(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-01-16
(45)【発行日】2023-01-24
(54)【発明の名称】運搬装置
(51)【国際特許分類】
B60P 1/04 20060101AFI20230117BHJP
B60P 3/00 20060101ALI20230117BHJP
【FI】
B60P1/04 A
B60P3/00 G
(21)【出願番号】P 2019005869
(22)【出願日】2019-01-17
【審査請求日】2021-10-21
(73)【特許権者】
【識別番号】000198787
【氏名又は名称】積水ハウス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100117101
【氏名又は名称】西木 信夫
(74)【代理人】
【識別番号】100120318
【氏名又は名称】松田 朋浩
(72)【発明者】
【氏名】中村 雅彦
(72)【発明者】
【氏名】柳 毅
【審査官】金田 直之
(56)【参考文献】
【文献】特表2003-534967(JP,A)
【文献】特開2013-244816(JP,A)
【文献】欧州特許出願公開第3150427(EP,A1)
【文献】特開平1-204834(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60P 1/04-1/34,
3/00,3/022,3/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースと、
上記ベースに支持されており、第1位置と当該第1位置とは異なる第2位置に、
左右方向を軸線方向として回動可能な支持部材と、
上記支持部材を上記第1位置に保持する第1連結部材と、を具備しており、
上記支持部材は、長辺及び短辺を有する長方形の外形の壁材を支持可能であり、
上記第1位置の上記支持部材は、上記壁材の長辺が
前後方向に沿っており、かつ上記壁材の短辺が
上下方向に沿った状態で、上記壁材を支持し、
上記第2位置の上記支持部材は、上記壁材の短辺が
上下方向と交差する状態で、上記壁材を支持
し、
上記ベースは、前後方向に沿った寸法が上記壁材の長辺の寸法より長い底部と、当該底部の左右方向の両端からそれぞれ上方へ延びる側部と、を有しており、
上記第1連結部材は、上記側部のそれぞれを互いに連結しつつ上記第1位置の上記支持部材と連結する運搬装置。
【請求項2】
上記支持部材は、第1アームと、当該第1アームと直交する方向へ延びる第2アームとを具備しており、
上記支持部材は、上記第1アームと上記第2アームとの連結部を回動中心として上記ベースに回動可能に支持されており、
上記第1アームは、上記壁材の短辺を支持し、
上記第2アームは、上記壁材の長辺を支持する請求項1に記載の運搬装置。
【請求項3】
上記第2位置の上記支持部材は、上記壁材の長辺が
上下方向に沿っており、かつ上記壁材の短辺が
前後方向に沿った状態で、上記壁材を支持する請求項1
又は2に記載の運搬装置。
【請求項4】
上記ベースは、上記支持部材が上記第1位置にあるとき、当該支持部材に支持された
上記壁材を支持する請求項1から
3のいずれかに記載の運搬装置。
【請求項5】
複数の上記支持部材が、各々の軸線方向が仮想直線上に並ぶ位置で上記ベースに回動可能に支持されている請求項1から
4のいずれかに記載の運搬装置。
【請求項6】
上記ベースはトラックの荷台に載置可能である請求項1から
5のいずれかに記載の運搬装置。
【請求項7】
上記第1連結部材は、上記側部の後ろ側に位置しており、
上記側部の前側において、左右方向の両側にそれぞれ位置する上記側部を連結する第2連結部材を更に備えた請求項1から6のいずれかに記載の運搬装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、壁材を運搬するための運搬装置に関する。
【背景技術】
【0002】
住宅などの建材である壁パネルは、例えば工場で製造されて建築現場まで運搬される。工場から建築現場まで、壁パネルは、例えばトラックの荷台に載置されて運搬される。例えば特許文献1には、両面仕上げ材組付パネルを運搬するための運搬装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
壁パネルは、長辺及び短辺を有する長方形の外形を有するものが一般的である。複数の壁パネルは、例えば、長辺及び短辺を水平方向に沿わせて積み上げる所謂平積みで、トラックの荷台に積載されることがある。例えばカーテンウォール工法に用いられる壁材は外形が大きく、短辺が1.75m以上のものがある。このように大きな外形の壁材を平積みするには、トラックの荷台の幅が壁材の短辺よりも広くなければならない。しかしながら、建築現場へ通ずる道路の幅員が狭ければ、大きな荷台の大型トラックが通行し難いという問題がある。したがって、荷台の幅が狭い小型トラックを運搬車両として、特許文献1に示されるように、壁材が鉛直方向に起立した状態で小型トラックに積載される。
