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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-03
(45)【発行日】2023-02-13
(54)【発明の名称】光電マッチング方法及びシステム
(51)【国際特許分類】
   H04L 69/24 20220101AFI20230206BHJP
【FI】
H04L69/24
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2021193416
(22)【出願日】2021-11-29
【審査請求日】2021-11-29
(31)【優先権主張番号】202111058720.X
(32)【優先日】2021-09-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】521521943
【氏名又は名称】モーターコム・エレクトロニック・テクノロジー・カンパニー・リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Motorcomm Electronic Technology Co., Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110001737
【氏名又は名称】弁理士法人スズエ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チャン、ヤンヤン
【審査官】浦口 幸宏
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2015/0229588(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2016/0381190(US,A1)
【文献】特開2006-254128(JP,A)
【文献】特開2012-165334(JP,A)
【文献】特開2004-357164(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 69/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
光電マッチング方法であり、
電気ポートが第1の対向端の第1の電気ポートに接続される第1の光電デバイスと、光ファイバーを介して前記第1の光電デバイスと接続され、電気ポートが第2の対向端の第2の電気ポートに接続される第2の光電デバイスとを含み、
前記光電マッチング方法は、
前記第1の光電デバイスの電気ポートと前記第1の電気ポートは自動的に交渉することにより、前記第1の電気ポートのサポートする最高速度を取得し、前記第1の電気ポートと前記第1の光電デバイスの前記電気ポートは第1の電気ポートでリンクされる現在速度を確立し;前記第2の光電デバイスの電気ポートと前記第2の電気ポートは自動的に交渉することにより、前記第2の電気ポートのサポートする最高速度を取得し、前記第2の電気ポートと前記第2の光電デバイスの前記電気ポートは第2の電気ポートでリンクされる現在速度を確立するステップS1と、
前記第1の光電デバイスの光ポートは、前記第1の光電デバイスの現在速度と、交渉による取得された前記第1の電気ポートのサポートする最高速度とを伝送プロトコルの伝送パラメータに中にカプセル化して、前記第2の光電デバイスの光ポートに送信し;前記第2の光電デバイスの光ポートは、前記第2の光電デバイスの現在速度と、交渉による取得された前記第2の電気ポートのサポートする最高速度とを前記伝送プロトコルの伝送パラメータの中にカプセル化して、前記第1の光電デバイスの光ポートに送信するステップS2と、
前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスは、それぞれに、前記第1の電気ポートのサポートする最高速度と前記第2の電気ポートのサポートする最高速度により一つの目標速度を取得し、前記目標速度は前記第1の電気ポートのサポートする正の整数である最高速度と前記第2の電気ポートのサポートする正の整数である最高速度の最大公約数であるステップS3と、
前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスは、それぞれに、自分の現在速度が前記目標速度と等しいかどうかを判定して、
YESであれば、現在速度を維持し、
NOであれば、ステップS5に進むステップS4と、
前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスは、それぞれに、自分の電気ポートの速度と光ポートの速度を配置して前記目標速度に達させるようにし、それから前記第1の光電デバイスと前記第1の電気ポートは再度自動的に交渉を行い、前記第2の光電デバイスと前記第2の電気ポートは再度自動的に交渉を行い、リンクを確立するステップS5と、
を含む。
【請求項2】
請求項1に記載の光電マッチング方法において、IEEE802.3に準拠し、さらに、ローカルがいかなる状況においてもネクストページ(Next Page、NPとも言う)で対向端と交渉して、対向端のサポートする最高速度を得ることができるために、ローカルのベースページ(Base Page)にNPフィールドを1に強制することを含み、
前記ステップS1において、さらに、
