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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-07
(45)【発行日】2023-02-15
(54)【発明の名称】ブレーキ付電動機
(51)【国際特許分類】
   F16D 55/28 20060101AFI20230208BHJP
   F16D 65/092 20060101ALI20230208BHJP
   F16D 65/18 20060101ALI20230208BHJP
   F16D 121/16 20120101ALN20230208BHJP
   F16D 121/22 20120101ALN20230208BHJP
【FI】
F16D55/28 B
F16D65/092 B
F16D65/18
F16D121:16
F16D121:22
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2018193433
(22)【出願日】2018-10-12
(65)【公開番号】P2020060279
(43)【公開日】2020-04-16
【審査請求日】2021-08-03
(73)【特許権者】
【識別番号】513296958
【氏名又は名称】東芝産業機器システム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000567
【氏名又は名称】弁理士法人サトー
(72)【発明者】
【氏名】川瀬 弘明
【審査官】山本 健晴
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-046653(JP,A)
【文献】特開2013-144585(JP,A)
【文献】特開平09-324830(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16D 55/28
F16D 65/092
F16D 65/18
F16D 121/16
F16D 121/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動機本体と、
前記電動機本体に配置された軸受ブラケットと、
前記軸受ブラケットに対向するように配置されるブレーキディスクと、
前記ブレーキディスクを前記軸受ブラケットに付勢するアマチュアと、
を備え、
前記ブレーキディスクに対向する軸受ブラケットの面は制動面を構成し、
前記制動面は前記ブレーキディスクを介して前記アマチュアに対向する対向部と、前記アマチュアに対向しない非対向部とを有し、
前記非対向部のみに前記ブレーキディスクに対する接触面積を低減する凹部を備える、
ブレーキ付電動機。
【請求項2】
前記対向部の面粗さが、負荷面積率sm(r)で80%以上、平均面粗さRaで3.2以下である請求項1に記載のブレーキ付電動機。
【請求項3】
前記軸受ブラケットの少なくとも制動面の表面を錆が生じにくい材料で構成した請求項1に記載のブレーキ付電動機。
【請求項4】
前記凹部は複数の孔で構成される請求項1から3の何れか一項に記載のブレーキ付電動機。
【請求項5】
前記凹部は複数のスリットで構成される請求項1から3の何れか一項に記載のブレーキ付電動機。
【請求項6】
前記凹部は、ザグリで構成される請求項1から3の何れか一項に記載のブレーキ付電動機。
【請求項7】
前記制動面の前記非対向部及び前記対向部の外周に溝部を備える請求項1から6の何れか一項に記載のブレーキ付電動機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ブレーキ付電動機に関する。
【背景技術】
【0002】
ブレーキ付電動機では、回転軸に固定されたブレーキディスクと、ブレーキディスクを押圧するアマチュアと、アマチュアと反対側においてブレーキディスクと当接する制動面を備えるディスク式ブレーキが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特表2008-540968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ブレーキ付電動機を長期間停止させる場合などに、ブレーキディスクと制動面との間で貼り付きが生じてしまい、ブレーキ付電動機を再稼働させる場合に回転動作できないという問題があった。
【0005】
そこで、ブレーキディスクと制動面との間での貼り付きの発生が抑制されたブレーキ付電動機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係るブレーキ付電動機は、電動機本体と、前記電動機本体に配置された軸受ブラケットと、前記軸受ブラケットに対向するように配置されるブレーキディスクと、前記ブレーキディスクを前記軸受ブラケットに付勢するアマチュアと、を備え、前記ブレーキディスクに対向する軸受ブラケットの面は制動面を構成し、前記制動面は前記ブレーキディスクを介して前記アマチュアに対向する対向部と、前記アマチュアに対向しない非対向部とを有し、前記非対向部のみに前記ブレーキディスクに対する接触面積を低減する凹部を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】第1実施形態に係るブレーキ付電動機の概略構成を示す一部破断側面図
