IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ レイトラム,エル.エル.シー.の特許一覧

特許7216016コンベヤシステムの密封されたスプロケット
<>
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図1
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図2
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図3
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図4
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図5
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図6
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図7
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図8
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図9
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図10
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図11
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図12
  • 特許-コンベヤシステムの密封されたスプロケット 図13
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-01-23
(45)【発行日】2023-01-31
(54)【発明の名称】コンベヤシステムの密封されたスプロケット
(51)【国際特許分類】
   B65G 23/06 20060101AFI20230124BHJP
   F16J 15/18 20060101ALI20230124BHJP
【FI】
B65G23/06 C
F16J15/18 D
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2019563066
(86)(22)【出願日】2018-06-06
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-08-06
(86)【国際出願番号】 US2018036243
(87)【国際公開番号】W WO2018226819
(87)【国際公開日】2018-12-13
【審査請求日】2021-04-26
(31)【優先権主張番号】62/516,759
(32)【優先日】2017-06-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】508181663
【氏名又は名称】レイトラム,エル.エル.シー.
(74)【代理人】
【識別番号】110001302
【氏名又は名称】特許業務法人北青山インターナショナル
(72)【発明者】
【氏名】デグルート,マイケル ヘンドリック
(72)【発明者】
【氏名】コックス,デイヴィッド エイ.
【審査官】寺川 ゆりか
(56)【参考文献】
【文献】特開平10-077112(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0360872(US,A1)
【文献】特開2001-163430(JP,A)
【文献】独国実用新案第000029623889(DE,U1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 23/06
F16J 15/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンベヤシステムにおけるアセンブリであって、
コンベヤベルトと係合する円筒体、端面、および軸を受ける中心ボアホールを有するスプロケットと;
前記中心ボアホールに挿入され前記スプロケットを駆動する軸と;
前記スプロケットと軸の接触面を密封するための密封デバイスとを備え、
前記密封デバイスは、前記端面に隣接し、前記軸を受ける環状要素を備える、端部シールキャップを備え、
前記密封デバイスは、さらに、前記端部シールキャップと前記軸の接触面を密封するための第1のOリングと、前記端部シールキャップと前記スプロケットの端面の接触面を密封するための第2のOリングとを含み、前記アセンブリは、さらに、
前記軸と前記環状要素の間にトレランスリング備える、アセンブリ。
【請求項2】
前記環状要素を前記スプロケットに結合させる締結部をさらに備える、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項3】
前記第1のOリングが、前記軸の周囲面の溝に圧力をかけながら配置されている、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項4】
前記密封デバイスが、さらに、
前記スプロケットの前記端面に形成されたキャビティに配置されたトレランスリングホルダーと;
前記トレランスリングホルダーの開口に配置される、端部シールキャップと;
