IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 日本無線株式会社の特許一覧

<>
  • 特許-PHS端末 図1
  • 特許-PHS端末 図2
  • 特許-PHS端末 図3
  • 特許-PHS端末 図4
  • 特許-PHS端末 図5
  • 特許-PHS端末 図6
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-01-20
(45)【発行日】2023-01-30
(54)【発明の名称】PHS端末
(51)【国際特許分類】
   H04W 48/16 20090101AFI20230123BHJP
【FI】
H04W48/16 110
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2018206515
(22)【出願日】2018-11-01
(65)【公開番号】P2020072418
(43)【公開日】2020-05-07
【審査請求日】2021-10-25
(73)【特許権者】
【識別番号】000004330
【氏名又は名称】日本無線株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100126561
【弁理士】
【氏名又は名称】原嶋 成時郎
(72)【発明者】
【氏名】山口 亮一
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 和隆
(72)【発明者】
【氏名】中込 哲也
(72)【発明者】
【氏名】大田 恭平
【審査官】深津 始
(56)【参考文献】
【文献】特開平10-065769(JP,A)
【文献】特開2011-217076(JP,A)
【文献】特開2020-072420(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 -H04B 7/26
H04W 4/00 -H04W 99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の制御チャネル、第2の制御チャネル、第3の制御チャネルおよび第4の制御チャネルのうちのいずれか2つの異なる制御チャネルが使用可能な第1の基地局に内線番号を登録することにより、前記第1の基地局にて使用可能な2つの制御チャネルがホーム検索用の制御チャネルとして登録され、前記ホーム検索用に登録された2つの制御チャネル以外の他の2つの制御チャネルをローミング検索用の制御チャネルとするPHS端末であって、前記第1の基地局のエリアと、前記第1の制御チャネル、前記第2の制御チャネル、前記第3の制御チャネルおよび前記第4の制御チャネルのうちのいずれか2つの異なる制御チャネルが使用可能な少なくとも1つの第2の基地局のエリアとのいずれかで制御チャネルをサーチする際に、
前記ホーム検索用の2つの制御チャネルのうちの一方の制御チャネルを検索し、待ち受け状態にならない場合に所定時間後に、前記ローミング検索用の2つの制御チャネルのうちの一方の制御チャネルを検索し、待ち受け状態にならない場合に所定時間後に、前記ホーム検索用の2つの制御チャネルのうちの他方の制御チャネルを検索し、待ち受け状態にならない場合に所定時間後に、前記ローミング検索用の2つの制御チャネルのうちの他方の制御チャネルを検索する、という検索手順を待ち受け状態になるまで繰り返す、
ことを特徴とするPHS端末。
【請求項2】
前記検索手順を開始する当初における前記所定時間を、その後の前記検索手順における前記所定時間よりも短く設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のPHS端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、PHS(Personal Handy-phone System)端末に関し、特に、制御チャネルをサーチする機能を備えたPHS端末に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、PHSにおけるオフィス(PBX、構内交換機)のBS(Base Station、基地局)の制御チャネルは、例えば12CHと18CHの2チャネルが使用可能となっており、BSにおいてPHS端末が内線番号を登録すると、そのBSの制御チャネルを登録・記憶する。そして、オフィスのBSをサーチするためにPHS端末は、まず、記憶された制御チャネルのうち一方の制御チャネル(例えば、12CH)をサーチする。その結果、待ち受けできるオフィスのBSがない場合には、所定時間(例えば、10秒)待って、他方の制御チャネル(例えば、18CH)をサーチする、という手順を採っていた。
【0003】
