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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-01-12
(45)【発行日】2023-01-20
(54)【発明の名称】ミキシングエレメント
(51)【国際特許分類】
   B01F 25/42 20220101AFI20230113BHJP
   B01F 25/10 20220101ALI20230113BHJP
   B01F 25/40 20220101ALI20230113BHJP
   B21D 53/00 20060101ALI20230113BHJP
   B23K 26/382 20140101ALI20230113BHJP
【FI】
B01F25/42
B01F25/10
B01F25/40
B21D53/00 H
B23K26/382
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019198329
(22)【出願日】2019-10-31
(62)【分割の表示】P 2015087104の分割
【原出願日】2015-04-03
(65)【公開番号】P2020022967
(43)【公開日】2020-02-13
【審査請求日】2019-11-11
【審判番号】
【審判請求日】2021-06-01
(73)【特許権者】
【識別番号】596150677
【氏名又は名称】株式会社ミューカンパニーリミテド
(74)【代理人】
【識別番号】110000925
【氏名又は名称】弁理士法人信友国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小嶋 久夫
【合議体】
【審判長】粟野 正明
【審判官】土屋 知久
【審判官】羽鳥 友哉
(56)【参考文献】
【文献】特開平7-284642(JP,A)
【文献】特開昭51-84456(JP,A)
【文献】実開昭52-62565(JP,U)
【文献】特開2005-144425(JP,A)
【文献】特開昭51-84456(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B01F21/00-35/95
B28C5/02-5/06
B29B7/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体が通流する筒状の通路管と、
前記通路管の内部に配置される、端縁部を有し、複数の穿孔を有する多孔板からなる扇形の螺旋状の複数の羽根体と、を備えるミキシングエレメントであって、
前記複数の扇形の螺旋状の羽根体は前記筒状の通路管の内部に、互いに間隔をもって配置されるものであって扇形の外側の円弧部分に相当する第1の端縁部と、前記第1の端縁部の反対側にある扇形の円中心部の角を落とした形状により、通路管の軸方向における全長にわたって通路管の中心部に開口部を形成する第2の端縁部とを有するものであり
前記通路管は、管壁部を貫通して形成された複数の穿孔部を有しており、前記複数の穿孔部は、それぞれ前記羽根体の第1の端縁部とほぼ同一形状であって、前記通路管の軸方向に対して横方向に、軸方向上側の端部の位置及び下側の端部の位置を軸方向でそれぞれ一致させた状態で、等間隔で互いに平行となるように形成されたものであって
前記通路管の複数の穿孔部には、それぞれ前記羽根体の第1の端縁部が配置されていることを特徴とするミキシングエレメント。
【請求項2】
前記羽根体は螺旋状に時計方向に右回転していることを特徴とする請求項1に記載のミキシングエレメント。
【請求項3】
前記羽根体は螺旋状に反時計方向に左回転していることを特徴とする請求項1に記載のミキシングエレメント。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は2種類以上の流体をその流体の流体エネルギーを利用して混合・撹拌するミキシングエレメント及びそれの製造方法に関する。このミキシングエレメントは気体と液体、気体と気体、液体と液体などを混合・撹拌動力を必要としない混合・撹拌装置として利用される。
【背景技術】
【0002】
