(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-02
(45)【発行日】2023-02-10
(54)【発明の名称】着用型投影装置
(51)【国際特許分類】
G03B 21/00 20060101AFI20230203BHJP
G06F 3/0346 20130101ALI20230203BHJP
G06F 3/0488 20220101ALI20230203BHJP
H04N 5/74 20060101ALI20230203BHJP
【FI】
G03B21/00 D
G06F3/0346 422
G06F3/0488
H04N5/74 Z
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2019185069
(22)【出願日】2019-10-08
(62)【分割の表示】P 2017508728の分割
【原出願日】2015-04-21
【審査請求日】2019-10-09
【審判番号】
【審判請求日】2022-01-04
(31)【優先権主張番号】201420212879.1
(32)【優先日】2014-04-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510280589
【氏名又は名称】京東方科技集團股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BOE TECHNOLOGY GROUP CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.10 Jiuxianqiao Rd.,Chaoyang District,Beijing 100015,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】李 耀▲輝▼
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼ 炎▲順▼
(72)【発明者】
【氏名】▲許▼ 秋▲実▼
【合議体】
【審判長】中塚 直樹
【審判官】波多江 進
【審判官】濱野 隆
(56)【参考文献】
【文献】特表2010-537302(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0194495(US,A1)
【文献】特表2010-519570(JP,A)
【文献】特開2010-243576(JP,A)
【文献】国際公開第2012/131584(WO,A2)
【文献】米国特許出願公開第2003/0038927(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03B 21/00 - 21/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1構造体と第2構造体とを備え、前記第1構造体と第2構造体が
互いに可動に接続され、且つ前記第1構造体と前記第2構造体が相対回転可能に設定される着用型投影装置であって、
前記第1構造体と前記第2構造体にそれぞれ投影手段が設置され、
前記第1構造体が第1環状体、前記第2構造体が第2環状体であり、
前記第1環状体の
下端と前記第2環状体の
上端が嵌合接続され、
前記第1環状体
の下端と
前記第2環状体
の上端に
互いに噛合する歯状構造が設置され、
前記第1環状体における歯状構造の歯先部に電極が設置され、
前記第2環状体における歯状構造の歯元部に電極が設置され、
前記第1環状体の歯状構造と前記第2環状体の歯状構造が噛合する状態で、前記第1環状体における歯状構造の歯先部に設置される電極と前記第2環状体における歯状構造の歯元部に設置される電極が電気的に接続され、
前記第1構造体上の前記投影手段と前記第2構造体上の前記投影手段は2つの異なる方向に映像を投影し、
前記着用型投影装置は、電池を含み、前記電池は、前記歯先部の前記電極と前記歯元部の前記電極とを介して、前記第1構造体と前記第2構造体とに電力を供給する、着用型投影装置。
【請求項2】
前記着用型投影装置が投影指輪である請求項1に記載の着用型投影装置。
【請求項3】
指又はタッチペンによる投影スクリーンとしてのオブジェクトへのタッチ動作を検出するように設置されるタッチ検出モジュールをさらに備える請求項1または2に記載の着用型投影装置。
【請求項4】
前記タッチ検出モジュールはレーザー発生器とレーザーセンサとを備え、前記レーザー発生器は、投影スクリーンとしてのオブジェクトの表面に投影されるレーザーを発生させ、キーボードパターンが形成されるオブジェクトの表面に指又はタッチペンでキー操作を行うと、レーザーにより指又はタッチペンにスポットが形成され、レーザーセンサは、指又はタッチペンにおけるスポットがキーボードパターンに対してマッピングされる位置を検知する請求項3に記載の着用型投影装置。
【請求項5】
