(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-01-20
(45)【発行日】2023-01-30
(54)【発明の名称】衣類ケア設備に用いられる衣類振動装置および衣類ケア設備
(51)【国際特許分類】
D06F 57/12 20060101AFI20230123BHJP
D06F 73/02 20060101ALI20230123BHJP
D06F 73/00 20060101ALI20230123BHJP
A47G 25/02 20060101ALI20230123BHJP
【FI】
D06F57/12 C
D06F73/02
D06F73/00 103G
D06F57/12 H
A47G25/02 Z
D06F57/12 B
(21)【出願番号】P 2021558696
(86)(22)【出願日】2020-04-02
(86)【国際出願番号】 CN2020082870
(87)【国際公開番号】W WO2020200259
(87)【国際公開日】2020-10-08
【審査請求日】2021-09-30
(31)【優先権主張番号】201910262682.6
(32)【優先日】2019-04-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】508231382
【氏名又は名称】チンタオ ハイアール ウォッシング マシン カンパニー,リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Qingdao Haier Washing Machine Co.,Ltd.
(73)【特許権者】
【識別番号】521161200
【氏名又は名称】ハイアール スマート ホーム カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100112737
【氏名又は名称】藤田 考晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136168
【氏名又は名称】川上 美紀
(74)【代理人】
【識別番号】100196117
【氏名又は名称】河合 利恵
(72)【発明者】
【氏名】リ マ
(72)【発明者】
【氏名】シューメイ ワン
(72)【発明者】
【氏名】カイホン チャン
(72)【発明者】
【氏名】ドンシャン ワン
【審査官】大内 康裕
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-013362(JP,A)
【文献】国際公開第2016/086848(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2012/0017654(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D06F 1/00~73/02
A47G 25/00~25/92
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体を含む衣類ケア設備用の衣類振動装置であって、前記衣類振動装置は、前記筐体内に設置される固定部材と、ハンガー接続部材と、前記ハンガー接続部材に接続される駆動機構とを備え、前記固定部材は前記筐体に接続され、前記ハンガー接続部材は、前記駆動機構の駆動により前記固定部材上で往復回転可能に前記固定部材上に回転可能に設置され
、
前記ハンガー接続部材は、接続される取り付け部材と、支持部材とを含み、前記取り付け部材はハンガーを取り付けるために用いられ、前記支持部材は前記固定部材上に回転可能に設置され、前記駆動機構は、前記支持部材に接続され、
前記駆動機構は駆動モータ、第1リンク、及び第2リンクを含み、前記駆動モータの出力軸は前記第1リンクの一端に固定接続され、前記第1リンクの他端は、前記第2リンクの一端にヒンジ接続され、前記第2リンクの他端は前記支持部材にヒンジ接続され、前記駆動モータは、前記第1リンクを回転駆動して、前記第2リンクを移動させ、それによって前記ハンガー接続部材を前記固定部材上で往復回転させることができることを特徴とする衣類ケア設備用の衣類振動装置。
【請求項2】
前記取り付け部材は、底板と、前記底板の両側に設置される側板とを含み、前記底板および/または前記側板は前記支持部材に接続され、前記底板および2つの前記側板は共同で、前記ハンガーのフックに適合する収容溝を形成することを特徴とする請求項
1に記載の衣類振動装置。
【請求項3】
2つの前記側板は、前記ハンガーのフックが前記収容溝内に弾性的に挟持固定されるように、いずれも弾性材料で製造されることを特徴とする請求項
2に記載の衣類振動装置。
【請求項4】
前記支持部材にはシュートが設置され、前記第2リンクにはスライドポストが設置され、前記スライドポストは前記シュートにスライド接続されることを特徴とする請求項
1に記載の衣類振動装置。
【請求項5】
前記支持部材にはスライドポストが設置され、前記第2リンクにはシュートが設置され、前記スライドポストは前記シュートにスライド接続されることを特徴とする請求項
1に記載の衣類振動装置。
【請求項6】
前記スライドポストは、前記支持部材に固定的に接続されるか、または一体的に設置されることを特徴とする請求項