図2】ブレーキ付電動機本体の概略構成を示す一部斜視図
図3】ブレーキ付電動機の概略構成を示す一部拡大図
図4】軸受ブラケットのフランジ部の概略構成を示す図
図5】第2実施形態に係る軸受ブラケットのフランジ部の概略構成を示す図
図6】第3実施形態に係る軸受ブラケットのフランジ部の概略構成を示す図
図7】第4実施形態に係る軸受ブラケットのフランジ部の概略構成を示す図
図8】第5実施形態に係る軸受ブラケットのフランジ部の概略構成を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態について図面に基づいて説明する。以下の説明において、同様の部位には同様の符号を付し、説明は省略する。
(第1実施形態)
以下、エレベータの巻上機の駆動源として用いられるディスクブレーキ付の永久磁石式同期モータに適用した第1実施形態について、図1から図4を参照して説明する。以下の説明では、図1における右側を前側もしくは負荷側とし、左側を後側もしくは反負荷側として説明する。
【0009】
図1は、本実施形態に係るブレーキ付電動機1の全体構成を概略的に示している。図2は電動機本体2の概略構成を示す斜視図であり、図3は、図1のブレーキディスク7周辺を拡大した図、図4は軸受ブラケット14のフランジ部15のブレーキディスク7に対向する制動面15aの構成を示すとともに、ブレーキディスク7に対する押圧を介してフランジ部15の制動面15aを押圧するアマチュア11との位置関係をも示す図である。
【0010】
ブレーキ付電動機1は、例えば永久磁石式同期モータからなる電動機本体2の図における左側に、ディスク式のブレーキ部3を備えている。ブレーキ付電動機1の回転軸4は、電動機本体2を図1における左右方向に貫通するように設けられている。回転軸4の前端部(負荷側端部)に、ブレーキ付電動機1の負荷として図示しない綱車が取付けられている。綱車には図示しないエレベータかごと図示しないカウンターウエイトとを繋ぐ図示しないロープが掛け渡されている。ブレーキ付電動機1は、ブレーキ付電動機1により綱車を回転させることによって、ロープを上下動させ、エレベータかごを昇降させる機構を構成している。
【0011】
ブレーキ部3は、円板状のブレーキディスク7を備えると共に、上下に2個(2組)の制動機構8を備えている。ブレーキディスク7は、その中心部が、回転軸4の後端側部分に対し、いわゆるスプライン係合されていることにより、軸方向には所定範囲の移動が可能で、回転方向には一体回転するように取付けられている。また、ブレーキディスク7の両面には、外周寄り部分に位置して、耐摩耗性の高い摩擦ライニング9が円環状に設けられている。
【0012】
制動機構8は、電動機本体2の後方すなわちブレーキディスク7の後方に設けられた電磁石10と、その電磁石10の前面側すなわちブレーキディスク7の後面側に配置されたアマチュア11と、それら電磁石10とアマチュア11との間に設けられた図示しない圧縮コイルばねとを備えている。電磁石10は、複数本のボルト13により、ブレーキディスク7の外側において、電動機本体2の後部を構成する軸受ブラケット14のフランジ部15に対し固定的に設けられている。アマチュア11は、電磁石10に対し前後方向すなわち軸方向に移動可能に支持されている。アマチュア11は、図示しないばねによりを前方すなわちブレーキディスク7を押付ける方向に付勢されて設けられている。
【0013】
制動機構8は、電磁石10に対する通電時には、アマチュア11を後側に吸引して、ブレーキディスク7ひいては回転軸4を回転可能とさせる。電磁石10に対する通電停止すなわち断電時には、ばねによる付勢力によりアマチュア11を介してブレーキディスク7を前方に押圧し、軸受ブラケット14のフランジ部15のブレーキディスク7に対向する後面部に押圧する。これによりブレーキディスク7が制動面15aに押圧されて、ブレーキディスク7ひいては回転軸4に対して制動力が付与される。制動機構8は、上下2組が設けられている。
【0014】
図4に示すように、フランジ部15の制動面15aの中央には、回転軸4を挿通するための回転軸穴15bが設けられており、その周囲に同心円となるように凹部15cが設けられている。さらに凹部15cの外周であって、ブレーキディスク7の摩擦ライニング9に対向する位置に、回転軸穴15bに対して同心円の円環状となるように当接部19が設けられている。ブレーキ付電動機1の制動時には、ブレーキディスク7はアマチュア11によって前側に付勢され、摩擦ライニング9は当接部19に押圧された状態で当接する。
【0015】
また、図1図3及び図4にも示すように、フランジ部15の制動面15aの当接部19の外周には、制動面15aから前側に窪む溝部6が、回転軸穴15b、凹部15c、及び当接部19に対して同心円状かつ円環状に囲むように設けられている。