従来のミキシングエレメント(特開2011-067819号)は、筒状の通路管と螺旋状の複数の羽根体とは、通路管の内壁部で接合されていた。この為に、通路管の内壁部と羽根体とを溶接手段で接合する場合は、隣り合う羽根体同士の間隔は、溶接トーチの大きさに制約される。それ故に、隣り合う羽根体同士の間隔を緻密にすることに限界があった。その間隔を緻密にすることで、ミキシングエレメントの単位体積(m)当りの羽根体の全表面積(m)との比率(m/m)は増加して、流体の混合効率は向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2011-067819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、溶接機具の大きさに制約されて狭いスペースでは、羽根体の管内壁部への溶接は著しく困難であった。その為に、単位体積あたりの混合効率の高いミキシングエレメントの要望がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決し、本発明の目的を達成するために、本発明のミキシングエレメントは、流体が通流する筒状の通路管と、通路管の内部に配置される、端縁部を有し、複数の穿孔を有する多孔板からなる扇形の螺旋状の複数の羽根体と、複数の扇形の螺旋状の羽根体は筒状の通路管の内部に、互いに間隔をもって配置され、端縁部の反対側にある端縁部により通路管の軸方向における全長にわたって通路管の中心部の開口部を形成し、羽根体の端縁部とほぼ同一形状であって、通路管の軸方向に対して横方向に等間隔で互いに平行となるように通路管の管壁部を貫通して形成された複数の穿孔部と、を備え、羽根体の端縁部が通路管の穿孔部に配置されている。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、構造が簡易で、製造が容易で、製造コストが安価にできる高性能のミキシングエレメントとそのミキシングエレメントの製造方法を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の第1実施形態に係るミキシングエレメントの平面図である。
図2】本発明の第1実施形態に係るミキシングエレメントの正面図である。
図3】本発明の第1実施例に係るミキシングエレメントの平面図部分説明図である。
図4】本発明の第1実施例に係るミキシングエレメントの羽根体の正面図である。
図5】本発明の第1実施形態に係るミキシングエレメントの正面図A-A’線断面図である。
図6】本発明の第1実施形態に係るミキシングエレメントの右側面図中央縦断面図斜視図である。
図7】本発明の第1実施形態に係るミキシングエレメントの応用製品である静止型気液混合器の右側面図中央縦断面斜視図である。
図8】本発明の第1実施形態に係るミキシングエレメントの応用製品である静止型気液混合器の右側面図中央縦断面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係るミキシングエレメントの実施の形態について、図面を参照して説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
図1は、本発明の第1実施形態に係るミキシングエレメント1の平面図を示したものである。図1に示すように、本実施の形態に係るミキシングエレメント1は、筒状の通路管2と、90°右捻りの螺旋状の複数の羽根体3と、ミキシングエレメント1の中心部に開口部4を有し、その開口部4は羽根体3の軸方向の全長に亘って形成されている。羽根体3は複数の穿孔を有する多孔板から形成されている。
【0010】
図2は、本発明の第1実施形態に係るミキシングエレメント1の正面図を示したものである。ミキシングエレメント1は、筒状の通路管2と、螺旋状の羽根体3は通路管2の外部から配置されて穿孔部で溶接,接着,溶着など手段により接合される。ここでいう羽根体端縁部5とはエレメント1の軸方向に上部から下部へ螺旋状に形成される羽根体3の外周部を表す。詳しくには図3および図4に示して説明する。なお、羽根体3の配置方法はこれに限定されることなく内部からでもよい。
【0011】
本発明に係る羽根体は扇形と孔径,孔位置を示した展開図をもとに、レーザー加工機を用いて切断される扇状の羽根体を製作する工程と、扇状に切断された羽根体を金型を利用して螺旋状の羽根体を製作する工程と、通路管の管壁部に螺旋状の羽根体端縁部とほぼ同一形状にレーザー加工機で穿孔する工程と、通路管の管壁部に穿孔された穿孔部に螺旋状の羽根体を配置する工程と、通路管の穿孔部と羽根体端縁部とをレーザー加工機で接合する工程と、を有し、順次これらの工程を経て、ミキシングエレメントは製造される。
【0012】
金型は鍛造用金型が利用される。螺旋状の羽根体の製作は、凹凸型の鍛造用金型が利用される。これにより精密な羽根体は安価に高品質で生産できる。金型はミキシングエレメント1の材質に応じて適宜選択利用される。又、金型および羽根体は必要に応じて加熱してもよい。
【0013】
静止型混合装置として利用する場合は、本発明のミキシングエレメント1を1つ以上を直列に配置して使用される。流体の流れ方向は、並流および向流で使用される。流体は羽根体3の螺旋に沿って流れる螺旋流と、開口部4を直進する直進流と、穿孔された多孔板を介して流れる分割流と、が合流される。流体は分割,回転,せん断作用を連続的に受けて、流体の流動エネルギーにより混合される。
【0014】