対応する前記対向端に、オートネゴシエーションするNPフィールドが配置されたベースページを発送するステップS11と、
ローカルの電気ポートの物理層がギガビットという伝送能力があるかどうかを判定し、YESであれば、オートネゴシエーションプロトコルに従ってオートネゴシエーションするネクストページを発送し;Noであれば、空であるネクストページを発送するステップS12と、を含む。
【請求項3】
請求項1に記載の光電マッチング方法において、前記第1の対向端と前記第2の対向端のうちのいずれかの一つの対向端がサポートする最高速度変化した場合に、サポートする最高速度が変化した対向端が、対応する接続されている光電デバイスに再度オートネゴシエーション依頼を発送し、ステップS1-S5を実行する。
【請求項4】
請求項1に記載の光電マッチング方法において、前記伝送プロトコルはSGMIIプロトコルであり、前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスの光ポートの間にSGMIIプロトコルを介してオートネゴシエーションを実現する。
【請求項5】
請求項4に記載の光電マッチング方法において、前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスは、それぞれに、物理層とSGMII層とを含み、前記物理層は、前記SGMII層と、対応する対向端に接続され、
前記ステップS2において、具体的に、
前記物理層は、ネゴシエーションする対応の対向端のサポートする最高速度を受信した後、トリガー信号を出力し、
前記SGMII層は前記トリガー信号を受信し、現在速度と、対応する対向端のサポートする最高速度とを前記SGMIIプロトコルの伝送パラメータにカプセル化し、
前記SGMIIプロトコルを介して、前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスの中の他の一つの光電デバイスの光ポートとのオートネゴシエーションを実行する、ことを含む。
【請求項6】
請求項1に記載の光電マッチング方法において、
前記ステップS3において、具体的に、
前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスのうちの一つの光電デバイスは、前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスのうちの他の一つの光電デバイスの光ポートによる発送された前記伝送プロトコルを受信し、前記他の一つの光電デバイスと対応する対向端のサポートする最高速度を取得し、
前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスは、それぞれに対応する対向端のサポートする正の整数である最高速度と、前記他の一つの光電デバイスに対応する対向端がサポートする正の整数である最高速度との最大公約数を算出し、目標速度を取得することを含む。
【請求項7】
光電マッチングシステムであり、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の光電マッチング方法を実行し、前記光電マッチングシステムは、
電気ポートが第1の対向端の第1の電気ポートに接続される第1の光電デバイスと、
光ファイバーを介して前記第1の光電デバイスと接続され、電気ポートが第2の対向端の第2の電気ポートに接続される第2の光電デバイスと、を含み、
前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスは、それぞれに、
各光電デバイスに対応する対向端のサポートする最高速度を取得するために、電気ポートと電気ポートと対応する対向端の間のオートネゴシエーションに用いられる第1の交渉ユニットと、
前記第1の交渉ユニットに接続され、前記伝送プロトコルを介して現在速度及び交渉による取得されたサポートする最高速度をカプセル化して、他の一つの光電デバイスの光ポートに発送する第2の交渉ユニットと、
前記それぞれの光電デバイスに対応する対向端のサポートする最高速度及び前記伝送プロトコルの中の他の一つの光電デバイスに対応する対向端のサポートする最高速度により、一つの目標速度を取得する処理ユニットと、
前記処理ユニットに接続され、現在速度は前記目標速度と等しいかどうかを判定する判定ユニットと、
それぞれに前記判定ユニット及び前記第1の交渉ユニットに接続され、前記判定結果がローカルの電気ポートの現在速度と前記目標速度が等しくないことを示す場合に、電気ポートと光ポートの速度を前記目標速度に達させるように配置する配置ユニットと、を含み、
前記第1の交渉ユニットは、速度が配置され前記目標速度になってから、対応する対向端と再度オートネゴシエーションを実行することにも用いられる。
【請求項8】
請求項7に記載の光電マッチングシステムにおいて、IEEE802.3に準拠し、前記第1の交渉ユニットは、さらに、
対応する対向端のポートにオートネゴシエーションするベースページを発送する際に、ローカルの電気ポートの物理層がギガビットの伝送能力を有するかどうかを判定する判定モジュールと、
前記判定モジュールに接続され、前記判定モジュールにより判定された前記ローカルの電気ポートの物理層にギガビットの伝送能力がある場合に、オートネゴシエーションプロトコルに従ってオートネゴシエーションするネクストページを配置し、前記判定モジュールにより判定された前記ローカルの電気ポートの物理層にギガビットの伝送能力がない場合に、空のネクストページを配置する交渉メッセージ配置モジュールと、
