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  • 特許-織機綜絖枠の制動装置 図1
  • 特許-織機綜絖枠の制動装置 図2
  • 特許-織機綜絖枠の制動装置 図3
  • 特許-織機綜絖枠の制動装置 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-01-30
(45)【発行日】2023-02-07
(54)【発明の名称】織機綜絖枠の制動装置
(51)【国際特許分類】
   D03C 13/00 20060101AFI20230131BHJP
   D03C 5/00 20060101ALI20230131BHJP
   F16D 49/00 20060101ALI20230131BHJP
   F16D 65/16 20060101ALI20230131BHJP
   F16D 121/06 20120101ALN20230131BHJP
【FI】
D03C13/00 A
D03C13/00 Z
D03C5/00 Z
F16D49/00 A
F16D65/16
F16D121:06
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2019228806
(22)【出願日】2019-12-19
(65)【公開番号】P2021095660
(43)【公開日】2021-06-24
【審査請求日】2022-03-15
(73)【特許権者】
【識別番号】000003218
【氏名又は名称】株式会社豊田自動織機
(74)【代理人】
【識別番号】100110423
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道治
(74)【代理人】
【識別番号】100111648
【弁理士】
【氏名又は名称】梶並 順
(74)【代理人】
【識別番号】100212657
【弁理士】
【氏名又は名称】塚原 一久
(72)【発明者】
【氏名】高木 康彰
(72)【発明者】
【氏名】島崎 春雄
【審査官】▲高▼辻 将人
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-73953(JP,A)
【文献】実開昭61-180180(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D03C 1/00-19/00
F16D49/00-71/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の綜絖枠を駆動する駆動装置と、
前記駆動装置の駆動力を変換して前記各綜絖枠に伝達する開口運動系と、
前記開口運動系に設けられた被制動部と、
前記被制動部を制動する制動手段と
を備え、
前記各被制動部は弧状部を有し、同一の回動軸を中心に回動可能であって、
前記各制動手段は、前記各被制動部の前記各弧状部を押圧可能に設けられた制動部材を有し、
前記制動部材が前記弧状部を押圧して前記各綜絖枠を制動する織機綜絖枠の制動装置。
【請求項2】
前記各綜絖枠の制動時に、全ての前記制動部材が前記弧状部を押圧する請求項1に記載の織機綜絖枠の制動装置。
【請求項3】
前記被制動部は、前記開口運動系の中間スタビライザである請求項1又は2に記載の織機綜絖枠の制動装置。
【請求項4】
前記被制動部は、前記開口運動系の駆動レバーである請求項1又は2に記載の織機綜絖枠の制動装置。
【請求項5】
前記駆動装置への電流供給の停止時に前記各綜絖枠を制動する請求項1~4のいずれか一項に記載の織機綜絖枠の制動装置。
【請求項6】
前記制動手段は、
エアシリンダと、前記制動部材を前記被制動部へ押圧する付勢部材とを有し、
前記エアシリンダの駆動により前記制動部材は、
前記被制動部から離隔する状態と、
前記付勢部材の付勢力により前記被制動部を押圧する状態と
に切り替えられる請求項1~5のいずれか一項に記載の織機綜絖枠の制動装置。
【請求項7】
前記制動手段は、
電磁力により駆動する電磁駆動装置と、前記制動部材を前記被制動部へ押圧する付勢部材とを有し、
前記電磁駆動装置の駆動により前記制動部材は、
前記被制動部から離隔する状態と、
前記付勢部材の付勢力により前記被制動部を押圧する状態と
