(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-01
(45)【発行日】2023-02-09
(54)【発明の名称】飲食物加熱装置
(51)【国際特許分類】
A47J 39/02 20060101AFI20230202BHJP
【FI】
A47J39/02
(21)【出願番号】P 2017011163
(22)【出願日】2017-01-25
【審査請求日】2019-09-05
【審判番号】
【審判請求日】2021-10-08
(73)【特許権者】
【識別番号】309012166
【氏名又は名称】株式会社中島製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100114661
【氏名又は名称】内野 美洋
(72)【発明者】
【氏名】中島 弘喜
【合議体】
【審判長】松下 聡
【審判官】間中 耕治
【審判官】西村 泰英
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-78537(JP,A)
【文献】特開2015-9028(JP,A)
【文献】特開2001-269272(JP,A)
【文献】特開2001-33152(JP,A)
【文献】特開2012-81258(JP,A)
【文献】国際公開第2016/121624(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 39/02
A47B 31/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲食物を収容可能なシャトルと、シャトルを収容可能なステーションとに分離可能に構成し、複数の飲食物を配置したトレイを載置するための加熱棚を複数設けるとともに、各加熱棚に載置された複数の飲食物をそれぞれ加熱するための加熱手段を設け、各加熱手段を制御手段で制御可能とした飲食物加熱装置において、
トレイに配置された複数の飲食物の加熱温度を各飲食物ごとに異なる温度に設定可能な加熱温度設定手段を有し、
ステーションに制御手段と通信機器とを設けるとともに、通信機器で読込み可能なデーターベースを有し、
データーベースは、飲食物加熱装置を使用する施設で各喫食者の体調を管理するデーターベースであり、予め各喫食者の飲食物ごとに加熱温度が設定されており、
制御手段は、
加熱温度設定手段によって、通信機器を介してデーターベースに予め設定された各喫食者の飲食物ごとの加熱温度を読込み
、各トレイの飲食物ごとに加熱温度を設定し、その後、全ての加熱手段を同時に駆動させずに1又は複数の加熱手段を順次駆動するように制御することを特徴とする飲食物加熱装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の飲食物を配置したトレイを載置するための加熱棚を複数設けるとともに、各加熱棚に載置された複数の飲食物をそれぞれ加熱するための加熱手段を設け、各加熱手段を制御手段で制御可能とした飲食物加熱装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、病院や学校などの施設において、複数の人に温められた飲食物を提供するために、複数人分の飲食物を同時に加熱することができる飲食物加熱装置が利用されている。
【0003】
この飲食物加熱装置としては、飲食物を収容した複数の食器を載置したトレイを収容するために複数の加熱棚を形成するとともに、各加熱棚に電磁波(マイクロ波)を用いて飲食物を加熱するための加熱手段を設けた構成の飲食物加熱装置が開発されている(たとえば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年提案されているニュークックチルシステムにおいては、食の安全性を確保するために、加熱調理した食材を一旦チルド状態にまで冷却して保存し、チルド状態のまま食器に盛り付けた後に、配膳直前に飲食物加熱装置で加熱することで、加熱調理後2時間以内に喫食できるようにする必要がある。
【0006】
そして、飲食物加熱装置においては、トレイに複数種類の飲食物が食器に収容されて載置されており、各飲食物ごとに喫食に最適な温度が異なることから、飲食物ごとに異なる温度に加熱することが望まれている。
【0007】
また、病院や学校などの施設においては、喫食者の体調や年齢などによってその喫食者に最適な飲食物の温度が異なることから、喫食者ごとに異なる温度に飲食物を加熱することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そこで、請求項1に係る本発明では、飲食物を収容可能なシャトルと、シャトルを収容可能なステーションとに分離可能に構成し、複数の飲食物を配置したトレイを載置するための加熱棚を複数設けるとともに、各加熱棚に載置された複数の飲食物をそれぞれ加熱するための加熱手段を設け、各加熱手段を制御手段で制御可能とした飲食物加熱装置において、トレイに配置された複数の飲食物の加熱温度を各飲食物ごとに異なる温度に設定可能な加熱温度設定手段を有し、ステーションに制御手段と通信機器とを設けるとともに、通信機器で読込み可能なデーターベースを有し、データーベースは、飲食物加熱装置を使用する施設で各喫食者の体調を管理するデーターベースであり、予め各喫食者の飲食物ごとに加熱温度が設定されており、