【0005】
他方、道路交通法の高さ制限を考慮すると、壁材の長辺が3m以上であれば、壁材の長辺が鉛直方向に沿った状態で小型トラックに積載することは避けるべきである。したがって、壁材の長辺が水平方向に沿っており、且つ壁材の短辺が鉛直方向に沿った起立姿勢で、架台などの運搬装置に壁材を固定して、小型トラックに積載することが考えられる。壁材は、長辺が鉛直方向に沿った状態で住宅の軸組に組み付けられる。したがって、運搬装置に固定された壁材は、建築現場において90度回転されて、クレーンによって吊り上げられる。このような壁材を回転させる作業は、壁材が固定された運搬装置を小型トラックから地上へ降ろして行われるために、建築現場に作業スペースが必要であり、また作業時間を要するものであった。
【0006】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、小型トラックに起立姿勢で壁材を積載することができ、建築現場において、壁材を回転させることが容易な運搬装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明に係る運搬装置は、ベースと、上記ベースに支持されており、第1位置と当該第1位置とは異なる第2位置に、水平方向を軸線方向として回動可能な支持部材と、を具備する。上記支持部材は、長辺及び短辺を有する長方形の外形の壁材を支持可能である。上記第1位置の上記支持部材は、上記壁材の長辺が水平方向に沿っており、かつ上記壁材の短辺が鉛直方向に沿った状態で、上記壁材を支持する。上記第2位置の上記支持部材は、上記壁材の短辺が鉛直方向と交差する状態で、上記壁材を支持する。
【0008】
第1位置の支持部材によって、壁材が長辺を水平方向とする所謂横向きの起立姿勢で、運搬装置に支持される。支持部材が第1位置から第2位置に回動されることによって、壁材が運搬装置から降ろされることなく、壁材が横向きから縦向きへ向かって回動される。
【0009】
(2) 好ましくは、上記支持部材は、第1アームと、当該第1アームと直交する方向へ延びる第2アームとを具備しており、上記支持部材は、上記第1アームと上記第2アームとの連結部を回動中心として上記ベースに回動可能に支持されており、上記第1アームは、上記壁材の短辺を支持し、上記第2アームは、上記壁材の長辺を支持する。
【0010】
支持部材が、壁材の長辺及び短辺をそれぞれ支持するので、回動時に、支持部材及び壁材が安定する。
【0011】
(3) 好ましくは、本運搬装置は、上記支持部材と上記ベースとに連結されて、上記支持部材を上記第1位置に保持する連結部材を更に具備する。
【0012】
連結部材によって、トラックでの運搬時に、支持部材が第1位置から回動することが抑制される。
【0013】
(4) 好ましくは、上記第2位置の上記支持部材は、上記壁材の長辺が鉛直方向に沿っており、かつ上記壁材の短辺が水平方向に沿った状態で、上記壁材を支持する。
【0014】
第2位置の支持部材によって、壁材が所謂縦向きとなるので、クレーンによって吊り上げやすい。
【0015】
(5) 好ましくは、上記ベースは、上記支持部材が上記第1位置にあるとき、当該支持部材に支持された壁材を支持する。
【0016】
支持部材が第1位置であるときに、壁材が安定して支持される。
【0017】
(6) 好ましくは、複数の上記支持部材が、各々の軸線方向が仮想直線上に並ぶ位置で上記ベースに回動可能に支持されている。
【0018】
複数の壁材が運搬装置に支持可能なので、運搬効率がよい。
【0019】
(7) 好ましくは、上記ベースはトラックの荷台に載置可能である。
【発明の効果】
【0020】
本発明に係る運搬装置によれば、建築現場において、壁材を回転させることが容易である。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】
図1は、実施形態に係る運搬装置10がトラック6の荷台に載置された状態を示すトラック6の側面図である。
【
図2】
図2は、ベース11の底部21の平面図である。
【
図3】
図3は、壁材15が支持部材13に支持された状態の運搬装置10の正面図である。
【
図4】
図4は、壁材15が支持部材13に支持された状態の運搬装置10の背面図である。
【
図6】
図6は、支持部材13が第1位置から第2位置へ向かって回動する状態を示すトラック6の側面図である。
【
図7】
図7は、支持部材13が第2位置にある状態において、壁材15がクレーンで吊り上げられる様子を示すトラック6の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は、本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