に切り替えられる請求項1~5のいずれか一項に記載の織機綜絖枠の制動装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、織機綜絖枠の制動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電源系統の異常発生時や停電の発生時に、織機の電子開口装置の綜絖枠を制動するための制動装置として、例えば特許文献1に記載の織機綜絖枠の制動装置が知られている。この制動装置は、各綜絖枠のサイドステーをブレーキシューにより押圧することで、綜絖枠を制動している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開平10-298843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の織機綜絖枠の制動装置は、一般的に厚さが小さい綜絖枠のサイドステーをブレーキシューにより押圧するため、綜絖枠の内側方向に強い力がかかり綜絖枠への負担が大きいという問題点を有していた。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で綜絖枠を制動するときの綜絖枠への負担を低減することができる織機綜絖枠の制動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る織機綜絖枠の制動装置は、複数の綜絖枠を駆動する駆動装置と、駆動装置の駆動力を変換して各綜絖枠に伝達する開口運動系と、開口運動系に設けられた被制動部と、被制動部を制動する制動手段とを備え、各被制動部は弧状部を有し、同一の回動軸を中心に回動可能であって、各制動手段は、各被制動部の各弧状部を押圧可能に設けられた制動部材を有し、制動部材が弧状部を押圧して各綜絖枠を制動する。
【0007】
また、各綜絖枠の制動時に、全ての制動部材が弧状部を押圧してもよい。
また、被制動部は、開口運動系の中間スタビライザであってもよい。
また、被制動部は、開口運動系の駆動レバーであってもよい。
また、駆動装置への電流供給の停止時に各綜絖枠を制動してもよい。
制動手段は、エアシリンダと、制動部材を被制動部へ押圧する付勢部材とを有し、
エアシリンダの駆動により制動部材は、被制動部から離隔する状態と、付勢部材の付勢力により被制動部を押圧する状態とに切り替えられてもよい。
また、制動手段は、電磁力により駆動する電磁駆動装置と、制動部材を被制動部へ押圧する付勢部材とを有し、電磁駆動装置の駆動により制動部材は、被制動部から離隔する状態と、付勢部材の付勢力により被制動部を押圧する状態とに切り替えられてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、開口運動系に設けられた被制動部と、被制動部を制動する制動手段とを備え、各被制動部は弧状部を有し、同一の回動軸を中心に回動可能であって、各制動手段は、各被制動部の各弧状部を押圧可能に設けられた制動部材を有し、制動部材が弧状部を押圧して各綜絖枠を制動するため、簡単な構成で綜絖枠を制動するときの綜絖枠への負担を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施の形態に係る電子開口装置の概略図である。
図2図1に示す綜絖枠の制動装置の概略図である。
図3図2に示す綜絖枠の制動装置の第1の状態を示す概略図である。
図4図2に示す綜絖枠の制動装置の第2の状態を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に、本発明の実施の形態に係る電子開口装置の概略を示す。電子開口装置1は、16枠の綜絖枠21と、各綜絖枠21に対応して下方に16個設けられたアンダーモーション30を有している。各アンダーモーション30と各綜絖枠21とは、各レバー41及びレバー42によりそれぞれ接続されている。各レバー42には、アンダーモーション30を搖動させることで綜絖枠21を駆動するモータ43がそれぞれ接続されている。すなわち、アンダーモーション30,レバー41及びレバー42は、モータ43の回転運動を上下方向の往復運動に変換し、対応する綜絖枠21に伝達する開口運動系を構成している。また、各レバー41,42は、周縁部に弧状部41a,42aを有するとともに、それぞれの回動軸を中心に回動可能に構成されている。アンダーモーション30の中間部には、中間スタビライザ31がそれぞれ設けられている。中間スタビライザの上側には、綜絖枠21を制動する制動装置32が設けられている。また、モータ43は駆動装置を構成している。
【0011】
図2に示すように、中間スタビライザ31は外周部に円弧状の弧状部31aを有する円形に形成されており、各綜絖枠21に対応する各アンダーモーション30(図1参照)にそれぞれ設けられている。本実施例は綜絖枠21が16枠であるため、中間スタビライザは全体で16個設けられている。各中間スタビライザ31の径方向中心にはシャフト33が貫通して設けられており、各中間スタビライザ31はシャフト33を中心に周方向に回動可能に構成されている。そのため、各アンダーモーション30は個別に搖動することが可能であり、さらに各アンダーモーション30に接続された綜絖枠21(図1参照)は、個別に駆動されることが可能である。また、この中間スタビライザ31は従来の織機における中間スタビライザに対してより大型に形成されている。さらに、シャフト33は回動軸を構成している。
【0012】
