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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-01-23
(45)【発行日】2023-01-31
(54)【発明の名称】ゴルフ用手袋
(51)【国際特許分類】
   A63B 71/14 20060101AFI20230124BHJP
   A41D 19/00 20060101ALI20230124BHJP
   A41D 19/015 20060101ALI20230124BHJP
【FI】
A63B71/14 A
A41D19/00 A
A41D19/015 410
A41D19/00 K
A41D19/00 Q
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2020211892
(22)【出願日】2020-12-21
(62)【分割の表示】P 2016119108の分割
【原出願日】2016-06-15
(65)【公開番号】P2021049409
(43)【公開日】2021-04-01
【審査請求日】2021-01-04
(73)【特許権者】
【識別番号】516177531
【氏名又は名称】新木 かほる
(74)【代理人】
【識別番号】100081949
【弁理士】
【氏名又は名称】神保 欣正
(72)【発明者】
【氏名】新木 かほる
【審査官】安田 明央
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2011/0296582(US,A1)
【文献】特開2016-047146(JP,A)
【文献】特開2016-022305(JP,A)
【文献】特開平11-350218(JP,A)
【文献】国際公開第99/055433(WO,A1)
【文献】特開昭57-035007(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 71/14
A41D 19/00-19/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
縦、横、斜め方向に伸縮可能な伸縮生地と、伸縮生地よりも伸縮性は劣るが防滑性の良好な合成皮革、人工皮革、または天然皮革製の皮革生地をつなぎ合わせて縫製したゴルフ用手袋において、
手袋の掌部を上下三段の3箇所の領域または上下四段の4箇所の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地で構成し、上記の各皮革生地同士を伸縮生地を介して連結するか、または掌部に配した伸縮生地上に上記の各皮革生地を縫着することにより掌部を伸縮可能とし、
手袋の甲部から各指部の付け根にかけて伸縮生地を配し、この伸縮生地を人指し指部、中指部、薬指部および小指部の指背側の付け根から先端の各指の全長方向にかけて延設し、上記各指部の主に指腹部に位置する残余の部分に皮革生地を配して両者を縫着するとともに、皮革生地からなる上記の中指部、薬指部および小指部の残余の部分の中途に切り欠きを設け、この切り欠き内に伸縮生地を縫着し、
手袋の親指部の人指し指側の側縁側の付け根から先端の親指の全長方向にかけて手袋の甲部の伸縮生地を延設するともに、上記親指の伸縮生地の一部を半島状に指背側まで延設し、残余の部分に皮革生地を配して両者を縫着したことを特徴とするゴルフ用手袋。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はゴルフ用手袋に関し、より詳細にはゴルファーの手の大きさに応じて伸縮し、しかもグリップを阻害することのないフリーサイズ対応型のゴルフ用手袋に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的なゴルフ用手袋は、人によって異なるゴルファーの手の大きさに対応できるように1cm刻みでサイズを違えたものを用意している。
【0003】
通常、男性用のゴルフ用手袋は、21・22・23・24・25・26cmの6サイズを用意している(ただし21cmと26cmはまれにしかいない。)。あるいは、XS/S/M/L/XLなどのサイズ表記を用いることもあり、この場合は、一般的にはS/M/Lの3サイズから選んでいる。女性用のゴルフ用手袋も同じように18・19・21cmの3サイズを用意している。
【0004】
一方、人間の手の形状は、長い・短い、太い・細い、厚い・薄いなど、千差万別だが、現在販売されているほとんどのゴルフ用手袋は標準的な形状で作られているため、例え同サイズであってもすべてのゴルファーが満足できるわけではない。
【0005】
一般的にゴルフ用手袋は、1サイズごとに縦寸法が3mm、横寸法が4mmずつ違うように作られている。つまり、設計上、22cmのグローブと25cmのグローブの違いは、縦12mm、巾16mmの違いとなる。
【0006】