前記端部シールキャップを適所に保持するための、前記トレランスリングホルダーの内面と前記端部シールキャップの外面の間に挟まれたトレランスリングとを備える、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項5】
前記トレランスリングホルダーを前記キャビティ内の適所に保持するためのクリップリングをさらに備える、請求項4に記載のアセンブリ。
【請求項6】
前記トレランスリングホルダーを前記クリップリングに対して付勢するテンショナーをさらに備える、請求項5に記載のアセンブリ。
【請求項7】
コンベヤシステムにおけるアセンブリであって、
コンベヤベルトと係合する円筒体、端面、および軸を受ける中心ボアホールを有するスプロケットと、
前記中心ボアホールに挿入され前記スプロケットを駆動する軸と、
前記スプロケットの端面に形成されたキャビティ内に配置されたトレランスリングホルダーと、
前記軸に対して密封するための第1のOリングとスプロケットの端面に対して密封するための第2のOリングとを含む端部シールキャップであって、端部シールキャップは、前記トレランスリングホルダーの開口に配置される、端部シールキャップと、
前記端部シールキャップを適所に保持するための、前記トレランスリングホルダーの内面と前記端部シールキャップの外面の間に挟まれたトレランスリングとを備える、アセンブリ。
【請求項8】
前記トレランスリングホルダーを前記キャビティ内の適所に保持するためのクリップリングをさらに備える、請求項7に記載のアセンブリ。
【請求項9】
前記トレランスリングホルダーを前記クリップリングに対して付勢するテンショナーをさらに備える、請求項8に記載のアセンブリ。
【請求項10】
前記端部シールキャップが、前記キャビティよりも大きいフランジ部分と、前記キャビティで受けられる環状部分とを含む、請求項8に記載のアセンブリ。
【請求項11】
コンベヤシステムにおけるアセンブリであって、
コンベヤベルトと係合する円筒体、端面、および軸を受ける中心ボアホールを有するスプロケットと、
前記中心ボアホールに挿入され前記スプロケットを駆動する軸と、
前記スプロケットと軸の接触面を密封するための前記端面に隣接する端部シールキャップであって、前記軸を受ける環状要素を備える端部シールキャップと、
前記端部シールキャップと前記軸の接触面を密封するための第1のOリングと、
前記端部シールキャップと前記スプロケットの端面の接触面を密封するための第2のOリングと、
前記端部シールキャップを密封位置に保持するためのリングと、
を備える、アセンブリ。
【請求項12】
前記スプロケットの端面がキャビティを含み、前記端部シールキャップが、凹部よりも大きいフランジ部分と凹部で受けられる環状部分とを含む、請求項11に記載のアセンブリ。
【請求項13】
前記リングが、前記シャフトと前記端部シールキャップとの間にトレランスリングを備える、請求項11に記載のアセンブリ。
【請求項14】
前記リングが、前記端面のキャビティに配置されたトレランスリングホルダーの内面と前記端部シールキャップの外面との間に挟まれたトレランスリングを備える、請求項11に記載のアセンブリ。
【請求項15】
前記リングが、前記スプロケットの端面に形成されたキャビティに配置されたクリップリングを備える、請求項11に記載のアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
本発明は、一般に、無端コンベヤベルトシステムのスプロケットに関する。より詳細には、本発明は、ちり、細菌、および-または他の汚染がスプロケットのボアホールに入り込むことを防ぐための密封されたスプロケットに関する。
【0002】
スプロケットは、無端動力伝達かつコンベヤベルトおよびチェーンを駆動するために用いられる。各スプロケットは、スプロケットを通って軸方向に延在するボアホールによって受けられる軸上に取り付けられている。軸の端部に取り付けられたギアボックスまたはベルト駆動プーリにより、軸は駆動軸となる。スプロケットと軸の接触面により、ちり、デブリ、および-または液体がボア内に漏れる機会がもたらされ、衛生状態が損なわれ、細菌に対するニッチポイントおよび汚染の潜在源がもたらされる。
【発明の概要】
【0003】
発明の特徴を具体化するスプロケットの1つのバージョンは、駆動軸上に取り付けられたスプロケットおよびスプロケットと駆動軸の接触面を密封するシールシステムを備える。シールシステムは、スプロケットとシールキャップのかつシールキャップと駆動軸の接触面を密封するためのリングシールを収容したシールキャップを備える。
【0004】
一態様によれば、コンベヤシステムにおけるアセンブリは、コンベヤベルトと係合する周囲歯および軸を受ける中心ボアホールを有するスプロケットと、中心ボアホールに挿入された軸と、スプロケットと軸の接触面を密封するための密封デバイスとを備える。
【0005】
別の態様によれば、スプロケット用のシールは、軸を受けかつスプロケットの端面と接触するように構成されている端部シールキャップと、スプロケットと環状シールキャップの接触面を密封するために溝に圧力をかけながら配置された第1の環状シールと、環状シールキャップと軸の接触面を密封するために溝に圧力をかけながら配置された第2の環状シールとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、本発明の実施形態による密封されたスプロケットの側面図である。
図2図2は、図1のスプロケットの線A-Aの断面図である。
図3図3は、本発明の別の実施形態による密封されたスプロケットの側面図である。
図4図4は、図3のスプロケットの線A-Aの断面図である。