【0016】
図2に示すように、二つのアマチュア11は、フランジ部15の上下部に対向するように配置されている。図4には、アマチュア11がブレーキディスク7を押圧する領域を押圧部16として示している。押圧部16はアマチュア11の外形に対応し、フランジ部15の上下部に位置している。
【0017】
フランジ部15の制動面15aにおいて、当接部19のうちアマチュア11に対向する部分を対向部15dと、対向しない部分を非対向部15eと称する。当接部19の全面にはブレーキディスク7の摩擦ライニング9部が対向して当接しているが、アマチュア11による押圧力が大きく作用しているのは押圧部16に対向する対向部15dであり、ブレーキディスク7に対する制動力は主として対向部15dにおける摩擦力によるものである。
【0018】
第1実施形態に係るブレーキ付電動機1においては、軸受ブラケット14のフランジ部15の対向部15dの表面が、面粗さが負荷面積率sm(r)で80%以上、または、平均面粗さRaで3.2以下となるように設定されている。
【0019】
また、第1実施形態に係るブレーキ付電動機1においては、軸受ブラケット14、もしくは少なくとも制動面15aは、錆が発生し難い材料で構成されている。例えば、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄等により構成されている。
【0020】
第1実施形態に係るブレーキ付電動機1によれば以下の効果を奏する。
ブレーキ付電動機1は電動機本体2の外部にブレーキ部3を有するため、外部の高温、多湿環境の影響を受ける。ブレーキ付電動機1は停止時にブレーキディスク7を制動状態にする。すなわち、ブレーキ付電動機1は、アマチュア11によりブレーキディスク7をフランジ部15の制動面15aに押圧もしくは付勢した状態で停止される。しかし、例えば数日から数週間程度の長期間、ブレーキ付電動機1が停止されると、湿気、結露等による錆の発生等により、ブレーキディスク7及び摩擦ライニング9に当接するフランジ部15の制動面15aとの間で貼り付きが生じる場合がある。
【0021】
このようなブレーキディスク7の貼り付きが発生すると、ブレーキディスク7の回転が妨げられるため、ブレーキ付電動機1が起動できなくなる。例えばブレーキ付電動機1をエレベータの昇降機に使用している場合に、エレベータかごの昇降が不能となる事象が発生し得る。
【0022】
第1実施形態においては、フランジ部15の制動面15aの当接部19の外周に、当接部19の外周を囲むように溝部6を設けることにより、軸受ブラケット14のフランジ部15の周辺に発生した結露等が、制動面15aの当接部19、対向部15d及び非対向部15e等とブレーキディスク7との間へ浸入することを抑制することができる。これにより、ブレーキディスク7とフランジ部15との間、特にブレーキディスク7と制動面15aの当接部19、対向部15d、非対向部15eとの間における錆の発生を抑制できるため、ブレーキディスク7とフランジ部15との張り付きの発生を抑制することができる。
【0023】
また、第1実施形態においては、軸受ブラケット14のフランジ部15の対向部15dの表面の面粗さが、負荷面積率sm(r)で80%以上、平均面粗さRaで3.2以下となるように設定されている。このように、対向部15d表面の面粗さを上述のように設定することで、ブレーキディスク7とフランジ部15との接触面積を低減することができるため、軸受ブラケット14の制動面15は湿気等による水分が発生しにくい構造となり、ブレーキディスク7とフランジ部15との張り付きの発生を抑制することができる。
【0024】
また、第1実施形態に係るブレーキ付電動機1においては、軸受ブラケット14のフランジ部15の少なくとも制動面15aの表面、もしくは軸受ブラケット14を、錆が発生し難い材料、例えば、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄等により構成する。これにより、ブレーキディスク7すなわち摩擦ライニング9と、フランジ部15すなわち制動面15aと間の錆の発生が抑制されるため、ブレーキディスク7とフランジ部15との張り付きの発生を抑制することができる。
【0025】
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図5を参照して説明する。図5は第1実施形態における図4に相当する図である。図5に示すように、第2実施形態に係るブレーキ付電動機1では、軸受ブラケット14のフランジ部15の制動面15aにおいて、当接部19の非対向部15eに複数の孔20が設けられている。孔20はフランジ部15を貫通するように形成されているものでもよいし、制動面15aを貫通することなく表面に設けられた凹部となる溝として形成されていてもよい。
【0026】
第2実施形態においては、フランジ部15の当接部19の非対向部15eに複数の孔20を設けることにより、ブレーキディスク7すなわち摩擦ライニング9と、フランジ部15すなわち制動面15aと間の接触面積を低減することができるため、ブレーキディスク7とフランジ部15との張り付きの発生を抑制することができる。