以上の問題点を解消するために、縦、横、斜め方向に伸縮可能な伸縮生地と、伸縮生地よりも伸縮性は劣るが防滑性の良好な合成皮革、人工皮革、または天然皮革製の皮革生地をつなぎ合わせて縫製したゴルフ用手袋が提案されている。特許文献1には縦、横、斜めいずれの方向にも自在に伸縮する伸縮生地で手袋本体をなす甲部側及び掌部側の大部分が形成されたゴルフ用手袋であって、手袋本体の掌部側に、伸縮生地よりも伸縮性は劣るが防滑性の良好な合成皮革、人工皮革、あるいは天然皮革製の防滑薄片を、掌部側の人指し指片、中指片、薬指片及び小指片の各先端部付近から手袋本体の手首側の下端部付近に至るまで伸縮生地が途絶えることなく連続して露出されるように縫着したことを特徴とするゴルフ用手袋が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】国際公開WO99/55433号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前記の特許文献1に記載のゴルフ用手袋は、僅かなサイズの違いや長い・短い、太い・細い、厚い・薄いなどの手の形状の違いに対応できる優れた効果を有する。
【0009】
しかしながら、サイズの大きな違いに対応し、一つのゴルフ用手袋で全サイズに対応するフリーサイズ化には対応できなかった。
【0010】
この場合、伸縮生地の比率を高めれば、フリーサイズ化が可能なことは当業者であれば容易に想到できるところであるが、ことゴルフ用手袋においては、伸縮生地の比率を高めた場合には、手にフィットするとしても素材的に滑り易く、グリップを確実なものにすることができずにミスショットの原因になるという不具合があり、防滑性の良好な合成皮革、人工皮革、または天然皮革製の皮革生地の比率を低くすることはできなかった。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この発明は前記の問題を解消したゴルフ用手袋を提供することを目的として創作されたものであり、
縦、横、斜め方向に伸縮可能な伸縮生地と、伸縮生地よりも伸縮性は劣るが防滑性の良好な合成皮革、人工皮革、または天然皮革製の皮革生地をつなぎ合わせて縫製したゴルフ用手袋において、
手袋の掌部を3箇所以上の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地で構成し、上記の各皮革生地同士を伸縮生地を介して連結するか、または掌部に配した伸縮生地上に上記の各皮革生地を縫着することにより掌部を伸縮可能とし、
手袋の甲部から各指部の付け根にかけて伸縮生地を配し、この伸縮生地を人指し指部、中指部、薬指部および小指部の指背側の付け根から先端の各指の全長方向にかけて延設し、上記各指部の主に指腹部に位置する残余の部分に皮革生地を配して両者を縫着するとともに、皮革生地からなる上記の中指部、薬指部および小指部の残余の部分の中途に切り欠きを設け、この切り欠き内に伸縮生地を縫着し、
手袋の親指部の人指し指側の側縁側の付け根から先端の親指の全長方向にかけて手袋の甲部の伸縮生地を延設するともに、上記親指の伸縮生地の一部を半島状に指背側まで延設し、残余の部分に皮革生地を配して両者を縫着したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
以上の構成よりなるこの発明のゴルフ用手袋においては、手袋の掌部を3箇所以上の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地で構成し、上記の各皮革生地同士を伸縮生地を介して連結するか、または掌部に配した伸縮生地上に上記の各皮革生地を縫着することにより掌部を伸縮可能としているので、一つのゴルフ用手袋が伸縮することによって人によって異なるゴルファーの掌の大きさに対応できるようになる。しかも、この場合、掌部には防滑性の良好な皮革生地が位置するので、グリップを損なうことなくミスショットの原因になるという不具合が生ずることがない。
【0013】
次に、手袋の甲部から各指部の付け根にかけて伸縮生地を配し、この伸縮生地を人指し指部、中指部、薬指部および小指部の指背側の付け根から先端の各指の全長方向にかけて延設するので、人によって異なるゴルファーの指の大きさに対応できるようになる。しかも、この場合、残余の部分、すなわち指腹側および両側縁側の付け根から先端の各指の全長方向にかけて防滑性の良好な皮革生地が位置するので、グリップを損なうことなくミスショットの原因になるという不具合が生ずることがない。そして、上記の各指部の皮革生地部分の中途に切り欠きを設け、この切り欠き内には伸縮生地が縫着されるので、皮革生地を使用してもこの切り欠き部分が伸縮して各指部の全長方向の伸縮にも対応することが可能となる。
【0014】
次に、手袋の親指部の人指し指側の側縁側の付け根から先端の親指の全長方向にかけて手袋の甲部の伸縮生地を延設するので、人によって異なるゴルファーの指の大きさに対応できるようになる。しかも、この場合、残余の部分、すなわち親指部の指腹側、指背側および外側の縁側の付け根から先端の全長方向にかけて防滑性の良好な皮革生地が位置するので、グリップを損なうことなくミスショットの原因になるという不具合が生ずることがない。そして、上記の親指部の皮革生地部分の中途に半島状の切り欠きが設けられ、この切り欠き内には伸縮生地が位置するので、皮革生地を使用してもこの切り欠き部分が伸縮して各指部の全長方向の伸縮にも対応することが可能となる。
【0015】