この混合効果を向上させる方法としては、羽根体の充填密度m/m(羽根体の全表面積÷エレメント容積)を増加させる手段が考えられる。ミキシングエレメント1に配置される羽根体3を半径方向に、10,12,16,18,20,24,n枚と、多数を配置することで、羽根体の充填密度(m/m)は大きくなる。その結果、混合効率は向
上する。
【0015】
図3は、本発明の第1実施例に係るミキシングエレメント1と羽根体3との平面図部分説明図である。羽根体3は多孔板で形成されている。
【0016】
図4は羽根体3の正面図である。筒状の通路管3の管壁部は羽根体端縁部5とほぼ同一形状に穿孔されて穿孔部を形成している。その穿孔部に1枚の90°右回転の羽根体3は配置されている。羽根体3の羽根体端縁部5は通路管3の管壁部を貫通して配置されている。通路管2と羽根体端縁部5とは、通路管2の穿孔部で接合されている。これらの作業工程を順次繰返して必要枚数の羽根体は接合される。
【0017】
図5は、本発明の第1実施例に係るミキシングエレメント1の正面図A-A’線断面図を示したものである。ミキシングエレメント1は、筒状の通路管2と、螺旋状の多孔体から成る複数の羽根体3と、ミキシングエレメント1の中心部に羽根体3の軸方向の全長に亘って開口している開口部4と、から形成されている。
【0018】
羽根体端縁部5は通路管2の穿孔部に配置されている。通路管2と羽根体端縁部5とは、溶接,接着,溶着などの加工手段により接合される。この接合方法により、溶接機の溶接トーチ形状に左右されずに通路管2と羽根体端縁部5との溶接が容易になる。その結果、ミキシングエレメント1における羽根体3の充填密度(m/m)は容易に向上させることが可能となる。
【0019】
図6は、本発明の第1実施例形態に係るミキシングエレメント1の右側面図中央縦断面斜視図である。ミキシングエレメント1は、筒状の通路管2と、螺旋状の右回転の複数の羽根体3と、羽根体3の中心部に開口部4とを有している。羽根体端縁部5は通路管2の穿孔部を全長に亘って配置されている。通路管2と複数の羽根体端縁部5とは上述したように接合されている。なお、ミキシングエレメント1の羽根体3の回転方向,枚数,孔径,開口率および配列方法などは適宜選択利用できる。
【0020】
羽根体の孔の形状は、円形,楕円形,欠円形,扇形,三角形,四角形,長方形,てい形,等円多角形などが使用目的に応じて適宜選択利用される。
【0021】
本発明によるミキシングエレメント1は、通路管2と羽根体3との接合が容易になり、混合効率に寄与する羽根体3の充填密度(m/m)の高いミキシングエレメント1を安価に製造できる。混合作用を必要とする全ての分野において利用できる。例えば、排水処理装置,排ガス処理装置,ガス吸収・溶解装置,浮上分離装置,気液反応装置および燃料の燃焼装置などに利用可能となる。さらに、蒸留塔の充填物としても利用可能となる。
【0022】
図7は、本発明の第1実施形態に係るミキシングエレメント1と、左回転の螺旋状の羽根体8とを配置されている噴射ノズル9と、を配置してなる静止型気液混合器6の右側面図中央縦断面斜視図を示したものである。
【0023】
本発明に係る応用製品である静止型気液混合器6は、気体と液体との混相流が通流する円筒状の通路管7と、その通路管7の上部は螺旋状の複数の羽根体8と、その通路管7の下部に気体を噴射する噴射ノズル9と、を主要素として形成されている。
【0024】
静止型気液混合器6は通路管内の上部に複数の螺旋状から成る羽根体8の羽根体端縁部10と通路管7とを接合して形成されている。噴射ノズル9の上部は複数の螺旋状の羽根体11を配置し、形成されている。通路管7内の螺旋状の羽根体は多数の穿孔を有する多孔体で形成されている。通路管7と噴射ノズル9とは複数の支持リブ12とを接合して支
持されている。噴射ノズル9の気体供給部は螺子部13で形成されている。なお、1個の気体供給部16からの気体を分岐させて、複数の噴射ノズル9を並列に配置してもよい。
【0025】
空間部14は通路管7の羽根体8の下端部と噴射ノズル9の上端部とは離間して形成されている。この空間部14の下方に周囲の液体を導入する複数の液体導入部15は形成されている。噴射ノズル9から噴射される気体と複数の液体導入部15から導入される液体とはこの空間部14で合流し、混相流を形成している。
【0026】
本発明に係る応用製品である静止型気液混合器6を散気筒として利用する場合は、その使用方法は、散気筒を曝気槽の底部に配置して、加圧された気体は噴射ノズル9に内接されている羽根体11を介して空間部14に噴射される。気体の噴射速度は5~500m/secの範囲が好ましい。高速噴射される気体の噴射流は、螺旋状の羽根体11に沿って流れる螺旋流と、複数の羽根体11の中心部を流れる直進流とから成り、発振現象は励起される。
【0027】