前記交渉メッセージ配置モジュールに接続され、前記配置されたネゴシエーションするネクストページを対応する前記対向端のポートに発送する第1の交渉モジュールと、を含む。
【請求項9】
請求項7に記載の光電マッチングシステムにおいて、前記伝送プロトコルはSGMIIプロトコルであり、前記第1の光電デバイスの光ポートと前記第2の光電デバイスの光ポートの間にSGMIIプロトコルを介してオートネゴシエーションが実現する。
【請求項10】
請求項9に記載の光電マッチングシステムは、前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスは、それぞれに、
対応する対向端の電気ポートに接続され、交渉する対応する対向端のサポートする最高速度を受信してから、トリガー信号を出力する物理層と、
前記物理層に接続され、前記トリガー信号を受信し、現在速度及び対応する対向端のサポートする最高速度を前記SGMIIプロトコルの伝送パラメータの中にカプセル化し、前記SGMIIプロトコルを介して前記第1の光電デバイスと前記第2の光電デバイスの中の他の一つの光電デバイスの光ポートと自動的に交渉するSGMII層とを含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信技術の分野に関し、特に、光電マッチング方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
光ファイバートランシーバーは、短距離ツイストペア電気信号と長距離光信号を交換するイーサネット伝送メディア変換ユニットで、一般に、イーサネットケーブルではカバーできず、伝送距離を延長するために光ファイバーを使用する必要がある実際のネットワーク環境で使用され、通常、次のようなブロードバンドメトロポリタンエリアネットワークのアクセスレイヤーアプリケーションに配置される。通信技術の急速な発展に伴い、ネットワーク速度はますます速くなり、光ファイバートランシーバーの適用範囲もますます広くなり、イーサネットの回線速度に対する要求もますます高くなってき、つまり、帯域幅がもっと広くなる必要があり、以前の10Mbps、100Mbps速度のネットワークはすでにメトロポリタンエリアネットワークとバックボーンネットワーク間の接続として使用できなくなり、より高い帯域幅のネットワークでサポートする必要があり、それに、10M、100M、1000M、2.5Gをサポートできるようなイーサネット光ファイバートランシーバーの速度に対する要求がある。
【0003】
光電デバイスにおいて、電気ポートは、対向端側の電気ポートと同じな最高速度レート、つまりHCD(Highest Common Denominator)を取得するように自動的に交渉できるが、光伝送規格で物理層PHYをネゴシエートできないため、二つの光ポートの間または光ポートと電気ポートの間に自動的に設備PHYのポート速度に応じて最適性の調整できないため、第1のビアデバイスと第2のピアデバイスの間に迅速な通信接続(Link)を確立できない。
【0004】
従来技術では、それぞれにTX方向とRX方向に一つのメモリ(Memory)が配置されることにより、TX方向から及びRX方向からの伝送差を吸収する方法があり、この場合、メモリは通常大きいため、コストが高い問題があるとともに、テストコストとテストリスクも増加し、デバイスもより複雑になる。また、マイクロコントローラー(MCU)を介して第1のピアデバイスと第2のピアデバイスの最高サポート速度を取得してから、双方側の物理層(PHY)チップを人手で設ける方法もあるが、この方法により、確立された通信接続の効率が低い。以上の問題を考慮して、実際の使用のニーズを満たす光電マッチング方法及びシステムを設計することが急務である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】中国特許公開第101610116号公報(CN101610116A)
【文献】中国特許公開第113300770号公報(CN113300770A)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の技術問題を解決するために、本発明は光電マッチング方法及びシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る光電マッチング方法は、電気ポートが第1の対向端の第1の電気ポートに接続される第1の光電デバイスと、光ファイバーを介して上記の第1の光電デバイスと接続され、電気ポートが第2の対向端の第2の電気ポートに接続される第2の光電デバイスとを含む。
【0008】
上記の方法は、
上記の第1の光電デバイスの電気ポートと上記の第1の電気ポートは自動的に交渉することにより、上記の第1の電気ポートのサポートする最高速度を取得し、上記の第1の電気ポートとその対向端は第1の電気ポートでリンクされる現在速度を確立し;上記の第2の光電デバイスの電気ポートは上記の第2の電気ポートと自動的に交渉し、上記の第2の電気ポートのサポートする最高速度を取得し、上記の第2の電気ポートとその対向端は第2の電気ポートでリンクされる現在速度を確立するステップ1と、