また、接続装置からの無線による制御信号に対して電波干渉が発生し、同期がとれなくなった場合に、再同期を効率的に行うというPHS無線移動局が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このPHS無線移動局は、接続装置(BS)から2つの制御周波数による論理制御チャネル(LCCH)の送信タイミングの時間差を保持する記憶部を備え、一方の制御周波数による論理制御チャネルに同期している状態で、このチャネル同期が電波干渉により異常となった場合、記憶部の情報を基に、他方の制御周波数の論理制御チャネルに再同期するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2000-78659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年の移動通信トラフィックの増加に伴い、PHSで使用可能な制御チャネルが2チャネルから4チャネルに増やされることになった。このため、4チャネルのなかから適正な制御チャネルをサーチして待ち受けできるようにする必要があるが、従来のサーチ方法や特許文献1に記載のPHS無線移動局では、登録された2チャネル(例えば、12CHと18CH)のみをサーチできるだけで、他の2チャネル(例えば、35CHと37CH)をサーチすることができない。
【0006】
一方、使用可能な制御チャネルが2チャネルから4チャネルに増えたことから、従来の2チャネルの場合に比べてサーチに長時間を要することが予測されるが、できる限り早く待ち受け状態にすることが望まれる。
【0007】
そこで本発明は、4チャネルが使用可能なPHSにおいて、早期に待ち受け状態(通信可能状態)になることが可能なPHS端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1の制御チャネル、第2の制御チャネル、第3の制御チャネルおよび第4の制御チャネルのうちのいずれか2つの異なる制御チャネルが使用可能な第1の基地局に内線番号を登録することにより、前記第1の基地局にて使用可能な2つの制御チャネルがホーム検索用の制御チャネルとして登録され、前記ホーム検索用に登録された2つの制御チャネル以外の他の2つの制御チャネルをローミング検索用の制御チャネルとするPHS端末であって、前記第1の基地局のエリアと、前記第1の制御チャネル、前記第2の制御チャネル、前記第3の制御チャネルおよび前記第4の制御チャネルのうちのいずれか2つの異なる制御チャネルが使用可能な少なくとも1つの第2の基地局のエリアとのいずれかで制御チャネルをサーチする際に、前記ホーム検索用の2つの制御チャネルのうちの一方の制御チャネルを検索し、待ち受け状態にならない場合に所定時間後に、前記ローミング検索用の2つの制御チャネルのうちの一方の制御チャネルを検索し、待ち受け状態にならない場合に所定時間後に、前記ホーム検索用の2つの制御チャネルのうちの他方の制御チャネルを検索し、待ち受け状態にならない場合に所定時間後に、前記ローミング検索用の2つの制御チャネルのうちの他方の制御チャネルを検索する、という検索手順を待ち受け状態になるまで繰り返す、ことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のPHS端末において、前記検索手順を開始する当初における前記所定時間を、その後の前記検索手順における前記所定時間よりも短く設定する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、まず、内線番号が登録された第1の基地局のホーム検索用の2つの制御チャネルの一方の制御チャネル、つまり、最も待ち受け状態になる可能性が高いと考えられる制御チャネルを検索するため、早期に待ち受け状態になることが可能となる。次に、待ち受け状態にならない場合に、第1の基地局のエリア、圏内から第2の基地局のエリアに移動した可能性が考えられるため、登録されていないローミング検索用の2つの制御チャネルの一方の制御チャネルを検索することで、早期に待ち受け状態になることが可能となる。
【0011】
さらに、待ち受け状態にならない場合に、先のように待ち受け状態になる可能性が高いと考えられる第1の基地局のホーム検索用の2つの制御チャネルの他方の制御チャネルを検索するため、早期に待ち受け状態になることが可能となる。それでも待ち受け状態にならない場合に、登録されていないローミング検索用の2つの制御チャネルの他方の制御チャネルを検索するため、確実に待ち受け状態にすることが可能となる。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、検索手順を開始する当初における所定時間、例えば、1回目の検索手順での所定時間が、その後の検索手順における所定時間、つまり、2回目以降の検索手順での所定時間よりも短く設定されている。すなわち、1回目の検索手順では短い時間だけ待って順次検索を行うため、早期に待ち受け状態にすることが可能となる。一方、2回目以降の検索手順では長い時間待って順次検索を行うため、例えば、短い時間でスリープモードと起動を繰り返す必要がなくなり、電池の消費、劣化を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】この発明の実施の形態に係るPHS端末を示す概略構成ブロック図である。