さらに、噴射ノズル9から上方に高速で噴射される加圧された気体の噴射流により発生されるエアリフト効果により、周囲の液体は液体導入部15から通路管7の空間部14に導入される。この空間部14において、気体と液体とは気液混相流を形成して、羽根体8内を下部から上部へ並流で通流する間に、気液混相流は分割,回転,合流,せん断作用と励起された気体の発振現象とにより混合・撹拌されて微細化し、気体は液体中に溶解される。
【0028】
なお、複数の羽根体8に配置される補強リングは必要に応じて使用してもよい。気体供給部16から液体を供給して物性(比重,濃度,温度,粘度,など)が相違する液体同士を混合する静止型液・液混合器として利用してもよい。又、液体導入部15から気体を供給して、気体同士を混合する静止型気・気混合器として利用してもよい。
【0029】
図8は、本発明の第1実施形態に係るミキシングエレメント1の通路管18の管壁部に螺旋状の羽根体19を配置して成る静止型気液混合器17の右側面図中央縦断面斜視図である。本発明に係る応用製品である静止型気液混合器17は、気体と液体との混相流が通流する円筒状の通路管18と、その通路管18は螺旋状の複数の羽根体19を有し、その通路管18の下部に加圧された気体を供給する内筒管20と、を主要素として形成されている。
【0030】
気液混合器17は上部に複数の螺旋状から成る羽根体19の羽根体端縁部21と通路管18とを接合して形成される。内筒管20は複数の螺旋状の羽根体22を上部に接合して形成される。通路管18内の羽根体19と内筒管20内の羽根体23は多数の孔を有する多孔体で形成されている。
【0031】
補強リング23,24は各々の羽根体19,22の中心部に配置され、各々の羽根体19,22の中心部側の端縁と補強リング23,24の外周面とは接合されている。通路管18と内筒管20とは複数の支持リブ25を接合して支持される。内筒管20の気体供給部26はフランジ27を接合して形成されている。空間部28は通路管18の羽根体19の下端部と内筒管20の上端部と離間して形成される。周囲の液体を導入する複数の液体導入部29はこの空間部28の下方に形成される。内筒管20から噴射される加圧された気体と液体導入部29から導入される液体とはこの空間部28で合流し、混相流を形成される。
【0032】
本発明に係る応用製品である静止型気液混合器17は散気筒として利用される。散気筒は曝気槽の底部に配置され、気体は内筒管20に内接されている複数の羽根体22を介し
て空間部28に噴射される。高速噴射される気体の噴射流は、螺旋状の羽根体22に沿って流れる螺旋流と、複数の羽根体22の中心部を流れる直進流と、羽根体22の孔で分割される分割流とから成り、発振現象は励起される。なお、高速噴射される気体の噴射速度は5~500m/sの範囲が好ましい。
【0033】
さらに内筒管20の上部から上方に高速で噴射される加圧された気体の噴射流により発生するエアリフト効果により、周囲の液体は液体導入部29から通路管18の空間部28に導入される。この空間部28において、気体と液体とは気液混相流を形成される。気液混相流は、散気筒の混合部内を下部から上部へ並流で通流する間に、分割,回転,合流,せん断作用と、励起された気体の発振現象と、により混合・撹拌されて微細化し、気体は液体中に溶解される。
【0034】
なお、複数の羽根体19,22に配置されている補強リング23,24の形状、軸方向の長さ、数量などは必要に応じて選択利用される。気体供給部26から液体を供給して、静止型液・液混合器として利用してもよい。又、液体導入部29から気体を供給して、気体同士を混合する静止型気・気混合器として利用してもよい。なお、羽根体19,22の中心側端縁は補強リング23,24を貫通して配置させてもよい。これにより、流体の流れは直進流から螺旋流に変化して混合効率はより向上する。
【0035】
ミキシングエレメント1の製造方法は、羽根体の扇形と孔と孔位置とを示した展開図をもとにレーザー加工機を利用して切断された扇状の羽根体を製作する工程と、扇状に切断された羽根体を、金型を用いて螺旋状の羽根体を製作する工程と、通路管の管壁部に螺旋状の羽根体端縁部とほぼ同一形状にレーザー加工機を利用して穿孔する工程と、通路管の管壁部に穿孔された穿孔部に螺旋状の羽根体を配置する工程と、通路管の外周面と羽根体端縁部とをレーザー加工機で接合する工程と、から成る。扇形加工、孔加工、溶接加工はレーザー加工機を使用して、自動制御下で順次製造される。これらにより、生産コストは安価に、高品質のミキシングエレメント1は大量に生産可能となる。
【符号の説明】
【0036】
1:ミキシングエレメント
2,7,18:通路管
3,8,11,19,22:羽根体
4:開口部
5,10,21:羽根体端縁部
6,17:気液混合器
9:噴射ノズル
12,25:支持リブ
13:螺子部
14,28:空間部
15,29:液体導入部
16,26:気体供給部
20:内筒管
23,24:補強リング
27:フランジ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8