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  • 特許-電源供給回路 図1
  • 特許-電源供給回路 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-03
(45)【発行日】2023-02-13
(54)【発明の名称】電源供給回路
(51)【国際特許分類】
   H02J 1/00 20060101AFI20230206BHJP
   B62D 5/04 20060101ALI20230206BHJP
   H02K 11/215 20160101ALI20230206BHJP
【FI】
H02J1/00 306K
B62D5/04
H02K11/215
H02J1/00 304E
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2019050922
(22)【出願日】2019-03-19
(65)【公開番号】P2020156168
(43)【公開日】2020-09-24
【審査請求日】2021-10-28
(73)【特許権者】
【識別番号】000144027
【氏名又は名称】株式会社ミツバ
(74)【代理人】
【識別番号】100102853
【弁理士】
【氏名又は名称】鷹野 寧
(72)【発明者】
【氏名】塩畑 彰雄
【審査官】佐藤 卓馬
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-086148(JP,A)
【文献】特開平10-295037(JP,A)
【文献】特開平11-215735(JP,A)
【文献】特開2001-236131(JP,A)
【文献】特開2018-043578(JP,A)
【文献】特開2002-215273(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02J 1/00
B62D 5/04
H02K 11/215
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
負荷に対し2つの異なる電源から電力を供給する電源供給回路であって、
該電源供給回路は、
第1電源から前記負荷に対し電力を供給する第1電源回路と、
第2電源から前記負荷に対し電力を供給する第2電源回路と、を備え、
前記第1電源回路は、前記第1電源と接続され前記第1電源が投入されるとオンされる第1スイッチング素子と、前記第1電源と前記負荷との間に配され、前記第1スイッチング素子がオンされるとオンとなり、前記第1電源と前記負荷を電気的に接続する第2スイッチング素子と、を有し、
前記第2電源回路は、前記第2電源と接続され前記第2電源が投入されるとオンされる第1スイッチング素子と、前記第2電源と前記負荷との間に配され、前記第1スイッチング素子がオンされるとオンとなり、前記第2電源と前記負荷を電気的に接続する第2スイッチング素子と、を有し、
前記第1電源回路と前記第2電源回路との間に、前記第1電源回路の第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との間と前記第2電源と前記第2電源回路の第1スイッチング素子との間を接続する第1連絡線と、前記第2電源回路の第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との間と前記第1電源と前記第1電源回路の第1スイッチング素子との間を接続する第2連絡線と、を配したことを特徴とする電源供給回路。
【請求項2】
請求項1記載の電源供給回路において、
前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子は、オンオフ動作の形態を異にするタイプのスイッチング素子であることを特徴とする電源供給回路。
【請求項3】
請求項2記載の電源供給回路において、
前記第1スイッチング素子はNch型のFETであり、前記第2スイッチング素子はPch型のFETであることを特徴とする電源供給回路。
【請求項4】
請求項1~3の何れか1項に記載の電源供給回路において、
前記負荷はMRセンサであり、
該MRセンサに対し、並列配置された前記第1及び第2電源から、当該電源供給回路により電力を供給することを特徴とする電源供給回路。
【請求項5】
請求項4記載の電源供給回路において、
前記MRセンサは複数配置され、該MRセンサの少なくとも1つに対し当該電源供給回路により電力を供給することを特徴とする電源供給回路。
【請求項6】
請求項4又は5記載の電源供給回路において、