前記タッチ検出モジュールは前記第1構造体と前記第2構造体の少なくとも一方に設置される請求項3に記載の着用型投影装置。
【請求項6】
前記タッチ検出モジュールはレーザー発生器とレーザーセンサとを備え、前記レーザー発生器は、投影スクリーンとしてのオブジェクトの表面に投影されるレーザーを発生させるように設置され、前記レーザーセンサは、前記レーザーにより投影スクリーンを操作する指又はタッチペンに発生するスポットに基づいて指又はタッチペンのタッチ位置を判定するように設置される請求項3に記載の着用型投影装置。
【請求項7】
前記第1構造体と第2構造体における
それぞれの前記投影手段に電気的に接続され、前記投影手段とほかの装置との通信及び/又は電気的接続を実現するための無線モジュールをさらに備える請求項1~6のいずれかに記載の着用型投影装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、着用型投影装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、人々は科学技術にますます依存するようになり、スマートフォン、ノートパソコン、タブレットが生活の隅々まで浸透しており、技術製品が小型化とインテリジェント化の傾向へ発展しつつある。着用可能型技術製品は従来装置の一部の機能を従来の着用型物品に融合した装置であり、人々の手足を最大限に解放して人体と機器のさらなる結合を実現する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
投影装置をメガネに集積するという技術案が提案されているが、従来の投影メガネの投影方向が一定であり、投影メガネの適用範囲が制限される。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の少なくとも1つの実施例は、着用型投影装置を提供する。この着用型投影装置は、
第1構造体と第2構造体とを備え、前記第1構造体と第2構造体が可動に接続され、且つ前記第1構造体が前記第2構造体に対して回転可能であり、
前記第1構造体と第2構造体にそれぞれ投影手段が設置される。
本開示の一実施例において、前記第1構造体が第1環状体、前記第2構造体が第2環状体である。
本開示の一実施例において、前記着用型投影装置が投影指輪である。
本開示の一実施例において、前記第1環状体の開口部と前記第2環状体の開口部が嵌合接続される。
本開示の一実施例において、前記第1環状体と第2環状体が接続される2つの開口部にそれぞれ噛合する歯状構造が設置される。
本開示の一実施例において、前記第1環状体における歯状構造の歯先部に電極が設置され、
前記第2環状体における歯状構造の歯元部に電極が設置される。
【0005】
本開示の一実施例において、前記第1環状体の歯状構造と前記第2環状体の歯状構造が噛合する状態で、前記第1環状体における歯状構造の歯先部に設置される電極が前記第2環状体における歯状構造の歯元部に設置される電極に電気的に接続される。
【0006】
本開示の一実施例において、前記着用型投影装置は、指又はタッチペンによる投影スクリーンとしてのオブジェクトへのタッチ動作を検出するタッチ検出モジュールをさらに備える。
【0007】
本開示の一実施例において、前記タッチ検出モジュールは、レーザー発生器とレーザーセンサとを備え、前記レーザー発生器は投影スクリーンとしてのオブジェクトの表面に投影されるレーザーを発生させ、キーボードパターンを有し、投影スクリーンとしてのオブジェクトの表面に指又はタッチペンでキー操作を行うと、レーザーにより指又はタッチペンにスポットが形成され、レーザーセンサは指又はタッチペンにけるスポットがキーボードパターンに対してマッピングされる位置を検知する。
本開示の一実施例において、前記タッチ検出モジュールは前記第1構造体と前記第2構造体の少なくとも一方に設置される。
【0008】
本開示の一実施例において、前記タッチ検出モジュールは、レーザー発生器とレーザーセンサとを備え、前記レーザー発生器は、投影スクリーンとしてのオブジェクトの表面に投影されるレーザーを発生させるように設置され、前記レーザーセンサは、前記レーザーにより投影スクリーンを操作する指又はタッチペンに発生するスポットに基づいて指又はタッチペンのタッチ位置を判定するように設置される。
【0009】
本開示の一実施例において、前記着用型投影装置は、
それぞれ前記第1環状体と第2環状体における投影手段に電気的に接続され、無線技術で前記投影手段とほかの装置との通信及び/又は電気的接続を実現するための無線モジュールをさらに備える。
【0010】
本開示の実施例に係る着用型投影装置によれば、2つの回転可能な構造体にそれぞれ投影手段が設置されることにより、それぞれ異なる方向に映像を投影することができ、それにより着用型投影装置の適応範囲が幅広くなり、且つ使いやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本開示の実施例の技術案をさらに詳しく説明するために、以下、実施例の図面を簡単に説明する。勿論、以下説明される図面は本開示のいくつかの実施例であり、本開示を限定するものではない。