以上の構成よりなるこの発明のゴルフ用手袋によれば、3箇所以上の領域に分割して配した皮革生地間に位置する各伸縮生地の伸び代の合計の寸法分だけ手袋が伸縮し、さらに、各指部も配された伸縮生地により太さのみならず長さも伸縮するので、完全なフリーサイズのゴルフ用手袋を実現することができる。また、この場合、手袋の要所には従来通り防滑性の良好な皮革生地が位置するのでフリーサイズ化によりグリップを損なうなどの商品性の低下をきたすことがない。
【0016】
よって、この発明によればゴルフ用手袋の生産性が向上しコストを軽減できるとともに、販売店においても各種サイズのゴルフ用手袋を揃えることが不要となるので、収益性が向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】この発明のゴルフ用手袋の正面図。
図2】同上背面図。
図3】同上平面図。
図4】同上底面図。
図5】同上左側面図。
図6】同上右側面図。
図7】同上リストバンドを外した状態の正面図。
図8】同上斜視図。
図9】この発明のゴルフ用手袋の異なる実施例の正面図。
図10】この発明のゴルフ用手袋の異なる実施例の正面図。
図11】この発明のゴルフ用手袋の異なる実施例の正面図。
図12】この発明のゴルフ用手袋の異なる実施例の正面図。
図13】この発明のゴルフ用手袋の異なる実施例の正面図。
図14】この発明のゴルフ用手袋の異なる実施例の正面図。
図15】この発明のゴルフ用手袋の異なる実施例の正面図。
図16】この発明のゴルフ用手袋の異なる実施例の正面図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
次にこの発明のゴルフ用手袋の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1図8はこの発明のゴルフ用手袋の第1実施例を示す図である。この発明のゴルフ用手袋G1は縦、横、斜め方向に伸縮可能な伸縮生地と、伸縮生地よりも伸縮性は劣るが防滑性の良好な合成皮革、人工皮革、または天然皮革製の皮革生地をつなぎ合わせて縫製して構成される。伸縮生地としてはナイロンやポリエステルと一緒にポリウレタンを編み込んだツーウェイトリコットと呼ばれる布地や、ツーウェイトリコットにウレタン樹脂を含浸させ又はウレタンシートを貼り合わせた合成皮革等が公知であるが、これらに限られないことは勿論である。防滑性の良好な皮革生地としては例えば東レコーテックス社製の合成皮革が公知であるが、これに限られないことは勿論である。
【0019】
この発明のゴルフ用手袋の最大の特徴は手袋の掌部を3箇所以上の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地で構成し、上記の各皮革生地同士を伸縮生地を介して連結するか、または掌部に配した伸縮生地上に上記の各皮革生地を縫着することにより掌部を伸縮可能とした点にある。図1は前記の特徴が現れている手袋の掌箇所の正面図であるが、ここでは掌部を指部分から手首部分にかけて、上下三段の3箇所の領域に分割し、それぞれを皮革生地1A、1B、1Cで構成している。なお、図中符号4A、4Bは手首部分を構成する皮革生地である。
【0020】
この実施例では以上の各皮革生地をその外縁に縫着される伸縮生地2を介して連結している。すなわち、各皮革生地間には伸縮生地2が位置し、この伸縮生地の伸縮により手袋のサイズが変化することになる。
【0021】
この実施例のゴルフ用手袋は単に掌部ではなく、手袋の全域において伸縮するよう構成される。その場合の基本的な考えとしては、グリップに差し障りがない箇所は伸縮生地を使用し、それ以外の箇所には防滑性の良好な皮革生地を使用することが挙げられる。
【0022】
前記伸縮生地2は手袋の全域に渡ってほぼ連続して配され、伸縮生地が位置しない箇所に前記の皮革生地が島状に配されることになる。図1の正面図および図2の背面図においては、手袋の甲部から各指部の付け根にかけて伸縮生地2が配された状態が表れているが、この伸縮生地2はそれぞれ人指し指部、中指部、薬指部および小指部の指背側の付け根から先端の各指の全長方向にかけて延設されて延設部2A、2B、2C、2Dを構成する(図2参照)。一方、前記各指部の主に指腹部に位置する延設部2A、2B、2C、2Dが存しない残余の部分には皮革生地3A、3B、3C、3Dが配され(図1参照)、伸縮生地に縫着される。そして、前記皮革生地3A、3B、3C、3Dの中途に切り欠きA、B、C、Dを設け、これらの切り欠き内に伸縮生地が縫着される。
【0023】
伸縮生地2は手袋の親指部の人指し指側の側縁側の付け根から先端の親指の全長方向にかけても延設されて延設部2Eを構成する(図2参照)。一方、前記親指部の主に指腹側、指背側および外側の縁側に位置する延設部2Eが存しない残余の部分には皮革生地3Eが配され(図1参照)、伸縮生地に縫着される。この場合、前記親指の伸縮生地の延設部2Eの一部は半島状に指背側まで延設して延設部Eを構成する(図8参照)。
【0024】
