(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-01-30
(45)【発行日】2023-02-07
(54)【発明の名称】遊技機
(51)【国際特許分類】
A63F 7/02 20060101AFI20230131BHJP
【FI】
A63F7/02 333Z
A63F7/02 315A
(21)【出願番号】P 2018224422
(22)【出願日】2018-11-30
【審査請求日】2021-06-01
(73)【特許権者】
【識別番号】599104196
【氏名又は名称】株式会社サンセイアールアンドディ
(74)【代理人】
【識別番号】100112472
【氏名又は名称】松浦 弘
(74)【代理人】
【識別番号】100202223
【氏名又は名称】軸見 可奈子
(72)【発明者】
【氏名】井上 雄貴
【審査官】下村 輝秋
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-086440(JP,A)
【文献】特開2017-205239(JP,A)
【文献】特開2016-202787(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技の進行に応じて
行われる当否判定
の当りに、通常の遊技状態よりも普通図柄当否判定で当りとなる確率が高い時短遊技状態
になる時短付き当りと、通常の遊技状態よりも特別図柄当否判定で当りとなる確率が高い高確遊技状態
になる高確付き当りと、前記時短付き当りでありかつ前記高確付き当りである時短・高確付き当りと、が含まれる遊技機であって、
前記当否判定で連続して前記時短・高確付き当りとなる連続上限回数が予め設定され、その連続上限回数に続く次の当りは、前記高確遊技状態となる時短なし高確付き当り、又は、前記時短遊技状態となる高確なし時短付き当りになる遊技機。
【請求項2】
前記連続上限回数に続く次の当りは、前記時短なし高確付き当りであり、
前記時短なし高確付き当りは、前記時短・高確付き当りよりも特定の入賞口に入球しやすく特典の得られやすい状態である請求項1に記載の遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1の遊技機では、一大当り遊技の後に、通常遊技よりも有利な特典遊技に移行する構成になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2010-35614号公報(段落[0082])
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、更なる趣向性の向上が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の手段は、遊技の進行に応じて行われる当否判定の当りに、通常の遊技状態よりも普通図柄当否判定で当りとなる確率が高い時短遊技状態になる時短付き当りと、通常の遊技状態よりも特別図柄当否判定で当りとなる確率が高い高確遊技状態になる高確付き当りと、前記時短付き当りでありかつ前記高確付き当りである時短・高確付き当りと、が含まれる遊技機であって、前記当否判定で連続して前記時短・高確付き当りとなる連続上限回数が予め設定され、その連続上限回数に続く次の当りは、前記高確遊技状態となる時短なし高確付き当り、又は、前記時短遊技状態となる高確なし時短付き当りになる遊技機である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、本実施形態の遊技機10はパチンコ遊技機であって、前側が前面枠10Zにて覆われており、その前面枠10Zに形成されたガラス窓10Wを通して遊技盤11の遊技領域R1が視認可能になっている。なお、以下の説明において、特記しない限り「右」及び「左」とは、遊技機10を前方から見た場合の「右」及び「左」を指すものとする。
【0008】
前面枠10Zのうちガラス窓10Wより下方には、上皿26と下皿27が上下2段にして設けられ、下皿27の右側には操作ハンドル28が設けられている。操作ハンドル28を回動操作すると、上皿26に収容された遊技球が遊技領域R1に向けて弾き出される。
【0009】
図2に示されるように、遊技領域R1は全体が略円形状となっていて、ガイドレール12により囲まれている。遊技盤11のうち遊技領域R1の中央には、表示開口11Hが貫通形成され、この表示開口11Hを通して、表示装置13の表示画面13Gが前方に臨んでいる。
【0010】
表示開口11Hの開口縁には、表示装飾枠23が取り付けられている。表示装飾枠23は、遊技盤11の前面側から表示開口11Hに嵌め込まれて遊技盤11の前面から突出し、遊技領域R1を流下する遊技球が表示装飾枠23の内側に進入することを規制している。
【0011】