5に記載の衣類振動装置。
【請求項7】
前記支持部材は支持ポストであることを特徴とする請求項
1から
6のいずれか一項に記載の衣類振動装置。
【請求項8】
請求項1から
7のいずれか一項に記載の衣類振動装置を備えることを特徴とする衣類ケア設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は衣類ケア技術分野に関し、具体的には衣類ケア設備に用いられる衣類振動装置および衣類ケア設備を提供する。
【背景技術】
【0002】
科学技術の進歩に伴い、人間の生活の自動化レベルはますます高くなり、日常の家事労働は人力から徐々に機械に取って代わってきた。衣類ケア設備は日常生活でよく利用される家電機器として、人々の生活に大きな利便性をもたらした。
【0003】
従来の衣類ケア設備の筐体内には、一般に、衣類を振動させる衣類振動装置が設置され、これにより、衣類のしわ取り効果を達成する。
図1に示すように、衣類振動装置は一般に駆動モータと横梁を含み、ハンガーは横梁に固定され、駆動モータは横梁の左右往復直線移動を駆動することができ、ハンガーは横梁の左右往復直線移動に伴って衣類を振動させるが、筐体の内部空間に制限され、横梁の左右往復直線移動の幅が小さく、衣類が十分に展開されず、しわ取り効果がよくない。
【0004】
したがって、当該技術分野では、上記問題を解決するために、衣類ケア設備用の新しい衣類振動装置および対応する衣類ケア設備を必要とする。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
従来技術における上記問題を解決するために、即ち、従来の衣類ケア設備の衣類振動装置のしわ取り効果が悪いという問題を解決するために、本発明は、衣類ケア設備用の新しい衣類振動装置を提供し、前記衣類ケア設備は、筐体を含み、前記衣類振動装置は、前記筐体内に設置される固定部材と、ハンガー接続部材と、前記ハンガー接続部材に接続される駆動機構とを備え、前記固定部材は前記筐体に接続され、前記ハンガー接続部材は、前記駆動機構の駆動により前記固定部材上で往復回転可能に前記固定部材上に回転可能に設置される。
【0006】
上記の衣類振動装置の好ましい実施形態では、前記ハンガー接続部材は、接続される取り付け部材と、支持部材とを含み、前記取り付け部材はハンガーを取り付けるために用いられ、前記支持部材は前記固定部材上に回転可能に設置され、前記駆動機構は、前記支持部材に接続される。
【0007】
上記の衣類振動装置の好ましい実施形態では、前記取り付け部材は、底板と、前記底板の両側に設置される側板とを含み、前記底板および/または前記側板は前記支持部材に接続され、前記底板および2つの前記側板は共同で、前記ハンガーのフックに適合する収容溝を形成する。
【0008】
上記の衣類振動装置の好ましい実施形態では、2つの前記側板は、前記ハンガーのフックが前記収容溝内に弾性的に挟持固定されるように、いずれも弾性材料で製造される。
【0009】
上記の衣類振動装置の好ましい実施形態では、前記駆動機構は駆動モータ、第1リンク、及び第2リンクを含み、前記駆動モータの出力軸は前記第1リンクの一端に固定接続され、前記第1リンクの他端は、前記第2リンクの一端にヒンジ接続され、前記第2リンクの他端は前記支持部材にヒンジ接続され、前記駆動モータは、前記第1リンクを回転駆動して、前記第2リンクを移動させ、それによって前記ハンガー接続部材を前記固定部材上で往復回転させることができる。
【0010】
上記の衣類振動装置の好ましい実施形態では、前記支持部材にはシュートが設置され、前記第2リンクにはスライドポストが設置され、前記スライドポストは前記シュートにスライド接続される。
【0011】
上記の衣類振動装置の好ましい実施形態では、前記支持部材にはスライドポストが設置され、前記第2リンクにはシュートが設置され、前記スライドポストは前記シュートにスライド接続される。
【0012】
上記の衣類振動装置の好ましい実施形態では、前記スライドポストは、前記支持部材に固定的に接続されるか、または一体的に設置される。
【0013】
上記の衣類振動装置の好ましい実施形態では、前記支持部材は支持ポストである。
【0014】
別の態様では、本発明は、上記の衣類振動装置を含む衣類ケア設備をさらに提供する。
【0015】
当業者には理解されるように、本発明の好ましい実施形態では、ハンガー接続部材を前記固定部材に追加設置し、ハンガー接続部材を前記固定部材に回転可能に設置することにより、ハンガー接続部材は、駆動モータの駆動によって固定部材上で往復回転することができ、したがって、衣類を往復回転振動させることができ、衣類を十分に振動させることができ、衣類のしわ取り効果を向上させることができる。
【0016】
さらに、取り付け部材は、底板と、底板の両側に設置される側板とを含み、底板と2つの側板は共同でハンガーのフックに適合する収容溝を形成する。このようにすることで、取り付け部材をハンガーのフックに適合可能な収容溝構造にすることができ、ハンガーと取り付け部材との接続安定性を向上させることができ、これにより、衣類振動装置の運転中にハンガーが取り付け部材に対して揺れて衣類に対するしわ取り効果に影響を与えることを防止することができる。
【0017】