当該電源供給回路は、電動パワーステアリング装置用モータに使用されるMRセンサに対し電力を供給することを特徴とする電源供給回路。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、負荷装置に対し電力を供給するための電源供給回路に関し、特に、負荷装置に対し複数の電源から電力を供給する電源供給システムに適用して有効な電源供給回路に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、航空機や自動車などにおいては、システム障害に対するバックアップとして、電気系統や油圧系統の二重化等、種々の冗長化が図られている。このうち、自動車においては、近年、電動装置の増大に伴い、複数電源による電力供給など各種電装品の冗長化が進んでいる。例えば、電動パワーステアリング装置(EPS)に使用されるモータにおいても、ロータの位置を検出するMRセンサ(磁気抵抗センサ)に対し複数の電源から電力を供給するなどの冗長化が行われている。
【0003】
図2は、EPS用モータにおける冗長化の一例を示す説明図であり、MRセンサに対する電源供給システムの構成を示している。図2に示すように、EPS用のブラシレスモータでは、ロータの位置を検出するために3つのMRセンサ51a~51cが使用されており、これらのMRセンサ51a~51cには、2つのバッテリ(電源)52a,52bから電力が供給される。ここでは、MRセンサ51aにはバッテリ52aから、また、MRセンサ51bにはバッテリ52bからそれぞれ電力が供給される。一方、MRセンサ51cには、両方のバッテリ52a,52bから電力が供給され、冗長化が図られている。これにより、例えば、バッテリ52a側に何らかの障害が発生しても、バッテリ52bから2つのMRセンサ51b,51cに電力が供給され、モータの回転動作を維持できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2008-77920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、図2のような電源供給システムでは、MRセンサ51cに電力を供給数する回路に、電流の回り込みを防止するためのダイオード53a,53bが設けられる。このため、電力供給に際し、ダイオードの順方向電圧により、供給する電圧が低下してしまうという問題がある。また、ダイオードの順方向電圧の分だけ損失が生じるため、その分、電源効率が悪化するという問題もあった。
【0006】
本発明の目的は、電圧降下が小さく、損失も少ない、冗長系に好適な電源供給回路を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の電源供給回路は、負荷に対し2つの異なる電源から電力を供給する電源供給回路であって、該電源供給回路は、第1電源から前記負荷に対し電力を供給する第1電源回路と、第2電源から前記負荷に対し電力を供給する第2電源回路と、を備え、前記第1電源回路は、前記第1電源と接続され前記第1電源が投入されるとオンされる第1スイッチング素子と、前記第1電源と前記負荷との間に配され、前記第1スイッチング素子がオンされるとオンとなり、前記第1電源と前記負荷を電気的に接続する第2スイッチング素子と、を有し、前記第2電源回路は、前記第2電源と接続され前記第2電源が投入されるとオンされる第1スイッチング素子と、前記第2電源と前記負荷との間に配され、前記第1スイッチング素子がオンされるとオンとなり、前記第2電源と前記負荷を電気的に接続する第2スイッチング素子と、を有し、前記第1電源回路と前記第2電源回路との間に、前記第1電源回路の第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との間と前記第2電源と前記第2電源回路の第1スイッチング素子との間を接続する第1連絡線と、前記第2電源回路の第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との間と前記第1電源と前記第1電源回路の第1スイッチング素子との間を接続する第2連絡線と、を配したことを特徴とする電源供給回路。
【0008】
本発明にあっては、第1及び第2連絡線によって電源同士の衝突を回避しつつ、2系統の電源から負荷に電源が供給される。また、一方の電源に支障が生じた場合には、他方の電源回路に電力の供給系統が切り替わり、他系統の電源から電力が供給され、システムの信頼性向上が図られる。
【0009】
前記電源供給回路において、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子として、オンオフ動作の形態を異にするタイプのスイッチング素子を使用しても良い。その場合、前記第1スイッチング素子をNch型のFET、前記第2スイッチング素子をPch型のFETとしても良い。回路内のスイッチング素子として、FETを使用することにより、従来のダイオードを用いた並列回路に比して電圧降下を小さくできると共に、電力損失も少なくでき、発熱や消費電力を低減することも可能となる。
【0010】
また、前記負荷がMRセンサであっても良く、このMRセンサに対し、並列配置された前記第1及び第2電源から、当該電源供給回路により電力を供給しても良い。この場合、前記MRセンサが複数配置されているシステムに当該電源供給回路を使用し、これらのMRセンサの少なくとも1つに対し当該電源供給回路により電力を供給するようにしても良い。さらに、MRセンサが電動パワーステアリング装置用モータに使用されるものであっても良く、当該電源供給回路により、電動パワーステアリング装置用モータのMRセンサに対し電力を供給しても良い。