【
図1】本開示の一実施例に係る着用型投影装置の構成模式図である。
【
図2】
図1の着用型投影装置が指に着用される場合の模式図である。
【
図3】本開示の別の一実施例に係る着用型投影装置の分解模式図である。
【
図4】本開示の実施例に係る着用型投影装置の部分拡大模式図である。
【
図5】本開示の実施例に係るブロック模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の目的、技術案及び利点をさらに明確にするために、以下、本開示の実施例の図面を参照しながら、本開示の実施例の技術案を明確かつ完全に説明する。勿論、説明される実施例は本開示の実施例の一部であり、実施例のすべてではない。説明される本開示の実施例に基づき、当業者が進歩性のある労働を必要とせずに得られるほかの実施例は、本開示の保護範囲に属する。
【0013】
図1に示されるように、本開示の実施例は着用型投影装置を提供する。この着用型投影装置は、第1構造体1と第2構造体2とを備え、第1構造体1と第2構造体2が可動に接続され、且つ第1構造体1と第2構造体2が相対回転可能であり、第1構造体1と第2構造体2にそれぞれ投影手段3が設置される。
【0014】
例えば、第1構造体1と第2構造体2がいずれも環状体である時、2つの環状体はほぼ同一の中心軸線を有し、第1構造体1と第2構造体2が上記中心軸線を軸として相対回転可能である。上記着用型投影装置は投影指輪であってもよい。該投影指輪は様々な用途に適用できる。例えば、
図1と
図2に示されるように、投影指輪を指に着用し、第1構造体1と第2構造体2を回転させ、一方の投影手段3が着用者の手のひらの方向に面し、他方の投影手段3が着用者の手の甲の方向に位置する壁又は机に面するようにする。2つの投影手段3は同一の映像又は異なる映像を投影することができる。例えば、着用者が容易に説明できるように、着用者の手のひらに投影される映像がノート付きのスライドとなる。一方、表示内容がさらに直感的で、ほかの人が容易に視認できるように、壁に投影される映像がノートなしのスライドとなる。又は、第1構造体と第2構造体における2つの投影手段を同一方向に調整し、一方の投影手段が机に映像を投影し、他方の投影手段が壁に映像を投影するようにしてもよい。
【0015】
この実施例に係る着用型投影装置によれば、2つの相対回転可能な構造体にそれぞれ投影手段が設置されることにより、それぞれ異なる方向に映像を投影することができ、それにより着用型投影装置の適応範囲が幅広くなり、且つ使いやすくなる。
例えば、
図3に示されるように、上記第1構造体は第1環状体4、上記第2構造体は第2環状体5である。
例えば、上記着用型投影装置は投影指輪である。
例えば、第1環状体4の開口部と第2環状体5の開口部が嵌合接続される。
【0016】
他の一実施例において、第1環状体4と第2環状体5が接続される2つの開口部にそれぞれ噛合する歯状構造が設置される。例えば、
図3に示されるように、第1環状体4の下端に歯状構造41が設置され、第2環状体5の上端に歯状構造51が設置される。第1環状体4と第2環状体5の相対位置関係が調整された後、噛合する歯状構造により第1環状体4と第2環状体5が回転しないことを確保でき、それにより投影時の安定性を向上させる。
【0017】
さらに他の一実施例において、第1環状体4における歯状構造の歯先部に電極が設置され、第2環状体5における歯状構造の歯元部に電極が設置される。第1環状体4と第2環状体5がどのように回転しても、回転終了後の静止状態において、第1環状体4における歯状構造の歯先部と第2環状体5における歯状構造の歯根は常に同一の相対位置関係となるので、上記2つの電極の異なる接点の正確な対応性を確保でき、それにより第1環状体4における電子部品と第2環状体5における電子部品との電気的接続を実現する。
【0018】
図4は第1環状体4と第2環状体5の部分拡大模式図である。
図4は第1環状体4における歯状構造41の歯先部に電極411が設置され、第2環状体5における歯状構造51の歯元部に電極511が設置されることを示す。前記第1環状体4の歯状構造と前記第2環状体5の歯状構造が噛合する状態で、前記第1環状体4における歯状構造の歯先部に設置される電極411と前記第2環状体5における歯状構造の歯元部に設置される電極511は電気的に接続可能である。
【0019】
例えば、電池によりこれらの両電極を介して第1環状体と第2環状体における投影手段に同時給電してもよい、また、第1環状体4と第2環状体5にそれぞれ電池が設けられてもよい。また、第1環状体4と第2環状体5にそれぞれ無線充電装置が設けられ、無線充電により電力を得てもよい。
【0020】
本発明のさらに他の一実施例において、上記着用型投影装置は指による投影スクリーンとしてのオブジェクトへのタッチ動作を検出するタッチ検出モジュールを備えてもよい。該タッチ検出モジュールは、投影手段と組み合わせて投影スクリーンとしてのオブジェクトで仮想タッチを実現することができる。