上記の第1の光電デバイスの光ポートは、上記の第1の光電デバイスの現在速度と、交渉による取得された上記の第1の電気ポートのサポートする最高速度とを伝送プロトコルの伝送パラメータに中にカプセル化して、上記の第2の光電デバイスの光ポートに送信し;上記の第2の光電デバイスの光ポートは、上記の第2の光電デバイスの現在速度と、交渉による取得された上記の第2の電気ポートのサポートする最高速度とを上記の伝送プロトコルの伝送パラメータの中にカプセル化して、上記の第1の光電デバイスの光ポートに送信するステップ2と、
上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスは、それぞれに、上記の第1の電気ポートのサポートする最高速度と上記の第2の電気ポートのサポートする最高速度により一つの目標速度を取得し、上記の目標速度は上記の第1の電気ポートのサポートする最高速度と上記の第2の電気ポートのサポートする最高速度の最大公約数であるステップ3と、
上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスは、それぞれに、自分の現在速度が上記の目標速度と等しいであるかどうかを判定して、
YESであれば、現在速度を維持し、
NOであれば、ステップ5に進むステップ4と、
上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスは、それぞれに、自分の電気ポートの速度と光ポートの速度を配置して上記の目標速度に達させるようにし、それから上記の第1の光電デバイスと上記の第1の電気ポートは再度自動的に交渉を行い、上記の第2の光電デバイスと上記の第2の電気ポートは再度自動的に交渉を行い、リンクを確立するステップ5と、
を含む。
【0009】
好ましくは、さらに、ローカルがいかなる状況においても対向端とネクストページを交渉して、対向端のサポートする最高速度を得ることができるために、ローカルのベースページ(Base Page)にNPフィールドを1に強制することを含み、
上記のステップ1において、さらに、
対応する上記の対向端に、オートネゴシエーションするNPフィールドが配置されたベースページを発送するステップS11と、
ローカルの電気ポートの物理層がギガビットという伝送能力があるかどうかを判定し、YESであれば、オートネゴシエーションプロトコルに従ってオートネゴシエーションするネクストページを発送し;Noであれば、空であるネクストページを発送するステップS12とを含む。
【0010】
好ましくは、上記の第1の対向端と上記の第2の対向端のうちにいずれかの一つの対向端がサポートする最高速度は変化した場合に、サポートする最高速度が変化した対向端が対応する接続されている光電デバイスに再度オートネゴシエーション依頼を発送し、それにステップS1-S5を実行する。
【0011】
好ましくは、上記の伝送プロトコルはSGMIIプロトコルであり、上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスの光ポートの間にSGMIIプロトコルを介してオートネゴシエーションを実現する。
【0012】
好ましくは、上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスは、それぞれに、物理層とSGMII層とを含み、上記の物理層は、上記のSGMII層と、対応する対向端に接続され、
上記のステップS2において、具体的に、
上記の物理層は、ネゴシエーションする対応の対向端のサポートする最高速度を受信した後、トリガー信号を出力し、
上記のSGMII層は上記のトリガー信号を受信し、現在速度と、対応する対向端のサポートする最高速度とを上記のSGMIIプロトコルの伝送パラメータにカプセル化し、
上記のSGMIIプロトコルを介して、上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスの中の他の一つの光電デバイスの光ポートとのオートネゴシエーションを実行することを含む。
【0013】
好ましくは、上記のステップS3において、具体的に、
上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスのうちの一つの光電デバイスは、上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスのうちの他の一つの光電デバイスの光ポートによる発送された上記の伝送プロトコルを受信し、上記の他の一つの光電デバイスと対応する対向端のサポートする最高速度を取得し、
上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスは、それぞれに対応する対向端のサポートする最高速度と、上記の他の一つの光電デバイスに対応する対向端がサポートする最高速度との最大公約数を算出し、目標速度を取得することを含む。
【0014】
また、本発明は光電マッチングシステムも提供し、上記の光電マッチング方法を含むそのシステムは、
電気ポートが第1の対向端の第1の電気ポートに接続される第1の光電デバイスと、
光ファイバーを介して上記の第1の光電デバイスと接続され、電気ポートが第2の対向端の第2の電気ポートに接続される第2の光電デバイスとを含み、
上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスは、それぞれに、
各光電デバイスに対応する対向端のサポートする最高速度を取得するために、電気ポートと電気ポートと対応する対向端の間のオートネゴシエーションに用いられる第1の交渉ユニットと、