表示開口11Hは、遊技領域R1の横方向の中間且つ上端寄り部分に配置され、遊技領域のうち表示装飾枠23の左側と右側と下側に、遊技球が流下可能な左側流下領域R2と右側流下領域R3と下側流下領域R4が形成されている。また、表示装飾枠23の上部には、ガイドレール12に沿って円弧状に延びた上側円弧壁25が備えられ、この上側円弧壁25とガイドレール12との間に、遊技球が1つずつ通過可能な上側連絡流路25Rが形成されている。さらに、表示装飾枠23の右側部には、表示開口11Hとガイドレール12の右側端部との間を隙間なく埋めると共に、上側連絡流路25Rと右側流下領域R3との間を連絡する連絡流路24Rを有する連絡流路構成部24が備えられている。
【0012】
右側流下領域R3には、始動ゲート18が設けられている。右側流下領域R3における始動ゲート18の下側部分には、大入賞口15が設けられている。下側流下領域R4における左右方向の中央部には、第1の始動入賞口14A、第2の始動入賞口14B及びアウト口16が、上から順に並べて設けられている。また、遊技領域R1には、始動入賞口14A,14B及び大入賞口15のほかに、複数の一般入賞口20が備えられている。各入賞口14A,14B,15,20の何れにも入賞しなかった遊技球は、下側流下領域R4の下端に配置されたアウト口16に全て取り込まれる。
【0013】
次に所要の各部位についてさらに詳説する。一般入賞口20は、所謂、ポケット構造をなして、遊技盤11の前面から突出した部材の上面又は側面に開放しており、遊技球が丁度1つ入球可能な大きさで開口している。そして、一般入賞口20に遊技球が入ると、所定数の遊技球が賞球として上皿26に払い出される。
【0014】
始動ゲート18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなし、遊技球が始動ゲート18を通過すると普通図柄当否判定が行われる。普通図柄当否判定の判定結果は、図示しない普通図柄表示部に表示される。普通図柄当否判定の判定結果が当りになると、普通図柄当り遊技(以下、「普図当り遊技」と称する。)が実行される。
【0015】
第1の始動入賞口14Aは、一般入賞口20と同様のポケット構造をなしている。第2の始動入賞口14Bは、前側に開放し、回動扉14Tによって開閉される。具体的には、回動扉14Tは、通常は、鉛直に起立した閉位置に配置され、上述の普通図柄当否判定の結果が当りとなって普図当り遊技が実行されると、下端部を中心に回動し、前倒しとなった開位置に配置される。開位置に配置された回動扉14Tは、上方から流下する遊技球を受け止めて第2の始動入賞口14Bへと案内する。
【0016】
各始動入賞口14A,14Bに遊技球が入球すると、所定数の遊技球が賞球として上皿26に払い出されると共に、特別図柄当否判定が行われる。即ち、本実施形態では、各始動入賞口14A,14Bに遊技球が入球することで、特別図柄当否判定の判定権利が発生する。特別図柄当否判定の判定結果は、判定権利の使用に伴って、表示画面13Gで報知される。詳細には、判定権利が用いられると、表示画面13Gでは、判定結果の報知に先立って、判定結果に関連した判定演出が行われる。そして、判定結果が当りの場合には、判定演出の終了後、当り遊技状態となって当り遊技が実行される。判定結果が外れの場合には、当り遊技状態ではない通常の遊技状態が続く。
【0017】
大入賞口15は、横長矩形に形成されて、通常の遊技状態では、可動扉15Tにて閉塞されている。当り遊技状態となって当り遊技が行われると、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒されて大入賞口15が開放し、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能となる。大入賞口15に遊技球が入球すると、所定数の遊技球が賞球として上皿26に払い出される。当り遊技では、予め設定された回数だけ大入賞口15が開放されるラウンド遊技が、実行される当り遊技に応じた回数だけ実行される。1回のラウンド遊技は、予め定められた上限数の遊技球が大入賞口15に入球するか又は予め設定されたラウンド遊技時間が経過すると、終了する。
【0018】
表示画面13Gには、上述したように、特別図柄当否判定に関連した判定演出が表示される。具体的には、表示画面13Gの中央部には、3つの特別図柄13A,13B,13Cが横並びに停止表示されている。これら各特別図柄13A~13Cは、例えば、数字や文字等を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄13A~13Cごと、所定の種類のものが停止表示されている。そして、始動入賞口14A,14Bに遊技球が入球すると、これら3つの特別図柄13A~13Cが、変動表示(例えば、上下方向にスクロール表示)され、所定時間経過後に、例えば、左、右、中の順に停止表示される。そして、停止した特別図柄13A~13Cの組合せにより、特別図柄当否判定の判定結果を報知するようになっている。