制御手段は、加熱温度設定手段によって、通信機器を介してデーターベースに予め設定された各喫食者の飲食物ごとの加熱温度を読込み、各トレイの飲食物ごとに加熱温度を設定し、その後、全ての加熱手段を同時に駆動させずに1又は複数の加熱手段を順次駆動するように制御することにした。
【発明の効果】
【0013】
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
【0014】
すなわち、本発明では、トレイに配置された複数の飲食物の加熱温度を各飲食物ごとに異なる温度に設定可能な加熱温度設定手段、或は、トレイに配置された飲食物の加熱温度を各トレイごとに異なる温度に設定可能な加熱温度設定手段を有することにしているために、各飲食物ごと或は各トレイごとに異なる加熱温度で加熱することができ、各飲食物ごと或は各トレイごとに喫食に最適な温度で飲食物を提供することができる。
【0015】
特に、各トレイに配置された複数の飲食物の加熱温度を各トレイの各飲食物ごとに異なる温度に設定可能な加熱温度設定手段を有することにした場合には、各トレイの各飲食物ごとに異なる加熱温度で加熱することができ、各喫食者ごとに喫食に最適な温度で飲食物を提供することができる。
【0016】
また、加熱温度設定手段によって、各トレイごとに各飲食物の加熱温度が予め設定されたデーターから各トレイの各飲食物ごとの加熱温度を読込み可能とした場合には、各喫食者の各飲食物ごとの加熱温度を間違いなく安全でかつ容易に設定することができる。
【0017】
また、加熱温度設定手段によって、各トレイの各飲食物ごとに加熱温度が予め設定されたデーターベースから各トレイの各飲食物ごとの加熱温度を読込み可能とした場合には、各喫食者の各飲食物ごとの加熱温度を間違いなく安全でかつ容易に設定することができるとともに、各喫食者の各飲食物ごとの加熱温度を集中して管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】飲食物加熱装置(シャトル及びステーション)を示す正面図(a)、同右側面図(b)。
【
図3】ステーションを示す正面断面図(a)、同右側面断面図(b)。
【
図5】加熱手段・制御手段・加熱温度設定手段を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に、本発明に係る飲食物加熱装置の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
【0020】
図1~
図5に示すように、飲食物加熱装置1は、飲食物を収容可能なシャトル2と、シャトル2を収容可能なステーション3とに分離可能に構成している。なお、以下の説明では、飲食物加熱装置1として、移動可能型のシャトル2と固定型のステーション3とに分離可能とした構成について説明しているが、これに限られず、一体型の構成としてもよく、移動可能型に限られず固定型の構成としてもよい。
【0021】
シャトル2は、
図2に示すように、横長矩形板状の底板4の下部に4個のキャスター5を取付けて移動(運搬)可能とするとともに、底板4の左右上部に縦長矩形板状の左右側壁6,7を取付け、底板4の中央上部に縦長矩形板状の仕切壁8を取付けている。また、シャトル2は、左右側壁6,7の上端部間に横長矩形板状の天板9を取付けるとともに、左右側壁6,7の前端部間に上下に開閉可能な縦長矩形板状のシャッター10を取付け、左右側壁6,7の後端部間に縦長矩形板状の後壁11を取付けている。さらに、シャトル2は、飲食物を収容した複数の食器を載置するためのトレイ12の左右端縁下部を支持する左右一対の支持ステー13,13を左右側壁6,7及び仕切壁8に上下に所定の間隔をあけて取付けている。これにより、シャトル2は、底板4と左右側壁6,7と天板9とシャッター10と後壁11とで囲まれる内部空間が支持ステー13,13で支持されるトレイ12で上下に分割されることによって、内部に複数(ここでは、12段)の加熱棚14を上下に並べて形成している。各加熱棚14には、トレイ12が左右に並べて収容される。各加熱棚14の上部には、左右に横長矩形板状の仕切15が設けられている。仕切15は、左側壁6及び仕切壁8に3本の支持体16で支持されている。
【0022】
ステーション3は、
図3に示すように、縦長矩形板状の左右側壁17,18の上端部に中空箱型状の天板部19を形成している。また、ステーション3は、左右側壁17,18の前端部間に上下に開閉可能な矩形板状のシャッター20を取付けるとともに、左右側壁17,18の後端部間に中空箱型状の後壁部21を形成している。これにより、ステーション3は、左右側壁17,18と天板部19とシャッター20と後壁部21とで囲まれたシャトル2を収容するための空間22を形成している。
