力ユニットで受信し、前記方法の
上述のステップを遂行できる。
【0491】
本明細書では、特別な言及がない限り、全ての技術用語や全ての科学用語は、データ
処理ターミナル、前記ターミナルの製造及び使用方法、前記ターミナル及び方法の作業実
行順序などに関連した分野の通常の知識を有した者が通常的に理解する意味と同じ意味を
有するものとする。下では、前記ターミナル及び方法に対する適合した構造、方法、作業
実行順序などを説明する。ただし、前記ターミナル、方法または作業実行順序を具現した
り実験したりするために、本明細書にて説明した構造、方法、作業実行順序などと類似し
たり、前記構造、方法、作業実行順序の均等構造、方法、作業実行順序を使用することが
できる。本明細書で引用した学術文献、出願特許、登録特許及び他の参考文献は、その全
体が本明細書に含まれるものと見なす。もし、前記文献や特許と本明細書の説明が相反す
る場合、本明細書の説明が優先するものとする。また、本明細書にて説明したターミナル
の構造、方法及び作業実行順序は例示に過ぎず、本明細書の範囲を制限するためではない
【0492】
本明細書の他の例示的目的では、多数のハードウェア要素及び多数のソフトウェア要
素を含み、解除モード及びロックモードそれぞれで駆動するデータ処理ターミナルの保護
方法を提供する。前記方法は、ロックモードにてターミナルを駆動するユーザに1番のセ
ットの要素を駆動できる1番の接近権限を付与するステップ、及び解除モードにてターミ
ナルを駆動するユーザに2番のセットの要素を駆動できる2番の接近権限を付与するもの
の、前記1番のセットより前記2番のセットがさらも多くの数の要素を含むステップ、及
びロックモードにて1番のセットの要素を駆動することにより1番の結果物を得るステッ
プ、1番の結果物の少なくとも一部を削除し、ロックモードにて解除モードに移動するス
テップを含む。したがって、ユーザが解除モードにてターミナルを駆動する時、1番の結
果物が2番のセットの要素に及ぼし得る悪影響を防止することができる。
【0493】
前記目的の一番目の実施形態の場合、前記要素を「駆動」するステップは、1番のセ
ットの要素に対するグラフィック基盤インターフェースを表示するステップ、ユーザが前
記インターフェースに提供するユーザ入力を受信するステップ、及び前記受信に対応して
上述の「駆動」を遂行するステップなどを含んでもよい。
【0494】
前記目的の二番目の実施形態の場合、前記「受信」は、前記インターフェースに対す
るユーザ操作を感知するステップを含み、前記「操作」は、インターフェースの1以上の
部位を押圧するステップ、インターフェースの1以上の部位をユーザの身体部位で押圧し
、前記押圧を維持して前記身体部位をインターフェースの部位の上で動かすステップ、イ
ンターフェースの1以上の部位をタッチさせるステップ、及びインターフェースの1以上
の部位をタッチさせ、前記タッチを維持して前記身体部位をインターフェースの部位の上
で動かすステップのうちの1以上のステップを含んでもよい。
【0495】
前記目的の三番目の実施形態の場合、要素を「駆動」するステップは、ファイルビュ
ーアアプリを駆動するステップ、イメージビューアアプリを駆動するステップ、及びウェ
ブブラウザアプリを駆動するステップのうちの1以上のステップを含んでもよい。
【0496】
前記目的の四番目の実施形態の場合、要素を「駆動」するステップは、作業の実行を
伴うことができ、前記「実行」は、ファイル表示ステップ、イメージ表示ステップ、音再
生ステップ、及びウェブサイト接続ステップのうちの1以上のステップを含んでもよい。
【0497】
前記目的の五番目の実施形態の場合、「1番の結果物を得る」ステップは、ウェブペ
ージ住所(すなわち、URLまたはuniform resource locator)にアクセスした後に1番の
結果物を得るステップ、ウェブサイトにて1番のファイルをダウンロードして1番の結果
物を得るステップ、メッセージに添付された2番のファイルをダウンロードして1番の結
果物を得るステップ、電子メールに添付された3番のファイルをダウンロードして1番の
結果物を得るステップ、及び前記1番~3番のファイルを開いて1番の結果物を得るステ
ップのうちの1以上のステップを含んでもよい。
【0498】
前記目的の六番目の実施形態の場合、「1番の結果物を得る」ステップ以降、ターミ
ナルはロックメモリユニットを提供した後にロックメモリユニットに1番の結果物を格納
するステップ、及び1番の結果物をターミナルの臨時メモリセクタに格納するステップの
うちの1以上のステップを実行することができる。
【0499】
前記目的の七番目の実施形態の場合、前記「削除」は、1番の結果物の全体でない一
部のみを削除するステップ、及び1番の結果物全体を削除するステップのうちの一つのス
テップを含んでもよい。
【0500】
前記目的の八番目の実施形態の場合、前記「削除」は、ロックモードにて1番の結果
物の一部のみを削除するステップ、及び解除モードにて1番の結果物の一部のみを削除す
るステップのうちの一つのステップを含んでもよい。
【0501】
前記目的の九番目の実施形態の場合、前記「削除」は、前記モード移動直前、同時ま
たは直後、前記1番の結果物の一部を削除するステップ、ユーザが追加のユーザ入力を提
供する前に1番の結果物の一部を削除するステップ、及びユーザから追加のユーザ入力を
受信すると同時に1番の結果物の一部を削除するステップのうちの一つのステップを含ん
でもよい。
【0502】
前記目的の十番目の実施形態の場合、前記方法は、解除モードにて2番のセットの要
素を駆動することで2番の結果物を得るステップ、及び2番の結果物を削除しないまま解
除モードからロックモードに移動するステップなどを含んでもよい。
【0503】
前記目的の十一番目の実施形態の場合、前記方法は、ターミナルが駆動する中級モー
ドを定義するステップ、及び中級モードにてターミナルを駆動するユーザに3番のセット
の要素を駆動できる3番の接近権限を付与するものの、3番のセットは1番のセットより
はさらに多くの要素を含むが2番のセットよりはさらに少ない要素を含む段階を含んでも
よい。
【0504】
前記目的の十二番目の実施形態の場合、前記方法は、中級モードにて3番のセットの
要素を駆動することで3番の結果物を得るステップ、及び3番の結果物を得た後にその一
部分を削除して中級モードから解除モードに移動するステップを含んでもよい。したがっ
て、ターミナルは、ユーザがターミナルを解除モードにて駆動する時、3番の結果物が2
番のセットの要素に及ぼし得る影響を防止することができる。
【0505】
本明細書の他の例示的目的では、映像ユニット、多数のハードウェア及びソフトウェ
ア要素を含み、ロックモードまたは解除モードそれぞれで駆動するデータ処理ターミナル
を保護できる方法を提供する。前記方法は、ロックモードにてターミナルを駆動するユー
ザに1番のセットの要素を駆動できる1番の接近権限を付与するステップ、解除モードに
てターミナルを駆動するユーザに2番のセットの要素を駆動できる2番の接近権限を付与
するものの、1番のセットより2番のセットがさらに多くの数の要素を含むステップ、解
除モードにて2番のセットの要素を駆動することで2番の結果物を得るステップ、及びユ
ーザが映像ユニットを消して再び点ける必要なしに、ユーザから単一のユーザ入力を受信
することにより解除モードからロックモードに移動するステップを含む。
【0506】
前記目的の一番目の実施形態の場合、前記「付与」は、ロックモードにて1番のセッ
トの要素に相応する1番のセットのグラフィック基盤インターフェースセットを映像ユニ
ットに表示することにより、ユーザが1番のインターフェースセットの各要素に1番のユ
ーザ入力を提供すれば、これに相応する1番のセットの要素を駆動できるステップ、及び
解除モードにて2番のセットの要素に相応する2番のセットのグラフィック基盤インター
フェースを映像ユニットに表示することにより、ユーザが2番のインターフェースセット
の各要素に2番のユーザ入力を提供すれば、これに相応する2番のセットの要素を駆動で
きるステップを含む。この時、映像ユニットは、ロックモードより解除モードでさらに多
くの要素を表示し、これにより、ターミナルはロックモードの1番の接近権限よりさらに
広い2番の接近権限を解除モードに付与することができる。
【0507】
前記目的の二番目の実施形態の場合、前記「受信」は、前記インターフェースに対す
るユーザ操作を感知するステップを含む。また、前記「操作」は、インターフェースの1
以上の部位を押圧するステップ、インターフェースの1以上の部位をユーザの身体部位で
押圧し、前記押圧を維持して前記身体部位をインターフェースの部位の上で動かすステッ
プ、インターフェースの1以上の部位をタッチさせるステップ、及びインターフェースの
1以上の部位をタッチさせ、前記タッチを維持して前記身体部位をインターフェースの部
位の上で動かすステップのうちの1以上のステップを含んでもよい。
【0508】
本明細書の他の例示的目的では、データ処理ターミナルを保護する方法を提供するも
のの、ターミナルはロックモード及び解除モードそれぞれで駆動し、映像ユニットと1以
上のロック要素及び1以上の主要素を含み、ロックモードでは映像ユニットにロックイン
ターフェースを表示するが、解除モードでは映像ユニットに1以上のメインインターフェ
ースを表示するものの、解除モードにて映像ユニットに表示するメインインターフェース
の数はロックモードにて表示するロックインターフェースの数より大きい。また、ターミ
ナルは、ロックモードではロックインターフェースにユーザが供給する1番のユーザ入力
に対応してロック要素を駆動する反面、解除モードではユーザが解除インターフェースに
提供する2番のユーザ入力に対応して主要素を駆動する。前記方法は、ロックモードにて
映像ユニットにロックインターフェースを表示するステップ、ロックモードにてユーザが
前記インターフェースに提供する1番のユーザ入力に対応してロック要素を駆動するステ
ップ、前記駆動に対応してロックモードにてロック要素でロック作業を実行することで結
果物を得るステップ、及び前記結果物の少なくとも一部を削除し、ロックモードにて解除
モードに移動するステップを含み、したがって、前記結果物が主要素またはターミナルに
悪影響を及ぼし得ないように防止することができる。
【0509】
この一番目の実施形態の場合、「表示」及び「駆動」は、グラフィック基盤インター
フェースをロックインターフェースで表示するステップ、グラフィック基盤インターフェ
ースに対するユーザ操作から1番のユーザ入力を受信するステップ、グラフィック基盤イ
ンターフェースに相応するロックハードウェア要素またはロックソフトウェア要素を選択
するステップ、及び前記選択された要素を駆動するステップを含んでもよい。
【0510】
この二番目の実施形態の場合、前記「操作」は、グラフィック基盤インターフェース
の1以上の部位を押圧するステップ、グラフィック基盤インターフェースの1以上の部位
を押圧し、前記押圧を維持してユーザ身体部位を前記インターフェースの部位の上で動か
すステップ、インターフェースの1以上の部位をタッチさせるステップ、及びインターフ
ェースの1以上の部位をタッチさせ、前記タッチを維持して前記身体部位をインターフェ
ースの部位の上で動かすステップのうちの一つのステップを含んでもよい。
【0511】
この三番目の実施形態の場合、前記「駆動」は、ファイルビューア駆動ステップ、イ
メージビューア駆動ステップ、ウェブブラウザ駆動ステップのうちの一つのステップを含
んでもよい。
【0512】
前記目的の四番目の実施形態の場合、前記「実行」は、ファイル表示ステップ、イメ
ージ表示ステップ、音再生ステップ、及びウェブサイト接続ステップのうちの一つを含ん
でもよい。
【0513】
前記目的の五番目の実施形態の場合、前記「結果物を得る」ステップは、ウェブペー
ジ住所(URLなど)にアクセスした後に結果物を得るステップ、ウェブサイトにて1番の
ファイルをダウンロードすることで結果物を得るステップ、メッセージに添付された2番
のファイルをダウンロードすることで結果物を得るステップ、電子メールに添付された3
番のファイルをダウンロードすることで結果物を得るステップ、及び前の1番~3番のフ
ァイルのいずれかのファイルを開いて結果物を得るステップのうちの一つのステップを含
んでもよい。
【0514】
前記目的の六番目の実施形態の場合、前記「結果物を得る」ステップ以降、ターミナ
ルは結果物をロックメモリユニットに格納するステップ、及び結果物をターミナルの非永
久的メモリセクタに格納するステップのうちの一つのステップを実行することができる。
【0515】
前記目的の七番目の実施形態の場合、前記「削除」は、結果物の全体でない一部のみ
を削除するステップ、及び結果物全体を削除するステップのうちの一つのステップを含ん
でもよい。
【0516】
前記目的の八番目の実施形態の場合、前記「削除」は、ロックモードにて結果物の一
部のみを削除するステップ、及び解除モードにて結果物の一部のみを削除するステップの
うちの一つのステップを含んでもよい。
【0517】
前記目的の九番目の実施形態の場合、前記「削除」は、前記モード移動以前、同時ま
たは直後に結果物の一部を削除するステップ、ユーザが追加のユーザ入力を提供する前に
結果物の一部を削除するステップ、及びユーザの追加のユーザ入力の受信と同時に結果物
の一部を削除するステップのうちの一つのステップを含んでもよい。
【0518】
前記目的の十番目の実施形態の場合、前記方法は、解除モードにて映像ユニットにメ
インインターフェースを表示できるステップ、ユーザが提供する2番のユーザ入力に対応
して解除モードにて主要素を駆動するステップ、前記駆動に対応して解除モードにて解除
要素で解除作業を実行することにより、前記実行後に追加の結果物を得るステップ、及び
前記追加の結果物を削除しないまま、解除モードにてロックモードに移動するステップな
どを含んでもよい。
【0519】
前記目的の十一番目の実施形態の場合、ターミナルは追加で中級モードにて駆動する
ことができ、このため1以上の中級要素を含む。また、ターミナルは映像ユニットに中級
インターフェースを表示することができる。特に、ターミナルは、中級モードにて特定の
数の中級インターフェースを映像ユニットに表示できるものの、前記特定の数は解除モー
ドにて表示されるメインインターフェースの1番の数よりは少ないが、ロックモードにて
表示されるロックインターフェースの2番の数よりは大きい。
【0520】
前記目的の十二番目の実施形態の場合、前記方法は、中級モードにて中級インターフ
ェースを映像ユニットに表示するステップ、ユーザが中級インターフェースに提供する4
番のユーザ入力に対応して中級モードにて中級要素を駆動するステップ、前記駆動に対応
して中級モードにて中級要素で中級作業を実行することにより、前記実行後に追加の結果
物を得るステップ、及び前記追加の結果物を得て、この少なくとも一部分を削除して中級
モードから解除モードに移動することにより、前記追加の結果物が主要素及びターミナル
に悪影響を及ぼし得ないように防止するステップなどを含んでもよい。
【0521】
本明細書の他の例示的目的では、データ処理ターミナルを保護する方法を提供するも
のの、ターミナルはロックモード及び解除モードそれぞれで駆動し、映像ユニットと1以
上のロック要素及び1以上の主要素を含み、映像ユニットにロックモードでは1以上のロ
ックインターフェースを表示する反面、解除モードでは1以上のメインインターフェース
を表示するものの、解除モードにて表示するメインインターフェースの数がロックモード
にて表示するロックインターフェースの数より大きい。また、前記ターミナルは、ロック
モードではロックインターフェースにユーザが供給する1番のユーザ入力に対応してロッ
ク要素を駆動し、解除モードではユーザがメインインターフェースに提供する2番のユー
ザ入力に対応して主要素を駆動する。前記方法は、ロックモードにて映像ユニットにロッ
クインターフェースを表示するステップ、ユーザから1番のユーザ入力を受信するステッ
プ、ロックモードにて1番のユーザ入力に対応してユーザがロック要素を駆動するように
するステップ、前記駆動に対応してロックモードにてユーザがロック要素でロック作業を
実行するようにして結果物を得るステップ、及びユーザがロックモードから解除モードに
移動して前記結果物の少なくとも一部を削除し、前記結果物が主要素やターミナルに悪影
響を及ぼし得ないように防止するステップなどを含んでもよい。
【0522】
本明細書の他の例示的目的では、データ処理ターミナルを保護できる方法を提供する
。前記ターミナルは、ロックモード及び解除モードそれぞれで駆動し、映像ユニットと1
以上のロック要素及び1以上の主要素はもちろん、モード移動用入力ユニットを含み、映
像ユニットにロックモードでは1以上のロックインターフェースを表示し、解除モードで
は1以上のメインインターフェースを表示するものの、解除モードにて表示するメインイ
ンターフェースの数がロックモードにて表示するロックインターフェースの数より大きい
。ターミナルは、ロックモードにてロックインターフェースにユーザが提供した1番のユ
ーザ入力に対応してロック要素を駆動するが、解除モードにてユーザがメインインターフ
ェースに提供した2番のユーザ入力に対応して主要素を駆動する。前記方法は、解除モー
ドにて映像ユニットにメインインターフェースを表示するステップ、ユーザが提供する2
番のユーザ入力に対応して解除モードにて主要素を駆動するステップ、前記駆動に対応し
て解除モードにて主要素で解除作業を実行するステップ、ユーザがモード移動用入力ユニ
ットに提供する3番のユーザ入力を受信するステップ、及びユーザに追加のユーザ入力を
要求しないまま3番のユーザに対応して解除モードにてロックモードに移動するステップ
などを含む。
【0523】
この一番目の実施形態の場合、前記「表示」及び前記「駆動」は、グラフィック基盤
インターフェースをメインインターフェースで表示するステップ、前記グラフィック基盤
インターフェースに対するユーザ操作から2番のユーザ入力を受信するステップ、前記グ
ラフィック基盤インターフェースに相応するメインハードウェア要素やメインソフトウェ
ア要素を選択するステップ、及び前記選択された要素を駆動するステップを含んでもよい
【0524】
この二番目の実施形態の場合、前記「操作」は、グラフィック基盤インターフェース
の1以上の部位を押圧するステップ、前記インターフェースの1以上の部位をユーザが身
体部位で押圧し、前記押圧を維持して前記身体部位を前記インターフェースの部位の上で
動かすステップ、インターフェースの1以上の部位をタッチさせるステップ、及び前記イ
ンターフェースの1以上の部位をユーザの身体部位でタッチさせ、前記タッチを維持して
前記身体部位をインターフェースの部位の上で動かすステップのうちの一つのステップを
含んでもよい。
【0525】
この三番目の実施形態において、前記「受信」は、モード移動用入力ユニットの1以
上の部位を押圧するステップ、前記入力ユニットの1以上の部位をユーザが身体部位で押
圧し、前記押圧を維持して前記身体部位を前記入力ユニットの部位の上で動かすステップ
、前記入力ユニットの1以上の部位をタッチさせるステップ、前記入力ユニットの1以上
の部位をユーザの身体部位でタッチさせ、前記タッチを維持して前記身体部位を入力ユニ
ットの部位の上で動かすステップ、及び前記入力ユニットを特定方向に移動させるステッ
プのうちの一つのステップを含んでもよい。
【0526】
本明細書の他の例示的目的のデータ処理ターミナルは、ロックモードと解除モードそ
れぞれで駆動することができ、映像ユニット、1以上のロック要素、多数の主要素を含ん
でもよい。ターミナルは、ロックモードでは映像ユニットにロック要素に相応するロック
ユーザインタフェースを表示する反面、解除モードでは映像ユニットに多数の主要素に相
応する多数のメインユーザインタフェースを表示することができる。ユーザがロックユー
ザインタフェースに提供する1番のユーザ入力の受信に対応して、ターミナルはロックモ
ードにてロック要素を駆動することで結果物を得ることができる。また、ユーザがメイン
ユーザインタフェースに提供する2番のユーザ入力の受信に対応して、ターミナルは主要
素を解除モードにて駆動することができる。また、ターミナルが解除モードにて映像ユニ
ットに表示するメインユーザインタフェースの数は、ロックモードにて表示するロックユ
ーザインタフェースの数より多い。また、ターミナルは、ロックモードから解除モードに
移動し、前記結果物の少なくとも一部を削除することができる。
【0527】
この一番目の実施形態の場合、ロック要素は、ファイルビューア、イメージビューア
、または、ウェブブラウザのうちの1以上を含んでもよい。
【0528】
この二番目の実施形態の場合、ロック要素は、[1]ビューアアプリ、[2]ビュー
アアプリとこれを駆動できるドライバを含む1番のセット、[3]ビューアアプリとロッ
クメモリユニットを含む2番のセット、[4]ロックメモリユニット及びロックCPUユ
ニットを含む3番のセット、[5]ロックメモリユニットとロック運営体系を含む4番の
セット、[6]ロックメモリユニット、ロックCPUユニットとロック運営体系を含む5
番のセットのうちの1以上のセットを含んでもよい。
【0529】
この三番目の実施形態において、ユーザインタフェースは、タッチ基盤インターフェ
ース、グラフィック基盤インターフェース、テキスト基盤インターフェース、オブジェク
ト指向ユーザインタフェース、アプリケーション指向ユーザインタフェース、方向操作基
盤インターフェース(a direction manipulation user interface)などであってもよい
【0530】
この四番目の実施形態の場合、前記ロック要素は、[1]主要素に該当するハードウ
ェア要素、[2]主要素とは相違したハードウェア要素、[3]主要素に該当するソフト
ウェア要素、[4]主要素とは相違したソフトウェア要素のうちの1以上であってもよい
【0531】
この五番目の実施形態の場合、解除モードにて駆動するターミナルは、ユーザがロッ
ク要素を駆動できないようにすることができる。また、この六番目の実施形態の場合、ロ
ックモードにて駆動するターミナルは、ユーザが主要素を駆動できないようにすることが
できる。
【0532】
この七番目の実施形態において、前記結果は、主要素に格納され、これから回収可能
なデータ、ロック要素に格納され、これから検索可能なデータ、ウェブサイトからダウン
ロードしたデータ、メッセージからダウンロードしたデータ、電子メールからダウンロー
ドしたデータ、前の1番目から3番目のデータを開けてみることによって得る結果物など
である。
【0533】
この八番目の実施形態の場合、前記結果物は、ロックモードにて訪問したウェブサイ
トリスト、ロックモードにて処理したデータリスト、ロックモードにてダウンロードした
データリスト、ロックモードにて選択したウェブサイト住所(すなわち、URL)リスト、
ロックモードにて実行した作業リスト、ロックモードにてロック要素に格納したデータリ
スト、ロックモードにて主要素から回収したデータリスト、または、ロックモードにて削
除したデータリストなどである。
【0534】
この九番目の実施形態の場合、ターミナルは、前記結果物の一部分を削除する削除作
業を多様な削除時点に実行することができ、前記削除時点の例としては、モード移動前の
時点、モード移動と同時の時点、モード移動直後の時点、ユーザが追加のユーザ入力を提
供する前の時点、または、ユーザが追加のユーザ入力を提供すると同時の時点などがある
【0535】
この十番目の実施形態において、ターミナルは、ロックモードまたは解除モードにて
駆動する間、結果物の一部分を削除することができる。
【0536】
この十一番目の実施形態の場合、ターミナルは、結果物の一部を削除するものの、前
記一部は、非永久的メモリセクタ、ロック要素のメモリ空間、または、主要素のメモリ空
間などに残留する。
【0537】
本明細書の他の例示的目的のデータ処理ターミナルは、ロックモードと解除モードそ
れぞれで駆動することができ、映像ユニットと1以上のロック要素と多数の主要素はもち
ろん、1以上のモード移動用入力ユニットを含み、ロックモードにて映像ユニットにロッ
ク要素に相応するロックユーザインタフェースを表示する反面、解除モードにて映像ユニ
ットに多数の主要素に相応するメインユーザインタフェースを表示することができる。ユ
ーザがロックユーザインタフェースに提供した1番のユーザ入力の受信に対応し、前記タ
ーミナルはロックモードにてロック要素を駆動することで結果物を得ることができる。ま
た、ユーザがメインユーザインタフェースに提供した2番のユーザ入力の受信に対応し、
ターミナルは解除モードにて主要素を駆動することができる。この時、ターミナルが解除
モードにて映像ユニットに表示するメインユーザインタフェースの数は、ロックモードに
て映像ユニットに表示するロックユーザインタフェースの数より多い。また、ターミナル
は、ユーザがモード移動用入力ユニットに提供する単一の3番のユーザ入力に対応して解
除モードからロックモードに移動することができる。
【0538】
発明の詳細な説明
【0539】
本明細書は、ユーザが自らのターミナルを用いて任意のウェブサイトにアクセスし、
前記ウェブサイトから任意のコンテンツをダウンロードして、そのコンテンツを開いても
、前記コンテンツに浸透している悪性ウイルスがユーザのターミナルに移住するかも知れ
ないという心配をする必要がない多様なデータ処理ターミナルに関するものである。
【0540】
特に、本明細書の多様なデータ処理ターミナルは、ユーザに、高まったセキュリティ
、向上した完全性、強化された情報の保護を提供すると同時に、ターミナルの構成上また
は作業実行上の特性に基づいたり、または、ターミナルのメインシステムの多様なハード
ウェア要素やソフトウェア要素の特性に基づいて、互いに独立的または相互依存する少な
くとも「四つの特性」を用いて「継ぎ目のない特性」を維持または向上させることができ
る。
【0541】
前記四つの特性のうち一番目の特性は、ターミナルがユーザに2以上の「相違したモ
ード」を提供するという点であり、ターミナルは各モードにユーザがメインシステムのハ
ードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動できる相違した接近権限を付与する。した
がって、ユーザは、信頼性のあるデータを処理する時には解除モードのようなモードにて
ターミナルを駆動する反面、信頼度が低いデータを処理する時にはロックモードのような
他のモードにてターミナルを駆動することができる。前記四つの特性のうち二番目特性は
、ターミナルのメイン(または、ロック)システム及びロック(または、メイン)システ
ムの間の「物理的隔離」または「作業実行上の隔離」である。
【0542】
前記四つの特性のうち三番目の特性は、「削除(または、部分削除)作業」として、
前記ターミナルは、ユーザがロックモードにてロックシステムを駆動して多様なロック作
業を実行して得た「結果物」がターミナルのメインシステムのハードウェア要素やソフト
ウェア要素に影響を及ぼす前に、前記「結果物」の一部または全部を削除することができ
る。このためにターミナルは、多様な「削除時点」に削除(または、部分削除)作業を実
行することができる。前記四つの特性のうち最後の「四番目の特性」は、ターミナルが「
モード移動用入力ユニット」を含むという点である。ユーザは、既存のターミナルのよう
に映像ユニットを消した後に再び点ける必要なしに、1以上のモード移動(ユーザ)サブ
入力を含むユーザ入力をターミナルに提供することにより、容易に特定モードから他のモ
ードに移動することができる。
【0543】
前記一番目の特性の場合、本明細書のデータ処理ターミナルは多数の(作業)モード
を定義する階層にて駆動する。また、ターミナルは、多数のモードにて駆動することがで
き、前記モードの例としては、[1]ターミナルがロックシステムを駆動する1以上のロ
ックモード、[2]ターミナルがメイン(または、解除)システムを駆動する1以上の解
除モード、及び、[3]オプションでターミナルが中級システムを駆動する1以上の中級
モードなどがある。
【0544】
ロックモードは、[1]ロックシステムが多様なロック作業を実行するモードとして
、[2]ターミナルはロックモードにメインシステムの多様なハードウェア要素やソフト
ウェア要素のうち最小の数の要素のみが駆動できる接近権限を付与することができる。し
たがって、ロックモードは、最小の接近権限が「実際に」付与されたモードに該当する。
反面、解除モードは、[1]解除(または、メイン)システムが多様な解除作業を実行す
るモードとして、[2]ターミナルは解除モードにメインシステムの多様なハードウェア
要素やソフトウェア要素のうち最大の数の要素を駆動できる接近権限を付与することがで
きる。したがって、解除モードは最大の接近権限が「実際に」付与されたモードに該当す
る。
【0545】
ターミナルは、多様なモードが並列的または順次的形態で配列された階層を構築する
ことができ、ターミナルは少なくとも二つのモードに完全に重ならない(すなわち、非重
複)接近権限を付与することができる。したがって、ターミナルは、それぞれのモードに
て完全に相違したハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動することができる。または
、ターミナルは、少なくとも二つのモードに部分的に重なる(すなわち、一部重複)接近
権限を付与することができる。したがって、前記ターミナルは、[1]二つのモードの全
てで第1例示的要素を駆動できる反面、[2]第2例示的要素は二つのモードの全てでは
ない一つのモードでのみ駆動することもできる。
【0546】
ターミナルは、多数のロック(または、解除)モードを定義する階層にて駆動するこ
ともできる。この時、ターミナルは、多数のロック(または、メイン)システムを含んで
もよく、それぞれのロック(または、解除)モードに、同一、類似または相違した接近権
限を付与することにより、[1]単一のユーザが各モードを相違した目的で使用したり、
[2]多数のユーザが単一のターミナルを一度に一名ずつ使用して共有するものの、一例
として、各ユーザは自分だけのモードでは作業を実行できるが、他のユーザのモードでは
作業を実行できないようにすることができる。したがって、ターミナルは、セキュリティ
を強化し、完全性を向上させ、ターミナルに格納された各ユーザのデータの秘密を保障す
ることができる。
【0547】
本明細書のデータ処理ターミナルは、1以上の中級モードを定義する階層にて駆動す
ることもできる。この場合、ターミナルは、中級モードにて駆動する1以上の中級システ
ムを含んでもよい。ターミナルは、解除モードの接近権限よりは狭いがロックモードの接
近権限よりは広い接近権限を中級モードに付与することができる。また、ターミナルは、
1以上のロックモード、1以上の中級モード、及び1以上の解除モードが並列的または順
番に配列された1以上の階層を構築し、ユーザが前記階層が定義したモードの順序に従っ
てあるモードから他のモードに移動するようにできる。すなわち、ユーザがモード移動(
ユーザ)サブ入力を含むユーザ入力を提供すれば、ユーザは前方方向(すなわち、接近権
限が狭いモードから広いモードへの方向)に前記階層に従ってモードを移動したり、後方
方向(すなわち、接近権限が広いモードから狭いモードへの方向)に前記階層に従ってモ
ードを移動することもできる。
【0548】
本明細書は、1以上の解除モードと1以上のロックモードを定義する階層にて駆動す
るデータ処理ターミナルの多様な例示的側面及び各側面の例示的実施形態を提供する。た
だし、前記側面及び実施形態は、前記ロックモードと解除モード及び1以上の中級モード
を定義する他の階層にて駆動するターミナルにも適用されてもよい。
【0549】
前記二番目の特性の場合、本明細書のデータ処理ターミナルは「継ぎ目のない」作業
の利便性を維持すると同時に強化されたセキュリティ、向上した完全性、及び高まったデ
ータ保護を提供するために、1以上のメインシステム及び1以上のロックシステムを含み
、前記メイン(または、ロック)システムの少なくとも一部を前記ロック(または、メイ
ン)システムの少なくとも一部から完全にまたは部分的に隔離することができる。したが
って、ユーザがロックモードにてロックシステムを用いて、如何なるウェブサイトを訪問
しようが、または、如何なるコンテンツをダウンロードしたり開けてみても、ターミナル
は前記隔離を用いて前記コンテンツを既に浸透したウイルスがメインシステムに及ぼし得
る悪影響を防止することができる。
【0550】
すなわち、ユーザがロックモードにてロックシステムで多様なロック作業を実行する
途中、悪性ウイルスが成功裏にロックシステムに浸透しても、前記ウイルスは前記「隔離
」によってメインシステムに浸透できず、その結果、メインシステムのハードウェアやソ
フトウェア要素に悪影響を及ぼすことはできない。したがって、ターミナルは、メインシ
ステムのセキュリティを強化し、完全性を向上させ、メインシステムに格納されたデータ
の保護を強化することができる。
【0551】
前記三番目の特性の場合、継ぎ目のない作業の利便性を維持すると共に、高まったセ
キュリティ、向上した完全性、強化されたデータの保護を達成するために、本明細書のデ
ータ処理ターミナルはロックモードにてロックシステムに移住した悪性ウイルスや悪性コ
ードをメインシステムが接触する前に削除(または、部分削除)作業を実行し、悪性ウイ
ルスやコードを削除することができる。したがって、前記悪性ウイルスやコードは、メイ
ンシステムのハードウェア要素やソフトウェア要素に悪影響を及ぼせなくなる。
【0552】
このために、ロックシステムは、ロックモードにてロックシステムでロック作業を実
行することで得た「結果物」に含まれている悪性ウイルスやコードを削除(または、部分
削除)作業を実行することにより削除することができる。または、メインシステムは、解
除モードにて削除(または、部分削除)作業を実行して「結果物」に含まれた悪性ウイル
スやコードを削除することができる。したがって、ロックモードにてユーザがロックシス
テムで如何なるウェブサイトにアクセスし、如何なるコンテンツをダウンロードしたり開
いても、ターミナルは削除(または、部分削除)作業を用いて前記コンテンツに浸透した
悪性ウイルスがメインシステムに及ぼし得る悪影響を防止することができる。
【0553】
本明細書のデータ処理ターミナルは、多数のモードそれぞれで駆動するので、ユーザ
は頻繁にあるモードから他のモードに移動しなければならない。したがって、前記四番目
の特性の本明細書のデータ処理ターミナルは、継ぎ目のない作業の利便性を維持し、高ま
ったセキュリティ、向上した完全性、及び強化されたデータの保護を達成するために、1
以上の「モード移動用入力ユニット」を含んでもよい。
【0554】
モード移動用入力ユニットは、モード移動ユーザサブ入力を含むユーザ入力を受信す
るように製作された入力ユニットである。前記ユーザ入力の受信に対応して、前記入力ユ
ニットはモード移動センサを用いてモード移動サブ入力を取得し、制御信号を発生し、前
記信号をメインCPUユニットやメイン運営体系に伝達することができる。これに基づい
てターミナルは、現在モードから前記サブ入力に相応する新規モードに移動する。
【0555】
モード移動用入力ユニットは、既存のハードボタン(一例として、ボタンやスイッチ
)、既存のソフトキー、既存のソフトボタン(一例として、映像ユニットに表示するグラ
フィック基盤インターフェース、GUI)などであってもよい。または、モード移動用入
力ユニットをメイン入力ユニットに含めて単一のまたは一体の物体で製作することができ
る。
【0556】
後述では、本明細書のデータ処理ターミナルの多様な例示的側面、例示的実施形態、
及び詳細な形態を説明し、前記ターミナルはユーザに高いセキュリティ、向上した完全性
、及び格納された個人データの秘密保護のために多数のモードにて駆動することができる
。特に、本明細書は、前記ターミナルの構造上または作業実行上の特性及び多数のモード
を定義する多様な階層にて駆動する前記ターミナルの多様な製作及び使用方法を説明する
。また、本明細書は、前記ターミナルのメインシステムの多様なハードウェアやソフトウ
ェア要素を駆動する多様な方法も説明する。
【0557】
本明細書は、添付された図面と説明を参考にするものの、本明細書の例示的側面、実
施形態、詳細な形態は、相違した形態に該当するだけである。しかし、前記ターミナル及
びこれと関連した多様な方法は、相違した構成、構造、方法、手続または作業実行順序で
具現されてもよい。したがって、本明細書の多様なターミナルまたは方法は、上述及び後
述の例示的側面や実施形態に限定されない。むしろ、前記例示的側面、実施形態は、本明
細書を完全にかつ徹底するために、そして、前記ターミナル、方法、作業実行順序などと
関連した分野の当業者に前記ターミナル、方法または作業実行順序に対する範囲を完全に
知らせるためである。
【0558】
特別な言及がない限り、本明細書の図面では、説明の便宜のため、データ処理ターミ
ナルの多様なシステム、ユニット、要素、部位などを実際の大きさや比率で表示しない。
また、後述の図面において同一の数字で表記したシステム、ユニット、要素、部位及びこ
れらの作業、ステップ及び作業実行順序は、互いに同一または類似したり機能的に均等で
あることを示す。
【0559】
本明細書の図面は、多様なデータ処理ターミナルの製作、前記ターミナルの使用等に
対する多様な例示的側面または実施形態を説明するためである。前記図面において、「(
「と」)」の間の数字、一例として、10または60は図面に例示したシステム、ユニッ
ト、要素、部位などを示す。
【0560】
本明細書のデータ処理ターミナルに対する多様な例示的側面及び実施形態は、互いに
相違し得るが、互いに排他的ではない。すなわち、特定の例示的側面や実施形態で例示し
たターミナルの特性、構造、作業、機能、方法、作業実行順序または特徴は、互いに相反
しない限り、または、本明細書の多様なターミナルの精神、範囲から外れない限り、相違
した例示的側面や実施形態のターミナルにも適用され得る。ただし、この時、本明細書の
説明の詳細な文脈に従って前記ターミナルの特性、構造、作業、機能、方法、作業実行順
序や特徴などの一部を修正したり、一部を付加したり、一部を省略することができる。
【0561】
本明細書の例示的側面や実施形態の各システム、ユニット、要素、部位などの配置や
位置も本明細書の多様なターミナルの精神と範囲を外れない限り修正され得る。したがっ
て、後述の詳細な説明は、セキュリティ強化、完全性の向上、及びデータ保護の強化はも
ちろん、継ぎ目のない作業を提供することができ、また、多様なまたは相違した作業モー
ドを提供できる多様なターミナルに関することであり、後述の説明は前記ターミナルの範
囲を制限するためではない。本明細書のターミナルとこれと関連した方法の範囲は、後述
の請求項によってのみ決定され、この時にも前記請求項の均等ターミナルはもちろん、均
等方法も考慮しなければならない。本明細書の図面において同一の数字は多様な方向から
見た時の同一のまたは類似の要素や機能を示す。
【0562】
後述では、図面を参考にしてハードウェア的またはソフトウェア的観点から本明細書
の多様なデータ処理ターミナルの例示的側面及び実施形態を詳細に説明する。これを介し
て関連分野の当業者は前記ターミナルを容易に理解し、製作し、使用することができ、こ
の製作はもちろん、これを用いて多様な作業及びステップを多様な作業順序に従って遂行
することができる。
【0563】
4.第1構成-ロックビューアを含むロックシステム
【0564】
本明細書の第1構成に該当する第1例示的側面のデータ処理ターミナルは、1以上の
メインシステムと1以上のロックシステムを含む。メインシステムは、[1]1以上のメ
インCPUユニット、[2]1以上のメイン入力ユニット、[3]1以上のメイン出力ユ
ニット、及び、[4]1以上のメインメモリユニットを含んでもよく、オプションでその
他のユニットを含んでもよい。メイン出力ユニットは、静的または動的イメージを表示す
る1以上の主映像ユニットまたは音を再生できる1以上のスピーカーを含んでもよい。反
面、ロックシステムは、1以上のロックビューアを含み、オプションでロックメモリユニ
ットを含んでもよい。参考として、このようなロックシステムは、最も簡単な構成を有す
るロックシステムと見なすことができる。前記メイン(または、ロック)システムの各ユ
ニットは、1以上のハードウェアまたはソフトウェアのメイン(またはロック)要素を含
むか又はこれと関連する。したがって、メイン(または、ロック)システムは、前記要素
を駆動して特定作業を実行することができ、その結果、前記要素に割り当てられた特定機
能を遂行することができる。
【0565】
4-1.第1構成-メインシステム
【0566】
本明細書の第1例示的側面の一番目の実施形態の場合、ターミナルは、1以上のメイ
ンシステムを含み、メインシステムは1以上のハードウェア要素またはソフトウェア要素
を含む多数のメインユニットを含む。ソフトウェア要素はハードウェア要素に内蔵(embe
d)されたり、または、別途のコンピュータプログラム形態のコードで提供されてもよい
【0567】
図5A]は、本明細書の第1例示的側面の例示的データ処理ターミナルのメインシ
ステムのブロック線図として、特に、[図5A]はメインシステムを多数の抽象的な層で
描写した場合である。メインシステム10は、1以上のメインCPU31、1以上のメイ
ンメモリユニット40、1以上のメイン入力ユニット20、1以上のメイン出力ユニット
50、1以上のメイン(ソフトウェア)アプリケーション(または、アプリ)35、1以
上のメイン運営体系(すなわち、O/S)34等を含み、メイン運営体系34はオプション
で1以上のメインカーネル(kernel)または他のユニット51を含んでもよい。メインシ
ステム10はオプションで1以上のメインファームウェア(firmware)32やメインアセ
ンブラ33を含んでもよい。
【0568】
図5A]において各ユニットを連結する「経路」は、多様なユニットの間の物理的
結合または作業実行上の連結を示し、したがって、前記「経路」は、命令信号、データ伝
達、操作などを意味する。ただし、[図5A]の経路は例示に過ぎず、したがって、他の
ユニットも追加の経路に連結されてもよい。一例として、メインCPU31とメイン運営
体系34は、[図5A]の他のユニットを駆動することができる。ただし、説明の便宜の
ため、[図5A]には全ての「経路」を含まず、後述では多様なユニットを互いに連結す
る追加の「経路」について説明する。
【0569】
メインCPU31は、一般的に、基本演算作業、論理作業、制御作業、入出力作業を
遂行するためのコンピュータプログラム命令を遂行する電気回路を指称する。メインCP
U31はマイクロプロセッサの形態で製作されたり、マイクロコントローラに含まれたり
、または、システム・オン・チップ(すなわち、system on chipまたはSoC)の形態で製
作されてもよく、システム・オン・チップは内部にメモリユニット、周辺機器用インター
フェースなどを含んでもよい。
【0570】
メインファームウェア32は、ターミナルのメインシステム10の多様なハードウェ
ア要素の加工された(engineered)部位にデータ監視や操作、制御などを提供する既存の
ソフトウェアや(ソフトウェア)アプリを指称する。メインファームウェア32は、入力
または映像パネルに、タッチスクリーン、カメラなどターミナルの既存部品に含まれても
よい。メインアセンブラ33は、多様な作業または番地指定方式(addressing mode)に
対する構文(syntax)と連想記号(mnemonics)などの組み合わせをこれに該当する数字
で翻訳して目的コード(object code)を生成するソフトウェアやアプリを指称する。メ
インアセンブラ33は、メモリ位置に対する定数式(constant expression)を計算し、
前記位置に対する記号の名前(symbolic name)問題を解決し、プログラム修正後に面倒
な計算、住所アップデートなどを格納する。
【0571】
メイン運営体系32は、「システムソフトウェア」と呼ばれ、メインシステム10の
多様なハードウェアやソフトウェア要素、その他の要素を管理し、コンピュータプログラ
ムに対する共通のサービスを提供する。すなわち、メインファームウェア32を除いた全
てのコンピュータプログラムは、特定作業の実行及び特定機能の実行に運営体系34を必
要とし得る。メイン運営体系34は、時分割(time-sharing)機能で作業日程を管理して
メインシステム10の効率的利用を図る。また、メイン運営体系34は、プロセッサ時間
、大容量格納、出力、他の要素に対する費用割当に対するアカウンティングソフトウェア
を含んでもよい。また、メイン運営体系34は、メモリ割当、入出力ハードウェア機能な
どの多様な機能を遂行する多様なソフトウェア要素やハードウェア要素の間で仲裁の役割
を担当することもできる。
【0572】
メイン運営体系34と関連し、メインカーネルは、メインシステム10が処理または
遂行する(ほぼ)全ての作業を完全に制御できるコンピュータプログラムに該当する。こ
のような観点から見れば、メインカーネルはメイン運営体系34の中心核と見なすことが
できる。したがって、メインカーネルはターミナル始動を開始すれば最初に着手されるプ
ログラムであり、その後、多数のソフトウェア要素による入出力の要請、メインCPU3
1のために前記要請をデータ処理命令語で翻訳するなどターミナル始動の残りの部分を管
理する。メインカーネルは、メインメモリユニット40を管理し、プリンタ、外部スピー
カー、外部モニタなどのコンピュータ周辺機器と通信し、これらを管理する。メインカー
ネルは、作業実行上ターミナルと有無線で連結された外部電気機器と通信し、これらを管
理し、前記外部電気機器の例としては、他のターミナル、他のコンピュータ、モノのイン
ターネット網に含まれた電気機器、車両または自動車、バイク、ロボット、ドローン、最
小限の電気回路を含む武器などがある。
【0573】
メインカーネルは、メインシステム10の多様なソフトウェア要素(アプリなど)と
も連結されてもよい。また、メインカーネルの重要なコードは、一般的に、メモリのセキ
ュリティセクタに装着され、これにより、頻繁に使用されないメイン運営体系34のコー
ドやメイン運営体系34の内部の多様なアプリにより上書き(overwritten)されないよ
うに保護することができる。メインカーネルは、「カーネルスペース」にてプログラム実
行及びインタラプト(interrupt)管理などの任務を遂行する。反面、ユーザは、「ユー
ザスペース」にて作業(一例として、テキストエディタでテキスト作成、グラフィック基
盤インターフェースを用いたプログラム実行など)を実行する。その結果、ターミナルは
、ユーザデータとカーネルデータの間の干渉及びこれによる不安定性、機能低下を防止す
ることができる。また、特定のプロセスがメインカーネルに作業を要請する場合、前記要
請は「システムコール」と指称する。多様なカーネルは、システムコール及びユニットを
相違するように管理することができる。
【0574】
図5B]は、[図5A]のメインシステムの簡略化されたブロック線図である。説
明の便宜のため、「メインCPUユニット」30は、メインCPU31、メインファーム
ウェア32及びメインアセンブラ33を通称するものとし、[図5A]では、メインCP
Uユニット30を点線で表示している。メインCPUユニット30のハードウェア要素及
びソフトウェア要素は、携帯電話、スマートフォンなどの既存のデータ処理機器でよく使
用する要素と同一又は類似するので、詳細な説明は省略する。
【0575】
その結果、[図5B]で例示したように、メインシステム10は、1以上のメインC
PUユニット30、1以上のメイン運営体系34、1以上のメインアプリ(すなわち、ソ
フトウェアアプリケーション)35、1以上のメイン入力ユニット20、1以上のメイン
出力ユニット50、1以上のメインメモリユニット40を含んでもよい。[図5B]に例
示はしなかったが、メインシステム10はオプションでその他のユニットを含んでもよい
が、説明の便宜のため省略する。
【0576】
図5B]のメインメモリユニット40は、1以上の既存の非揮発性メモリ要素や1
以上の既存の揮発性メモリ要素を含んでもよい。必要な場合、ターミナルは外部メモリユ
ニット(または、カード)などの脱着機器と結合することができる。これにより、メイン
CPU31またはメイン運営体系34などはメインメモリユニット40及び外部脱着メモ
リユニットを駆動することができ、多様なデータを前記ユニットのうちの1以上に格納す
ることができる。
【0577】
上述と類似するように他のユニットも多様な外部ユニットと脱着が可能なように結合
することができる。一例として、ターミナルがDNA認証作業を実行する場合、ターミナ
ルはDNA分析が可能な追加の入力ユニットを含んでもよい。また、メイン入力ユニット
20とメイン出力ユニット50などのメインシステム10の他のユニットは、既存のモバ
イルフォン、スマートフォンの入力ユニット、出力ユニットと類似又は同一であり、説明
の便宜のため、これに対する詳細な説明は省略する。
【0578】
特別な言及がない限り、ターミナルは、[1]ロックモードではロックシステム60
を駆動することができ、[2]解除モードではメインシステム10を駆動することができ
、[3]オプションで中級モードでは中級システムを駆動できることにする。特別な言及
がない限り、ロックシステム60は全ての作動可能ロックユニットを駆動することができ
、全てのロックハードウェア要素及びロックソフトウェア要素を駆動できることにする。
同様に、メインシステム10は全ての作動可能メインユニットを駆動することができ、全
てのメインハードウェア要素及びメインソフトウェア要素を駆動できることにする。
【0579】
また、本明細書において、メインシステム10とロックシステム60の間の「隔離」
は完全な隔離を意味し、したがって、メインシステム10は、解除モードにて、如何なる
ロックユニットやロック要素も駆動できないものとし、ロックシステム60もやはりロッ
クモードにて、如何なるメインユニットや主要素も駆動できないものとする。しかし、メ
インシステム10とロックシステム60が単に「部分隔離」される場合、メインシステム
10はロックシステム60の1以上または全てのロックユニットを駆動できるものとする
。しかし、特別な言及がない限り、ロックシステム60はメインシステム10の如何なる
ユニットや要素も駆動できないものとする。
【0580】
4-2.第1構成-ロックシステム
【0581】
上述のように、[図5A]及び[図5B]の例示的データ処理ターミナルは、多様な
ユニットを含む1以上のメインシステム10を含む。しかし、第1例示的側面の二番目の
実施形態の場合、データ処理ターミナルは1以上のロックシステム60も含む。
【0582】
図5C]は、[図5A]及び[図5B]にて例示したデータ処理ターミナルが含む
例示的ロックシステムに対するブロック線図である。特に、[図5C]の右側の点線のボ
ックス内のユニットは、ターミナルのメインシステム10に該当する反面、[図5C]の
左側の点線のボックス内のロックビューア71とオプションであるロックメモリユニット
80は、ロックシステム60に該当する。ターミナルは、1以上のモード移動用入力ユニ
ット25も含み、前記ユニット25は、メインシステム10またはロックシステム60の
ハードウェア要素と見なすことができる。
【0583】
図5C]のロックシステム60は、1以上のロックビューア71と1以上のロック
メモリユニット80(オプション)を含み、前記システム60は、最も簡単な構成のロッ
クシステムのうちの一つと見なすことができる。[図5C]に表示しなかったが、ロック
システム60はオプションで1以上のロック入力ユニット、ロック出力ユニットなどのロ
ックユニットを含んでもよい。ただし、説明の便宜のため、[図5C]には多くのユニッ
トを連結できる単一または二つの矢印を有する「経路」を省略した。一例として、メイン
CPUユニット30はメインメモリユニット40またはロックビューア71を直接駆動す
ることができ、メイン運営体系34はロックビューア71、ロックメモリユニット80、
メイン入力ユニット20、メイン出力ユニット50などを直接駆動することもできる。同
様に、メインメモリユニット40とロックメモリユニット80は、作業実行上直接または
間接に互いに連結されたり互いにデータを交換することができる。しかし、説明の便宜の
ため、このような作業実行上の連結を示す追加の経路は[図5C]から省略した。
【0584】
一般的に、ロックビューア71は、ロック(または、中級)モードにてロック(また
は、中級)作業を実行することができる。特に、ロックビューア71は、データやファイ
ルをユーザに親しい形態で表示するソフトウェアアプリに該当する。ロックビューア71
は、制限された機能の(ソフトウェア)アプリであってもよく、ユーザはロックビューア
71でデータやファイルの編集、生成、修正をできないこともある。しかし、ロックビュ
ーア71は、相違したバイト順序(byte order)、コードページ、及び新しい線の様式(
line style)を処理してデータやファイルの多様な形態を提供するフォーマット解釈機(
format translator)を含んでもよい。また、ロックビューア71は、HTMLマークア
ップ(markup)をユーザに親しい形態で提供したり、または、グラフィックファイルをサ
ムネイル(thumbnail)生成、サムネイルプレビュー(preview)、拡大イメージ(image
zooming)などで提供することができる。したがって、ロックビューア71は、[1]フ
ァイルビューア、[2]イメージビューア、[3]ウェブブラウザ、または、[4]その
他のビューアなどの既存のビューアまたはブラウザに該当し得る。ターミナルは多様な方
法でロックビューア71を駆動することができ、一例として、[1]ロックビューア71
を駆動できるドライバを利用したり、メインCPUユニット30を用いたり、または、[
3]メイン運営体系34を用いて、ロックビューア71を駆動することができる。ロック
システム60はオプションでロックビューア71を駆動できるロックCPUユニットを含
んでもよく、後述のセクション5及び8で、これについて説明する。
【0585】
メインシステム10がロックビューア71と同一または類似の機能を遂行するメイン
(ソフトウェア)アプリを含まない場合、ロックビューア71と関連してメインシステム
10とロックシステム60との間の葛藤や干渉は考慮する必要がないか又は無視すること
ができる。しかし、メインシステム10がロックビューア71と同一または類似の1以上
のアプリを含めば、メインシステム10のアプリはロックシステム60のロックビューア
71と対比して「メインビューア」と見なすことができる。この場合、ロックビューア7
1は、ロック(または、中級)モードにてロック(または、中級)システムによってのみ
駆動され得る制限された機能のビューアと見なすことができる反面、メインビューアは、
解除モードにてメインシステム10によって駆動され得る、完全な機能を有したビューア
と見なすことができる。
【0586】
一例として、ロックビューア71は、ロックシステム60のデータを表示する反面、
ロックシステム60外部のデータは表示できないこともある。すなわち、ロックビューア
71はメインメモリユニット40に接近することができず、前記ユニット40のデータを
回収(retrieve)できないこともある。また、ターミナルは、ロック(または、中級)モ
ードにてロック(または、中級)作業を実行して得た「結果物」をロックビューア71が
メインメモリユニット40に格納できないようにすることができる。他の例として、ロッ
クビューア71はメインメモリユニット40に接近し、前記ユニット40のデータの全部
や一部を回収し、これをロック(または、中級)モードにて表示することができる。ター
ミナルは、自身が駆動中である階層に基づいて、または、ユーザの要求に基づいて前記ロ
ックビューア71の接近、回収、表示などの限界を決定することができる。
【0587】
前記構成を用いることにより、ターミナルは、ロックシステム60がメインメモリユ
ニット40及びメインシステム10自体を変更したり悪影響を及ぼさないように全的また
は部分的に防止することができる。したがって、ターミナルは、メインシステム10のセ
キュリティと完全性を維持または向上させることができ、メインシステム10に格納され
たユーザデータの秘密を維持することができる。必要な場合、ターミナルは削除(または
、部分削除)作業を実行し、ロック(または、中級)作業を実行して得たロック(または
、中級)システム60に残留する「結果物」の全体または一部を削除することができる。
【0588】
ロックビューア71がメインシステム10に装着された(ソフトウェア)アプリでな
い場合にも、ターミナルは、[1]メインシステム10の完全性やセキュリティを向上さ
せるために、[2]メインシステム10に格納されたり残留したりするユーザデータの秘
密保持のために、または、[3]多様な「削除時点」に削除(または、部分削除)作業を
実行するために、ロックビューア71をメインシステム10から全的または部分的に隔離
させることができる。ターミナルは、特定の条件の下または適応的(adaptive)にロック
ビューア71がメインシステム10に接近することができ、メインメモリユニット40に
格納されたデータの全部や一部を回収し、ロック(または、中級)システム60を用いて
ロック(または、中級)作業を実行することで得た「結果物」の一部や全部をメインメモ
リユニット40に格納するようにできる。ただし、ターミナルは、自身が駆動中である階
層またはユーザの要求に基づいてロックビューア71の接近、回収または格納の限界を設
定することができる。
【0589】
メインシステム10がメインビューアを含む場合、ターミナルは、一般的に、ロック
ビューア71よりメインビューアにさらに広い接近権限を付与する。その結果、ロックビ
ューア71はメインシステム10に格納されたデータを表示することはできないが、ロッ
クシステム60に格納されたり残留したりするデータまたは外部ソースから得たデータを
表示することができる。これとは異なり、ターミナルは、(メインビューアより)ロック
ビューア71に広い接近権限を付与することができ、前記接近権限は、[1]メインシス
テム10のメインメモリユニット40に接近する権限、[2]メインシステム10の他の
ユニットに接近する権限、[3]インターネットや他のネットワークを用いて相違したデ
ータに対する外部ソースに接近する権限、[4]インターネットまたはその他のネットワ
ークで外部リンクにアクセスする権限、[5]メインシステム10の特定のハードウェア
やソフトウェア要素を駆動する権限などである。したがって、前記構成のロックビューア
71は、ロック(または、中級)モードにて作業を実行する間、メインシステム10のメ
インメモリユニット40または他のユニットに格納された全てのデータに接近することも
できる。もちろん、このような構成は一般的に特別な場合に限られ得る。
【0590】
ロックモードから解除モードに移動することに対応してターミナルが削除(または、
部分削除)作業を実行する場合、ターミナルはモード移動後にユーザがロックモードにて
実行したどんな作業でも、ロックモードにてロック作業を実行して得たどんな「結果物」
でも、削除することができる。したがって、前記「結果物」はメインシステム10に如何
なる影響も及ぼすことはない。一般的に、相違したモードに適正な接近権限を付与する課
業は、ターミナル製造業者やユーザの選択に関する課業である。言い換えれば、ターミナ
ルやユーザは、自身の目的、状況などにより多数のモードそれぞれに付与する適正な接近
権限を選択することができる。
【0591】
しかし、メインシステム10より広い接近権限を与えられたロックシステム60は、
ターミナルのセキュリティ、完全性に威嚇になり得る。なぜならば、ユーザは悪性ウイル
スで感染した結果物をミスでメインメモリユニット40に格納したり、特定データが悪性
ウイルスに感染した事実を知らないまま、これをメインシステム10に伝達することもあ
るためだ。このような事故の防止のため、ユーザがロックモードにてターミナルを駆動す
る場合、ロックシステム60でメインシステム10に接近できる権限を制限することが好
ましいこともある。したがって、ロックモードにてターミナルを駆動するユーザが、メイ
ンシステム10の全て(または、一部)のユニットに接近できるように許容しても、ター
ミナルは、ユーザが悪性ウイルスの存在の有無を確認しないままロックシステム60を用
いて得た結果物をメインシステム10のメインメモリユニット40や他のユニットに格納
できないように全的や部分的に防止することが好ましいこともある。
【0592】
ロックシステム60が1以上のロックメモリユニット80を含む場合、ターミナルは
、ユーザがロックモードにてロック作業を実行して得た「結果物」の全部または一部をロ
ックメモリユニット80に格納するようにできる。このために、ターミナルは、ユーザが
「格納予定結果物」を手動で選択(mark)することにより、削除(または、部分削除)作
業から前記格納予定結果を除外させることができる。したがって、ターミナルが現在モー
ドよりさらに広い接近権限を有する新規モードに移動した後にも、前記格納予定結果はロ
ックシステムに残留できることになる。これとは異なり、ターミナルは、多様な基準に基
づいて適応的に格納予定結果物を選択することができ、前記基準の例としては、「結果物
」の種類やコンテンツ、ユーザが前記「結果物」を処理するのに要した期間、ユーザが特
定のウェブサイトにアクセスした時間、ユーザの選好度、ユーザに対する統計などがある
【0593】
ロックメモリユニット80は、ロックモードにてロック作業を実行して得た結果物を
永久的または臨時に格納する機能を担当する。ターミナルは、ロックシステム60で実行
したロック作業、ロックモードにて得たりダウンロードしたりした結果、ロックシステム
60に格納されたり残留したりする結果物などがメインシステム10のメインメモリユニ
ット40や他のメインユニットを汚染させたり、これらに悪影響を与えることができない
ようにする。したがって、ユーザがロックシステム71を駆動し、格納予定の結果物を前
記ユニット80に格納したり、または、前記ユニット80で回収するようにしても、ター
ミナルは依然としてユーザがロックシステム60に格納されたり残留したりする結果物を
メインメモリユニット40に格納できないように防止することができる。
【0594】
ターミナルがロックメモリユニット80を含む場合、ターミナルはロックメモリユニ
ット80を用いてメインメモリユニット40を補完することができる。一例として、ター
ミナルは、[1]あるメモリユニットからデータを回収した後、これを他のメモリユニッ
トに格納したり、[2]同一のデータを前記メモリユニット40、80の全てに格納した
り、または、[3]特定のデータを2以上の部分に分割した後、各部分を各メモリユニッ
ト40、80に別々に格納することができる。しかし、ロックシステム60に格納された
り残留したりする結果物に含まれ得る悪性コードがメインメモリユニット40のデータを
上書きして汚染させる危険は常在しているところ、ターミナルはメインメモリユニット4
0をロックメモリユニット80から完全にまたは部分的に隔離させることができる。
【0595】
ターミナルは、メインメモリユニット40を物理的にまたは作業実行上互いに隔離さ
れた多数のメモリセクタ(一例として、メインメモリセクタ、ロックメモリセクタなど)
に区分した後、メインメモリセクタにてメインシステム10を駆動し解除作業を実行する
反面、ロックメモリセクタにてロックシステム60を駆動しロック作業を実行することが
できる。また、メインメモリセクタをロックメモリセクタから物理的または作業実行上隔
離することにより、ターミナルは前記セクタの間の潜在的混同を防止することができる。
【0596】
ロックメモリユニット80は、多様な既存のメモリ機器を活用することができる。一
例として、ロックメモリユニット80は既存の非揮発性または揮発性メモリ機器であって
もよい。後者の場合、ターミナルがロックモードから新規モードに移動すれば、ターミナ
ルはロックシステム60に対する電源を遮断できるため、削除(または、部分削除)作業
の実行なしに揮発性ロックメモリユニット80に格納された結果物が削除できるという長
所がある。もちろん、ターミナルは揮発性ロックメモリユニット80に対する削除(また
は、部分削除)作業を実行することもできる。
【0597】
ロックビューア71は臨時メモリセクタを含んでもよく、ロックシステム60は前記
臨時メモリセクタをロックメモリユニット80として用いることができる。これとは反対
に、メインメモリユニット40は臨時メモリセクタを含んでもよく、ロックシステム60
は前記メモリセクタをロックメモリユニット80として用いることができる。また、ロッ
クシステム60は、既存のメモリ機器をロックメモリユニット80として活用することが
でき、前記メモリ機器はターミナル内部に装着されたり、携帯用機器または脱着機器の形
態で製作されてもよい。
【0598】
ロックメモリユニット80は多様な構成でターミナルに装着されてもよい。一例とし
て、ロックメモリユニット80はターミナル内部に装着されたり、前記ユニット80の一
部がターミナルの外部に露出するように装着されてもよい。ロックメモリユニット80は
ターミナルと容易に結合、分離が可能な、別個の脱着機器の形態で製作されてもよい。そ
の類型に関係なく、ロックメモリユニット80はロックモードにてロックシステムがロッ
ク作業を実行して得た結果物を永久的または臨時に格納できる最小格納空間を提供するこ
とができる。また、ロックビューア71がイメージの表示や音の再生など多様なデータの
表示機能のみを担当し、前記データを別に格納する必要がない場合、ターミナルはロック
メモリユニットを含まなくてもよい。
【0599】
ターミナルはユーザ入力を受信し、前記入力からモード移動(ユーザ)サブ入力(UI
SWI)を取得できる1以上のモード移動用入力ユニット25を含んでもよく。[図5C
のように、前記入力ユニット25はメイン入力ユニット20と別個のユニットでターミナ
ルに装着されてもよく、前記入力ユニット25はメイン入力ユニット20の隣に装着され
たり、メイン入力ユニット20とは相違した位置に装着されてもよい。これとは異なり、
モード移動用入力ユニット25とメイン入力ユニット20は一体型の単一物体で製作する
こともでき、前記物体にUISWIを取得できる第1センサとその他(ユーザ)のサブ入力を
取得できる第2センサを装着することができる。モード移動用入力ユニット25がユーザ
入力を受信し、これからUISWIを取得し、制御信号を生成し、前記信号をメインCPUユ
ニット30やメイン運営体系34に伝達できる限り、モード移動用入力ユニット25の詳
細な構成、装着位置は当業者の選択範囲に属する。このような観点から見れば、既存のボ
タン、スイッチ、レバーなどの既存の入力機器が生成する信号をUISWIと認識する限り、
ターミナルは前記既存の入力機器をモード移動用入力ユニット25として使用することも
できる。
【0600】
モード移動用入力ユニット25はソフトウェア要素やグラフィック基盤インターフェ
ース(GUI)などのユーザインタフェース形態で提供されてもよい。ターミナルがGUI
を含む場合、ユーザはモード移動前にオン状態のターミナルが表示するGUIを容易に操
作してUISWIを提供することができる。しかし、ターミナルがオフ状態ならば、ユーザは
消えている映像ユニットからGUIを確認するのが容易でないこともある。この時、ター
ミナルはユーザが別個のハードウェア要素を用いてUISWIを提供するようにできる。言い
換えれば、ターミナルは、GUI及びハードウェア形態の入力ユニットを全て含むものの
、[1]ターミナルがオフ状態でもオン状態でもユーザがUISWIをGUIや入力ユニット
に提供するようにしたり、または、[2]ユーザはオン状態ではUISWIをGUIにのみ提
供するようにする反面、オフ状態では入力ユニットにのみUISWIを提供できるようにする
ことができる。ターミナルは、メイン入力ユニット20がUISWIを含むユーザ入力、及び
他のサブ入力を含む他のユーザ入力も受信するようにできる。
【0601】
ユーザは、ロックシステム60及びメインシステム10を用いて自身が所望するとお
りにモードを移動することもできる。後述の例は、メインシステム10のメイン出力ユニ
ット50のハードウェア要素である1以上の映像ユニットを含むターミナルの例示的作業
実行に関するものである。
【0602】
一般的に、ターミナルは、解除モードにてメインシステム10を着手(launch)して
駆動することができる。その後、ターミナルは、メインシステム10が解除モードにてメ
インシステム10の多様なユニット、要素を駆動するようにできる。ターミナルはロック
(または、中級)モードにてロック(または、中級)システム60を着手、駆動し、その
後、前記システムが自身の多様なユニット、要素を駆動するようにできる。ターミナルは
それぞれの単一モードで駆動するので、一般的にメインシステム10はロック(または、
中級)モードでは駆動されず、ロック(または、中級)システムは解除モードでは駆動さ