【0027】
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について図6を参照して説明する。図6は第1実施形態における図4に相当する図である。図6に示すように、第3実施形態に係るブレーキ付電動機1では、軸受ブラケット14のフランジ部15の制動面15aにおいて、当接部19の非対向部15eにスリット21が設けられている。スリット21はフランジ部15を貫通するように形成されているものでもよいし、制動面15aを貫通することなく表面に設けられた凹部となる溝として形成されていてもよい。
【0028】
第3実施形態においては、フランジ部15の当接部19の非対向部15eにスリット21を設けることにより、ブレーキディスク7すなわち摩擦ライニング9と、フランジ部15すなわち制動面15aと間の接触面積を低減することができるため、ブレーキディスク7とフランジ部15との張り付きの発生を抑制することができる。
【0029】
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について図7を参照して説明する。図7は第1実施形態における図5に相当する図である。図7に示すように、第4実施形態に係るブレーキ付電動機1では、軸受ブラケット14のフランジ部15の制動面15aにおいて、当接部19の非対向部15eにザグリ22が設けられている。ザグリ22は制動面15aの非対向部15eに設けられた凹部であり、当接部19により形成される平面より前側に後退して窪みとなっている。ザグリ22は、ブレーキ付電動機1の制動時にブレーキディスク7と接触することがない。
【0030】
第4実施形態に係るブレーキ付電動機1によれば、フランジ部15の当接部19の非対向部15eにザグリ22を設けることにより、ブレーキディスク7すなわち摩擦ライニング9と、フランジ部15すなわち制動面15aと間の接触面積を低減することができるため、ブレーキディスク7とフランジ部15との張り付きの発生を抑制することができる。
【0031】
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について図8を参照して説明する。図8は第1実施形態における図5に相当する図である。図8に示すように、第5実施形態に係るブレーキ付電動機1では、軸受ブラケット14のフランジ部15の制動面15aにおいて、当接部19の非対向部15eに反発部材23が設けられている。非対向部15eに第3実施形態におけるザグリ22を形成し、ザグリ22である凹部に反発部材23を設けるように構成されている。
【0032】
反発部材23は例えばウレタンのように弾性力を発揮しうる材料により構成される。反発部材23は、ブレーキ付電動機1の非制動時において、当接部19により形成される面よりも後側に突出するように形成される。ブレーキ付電動機1の制動時においては、反発部材23はブレーキディスク7による押圧により圧縮されて当接部19表面より後退し、非制動時には弾性力により元に戻る。かかる構成により、反発部材23は、ブレーキディスク7を、反発部材23の弾性力により後側すなわち制動面15aから離間する方向に付勢している。非制動時には、反発部材23は、ブレーキディスク7を制動面15aから離間する方向に押し返すことができる。
【0033】
第5実施形態に係るブレーキ付電動機1によれば、ブレーキディスク7は、反発部材23の反発力により後側すなわち制動面15aから離間する方向に付勢されるため、ブレーキディスク7すなわち摩擦ライニング9の、フランジ部15すなわち制動面15aに対する貼り付きを抑制することができる。
【0034】
さらに、ブレーキディスク7のフランジ部15に対する貼り付きが発生した場合においても、反発部材23の反発力によりブレーキディスク7は制動面15aから離間する方向に付勢されている。従って、ブレーキ付電動機1の起動時におけるブレーキディスク7のわずかな回転力によってもブレーキディスク7を制動面15aから離間させて貼り付きを解除する効果を奏する。
【0035】
以上のように、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0036】
例えば、上記実施形態に係るブレーキ付電動機1は、エレベータに使用される態様を例示して説明したが、これに限る意図はない。例えば、クレーン等、様々な機器の巻下げ機にも適用できる。
また、第1実施形態から第5実施形態は、発明の主旨を逸脱しない範囲で組み合わせることができる。
【符号の説明】
【0037】
1…ブレーキ付電動機、2…電動機本体、3…ブレーキ部、7…ブレーキディスク、11…アマチュア、14…軸受ブラケット、15a…制動面、対向部…15d、15e…非対向部、20…孔、21…スリット、22…ザグリ、23…反発部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8