中間スタビライザ31の上方に設けられた制動装置32は、ブラケット34aによりアンダーモーション30に支持されている。ブラケット34aは天板34bに接続されている。天板34の上側には、工場エアが供給されて駆動するエアシリンダ35と、エアシリンダ35の駆動により引込又は突出されるロッド36とロッド36に接続されたブレーキレバー37とが設けられている。ブレーキレバー37は、各中間スタビライザ31に対応して16個設けられており、ロッド36が引込まれたときに支点を中心にして上方向に回動し、ロッド36が突出したときに支点を中心にして下方向に回動するように構成されている。
【0013】
天板34の下側には、ブレーキレバー37に接続された制動部材38が各中間スタビライザ31に対応して16個設けられている。制動部材38は、ブレーキレバー37が上方向に回動したときに連動して上方向へ移動し、ブレーキレバー37が下方向へ回動したときに連動して下方向に移動する。また制動部材38の下部は、中間スタビライザ31の弧状部31aの形状に対応するように弧状に湾曲した形状に形成されている。さらに、制動部材38と中間スタビライザ31の外周面部分の弧状部31aとの摩擦が適切な大きさとなるように、弧状部31aには表面を粗くする加工がなされている。
【0014】
図3に示すように、制動部材38の下部には、中間スタビライザ31の弧状部31aに対応するように弧状に形成されたブレーキライニング38bが中間スタビライザ31に接触可能に設けられている。ブレーキライニング38bは牛革により構成されている。なお、ブレーキライニング38bは牛革以外の、例えばレジン材料等を用いたものであってもよい。天板34と制動部材38との間には、ばね38aが設けられている。ばね38aは、制動部材38を下方に付勢している。すなわち、ばね38aはブレーキライニング38bを中間スタビライザ31の外周に接触し押圧する方向に付勢している。また、ばね38aは付勢部材を構成しており、ブレーキライニング38bは制動部材を構成している。
【0015】
次に、この発明の実施の形態に係る織機綜絖枠の制動装置の動作について説明する。
図1に示すようにモータ43に駆動電流が供給されているときには、図3に示すようにエアシリンダ35はロッド36を方向Aに引込むように駆動する。これにより、ブレーキレバー37は上方向へ回動し、制動部材38はばね38aが下方向へ付勢する力に逆らって、ブレーキライニング38bと中間スタビライザ31の弧状部31aとが離隔するように上方向すなわち方向Bに移動する。
【0016】
ブレーキライニング38bと中間スタビライザ31の弧状部31aとが離隔していることにより、中間スタビライザ31は制動されていない状態である。したがって、このとき図1に示すようにアンダーモーション30は自由に搖動可能である。このとき、モータ43の駆動によりレバー42が駆動し、レバー42の駆動によりアンダーモーション30が搖動する。そして、アンダーモーション30の駆動により各綜絖枠21は上下方向に個別に駆動する。
【0017】
次に、織機の主電源をオフにした場合や停電が発生した場合又はモータ43の電源系統の異常発生等により、モータ43に駆動電流が供給されないときには、図4に示すようにエアシリンダ35がロッド36を引き込まないため、ロッド36は方向Cへ突出する。これにより、ブレーキレバー37は下方向へ回動し、制動部材38は重力及びばね38aの下方向への付勢力によって下方向すなわち方向Dへ移動する。そして、ブレーキライニング38bが中間スタビライザ31の弧状部31aに接触して押圧されることで、中間スタビライザ31は制動される。さらに、中間スタビライザ31が制動されることにより、綜絖枠21が制動されて駆動が停止する。
【0018】
この実施の形態の綜絖枠21の制動装置32により、モータ43に駆動電流が供給されないときに直ちに綜絖枠21が制動されるため、綜絖枠21の駆動や暴走が防止され、綜絖枠21の損傷や経糸の損傷を防止することができる。
【0019】
また、一般的に綜絖枠21のサイドステーはアンダーモーション30と比較して厚みが小さく、さらに、サイドステーをブレーキシューにより押圧すると綜絖枠21へ与える負担が大きい。このため、従来の綜絖枠のサイドステーをブレーキシューにより押圧することで、綜絖枠を制動する制動装置は綜絖枠への負担が比較的大きい。一方、この実施の形態の制動装置32は、比較的厚みが大きいアンダーモーション30に設けられた中間スタビライザ31を被制動部として用い、さらに従来の織機における中間スタビライザに対して、より大型に形成された中間スタビライザ31を用いている。そのため、綜絖枠21が直接押圧されることがないため制動時の綜絖枠21への負担は従来の制動装置に対して小さい。また、中間スタビライザ31とブレーキライニング38bとの接触面積が十分に大きくなるように中間スタビライザ31が大型に形成されているため、綜絖枠21を制動するときに安定した大きな制動力を得ることができる。
【0020】
また、この実施の形態では各制動部材38の各ブレーキライニング38bが、中間スタビライザ31に上方からそれぞれ接触して押圧する。このため、従来の例えば各アンダーモーションを厚さ方向から挟持してまとめて押圧する制動方法と比較して、アンダーモーション30に与える負担を低減することができる。
【0021】