【0019】
具体的には、特別図柄13A~13Cが全て同じ図柄(ゾロ目)の場合には、大当りであることを示す。また、特別図柄13A~13Cが、予め定められた特殊組合せである場合には、大当りであることを示す。
【0020】
遊技機10では、普通図柄当否判定で当りとなる確率は低い通常の遊技状態である「通常遊技」、通常の遊技状態よりも普通図柄当否判定で当りとなる確率が高い「時短遊技」、通常の遊技状態よりも特別図柄当否判定で当りとなる確率が高い「高確遊技」、通常の遊技状態よりも普通図柄当否判定で当りとなる確率が高く、かつ、通常の遊技状態よりも特別図柄当否判定で当りとなる確率が高い「確変遊技(時短高確遊技)」とを有している。
【0021】
本実施形態の遊技機10は特別図柄13A~13Cが、予め定められた特殊組合せになると、大当り遊技の終了後、通常の遊技状態よりも普通図柄当否判定で当りとなる確率が高い「時短遊技」または「確変遊技」に突入する。即ち、遊技機10では、大当り遊技を契機として、通常の遊技状態から時短遊技または確変遊技(時短高確遊技)に移行する。そして、遊技機10では、通常の遊技状態においては、左側流下領域R2を流下させるように遊技球を打ち出す、所謂、「左打ち」を行い、時短遊技中においては、右側流下領域R3を流下させるように遊技球を打ち出す、所謂、「右打ち」を行う、というように、2種類の打ち方を遊技者に提供可能となっている。時短遊技及び確変遊技(時短高確遊技)は、大当り遊技の終了後に使用される判定権利の数が規定上限数(例えば、100)に達するか、或いは、その時短遊技中に「大当たり遊技」へ移行した場合に終了する。
【0022】
大当り遊技の終了後に突入する時短遊技か確変遊技(時短高確遊技)の何れに設定されるかは、当該大当り遊技中に行われるV入賞チャンスの結果によって決定される。V入賞チャンスでは、右側流下領域R3に設けられたV入賞部21(
図2)に遊技球が入球可能となる。具体的には、V入賞部21は、可動片21Hによって開閉される入球口21Aを有し、V入賞チャンスが行われると、入球口21Aが開放される。V入賞部21の内部には、通常口とV確定口(共に図示せず)が設けられると共に、入球口21Aに入球した遊技球を通常口とV確定口の何れかに振り分ける振分機構(図示せず)が備えられている。そして、V入賞チャンスでV確定口に遊技球が入球すると、当該大当り遊技の終了後に確変遊技(時短高確遊技)に移行するように設定される。V入賞チャンスでV確定口に遊技球が入球しなかった場合には、大当り遊技終了後の時短遊技に移行する。このように、本実施形態では、大当り遊技として、V入賞チャンスでV確定口に入球するV通過大当りと、V確定口に入球しないV非通過大当りと、が設けられている。
【0023】
なお、遊技機10では、大当りとして、入球口21Aに入球した遊技球がV確定口に振り分けられ易い高確率V通過大当りと、V通過高確率大当りよりも入球口21Aに入球した遊技球がV確定口に振り分けられ難いV通過低確率大当りの2種類が設けられている。第1の始動入賞口14Aへの入球に基づく特別図柄当否判定での大当りは、所定の確率(例えば、1/2)でV通過高確率大当りとなる。第2の始動入賞口14Bへの入球に基づく特別図柄当否判定での大当りは全て、V通過高確率大当りとなっている。なお、以下では、V入賞した大当たりを「確変当たり」という。
【0024】
図3に示されるように、本実施形態の遊技機10では、時短遊技の連続回数が所定の制限回数である時短上限回数(本実施形態では4回)に至ると、時短リミッタが作動する構成になっている。さらに、高確遊技の連続回数が所定の制限回数である高確上限回数(本実施形態では5回)に至ると、高確リミッタが作動する構成になっている。そして、本実施形態では、時短上限回数と高確上限回数とが異なる数に設定されている。例えば、本実施形態では高確上限回数が時短上限回数よりも1多い5回に設定され、高確遊技が連続して5回発生すると高確リミッタが作動する構成になっている。
【0025】
これにより、本実施形態の遊技機10は、確変当たりが連続して発生した場合、時短遊技の連続回数が時短上限回数である4回に至ると、時短リミッタが作動し、確変当たりになったとしても5回目の確変遊技(時短高確遊技)へ移行することなく、時短遊技が切れ、非時短高確遊技へと移行する。即ち、5回目の確変当たりでは、大当たり遊技の後、非時短高確遊技とすることができる。本実施形態の非時短高確遊技では、非時短高確遊技は、確変遊技(時短高確遊技)よりも、多くの賞球を獲得することができる有利な遊技状態(小当たりラッシュ)となる。
【0026】
また、時短上限回数を設けることで、5回目の確変当たりを小当りラッシュにすることができるので、小当りラッシュ用の図柄を持つ必要がない。言い換えれば、確変当たりが5回発生したときにのみ小当りラッシュとすることができるので、小当りラッシュが頻発することが抑制することが可能となり、セキュリティの強化を図ることができる。