図2図1のPHS端末の制御チャネルのサーチ方法を示す第1の説明図である。
図3図2の続きのサーチ方法を示す第2の説明図である。
図4図1のPHS端末の制御チャネルのサーチ方法を示すフローチャートである。
図5図1のPHS端末がエリアAとエリアBとの間を移動したり、エリアBで電源オンしたりする状況を示す概念図である。
図6】この発明の実施の形態において、3つの基地局を有する場合の制御チャネルの組み合わせ例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0015】
図1図5は、この発明の実施の形態を示し、図1は、この実施の形態に係るPHS端末1を示す概略構成ブロック図である。このPHS端末1は、制御チャネルをサーチする方法・機能が従来のPHS端末と異なり、その他の構成については従来のPHS端末と同等であるため、その詳説を省略するが、概略次のような構成となっている。すなわち、マイクからの音声等が信号処理部2で信号処理されて変調部31で変調され、送信部32およびアンテナ5を介して外部に送出される。また、アンテナ5および受信部42で受信された外部からの音声等が、復調部41で復調されて信号処理部2で信号処理され、スピーカから出力される。一方、中央処理部7でチャネル切替部6が制御されて、送信部32および受信部42で使用される制御チャネルが切り替えられる。
【0016】
次に、このPHS端末1による制御チャネルのサーチ方法・機能、具体的には、オフィスで複数の基地局が運用されている環境下で待ち受けできる基地局をサーチする方法について説明する。ここで、この実施の形態では、図5に示すように、基地局A(BS(A))で使用可能な制御チャネルが12CH(第1の制御チャネル)と18CH(第2の制御チャネル)で、エリアA内が圏内で待ち受け可能(通信可能)であるとする。同様に、基地局B(BS(B))で使用可能な制御チャネルが35CH(第3の制御チャネル)と37CH(第4の制御チャネル)で、エリアB内が圏内で待ち受け可能(通信可能)であるとする。
【0017】
また、内線のPHS端末1には2つの制御チャネルを登録可能で、この実施の形態では、PHS端末1は、基地局Aで内線番号が登録され、基地局Aの制御チャネルである12CHと18CHが登録されているものとする。そして、例えば、PHS端末1を所持、使用しているユーザが、エリアAとエリアBとの間を移動したり、エリアBで電源をオンしたりした場合に、次のようにして制御チャネルをサーチして待ち受け可能な状態にする。なお、このサーチ方法・機能は、チャネル切替部6と中央処理部7とで行われる。
【0018】
まず、1回目の検索手順では、図4に示すように、第1の検索として、登録されている12CHまたは18CHの一方の制御チャネル、この実施の形態では12CHを検索する(ステップS1)。この際、図2に示すように、エリアA内では「ホーム検索」のタイミングで待ち受け可能となる。ここで、PHS端末1は、最初に「ホーム検索」を実行し、次に、「ローミング検索」を実行する。
【0019】
次に、図4に示すように、待ち受け状態にならない場合(ステップS2で「N」の場合)、第1の所定時間待って、第2の検索として、登録されていない35CHまたは37CHの一方の制御チャネル、この実施の形態では35CHを検索する(ステップS3)。この際、図2に示すように、エリアB内では「ローミング検索」のタイミングで待ち受け可能となり、また、第1の所定時間は2秒に設定されている。
【0020】
続いて、図4に示すように、待ち受け状態にならない場合(ステップS4で「N」の場合)、第1の所定時間待って、第3の検索として、登録されている12CHまたは18CHの他方の制御チャネル、この実施の形態では18CHを検索する(ステップS5)。この際、図2に示すように、エリアA内では「ホーム検索」のタイミングで待ち受け可能となり、また、第1の所定時間は2秒に設定されている。
【0021】
さらに、図4に示すように、待ち受け状態にならない場合(ステップS6で「N」の場合)、第1の所定時間待って、第4の検索として、登録されていない35CHまたは37CHの他方の制御チャネル、この実施の形態では37CHを検索する(ステップS7)。この際、図2に示すように、エリアB内では「ローミング検索」のタイミングで待ち受け可能となり、また、第1の所定時間は2秒に設定されている。
【0022】
そして、待ち受け状態にならない場合(ステップS8で「N」の場合)には、このような検索手順(ステップS1~S8)を待ち受け状態になるまで繰り返す。その際、2回目以降の検索手順では、図2図3に示すように、各制御チャネルを第2の所定時間待って順次検索し、第2の所定時間は10秒に設定されている。このように、検索手順を開始する当初(1回目の検索手順)の所定時間つまり第1の所定時間が、その後の検索手順(2回目以降の検索手順)における所定時間つまり第2の所定時間よりも短く設定されている。ここで、第1の所定時間は、エリアA、B間での移動等を行っても早期に待ち受け状態になることが可能な比較的短い時間に設定され、第2の所定時間は、外出して完全に圏外になった場合などに電池の劣化を抑制可能な比較的長い時間に設定される。