上記の第1の交渉ユニットに接続され、上記の伝送プロトコルを介して現在速度及び交渉による取得されたサポートする最高速度をカプセル化して、他の一つの光電デバイスの光ポートに発送する第2の交渉ユニットと、
上記のそれぞれの光電デバイスに対応する対向端のサポートする最高速度及び上記の伝送プロトコルの中の他の一つの光電デバイスに対応する対向端のサポートする最高速度により、一つの目標速度を取得する処理ユニットと、
上記の処理ユニットに接続され、現在速度は上記の目標速度と等しいかどうかを判定する判定ユニットと、
それぞれに上記の判定ユニット及び上記の第1の交渉ユニットに接続され、上記の判定結果が上記のローカルの電気ポートの現在速度と上記の目標速度が等しくないことを示す場合に、電気ポートと光ポートの速度を上記の目標速度に達させるように配置する配置ユニットとを含み、
上記の第1の交渉ユニットは、速度が配置され上記の目標速度になってから、対応する対向端と再度オートネゴシエーションを実行することにも用いられる。
【0015】
好ましくは、上記の第1の交渉ユニットは、さらに、
対応する対向端のポートにオートネゴシエーションするベースページを発送する際に、ローカルの電気ポートの物理層がギガビットの伝送能力を有するかどうかを判定する判定モジュールと、
判定モジュールに接続され、上記のローカルの電気ポートの物理層にギガビットの伝送能力がある場合に、オートネゴシエーションプロトコルに従ってオートネゴシエーションするベースページのNPフィールド及びそれに続く次のネクストページを配置し、上記のローカルの電気ポートの物理層にギガビットの伝送能力がない場合に、上記のオートネゴシエーションするベースページのNPフィールドを1に配置して、そして配置された上記のオートネゴシエーションするベースページと空のネクストページを発送する交渉メッセージ配置モジュールと、
上記の交渉メッセージ配置モジュールに接続され、上記の配置されたネゴシエーションするネクストページを対応する上記の対向端のポートに発送する第1の交渉モジュールとを含む。
【0016】
好ましくは、上記の伝送プロトコルはSGMIIプロトコルであり、上記の第1の光電デバイスの光ポートと上記の第2の光電デバイスの光ポートの間にSGMIIプロトコルを介してオートネゴシエーションが実現する。
【0017】
好ましくは、上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスは、それぞれに、
対応する対向端の電気ポートに接続され、交渉する対応する対向端のサポートする最高速度を受信してから、トリガー信号を出力する物理層と、
上記の物理層に接続され、上記のトリガー信号を受信し、現在速度及び対応する対向端のサポートする最高速度を上記のSGMIIプロトコルの伝送パラメータの中にカプセル化し、上記のSGMIIプロトコルを介して上記の第1の光電デバイスと上記の第2の光電デバイスの中の他の一つの光電デバイスの光ポートと自動的に交渉するSGMII層とを含む。
【発明の効果】
【0018】
本発明は、光電デバイスの光ポートのプロトコルを配置することにより、光ポートの間にも速度を交渉できるようにし、電気ポートのオートネゴシエーション機能によりそれぞれの接続されている対向端のサポートする最高速度を得て、そしてプロトコルが配置された光ポートを介して、交渉による取得された対応する対向端のサポートする最高速度を他の一つの光電デバイスに発送し、二つの光電デバイスはそれぞれにオートネゴシエーションによる取得された対向端のサポートする最高速度及び伝送プロトコルによる取得された他の一つの光電デバイスと対応的に接続される対向端のサポートする最高速度により、最大公約数を算出して、目標速度を得、目標速度に基づいて光電デバイスと対向端の間及び光電デバイスと光電デバイスの間のリンクを確立する。上記によって、オートネゴシエーション機能を介して、任意の一つのポートの速度が変化した場合に、自動的に交渉する機能をトリガーすることができ、光電デバイスと対向端の間及び光電デバイスと光電デバイスの間に成功的にリンクを確立する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1図1は本発明に係る光電マッチング方法の流れを示す図である。
図2図2は、本発明に係るステップS4の具体的な実施例の流れを示す図である。
図3図3は、本発明に係る光電マッチングシステムの具体的な実施例の構造を示す図である。
図4図4は、本発明に係る第1の光電デバイスまたは第2の光電デバイスの具体的な実施例の構造図である。
図5図5は、本発明に係る第1の交渉ユニットの具体的な実施例の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下は、本発明の図面を参照しながら、本発明の実施例に採用された技術案を明確かつ完全的に説明する。言うまではないが、記載された実施例は、本発明の実施例の一部に過ぎず、すべての実施例というものではない。本発明の実施例に基づいて、創造的な作業なしに当業者によって得られる他のすべての実施例は、本発明の保護範囲に含まれるすべきである。
【0021】
本発明の実施例および実施例の特徴は、衝突ががない場合、互いに組み合わせることができることに留意されたい。
【0022】
次に、図面と特定の実施例を結合して、さらに本発明を説明するが、本発明を限定するものではない。
【0023】