【0023】
図1に示されるように、運搬装置10は、ベース11と、ベース11に回動軸12を介して回動可能に連結された支持部材13と、連結部材14と、を有する。運搬装置10は、運搬のために、壁材15を所定の姿勢に支持するものである。
【0024】
壁材15は、住宅その他の建築物の壁として用いられる建材である。壁材15は、例えば、外壁パネルであってもよいし、鉄骨が枠に組み付けられたフレームに外壁材やサッシなどが連結された複合材であってもよい。壁材15は、長辺L及び短辺Sを有する長方形である。長辺L及び短辺Sは、壁材15の外形となる縁である。壁材15は、長辺Lが鉛直方向(上下方向7)に沿った状態で、住宅の軸組などに組み付けられる。
【0025】
なお、
図1では、壁材15が略されて枠形状のみが示されている。また、各図に示されるように、運搬装置10が使用される状態において、上下方向7、前後方向8、及び左右方向9が定義されている。
【0026】
図1に示されるように、ベース11は、底部21と、側部22と、を有する。
図2に示されるように、底部21は、長方形の枠形状の金属製のフレームであって、適宜、補強用の桟が設けられたものである。底部21は、左右方向9に沿った寸法より前後方向8に沿った寸法が長い長方形の外形である。底部21の前後方向8に沿った寸法は、壁材15の長辺Lの寸法より若干長い。ベース11の上面には、前後方向8に沿って延びる3本の支持桟23が設けられている。
【0027】
図1及び
図3に示されるように、2つの側部22は、底部21の左右方向9の両端から上方へ向かってそれぞれ延びている。底部21と各側部22とは、ボルトや溶接などによって連結されている。各側部22は、長方形の枠形状の金属製のフレームであって、適宜、補強用のブレースが設けられたものである。各側部22は、上下方向7に沿った寸法より前後方向8に沿った寸法が長い長方形の外形である。各側部22の前後方向8に沿った寸法は、底部21の前後方向8に沿った寸法と同等である。各側部22の上下方向7に沿った寸法は、壁材15の短辺Sの寸法より若干長い。各側部22の前端は、左右方向9に沿って延びる連結部材24によって連結されている。
【0028】
図1及び
図4に示されるように、ベース11の底部21の後端には、3本の回動軸12が設けられている。各回動軸12は、例えばベアリング軸受けを介して底部21の上面に回動可能に固定されている。各回動軸12は、左右方向9に間隔を空けて位置しており、左右方向9においてベース11の支持桟23の配置に対応している。3本の回動軸12の各軸線方向は、左右方向9に沿った仮想直線A上に位置する。
【0029】
各回動軸12には、支持部材13が連結されている。
図5に示されるように、支持部材13は、第1アーム31及び第2アーム32を有する全体の外形がL字形状である。第1アーム31と第2アーム32とは相互に直交する方向へ延びている。回動軸12は、第1アーム31と第2アーム32とが交わる連結部に固定されており、第1アーム31及び第2アーム32がそれぞれ延びる方向と直交する方向を軸線方向としている。第1アーム31は、壁材15の短辺Sが連結される。第2アーム32は、壁材15の長辺Lが連結される。
【0030】
支持部材13は、回動軸12を中心として、第1位置と第2位置とに回動可能である。第1アーム31の長手方向(
図5における上下方向)の長さは、壁材15の短辺Sの長さより若干短い。第2アーム32の長手方向(
図5における左右方向)の長さは、壁材15の長辺Lの長さより短い。
図1に示されるように、第1位置の支持部材13は、第1アーム31が延びる方向が上下方向7に沿っており、且つ第2アーム32が延びる方向が前後方向8に沿っている。
図7に示されるように、第2位置の支持部材13は、第1アーム31が延びる方向が前後方向8に沿っており、且つ第2アーム32が延びる方向が上下方向7に沿っている。
【0031】
図4に示されるように、ベース11の後端には、第1位置の各支持部材13の第1アーム31と、ベース11の各側部22とを連結する連結部材14が設けられている。連結部材14は、直接またはステイなどの補助部材を介して、第1アーム31及び連結部材14にボルト及びナットなどの固定具によって連結されている。この固定具は、建築現場において作業者が容易に取り外し可能なものが好ましい。連結部材14が、第1位置の各支持部材13の第1アーム31と、ベース11の各側部22とを連結することによって、各支持部材13が第1位置に保持されて、第2位置へ向かって回動しない。
【0032】
以下、運搬装置10の使用方法が説明される。