【0021】
例えば、
図5はいずれかの環状体のブロック模式図を模式的に示す。
図5に示されるように、タッチ検出モジュールは投影手段に接続されてもよく、それにより組み合わせて投影スクリーンとしてのオブジェクトで仮想タッチを実現する。
【0022】
本発明の一実施例において、上記タッチ検出モジュールは、レーザー発生器とレーザーセンサとを備えてもよい。レーザー発生器は、投影スクリーンとしてのオブジェクトの表面に投影されるレーザーを発生させる。キーボードパターンを有し、投影スクリーンとしてのオブジェクトの表面に指又はタッチペンでキー操作を行うと、レーザーにより指又はタッチペンにスポットが形成される。レーザーセンサは指又はタッチペンにおけるスポットがキーボードパターンに対してマッピングされる位置を検知する。レーザー発生器とレーザーセンサは、上記第1環状体と第2環状体の一方又は両方に設置されてもよい。レーザー発生器、レーザーセンサ及び上記いずれかの投影手段は仮想キーボード投影手段を構成できる。例えば、投影手段がキーボードパターンを手のひらに投影する。レーザー発生器が手のひらの表面に投影されるレーザー、例えば可視光又は赤外線を発生させる。キーボードパターンを有する手のひらに指又はタッチペンでキー操作を行うと、レーザーにより指又はタッチペンにスポットが形成される。レーザーセンサは、指又はタッチペンにおけるスポットがキーボードパターンに対してマッピングされる位置を検知し、押されたキーを取得し、それにより仮想キーボード投影を実現する。例えば、前記タッチ検出モジュールはレーザー発生器とレーザーセンサとを備える。前記レーザー発生器は投影スクリーンとしてのオブジェクトの表面に投影されるレーザーを発生させるように設置される。前記レーザーセンサは前記レーザーにより投影スクリーンを操作する指又はタッチペンに発生するスポットに基づき指又はタッチペンのタッチ位置を判定するように設置される。
【0023】
例えば、上記着用型投影装置は、それぞれ上記第1環状体における投影手段及び第2環状体における投影手段に電気的に接続され、前記投影手段が無線技術でほかの装置との通信及び/又は電気的接続を実現する無線モジュールをさらに備えてもよい。例えば、無線モジュールは第1環状体に設置されてもよい。該無線モジュールは、第1環状体における歯状構造の歯先部における電極及び第1環状体における投影手段に接続され、第2環状体における歯状構造の歯根における電極が第2環状体における投影手段に接続される。無線モジュールがこれらの両電極により第2環状体における投影手段に電気的に接続される。勿論、無線モジュールは第2環状体に設置されてもよい。上記と同様に、無線モジュールは上記歯状構造における電極により第1環状体における投影手段に電気的に接続される。無線モジュールが設置された投影指輪は無線技術で投影手段とほかの装置との通信及び/又は電力的接続を実現することができる。例えば、携帯電話のスクリーンの画像を手のひら及び/又は壁に直接出力する。該無線モジュールは上記レーザー発生器とレーザーセンサに電気的に接続されてもよい、例えば、携帯電話のスクリーンの画像出力とキー入力がいずれも手のひらで実現される。勿論、有線接続方式により投影手段とほかの装置との接続を実現してもよい。
【0024】
例えば、
図5はいずれかの環状体のブロック模式図を模式的に示す。
図5に示されるように、無線モジュールは投影手段に接続されてもよく、それにより投影手段とほかの装置との接続を実現する。無線モジュールがタッチ検出モジュールに接続されてもよく、それによりタッチ検出モジュールとほかのモジュール又は装置との通信等を実現する。
【0025】
本実施例に係る着用型投影装置は、2つの回転可能な構造体にそれぞれ投影手段が設置されることにより、それぞれ異なる方向に映像を投影することができ、それにより着用型投影装置の適応範囲が幅広くなり、且つ使いやすくなる。また、レーザー発生器とレーザーセンサを増設して仮想キーボードの投影を実現することにより、画像出力とキー入力を同時に実現する。また、無線モジュールにより外部装置との接続を実現し、着用型投影装置がさらに使いやすくなる。
【0026】
以上、投影指輪を例として説明したが、当業者は、本開示の実施例に係る着用型投影装置がそれに限定されず、例えば投影ブレスレット、投影腕時計、投影メガネ等のほかの装置であってもよい。
上記は本開示の例示的な実施形態であり、本開示の保護範囲を限定するものではなく、本開示の保護範囲が添付される請求の範囲により決められる。
【0027】
本開示は2014年4月28日に提出される中国特許出願No.201420212879.1の優先権を主張し、ここで上記中国特許出願により開示されるすべての内容を本開示の一部として援引する。
【符号の説明】
【0028】
1 第1構造体
2 第2構造体
3 投影手段
4 第1環状体
5 第2環状体
41 歯状構造
51 歯状構造
411 電極
511 電極