本発明による光電マッチング方法は、通信技術分野に属し、図1から図5に示すように、電気ポートが第1の対向端の第1の電気ポート11に接続される第1の光電デバイス2と、光ファイバーを介して上記の第1の光電デバイス2と接続され、電気ポートが第2の対向端4の第2の電気ポート41に接続される第2の光電デバイス3とを含む。
【0024】
図1に示すように、上記の方法は、
第1の光電デバイス2の電気ポートは第1の電気ポート11と自動的に交渉し、第1の電気ポート11のサポートする最高速度を取得し、且つ第1の電気ポートと第1の光電デバイスの電気ポートは第1の電気ポートでリンクされた現在速度を確定し;第2の光電デバイス3の電気ポートは第2の電気ポート41と自動的に交渉し、第2の電気ポート41のサポートする最高速度を取得し、且つ第2の電気ポートと第2の光電デバイスの電気ポートは第2の電気ポートでリンクされた現在速度を確定するステップS1と、
第1の光電デバイス2の光ポートは、第1の光電デバイス2の現在速度と、交渉による取得された第1の電気ポート11のサポートする最高速度とを伝送プロトコルの伝送パラメータに中にカプセル化して、第2の光電デバイス3の光ポートに送信し;第2の光電デバイスの光ポートは、第2の光電デバイス3の現在速度と、交渉による取得された第2の電気ポート41のサポートする最高速度とを伝送プロトコルの伝送パラメータの中にカプセル化して、第1の光電デバイス2の光ポートに送信するステップS2と、
第1の光電デバイス2と上記の第2の光電デバイス3は、それぞれに、上第1の電気ポート11のサポートする最高速度と第2の電気ポート41のサポートする最高速度により一つの目標速度を取得し、目標速度は第1の電気ポート11のサポートする正の整数である最高速度と第2の電気ポート41のサポートする正の整数である最高速度の最大公約数であるステップS3と、
第1の光電デバイス2と第2の光電デバイス3は、それぞれに、自分の現在速度が目標速度と等しいであるかどうかを判定して、
YESであれば、現在速度を維持し、
NOであれば、ステップ5に進むステップS4と、
第1の光電デバイス2と上記の第2の光電デバイス3は、それぞれに、自分の電気ポートの速度と光ポートの速度を配置して目標速度に達させるようにし、それから第1の光電デバイス2と第1の電気ポート11は再度自動的に交渉を行い、第2の光電デバイス3と第2の電気ポート41は再度自動的に交渉を行い、リンクを確立するステップS5と、
を含む。
【0025】
具体的に、本発明は電気ポートのオートネゴシエーション機能を介して、各接続される対向端のサポートする最高速度を取得し、次に、プロトコルが配置された光ポートを介して交渉による取得された対応する対向端のサポートする最高速度を他の一つの光電デバイスに発送し、二つの光電デバイスはそれぞれオートネゴシエーションによる取得された対向端のサポートする最高速度およびプロトコルによる伝送されてきた他の一つの光電デバイスの対応する対向端のサポートする最高速度の最大公約数によって、目標速度を取得して、目標速度に基づいて光電デバイスと対向端の間のリンクを確立して、及び光電デバイスと光電デバイスの間のリンクを確立する。
【0026】
上記の技術案を使用して、電気ポートのオートネゴシエーション機能及び光電デバイスの光ポートの伝送プロトコルを配置することにより、光ポートの間に伝送プロトコルを介して速度情報を交換し、速度のネゴシエーションは光ポートの間に実現する。任意の一つのポートの速度が変化すると、オートネゴシエーション機能をトリガーし、光電デバイスと対向端の間及び光電デバイスと光電デバイスの間にリンクを成功的に確立するこでができる。
【0027】
好ましい実施方式として、ステップS1において、ローカルのベースページの中のネクストページフィールドを1に強制することにより、ローカルはいかなる状況においても、対向端とネクストページ(対向端はネクストページのネゴシエーションをサポートすれば)を交渉することができ、対向端のサポートする最高速度を取得する。
【0028】
ステップS11において、対応する対向端に、オートネゴシエーションするネクストページフィールドが配置されたベースページを発送し、
ステップS12において、ローカルの電気ポートの物理層がギガビットの伝送能力を有するかどうかを判定し、
YESであれば、オートネゴシエーションプロトコルに従って、オートネゴシエーションするネクストページを発送し、
Noであれば、空であるネクストページを発送する。
【0029】
さらに、スピードレートをマッチングするプロセスで、ローカルは速度を下げてより低い目標速度にマッチングする可能性がある。その後、第1の対向端または第2の対向端の中の任意の一つの対向端のサポートする最高速度が変化してS1~S5を再起動する場合、ステップS1において、ベースページのネクストページを1に強制する必要がある。そうしないと、IEEE802.3規格によれば次の交渉をするとき、ローカルがより高いスポートレートを閉めたと言う理由で、ローカルのベースページのネクストページは0になり、ネクストページを交渉しないと決められ、それでは、対向端のサポートする最高速度を取得することができなくなる。そのためで、対向端にギガビット伝送能力を強制的に交換させるためには、自身がギガビットと伝送能力がない場合に、オートネゴシエーションするベースページの中のネクストページフィールドに対応するメッセージを1に配置する必要があり、そして配置済のオートネゴシエーションするベースページを発送する。
【0030】