れない。このような観点から見れば、第1構成の後述の実施形態と詳細な形態は、メイン
システム10が解除モードにて多様なメインハードウェア要素またはメインソフトウェア
要素を優先的に駆動し、ロックシステム60はロックモードにて多様なロックハードウェ
ア要素またはロックソフトウェア要素を優先的に駆動する場合の多様な構成を説明する。
たとえ後述の構成に含まれはしないとしても、ターミナルは中級モードにて駆動する中級
システムを含んでもよく、中級システムは中級モードにて多様な中級ユニットや中級ハー
ドウェア要素または中級ソフトウェア要素を優先的に駆動することができる。
【0603】
しかし、ロックモードにて駆動するターミナルは、ロックシステム60とメインシス
テム10の全てを着手したり、前記システム10、60のうちの一つまたは全てが自身ま
たは他のシステムの多様なユニットや要素を駆動するようにすることもできる。また、タ
ーミナルは、ロックモードにてメインシステム10を駆動するものの、メインシステム1
0がロックシステム60の干渉なしにロック60の全てのまたは一部のユニットや要素を
駆動するようにすることもできる。このように、第1構成の多様な実施形態及び詳細な形
態は、メインシステム10が独自にまたはロック(または、中級)システム60と共にロ
ックビューア71やロックメモリユニット80(オプション)を駆動するように変更され
てもよい。また、このような変更は、本明細書の他の例示的側面や実施形態にも適用され
てもよい。
【0604】
4-3.第1構成-作業実行順序(1)
【0605】
前記第1例示的側面の三番目の実施形態であり一番目の作業の場合、ターミナル(ま
たは、適正な入力ユニット)は、映像ユニットが消えているオフ状態(すなわち、映像ユ
ニットは消えているが、ターミナルは完全に電源が切れた状態でない、通信が可能な始動
状態)にて第1ユーザ入力を受信した後、多様な方法で新規モードを決定することができ
る。このように、「オフ状態」のターミナルが特定階層が定義したモードのうちの一つで
ある新規モードに移動するモード移動を、上述にて「第1類型モード移動」と定義したこ
とがある。
【0606】
これに対する一番目の詳細な形態において、第1ユーザ入力にUISWIが含まれている
か否かに関係なく、ターミナルは第1ユーザ入力の受信に対応してロックモードに移動し
、ロックシステムを着手することができる。その後、ロックモードにてロックシステムを
駆動する最中にユーザが第2ユーザ入力を提供すれば、ターミナルは順次的スイッチング
に従って解除モードに移動することができる。その後、ユーザが第3ユーザ入力を提供し
た場合、前記階層が非循環階層ならばユーザは解除モードから前記モードより狭い接近権
限が付与されたロックモードに移動することができず、したがって、ターミナルは解除モ
ードに留まることになる。しかし、前記階層が循環階層ならば、ユーザが第3ユーザ入力
を提供することによりターミナルはロックモードに移動することができる。
【0607】
これに対する二番目の詳細な形態の場合、ターミナルは第1ユーザ入力を受信し、こ
れからUISWI-1を取得し、選択的スイッチングの場合のようにUISWI-1に基づいてロックモ
ードまたは解除モードに移動することができる。その後、ユーザが第2ユーザ入力を提供
すれば、[1]選択的スイッチングの場合、ターミナルは第2ユーザ入力に含まれたUISW
I-2に基づいてロック(または、解除)モードに留まったり、解除(または、ロック)モ
ードに移動したり、[2]ターミナルが循環階層にて順次的スイッチングに従ってモード
移動する場合、ターミナルは常に解除(または、ロック)モードに移動することができる
【0608】
4-3-1.ロックビューア
【0609】
ターミナルがロックモードにてロックシステム60の駆動を開始すれば、ロックシス
テム60はロックビューア71を駆動し始める。一例として、ロックシステム60は、既
存のビューアまたはブラウザであるロックビューア71を駆動してファイルを表示したり
(すなわち、ファイルビューア)、イメージを表示したり(すなわち、イメージビューア
)、ウェブサイトにアクセスする(すなわち、ウェブブラウザ)などの作業を実行するこ
とができる。ロックビューア71は、ロックメモリユニット80またはメインメモリユニ
ット40から、ターミナルに脱着が可能なように結合される脱着機器から、または、外部
ウェブサイトから前記ファイル、イメージなどを確保することができる。上述のように、
ロックビューア71は制限された機能の(ソフトウェア)アプリであるため、ユーザは、
ファイルやイメージの編集、生成、または、修正が難しいこともある。また、ロックビュ
ーア71が「結果物」を臨時または永久的にロックメモリユニット80に格納する機能を
保有しても、ターミナルは、ロックビューア71が「結果物」をメインメモリユニット4
0に格納できないようにすることができる。
【0610】
ロックシステム60のソフトウェア要素であるロックビューア71は、ターミナルの
様々な部位に装着されてもよい。一例として、ロックビューア71は(メインシステムと
は物理的に隔離された)ロックシステム60のユーザスペースに格納され、ロックシステ
ム60は(解除モードと作業実行上隔離された)ロックモードにてロックビューア71を
駆動することができる。または、ターミナルは、ロックモードまたは解除モードにてメイ
ンシステム10のメインCPUユニット30、メイン運営体系34などがロックビューア
71を駆動するようにしたり、ロックモードまたは解除モードにてメインシステム10が
データをロックメモリユニット80に格納するようにしたり、または、ロックモードまた
は解除モードにてメインシステム10がロックメモリユニット80からデータや結果物を
回収するようにできる。
【0611】
これとは反対に、ロックビューア71はメインシステム10に装着(すなわち、物理
的に隔離されない)され、メインまたはロックシステム10、60がそれぞれ解除及びロ
ックモードにてロックビューア71を駆動するようにできる。メインシステム10がメイ
ンビューアを含む場合、ターミナルは、ロックビューア71をメインビューアから物理的
または作業実行上隔離することができる。ただし、ターミナルが単一のビューアのみを含
めば、前記ビューアはロックシステム60によりロックビューアとして利用されたり、メ
インシステム10(すなわち、メインシステムとは物理的または作業実行上隔離されない
)によりメインビューアとして利用されてもよい。ターミナルは、メインビューアがメイ
ンメモリユニット40からだけデータを回収するようにできたり、ロック及びメインメモ
リユニット80、40全てからデータを回収するようにできる。
【0612】
本セクション4-3-1の前記構成は、他の(ソフトウェア)要素及び他の構成にも
適用されてもよい。一例として、ロックシステム60がロックメッセンジャーアプリを含
んでメインシステムがメインメッセンジャーアプリを含めば、ロックメッセンジャーアプ
リとメインメッセンジャーアプリは、[1]物理的または作業実行上隔離されたり、また
は、[2]ロックメモリユニット80やメインメモリユニット40などと同じデータベー
スの全体または一部を駆動することができる。また、ロックメッセンジャーアプリとメイ
ンメッセンジャーアプリは同一のデータに接近して処理するが、ユーザはロックメッセン
ジャーアプリでは前記データを編集したり修正したりできないようにすることができる。
【0613】
ターミナルは、[1]ロックシステムを用いてロックビューアを駆動する期間、[2
]ユーザがロックビューアを駆動する期間、[3]ロックモードにてロックシステムを駆
動する期間などを制限することができ、前記期間の例としては、[1]無制限の期間、ま
たは、[2]ユーザの所望する期間(一例として、ユーザが異なるモードに移動する前ま
で、または、映像ユニットを消す前までなど)などがある。ターミナルは、ロックビュー
アの駆動期間を多様な基準に基づいて制限することができ、前記基準の例としては、[1
]ロックビューア駆動期間の長さ、[2]ユーザがロックモードにて単一のセッションに
処理したデータの大きさ、[3]ロックモードにてロック作業を実行することで得た結果
物の大きさ、[4]ユーザが特定のコンテンツを見た期間、または、[5]ユーザが訪問
したウェブサイトの数などがある。また、ターミナルは、システムセッティングやユーザ
選好度に基づいて、[1]ユーザが続けてロックビューアまたはロックシステム60全体
を駆動したり、[2]ロックビューアの駆動を終了したり、[3]ロックシステム60の
駆動を終了するようにできる。
【0614】
また、ターミナルは、多様な要因に基づいて、ロックビューア71やロックシステム
駆動を終了するためのプロトコルを確立することができる。一例として、ターミナルは、
[1]ユーザがロックモードから他のモードに移動する場合、[2]ユーザが映像ユニッ
トを消す場合、[3]ユーザが一定期間以上ユーザ入力を提供しない場合(ユーザの非活
動、すなわちnon-action)、[4]ユーザがユーザ認証に一定回数以上失敗する場合、ま
たは、[5]ユーザがユーザ認証に成功するなどの場合、ロックビューア駆動やロックシ
ステム60全体の駆動を終了することができる。特に、前の[1]~[5]の場合、ター
ミナルがロックビューア71の駆動を終了すれば、ターミナルは解除モードに移動するこ
とができる。または、前の[2]~[4]の場合、ターミナルはロックシステム60を駆
動してロックモードに留まることができる。
【0615】
また、[1]ユーザがロックモードでは接近が許諾されないメインシステム10のハ
ードウェア要素やソフトウェア要素に対する接近または駆動を試みる場合、[2]ユーザ
が禁止されたウェブサイトにアクセスしようと試みる場合、[3]ユーザが信頼性のない
ウェブサイトからデータをダウンロードしようと試みる場合、[4]ターミナルがユーザ
が訪問したウェブサイトやダウンロードしたデータから悪性ウイルスまたは潜在的威嚇を
感知する場合、ターミナルはロックビューア71やロックシステム60の駆動を終了する
ことができる。ターミナルがロックビューア71の駆動を終了すれば、ターミナルは、[
1]ロックシステム60を続けて駆動してロックモードに留まったり、[2]映像ユニッ
トを消したり、[3]視覚的または聴覚的警告信号を発生したり、または、[4]ターミ
ナルの電源を切ることができる。
【0616】
4-3-2.モード移動とユーザ認証の同期化
【0617】
ユーザがユーザ入力を伝達するたびに、ターミナルは、[1]ユーザ入力がUISWI
含もうが含まいが、または、[2]認証作業を実行しようが実行しまいが関係なしに、オ
フ状態からロックモードに移動することができる。すなわち、前記構成のターミナルは、
ユーザ入力を受信するたびに映像ユニットを点けてオフ状態からロックモードに移動する
ことができる。
【0618】
これとは異なり、ターミナルは、ユーザ認証作業の結果を条件としてモード移動作業
を実行することができる。すなわち、ターミナルは、ユーザ認証結果に従って相違したモ
ードに移動することができる。すなわち、ターミナルは、[1]UISWIに対応して多様な
「活性化時点」に映像ユニットを点けたり又は点けなかったり、[2]モード移動と関連
した多様な「着手時点」(すなわち、特定のシステムをlaunchする時点)にロックシステ
ム60やメインシステム10を着手したり着手しなくてもよい。前記「着手時点」の例と
しては、[1]モード移動と同時(一例として、「着手作業」の1以上のステップとモー
ド移動作業の1以上のステップが重なる場合)、[2]モード移動直後、[3]モード移
動以降であるが、ユーザが追加のユーザ入力を提供する前、[4]モード移動サブ入力を
含むユーザ入力の受信と同時、[5]認証作業の実行と同時、[6]認証作業の実行直後
、または、[7]映像ユニットを点ける直前、同時または、直後などがある。
【0619】
前記ターミナルは、ロック作業を実行し、潜在的に害になる「結果物」及びこれに含
まれた悪性ウイルスをメインシステム60から隔離するために別途のロックシステムを含
む。したがって、ロックシステム60はメインシステム10から物理的または作業実行上
隔離されてもよい。また、ターミナルにおいて、このように潜在的に害になる結果物を除
去することが好ましいので、ターミナルは新規モードに移動する前、後、または前記移動
と同時に削除(または、部分削除)作業を実行することにより、新規モードにて前記「結
果物」が新規システムに及ぼす悪影響を防止することができる。したがって、ユーザがロ
ックシステム60を着手する時、ターミナルはユーザ認証作業を要求しないことがある。
【0620】
一般的に、ターミナルは、ロックメモリユニット80やロックメモリセクタに対して
削除(または、部分削除)作業を実行することができる。ターミナルは、ロックビューア
71が装着されたロックメモリユニット71やロックメモリセクタに対する書式設定作業
を実行することにより、削除(または、部分削除)作業を実行することができる。前記構
成は、削除されたロックビューアが悪性ウイルスに感染したり、ロックメモリユニット8
0が感染して正常機能を遂行できない場合に有用であり得る。ただし、ロックメモリユニ
ット71またはロックシステム60全体が書式設定される場合、ターミナルは新規ロック
ビューア71及びこのドライバをロックシステムに再装着することができる。
【0621】
ターミナルは、認証作業を実行し、ユーザがオン状態で移動し、階層が定義する多様
なモードのうちのあるモードに移動するようにできる。一例として、ターミナルがオフ状
態で1以上の認証作業を実行した結果、ユーザが前記認証に失敗すれば、ターミナルは、
[1]映像ユニットを消えた状態(すなわち、オフ状態)で維持したり、または、[2]
ロックモードにてロックシステム60を着手することができる。ターミナルは、ロックシ
ステム60を着手する間、映像ユニットを消したまま維持することができる。前記構成の
ターミナルは、既にロックシステム60を着手したので、ユーザが新しい認証作業を開始
する場合、これをさらに迅速に実行できるという長所を提供する。または、ターミナルは
、ロックシステム60を着手する最中、または、着手開始後、多様な活性化時点に映像ユ
ニットを点けることができる。このような構成は、ユーザがターミナルが目覚めるのか(
すなわち、オン状態に移動しているのか)容易に確認できるという長所がある。
【0622】
しかし、多くの場合、映像ユニットを点ける作業よりユーザ認証作業がより多くの時
間を必要とすることがある。この場合、ターミナルは、ユーザ入力の受信に対応して、ま
ず映像ユニットを点けて、ユーザ認証作業が完了する時までロック(または、基本設定)
画面を表示することができる。その後、ユーザが認証作業に失敗すれば、ターミナルは、
[1]映像ユニットを消したり、または、[2]既に点いている映像ユニットに続けてロ
ック画面を表示することができる。
【0623】
ユーザが認証作業に成功すれば、ターミナルは、メインシステム10を着手してロッ
クモードから解除モードに移動することができる。前記モード移動中またはその後、ター
ミナルは映像ユニットに解除(または、ホーム)画面を表示することができる。このため
に、ターミナルは、[1]以前に表示したロック画面表示を中止して解除画面を表示し始
めるものの、前記中止と表示との間に時間的空白を置かなかったり又は置いたり、[2]
解除画面をロック画面の上に覆いかぶせたり、または、[3]徐々にロック画面を除去し
て除去された部分の画面をホーム画面で満たすことができる。
【0624】
ひとまず、ターミナルがロック(または、解除)モードにてロック(または、メイン
)システム60、10を着手すれば、ユーザは多様なロック(または、解除)作業を実行
することができる。ユーザが現在モードから新規モードに移動するには、ユーザはモード
移動用入力ユニットを操作することによりUISWIを含むユーザ入力を提供することができ
る。これに基づいてターミナルは、新規モードに移動したりまたは現在モードに留まるこ
とができる。
【0625】
ユーザが移動しようとする新規モード(一例として、解除モード)が現在モード(一
例として、ロックモード)に比べてさらに広い接近権限が付与された場合、ターミナルは
オプションでユーザに1以上の認証作業を実行するようにできる。また、ターミナルは、
オプションで上述の削除時点にユーザの要求に従って、リアルタイム、暫定的または事後
的削除(または、部分削除)作業を実行することができる。
【0626】
ひとまず、ターミナルがロックシステム60の着手を開始すれば、ロックシステム6
0はロックビューア71の駆動を開始することができる。ただし、上述の説明のように、
[1]ユーザがユーザ入力を提供し、前記入力に対応してターミナルが映像ユニットを点
けるたびに(すなわち、認証作業を実行する必要なしに)、[2]オフ状態で受信したユ
ーザ入力に対応して実行した認証作業にユーザが失敗した場合、[3]前の[2]の認証
作業にユーザが成功した場合、または、[4]ターミナルが解除モードからロックモード
に移動した場合、ターミナルはロックシステム60を着手することができる。また、ロッ
クビューア71は、データやファイルをユーザに親しいフォーマットで表示するなどのロ
ック作業の実行を開始することができる。このために、ロックビューア71はロックメモ
リユニット80、メインメモリユニット40、または、ターミナルに脱着が可能なように
結合した外部機器からデータやファイルを回収することができる。ロックビューア71は
インターネットまたはその他の通信手段を介して外部ソースからデータやファイルを回収
することもできる。後者の場合、ロックシステム60は、前記通信のためにメインシステ
ム10のハードウェア要素を活用することができる。
【0627】
一般的に、ターミナルはロックシステム60を含むものの、前記システム60の全体
をターミナルの外部カバーの内部に装着したり、前記システム60の少なくとも一部が外
部に露出することにより、ユーザがこれを見れるように装着することができる。これとは
異なり、ロックシステム60の全体または一部を脱着機器、携帯用機器またはウェラブル
機器などの形態を有する外部機器として製作することもできる。前記外部機器は、ロック
ビューア、ロックCPUユニット、ロックメモリユニット、ロック入力ユニットなどを含
んだり、1以上のロックハードウェア要素またはロックソフトウェア要素を含んでもよく
、オプションで前記ロックソフトウェアに対するドライバを含んでもよい。
【0628】
前記外部機器は、ターミナルと結合後に分離され得る脱着機器の形態で製作されても
よい。一例として、脱着機器は、[1]ターミナル保護器(protector)、[2]ターミ
ナルホルダ(holder)、[3]ターミナルケース(case)、または、[4]ターミナルの
少なくとも一部を覆うことができるカバー(cover)の形態で製作されてもよい。また、
前記脱着機器は、[5]USB形態のメモリ(ドライバを含んでもよい)、[6]ターミ
ナルと結合できる外部メモリチップやカード(ドライバを含んでもよい)、[7]ターミ
ナルと結合及び分離が可能な携帯用USIMカードやSIMカードなどの携帯用メモリチ
ップやカード(ドライバを含んでもよい)、または、[8]データ格納空間を含んだその
他の既存のメモリチップやメモリ機器などの形態で製作されてもよい。
【0629】
前記外部機器は、ユーザが身体部位に着用できるウェラブル機器形態で製作されても
よく、前記ウェラブル機器の例としては、[1]時計、[2]リストバンド、[3]アー
ムバンド、[4]手袋、[5]指輪、[6]ゴーグル、[7]メガネ、[8]ヘルメット
、[9]帽子、[10]ベルト、[11]ネックレス、[12]ブレスレット、[13]
イヤリング、[14]ネイルチップ、[15]義歯(artificial tooth)、[16]靴、
[17]ペンダント、[18]ブローチ、[19]その他の装身具、または、[20]着
用可能な携帯用のその他の機器などがある。
【0630】
前記外部機器は、ユーザが携帯し易い携帯用機器の形態でも製作されてもよく、前記
携帯用機器の例としては、[1]カバン、[2]バックパック、[3]ハンドバッグ、[
4]書類カバン、[5]荷物カバンなどがある。
【0631】
また、[1]前記外部機器自体がロックシステム60に該当したり、または、[2]
前記外部機器の一部がロックシステム60に該当することがある。したがって、前の[2
]の外部機器は、ロックシステム60の少なくとも一部を含むだけでなく、ターミナルの
メインシステムの少なくとも一部を含んだり、または、ターミナルとは関連のない電気部
品を含んでもよい。一例として、前記外部機器は、[1]ロックシステム60の全体とそ
の他の電気部品を含むことによりターミナルのロックシステム60で作動すると同時に、
[2]車両、ロボット、電気機器、他のデータ処理ターミナル、他のコンピュータなどの
遠隔制御器(remote controller)で作動することができる。前記外部機器は、有無線で
ターミナルと通信したり結合されるように製作することができる。
【0632】
本セクションの4-3-2で例示したロックシステム60の多様な特性及び構造は、
第1構成の多様なターミナルはもちろん、本明細書の上述及び後述の他の構成にも適用さ
れてもよい。
【0633】
4-3-3.削除または部分削除
【0634】
ターミナルのセキュリティ強化、完全性の向上、及び格納されたユーザの個人データ
の秘密保持のために、ターミナルは上述の多様な削除時点に削除(または、部分削除)作
業を実行することができる。ターミナルは、リアルタイム、暫定的または事後の削除(ま
たは、部分削除)作業を実行することによりターミナルのセキュリティを強化し、完全性
を向上させ、メインシステム10に格納された個人データの秘密を格納することができる
【0635】
一般的に、ユーザが移動しようとする新規モード(一例として、ロックモード)が現
在モード(一例として、解除モード)より狭い接近権限のみが付与された場合、ターミナ
ルはユーザに認証作業を実行するように要求しないことがある。ターミナルは、前記削除
時点に、リアルタイム、暫定的または事後の削除(または、部分削除)作業を実行するこ
ともできる。
【0636】
前記例においてターミナルは解除モードからロックモードに移動するので、解除モー
ドにてメインシステム10で解除作業を実行して得た結果がロックシステム60に悪影響
を及ぼす潜在的危険は相対的に低いと見なすことができる。しかし、上述の特性にもかか
わらず、現在ユーザは、今後他人が同一のターミナルを同一の解除モードにて駆動し、[
1]ユーザが解除モードにて実行した作業リストを見たり、[2]ユーザが解除モードに
て訪問したウェブサイトリストを見ることになったり、[3]ユーザが解除モードにてダ
ウンロードしたファイルや、知人とやりとりしたメッセージやSNS対話リストを見るこ
ともあるという心配を除去することができる。したがって、ユーザは、現在モードや新規
モードに付与された接近権限とは関係なく、モードを移動するたびに削除(または、部分
削除)作業を実行することを好むかもしれない。
【0637】
ターミナルが1以上のロックメモリユニット80を含めば、ロックシステム60はロ
ックモードでロック作業を実行して得た結果物の少なくとも一部分である「格納予定結果
物」をロックメモリユニット80に格納することができる。ターミナルは、前記格納予定
結果物を能動的または受動的に格納することができる。前記「格納予定結果物」は、一般
的に「格納結果物」と同一であるが、ターミナルが格納予定結果物の全部または一部を格
納するのに失敗し、これにより、格納結果物が格納予定結果物の一部分に該当する場合に
は、「格納結果物」と同一でないこともある。すなわち、格納予定結果物と格納結果物は
一般的に同一の結果物を指称するが、「格納予定結果物」は、ターミナルが格納作業を実
際に実行したりまたは格納作業を完了する前の結果物を意味する反面、「格納結果物」は
、ターミナルが実際に前記「格納予定結果物」を格納した後の結果物を指称する。
【0638】
この一番目の詳細な形態の場合、ロックシステム60は、削除(または、部分削除)
作業を実行する前、すなわち、削除予定結果物の全部または一部が実際に削除される前に
、「格納予定結果物」を能動的に格納することができる。格納予定結果物が実際にロック
メモリユニット80に格納されたので、ロックシステム60は自身に残留する結果物全体
を削除する削除作業を実行することもできる。これに対する二番目の詳細な形態において
、ロックシステム60は格納予定結果物を能動的に格納しはしない。しかし、ロックシス
テム60は削除予定結果物を選択的に削除する部分削除作業を実行するものの、格納予定
結果物は削除なしにそのまま残す。したがって、ロックシステム60は格納予定結果物を
受動的にロックメモリユニット80に格納するものと見なすことができる。ロックシステ
ム60やメインシステム10は、削除されるまたは格納される結果を選択することができ
、格納予定結果物をメインメモリユニット40、ロックメモリユニット80のうちのどこ
に格納するかも選択することができる。
【0639】
ターミナルまたはユーザは、削除予定結果物、格納予定結果物を多様な方法で選択す
ることができる。一例として、事後的削除(または、部分削除)の場合、ユーザはロック
ビューア71やロックシステム60の駆動を終了し、削除予定結果物または格納予定結果
物を選択することができる。このために、ユーザはロックモードにて特定ファイル、フォ
ルダなどをマーク(mark)(すなわち、選択)し、その後、ターミナルはマークされたフ
ァイル、フォルダのみを削除したり格納したりすることができる。すなわち、ターミナル
は、マークされた結果物のみを削除(または、部分削除)すると同時に、マークされなか
った結果物は格納することができる。反対に、ターミナルはマークされた結果物のみを格
納すると同時に、マークされなかった結果物を削除することもできる。
【0640】
ロックシステム60がロックメモリユニット71を含む場合、前記システム60は格
納予定結果物を前記ユニット80に格納することができる。ターミナルが許容する場合、
ロックシステム60は格納予定結果物をメインメモリユニット40に格納したり、ロック
システム60やメインシステム10の臨時メモリセクタ(一例として、データバッファ、
キャッシュ、クリップボード、リサイクルビンなど)に格納することができる。
【0641】
ターミナルはロック作業を実行して得た結果物リストをユーザに表示し、ユーザはこ
れを用いて削除したり格納したりするファイルやフォルダをマークするようにできる。ユ
ーザがマークを終わらせれば、ターミナルは多様な削除時点にマークした結果物を削除(
または、部分削除)することができる。または、ターミナルはユーザの確認があってこそ
マークされた結果物を削除(または、部分削除)することもできる。したがって、ターミ
ナルは好ましい(または、好ましくない)結果物をミスで、または、意図しないまま削除
(または、格納)しないこともある。
【0642】
ターミナルは、ユーザをして、[1]前記結果物をどんなメモリユニットに格納する
のか、[2]どれ位長く前記結果を格納するのか、または、[3]どんなモードにて前記
結果物を回収するのか等を選択するようにできる。ターミナルは外部サーバに接続した後
、前記サーバに格納された格納(または、削除)予定結果物を格納(または、削除や部分
削除)するように要請することができる。ターミナルは、ユーザに格納(または、削除)
予定データが実際にサーバにて格納(または、削除)されたのか表示することができる。
前記構成は、ロックビューア71が外部サーバからデータやファイルを提供され、これを
ロックモードにて映像ユニットに表示する場合に有利なこともある。また、ターミナルは
、ユーザがロックモードにて訪問したウェブサイトリストやウェブページ住所(URL)リ
ストを削除するか否かもユーザに知らせることができ、削除前にユーザの確認を要請した
り要請しないこともある。
【0643】
4-3-4.相違したシステムの着手
【0644】
一般的に、ターミナルは、メインシステム10を着手し、解除モードにてメインシス
テム10を駆動する。また、ターミナルは、ロックシステム60を着手し、ロックモード
にてロックシステム60を駆動する。これとは異なり、ターミナルはまずメインシステム
10やロックシステム60のうちの一つのシステムをまず着手し、その後に残りのシステ
ムを着手することができる。その後、ターミナルは一つのシステムを続けて駆動し、他の
システムを終了することができる。このような場合は、ターミナルが二つのシステム10
、60の全てが一定期間駆動した場合に該当する。この場合の例は、ターミナルが独立的
な第1画面と第2画面を表示し、第1画面にてメインシステム10を、第2画面ではロッ
クシステム60を駆動する場合である。また、他の例は、ターミナルはロックシステム6
0の駆動とは関係なしにメインシステム10をロックモードにて着手する場合である。こ
の構成の場合、メインシステム10はロックシステム60を補助したり代替したりするも
のと見なすことができる。
【0645】
ターミナルがメインシステム10とロックシステム60とを同時に駆動する場合、ミ
スで、ロックシステム60がメインシステム10のハードウェアやソフトウェア要素を駆
動したり、ロックシステム60がメインメモリユニット40にてデータを回収したり、ま
たは、ロックシステム60がロックモードにてロック作業を実行して得た結果物をメイン
メモリユニット40に格納する場合などが発生し得る。前記構成では、二つのシステム1
0、60が同時に駆動されるため、ターミナルはメインシステム10をロックシステム6
0の全体や一部から効率的に隔離する必要があり得る。
【0646】
ターミナルは、ロックシステム60、メインシステム10などを多様な方法で着手す
ることができる。この一番目の詳細な形態の場合、ターミナルは二つのシステムを同時に
着手せずに、一度に一つのシステムずつ着手することができる。したがって、前記ターミ
ナルがモードを移動する場合、ターミナルは現在ロックモードにて駆動中であるロックシ
ステムを終了し、その後、解除モードにてメインシステムを着手することができる。この
二番目の詳細な形態のターミナルは、2以上の相違したターミナルを同時にまたは時間的
に重なるように駆動することができる。その結果、ターミナルがロックモードから解除モ
ードに移動すれば、ターミナルは、ロックシステム60の駆動を継続してメインシステム
10を着手したり、または、メインシステム10でモード移動作業を実行し、モード移動
中または移動後にロックシステム60を終了することができる。前記構成は、ターミナル
が解除モードからロックモードに移動する場合にも適用することができる。
【0647】
4-3-5.その他
【0648】
ロックビューア71やロックシステム60の駆動を終了すれば、ターミナルは単一の
作業または一連の多数の作業を実行することができる。一例として、ターミナルがロック
モードからオフ状態または電源が切れた状態を含む他のモードに移動すれば、ターミナル
は、[1]前記モード移動作業の実行後、ユーザの追加のユーザ入力を待ったり、または
、[2]前記モード移動作業及び多様な方法によって決定される追加作業を実行すること
ができ、前記多様な方法に対する例は、後述の通りである。
【0649】
一例として、ターミナルは、前記モード移動前、[1]ユーザにUITHENを要請し、UI
THENを取得した後に認証作業を実行したり、[2]映像ユニットに多数のロック(または
、ホーム)画面のうちの一つを表示する作業を実行したり、[3]通信網またはモノのイ
ンターネット網に接続する作業を実行したり、[4]メインシステム10の映像ユニット
、カメラ、スピーカー、マイク、GPS、無線送信機、無線受信機、認証用センサなどの
ようなハードウェア要素のうちの1以上を駆動する作業を実行したり、または、[5]メ
インシステム10の1以上のソフトウェア要素を駆動する作業を実行することができる。
したがって、前記作業の属性は、ターミナルが移動する新規モードにより決定されてもよ
い。
【0650】
または、オフ状態でユーザ入力を受信した後、どんなモードに移動するか決定する間
、ターミナルは1以上の追加の作業を実行することもできる。一例として、ターミナルは
、UITHENやUIACTのうちの1以上とUISWIを含む第1ユーザ入力を受信することができる。
第1ユーザ入力がUITHENを含む場合、ターミナルはこれに対応して認証作業を実行するこ
とができ、前記認証作業に対する詳細な説明は上述と同一であるため、これ以上の説明は
省略する。
【0651】
または、UITHENを含むか否かと関係なしに、ターミナルがUIACTを含む第1ユーザ入
力を受信すれば、ターミナルはこれに対応して多様な活性化時点に映像ユニットを点ける
ことができる。特に、ターミナルは、メインシステム10またはロックシステム60を用
いて主映像ユニットを点けたり、前記第1ユーザ入力に対応して自動的に映像ユニットを
点けることができる。
【0652】
ひとまず、映像ユニットが点けば、ターミナルは自動的に映像ユニットにロック画面
を表示することができる。ターミナルが認証作業を実行する場合には、ターミナルは多数
の作業のうち一つの作業を実行することができる。一例として、ターミナルは、[1]認
証作業を終了する時まで映像ユニットを消えた状態で維持したり、または、[2]認証作
業を終了し、この結果を得る前まで映像ユニットを点けてロック画面を表示することもで
きる。上の段落の[1]の場合、ターミナルは、[1-1]ユーザが認証作業に失敗すれ
ば、映像ユニットを消えた状態にしておいたり、[1-2]ユーザが認証作業に失敗すれ
ば、映像ユニットを点けてロック画面を表示したり、または、[1-3]ユーザが認証作
業に成功すれば、映像ユニットを点けてホーム画面を表示することができる。上の段落の
[2]の場合、ターミナルは、[2-1]ユーザが認証作業に失敗すれば、映像ユニット
を消したり、[2-2]ユーザが認証作業に失敗すれば、続けてロック画面を表示したり
、[2-3]ユーザが認証作業に成功すれば、ロック画面をホーム画面に替えることがで
きる。
【0653】
本セクション4-3の多様な作業は、中級モードにて駆動する中級システムを含むタ
ーミナルにも適用されてもよい。一例として、ロックモードから解除モードへの移動に関
連した前記作業は、[1]ロックモードから中級モードへの移動作業、[2]中級モード
から解除モードへの移動作業、または、[3]接近権限が相対的に狭い第1中級モードか
ら接近権限が相対的に広い第2中級モードへの移動作業などに適用されてもよい。また、
解除モードからロックモードへの移動に関連した前記作業もやはり、[1]解除モードか
ら中級モードへの移動作業、[2]中級モードからロックモードへの移動作業、または、
[3]前記第2中級モードから第1中級モードへの移動作業などにも適用されてもよい。
【0654】
前記第1例示的側面に含まれはしないが、メインシステム10とロックシステム60
を含むターミナルは3以上のモードを定義する階層でも駆動することができる。この一番
目の詳細な形態の場合、前記階層は、[1]単一のロックモード、単一の中級モード、単
一の解除モードを定義したり、[2]多数のロックモード、単一の解除モード、オプショ
ンで中級モードを定義したり、[3]単一のロックモード、多数の解除モード、オプショ
ンで中級モードを定義したり、[4]多数のロックモード、多数の解除モード、オプショ
ンで中級モードを定義したり、または、[5]多数の解除(または、ロック)モードのみ
を定義することができ、この時、ターミナルは、各ロック(または、解除)モードに同一
の、類似のまたは相違した接近権限を付与することができる。上述したように、特定階層
は、前記モードを順次的または並列的に配列されてもよい。また、ターミナルは多数の階
層を構築し、ユーザが自らの要求を充足するようにモードが配置された適合した階層を選
択するようにできる。また、上述の例示のターミナルは、本明細書の多様な構成によりモ
ードを移動することができる。
【0655】
ターミナルは、順次的スイッチングまたは選択的スイッチングに従って駆動すること
により、ユーザが、[1]ユーザ入力を提供するたびに特定階層が定義されたモードを一
度に1モードずつ順番に移動できたり、または、[2]ユーザが選択するモードでジャン
プして移動することができる。特定階層が循環階層の場合、ユーザは解除モードから再び
ロックモードに移動することができる。反対に、特定階層が非循環階層の場合、ユーザが
ひとまず解除モードに移動すれば、再びロックモードに移動できないこともある。このよ
うに、第1構成のターミナルを使用する多様な方法及び前記ターミナルでUISWIを含むユ
ーザ入力に対応してモードを移動する方法は、[図2]のパネル(A)~(H)の方法と
類似する。
【0656】
4-4.第1構成-作業実行順序(2)
【0657】
前記第1例示的側面の四番目の実施形態であり二番目の作業の場合、ターミナル(ま
たは、適正な入力ユニット)は、[1]オン状態(すなわち、映像ユニットが点いている
始動状態として、通信が可能な状態)にて、また、[2]ロックモードにて駆動する途中
に、第1ユーザ入力を受信し、様々な方法で新規モードを決定することができる。このよ
うに、ターミナルが「オン状態」から特定階層が定義した他のモードに移動するモード移
動を、上述で「第2類型モード移動」と定義したことがある。
【0658】
本実施形態の一番目の詳細な形態の場合、第1ユーザ入力のUISWIを含むか否かと関
係なしに、順次的スイッチングに従って駆動するターミナルは、第1ユーザ入力の受信に
対応してロックモードから解除モードに移動することができる。その後、ユーザが追加の
ユーザ入力を提供すれば、循環階層にて駆動するターミナルはロックモードに戻ることが
できるが、非循環階層にて駆動するターミナルは続けて解除モードに留まることができる
【0659】
本実施形態の二番目の詳細な形態の場合、ターミナルはUISWI-1を含む第1ユーザ入
力の受信に対応して、選択的スイッチングの場合のようにUISWI-1によりロックモードに
留まったり、または、解除モードに移動することができる。ユーザが第2ユーザ入力を提
供すれば、ターミナルは、[1]ロックモードに留まったり、または、[2]選択的スイ
ッチングに従って駆動する場合、UISWI-1により再びロックモードに移動することもでき
る。
【0660】
前記二つの詳細な形態の場合、ユーザは、現在モードにて新規モードに移動したい時
ごとにモード移動用入力ユニットの少なくとも一部分を操作することによりUISWIを含む
ユーザ入力を提供することができる。また、前記二つの詳細な形態において、ターミナル
は多様な削除時点に削除(または、部分削除)作業を実施することができる。ターミナル
は、リアルタイム、暫定的または事後的削除(または、部分削除)作業を実行することに
より、ターミナルのセキュリティを強化し、完全性を向上させ、格納された個人データの
秘密を保持することができる。
【0661】
以前のセクションの「一番目の作業」と同様に、「二番目の作業」のターミナルもユ
ーザ認証の結果を条件としてモード移動作業を実行することができる。本セクションのタ
ーミナルは、第1ユーザ入力を受信する時にロックモードにて駆動している。その結果、
[1]ターミナルは、認証作業を実行する必要なしにロックシステム60を着手して駆動
した後、ロックモードにてロックシステムの駆動を開始したり、または、[2]ターミナ
ルは既に認証作業を実行したが、ユーザが認証に失敗したらロックモードにてロックシス
テム60を開始することができる。
【0662】
どんな場合でも、ロックモードから解除モードに移動するには、ターミナルは認証作
業を実行し、現在ユーザが前記モード移動が認証されたユーザなのか決定することができ
る。このために、第1ユーザ入力はターミナルが選択的スイッチングで駆動するのか、ま
たは、順次的スイッチングで駆動するのかによって、UITHENはもちろんUISWIも含んでも
よい。一例として、ターミナルが順次的スイッチングで駆動すれば、ターミナルはユーザ
が認証作業に成功するたびに自動的にロックモードから隣接(一例として、解除)モード
に移動することができる。したがって、第1ユーザ入力のUITHENはUISWIの機能に代わる
ことができる。
【0663】
ユーザが認証に失敗すれば、ターミナルは、[1]ロックモードに留まってオプショ
ンでユーザに失敗を知らせたり、[2]ロックモードに留まってユーザに認証作業をやり
直しするように要請したり、[3]映像ユニットを消したり、または、[4]ターミナル
の電源を切ることができる。ユーザが認証作業に成功すれば、ターミナルは前記多様な着
手時点にメインシステム10を着手して解除モードに移動し、映像ユニットにホーム画面
を表示することができる。その後、ユーザが追加のユーザ入力を提供すれば、[1]ター
ミナルが順次的スイッチングに従って駆動したり循環階層の場合や、または、[2]UISW
Iがロックモードに相応し、ターミナルが選択的スイッチングに従って駆動するなどの場
合、ターミナルは再びロックモードに戻ることができる。
【0664】
特に、新規モードが解除モードのように(ロックモードのような)現在モードより広
い接近権限を保有した場合、ターミナルは上述の削除時点にリアルタイム、暫定的または
事後的削除(または、部分削除)作業を実行することができる。しかし、ターミナルがさ
らに広い接近権限が付与された新規モードに移動する場合、ターミナルは、前記多様な理
由により削除(または、部分削除)作業を実行することができる。
【0665】
ターミナルが削除作業の代わりに部分削除作業を実行する場合、ターミナルは、ロッ
クモードにてロック作業を実行して得た結果物の選択された部分のみを削除する一方、前
記結果物の残り部分はそのまま残すことができる。また、ターミナルは、格納予定結果物
を上述の格納時点に能動的にロックメモリユニット80または他の部分に格納することが
できる。
【0666】
解除モードに移動する場合、ターミナルは多様な方法でメインシステム10を着手す
ることができる。一例として、ユーザが一度に一つのシステムのみ駆動することができ、
二つのシステムを同時に駆動できない場合、ターミナルは、現在のロックモードにて駆動
するロックシステム60をまず終了した後、解除モードにてメインシステム10を着手す
ることができる。反面、ユーザが多数のシステムを同時に着手したり駆動したりできる場
合、ターミナルは(新規)メインシステムを着手して現在の(ロック)システムを続けて
駆動することができる。ひとまずターミナルがメインシステムの着手を完了すれば、ター
ミナルは以前のロックシステムを終了することができる。
【0667】
第1例示的側面に含まれなかったが、ターミナルは3以上のモードを定義し、前記モ
ードを順次的または並列的に配置した階層でも駆動することができる。また、ターミナル
は、多数の階層を構築した後、ユーザが自らの要求を充足する階層を選択するようにでき
る。第1構成のターミナルを使用する多様な方法とユーザ入力に対応して前記ターミナル
で実行するモード移動は、上述の[図2]のパネル(A)~(H)の方法及びモード移動
と類似する。
【0668】
前記セクション4-4で例示した前記「二番目の作業」の他の特性は、前記「一番目
の作業」の相応する特性と同一または類似するが、詳細な文脈に従って「二番目の作業」
の一部を変更、追加または省略する必要がある。したがって、「二番目の作業」の多様な
特性に対する詳細な説明は省略する。
【0669】
4-5.第1構成-作業実行順序(3)
【0670】
前記第1例示的側面の五番目の実施形態であり三番目の作業の場合、ターミナル(ま
たは、適正な入力ユニット)は、[1]オン状態(すなわち、映像ユニットが点いている
始動状態として、通信が可能な状態)で、また、[2]解除モードにて駆動中、第1ユー
ザ入力を受信する。前記ユーザ入力の受信に対応して、ターミナルは様々な方法で新規モ
ードを決定することができる。このように、ターミナルが「オン状態」から特定階層が定
義した他のモードに移動するモード移動もやはり上述の「第2類型モード移動」に該当す
る。
【0671】
本実施形態の一番目の詳細な形態の場合、UISWIを含むか否かと関係なしに第1ユー
ザ入力の受信に対応して、順次的スイッチングに従って駆動するターミナルは、解除モー
ドからロックモードに移動することができる。その後、ユーザが追加のユーザ入力を提供
すれば、ターミナルは階層が非循環階層である場合、続けて解除モードに留まったり、ま
たは、階層が循環階層である場合、再びロックモードに移動することができる。
【0672】
本実施形態の二番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、第1ユーザ入力の受信に対
応して前記入力からUISWI-1を取得し、[1]解除モードに留まったり、または、[2]
選択的スイッチングの場合、前記UISWI-1に基づいてロックモードに再び移動することが
できる。ユーザが追加で第2ユーザ入力を提供すれば、ターミナルは、[1]解除モード
に留まったり、または、[2]選択的スイッチングの場合、UISWI-2に基づいて再びロッ
クモードに移動することができる。
【0673】
前記一番目及び二番目の詳細な形態の場合、ユーザが現在モードから新規モードに移
動しようとするたびに、ユーザはモード移動用入力ユニットを操作することによりUISWI
を含むユーザ入力を提供することができる。また、前記二つの詳細な形態において、ター
ミナルは多様な削除時点にリアルタイム、暫定的または事後的削除(または、部分削除)
作業を実行することができる。これにより、ターミナルはセキュリティを強化し、完全性
を向上させ、個人的データの秘密を保持することができる。
【0674】
前記「一番目及び二番目の作業」と同様に、この「三番目の作業」のターミナルもユ
ーザ認証作業の結果を条件としてモード移動作業を実行することができる。ただし、本セ
クションのターミナルは、解除モードにて駆動している。したがって、ターミナルは既に
認証作業(一例として、ロックモードから解除モードに移動するための)を実行し、ユー
ザが前記認証に成功したので、ロックモードから解除モードに移動した。したがって、タ
ーミナルは同一のユーザを再び認証する必要はなくてもよい。しかし、ユーザが金融取引
などのように、重要だったりまたは個人的データを要求する作業を実行しようとすれば、
ターミナルは追加のユーザ認証作業を実行することができる。
【0675】
また、接近権限がさらに狭い新規モードに移動する場合にも、ターミナルは上述の多
様な理由により、リアルタイム、暫定的または事後的削除(部分削除)を実行し、削除(
または、部分削除)作業を実行することができる。また、ターミナルは、ロックモードに
てロック作業を実行して得た結果物の選択された部分のみを削除する一方、残りの部分は
多様な格納時点にロックメモリユニット80またはターミナルのその他の部分に格納する
ことができる。また、ターミナルは、上述の多様な方法を用いてメインシステム10また
はロックシステム60を着手することができる。
【0676】
前記第1構成で詳細に説明はしなかったが、ターミナルは3以上のモードを定義して
、これらを順次的、並列的または混合的に配置した階層でも駆動することができる。また
、ターミナルは、多数の階層を構築した後、ユーザが自らの要求事項を充足する適合した
階層を選択するようにできる。このように、第1構成のターミナルを使用する多様な方法
とユーザ入力に対応するターミナルを用いたモード移動方法は、[図2]のパネル(A)
~(H)の方法と類似する。
【0677】
前記ターミナルは、本セクションの「三番目の作業」を始動状態及びオン状態で実行
する。したがって、ターミナルは、映像ユニットが点いた又は点いている状態で前記作業
を実行する。その結果、ターミナルは本セクションで説明した多様な作業を、活性化作業
を条件として実行はしない。しかし、前記活性化作業は、本セクションの多様な作業を条
件として実行されてもよい。一例として、[1]ユーザが認証に失敗すればターミナルは
映像ユニットを消すことができる。[2]ユーザが追加のユーザ入力を提供したが、ター
ミナルが非循環階層で駆動したり、前記入力が誤ったり適合していない場合、ターミナル
はこれ以上モード移動を実行できずに映像ユニットを消すことができる。または、[3]
ユーザが提供したUISWIがマッチングリストに含まれた如何なるサブ入力にも相応しない
場合、ターミナルは映像ユニットを消すことができる。
【0678】
本セクションの「三番目の作業」のその他の特性は、前記「一番目及び二番目の作業
」の相応する特性と同一または類似するが、詳細な文脈に従って「三番目の作業」の一部
を変更、追加、省略する必要がある。したがって、「三番目の作業」の多様な特性に対す
る詳細な説明は省略する。
【0679】
4-6.第1構成-作業実行順序(4)
【0680】
前記第1例示的側面の六番目の実施形態であり四番目の作業の場合、ターミナル(ま
たは、適正な入力ユニット)は、電源が切れた状態で第1ユーザ入力を受信する。すなわ
ち、ターミナルが第1ユーザ入力を受信する時、ターミナルの映像ユニットは消えており
、ターミナルを用いた通信も不可能である。したがって、ターミナルは、ロックモード、
中級モードや解除モードのうちの如何なるモードでも駆動せず、ロックシステム60、中
級システムまたはメインシステム10の如何なる要素も駆動しない。
【0681】
本実施形態の一番目の詳細な形態において、ユーザは、特定モードに移動しようとす
る意図なしにターミナルのパワーのみを点けようとすることができる。すなわち、ユーザ
は、ターミナルの電源を点けさえすれば満足するケースに該当する。したがって、ターミ
ナルは、第1ユーザ入力に対応して、[1]パワーは点けるが(すなわち、始動状態)映
像ユニットは消えた状態で維持したり(すなわち、オフ状態への移動)、または、[2]
電源を点けて(すなわち、始動状態)映像ユニットも点ける(すなわち、オン状態への移
動)ことができる。前の[2]の場合のターミナルは、[2-1]映像ユニットにロック
画面を表示し、多様な着手時点のうちのある時点にロックシステム60を着手したり、ま
たは、[2-2]映像ユニットにホーム画面を表示してメインシステム10を着手するこ
とができる。
【0682】
前記詳細な形態のターミナルは、1以上の認証作業を実行することができる。また、
ターミナルは、認証作業の結果を条件として映像ユニットを点けたり、ロック(または、
メイン)システムを着手したり、映像ユニットにロック(または、ホーム)画面を表示す
るなどの作業を実行することができる。前記一番目の詳細な形態の多様な作業は、先に説
明したことがあるので、これ以上の説明は省略する。
【0683】
本実施形態の二番目の詳細な形態の場合、ユーザは、[1]ターミナルの電源を点け
ることはもちろん、[2]ロックモードに移動してロックシステム60でロック作業を実
行しようとすることもできる。ただし、ユーザは、単一のユーザ入力のみを提供しても継
ぎ目なしに(すなわち、追加のユーザ入力を提供せずとも)ロックモードに移動すること
ができれば満足することができる。したがって、前記第1ユーザ入力に対応して、ターミ
ナルは電源を点けて(すなわち、始動状態)ロックモードに移動する。
【0684】
ユーザがロックモードの自分だけのロック画面を他人が見ても意に介さない場合、タ
ーミナルは電源を点け、映像ユニットを点けて、自動的に多様なユーザインタフェースを
含む基本設定ロック画面を表示することができる。ターミナルは、単一のユーザ入力に対
応して上述の全ての作業を実行することができる。
【0685】
しかし、ユーザが他人が自身のロック画面を見ることを望まない場合、ターミナルは
認証作業を実行して、現在ユーザがロックモードに移動する権限を保有しているのか確認
することができる。したがって、前記ターミナルはユーザ入力に対応して、電源を点けて
ユーザ認証作業を実行することができる。このために、ユーザ入力は、映像ユニットを点
けるためのUIACTはもちろん、認証作業を実行するためのUITHENも含んでもよい。これと
は異なり、電源が切れた状態のターミナルは、第1ユーザ入力の受信に対応して映像ユニ
ットを点けてロック画面を表示することができる。この時、第1ユーザ入力はUITHENを含
むがUIACTを含む必要はない。なぜならば、ターミナルはUIACTを取得せずとも映像ユニッ
トを点けることができるためだ。
【0686】
ユーザが認証作業に成功すれば、ターミナルは多様な前記着手時点にロックシステム
60を着手し、多様なユーザインタフェースを含むロック画面を表示することができる。
この時、前記着手時点の例は、映像ユニットを点ける前、点けると同時、または点けた後
などである。その後、ユーザは、ロックモードにてロックシステム60を駆動して多様な
ロック作業を実行することができ、これを介して上述の「結果物」を得ることができる。
【0687】
ユーザが認証作業に失敗すれば、ターミナルは多様な作業のうち一つの作業を実行す
ることができる。一例として、ターミナルは、[1]続けて電源が切れた状態に留まった
り、[2]映像ユニットを続けて消えた状態で維持したり、[3]映像ユニットを点ける
ものの、ユーザインタフェースを含まないロック画面を表示したり、または、[4]映像
ユニットを点けて多数のユーザインタフェースを含むロック画面を表示するものの、ユー
ザがインターフェースにユーザ入力を伝達してもインターフェースがロックシステム60
のハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動できないようにすることができる。
【0688】
本実施形態の三番目の詳細な形態の場合、ユーザは、[1]ターミナルの電源を点け
ることはもちろん、[2]解除モードに移動してメインシステム10で解除作業を実行し
ようとすることができる。前記ユーザは、単一のユーザ入力のみを提供しても、継ぎ目な
しに(すなわち、追加のユーザ入力を提供せずに)解除モードに移動できれば満足するこ
とができる。
【0689】
ユーザが解除モードの自らのホーム画面を他人が見ることを意に介さない場合、ター
ミナルは電源を点けた後、映像ユニットを点け、自動的に多様なユーザインタフェースを
含むホーム画面を表示することができる。前記ターミナルは、単一のユーザ入力に対応し
て上述の全ての作業を実行するので、ユーザは継ぎ目のない作業実行を楽しむことができ
る。
【0690】
しかし、ユーザが自らのホーム画面を他人が見ることを望まなければ、ターミナルは
認証作業を実行し、現在ユーザが解除モードに移動する権限を保有しているのか確認する
ことができる。したがって、単一のユーザ入力に対応して、ターミナルは電源を点けてユ
ーザ認証作業を実行することができる。ユーザが認証作業に成功すれば、ターミナルは多
様な前記着手時点にメインシステム10を着手し、多様なユーザインタフェースを含むホ
ーム画面を表示することができ、前記着手時点の例は、映像ユニットを点ける前、点ける
と同時、または点けた後などである。ユーザが認証作業に失敗すれば、ターミナルは、[
1]電源が切れた状態に留まったり、[2]映像ユニットを消えた状態で維持したり、[
3]映像ユニットを点けてロック画面を表示するものの、前記画面にユーザインタフェー
スを含めなかったり、[4]映像ユニットを点けて多数のユーザインタフェースを含むホ
ーム画面を表示するものの、ユーザが前記インターフェースにユーザ入力を伝達しても前
記インターフェースがメインシステム10のハードウェアやソフトウェア要素を駆動しな
いようにすることができる。
【0691】
上述のように、ターミナルは、映像ユニットを点ける作業実行よりも認証作業の実行
にさらに多くの時間を要し得る。したがって、ユーザが認証作業に成功しても、この時点
は映像ユニットが点いた後の時点であり得る。この場合、ターミナルは、ユーザ入力に対
応して映像ユニットを点け、ロック画面を表示し、その後、[1]ターミナルがユーザの
認証失敗を確認すれば、続けてロック画面を表示したり、または、[2]ユーザの認証成
功を確認すれば、ロック画面をホーム画面に替えることができる。
【0692】
4-7.第1ユーザ入力及びモード移動(ユーザ)サブ入力
【0693】
前記第1例示的側面の七番目の実施形態の場合、ターミナルは多数のユーザ入力を受
信するものの、このうちの一つのユーザ入力はUISWIを含む。ただし、UISWIを含むユーザ
入力は、UISWI以外の他のサブ入力を含まなかったり、または、UITHEN、UIACTなどのサブ
入力を含んでもよい。この時、UISWI以外がサブ入力を含むか否かは、一般的にユーザが
モード移動を所望する時の状況によって決定され得る。また、ユーザは、前記多数のユー
ザ入力を同時にまたは順番に提供することができる。
【0694】
本実施形態の一番目の詳細な形態の場合、ターミナルが電源が切れた状態にあり、ユ
ーザは第1ユーザ入力を提供してターミナルの電源を点けることを所望する場合、第1ユ
ーザ入力は、UIACT、UITHEN、UISWIのうちの何れのものも含む必要がない。なぜならば、
ターミナルは電源が点いて電源が切れた状態から始動状態に移動すれば、ターミナルは無
条件に映像ユニットを点けるように構成されていてもよいためだ。また、ユーザがターミ
ナルの電源を点けてロックモードにてロックシステムを着手することだけを所望する場合
、ターミナルはどんなモードに移動すべきないのかを既に認知しているので、第1ユーザ
入力はUISWIを含む必要がない。また、ロックモードは、最も狭い接近権限が付与された
モードであるため、ターミナルは認証作業を実行する必要がないこともあり、したがって
、第1ユーザ入力はUITHENを含む必要がないこともある。
【0695】
しかし、ユーザが特定のロックモードに対する接近を制限することを所望する場合、
第1ユーザ入力はUITHENを含んでもよく、したがって、ターミナルは第1ユーザ入力から
UITHENを取得した後に認証作業を実行し、現在ユーザがロックモードに移動するように認
証されたかどうかを確認することができる。また、ユーザが電源が切れた状態から特定階
層が定義したモードに直接移動することを所望し、前記階層が多数のモードを定義する場
合、第1ユーザ入力はUISWIを含んでもよく、これにより、ターミナルは始動状態に移動
し、映像ユニットを点けた後、第1ユーザ入力からUISWIを取得した後に前記UISWIに相応
するモードに移動することができる。
【0696】
本実施形態の二番目の詳細な形態の場合、ターミナルは始動状態にあるが映像ユニッ
トは消えている(すなわち、オフ状態)場合、ユーザは特定モードにて作業を実行するた
めにターミナルに第1ユーザ入力を提供することができる。これは、ユーザがターミナル
の電源を点けるために、既に(第0)ユーザ入力を提供した場合であるため、第1ユーザ
入力は、ターミナルが第0ユーザ入力を既に受信した後に電源が点いて通信が可能になっ
たが、映像ユニットは消えている状態でターミナルに提供された入力である。
【0697】
一例として、ユーザは、日常的データ確認を目的に第1ユーザ入力を提供することが
できる。この場合、第1ユーザ入力はUITHENやUISWIを含む必要がない。なぜならば、タ
ーミナルはロックモードで映像ユニットを点け、映像画面に非個人的、日常的データのみ
を表示すればよいためだ。また、ターミナルがオフ状態でユーザ入力を受信するたびにロ
ック画面を表示するように構成された場合、第1ユーザ入力はUIACTも含む必要がない。
【0698】
これとは異なり、ユーザはロックモードに移動するために第1ユーザ入力を提供する
こともできる。この時、第1ユーザ入力はUIACTとUISWIを含んでもよく、ターミナルはUI
ACTに対応して映像ユニットを点け、UISWIに対応してロックモードに移動することができ
る。また、ユーザが自身のロックモードに対する他人の接近を制限しようとする場合、第
1ユーザ入力はUITHENを含んでもよい。しかし、ターミナルが映像ユニットを点けて自動
的にロックモードに移動するように構成されれば、第1ユーザ入力はUIACTも、UISWIも含
む必要がないこともある。
【0699】
本実施形態の三番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、現在電源が点いていて(す
なわち、始動状態)、映像ユニットも点いていて(すなわち、オン状態)、現在モード(
すなわち、特定階層が定義した多数のモードのうちの一つ)にて駆動中である場合であり
、ユーザは、現在モードにて作業を実行したり、新規モードに移動するために多様なユー
ザ入力をターミナルに提供することができる。後述の例示は、ユーザが現在モードから新
規モードに移動するために駆動中であるターミナルにユーザ入力を提供する場合である。
【0700】
ユーザが新規モードに移動するためにターミナルに第1ユーザ入力を提供する場合、
映像ユニットは既に点いているので、前記第1ユーザ入力はUIACTを含む必要がない。ま
た、ターミナルが現在モードより新規モードにさらに狭い接近権限を付与した場合、第1
ユーザ入力はUITHENを含む必要もなくてもよい。また、ターミナルが順次的スイッチング
に従って駆動すれば、第1ユーザ入力はUISWIも含む必要がなく、その理由は、ターミナ
ルは第1ユーザ入力の属性と関係なしに特定階層が定義した多数のモードを一度に一つの
モードずつ連続的に移動するためだ。
【0701】
しかし、ターミナルが新規モードで主映像ユニット以外にも第2映像ユニットを点け
なければならない場合、第1ユーザ入力はUIACTを含まなければならないこともある。ま
た、現在モードより新規モードが広い接近権限を有したり、または、ユーザがモードを移
動するたびに認証を所望する場合、第1ユーザ入力はUITHENを含んでもよい。また、ター
ミナルが数多くのモードを定義する階層で作動する場合、ユーザは正確な新規モードに移
動するために第1ユーザ入力にUISWIを含ませることもできる。
【0702】
前記一番目~三番目の詳細な形態から分かるように、電源が切れた状態のターミナル
(すなわち、一番目の詳細な形態)に提供された第1ユーザ入力、オフ状態のターミナル
(すなわち、二番目詳細な形態)に提供された第1ユーザ入力、または、オン状態のター
ミナル(すなわち、三番目の詳細な形態)に提供された第1ユーザ入力などは、第1ユー
ザ入力はモード移動だけのためにUIACT、UITHEN、UISWIのうちの1以上または全てを含ん
でもよい。
【0703】
したがって、第1ユーザ入力の属性及び前記入力に含まれた(ユーザ)サブ入力の属
性などは、ユーザの意図や状況によって決定されてもよい。同じ理由で、ユーザの意図及
び状況により、[1]ターミナルのメインシステム10は単一のメイン入力ユニットのみ
を含んだり、または、[2]メイン(または、ロック)システム10、60は多数の入力
ユニットを含んでもよく、したがって、ターミナルは、[1]セキュリティを強化し、[
2]完全性を向上させ、[3]メインシステムに格納された個人情報を保護し、[4]ユ
ーザはターミナルが提供する継ぎ目のない特性を活用することができる。
【0704】
ターミナルは、多様な入力ユニットが受信した多様なユーザ入力に対応してモード移
動作業を実行することができる。一例として、ユーザは、UISWIを含む第1ユーザ入力を
メイン入力ユニット20でないモード移動用入力ユニット25に提供することができる。
他の例の場合、ユーザは、UISWIを含むユーザ入力をメイン入力ユニット20またはモー
ド移動用入力ユニット25に提供することができる。他の例の場合、ユーザは、UIACTやU
ITHENのうちの1以上及びUISWIを含むユーザ入力を、UISWIを取得できるセンサが装着さ
れた如何なる入力ユニットにも提供することができる。また、他の例の場合、ユーザは、
UISWIを含む別途のユーザ入力を提供しないが、ターミナルはUISWIを含むユーザ入力に代
わり得る相違したユーザ入力を受信することができる。
【0705】
また、第1ユーザ入力の受信に対応するターミナルは、制御セッティング、状況など
に応じて自動的に特定作業を実行することができる。すなわち、ターミナルは、上述、後
述の多様な状況に基づいてUIACTやUITHENをUISWIと見なすことができる。その結果、ター
ミナルは第1ユーザ入力を受信した時、前記入力に含まれた(ユーザ)サブ入力の数とは
関係なしに単一または多数の作業を実行することができる。言い換えれば、本明細書のタ
ーミナルは、このような特性を用いてユーザに向上した継ぎ目のない特性を提供すること
ができる。
【0706】
ターミナルモード移動用入力ユニット25を含み、ユーザがUISWIを含む第1ユーザ
入力を前記ユニット25に提供すれば、ターミナルは多様な方法でモードを移動すること
ができる。一例として、ターミナルは、[1]ユーザが能動的に提供した適正なユーザ入
力を受信した場合にのみモードを移動したり、[2]ユーザが受動的に提供した(一例と
して、ターミナルが主導的に取得した)1以上のユーザ入力を受信した場合にモード移動
作業を実行したり、または、[3]ターミナルの製造会社、配給会社、ユーザが、ひとま
ず確立すれば変更できない(または、変更できる)ユーザセッティングによってのみモー
ドを移動することもできる。
【0707】
モード移動が接近権限が広い現在モードから接近権限が狭い新規モードへの移動であ
れば、ターミナルは、第1ユーザ入力で必ずしもUISWIを取得する必要なしにモードを移
動することができる。したがって、[1]ターミナルが現在モードにて一定期間以上駆動
しているが、ユーザが追加のユーザ入力を提供しなかった場合、[2]メインシステム1
0が現在モードで最終作業を実行した後、一定期間が経過した場合、[3]ターミナルが
メインシステム10に対する認証されていない試みなどと同じ特定の事件(一例として、
ハッキング、認証されていないアクセス、メインシステムやメインメモリユニットの汚染
、メインシステムの要素の変調など)を感知した場合、または、[4]ターミナルまたは
ユーザによって指定された事件の発生(または、試み)などを感知した場合、ターミナル
はモード移動作業を実行することができる。
【0708】
ターミナルは、映像ユニットが消えた状態でもユーザがモード移動用入力ユニット2
5にユーザ入力を提供するなど、前記ユニット25を操作するようにできる。一例として
、ユーザは映像ユニットを点ける前、点けると同時、または点けた後、ターミナルがメイ
ンシステムやロックシステムのうちのどんなシステムを着手するのか選択することができ
る。その後、ユーザは第1ユーザ入力を提供し、ターミナルはこれに対応して特定モード
にて特定のシステムを着手することができる。特に、階層が多数の相違したモードを定義
する場合、前記構成はさらに有用であり、その理由は、ユーザは多様なモードが定義され
た階層に沿って移動する必要なしに、自らが所望するシステムを所望するモードにて着手
することができるためだ。また、前記構成のターミナルは、第1ユーザ入力からUISWI
直接取得することにより、ユーザが継ぎ目なしに多様な作業を実行するようにできる。
【0709】
しかし、上述の構成は、認証作業の結果に応じて相違し得たり、これとは反対に、認
証作業が上述の構成による影響を受けることがある。一例として、ターミナルは第1ユー
ザ入力に対応して解除モードに移動し、メインシステム10を着手することができる。前
記構成のターミナルは、ユーザが認証に失敗してもロックモードへの移動を継続すること
ができる。また、ユーザがターミナルに特定の命令を伝達する場合、ターミナルはユーザ
認証の結果と関係なしに解除モードに移動してメインシステム10を着手することができ
る。前記構成は、ターミナルがボタン形態のモード移動用入力ユニット25を含む場合、
有用であり得る。
【0710】
4-8.第1構成-ロックメモリユニット及び削除(または、部分削除)
【0711】
前記第1例示的側面の八番目の実施形態の場合、ロックシステム60はロックメモリ
ユニット80を含んでもよい。上述のように、本明細書の多様なターミナルの目的のうち
の一つは、ロックシステム60を物理的にまたは作業実行上メインシステム10から隔離
して、メインシステム10のセキュリティを強化し、完全性を向上させ、格納されたデー
タを保護することである。本明細書のターミナルの他の目的は、ロックモードにて多様な
ロック作業を実行して得た結果物に対する痕跡の全体(または、一部)を除去することで
ある。このために、ターミナルは、ロックシステム60に対して削除(または、部分削除
)作業を実行することができ、特に、ロックシステム60はロックメモリユニット80や
ロックシステム60のその他の部位に対する削除(または、部分削除)作業を実行するこ
とができる。
【0712】
本実施形態の一番目の詳細な形態の場合、ロックシステム60は如何なるロックメモ
リユニット71も含まなくてもよい。ロックビューア71は、[1]ロックシステム60
が接近可能な多様なテキスト、ファイル、イメージ、ウェブページなどを映像ユニットに
表示したり、または、[2]ロックモードにてロック作業を実行して得た結果物を映像ユ
ニットに表示できるので、ロックシステム60は如何なる新規データも格納する必要がな
い。したがって、ターミナルは、ロックシステム60に対して別途の削除(または、部分
削除)作業を実行する必要がない。しかし、ターミナルは、ロックシステム60やメイン
システム10の臨時メモリセクタに格納されたり、残留する結果物の一部または全部を削