【発明の効果】
【0011】
本発明の電源供給回路によれば、負荷に対し2つの異なる電源から電力を供給する電源供給回路において、第1電源から負荷に対し電力を供給する第1電源回路と、第2電源から負荷に対し電力を供給する第2電源回路と、を設け、第1及び第2電源回路にそれぞれ、第1・第2電源と接続され電源が投入されるとオンされる第1・第2スイッチング素子と、第1・第2電源と負荷との間に配され第1・第2スイッチング素子がオンされるとオンとなる第2スイッチング素子と、を配し、さらに、第1電源回路と第2電源回路との間に第1・第2連絡線を設けたので、第1及び第2連絡線によって電源同士の衝突を回避しつつ、2系統の電源から負荷に電源を供給することができ、一方の電源に支障が生じた場合には、他方の電源回路に電力の供給系統を切り替え、他系統の電源から負荷に電力を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態である電源供給システムの構成を示す説明図である。
図2】EPS用モータにおける冗長化の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態である電源供給回路の構成を示す説明図である。図1の電源供給回路1は、EPS用モータ10に使用される3つのMRセンサのうち、2つの異なる電源から電力が供給されるセンサに用いられる。図1に示すように、MRセンサ(負荷)2aには、電源1(第1電源)と電源2(第2電源)から電力が供給される。電源1にはバッテリ3a、電源2にはバッテリ3bがそれぞれ接続されており、電源供給回路1は、2系統から電源を供給する冗長回路となっている。EPS用モータ10には、MRセンサ2aの他に2つのMRセンサが2b,2cが使用されており、それぞれのセンサには、バッテリ3a(電源1)、バッテリ3b(電源2)から個別に電力が供給される。
【0014】
電源供給回路1の電源1側と電源2側は同様の構成となっており、MRセンサ2aを中心に対称の回路構成となっている。電源供給回路1の電源1側には、Nch型のMOSFET4a(第1スイッチング素子)とPch型のMOSFET5a(第2スイッチング素子)を備えた第1電源回路6aが設けられている。一方、電源2側には、Nch型のMOSFET4bとPch型のMOSFET5bを備えた第2電源回路6bが設けられている。第1電源回路6aと第2電源回路6bは、別個の電源回路として形成されているが、内部の回路構成は同一となっている。
【0015】
第1,第2電源回路6a,6bのFET4a,4bは、各ゲート(G)が電源1,2と接続されており、電源1,2が投入されるとFET4a,4bはオン状態となる。また、FET4a,4bのソース(S)側は接地(GND)されている。さらに、FET4a,4bのドレイン(D)側は、FET5a,5bのゲートと接続されている。FET5a,5bは、電源1,2とMRセンサ2aとの間に配置されており、FET5a,5bのドレイン側はそれぞれ電源1,2と接続されている。また、FET5a,5bのソース側は電源供給回路1の出力となり、MRセンサ2aに接続されている。
【0016】
電源供給回路1ではさらに、第1電源回路6aと第2電源回路6bとの間に連絡線7a,7bが配されている。この場合、連絡線7a(第1連絡線)は、第1電源回路6aの点Paと第2電源回路6bの点Pbを接続し、連絡線7b(第2連絡線)は、第1電源回路6aの点Qaと第2電源回路6bの点Qbを接続している。この場合、点Paは、FET4aのドレインとFET5aのゲートとの間に配され、点Pbは、電源2とFET4bのゲートとの間に配される。一方、点Qaは、電源1とFET4aのゲートとの間に配され、点Qbは、FET4bのドレインとFET5bのゲートとの間に配される。したがって、連絡線7aは第1電源回路6aの点PaとFET4bのゲート、連絡線7bは第2電源回路6bの点QbとFET4aのゲートとの間を接続する形となる。
【0017】
このような電源供給回路1は、次のような動作によってMRセンサ2aに電力を供給する。ここではまず、電源1側が電源2側に先行して投入された場合における電源供給回路1の動作を説明する。電源1側が電源2側より先にオンされると、第1電源回路6a側には、電源1により、FET4aのゲートに電圧が印加される。FET4aは、ゲートの電圧がソースより上がるとオン(導通)するタイプのFET(Nch型)であり、電源1に電圧が印加されるとオンとなる。FET4aがオンされると、FET4aのS-D間が導通し、それに伴いFET5aのソースとゲートに電位差が生じた状態となる。
【0018】