図5図5は、本発明の別の実施形態による密封されたスプロケットの側面図である。
図6図6は、図5のスプロケットの線A-Aの断面図である。
図7図7は、本発明の別の実施形態による密封されたスプロケットの正面図である。
図8図8は、図7のスプロケットの側面図である。
図9図9は、図8のスプロケットの線A-Aの断面図である。
図10図10は、本発明の別の実施形態による密封されたスプロケットの分解組立図である。
図11図11は、図10の密封されたスプロケットの組立て時の断面図である。
図12図12は、本発明の別の実施形態による密封されたスプロケットの分解組立図である。
図13図13は、図12の密封されたスプロケットの組立て時の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
コンベヤベルトを駆動するまたは他の方法で係合するスプロケットまたはローラは、細菌、ちり、液体、および-または他の汚染がスプロケットのボアホールに入り込むことを防ぐためのシールを備える。発明は、以下に、特定の例示的な実施形態に対して説明されるが、発明は例示的な実施形態に限定されない。
【0008】
図1および2は、発明の実施形態による密封されたスプロケット10を示す。例示的なスプロケット10は、対応するコンベヤベルトの幅にわたる全幅スプロケットであるが、発明はそれに限定されない。スプロケットは、コンベヤベルト上の駆動歯といった駆動要素と係合する周囲歯(図示せず)を有する円筒体と、中心軸に沿って延在する中心ボアホール12とを備える。円筒体は、任意の適切なプラスチックまたは他の材料で形成され得る。中心ボアホール12は、スプロケット10を駆動するための駆動軸20を受けるように設計されている。駆動軸20は、刻み付きであってもよいが、発明はそれに限定されない。シールシステム30は、スプロケットと軸の接触面を、ボアホール12の一方のまたは両方の端部で密封する。
【0009】
シールシステム30は、ステンレス鋼、PEEK、または別の適切な材料で形成された環状シールキャップ32を備える。シールキャップ32は、スプロケット20の第1の端面22で環状溝に配置されている。例示的なシールキャップ32は、端面22と同一平面にあるが、発明はそれに限定されない。シールシステム30は、さらに、第1の端面22から離間して、軸とシールキャップの間にトレランスリング34を備える。トレランスリング34は、軸の外面上の溝(図示するように)またはシールキャップ32の内面に形成された溝のいずれかに配置される。
【0010】
シールシステム30は、さらに、径方向内部Oリング38および径方向外部Oリング36として示されるシールリングを含む。シールリングは、Oリングに限定されるものではなく、代替として、ガスケット、リップシール、接着剤、または任意の他の適切な種類のシールを備え得る。径方向内部Oリング38は、シールキャップ32の内面の溝に圧力をかけながら配置され、シールキャップ32と軸20の接触面を密封する。径方向外部Oリング36は、シールキャップ32の外面の溝に圧力をかけながら配置されて、スプロケット10とシールキャップ32の間を密封する。代替として、径方向外部Oリング36は、スプロケットの溝に配置され得、かつ-または、径方向内部Oリング38は、軸20の径方向外面の溝に配置され得る。
【0011】
図2はまた、軸20とスプロケット10の間を密封するための、スプロケットの第2の端面24に形成されたシールシステム130の別の実施形態を示す。シールシステム130は、シールスリーブ132として示され、軸10とスプロケット20の接触面において軸を覆いかつスプロケットの第2の端面24内に/から延在するシールキャップを含む。スプロケットの径方向内面は、ステンレス鋼、PEEK、または別の適切な材料で形成され得るシールスリーブ132を配置するための溝を含む。トレランスリング134は、第2の端面24から遠位にあるシールスリーブの端部において、軸の外面上の溝(図示するように)またはシールキャップ132の内面に形成された溝のいずれかに配置される。シールスリーブ132は、Oリング136、138として示される2つのシールリングを配置させるように構成されている。第1のOリング136は、シールスリーブ132の径方向外面の溝に圧力をかけながら配置され、(スプロケット20の本体内で)第2の端面24の軸方向内側にある。第2のOリング138は、軸の外面上の溝またはシールスリーブの内面上の溝のいずれかに圧力をかけながら配置されて、シールスリーブと軸の間を密封するが、発明はそれに限定されない。
【0012】
図3および4は、軸220とスプロケット本体の間に衛生的な接触面をもたらすためのシールシステム230を含む密封されたスプロケット210の別の実施形態を示す。シールシステム230は、スプロケットの第1の端面222に隣接する外部シールキャップ232を備える。外部シールキャップ232は、第1のOリング238または他の適切なシールリングを配置するように設計された軸方向内面234、および第2のOリング236または他の適切なシールリングを配置するように設計された軸方向内面233を有する環状要素を備える。第1のOリング238は、第1の端面222とシールキャップ232の接触面を密封し、第2のOリングは、端部キャップと軸220の接触面を密封する。Oリングは、シールキャップまたは端面222または軸220のいずれかに形成された溝に配置され得る。例示的な外部シールキャップ232は、傾斜前面235を有するが、発明はそれに限定されない。シールシステム230はまた、シールキャップの径方向内面と軸の間にトレランスリング237を含む、それは、軸またはシールキャップ232のいずれかにおける溝に配置され得る。