除するために削除(または、部分削除)作業を実行することができる。上述のように、タ
ーミナルはメインCPUユニット30やメイン運営体系34を用いてロックモードにてロ
ックビューア71を駆動することができる。この場合、ロックモードにてロック作業を実
行して得た結果物のうちの一部はメインシステム10に格納されたり残留されてもよく、
特に、メインシステム10の臨時メモリセクタに格納されたり残留されてもよい。この場
合、ターミナルは前記セクタに対する削除(または、部分削除)作業を実行することがで
きる。
【0713】
本実施形態の二番目の詳細な形態の場合、ロックシステム60は1以上の指定された
ロックメモリユニット71を含み、ターミナルはロックモードにてロック作業を実行して
得た結果物を残余フォーマット(remnant format)などの形態で格納することができる。
ターミナルは前記結果物を既存の上書き、暗号化、ソフトウェア的方式、または、ハード
ウェア的方式などを用いて削除(または、部分削除)作業を実行することができる。これ
とは異なり、ロックシステム60は結果物の一部や全部をロックメモリユニット71に永
久的に格納することができる。ターミナルは上述の多様な削除時点に、リアルタイム、暫
定的または事後的削除(または、部分削除)作業を実行することもできる。
【0714】
ターミナルがロックメモリユニット71で、または、ロックシステム60の他のユニ
ットで、潜在的に危険なファイル、警告表示のコンテンツ(一例として、不法または猥褻
的テキストやイメージ)などを感知したり、メインシステム10の1以上のユニットに接
近しようとする認証されていない試みなどを感知すれば、ターミナルは「適応的削除(ま
たは、部分削除)作業」を実行することができる。ターミナルは、ユーザに削除するファ
イル、コンテンツ、ソースなどに対するリストを提供し、ユーザの確認後、これに対する
適応的削除(または、部分削除)作業を実行することができる。
【0715】
前記の部分削除作業の途中、ターミナルやユーザは、削除予定結果物を選択すること
ができ、残りの結果物はロックメモリユニット71やロック(または、メイン)システム
60、10の臨時メモリセクタなどに格納することができる。または、ユーザが手動で格
納(または、削除)予定結果物を選択したり、または、ターミナルが適応的に格納(また
は、削除)予定結果物を選択することができる。その後、ターミナルは、ロックシステム
60やメインシステム10の臨時メモリセクタに残留する結果物を削除することができる
【0716】
ターミナルやユーザは、削除(または、格納)予定結果物を適応的にまたは手動で、
リアルタイム、暫定的または事後的に選択することができる。ターミナルはユーザが特定
の期間以上を消費したコンテンツやウェブサイト、または、ユーザの選好事項と符合する
コンテンツを確認すれば、ターミナルはこれと関連した結果物を適応的に格納することが
できる。また、ターミナルは、多様な格納時点に格納予定結果物を格納して削除(または
、部分削除)作業を実行することができ、この時、格納時点は上述の削除時点と同一であ
るが、ターミナルは前記格納時点に格納作業を実行する。
【0717】
上述のように、ターミナルは、選択された結果物をロックメモリユニット80やロッ
ク(または、メイン)システム60、10の臨時メモリセクタに格納することができる。
しかし、ターミナルは、前記メモリユニットやセクタなどがメインシステム10の他のユ
ニットを駆動したり、前記結果物をメインメモリユニット40に格納できないようにする
ことができる。また、ターミナルは、ロックモードにてロックシステム60を駆動するユ
ーザがメインメモリユニット40に格納されたデータを検索したり、あるシステムのメモ
リユニットに格納されたデータを他のシステムのメモリユニットに伝達できないようにす
ることができる。
【0718】
4-9.第1構成-多様なシステムの着手時点
【0719】
前記第1例示的側面の九番目の実施形態の場合、ターミナルは解除(または、中級)
モードからロックモードに移動することができる。一例として、ターミナルは、ロックシ
ステム60を着手し、ロックモードにて多様な時点に前記ロックシステム60を駆動し始
めることができる。前記構成は、ターミナルの電源を切った後に再び点けたり、映像ユニ
ットを消した後に再び点ける必要なしに、解除(または、中級)モードからロックモード
に再び戻ろうとするユーザに非常に便利なこともある。すなわち、自分が実行しようとす
る作業がターミナルのメインシステム10に悪影響を与える恐れがあるのかどうか疑わし
い時ごとに、ユーザは容易に多様な着手時点にロックシステム60を着手し、ロックモー
ドに戻ることができる。
【0720】
上述のように、削除時点と類似の「着手時点」は、モード移動と関連してロック(ま
たは、メイン)システムを着手する時点に関連する。したがって、着手時点は、ロックシ
ステムを着手する時点やメインシステムを着手する時点を含み、前記着手時点の例として
は、[1]モード移動と同時、[2]モード移動直後、[3]モード移動後であるが、ユ
ーザが追加のユーザ入力を提供する前、[4]ロック(または、メイン)システムを着手
するのに必要なサブ入力を含むユーザ入力の受信と同時または直後、[5]認証作業実行
と同時または直後、または、[6]映像ユニットの活性化直前、同時または直後などがあ
る。
【0721】
また、上の文章の[6]の着手時点は、映像ユニットの活性化と関連した多様な活性
化時点を含んでもよい。その結果、着手時点はロックシステムまたはメインシステムを着
手する時点を含み、このような時点の例としては、[6-1]UIACTを含むユーザ入力の受
信と同時、[6-2]UIACTを含むユーザ入力の受信直後であって、この時の「直後」は上
述の定義と同じであり、[6-3]UIACTを含むユーザ入力の受信後であるが、ユーザが追
加のユーザ入力を提供する前、または、[6-4]ユーザの認証失敗を確認する前、同時
、直後、または、確認後に一定期間が経過した後、などがある。したがって、このような
場合は、[1]ターミナルがオフ状態で映像ユニットを点け、UIACTに対応してロックモ
ードにてロックシステムを着手する場合、[2]オフ状態のターミナルが解除モードに移
動し、一定期間が経過して前記期間の間ユーザがユーザ入力を提供しないことでロックモ
ードに移動する場合、または、[3]ターミナルがオフ状態でユーザ入力を受信し、UITH
ENをオフ状態で確保し、ユーザが認証に失敗する場合にロックモードにてロックシステム
を着手する場合などがある。
【0722】
4-10.第1構成-ユーザ恩恵
【0723】
1以上のメインCPUユニット30、メインメモリユニット40、メイン入力ユニッ
ト20及びメイン出力ユニット50を含むメインシステム10とは異なり、第1構成に従
うターミナルはロックシステム60も含み、ロックシステム60は1以上のロックビュー
ア71とオプションでロックメモリユニット80、ロック入力ユニット、出力ユニットも
含んでもよい。ただし、ロックビューア71の主機能は、既存のビューア、ブラウザのよ
うにデータの表示に過ぎず、その結果、ロックビューア71はその性格上ロックモードに
てロック作業を実行して得た結果物をロックメモリユニット80またはメインメモリユニ
ット40に格納することはできない。したがって、第1構成のターミナルは、削除(また
は、部分削除)作業を実行する必要がないこともある。
【0724】
このような観点から見れば、ロックシステム60はターミナルに既に格納されていた
り、インターネットを介して外部ソース、ウェブサイトから提供される文書、広告を表示
するのに有用である。また、ロックシステム60は、インターネットを介して教育用、広
告性の資料を提供する多様なウェブサイトを検索するのにも有利である。特に、ロックシ
ステム60は上述の削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行することができるの
で、[1]ユーザが自らがロックモードにて実行した作業リストや結果物を他のユーザに
残しておくという心配や、[2]前記結果物がメインシステム10を汚染させたり台無し
にするという心配などを軽減させることができる。
【0725】
ロックシステム60はオプションでロックメモリユニット80を含んでもよく、ユー
ザは前記ユニット80にロックモードにてロック作業を実行して得た結果物を格納したり
、または、前記ユニット80に格納されたデータを回収することができる。また、ターミ
ナルは、ユーザがUSBメモリ機器、外部メモリディスク(または、チップ)、他のコン
ピュータまたは他のデータ処理機器などをターミナルに結合するようにできる。したがっ
て、ターミナルは、必要な全てのユニットを含む必要なしにユーザをして外部ユニットを
使用できるようにし、これにより、ターミナルはさらに少ない重さや体積を有するように
製作することができ、これを介して製作単価も低くすることができる。
【0726】
4-11.第1構成-変形及び改良
【0727】
上述の第1構成によれば、前記[図5A]~[図5C]で例示した多様なデータ処理
ターミナルは、上述とは相違した構成、配置または作業実行順序に従って駆動されてもよ
い。したがって、前記第1構成のターミナル、前記ターミナルの多様な要素及び前記ター
ミナルのハードウェア要素やソフトウェア要素は、下記のように変形されたり改良されて
もよい。
【0728】
4-11-1.上書きによる削除
【0729】
第1構成の多様なデータ処理ターミナルは、[1]特定階層に相違した多数のモード
を定義し、[2]インシステムを物理的または作業実行上ロックシステムから隔離し、[
3]削除(または、部分削除)作業を実行することにより、セキュリティを強化し、完全
性を向上させ、ターミナルに格納されたデータの保護を強化することができる。
【0730】
前記第1例示的側面の十番目の実施形態の場合、ターミナルはロックモードにてロッ
ク作業を実行して得られるロックシステム60に格納されたり残留したりする特定の結果
物の全部を削除することができる。または、ターミナルは、上述の多様な削除時点に前記
結果物の特定の部分のみを削除(すなわち、部分削除)することができる。したがって、
ターミナルは、前記結果物によるメインシステム10の汚染や誤作動を完全にまたは少な
くとも部分的に防止することができる。前記結果物の削除以外にも、ユーザは、[1]自
らがロックモードにて実行した多様な作業のリスト、[2]自らがロックモードにて訪問
したウェブサイトのリスト、[3]自らがロックモードにてロック作業を実行してダウン
ロードしたコンテンツのリストなどを削除することにより、自らの個人情報を保護するこ
とができる。
【0731】
データ処理ターミナルは、多様な方法で削除作業を実行することができる。まず、タ
ーミナルは、「ソフトウェア基盤削除作業」を実行することができ、このような作業の例
としては、[1]削除予定の結果物の少なくとも一部分に関連のない、または、意味のな
いデータを上書きする作業、[2]削除予定の結果物をロック(または、メイン)メモリ
ユニットに格納する前の暗号化する作業などがある。または、ターミナルは、多様な「ハ
ードウェア基盤削除作業」を実行することができ、このような作業の例としては、[1]
揮発性メモリユニットに対する削除作業、または、[2]メモリユニットに対する消磁(
degaussing)を介した削除作業などがある。前記[1]の揮発性メモリユニットを使用す
る場合、ターミナルはモード移動の途中または以後に前記ユニットに電源を遮断し、した
がって、前記ユニットに格納されたり残留したりする結果物は自動的に消失する。または
、前記[2]の消磁を用いる場合、ターミナル(または、ユーザ)は強い磁場を生成して
前記磁場の磁性流動を用いて前記ユニットを消磁することができる。ただし、消磁はメモ
リユニットの特定の部位やセクタはもちろん、ターミナルの他のユニットに悪影響を及ぼ
さないように正確に実行する必要がある。前記の部分削除作業は、ロックシステムに残留
する削除予定結果物の特定の部分に対する削除作業である。したがって、前記の部分削除
作業に対するソフトウェア基盤またはハードウェア基盤作業は、上述の削除作業と同一で
ある。
【0732】
上述のように、ターミナルは、メモリユニットに格納されたり残留したりする削除予
定結果物を、無意味または無関連のヌルデータ(null data)で上書きして削除すること
ができる。また、ターミナルは、削除予定結果物が存在するメモリユニットの特定(また
は、全ての)セクタにヌルデータを上書きすることができ、前記ヌルデータの例としては
、[1]多数の「0」や「1」またはこれらの組み合わせ、[2]多数の相違した数字、
[3]その他の無意味なまたは疑似ランダムで選定したデータ、または、[4]ターミナ
ルやユーザが選択したその他の数字や記号などがある。
【0733】
前記第1例示的側面の十一番目の実施形態の場合、ターミナルは、[1]削除(また
は、部分削除)作業を相違した程度、または、[2]相違した範囲で実行することができ
る。一例として、ターミナルは、[1]1回上書き、[2]2回上書き、または、[3]
それ以上の上書きなどを介して削除(または、部分削除)作業を相違した程度で実行する
ことができる。このような上書きに対する詳細な内容は、公示された内容であるため、こ
れ以上の説明は省略する。
【0734】
ターミナルは、削除(または、部分削除)作業を相違した範囲でも実行することがで
きる。一例として、ターミナルは、[1]ディスク全体に対する上書き、[2]セクタ別
の上書き、[3]ファイル別の上書き、または[4]データ別の上書きなどを実行するこ
とができる。
【0735】
ディスク全体に対する上書きの場合、ターミナルは、メモリユニットの全ての(また
は、特定)セクタに格納されたり残留したりする全ての結果物を削除するものの、運営体
系やBIOSなどの特定のセクタは前記削除作業から除くことができる。ロックシステム
60がロック運営体系を含まない限り、ディスク全体に対する上書きはロックメモリユニ
ット80やロックシステム60の全ての臨時メモリセクタに対する削除作業を意味するこ
とになる。セクタ別の上書きの場合、ターミナルはセクタ別に削除作業を実行する。した
がって、ターミナルはメモリユニットの特定のセクタに格納されたり残留したりする結果
物を削除する一方、残りのセクタに格納されたり残留したりするデータはそのまま残すこ
とができる。ファイル別の上書きの場合、ターミナルはファイル別に結果物に対する削除
作業を進める。すなわち、ターミナルは、前記結果物の特定のファイルを削除した後に次
のファイルを削除する。すなわち、ターミナルはメモリユニットに格納されたり残留した
りする前記結果物の特定のファイルを削除する反面、残りのファイルはそのまま残してお
くことができる。データ別の上書きの場合にも、ターミナルは特定のデータを削除して残
りのデータは残しておくことができる。
【0736】
前記第1例示的側面の十二番目の実施形態のターミナルは、削除(または、部分削除
)作業を相違した時点に実行することができる。一例として、ターミナルは上書き作業を
、[1]リアルタイム、[2]暫定的、または、[3]事後的に実施することができる。
前記削除(または、部分削除)作業はセクション2-2で説明したので、これに対する詳
細な説明は省略する。
【0737】
ターミナルは、削除(または、部分削除)作業を注文型(on-demand)で実行するこ
とができる。すなわち、ユーザが能動的に削除作業の実行を要請するユーザ入力を(ソフ
トウェアまたはハードウェア要素を用いて)適正な入力ユニットに提供する場合である。
上述のように、結果物の一部に削除マークを記入することも注文型の削除の例と見なすこ
とができる。ターミナルは、[1]ユーザが特定の期間以上何らのアクションを取らない
場合(すなわち、非活動)、削除(または、部分削除)作業を実行することができる。ま
た、[2]ターミナルが現在ユーザまたは第三者の許容されていない、メインシステム1
0に対する接近の試み、メインシステム10のデータを回収しようとする試み、メインシ
ステム10にデータを格納しようとする試み、または、メインシステム10のユニットを
変形したり前記ユニットに影響を及ぼそうとする試みなどを認知する場合、削除(または
、部分削除)作業を実行することができる。
【0738】
削除予定結果物が多数のメモリユニットや単一のメモリユニットの多数のメモリセク
タに格納されたり残留したるする場合、ターミナルは、前記多数のメモリユニットまたは
セクタに対して順番に削除(または、部分削除)作業を実行することができる。すなわち
、ターミナルは、あるメモリユニット(または、セクタ)に対する削除作業を実行した後
、次のメモリユニット(または、セクタ)に対する削除作業を実行することができる。ま
たは、ターミナルは、多数のメモリユニット(または、セクタ)に対して同時に、すなわ
ち時間的に重なるように、削除や部分削除作業を実行することができる。前記詳細な形態
の場合、ターミナルは、ファイルマネジャーを用いたり既存のその他の方法を利用したり
することができる。
【0739】
上述のように、ターミナルは、暗号化を用いて削除予定結果物を削除することができ
る。このために、ターミナルは、[1]前記結果物を得た後に、または、[2]前記結果
物をメモリユニットに格納する前に、前記結果物を暗号化することができる。ターミナル
は、1回上書きを実行することができ、一般的に1回上書きは残留データなしに結果物を
削除するのに充分であり得る。しかし、ターミナルは2回上書き、または、それ以上の上
書きを実行することもできる。したがって、ターミナルは、残留データと関連した問題を
防止したり最小化したりすることができる。
【0740】
ユーザは、結果物のうちのどの部分を削除し、どの部分を格納するのかを選択するこ
とができる。特に、ユーザは、削除予定結果物を手動で、または、非動作を介してファイ
ル別またはフォルダ別に選択することができる。または、ターミナルは多様な基準に基づ
いて自動的または適応的に削除予定結果物を選択することができ、前記基準の例としては
、結果物を生成した作業の種類や類型、結果物の種類、結果物に含まれたコンテンツ(一
例として、猥褻的、暴力的または反社会的)、ターミナルまたはユーザが確立したユーザ
セッティング(または、選好事項)、ロックモードまたは解除モードにおけるユーザの過
去または現在の活動に対する統計、または、ターミナル製造会社、配給会社またはユーザ
が設定したその他の基準などがある。このために、ターミナルは、多様な既存のビッグデ
ータアルゴリズム、人工知能アルゴリズムなどを使用することができる。
【0741】
したがって、ターミナル(または、ユーザ)は、ロックモードにて信頼性が欠如した
作業を実行することで得た如何なる結果物も、モードを移動するたびに全部または部分的
に削除することができる。この場合、ターミナルが移動する新規モードは現在モードより
広い接近権限が付与されたモードであってもよい。特別な言及がない限り、上述の「削除
作業」の多様な特性は、前記「部分削除作業」の特性と同一または類似する。したがって
、部分削除作業に対する詳しい説明は省略する。
【0742】
4-11-2.全ての「結果物」の削除または一部の「結果物」の部分削除
【0743】
上述の第1構成のデータ処理ターミナルは、メインシステム10をロックシステム6
0から物理的にまたは作業実行上全的にまたは部分的に隔離するので、ターミナルは、メ
インシステムのセキュリティ及び完全性を保護することができる。また、ターミナルは、
前記削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行することにより、ロックシステム6
0に格納されたり残留したりする結果物がメインシステム10に悪影響を及ぼしたり被害
を与えたり、メインシステム10を汚染させないように完全にまたは部分的に防止するこ
とができる。前記第1例示的側面の十三番目の実施形態の場合、本明細書のターミナルは
、このような特徴を具現することができる。
【0744】
本実施形態の一番目の詳細な形態の場合、ターミナルまたはユーザは、ロックモード
にてロックシステム60を駆動して実行したロック作業から得た「結果物」の全体または
特定の部分を削除することができる。これにより、ユーザはロックシステム60のロック
メモリユニット80またはロックメモリセクタに格納されたり残留したるする「結果物」
がターミナルのメインシステム10に悪影響を及ぼしたり性能を低下させないように防止
することができる。また、ユーザは、ロックモードにてロックシステム60を用いて実行
した作業の痕跡を容易に削除することができ、ユーザがダウンロードした「結果物」も容
易に削除することができる。
【0745】
これに対する二番目の詳細な形態の場合、ユーザは自らの状況に応じてロックシステ
ム60やメインシステム10を容易に選択することができる。また、ユーザは、相違した
階層、相違したモードを相違した目的で活用することができる。一例として、ユーザは、
ロックモード、中級モード及び解除モードを定義する第1階層、または、ロックモード、
第1解除モード及び第2解除モードを定義する第2階層を相違した目的で使用することが
できる。これによってターミナルは特定階層の特定モードで駆動するロック(または、メ
イン)システム60が同一または相違した階層の他のモードにて駆動するメイン(または
、ロック)システム10に悪影響を及ぼさないようにすることができる。特に、ターミナ
ルは、狭い接近権限が付与された現在モードからさらに広い接近権限が付与された新規モ
ードに移動するたびに(ほぼ常に)削除(または、部分削除)作業を実行することができ
、ターミナルが接近権限がさらに広い現在モードから接近権限が狭い新規モードに移動す
る時には、削除(または、部分削除)作業を実行しないこともある。
【0746】
ターミナル(または、ユーザ)は、前記「結果物」を多様な既存の方法で削除するこ
とができ、前記方法ではロックシステム60やメインシステム10の特定のハードウェア
要素やソフトウェア要素を駆動し、[1]削除予定結果物に意味のない、または、関連の
ないヌルデータを上書きしたり、[2]削除予定結果物を確保した後または格納する前、
暗号化した後に上書きを実行することができる。説明の便宜のため、本文章の削除方法を
「能動的削除または能動的部分削除」と指称する。
【0747】
または、ターミナルは電源が切れれば格納した結果が消失する揮発性メモリユニット
を含んでもよい。また、ターミナルは、ユーザが一定期間以上如何なるアクションも取ら
ない場合、ロックシステム60の結果を削除することができる。本文章の削除作業は、ユ
ーザの能動的アクションによる結果ではなく、したがって、前記削除作業を「受動的削除
(または、部分削除)」と指称する。
【0748】
ターミナルは、上述の削除作業と部分削除作業の特性を組み合わせて使用することも
できる。一例として、ターミナルは、特定の結果に対しては上述の多様な基準に従って適
応的(adaptive)に部分削除作業を実行するが、ユーザが受動的に削除作業を実行するよ
うにできる。他の例の場合、ターミナルは、ロックシステム60に格納された各結果物に
対し、ロックモードにてロック作業を実行して得た各結果物に対し、データそれぞれの類
型(一例として、テキスト、イメージ、ファイル、テーブル、音声録音ファイル、動画な
ど)により、または、ユーザが訪問したウェブサイト別に、ユーザが削除作業または部分
削除作業のうちの一つを選択するようにできる。
【0749】
4-11-3.全てのまたは一部の「結果物」の格納
【0750】
ターミナルは、モード移動に対応して削除(または、部分削除)作業を実行すること
ができる。特に、部分削除作業を実行する間、ターミナルは削除から除外する特定の結果
物を選択することができる。したがって、本明細書の前記第1例示的側面の十四番目の実
施形態において、ターミナルは、ロックシステム60に格納されたり残留したりする結果
物のうちロック(または、解除)モードにてメインシステム10に悪影響を及ぼさないだ
ろうと見なされる格納予定結果物の少なくとも一部を格納することができる。
【0751】
前記実施形態の一番目の詳細な形態の場合、ロックシステム60は、メインシステム
10のメインメモリユニット40やその他のメインユニットから物理的にまたは作業実行
上隔離されたロックメモリユニット80に格納予定結果物を臨時にまたは永久的に格納す
ることができる。したがって、ターミナルは、ロックメモリユニット80及び前記ユニッ
ト80に格納されたり残留したりする結果物がメインメモリユニット40やメインシステ
ム10の他の要素に及ぼし得る悪影響を完全にまたは部分的に防止することができる。ま
た、ターミナルは、特定のシステムのメモリユニットや前記ユニットに格納されたり残留
したりする結果物が他のシステムのメモリユニットまたは他のユニットに及ぼし得る悪影
響を防止することができる。言い換えれば、上述の物理的または作業実行上の隔離により
、ユーザは第1モードにて駆動する第1システム及び第1モードにて第1システムで実行
した作業の結果物が、[1]第2モードにて駆動する第2システムのハードウェアやソフ
トウェア要素に及ぼす汚染や悪影響を完全にまたは、分的に防止したり、[2]第2シス
テムのハードウェアやソフトウェア要素の構成を変調できないように防止したり、または
、[3]第2システムのソフトウェア要素の作業及びステップを変更できないように防止
することができ、これにより、ユーザは第1及び第2システムそれぞれを十分に活用する
ことができる。
【0752】
前記実施形態の二番目の詳細な形態の場合、ターミナルはロックモードにてロック作
業を実行して得た結果の特定の部分を削除する一方、前記結果物の残りの部分(すなわち
、格納予定結果物)をロックメモリユニット80またはターミナルの他のメモリユニット
(または、セクタ)に格納することができる。特に、ターミナルは、前記格納作業を多様
な格納時点に実行することができる。
【0753】
前記実施形態の三番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、相違した結果物を相違し
た期間の間格納することができる。一例として、ターミナルは特定の結果物は臨時に(す
なわち、一定期間の間だけ)格納し、これにより、前記結果物は今後自動的に(または、
手動で)削除されてもよい。これとは異なり、ターミナルは、[1]非揮発性メモリユニ
ット、または、[2]持続的に電気エネルギーを供給される揮発性メモリユニットに、永
久的に特定の結果物を格納することができる。他の例の場合、ターミナルは、[3]接近
権限が狭い現在モードから接近権限が広い新規モードに移動する時まで、特定の結果物を
格納することができる。または、ターミナルは、[4]特定の結果物に対する削除(また
は、部分削除)作業を実行するようにというユーザ入力を受信する時まで、特定の結果物
を格納することもできる。その後、ターミナルは、他のモードに移動すると同時に、また
は、前記移動後に、特定の結果物を削除することができる。
【0754】
または、ターミナルは半永久的に、すなわち、上述の臨時格納及び永久格納の組み合
わせで特定の結果物を格納することができ、また、上述のように、一部の結果物を削除す
ることができる。ターミナルは特定の基準を条件として特定の結果物を削除することもで
き、前記基準の例としては、ターミナルまたはユーザが選択したセッティング、UISWI
一定期間以上ユーザが如何なるアクションも取らない(すなわち、非活動)場合などがあ
る。ターミナルは、モード移動後または特定の事件が発生した後に特定の結果物を格納す
ることもできる。
【0755】
ターミナルは、格納予定結果物をロックメモリユニット80、脱着機器形態の外部メ
モリユニット、外部機器のメモリユニット、他のターミナルなどのような多様なハードウ
ェア要素に格納することができる。または、ターミナルは、格納予定結果物をメインシス
テム10のメインメモリユニット40の指定された部位またはクラウド格納領域のメモリ
ユニットに格納することができる。または、ターミナルは、格納予定結果物を上述の多様
なシステムまたはユニットの臨時メモリセクタに格納することもできる。また、脱着機器
を外部メモリユニットとして使用すれば、ターミナルが脱着機器をロックメモリユニット
または(補助)メインメモリユニットとして使用することができる。
【0756】
既存のデータバッファは、前記臨時メモリセクタの一例として、データバッファは結
果物をメモリユニットのある場所から他の場所に移動し、臨時に格納できるロック(また
は、メイン)メモリユニットの1以上の部位またはセクタである。前記データバッファは
、[1]メモリユニット(または、その他のメモリ装置)の固定されたメモリ場所、また
は、[2]仮想のメモリ場所を指称する。データバッファとして作動できる既存のキャッ
シュもやはり、臨時メモリセクタの他の例である。
【0757】
既存のクリップボードもやはり臨時メモリセクタの他の例であり、クリップボードは
貼り付けバッファ(paste buffer)としてデータバッファの一種であり、メモリユニット
やその他のメモリ装置の特定のセクタを指称する。データバッファは、複写作業や貼り付
け作業において文書と(ソフトウェア)アプリとの間の短期データ格納領域である。既存
のリサイクルビン(recycle bin)も臨時メモリセクタの他の例であり、リサイクルビン
は、メモリユニット、その他のメモリ装置の1以上のセクタを占め、ファイルマネジャー
が除去したが、まだファイルシステムからは永久的に削除されていないデータを臨時に格
納する。
【0758】
上述の臨時メモリセクタ(または、ユニット)は、メインメモリユニット40、ロッ
クメモリユニット80、または、ターミナルのその他のユニット内部に位置してもよい。
前記臨時メモリセクタ(または、ユニット)は、一般的にターミナルの内部ユニットで製
作されたり、または、他のターミナルやコンピュータの外部メモリユニットで、USBメ
モリ機器などの外部メモリ機器で、または、外部メモリ機器のような脱着機器の形態で製
作されてもよい。
【0759】
ターミナルは結果物の一部を臨時に格納するものの、これを生成された場所に格納し
たり、これをメモリユニットやメイン(または、ロック)システムのその他のユニットの
臨時メモリセクタに伝達することができる。その後、ターミナルは、上書き、暗号化また
は電源を遮断するなどの多様な方法で臨時格納された結果物を削除することができる。タ
ーミナルは結果物の一部を条件付きで格納するものの、これを生成された場所に格納した
り、これを臨時メモリセクタ(または、部位)に伝達することができる。その後、ターミ
ナルは、多様な基準に基づいて特定の結果物に対する特定の期間の間格納するか否かを決
定できるものの、前記基準の例としては、ユーザ入力、ユーザサブ入力、結果物の種類や
属性、ユーザの選好事項やセッティング、ユーザの活動または非活動、1以上のハードウ
ェアやソフトウェア要素に対する非認証ユーザによる接近の試みなどがある。
【0760】
前記実施形態の四番目の詳細な形態の場合、ターミナルは前記結果物を多様な時点に
格納することができ、前記結果物を格納する時点は一般的に削除する時点と一致し得る。
したがって、「格納時点」とは、モード移動と関連した前記「結果物」の少なくとも一部
の格納に関連し、前記格納時点の例としては、[1]モード移動と同時(一例として、1
以上の格納作業のステップが1以上のモード移動作業のステップと重複)、[2]モード
移動直後、[3]モード移動直後であるが、ユーザが追加のユーザ入力を提供する前、[
4]格納作業に必要な(ユーザ)サブ入力を含むユーザ入力の受信に対する対応などの時
点があり、前記モード移動はセクション1-4で定義しており、削除時点はセクション2
-2で説明した。
【0761】
前記「結果物」の少なくとも一部の格納時点は、格納やユーザ認証に関連した他の時
点を含んでもよく、前記格納時点の例としては、[1]認証作業の実行と同時(一例とし
て、現在ユーザが認証されたユーザなのかどうかに対する決定に対応)、[2]認証作業
実行直後、[3]ターミナルの映像ユニットの活性化直前、同時または直後、[4]ター
ミナルの電源を点ける(または、消す)直前、同時または直後、または、[5]削除(ま
たは、部分削除)作業の実行に必要な(ユーザ)サブ入力を含むユーザ入力の受信と同時
または直後などがある。
【0762】
ターミナルは、前記格納予定結果物をリアルタイム、暫定的または事後的に格納する
ことができる。一例として、ターミナルは、リアルタイム格納作業を実行するものの、タ
ーミナルはユーザがそれぞれのロック作業を実行するたびにこれを格納したり、それぞれ
のデータ、ファイル、または、フォルダを処理するたびに、前記データ、ファイルまたは
フォルダを格納することができる。または、ターミナルは、特定の時点ごとに暫定的格納
作業を実行するものの、前記時点の例は、予め定めた期間ごとに、ユーザが指定した特定
の期間ごとに、ロック作業を実行して得た結果が特定の容量を超過する時などである。ま
たは、ターミナルは、事後の格納作業を実行することができ、[1]ユーザが続けてロッ
クモードにてターミナルを駆動するのかとは関係なしに、または、[2]ユーザが続けて
現在モードにてターミナルを駆動するのかと関係なしに、ユーザがロックモードにてロッ
ク作業を実行することを終了すれば、格納予定結果物を格納することができる。
【0763】
前記格納時点以前、同時または以後、ターミナルはロックモードにてロック作業を実
行することで得た結果物のうちユーザが選択していない全ての部分または特定の部分を削
除することができる。したがって、ターミナルは権限がないユーザによるメインシステム
10の修正、変形、ハッキングを防止することによりメインシステム10のセキュリティ
を強化し、メインシステム10の完全性を向上させ、メインメモリユニット40に格納さ
れたり残留したりする個人データを保護することができる。前記「結果物」が多数のセッ
トである場合、ターミナルは、多様な方法でこれを削除(または、部分削除)することが
できる。一例として、ターミナルは、同時に(すなわち、並列で、二つのセットの削除作
業に1以上の時間的重複があるように)、または、順番に(一つが終わればその次)前記
多数の「結果物」のセットを削除(または、部分削除)することができる。
【0764】
上述のように、ターミナルは、単一のロックモードと単一の解除モードとを定義する
第1階層で、多数のロックモードと単一の解除モードとを定義する第2階層で、単一のロ
ックモードと多数の解除モードとを定義する第3階層で、または、上述のロック及び解除
モードと1以上の中級モードとを定義する他の階層で、それぞれ格納(または、削除)作
業を実行することができる。
【0765】
4-11-4.階層及びモード
【0766】
上述の第1構成のデータ処理ターミナルは、単一のロックモード及び単一の解除モー
ドを定義する階層で駆動するが、上述のターミナルは相違したモードを定義する相違した
階層、すなわち、前記モードが相違するように配置された階層でも駆動することができる
。したがって、本明細書の前記第1例示的側面の十五番目の実施形態の場合、ターミナル
は、特定の数の同一のまたは相違したモードを定義する多様な階層で駆動することができ
、この時、ターミナルは、前記各モードに同一の、類似のまたは相違した接近権限を付与
することができる。したがって、ひとまず階層を選択すれば、ターミナルは特定階層が定
義する多数のモードのうち一度に一つずつのモードで駆動されてもよい。
【0767】
上述のように、ターミナルが多数の画面を表示する場合、ターミナルは、各画面で相
違したシステムを相違したモードにて駆動することにより、前記ターミナルは多数のモー
ドにて同時に駆動することもできる。本セクションの後述の説明は、毎回単一のモードに
て単一のシステムを駆動するターミナルに適用されるが、前記説明は、単一のターミナル
が多数の画面を提供する時にターミナルが駆動する多数のシステムそれぞれに適用されて
もよい。
【0768】
本セクションのターミナルは、それぞれのモードにて特定の水準のセキュリティ及び
完全性を達成することができ、ユーザもまた各モードにて特定の水準で個人情報を保護す
ることができる。ターミナルは特定階層が定義する特定モードにて他のモードに移動する
ことにより、ユーザは自らが所望する接近権限に従って、現在モード、第1新規モード、
第2新規モードを選択することができる。ただし、各モードに付与される接近権限は相対
的観点から定義され、一例として、特定階層でターミナルのメインシステムの特定のハー
ドウェア要素やソフトウェア要素を駆動できる権限の範囲や程度に基づいて相対的に定義
されてもよい。
【0769】
このために、ターミナルは、2以上のモードを定義する多様な階層を構築することが
できる。また、ターミナルは、各モードに同一の、類似のまたは相違した接近権限を付与
することができ、ユーザがターミナルを駆動するモード(すなわち、ロックモードなのか
、中級モードなのか、それとも、解除モードなのか)によりユーザをして、特定のユニッ
ト、ハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動するように許容することができる。
したがって、ユーザは、各モードにて相違した数や相違した種類の作業を実行することが
でき、各モードを相違した目的で活用することができる。同時に、ターミナルは、メイン
システムのセキュリティを強化して完全性を向上させ、格納されたユーザデータを保護す
ることができる。
【0770】
また、ターミナルは、多様な階層を構築することができ、特定階層で多数のユーザが
ターミナルを駆動するようにできる。ターミナルは、特定階層を構築し、前記階層が定義
する各モードに、同一、類似または相違した接近権限を付与することができるので、特定
のユーザに特定階層でターミナルを駆動するように配分することは、前記階層が定義する
それぞれのモードにて前記ユーザが特定の接近権限でターミナルを駆動するように配分す
ることと同一である。したがって、各ユーザは、自分だけの階層で、または、自分だけの
モードでターミナルを駆動することができる。その結果、ターミナルのメインシステムの
セキュリティは強化することができ、完全性も向上することができ、前記システムに格納
されたデータの秘密も相違した階層または相違したモードにて同一のターミナルを駆動す
る他人から秘密に保持することができる。
【0771】
セクション1-4の定義のように、「モード」とは、データ処理ターミナルの作業状
態を意味し、ユーザは前記モードにてメインシステムの特定の数の接近可能ハードウェア
やソフトウェア要素を駆動することができる。また、「階層」とは、ターミナルが接近権
限の直線(または、領域)で「実際に」定義した2以上のモードのセットを意味する。タ
ーミナルは、メインシステムの接近可能ハードウェア要素またはソフトウェア要素に接近
できる接近権限を付与する。また、前方方向、後方方向、順次的、並列的または混合的配
列、非循環または循環階層、順次的または選択的スイッチングなどの定義は上述で提供し
たので、ここでは省略する。
【0772】
多様な階層の定義は上で説明したが、後述では前記階層の追加の例示として「経路特
定階層」を説明する。特に、経路特定階層では、[1]ユーザが特定経路(path)に従わ
ない限り特定モードに移動することができず、[2]ユーザが「トラップモード」に移動
すれば、ユーザは前記階層の他のモードに移動できなくなる。
【0773】
図6A]は、例示的経路特定階層の図式的な図表として、前記階層は、ロックモー
ド三つ(MDLK1、MDLK2、MDLK3)、中級モード三つ(MDIN1、MDIN2、MDIN3)、解除モード
二つ(MDUL1、MDUL2)などを定義する。前記ターミナルは、[1]各ロックモードに同一
の、類似のまたは相違した接近権限を付与したり、[2]各中級モードに同一の、類似の
または相違した接近権限を付与したり、または、[3]各解除モードに同一の、類似のま
たは相違した接近権限を付与することができる。ターミナルが駆動するスイッチングが順
次的なのか、それとも選択的なのかによって、ターミナルは前記階層の矢印の多様な経路
、方向などに従ってモードを移動することができる。
【0774】
一例として、第1ユーザは、ターミナルにUISWIを提供し、オフ状態で多数のロック
モードのうちの一つであるMDLK3に移動する。ターミナルが前方や後方方向にモード移動
を許諾する場合、ユーザは順次的スイッチングまたは選択的スイッチングに従って前記階
層のそれぞれのモードに移動することができる。したがって、第1ユーザはMDLK3からMDI
N2やMDIN3のうちの一つに、その後MDUL2に、その後MDIN1に、その後MDLK2やMDUL1のうち
の一つに移動することができる。また、第1ユーザはMDUL1からMDLK1に移動することがで
きる。一方、前記階層は、MDIN2やMDIN3からMDLK3など後方方向への移動を防止するので
(一例として、MDLK3とMDIN2との間の矢印及びMDLK3とMDIN3との間の矢印は、一方向性の
矢印)、オフ状態からMDLK1に移動しようとする第2ユーザは、前記階層が定義したモー
ドのうちMDLK3を除いた全てのモードに移動することができる。また、オフ状態からMDLK2
に移動した第3ユーザもやはりMDLK3に移動できない。
【0775】
言い換えれば、相違したモードを連結する多様な経路、前記経路の位置及びモード移
動に対する経路の方向を操作することにより、ターミナルはユーザが階層のどんなモード
にてモード移動を開始するのかにより、特定モードに移動できるように、または、できな
いように操作することができる。このような観点から見た時、前記階層を「経路特定階層
」と指称する。その結果、特定モードが階層によって「実際に」定義されても、ユーザは
前記階層におけるモード移動を適正なモードから始まらない限り、前記特定モードに移動
できないこともある。
【0776】
このような経路特定階層は、様々な状況で恩恵を提供することができる。一例として
、ユーザが自分だけがMDLK3でターミナルを駆動することができ、他人は同一のモードに
てターミナルを駆動できないことを所望する場合、[1]ユーザは、自らはMDLK3に移動
できるが、[2]UISWI-3の存在を認知できない他人は、オフ状態でMDLK3に移動できない
と同時に、前記階層の他のモードからMDLK3に移動できないようにUISWI-3を確立すること
ができる。他の例として、侵入者がハッキングに成功し、ターミナルに侵入して特定モー
ドに移動しても、ターミナルは侵入者が運が非常に良くない限り、MDLK3に移動できない
ように効果的に防止することができる。このように、ユーザは、階層の安全な位置に「隠
しモード」を定義するなどのような方法で経路特定階層を活用することができ、これによ
り、ターミナルは、侵入者を他のモードに縛りつけたまま、隠しモードに移動できないよ
うにすることができる。また、ユーザは、前記隠しモードを解除モードやロックモードと
して使用することができる。
【0777】
図6B]は、他の例示的経路特定階層の図式的な図表である。[図6A]のように
、[図6B]の階層は、ロックモード三つ、中級モード三つ、解除モード二つを定義する
。前記ターミナルは、多数のロック(または、中級や解除)モードそれぞれに同一、類似
、または相違した接近権限を付与することができる。また、ターミナルが順次的スイッチ
ングまたは選択的スイッチングに従って駆動するのかどうかにより、ターミナルは前記階
層に従ってモードを移動することができる。
【0778】
たとえ[図6A]及び[図6B]の階層が同じモードを定義するが、[図6B]の階
層はMDIN1とMDUL2との間の経路とMDIN2とMDUL2との間の経路を定義しない。したがって、
MDLK1やMDLK2においてターミナルを駆動し始める第1ユーザ、または、現在MDIN1やMDUL1
においてターミナルを駆動中である第1ユーザは、MDLK3、MDIN2、MDIN3及びMDUL2などの
ように、図面の下部に位置したモードには移動できない。また、MDLK3でターミナルを駆
動し始める第3ユーザまたは現在MDIN2、MDIN3またはMDUL2にターミナルを駆動中である
第4ユーザもやはりMDLK1、MDLK2、MDIN1及びMDUL1などのように、図面の上部に位置した
モードには移動できない。このように、特定階層が定義した多数のモードのうちの一部(
一例として、図面の上部や下部)モードにあるユーザは「トラップ」に陥ったユーザと指
称し、このような階層を「トラップ階層」と指称することにし、前記トラップ階層は上述
の「経路特定階層」と同じ意味を有するものとする。
【0779】
ターミナルは、前記トラップ階層をターミナルのセキュリティを強化したりメインシ
ステムに格納されたデータを保護したりする多様な目的で活用することができる。前記特
性を持ったターミナルは、運よくロック(または、中級)モードに侵入した侵入者が解除
モードのようなさらに非制限的モードに移動できないように阻止するウことができ、また
、メインシステムと同じさらに非制限的システムのハードウェア要素またはソフトウェア
要素に接近できないように防止することもできる。また、ターミナルは、特定階層の詳細
な配置や多様なモードの間の連結経路を統制することにより、ハッカーが前記隠しモード
で進めないように効率的に防止することができる。
【0780】
上述のように、ターミナルは、相違した、類似のまたは同一のモードを定義する多様
な階層で駆動することができる。また、二つの階層が同一の数のモードを定義し、これら
を同様に配置しても、ターミナルは外観上類似した前記階層の、[1]各モードに相違し
た接近権限を付与したり、または、[2]各モードを相違した方向の矢印を有する相違し
た経路に連結されてもよい。言い換えると、特定階層を構築し、前記階層に特定の数のモ
ードを定義し、前記モードを順次的、並列的または混合的に配置する業務は、ターミナル
のハードウェアやソフトウェアの作業実行を設計する当業者の選択権限に属すると見なす
ことができる。
【0781】
上述では、順次的、並列的または混合的配置について説明したが、適切な階層を選定
する業務はユーザによって変わり得る。一例として、ユーザは、自らの必要性に応じて、
これに適合した階層を構築することができる。したがって、ユーザが特定のターミナルを
使用する唯一のユーザであれば、順次的階層が一般的に適合し得る。また、ユーザは、順
次的階層に接近権限が相違した多数のモードを定義した後、前記階層が前記モードを配置
する順序に従って接近権限が狭い(または、広い)モードから接近権限が広い(または、
狭い)モードに移動することができる。
【0782】
上述のように、多数のユーザが単一のターミナルを共有すれば、並列的または混合的
階層がさらに適合することもある。一例として、各ユーザは、[1]他のユーザらと自分
だけのモードを共有しなかったり、または、[2]他のユーザが自分だけのモードに移動
できないようにしたり、[3]ターミナルが各ユーザに付与した接近権限とは関連なしに
、自分だけの1以上のモードを使用することができる。すなわち、各ユーザは、自分だけ
のモードを有することにより、自身の個人情報をさらに保護できると同時に、ターミナル
はセキュリティと完全性を向上させることができる。
【0783】
だからといって、上述の説明が特定ターミナルを一人で使用するユーザに並列的また
は混合的階層が適合しないというわけではない。なぜならば、前記ユーザもやはり並列的
階層に三つの類似のモードを定義し、第1モードは業務のための用途として、第2モード
は趣味用として、また、第3モードは個人的用途として使用できるためだ。たとえ単純な
階層は一般的に単一のユーザに有利であっても、ユーザが所望する場合、ターミナルを数
多くの分野で使用するために、これよりはるかに複雑な階層を使用することもある。
【0784】
このような観点から見れば、本明細書の多様なモードは、既存の携帯電話やスマート
フォン形態のデータ処理機器はもちろん、通信用ネットワークに適用されてもよい。一例
として、多数のユーザがネットワークを共有し、各ユーザが自身のターミナルを使用する
時、各ユーザが多数のモードを定義する多数の並列的または混合的階層を使用すれば、タ
ーミナルのセキュリティや完全性の強化及びネットワークに格納された各ユーザデータの
秘密を保持することができる。また、並列的または混合的階層は、他のユーザの自分だけ
のモードに対するハッキング防止にも有用であり得る。
【0785】
一般的に、全ての問題点を解決できると同時に、全ての要求事項を満足できる標準階
層または最適階層は存在しない。また、接近権限が最も狭いモードから開始して、これよ
り広い接近権限を有するモード、最も広い接近権限を有するモードなどの順序で特定階層
を構築する方法が一般的常識であるが、これとは相違した順序で階層を構築することもで
きる。したがって、上述のように、ユーザは特定の数のモードを定義し、前記モードを自
身の必要に応じて配置した階層を構築することができる。
【0786】
また、ターミナルは、ユーザをして自分自身だけの階層を容易に構築し、これを容易
に使用するようにできる。このために、ターミナルは、サンプル階層キットを提供し、ユ
ーザは自身の必要に応じて前記キットを個別化することができる。この一番目の詳細な形
態の場合、ターミナルは、合計25のモードを定義し、それぞれのモードが隣接モードと
互いに連結された5×5行列形態の階層を表示することができる。ユーザは、このキット
に基づいて、[1]自身が必要としないモードを前記キットから除去したり、[2]前記
モードの間の経路のうち必要のない経路を除去したり、[3]新しいモードを追加したり
、[4]新しい経路を追加したり、または、[5]自身が所望するモードに移動できるよ
うに既存の経路を変更することができる。この二番目の詳細な形態の場合、ターミナルは
、モードを示す多数の長方形や正四角形のブロック、矢印を1以上含んでモード移動方向
を示す経路などの基本コンポーネントを含むセットを提供し、ユーザは前記セットを用い
て、レゴ操作でブロックを作るように、個人化された特定階層を構築することができる。
【0787】
また、特定階層が5以上のモード及びこれらを連結する複雑な連結経路を含む場合、
前記階層の具体的内容及びモード全てを記憶することはユーザの記憶力の限界を外れるこ
とがある。この場合、ユーザは、当然どんなモードにてターミナル駆動を開始しなければ
ならないのか、または、特定作業を実行できる十分な接近権限を有するにはどんなモード
に移動しなければならないのかを記憶できないこともある。前記ユーザを補助するために
、ターミナルは、特定階層の詳細な情報を表示してユーザを補助することができる。一例
として、ターミナルは、[1]階層の構造や配置を表示したり、[2]階層の多数のモー
ドを連結する詳細な経路を表示したり、[3]階層のモード移動の順序に対する詳細な情
報を表示したり、[4]ユーザが現在ターミナルを駆動している現在モードを知らせたり
、[5]ユーザが現在モードから移動できる全ての新規モードを知らせたり、または、[
6]現在モードまたは(ユーザが移動しようとする)新規モードにて駆動できるメインシ
ステムの全てのハードウェアまたはソフトウェア要素のリストを提供することができる。
また、ターミナルは、映像ユニットや通知ユニットを用いて、前の[1]~[6]の情報
を視覚的イメージで表示したり、通知ユニットを用いて前記情報を聴覚的信号で提供でき
るものの、前記通知ユニットはセクション2-7で詳細に上述したので、これ以上の説明
は省略する。
【0788】
4-11-5.容易なモード移動
【0789】
本明細書の前記第1例示的側面の十六番目の実施形態の場合、多様なデータ処理ター
ミナルとこれと関連した方法は、ユーザが容易に第1モードから第2モードに移動するよ
うにできる。このために、ターミナルは、モード移動用(ユーザ)サブ入力(UISWI)を
含むユーザ入力からUISWIを取得できるセンサを含む1以上の入力ユニットを含む。した
がって、映像ユニットを消した後に再び点ける既存のデータ処理機器とは異なり、ユーザ
はターミナルに単一のユーザ入力のみを提供することにより、現在モードから新規モード
に移動することができる。
【0790】
前記十六番目の実施形態の一番目の詳細な形態の場合、ユーザが単一のユーザ入力を
提供(すなわち、UISWIを一回提供)すれば、ターミナルのモード移動用入力ユニット2
5は、モード移動用センサを用いてUISWIを取得することができる。ひとまずUISWIを取得
すれば、前記センサは制御信号を生成し、これをターミナル(一例として、メインCPU
ユニットまたはメイン運営体系)に伝送することができる。モード移動用入力ユニット2
5は、[1]取得したUISWIが認証されたのか否か、または、[2]取得したUISWIがマッ
チングリストに含まれたモードのうちのどんなモードに相応するのか検証することができ
る。前記制御信号を受信すれば、メインCPUユニット30やメイン運営体系34は現在
モードから階層の前方や後方方向に次のモードである新規モードに移動することができる
。一般的に、上述の例は、順次的スイッチングに従って駆動するターミナルに該当し得る
【0791】
ターミナルが選択的スイッチングに従って駆動する場合、ターミナルは前記制御信号
またはUISWIの受信に対応してマッチングリストを参考にする。前記マッチングリストで
は、前記階層が定義する多数のモードと多数のUISWIそれぞれが相応しているので、ター
ミナルは制御信号やUISWIに相応する新規モードを選択した後、新規モードに移動するこ
とができる。したがって、ユーザはただ一度だけUISWIを提供することにより(オフ状態
や電源が切れた状態を含む)現在モードから(オフ状態や電源が切れた状態を含む)新規
モードに移動することができる。
【0792】
ターミナルは、多様な入力ユニットを用いてユーザ入力を受信した後、前記入力から
UISWIを取得することができる。一例として、ターミナルは、活性化用入力ユニットや認
証用入力ユニットとは別個のユニットであるモード移動用入力ユニット25を含む。モー
ド移動用入力ユニット25は、[1]UISWIだけ含み、他のサブ入力は含まないユーザ入
力を受信したり、[2]UISWI及び他のサブ入力も含むユーザ入力を受信したり、[3]
UISWIを含むユーザ入力及びUIACT、UITHENまたはUIACTをオプションで含み得る1以上の
ユーザ入力などの多数のユーザ入力を受信したり、または、[4]多数のユーザ入力を受
信するものの、このうち2以上のユーザ入力が多数のUISWIを含み、オプションで他のサ
ブ入力も含んでもよい。また、モード移動用入力ユニット25は、メインシステム10や
ロックシステム60に装着されてもよい。このような観点から見れば、前記ユニット25
は、[1]メインシステム10のハードウェア要素と見なしたり、[2]ロックシステム
60のハードウェア要素と見なしたり、または、[3]メインシステム10やロックシス
テム60のハードウェア要素でない、これとは他の異なるシステムの要素と見なすことが
できる。
【0793】
これとは反対の二番目詳細な形態のターミナルは、単一の入力ユニットで単一のユー
ザ入力、多数の同時のユーザ入力または多数の順次的ユーザ入力を受信することができ、
この時、前記ユーザ入力のうちの少なくとも一つはUISWIを含み、オプションとして他の
サブ入力を含んでもよい。このために、前記単一の入力ユニットは、[1]モード移動用
入力ユニット及び活性化用入力ユニットの機能を遂行し、ユーザ入力からUISWI及びUIACT
を取得したり、[2]モード移動用入力ユニット及び認証用入力ユニットの機能を遂行し
、ユーザ入力からUISWIとUITHENを取得したり、または、[3]モード移動、活性化及び
ユーザ認証など万能の機能を遂行し、ユーザ入力からUISWI、UIACT及びUITHENを取得する
ことができる。したがって、上の段落の[1]の入力ユニットは、UISWI、UIACTを取得で
きる二つのセンサを含んだり、上の[2]の入力ユニットは、UISWIとUITHENを取得でき
る二つのセンサを含んだり、または、上の[3]の入力ユニットは、UISWI、UIACT及びUI
THENを取得する三つのセンサを含んでもよい。
【0794】
前記二番目の詳細な形態の単一の入力ユニットは、多様な構成で製作されてもよい。
一例として、前記入力ユニットは、多様な入力ユニットを組み立てた組合せ物体の形態で
製作することができ、この時、多数の入力ユニットの多数のセンサは、それぞれのセンサ
が取得しなければならないサブ入力を取得できる位置に装着されてもよい。または、組合
せ入力ユニットは、内部に多数のセンサが装着されるか、または、その表面に多数のセン
サが露出している形態で製作されてもよい。本文章の入力ユニットは、ユーザに多様な恩
恵を提供することができる。特に、ユーザは、単一の入力ユニットに単一のユーザ入力を
加えて、多数のサブ入力を提供することができるので(一例として、前記入力ユニットに
対する単一の操作を介して)、ターミナルはユーザに継ぎ目のない作業実行の便利さを提
供することができる。
【0795】
ターミナルは、多数のUISWIに対応してモードを移動することもできる。一例として
、ターミナルが1以上のモード移動用入力ユニット25を含む時、ターミナルは、[1]
ユーザが提供したUISWIが特定階層の一つのモードと相応する時、または、前記UISWIがマ
ッチングリストに含まれている場合、[2]UISWIが多数の作業に相応しており、そのう
ちの一つの作業がモード移動作業の場合、[3]ユーザが実行した努力がUISWIに該当す
る場合、または、[4]多数の反復努力がUISWIとして指定されている場合、モード移動
作業を実行することができる。
【0796】
ターミナルは、ユーザ入力からUISWIを取得しなくてもモード移動作業を実行するこ
とができる。一例として、前記活性化時点、削除時点、着手時点または格納時点などと関
連した事件の発生を条件としてモード移動作業が実行される場合である。ターミナルは、
ユーザのアクションを観察し、ユーザの非活動を前記事件と見なすことができ、前記非活
動の例としては、[1]ユーザが一定期間の間、特定のアクション(一例として、UISWI
の提供を遂行しない場合)、[2]ユーザが特定作業の特定のステップに一定期間以上留
まる場合、[3]ユーザがターミナルの要請に反応しない場合、[4]ユーザがターミナ
ルの要請に反応したが、前記反応が間違ったり不正確な場合、または、[5]前の[4]
以降、一定期間の間ユーザが自分のミスを訂正しない場合などがある。
【0797】
ユーザが多数のユーザ入力を提供し、そのうちの少なくとも一つのユーザ入力がUISW
Iを含む場合、モード移動用入力ユニット25は多数のユーザ入力を同時にまたは順番に
受信することができ、ユーザ入力からUISWIを取得し、これに含まれた他のサブ入力を取
得することもでき、UISWIまたは他のサブ入力に基づいて制御信号を生成することができ
る。また、ターミナルはUISWIやUISWIに相応する制御信号に基づいて現在モードから新規
モードに移動することができ、この時、ターミナルは前記ユーザ入力を、電源が切れた状
態、オフ状態またはオン状態に受信することができる。
【0798】
または、ターミナルは、モード移動作業の実行と共に認証作業を実行したり実行しな
いことがある。一例として、ターミナルは、解除(または、ロック)モードからロック(
または、解除)モードに移動するなど、モード移動作業を実行して認証作業を実行しない
ことがある。または、ターミナルは、解除(またはロック)モードからロック(または、
解除)モードに移動するなどのモード移動作業実行時に認証作業を実行することができる
。必要な場合、ターミナルは、現在モード及び新規モードに付与された接近権限と関係な
しにモード移動作業を実行するたびに認証作業を実行することができる。
【0799】
多数のユーザが単一のターミナルを使用する場合、ターミナルは特定の時点に1以上
の認証作業を実行することができる。一例として、ターミナルは、[1]ユーザが接近権
限が狭い第1モードから接近権限が広い第2モードに移動する場合にのみ、[2]接近権
限と関係なしにユーザがモードを移動するたびに、[3]広い接近権限を与えられた現在
ユーザが駆動したターミナルを、狭い接近権限を与えられた新規ユーザが引き継いで駆動
しようとする場合、[4]各ユーザに許容された接近権限と関係なしに、相違したユーザ
が前記ターミナルを引き継いで駆動しようとする場合、または、[5]特定の事件が発生
する場合ごとに、認証作業を実行することができる。
【0800】
ターミナルは、上の文章の各時点ごとに同一の認証作業を実行したり、または相違し
た認証作業を実行したりすることができる。一例として、ターミナルは、[1]第1モー
ド移動作業を実行する時は指紋認証作業を実行するが、第2モード移動作業を実行する場
合には紅彩や網膜認証作業を実行したり、または、[2]第1ユーザがターミナルを駆動
しようとする時には指紋認証作業を実行するが、第2ユーザが同一のターミナルを駆動し
ようとする時には顔認証作業を実行することができる。
【0801】
上の二つの段落の例示は、単一の(セキュリティ)ネットワークで特定のグループに
属する多数のユーザがそれぞれ自分のターミナルを駆動する場合にも適用される。このよ
うに、1以上の同一であるか又は相違した認証作業の実行により、ネットワーク及びター
ミナルのセキュリティと完全性が強化されることはもちろん、ユーザの個人情報も保護さ
れ得る。ターミナルは、モード移動作業はもちろん、認証作業を実行するのに必要な多様
なサブ入力を取得することができ、一例として、ターミナルは、第1ユーザ入力からUITH
ENを取得する一方、別個の第2ユーザ入力からUISWIを取得することができ、この時、第
2ユーザ入力は第1ユーザ入力と同時にまたは順番に提供され得る。または、ターミナル
はUITHENとUISWIを含むことはもちろん、オプションでUIACTまたはUIAUXを含む単一のユ
ーザ入力を受信することができる。
【0802】
ターミナルは多数の入力ユニットが多数のユーザ入力(ただし、1以上のユーザ入力
がUISWIを含む)を受信するように指定したり、1以上の入力ユニットがUISWIを取得する
ように指定することができる。一例として、ターミナルは、単一の入力ユニットが単一の
UISWIを取得するように、または、多数の相違したUISWIを順番にまたは同時に取得するよ
うに指定することができる。これとは異なり、ターミナルは、多数の入力ユニットそれぞ
れが単一の同一または相違したUISWIを含む単一のユーザ入力を受信するように指定した
り、または、同一又は相違したUISWIを含む多数のユーザ入力を受信するように指定する
ことができる。
【0803】
本明細書の十六番目の実施形態の三番目の詳細な形態の多様なデータ処理ターミナル
及びこの関連方法は、方向によって性質が相違する「方向性(direction-sensitive)」
UISWIをユーザが提供することにより、前方方向または後方方向にモード移動作業を実行
するようにできる。したがって、ターミナルは、方向性または非方向性UISWIに対応して
現在モードから新規モードに移動することができ、前記方向性UISWIは、モード移動が前
方方向なのか、それとも後方方向なのかに対する情報を伝達することができる。
【0804】
一例として、ユーザは、モード移動用入力ユニット25、または、その他の入力ユニ
ットを操作する時、ユーザ入力を提供する方向を操作することにより、ユーザ入力を伝達
することができる。ユーザ入力を受信すれば、入力ユニットセンサは、前記操作の種類や
方向に基づいてUISWIを取得することができる。その後、ターミナルは、前記方向に基づ
いて多数のUISWIのうちの一つを選択し、これにより、モード移動作業を実行することが
できる。このように、ユーザは、単一の努力でUISWIを継ぎ目なしに提供できるので、前
記構成は選択的スイッチングに応じてターミナルを駆動できるユーザに有利である。
【0805】
上の文章の構成は、順次的スイッチングに応じてターミナルを駆動するユーザにも有
利なこともある。すなわち、ユーザは、ユーザ入力の方向を操作することにより、前方ま
たは後方方向にモード移動するように制御できるUISWIを提供することができる。したが
って、ユーザは、現在モードから前方または後方方向の隣接モードに移動することができ
る。
【0806】
前記十六番目の実施形態の四番目の詳細な形態の場合、本明細書の多様なデータ処理
ターミナル及びこれと関連した方法により、ユーザは単一のユーザ入力に、同時に提供さ
れる多数のユーザ入力に、または、順番に提供される多数のユーザ入力に、多数の同一ま
たは相違したUISWIを含めることができる。一般的に、ユーザは、順次的スイッチングに
応じて駆動されるターミナルに多数のUISWIを伝達することもできる。特定の数のUISWI
取得に対応し、ターミナルはユーザが提供したUISWIの数と同一の数のモードほどを離れ
て位置した新規モードに移動することができる。一例として、順次的スイッチングに応じ
て駆動するターミナルのユーザが三つの順次的UISWIを提供すれば、ターミナルは前記階
層の前方方向または後方方向に三つのブロック離れた新規モードに移動することができる
【0807】
前記十六番目の実施形態の五番目の詳細な形態の場合、本明細書の多様なデータ処理
ターミナル及びこれと関連した方法は、ターミナルが階層が定義する多数のモードそれぞ
れに対して多数のUISWIそれぞれを相応させるマッチングリストを参考にして新規モード
を選択することができる。一例として、選択的スイッチングで駆動されるターミナルがUI
SWIを受信することになれば、ターミナルは多数のUISWIのうちユーザが提供したUISWI
相応するモード(すなわち、多数のモードのうちユーザが意図するモード)を確認するこ
とができる。
【0808】
このために、ターミナルは、多数のモードを定義する特定階層の作業に対するマッチ
ングリストを構成することができる。もし、ターミナルが多数の階層を構築すれば、前記
ターミナルはそれぞれの階層に対する多数のマッチングリストを構成することができる。
または、ターミナルは単一のマッチングリストのみを構築するものの、前記リストには多
数の階層が定義する多数のモード全てを含めた後、各モードを各UISWIと相応させること
ができる。ただし、順次的スイッチングに応じて駆動するターミナルは、前記マッチング
リストを必ずしも構築する必要がないこともある。
【0809】
前記マッチングリストは、[1]単一のUISWIを単一のモードと相応させたり(すな
わち、1対1マッチング)、[2]多数のUISWIを単一のモードに相応させたり(すなわ
ち、m対1マッチング)、[3]単一のUISWIを多数のモードに相応させたり(すなわち
、1対nマッチング)、または、[4]多数のUISWIを多数のモードに相応させること(
すなわち、m対nマッチング)ができる。
【0810】
一般的に、ターミナルは、明確な同時に混同が少ない配置である上の文章の[1]の
配置を使用する。ただし、ユーザが特定モードを偏って頻繁に使用する場合、上の文章の
[2]の配置も有用であり得る。一例として、ユーザが特定モードに頻繁に移動する場合
、ターミナルは、ユーザがモード移動用入力ユニットを四つの方向のうち三つの方向に操
作すれば前、記特定モードに移動し、四つの方向のうち残りの方向に前記ユニットを操作
する場合にのみ他のモードに移動するようにできる。
【0811】
上述の[3]の特性上、互いに関連した多数のモードを定義するターミナルに有用で
あり得る。一例として、業務上多数のプロジェクトを遂行するユーザは、各モードで特定
のハードウェア要素やソフトウェア要素のみを駆動できるように、または、特定のデータ
のみを接近できるように、多数のモードを定義することができる。
【0812】
ユーザがユーザ入力を提供し、ターミナルが前記入力から単一のUISWIを取得する場
合、ターミナルは多数のモードが含まれたリスト(すなわち、ユーザが移動できる相違し
たモードのリスト)を表示し、ユーザが前記リストから特定モードを選択するようにでき
る。その後、ユーザは追加のUISWIを提供し、自身が選択したモードに移動することがで
きる。前記構成は、ユーザが階層及び前記階層に含まれたモードを全て暗記する必要性を
軽減するという長所がある。これとは異なり、ターミナルが相違したモードのリストを表
示すれば、ユーザは追加のUISWIを同時に提供することができ、この時、第1ユーザ入力
及び追加のUISWIを含む第2ユーザ入力は同時に提供される単一のユーザ入力であり得る
【0813】
前記十六番目の実施形態の六番目の詳細な形態の場合、多様なデータ処理ターミナル
は、自らが実行する相違した作業を条件としようとモード移動作業を実行することができ
る。前記相違した作業の例としては、[1]認証作業、[2]活性化作業、[3]ロック
システム、中級システムまたはメインシステムを着手する作業、[4]削除作業や部分削
除作業などがある。
【0814】
4-11-6.容易なモード移動の具現
【0815】
本明細書の前記第1例示的側面の十七番目の実施形態の場合、データ処理ターミナル
は、モード移動時に継ぎ目のない特性を維持すると同時に、ユーザが容易にモードを移動
するように製作する。後述のモード移動作業及びこのための構成は、本明細書の多様なタ
ーミナルに多様なハードウェアまたはソフトウェア要素を装着することによって具現され
得る。
【0816】
上述のように、本明細書のデータ処理ターミナルは、UISWIを含むユーザ入力を受信
するように指定されたモード移動用入力ユニットを含む。したがって、本明細書のターミ