好ましい実施方式として、第1の対向端1と第2の対向端4の中の任意の一つの対向端のサポートする最高速度が変化した場合に、サポートする最高速度が変化した対向端から、対応的に接続される光電デバイスに再度オートネゴシエーション依頼を発送して、ステップS1-S5を実行する。
【0031】
具体的に、本実施例において、第1の対向端1または第2の対向端4は、電源がオンまたはサポートする最高速度が切り替えられるなど速度が変化した場合に、対応的に接続される光電デバイスの電気ポートとのオートネゴシエーションをトリガーし、対向端のサポートする最高速度を対応的に接続される光電デバイスに発送しする。当該の光電デバイスは配置された伝送プロトコルを介して他の一つの光電デバイスと交渉情報を交換する際に、同時的に変化が起こした対向端のサポートする最高速度を他の一つの光電デバイスに交換する。それによって、二つの光電デバイスは第1の対向端1と第2の対向端4のサポートする最高速度の最大公約数によってLink1、Link2、Link3というリンクを再度確立することができる。ここで、Link1は第1の対向端1と第1の光電デバイス2の間のリンクを表し、Link2は第1の光電デバイス2と第2の光電デバイス3の間のリンクを表し、Link3は第2の光電デバイス3と第2の対向端4の間のリンクを表す。
【0032】
さらに、本発明は光電デバイスの数量を限定しない、複数の光電デバイスを配置することができる。
【0033】
好ましい実施方式として、伝送プロトコルはSGMIIプロトコルであり、第1の光電デバイスと第2の光電デバイスの光ポートの間にSGMIIプロトコルを介してオートネゴシエーションを実現する。
【0034】
既存技術において光伝送規格はネゴシエーションがあるが、物理層PHYの速度情報は交渉できないことから考えて、本発明は、光ポートをSGMIIプロトコルで作業するように配置することにより、二つの光電デバイスの光ポートの間にはSGMIIプロトコルを介して物理層の速度のオートネゴシエーションが実現する。
【0035】
SGMIIプロトコルには、リンク、現在の物理層PHYの速度情報(Speed)、およびデュプレックスモード(全二重、半二重)などのネゴシエーション情報を交換するために用いられる16ビットを含む。本実施例には、SGMIIプロトコルがさらに拡張され、2ビットに対して配置をし、本光電デバイスの電気ポートと交渉した対向端のサポートする最高速度をカプセル化する。
【0036】
好ましい実施方式として、第1の光電デバイス2と第2の光電デバイス3は、それぞれに、物理層とSGMII層とを含み、物理層はSGMII層と、対応する対向端に接続され、
ステップS2において、具体的に、
物理層は、ネゴシエーションする対応の対向端のサポートする最高速度を受信した後、トリガー信号を出力し、
SGMII層はトリガー信号を受信して、現在速度と、対応する対向端のサポートする最高速度とをSGMIIプロトコルの伝送パラメータにカプセル化し、
SGMIIプロトコルを介して、第1の光電デバイス2と第2の光電デバイス3の中の他の一つの光電デバイスの光ポートとのオートネゴシエーションを実行する。
【0037】
具体的に、本実施において、第1の対向端1または第2の対向端4の電気ポートに変化を起こした場合、オートネゴシエーションがトリガーされる。光電デバイスの物理層は、交渉情報を受信した後、交渉情報から対向端のサポートする最高速度を取得して、それからSGMII層をトリガーし、光ポートと他の一つの光電デバイスの光ポートにSGMII交渉を行わせる。
【0038】
好ましい実施方式として、ステップS3において、具体的に、
第1の光電デバイス2と第2の光電デバイス3のうちの一つの光電デバイスは、第1の光電デバイス2と第2の光電デバイス3のうちの他の一つの光電デバイスの光ポートによる発送された上伝送プロトコルを受信し、他の一つの光電デバイスと対応する対向端のサポートする最高速度を取得し、
第1の光電デバイス2と第2の光電デバイス3は、それぞれに対応する対向端のサポートする正の整数である最高速度と、他の一つの光電デバイスに対応する対向端がサポートする正の整数である最高速度との最大公約数を算出して、目標速度を取得する。
【0039】
具体的に、本実施例において、第1の光電デバイス2は第2の光電デバイス3の光ポートのSGMII交渉情報を受信して、SGMII交渉情報の中の二つのビットから第2の光電デバイス3の電気ポートのLink partnerの第2の電気ポート41のサポートする最高速度を取得し、第2の光電デバイス3の電気ポートのLink partnerは、つまり、第2の対向端4となる。
【0040】
同様に、第2の光電デバイス3は第1の光電デバイス2の光ポートのSGMII交渉情報を受信して、SGMII交渉情報の中の二つのビットから第1の光電デバイス2の電気ポートのLink partnerの第1の電気ポート11のサポートする最高速度を取得し、第1の光電デバイス2の電気ポートのLink partnerは、つまり、第1の対向端1となる。
【0041】
図3、4に示すように、本発明はまた、光電マッチングシステムも提供し、上記の光電マッチング方法を含み、そのシステムは、
電気ポートが第1の対向端1の第1の電気ポート11に接続される第1の光電デバイス2と、
光ファイバーを介して第1の光電デバイス2と接続され、電気ポートが第2の対向端4の第2の電気ポート41に接続される第2の光電デバイス3とを含み、