【0013】
図5および6は、軸320とスプロケット本体の間に衛生的な接触面をもたらすためのシールシステム330を含む密封されたスプロケット310の別の実施形態を示す。シールシステム330は、スプロケットの第1の端面322から/内に延在する環状シールキャップ332を備える。ボルトとして例示されている締結部240は、シールキャップ332を通って端面322内に軸方向に延在して、シールキャップ332をスプロケットに固定する。第1のOリング338は、スプロケットの第1の端面322とシールキャップ332の接触面を密封し、第2のOリング336は、端部キャップ332と軸320の接触面を密封する。他の適切な種類のシールリングをOリングの代わりに用いることができる。
【0014】
スプロケット用のシールシステムにおけるシールキャップは、代替として、締結部またはトレランスリングなしで、わずかな圧入で挿入され得る。
【0015】
図7~9は、スプロケット本体と、刻み付きであってもよい軸420の接触面を密封するための内部シールシステムを含む密封されたスプロケット410の別の実施形態を示す。図7~9の実施形態では、軸420は、第1のOリング438を配置するための第1の周囲溝を含み、スプロケットの第1の端部において、スプロケット410の径方向内面と軸の接触面を密封する。軸420は、第1の端部において、低減された大きさを有し得る。スプロケットの第1の端部におけるボアホール412は、面取りされていてもよい。軸420は、第2の端部において段部421を含み、そこで、第2のOリング436を配置するための別の周囲溝が形成され、スプロケットのボアは、この端部において、段部421を収容するように拡大する。段部421は、軸がスプロケット内に挿入される際のOリング436への損傷を防ぐ。ボアホール412の第2の端部は、段部421を収容するように拡大され、やはり面取りされていてもよい。
【0016】
図10および11は、スプロケット本体と、刻み付きであってもよい軸520の接触面を密封するためのシールシステムを含む密封されたスプロケット510の別の実施形態を示す。スプロケット本体の端面523は、シールシステムを受けるためのキャビティを形成する凹部522を含む。シールシステムは、スプロケット510の端面523において凹部522よりも大きいフランジ部分および凹部522で受けられる環状部分を含む端部シールキャップ530を含む。内部Oリング536は、軸520とシールキャップ330の内面の接触面を密封する。外部Oリング538は、端部シールキャップ530のフランジとスプロケット本体の端面523の接触面を密封する。トレランスリング560は、端部シールキャップ530を適所に保持する。内部トレランスリングホルダー540は、トレランスリング560を位置決めするために、キャビティ522に挿入かつ包含される。内部トレランスリングホルダー540は、軸520を受ける中心開口542および中心開口542を囲む複数の締結部開口543を有する平坦な環状の背壁部541を備える。環状リップ544は、背壁部541の周囲縁から延在し、端部シールキャップの座部を形成する。組立て時、トレランスリング560は、環状リップ544の内面と端部シールキャップ530の環状部分の外面の間に挟まれる。
【0017】
クリップリング570は、キャビティ522内にトレランスリングホルダー540を位置決めかつ保持する。テンショナーは、クリップリング570に対してトレランスリングホルダーにプリテンションをかけて、トレランスリング560の適切な配置を確保する。例示的な実施形態では、テンショナーは、ボルト546として示され、ホルダーの開口543を通って、金属リングとして示されるシム580まで延在する締結部を備える。シム580は、キャビティ522の底壁部524とホルダーの背壁部541の背面の間に挟まれる。トレランスリングホルダー540をクリップリング570に対して密に位置決めする任意の適切な手段が用いられ得る。トレランスリング560は、適切に位置決めかつ挿入されると、トレランスリングホルダー540および端部シールキャップ530を密封位置で保持する。
【0018】
一実施形態では、スプロケットの端面における内部キャビティ522は、Oリング536、538の不良または別の不具合を検出するために染料または別の物質で満たされ得る。
【0019】
図12および13は、密封されたスプロケット610の別の実施形態を示す。密封されたスプロケットは、軸620の一部を受ける中心開口631、および端部キャップを軸630に対して密封するためのOリング638を受ける中心開口の内面の周りに延在する溝632を有する平坦な環状端部キャップ630を備えるシールシステムを含む。平坦な環状端部キャップは、スプロケットの端面における開口622よりも大きい。平坦な環状端部キャップ630は、スプロケットの面623に対して溶接または別の適切な手段によって密封され得る。
【0020】
一実施形態では、スプロケット端面における内部キャビティ622は、Oリング638もしくは溶接部の不良、または別の不具合を検出するために染料または別の物質で満たされ得る。
【0021】
上述のシールシステムは、汚染がスプロケットの内部内に移動することを防ぐ。
【0022】
スプロケットのあるバージョンを参照して発明を説明してきたが、他のバージョンが実現可能である。例えば、シールシステムは、コンベヤ運搬システムにおいて任意のローラ、アイドラースプロケット、または構成要素とともに用いられ得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13