図中符号Sはゴルファーが手袋を装着するに際して手首箇所から甲箇所にかけて大きく開放させるために甲部の手首側端部から指方向にかけて切りかかれるスリットである(図2図7図8参照)。前記スリットSの一側にはスリットのほぼ全長近くに渡る高さを有するリストバンド10の一端が固定され、スリットの他側の甲部にはリストバンドの他端に設けられた係着部材11が係着される被係着部材が設けられる。この被係着部材はスリットの上下2箇所に配されるもので、上方の被係着部材11Aは甲部の伸縮生地2上に縫着された皮革生地5A上に、下方の被係着部材11Bは手首部の伸縮生地2上に縫着された皮革生地4B上に縫着される。なお、前記の係着手段としてここでは面ファスナーを想定しているが、それに限定されないことは勿論である。
【0025】
前記のリストバンド10によれば、いままでスリットの長さの一部ほどの高さしかなかったリストバンドの高さをスリットのほぼ全長近くに渡るものとすることにより、手袋をしっかりと固定することが可能となる。一方、甲部に設ける被係着部材をスリットの上下2箇所に配し、それらは伸縮生地上に配されるので伸縮に伴って甲部の大きさが変わっても被係着部材の間隔もそれに追従して変化するのでスリット箇所において手袋に皺がよったり、ずれが生じることを防止できる。
【0026】
前記したようにこの発明のゴルフ用手袋は3箇所以上の領域に分割して配した皮革生地間に位置する各伸縮生地の伸び代の合計の寸法分だけ手袋が伸縮するが、以上の実施例においては下記の通りとなる。
(1) 掌部に配した皮革生地1Aと人指し指部、中指部、薬指部および小指部の付け根の皮革生地間に位置する伸縮生地2と、
掌部に配した皮革生地1Aとその下の皮革生地1B間に位置する伸縮生地2と、
掌部に配した皮革生地1Bと手首部に配した皮革生地4A間に位置する伸縮生地2の伸び代の合計で12mmから14mm近くまで手袋の長さが伸びる。
(2) 掌部に配した皮革生地1A、1B、1Cと、親指部の皮革生地3E間に位置する伸縮生地2と、
親指部の皮革生地3Eと、甲部の皮革生地5A、手首部の皮革生地4B間に位置する伸縮生地2と、
甲部の皮革生地5A、手首部の皮革生地4Bと、掌部に配した皮革生地1A、1B、1C間に位置する伸縮生地2の伸び代の合計で16mmから18mm近くまで手袋の巾が伸びる。
【0027】
なお、以上の実施例においては各皮革生地をその外縁に縫着される伸縮生地を介して連結しているが、伸縮生地上に皮革生地を重ねて縫着してもよいことは勿論である。
【0028】
図9図16はこの発明のゴルフ用手袋の第2実施例から第9実施例を示す図であるが、前記第1実施例との相違点は手袋の掌部の領域の具体的な分割形状と分割数にあり、その余の構成は第1実施例と共通する。
【0029】
図9はこの発明のゴルフ用手袋の第2実施例を示す図であり、ここでは手袋の掌部を上下4段の4箇所の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地20A、20B、20C、20Dで構成している。
【0030】
図10はこの発明のゴルフ用手袋の第3実施例を示す図であり、ここでは手袋の掌部を左右2つ、上下2つの枡目状の4箇所の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地30A、30B、30C、30Dで構成している。
【0031】
図11はこの発明のゴルフ用手袋の第4実施例を示す図であり、ここでは手袋の掌部をX状の分割線で区切られる枡目状の4箇所の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地40A、40B、40C、40Dで構成している。
【0032】
図12はこの発明のゴルフ用手袋の第5実施例を示す図であり、ここでは手袋の掌部を上方の2つの升が小さい、左右2つ、上下2つの枡目状の4箇所の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地50A、50B、50C、50Dで構成している。
【0033】
図13はこの発明のゴルフ用手袋の第6実施例を示す図であり、ここでは手袋の掌部を右上の升が三角形の、左右2つ、上下2つの枡目状の4箇所の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地60A、60B、60C、60Dで構成している。
【0034】
図14はこの発明のゴルフ用手袋の第7実施例を示す図であり、ここでは手袋の掌部を上方の3つの升が三角形の、X状の分割線で区切られる枡目状の4箇所の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地70A、70B、70C、70Dで構成している。
【0035】
図15はこの発明のゴルフ用手袋の第8実施例を示す図であり、ここでは手袋の掌部を左方が上下3つ、右方は上下2つの枡目状の5箇所の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地80A、80B、80C、80Dで構成している。
【0036】
図16はこの発明のゴルフ用手袋の第9実施例を示す図であり、ここでは手袋の掌部を上方が左右2つ、下方は上下2つ枡目状の4箇所の領域に分割するとともに、各領域を皮革生地90A、90B、90C、90Dで構成している。
【符号の説明】
【0037】
G1 ゴルフ用手袋
1A 皮革生地
1B 皮革生地
1C 皮革生地
2 伸縮生地
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16