さらに、2つの側板は、ハンガーのフックが収容溝内に弾性的に挟持固定されるように、いずれも弾性材料で製造される。このようにすることで、ハンガーと取り付け部材との接続安定性を一層向上させることができ、これによって、衣類振動装置の運転中にハンガーが取り付け部材から脱落することを防止することができる。
【0018】
また、本発明は、上記の実施態様を基にさらに提供される衣類ケア設備は、上記の衣類振動装置を採用しているため、さらに、上記の衣類振動装置が備える技術的効果を備えているとともに、改良前の衣類ケア設備に比べて、本発明の衣類ケア設備の衣類に対するしわ取り効果がより良好である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図3】本発明の衣類振動装置の構造模式
図1である。
【
図4】本発明の衣類振動装置の構造模式
図2である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0021】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。これらの実施形態は本発明の技術的原理を説明するためのものに過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではないことを、当業者は理解するであろう。
【0022】
なお、本発明の説明において、「底」、「内」、「上」、「下」、「後」、「左」、「右」、「時計回り」、「反時計回り」などの方向または位置関係を示す用語は、単に図面に示された方向または位置関係に基づくものであり、これは単に説明を容易にするためのものであって、上記装置または要素が特定の方位を有し、特定の方位で構成し動作しなければならないことを示すものではない。したがって、本発明に対する限定として理解することはできない。また、「第1」、「第2」という用語は、目的を説明するためにのみ使用され、相対的な重要性を示すものまたは暗示的なものとして理解することはできない。
【0023】
なお、本発明の説明においては、特に明確な規定や限定がない限り、用語「設置」「取り付け」、「接続」、「連結」は広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよく、取り外し可能な接続であってもよく、一体的な接続であってもよく、機械的接続であってもよく、電気接続であってもよく、直接接続であってもよく、中間媒体によって間接的に接続されてもよく、2つの素子内部の連通であってもよい。当業者であれば、具体的な状況によって上記用語の本発明における具体的な意味を理解することができる。
【0024】
背景技術において指摘した従来の衣類ケア設備の衣類振動装置によるしわ取り効果がよくないという問題に対して、本発明は衣類ケア設備用の新しい衣類振動装置および衣類ケア設備を提供し、衣類ケア設備の衣類に対するしわ取り効果を向上させることを目的とする。
【0025】
具体的には、
図2および
図3に示すように、衣類ケア設備は、筐体1を含み、衣類振動装置は、筐体1内に設置される固定部材2と、ハンガー接続部材3と、ハンガー接続部材3に接続される駆動機構とを備え、固定部材2は筐体1に接続され、ハンガー接続部材3は、駆動機構の駆動により固定部材上2で往復回転可能に固定部材2上に回転可能に設置される。背景技術から明らかなように、従来の衣類ケア設備は、
図1に示すように、ハンガーを衣類振動装置の横梁に固定し、横梁は駆動モータの駆動下で左右往復直線移動し、ハンガーは横梁の左右往復直線移動に伴って衣類を振動させるが、筐体の内部空間に制限され、横梁の左右往復直線移動の幅が小さく、衣類が十分に展開されず、しわ取り効果がよくない。本発明の衣類振動装置は固定部材2にハンガー接続部材3を追加設置し、かつハンガー接続部材3は回転可能に固定部材2に設置され、固定部材2は筐体1に固定接続され、衣類振動装置の運転中、固定部材2は静止を保持し、駆動機構によってハンガー接続部材3を駆動して固定部材2上で往復回転させ、ハンガー4はハンガー接続部材3に固定され、それにより、ハンガー4はハンガー接続部材3の往復回転に伴って衣類を往復回転振動させることができ、衣類を十分に振動させることができ、さらに衣類に対するしわ取り効果を向上させる。ここでは、固定部材2は、図示のような固定梁構造であってもよいし、固定板や固定フレーム等の他の構造であってもよいが、このような固定部材2の具体的な構造タイプの調整や変更は、本発明の原理や範囲から逸脱することなく、本発明の保護範囲に限定されるものとする。
【0026】
好ましくは、
図3から
図5に示すように、ハンガー接続部材3は、ハンガー4を取り付けるための取り付け部材31と、固定部材2上に回転可能に設置される支持部材32とを含み、駆動機構は、支持部材32に接続される。ここでは、取り付け部材31と支持部材32とは、取り付け部材31または支持部材32のメンテナンスや交換を容易にするために、挿着または係着などの方式で固定接続されてもよく、或いは、取り付け部材31と支持部材32とを直接一体成形して製造するために、取り付け部材31と支持部材32とを一体的に設けてもよく、当業者は実際の用途において、取り付け部材31と支持部材32との具体的な接続形態を柔軟に設定することができ、取り付け部材31と支持部材32とを固定接続可能であればよい。また、取り付け部材31は、取り付け溝や取付リング等の構造とすることができ、支持部材32は、支持ポストや支持筒等の構造とすることができ、取り付け部材31や支持部材32の具体的な構造の種類の調整や変更は、発明の原理や範囲から逸脱することなく、本発明の範囲に限定されるものとする。