ナルを駆動するユーザは、多数の既存の入力ユニットを操作する必要がなかったり、また
は、単一の既存入力ユニットを何度も操作する必要がない。または、前記ターミナルは、
モード移動用入力ユニットと異なる入力ユニットを組み合わせることにより、UISWIをUIA
CTまたはUITHENと同時に取得することができる。したがって、前記ターミナルは、ユーザ
に継ぎ目のない操作の長所を提供し、ユーザは、これにより、ターミナルに単一のユーザ
入力のみを提供しても、多数の作業を実行できることになる。
【0817】
前記十七番目の実施形態の一番目の詳細な形態のターミナルは、UISWIを取得できる
1以上のハードボタン形態のモード移動用入力ユニット25を含む。[図7A]~[図7
D]は、ハードボタンやハードウェア要素形態で製作されて、ターミナルの多様な位置に
装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図(top view)である。
【0818】
図7A]は、映像ユニット52、メイン入力ユニット20及びモード移動用入力ユ
ニット25を前面(front surface)に装着されたターミナルの例示図である。前記メイ
ン入力ユニット20は第1ユーザ入力を受信することができ、活性化用(ユーザ)サブ入
力(UIACT)、認証用(ユーザ)サブ入力(UITHEN)などの受信が可能な形、大きさを有
する1以上のセンサを含む。モード移動用入力ユニット25は、モード移動(ユーザ)サ
ブ入力(UISWI)を受信できる1以上のセンサを含み、前記メイン入力ユニット20の近
くに装着することができる。
【0819】
ユーザは、オフ状態にあるターミナルのメイン入力ユニット20の少なくとも一部分
を押圧したり、タッチしたり、または、他の方法で動かしたり接触して、第1ユーザ入力
をターミナルに伝達する。前記入力の受信に対応して、ターミナル11は、これからUIAC
Tを取得し、映像ユニット52を点けて、ロックモードにてロックシステムを着手するこ
とができる。必要な場合、UITHENの取得に対応して、ターミナル11は、映像ユニット5
2を点ける前、点けると同時、または、点けた後、認証作業を実行することができる。ユ
ーザはロックモードにて多様なロック作業を実行することができる。
【0820】
ユーザが新規モードに移動しようとする場合、ユーザは、自身が現在ターミナル11
を駆動中である現在モードなど多様なモードを定義する特定階層を参考にすることができ
る。一例として、ユーザは、自身が移動しようとする新規モードを選択する時、前記モー
ドが前記階層が定義した多数のモードのうちの一つなのかどうか確認する。確認が終わっ
たユーザは、新規モードに該当するUISWIを選択して前記UISWIを含む第2ユーザ入力を提
供する。このために、ユーザは、モード移動用入力ユニット25の少なくとも一部を押圧
したり、押したり、枢動させたり、回転させたり、接触したり、タッチしたり、または、
その他の方法で操作する。
【0821】
第2ユーザ入力の受信に対応して、モード移動用入力ユニット25のセンサは、前記
入力からUISWIを取得するものの、このためのハードウェア構成は、第2ユーザ入力の特
性や類型によって変わってもよく、前記特性、類型の例としては、[1]モード移動用入
力ユニット25の少なくとも一部分を押圧したり、押したり、枢動させたり、回転させた
り、傾けたり、その他の方法で前記ユニット25の一部分に力を加えたり、または[2]
力を加えたり、または、力を加えないまま前記一部分をタッチしたり接触したりするなど
がある。これに対応して、ターミナル11はモード移動作業を実行し、現在モードから新
規モードに移動することができる。ターミナルが順次的スイッチングに従って駆動すれば
、ユーザは特定の数の第2ユーザ入力を提供することができ、この時、前記数は前記階層
上現在モードと新規モードとの間に位置したモード数と同一であってもよい。ターミナル
が選択的スイッチングに従って駆動する場合、ユーザは自身が意図する新規モードに相応
するUISWIを含む第2ユーザ入力を提供することができる。
【0822】
ターミナルは、前記削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行することにより
、ロックモードにてロックシステムでロック作業を実行して得た「結果物」の全部または
一部を削除することができ、これにより、前記「結果物」がメインシステムに及ぼす悪影
響を防止することができる。または、ターミナルは、モード移動用入力ユニット25にモ
ード移動に関連した多様な情報を表示し、前記入力ユニット25を通知ユニットとして使
用することができる。または、ターミナルは、映像ユニット52を通知ユニットとして使
用することもできる。
【0823】
ターミナル11は、第1ユーザ入力及び第2ユーザ入力を同時に受信することができ
る。一例として、ユーザは、第1ユーザ入力をメイン入力ユニット20及びモード移動用
入力ユニット25に同時に提供することができる。一例として、前記ユーザは、二本の指
または一本の指でメイン入力ユニット20及びモード移動用入力ユニット25に二つの相
違した(ユーザ)サブ入力を提供することができる。前記構成のターミナルは、ユーザが
必ずしもロックモードを経る必要なしに、オフ状態から直接現在モードに移動するように
できる。他の例の場合、ユーザは、同じ指でメイン入力ユニット20及びモード移動用入
力ユニット25を同時に操作し、第1、第2ユーザ入力を同時に提供することもできる。
【0824】
または、モード移動用入力ユニット25は、ターミナルが消えているオフ状態で第1
ユーザ入力を受信し、これからUISWIを取得することができ、これを介してユーザが単一
のユーザ入力のみを提供しても所望するモードに移動できる継ぎ目のない作業特性を提供
することができる。このために、ターミナルは、モード移動用入力ユニット25のセンサ
に電気エネルギーを供給することにより、前記センサをオフ状態、オン状態で全て活性化
した状態で維持することができる。これとは異なり、ターミナルは、モード移動用入力ユ
ニット25に既存の近接センサ(proximity sensor)を含み、ユーザの身体部位(または
、非生体物体)が前記ユニット25に近づく時にのみ前記センサに電気エネルギーを供給
することができる。したがって、ターミナルは、電気エネルギーの消耗を最小化しつつ前
記モード移動用入力ユニット25の反応時間を特定の基準時間以内に維持することができ
る。
【0825】
ユーザが現在モードにてターミナル11を駆動する最中に新規モードに移動しようと
する場合、前記ターミナルは、既にオン状態にあるため、新規モードで容易に移動するこ
とができる。前記ターミナルはユーザ入力を受信し、これからUISWIを取得した後、モー
ドを移動することができる。説明の便宜のため、これに対する詳細な説明は省略する。
【0826】
図7B]は、映像ユニット52とメイン入力ユニット20を前面に含む他の例示的
ターミナル11を図示する。ただし、[図7A]の例示とは異なり、[図7B]のターミ
ナル11は、モード移動用入力ユニット25を前面でない右側面に配置する。したがって
、ユーザは、[図7B]のターミナルを[図7A]のターミナルと類似するように駆動す
るものの、ユーザはUISWIをターミナル11の右側面に装着されたモード移動用入力ユニ
ット25に提供するという相違点がある。[図7A]の例示と同様に、ユーザは第1ユー
ザ入力と第2ユーザ入力を同時にまたは順番に提供することができる。
【0827】
ユーザは、[図7A]のメイン入力ユニット20とモード移動用入力ユニット25を
親指や人さし指などの単一の身体部位で操作することができる。したがって、ユーザは、
UISWIをUISWIと単一のユーザ入力でターミナル11に同時に提供することができる。しか
し、[図7B]のモード移動用入力ユニット25は、メイン入力ユニット20と一定の距
離ほど離れてるようにターミナル11に装着される。しかし、ユーザは依然としてUISWI
とUISWIを単一のユーザ入力を介してターミナルに同時に提供することもできる。一例と
して、ユーザは、右手の指でメイン入力ユニット20を操作する一方、左手の指でモード
移動用入力ユニット25を操作することができる。[図7B]のターミナルのその他の構
成と作業実行上の特性は、[図7A]のターミナルの前記特性と同一または類似する。
【0828】
図7C]は、映像ユニット52とメイン入力ユニット20を前面に含む他の例示的
ターミナル11を図示する。[図7A]とは異なり、[図7C]のターミナル11は、モ
ード移動用入力ユニット25をターミナル前面でない後面(rear surface)に含む。した
がって、ユーザは、前記ターミナル11を[図7A]のターミナルと同じ方法で駆動する
ものの、その相違点は、ユーザがモード移動(ユーザ)サブ入力(UISWI)をターミナル
11の後面に装着されたモード移動用入力ユニット25に提供しなければならないという
点である。メイン入力ユニット20は前面に装着された反面、モード移動用入力ユニット
25は後面に装着されるので、ユーザは二本の指で相違したユーザ入力を提供するものの
、あるユーザ入力はUISWIを含むが他のユーザ入力はUISWIを含まないこともある。[図7
A]及び[図7B]のターミナルの作業と同様に、ユーザは相違したユーザ入力を同時に
または順番に提供することができる。[図7C]のターミナルのその他の構成または作業
実行上の特性は、[図7A]及び[図7B]のターミナルの前記特性と同一または類似す
る。
【0829】
図7D]は、映像ユニット52、メイン入力ユニット20及びモード移動用入力ユ
ニット25が全て前面に装着された他の例示的ターミナル11を図示する。ただし、[図
7A]のターミナルとは異なり、[図7D]のターミナル11は、メイン入力ユニット2
0の近くにモード移動用入力ユニット25を装着する。一例として、[図7D]のように
モード移動用入力ユニット25はメイン入力ユニット20の中央に装着され、[1]メイ
ン入力ユニット20は中央に中空の空間を形成し、モード移動用入力ユニット25は前記
中空の空間に装着されたり、[2]モード移動用入力ユニット25はメイン入力ユニット
20の上に装着されたり、または、[3]メイン入力ユニット20とモード移動用入力ユ
ニット25は一体型の物体で製作されてもよい。前記ターミナル11のメイン入力ユニッ
ト20とモード移動用入力ユニット25とは互いに近く装着されるので、ユーザは第1ユ
ーザ入力及び第2ユーザ入力を容易に同時に伝達することができ、したがって、UIACT
たはUITHENと同時にUISWIを提供することができる。[図7D]のターミナルのその他の
構成及び作業実行上の特性は、[図7A]~[図7C]のターミナルの前記特性と同一ま
たは類似する。
【0830】
前記モード移動用入力ユニットは、上述の例示と相違した形、大きさで製作されても
よく、メイン入力ユニットとも相違した構成で結合されてもよい。前記相違した構成の一
番目の詳細な形態の場合、モード移動用入力ユニットは、ユーザがメイン入力ユニットの
少なくとも一部分を操作すれば、メイン入力ユニットと共に移動できるように製作するこ
とができる。前記操作を介してターミナルは第1ユーザ入力のみを受信し、したがって、
UIACTまたはUITHENのみを取得する一方、UISWIを取得できないこともある。しかし、ユー
ザがモード移動用入力ユニットの一部分を操作すれば、ターミナルはUIACTとUITHENを含
まないがUISWIを含むユーザ入力を受信することもできる。
【0831】
前記相違した構成の二番目の詳細な形態のターミナルは、第1ユーザ入力を受信し、
メイン入力ユニットの一部分の動きからUIACTまたはUITHENを取得することができる。タ
ーミナルは、第1ユーザ入力を受信する間に第2ユーザ入力を受信することができ、前記
動きの方向または第2ユーザ入力に関連した力の静的または動的特性からUISWIを取得す
ることができる。または、ターミナルは第1ユーザ入力を受信し、ユーザの身体部位とメ
イン入力ユニットの一部分の間の接触からUIACTやUITHENを取得することができる。また
、ターミナルは、第1ユーザ入力を受信する間に第2ユーザ入力を受信し、前記接触の方
向や第2ユーザ入力の静的または動的特性からUISWIを取得することができる。
【0832】
このような観点から見れば、メイン入力ユニット及びモード移動用入力ユニットが別
個の物体で製作されて上述のように結合されたり、特定の距離以内で近くに配置されたり
、または、特定の距離で隔離されて配置される限り、前記ユニットの正確な形、構成は重
要ではないこともある。また、前記ユニットは、UISWIを取得できるセンサ及びUIACTとUI
THENのうちの1以上を取得できるセンサを含む一体型の物体で製作されてもよい。
【0833】
前記相違した構成の三番目の詳細な形態のターミナルは、ユーザ入力を受信する状況
に応じてメイン入力ユニットで、または、モード移動用入力ユニットで駆動できる単一の
入力ユニットを含んでもよい。このような構成は、[図7A]~[図7D]のメイン入力
ユニット25とモード移動用入力ユニット25とが単一の物体で製作されるケースに該当
し得る。一例として、前記単一の入力ユニットがオフ状態でユーザ入力を受信すれば、[
1]前記ユーザ入力の受信に対応してターミナルが映像ユニットを点ける場合、単一の入
力ユニットはUIACTを取得したり、[2]ユーザ認証の結果によりターミナルが映像ユニ
ットをつけたりつけない場合、単一の入力ユニットはUITHENを取得したり、または、[3
]ターミナルがUISWIに従って映像ユニットを点けてロックシステム、中級システムやメ
インシステムを開始する場合、単一の入力ユニットはUISWIを取得することができる。ま
た、他の例として、前記単一の入力ユニットがオン状態でユーザ入力を受信すれば、[1
]ターミナルがUISWIに基づいてモード移動作業を実行する場合、単一の入力ユニットはU
ISWIを取得したり、または、[2]ユーザが現在モードから接近権限がさらに広い新規モ
ードに移動することを所望する場合、前記単一の入力ユニットはUITHENを取得することが
できる。[図7D]のターミナルのその他の構成または作業実行上の特性は、[図7A
~[図7C]のターミナルの前記特性と同一または類似する。
【0834】
前記十七番目の実施形態の二番目の詳細な形態のターミナルは、UISWIを取得できる
1以上のソフトボタン形態のモード移動用入力ユニット25を含む。[図7E]と[図7
F]は、ソフトボタンまたはソフトウェア要素で製作されてターミナルの多様な位置に装
着された例示的なモード移動用入力ユニットの表面図である。
【0835】
図7E]は、前面に映像ユニット52とメイン入力ユニット20及びモード移動用
入力ユニット25が装着されたターミナルの例示である。メイン入力ユニット20は第1
ユーザ入力を受信し、UIACTまたはUITHENを取得できる形、大きさまたは構成を有する1
以上のセンサを含む。モード移動用入力ユニット25はソフトボタンで提供され、ターミ
ナル11の前面に装着され、適正なユーザ入力からUISWIを取得できるセンサを含む。
【0836】
ターミナル11がオフ状態にある場合、ユーザはメイン入力ユニット20の少なくと
も一部分を操作して第1ユーザ入力を提供する。第1ユーザ入力の受信に対応して、ター
ミナル11は前記第1ユーザ入力から、[1]UIACTを取得して映像ユニットを点けたり
、または、[2]UITHENを取得してユーザ認証作業を実行することができる。ターミナル
11がロックモードにてロックシステムを着手すれば、ユーザはロックモードにて多様な
ロック作業を実行することができる。ただし、ロックモードでも解除モードでも、ひとま
ずターミナル11が駆動し始めれば、ターミナル11はオン状態で駆動し、映像ユニット
52を点けることができる。その後、ターミナル11は映像ユニット25にモード移動用
入力ユニット25をソフトボタンで表示することができる。
【0837】
ユーザが新規モードに移動することを所望する場合、ユーザは自身がターミナル11
が駆動する階層を参考にすることができる。一例として、ユーザは、現在モードから移動
したい新規モードを選択する。前記選択途中のユーザは、前記階層が新規モードを実際に
定義するのかどうか確認する。確認が終われば、ユーザは、新規モードに相応するUISWI
を選択し、ソフトボタン形態の前記モード移動用入力ユニット25の少なくとも一部分を
操作することにより、UISWIを含む第2ユーザ入力をターミナルに提供することができる
。前記入力ユニット25がソフトボタン形態であるため、ユーザは、モード移動用入力ユ
ニット(一例として、映像ユニットに表示されたグラフィック基盤インターフェース)の
少なくとも一部分をタッチまたは接触する。
【0838】
第2ユーザ入力を受信すれば、モード移動用入力ユニット25のセンサは、第2ユー
ザ入力からUISWIを取得する。モード移動用入力ユニット25がタッチスクリーンの映像
ユニットにグラフィック基盤インターフェースで提供される場合、前記センサは静電容量
の変化を感知してUISWIを取得することができる。これに対応して、ターミナル11はモ
ード移動作業を実行し、現在モードから新規モードに移動する。また、必要な場合、ユー
ザは単一の指、多数の指、単一の身体部位または多数の身体部位を用いてUIACTとUITHEN
のうちの1以上とUISWIを含むユーザ入力を同時に提供することができる
【0839】
ターミナル11は、オフ状態ではソフトボタン形態のモード移動用入力ユニット25
を表示できないことがある。その結果、ユーザは、ターミナル11が映像ユニットを点け
る時まではモード移動用入力ユニット25を見ることができなくなる。したがって、ユー
ザは、ひとまずターミナル11がオフ状態からオン状態に移動した後にはじめてモード移
動が可能になる。
【0840】
これとは異なり、ターミナル11は、オフ状態でモード移動用入力ユニット25を多
様な方法で表示することができる。一例として、ターミナル11が多数の映像ユニットを
含む場合、ターミナル11は、モード移動用入力ユニット25を特定の映像ユニット(一
例として、副映像ユニット)に表示するものの、残りの映像ユニットは全てオフ状態を維
持する。ただし、前記ターミナル11の主映像ユニットは消えた状態であり、前記ターミ
ナル11はオフ状態にあると見なすことができる。他の例の場合、ターミナル11が映像
ユニットに多数のセグメントを定義する場合、ターミナル11は、モード移動用入力ユニ
ット25を(副)セグメントにのみ表示する反面、残りのセグメントは全てオフ状態で維
持することができる。特に、映像ユニットの主セグメントがオフ状態であるため、前記タ
ーミナル11もやはりオフ状態にあると見なすことができる。他の例の場合、ターミナル
は映像ユニット11を消えた状態で維持するが、モード移動用入力ユニット25を日常的
なデータで表示することができる。ただし、前記ターミナル11は、日常的なデータ以外
には如何なるテキストや如何なるイメージも表示しないので、前記ターミナル11もやは
りオフ状態にあるものと見なすことができる。また、他の例の場合、ターミナル11は、
オフ状態にてモード移動用入力ユニット25のセンサに電気エネルギーを供給するなどの
方法でモード移動用入力ユニット25をオフ状態にて活性化された状態で維持することが
できる。本段落の多様な例において、ユーザはオフ状態でもモード移動用入力ユニット2
5を容易に把握することができ、前記入力ユニット25に容易にUISWIを提供することが
できる。
【0841】
ターミナル11は、モード移動用入力ユニット25を映像ユニット52のどんな位置
にも装着することができ、これにより、ユーザはUISWIを含むユーザ入力を映像ユニット
52のどんな部位にも提供することができる。ただし、[1]タッチスクリーンを用いる
時、前記スクリーンはその上でのユーザ身体部位の動きまたは物体の動きをUISWIで認知
したり、[2]前記スクリーンに加える力の動的または静的特性をUISWIで認知したり、
または、[3]ユーザ身体部位のイメージをUISWIで認知できるので、既存のタッチスク
リーンもユーザ入力を受信し、これからUISWIを取得することができる。したがって、前
記構成を具現するために最先端の技術だけ必要なのではない。これとは異なり、ターミナ
ル11は、前記入力ユニット25を映像ユニット52の特定の位置に装着することができ
、この時、前記入力ユニット25の構成または作業実行上の特性は、すぐ上の文章のモー
ド移動用入力ユニットの特性と同一である。また、[図7A]~[図7D]で例示したモ
ード移動用入力ユニットもやはりソフトボタンまたはソフトウェア要素で製作されてもよ
い。[図7E]のターミナルのその他の構成または作業実行上の特性は、[図7A]~[
図7D]のターミナルの前記特性と同一または類似する。
【0842】
図7F]は、映像ユニット52、メイン入力ユニット20とモード移動用入力ユニ
ット25を全て前面に装着したターミナルの他の例示である。メイン入力ユニット52は
、[図7E]のメイン入力ユニットと同一である反面、モード移動用入力ユニット25は
ソフトボタンでなく、映像ユニット52に装着されたセンサの形態で製作することができ
る。特に、前記モード移動用入力ユニット25のセンサは、既存のタッチスクリーンと同
様に、映像ユニット52と静電容量を持った物体や伝導性物体との接触または前記映像ユ
ニット52の上での前記物体の動きなどを感知することができる。
【0843】
上述した多様なターミナルの作業実行上、ユーザはオフ状態でメイン入力ユニット2
0の一部分を操作してターミナルに第1ユーザ入力を提供することができる。前記第1ユ
ーザ入力の受信に対応して、ターミナル11は、第1ユーザ入力からUIACTを取得して映
像ユニットを点けたり、または、UITHENを取得して認証作業を実行することができる。タ
ーミナル11がロックモードにてロックシステムを着手する場合、ユーザは多様なロック
作業をロックモードにて実行することができる。ユーザがロック作業を実行する間、ター
ミナル11は、オン状態で映像ユニットにモード移動用入力ユニット25をソフトボタン
で表示することができる。
【0844】
ユーザが新規モードに移動することを所望する場合、ユーザは階層を参考にして現在
モードから移動することになる新規モードを選択する。また、ユーザは、新規モードに相
応するUISWIを選択し、ソフト ボタン形態のモード移動用入力ユニット25に該当する映
像ユニット52の部分を操作することによりUISWIを含む第2ユーザ入力を提供する。一
例として、ユーザは、自分の指やスタイラスを映像ユニット52の上で動かして特定のパ
ターンや動きを第2ユーザ入力で提供することができる。
【0845】
前記第2ユーザ入力の受信に対応して、モード移動用入力ユニット25のセンサは、
ユーザの指(または、スタイラス)との接触または指(または、スタイラス)の移動によ
る静電容量または電気電導度の変化を感知することにより、第2ユーザ入力からUISWI
導出し、ターミナル11はこれに対応して新規モードに移動することができる。[図7F
]のターミナルのその他の構成または作業実行上の特性は、[図7A]~[図7E]のタ
ーミナルの前記特性と同一または類似する。
【0846】
前記十七番目の実施形態の三番目の詳細な形態のモード移動用入力ユニットは、静電
容量結合(capacitive coupling)に基づいて空気誘電率(dielectric constant)と他の誘
電率を有する物質または伝導性物質を探知し測定する既存の静電容量感知技術を用いるこ
とができる。一般的に、既存のデータ処理機器またはデータ処理パッドのタッチスクリー
ンに装着された静電容量センサは、近接の程度、位置、変位または加速度を測定する。し
たがって、本明細書の多様なデータ処理ターミナルもユーザ入力からUISWIを取得するた
めに、上述の既存の静電容量センサを用いることができる。
【0847】
既存の静電容量感知技術としては、表面静電容量技術(surface capacitance techno
logyまたはSCT)及び投影静電容量技術(projected capacitance technologyまたはPCT)
などがある。SCTの場合、センサは一面だけ伝導性物質でコーティングされた絶縁体を
含む。前記物質に電圧を提供すれば、均一な強さの静的電場が生成され、前記表面の抵抗
のために各コーナーは相違した有効静電容量を有することになる。その後、コーティング
されていない面と前記伝導性物質(一例として、ユーザの指または物体の伝導性末端)が
接触することになれば、前記表面に動的蓄電器が形成される。前記センサの制御器は、セ
ンサの四隅で測定した静電容量の変化に基づいて間接的に前記接触の位置を判断すること
ができる。また、前記接触がコーナーに近いほど、静電容量の変化も増加する。
【0848】
前記PCTは、1以上の伝導性の層をエッチングすることにより、さらに正確で融通
性のある作業が可能になる静電容量技術である。一例として、単一の面をエッチングして
グリッドパターンの電極を形成したり、二つの平行した伝導性物質で作られた面を垂直の
線またはトラックを形成するようにエッチングすることによりX-Yグリッドを形成し、
これは既存のLCDディスプレイでよく見られるピクセルグリッドと類似する。PCTの
高い解像度によってユーザは直接的な接触なしにPCTを使用することができ、したがっ
て、前記伝導性物質で作成された面は、コーティングをして保護したり、スクリーン保護
器または保護ガラスでコーティングをしても使用が可能である。PCTの一番上の面はガ
ラスであるため、PCTは既存の抵抗式タッチ技術(resistive touch technology)と比
較した時、優れた技術である。また、具現方式に応じて指の代わりに能動的または受動的
スタイラスを使用することもできる。
【0849】
また、前記PCTは、「相互静電容量(mutual-capacitance)」技術と「自己静電容
量(self-capacitance)」技術に区分することができる。相互静電容量技術のセンサは、
各行と各列の交差点に蓄電器を含む。一例として、12×16配列は合計192個の蓄電
器を含み、各蓄電器は残りの蓄電器から独立的に駆動することができる。したがって、前
記行と列に電圧を供給し、指、スタイラスの先端を前記センサの表面の近くに位置させれ
ば、局所電場が形成され、その結果相互静電容量が減少する。ターミナルは、前記グリッ
ドそれぞれの静電容量の変化及び他の軸(axis)の電圧を測定することにより、前記接触
の位置を正確に測定することができる。したがって、相互静電容量技術を用いれば、多数
の指、手の平またはスタイラスを用いた多数のタッチ作業も同時に正確に測定することが
できる。自己静電容量技術のセンサもやはり相互静電容量技術のセンサと同様に、X-Y
グリッドを含むが、自己静電容量技術の行と列は互いに独立して作動することができる。
自己静電容量技術では、電流が流れ、各行と列で指の静電容量に影響を受け、これにより
、相互静電容量技術に比べてさらに強い信号を生成することができるが、自己静電容量技
術は単一の指だけ正確に測定することができる。
【0850】
先に定義したことがあるが、「反復努力」とは、ユーザが遂行する多数の素早いアク
ションを指称し、前記反復努力は、上述の特定の条件を満足する時、単一のユーザ入力と
見なすことができる。特に、前記条件は、セクション1-12で説明したことがある。ユ
ーザは反復努力を用いてUISWIを提供することができ、後述はこれに対する例示である。
【0851】
一例として、ユーザは、人差し指と中指(または、親指)を特定のパターンに従って
共に動かすことにより、UISWIを提供することができる。他の例の場合、ユーザは二本の
指を同時に動かすものの、第1の指の第1の動きは第1モードに移動するためのUISWI-1
に該当し、第2の指の第2の動きは第1モードにてターミナルを駆動して特定の接近権限
を得るためのUISWI-2に該当し得る。他の例の場合、ユーザは二本の指を動かすものの、
ターミナルは第1の指の第1の動き(ベクトル)と第2の指の第2の動き(ベクトル)と
の合計を受信することができる。
【0852】
前記反復努力を具現するために、ターミナルは、多様な既存のハードウェア要素やソ
フトウェア要素を用いることができ、前記要素の例としては、既存のスマートフォン、ト
ラックパッドまたはその他のデータ処理機器でよく見られるタッチスクリーン形態の入力
ユニットがある。また、関連産業で使われるように、反復努力を具現するために多数の接
触点を感知したり、多数の接触の動きを感知できる既存の技術を用いることもできる。ま
た、前記反復努力を具現するために、既存の「ジェスチャー基盤の単一タッチ」技術を用
いることもできるところ、前記技術の例としては、[1]映像ユニット52との接触を維
持して行うユーザのジェスチャーからUISWIを取得する技術、または、[2]映像ユニッ
ト52と接触はしないが、映像ユニット52から特定の距離(すなわち、モード移動用入
力ユニットが電気電導度や静電容量の変化から前記ジェスチャーを感知できる距離)を維
持して行うユーザのジェスチャーからUISWIを取得することができる。また、「ジェスチ
ャー基盤の単一タッチ技術」に該当はしないが、ターミナルはカメラが受信したユーザの
ジェスチャーのイメージを分析してUISWIを取得することができる。
【0853】
また、モード移動用入力ユニット25は、相違した技術を用いて上述の接触、前記接
触の動きまたは前記反復努力から単一のまたは多数のUISWIを取得することもできる。一
例として、モード移動用入力ユニットは、ユーザが押圧する圧力に応じて相違した程度で
撓み得るコーティングの形態で製作された圧力センサを用いて、単一または多数のUISWI
を取得することができる。
【0854】
これ以外にも、モード移動用入力ユニットは、抵抗技術を用いて上述の接触、前記接
触の動き、反復努力などから単一または多数のUISWIを取得することができる。一般的に
、前記抵抗技術は、アナログやデジタル抵抗技術または内蔵型抵抗技術(in-cell resist
ive technology)も含む。
【0855】
モード移動用入力ユニットは、光学的タッチ技術(optical touch technology)を用
いて上述の接触、動き、反復努力などから単一または多数のUISWIを取得することができ
、前記光学的タッチ技術は、ユーザの指、非ユーザ物体が入力ユニットの表面を接触する
ことにより引き起こされる光の散乱(scattering)を用いて駆動する。前記反射は、カメ
ラまたはセンサで測定可能であり、カメラやセンサは前記散乱に対するデータをソフトウ
ェア要素に伝達し、前記要素は測定された反射の種類に基づいて上述の接触や反復努力な
どに対する反応を決定する。光学的技術の例としては、光学的イメージ技術、赤外線(IR
)技術、後方拡散照明(rear diffused illumination)技術、赤外線グリッド技術、デジ
タル導波管接触(digital waveguide touch)技術、赤外線光学導波管(optical wavegui
de)技術、拡散表面照明(diffused surface illumination)技術、レーザー光面(laser
light plane)技術、内蔵型光学的技術または漏れ全反射(FTIR、すなわち、frustrated
total internal reflection)技術などがある。
【0856】
去る20年余りの間に既存の静電容量感知技術は、多様なタッチスクリーン形態の入
力ユニット、タッチパッド、その他のタッチ(または、接触)基盤入力ユニットに使用さ
れ、解像度もやはり継続して向上している。前記抵抗技術または光学的技術も関連分野に
おいて成功裏に適用されてきた。上述の既存の技術がどのように作動するのか、既存の入
力ユニットに前記技術がどのように適用されるのか、既存の入力ユニットのハードウェア
要素またはソフトウェア要素をどのように設計するのかに対する関連資料は充分であるた
め、前記静電容量技術、抵抗技術または光学的技術は、本明細書の上述と後述の多様なモ
ード移動用入力ユニットに容易に適用することができる。
【0857】
前記資料の一番目の例は、米国テキサス州オースチン市所在のシリコンラボのマイク
・サラス、アンドレ・マルコスが著者である「静電容量タッチと近接センシング技術のデ
ザイン応用」という論文として、静電容量技術の具体的内容、その他のセンシング技術の
概要、相違したセンシング技術の比較及び各技術の長短所を説明する。前記資料は、http
://www.low-powerdesign.com/PDF/How-to-Design-Capacitive-Touch-and-Proximity-Sens
ing-Technology-into-Your-Application.pdfから見つけ出せる。また、前記資料の二番目
の例は、ドイツミュンヘン市所在のインプレッションのゲナディ・ブリントマンが著述し
た「マルチタッチ技術」という論文として、前記論文は既存の静電容量技術、抵抗技術、
光学的技術、波動技術、力基盤センシング技術などの技術的な詳細内容を説明する。前記
論文は、http://www.multi-touch-solution.com/en/knowledge-base-en/からダウンロー
ドすることができる。
【0858】
したがって、前記技術を用いた多様なモード移動用入力ユニットのハードウェア及び
ソフトウェアの側面のその他の構成または作業実行上の詳細な内容は、関連分野の通常の
知識を有する当業者の能力に属するので、これに対する詳細な説明は省略する。また、上
述と類似した技術は、UIACTやUITHENを取得できる本明細書の多様なターミナルのその他
の入力ユニットにも適用され得るので、これに対する説明も省略する。
【0859】
上述の[図7A]~[図7F]において、多様なターミナル11は多様なモード移動
時点に認証作業を実行することもできる。したがって、ターミナルは、[1]現在モード
よりさらに広い接近権限が付与された新規モードに移動する場合にのみ、[2]現在モー
ドよりさらに狭い接近権限が付与された新規モードに移動する場合にのみ、または、[3
]モードを移動するたびに、認証作業を実行することができる。また、[図7A]~[図
7F]において、多様なターミナル11は、多様な格納時点にロックモードにてロック作
業を実行して得た「結果物」の少なくとも一部を格納し、多様な削除時点に削除(または
、部分削除)作業を実行することができる。
【0860】
本実施形態の多様な詳細な形態において説明したように、本明細書のターミナルは、
ユーザが多様なモード移動用入力ユニットのみを操作することによりモードを移動できる
という恩恵を提供する。したがって、ユーザは、オン状態に留まる間、映像ユニットを消
した後に再び点ける必要なしに、あるモードから他のモードに容易に移動することができ
る。また、本明細書のターミナルは、オフ状態でも電源が切れた状態でも単一のユーザ入
力だけ受信すれば、ユーザが所望するモードに移動できる継ぎ目のない作業を提供するこ
とができるという恩恵も提供する。
【0861】
前記第1例示的側面の十八番目の実施形態の場合、データ処理ターミナルは、ユーザ
がさらに気楽に、かつ、さらに容易に多様なUISWIを提供できる多様なモード移動用入力
ユニットを含んでもよい。特に、前記ターミナルは、多様なハードウェア要素やソフトウ
ェア要素でモード移動用入力ユニットを製作することができる。後述の[図8A]~[図
8F]は、多様なハードウェア要素やソフトウェア要素としてターミナルの多様な部分に
装着された例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
【0862】
前記十八番目の実施形態の一番目の詳細な形態のターミナルは、ユーザが階層の前方
または後方方向に移動できるモード移動用入力ユニットを含む。[図8A]は、映像ユニ
ット52、メイン入力ユニット20及びモード移動用入力ユニット25を含む例示的ター
ミナル11として、前記入力ユニット25はターミナル11の右側端に装着されてハード
ボタンまたはソフトボタン形態で製作されてもよい。
【0863】
一例として、ユーザは、ハードボタン形態のモード移動用入力ユニット25を上方ま
たは下方に動くことにより、動きの方向に応じて相違したUISWIを提供することができる
。他の例の場合、ユーザは、ソフトボタン形態のモード移動用入力ユニット25に対して
自身の指(または、非ユーザ物体)を上や下に動かすことにより、前記動きの方向に応じ
て相違したUISWIを提供することができる。
【0864】
図8A]に表示はしなかったが、ターミナル11は、上述とは相違した形態のUISW
Iを取得できるモード移動用入力ユニット25を含んでもよく、前記入力ユニットの例と
しては、レバーを用いて二つの方向に操作可能なトグル(toggle)スイッチ、時計回りや
反時計回りに操作可能な回転式スイッチなどがある。ターミナル11は同一または相違し
たスイッチのセットをモード移動用入力ユニット25として使用することもできる。また
は、前記ユニット25は動くことはないが、[1]ユーザの身体部位との接触、[2]前
記接触の位置変化(すなわち、動き)などを感知できる多様な静電容量センサ、抵抗セン
サまたは光学的センサを含んでもよい。
【0865】
作業実行の観点から見れば、ユーザは、ターミナルがオン状態の時、モード移動用入
力ユニット25に第1ユーザ入力を提供する。このために、ユーザは、[1]前記入力ユ
ニット(25の一部分を押圧したり、押したり、または、その他の方法で上方に動かした
り、[2]前記ユニット25全体を上方に動かしたり、または、[3]前記ユニット25
が固定型の場合、前記ユニット25を接触した後に指を上方で滑らせて第1ユーザ入力を
伝達することができる。モード移動用入力ユニット25は、第1ユーザ入力からUISWI
取得した後、ターミナル11に制御信号を伝達する。これに対応してターミナル11は、
現在モードからUISWIに相応する新規モードに移動することができる。この時、新規モー
ドは通常的にさらに広い接近権限が付与されたモードである。
【0866】
ユーザは、上述と相違した第1ユーザ入力をモード移動用入力ユニット25に提供す
ることができ、一例として、ユーザは、[1]モード移動用入力ユニット25の下の部分
を押圧したり、押したり、その他の方法で下方に動かしたり、[2]前記ユニット25全
体を下方に動かしたり、または、[3]前記入力ユニット25が固定型の場合、前記ユニ
ット25を接触した後に指を下方に滑らせることにより、第1ユーザ入力を提供すること
ができる。モード移動用入力ユニット25は、第1ユーザ入力からUISWIを取得し、ター
ミナル11はUISWIに相応する新規モードに移動することができる。この時、新規モード
は、さらに狭い接近権限が付与されたモードであり得る。
【0867】
すなわち、ユーザは、階層の詳細な性格に応じて、前方方向(さらに広い接近権限が
付与されたモード)に移動したり、または、後方方向(さらに狭い接近権限のみが付与さ
れたモード)に移動することができる。このために、ユーザは、モード移動用入力ユニッ
ト25の動きの方向、または、前記入力ユニット25に対する自身の身体部位の動きの方
向だけ操作すればよい。したがって、前記ターミナル11は、ユーザに作業実行上の融通
性を提供することができる。
【0868】
オフ状態にあるターミナル11にユーザ入力を提供することにより、ロックモードに
移動したユーザが(その後、解除モードに移動する前)ロックモードにてロックシステム
で多様なロック作業を実行しようとする場合、第1ユーザ入力はUIACTを含んでもよく、
反面、第2ユーザ入力はUISWIを含んでもよい。しかし、ユーザがオフ状態から直接解除
モードに移動する場合、ユーザは第1ユーザ入力をメイン入力ユニット20に提供し、第
2ユーザ入力を第1ユーザ入力と同時に、または、順番にモード移動用入力ユニット25
に提供することができる。この場合、第1及び第2ユーザ入力は、[1]同一の、または
、[2]相違した形態であってもよい。
【0869】
上の文章の[1]の例としては、ユーザが[1-1]二つの入力ユニット20、25
を単一または2以上の指で一緒に押圧して動かしたり、または、[1-2]二つの入力ユ
ニット20、25を単一または2以上の指で接触はするが、前記ユニット20、25を動
かさないことがある。反面、上の文章の[2]の例としては、ユーザが[2-1]メイン
入力ユニット20を押圧するものの、モード移動用入力ユニット25はタッチだけしたり
、[2-2]モード移動用入力ユニット25を押圧する間、メイン入力ユニット20に向
かって話をしたり、[2-3]モード移動用入力ユニット25の上で指を滑らせる間、メ
イン入力ユニット20に向かってジェスチャーを取ったり、または、ジェスチャーに対す
るイメージを伝達することができる。ユーザは、(可能な場合)第1及び第2ユーザ入力
を同時に伝達したり、順番に伝達(すなわち、第1ユーザ入力を伝達した後に第2ユーザ
入力を伝達)することができる。
【0870】
他の詳細な形態の場合、解除モード(したがって、ターミナルはオン状態)にてター
ミナルを駆動するユーザは、ロックモードに移動しようとすることもできる。このために
、ユーザは、UISWIを含む新規ユーザ入力をターミナルに提供し、ターミナルはこれからU
ISWIを取得してロックモードに移動することができる。上述のように、ターミナルは、多
様な削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行することができる。[図8A]のタ
ーミナルのその他の構成上または作業実行上の特性は、[図7A]~[図7F]のターミ
ナルの前記特性と同一または類似する。
【0871】
図8B]は、映像ユニット52、メイン入力ユニット20及びモード移動用入力ユ
ニット25を含む他の例示的ターミナル11として、前記入力ユニット25はグラフィッ
ク基盤インターフェース(GUI)のようなソフトボタン形態で映像ユニット52に表示さ
れてもよい。特に、前記入力ユニット25は、それぞれ反対方向に向かう二つの矢印を含
んでもよい。したがって、ユーザは、自身の指を右側(または、左側)に接触することに
より、二つの相違したUISWIのうちの一つを提供することができ、これにより、ターミナ
ルは現在モードよりさらに広い(または、狭い)接近権限が付与された新規モードに移動
することができる。
【0872】
作業実行の観点から見れば、ターミナル11がオフ状態にある時、ユーザはUIACTやU
ITHENを含む第1ユーザ入力を提供し、ターミナル11はこれに対応して活性化作業また
は認証作業を実行することができる。ひとまず映像ユニット52が点けば、ターミナル1
1は映像ユニット52の画面にモード移動用入力ユニット25を表示する。ユーザが指を
右側(UISWI-R)や左側(UISWI-L)にスワイプすれば、モード移動用入力ユニット25の
センサはUISWI-RやUISWI-Lを取得し、これにより、現在モードより接近権限がさらに広い
(または、狭い)新規モードに移動することができる。
【0873】
前記UISWIは、ターミナルをあるモードから前方または後半方向に隣接したモードに
移動するようにし、したがって、[図8A]及び[図8B]のモード移動用入力ユニット
25は、一般的に順次的スイッチングに従って作動するターミナルに適合する。ただし、
前記入力ユニット25は選択的スイッチングで作動するターミナルにも適用されてもよい
。[図8B]のターミナルのその他の構成または作業実行上の特性は、[図7A]~[図
7D]及び[図8A]のターミナルの前記特性と同一または類似する。
【0874】
前記十八番目の実施形態の二番目詳細な形態のターミナルは、適正なUISWIを提供で
きるようにユーザを視覚的に補助できる1以上のハードボタンまたはソフトボタン形態の
モード移動用入力ユニットを含む。[図8C]及び[図8D]は、ソフトボタンまたはソ
フトウェア要素の形態でターミナルの多様な部分に装着された例示的なモード移動用入力
ユニットの上面図である。後述で説明するが、前記モード移動用入力ユニットは、上述の
通知ユニットと見なすこともできる。
【0875】
図8C]のターミナル11は、メイン入力ユニット20と映像ユニット52を含み
、ターミナル前面の下部分にモード移動用入力ユニット25が装着されている。特に、前
記モード移動用入力ユニット25は、特定階層が定義する各モードに該当する多数のサブ
ユニット(sub-unit)を含んでもよい。このような観点から見れば、[図8C]のモード
移動用入力ユニット25が定義する四つのサブユニットは階層が定義する四つの相違した
モードとして、このようなモードの例としては、[1]単一のロックモード、二つの中級
モード及び単一の解除モード、[2]二つのロックモード及び二つの中級モード、[3]
二つのロックモード及び一つの解除モード、[4]単一のロックモード及び三つの解除モ
ード、または、[5]三つのロックモード及び単一の解除モードなどであってもよい。
【0876】
図8C]のように、モード移動用入力ユニット25の四つのサブユニットは一列に
配置され、四つのサブユニットのうちの二つはメイン入力ユニット20の右側に、残りは
メイン入力ユニット20の左側に配置される。したがって、ユーザがどんなサブユニット
を操作するかによって、前記入力ユニット25はUISWI四つのうちユーザが操作したサブ
ユニットに該当するUISWIを取得し、ターミナル11は現在モードからUISWIに相応する新
規モードに移動する。
【0877】
前記モード移動用入力ユニット25とこのサブユニットがハードボタン形態である場
合の作業実行の観点から見れば、ターミナル11がオフ状態である場合、ユーザは四つの
サブユニットのうち特定のサブユニットに第1ユーザ入力を提供する。これに対応して、
ターミナルは、[1]映像ユニットを点けたり(第1ユーザ入力がUIACTを含む場合)、
[2]認証作業を実行したり(第1ユーザ入力がUITHENを含む場合)、または、[3]オ
フ状態から階層が定義する多数のモードのうち特定モードに移動することができる。した
がって、前記構成は、選択的スイッチングに適合し得る。しかし、第1ユーザ入力がUISW
Iを含まない場合、ターミナル11は、まずオン状態の基本設定モード(一例として、ロ
ックモード)に移動し、ユーザがUISWIを含む第2ユーザ入力を提供すれば、ターミナル
は基本設定モードからUISWIに相応する新規モードに移動することができる。
【0878】
モード移動用入力ユニット25の多数のサブユニットは、前記入力ユニット25とは
別個の部品で製作されてターミナル11前面に露出されてもよい。したがって、前記入力
ユニット25とサブユニットがソフトボタンであれば、ユーザは上の段落のハードボタン
形態の入力ユニット25を操作するようにソフトボタン形態の入力ユニット25を操作す
ることができる。したがって、これに対する詳細な説明は省略する。
【0879】
ひとまずターミナル11がロック(または、解除)モードにてロック(または、メイ
ン)システムを駆動し始めれば、ユーザは他のモードに移動することを所望することがで
きる。この場合、ユーザは、モード移動用入力ユニット25のサブユニットのうちの一つ
を操作することにより、UISWI-2を含む追加のユーザ入力を提供する。これに対応して、
前記モード移動用入力ユニット25はUISWI-2を取得し、これに相応する新規モードに移
動することができる。
【0880】
前記ターミナル11は、多様な削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行する
ことにより、ユーザがロック(または、解除)モードにてロック(または、解除)作業を
実行して得た結果物を前記モード移動前、同時または後に、削除することができる。した
がって、ターミナルがロックモードから解除モードに移動すれば、前記結果物はターミナ
ルによって削除され、これにより、メインシステムを汚染させることができなくなる。反
面、ターミナルが解除モードからロックモードに移動する場合、ユーザは削除(または、
部分削除)作業を介して自身が解除モードにて実行した作業リストや自身が解除モードに
て訪問したウェブサイトのリストを削除することができ、これにより、ユーザが解除モー
ドにて行った活動を他人が分からないようにすることができる。
【0881】
図8C]に表示はしなかったが、ターミナル11はユーザが操作したサブユニット
に従って相違したUISWIを取得できる相違したモード移動用入力ユニットを用いることが
できる。このような既存の入力ユニットの例としては、多数のスイッチが配列された入力
ユニット、キーパッド形態のスイッチ、多数のソフトキーが配列された入力ユニットなど
がある。ターミナル11は、同一のまたは相違したスイッチを、集めておいたスイッチ
クラスタをモード移動用入力ユニットとして使用することもできる。モード移動用入力ユ
ニットは動くことはないが、ユーザ(または、非ユーザ物体)との接触または前記接触の
動きを感知できる多数の静電容量センサの配列を含んでもよい。
【0882】
モード移動用入力ユニット25のサブユニットは、多様な配列で配置されてもよい。
一例として、サブユニットは、単一の行(column)または列(row)の形態、行や列とは
相違した配列で配置されてもよい。サブユニットはクラスタの形態で互いに近く配置され
たり、または、少なくとも一つのサブユニットは残りのサブユニットから特定の距離ほど
離れて他の面や他のコーナーに配置されてもよい。これとは異なり、1以上のサブユニッ
トは、ターミナルの全面、後面または側面に配置される反面、残りのサブユニットは相違
した面や相違した側面に配置されてもよい。
【0883】
ターミナル11は、ユーザがモード移動用入力ユニット25の各サブユニットに同一
のユーザ入力またはUISWIを提供するようにしたり、相違したUISWIを提供するようにでき
る。後者の場合、もしユーザが、[1]正しいサブユニットに誤ったUISWIを提供したり
、または、[2]誤ったサブユニットに正しいUISWIを提供する場合、前記入力ユニット
25は如何なるUISWIも取得しないことがある。一例として、ユーザが特定のサブユニッ
トを[1]正しい指で操作しなかったり、[2]正しい期間の間押圧しなかったり、[3
]正しい大きさの力で押圧しなかったり、または、[4]正しい角度で接触しない場合、
前記入力ユニット25は前記操作を全て誤ったユーザ入力と見なし、これに相応するモー
ド移動作業を実行しないことがある。これにより、ユーザは不便さを感じることもあるが
、ターミナル11は、メインシステムのセキュリティを強化し、完全性を向上させ、格納
されたデータを保護することができる。[図8C]のターミナルのその他の構成上または
作業実行上の特性は、[図7A]~[図7D]、[図8A]及び[図8B]のターミナル
の前記特性と同一または類似する。
【0884】
図8D]のターミナル11は、メイン入力ユニット20と映像ユニット52を含み
、映像ユニット52が表示する画面の中央部分にモード移動用入力ユニット25を表示す
ることができる。入力ユニット25は、特定階層が定義したモードに該当する多数のサブ
ユニットを含んでもよい。このような観点から見れば、[図8D]のモード移動用入力ユ
ニット25が含むサブユニットの六つは、前記階層が定義した六つの相違したモードにそ
れぞれ該当し、前記モードの例としては、単一の解除モード(MDUL)、二つの中級モード
(一例として、第1半解除モードMDULS1及び第2半解除モードMDULS2)、二つの追加の中
級モード(一例として、第1半ロックモードMDLKS1と第2半ロックモードMDLKS2)及び単
一のロックモード(MDLK)などであってもよい。
【0885】
図8D]のように、モード移動用入力ユニット25の多様なサブユニットは円形態
に配置されてもよく、MDUL及びMDLKは、それぞれ円の上と下に配置する反面、残りの中級
モードは円周に沿って配置することができる。特に、このような配列は、特定階層のそれ
ぞれのモードに付与された接近権限は、縦方向における各モードの位置に比例することを
示すことができる。したがって、第2半解除モード(MDULS2)は第1半解除モード(MDUL
S1)より広い接近権限を有し、第2半ロックモード(MDLKS2)は第1半ロックモード(MD
LKS1)より広い接近権限を有することが分かる。同様に、MDULS2とMDLKS2は類似の接近権
限を有するが、各モードに付与された正確な接近権限は前記階層の接近権限の詳細な分布
により相違することもあるということが分かる。
【0886】
図8D]の構成は、ユーザに多様な恩恵を提供する。まず、ユーザは、視覚的に特
定階層が定義するモードを確認することができ、したがって、自身が移動しようとするモ
ードが分かる。また、ユーザは、視覚的に自身がターミナルを現在駆動しているモードを
確認することができる。このために、ターミナル11は、現在のモードを他のモードとは
相違した形、大きさ、配列、向き、色(一例として、色調や色)などを用いて強調するこ
とができる。また、ユーザは、新規モードに移動した後に自身に付与される接近権限を容
易に確認することもできる。
【0887】
前記ターミナル11は、ユーザがモード移動用入力ユニット25のサブユニットを操
作できる便宜を提供することもできる。一例として、ターミナルは、ユーザが[1]前記
階層に新しいモードを追加できるようにしたり、[2]前記階層が定義する一部のモード
を前記階層から除去できるようにしたり、または、[3]現在、前記階層が定義する一部
のモードを相違したモードに替えるようにできる。他の詳細な形態の場合、ターミナルは
、ユーザが前記階層の配列を変えられるようにでき、これにより、ユーザは[1]二つ以
上のモードの順序を変えたり、または、[2]各モードに付与された接近権限を修正する
ことができる。他の詳細な形態の場合、ターミナルはユーザが二つのモードを連結する新
しい経路を追加または除去するようにできる。前記構成によるターミナルは、自身が駆動
する階層及び前記階層の配列を視覚的に提供するため、ユーザは映像ユニット52に表示
されたモード移動用入力ユニット25のサブユニットを操作することにより、前記階層及
びモードもやはり容易に操作することができる。
【0888】
ターミナル11は、ユーザをしてモード移動用入力ユニット25の各サブユニットに
同一のユーザ入力または同一のUISWIを提供するようにしたり、2以上のサブユニットに
相違したUISWIを提供するようにできる。[図8D]の場合のように、[図8D]の構成
もターミナル11のメインシステムのセキュリティを強化し、完全性を向上させ、格納さ
れたデータを保護することができる。[図8D]のターミナルのその他の構成上または作
業実行上の特性は、[図7A]~[図7D]及び[図8A]~[図8C]のターミナルの
前記特性と同一または類似する。
【0889】
前記十八番目の実施形態の三番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、階層の詳細な
情報を提供することはもちろん、ユーザのUISWIの選択を視覚的に補助できる1以上のハ
ードボタン形態やソフトボタン形態のモード移動用入力ユニット25を含んでもよい。[
図8E]は、ソフトボタンまたはソフトウェア要素の形態でターミナルの多様な部分に装
着された他の例示的なモード移動用入力ユニットの上面図である。
【0890】
図8E]のターミナルは、メイン入力ユニット20、映像ユニット52を含み、二
つのハードボタン形態のサブユニットを有するモード移動用入力ユニットを含む。ただし
、第1サブユニット25Aはメイン入力ユニット20の左側に配置され、第2サブユニッ
ト25Bはメイン入力ユニット20の右側に配置される。また、前記モード移動用入力ユ
ニットはソフトボタン23C形態の多数のサブユニットも含んでもよく、一例として、[
図8E]のモード移動用入力ユニットは、映像ユニット52の中央部分に円周に沿って配
置された12個のグラフィック基盤インターフェースGUI25Cを含む。このような観
点から見れば、モード移動用入力ユニットの12個のGUI25Cは、前記ターミナルが
12個のモードが定義された階層で駆動し、前記モードは、[1]1以上のロックモード
、1以上の中級モード及び1以上の解除モードであるか、または、[2]中級モードなし
に1以上のロックモード及び1以上の解除モードであってもよい。
【0891】
図8E]のように、モード移動用入力ユニットの多様なGUIは円形に配置され、
特に、MDHとMDLは円の上の部分と下の部分に配置される反面、10個の中級モードは円周
に沿って配置される。[図8D]と同様に、前記構成は、各モードに付与された接近権限
は各モードの垂直方向の位置に比例することを表示すると見なすことができる。ひとまず
ユーザが特定のGUIに接触すれば、ターミナル11は選択的スイッチングに従って現在
モードからユーザが接触したGUIに相応する新規モードに移動する。したがって、ユー
ザは、前記階層の配列で現在モードの隣に配置されていない新規モードに移動することも
できる。
【0892】
ユーザはハードボタン形態のサブユニット25A、25Bを操作することにより順次
的スイッチングに従ってモードを移動することもできる。一例として、ユーザが第1サブ
ユニット25Aを操作すれば時計回り方向にモードを移動する反面、第2サブユニット2
5Bを操作すれば反時計回り方向にモードを移動することができる。または、サブユニッ
ト25A、225Bに前記モード移動方向を表示する矢印を含ませることにより、ユーザ
が容易にモード移動方向が分かるようにできる。
【0893】
モード移動用入力ユニット25が12個のGUIのようなソフトボタン形態のサブユ
ニットを含む場合の作業実行の観点から見れば、ユーザはオフ状態であるターミナル11
のメイン入力ユニット20に第1ユーザ入力を直接提供する。ターミナル11は、これに
対応して、映像ユニットを点けたり(第1ユーザ入力がUIACTを含む場合)、認証作業を
実行したり(第1ユーザ入力がUITHENを含む場合)、または、オフ状態から階層が定義す
る多数のモードのうちの一つのモードに移動することができる。
【0894】
ひとまず映像ユニット52を点ければ(すなわち、オン状態に移動)、ターミナル1
1は現在駆動中である階層を表示することができる。ターミナル11は、現在駆動中であ
るモードがロックモードなのか、それとも他の基本設定モードなのか強調して表示するこ
とができる。また、ターミナル11は、オプションで映像ユニット52の画面の特定の位
置53に現在モードの名前などを表示することができる。第1ユーザ入力がUISWIを含ま
なければ、ターミナル11はまずオン状態の基本設定モード(一例として、ロックモード
)に移動し、ユーザがUISWIを含む第2ユーザ入力を提供すれば、ターミナルは基本設定
モードからUISWIに相応する新規モードに移動することができる。
【0895】
ターミナル11が多数の階層を構築した場合、ターミナル11は基本設定階層を選択
し、前記階層に定義された多数のモードも表示することができる。これとは異なり、ター
ミナル11は、ユーザをして多数の階層のうちの一つの階層を選択するようにすることも
できる。特に、後者の場合、ターミナルは、第1ユーザ入力を受信して前記入力から特定
階層に相応する(ユーザ)サブ入力を取得することができる。
【0896】
モード移動用入力ユニットが多数のソフトボタン形態のサブユニット25Cを含む場
合、ターミナル11がオン状態に移動しない限り、ユーザはソフトボタンなどを見ること
はできない。この時、第1ユーザ入力はUIACTやUITHENを含んでもよいが、UISWIを含まな
いことがある。このような場合、ユーザは、第2ユーザ入力にUISWIを含めることができ
る。しかし、[図7E]と[7F]の例示のように、ターミナルはユーザをしてオフ状態
でも視覚的に前記ソフトボタンを確認できるようにし、またUISWIを含むユーザ入力を提
供するようにできる。または、ターミナル11は、[1]モード移動用入力ユニットのサ
ブユニット25A、25BがUISWIを含む第1ユーザ入力を受信したり、[2]メイン入
力ユニット20と1以上のサブユニット25A、25Bを単一の物体で構成してUISWI
含む第1ユーザ入力を前記物体で受信するようにできる。これにより、ターミナル11は
、第1ユーザ入力からUISWIはもちろん、UIACTまたはUITHENのうちの1以上を同時に取得
することができる。
【0897】
ひとまずターミナル11が特定モードで作動し始めれば、ユーザはモード移動用入力
ユニット25のサブユニットのうちの一つを操作することにより、UISWI-2を含む追加の
ユーザ入力を提供することができる。これに対応して、モード移動用入力ユニット25は
、UISWI-2を取得し、新規モードに相応するGUIを強調して表示したり、新規モードの
名前を表示することもでき、現在モードからUISWI-2に相応する新規モードに移動するこ
とができる。上述のように、ターミナル11は多様な削除時点に削除(または、部分削除
)作業を実行したり、または、ロック(または、中級)システムを駆動して得た結果物の
少なくとも一部分を多様な格納時点に格納することができる。
【0898】
ターミナル11は、ユーザがソフトボタン形態のサブユニット25Cやハードボタン
形態のサブユニット25A、25Bのうち操作し易いサブユニットを操作してモードを移
動することができる。これとは異なり、ターミナル11は、ユーザがハードボタン形態の
サブユニット25A、25Bを操作してこそモードを移動するようにする一方、映像ユニ
ット52にはソフトボタン形態のサブユニット25Cを表示しないことがある。映像ユニ
ット52は特定階層のみを表示するものの、現在モードを強調したり、または、現在モー
ドの名前を表示することができる。または、ターミナル11は、ユーザがソフトボタン形
態のサブユニット25Cを操作してこそモードを移動するようにできる。この場合、ター
ミナル11はハードボタン形態のサブユニット25A、25Bを含まないか又はこれらを
他の用途の入力ユニットとして使用することができる。
【0899】
図8D]と同様に、[図8E]の構成は、ユーザをして特定階層に定義されたモー
ドを視覚的に確認することができ、したがって、新規モードの決定を助けることができる
。また、ユーザは、視覚的にターミナルを駆動中である現在モードを確認することができ
る。このために、[図8E]の例示のように、ターミナル11は現在モードに相応するG
UIを強調して表示することができ、このような強調表示の例としては、現在モードを[
1]残りのモードの色と相違した色で表示したり、[2]残りのモードに比べてさらに明
るく表示したり、[3]残りのモードより大きく表示したり、[4]残りのモードと相違
した向きに表示したり、または、[5]回転させたり大きさを変化させるが、残りのモー
ドは動かないようにできる。
【0900】
ターミナル11は、映像ユニット52の特定の位置53に現在モードの名前を表示す
ることができる。また、ターミナル11は、ユーザが新規モードに移動した時にどんな接
近権限を持つことができるのか知らせることができ、一例として、[1]接近権限がさら
に広いモードにさらに明るい色を割り当てるなどのカラーコーディング、[2]接近権限
がさらに広いモードをより大きく表示するサイズコーディング、または、[3]接近権限
がさらに広いモードを残りのモードよりさらに早く点滅させるようにできる。
【0901】
ターミナル11は、ユーザにモード移動用入力ユニット25のサブユニットを修正で
きる恩恵も提供することができ、これに対する詳細な説明は[図8D]と類似するので省
略する。また、ターミナル11は、ユーザをして各サブユニット(すなわち、ハードボタ
ンやソフトボタン)に同一のユーザ入力(または、同一のUISWI)を提供するようにした
り、または、各サブユニットに相違したUISWIを提供するようにできる。[図8E]のタ
ーミナルのその他の構成上または作業実行上の特性は、[図7A]~[図7D]及び[図
8A]~[図8D]のターミナルの前記特性と同一または類似する。
【0902】
本明細書の前記第1例示的側面の十九番目の実施形態のデータ処理ターミナルは、あ
る階層が定義した各モードに多様な接近権限を付与することができる。前記ターミナルは
、多様な既存の接近制御アルゴリズムまたは認証アルゴリズムを使用することができ、各
モードでターミナルのメインシステムの特定のハードウェアまたはソフトウェア要素を駆
動できる権限を付与することができる。または、前記ターミナルは、前記接近制御アルゴ
リズムを多様なユーザ認証アルゴリズムと並行して使用することもできる。
【0903】
前記十九番目の実施形態の一番目の詳細な形態のターミナルは、UISWIをメイン(ま
たは、ロック)システムの特定のハードウェア要素またはソフトウェア要素に接近できる
既存の証明書のように使用することができる。すなわち、UISWIを受信すれば、ターミナ
ルはこれに対応してUISWIを「接近制御リスト」のようなデータベースと比較するものの
、前記接近権限リストは前記「マッチングリスト」と定性的に類似すると見ることができ
る。もし、UISWIが接近制御リストと一貫性があれば、ターミナルはユーザをして特定モ
ードに移動するように許諾する。ターミナルは既存の接近制御機器が使用する二要素(tw
o-factor)認証方法を用いることができる。もし、UISWIが接近制御リストと一貫性がな
い場合、ターミナルはユーザのモード移動を許諾しない。また、ユーザが特定モードにて
特定のハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動しようとする場合、ターミナルは
ユーザが接近権限を保有したならばこれを許諾するが、そうでない場合、ユーザの試みを
許可しない。
【0904】
このような接近制御リストの典型的な例が、多様な接近制御データが収録された上述
のマッチングリストである。これに対する一番目例の場合、第1マッチングリストは、2
以上の(一例として、第1及び第2)データセットを含むものの、第1データセットは多
数のUISWIを含む反面、第2データセットは特定階層が定義する多数のモードを含む。前
記第2マッチングリストは、多数のUISWIのうちの1以上を多数のモードのうちの1以上
(または、1以上のモードを1以上のUISWI)と1対1、m対1、1対n、m対nマッチ
ングなどで相応させることができる。したがって、ターミナルは、ユーザのUISWIに対応
して、UISWIに相応する新規モードに移動することができる。
【0905】
また、他の例の場合、第2マッチングリストは少なくとも二つの(一例として、第1
及び第3)データセットを含むものの、第1データセットは多数のUISWIを含み、第3デ
ータセットはUISWIに相応するモードにてユーザが駆動できるメイン(または、ロック)
システムのハードウェア要素やソフトウェア要素を含む。前記第2マッチングリストは、
多数のUISWIのうちの1以上のUISWIを1以上のハードウェアやソフトウェア要素と相応さ
せることができる。したがって、ユーザがひとまずUISWIに相応するモードにてターミナ
ルを駆動し始めれば、ユーザは特定のセットのハードウェア要素やソフトウェア要素を自
動的に駆動できることになる。前記ターミナルは、残りのハードウェア要素やソフトウェ
ア要素を駆動できるユーザインタフェースを表示せず、したがって、前記要素に対する接
近を禁止することができる。または、甚だしくはユーザが前記インターフェースを操作で
きても、ユーザが特定モードにて接近権限がないハードウェア要素またはソフトウェア要
素に対するインターフェースを操作する場合、ターミナルはユーザの接近を禁止すること
ができる。ターミナルは、第2マッチングリストを上述の第1マッチングリストとともに
参考にしたり、または、第2マッチングリストを第1マッチングリストと統合することに
より、統合されたリストが第1データセット、第2データセット及び第3データセットな
ど三つのデータリストを含むようにすることができる。
【0906】
また、他の例の場合、第3マッチングリストは少なくとも二つの(一例として、第1
及び第4)データセットを含むものの、第1データ セットは多数のUISWIを含み、第4デ
ータ セットは各ハードウェア要素を駆動して遂行できる多数の機能や各ソフトウェアを
駆動して遂行できる多数のオプションを含む。第3マッチングリストは多数のUISWIのう
ちの1以上のUISWIを1以上の前記機能やオプションと相応させることができる。一例と
して、第4データセットは、ユーザが[1]第1モードにて自動解像度向上機能を用いて
写真撮影ができるのか、[2]第2モードにて再び自身を認証する必要なしに金融取引ソ
フトウェアアプリを駆動できるのか、[3]第3モードにてユーザが10億ウォンを超過
する金額を口座振替えできるのか、または、[4]第4モードにて個人データまたは金融
データを接近できるのか等に対するデータを含んでもよい。上述の第2マッチングリスト
の場合と同様に、ターミナルは第3マッチングリストを第1または第2マッチングリスト
とともに参考にしたり、または、第3マッチングリストを第1または第2マッチングリス
トと統合することができる。
【0907】
前記接近制御リストの他の例としては、ターミナルまたはユーザが選択できる多様な
階層、モードスイッチングの種類(一例として、順次的スイッチングまたは選択的スイッ
チング)などに対する多様な接近制御データを含むリストまたはマトリックスである。し