【0027】
このように、本実施形態の遊技機10は、連続して確変当たりが発生すると、より遊技者にとって有利な小当たりラッシュを得ることが可能となり、遊技の趣向性の向上を図ることが可能となる。
【0028】
また、高確遊技にも高確リミッタが設けられているため、高確遊技の連続回数が高確上限回数である5回に至ると、高確リミッタが作動し、6回目の確変当たりでは、大当たり遊技の後、高確遊技が継続することなく時短遊技へと移行する構成になっている。これにより、同じ確変当たりが連続した場合であっても、遊技状態が変化し、遊技の趣向性の更なる向上を図ることが可能となる。
【0029】
また、本実施形態の遊技機10は、時短リミッタと、確変リミッタとが異なる回数に設定されているので、通常遊技から確変遊技(時短高確遊技)に移行した場合は、上述したように、確変遊技(時短高確遊技)の後に、小当たりラッシュの状態となるが、1回目の高確遊技の後に、確変遊技(時短高確遊技)に移行した場合は、時短リミッタと確変リミッタとが同時に作動し、5回目の確変当たりで通常遊技へと移行する場合がある。
【0030】
次に、上記構成を達成するための遊技機10の電気的な構成を、
図4に基づいて説明する。同図における符号50は、主制御回路50であって、CPU50A、RAM50B、ROM50C及び複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータとサブ制御回路52を結ぶ入出力回路と、大入賞口15等が接続された中継回路及び払出制御回路等を結ぶ入出力回路とを備え、遊技に関わる主制御を行う。CPU50Aは、当否判定部、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、特別図柄当りや普通図柄当りに関する乱数等も生成し、制御信号をサブ制御回路52等へ出力(送信)可能に構成されている。RAM50Bは、CPU50Aで生成される各種乱数値用の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、CPU50Aの作業領域を備える。ROM50Cには、制御データ、特別図柄及び普通図柄の変動表示に関する図柄変動データ等が書き込まれている他、特別図柄当り及び普通図柄当りの判定値等が書き込まれている。なお、大当り遊技及び小当り遊技における大入賞口15の開放パターンや普図当り遊技における回動扉14Tの開放パターンは、ROM50Cに記憶されている。
【0031】
サブ制御回路52は、主制御回路50と同様に、CPU52A、RAM52B、ROM52C及び複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータと主制御回路50を結ぶ入出力回路と、表示制御回路54等を結ぶ入出力回路を備えている。CPU52Aは、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、制御信号を表示制御回路54等へ出力(送信)可能に構成されている。RAM52Bは、各種データの記憶領域とCPU52Aによる作業領域を有している。ROM52Cには、特別図柄の変動パターンテーブル、各種演出のデータ等が記憶されている。
【0032】
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0033】
(1)上記実施形態では、時短リミッタの制限回数が高確リミッタの制限回数よりも少なかったが、時短リミッタの制限回数が高確リミッタの制限回数よりも多くてもよい。
【0034】
(2)上記実施形態では、時短リミッタの制限回数と高確リミッタの制限回数が1であったが、2以上であってもよい。その場合、非時短高確遊技から確変遊技へと移行する場合がある。この場合、さらに確変リミッタを有する構成であってもよい。なお、確変リミッタは「確変当たり」の回数をカウントするものとする。
【0035】
(3)上記実施形態では、非時短状態(通常状態又は非時短高確状態)から時短状態に移行した当たりを1として時短回数をカウントし、非高確状態(通常状態又は時短状態)から高確状態に移行した当たりを1として高確回数をカウントする構成であったが、確変状態になってから時短回数及び高確回数をカウントする構成であってもよい。
【0036】
(4)上記実施形態では、V確定口に入球可否によって確変遊技へと移行するか否かが決定されていたが、V確定口への入球可否に関わらず、特別図柄当否判定の判定結果によって確変当たりか否かが決定する構成であってもよい。なお、この場合V確定口を有さない構成であってもよい。
【符号の説明】
【0037】
10 遊技機
13G 表示画面
14B 第1の始動入賞口
14B 第2の始動入賞口
15 大入賞口
50 主制御回路
52 サブ制御回路