例えば、壁材15が製造される工場において、または工場と建築現場の間の積み換え場において、運搬装置10が床などに載置される。連結部材14は、取り外されており、各支持部材13は第2位置にされる。そして、第2位置の各支持部材13に、運搬する各壁材15が取り付けられる。例えば、壁材15は、長辺Lが上下方向7に沿った状態でクレーンによって吊り下げられ、短辺Sが支持部材13の第1アーム31に取り付けられ、また、長辺Lが支持部材13の第2アーム32に取り付けられる。そして、クレーンによって、支持部材13に取り付けられた壁材15の上側の短辺Sが、前後方向8の前方へ移動されることによって、第2位置の支持部材13が第1位置へ向かって回動し、壁材15も、長辺Lが上下方向7に沿った状態から、短辺Sが上下方向7に沿った状態へ向かって回動する。
【0033】
第1位置に到達した支持部材13は、壁材15の長辺Lが前後方向8に沿っており、かつ短辺Sが上下方向7に沿った状態で、壁材15を支持する。支持部材13が第1位置であるとき、ベース11の支持桟23は、壁材15の長辺Lに当接して、壁材Lを支持する。つまり、第1位置の支持部材13と、支持桟23とは、共に壁材15を支持する。
【0034】
各支持部材13に壁材15がそれぞれ取り付けられて、各支持部材13が第1位置とされた状態で、ベース11の後端に連結部材14が取り付けられる。これにより、各支持部材13が第1位置に保持される。この状態の運搬装置10が、
図1に示されるように、トラック6の荷台に載置される。運搬装置10は、トラック6の荷台に適宜固定される。
【0035】
トラック6が工場又は積み換え場を出発して建築現場に到達すると、連結部材14がベース11及び各支持部材13から取り外される。そして、壁材15の短辺S、支持部材13が第1位置である状態では、前側の短辺Sがクレーンにより吊り上げられて、短辺Sが後方へ向かって移動されることによって、
図6に示されるように、第1位置の支持部材13が第2位置へ向かって回動し、壁材15も、長辺Lが前後方向8に沿った状態から、短辺Sが前後方向8に沿った状態へ向かって回動する。
【0036】
図7に示されるように、第2位置に到達した支持部材13は、壁材15の長辺Lが上下方向7に沿っており、かつ短辺Sが前後方向8に沿った状態で、壁材15を支持する。そして、壁材15が支持部材13から取り外されて、クレーンで吊り上げられ、施工場所へ移動される。このような建築現場の作業において、運搬装置10はトラック6の荷台から降ろされなくてもよいし、降ろされてもよい。
【0037】
[本実施形態の作用効果]
本実施形態に係る運搬装置10によれば、第1位置の支持部材13によって、壁材15が長辺Lが前後方向8に沿った横向きの起立姿勢で支持される。支持部材13が第1位置から第2位置に回動されることによって、壁材15が運搬装置10から降ろされることなく、壁材15が横向きから縦向きへ向かって回動される。したがって、建築現場において、運搬装置10に支持された壁材15を回転させることが容易である。また、第2位置の支持部材13によって、壁材15が縦向きとなるので、クレーンによって壁材15を吊り上げやすい。
【0038】
また、支持部材13が、壁材15の長辺L及び短辺Sをそれぞれ支持するので、支持部材13と壁材15とが回動されるときに、支持部材13及び壁材15が安定する。
【0039】
また、連結部材14によって、運搬装置10を積載したトラック6で壁材15を運搬するときに、支持部材13が第1位置から回動することが抑制される。
【0040】
また、支持部材13が第1位置であるときに、ベース11の支持桟23が壁材15を支持するので、壁材15が安定する。
【0041】
また、複数の支持部材13が、各々の軸線方向が仮想直線A上に並ぶ位置でベース11に回動可能に支持されているので、壁材15の運搬効率がよい。また、運搬装置10において、複数の壁材15を順次回動させることが容易である。
【0042】
[変形例]
上記実施形態において、ベース11は、底部21と側部22とを有するが、ベース11の形状や骨格の構成は、少なくとも支持部材13及び壁材15の回動と、運搬時の壁材15の支持とが可能なフレームであれば、上記実施形態に開示された底部21や側部22に限定されない。
【0043】
また、上記実施形態では、支持部材13は、第1アーム31及び第2アーム32を有するが、支持部材13は、第2アーム32を有しておらず、第1アーム31のみを有する棒状のものであってもよい。
【0044】
また、第2位置の支持部材13は、壁材15の短辺Sが上下方向7と交差する状態となればよく、必ずしも、壁材15の短辺Sが前後方向8に沿うまで、すなわち壁材15が完全な縦向きになる位置まで回動しなくてもよい。
【0045】
また、運搬装置10において、連結部材14に代えて、支持部材13を第1位置に保持する公知のロック機構が設けられていてもよい。
【符号の説明】
【0046】
10・・・運搬装置
11・・・ベース
12・・・回動軸
13・・・支持部材
14・・・連結部材
15・・・壁材
31・・・第1アーム
32・・・第2アーム