たがって、前記リストやマトリックスは、多様な接近制御データを含み、前記データの例
としては、[1]前記例で説明したデータセットのうち2以上のセットに対するマッチン
グ リスト、[2]上述の第1データセット及び第5データセットを含むマッチングリス
トなどがあり、前記第5データセットは、[1]特定モードやUISWIに相応するモードに
て接近可能なハードウェア要素やソフトウェア要素のリスト、または、[2]現在モード
またはオフ状態から移動できるモードのリストなどを含んでもよい。
【0908】
ユーザが提供し、モード移動用入力ユニットのモード移動用センサが取得したUISWI
と前記マッチングリストに基づいて、ターミナルはユーザが現在モードから新規モードに
移動する権限を保有したかどうかを決定することができる。もし、UISWIがマッチングリ
ストで確認可能であり、その他の要件も満足すれば、ターミナルはユーザがUISWIに相応
する新規モードに移動するようにできる。しかし、UISWIが[1]マッチングリストに含
まれていなかったり、[2]ユーザが現在モードから移動できないモードに該当したり、
または、[3]所望するモード移動に必要な要求事項をユーザが満たすことができない場
合、ターミナルは新規モードへの移動に対するユーザ要請を拒否することができる。この
場合、ターミナルは、[1]現在モードに留まったり、[2]基本設定モード(一例とし
て、ロックモード)に移動したり、または、[3]映像ユニットを消してオフ状態に移動
することができる。ターミナルが現在ユーザが現在モードから新規モードに移動できるど
うかを決定できる限り、前記マッチングリストは接近制御と関連した相違したデータセッ
トまたは前記データに対する追加のデータセットを含んでもよい。
【0909】
前記十九番目の実施形態の二番目の詳細な形態のターミナルは、接近制御手段または
認証手段で多様なGUIを使用することができる。したがって、ターミナルは、ユーザに
メイン(または、ロック)システムの特定のハードウェア要素またはソフトウェア要素の
ような特定の財源に対する接近権限を付与することができる。
【0910】
これに対する例として、第1モード(一例として、オフ状態または第1モード)にあ
るターミナルがユーザ入力を受信し、これからUISWIを取得すれば、ターミナルは第2モ
ードに移動して新規画面を表示することができる。ターミナルはユーザが第2モードにて
駆動できる多数のGUIを行列形態で表示することができ、前記GUIは、ユーザが[1
]第2モードにて駆動して操作できる特定のハードウェア要素、[2]第2モードにて駆
動及び実行できる特定のソフトウェア要素やアプリ、または、[3]ユーザが第2モード
にて前記ハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動して使用できる特定のオプショ
ンや機能などを示すことができる。ユーザが第2モードにて駆動できないハードウェア要
素またはソフトウェア要素に対するGUIは映像ユニットに表示されないため、ユーザは
第2モードにてこのような要素を駆動できない。
【0911】
ユーザが正確なUISWIを提供しなかったり、モード移動用入力ユニットが正確なUISWI
を取得できない場合、ターミナルは多様な矯正アクションを取れる。一例として、ターミ
ナルは、正確なUISWIを受信できなかったという通知を提供したり、または、提供しない
まま[1]第1モードに留まったり、[2]ロック(または、基本設定)モードに移動し
たり、[3]オフ状態に移動したり、または、[4]電源が切れた状態に移動することが
できる。ターミナルは、視覚的警告や聴覚的警告を提供することもできる。ユーザが正確
なUISWIを提供することにより、接近権限が狭い現在モードから接近権限がさらに広い新
規モードに移動する場合、ターミナルはより多くのGUIを含む新規画面を表示すること
ができ、このために、ターミナルは、[1]現在モードの既存画面を除去して新規モード
の新規画面を表示したり、または、[2]既存画面を維持したまま、ここに新規GUIを
追加することができる。または、ユーザが正確なUISWIを提供した後または正確なUISWI
提供できないことにより接近権限が広い現在モードから接近権限がさらに狭い新規モード
に移動すれば、ターミナルはさらに少ない数のGUIを含む新規画面を表示することがで
き、このために、ターミナルは、[1]現在モードの既存画面を除去して新規モードの新
規画面を表示したり、または、[2]既存画面を維持して、ここからユーザが新規モード
にて駆動できないGUIを除去することができる。
【0912】
本明細書の前記第1例示的側面の二十番目の実施形態の多様なデータ処理ターミナル
は、特定階層が定義する多数のモードそれぞれに付与された接近権限を管理することがで
きる。前記ターミナルは、既存のコンピュータセキュリティエンジニアリング技術を用い
て、[1]各モードにて駆動するターミナルのメイン(または、ロック)システムのハー
ドウェアまたはソフトウェア要素を駆動できる所定の権限を付与したり、または、[2]
ユーザに応じて、またはユーザの地位(一例として、管理者なのか否か)と関係なしに、
メイン(または、ロック)システムの特定のハードウェア要素またはソフトウェア要素を
駆動できる権限をそれぞれのモードに付与することができる。
【0913】
上述のコンピュータセキュリティエンジニアリング技術及びこれに対するアルゴリズ
ムは十分に公示された技術であるため、これに対する詳細な説明は省略する。ただし、前
記技術及びアルゴリズムは、ロス・アンダーソンが執筆した著書「セキュリティ工学-依
存的分散システム構築方法」(ISBN-10:0471389226)を参考にすることができ、特に、
前記著書の第4章(62~64頁)及びこれと関連した文献を参考にすることができる。
【0914】
4-11-7.モード及びモード移動通知
【0915】
認証を受けたユーザも、時には誤ったユーザ入力を提供したり、ユーザ入力は正しい
がユーザ入力に意図しなかったUISWIを含ませることがある。したがって、ターミナルは
不正確な新規モードに移動したり、または、最初からモード移動作業を実行しないことが
ある。このような不正確なモード移動は、ユーザに不便さをもたらすのはもちろん、ユー
ザをして現在の誤ったモードから正確な新規モードに移動するために追加の矯正努力を遂
行するように要求する。このような観点から見れば、本明細書の多様なターミナルは、ユ
ーザに多様な通知信号を提供し、多様な情報を提供するという恩恵も提供し、前記情報の
例としては、[1]現在ユーザがターミナルを駆動中であるモード、[2]ユーザが提供
したUISWI、[3]ターミナルが移動する予定の新規モード、[4]新規モードにてユー
ザに付与される接近権限、または、[5]新規モードにてユーザが駆動できる(または、
できない)ハードウェアまたはソフトウェア要素などがある。
【0916】
前記ターミナルは、ユーザ自身が正確なUISWIを提供したのか、すなわち、ユーザが
自らが意図したモードに対するUISWIを提供したのかどうか確認できるという恩恵も提供
する。しかし、一般的に、特定のUISWIによるモード移動や、ユーザに新規モードを知ら
せたり、ユーザ自身が誤ったモードにいるという事実を確認することは実際に有用でない
こともある。なぜならば、これを確認したユーザは、いずれにせよ正確なUISWIを含む追
加のユーザ入力を提供しなければならないためだ。
【0917】
したがって、本明細書の前記第1例示的側面の二十一番目の実施形態の場合、ターミ
ナルは、新規モードで実際に移動する前に、前記新規モードや接近権限に対する多様な情
報を提供できるように構成する。これにより、ユーザがモード移動に対して自分が意図し
ないUISWIを提供していることを容易に確認できる限り、ユーザはターミナルが実際にモ
ードを移動する前、自分のミスを矯正することができる。
【0918】
前記二十一番目の実施形態の一番目の詳細な形態の場合、ユーザが現在モードから新
規モードに移動するためにターミナルに第1ユーザ入力を提供すれば、ターミナルは第1
ユーザ入力からUISWIを取得し、できるだけモード移動前にUISWIに相応する新規モードに
対する情報を映像ユニットに表示することができる。この場合、ユーザは、自身が移動し
ようと意図する新規モードに相応する正確なUISWIを提供したかどうかを容易に確認する
ことができる。
【0919】
ユーザが自身が正確なUISWIを提供したことを確認する場合、ユーザが一定期間の間
何らのアクションも取らなければ、ターミナルは自動的にUISWIに相応する新規モードに
移動することもできる。このような観点から見れば、前記ユーザの非活動は追加のユーザ
入力と見なすことができる。また、ユーザは、前記非活動を第1ユーザ入力と同時にまた
は順番に実行することができる。ユーザが自身が提供したUISWIが誤ったことを確認すれ
ば、ユーザはターミナルがモード移動作業を実行する前にモード移動用入力ユニットを操
作することにより、正確なUISWIを含む第2ユーザ入力を提供することもできる。したが
って、ユーザは誤った新規モードに移動した後にはじめて自身が意図しなかったモードに
移動したことを発見し、再び正確なUISWIを提供することにより、正確な新規モードに移
動する不便さなしに、自身が意図した新規モードに移動できることになる。一般的に、前
記第2ユーザ入力は、第1ユーザ入力の後に従うことになる順次的入力に該当する。
【0920】
前記二十一番目の実施形態の二番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、ユーザをし
て一定期間以上UISWIを含む第1ユーザ入力を持続的に提供するようにできる。この場合
、ユーザは自身の身体部位や非ユーザ物体を用いてモード移動用入力ユニットの少なくと
も一部分を操作し、前記入力ユニットに対する前記接触を維持する。これに対応して、タ
ーミナルは、UISWIを取得し、ユーザが前記入力ユニットを押圧したり、接触したり、ま
たは、その他の方法で前記操作を継続する間、UISWIに相応する新規モードに対する情報
を映像ユニットに表示することができる。
【0921】
ユーザが自身が正確なUISWIを提供したことを確認すれば、ユーザは身体部位(また
は、非ユーザ物体)をモード移動用入力ユニットから分離する。ユーザによる前記接触の
終了を感知することになれば、ターミナルは自動的にUISWIに相応する新規モードに移動
することができる。このような観点から見れば、前記身体部位または非ユーザ物体の分離
は、第1ユーザ入力と同時に提供される追加のユーザ入力と見なすことができる。ユーザ
が自身が提供したUISWIが誤ったことを確認すれば、ユーザは身体部位(または、非ユー
ザ物体)を用いたモード移動用入力ユニットに対する操作を続けて維持しつつ、正確なUI
SWIを含む追加のユーザ入力を提供する。一例として、ユーザは、前記入力ユニットとの
接触を維持し、指をあるGUIから他のGUIに動かすことができる。したがって、ユー
ザは誤ったモードに移動した後、再び正確なモードに移動しなければならない不便さを甘
受する必要がなくなる。
【0922】
本明細書の前記第1例示的側面の二十二番目の実施形態の場合、ターミナルは現在モ
ード、取得したUISWI、前記サブ入力に相応する新規モード、現在モードや新規モードに
付与された接近権限などに対する多様な情報をユーザに知らせることができ、このために
、ターミナルは多様なハードウェア要素やソフトウェア要素を活用することができる。し
たがって、ユーザは、[1]自身が正確なユーザ入力または正確なUISWIを提供したのか
否か、[2]現在モードに付与された接近権限、[3]自身が既に提供したり、または、
現在提供しているUISWIに相応する新規モードにターミナルが付与した接近権限、[4]
自身が提供したり、または、現在提供しているUISWIに相応する新規モードにてユーザが
駆動できるハードウェア要素やソフトウェア要素(すなわち、接近権限の範囲及び深さ)
、または、[5]ターミナルが現在モードからUISWIに相応する新規モードに移動した後
、ユーザが追加で得るように(または、失うように)なる接近権限などを容易に知ること
ができる。
【0923】
上述の特性を具現するために、ターミナルは、接近権限の多様な特性と関連した[1
]視覚的通知信号、[2]聴覚的通知信号、[3]触覚的通知信号、この組み合わせなど
を用いることができる。これ以外にも、[1]ユーザに特定の情報を知らせることができ
たり、または、[2]ユーザの注意を引くことができる限り、ターミナルは他の方法を使
用することもできる。ターミナルは、主映像ユニットまたはメイン出力ユニットのスピー
カーや振動器などのように、既存のデータ処理機器でよく使用されるユニットを用いて前
記信号を生成することができる。または、ターミナルは、追加の映像ユニット、追加のス
ピーカーまたは追加の振動器などが含まれた追加の出力ユニットを用いて前記信号を生成
することもできる。
【0924】
ユーザに、現在モード、ユーザが意図した新規モード、ユーザが提供したUISWIに相
応する新規モード、各モードに付与された接近権限や前記モードと関連したその他の情報
を提供することにより、ユーザは自身が正確なUISWIを提供したのか(または、提供して
いるのか)を容易に確認することができる。また、ユーザは、新規モードにて自身が実行
できる(または、していない)作業を確認することができ、したがって、現在モードに留
まるべきか、それとも新規モードに移動するべきかを決定することができる。したがって
、前記構成に従ってユーザはさらに精巧にターミナルを駆動することができ、さらに正確
な決定を下すことができ、自分のミスを矯正することもできるなど、さらに便利に継ぎ目
のない作業を実行することができる。
【0925】
ターミナルは、実際に新規モードに移動する前、新規モードに対する通知信号をユー
ザに提供することができる。または、ターミナルはユーザがモード移動用入力ユニットの
センサにUISWIを提供する最中に通知信号を生成するものの、ユーザが[1]UISWIの提供
を完了する前、[2]モード移動用入力ユニットのセンサから自身の指を離す前、[3]
前記センサからスタイラスを離す前、[4]ターミナルに自身のイメージ提供を完了する
前、または、[5]前の[1]~[4]のうちの一つを完了した直後、通知信号をユーザ
に提供することができる。もちろん、上述の第1例示的側面の実施形態で例示したように
、ターミナルはモード移動前の新規モードと関連した多様な情報を映像ユニットに表示す
ることができる。
【0926】
本明細書の前記第1例示的側面の二十三番目の実施形態の場合、ターミナルは映像ユ
ニットやこの均等ユニットに1以上の視覚的通知信号を表示することにより、ユーザに多
様な情報を知らせることができる。一例として、映像ユニットは、[1]現在モード、[
2]UISWIに相応する新規モード、[3](ターミナルがユーザの意図を把握できる場合
)正確な新規モードまたは(ユーザ習慣や人工知能で)推定された正確な新規モード、[
4]各モードに付与された接近権限、[5]ユーザが新規モードにて駆動できるハードウ
ェア要素やソフトウェア要素、[6]ユーザが新規モードにて駆動できる(または、でき
ない)ハードウェア要素またはソフトウェア要素、または、[7]前記モードと関連した
その他の詳細情報などに対するテキストまたはイメージを表示することができる。
【0927】
このために、映像ユニットは、前記情報を伝達できるアイコン、テキスト、物体、動
画、イメージなどのような多様な視覚的通知信号を映像画面に表示することができる。ま
たは、ターミナルは、その他の追加の視覚的通知信号を伝達することができ、前記追加の
視覚的信号の例としては、アイコン、テキスト、物体、動画、イメージまたは背景の[1
]色(明るさ、色調または対比など)、[2]大きさや形、[3]パターン、[4]位置
、[5]配列、または、[6]前の[1]~[5]の組み合わせなどがある。このような
視覚的信号を映像ユニットに表示することにより、ターミナルは、ユーザをして自身がど
んなモードにてターミナルを駆動しているのか、現在モードにおける駆動や実行の限界、
自身が正確なサブ入力を提供したのかどうかなどを容易に分かるようにできる。
【0928】
このように、ターミナルは、視覚的通知信号を映像ユニットに表示することができ、
このために、1以上の既存のハードウェア要素を駆動することにより、視覚的通知信号を
生成することができる。これとは異なり、ターミナルは、1以上の追加のハードウェア要
素を含むことにより、視覚的通知信号を生成することもできる。後述では、このような視
覚的通知信号を生成するための多様な方法を例示する。
【0929】
前記二十三番目の実施形態の一番目の詳細な形態のターミナルは、視覚的通知信号を
生成する通知ユニットとしてメインシステムの1以上のハードウェア要素を活用し、前記
視覚的信号の色、前記色の明るさや色調、大きさや形、配列または向きを操作することが
できる。[図9A]は、通知ユニットで使われ得るメインシステムの映像ユニットを例示
し、前記映像ユニットは多様なテキスト(一例として、現在モードや新規モードの名称)
、イメージ、アイコンなどを表示するものの、前記表示はターミナルが駆動中である現在
モード、ユーザが伝達した(または、伝達中である)UISWIに相応する新規モードを示す
こともできる。ターミナルは、[1]映像ユニット52の特定の部位に該当する通知ユニ
ット65Aに視覚的信号を表示したり、または、[2]映像ユニット52が含む多数の部
位それぞれに前記視覚的信号を相違した時点に表示することができる。特に、前の[2]
の場合、映像ユニット52全体が通知ユニット65Aで活用されると見なすことができる
【0930】
図9A]に表示はしなかったが、通知信号は、[1]ユーザが現在(または、新規
)モードにて駆動できたり駆動できないハードウェア要素またはソフトウェア要素のリス
ト、[2]ユーザが現在(または、新規)モードにて使用できる(または、できない)オ
プションや機能のリスト、または、[3]モード移動後にユーザが追加で駆動できる(ま
たは、これ以上駆動できない)ハードウェア要素やソフトウェア要素のリストなどを含ん
でもよい。ターミナルは、UISWIの名称や種類、特定階層の全体または特定の部分、ユー
ザが現在モードから移動できる新規モードのリストなどを表示することもできる。
【0931】
ターミナル(または、映像ユニット)は、[1]ユーザの注意を引くために通知信号
を点滅させたり(blink)、または、[2]通知信号の形、大きさ、色または位置などを
変化させることができる。ターミナルは、通知信号を伝達するために前記映像ユニットの
一部分のみを用いることもできる。したがって、ターミナルは、通知信号を映像ユニット
52の特定の部位に表示する間、映像ユニット52の他の部位に日常的データ(一例とし
て、日付、時間、新しく入ってきた電子メールやテキスト、迫り来る日程に対するアラー
ムなど)を表示することができる。
【0932】
ターミナルは、メインシステムの主映像ユニット52の代わりに副映像ユニットに通
知信号を表示することもでき、この時、前記副映像ユニットは、[1]主映像ユニット5
2の映像画面より小さい映像画面を有したり、[2]通知信号を白黒で表示したり、また
は、[3]主映像ユニット52より単価が低いこともある。また、副映像ユニットは、主
映像ユニット52が位置した面と同じ面に装着されてもよい。または、映像ユニットが多
数のセグメントを含む場合、主(または、副)セグメントは主(または、副)映像ユニッ
ト52として利用されるが、副(または、主)セグメントは視覚的通知信号を表示する通
知ユニットとして用いられてもよい。[図9A]の通知ユニット65Aのその他の構成上
または作業実行上の特性は、[図7A]~[図7F]及び[図8A]~[図8E]の通知
ユニットの前記特性と同一または類似する。
【0933】
前記二十三番目の実施形態の二番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、多様な視覚
的通知信号を表示するために主映像ユニットを呼び出す必要がない通知ユニットを含む。
このために、前記通知ユニットは、1以上の発光体(すなわち、既存のランプ、LEDな
ど)を含み、これを用いて現在モードや新規モード、各モードに付与された接近権限、各
モードにて駆動できる(または、できない)ハードウェア要素やソフトウェア要素のリス
トなどに対する情報をユーザに知らせることができる。[図9B]は多数の発光体を含む
通知ユニットの例示であり、前記通知ユニットはターミナルの左側端に沿って垂直に配置
された多数のLEDを含む。通知ユニット65AのLEDは、ユーザに多様な情報を伝達
することができ、このために、[1]特定のLEDを点けたり消したり、[2]特定のL
EDを点滅させたり、[3]LEDの色または明るさを操作したり、[4]特定の順序に
従ってLEDを点けたり点滅させたり、[5]LEDが点いている期間または消えている
期間を操作したり、または、[6]前記点灯または点滅の間の時間的空白を操作すること
ができる。ユーザがLEDを容易に確認できる限り、ターミナルは任意の数のLEDをタ
ーミナルの任意の位置に配置することができる。また、前記LEDは全て同一であったり
、2以上のLEDは残りのLEDに比べて相違した形、大きさ、色、明るさ、向きなどを
有してもよい。
【0934】
通知ユニット65Bは、UISWIと関連した視覚的通知信号を生成するので、ターミナ
ルは通知ユニットまたは発光体をモード移動用入力ユニット近くに装着することにより、
ユーザがモード移動用入力ユニットを操作する間、自身が正確なUISWIを提供したのかど
うか容易に確認するようにできる。または、ユーザがUISWIを提供する間、モード移動用
入力ユニットを見る必要がない場合、ターミナルは通知ユニットをモード移動用入力ユニ
ットから離れた位置に装着することもできる。一例として、ターミナルは、上述の発光体
を活性化用入力ユニット、認証用入力ユニットまたはその他の入力ユニットの上部、周囲
または近くに装着することができる。
【0935】
ターミナルがタッチスクリーン形態の映像ユニットを含む場合、ターミナルは、前記
映像ユニット(または、特定部位)を通知ユニットまたは前記通知ユニットの発光体で使
用して視覚的通知信号を生成することができる。または、既存のデータ処理機器がよく使
用するハードウェア要素がユーザに現在モードや新規モード、前記モードの接近権限、ユ
ーザが特定モードにて実行できる作業などを知らせる視覚的通知信号を生成できる限り、
ターミナルは前記既存の要素を発光体として利用することができる。[図9B]で例示し
た通知ユニット54Bのその他の構成及び作業実行上の特性は、[図7A]~[図9A
の通知ユニットの前記特性と同一または類似する。
【0936】
前記二十三番目の実施形態の三番目の詳細な形態のターミナルは、多数のサブユニッ
トを含む1以上の通知ユニットを含み、この時、各サブユニットは、前記[図9A]~[
図9C]の多様な通知ユニットに該当するか、または、主映像ユニットに比べて小さかっ
たり簡単に構成された主映像ユニットと同一であってもよい。[図9C]は、視覚的通知
信号を表示できる追加の映像ユニットで駆動され得る通知ユニット65Cの例示である。
したがって、前記通知ユニット65Cは、[図9A]の通知ユニット65Aが提供する多
様な情報を表示したり、または、これを簡単な形態で表示したり、または、前記通知ユニ
ット65Cは、[図9B]の通知ユニット65Bが提供する多様な情報を表示することが
できる。このような観点から見れば、[図9C]の通知ユニット65Cは、[1][図9
A]の主映像ユニット52の一部分に該当する通知ユニット65Aの小さいバージョンと
見なすことができたり、[2][図9B]の通知ユニット65Bの高級バージョンと見な
すことができる。
【0937】
図9C]のように、通知ユニット65Cは、メイン入力ユニット20の隣に装着さ
れ、現在(または、新規)モード、それぞれのモードに付与された接近権限、各モードに
て駆動できるハードウェア要素またはソフトウェア要素、または、各モードにて実行でき
る多様な作業などに対する情報を表示することができる。もちろん、前記通知ユニット6
5Cは、ユーザが容易に通知信号を見ることができる他の位置に装着されてもよい。
【0938】
ターミナルは、通知ユニット65Cを操作することにより、上述の情報を多様な時点
に表示することができる。一例として、通知ユニット65Cは、[1]モード移動と同時
に、[2]モード移動直後、[3]モード移動以降の特定の期間以内に、前記通知信号を
表示することができる。または、通知ユニット65Cは、ターミナルがモードを移動する
前に視覚的通知信号を表示することもできる。一例として、ターミナルは、ユーザがどん
な新規モードに移動するのか確認してこそモードを移動できるように構成することもでき
る。または、ユーザがモード移動用入力ユニット25を続けて操作する間、通知ユニット
65Cは多様な通知信号を表示することができる。通知ユニットに表示されたUISWIが正
しければ、ユーザは自身の身体部位(または、非ユーザ物体)をモード移動用入力ユニッ
ト25から分離し、これに対応してターミナルはモードを移動する。しかし、通知ユニッ
トに表示されたUISWIが間違えた場合、ユーザはモード移動用入力ユニット25との接触
を維持したまま、自身の身体部位(または、非ユーザ物体)を前記入力ユニット25の上
で動かすことができる。このような構成は、継ぎ目のない作業はもちろん、ユーザが意図
しなかったモードに移動した後、追加のUISWIを提供して意図した新規モードに移動する
ことになる苦労を避けることができるという恩恵を提供することができる。[図9C]の
通知ユニット54Cのその他の構成上または作業実行上の特性は、[図7A]~[図9B
]の通知ユニットの前記特性と同一または似ている。
【0939】
前記二十三番目の実施形態の四番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、相違した見
解要素を用いて、[図8D]及び[図8E]と類似の視覚的通知信号を提供することがで
きる。[図9D]は多数のサブユニット65Dを含み、前記サブユニット65Dを用いて
多様な視覚的通知信号を生成できる他の通知ユニットの例示である。[図9D]の通知ユ
ニットは、メイン入力ユニット20の周囲に配置され得る形と大きさを有するサブユニッ
ト65D四つを含む。各サブユニット65Dは、UISWIを含むユーザ入力を取得すること
ができ、前記ユーザ入力はUIACTまたはUITHENを含んでもよい。特に、前記サブユニット
65Dは、[図9B]のように既存の発光要素(一例として、LED)を含んだり、[図
9C]のように既存の映像要素を含んでもよい。
【0940】
前記通知ユニットの各サブユニット65Dは、点いたり消えたり、点滅したり、色が
変わったり、または、ユーザが提供したUISWIと関連したテキストを表示することができ
、これにより、ユーザは現在(または、新規)モード、多数のモードを定義する階層、前
記階層の各モードに付与された接近権限、前記モードにてユーザが実行できる作業などに
対する情報提供を受けることができる。ターミナルは、任意の数のサブユニット65Aを
含んでもよく、各サブユニット65Dは、ユーザが通知信号を容易に見ることができる限
り、ターミナルの周囲または上部などのような任意の位置に装着されてもよい。一例とし
て、ターミナルは、単一のサブユニット65Dを含んでもよく、これは、[図9C]の通
知ユニット65Cと類似してもよい。または、ターミナルは多数のLEDを含み、これを
サブユニット65Dとして用いることができ、これは、[図9B]の通知ユニットとつ維
持してもよい。[図9D]の通知ユニット65Dのその他の構成または作業実行上の特性
は、[図7A]~[図9C]の通知ユニットの前記特性と同一または類似する。
【0941】
前記二十三番目の実施形態の五番目の詳細な形態の場合、ターミナルはモード移動用
入力ユニットを含むが、ユーザはメイン入力ユニットを基準としてモード移動用入力ユニ
ットを動かすことができ、これにより、モード移動用入力ユニットの位置、向きまたは配
置が変わってもよい。または、ターミナルはモード移動用入力ユニットを含むが、ユーザ
はメイン入力ユニットを基準としてモード移動用入力ユニットを回転することができ、こ
れにより、モード移動用入力ユニットの向きや角度が変わってもよい。前記モード移動用
入力ユニットを操作するユーザは、特に、ターミナルが2~3個のモードの間で駆動する
時、自身がターミナルを駆動中であるモードを容易に確認することができる。ターミナル
が3以上のモードを定義する階層で駆動される場合、前記入力ユニットはオプションでそ
の上またはその周辺に追加の視覚的またはテキスト表示を含んでもよい。特に、前記表示
は、各モードを示すので、ユーザは自身が現在のターミナルを駆動するモードを容易に確
認することができる。
【0942】
前記[図9A]~[図9D]の多様な通知ユニット及びこれらの均等ユニットにおい
て、ターミナルは、通知ユニットが生成する多様な視覚的通知信号を多様なUISWIと同期
化(synchronize)することもできる。一例として、ユーザは、上述のようにモード移動
用入力ユニット25に力を加えたり、前記ユニット25の少なくとも一部分と接触したり
、または、その他の方法で前記ユニット25の少なくとも一部分を操作することにより、
UISWIを提供することができる。ユーザが特定の期間の間、前記ユニット25を続けて操
作すれば、ターミナルはユーザ入力を受信し、これからUISWIを取得し、多数の視覚的通
知信号のうち取得されたUISWIに相応する視覚的通知信号を生成し、前記通知信号を通知
ユニット65に表示することができる。前記視覚的通知信号が自身の意図(すなわち、前
記入力ユニットが取得したUISWIが意図したUISWI)に相応することを確認したユーザは、
前記入力ユニットに対する操作を止めることができる。ターミナルは、これに対応して、
前記入力ユニットが取得したUISWIを確認し、UISWIに基づいてモードを移動することがで
きる。
【0943】
しかし、視覚的通知信号が自身が意図した新規モードに相応しないことを確認すれば
、ユーザは、ターミナルが自身が意図したUISWIを取得した後、これを通知ユニット65
に表示する時まで、モード移動用入力ユニット25に対する修正された操作を継続するこ
とができる。または、ターミナルは、ユーザが自分のミスを矯正する機会を提供しないま
ま、ロック(または、制限的)モードに移動したり映像ユニットを消すことができる。
【0944】
本明細書の前記第1例示的側面の二十四番目の実施形態の場合、ターミナルは、スピ
ーカーまたはこの均等ユニットを用いて1以上の「聴覚的通知信号」を表示することによ
り、ユーザに多様な情報を知らせることができる。一例として、映像ユニットは、[1]
現在モード、[2]UISWIに相応する新規モード、[3](ターミナルがユーザの意中を
把握できる場合)正しいモードまたは(ユーザの習慣または人工知能を利用した)推定さ
れた正しいモード、[4]各モードに付与された接近権限、[5]新規モードにてユーザ
が駆動できるハードウェアやソフトウェア要素、[6]新規モードにてユーザが駆動でき
る(または、できない)ハードウェア要素やソフトウェア要素、または、[7]前記モー
ドに対する詳細な情報などを示す音を生成することができる。
【0945】
一例として、通知ユニットは、特定階層が定義する多数のモードそれぞれに相応する
多数の聴覚的信号を生成することができる。もちろん、ターミナルは多数の聴覚的信号そ
れぞれをそれぞれのモードと1対1、m対1、1対n、または、m対nのマッチング形態
で相応させることができる。これに対応して、ターミナルは、UISWIに相応する新規モー
ドに移動することができる。ひとまず、通知ユニットが聴覚的通知信号を生成すれば、ユ
ーザは前記信号を聞いて自身がターミナルを駆動中であるモードを確認したり、ターミナ
ルが移動する新規モードを確認したり、前記モードにてユーザに付与された接近権限を確
認したり、前記モードにてどれだけ多い作業を実行できるのかなどを確認することができ
る。
【0946】
通知ユニットは、多様な静的特性や動的特性に基づいてユーザが各信号を区分できる
ように多様な聴覚的通知信号を生成することができる。このために、ターミナルは、聴覚
的通知信号の波動特性を操作することができ、前記特性の例としては、前記信号の[1]
ボリュームまたは大きさ、[2]音の高さまたは周波数、[3]期間、[4]長さ、また
は、[5]前記信号に含まれた時間的空白(一例として、連続信号やビープ、すなわち、
beep)の有無などがある。聴覚的信号が多数の聴覚的パルスを含む列(train)の場合、
前記特性の追加の例としては、前記列に含まれたパルスの[1]数、[2]大きさ、[3
]期間や長さ、または、[4](パルス内部に含まれた)時間的空白などがある。
【0947】
ターミナルは、通知ユニットを音声命令方式(voice command mode)で駆動すること
ができ、この場合、モード移動用入力ユニットは、ユーザの音声命令からUISWIを取得し
たり、または、音声通知信号を生成することもできる。したがって、ユーザは、ターミナ
ルに話すことによりUISWIを提供したり、ターミナルの音声説明から自身が提供したUISWI
またはターミナルが取得したUISWIを確認することができる。
【0948】
ターミナルは、ユーザが聞くことができる聴覚的通知信号を生成できるハードウェア
要素を通知ユニットとして使用することができる。一例として、ターミナルは、メイン出
力部材に装着された既存のスピーカーを前記通知ユニットとして使用することができる。
または、ターミナルは、前記聴覚的信号を生成する外装スピーカーを含んでもよい。また
、ターミナルは、スピーカーまたは音声生成ハードウェア要素を含む脱着機器と結合する
こともできる。
【0949】
ターミナルは、メイン出力ユニットのスピーカーまたは追加のスピーカーを駆動して
ビープまたは多数のビープを含む列を生成することもできる。一例として、前記通知ユニ
ットは、大きさ、音の高さまたは期間が相違した単一のビープを生成し、ユーザにUISWI
、現在(または、新規)モード、各モードに付与された接近権限、または、前記モードに
て駆動できるハードウェアまたはソフトウェア要素を知らせることができる。また、通知
ユニットは、聴覚的通知信号の静的または動的特性を操作することにより、人間の音声、
楽器の音、金属性の音、やわらかい音、刺々しい音などを生成することができる。
【0950】
ターミナルは多数のビープを含む列を生成するものの、前記列の多様な特性を操作す
ることにより、ユーザに現在モード、ターミナルが移動しようとするモードなどを知らせ
ることができる。一例として、ターミナルは、前記列の期間、前記列に含まれたビープの
数、前記列の各ビープの期間、ビープに含まれた時間的空白の数、前記空白の長さ、前記
特性の比率、または、前記特性の時間的または空間的な平均などを操作することができる
【0951】
本明細書の前記第1例示的側面の二十五番目の実施形態の場合、ターミナルは振動器
またはこの均等で1以上の触覚的通知信号を表示することにより、ユーザに多様な情報を
知らせることができる。一例として、映像ユニットは、[1]現在モード、[2]UISWI
に相応する新規モード、[3](ターミナルがユーザの意図を把握できる場合)正確なモ
ードまたは(ユーザの習慣と推定した、または、AIで推定した)正確であると推測され
るモード、[4]各モードに付与された接近権限、[5]新規モードにてユーザが駆動で
きるハードウェア要素またはソフトウェア要素、[6]ユーザが新規モードにて駆動でき
るように(または、できないように)なるハードウェアまたはソフトウェア要素、または
、[7]前記モードと関連したその他の情報などを示す振動を生成することができる。
【0952】
このために、ターミナルは、既存の電気式振動器、機械式振動器、電気-機械式振動
器、振動やその他の触覚的信号を生成できる触覚的要素などの通知ユニットを含んでもよ
い。また、ターミナルは、前記触覚的信号それぞれを特定階層が定義する多数のモードと
1対1、m対1、1対n、または、m対nのマッチングにより相応させることができる。
通知ユニットを用いて触覚的通知信号を単一の振動、多数の振動の列(train)、タッチ
の形態で生成することにより、ターミナルは、ユーザに現在モード、ユーザが移動しよう
とする新規モード(一例として、ユーザが意図するUISWI)、(モード移動用入力ユニッ
トが取得したUISWIにより)ターミナルが移動する新規モード、各モードに付与された接
近権限、または、前記モードにてユーザが実行できる作業などを知らせることができる。
【0953】
ユーザは触覚的信号を感知し、前記信号または前記信号の静的または動的特性により
、どんな新規モードに移動することになるのか分かる。この時、前記信号の静的、動的特
性の例としては、前記信号の強さ、前記信号の長さ(すなわち、期間)、多数の触覚的信
号の列、前記列に含まれた信号の個数、前記列に含まれた時間的空白などがある。ユーザ
は前記触覚的信号の周波数を感知し、現在モードまたは移動する予定のモードなどを知る
こともできる。ターミナルは、メイン出力部材に装着された既存の振動器を触覚的通知ユ
ニットとして使用することができる。または、ターミナルは、上述の振動を生成できる別
途の振動器を含んでもよい。
【0954】
上述の視覚的、聴覚的または触覚的信号を生成する多様な通知ユニットは、必ずター
ミナル内部に装着される必要はない。一例として、ターミナルは、ユーザが着用するウェ
ラブル機器を活用することもできる。したがって、ターミナルがウェラブル機器に制御信
号を伝送すれば、前記機器はこれに相応する視覚的、聴覚的または触覚的信号を生成し、
これをユーザに伝達することができる。前記ウェラブル機器の例としては、時計、リスト
バンド、アームバンド、手袋、指輪、ゴーグル、メガネ、ヘルメット、帽子、ベルト、ネ
ックレス、ブレスレット、イヤリング、ネイルチップ、靴はもちろん、その他のユーザが
移動式で着用できる機器などがある。ターミナルは、ユーザが着用しない脱着機器と結合
した後、前記機器が上述の通知信号を生成するようにできる。
【0955】
上述のように、ターミナルは、階層が定義する多数のモードそれぞれで駆動すること
ができる。また、ターミナルは、各階層を示す多様な通知信号を生成することができ、こ
れにより、ユーザは自身がどんな階層でターミナルを駆動しているのか、また、前記階層
にはどんなモードが定義されているのか容易に確認することができる。または、モード移
動用入力ユニット(または、メイン入力ユニット)は、多数の各モードに相応する制御信
号を生成することができる。
【0956】
ターミナルは、視覚的、聴覚的または触覚的通知信号を生成する上述の通知ユニット
を含んだり、または、モード移動用入力ユニット及び通知ユニットを用いて前記通知信号
を生成することもできる。または、ターミナルは、前記通知ユニットをモード移動用入力
ユニットと統合することもできる。
【0957】
ターミナルは、通知ユニットを多様なモード移動用入力ユニットと同期化することに
より、[1]ユーザがUISWIをターミナルに提供すると同時または直後、[2]ターミナ
ルがUISWIに相応する新規モードで移動する前、または、[3]ユーザがモード移動用入
力ユニットの操作を継続する限り、通知ユニットがユーザに視覚的、聴覚的、触覚的通知
信号などを提供するようにできる。したがって、ユーザは、[1]自身がどんなUISWI
提供したのか、[2]ターミナルが取得したUISWIが自身が意図した新規モードに相応す
るのか、または、[3]UISWIが自身が意図した新規モードに相応しない場合、これを矯
正するためのアクションを取るのかどうかなどを容易に確認することができる。
【0958】
4-12.第1構成-互換性
【0959】
上述の第1構成では、単一のロックモードと単一の解除モードを定義する階層におい
て駆動するターミナルを中心に、これに対する多様な実施形態と詳細な形態を説明したが
、上述の実施形態及び詳細な形態は任意の数の解除モード、中級モードまたはロックモー
ドなどを定義し、各モードに同一、類似または相違した接近権限を付与する階層で駆動す
るターミナルにも同一に適用されてもよい。
【0960】
このような観点から見れば、上述のターミナルは、1以上のロックモード、1以上の
解除モードと1以上の中級モードを定義する階層で駆動されてもよく、前記ターミナルは
オフ状態または電源が切れた状態から、ロックモードを経ないまま、直接中級モードに移
動することができる。同様に、中級モードにて駆動中であるターミナルもやはり、ロック
モードを経る必要なしに、直接オフ状態や電源が切れたモードに移動することができる。
また、前記ターミナルは、中級モードから解除モードまたはロックモードに移動すること
もできる。したがって、前記第1構成の作業実行上の特性のうちオフ状態や電源が切れた
状態からロックモードへの移動に関連した特性は、オフ状態や電源が切れた状態から中級
モードへの移動にも適用されてもよい。また、前記第1構成の作業実行上の特性のうちロ
ックモードからオフ状態や電源が切れた状態への移動に関連した特性もやはり、中級モー
ドからオフ状態や電源が切れた状態への移動にも適用されてもよい。
【0961】
上述の第1構成の特定の実施形態の特定の詳細な形態の多様な特性は、前記特性が相
反しない範囲において、[1]同一の第1構成の同一の実施形態の相違した詳細な形態に
も適用されてもよく、[2]同一の側面の相違した実施形態の相違した詳細な形態にも適
用されてもよく、または、[3]本明細書の相違した側面の相違した実施形態の相違した
詳細な形態にも適用されてもよい。
【0962】
本明細書の第1例示的側面(すなわち、上述の第1構成)の多様な実施形態または詳
細な形態において例示したターミナルの構成上または作業実行上の変形や修正は、本明細
書の他の例示的側面の相違した実施形態または詳細な形態と互換されてもよい。したがっ
て、第1例示的側面の特定の実施形態または詳細な形態の特定の特性の変形や修正は、相
違した例示的側面の他の実施形態や詳細な形態にも適用されてもよい。
【0963】
また、上述の第1例示的側面の多様なターミナルのその他の構成上または作業実行上
の特性及びこの変形や修正は(後述の適用、含む、代替または結合が互いに契約しない限
り)、[1]本明細書の相違した側面、実施形態や詳細な形態の相応する特性に適用され
たり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代替したり、[
4]前記相応する特性によって代替されたり、または、[5]前記相応する特性と結合さ
れてもよい。
【0964】
5.第2構成-ロックCPUユニットを含むロックシステム
【0965】
本明細書の第2構成に該当する本明細書の第2例示的側面のターミナルは、1以上の
メインシステムと1以上のロック(または、中級)システムを含み、前記メイン(または
、ロック)システムは、1以上のメイン(または、ロック)ユニットを含んでもよく、そ
れぞれのメイン(または、ロック)ユニットは、1以上のメイン(または、ロック)ハー
ドウェアユニットまたは1以上のメイン(または、ロック)ソフトウェアユニットを含ん
でもよい。これにより、各メイン(または、ロック)ユニットは特定の作業を実行し、こ
れにより、特定の機能を遂行することができる。
【0966】
前記セクション4と同様に、本明細書の第2構成によるメインシステムは解除モード
にて駆動され、1以上の[1]メインCPUユニット、[2]メイン入力ユニット、[3
]メイン出力ユニット、[4]メインメモリユニットを含み、オプションで他のメインユ
ニットを含んでもよい。また、前記第2構成によるロックシステムはロックモードにて駆
動され、1以上の[1]ロックCPUユニット、及び、[2]ロックメモリユニットを含
み、オプションでロックビューア及びロック入力ユニットなどのようなその他のロックユ
ニットを含んでもよい。第2構成のロックシステムはロックCPUユニットを含み、した
がって、前記ロックシステムはメインシステムとは完全に(または、部分的に)独立して
1以上の作業を実行することができる。また、ロックCPUユニットを含むことにより、
前記ロックシステムはロックビューアを必要としないことがある。特に、ロックCPUユ
ニットがロックビューアが実行する全ての作業を実行できる場合、前記ロックシステムは
ロックビューアを含まないことがある。
【0967】
ロックCPUユニットの性能によって変わり得るが、ロックシステムはロックモード
にてロック作業を実行する時、メインシステムからどんな構成上または作業実行上の助け
も必要としないことがある。したがって、メインシステムのメインCPUユニットやメイ
ン運営体系などを駆動する必要なしに、ロックシステムはロックCPUユニットだけを駆
動することによりロック作業を実行することができる。したがって、前記第1構成に比べ
て、第2構成のターミナルでは、ロックシステムの多様なユニットをメインシステムの多
様なユニットから物理的にまたは作業実行上より容易に隔離することができる。
【0968】
ロックCPUユニットを含む第2構成のロックシステムはより多くの数のユニットを
駆動することができ、これにより、さらに多様なロック作業を実行することができ、さら
に多様な機能も遂行することができる。その結果、第2構成による多様なターミナルは、
ユーザに強化されたセキュリティ、向上した完全性及び高まった個人情報の保護を提供す
ることができる。後述では、第2構成による多様なターミナルのロックシステム及びメイ
ンシステムを詳細に説明するものの、第1構成の特性と同一の特性に対する説明は省略す
る。
【0969】
図10A]は、本明細書の第2構成による例示的データ処理ターミナルのブロック
線図である。特に、[図10A]は、単一のメインシステム20及び単一のロックシステ
ム60を含むターミナルの例示として、前記システムとこれらの多様なユニットは多数の
抽象的層で描写し、前記ユニットは矢印を含む多様な経路を介して物理的にまたは作業実
行上連結されてもよい。
【0970】
図10A]において多様なユニットを連結する多様な線は、多様なユニットが物理
的にまたは作業実行上連結される「経路」であり、前記ユニットは前記経路を介して命令
信号を伝達したり、データを伝送したり、各種の操作を実行することができる。ただし、
図10A]の経路は例示に過ぎず、他のユニットも追加の経路を介して連結されてもよ
い。一例として、メインCPUユニット30とメイン運営体系34は、[図10A]の他
のユニットを駆動することができる。ただし、説明の便宜のため、[図10A]は全ての
経路を表示しない。後述では第2構成のターミナルのメインシステムとロックシステムの
詳しい内容と共に、[図10A]の多様なユニットを連結する経路も説明する。
【0971】
5-1.第2構成-メインシステム
【0972】
本明細書の前記第2構成(すなわち、第2例示的側面)の一番目の実施形態の場合、
ターミナルのメインシステム10は、第1構成のメインシステムと関連して説明したこと
がある多様なユニット及び多様なハードウェアまたはソフトウェア要素を含む。また、メ
インシステム10の各ユニットは、1以上のハードウェア要素またはソフトウェア要素を
含む。
【0973】
図10A]の例示のように、一例として、メインシステム10は1以上のメイン入
力ユニット20、メインCPUユニット30、メイン運営体系34、メイン(ソフトウェ
ア)アプリ35、メインメモリユニット40、メイン出力ユニット50を含み、第2構成
の前記各ユニットは第1構成のターミナルの相応するユニットと同一または類似する。
【0974】
特に、メインCPUユニット30は、第1構成のようにCPU、ファームウェア及び
アセンブラを含む。また、メインシステム10の各ユニットは、第1構成のターミナルの
メインシステムの相応するユニットと同一または類似し、本明細書の他の例示的側面のタ
ーミナルの相応するユニットと同一または類似する。したがって、メインシステム10の
多様なユニットに対する詳細な説明は省略する。
【0975】
ただし、ロックCPUユニット70を含む第2構成のロックシステム60は、ロック
ビューア71やオプションのロックメモリユニット80を駆動するためにメインCPUユ
ニット30またはメイン運営体系34を呼び出す必要がない。したがって、第2構成のタ
ーミナルのメインシステム10に対する詳細な内容は、後述で説明するように第1構成に
よるターミナルのメインシステムに対する詳細な内容と相違し得る。このような相違点を
除けば、第2構成のメインシステム10のその他の詳細な内容は、(詳細な文脈により自
明になる修正、付加、省略などを勘案すれば)第1構成のメインシステムの詳細な内容、
または、本明細書の他の例示的側面で説明した他のターミナルのメインシステムの詳細な
内容と同一または類似する。
【0976】
5-2.第2構成-ロックシステム
【0977】
本明細書の前記第2例示的側面の二番目の実施形態のターミナルは、メインシステム
10以外に1以上のロックシステム60を含む。ロックシステム60は、ロックCPUユ
ニット70を含み、オプションでロックビューア71及びロックメモリユニット80はも
ちろん、図面に表示しなかったロック運営体系、ロック出力ユニットを含んでもよい。
【0978】
ロックCPUユニット70は、1以上の[1]ロックCPU、[2]ロックファーム
ウェア、[3]ロックアセンブラを含み、ロックモードにて多様な機能を遂行することが
でき、前記機能は解除モードにて駆動するメインCPUユニット30の機能と同一または
類似する。したがって、ロックCPUユニット70に含まれるハードウェア要素やソフト
ウェア要素により、ロックシステム60は、[1]第1構成で説明したことがあるロック
ビューアで駆動したり、[2]第1構成または第2構成のメインシステム10の単純なバ
ージョン(すなわち、さらに低い機能実行)に該当したり、または、[3]第1構成また
は第2構成のメインシステム10より簡単であれるが、第1構成のロックシステムと比較
すると、より多くの機能を有したシステムと見なすことができる。
【0979】
これとは異なり、ロックシステム60は、[図10A]のロックビューア71とは異
なるロックCPUユニット70を含んでもよい。[図10A]に表示しなかったが、ロッ
クシステム60はロックCPUユニット70と共に駆動し、ユーザがロックシステム60
の1以上のハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動できるように助けるロック運営体
系を含んでもよい。
【0980】
上述のように、ロックCPUユニット70は、一般的に基本演算作業、論理作業、制
御作業、入出力作業などを遂行することにより、コンピュータプログラムの基本命令語を
遂行するロックCPUを含む。前記ロックCPUユニット70は、オプションでロックフ
ァームウェアとロックアセンブラを含んでもよく、ロックファームウェアは、ロックシス
テム60の多様なハードウェア要素に対する制御、データ監視や操作などを提供する反面
、ロックアセンブラは、既存のCPU、ファームウェアまたはアセンブラと同様に目的コ
ード(object code)を生成し、プログラム修正後に面倒な計算または住所アップデート
などを格納することができる。
【0981】
これとは異なり、ロックCPUユニット70は、既存のCPU、ファームウェアまた
はアセンブラの最小限の機能を遂行することもできる。前記ロックCPUユニット70は
、基本命令語の一部を遂行したり、ロックシステム60の多様なハードウェア要素に対す
る部分制御、部分データ監視、または、部分データ操作を提供することができる。一般的
に、ロックCPUユニット70がより多くの機能を保有するほど、ロックCPUユニット
70はより多くの作業を実行することができ、より多くの機能を遂行することができる。
このような観点から見れば、ロックビューアだけ含む前記第1構成のターミナルのロック
システム60は、最も少ない機能を有したロックシステムと見なすことができる。
【0982】
ロックシステム60は、オプションでロック運営体系を含んでもよいものの、前記ロ
ック運営体系は、メイン運営体系34の最小の機能または他の既存の運営体系の最小の機
能だけを保有することにより、ロックシステム60の多様なハードウェア要素またはソフ
トウェア要素を管理することができる。したがって、ロックCPUユニット70とロック
運営体系を含むロックシステム60は、自身のソフトウェア要素に多様なサービスを提供
することができ、前記サービスの例としては、ソフトウェア要素の駆動、プロセッサ時間
及びメモリの割り当て、または、ロックシステムの入出力ハードウェア要素の駆動などが
ある。
【0983】
したがって、ロックCPUユニット70を含む第2構成のロックシステム60は、第
1構成のロックシステムとは区別されてもよい。すなわち、第2構成のロックシステム6
0は、メインCPUユニット30やメイン運営体系34を呼び出さずに作業を実行するこ
とができる。また、第2構成のロックシステム60は、メインCPUユニット30、メイ
ン運営体系34の事前の許可なしに特定作業を実行することができる。
【0984】
ターミナルにロックCPUユニット70またはロック運営体系を含めることにより、
ターミナル製造会社またはアプリ開発者は、運営体系供給者の事前の許可または事前の同
意なしに、ロックCPUユニット70と共に前記ロックシステム60をターミナルに装着
することができる。その結果、第2構成によるターミナルは、メインシステム10を着手
する前、ユーザがロックシステム60を選択してこれを着手するようにできる。したがっ
て、ターミナルは、メインシステム10を物理的にまたは作業実行上完全にまたは部分的
にロックシステム60から隔離することができる。
【0985】
ロックシステム60は、第1構成のロックビューアと類似のロックビューア71を含
んでもよい。ロックビューア71は制限された機能の(ソフトウェア)アプリであるため
、ユーザは如何なるデータやファイルも編集、生成または修正できないこともある。一例
として、ロックビューア71は、ファイルビューア、イメージビューア、ウェブブラウザ
またはその他のビューアのような既存のビューアやブラウザに該当し得る。ロックCPU
ユニット70は、ロックビューア71を駆動できるドライバやロック運営体系を含むこと
により、前記ビューア71を駆動することができる。第2構成のロックビューア71のそ
の他の構成上または作業実行上の特性は、第1構成のロックビューアの特性と同一または
類似する。
【0986】
ロックシステムにロックビューア71を含むのか否かは、一般的にロックCPUユニ
ット70の機能を考慮して決定することができる。一例として、ロックビューア71が実
行できる作業をロックCPUユニット70が全て実行することができない場合、ロックビ
ューア71がないロックシステム60はロックビューア71が実行できる作業を全て実行
することができないので、ターミナルはロックビューア71を必要とすることもある。
【0987】
しかし、ロックビューア70がロックモードにて実行可能な全ての作業をロックCP
Uユニット70が実行できる場合、ターミナルはロックビューア71を含まないことによ
り、重複構成を避けることもできる。しかし、このような重複構成にもかかわらず、ロッ
クビューア71を含むターミナルはユーザに多様な恩恵を提供することができる。この一
番目の恩恵としては、ロックCPUユニット70以外にもロックビューア71を含むこと
により、ロックCPUユニット70が汚染されたり誤作動したりしても、ユーザは依然と
してロックビューア71を作動できるという点である。もちろん、この反対も成立すると
ころ、ユーザはロックCPUユニット70をファイルビューア、イメージビューアやウェ
ブブラウザとして使用することができる。
【0988】
ロックビューア71を含むことによる二番目の恩恵は、ターミナルがロックCPUユ
ニット70からのメインシステム10の隔離を最大化できるという点である。一例として
、ターミナルがロックビューア71を含まなければ、ターミナルは作業実行上ロックCP
Uユニット70をメインシステム10に連結しなければならないこともあり、一例として
、メインシステム10がロックシステム10のユニットを駆動することが好ましい場合が
このような場合の例である。しかし、ロック作業実行中にロックシステム60にミスで悪
性ウイルスが浸透すれば、メインシステム10がより多くのロックユニットを駆動するほ
どウイルスがメインシステム10に浸透する可能性もまた増加する。したがって、ターミ
ナルがロックビューア71により多くのビューイング(viewing)業務を割り当てる一方
、ロックCPUユニット70にさらに少ないビューイング業務を割り当てるほど、ターミ
ナルはメインシステム10とロックCPUユニット70との間の作業実行上の結合を最小
化にすることができ、これにより、メインシステム10が汚染される事故も減らすことが
できる。
【0989】
ロックシステム60は、オプションで第1構成のロックメモリユニットと類似のロッ
クメモリユニット80を含んでもよい。したがって、ロックメモリユニット80はロック
モードにてロック作業を実行して得た「結果物」の全部または一部を格納することができ
る。このために、ユーザは、手動で格納予定の結果物をマークして、前記格納予定の結果
物を削除(または、部分削除)作業から除外させることができる。その結果、ターミナル
が新規モードに移動した後にも格納予定の結果物はロックシステム60に残留することが
できる。または、ターミナルは、特定の基準に基づいて適応的に格納予定を選択すること
ができ、前記基準の例としては、結果の種類やコンテンツ、ユーザが結果物を処理した期
間、ユーザが特定のウェブサイトに留まった期間、ユーザに対する統計やユーザ選好度な
どがある。
【0990】
ロックメモリユニット80は、ロックモードにてロック作業を実行して得た「結果物
」を臨時に(または、永久的に)格納する業務を担当する。ターミナルは、ロックシステ
ム60で実行したロック作業、ロックモードにてダウンロードしたまたは得た前記「結果
物」、または、ロックシステム60に格納されたり残留したりする「結果物」が、メイン
メモリユニット40またはメインシステム10の他のメインユニットに悪影響を及ぼした
りこれを汚染させることができないように防止することができる。したがって、ユーザが
ロックビューア71を駆動できたり、前記「結果物」をロックメモリユニット80に格納
できたり、または、ロックメモリユニット80からデータを回収できる場合、ターミナル
は、[1]メインシステム10をロックシステム60の1以上のユニットから隔離したり
、[2]ロックシステム60に格納されたり残留したりする「結果物」をユーザがメイン
システム10のメインメモリユニット40に格納できないようにしたり、または、[3]
上述の削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行することができる。
【0991】
ロックシステム60は、オプションでUISWを含むユーザ入力を受信するように指定さ
れたモード移動用入力ユニットなどと同じロック入力ユニットを含んでもよい。前記モー
ド移動用入力ユニット25は、ユーザ入力からUISWIを取得できるセンサを含んでもよい
。モード移動用入力ユニット25は、メイン入力ユニット20とは相違した別個のハード
ウェア要素の形態で製作されたり、または、(UIACT取得のための)活性化用入力ユニッ
ト、(UITHEN取得のための)認証用入力ユニットまたは2以上の相違した(ユーザ)サブ
入力を取得できるメイン入力ユニット20などと結合された形態で製作されてもよい。
【0992】
前記第1構成で説明したように、モード移動用入力ユニット25は、[1]メイン入
力ユニット20とは距離をおいて配置(一例として、ある入力ユニットはターミナルの右
側面に、他の入力ユニットは前面に配置)されたり、[2]メイン入力ユニット20の隣
に配置されたり、または、[3]メイン入力ユニット20と一体型の物体として製作され
てもよい。モード移動用入力ユニット25は、メインシステム10のハードウェア要素、
ロックシステム60の要素、または、ターミナル自体のハードウェア要素と見なすことが
できる。
【0993】
ロックシステム60は、オプションでロック出力ユニット90を含んでもよい。ロッ
ク出力ユニット90は、ロックモードにてロック作業を実行して得た静的または動的イメ
ージを表示したり、または、音を再生することもできる。このために、追加のスピーカー
や映像ユニットを装着する代わりに、ロックシステム60はメインシステムの主映像ユニ
ットまたはメインスピーカーを駆動することにより、ロックモードにて前記イメージを表
示したり前記音を再生することができる。
【0994】
上述のように、ターミナルは、メインシステム10から完全にまたは部分的に独立し
て駆動できる第2構成によるロックシステム60を含んでもよい。ロックシステム60は
ターミナルの内部に装着されてもよいが、これとは異なり、ユーザがターミナルに脱着式
で結合、分離してロックシステム60で使用できる別個の物体として製作されてもよい。
一例として、上述のロックシステム60は、[1]ロックCPUユニット、ロックメモリ
ユニット、その他のロックユニットを含む外部USB形態の機器、[2]1以上のロック
ユニットを含む外部メモリチップ(または、カード)、[3]1以上のロックユニット7
0を含む携帯用メモリチップ(または、カード)、または、[4]1以上のロックユニッ
トを含む既存のメモリチップ、メモリカードまたはメモリ機器などの形態で製作すること
ができる。前記外部ロックシステム60は、格納空間が許諾する限り、ロック運営体系も
ロックメモリユニット80を含んでもよい。
【0995】
ターミナルは、ユーザが着用可能なウェラブル機器形態で製作された第2構成のロッ
クシステム60を駆動することができ、前記ウェラブル機器の例は上述したことがある。
前記ウェラブル機器、脱着機器などに装着されたロックシステム60は、無線でターミナ
ルまたはメインシステム10と作業実行上結合することができる。
【0996】
下で詳しく説明するが、ターミナルが解除モードからロックモードに移動する場合、
メインシステム10はロックシステム60の1以上のハードウェア要素やソフトウェア要
素を解除モードにて駆動することもできる。これとは反対に、ターミナルがロックモード
から解除モードに移動する場合、ロックシステム60はロックモードにてメインシステム
10の1以上のハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動することもできる。この
ような構成は、ターミナルがさらに容易に、さらに早く、または、さらに継ぎ目なしにモ
ードを移動するようにできる。
【0997】
ロックシステム60が制限された機能のロックCPUユニット70を含めば、ロック
システム60は、メインCPUユニット30またはメイン運営体系34を呼び出してロッ
ク(または、メイン)システム60、10のハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動
することができる。もちろん、前記構成の相互依存性によってロックシステム60は、メ
インシステム10は言うまでもなく、自身60のハードウェア要素またはソフトウェア要
素に接近して駆動するのも難しいこともある。
【0998】
このような観点から見れば、前記ロックCPUユニット70は、メインCPUユニッ
ト30、メイン運営体系34及びその他のメインユニットなどとは独立してメインシステ
ム10のハードウェアやソフトウェア要素を駆動できるという恩恵を提供する。特に、前
記ロックシステム00がどれだけ容易にメインシステム10の多様な要素及びユニットを
駆動できるかは、ロックCPUユニット70の機能の範囲や深さなどによって決定される
。しかし、ロックCPUユニット70の機能の範囲または深さとは関係なく、前記ロック
システム60はロックCPUユニット70を含まないロックシステムとは相違するように
作業を実行し、相違するように機能を遂行することができる。ロックシステム60が最小
限の機能を備えたロック運営体系を含む場合、ターミナル製造会社または配給会社は、メ
イン運営体系34とロック運営体系とをターミナルに共に装着することができ、ユーザが
メイン運営体系34とロック運営体系とを同時にまたは順番に着手するようにできる。前
記構成のターミナルは、メインCPUユニット30、メイン運営体系34またはメインシ
ステム10全体と完全に独立してロックシステムを着手することもできる。
【0999】
前記第2構成のターミナルは、ロックシステム60が上述の「結果物」の一部をメイ
ンメモリユニット40の代わりに前記システム60自体に容易に格納することもできると
いう恩恵も提供する。一例として、ロックシステム60は、結果物の少なくとも一部分を
多様な臨時メモリセクタ(一例としてデータバッファ、キャッシュ、クリップボード、リ
サイクルビンなど)に格納することができる。また、ロックシステム60は、ロックモー
ドにてロック作業を実行して得た重要な「結果物」をユーザスペースはもちろん、ロック
CPUユニット70のカーネルスペースに格納することもできる。
【1000】
上述のように、第2構成によるロックCPUユニット70は、ロックシステム60は
もちろんターミナル自体の活用に相当な融通性を提供することができる。このようなロッ
クCPUユニット70のその他の細部的内容は後述で説明するものの、第2構成によるロ
ックシステム60のその他の構成上または作業実行上の特性は、上述の第1構成のロック
システムの前記特性と同一または類似する。
【1001】
5-3.第2構成-作業及び実行順序
【1002】
本明細書の前記第2例示的側面の三番目の実施形態の場合、ターミナルは上述のメイ
ンシステム10及びロックシステム60を含み、多様な作業を実行して、多様な機能を遂
行する。前記三番目の実施形態の一番目の作業の場合、映像ユニットが消えているオフ状
態でターミナルは第1ユーザ入力を受信し、前記入力に含まれたUISWIに基づいてどんな
モードに移動するのか決定することができる。前記ロックCPUユニット70を含む前記
ターミナルは、[1]ロックCPUユニット70にだけロックモードにて多様なロック作
業を実行できる機能を割り当てたり、または、[2]前記機能をロックCPUユニット7
0及びメインCPUユニット30に分散させることができる。ターミナルは前記機能をロ
ック運営体系にだけ割り当てたり、または、メイン運営体系34にだけ割り当てることも
できる。
【1003】
また、ターミナルはロックモードにおける多様なデータ格納課題を、[1]ロックメ
モリユニット80にだけ割り当てたり、または、[2]ロックメモリユニット80とメイ
ンメモリユニット40に分散させることができる。ターミナルは、削除(または、部分削
除)作業の実行課題を、[1]ロックCPUユニット70にだけ割り当てたり、[2]ロ
ックCPUユニット70及びメインCPUユニットに分散させたり、[3]ロック運営体
系にだけ割り当てたり、または、[4]ロック運営体系とメイン運営体系34に分散させ
ることができる。したがって、ターミナルは、ロックシステム60に格納されたり残留し
たりする結果物の一部または全部を削除することができる。
【1004】
ロックCPUユニット70とロックメモリユニット80を含むロックシステム60は
、多様な形、大きさ、構成で製作することができる。一例として、ターミナルは、前記ロ
ックユニットを内部に含む一方、物理的にまたは作業実行上メインシステム10を前記ロ
ックユニットから隔離することができる。これとは異なり、1以上のロックユニットは、
ターミナルに脱着が可能なように付着または連結可能な外部ユニット、または、携帯用ユ
ニットで製作することができ、上述の多様な方法でターミナルと連結されてもよい。多数
のターミナルが互いに連結されている場合、特定のターミナルのロックシステムは、1以
上の他のターミナルにおいて(ユーザ認証作業を実行した後または実行しないまま)ロッ
クシステムとして用いることができる。
【1005】
前記三番目の実施形態の二番目の作業の場合、映像ユニットが点いたオン状態でター
ミナルがロックモードにて駆動する最中に、ターミナルは第1ユーザ入力を受信する。ロ
ックCPUユニット70またはメインCPUユニット30は、前記入力に含まれたUISWI
に基づいてどんなモードに移動するのかを決定する。また、ロックメモリユニット80ま
たはメインメモリユニット40は、ロックモードにて多様なロック作業を実行して得た結
果物の全部または特定の部分を格納することができる。
【1006】
前記ターミナルは、既にロックモードにて駆動中だったため、ターミナルが第1ユー
ザ入力を受信した時点もやはり既にターミナルがロックシステム60の駆動を開始した後
である。したがって、前記ロックシステム60は多様なロックユニットを駆動することに
より第1ユーザ入力を受信し、これからUISWIを取得し、モードを移動して、また、オプ
ションで削除(または、部分削除)作業を実行することができる。ロックCPUユニット
80やロック運営体系に十分な機能が付与された場合、ロックシステム60はユーザ認証
作業を実行することができる。そうでない場合、ターミナルは1以上のメインユニットを
呼び出して駆動することにより、前記作業を実行することができる。
【1007】
前記三番目の実施形態の三番目の作業のターミナルは、解除モードにて駆動中の第1