【0027】
好ましくは、
図3から
図5に示すように、取り付け部材31は、底板311と、底板311の両側に設置される側板312とを含み、底板311および/または側板312は支持部材32に接続され、底板311および2つの側板312は共同で、ハンガー4のフック41に適合する収容溝を形成する。取り付け部材31をハンガー4のフック41に適合可能な収容溝構造にすることができ、ハンガー4と取り付け部材31との接続安定性を向上させることができ、これにより、衣類振動装置の運転中にハンガー4が取り付け部材31に対して揺れて衣類に対するしわ取り効果に影響を与えることを防止することができる。ここでは、支持部材32は、取り付け部材31の底板311のみに接続されてもよいし、取り付け部材31の側板312のみに接続されてもよいし、取り付け部材31の底板311および側板312の両方に接続されてもよいし、このような柔軟な調整および変更は、本発明の原理および範囲から逸脱することなく、本発明の範囲内に限定されるものとする。また、底板311と2つの側板312とは、固定的に接続されていてもよく、あるいは一体に設置されていてもよく、当業者であれば、底板311と2つの側板312とを固定的に接続することができれば、実際には、底板311と2つの側板312との具体的な接続形態を柔軟に設けることができる。
【0028】
好ましくは、衣類振動装置の運転中にハンガー4が取り付け部材31から脱落するのを防止するために、2つの側板312は、ハンガー4のフック41が収容溝に弾性的に挟持固定されるように弾性材料で形成される。ここでは、弾性材料は、プラスチック、ゴム、または弾性を有する金属材料などであってもよく、そのような弾性材料の具体的なタイプの調整および変更は、本発明の原理および範囲から逸脱することなく、本発明の範囲内に限定されるものとする。
【0029】
好ましくは、
図3から
図5に示すように、駆動機構は、駆動モータ5、第1リンク6、及び第2リンク7を含み、駆動モータ5の出力軸(図示せず)は第1リンク6の一端に固定接続され、第1リンク6の他端は、第2リンク7の一端にヒンジ接続され、第2リンク7の他端は支持部材32にヒンジ接続され、駆動モータ5は、第1リンク6を回転駆動して、第2リンク7を移動させ、それによってハンガー接続部材3を固定部材2上で往復回転させることができる。1つの可能な実施形態では、支持部材32にはスライドポスト321が設置され、第2リンク7にはシュート71が設置され、スライドポスト321はシュート71にスライド接続され、駆動モータ5が第1リンク6を時計回りに回転させると、第2リンク7は左後方に移動し、スライドポスト321はシュート71にスライド係合し、同時にハンガー接続部材3を時計回りに回転させ、逆に、駆動モータ5が第1リンク6を反時計回りに回転させると、第2リンク7を介してハンガー接続部材3を反時計回りに回転させる。なお、スライドポスト321がシュート71内を円滑にスライドできるように、シュート71の幅をスライドポスト321の外径より大きくしたり、スライドポスト321の外面に弾性構造を設けてシュート71内を円滑にスライドできるようにしてもよい。ここでは、スライドポスト321と支持部材32とは、スライドポスト321のメンテナンスや交換のために固定的に接続されてもよいし、スライドポスト321と支持部材32とを直接一体成形して製造されるように一体的に設置されてもよいし、当業者は実際の用途において、スライドポスト321と支持部材32との具体的な接続形態を柔軟に設定することができ、スライドポスト321と支持部材32とを固定接続可能であればよい。当然のことながら、第2リンク7にスライドポストを設けることも可能であり、それに応じて、シュートを支持部材32に設け、スライドポストをシュートにスライド接続し、このようなスタッドとシュートの具体的な設置位置の調整および変更は、本発明の原理および範囲から逸脱することなく、本発明の範囲内に限定されるものとする。
【0030】
なお、駆動機構は、上記の具体的な実施形態に限定されるものではなく、当業者であれば、駆動機構によってハンガー接続部材3を固定部材2上で往復回動駆動可能であれば、駆動機構の具体的な構造形態を実際の用途に柔軟に設けることができる。
【0031】
好ましくは、支持部材32は支持ポストである。支持ポストの底部は、固定部材2に回転可能に接続される。
【0032】
以上、図面に示す好適な実施形態に関連して本発明の技術的解決策を説明したが、当業者であれば、本発明の保護範囲がこれらの具体的な実施形態に限定されないことは明らかである。本発明の原理から逸脱することなく、当業者は、関連する技術的特徴を同等に変更または置換することができ、これらの変更または置換後の技術的解決策は、本発明の保護範囲内に含まれるものである。
【符号の説明】
【0033】
1 筐体
2 固定部材
3 ハンガー接続部材
31 取り付け部材
32 支持部材
311 底板
312 側板
321 スライドポスト
4 ハンガー
41 フック
5 駆動モータ
6 第1リンク
7 第2リンク
71 シュート