【0023】
このステーション3には、内部にシャトル2を収容させた状態でシャトル2に収容された飲食物(食器)を冷却や加熱するための冷却手段23及び加熱手段24と、これらを制御する制御手段(コンピューター)25とが設けられている。
【0024】
冷却手段23は、
図3に示すように、冷風発生装置26で発生した所定温度の冷風を後壁部21に上下に間隔をあけて並べて形成した冷風供給口27から内部空間22にファン等で強制的に供給するよう構成している。冷風供給口27は、ステーション3の内部にシャトル2を収容させた状態において、シャトル2の各加熱棚14(ステーション3(シャトル2)を正面から見た場合には各トレイ12の右側)に対応する位置に形成されている。これにより、冷却手段23は、冷風供給口27からシャトル2の各加熱棚14(ステーション3(シャトル2)を正面から見た場合には各トレイ12の右側)に向けて冷風を供給し、トレイ12の所定位置(ステーション3(シャトル2)を正面から見た場合には各トレイ12の右側)に載置された飲食物を冷却する。
【0025】
加熱手段24は、
図3~
図5に示すように、シャトル2の各加熱棚14(ステーション3(シャトル2)を正面から見た場合には各トレイ12の左側)と対応する位置に左右それぞれ複数(ここでは、3個)設けられており、各加熱手段24で各加熱棚14の左右のトレイ12に載置された飲食物を飲食物(食器)ごとにそれぞれ加熱できるようにしている。ここでは、各加熱棚14に左右に分けてそれぞれ3個の加熱手段24を設けており、
図5中に符号HL0101~HR1203を付している。符号の1文字目の「H」は加熱手段であることを示し、2文字目の「L」は加熱棚14の左側であることを「R」は加熱棚14の右側であることをそれぞれ示し、3及び4文字目は加熱棚14の下からの段数を示し、5及び6文字目は左右各加熱棚13の左からの順番を示している。
【0026】
各加熱手段24(HL0101~HR1203)は、電磁波(ここでは、マイクロ波)を発生するための電磁波発生装置28に電磁波を伝送するための電磁波伝送管29を接続し、電磁波伝送管29の上部に電磁波を放出する電磁波照射開口30を形成している。電磁波発生装置28から放射された電磁波は、電磁波伝送管29を介して電磁波照射開口30から飲食物(食器)に向けて照射される。
【0027】
各加熱棚14の片側(ステーション3を正面から見た場合には左側と右側)には、それぞれ複数(ここでは、3個)の加熱手段24が設けられており、各加熱手段24は、それぞれ異なる位置に電磁波照射開口30を形成している。一方、トレイ12には上面にマークが付されており、トレイ12が正規の位置に収容されると各マークの直下に各電磁波照射開口30が位置するようになっている。これにより、トレイ12のマーク上に食器を載置することで、その食器に収容された飲食物をその位置に対応する加熱手段24でそれぞれ別個に加熱することができる。なお、各食器ごとに個別に加熱することができればよく、各トレイ12に複数の電磁波発生装置28及び電磁波伝送管29を設けた場合に限られず、各トレイ12或は各加熱棚14に1個の電磁波発生装置と複数に分岐する電磁波伝送管を設けた構成などとしてもい。また、トレイ12は、複数の飲食物を配置することができればよく、盆形状のものに限られず、箱形状のものでもよく、弁当箱などであってもよい。
【0028】
各加熱手段24(HL0101~HR1203)は、
図5に示すように、制御手段25にそれぞれ接続されており、制御手段25によって各加熱手段24(HL0101~HR1203)をそれぞれ個別に駆動制御することができるようになっている。
【0029】
制御手段25には、各加熱手段24(HL0101~HR1203)による飲食物の加熱温度を設定るするための加熱温度設定手段31が接続されている。
【0030】
加熱温度設定手段31は、各トレイ12に対応する加熱手段24(たとえば、HL0101,HL0102,HL0103)での加熱温度をそれぞれ設定することができるようにしてもよい。この場合には、HL0101,HR0101,HL0201,HR0201,・・・HL1201,HR1201が同一の加熱温度に設定され、HL0102,HR0102,HL0202,HR0202,・・・HL1202,HR1202が同一の加熱温度に設定され、HL0103,HR0103,HL0203,HR0203,・・・HL1203,HR1203が同一の加熱温度に設定されることになり、各トレイ12の同一位置に配置された飲食物は全て同一の加熱温度となる。
【0031】
また、加熱温度設定手段31は、各トレイ12に対応する加熱手段24(たとえば、HL0101,HL0102,HL0103)での加熱温度を各トレイ12ごとに設定することができるようにしてもよい。この場合には、HL0101,HL0102,HL0103が同一の加熱温度に設定され、HR0101,HR0102,HR0103が同一の加熱温度に設定されることになり、各トレイ12に配置された飲食物は全て同一の加熱温度となる。
【0032】