ユーザ入力を受信する。すなわち、前記ターミナルは、映像ユニットも既に点いたオン状
態にある。ロックシステム60は第1ユーザ入力からUISWIを取得し、ターミナルはこれ
に基づいて解除モードに留まるのか、または、解除モードから移動する新規モードを決定
することができ、前記新規モードの例としては、[1]ターミナルがさらに広いか又は狭
い接近権限を付与した、さらに非制限的モード(一例として、他の解除モード)、[2]
ターミナルがさらに狭い接近権限を付与した制限的モード(一例として、ロックモード)
、または、[3]ターミナルが一つ観点からは狭い接近権限を付与するが、他の観点から
はさらに広い接近権限を付与した類似のモードなどがある。前記ターミナルがロックCP
Uユニット70及びメインCPUユニット30も含むため、前記CPUユニットのうちの
一つは、[1]ターミナルが現在モードに留まるべきか、または、新規モードに移動すべ
きかを決定したり、または、[2]ロックシステム60に格納されたり残留したりする結
果物のうち、どんな部分を削除したりまたは格納したりするべきかを決定することができ
る。ターミナルは、ロックモードにてロック作業を実行して得た結果物をロックメモリユ
ニット80またはメインメモリユニット40のうちの1以上に格納することができる。
【1008】
上述の第2構成のデータ処理ターミナルの作業実行に対するその他の詳細な内容は(
詳細な文脈に従って自明になる修正、付加、省略などを勘案した場合)第1構成のターミ
ナルの作業実行関連の内容と同一または類似し、本明細書の他の例示的側面のターミナル
の作業実行関連の内容とも同一または類似し得る。
【1009】
5-4.第2構成-第1ユーザ入力及び第2ユーザ入力
【1010】
本明細書の前記第2例示的側面の四番目の実施形態の場合、ターミナルは多様なユー
ザ入力を受信することができ、この時、ユーザ入力はUISWIを含み、オプションでUITHEN
またはUIACTを含んでもよい。前記第1ユーザ入力の受信(または、前記サブ入力のうち
1以上の取得)に対応し、ターミナルは、[1]映像ユニットを続けて消えたまま維持し
たり(すなわち、オフ状態)、[2]ロックシステム60を着手し(または、着手後)ロ
ックモードに移動してロック画面を表示したり、[3]メインシステムを着手し(または
、着手後)解除モードに移動してホームスクリーンを表示したり、または、[4]基本設
定システムを着手し(または、着手後)基本設定モードに移動して基本設定画面を表示す
るものの、この時、基本設定モードは多様な中級モードのうちの一つであってもよい。こ
れとは異なり、ターミナルは、第1ユーザ入力に対応して相違した作業を実行することも
できる。
【1011】
したがって、前記四番目の実施形態の一番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、オ
フ状態でUIACTを含む第1ユーザ入力を受信し、前記入力はUITHENまたはUISWIを含むか又
は含まなくてもよい。この一番目のケースのターミナルは、ユーザ認証をせず、したがっ
て第1ユーザ入力はUITHENを含む必要がない。その結果、ターミナルは、UIACTに対応し
て映像ユニットを点けて、ロックモードにてロックシステム60を着手する。その後、タ
ーミナルはユーザ認証作業を実行できたり、第2ユーザ入力を受信してモードを移動する
ことができる。
【1012】
前記第1ユーザ入力がUIACT及びUITHENを含む二番目のケースの場合、ターミナルは
映像ユニットを消した状態で維持し、第1ユーザ入力の受信に対応して認証作業を実行す
ることができる。ユーザが認証に失敗すれば、ターミナルは映像ユニットを消したまま維
持し、続けてオフ状態に留まる。しかし、ユーザが認証に成功すれば、ターミナルは映像
ユニットを点けて、解除モードに移動することができる。
【1013】
前記第1ユーザ入力がUIACT及びUITHENを含む三番目のケースのターミナルは、第1
ユーザ入力の受信に対応して映像ユニットを点け、ロックモードにてロックシステム60
を着手することができる。ユーザが認証に失敗すれば、ターミナルは続けてロックモード
に留まるが、ユーザが認証に成功すれば、ターミナルは解除モードに移動することができ
る。
【1014】
上述の一番目のケースのターミナルは、映像ユニットの活性化を条件としてモード移
動をする場合であるが、前記二番目及び三番目のケースのターミナルは、ユーザ認証を条
件としてモード移動をするケースに該当し、したがって、前記ターミナルはUISWIを取得
しなくてもモードを移動することができる。または、前記場合はUIACTやUITHENがUISWI
役割を担当する場合と見なすこともできる。
【1015】
前記四番目の実施形態の二番目の詳細な形態の場合、ターミナルはオフ状態でUIACT
とUITHENを含む第1ユーザ入力を受信し、前記入力はUISWIを含んだり含まなくてもよい
。この一番目のケースの場合、ターミナルは認証作業を実行し、その後、[1]ユーザが
認証作業に失敗すれば映像ユニットを消したまま維持したり、または、[2]ユーザが認
証作業に成功すれば映像ユニットを点けることができる。
【1016】
この二番目ケースの場合、ターミナルはUIACTの取得に対応して映像ユニットを点け
て、ロックシステム60を着手し、映像ユニットにロック画面を表示する。ターミナルは
映像ユニットの活性化の前、同時または後にユーザ認証作業を実行することができる。ユ
ーザが認証作業に失敗すれば、ターミナルは、[1]映像ユニットを消したり、または、
[2]ロックモードに留まることができる。ユーザが認証作業に成功すれば、ターミナル
は解除モードに移動して映像ユニットにホーム画面を表示することができる。
【1017】
前記一番目及び二番目ケースにおいて、ターミナルはユーザ認証の結果を条件として
モードを移動することができる。従って、本四番目の実施形態の一番目の詳細な形態の場
合のように、ターミナルはUISWIを取得しなくてもモードを移動することができる。また
は、この場合はUIACTやUITHENがUISWIの役割を担当する場合と見なすことができる。
【1018】
前記四番目の実施形態の三番目の詳細な形態の場合、ターミナルはオフ状態でUISWI
、UIACT及びUITHENを全て含む第1ユーザ入力を受信する。この一番目のケースの場合、
ターミナルは映像ユニットを点けて、これと同時に認証作業を実行し、ユーザ認証作業の
結果に応じて特定モードに移動することができる。したがって、ターミナルは、ユーザが
認証作業に失敗または成功することにより、ロックモードまたは解除モードに移動するこ
とができる。ターミナルは、上述の活性化作業またはユーザ認証作業と同時にモードを移
動することができる。前記ケースは、一般的に順次的スイッチングに該当するが、選択的
スイッチングに適用されてもよい。
【1019】
この二番目ケースのターミナルは、映像ユニットを点けて、これと同時に認証作業を
実行し、ユーザ認証作業の結果及びUISWIにより特定モードに移動することができる。し
たがって、ユーザが認証作業に成功すればターミナルはUISWIにより多数の相違したモー
ドのうちのあるモードに移動することができる。前記ケースは、一般的に選択的スイッチ
ングに該当し得る。
【1020】
この三番目のケースの場合、ターミナルは映像ユニットを点けた後、一定期間が過ぎ
ればユーザ認証作業またはモード移動作業を実行する。したがって、ターミナルは活性化
作業実行後、順番にユーザ認証作業やモード移動作業を実行することができる。また、ユ
ーザが移動しようとするモードが制限的モードまたはさらに制限的モードである場合、タ
ーミナルはユーザ認証作業を実行しないことがある。しかし、ターミナルが既に三つのサ
ブ入力を全て取得したので、前記ターミナルは、活性化作業、認証作業及びモード移動作
業を全て実行することもできる。
【1021】
前記四番目の実施形態の四番目の詳細な形態の場合、ターミナルが電源が切れた状態
で第1ユーザ入力を受信すれば、ターミナルは上述の詳細な形態のように駆動することが
できる。ただし、前記詳細な形態と本詳細な形態との相違点は、[1]第1ユーザ入力を
受信した入力ユニットが電源を点けるための入力ユニットや、[2]電源を点けるための
前記入力ユニットがUISWIまたはUITHENを取得できるセンサを含んだり、または、[3]
ターミナルの電源を点ける作業は一般的にロックモードにてロックシステムを着手するよ
うにするので、前記第1ユーザ入力はUIACTを含まないこともあるという点である。
【1022】
前記四番目の実施形態の五番目の詳細な形態の場合、ターミナルは始動状態であり、
また、オン状態でUIACT、UITHEN及びUISWIを全て含む第1ユーザ入力を受信する。ユーザ
がモード移動用入力ユニットに第1ユーザ入力を提供すれば、ターミナルはこの受信に対
応してUISWIを取得し、多様なモード移動時点にUISWIに相応する新規モードに移動するこ
とができる。ターミナルが接近権限が狭い現在モードから接近権限がさらに広い新規モー
ドに移動する場合、ターミナルは上述の認証作業を追加で実行することができる。
【1023】
前記第2構成により、多数のユーザ入力を受信するデータ処理ターミナルの作業実行
に対するその他詳細な内容は(詳細な文脈に従って自明になる修正、付加、省略などを勘
案した場合)第1構成のターミナルの作業実行関連の内容と同一または類似し、本明細書
の他の例示的側面のターミナルの作業実行関連の内容とも同一または類似し得る。
【1024】
5-5.第2構成-ロックCPUユニット
【1025】
本明細書の前記第2例示的側面の五番目の実施形態の場合、ロックシステム60は、
上述の1以上のロックCPUユニット70を含んでもよい。一般的に、ロックシステム6
0の前記ロックCPUユニット70は、[1]メインシステム10のメインCPUユニッ
ト30と同一または類似のユニット、[2]メインCPUユニット30と類似のユニット
や機能が制限されたユニット、または、[3]メインCPUユニット30が実行できない
1以上の作業を実行できるユニットと見なすことができる。
【1026】
構成によって変わり得るが、ロックシステム60は(カーネルを含むまたは含まない
)ロック運営体系を含んでもよい。前記ロック運営体系は、[1]メイン運営体系34と
同一または類似したり、[2]メイン運営体系と類似するが、メイン運営体系34より制
限的機能を有したり、または、[3]メイン運営体系34が実行できない作業を1以上実
行することができる。ターミナルは、オプションでロック運営体系をロックCPUユニッ
ト70と共に駆動することができる。
【1027】
ただし、前記ロックCPUユニット70の最小限の機能は、直ちにロックモードにて
多様なロック作業を実行することである。したがって、ロックCPUユニット70はメイ
ンCPUユニット30の単純化(または、簡略化)バージョンと見なすこともできる。し
たがって、ターミナルは、前記ロック作業を実行するのに十分な、最小限の機能のみをロ
ックCPUユニット70に付与することができる。上述の説明は、ロック運営体系にも同
様に適用されてもよく、したがって、ターミナルは、[1]多様なロック作業を実行でき
る機能、または、[2]上述のロック作業実行時、ロックCPUユニット70を補完する
のに十分な機能などをオプションユニットであるロック運営体系に付与することができる
【1028】
これとは異なり、一部のユーザは、ロックモードにてロックシステム60でより洗練
された作業を遂行することを所望すると同時に、洗練された作業を実行することで得る結
果物に対する削除(または、部分削除)作業を実行することを所望することもあり、上述
の洗練された作業の例としては、[1]バハマまたはケイマン諸島所在の銀行に関連した
金融取引、または、[2]ユーザの極めて個人的な日常の事などがある。すなわち、ユー
ザが前の[1]や[2]と関連したロックモードの記録に対する痕跡を残さないことを所
望する場合である。
【1029】
このような場合、ターミナルは、ロックシステム60に前記システム60の全てのハ
ードウェア要素及びソフトウェア要素を駆動できる十分な接近権限を付与し、必要な場合
、メインシステム10の要素の一部(または、全部)を駆動できる接近権限を付与するこ
とができる。このために、ターミナルは、ロックモードにて前記作業を実行できる十分な
機能をロックCPUユニット70に付与することもできる。同様に、ターミナルは、ロッ
ク運営体系に十分な機能を付与することにより、ロック運営体系が[1]上述のロック作
業を実行したり、または、[2]ロックCPUユニットが前記ロック作業を実行するよう
に補助することができる。
【1030】
ロックCPUユニット70は、上述の第1構成のロックビューアが実行できる多様な
作業を実行したり、または、第1構成のロックビューアが機能が不足したり接近権限が不
足したりして実行できない作業を実行することもできる。ロックCPUユニット70は、
メインシステム10のメインCPUユニット30に従属するユニットで使用されてもよく
、この時、前記ユニット70は、[1]メインCPUユニット30と協同したり、[2]
前記協同のためにメインCPUユニット30やメインシステム10のその他のユニットを
呼び出し(call)するか、または、[3]ロック(または、メイン)システム60、10
の多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動することもできる。
【1031】
本明細書の前記第2例示的側面の六番目の実施形態の場合、ターミナルは、ロックシ
ステム60の多様な要素を多様な構成に従って配置することができる。この一番目の詳細
な形態の場合、ターミナルは、ロックシステム60全体とメインシステム10全体とをタ
ーミナル内部に含んでもよい。この場合、メインシステム10は、物理的にまたは作業実
行上ロックシステム60と隔離されてもよい。
【1032】
前記多様な配置に対する二番目の詳細な形態の場合、ロックシステム60の1以上の
ロックユニットがターミナルと脱着式で連結され得る携帯用機器や脱着機器に装着されて
もよい。その結果、ロックCPUユニット70、オプションであるロック運営体系、オプ
ションであるロックメモリユニット80、またはロックビューア71のうちの1以上は、
前記携帯用機器または脱着機器(以下、「脱着機器」と通称)に装着されてもよい。
【1033】
前記二番目の詳細な形態の一番目のケースの場合、ロックCPUユニット70はター
ミナルに装着される反面、脱着機器はロックメモリユニット80を含み、オプションでロ
ックシステム10の他のユニットも含んでもよい。その結果、ターミナルに装着されたロ
ックCPUユニット70はロック作業を実行し、オプションで脱着機器に装着されたロッ
クメモリユニット80からデータまたは結果物を回収したり、または、ロックモードにて
ロック作業を実行して得た結果物をロックメモリユニット80に格納することができる。
【1034】
ロック運営体系はロックCPUユニット70と共にターミナルに装着されたり、また
は、ロックメモリユニット80と共に脱着機器に装着されてもよい。ロックメモリユニッ
ト80も脱着機器またはターミナルに装着されてもよい。また、ターミナルは、モード移
動用入力ユニット25のようなロック入力ユニットをターミナルや脱着機器に装着するこ
とができる。ロックシステム60がロック映像ユニットまたはロックスピーカーなどのよ
うなロック出力ユニットを含む場合、前記ロック出力ユニットもやはりターミナルや脱着
機器に装着されてもよい。
【1035】
ロックCPUユニット70またはロック運営体系は、削除(または、部分削除)作業
を実行するものの、前記作業を[1]脱着機器に装着されたロックメモリユニット80に
残留したり格納された結果物に対し、[2]ターミナルに位置したロックCPUユニット
70の臨時メモリセクタに残留する結果物に対し、または、[3]前の[1]と[2]の
全てに対して実行することができる。すなわち、ロックシステム60は、現在使用する脱
着機器を新規の脱着機器によって代替され得る使い捨て機器として取り扱うことができる
。特に、以前のセッションまたは現在のセッションにおいて、ロックモードにてロック作
業を実行している最中に、現在の脱着機器に浸透した悪性ウイルスが前記機器を汚染させ
たり誤作動させたりするようにすれば、ユーザは現在の脱着機器を使い捨て機器として取
り扱って処分し、新規の脱着機器でこれを代替することができる。
【1036】
強化されたセキュリティ、向上した完全性及びメインシステム10に格納されたデー
タの保護強化以外にも、上述の構成は、ユーザに集中した拠点(hub-and-spoke)を提供
するという追加の恩恵を提供する。一例として、ターミナルに装着された単一のロックC
PUユニット70は、多数の脱着機器と一度に一つずつ連結されてもよい。これにより、
ユーザは適当な脱着機器を選択し、これをターミナルと連結して、ユーザの目的または要
求に基づいて多様なロック作業を実行することができる。または、ユーザは、第1脱着機
器をターミナルと連結して業務を処理し、第2脱着機器をターミナルと連結して家族の事
を処理する反面、第3脱着機器をターミナルと連結して個人的な事を処理することができ
る。
【1037】
ロックCPUユニット70がロックモードにてロック作業を実行して得た「結果物」
を脱着機器で伝送したり、または、脱着機器から結果物を回収する時、ターミナルは前記
結果物が、[1]ロックCPUユニット70に悪影響を及ぼさないように、[2]ターミ
ナルに位置したメインシステムに悪影響を及ぼさないように、または、[3]ターミナル
に位置したロックCPUユニット70と連結される脱着機器に悪影響を及ぼさないように
確認する必要がある。
【1038】
上述のように、ターミナルは多様な方法で削除(または、部分削除)作業を実行する
ことができる。一例として、ロックCPUユニット70は削除作業や部分削除作業を、[
1]脱着機器に対してのみ、[2]ロックシステム60のうちターミナルに装着された部
分に対してのみ、[3]ロックシステム60がロック作業を実行するために要請(call)
したメインシステム10の部分に対してのみ、[4]前の[1]及び[2]の全てに対し
て、または、[5]前の[1]~[3]の全てに対して、実行することができる。前の[
2]のターミナルは、脱着機器内部に残留する結果物は削除しないため、前記構成により
ユーザはロックモードにてロック作業を実行することで得た結果物をそれぞれの脱着機器
に保管することができ、これにより、ユーザは次のセッションでロックシステム60に残
留する前記結果物を用いて多様なロック作業を続けて実行できるという長所を提供する。
メインCPUユニット30もやはり、本段落の前の[1]~[4]で例示した削除作業を
実行することができる。
【1039】
上述の多様な配置に対する三番目の詳細な形態の場合、ロックシステム全体を脱着機
器に装着することができ、これにより、前記脱着機器自体を別個の、自給自足できるロッ
クシステム60と見なすこともでき、前記ロックシステム60はロックモードにて多様な
ロック作業を実行したり、適正な結果物を格納したり、削除(または、部分削除)作業を
自主的に実行することもできる。前記構成を用いてユーザは多数の脱着機器を一度に一つ
ずつターミナルと連結し、それぞれの脱着機器で特定モードにて多様なロック作業を実行
することができる。このために、ターミナルは、脱着機器と連結できるポートを含んでも
よい。または、ターミナルは脱着機器と無線で交信することができる。
【1040】
前記三番目の詳細な形態の一番目のケースの場合、ユーザはロックモードにて駆動す
るように構成された第1脱着機器をターミナルに連結することができる。その後、ユーザ
は、脱着機器に含まれたロックシステム60のハードウェア要素やソフトウェア要素を駆
動したり、または、メインCPUユニット30を用いて(一例として、メインCPUユニ
ットが特定の要素を駆動するように要請して)メインシステム10の1以上の要素を駆動
することにより、ロックモードにて多様なロック作業を実行することができる。または、
ユーザは、中級モード(一例として、半ロックモード)にて駆動するように構成された第
2脱着機器をターミナルに連結することができる。この場合、ユーザは、ロック(または
、メイン)システムの1以上のハードウェアまたはソフトウェア要素を駆動して中級作業
を実行することができる。
【1041】
前記脱着機器のそれぞれは、特定モードにて駆動するように構成することができるの
で、ターミナルは、メインシステム10をロックシステム60及び脱着機器に装着された
多様なロックユニットから物理的にまたは作業実行上容易に隔離することができる。また
、ある脱着機器が悪性ウイルスに感染したり汚染されたりしても、上述の効率的隔離によ
ってターミナル及びメインシステム10は如何なる被害も被らないことがある。
【1042】
[1]脱着機器がロック作業を実行できる機能を備えたロックCPUユニット70、
及び、[2]オプションで最小の格納容量を有するロックメモリユニット8を保有する限
り、脱着機器は経済的な価格で製作することができる。また、ユーザは、多数の脱着機器
を携帯し、相違した目的や用途に応じてこれに相応しい脱着機器を使用することができる
。もちろん、前記脱着機器は、[1]前記ウェラブル機器の形態で製作されたり、または
[2]ウェラブル機器の内部に装着されてもよい。
【1043】
ロックシステム60の一部が携帯用機器またはウェラブル機器に装着されれば、ター
ミナルは相違した削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行することができる。削
除(または、部分削除)作業に対する一番目のケースの場合、ターミナルは、削除(また
は、部分削除)作業を多様な状況で実行することができ、このような状況の例としては、
[1]ユーザが前記機器に装着されたロックシステム60の駆動を完了した後、ターミナ
ルに装着されたメインシステム10の駆動を(再び)開始しようとする場合、[2]ユー
ザがロックモードにてロック作業を実行することで得た結果物の処理を完了した場合、[
3]ターミナルが前記機器において、[3-1]悪性ウイルスを発見した場合、または、
[3-2]前記機器の誤作動を発見した場合、[3-3]ユーザが前記機器の(特定)容量
を超過する結果物を得た場合、または、[3-4]ユーザが前記機器を特定の期間を超過
して使用した場合などがある。
【1044】
削除(または、部分削除)作業に対する二番目ケースの場合、ターミナルは、削除(
または、部分削除)作業を下の状況でも実行することができ、前記状況の例としては、[
4]ユーザが[4-1]前記機器を休眠(sleep)状態に移動するためのユーザ入力を提供
したり、[4-2]前記機器に装着された映像ユニットまたは通知ユニットを消すための
ユーザ入力を提供したり、[4-3]前記機器の電源を消すユーザ入力を提供した場合、
[5][5-1]前記機器の電源を点けたまま前記機器をターミナルから分離する時、ま
たは、[5-2]前記機器の電源を遮断するために前記機器をターミナルから分離する時
などがある。このように本段落の多様な時点はもちろん、上の段落の多様な時点も本明細
書の「削除時点」に含まれる。また、上述のように、ターミナルは、[1]リアルタイム
、[2]暫定的、または、[3]事後的に前記削除(または、部分削除)作業を実行する
ことができる。
【1045】
ロックCPUユニット70は、ロックモードにてロックシステム60またはメインシ
ステム10のソフトウェアアプリを駆動してロック作業を実行し、前記アプリに指定され
た多様な機能を遂行することができる。また、メインCPUユニット30は、多様な目的
でロックCPUユニット70を呼び出し(call)することができ、前記目的の例としては
、[1]ロックメモリユニット80にデータ格納、[2]ロックメモリユニット80から
結果物の回収、[3]ロックシステム60に含まれたソフトウェアアプリの駆動及びこれ
を介した作業実行及び前記アプリに指定された特定の機能の実行、または、[4]ロック
ハードウェア要素またはロックソフトウェア要素の駆動などがある。また、ロックCPU
ユニット70は、メインCPUユニット30またはメイン運営体系34を多様な目的で呼
び出し(call)することができ、前記目的としては、[1]メインメモリユニット40の
駆動、[2]メイン出力ユニット50の駆動、または、[3]メイン入力ユニット20の
駆動などがある。ターミナルは、メインシステム10をして特定モードにて駆動中である
ロックCPUユニット70が適合した接近権限があるのか確認するようにすることができ
、そうではない場合、ロックCPUユニット70の呼び出しを拒否できるようにする。
【1046】
前記多様な詳細な形態において、ロックCPUユニット70は、削除(または、部分
削除)作業を実行したり、または、メインCPUユニット30を呼び出して前記ユニット
30と同時にまたは順番に削除(または、部分削除)作業を実行することができる。特に
、同時削除の場合、ロックCPUユニット70及びメインCPUユニット30は、削除(
または、部分削除)作業を同時に実行するものの、各CPUユニット30、70が実行す
るそれぞれの削除(または、部分削除)作業がターミナルのクロック周期のうちの1以上
の共通周期で互いに重なるようにする。順次的削除の場合、ロックCPUユニット70が
前記結果物の一部を削除し、その後、残りの結果物はメインCPUユニット30が削除す
ることができる。
【1047】
また、メインシステム10は、メインユニットに対する接近を厳格に制御することが
できる。一例として、メインシステム10は、[1]ロックシステム60のロックユニッ
トがメインシステム10のメインユニットを駆動できないようにしたり、[2]ロックシ
ステム60のロックユニットのうちの1以上の(しかし、全部ではない)ユニットがメイ
ンユニットを駆動できないようにしたり、または、[3]ロックモードにてロック作業を
実行して得た結果物がメインユニットに格納されないようにすることができる。上述のよ
うに、メインシステム10が主要素に対する接近を厳格に制御する限り、メインCPUユ
ニット30はメインシステム10の汚染や誤作動またはメインシステム10に対するハッ
キングの心配なしに、[1]ロックCPUユニット70を呼び出したり、[2]ロックC
PUユニット70がメインシステム10の特定のハードウェアまたはソフトウェア要素を
駆動するようにしたり、または、[3]ロックシステム60がメインCPUユニット30
を呼び出すことにより、メインCPUユニット30がメインシステム10の主要素を駆動
するようにできる。
【1048】
一般的に、ターミナルは、ロックモードより解除モードにより多くの接近権限を付与
するので、メインCPUユニット30は、ユーザ認証作業を必ずしも実行する必要なしに
ロックメモリユニット80にデータを格納することができる。一例として、メインメモリ
ユニット40の格納空間が不足すれば、メインCPUユニット30はロックメモリユニッ
ト80にデータを格納することができる。または、[1]特定のデータをメインメモリユ
ニット80よりロックメモリユニット80に格納することが好ましい時、[2]不慣れな
ウェブサイトからダウンロードしたデータがセキュリティ問題を惹起し得る時、または、
[3]ユーザが第三者が接近できたり、または、他人と共有できるメインメモリユニット
40に前記結果物を格納することを願わない時、ターミナルやユーザは前記データをロッ
クメモリユニット80に格納することができる。
【1049】
メインCPUユニット30は、多様な理由によってユーザまたはメイン運営体系34
の許諾なしにロックシステム10の一部を修正または変更するようにできる。前記理由の
例としては、[1]ロックシステム60の一部または全体がウイルスで汚染されたりハッ
キングされてターミナルが前記システム60を補修しなければならない場合、[2]ター
ミナルまたはユーザがロックシステム60に新規(ソフトウェア)アプリを装着しなけれ
ばならない場合、または、[3]メインCPUユニット30がロックメモリユニット80
にデータまたは結果物を格納する必要がある場合などがある。
【1050】
たとえターミナルがロックシステム60にメインシステム10に付与するだけの接近
権限を付与しなくても、ロックCPUユニット70をしてメインCPUユニット30を呼
び出したりまたはメインCPUユニット30を用いて直接または間接的にメインシステム
10の特定のユニットを駆動しなければならない状況が発生する場合、ターミナルは、ロ
ックCPUユニット70をしてメインCPUユニット30またはメインシステム10の他
のユニットの一部を変更したり修正したりできるように許諾することができる。一例とし
て、ロックCPUユニット70はメインCPUユニット30を呼び出し、前記ユニット3
0がロックシステム60に属したアプリを駆動して特定作業を実行するようにできる。ま
たは、ロックCPUユニット70はメインCPUユニット30やメインメモリユニット4
0を呼び出し、[1]ロックモードにてメインメモリユニット40から結果物を回収した
り、または、[2]前記結果物をメインメモリユニット40に格納するようにできる。ま
た、ロックCPUユニット70は直接的にまたは間接的にメインメモリユニット40を呼
び出して、[1]特定のメモリセクタを修正したり、または、[2]特定のデータを削除
することもできる。
【1051】
接近権限がさらに狭いロックモードにてターミナルを駆動するユーザが、さらに広い
接近権限が付与されたモードにて駆動するシステムを接近するように許諾する場合、これ
は、ターミナルのセキュリティや完全性に非常に不利なこともある。特に、ロックシステ
ムで信頼性のないウェブサイトを訪問して多様なロック作業を実行したユーザが解除モー
ドに移動すれば、前記ターミナルのセキュリティや完全性は大きい打撃を受けることがあ
る。したがって、ターミナルまたはユーザは、特定接近を制限することができ、また、こ
のような接近を特定の状況でだけ、または、特定の認証や許諾などがある場合にだけ許諾
することができる。
【1052】
本セクションの全ての詳細な形態において、特に、ターミナルに装着されたCPUユ
ニットが脱着機器、携帯用機器やウェラブル機器などの外部機器に装着されたユニットに
対して削除(または、部分削除)作業を実行する場合、ターミナルはメインCPUユニッ
ト30またはロックCPUユニット70のうち、あるユニットだけ削除(または、部分削
除)作業を有線または無線で実行するように構成することができる。前記機器は、充電用
電池または1以上の蓄電池を含み、これから前記作業の実行に必要な電力提供を受けるこ
とができる。本文章で説明した前記構成は、ロックシステム60の1以上のユニットが上
述の外部機器に装着される全ての場合に適用されてもよい。
【1053】
本セクションの全ての詳細な形態において、ターミナルは、「結果物」はもちろんロ
ックシステムに装着されたソフトウェアアプリに対しても削除(または、部分削除)作業
を実行することができ、この時、前記アプリは、[1]ターミナルの一部、または、[2
]脱着機器、携帯用機器またはウェラブル機器など外部機器の一部に装着されてもよい。
ターミナルがロックシステム60の少なくとも一部分を書式設定または初期化などの方法
で削除し、その結果、ロック運営体系の一部や前記アプリも削除する場合、ターミナルは
、ユーザがロック作業を実行するため、ロックシステム60を着手する前に、前記アプリ
やロック運営体系を再び装着しなければならない。このために、ターミナルは、メインC
PUユニット30やメイン運営体系が書式設定機能、初期化機能などを備えるようにし、
特に、[1]ロックメモリユニット80の少なくとも一部、または、[2]リックシステ
ム60やメインシステム10の臨時メモリセクタのうちの1以上のセクタに対する書式設
定や初期化を実行する機能を付与することができる。また、ターミナルは、メインCPU
ユニット30やメイン運営体系34をしてロック運営体系、特定のアプリ、前記アプリの
ドライバなどを再装着できるように許諾することができる。
【1054】
前記第2構成によるロックCPUユニットとメインCPUユニットの構成上または作
業実行関連のその他の詳細な内容は(詳細な文脈に従って自明になる修正、付加、省略な
どを勘案した場合)第1構成のターミナルのロックCPUユニットとメインCPUユニッ
トのその他の構成上または作業実行関連の内容と同一または類似したり、本明細書の他の
例示的側面のターミナルの前記の内容と同一または類似し得る。
【1055】
5-6.第2構成-ロックメモリユニット
【1056】
本明細書の前記第2例示的側面の七番目の実施形態の場合、ターミナルは、1以上の
ロックメモリユニット80を含んでもよく、前記ロックメモリユニット80はロックモー
ドにて多様なロック作業を実行して得たり、または、前記ロック作業の実行に関連した「
結果物」を臨時に、条件付きでまたは永久的に保管する機能を遂行する。ロックメモリユ
ニット80は、一般的にロックCPUユニット70によって呼び出され、「結果物」また
は前記データを格納できたり、または、前記データや結果物をロックCPUユニットに伝
送することができる。
【1057】
ロックメモリユニット80は、既存のメモリ機器と類似するように製作され、既存の
メモリ機器と類似するようにターミナルに装着されてもよい。しかし、上述のように、ロ
ックメモリユニット80は脱着機器の形態で製作されてもよく、前記脱着機器は全的にロ
ックメモリユニット80として使用されてもよい。これとは異なり、脱着機器はロックメ
モリユニット80を含み、オプションでロックCPUユニット70、ロックビューア71
などを含んでもよい。これとは異なり、ロックメモリユニット80の一部はターミナルに
装着される反面、残りの部分は脱着機器に装着されてもよい。ロックメモリユニット80
は上述の携帯用機器またはウェラブル機器で製作されてもよい。
【1058】
上述のように、メインシステム10またはメインCPUユニット30は、多様な目的
でロックメモリユニット80を呼び出すことができる。一例として、メインシステム10
はロックメモリユニット80を呼び出し、[1]メインシステム10から起因する第1結
果物を格納したり、または、[2]ロックシステム60から起因する第2結果物を格納す
ることができ、前記第1結果物は解除モードにて多様な解除作業を実行して得た結果物で
ある反面、第2結果物はロックモードにて多様なロック作業を実行して得た結果物を指称
する。
【1059】
上述のように、メインシステム10がロックメモリユニット80と物理的にまたは作
業実行上連結される場合、メインシステム10はロックシステム10がウイルスや悪性コ
ードで感染した結果物をメインメモリユニット40またはメインシステム10のその他の
ユニットに伝送できないように予防的措置を取ることができる。また、メインシステム1
0がロックメモリユニット80をして特定の結果を格納するように要請する場合、ロック
メモリユニット80は結果物を永久的に、一定期間の間またはメインシステム10やユー
ザが予め設定した期間の間格納することができる。
【1060】
これとは反対に、ロックシステム60は、多様な目的でメインメモリユニット40を
呼び出すことができる。一例として、ロックメモリユニット80は直接的または間接的に
(一例として、メインCPUユニットやメイン運営体系を介して)メインメモリユニット
40を呼び出し、[1]ロックシステム60から起因する結果物またはロックモードにて
ロック作業を実行して得た結果物をメインメモリユニット40に格納したり、または、[
2]ロックシステム60に格納されたデータやロックシステム60が得たデータを用いて
メインシステム10に装着された特定のアプリを実行することができる。また、ロックシ
ステム60がメインメモリユニット40またはメインシステム10のその他のユニットに
物理的または作業実行上連結される場合、ターミナルはロックシステム60の特定作業を
制限することができ、前記特定作業の例としては、ロックシステム60が[1]ウイルス
に汚染された結果物をメインメモリユニット40またはメインシステム10の他のユニッ
トに伝送する作業、[2]メインシステム10の構成、作業などを変更する作業、[3]
メインシステム10のデータやアプリを除去する作業、または、[4]メインシステム6
0に新規データまたはアプリを追加する作業などがある。
【1061】
本明細書の多様なターミナルは、メインシステムのセキュリティ、完全性、個人情報
の保護などに対する心配なしに、ユーザをしてロックモードにてロックシステム60で自
身が所望するほどの作業を実行するようにできる。このために、ターミナルは、上述の削
除時点に削除(または、部分削除)作業を実行するようにして、これを介して悪性ウイル
スや潜在的に威嚇になるコードを除去することができ、前記ウイルスまたはコードがメイ
ンユニットに移住したり、メインシステム10を汚染させたり、メインシステム10の機
能を低下できないように防止することができる。
【1062】
しかし、一部の悪性コードやウイルスは、他のコードやウイルスよりさらに粘り強く
、したがって、さらに削除(または、部分削除)作業を実行しても成功裏にメインシステ
ム10に侵入することがある。このようなウイルスやコードを除去するために、ターミナ
ルはロックメモリユニット80、さらにロックシステム60全体を多様な時点に書式設定
したり初期化したりすることができる。したがって、メイン(または、ロック)システム
10、60は、ロックCPUユニット70やロックアプリなどを多様な初期化時点に初期
化することができ、前記初期化時点の例としては、[1]削除(または、部分削除)作業
を特定の回数実行した後、[2]特定のウイルスや悪性コードを発見した時、[3]ロッ
クシステム60の1以上のロックユニットの誤作動を発見した時、または、[4]ロック
メモリユニットまたはメインシステムのユニットで特定の汚染を発見した時などがある。
【1063】
上述の第2構成のロックメモリユニット及びメインメモリユニットの構成上または作
業実行関連のその他の詳細な内容は(詳細な文脈に従って自明になる修正、付加、省略な
どを勘案した場合)第1構成のターミナルのロックメモリユニットとメインメモリユニッ
トのその他の構成上または作業実行関連の内容と同一または類似したり、本明細書の他の
例示的側面のターミナルの前記の内容と同一または類似し得る。
【1064】
5-7.第2構成-ロック出力ユニット
【1065】
本明細書の前記第2例示的側面の八番目の実施形態の場合、ターミナルは、オプショ
ンでロックシステム60またはメインシステム10に残留する結果物や、ロックモードに
て多様なロック作業を実行して得た結果物を出力できるロック出力ユニットを含んでもよ
い。ロック出力ユニットは多様な方法で前記結果物を出力することができ、前記方法の例
としては、[1]主映像ユニットまたはロック映像ユニットにイメージや動画などの多様
な視覚的信号を表示したり、[2]メインスピーカーまたはロックスピーカーで音を再生
したり、または、ビープを生成するなど多様な聴覚的信号を再生したり、[3]メイン振
動器またはロック振動器で多様な触覚的信号を生成したり、または、[4]ターミナルま
たは特定の部位の動きを具現するなどがある。
【1066】
図10B]は、本明細書の第2構成による他の例示的データ処理ターミナルのブロ
ック線図である。特に、前記ターミナルは、単一のメインシステム10と単一のロックシ
ステム60を含み、前記メインシステム10は、[図10A]のメインシステムと同一で
ある反面、ロックシステム60は1以上のロックCPUユニット70、1以上のロック出
力ユニット90などを含み、オプションでロックメモリユニット80などのその他のロッ
クユニットを含んでもよい。
【1067】
ただし、前記ロック出力ユニット90は典型的にオプションユニットであり、その理
由は、追加の映像ユニット、追加のスピーカー、追加の振動器などをターミナルに装着す
ることでターミナルの体積はもちろん重さも増加することがあり、その結果、ターミナル
の製造単価も増加することがあるためだ。したがって、ターミナルは、主映像ユニット、
メインスピーカー、メイン振動器またはメインアクチュエータなどをロック出力ユニット
90として活用することができる。したがって、メイン出力ユニット50とは別個に追加
のロック出力ユニット90を含む重複構成であるか否かは、関連分野の通常の知識を有す
る当業者の選択に関するものと言える。
【1068】
または、ユーザは、ロック出力ユニット90を脱着機器に装着することができ、した
がって、ユーザは、前記脱着機器で[1]イメージを見たり、[2]音や音楽を聞いたり
、[3]振動を感じることができる。ロック出力ユニット90が既存のウェラブル機器に
装着される場合、ターミナルは前記機器の適合したユニットをロック出力ユニットとして
用いることもできる。
【1069】
ターミナルは、追加の出力ユニットをターミナルの内部に装着し、これをロック出力
ユニットとして用いることができる。一例として、ターミナルは、追加の映像ユニット、
追加のスピーカー、追加の振動器または追加のアクチュエータを内部に装着した後、これ
をロック出力ユニットとして使用することができる。この場合、ターミナルは、ロック出
力ユニットがメインシステム(一例として、メインメモリユニット、メイン出力ユニット
など)を接近するようにするのかどうか決定することができる。このような観点から見れ
ば、上述の多様な通知ユニットもロック出力ユニットと見なすことができたり、または、
ロック出力ユニットとして呼び出されることがある。
【1070】
一般的にメインCPUユニット30がメイン出力ユニットを駆動するように、ロック
CPUユニット70もロック出力ユニット90を駆動することができる。ターミナルが別
個のロック出力ユニットを含まない代わりに、メイン出力ユニットの特定の部位をロック
出力部位として使用すれば、ロック出力部位はロックCPUユニット70、メインCPU
ユニット30や二つのCPUユニット全てによって駆動されてもよい。この時、ターミナ
ルは、映像ユニットに表示するデータをロックシステム60からメインシステム10のロ
ック出力部位にも伝達できるものの、前記データがメインシステム10の如何なるユニッ
トにも悪影響を及ぼしたり、メインシステム10の如何なるユニットも汚染されないよう
にすることができる。
【1071】
前記第2構成のロック出力ユニット及びメイン出力ユニットの構成上または作業実行
関連のその他の詳細な内容は(詳細な文脈に従って自明になる修正、付加、省略などを勘
案した場合)第1構成のターミナルのロック出力ユニットとメイン出力ユニットのその他
の構成上または作業実行関連の内容と同一または類似したり、本明細書の他の例示的側面
のターミナルの前記の内容と同一または類似し得る。
【1072】
5-8.第2構成-削除または部分削除
【1073】
本明細書の前記第2例示的側面の九番目の実施形態の場合、ターミナルはロックモー
ドにて多様なロック作業を実行して得た結果物を多様な削除時点に削除(または、部分削
除)作業を実行して削除することができる。ターミナルは、メインCPUユニット30が
削除(または、部分削除)作業の実行を専門担当するようにしたり、ロックCPUユニッ
ト70が削除や部分削除作業の実行を専門担当するようにしたり、または、二つのCPU
ユニット30、70が同時にまたは順番に削除(または、部分削除)作業を実行するよう
にできる。ロックシステム60がロックメモリユニットを含まない場合、ターミナルはロ
ックシステム60に制限された機能だけ付与することができ、前記機能の例としては、テ
キストやイメージの表示、動画や可聴音の再生、ウェブ検索などがある。前記ロックシス
テム60は、どんな結果物も自らに格納できないので、ターミナルは別途の削除作業また
は部分削除作業を実行する必要はないが、ターミナルはロックシステム60に残留し得る
データを除去するために削除(または、部分削除)作業を実行することができる。
【1074】
ロックシステム60がロックメモリユニット80を含む場合、メインシステム10ま
たはロックシステム60は、前記削除(または、部分削除)作業を実行する必要性が台頭
する。なぜならば、上述の「結果物」の一部は、窮極的にロックメモリユニット80、ロ
ックシステム60の他のユニット、ロックシステム60の他のメモリセクタに残留し得る
ためだ。また、このような結果物が除去された後にも、データ残留現象による問題が残る
。したがって、前記多様な結果物がターミナルのメインシステム10に悪影響を及ぼす恐
れがある危険が存在する限り、ターミナルは削除(または、部分削除)作業を実行するこ
とができる。前記削除(または、部分削除)作業のその他の詳細な内容は、第1構成の前
記の内容と同一または類似したり、または、本明細書の他の例示的側面の削除(または、
部分削除)の前記の内容とも同一または類似するので、これ以上の説明は省略する。
【1075】
前記の部分削除作業を実行すれば、メイン(または、ロック)システム10、60は
、格納予定結果物を[1]ロックメモリユニット80にのみ格納したり、[2]メインメ
モリユニット40にのみ格納したり、または、[3]二つのメモリユニット40、80全
てに格納する間、削除予定結果物を削除することができる。ユーザは、格納予定結果物を
手動で選択した後、永久的に、臨時に、または、条件付きで格納または削除することがで
きる。または、上述のように、ターミナルは、適応的にどんな結果物を格納して削除する
のか決定することができる。
【1076】
ターミナルが格納予定結果物をロックメモリユニット80に格納する場合、ターミナ
ルはロックシステム60またはユーザが前記結果物をメインメモリユニット40に格納で
きないように防止することができる。しかし、ターミナルは、メインCPUユニット30
がロックメモリユニット40のデータを回収したり、回収したデータをメインメモリユニ
ット40に格納するようにできる。また、ロックシステム10が前記結果物をメインメモ
リユニット40に格納する場合、ロックシステム60はターミナルまたはユーザの許可を
受けるようにすることができる。
【1077】
上述のように、ターミナルは、削除(または、部分削除)作業を実行してロックモー
ドにてロック作業を実行して得た結果物から潜在的悪性ウイルスを除去することができる
。また、ロックシステム60が結果物から危険を認知しなくても、[1]ユーザがどんな
ウェブサイトを訪問したのか、[2]ロックモードにてどんなロック作業を実行したのか
、または、[3]ロックモードにてロック作業を実行してどんな結果を得たのか、などを
公開することを望まない場合、ユーザは削除(または、部分削除)作業を実行することが
できる。したがって、ユーザはセキュリティ強化及び完全性の向上のため、また、ターミ
ナルの駆動に対する個人情報のセキュリティのために削除(または、部分削除)作業を実
行することができる。
【1078】
本明細書の前記第2例示的側面の十番目の実施形態の場合、ターミナルは、削除(ま
たは、部分削除)作業の現況を提供することができ、ユーザの命令またはフィードバック
を受けることもできる。このために、ターミナルは、削除(または、部分削除)作業に関
連した多様なステップを観察し、前記ステップに対してユーザと疎通することができる。
【1079】
前記十番目の実施形態の一番目の詳細な形態のターミナルは、ユーザに削除(または
、部分削除)作業の実行を知らせ、一例として、ユーザに[1]いつ削除(または、部分
削除)作業を開始するのか、[2]いつ削除(または、部分削除)作業が完了するのか、
または、[3]削除(または、部分削除)作業を実行した結果などを知らせることができ
る。このような情報に基づいて、ユーザは、制限的モードにて多様なロック作業を実行し
て得たデータまたは結果物の全部や特定の部分が削除されたのかどうか確認することがで
きる。上述のように、ターミナルは、ユーザが格納予定結果物、削除予定結果物などを手
動でマークすることができる。
【1080】
前記七番目の実施形態の二番目の詳細な形態の場合、ターミナルは悪性ウイルスの浸
透を監視し、前記結果物からこれを感知する。一例として、疑わしいデータやファイルを
発見した場合、ターミナルは自動的に削除(または、部分削除)作業を実行し、オプショ
ンでユーザに警告信号を送ることができる。このような構成は、上述のリアルタイムの削
除(または、部分削除)作業と同一であると見なすことができる。
【1081】
リアルタイムの削除は、作業の連続性に妨害になり、したがって、ユーザがロックモ
ードにてロック作業を実行するのに不便を招くようになる。しかし、リアルタイムの削除
(または、部分削除)作業は、ユーザに、特定のロック作業の実行により疑わしいデータ
やファイルがロックシステム60に浸透し、前記作業(または、ユーザが訪問中のウェブ
サイト)を中止したり、そうでなければ、問題点を解決しなければならないことを知らせ
ることができる。
【1082】
または、ターミナルが疑わしいデータやファイルを感知した場合、ターミナルはユー
ザの反応を待つこともできる。前記ターミナルは、ひとまずユーザの同意を受信した後、
削除(または、部分削除)作業を実行することができる。もし、ユーザが削除(または、
部分削除)に同意しない場合、ターミナルはロックモードにおける作業を再び開始し、そ
の後に削除(または、部分削除)作業を実行することができる。したがって、前記構成は
、上述の暫定的または事後的な削除(または、部分削除)作業と見なすことができる。
【1083】
前記暫定的または事後的な削除(または、部分削除)作業は、作業の連続性に妨害に
ならず、ユーザがロックモードにてロック作業を継続するのに容易であるという長所があ
る。しかし、疑わしいデータやファイルがロックメモリユニット80またはロックシステ
ム60の他のユニットを汚染させ始めて悪化させることにより、メインシステム10また
は、ターミナル自体が危険にさらされることがある。したがって、ターミナルは、暫定的
または事後的な削除作業をリアルタイムの削除作業と併行することにより、暫定的または
事後的な削除作業に伴う危険を軽減させることができる。
【1084】
前記七番目の実施形態の三番目の詳細な形態の場合、ターミナルは、前記結果物を監
視し、メインシステム10やここに格納されているデータの秘密保持に深刻な違反を感知
すれば、ロックメモリユニット80またはロックシステム60全体に対する書式設定作業
または初期化作業を実行することができる。ターミナルは、多様な方法で書式設定または
初期化作業を実行することができる。
【1085】
一例として、前記深刻な違反を感知すれば、ターミナルは、自動的にロックメモリユ
ニット80またはロックシステム60全体に対する書式設定または初期化作業を開始する
ことができ、この時、ユーザに警告信号を送ったりまたは送らないことがある。前記構成
は、リアルタイムの削除(または、部分削除)作業と類似の、リアルタイム初期化である
と見なすことができる。
【1086】
また、他の例の場合、前記深刻な違反を感知すれば、ターミナルは、ユーザに警告信
号及び書式設定や初期化を推奨する信号を送った後にユーザの反応を待つことができる。
ユーザがこれに同意すれば、ターミナルはロックメモリユニット80またはロックシステ
ム60の他のユニットに対して書式設定や初期化作業を実行することができる。しかし、
ユーザが書式設定や初期化に同意しなければ、ターミナルはロックモードにて作業を再び
開始し、その後に書式設定作業や初期化作業を実行する。このような観点から見れば、前
記構成は暫定的または事後的な初期化であると見なすことができる。
【1087】
前記第2構成の削除(または、部分削除)のその他の作業実行に関連した特性は(詳
細な文脈に従って自明なこともある修正、付加、省略などを勘案した場合)第1構成によ
る削除(または、部分削除)の作業実行関連の特性と同一または類似したり、本明細書の
他の例示的側面の削除(または、部分削除)の相応する特性と同一または類似し得る。
【1088】
5-9.第2構成-変形及び改良
【1089】
前記第2構成の多様なターミナルは、上述とは相違した配置または順序により構成さ
れて駆動することができる。このような第2構成のターミナルの変形または修正は、前記
第1構成のターミナルの変形または修正と同一または類似するので、これ以上の説明は省
略する。
【1090】
上述の第2構成及び第2例示的側面の実施形態と詳細な形態は、単一のロックモード
と単一の解除モードを定義する階層で作動する多様なデータ処理ターミナルと主に関連す
るが、前記実施形態及び詳細な形態は同一であったり、類似したり、または、相違した接
近権限が付与された多数のモードを定義する相違した階層で作動する他のターミナルにも
同等に適用されてもよい。したがって、上述の多様な実施形態と詳細な形態は、二つのモ
ード、三個のモードまたはそれ以上のモードの間で移動するターミナルにも適用され、そ
のうちの1以上のモードは、上述の解除モードに該当し得る反面、1以上の他のモードは
上述のロックモードに該当し得る。
【1091】
本明細書の第2例示的側面(すなわち、上述の第2構成)の多様な実施形態または詳
細な形態で例示したターミナルの構成上または作業実行上の変形または修正は、本明細書
の他の例示的側面の相違した実施形態や詳細な形態と互換されてもよい。したがって、第
2例示的側面の特定の実施形態または詳細な形態の特定の特性は、相違した例示的側面の
他の実施形態や詳細な形態にも適用されてもよい。
【1092】
また、前記第2例示的側面の多様なターミナルのその他の構成上または作業実行上の
特性、この変形や修正もやはり、後述の適用、含む、代替または結合が互いに契約しない
限り、[1]本明細書の相違した側面、実施形態または詳細な形態の相応する特性に適用
されたり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代替したり
、[4]前記相応する特性によって代替されたり、または、[5]前記相応する特性と結
合されてもよい。
【1093】
6.第3構成-内蔵型ロックシステム
【1094】
本明細書の第3構成に該当する本明細書の第3例示的側面のターミナルは(1以上の
ロック要素を含む)1以上のロックシステム、(1以上のメインユニットを含む)1以上
のメインシステムを含んでもよい。上述のセクション4及び5と同様に、第3構成による
メインシステムは解除モードで駆動し、1以上の[1]メインCPUユニット、[2]メ
イン入力ユニット、[3]メイン出力ユニット、及び、[4]メインメモリユニットを含
み、オプションでその他のメインユニットを含んでもよい。一方、第3構成のロックシス
テムはロックモードで駆動し、1以上の[1]ロックCPUユニット、及び、[2]ロッ
クメモリユニットを含み、オプションでロックビューア、ロック入力ユニット、ロック出
力ユニットなどのロックユニットを含んでもよい。
【1095】
しかし、前記セクション4及び5のロックシステムとは異なり、第3構成によるロッ
クシステムはメインシステムから完全に隔離されないこともある。むしろ、ロックシステ
ムは、物理的にメインシステムと結合したりメインシステムと統合したりすることにより
、メインシステムの特定のユニットがこれに相応するロックシステムのユニットと統合さ
れたユニットの形態で製作されてもよい。これにより、第3構成のターミナルの統合ユニ
ット(または、単一ユニット)は、1以上のメインユニットとロックユニット全体や特定
の部分を含むユニットと見なすことができ、前記メインユニットとロックユニットは互い
に近くに配置されてもよい。本明細書において、メインシステムとロックシステムが上述
の物理的構成を有する時、これを「内蔵型システム」と通称する。また、一般的にターミ
ナルは、ロックシステムに制限された機能だけ提供するので、前記ロックシステムはメイ
ンシステムに「内蔵」されたと表現することにする。
【1096】
上述のように、特定のメインユニットとこれに対応するロックユニットとの間の物理
的結合により、ターミナルは、より簡単な大きさや形(すなわち、小型)を有するように
製作することができる。たとえメインシステムの一部の要素とロックシステムが統合され
たユニットを構成しても、ターミナルは多様な方法で作業実行上メインシステムとロック
システムを隔離することができ、これにより、セキュリティの強化、完全性の向上及び個
人情報の保護を維持することができる。また、前記ターミナルの製造方法も最適化されて
もよく、一例として、[1]単一のマイクロチップを二つの部位に区分した後、ある部位
はメインCPUユニットとして、他の部位はロックCPUユニットとして使用したり、ま
たは、[2]他のチップを二つの部位に区分した後、ある部位はメインメモリユニットと
して、他の部位はロックメモリユニットとして使用することができる。
【1097】
後述では、第3構成による多様なターミナルのロックシステム及びメインシステムを
説明するものの、前記第1構成と同一の特性に対する説明は省略する。
【1098】
6-1.第3構成-メインシステ
【1099】
本明細書の前記第3例示的側面の一番目の実施形態のターミナルは1以上のメインシ
ステムを含み、それぞれの前記メインシステムは1以上のハードウェア要素及び1以上の
ソフトウェア要素に該当する1以上のメインユニットを含む。または、前記メインソフト
ウェア要素は、[1]メインハードウェア要素に内蔵されたり、または、[2]メイン運
営体系またはメイン(ソフトウェア)アプリの一部としてコンピュータプログラム形態の
別個のコードで製作されてもよい。
【1100】
図11]は、内蔵型の構成を有する本明細書の第3例示的側面のデータ処理システ
ムのブロック線図である。特に、[図11]は、前記ターミナルのメインシステムを多数
の抽象的な層で描写した場合として、メインシステム10は、1以上のメインCPUユニ
ット30、メイン入力ユニット20、メインメモリユニット40、メイン出力ユニット5
0、メイン(ソフトウェア)アプリ35、及び、1以上のカーネルなどを含むメイン運営
体系34を含み、オプションでその他のメインユニット51を含む。
【1101】
メイン入力ユニット20は、多様なユーザサブ入力を含むユーザ入力を受信するよう
に構成し、メイン入力ユニット20は前記ターミナルの唯一の入力ユニットに該当し得る
。これにより、本第3構成のターミナルのメイン入力ユニット20は、モード移動用入力
ユニットの役割も遂行するようにし、メイン入力ユニット20に提供されたユーザ入力か
らUISWIを取得する役割も担当する。
【1102】
第3構成によるターミナルはロックシステム60を含み、前記ロックシステム60は
、1以上のロックCPUユニット30L、ロックメモリユニット40L、及び、ロック出
力ユニット50を含み、[図11]に示さなかったが、オプションでその他のユニットを
含んでもよい。また、上述の第2構成のように、第3構成によるロックシステム60はロ
ックCPUユニット30Lを含んでもよく、したがって、ロックモードにて多様なロック
作業を実行するのにメインCPUユニット30またはメイン運営体系34を呼び出す必要
がない。第3構成のターミナルのメインシステム10の構成上または作業実行上のその他
の特性は(詳細な文脈に従って自明になる修正、付加、省略などを勘案した場合)上述の
第2構成のメインシステムの相応する特性と同一または類似したり、または、本明細書の
他の例示的側面のターミナルのメインシステムの相応する特性と同一または類似し得る。
【1103】
6-2.第3構成-ロックシステム
【1104】
図11]で例示したように、本明細書の前記第3例示的側面の二番目の実施形態の
場合、ターミナルは、メインシステム10に内蔵されたロックシステム60を含む。特に
、ロックシステム60の相応するユニットは、それぞれメインシステム10の相応するユ
ニットに内蔵されてもよく、したがって、前記ターミナルは、[1]メインCPUユニッ
ト30とロックCPU部位30Lが合わさった「統合CPUユニット」、[2]メインメ
モリユニット40とロックメモリ部位40Lが合わさった「統合メモリユニット」、また
は、[3]メイン出力ユニット50とロック出力ユニット50Lが合わさった「統合出力
ユニット」を含んでもよい。
【1105】
図11]の例示のように、メイン入力ユニット20は第3構成によるターミナルの
唯一の入力ユニットに該当することができ、したがって、メイン入力ユニット20はユー
ザ入力からUISWIを取得するモード移動用入力ユニットの役割を遂行することができる。
このために、メイン入力ユニット20は、UISWIを取得できる1以上のセンサを含む。こ
のような観点から見れば、[図11]のメイン入力ユニット20は、メイン入力ユニット
とモード移動用入力ユニットとが合わさった統合ユニットと見なすことができる。
【1106】
前記第3構成のロックシステム60の多様なロックユニットは統合ユニットの一部分
と見なすことができ、ロックシステム60のそれぞれのユニットは各統合ユニットの関連
した部位と見なすこともできる。したがって、第3構成のロックユニットは、「ロックC
PU部位30L」や「ロックメモリ部位40L」または「ロック出力部位50L」と指称
することができる。
【1107】
6-2-1.完全内蔵
【1108】
本明細書の前記第3例示的側面の一番目の実施形態であり一番目の例示的構成では、
ロックシステム60全体がメインシステム10に内蔵(または、統合)される。一例とし
て、[図11]のターミナルは、統合CPUユニットが1以上のメインCPUユニット3
0と1以上のロックCPU部位30Lを含む内蔵型構成の例示である。また、統合メモリ
ユニットは、1以上のメインメモリユニット40と1以上のロックメモリ部位40Lを含
み、統合出力ユニットは1以上のメイン出力ユニット50及び1以上のロック出力部位5
0Lを含む。したがって、各ユニットを統合された、合わさった、または、単一のユニッ
トと見なしても、各統合ユニットの第1部位は解除モードにて作業を実行する反面、各統
合ユニットの第2部位はロックモードにて作業を実行する。このような観点から見れば、
前記ロックシステム60のロック部位は。メインシステム10に分散する形態で内蔵され
た場合である。
【1109】
特に、統合CPUユニットは、2以上の相違した部位、セクタ、または、空間を定義
し、この時、第1部位はメインCPUユニット30の機能を担当する反面、第2部位はロ
ックCPU部位30Lの機能を担当する。このような統合CPUユニットは、多様な既存
の工程を介して製作されてもよい。
【1110】
一例として、単一のシリコンウェハを(物理的には違うが)作業実行上2以上の部位
に分割するものの、単一のウェハという全体的な構成は維持する。製造会社は、既存の半
導体製造技術を用いてウェハの第1部位に電気回路を構成した後、前記第1部位に回路を
追加して、アセンブラ、ファームウェア、カーネルなどを構成する。その後、メーカーは
第1部位にメイン運営体系と多様なメイン(ソフトウェア)アプリを装着することにより
、メインCPUユニット30を製作することができる。
【1111】
また、製造会社は、類似の既存の半導体製造技術を用いてウェハの第2部位に相違し
た電気回路を構成し、ここに回路を追加することができる。製造会社は、オプションで前
記第2部位にロック運営体系や他のロック(ソフトウェア)アプリを装着することにより
、ロックCPU部位30Lを製作することができる。
【1112】
このように、単一の半導体チップの上に二つの相違した部位を提供することにより、
前記統合CPUユニットは単一の物体の物理的形態を維持しつつメインCPUユニット3
0はもちろん、ロックCPU部位30Lの機能を担当することができる。たとえ単一のウ
ェハに相違した部位を形成しても、前記部位は一般的に直接交信しないこともある。また
は、ターミナルは、第2部位(一例として、ロックシステムの部位)が第1部位(一例と
して、メインシステムの部位)を駆動できないようにすることができる。したがって、タ
ーミナルは強化されたセキュリティ、向上した完全性、高まった個人情報の保護を維持す
ることができる。
【1113】
また、他の例の場合、製造会社は、二つの別個の加工されたウェハを物理的に統合し
て統合CPUユニットを製造することができる。一例として、製造会社は、二つの独立的
、結合されないウェハに既存の半導体製造工程を用いて電気回路を構成する。製造会社は
、各ウェハに追加の回路を構成して第1ウェハはメインCPUユニット30で構成するが
、第2ウェハはロックCPU部位30Lで構成することができる。その後、製造会社は、
機械的または化学的に第1ウェハ及び第2ウェハを結合することができる。一例として、
前記ウェハを[1]並んで水平方向に、垂直方向に、または、あるウェハ周辺に他のウェ
ハを配置して結合したり、[2]共通の基底(substrate)の上に配置した後、前記基底に
結合して統合ユニットを提供したり、または、[3]接着剤などを用いる既存の方法で互
いに結合することができる。
【1114】
製造会社は、第1ウェハにメイン運営体系またはメイン(ソフトウェア)アプリを装
着することにより、1以上のソフトウェア要素をメインCPUユニット30に装着する。
また、オプションでロック運営体系または他のアプリを第2ウェハに装着することにより
、前記ソフトウェア要素をロックCPU部位30Lに装着することができる。この時、製
造会社は、前記ウェハを物理的に結合する前または前記結合後に前記ソフトウェア要素を
装着することができる。その結果、統合チップは、メインCPUユニット30及びロック
CPU部位30Lの機能を担当することができる。たとえ統合CPUユニットが二つの別
個のマイクロチップの組み立てでも、前記ユニットは依然として単一の、統合された物体
の外観を有することができる。
【1115】
特に、ロックCPU部位30Lは、メインCPUユニット30に対する多様な構成を
有するように製造することができる。一例として、ロックCPU部位30Lは、メインC
PUユニット30に脱着式で結合するように製造することができる。また、ロックCPU
部位30LとメインCPUユニット30は、それぞれ別個のハードウェア要素の形態で製
作されたり、互いに近くに配置されたり、水平または垂直に互いに一定の距離に配置され
たり、または、有無線で電気的に連結されてもよい。
【1116】
たとえメインCPUユニット30とロックCPU部位30Lは二つの別個のチップや
部位で構成された統合CPUユニットの形態で提供されても、ターミナルは、あるユニッ
ト(または、部位)を他の部位(または、ユニット)から物理的にまたは作業実行上隔離
することにより、向上したセキュリティと完全性及び強化されたデータ保護などを維持す
る必要がある。このために、ターミナルは、メインCPUユニット30とロックCPU部
位30Lとの間に如何なる物理的、光学的、電気的または磁気的連結も提供しないことに
より、これらの間の電気的、光学的または磁気的交信や干渉を防止または最小化にするこ
とができる。また、ターミナルは、メインCPUユニット30のメイン運営体系またはメ
イン(ソフトウェア)アプリなどをロックCPU部位30Lに装着されたロック運営体系
またはロック(ソフトウェア)アプリから隔離することができる。
【1117】
前記統合CPUユニットと同様に、統合メモリユニットも2以上の相違した部位を定
義することができ、このうちのある部位はメインメモリユニット40として、他の部位は
ロックメモリ部位40Lの機能を担当することができる。このような統合メモリユニット
は統合CPUユニットで説明したことがある多様な既存の方法を用いて製造することがで
きるので、これに対する詳細な説明は省略する。統合CPUユニットと同様に、ターミナ
ルはメインメモリユニット40をロックメモリ部位40Lから物理的または作業実行上隔
離することができ、これにより、上述のように向上した完全性、強化されたセキュリティ
、高まった個人情報の保護を維持することができる。前記統合メモリユニットの製造また
は駆動に対するその他の詳細な内容は、統合CPUユニットの相応する内容と同一または
類似するので、これに対するこれ以上の説明は省略する。
【1118】
6-2-2.部分内蔵
【1119】
本明細書の前記第3例示的側面の二番目の実施形態、二番目の例示的構成の場合、ロ
ックシステム60の全体部位ではないが、1以上の部位はメインシステム10に統合(ま
たは、内蔵)されてもよい。一例として、ロックシステム60は、二つの相違したロック
CPU部位(一例として、ロックCPUユニット及びロックCPU部位)を含んでもよい
。また、ロックCPUユニットは、メインCPUユニットに内蔵されないことがあり、し
たがって、メインCPUユニットから物理的に隔離されてもよい。しかし、ロックCPU
部位は、メインCPUユニットに内蔵されることにより、メインCPUユニットと共に統
合物体を構成することもできる。
【1120】
言い換えれば、ロックシステム60はメインCPUユニットから物理的に隔離された
ロックCPUユニットを含んでもよいものの、前記ロックCPUユニットはメインCPU
ユニットの内部、上部、下部、側面または近くに配置されないことがある。その結果、ロ
ックCPUユニットはメインCPUユニットから物理的に隔離され、統合物体を構成する
こともない。しかし、上述のように、ロックCPU部位はメインCPUユニットと統合物
体を構成することもできる。
【1121】
ロックCPUユニットは、物理的または作業実行上ロックCPU部位と連結すること
ができ、ロックシステム60はロックモードにて多様なロック作業を実行する時、同時に
または順番にロックCPUユニット及びロックCPU部位を連動することができる。した