第1の光電デバイス2と第2の光電デバイス3は、それぞれに、
各光電デバイスに対応する対向端のサポートする最高速度を取得するために、電気ポート及び電気ポートと対応する対向端の間のオートネゴシエーションに用いられる第1の交渉ユニット51と、
第1の交渉ユニット51に接続され、伝送プロトコルを介して現在速度及び交渉による取得されたサポートする最高速度をカプセル化して、他の一つの光電デバイスの光ポートに発送する第2の交渉ユニット52と、
第1の交渉ユニット51と第2の交渉ユニット52とに接続され、それぞれの光電デバイスに対応する対向端のサポートする最高速度及び伝送プロトコルの中の他の一つの光電デバイスに対応する対向端のサポートする最高速度により、一つの目標速度を取得する処理ユニット53と、
処理ユニット53に接続され、現在速度は目標速度と等しいかどうかを判定する判定ユニット54と、
それぞれに判定ユニット54と第1の交渉ユニット51に接続され、判定結果が上ローカルの電気ポートの現在速度と目標速度が等しくないことを示す場合に、電気ポートと光ポートの速度を上目標速度に達させるように配置する配置ユニット55とを含み、
第1の交渉ユニッ51トは、速度が配置されて目標速度になってから、対応する対向端と再度オートネゴシエーションを実行することにも用いられる。
【0042】
図5に示すように、好ましい実施方式として、第1の交渉ユニット51は、さらに、
対応する対向端のポートにオートネゴシエーションするベースページを発送する際に、ローカルの電気ポートの物理層がギガビットの伝送能力を有するかどうかを判定する判定モジュール511と、
判定モジュール511に接続され、ローカルの電気ポートの物理層にギガビットの伝送能力がある場合に、オートネゴシエーションプロトコルに従ってオートネゴシエーションするネクストページを配置し、ローカルの電気ポートの物理層にギガビットの伝送能力がない場合に、空であるネクストページを配置する交渉メッセージ配置モジュール512と、
交渉メッセージ配置モジュール512に接続され、配置されたネゴシエーションするネクストページを対応する対向端のポートに発送する第1の交渉モジュール513と、を含む。
【0043】
好ましい実施方式として、伝送プロトコルはSGMIIプロトコルであり、第1の光電デバイス2の光ポートと第2の光電デバイス3の光ポートの間にSGMIIプロトコルを介してオートネゴシエーションが実現する。
【0044】
好ましい実施方式として、第1の光電デバイス2と第2の光電デバイス3は、それぞれに、
対応する対向端の電気ポートに接続され、交渉する対応する対向端のサポートする最高速度を受信してから、トリガー信号を出力する物理層と、
物理層に接続され、トリガー信号を受信し、現在速度及び対応する対向端のサポートする最高速度をSGMIIプロトコルの伝送パラメータの中にカプセル化し、SGMIIプロトコルを介して第1の光電デバイス2と、第2の光電デバイス3の中の他の一つの光電デバイスの光ポートと自動的に交渉するSGMII層とを含む。
【0045】
本発明の効果は、光電デバイスの光ポートのプロトコルを配置することにより、光ポートの間にも速度を交渉することができるようにし、電気ポートのオートネゴシエーション機能によりそれぞれの接続されている対向端のサポートする最高速度を得て、そしてプロトコルが配置された光ポートを介して、交渉による取得された対応する対向端のサポートする最高速度を他の一つの光電デバイスに発送し、二つの光電デバイスはそれぞれにオートネゴシエーションによる取得された対向端のサポートする最高速度及び伝送プロトコルによる取得された他の一つの光電デバイスと対応的に接続される対向端のサポートする最高速度により、最大公約数を算出して、目標速度を得、目標速度に基づいて光電デバイスと対向端の間及び光電デバイスと光電デバイスの間のリンクを確立する。上記によって、オートネゴシエーション機能を介して、任意の一つのポートの速度が変化した場合に、自動的に交渉する機能をトリガーすることができ、光電デバイスと対向端の間及び光電デバイスと光電デバイスの間に成功的にリンクを確立する。
【0046】
以上は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の実施方式および保護の範囲を限定するものではない。当業者にとって、本発明の明細書及び図面に示す内容により作られた均等の置換や明らかな変更によって得られた解決案はすべて本発明の保護範囲に含まれるべきであることを意識できるはずである。
【要約】      (修正有)
【課題】対向端間の通信を2つの光電デバイスで中継するシステムにて、ポート速度が変化しても目標速度のリンクを確立する光電マッチング方法及びシステムを提供する。
【解決手段】第1光電デバイスの電気ポートと、第1の電気ポートは、オートネゴシエーションにより第1の電気ポートの最高速度を取得する。第2光電デバイスの電気ポートと、第2の電気ポートは、オートネゴシエーションにより第2電気ポートの最高速度を取得する。一つの光電デバイスの光ポートは、現在速度及び交渉による取得された対向端のサポートする最高速度を伝送プロトコルにカプセル化して他の1つの光電デバイスの光ポートに送信し、各電気ポートのサポートする最高速度により目標速度を取得し、夫々の現在速度が目標速度に等しいか判定し、等しければ現在速度を維持し、NOであれば電光ポートと光ポートを配置し、再度オートネゴシエーションを実行する。
【選択図】図3
図1
図2
図3
図4
図5