【0023】
このようなPHS端末1および制御チャネルのサーチ方法によれば、まず、内線番号が登録された基地局Aの12CHまたは18CHの一方の制御チャネルである12CH、つまり、ユーザがエリアA内にいて最も待ち受け状態になる可能性が高いと考えられる12CHを検索するため、早期に待ち受け状態になることが可能となる。次に、待ち受け状態にならない場合に、ユーザが基地局AのエリアAから移動した可能性が考えられるため、登録されていない基地局Bの35CHまたは37CHの一方の制御チャネルである35CHを検索することで、早期に待ち受け状態になることが可能となる。
【0024】
さらに、待ち受け状態にならない場合に、先のように待ち受け状態になる可能性が高いと考えられる基地局Aの12CHまたは18CHの他方の制御チャネルである18CHを検索するため、早期に待ち受け状態になることが可能となる。それでも待ち受け状態にならない場合に、登録されていない基地局Bの35CHまたは37CHの他方の制御チャネルである37CHを検索するため、確実に待ち受け状態にすることが可能となる。
【0025】
このようにして、4チャネルが使用可能なPHSにおいても早期に待ち受け状態になることが可能なため、例えば、図5に示すように、PHS端末1を所持、使用しているユーザが、エリアAとエリアBとの間(隣の部屋間や上下階間)を移動したり、エリアBで電源をオンしたりした場合であっても、すぐに圏内状態にすることが可能となる。
【0026】
また、検索手順を開始する当初における所定時間、つまり、1回目の検索手順での第1の所定時間(2秒)が、その後の検索手順における所定時間、つまり、2回目以降の検索手順での第2の所定時間(10秒)よりも短く設定されている。すなわち、1回目の検索手順では短い時間だけ待って順次検索を行うため、早期に待ち受け状態にすることが可能となる。一方、2回目以降の検索手順では長い時間待って順次検索を行うため、例えば、短い時間でスリープモードと起動を繰り返す必要がなくなり、電池の消費、劣化を抑制することが可能となる。
【0027】
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、1回目の検索手順で検索する際の所定時間(待ち時間)を2秒とし、2回目以降の検索手順で検索する際の所定時間を10秒としているが、その他の時間に設定してもよい。例えば、1回目と2回目の検索手順で検索する際の所定時間を2秒とし、3回目以降の検索手順で検索する際の所定時間を10秒としてもよい。また、検索手順の途中、例えば、2回目の検索手順の18CHの検索以降を10秒にしてもよい。
【0028】
また、基地局Aで使用可能な制御チャネルが12CHと18CHで、基地局Bで使用可能な制御チャネルが35CHと37CHの場合について説明したが、各基地局で使用可能な制御チャネルの組み合わせはどのようなものでよい。例えば、基地局Aで使用可能な制御チャネルが12CHと35CHで、基地局Bで使用可能な制御チャネルが18CHと37CHであってもよい。
【0029】
さらに、2つの基地局A、BおよびエリアA、Bが存在する場合について説明したが、3つ以上の基地局およびエリアが存在する場合でも同様にして、制御チャネルをサーチすることができる。例えば、図6に示すように、基地局A(BS(A))で使用可能な制御チャネルが12CHと18CHでエリアAが圏内で、基地局B(BS(B))で使用可能な制御チャネルが35CHと37CHでエリアBが圏内で、基地局C(BS(C))で使用可能な制御チャネルが12CHと35CHでエリアCが圏内で、内線のPHS端末1は、基地局Cで内線番号が登録され12CHと35CHが登録されているものとする。
【0030】
この場合、例えば、第1に12CHを検索して所定時間後に、第2に18CHまたは37CHの一方を検索して所定時間後に、第3に35Hを検索して所定時間後に、第4に18CHまたは37CHの他方を検索する。あるいは、第1に35CHを検索して所定時間後に、第2に18CHまたは37CHの一方を検索して所定時間後に、第3に12Hを検索して所定時間後に、第4に18CHまたは37CHの他方を検索する。
【0031】
ここで、例えば、12CHが基地局A(エリアA)と基地局C(エリアC)で使用可能であるが、PHS端末1を所持、使用しているユーザがエリアC内にいる場合には、「ホーム検索」のタイミングで12CHを待ち受け可能となる。一方、PHS端末1を所持、使用しているユーザがエリアA内にいる場合には、「ローミング検索」のタイミングで12CHを待ち受け可能となる。
【0032】
1 PHS端末
2 信号処理部
31 変調部
32 送信部
41 復調部
42 受信部
5 アンテナ
6 チャネル切替部
7 中央処理部
12CH 第1の制御チャネル
18CH 第2の制御チャネル
35CH 第3の制御チャネル
37CH 第4の制御チャネル
BS(A) 基地局A
BS(B) 基地局B
BS(C) 基地局C
図1
図2
図3
図4
図5
図6