がって、ロックシステム60は前記システム60の多様なハードウェアまたはソフトウェ
ア要素を連動して駆動することができ、ロックシステム60のハードウェアやソフトウェ
ア要素を調整することにより前記要素がメインシステムの特定のメインユニットと協働す
るようにできる。
【1122】
ロックCPUユニット及びロックCPU部位と同様に、ロックシステム60はロック
メモリユニット及びロックメモリ部位を含んでもよく、前記ロックメモリユニットは、メ
インメモリユニットから物理的に隔離され、また、メインメモリユニットの内部、上部、
下部、側部または近くに配置されないことがある。すなわち、ロックメモリユニットは、
メインメモリユニットと物理的に連結されず、また、メインメモリユニットと統合物体を
構成することもない。しかし、上述のように、ロックメモリ部位はメインメモリユニット
と統合物体を構成することができる。
【1123】
ロックシステム60は、ロックメモリユニットを物理的または作業実行上ロックメモ
リ部位と連結することにより、ロックシステム60はロックメモリユニットとロックメモ
リ部位を同時にまたは順番に連動させることができ、前記連動の例としては、前記ユニッ
トまたは部位からデータの回収や、前記ユニットまたは部位へのデータの格納などがある
。したがって、ロックシステム60は、[1]ロックメモリユニットとロックメモリ部位
との協力、及び、[2]ロックメモリユニット(または、部位)とメインメモリユニット
40との間の協力を同期化することができる。
【1124】
ロックCPU(または、メモリ)ユニットは、[1]ロックCPU(または、メモリ
)部位付近に近く配置される必要はないか、または、[2]ターミナル内部に装着される
必要はない。一例として、ロックCPU(または、メモリ)ユニットは、脱着機器、携帯
用機器またはウェラブル機器の形態で製作されてもよく、前記機器の詳細な例は上述した
【1125】
ターミナルは、ロックCPU(または、メモリ)ユニットをメインCPU(または、
メモリ)ユニットから物理的または作業実行上隔離することにより、メインCPU(また
は、メモリ)ユニットに対するロックCPU(または、メモリ)ユニットの接近を完全に
防止することができる。しかし、ターミナルの強化されたセキュリティ、向上した完全性
及び強化された個人情報の保護を維持する限り、ロックCPU(または、メモリ)ユニッ
トはターミナル(または、ユーザ)の要求事項に応じてメインシステムの一部のメモリセ
クタ、運営体系の一部の部位、または、一部のアプリを共有することができる。このため
に、ターミナルは、ロックCPU(または、メモリ)ユニットによるメインCPU(また
は、メモリ)ユニットの駆動を防止したり、または、ターミナルがユーザを認証する場合
に限って、ロックCPU(または、メモリ)ユニットによるメインCPU(または、メモ
リ)ユニットの駆動を許諾することができる。
【1126】
ターミナルは重複構成を有するように製作することができる。一例として、ターミナ
ルは、メインCPUユニットに内蔵されたロックCPUユニットを含んだり、メインCP
Uユニットの外部に配置された追加のCPUユニットを含んでもよい。したがって、メイ
ン(または、ロック)CPUユニットが相当な被害をこうむることになって、正常な機能
を遂行できない場合、ターミナルは前記追加のCPUユニットを重複メイン(または、ロ
ック)CPUユニットとして駆動することができる。
【1127】
このために、ターミナルは、メイン運営体系の全体または部分、カーネルの全体また
は部分などと同じ必須コンピュータコードを前記追加のCPUユニットに格納することに
より、前記追加のCPUユニットをメインCPUユニットまたはロックCPUユニットの
複製ユニットとして構成することができる。または、ターミナルは、メインCPUユニッ
トやロックCPUユニットの一部のみを追加のCPUユニットに装着することができる。
したがって、メイン(または、ロック)CPUユニットが悪性ウイルスによって汚染され
る場合、ターミナルは追加のCPUユニットで前記感染したCPUユニットを代替するこ
とができる。この時、ターミナルは、感染したユニットに対して初期化作業を実行したり
または実行しないことがある。
【1128】
同様に、ターミナルは、メイン(または、ロック)メモリユニットの重複メモリユニ
ットであると同時に、メイン(または、ロック)メモリユニットのバックアップユニット
の機能を遂行できるバックアップメモリユニットを含んでもよい。したがって、ターミナ
ルは、前記バックアップメモリユニットをメイン(または、ロック)メモリユニットの複
製(すなわち、同一の構成)物で構成することができ、メイン(または、ロック)メモリ
ユニットのデータと同一のデータを格納することができる。または、ターミナルは、必須
データのみを前記バックアップメモリユニットに格納することができる。また、前記バッ
クアップメモリユニットは、前記データをリアルタイム(すなわち、データをメインメモ
リユニットやロックメモリユニットと同時に)格納したり、特定のセッションが終了した
後に格納したり、特定の期間ごとに格納することができる。
【1129】
ターミナルがメインCPUユニットとロックCPUユニットを全て含む場合には、ロ
ックCPUユニットは必然的にメインCPUユニットに副次的なユニットまたは従属した
ユニットになり得る。一例として、このような場合、メインCPUユニットが駆動中であ
れば、ロックCPUユニットは駆動を止めることができる。したがって、メインCPUユ
ニットは、ロックCPUユニットをしてロック作業を実行したり、ロック作業を実行して
得た結果物をロックメモリユニットに格納するように許諾することができる。一例として
、メインCPUユニットは、特定のロック作業を実行するロックCPUユニットが開始す
れば、駆動を休むことができる。その後、ロックCPUユニットがロック作業の実行を完
了すれば、ロックCPUユニットはメインCPUユニットを呼び出してメインCPUユニ
ットが再び作業の実行を開始するように要請した後、ロックCPUユニットは作業の実行
を止めることができる。または、ユーザがロックシステムの駆動を完了することを感知す
る場合、ターミナルはメインCPUユニットの作業の実行を再び開始し、ロックCPUユ
ニットの駆動を休むことができる。
【1130】
しかし、ターミナルが映像ユニットに二つの別個の画面を表示し、ユーザは各画面で
特定のシステムを駆動できる場合、メインCPUユニットはロックCPUユニットと同時
に駆動されてもよい。一例として、ユーザは、主画面でメインシステムを駆動する反面、
副画面ではロックシステムを開始することができ、これは、コンピュータの二つの画面で
二つのウインドウを駆動する場合と類似する。その後、ユーザは、前記システムを各画面
で一つずつ駆動することができ、これは、ユーザがコンピュータを駆動して二つの画面を
使用すること類似する。したがって、これに対する詳細な説明は省略する。
【1131】
6-3.第3構成-ロックユニットvs.メインユニット
【1132】
本明細書の前記第3例示的側面の三番目の実施形態の場合、前記CPUユニット及び
メモリユニットは、統合構成のような「完全内蔵構成」により多様な構成で製作されても
よい。特に、ロックCPU部位30Lは、メインCPUユニットと統合CPUユニットを
構成したり、ロックメモリ部位40Lはメインメモリユニット40と統合メモリユニット
を構成することができる。反面、「部分内蔵構成」の場合、ロックCPU(または、メモ
リ)部位は、統合CPU(または、メモリ)部位に内蔵されるが、統合CPU(または、
メモリ)ユニットとは物理的または作業実行上隔離された物体として製作することができ
る。
【1133】
後述の構成は、多様な完全内蔵構成による統合CPUユニット及び完全内蔵構成によ
る統合メモリユニットの例示である。また、上述の多様な構成は、部分内蔵構成によるC
PUユニット及びメモリユニットにも適用されてもよい。
【1134】
ターミナルは、メインCPUユニット30及びロックCPU部位30Lを含む単一の
チップを含んでもよく、この時、前記チップは統合CPUチップの形態で製作されてもよ
い。ロックCPU部位30Lは、第1及び第2構成のメインCPUユニットより少ない数
の作業を実行することができる。または、ロックCPU部位30Lは、第1及び第2構成
のメインCPUユニットと同一または類似の数の作業を実行することができ、この時、ロ
ックCPU部位30Lは、[1]メインシステムの多様なハードウェアまたはソフトウェ
ア要素に対して、第1または第2構成のメインCPUユニットと同一または類似の接近権
限を有したり、または、[2]メインCPUユニットより狭い接近権限を有することによ
り、メインCPUユニットよりさらに少ない数のハードウェア要素またはソフトウェア要
素を駆動することができる。または、ターミナルは、メインCPUユニット30は実行で
きない特定のロック作業をロックCPU部位30Lが実行するようにすることができ、こ
れにより、前記特定の作業はロックモードのみで実行されるようにできる。
【1135】
ターミナルは、ロックCPU部位30Lがウェブサイトから結果物をダウンロードす
ることができ、外部ソースを用いて多様な作業を実行するようにできる。しかし、ターミ
ナルは、ロックCPU部位30Lが[1]ロックシステム60に残留したり、または、格
納された結果物をメインメモリユニット40やメインシステム10の他のユニットに格納
できないようにしたり、[2]前記格納物のうち疑わしい結果物のみをメインシステム1
0に格納できないようにしたり、または、[3]特定の結果物のみをメインシステム10
に格納できないようにすることができる。
【1136】
ロックCPU部位30LとメインCPUユニット30は、多様に配置されてもよい。
一例として、ロックCPU部位30Lは、メインCPUユニット30の特定の部分を共有
して駆動することができ、前記共有部分の例としては、メインシステム10の[1]メイ
ン運営体系全体及び全てのメイン(ソフトウェア)アプリ、[2]メイン運営体系全体及
びメイン(ソフトウェア)アプリの一部、[3]メイン運営体系の一部及び全てのメイン
(ソフトウェア)アプリ、または、[4]メイン運営体系の一部及びメイン(ソフトウェ
ア)アプリの一部などであってもよい。または、メイン運営体系やメイン(ソフトウェア
)アプリは、前記共有部分から除外されてもよい。
【1137】
または、メインCPUユニット30は、ロックCPU部位30Lの特定の部分を共有
することができ、前記共有部分の例としては、[1]メイン運営体系の全体とロックシス
テム60の全てのロック(ソフトウェア)アプリ、[2]メイン運営体系の全体とロック
システム60の(ソフトウェア)アプリの一部、[3]メイン運営体系の一部とロックシ
ステム60の(ソフトウェア)アプリの全体、または、[4]メイン運営体系の一部及び
ロックシステム60の(ソフトウェア)アプリの一部などであってもよい。または、メイ
ン運営体系やロック(ソフトウェア)アプリは、前記共有部分から除外されてもよい。前
記共有部分の範囲、深さなどにより、ターミナルはユーザ認証手続きやその他の認証手続
きを備えることができる。これを介してターミナルまたはメインシステムは、セキュリテ
ィや完全性を向上させる一方、格納された個人データの保護を維持することができる。
【1138】
ロックCPU部位30L及びメインCPUユニット30がメインシステム10のメイ
ン運営体系の少なくとも一部を実行したり、1以上のメインアプリを実行する場合、メイ
ンCPUユニット30は(ユーザを認証したり認証しないまま、または、ユーザやターミ
ナルの許諾を得た後、または、前記許諾なしに)ロックCPU部位30Lの1以上の部位
を操作または変更できるが、ロックCPU部位30LはメインCPUユニット30の如何
なる部位も操作または変更できないようにすることができる。状況によって違うが、ター
ミナルは、ロックCPU部位30Lがメインシステム10の全てのアプリまたは一部のア
プリを駆動するようにしたり、または、メインCPUユニット30がロックシステム60
の全てのアプリまたは一部のアプリを駆動するようにできる。
【1139】
ターミナルは、ユーザがメインCPUユニット30でロックCPU部位30Lをオー
バーライド(override)したり、変形または操作したりできるのかどうか、または、前記
オーバーライド、変形または操作の程度を制御できるセッティングを調節するようにでき
る。ターミナルの製造会社または配布会社は、ユーザがターミナル購入後に前記制御を変
更できるのかに対するセッティングを操作することができる。
【1140】
または、ターミナルは、ユーザが自身が所望する数のモードを定義する階層を構築す
るようにできる。また、ターミナルは、ユーザが特定階層のそれぞれのモードに手動で適
切な接近権限を付与するようにしたり、または、ユーザがモードを移動できる前記階層の
経路を選択するようにできる。これに基づいてターミナルは、メインCPUユニット30
がロックCPU部位30Lをオーバーライド、修正またはその他操作するようにするのか
否か、または、前記操作に対する範囲と程度を決定するようにできる。
【1141】
メインCPUユニット30とロックCPU部位30Lは、単一のチップに装着されて
もよいが、ターミナルはメインCPUユニット30及びロックCPU部位30Lを前記チ
ップの相違した部位に配置することにより、これらを物理的に隔離することができる。反
面、メインCPUユニット30とロックCPUユニット30Lは、前記チップの1以上の
共通面積を(物理的隔離なしに)共有したり、または、メイン運営体系やメイン(ソフト
ウェア)アプリの1以上のコンピュータコードを(作業実行上隔離なしに)共有すること
ができる。ターミナル(または、ユーザ)は、メインCPUユニット30とロックCPU
部位30Lに変更が可能な面積を割り当てることにより、メイン運営体系やターミナルの
命令に従って、半導体チップの特定のセクタはメインCPUユニット30またはロックC
PU部位30Lの機能を担当するようにできる。
【1142】
本三番目の実施形態の多様なロックシステムは、ロックCPUユニットの1以上の部
位(すなわち、ロックCPU部位)をメインシステムのメインCPUユニットに内蔵する
という点で、本明細書の他のロックシステムとは区分され得る。ロックCPU部位及びメ
インCPUユニットが単一の統合チップに装着されるので、ターミナルはメインCPUユ
ニットをロックCPU部位から物理的に隔離させはしない。しかし、ターミナルは、メイ
ンCPUユニットをロックCPU部位から作業実行上容易に隔離することができる。一例
として、メインCPUユニットのハードウェア要素またはソフトウェア要素をロックCP
U部位が駆動できないようにすることにより、ターミナルはセキュリティを強化し、完全
性を向上させて、メインシステムに格納された個人データを保護することができる。した
がって、ターミナルがロックCPU部位をして1以上のメインハードウェア要素またはメ
インソフトウェア要素を駆動するようにする場合、ロックCPU部位がミスでメインシス
テムを汚染させたり害を及ぼさないように注意する必要がある。
【1143】
ロックCPU部位やメインCPUユニットのように、ターミナルは、ロックメモリ部
位をメインメモリユニットに内蔵させることができる。ターミナルは、メインメモリユニ
ットとロックメモリ部位に専用メモリセクタを割り当てることにより、メインメモリユニ
ットとロックメモリ部位との間の共用メモリセクタが存在しないようにすることができる
。または、ターミナルは、メインメモリユニットとロックメモリ部位のうちの一つにメイ
ンメモリユニットが駆動できるメモリセクタを割り当てるものの、前記メインメモリユニ
ットとロックメモリ部位のうち残りにメモリセクタの残りを(互いに重ならないように)
割り当てることができる。
【1144】
上述のように、ターミナルは、ロックメモリ部位がミスでウイルスを格納したり残留
させたり、または、悪性ファイルをメインメモリユニットに残留させないように防止する
ことができる。また、このような問題は、上の文章の最後の構成の場合に重要になる。し
たがって、一例として、ターミナルはロックモードにてロックシステムが使用した重なる
(または、共用の)メモリセクタをメインシステムが駆動し始める時、削除(または、部
分削除)作業を実行することができる。また、他の例の場合、ターミナルは、特定の期間
ごとに、または、各セッションが終る時ごとに、前記共用メモリセクタに対する削除(ま
たは、部分削除)作業を実行することができる。
【1145】
ターミナルが前記メモリユニットから相違した大きさの多様なデータを回収したり格
納したりすれば、ターミナルはメインメモリユニットやロックメモリ部位に多様なメモリ
セクタを割り当てて、ターミナルまたはユーザが指定する通り、前記メモリセクタがメイ
ンメモリユニットまたはロックメモリ部位の機能を担当するようにできる。前記ロックメ
モリユニット及びメインメモリユニットは、[1]全てのメモリセクタ(または、空間)
を共有したり、[2]一部のメモリセクタ(または、空間)のみを共有したり、または、
[3]如何なるメモリセクタも共有しないことがある。前記メインメモリユニットとロッ
クメモリユニットが特定のメモリセクタを共有する場合、メインメモリユニットはロック
メモリ部位の1以上の部分からデータを回収したり(ユーザ認証作業を実行したり、また
は、実行しないまま)前記部分にデータを格納することができる。しかし、前記ロックメ
モリ部位はメインメモリユニットからデータの回収ができなかったり、または、如何なる
データもメインメモリユニットに格納できないこともある。状況によってターミナルは、
ロックメモリ部位が結果物の全部や一部をメインメモリユニットに格納するようにできる
【1146】
ロックメモリ部位は、脱着機器の形態で製作されてもよい。この場合、ロックメモリ
部位はターミナルの特定の部分と脱着式で結合することができ、前記部分はメインメモリ
ユニットの隣、付近またはメインメモリユニットとは離れた部分であってもよい。しかし
、ターミナルが脱着機器で提供されたロックメモリ部位から前記結果物を容易に回収した
り、または、これをロックメモリ部位に格納できる限り、前記部位の正確な位置は重要で
はない。これとは異なり、ロックメモリユニットとメインメモリユニットはそれぞれ単一
の物体として製作されてもよい。前記物体は、1以上のメモリセクタをメインメモリユニ
ットとして、1以上の他のメモリセクタをロックメモリ部位として用いることができる。
または、前記物体は多数のメモリセクタを含み、前記セクタは物理的または作業実行上メ
インメモリユニットとロックメモリ部位に区分されてもよい。または、前記メモリユニッ
トは個別的に製作され、その後、上述のように単一の物体に結合されてもよい。
【1147】
一般的に、ターミナルは、主映像ユニットやメインスピーカーを用いて解除モード及
びロックモードで視覚的または聴覚的信号を発生することができる。または、ターミナル
は、前記ロックCPUユニットのように、メイン出力(または、入力)ユニットと単一の
物体で製作され得る別個のロック出力(または、入力)ユニットを含んでもよい。または
、ターミナルは、その上部やその周囲の適合した位置に配置される別個のロック出力(ま
たは、入力)ユニットを含んでもよい。ロック出力(または、入力)ユニットまたはメイ
ン出力(または、入力)ユニットは同一または類似の種類であってもよい。前記ロックC
PU部位またはロック出力(または、入力)部位のその他の構成上の詳細な内容は、第1
及び第2構成のロック出力(または、入力)ユニットの前記の内容と類似または同一であ
るため、これ以上の説明は省略する。
【1148】
6-4.第3構成-作業及び実行順序
【1149】
本明細書の前記第3例示的側面の四番目の実施形態の場合、ターミナルは多様な方法
で駆動され、向上したセキュリティと完全性はもちろん、ユーザの個人データを保護する
ことができる。映像ユニットが消えているオフ状態においてターミナルが第1ユーザ入力
を受信すれば、ターミナルはUIACTまたはUITHENのうちの1以上とUISWIに基づいてロック
モードから解除モードに移動するのかどうか決定する。ターミナルは、[1]ロックまた
は解除モードにて映像ユニットを点けたり、[2]ユーザが認証作業に失敗すればオフ状
態に留まったり、または、[3]第1ユーザ入力またはこれに含まれた(ユーザ)サブ入
力が予め格納された値と相違する場合、オフ状態に留まる。
【1150】
第1ユーザ入力に対応してターミナルがロックモードにて映像ユニットを点ければ、
ターミナルは前記多様な基準に基づいて現在のロックモードに留まるのか、または、解除
モードに移動するのか決定することができる。その結果、ターミナルは、[1]ロックモ
ードに留まったり、[2]相違したロックモードに移動したり、または、[3]解除モー
ドに移動してメインシステムを着手することができる。もし、UISWI、UIACTまたはUITHEN
が予め格納された値と一致しなければ、ターミナルは、[1]現在モードに留まったり、
[2]ユーザに(新規サブ入力を含む)新規ユーザ入力を提供するように要請したり、ま
たは、[3]映像ユニットを消すことができる。
【1151】
第1ユーザ入力の受信に対応して映像ユニットが点いて、ターミナルが解除モードに
て駆動すれば、ターミナルは、[1]UISWIが現在モードに相応する場合、現在の解除モ
ードに留まったり、[2]UISWIが現在モードに相応しない場合、現在モードに留まった
りまたは新規解除モードに移動したり、[3]UISWIがロックモードに相応する場合、ロ
ックモードに移動したり、[4]UISWIが予め設定したUISWIに相応しない場合には、ロッ
クモードに移動したり、または、[5]第1ユーザ入力や(ユーザ)サブ入力が予め格納
した値に相応しない場合、映像ユニットを消して非活性状態に移動することができる。
【1152】
上述のように、ターミナルは、多様な移動時点にモード移動作業を実行することがで
きる。一例として、ターミナルは、[1]第1または第2ユーザ入力の受信と同時または
受信後、[2]ユーザが能動的に提供するUISWIの取得と同時または取得後、[3]ター
ミナルが現在ユーザが認証に成功したことを確認と同時またはその後、または、[4]ユ
ーザが新規モードに移動できる接近権限を保有することを確認と同時またはその後、新規
モードに移動することができる。前記モード移動時点は、上述のセクション1-21で詳
細に説明したことがある。
【1153】
前記第3構成によるターミナルの多様な作業のその他の特性は、第1構成または第2
構成のターミナルの相応する特性と同一または類似したり、本明細書の他の例示的側面の
ターミナルの相応する特徴と同一または類似し、したがって、これに対するこれ以上の説
明は省略する。
【1154】
6-5.第3構成-削除、部分削除及び格納
【1155】
本明細書の前記第3例示的側面の五番目の実施形態の場合、ターミナルは、上述の削
除(または、部分削除)作業を多様な削除時点に実行することにより、メインシステムの
向上したセキュリティと完全性及びユーザの個人情報の保護を維持することができる。タ
ーミナルが部分削除作業を実行する時、ターミナル(または、ユーザ)は、データ削除予
定結果物または格納予定結果物を選択することができる。上述の格納予定結果物は、ロッ
ク(または、メイン)メモリユニットやその他の他のメモリセクタに多様な上述の基準に
従って永久的、臨時に、または、条件付きで格納されてもよい。
【1156】
ターミナルは、メインCPUユニットやロックCPU部位のうちの1以上のユニット
で削除作業を実行できるものの、実行の主体が前記ユニットでも前記部位でも重要でない
こともある。しかし、この構成の例外は、ロックCPU部位(または、メインCPUユニ
ット)が損傷を受け、これにより、ターミナルがメインCPUユニット(または、ロック
CPU部位)を用いて削除作業を実行する場合である。ターミナルはロックメモリユニッ
トに格納されたり、または、残留したりする結果物に対してもメインCPUユニットやロ
ックCPU部位を駆動して削除作業を実行することができる。
【1157】
ターミナルは、メインCPUユニットやロックCPU部位のうちの1以上のユニット
で部分削除作業を実行できるものの、この時、実行の主体が前記ユニットでも前記部位で
も重要ではないこともある。ターミナルはロックメモリユニットに格納されたり残留した
りする結果物に対してもメインCPUユニットまたはロックCPU部位などを用いて部分
削除作業を実行することができる。
【1158】
ターミナルは、適応的に部分削除作業を実行することができる。一例として、ターミ
ナルは、多様な基準で格納予定結果物を選択することができ、前記基準の例としては、[
1]ユーザがロックモードにてターミナルを駆動してきた期間、[2]ユーザがロックモ
ードにて接続したウェブサイトの数、[3]ユーザがロックモードにてロック作業の実行
を介して得た結果物の容量または大きさ、[4]ユーザが設定した選好度と一致すると同
時にユーザが生成したコンテンツの数または容量、または、[5]ユーザがロックモード
にて処理した個人または金融データの数または容量などがある。その後、ターミナルは、
格納予定結果物を特定のメモリユニットやセクタに格納することができる。
【1159】
上述のように、ターミナルは、関係のないまたは無意味なヌルデータを削除予定結果
物の少なくとも一部分に上書きしたり、前記結果物をメモリユニットに格納する前に暗号
化して前記削除(または、部分削除)作業を実行することができる。ターミナルは押圧す
る数ほど削除(または、部分削除)作業を実行することができ、前記数の例としては、単
一の上書きや単一の暗号化、二回の上書きや二回の暗号化、三回の上書きや三回の暗号化
などがある。したがって、ターミナルは、状況に応じて上書きまたは暗号化の程度を調節
することができる。
【1160】
ユーザは、ロックメモリユニットまたはロックシステム全体に格納されたり残留した
りする結果物に対する痕跡を除去することを所望することができ、特に、ユーザが怪しい
ウェブサイトから悪性コードをダウンロードしたり、または、不名誉なウェブサイトにア
クセスした場合などがその例である。この場合、ユーザは、二回またはそれ以上の上書き
や暗号化を介して削除(または、部分削除)作業を実行するようにターミナルを制御する
ことができる。これとは異なり、ユーザが最も広い接近権限が付与された解除モードに移
動する場合も前記例に属し得る。ユーザは、自身がロックモードで[1]如何なる作業を
実行しようが、[2]如何なるウェブサイトにアクセスしようが、または、[3]如何な
る情報を検索しようが、ロックメモリユニットや如何なるメモリセクタにも残留データを
残さないまま、ロックシステムに残留する全ての結果物を削除することを所望することが
できる。
【1161】
このような必要性と状況に対応して、ターミナルは、ユーザがモード及び前記上書き
または暗号化の程度を選択するようにできる。一例として、ユーザは、削除予定結果物に
対する上書きまたは暗号化作業の実行を決定することができる。その後、ターミナルは、
上述の削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行することができる。
【1162】
他の例の場合、ターミナル(または、ユーザ)は、特定階層が定義した多数のモード
それぞれに優先順位に該当する点数を割り当てるようにし、一例として、最小の接近権限
を付与したモードは1点、その次に狭い接近権限を付与したモードは1.5点などとし、
二番目に広い接近権限を付与したモードは11点、最も広い接近権限を付与したモードは
12点の点数を割り当てることができる。その後、ターミナルは、現在モードに付与され
た点数と新規モードに付与された点数との差に基づいて前記上書き、または、暗号化の回
数を決定することができる。
【1163】
一例として、ユーザが1点が付与されたモードから12点が付与されたモードに移動
する時、点数差は11点であるため、ターミナルは前記上書き、または、暗号化を少なく
とも二回実行することができる。しかし、ユーザが7点が付与されたモードから8点が付
与されたモードに移動する場合、点数差は1点に過ぎないので、ターミナルは最も簡単な
単一の上書きや単一の暗号化作業のみを実行することができる。または、ユーザが10点
が付与されたモードから2点が付与されたモードに移動すれば、ターミナルは、モード移
動を実行しないことがある。しかし、現在モードがロックモードの場合、ターミナルは、
上書き、または、暗号化のための限界点を、一例として、7点に設定することもできる。
その後、ユーザが現在モードからさらに広い接近権限が与えられた新規モードに移動する
が、現在モードと新規モードの点数差が7点より少ない場合、ターミナルは、上書き、ま
たは、暗号化作業を実行しないことがある。
【1164】
他の例の場合、ターミナル(または、ユーザ)は、相違した基準に従って各モードに
点数を付与することができ、前記基準の例としては、ユーザが特定のロックモードにてタ
ーミナルを駆動した期間、ユーザがロックモードにて接近したウェブサイトの数、ユーザ
がロックモードにてロック作業を実行して得た結果物の大きさまたは容量、ユーザが接近
したコンテンツのうち不快な、不法または猥褻的コンテンツの数または容量、または、ロ
ックモードにてユーザが使用した個人的または金融データの数または容量などがある。そ
の後、ターミナルは、前記数に基づいて特定の回数の削除(または、部分削除)作業を実
行することができる。
【1165】
このように、前記詳細な形態のターミナルは、ユーザの多様な需要を考慮して削除(
または、部分削除)作業を実行することができる。このような構成によって、ユーザは自
身の必要性に相応しい上書き、または、暗号化作業の程度や種類に対して直接決定しなけ
ればならない課題から解放され得る。
【1166】
上述の詳細な形態は、メインシステムのメインメモリユニットまたは他のメインユニ
ットに格納されたり残留したりするデータに対する削除(または、部分削除)作業にも適
用されてもよい。一例として、ロックシステムがメインCPUユニットやメインメモリユ
ニットを駆動してロック作業を実行する場合、ターミナルは、ロックメモリユニットに格
納されたり、または、残留したりする結果に対する削除(または、部分削除)作業をさら
に多くの回数で繰り返して実行することができる。したがって、ターミナルが解除モード
にて前記結果物に対する処理を完了した場合、ターミナルはロックシステムにて前記結果
物を削除する時に比べて、メインシステムにてロックシステムに関連したデータをさらに
厳格に削除することができる。
【1167】
また、上述の詳細な形態は、ターミナルが特定の結果物をメインメモリユニットに格
納したが、前記結果物がロックシステムに格納されたり残留したりする場合にも適用され
、特に、ロックモードにてロック作業を実行することにより前記結果物を得た場合にも適
用される。このような場合、悪性コンピュータコードがメインシステムに合法的に侵入す
る可能性が高くなり得る。したがって、ターミナルが解除モードにて結果物に対する処理
を完了した場合、ターミナルはロックシステムの結果物を削除する時よりメインシステム
のロックシステム関連のデータをさらに徹底して削除することもできる。
【1168】
第3構成のターミナルは、メインメモリユニットに内蔵されたロックメモリの部位を
含み、ロックメモリ部位はメインメモリユニットとの物理的接触を維持することができる
。しかし、前記ターミナルは、ロックメモリ部位とメインメモリユニットとの間の作業実
行上の隔離を依然として維持することにより、向上した完全性、強化されたセキュリティ
、ターミナルのメインシステムに格納された個人データの保護を維持することができる。
【1169】
前記第3構成による多様なターミナルのロック(または、メイン)システムの削除作
業、部分削除作業または格納作業のその他の構成上または作業実行上の特性は、第1また
は第2構成の多様なターミナルのロック(または、メイン)システムの前記作業の特性と
同一または類似することがあり、または、本明細書の他の例示的側面のターミナルのロッ
ク(または、メイン)システムの前記特性と同一または類似し得る。したがって、これに
対するこれ以上の説明は省略する。
【1170】
6-6.第3構成-変形及び改良
【1171】
本第3構成のターミナルは、上述とは相違した配置または順序に従って構成されて駆
動することができる。前記第3構成のターミナルの変形または改良は、第1または第2構
成のターミナルの変形または改良と同一または類似することがあり、または、本明細書の
他の例示的側面の多様なターミナルの変形または改良と同一または類似し得る。
【1172】
たとえ前記第3例示的側面の前記実施形態や詳細な形態は、単一のロックモードと単
一の解除モードとの間で作動する多様なデータ処理ターミナルと主に関連するが、前記実
施形態及び詳細な形態は、同一、類似または相違した接近権限が付与された多数のモード
の間で作動する他のターミナルにも同等に適用されてもよい。したがって、前記多様な実
施形態と詳細な形態は、二つのモードまたは3以上のモードにて移動するターミナルにも
適用され、そのうちの1以上のモードは前記ロックモードに該当し得る反面、1以上の他
のモードは前記解除モードに該当し得る。
【1173】
本明細書の第3例示的側面(すなわち、上述の第3構成)の多様な実施形態または詳
細な形態で例示したターミナルの構成上または作業実行上の変形または修正は、本明細書
の他の例示的側面の相違した実施形態や詳細な形態と互換されてもよい。したがって、第
3例示的側面の特定の実施形態または詳細な形態の特定の特性は、同一の例示的側面また
は相違した例示的側面の他の実施形態や詳細な形態にも適用されてもよい。
【1174】
また、上述の第3例示的側面の多様なターミナルのその他の構成上または作業実行上
の特性及びこの変形または修正はやはり、後述の適用、含む、代替または結合が互いに契
約しない限り、[1]本明細書の相違した側面、実施形態や詳細な形態の相応する特性に
適用されたり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代替し
たり、[4]前記相応する特性によって代替されたり、または、[5]前記相応する特性
と結合することができる。
【1175】
7.第4構成-ハイブリッドロックシステム
【1176】
本明細書の第4例示的側面の多様なデータ処理ターミナルは、1以上のメインシステ
ムと1以上のロックシステムを含んでもよい。メインシステムは、第1、第2または第3
構成の多様なターミナルと同一または類似し、一例として、ターミナルは、解除モードに
てメインシステムを着手し、ロックモードのような制限的モードでは(ロックシステムな
どと同じ)他のシステムを着手する。
【1177】
第4構成のロックシステムは、1以上のロックCPUユニット、ロックメモリユニッ
トを含み、オプションで1以上のロック出力ユニットまたはロック入力ユニットを含んで
もよい。しかし、ロックシステムは、1以上のロックユニットが物理的または作業実行上
メインシステムに内蔵されるように構成される反面、1以上の残りのロックユニットは、
メインシステムの相応するユニットから物理的または作業実行上隔離されるように構成さ
れ得る。したがって、前記隔離されたユニットを除けば、ロックシステムの残りの部分は
、メインシステムに連結されたり、または、統合されたと見なすことができ、したがって
、メインシステムと単一のまたは統合されたユニットを構成すると見なすことができる。
また、ロックシステムは、1以上の隔離されたロック部位を含むロックユニットと内蔵さ
れた部位を全て含む混合的ユニットと見なすことができる。下述の例は、このように混合
的構成を有するターミナルの例示的構成及び作業実行順序を説明する。
【1178】
7-1.第4構成-メインシステム及びロックシステム
【1179】
前記第4例示的側面の一番目の実施形態の場合、ターミナルは、1以上のメインシス
テムと1以上のロックシステムを含み、各システムは多数のユニットを含み、各ユニット
は上述の多様なハードウェア要素またはソフトウェア要素を1以上含む。ロックシステム
の1以上のロック要素の1以上の部位はメインシステムに内蔵される反面、前記ロック要
素の1以上の他の部位は物理的にまたは作業実行上メインシステムから物理的にまたは作
業実行上隔離される。このような観点から見れば、第4構成の多様なターミナルは、セク
ション6-2-2で説明した部分内蔵の構成を有するターミナルと類似すると見なすこと
ができる。
【1180】
図12]は、本明細書の第4例示的側面(すなわち、第4構成)の混合的構成の例
示的データ処理ターミナルのブロック線図である。ターミナルのメインシステム10は、
典型的に第3構成(一例として、[図11])のターミナルのメインシステムと類似し、
1以上のメインCPUユニット30、メインメモリユニット40、メイン入力ユニット2
0、メイン出力ユニット50などを含んでもよい。第4構成のメインシステム10のその
他の構成上または作業実行上の特性は、第1、第2または第3構成のメインシステムの前
記特性と類似または同一であるか、または、本明細書の相違した例示的側面のターミナル
のメインシステムの前記特性と類似または同一である。したがって、これに対するこれ以
上の説明は省略する。
【1181】
ロックシステム60は、ロックCPU部位30Lとロックメモリ部位40Lを含み、
ロックCPU部位30LはメインCPUユニット30に内蔵されることにより統合CPU
ユニットを構成できる反面、ロックメモリ部位40Lはメインメモリユニット40に統合
されて統合メモリユニットを構成することができる。しかし、第3構成のターミナルとは
異なり、ロックシステム60はモード移動用入力ユニット25及び隔離ロックCPU部位
30Uを含んでもよく、前記モード移動用入力ユニット25はメイン入力ユニット20か
ら完全に、物理的に隔離されてもよく、隔離ロックCPU部位30UはメインCPUユニ
ット30から完全に、物理的に隔離されてもよい。
【1182】
したがって、前記ターミナルは多様なユニットを含むと見なすこよができ、前記含ま
れたユニットの例としては、[1]メインCPUユニット30、[2]メインCPUユニ
ット30に内蔵されて統合CPUユニットを構成する内蔵ロックCPU部位30L、[3
]メインCPUユニット30から物理的または作業実行上隔離され、内蔵ロックCPU部
位30Lから物理的または作業実行上隔離された(または、隔離されていない)隔離ロッ
クユニット、[4]メインメモリユニット40、[5]メインメモリユニット40に内蔵
されて統合メモリユニットを構成する内蔵メモリ部位40L、または、[6]オプション
でその他のメインユニットなどがある。
【1183】
1以上のロックユニットは、メインユニットに内蔵された第1部位及びメインシステ
ムから物理的に(また、オプションで作業実行上)隔離された第2部位を含むので、前記
ターミナルは混合的構成を有すると指称する。したがって、前記混合的構成は、「完全内
蔵」と「完全隔離構成」の混合と見なすことができ、前記混合的構成は「部分内蔵」と同
一であると見なすことができる。したがって、説明の便宜のため、第4構成のロックCP
Uユニットは内蔵部位30Lと隔離(すなわち、非内蔵)部位30Uを含むものと見なす
【1184】
前記第4例示的側面の二番目の実施形態の場合、重複構成により製作したターミナル
は、内蔵ロックCPU部位30Lと隔離ロックCPU部位30Uを多様な目的のために使
用できるものの、これと共に内蔵ロックCPU部位30Lと隔離ロックCPU部位30U
がそれぞれ[1]ロックシステム60(好ましい場合、メインシステム)の同一または相
違したユニットを駆動したり、[2]ロックシステム60(好ましい場合、メインシステ
ム)の同一または相違したハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動したり、[3
]前記要素やユニットで同一または相違した作業を実行したり、または、[4]前記作業
を実行することにより同一または相違した機能を遂行するようにできる。
【1185】
言い換えれば、ターミナルは、上述の内蔵ロックCPU部位30L及び隔離ロックC
PU部位30Uをして、[1]同一のハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動するよ
うにしたり、[2]1以上の共通要素を駆動するものの、これ以外にはそれぞれ相違した
ハードウェア要素やソフトウェア要素を駆動するようにしたり、または、[3]如何なる
共通要素もなしにそれぞれ相違したハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動する
ようにできる。したがって、ターミナルは、内蔵ロックCPU部位30L及び隔離ロック
CPU部位30Uがそれぞれ同一または相違した作業を実行するようにできる。
【1186】
上述のように、内蔵CPU部位30Lは、メインCPUユニット30に内蔵されても
よい。または、内蔵CPU部位30LとメインCPUユニット30の物理的連結により、
内蔵CPU部位30Lは一般的にメインCPUユニット30の近くに配置されてもよい。
しかし、隔離ロックCPU部位30Uはターミナルの内部や外部の多様な位置に装着され
てもよい。一例として、ターミナルがメインCPUユニット30との作業実行上の隔離は
必要とするが、前記ユニット30との厳格な物理的隔離を要求しない場合には、隔離ロッ
クCPU部位30UはメインCPUユニット30の周囲に配置されてもよい。
【1187】
または、前記ロックCPU部位30L、30Uは物理的にまたは作業実行上多様な方
法で連結されてもよい。一例として、ターミナルは、ロックCPU部位30L、30Uを
相違した位置に配置することにより、これら部位を互いに物理的に隔離させることができ
る。また、他の例の場合、前記ロックCPU部位30L、30Uは物理的に互いに近く配
置されたり、または、メインCPUユニット30と共に、または、メインCPUユニット
30なしに単一の物体を構成することができる。ターミナルは、ロックCPU部位30L
、30UがメインCPUユニット30やメイン(または、ロック)システム10、60の
他のユニットを介して交信するようにできるが、作業実行上前記ロックCPU部位30L
、30Uを互いに隔離させることができる。
【1188】
前記重複構成を用いることにより、ターミナルは製造会社またはユーザに多様な恩恵
を提供することができる。前記恩恵のうち一番目は、ターミナルがロックCPU部位30
L、30Uのうち一つだけ用いても、同一のハードウェア要素またはソフトウェア要素を
駆動できるという点である。したがって、ターミナル製造会社は、融通性があるようにハ
ードウェアの構成または運営体系の設計を具現することができる。言い換えれば、ロック
CPU部位30L、30Uそれぞれに特定の課題を割り当てることにより、製造会社はタ
ーミナルの設計や製造工程を単純化することができる。また、ユーザもやはりロックCP
U部位30L、30Uそれぞれを用いて融通性があるように多様な作業を実行することが
できる。
【1189】
前記恩恵のうち二番目は、隔離ロックCPU部位30Uが悪性ウイルスに汚染された
り悪性ウイルスによって誤作動する場合、ターミナルは重複構成に従わないターミナルが
取ることができる是正アクション(remedial action)に比べてさらに安全であり、さら
に多様な是正アクションを取ることができる。一例として、ターミナルは、内蔵ロックC
PU部位30LをロックCPUユニットとして用いることができ、これにより、ターミナ
ルは、ロックモードにてロック作業を実行するためにメインCPUユニット30を使用す
る必要がなくなり、ロックモードにてロック作業を実行する最中に悪性ウイルスがメイン
システム10に流入する危険性を最小化にすることができる。他の例の場合、内蔵ロック
CPU部位が汚染されたり、または、前記部位が誤作動する場合、ターミナルは隔離ロッ
クCPU部位30Uを内蔵ロックCPU部位30Uとして用いることができる。
【1190】
前記恩恵のうち三番目は、ターミナルがロックCPUユニットの内蔵及び隔離ロック
CPU部位30L、30Uを同時にまたは順番に駆動できるという点である。特に、ター
ミナルが前記ロックCPU部位30L、30Uを駆動する時、ロックシステム10は、ロ
ックモードにて継ぎ目のない多数の作業を実行することができ、その結果、ユーザに多様
な恩恵を提供することになる。一例として、ターミナルが多数の(ユーザ)サブ入力を含
むユーザ入力を受信しても、ターミナルはメインCPUユニット30を用いないまま、ロ
ックCPU部位30L、30Uを同時に駆動し、継ぎ目のない多数の作業を実行すること
ができる。また、ターミナルが実行スレッド(execution thread)を順番にまたは同時に
生成することにより、ロックCPU部位30L、30Uを個別的プロセッサとして、また
は、マルチコアプロセッサの個別的コアとして駆動するなどのように、ターミナルがロッ
クCPU部位30L、30Uを順番に駆動する場合、ターミナルは追加の恩恵を提供する
ことができる。
【1191】
また、ターミナルは、隔離ロックCPU部位30Uを脱着機器、携帯用機器またはウ
ェラブル機器などと同じ外部機器に装着することができる。したがって、外部機器は独立
的な外部ロックシステムの機能を遂行するものの、前記外部ロックシステムは、[1]タ
ーミナルの内部または外部機器に装着されたロックビューアを駆動できたり、[2]外部
機器やターミナルの内部に装着されたロックメモリユニットに結果物を格納できたり、ま
たは、前記ユニットから結果物を回収できたり、または、[3]外部機器またはターミナ
ルの内部に装着されたその他のロックユニットを駆動することができる。
【1192】
一つ以上の前記内蔵または隔離ロックCPU部位30L、30Uは、上述の多様な削
除時点にロックメモリユニット80に対して削除(または、部分削除)作業を実行するこ
とができ、したがって、メインシステムの向上したセキュリティ及びメインシステムに格
納された個人データの秘密を保持することができる。また、1以上の内蔵及び隔離ロック
CPU部位30L、30Uは、上述の格納時点に格納予定データを格納し、削除(または
、部分削除)作業を実行することができる。また、メインシステム10は、ロックメモリ
ユニット80に対して削除(または、部分削除)作業を実行したり、これとは反対に、1
以上のロックCPU部位30L、30Uがメインメモリユニット40に対する削除(また
は、部分削除)作業を実行することができる。
【1193】
上述の相違点を除けば、第4構成のターミナルのメインユニット及びロックユニット
の多様な特性は、第1、第2、及び第3構成のターミナルの前記ユニットの特性と類似し
たり同一であったり、本明細書の他の例示的側面のターミナルの前記特性と類似または同
一であってもよい。したがって、メインユニットに対する詳細な説明は省略する。
【1194】
7-2.第4構成-変形及び改良
【1195】
前記第4構成の多様なターミナルは、相違した配列や順序で構成され作動することが
できる。または、第4構成のターミナルの前記変形、改良は、第1、第2または第3構成
のターミナルの変形、改良と同一または類似したり、本明細書の相違した例示的側面のタ
ーミナルの変形、改良と同一であるため、これ以上の説明は省略する。
【1196】
本明細書の第4例示的側面(すなわち、上述の第4構成)の多様な実施形態または詳
細な形態で例示したターミナルの構成上または作業実行上の変形または修正は、本明細書
の他の例示的側面の相違した実施形態や詳細な形態と互換されてもよい。したがって、第
3例示的側面の特定の実施形態または詳細な形態の特定の特性は、相違した例示的側面の
他の実施形態や詳細な形態にも適用されてもよい。
【1197】
また、上述の第4例示的側面の多様なターミナルのその他の構成上または作業実行上
の特性及びこの変形または修正もやはり、後述の適用、含む、代替または結合が互いに契
約しない限り、[1]本明細書の相違した側面、実施形態や詳細な形態の相応する特性に
適用されたり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代替し
たり、[4]前記相応する特性によって代替されたり、または、[5]前記相応する特性
と結合することができる。
【1198】
8.追加作業
【1199】
本明細書の第5例示的側面による多様なデータ処理ターミナルは、上述の作業とは相
違した多様な作業を実行したり、上述の機能とは相違した多様な機能を遂行したり、上述
の構成、配置とは相違した多様な構成、配置に従って製作されたり、または、上述の作業
実行順序とは相違した多様な作業実行順序に従って駆動されてもよい。一例として、前記
ターミナルは、メイン(または、ロック)システムの特定のハードウェアまたはソフトウ
ェア要素を駆動できたり(または、できなかったり)、新規ハードウェアまたはソフトウ
ェア要素をターミナルに装着できたり(または、できなかったり)、または、新規ステッ
プを追加で実行することができる(または、できない)。
【1200】
ターミナルは、特定の作業を相違した順序で実行したり、相違したオプションを用い
て特定のハードウェア要素またはソフトウェア要素を駆動することができる。後述の実施
形態及び詳細な形態は、多様なデータ処理ターミナルに関するもので、前記ターミナルは
上述は同一または相違した構成に従って製作されたり、同一または相違した作業を同一ま
たは相違した順序で実行したり、または、同一または相違した機能を遂行することができ
る。したがって、後述の構成及び作業は、上述の多様なターミナル、メインシステム、ロ
ックシステムまたは多様なユニットに装着されてもよい。
【1201】
8-1.ハードウェア及びソフトウェアの構成及び具現
【1202】
上述では、相違した種類のロックシステム、ロックユニット及びこれらのハードウェ
ア要素またはソフトウェア要素を第1~第4構成を例示として説明した。しかし、多様な
ロックシステムの多様なユニットは、上述の説明により常にターミナルの内部に装着され
る必要はない。
【1203】
したがって、本明細書の第5例示的側面の一番目の実施形態の場合、ロックシステム
の多様なハードウェア要素は、ターミナル(または、メインシステム)と物理的にまたは
作業実行上結合できる外部機器の形態で提供されたり、または、外部機器に内蔵されても
よい。このために、ロックシステムの多様なソフトウェア要素やロック運営体系は、オプ
ションで脱着機器、携帯用機器またはウェラブル機器などと同じ外部機器に装着されても
よい。
【1204】
したがって、第1構成のロックビューア、第1または第2構成のロックメモリユニッ
ト、または、第3または第4構成のロックCPU部位もやはり容易に外部機器の形態で製
作したり外部機器に装着されてもよく、前記外部機器は、[1]ターミナルのポートやコ
ンセントに物理的にまたは作業実行上脱着式で連結されてもよく、または、[2]物理的
連結なしに無線でターミナルと作業実行上連結されてもよい。特に、前記外部機器は、[
1]ロックモードにてユーザに慣れないフォーマットでデータやファイルを表示できるロ
ックビューアで機能したり、[2]ロックシステムのハードウェアやソフトウェア要素を
駆動できるロックCPUユニットで機能したり、[3]ターミナルが許容する場合、メイ
ンシステムのハードウェアまたはソフトウェア要素を駆動できるロックCPUユニットで
機能したり、または、[4]制限的モードにてロックシステムまたはメインシステムに外
部メモリセクタを提供するロックメモリユニットで機能することができる。または、外部
機器は外部メモリセクタを提供したり、メインCPUユニットの運営体系(または、特定
ソフトウェアアプリ)の一部(または、全体)機能を提供できるロックCPUユニットま
たはロックメモリユニットを含むロックシステムで機能することもできる。
【1205】
ターミナル及び外部機器は作業実行上の連結があろうがなかろうが、多様な方法で脱
着式に連結されることにより物理的に連結されてもよい。一例として、ターミナルは、外
部機器と脱着式または固定されて連結され得るポートまたはコンセントを含んでもよい。
他の例として、ターミナルは、外部機器を捕らえておいたり取り囲んだりその他の方法で
結合できる機械式ホルダを含んでもよい。また、他の例の場合、ターミナル及び外部機器
は、磁気的に結合することもでき、一例として、ターミナルや既存の磁石や磁性体を前記
外部機器に含ませるものの、磁石または磁性体の磁極(magnetic pole)を前記結合に適
するように形成することができる。ただし、前記磁石または磁性体は、ターミナルのハー
ドウェア要素を干渉しない位置に装着することができ、一例として、メインCPUユニッ
ト、メインメモリユニット、内蔵ロックCPU部位、内蔵ロックメモリ部位などから一定
の距離以上の位置に装着することができる。前記外部機器がターミナルと脱着が可能であ
り、有無線で通信できるように結合される限り、前記結合(または、連結)の詳細なメカ
ニズムは関連分野の通常の知識を有する者の選択に該当し、これにより、これ以上の説明
は省略する。
【1206】
外部機器はターミナルと無線で通信することができ、ロックメモリユニット(または
、部位)、ロックCPUユニット(または、部位)、または、ロック入力(または、出力
)ユニットの機能を遂行できる携帯用機器、ウェラブル機器の形態で製作されてもよい。
したがって、ユーザは、ウェラブル機器や脱着機器をロックシステムとして使用してター
ミナルを駆動することができる。また、多様なロックユニットは、セクション4-3-2
で例示した外部機器の形態で製作されたり前記機器に内蔵されてもよい。
【1207】
前記外部機器をロックユニット(または、部位)として使用する代わりに、前記外部
機器は、[1]認証用(ユーザ)サブ入力を提供できる認証機器、または、[2]モード
移動(ユーザ)サブ入力を提供できるモード移動用機器として使用することができる。す
なわち、前記外部機器は、多様な基準に基づいてターミナルに認証用(ユーザ)サブ入力
、または、モード移動(ユーザ)サブ入力を提供できるものの、前記基準の例としては、
前記外部機器が[1]ターミナルから一定の距離以内に接近した場合、[2]特定速度、
特定角速度、特定方向または特定加速度で移動する場合、[3]特定(ユーザ)サブ入力
を含む特定ユーザ入力を受信する場合、[4]ターミナルと接触した場合、または、[5
]ユーザ(または、非ユーザ物体)の特定の動きを感知した場合などがある。したがって
、ターミナルを駆動するユーザが解除モードに移動するためにユーザ入力を提供する場合
、ターミナルはユーザを様々な方法で認証することができ、前記認証方法には、ユーザの
指紋を用いたり、外部機器(一例として、時計)がターミナルの周囲に位置するのか否か
、ターミナルと外部機器との間の距離などを用いる方法などがある。
【1208】
前記外部機器は、さらに広い接近権限が付与されたモードへの移動を防止できる反認
証機器として使用することができる。一例として、前記外部機器(一例として、ネックレ
ス)が特定の距離以内に位置する場合、ユーザの認証情報、指紋、紅彩や音声など(ユー
ザ)サブ入力の正確性と関係なしに、ターミナルは、ユーザが[1]現在モードから解除
モードに移動できないように、[2]現在モードからさらに広い接近権限が付与されたモ
ードに移動できないように、または、[3]現在モードから如何なる新規モードにも移動
できないように防止することができる。このような構成は、特定の状況においてユーザが
特定モードに移動することを望まない場合、有用に用いることができ、このために、ユー
ザは、外部機器に該当する指輪をはめた手でターミナルを捉えることにより、または、タ
ーミナルが指輪をはめた手から一定の距離以上離れない限り、ユーザのターミナルが特定
のモード、さらに広い接近権限が付与されたモード、または、如何なるモードにも移動で
きないように防止することができる。
【1209】
外部機器は有無線でターミナル内部に位置したメインシステムと交信することができ
る。すなわち、前記ターミナルは、多様な無線通信技術を用いることができ、前記通信技
術の例としては、Wi-Fi、Bluetooth、ワイマックス(Wi-MAX)、無線ラン(WLAN)、近接
通信(NFC)、ジグビー(ZigBee)などがあり、前記技術は関連分野の通常の知識を有す
る当業者には公示技術であるため、この説明は省略する。この他にも、ターミナルは赤外
線(IR)通信やその他の既存の無線通信機器に使われる技術を使用することもできる。
【1210】
前記構成は、ユーザに多様な恩恵を提供する。一例として、ユーザは、ターミナルと
連結可能な多数のUSBまたは外部メモリチップ(または、機器)を準備した後、各US
Bやチップ(または、機器)をロックビューア、ロックCPUユニット、または、ロック
メモリユニットなどで作動するようにしたり、または、特定モードでのみ駆動可能な反面
、他のモードでは作動しなかったロックシステムで活用することができる。これとは異な
り、ユーザは多数のUSBを準備するものの、各USBを特定モードでのみ駆動できるロ
ック(または、解除)システムで活用し、これにより、ユーザは各USBを他のUSBと
は相違した、個別的ロック(または、解除)システムで駆動することができる。また、多
数のユーザも、それぞれ自身が所望するロックユニットが装着されたUSBを準備し、各
ユーザはターミナルに前記USBを連結した後、他のユーザに自身の個人情報が露出する
心配なしに、自分だけの制限的モードにて自分だけのロック作業を実行することができる
【1211】
前記例の外部機器は、ユーザをして認証用(ユーザ)サブ入力または他の認証情報を
提供するように要求することにより、認証用入力ユニットとしての機能を遂行することが
できる。または、ターミナルは、前記外部機器とメインシステムを同期化することにより
、外部機器をターミナルに連結するユーザがこのような接近権限を保有したのかどうか確
認できる認証作業を実行するようにできる。
【1212】
または、前記外部機器は、特定の事件が発生する時、自身が格納している全て(また
は、特定)の結果物に対して削除(または、部分削除)作業を実行するようにできる。一
例として、外部機器は、ユーザに対する認証作業を監視し、現ユーザが認証作業に一度(
または、特定の回数)失敗すれば、自身に対する削除(または、部分削除)作業を実行す
ることができる。また、他の例の場合、ターミナルは、ユーザに対する認証作業を監視し
、現ユーザが認証作業に一度(または、特定の回数)失敗すれば、外部機器に対して削除
(または、部分削除)作業を実行することができる。したがって、認証されたユーザは、
認証を受けることができなかったユーザが外部機器に格納されたデータまたは結果物を容
易に接近できないように防止することができる。
【1213】
また、他の例の場合、ターミナルは、多様なコンピュータコードをプラグイン形態で
前記外部機器に装着することができ、これにより、メイン運営体系が前記コードを実行す
るようにできる。その結果、ターミナルは、前記コードをロック(または、メイン)シス
テムのソフトウェアアプリで駆動することができる。前記構成は、ユーザに多様な恩恵を
提供することもできる。すなわち、ユーザが特定のプラグインが装着された外部機器をタ
ーミナルのロック(または、メイン)システムと連結すれば、ユーザはターミナルに装着
されたメイン(または、ロック)ソフトウェアアプリのみでは実行できない作業を実行し
たり、前記アプリのみでは遂行できない機能を遂行することもできる。ターミナルは、前
記プラグインまたは外部機器のその他のコードと共に、または、前記プラグインや前記コ
ードの代わりに既存の多様なテーマ(theme)、スキンまたはウィジェットを使用するこ
とができる。これを介してユーザは、ターミナルのメイン(または、ロック)システムの
多様なソフトウェア要素を個人化(customize)することができる。もちろん、前記プラ
グインはメイン(または、ロック)システムのメイン(または、ロック)運営体系や(ソ
フトウェア)アプリとの互換性を持つことが好ましい。
【1214】
他の例の場合、ターミナルは、上述とは相違した削除時点に多様な方法でロックモー
ドにてロック作業を実行して得た結果物やロックシステムに格納されたり残留したりする
結果物の一部以上に対する削除(または、部分削除)作業を実行することができる。この
時、前記ロックシステムはターミナル内部に装着されたり、または、前記外部機器に装着
されてもよい。
【1215】
一例として、ターミナルは、上述の多様な削除時点にロックシステムに対する削除(
または、部分削除)作業を実行することができる。また、他の例の場合、ターミナルはユ
ーザがミスで、または、意図的に外部機器をターミナルから分離する時(ロックモードに
おけるユーザのロックシステムの駆動またはロック作業の実行完了と関係なく)外部機器
のロックシステムに対して削除(または、部分削除)作業を実行することもできる。この
場合、ターミナルは外部機器に対する削除(または、部分削除)作業を実行することがで
き、したがって、外部機器は最小の機能性を保有したロックCPUユニットのみを含んだ
り、または、最小の電源(power supply)を含んでもよい。
【1216】
また、他の例の場合、外部機器と連結されたターミナルは、多様な時点に削除(また
は、部分削除)作業を実行することができ、前記時点の例としては、ユーザが[1]ター
ミナルに削除(または、部分削除)作業を実行するようにという命令を含むユーザ入力を
提供するたびに、[2]特定の(ソフトウェア)アプリの駆動を終わらせて特定のセッシ
ョンを終了する時、または、[3]特定の(ソフトウェア)アプリの駆動を終わらせた時
などがある。また、ターミナルは、外部機器に装着されたロックシステムを駆動するユー
ザが、[1]同一の外部機器に装着された新規システムの駆動を始める時、または、[2
]メインシステムに装着された新規システムの駆動を始める時、削除(または、部分削除
)作業を実行することができる。または、ターミナルは、ユーザが外部機器をターミナル
に連結する時、削除(または、部分削除)作業を実行することができる。
【1217】
すなわち、ターミナルは、外部機器に格納されたり残留したりする不要な、または、
信頼性のない結果物を削除し、これを介して外部機器から悪性コンピュータコードやウイ
ルスを除去するために削除(または、部分削除)作業を実行することができる。したがっ
て、ターミナルは、ロックモードにてロック作業を実行した後、前記外部機器に残留した
り格納された結果物の全体または特定の部分のみを削除することができる。これとは異な
り、ユーザがロックモードにて外部機器の駆動を完了するたびに、ターミナルはロックシ
ステムに残留したり格納された結果物の特定の部分のみを削除することもできる。または
、ターミナルは、前記結果物の特定の部分を外部機器を駆動する前、または、駆動中に削
除することができる。
【1218】
上述のように、外部機器はロックシステムの多様なユニット、すなわち、ロックビュ
ーア、ロックCPUユニット、ロックメモリユニットまたはロック入力(または、出力)
ユニットなどを含んでもよい。前記外部機器は、相違した形態で製作されてもよい。セク
ション3-2で説明したように、外部機器は多様な脱着機器の形態で製作されてもよく、
前記形態の追加の例としては、[1]ターミナル保護器、[2]ターミナルホルダー、[
3]ターミナルケース、[4]ターミナルの少なくとも一部分が露出するカバー、[5]
USB形態のメモリ(関連ドライバ有りまたは無し)、[6]外部メモリチップ(関連ド
ライバ有りまたは無し)、[7]携帯用メモリチップまたはカード(関連ドライバ有りま
たは無し)、または、[8]その他の既存のメモリチップやメモリ機器などがある。
【1219】
上の段落の[1]~[4]の場合、映像ユニットがターミナル前面に配置されれば、
外部機器は後面の少なくとも一部や他の面の少なくとも一部を取り囲むことができる。外
部機器は、ポートやコネクタを用いてターミナルと機械的にまたは電気的に結合したり、
ターミナルと作業実行上無線で連結されてもよい。外部機器が電気的接触を介してターミ
ナルと結合する場合、ターミナルは外部機器に有線または無線で電力を提供することもで
きる。または、外部機器は自らのエネルギー源(power supply)を含んでもよく、この時
、前記エネルギー源の例は、バッテリ、充電バッテリ、太陽電池などがある。
【1220】
また、外部機器は、ターミナルの前面に付着することができる[9]フィルムまたは
ターミナルの一面に脱着が可能なコーティング形態のフィルムで製作することができる。
前記フィルムを薄い厚さで製作することにより、前記フィルムはロックCPUユニット、
ロックメモリユニット、ロック入力ユニットなどと同じ最小限の機能を含んでもよい。前
記フィルムは、ターミナルのエネルギー源から電力供給を受けたり、無線で電力供給を受
けたり、日光または映像ユニットの光から電力供給を受けることができる。または、フィ
ルムは、前記光から熱エネルギーの供給を受けた後、これを電気エネルギーに変換するこ
とができる。前記フィルムはそれ自身にバッテリを含んでもよい。
【1221】
他の例の場合、外部機器はターミナルの装飾物形態で製作することができ、前記装飾
物の例としては、ペンダント、取っ手、ストラップ(strap)、タグ(tag)、ホルダー、
プロテクターまたはターミナルに連結できる他の物などがある。前記装飾物形態の外部機
器の構造上または作業実行上のその他特性は、セクション4-3-2で例示した多様な脱
着機器や携帯用機器または携帯用機器のような外部機器の特性と同一または類似するので
、これ以上の説明は省略する。
【1222】
8-2.非活性化、非装着ターミナルのモード移動
【1223】
本明細書の第5例示的側面の二番目の実施形態の場合、ターミナルは、モード移動ユ
ーザサブ入力(UISWI)を含むユーザ入力に対応してモードを移動することができる。前
記第1~第4構成のそれぞれの作業実行の観点から見れば、ユーザは始動状態であるがオ
フ状態(すなわち、非活性状態)のターミナルのメイン入力ユニットに第1ユーザ入力を
提供し、この時、第1ユーザ入力は一般的に活性化用ユーザサブ入力(UIACT)を含んで
もよい。第1ユーザ入力に対応して、ターミナルは映像ユニットを点けて、前記多様な活
性化時点にロックモードにてロックシステムを着手(launch)する。
【1224】
上述の活性化時点は、[1]映像ユニットが実際に点く時点、[2]映像ユニットが
点き始める時点、または、[3]ターミナルが活性化を準備し始める時点を含んでもよい
。ターミナルは、オプションでロックモードにて追加作業を実行することができ、前記追
加作業の例としては、ユーザ認証作業、特定モードにおける移動作業などがある。
【1225】
上述の活性化作業以外にも、ターミナルは特定階層が定義する多数のモードのうち各
モードにて駆動する特定のシステムを開始することにより、多様な作業の実行を準備する
ことができる。セクション4-3で定義したように、ターミナルは多様な着手時点にロッ
ク(または、メイン)システムを着手することができる。特に、ターミナルがオフ状態で
第1ユーザ入力を受信してロックモードに移動する予定の場合、ターミナルは多様な時点
にロックシステムを着手することができ、このような着手時点の例としては、[1]前記
モード移動と同時、[2]前記モード移動直後、[3]前記モード移動後であるが、ユー
ザが追加のユーザ入力を提供する前、[4]UISWIを含むユーザ入力の受信と同時、[5
]映像ユニットを点けた(すなわち、活性化)直後、[6]前記活性化と同時、または、
[7]前記活性化直後などがある。しかし、上述のように、第1ユーザ入力はオフ状態に
おいて特定モードで用いるために必ずしもUISWIを含む必要はなく、特に、モード移動作
業が認証作業など他の作業実行を条件とする場合が、この例である。
【1226】
ひとまず、ロックシステムが着手されてロックモードにて駆動され始めれば、ユーザ
は多様なロック作業を実行することができる。ユーザがロック作業実行を完了し、現在ロ
ックモードにて新規解除モードに移動しようとする場合、ユーザはUISWIを含むモード移
動(ユーザ)サブ入力をモード移動用入力ユニットに提供することができる。
【1227】
ユーザがロック作業の実行を完了し、現在モードにて新規解除モードに移動しようと
する場合、ユーザはUISWIを含む第2ユーザ入力をモード移動用入力ユニットに提供する
ことができる。ただし、前記モード移動用入力ユニットはメイン入力ユニットと同一であ
ったり、または、第1ユーザ入力を受信するメイン入力ユニットに装着されてもよい。ま
たは、モード移動用入力ユニットは、メイン入力ユニットと類似または相違した形、大き
さ、向き、配置または作動メカニズムを有する別途のユニットで提供することができる。
【1228】
第2ユーザ受信に対応し、ターミナルは現在モードに留まるのか、それとも、新規モ
ードに移動するのか決定することができる。ターミナルがUISWIを確認すれば、新規モー
ドに移動することができる。しかし、ターミナルは、曖昧なユーザ入力、不正確なユーザ
入力、定義されていないUISWI(一例として、ユーザが提供したUISWIが前記マッチング
リストの如何なるモードとも相応しない場合)、または、不正確な時点に提供されたユー
ザ入力やUISWIなどによりUISWIを確認できない場合も発生する。この場合、ターミナルは
、[1]映像ユニットを点けたままロックモードにてこれ以上の作業を実行しなかったり