また、加熱温度設定手段31は、各トレイ12の各飲食物に対応する各加熱手段24(HL0101~HR1203)での加熱温度をそれぞれ設定することが可能であることがより望ましい。この場合には、全ての加熱手段24(HL0101~HR1203)をそれぞれ異なる加熱温度に設定することができ、各トレイ12の各飲食物をそれぞれ異なる加熱温度とすることができる。
【0033】
この加熱温度設定手段31は、各加熱手段24(HL0101~HR1203)による飲食物の加熱温度を設定することが可能であればよく、キーボードやテンキーなどの入力機器とLCDなどの表示機器とを有し、入力機器を用いて人手により加熱温度を設定するようにしてもよい。
【0034】
また、加熱温度設定手段31は、バーコードリーダーなどの読込み機器を有し、各トレイ12に載置された食札(喫食者名等を記載した札)や各トレイ12に埋設されたICチップなどの記録手段(加熱温度を記録(記録)するための手段)などに予め記録(記載)されたバーコード等のデータを読み込むことで半自動的に加熱温度を設定できるようにしてもよく、カメラなどの読込み機器と画像解析機器とを有し、各記録手段(たとえば、食札など)に予め記録(記載)された加熱温度を直接読み込むことで半自動的に加熱温度を設定できるようにしてもよい。
【0035】
さらに、加熱温度設定手段31は、無線回線などの通信機器を有し、飲食物加熱装置1を使用する施設において各喫食者の体調や年齢などを管理するデーターベースなどに予め各喫食者の各飲食物ごとに加熱温度を設定しておき、そのデーターベースから通信機器を介して各喫食者の各飲食物ごとの加熱温度を読み込むことで自動的に加熱温度を設定できるようにしてもよい。
【0036】
加熱温度設定手段31で設定された各加熱手段24(HL0101~HR1203)の加熱温度は、制御手段25のメモリーに記憶される。制御手段25のメモリーでは、たとえば、
図6に示すように、加熱温度設定手段31で設定された各加熱手段24(HL0101~HR1203)の加熱温度を設定データとして記憶する。制御手段25は、設定データに基づいて各加熱手段24(HL0101~HR1203)をそれぞれ駆動制御して、対応する飲食物が設定温度となるように加熱する。制御手段25は、各加熱手段24(HL0101~HR1203)の電磁波発生装置28の出力や駆動時間を制御することで加熱温度を制御する。その際に、全ての加熱手段24を同時に駆動させた場合には、消費電力が一時的に多大なものとなるため、1又は複数の加熱手段24を順次駆動してもよい。
【0037】
以上に説明したように、上記飲食物加熱装置1は、複数の飲食物を配置したトレイ12を載置するための加熱棚14を複数設けるとともに、各加熱棚14に載置された複数の飲食物をそれぞれ加熱するための加熱手段24を設け、各加熱手段24を制御手段25で制御可能に構成している。
【0038】
そして、上記飲食物加熱装置1は、トレイ12に配置された複数の飲食物の加熱温度を各飲食物ごとに異なる温度に設定可能な加熱温度設定手段31を有する構成となっている。
【0039】
そのため、上記構成の飲食物加熱装置1では、トレイ12に配置された各飲食物ごとに異なる加熱温度で加熱することができ、各飲食物ごとに喫食に最適な温度で飲食物を提供することができる。
【0040】
また、上記飲食物加熱装置1は、加熱温度設定手段31によって、加熱温度を各トレイ12ごとに異なる温度に設定可能な構成となっている。
【0041】
そのため、上記構成の飲食物加熱装置1では、各トレイ12の各飲食物ごとに異なる加熱温度で加熱することができ、各喫食者ごとに喫食に最適な温度で飲食物を提供することができる。
【0042】
また、上記飲食物加熱装置1は、加熱温度設定手段31によって、各トレイ12ごとに各飲食物の加熱温度が予め設定されたデーターから各トレイ12の各飲食物ごとの加熱温度を読込み可能な構成となっている。
【0043】
そのため、上記構成の飲食物加熱装置1では、各喫食者の各飲食物ごとの加熱温度を間違いなく安全でかつ容易に設定することができる。
【0044】
さらに、上記飲食物加熱装置1は、加熱温度設定手段31によって、各トレイ12の各飲食物ごとに加熱温度が予め設定されたデーターベースから各トレイ12の各飲食物ごとの加熱温度を読込み可能な構成となっている。
【0045】
そのため、上記構成の飲食物加熱装置1では、各喫食者の各飲食物ごとの加熱温度を間違いなく安全でかつ容易に設定することができるとともに、各喫食者の各飲食物ごとの加熱温度を集中して管理することができる。
【符号の説明】
【0046】
1 飲食物加熱装置 2 シャトル
3 ステーション 4 底板
5 キャスター 6,7 側壁
8 仕切壁 9 天板
10 シャッター 11 後壁
12 トレイ 13 支持ステー
14 加熱棚 15 仕切
16 支持体 17,18 側壁
19 天板部 20 シャッター
21 後壁部 22 空間
23 冷却手段 24 加熱手段
25 制御手段 26 冷風発生装置
27 冷風供給口 28 電磁波発生装置
29 電磁波伝送管 30 電磁波照射開口
31 加熱温度設定手段