点Paの電圧Vgが0V状態となると、電源1側の電圧が印加されているソース電圧Vsとの間に電位差が生じる(Vg<Vs)。FET5aは、ゲート電圧がソースより下がるとオンするタイプのFET(Pch型)であり、FET4aがオンし、FET5aのゲートが下がるとFET5aがオンとなる。FET5aがオンされると、FET5aのS-D間が導通し、電源1の電圧が第1電源回路6aの出力として点Xに現れる。これにより、電源1とMRセンサ2aが電気的に接続され、MRセンサ2aに電力が供給される。なお、FET5a(5b)のオン電圧は、抵抗8a(8b)の両端の電圧により定められる。また、抵抗8a(8b)により、FET5a(5b)のゲート電圧が吊り上げられる(プルアップされる)ため、FET5a(5b)が不用意にオンすることが防止される。
【0019】
また、FET4aがオンとなると、連絡線7aを介して、FET4bのゲート側が接地状態となる。このため、電源1側がオンされた後、電源2側がオンされても、第2電源回路6bのFET4bのゲートに電源2の電圧が印加されない。つまり、電源1側が先にオンされると、その後に電源2側がオンされてもFET4bはオンされなくなる。したがって、電源供給回路1においては、電源1が電源2側に先行して投入されると、FET5bはオンされず、FET5aのみがオンされるため、電源1側からのみMRセンサ2aに電力が供給される。
【0020】
一方、上述の場合とは逆に電源2が電源1に先行して投入された場合は、第1電源回路6aと第2電源回路6bの動作が入れ替わる形で同様の動作が行われる。すなわち、電源2側が電源1側より先にオンされると、FET4bがオンとなり、それに伴ってFET5bがオンとなる。これにより、電源2の電圧が第2電源回路6bの出力として点Xに現れ、電源2からMRセンサ2aに電力が供給される。また、FET4bオンにより、連絡線7bを介してFET4aのゲートが接地状態となる。このため、電源2側の後に電源1側がオンされても、第1電源回路6aのFET4aがオンされなくなり、電源2側からのみMRセンサ2aに電力が供給される。
【0021】
このような動作を行う電源供給回路1では、一方の電源にトラブルがあると、電源供給系統が切り替わり、他方の電源からMRセンサ2aに電力が供給される。例えば、電源1側から電力が供給されているとき、電源1側に障害が発生し電源を喪失すると、それまでオン状態にあったFET4aがオフとなる。すると、連絡線7aを介して接地状態となっていたFET4bのゲートには、電源2からFET4bのゲートに電圧が印加され、FET4bがオンとなる。これにより、FET5bがオンとなり、電源2の電圧が第2電源回路6bの出力として点Xに現れ、電源1に代わり、直ちに電源2からMRセンサ2aに電力が供給される。また、電源2側に障害が発生した場合も、同様に、直ちに電源1からMRセンサ2aに電力が供給される。すなわち、MRセンサ2aの電源は、電源1,2によって相互にバックアップされる。
【0022】
このように、電源供給回路1は、FET4a,5aを備えた第1電源回路6aと、FET4b,5bを備えた第2電源回路6bを連絡線7a,7bにて接続することにより、インターロック回路を構成する。そして、両回路のFETの相互作用によって電源同士の衝突を回避しつつ、2系統からMRセンサ2aに電源を供給し、さらに、一方の電源がダウンした場合には、スムーズかつ速やかに他方の電源回路に電力の供給系統が切り替わる。これにより、1系統の電源を喪失しても、3つあるMRセンサのうちの2つに他系統の電源から電力を供給し、モータ動作を維持させることが可能となり、システムの信頼性向上が図られる。
【0023】
また、回路内のスイッチング素子として、MOSFETを使用しているため、ダイオードを用いた図2のような従来の並列回路に比して、電圧降下を小さくすることができる。また、回路中の電力損失を少なくすることもでき、発熱や消費電力を低減することも可能となる。
【0024】
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施形態では、2つの電源が共に鉛蓄電池やリチウムイオン電池などのバッテリであるシステムについて説明したが、一方がバッテリ、他方が燃料電池のような異なる種類の2系統電源からの電力供給システムにも本発明は適用可能である。また、前述の実施形態では、FET4a,4b、FET5a,5bにオンオフ動作の形態を異にするタイプのものを使用しているが(FET4a,4b:Nch型、FET5a,5b:Pch型)、両者を同じタイプのFETとしても良い。ただし、例えば、FET5a,5bをFET4a,4bと同じNch型とすると、FET5a,5bのゲートに電源1,2よりも高い電圧を印加する必要が生じ、そのための回路が別途必要になることから、両FETは前述のようなタイプの組み合わせが好ましい。
【産業上の利用可能性】
【0025】
前述の実施の形態では、本発明の電源供給回路を、EPS用モータに使用されるMRセンサの電力供給に適用した例を示したが、その適用対象はこれには限定されず、例えば、電気自動車における電力供給システムなどにも適用可能である。
【符号の説明】
【0026】
1 電源供給回路
2a~2c MRセンサ
3a,3b バッテリ
4a,4b FET
5a,5b FET
6a 第1電源回路
6b 第2電源回路
7a,7b 連絡線
8a,8b 抵抗
10 EPS用モータ
51a~51c MRセンサ
52a,52b バッテリ
53a,53b ダイオード
図1
図2