、[2]映像ユニットまたは通知ユニットに警告メッセージや警告信号を表示したり、[
3]映像ユニットを点けた後に警告メッセージや信号をユーザに提供したり、または、[
4]映像ユニットを消したまま聴覚的または触覚的警告信号を提供することができる。
【1229】
ひとまず、ターミナルがUISWIを確認すれば、ターミナルは、多様な削除時点に削除
(または、部分削除)作業を実行して現在モードから新規モードに移動することができ、
特に、ターミナルが現在モードよりさらに広い接近権限が付与された新規モードに移動す
る場合、ターミナルは削除(または、部分削除)作業を実行することができる。前記ター
ミナルが部分削除作業を実行すれば、ターミナルは、[1]格納予定結果物をロックメモ
リユニット(または、セクタ)に格納しないままロックシステムに残留させたり、または
、[2]能動的に格納予定結果物をロックメモリユニット(または、セクタ)に格納する
ことができる。
【1230】
前記実施形態のターミナルは、ユーザ入力に対応して(ほぼ)自動的に映像ユニット
を点け、したがって、ターミナルが活性化作業を認証作業の実行結果を条件としないケー
スに該当する。すなわち、前記実施形態は、オフ状態で認証作業を実行した後、ユーザが
認証に成功すれば映像ユニットを点ける反面、ユーザが認証に失敗すれば映像ユニットを
直ちに点けないターミナルには該当しない。しかし、後者の構成もやはり削除(または、
部分削除)作業の実行を含んでもよく、一例として、ユーザが認証を試みるたびにターミ
ナルは前記認証の結果と関係なしに削除(または、部分削除)作業を実行することができ
る。
【1231】
本明細書の第5例示的側面の前記二番目の実施形態と類似の三番目の実施形態の場合
、ターミナルは、1以上の認証作業を実行することにより、現在ユーザを認証した後にモ
ード移動作業を実行することができる。したがって、ターミナルはオフ状態において入力
ユニットで第1ユーザ入力を受信することができる。一例として、UITHENを含むユーザ入
力の受信に対応してターミナルは認証作業を実行する。
【1232】
第1ユーザ入力がUIACTも含む場合、ターミナルは、認証作業の実行前、実行と同時
、または、実行直後、または、実行の開始直後、映像ユニットを点けることができる。認
証作業を完了する前にターミナルが活性化作業を完了する場合、ターミナルはロックシス
テムを着手し、ロックモードにて映像ユニットにロック画面または相違した基本設定画面
を表示することができる。
【1233】
活性化作業(すなわち、映像ユニットを点ける作業)を完了する前、ターミナルが認
証作業を終える場合、ターミナルはロックモードにて映像ユニットにロック画面を表示し
、ロックモードにてロックシステムを着手することができる。ユーザが認証作業に成功す
れば、ターミナルは解除モードにてメインシステムを着手してホーム画面を表示すること
ができる。このために、ターミナルは、映像ユニットのロック画面をホーム画面に代替し
たり、または、ロック画面上にホーム画面をオーバーレイすることができる。第1ユーザ
入力がUISWIを含む場合、上述のように、ターミナルはUISWIを取得し、これに基づいてロ
ックモードから新規モードに移動することができる。
【1234】
ユーザが認証に失敗すれば、ターミナルは、[1]映像ユニットを消したまま維持し
たり、[2]映像ユニットを点けてロックモードにて映像ユニットにロック画面を表示し
たり、または、[3]映像ユニットを消し、特定の事件が発生する場合、前の[2]を実
行することができる。この時、前記事件の例としては、[1]ユーザが単一のユーザ入力
(一例として、入力ユニットからユーザの指を離さないまま)を特定の期間以上提供する
場合、[2]ユーザが同時に新規UITHENを提供したり、または、同時にUITHENで使用され
得る新規(ユーザ)サブ入力(一例として、入力ユニットとの接触を維持したまま身体部
位を動かすなど)を提供する場合、または、[3]ユーザが多数のユーザ入力(一例とし
て、同一または相違したユーザ入力を繰り返して提供するなど)を順番に提供する場合な
どがある。ターミナルがユーザ認証作業を実行するように要求する場合、ターミナルはUI
THENを含む第2ユーザ入力を受信した後、UITHENに基づいて認証作業を実行することがで
きる。
【1235】
第1ユーザ入力がUIACTを含まない場合、ターミナルはユーザ認証作業を完了する時
まで映像ユニットを点ける必要がない。しかし、ユーザ認証作業の結果を待つ間、ターミ
ナルは、[1]映像ユニットを消したまま維持したり、[2]ロックモードにて映像ユニ
ットを点けて前記ユニットにロック画面を表示することができる。ユーザが認証作業に成
功すれば、ターミナルはロック画面上にホーム画面をオーバーレイしたり、または、ロッ
ク画面をホーム画面に代替したりして、解除モードにてメインシステムを着手することが
できる。ユーザが認証作業に失敗すれば、ターミナルは、[1]映像ユニットを消したま
ま維持したり、または、[2]ロックモードにて映像ユニットを点けて前記ユニットにロ
ック(または、基本設定)画面を表示することができる。
【1236】
ユーザが認証作業に失敗しても、ターミナルは多様な基準に基づいて映像ユニットを
点けることができる。一例として、ターミナルは、特定の条件が満たされる限り、映像ユ
ニットを点けることができ、前記条件の例としては、[1]ユーザが入力ユニットを二回
以上操作(一例として、押圧したりタッチしたり接触するなど)する場合、[2]ユーザ
が入力ユニットを一定期間以上操作する場合、または、[3]ユーザが特定期間以内に特
定のユーザ入力や追加のユーザ入力を提供しない場合などである。または、ユーザ入力が
UIACTを含めば、ターミナルは認証作業を実行しなければならない場合にも、いずれにせ
よ映像ユニットを点けることができる。
【1237】
8-3.ロックモードで得た結果物の格納及び処理
【1238】
しかし、ターミナルは、前記モード移動前、モード移動と同時、または、モード移動
直後、ロックシステムに残留したり格納された削除予定結果物に対する部分削除作業を実
行することができ、特に、[1]前記格納予定結果物を格納する間、または、[2]格納
予定結果物を能動的に格納しない間、部分削除作業を実行することができる。ユーザは、
前記格納予定結果物を多様な理由で格納することができ、前記理由の例としては、[1]
ユーザが(次のセッションでロックモードにてロックシステムを駆動するなどのように)
後で格納予定結果物を検討することを所望する場合、[2]ユーザが現在のロックセッシ
ョンで得た格納予定結果物を用いて次のセッションで追加のロック作業を実行することを
所望する場合、または、[3]ユーザが新規モードに移動した後、格納予定結果物を処理
することを所望する場合などである。
【1239】
したがって、本明細書の第5例示的側面の四番目の実施形態の場合、ターミナルは、
多様な方法で前記格納予定結果物の一部をロック(または、メイン)メモリユニットに格
納することができる。これに対する一番目の詳細な形態の場合、ユーザはロックシステム
のロックメモリユニットや臨時メモリセクタに格納予定結果物を格納することができる。
ひとまず解除モードに移動すれば、ユーザは解除モードにてメインユニットを駆動し、[
1]ロックシステムの格納予定結果物に接近し、[2]メインユニットを用いて格納予定
結果物を回収し、そして、[3]解除モードにてメインシステムを用いて格納予定結果物
を処理することができる。簡単に言えば、ユーザは前記モード移動前にロックシステムを
用いて格納予定結果物をロックシステムに格納することができ、前記モード移動後に解除
モードにてメインシステムを用いて格納予定結果物を処理することができる。
【1240】
これに対する二番目の詳細な形態において、使用はロックモードにてロックシステム
を用いて格納予定結果物をロックシステムではないメインシステム(一例として、メイン
メモリユニット)に格納することができる。ユーザが解除モードに移動した後、ユーザは
[1]メインシステムの格納予定結果物に接近し、[2]メインシステムから格納予定結
果物を回収し、[3]解除モードにてメインシステムを用いて格納予定結果物を処理する
ことができる。簡単に言えば、ユーザはロックモードにてロックシステムを用いてメイン
システムに格納予定結果物を格納することができ、その後、前記モード移動後に解除モー
ドにてメインシステムを用いて格納予定結果物を処理することができる。
【1241】
これに対する三番目の詳細な形態において、ユーザは、ロックモードにて格納予定結
果物をメインシステムに格納できるが、メインメモリユニットの代わりにメインシステム
の臨時メモリセクタに格納することができる。解除モードに移動した後、ユーザは、[1
]臨時セクタから格納予定結果物に接近し、[2]臨時メモリセクタから格納予定結果物
を回収し、[3]解除モードにてメインシステムを用いて前記格納予定結果物を処理する
ことができる。簡単に言えば、ユーザはロックモードにてロックシステムを用いてメイン
システムの臨時メモリセクタに格納予定結果物を格納することができ、モード移動後に解
除モードにてメインシステムを用いて格納予定結果物を処理することができる。
【1242】
前記詳細な形態の場合、ターミナルがユーザ統計または外部状況を分析することによ
り、ユーザが格納を所望する結果物を予測できる場合、ユーザでないターミナルがどんな
結果物を格納するのか選択することができる。また、ユーザが本段落の多様な詳細な形態
で例示した多様な作業を実行する間、ターミナルは多様な削除時点に削除予定結果物に対
して削除作業を実行することができる。
【1243】
8-4.非活性化、装着ターミナルのモード移動
【1244】
ユーザが[1]ターミナル駆動後に映像ユニットを消したり、または、[2]ユーザ
が一定期間の間、何らのアクションも取らないことによりターミナルが映像ユニットを消
せば、ターミナルはオフ状態で非活性化される。また、ターミナルは、ロック(または、
解除)モードからオフ状態に移動することができる。このように、非活性化されたターミ
ナルはロック(または、メイン)システムの実行を終了することができる。すなわち、タ
ーミナルがひとまず非活性化されれば、ターミナルはロック(または、メイン)システム
の駆動を終了する。したがって、その後、ターミナルを再び駆動するには、ターミナルは
解除モードにてメインシステムを新たに着手したり、ロックモードにてロックシステムを
再び着手することができる。
【1245】
これとは異なり、本明細書の第5例示的側面の五番目の実施形態の場合、ターミナル
は、始動状態で映像ユニットが消えた状態でも解除(または、ロック)モードにて続けて
駆動することができる。一例として、映像ユニットが消える前、消える最中または消えた
直後、ターミナルはロック(または、メイン)システムが駆動中だった作業の特定のステ
ップを多様な方法で格納することができ、一例として、[1]映像ユニットを消す直前に
実行した作業の最終ステップのポインタまたはポインタの位置を格納したり、[2]ロッ
ク(または、メイン)システムに関連して前記最終ステップの関連情報を提供するデータ
を格納したり、または、[3]前記システムの着手により得られたり、これと関連したデ
ータを格納することができる。ターミナルは、映像ユニットが消えた状態でもロック(ま
たは、メイン)システムを完全に終了しないことがある。
【1246】
その後、ターミナルが第2ユーザ入力を受信し、前記入力からUISWIを取得すれば、
ターミナルは容易に[1]ロック(または、メイン)システムを再び開始し、[2]映像
ユニットが消える前にロック(または、メイン)システムが実行した作業の最終ステップ
を確認した後、[3]前記作業を継続して実行することができる。すなわち、ターミナル
は、ユーザをして[1]前記システムを再び初めから着手する必要なしに、映像ユニット
を消す前にユーザが駆動したシステムを容易に再び開始し、[2]映像ユニットを消す前
にユーザが実行した作業を再び実行するようにできる。
【1247】
ターミナルはUISWIを取得する必要なしに、UIACTまたはUITHENを取得することにより
、ロック(または、メイン)システムを再び開始することができる。また、UIACTまたはU
ITHENを含むユーザ入力を受信すれば、ターミナルはユーザが駆動したロック(または、
メイン)システムを再び開始したり、UISWIに相応するシステム(すなわち、ロックシス
テムまたはメインシステム)を再び(駆動し)始めることができる。UISWIに相応する新
規モードが、ユーザがターミナルを駆動したモードと相違する場合、ターミナルは映像ユ
ニットが消える前に駆動したシステムの駆動を終了した後、代わりに新規システムを着手
することができる。
【1248】
必要な場合、前記システムを再び開始する前、ターミナルは削除(または、部分削除
)作業を実行することができ、このような構成は、ロックシステムに格納されたり残留し
たりできる結果物がメインシステムのセキュリティ、完全性またはセキュリティに害にな
る汚染されたデータや悪性ウイルスを含むこともあるので、ユーザに有用である。
【1249】
ターミナルは映像ユニットが消えた間、解除モードに留まることができる。映像ユニ
ットが消えた状態でユーザがユーザ入力を提供すれば、ターミナルはメインシステムを再
び開始し、ユーザが解除モードにて作業を開始することができる。しかし、このような構
成は、メインシステムに容易に接近できるほど、メインシステムのセキュリティや完全性
に悪影響を与えることもある。したがって、ターミナルがメインシステムの代わりにロッ
クシステムをまず再び開始したり、または、着手する方法が安全なこともある。
【1250】
8-5.解除モードで得た結果物の格納及び処理
【1251】
解除モードにてメインシステムを駆動するユーザは、[1]信頼性の低いフォルダを
開かなければならなかったり、[2]疑わしいウェブサイトに接続しなければならなかっ
たり、または、[3]インターネットから問題があり得るコンテンツをダウンロードしな
ければならないなどの状況に直面することがある。この時、ユーザは、上の[1]~[3
]をロックモードにてロックシステムで実行することを所望することができる。また、こ
のような危険にもかかわらず、ユーザは前記フォルダを開いたり、ウェブサイトに接続し
たり、前記コンテンツをダウンロードすることを所望することができる。または、ユーザ
は、[4]メインシステムに格納されたり残留したりするデータをロックモードにてロッ
クシステムで処理することを所望することができる。したがって、本明細書の第5例示的
側面の六番目の実施形態の場合、ターミナルは、ユーザが容易に解除モードからロックモ
ードに移動して、前記[1]~[4]を遂行するようにできる。
【1252】
このために、ターミナルは、ユーザをして前記信頼性の低いフォルダ、前記ウェブサ
イトのインターネットアドレス、前記コンテンツ、または、前記データなどをメインシス
テムからロックシステムに移せるようにすることができる。説明の便宜のため、前記フォ
ルダ、アドレス、コンテンツ、データなどを「メインデータ」と指称する。
【1253】
前記六番目の実施形態の一番目の詳細な形態の場合、ユーザは、解除モードにてメイ
ンシステムを用いて「メインデータ」をマークし、ロックモードに相応するUISWI-1を含
む第1ユーザ入力をターミナルに提供する。ターミナルは、多様な時点に「メインデータ
」を解除モードにてメインシステムを用いてロックメモリユニットに伝達することができ
、前記時点の例としては、[1]UISWI-1の取得と同時、[2]UISWI-1の取得直後、[3
]ロックモードへの移動直前、または、[4]ロックモードへの移動と同時などがある。
ターミナルがロックモードに移動した後、ユーザは「メインデータ」をロックメモリユニ
ットから回収し、ロックモードにてロックシステムを用いて多様なロック作業を実行して
「メインデータ」を処理することができる。「メインデータ」の処理を完了すれば、ユー
ザは解除モードに相応するUISWI-2を含む第2ユーザ入力をターミナルに提供することに
より、ロックモードから解除モードに再び移動することができる。
【1254】
前記六番目の実施形態の二番目詳細な形態の場合、ユーザは解除モードにてメインシ
ステムを用いてメインデータをマークし、解除モードにてメインシステムを用いて前記メ
インデータをメインメモリユニットに格納する。ユーザは、ロックモードに相応するUISW
I-1を含むユーザ入力をターミナルに提供する。ターミナルがロックモードに移動すれば
、ユーザはロックモードにてロックシステムを用いてメインメモリユニットから前記メイ
ンデータを回収し、多様なロック作業を実行してメインデータを処理することができる。
メインデータの処理が完了すれば、ユーザは解除モードに相応するUISWI-2を含む第2ユ
ーザ入力を提供することにより、解除モードに移動することができる。
【1255】
メインデータをマークすると同時に格納する代わりに、ターミナルは解除モードにて
メインシステムを用いて多様な時点にメインデータをメインメモリユニットに格納するこ
とができ、前記時点の例としては、[1]ユーザがメインデータをマークした後、一定期
間以内に、[2]UISWI-1の取得と同時に、[3]UISWI-1の取得直後、[4]ロックモー
ドに移動する前(または、直前)、または、[5]ロックモードへの移動と同時などがあ
る。
【1256】
前記一番目、二番目の詳細な形態の場合(特に、階層が単一のロックモードと単一の
解除モードを定義し、ターミナルが順次的スイッチングにより駆動する場合)、前記第1
及び第2ユーザ入力は必ずしも相違したUISWIを含む必要はない。または、ユーザはロッ
クモードにてロックシステムで格納予定結果物をマークすることができ、上述のセクショ
ン8-3で説明したように、格納予定結果物を伝達することができる。この時、前記格納
予定結果物は、ロックモードにてロックシステムを用いてロック作業を実行することで得
た結果物として、前記格納予定結果物はメインデータと関連することも、関連しないこと
もある。ターミナルは、ロックシステムがロック(または、解除)モードにて前記メイン
データに接近し、これをロックモードにて回収し、ロックモードにてこれを処理できる限
り、ターミナルは、前記一番目と二番目の詳細な形態の変形、改良に該当する詳細な形態
により、ロックモードにてロックシステムを用いてメインデータを処理することもできる
【1257】
上述の全ての詳細な形態において、ユーザでないターミナルがロックシステムに伝達
されるメインデータを選定することもできる。特に、ターミナルがユーザ統計や外部状況
を分析し、ユーザがロックモードにて如何なるメインデータを処理することを所望するの
か予測できる場合、ターミナルがロックシステムに伝達されるメインデータを選定するこ
とができる。また、ユーザが本段落の前記作業を実行する間、ターミナルは多様な削除時
点に削除予定結果物に対する削除作業を実行することができる。
【1258】
8-6.活性化、装着ターミナルのモード移動
【1259】
本明細書の第5例示的側面の七番目の実施形態のターミナルは、ユーザがロック(ま
たは、解除)モードにてロック(または、メイン)システムを駆動する時、第2ユーザ入
力の受信及びこれからのUISWIの取得に対応して多様な方法でモード移動作業を実行する
ことができる。
【1260】
前記セクション8-2及び8-3のターミナルは、オフ状態で第1ユーザ入力を受信
し、ロック(または、解除)モードに移動するものの、UISWI-1または認証作業の結果に
基づいてロック(または、解除)モードにてロック(または、メイン)システムを着手し
た。また、ユーザは、ロック(または、解除)モードにてロック(または、メイン)シス
テムを用いてロック(または、解除)作業を実行し始めた。その後、ユーザは、モード移
動用入力ユニット(または、メイン入力ユニット)を介して第2ユーザ入力を受信し、こ
れからUISWI-2を取得する。これに対応して、ターミナルは、ロック(または、解除)モ
ードに留まったり、または、多様な方法で解除(または、ロック)モードに移動すること
ができる。
【1261】
ターミナルは、モード移動作業及び認証作業を作業実行上連結することもできる。一
例として、ユーザが認証作業に失敗すれば、ターミナルは、[1]新規モードに移動せず
に現在モードに留まったり、[2]ユーザに新規ユーザ入力を提供するように要請したり
、または、[2]映像ユニットを消すことができる。これとは異なり、ターミナルは如何
なるシステムも駆動しないようにロック(または、メイン)システムの駆動を終了するこ
とができる。その結果、ユーザがその後に映像ユニットを点ける時、ターミナルが自動的
にロックシステムを着手しないようにできる。または、認証作業の結果と関係なしに、特
定の条件が満たされる場合(一例として、一定期間が過ぎるようにユーザが入力ユニット
を二回以上押圧したり、押したり、タッチしたり、接触したり、または、その他の方法で
操作しない場合)、ターミナルは映像ユニットを消すことができる。
【1262】
ユーザが認証作業に成功すれば、ターミナルはUISWIに相応する新規モードに移動す
ることができる。また、ターミナルは、多様な削除時点に削除(または、部分削除)作業
を実行することができる。本実施形態のターミナルは、ロックモードにて映像ユニットを
消した状態で維持することができ、これにより、前記実施形態はバッテリの電力を節約す
ることができる。
【1263】
本明細書の第5例示的側面の八番目の実施形態のターミナルは、オン状態でUISWI-2
を含む第2ユーザ入力を受信した後、解除モードにて映像ユニットを点け始めることがで
きる。ターミナルはUISWI-2を確認した後、多様な削除時点に削除(または、部分削除)
作業を実行し、現在モードから新規モードに移動することができる。
【1264】
ターミナルは認証作業の結果を条件としてモードを移動することができ、これにより
、認証に失敗したユーザは、現在の解除モードから如何なるモードにも移動できなかった
り、または、ターミナルが映像ユニットを消すこともできる。また、ユーザが認証に失敗
する場合、ターミナルはロックシステムを着手してロックモードに移動したり、または、
メインシステムを終わらせることにより、如何なるシステムも駆動しないようにできる。
また、認証作業の結果と関係なしに、特定の条件が満たされる場合(一例として、一定期
間が過ぎるようにユーザが入力ユニットを二回以上押圧したり、タッチしたり、押したり
、接触したり、または、その他の方法で操作しない場合)、ターミナルは映像ユニットを
消すことができる。
【1265】
ユーザが認証作業に成功する場合、ターミナルはUISWIに相応する新規モードに移動
することができる。ターミナルは、前記削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行
することができる。しかし、ターミナルが最も広い接近権限が付与された解除モードから
これより狭い接近権限が付与された新規モードに移動するので、ターミナルは削除(また
は、部分削除)作業を実行する必要はないこともある。本実施形態のターミナルは、ロッ
クモードにて映像ユニットを消したまま維持することにより、バッテリーの電力を節約す
ることができる。
【1266】
8-7.活性化途中のモード移動
【1267】
ユーザがターミナルの駆動を終了すれば、ターミナルは映像ユニットを消して(オフ
状態)休止状態に移動することができる。オフ状態でユーザがターミナルを使用するには
、オン状態に移動した後、ロック(または、解除)状態でロック(または、メイン)シス
テムを着手しなければならず、このためにユーザ入力を提供しなければならない。したが
って、休止状態のターミナルを起こす作業とその後のロック(または、解除)モードにて
ユーザが実行しようとする作業を継ぎ目なしに連結できるようになれば、ユーザに恩恵を
提供することができる。
【1268】
本明細書の第5例示的側面の九番目の実施形態のターミナルは、強化されたセキュリ
ティ、向上した完全性及び前記ターミナルに格納された個人情報を保護する一方、ターミ
ナルを起こす作業と後続の作業を多様な方法で継ぎ目なしに連結する。[図13A]~[
13D]は、第5例示的側面の前記実施形態により、継ぎ目なしに起こす作業の実行順序
に従って駆動する例示的ターミナルの上面図(top view)である。
【1269】
継ぎ目なしに起こす作業の一番目の詳細な形態に該当する[図13A]の例示的デー
タ処理ターミナル11は、メイン入力ユニット20、モード移動用入力ユニット20、(
メイン)映像ユニット52及び[図13A]には表示していない他のユニットを含む。タ
ーミナル11は左側及び右側の側面にメイン入力ユニット20とモード移動用入力ユニッ
ト25をそれぞれ含む。したがって、ユーザは左側または右側の手でターミナルを持って
、前記入力ユニット20、25を相違した指で操作することができる。[図13A]のタ
ーミナル11はオフ状態にあり、したがって、映像ユニット52は消えている。
【1270】
ターミナル11は、メイン入力ユニット20及びモード移動用入力ユニット25にそ
れぞれ相違した課題を割り当てることができる。一例として、メイン入力ユニット20は
UIACTを含むユーザ入力を受信してこれからUIACTを取得する一方、モード移動用入力ユニ
ット25はUISWIを含むユーザ入力を受信してこれからUIACTを取得することができる。こ
の時、ターミナル11はモード移動用入力ユニット25がユーザが提供したユーザ入力か
らUIACTは取得できないようにすることができ、同様に、メイン入力ユニット20もユー
ザが提供したユーザ入力からUISWIは取得できないようにすることができる。他の例の場
合、メイン入力ユニット20はターミナルの電源を点けたり(すなわち、始動状態に移動
)または消す(すなわち、電源が切れた状態に移動)ためのユーザ入力を受信できる反面
、モード移動用入力ユニット25はUIACT、UISWIまたはUITHENを取得することができる。
このために、モード移動用入力ユニット25は、UIACT、UISWIまたはUITHENを取得できる
1以上のセンサを含んでもよい。
【1271】
後述では、すぐ上の段落の二番目の例を説明する。ただし、どんな入力ユニットがど
んな(ユーザ)サブ入力を取得するのかの決定は選択の問題であり、このような入力ユニ
ットの考案は、前記ユニットの製作分野の通常の知識を有する者の能力に属することであ
るため、上の文章の一番目の例の場合に対するこれ以上の説明は省略する。
【1272】
ユーザがターミナル11を駆動するには、モード移動用入力ユニット25の一部を接
触したり、押圧したり、その他の方法で操作するなどのように、前記ユニット25を操作
することにより、ターミナルにUISWIを含む第1ユーザ入力を提供する。第1ユーザ入力
の受信及びUISWIの取得に対応して、ターミナル11はオフ状態からオン状態に移動する
ことができ、特に、解除(または、ロック)モードに移動することができる。ターミナル
11が解除(または、ロック)モードに移動する時に認証作業を実行する場合、第1ユー
ザ入力はUITHENを含んでもよい。ターミナルが映像ユニット52を点けるためにUIACT
必要とする場合、第1ユーザ入力はUIACTを含んでもよい。
【1273】
継ぎ目なしに起こす作業の二番目の詳細な形態に該当する[図13B]の場合、ター
ミナル11はオフ状態からロックモードに移動する。一例として、ターミナル11は認証
作業を実行しようがしまいが、または、ユーザが認証作業に成功しようが失敗しようが、
ユーザ入力を受信するたびに常にロックモードに移動することができる。前記構成の場合
、ユーザは、ターミナル11を起こすたびにロックモードにてロックシステムを駆動する
ことによりロック作業を実行することができる。反面、ターミナル11は、ユーザが認証
に失敗しても、ロックモードに移動することができる。この場合、ユーザはロック作業を
実行することができる。
【1274】
継ぎ目なしに起こす作業の三番目の詳細な形態の場合、[図13C]のターミナル1
1は、目覚めた後にユーザにどんなモードに移動するのかに対するオプションを提供する
ことができる。一例として、ターミナル11が認証作業を実行しない場合、ターミナル1
1は映像ユニット52を点けて、その上にグラフィック基盤のインターフェース(GUI)
二つを表示するものの、一番目のGUIは「ロックモード」、二番目のGUIは「解除モ
ード」という表示を提供することができる。ユーザが前記GUIのうちの一つに第2ユー
ザ入力を提供すれば、ターミナル11は第2ユーザ入力に相応するモード(すなわち、ロ
ックモードまたは解除モード)に移動することができる。
【1275】
前記構成の場合、ユーザは映像ユニット52を点けるための第1ユーザ入力及びモー
ドを選択するための第2ユーザ入力など二つのユーザ入力を順番に提供しなければならな
いこともある。しかし、ターミナル11は、第1及び第2ユーザ入力を同時に受信するよ
うに構成することができ、これにより、前記第1及び第2ユーザ入力は単一のユーザ入力
と見なされることがある。このような構成は、ユーザをして活性化作業とモード移動作業
を同時に、継ぎ目なしに実行できるという恩恵を提供する。
【1276】
前記構成の一番目の例の場合、ユーザはターミナル11がオフ状態の時、モード移動
用入力ユニット25を接触したり押圧すことにより、第1ユーザ入力を提供することがで
きる。ユーザはターミナル11が映像ユニット52に前記GUIを表示する時までモード
移動用入力ユニット25を続けて接触したり押圧したりすることができる。ユーザがロッ
クモードに移動するには、ユーザは前記入力ユニット25の上で指を横に滑らせたり移動
したりして、ターミナル11に第2ユーザ入力を提供することができる。同様に、解除モ
ードに移動するには、ユーザはモード移動用入力ユニット25の上で指を滑らせたり前記
ユニット25を下へ押圧することにより、第2ユーザ入力を同時に提供することができる
。その結果、ユーザは単一のユーザ入力だけ提供しても、ロックモードに、または、解除
モードに移動することができる。なぜならば、ユーザはモード移動用入力ユニット25か
ら指を離さないまま第1及び第2ユーザ入力を同時に提供するためである。
【1277】
前記構成の二番目の例の場合、ユーザは上の一番目の例の順序を繰り返すものの、ユ
ーザは第1及び第2ユーザ入力を上の一番目の例とは相違するように提供することができ
る。すなわち、左手でターミナル11を持つユーザは、人さし指でモード移動用入力ユニ
ット25を操作(一例として、接触したり押圧したりなど)し、一番目の例と類似するよ
うに第1ユーザ入力を提供することができる。ユーザが人さし指でモード移動用入力ユニ
ット25を続けて操作する間、ユーザは、[1]親指でメイン入力ユニット20を同時に
操作したり、または、[2]親指で前記GUIのうちの一つを同時に接触することができ
、これにより、ユーザは第2ユーザ入力を第1ユーザ入力と同時に提供することができる
【1278】
継ぎ目なしに起こす作業の四番目の詳細な形態の場合、[図13D]のターミナル1
1は、目覚めてユーザにどんなモードに移動するのかに対する相違したオプションを提供
することができる。一例として、ターミナル11が認証作業を実行しない場合、ターミナ
ル11は映像ユニット52を点けて三つのGUIを表示することができ、この時、一番目
のGUIは「ロックモード」、二番目のGUIは「中級モード」、三番目のGUIは「解
除モード」と表示することができる。ユーザが多数のGUIのうちの一つに第2ユーザ入
力を提供すれば、ターミナル11は第2ユーザ入力に相応するロックモード、中級モード
または、解除のうちの一つに移動することができる。
【1279】
前記構成の場合、ユーザは映像ユニット52を点けてロックモードや解除モードのう
ちの一つに移動するための二つの順次的ユーザ入力を提供することになる。これにより、
上の三番目の詳細な形態の一番目及び二番目の例の場合のように、ターミナル11は第1
及び第2ユーザ入力を同時に受信することができる。
【1280】
ターミナル11は特定階層が定義するモードの数と関係なしに前記実施形態を用いる
ことができる。また、ターミナル11は、垂直方向、水平方向、または、この混合などの
相違した配列で多数のGUIを配置することができる。ターミナルは、[1]ユーザが接
触するGUIを強調したり、[2]特定モードに該当するGUIを強調して前記モードを
ユーザに推薦したり、または、[3]GUIの他にも各モードに対する追加の説明を提供
することができる。このような観点から見れば、前記GUIは前記多様な通知ユニット(
または、前記通知ユニットはGUI)と類似すると見なすことができる。
【1281】
継ぎ目なしに起こす作業の五番目の詳細な形態の場合、ユーザがオフ状態から直接解
除モードに移動しようとする場合、ターミナルはユーザが提供するUITHENに基づいて認証
作業を実行することができる。この時、ユーザは、UISWIを含む第3ユーザ入力を提供す
ることができる。しかし、このようなステップは、上述の例のステップに含まれてもよく
、したがって、ユーザは、活性化作業、認証作業及びモード移動作業を全て同時に、継ぎ
目なしに実行できることになる。
【1282】
一例として、モード移動用入力ユニット25は、第1ユーザ入力からUITHENを取得す
ることができる。UITHENの取得が完了すれば、ターミナル11はUITHENを用いて認証作業
を適合した時点に実行することができる。また、他の例の場合、ユーザがターミナル11
の電源を点ける時、メイン入力ユニット10はUITHENを取得することもできる。その後、
同一のユーザが一定期間以内に解除モードに移動する場合、ターミナル11は前記ユーザ
を既に認証されたユーザと見なすことができる。また、他の例の場合、モード移動用入力
ユニット25は、第1ユーザ入力と同時に提供される第2ユーザ入力からUITHENを取得す
ることができる。
【1283】
本セクションの多様なターミナルの多様な構成上または作業実行上の特性は、本明細
書の他のセクションで例示したターミナルにも適用されてもよい。したがって、本セクシ
ョンのターミナルは、多様な活性化時点に映像ユニットを点けることができたり、多様な
着手時点にロックシステムまたはメインシステムを着手したり、多様な削除時点に削除作
業または部分削除作業を実行したり、または、多様なモード移動時点にモードを移動する
ことができる。
【1284】
8-8.削除(または、部分削除)vs.接近権限
【1285】
一般的に、本明細書の多様なターミナルは、上述のように強化されたセキュリティ、
向上した完全性はもちろん、メインシステムに格納されたデータの個人情報の保護のため
に削除や部分削除作業を実行することができる。したがって、ターミナルは、狭い接近権
限が付与された第1モード(一例として、ロックモードまたはその他の制限的モード)か
ら広い接近権限が付与された第2モード(一例として、解除モードまたはその他の非制限
的モードなど)に移動する時、前記削除(または、部分削除)作業を実行することができ
る。これとは異なり、ターミナルは前記第2モードから前記第1モードに移動する時には
削除(または、部分削除)作業を実行しないこともある。
【1286】
本明細書の第5例示的側面の十番目の実施形態のターミナルは、広い接近権限が付与
されたモードから狭い接近権限が付与されたモードに移動する時(一例として、解除モー
ドからロックモードに、解除モードから他の制限的モードに、または、第1制限的モード
からロックモードになど)にも削除(または、部分削除)作業を実行することができる。
また、ターミナルは、第3モードから第4モードに移動する時にも削除(または、部分削
除)作業を実行することができ、この時、第3及び第4モードは、範囲、種類または深さ
の観点で互いに比較され得る程度(一例として、非重複または一部重複モードの場合)な
ので、どんなモードがさらに接近権限が広いのか判断しにくい場合であり得る。
【1287】
多数のユーザが同一のターミナルを共有する場合、各ユーザが自分だけの接近権限を
保有して、それぞれの個人情報を維持することが好ましいので、ターミナルは各ユーザが
前記ターミナルを使用するたびに削除(または、部分削除)作業を実行することができる
。また、ターミナルは、各ユーザが他のユーザのロック(または、メイン)システムに接
近できないように、全的(または、部分的)に防止することができる。すなわち、ターミ
ナル(または、ロックCPUユニットやメインCPUユニット)は、それぞれのロックシ
ステムのロックメモリユニットに格納されたり、または、残留する結果物の全体または一
部を削除することが好ましい時ごとに削除(または、部分削除)作業を実行することがで
きる。
【1288】
上述のように、それぞれのモードに付与された接近権限によって多様なモードを分離
するのは性質上相対的であり、これにより、第2モードは第1モードよりさらに広い接近
権限を有し得るが、第3モードよりはさらに狭い接近権限のみを有することもある。した
がって、互いに相違した接近権限を有するモードを接近権限が大きい順序で配列しても、
ターミナルは、[1]新規モードが現在モードよりさらに広い接近権限を有する場合にの
み、[2]新規モードが現在モードよりさらに狭い接近権限を有する場合にのみ、または
、[3]現在モードと新規モードの接近権限と関係なしに、前記削除(または、部分削除
)作業を実行することができる。したがって、削除や部分削除作業と関連して例示した上
述の多様な構成や配置にもかかわらず、ターミナル製造会社またはユーザは、各自の必要
に応じて多様な種類の削除(または、部分削除)作業を実行したり、または、各自の必要
に応じて前記削除時点を調節することができる。また、ユーザがロックシステムにおいて
非常に重要なデータを処理しない限り、削除(または、部分削除)作業を時々実行するこ
とにより、ユーザはそうでない場合に比べて強化されたセキュリティ、完全性または個人
情報の保護を維持することができる。
【1289】
8-9.モード移動及び広告/コンテンツ表示
【1290】
上述のように、本明細書の多様なターミナルは、多様なロック画面、基本設定画面ま
たはホーム画面を多様なロックモード、中級モード、解除モードにて表示することができ
る。したがって、本明細書の第5例示的側面の十一番目の実施形態の場合、ターミナルは
多様な目的のために(映像ユニットを用いた)表示作業を実行することができ、前記目的
の例としては、[1]映像ユニットに1以上の広告やコンテンツを表示したり、[2]前
記広告、コンテンツに含まれたウェブサイトに接続するようにユーザがユーザ入力を提供
できるようにしたり、[3]ユーザが前記広告やコンテンツを編集できるようにしたり、
[4]ユーザが前記広告、コンテンツまたはウェブサイトが提供する選択肢(choice)の
うちの一つを選択するようにしたり、または、[5]ユーザが前記表示、接続、編集また
は選択によって得た対応物(一例として、一種の結果物)を格納するようにできる。本明
細書において「広告」とは、公示、公告、または、その他の情報を意味し、前記広告は、
特定の製品、サービスまたは事件を広報するために提供し、前記広告を見たりその他の方
法で前記広告と疎通(interact)するユーザは、広告提供者または前記広告と関連した別
の者から補償を受けることもできる。
【1291】
一例として、ターミナルは、前記広告をロック画面、基本設定画面、または、その上
ホーム画面に表示することができる。他の例の場合、ターミナルはそれぞれのモードに付
与された接近権限とは関係なしにターミナルが特定モードに移動する時、または、モード
を移動するたびに前記広告を表示することができる。また、他の例の場合、ターミナルは
接近権限がさらに広い現在モードから接近権限が狭い新規モードに移動する時、広告を表
示することができる。また、他の例の場合、ターミナルは、前記広告をロック画面、中級
画面、または、ホーム画面として用いることができる。または、ターミナルは前記広告を
前記画面の全体でない一部に表示することができる。したがって、ターミナルは、[1]
前記広告を画面の特定の部分に表示したり、[2]前記広告の位置を変えて画面に表示し
たり、[3]前記広告の大きさや形を変えて表示したり、または、[4]多様な形や大き
さのポップアップスクリーンで表示することができる。また、他の例の場合、ターミナル
は、[1]同一のロック画面、中級画面、または、ホーム画面が映像ユニットに表示され
るたびに広告を表示したり、[2]一定期間の間だけ広告を表示したり、[3]特定の数
の画面にだけ広告を表示したり、または、[4]特定の数のモードにだけ広告を表示する
ことができる。
【1292】
ターミナルは、多様な表示時点のうち特定の時点に広告を表示するように映像ユニッ
トを駆動することができる。前記表示時点の例としては、[1]ターミナルが電源が切れ
た状態から始動状態(一例として、ターミナルの電源を点けた状態)に移動すると同時、
または、前記移動後(または、直後)、[2]オフ状態からオン状態(一例として、映像
ユニットを点けたりターミナルを起こすなど)に移動すると同時、または、前記移動後(
または、直後)、[3]解除モードからロック(または、中級)モードに移動すると同時
、または、その後(または、直後)、[4]中級モードからロックモード(または、この
逆)に移動すると同時、または、その後(または、直後)、または、[5]ロックモード
にてロックシステムを開始すると同時、または、その後(または、直後)などがある。
【1293】
上述のように、ターミナルは、広告を一定期間の間表示した後、前記広告を前記画面
から除去することができる。または、ターミナルは映像ユニットに広告を表示し、[1]
ユーザが広告にユーザ入力を提供する時まで、または、[2]ユーザが前記広告に能動的
、受動的な努力を実行する時まで、前記広告を表示して、その後に広告を映像ユニットか
ら除去することができる。また、前の[1]または[2]の後、ターミナルはロック(ま
たは、解除)モードにてロック(または、ホーム)画面を表示することができ、ユーザは
前記モードにてターミナルを駆動し始めることができる。
【1294】
一般的に、前記広告には、これを多様な配置に従って、または、多様な時点に提供す
る提供者やスポンサーがいる。一例として、ターミナルは、[1]過去または前記表示時
点以前のロックメモリユニットなどのように、ターミナル自体に格納しておいた広告を表
示したり、[2]過去または前記表示時点以前の広告提供者から提供された後に格納した
広告を表示したり、または、[3]ターミナルが外部広告提供者に直接または間接的に要
請し、これに対し外部広告提供者からリアルタイムで受信した広告を表示することができ
る。また、ターミナルは、上述の多様な表示時点に、または、リアルタイムで広告を表示
することができる。
【1295】
ターミナルは、広告をそれ自体で表示することができ、これにより、ターミナルが表
示する広告はターミナルに格納された広告と同一であったり、広告提供者が提供した広告
と同一であり得る。これとは異なり、ターミナルは、上の段落の[1]~[3]の広告を
修正したり編集したりして表示することもできる。また、ターミナルは、前記画面に単一
の広告を表示したり、多数の静的広告を表示したり、または、単一または多数の広告を表
示し、その後、経時的に前記広告を変更することができる。
【1296】
外部広告提供者は、前記広告を一方で提供することができ、したがって、ユーザは広
告を見ることはできるが、広告自体または外部提供者と疎通できないこともある。または
、ユーザが広告にユーザ入力を提供すれば、前記広告は対応物を生成することができ、前
記対応物の例としては、[1]ユーザに提供する新規画面、[2]ユーザに提供する選択
肢またはオプション、[3]ユーザを接続するようにする新規ウェブサイト、[4]ダウ
ンロードするイメージ、ファイルまたは文書、または、[5]ユーザに提供する補償など
がある。外部広告提供者は、ユーザが広告に提供するユーザ入力の回数を認知したり、ま
たは、ユーザが広告を見る期間などを認知することができ、これに基づいて前記対応物を
変更することができる。したがって、ユーザが広告を長く見るほどに、または、ユーザが
前記広告により多くのユーザ入力を提供するほどに、広告提供者は、[1]より多くの補
償をユーザに支給したり、または、[2]ユーザをさらに補償が多いウェブサイトに接続
させることができる。
【1297】
ユーザが広告を見ることを終了したり、または、広告や提供者との疎通を終了するこ
とになれば、ターミナルは削除(または、部分削除)作業を実行することができる。これ
により、ターミナルはロックシステムに格納されたり、または、残留する前記対応物の全
体や一部を削除することができる。前記対応物は、[1]広告を見ることにより、[2]
広告を操作することにより、[3]広告が提供するウェブサイトに接続することにより、
または、[4]広告が提供する外部リンクに接続することでユーザが得た対応物などであ
り得る。ターミナルは、上述の多様な削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行す
ることができる。
【1298】
ユーザが広告を操作したり広告と疎通したりすることで得た特定の対応物を格納する
ことを所望する場合、ユーザは手動で格納予定対応物を選択することができる。その後、
ターミナルは、格納予定対応物をロックメモリユニットまたはターミナルが許容する場合
に限って、メインメモリユニットに格納することができる。または、上述の部分削除と関
連して説明したように、ターミナルは格納予定対応物を臨時メモリセクタに格納すること
もできる。または、ターミナルは、広告や前記広告に含まれたアイテムにユーザが提供し
たユーザ入力の数、ユーザが前記広告を見た期間、その他のユーザ統計などに基づいて格
納予定対応物を適応的に選択することができる。また、ユーザが解除モードにてメインシ
ステムを用いて前記対応物を処理することを所望する時、ターミナルはセクション8-3
で説明した多様な方法に従って多様な作業を実行することができる。
【1299】
上述の広告提供及び操作と同様に、ターミナルは1以上のコンテンツを映像ユニット
に表示し、前記コンテンツが提供するウェブサイトに接続したり、前記コンテンツを編集
または選択したり、前記操作や疎通などによって得た対応物を格納することができる。本
明細書において「コンテンツ」とは、図、写真、文字、テキスト、動画、ビデオゲーム、
他の人や物体のイメージ(または、動画)などを指称する。前記「コンテンツ」は、事実
説明、意見説明、芸術的表現、美的表現、または、上述のイメージなどを含んでもよい。
ターミナルは、前記広告を表示して使用する方法と同一または類似の方法で前記コンテン
ツを表示して使用することができ、これにより、コンテンツに対するこれ以上の説明は省
略する。
【1300】
8-10.ロック画面の広告/コンテンツの表示
【1301】
広告提供者は、自らが探すことができる全ての有用な空間に広告を提供することを所
望するものである。したがって、広告提供者がデータ処理ターミナルの多様な空間に広告
を提供することは全く驚くことではない。また、広告提供者がターミナルの画面の潜在的
価値を認知することになるにつれ、これらはターミナルの画面に多様な広告を提供し始め
、特に、ユーザがインターネット検索をするたびに広告を提供し始めた。しかし、ユーザ
が画面に表示された内容から重要な情報を読んでいる時、画面をふわふわ漂って消えるこ
ともないポップアップ広告は一般的にユーザに楽しい経験ではない。
【1302】
したがって、本明細書の第5例示的側面の十二番目の実施形態の場合、ターミナルは
ロックモードにてロック画面に1以上の広告を表示することができる。このために、ター
ミナルは、1以上の「広告ビューア」を含み、前記広告ビューアは制限された機能を有し
、広告関連のデータまたはファイルをユーザが見やすいフォーマットで表示することがで
きる。したがって、広告ビューアは、[1]既存のファイルビューア、[2]既存のイメ
ージビューア、または、[3]既存のウェブブラウザなどであってもよく、上述の第1構
成のロックビューアも広告ビューアの一つの例であり得る。
【1303】
特に、前記広告ビューアは、相違した種類やフォーマットで提供される多様な広告を
表示することができる。したがって、広告ビューアは、相違したバイト順、コードページ
、新しい行様式などを処理することにより、データやファイルに対する多様な形態を提供
する1以上のフォーマット解釈機(format translator)を含んでもよい。広告ビューア
は、HTMLマークアップをユーザに馴染んだ形態で提供したり、または、グラフィック
ファイルをサムネイルプレビュー、サムネイル生成、または、拡大イメージなどで提供す
ることができる。また、広告ビューアは、映像ユニットにイメージはもちろん、テキスト
も表示することができる。広告ビューアは、前記広告と関連した聴覚的信号や触覚的信号
も生成することができる。
【1304】
ターミナルは、前記広告ビューアをロックビューアと類似の方法で駆動することがで
きる。したがって、ロックシステムはロックモードにてロックCPUユニットまたはロッ
ク運営体系を用いて前記広告ビューアを駆動することができる。これとは異なり、ロック
システムがロックCPUユニット、ロック運営体系または広告ビューアを駆動できるアプ
リを含まない場合、メインシステムが広告ビューアを駆動することができる。ロックシス
テムまたはメインシステムは、前記削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行する
ことができる。
【1305】
ロックビューアと同様に、ユーザはロックモードにて特定の広告を格納した後、追っ
て前記広告を再び見ることができる。このために、ユーザは、特定の広告をマークしたり
、特定の広告をロック(または、メイン)メモリユニットやその他のロック(または、メ
イン)システムのメモリセクタに格納することができる。また、ロックモードにてターミ
ナルを駆動するユーザは、前記広告を操作または編集して得た対応物、前記広告が提供す
るウェブサイトから得た対応物、前記ウェブサイトからダウンロードして得たファイルや
データなどの対応物のうち特定の対応物を選択することができる。ターミナルは、前記選
択された対応物を上述の格納時点に格納することができる。
【1306】
広告ビューアは、別個の(ソフトウェア)アプリで製作することができる。前記広告
ビューアアプリはロックシステムに装着され、ロック(または、メイン)システムによっ
て駆動されたり、または、前記広告ビューアアプリはメインシステムに装着され、メイン
(または、ロック)システムによって駆動されてもよい。または、広告ビューアは、ロッ
ク(または、メイン)システムに装着されたロックビューアやその他(ソフトウェア)ア
プリのプラグインアプリの形態で製作されてもよい。広告ビューアは、ターミナルと脱着
式でかつ作業実行上連結される外部機器に装着されてもよく、広告ビューアは上述の多様
な削除時点に削除(または、部分削除)作業を実行することもできる。また、広告ビュー
アはユーザがロックビューアを使用するために外部機器をターミナルに連結する時、ユー
ザがロックビューアを使用する最中、または、ロックビューアを使用後、ユーザが外部機
器をターミナルから分離する時、セクション1のロックビューアの使用と関連した説明の
ように、削除(または、部分削除)作業を実行することができる。
【1307】
このような観点から見れば、広告ビューアはUSB形態のメモリなどのような多様な
外部機器に装着されてもよい。この時、前記外部機器は、[1]広告ビューアとこれを駆
動するためのドライバのみを含んだり、[2]広告ビューア及び最小限の機能性のみを備
えるものの、広告ビューアを駆動できるロックCPUユニットを含んだり、または、[3
]広告ビューア、ロックCPUユニット及びロックメモリユニットを含んでもよい。これ
とは異なり、外部機器はメインCPUユニットまたはメインメモリユニットの一部を駆動
することにより、前記外部機器に含まれたロックシステムには含まれない機能性を補完す
ることができる。
【1308】
ターミナルは、広告ビューアを用いてユーザに多様な会員サービスを提供することが
できる。一例として、ロックビューアは、特定の基準に基づいて特定のメンバーにのみ割
引クーポンを提供することができ、前記基準の例としては、[1]メンバーシップ社会に
おけるメンバーの地位、[2]性別、[3]年齢、[4]職業、[5]収入、[6]メン
バーの個人選好度または趣味、[7]現在の位置、[8]旅行目的地、[9]ショッピン
グ経歴またはショッピングリスト、[10]家の住所または会社の住所、[11]家の住
所または会社の住所から特定の商店までの距離または移動に所要する時間、[12]現在
の位置から特定の商店までの距離または移動に要する時間、[13]時間、[14]曜日
、[15]婚姻の有無、[16]家族の数または親戚の数、[17]特定の休日までの残
りの日にちなどがある。
【1309】
広告ビューアは、[1]クーポンを表示し始める時点、[2]クーポンを表示する期
間、または、[3]発行するクーポンの数などを決定することができる。または、広告ビ
ューアは、上の段落の多様な基準に基づいたり、または、メンバーでない特定の商品や商
人と関連したその他の基準に基づいて、どんな商品やサービスに割引を提供するかも決定
することができる。または、広告ビューアは、特定の時点にのみクーポンを提供すること
ができ、前記時点の例としては、[1]一日のうち特定の時間に、[2]一週間(または
、月)のうち特定の日に、または、[3]特定の休日に、前記休日の前または後などがあ
る。
【1310】
多様な広告を表示するために、ターミナルは、中央格納領域に広告を保管することが
でき、このような格納領域の例としては、[1]ロックシステムのロックメモリユニット
(または、部位)、[2]ロックシステムの臨時メモリセクタ(または、部位)、[3]
メインメモリ、または、[4]外部機器などがある。ターミナルは、前記格納領域の広告
を多様な方法で提供を受けることができ、一例として、ターミナル製造会社またはユーザ
から提供を受けたり、ウェブサイトから確保したり、または、広告提供者から提供を受け
ることができる。
【1311】
8-11.共通映像ユニット
【1312】
本明細書において、多様なターミナルのそれぞれの映像ユニットは、主映像ユニット
と指称した。しかし、ターミナルがメインシステムとロックシステムを含む時、メインシ
ステムは主映像ユニットを含む反面、ロックシステムは1以上のロック映像ユニットを含
んでもよく、この時、主映像ユニットとロック映像ユニットはターミナルの別個のハード
ウェア要素を指称する。映像ユニットを含まないロックシステムは、主映像ユニットに画
面を表示することができる。しかし、映像ロックユニットを含むロックシステムは、画面
を[1]ロック映像ユニットに表示したり、[2]主映像ユニットにのみ表示したり、ま
たは、[3]ロック映像ユニット及び主映像ユニットの全てに表示することができる。
【1313】
したがって、本明細書の第5例示的側面の十三番目の実施形態の場合、主映像ユニッ
トは、メインシステム及びロックシステムの共通ハードウェア要素と見なすことができる
。特に、ロックシステムが如何なるロック映像ユニットも含まない場合、ロックシステム
は直接またはメインCPUユニットやメイン運営体系を用いて主映像ユニットを駆動する
ことができる。上述の構成は必然的であってもよく、特にターミナルがロックシステムを
してメインシステムの如何なるユニットも接近できないようにする場合にも、ターミナル
は、[1]ロックシステムがロック映像ユニットを含まない場合、ロックシステムがメイ
ンシステムの主映像ユニットを直接接近したり、または、駆動するようにしたり、または
[2]ロックシステムがメインシステムを呼び出せば、メインシステムがロックシステム
のために主映像ユニットに接近して駆動することができる。このような観点から見れば、
本明細書においてターミナルが「主映像ユニット」を含まずに「映像ユニット」を含むと
説明すれば、前記映像ユニットはロックシステムも駆動できるメインシステムのハードウ
ェア要素と見なすことができる。
【1314】
8-12.映像ユニット及びモード移動
【1315】
本明細書の第5例示的側面の十四番目の実施形態の場合、ターミナルは単一の映像ユ
ニットのみを含み、前記映像ユニットは多数のセグメントを定義し、それぞれのセグメン
トはメインシステムまたはロックシステムのうちの一つのシステムによってのみ駆動され
たり、または、メインシステム及びロックシステムの全てによって駆動されてもよい。ま
た、前記それぞれのセグメントは、同一の形と大きさを有したり、または、相違した形や
大きさを有してもよい。ターミナルは、前記映像ユニットの各セグメントを同一または相
違したデータやイメージを表示することができ、各セグメントを同一または相違した目的
で用いることができる。
【1316】
一例として、ターミナルは、前記各セグメントを多様な通知ユニットのサブユニット
のように用いることができ、ターミナルは、ロック(または、解除)モードにてロック(
または、メイン)システムを着手することができ、前記セグメントに多様な結果物を表示
することができる。すなわち、ターミナルは、ロック(または、解除)モードにてロック
(または、メイン)システムを駆動して得た結果物は、映像ユニットの第1セグメントに
表示するように前記セグメントを駆動し、解除(または、ロック)モードにてメイン(ま
たは、ロック)システムを駆動して得た結果物を同一の映像ユニットの第2セグメントに
表示することができる。したがって、ユーザは、多様なロック作業を実行して得られ、第
1セグメントに表示された第1結果物を監視することができ、[1]同時にメインシステ
ムの多様なハードウェアまたはソフトウェア要素を駆動して得た第2結果物を監視したり
、[2]第1セグメントに表示された第1結果物を監視する。
【1317】
他の例において、ユーザが映像ユニットの多数のセグメントで同一のロック(または
、メイン)システムを駆動する場合、ユーザは多数のセグメントを単一の画面で統合した
後、映像ユニットの多数のセグメントに単一のイメージを表示することができる。ターミ
ナルは多数のセグメントのうちの一つのセグメントに日常的なデータを表示することがで
き、前記日常的データとしては、日にち、時間、新規の電子メールやメッセージの到着を
知らせるメッセージ、ハードウェア要素やソフトウェア要素の状態などがあって、前記日
常的データはユーザ入力に対応して作業を実行しなくても得られるデータを指称すことが
できる。
【1318】
本明細書の第5例示的側面の十五番目の実施形態の場合、ターミナルは多数の映像ユ
ニットを含んでもよく、各映像ユニットはメインシステムのみが駆動したり、または、メ
インシステム及びロックシステムが駆動することができる。また、前記映像ユニットは同
一の形と大きさを有したり、または、2以上の映像ユニットが相違した形、大きさ、また
は、向きを有してもよい。ターミナルは同一の面に多数の映像ユニットを配置したり、相
違した面に多数の映像ユニットを配置することができる。前記面に関係なしに、ターミナ
ルは各映像ユニットに同一または相違したデータまたはイメージを表示するように各映像
ユニットを駆動したり、または、各映像ユニットを同一または相違した目的のために使用
することができる。
【1319】
一例として、ターミナルは、各映像ユニットを上述の通知ユニットの各サブユニット
と類似するように使用することができ、これにより、ターミナルはロック(または、解除
)モードにてロック(または、メイン)システムを着手し、前記システムを駆動して得た
結果物を多数の映像ユニットのうちの一つに表示することができる。他の例の場合、ユー
ザが2以上の映像ユニットにて同一のロック(または、メイン)システムを着手する場合
、ユーザは前記映像ユニットを単一の映像ユニットに合わせて使用することができ、一例
として、第1映像ユニットに特定のイメージの半分を表示する反面、第2映像ユニットに
前記イメージの残りの半分を表示することができる。本実施形態のその他の構成上または
作業実行上の特性は、単一の映像ユニットが多数のセグメントを定義する上述の実施形態
と同一または類似する。
【1320】
8-13.多数の運営体系またはCPU
【1321】
上述のようにロックシステムは、ロックビューア、ロックメモリユニットまたはロッ
クシステムのその他のロックユニットを駆動することができるロックCPUユニットを含
んでもよい。ターミナルがロックCPUユニット以外にメインCPUユニットを含むので
、メインシステムのメイン運営体系がロックCPUユニットの存在を考慮して作動しない
限り、ロックCPUユニットは適切に駆動できないこともある。したがって、本明細書の
第5例示的側面の十六番目の実施形態の場合、ロックシステムがロックCPUユニットを
含む場合、ターミナル(または、メインCPUユニット)はロックCPUユニットを多様
な方法で活用することができる。
【1322】
一例として、ターミナルがユーザ入力に対応して目覚めて(一例として、オフ状態か
らオン状態に移動)、ターミナルはユーザにどんなCPUユニットを駆動するのか問い合
わせできる。ユーザがあるCPUユニットを選択すれば、ターミナルはロック(または、
解除)モードにてロック(または、メイン)システムを着手し、ロック(または、メイン
)CPUユニット、ロック(または、メイン)運営体系及び前記システムのその他のユニ
ットを駆動することができる。
【1323】
他の例の場合、ターミナルがUISWIを含むユーザ入力をオン状態で受信すれば、ター
ミナルは、ユーザにモード移動後にロック(または、メイン)CPUユニットまたはロッ
ク(または、メイン)システムのうちどんなユニットまたはシステムを駆動するのか問い
合わせできる。ユーザがロック(または、解除)モードから解除(または、ロック)モー
ドに移動後、メイン(または、ロック)システムを駆動すると選択する場合、ターミナル
はモード移動作業を実行し、メイン(または、ロック)CPUユニットを駆動してメイン
(または、ロック)システムを着手することができる。ユーザが解除(または、ロック)
モードからロック(または、解除)モードに移動した後にもメイン(または、ロック)シ
ステムを駆動する場合、ターミナルは他のCPUユニットの駆動を終了または抑圧し、同
一のCPUユニットを駆動して同一のシステムを駆動することができる。
【1324】
また、他の例の場合、ターミナルはロックCPUユニットとメインCPUユニットが
協働するようにでき、一例として、ロックCPUユニットとメインCPUユニットが単一
の同一の作業を実行(単一の同一の機能を遂行)したり、または、同一または相違した多
数の作業を同時または順番に実行するように同期化することができる。ターミナルはロッ
クCPUユニットとメインCPUユニットを同期化して削除(または、部分削除)作業を
実行することもでき、一例として、[1]ロックCPUユニットとメインCPUユニット
がそれぞれ削除作業または部分削除作業を実行(一例として、二回の上書きまたは二回の
暗号化)したり、[2]相違したメモリユニットや相違したデータ セットに対して削除
作業または部分削除作業を実行したり、または、[3]ロックCPUユニットとメインC
PUユニットそれぞれが削除作業と部分削除作業のうちの一つだけ実行するようにできる
【1325】
8-14.変形及び改良
【1326】
上述の第5例示的側面の多様なデータ処理ターミナルは、相違した構成、配置または
順序に従って構成され駆動されてもよい。前記第5例示的側面の多様なターミナルの変形
または改良もまた、上述の第1~第4構成のターミナルの変形や改良と同一または類似し
、本明細書の他の例示的側面のターミナルの変形や改良とも類似または同一であるため、
これ以上の説明は省略する。
【1327】
上述の第5例示的側面の多様な実施形態及び詳細な形態のターミナルの構成または作
業実行上の変形または修正は、本明細書の他の例示的側面の他の実施形態や詳細な形態と
互換されてもよい。したがって、第5例示的側面の特定の実施形態または詳細な形態の特
定の特性は、相違した例示的側面の他の実施形態や詳細な形態にも適用されてもよい。
【1328】
また、上述の第5例示的側面の多様なターミナルのその他の構成上または作業実行上
の特性及びこの変形または修正もやはり、後述の適用、含む、代替、または、結合が互い
に契約しない限り、[1]本明細書の相違した側面、実施形態や詳細な形態の相応する特
性に適用されたり、[2]前記相応する特性に含まれたり、[3]前記相応する特性を代
替したり、[4]前記相応する特性によって代替されたり、または、[5]前記相応する
特性と結合されてもよい。
【1329】
9.互換性
【1330】
上述では、多様なデータ処理ターミナル、前記ターミナルを構成する方法及び前記タ
ーミナルを使用する方法などを説明し、特に、多様な例示的側面、前記側面の実施形態、
詳細な形態及び目的などを言及して、これに対する詳細な説明を提供した。ただし、前記
説明は、前記ターミナル及び前記方法の特性、構成上の特性や作業実行上の特性をさらに
詳細に理解するためを目的とする。したがって、前記ターミナルに関連した方法、関連し
た分野の当業者には、本明細書の多様なターミナルの変形または改良が自明である。
【1331】
上述では、多様なデータ処理ターミナルの例示的側面、実施形態、詳細な形態及び目
的などを説明したが、この変形や改良も可能である。したがって、前記変形及び改良は、
本明細書の例示的側面、実施形態、詳細な形態及び目的の精神や範囲からの離脱と見なさ
ず、関連分野の当業者に自明な前記変形または改良は、本明細書の範囲はもちろん、後述
の請求項の範囲に属するものと見なす。
【1332】
特別な言及がない限り、本明細書の特定の側面、実施形態、詳細な形態や目的の多様
な特性は、本明細書の相違した側面、実施形態、詳細な形態や目的の相応する特性に互換
的に適用されてもよい。ただし、前記互換性は、前記適用、含む、代替、または、混合が
互いに契約しない場合に限られる。
【1333】
一例として、本明細書は、単一のロックモード及び単一の解除モードを定義する階層
で駆動するデータ処理ターミナル、前記ターミナルのロック(または、メイン)システム
、前記システムのCPUユニットや運営体系などを重点に説明した。しかし、前記ターミ
ナルの構成または作業実行上の特性は、単一のロックモード及び単一の解除モード以外の
モードを1以上定義する階層で駆動する相違したターミナルにも適用されてもよい。した
がって、前記相違したターミナルは、ロックモードから中級モードに、その後、中級モー
ドから解除モードに移動することができる。また、前記相違したターミナルは、階層が順
次的の場合、再びロックモードや中級モードに移動することができる。前記ロックモード
及び解除モードの間を移動する前記ターミナルのその他の特性は、3以上の相違したモー
ドの間でモードを移動する他のターミナルにも適用されてもよい。しかし、本明細書にお
いてターミナルが二つだけのシステム、すなわち、ロックシステムとメインシステムだけ
を含むと説明すれば、前記ターミナルは中級システムを含まないものと見なし、ロックシ
ステムでもメインシステムでも中級モードにて駆動すると見なす。
【1334】
他の例の場合、本明細書は多様なデータ処理ターミナル、前記ターミナルのロック(
または、メイン)システム、CPUユニット、または、運営体系及び第1類型ユーザ入力
に対応した多様な作業実行方法の構成または作業実行上の特性を例示した。ただし、前記
特性は、他の形態のユーザ入力に対応して多様な作業を実行するターミナルにも適用され
る。したがって、機械的ユーザ入力に対して適用される単一のユーザ入力の定義は、他の
類型のユーザ入力の相違した性質に相応しいように変形されてもよい。一例として、第5
類型の音響的ユーザ入力の場合、単一のユーザ入力は音波によるマイクの1以上の部分の
直接または間接操作に起因するユーザ入力で定義され、この時、前記音波はユーザの声帯
またはその他の身体部位によって生成され、その間に時間的空白を含まない。
【1335】
本明細書の多様なデータ処理ターミナル、前記ターミナルを含むシステム及び前記タ
ーミナルを使用する方法などは、相違した電気部品またはデジタル部品を含むことにより
、前記部品が本明細書において説明した作業と類似の作業を実行し、本明細書において説
明した機能と類似の機能を遂行することができる。しかし、上述の説明のように、ターミ
ナルがオフ状態で多様なユーザ入力を受信すれば1以上の作業を実行し、前記ユーザ入力
やサブ入力に対応してオフ状態からオン状態に移動できる限り、前記ターミナルは特定の
プログラム、ソフトウェアソースコード、バイナリコードまたはその他の命令語を含んで
もよい。
【1336】
本明細書の多様な側面、実施形態及び詳細な形態を上述のように説明したが、上述の
説明は多様なデータ処理ターミナルを説明するためであって、前記ターミナルの範囲を制
限するためではない。特に、前記範囲は、下の請求項によって定義される。その他の側面
、実施形態、詳細な形態、利点、変形などは全て下の請求項の範囲に属する。
図1A
図1B
図1C
図1D
図2A
図2B
図2C
図2D
図2E
図2F
図2G
図2H
図3
図4
図5A
図5B
図5C
図6A
図6B
図7A
図7B
図7C
図7D
図7E
図7F
図8A
図8B
図8C
図8D
図8E
図9A
図9B
図9C
図9D
図10A
図10B
図11
図12
図13A
図13B
図13C
図13D