また、従来の綜絖枠の制動装置として、例えば複数の綜絖枠を駆動するモータ毎に制動装置としての無励磁ブレーキを設けるような構成を有するものがあった。これに対して、この実施の形態においては制動装置32に1個のエアシリンダ35を設けることで、全ての各中間スタビライザ31に対応する全ての制動部材38を同時に駆動することができる。そのため、この実施の制動装置32は高価な無励磁ブレーキを複数必要とせず、1個のエアシリンダ35を設けるだけで簡単且つ安価に構成することができる。さらに、エアシリンダ35は既存の工場エアを利用して駆動することができるため、容易にこの実施の形態の制動装置32を導入することができる。
【0022】
このように、複数の綜絖枠21を駆動するモータ43と、モータ43の駆動力を変換して各綜絖枠21に伝達するアンダーモーション30と、アンダーモーション30に設けられた中間スタビライザ31と、中間スタビライザ31を制動する制動装置32とを備え、各中間スタビライザ31は弧状部31aを有し、同一のシャフト33を中心に回動可能であって、各制動装置32は、各中間スタビライザ31の各弧状部31aを押圧可能に設けられた制動部材38を有し、制動部材38が弧状部31aを押圧して各綜絖枠21を制動するため、簡単な構成で綜絖枠21を制動するときの綜絖枠21への負担を低減することができる。
【0023】
また、各綜絖枠21の制動時に、全ての制動部材28が弧状部31aに接触するため、制動装置32を簡単且つ安価に構成することができる。
【0024】
また、被制動部は、アンダーモーション30の中間スタビライザ31であるため、既存の電子開口装置1の構成を応用することができ、電子開口装置1を安価に製造することができる。
【0025】
また、モータ43への電流供給の停止時に各綜絖枠21を制動するため、綜絖枠21の駆動や暴走が防止され、綜絖枠21の損傷や経糸の損傷を防止することができる。
【0026】
また、制動装置32は、エアシリンダ35と、制動部材38を中間スタビライザ31へ押圧するばね38aとを有し、エアシリンダ35の駆動により制動部材38は、中間スタビライザ31から離隔する状態と、ばね38aの付勢力により中間スタビライザ31を押圧する状態とに切り替えられるため、制動装置32を高価な無励磁ブレーキを複数必要とせず、簡単且つ安価に構成することができる。
【0027】
なお、この実施の形態においてはアンダーモーション30の中間スタビライザ31を制動することで綜絖枠21を制動していたが、中間スタビライザ31に代えてレバー41,42の周縁部の弧状部41a,42aに制動部材が接触し押圧することでアンダーモーション30及び綜絖枠21を制動してもよい。このように、被制動部は、アンダーモーション30のレバー41,42であるため、既存のアンダーモーション30の構成を利用可能であり、電子開口装置1の製造コストを低減することができる。
【0028】
また、この実施の形態においては、制動部材38をエアシリンダ35により上下に駆動したが、制動装置32を、電磁力により駆動するソレノイド等の電磁駆動装置と、制動部材38を中間スタビライザ31へ押圧するばね38aとを有する装置とし、電磁駆動装置の駆動により制動部材38は、中間スタビライザ31から離隔する状態と、ばね38aの付勢力により中間スタビライザ31を押圧する状態とに切り替えられてもよい。また、エアシリンダに代えて例えば油圧等により制動部材38を駆動してもよい。このように、制動部材38を駆動する装置としては種々の装置を適宜用いることができる。
【0029】
また、エアシリンダ35の駆動により全ての制動部材38が連動して移動していたが、各制動部材38を固定する機構を設け、あらかじめ各制動部材38のうち一部を固定しておくことで、各中間スタビライザ31のうち一部の中間スタビライザ31を制動して、各綜絖枠21のうち一部を制動することができる。これにより、例えば16枠の綜絖枠21のうち6枠の綜絖枠21を用いて駆動させる場合に、駆動させる6枠の綜絖枠21のみ制動部材38により制動することができる。すなわち、あらかじめ決めた特定の綜絖枠21に対してのみ制動部材38により制動をかけることが可能である。
【0030】
また、電子開口装置1としてアンダーモーション30,レバー41及びレバー42を駆動するために駆動装置であるモータ43が設けられていたが、例えばカム機構等の他の駆動装置を設けてアンダーモーション30,レバー41及びレバー42を駆動してもよい。さらに、各綜絖枠21は電子開口装置1による駆動に限らず、例えばカム開口などの公知の開口機構によって駆動されてもよい。
【符号の説明】
【0031】
21 綜絖枠、30 アンダーモーション(開口運動系)、31 中間スタビライザ(被制動部)、31a 弧状部、32 制動装置、33 シャフト(回動軸)、35 エアシリンダ、38 制動部材、38b ブレーキライニング(制動部材)、41 レバー(開口運動系,被制動部)、41a 弧状部、42 レバー(開口運動系,被制動部)、42a 弧状部、43 モータ(駆動装置)。
図1
図2
図3
図4