(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-10
(45)【発行日】2023-02-20
(54)【発明の名称】服薬リマインダ歯ブラシ
(51)【国際特許分類】
A61J 7/04 20060101AFI20230213BHJP
A46B 5/00 20060101ALI20230213BHJP
A46B 17/08 20060101ALI20230213BHJP
【FI】
A61J7/04 Z
A46B5/00 Z
A46B17/08
(21)【出願番号】P 2020211247
(22)【出願日】2020-12-21
(62)【分割の表示】P 2018534772の分割
【原出願日】2016-09-12
【審査請求日】2020-12-22
(32)【優先日】2015-09-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】518091495
【氏名又は名称】エイピー デザインズ エルエルシー
【氏名又は名称原語表記】AP Designs LLC
【住所又は居所原語表記】2472 Farnsworth Lane Northbrook, Illinois 60062 United States of America
(73)【特許権者】
【識別番号】518091509
【氏名又は名称】パテル アッシュルシャ
【氏名又は名称原語表記】PATEL Ashlesha
【住所又は居所原語表記】2472 Farnsworth Lane Northbrook, Illinois 60062 United States of America
(74)【代理人】
【識別番号】100104662
【氏名又は名称】村上 智司
(72)【発明者】
【氏名】パテル アッシュルシャ
【審査官】小野田 達志
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2006/105561(WO,A1)
【文献】国際公開第2014/104027(WO,A1)
【文献】独国特許出願公開第102005036301(DE,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61J 7/04
A46B 5/00
A46B 17/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
蓋を含む薬ボトルと作動的に連携するようにした基部と、
前記基部と作動的に連携された柄及び該柄から延びる毛を有する歯ブラシとを備え、
前記基部は複数のアームを有しており、該各アームは、とげと作動的に連携され、該とげに対して実質的に直角であり、前記アームは、前記歯ブラシから径方向に離反するように延びており、
前記とげは、相互に対向しており、前記歯ブラシから離反するように延びており、前記とげは、前記薬ボトルの蓋にカチッと嵌まるようになって
おり、
前記柄は、前記基部に形成されており、該基部への円錐状移行領域を含んでいる医療装置。
【請求項2】
前記基部と取り外し可能に連携され、前記歯ブラシを覆い包むシェルをさらに備えた請求項1記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、2015年9月17日出願の米国特許出願第14/857,426号のパリ条約に基づく優先権を主張した国際PCT出願である。
【0002】
本開示は、概して、健康製品に関し、より具体的には、歯科衛生製品及び薬用容器に関する。
【背景技術】
【0003】
医療の専門家は患者に薬を処方することがあるが、この薬はスケジュールに従って服用すべきであることが多い。例えば、医者は、患者が1日1回服用すべき薬を処方することがある。一般的に、薬は錠剤状で出され、ラベルが貼られたキャップ付きのボトルに包装されている。このラベルには、通常、患者の名前、薬の名前、薬の服用量、薬の服用に関する指示、及び患者に生じ得る副作用が書かれている。
【0004】
薬が処方された後、薬の指示に従うこと、及び、スケジュール通りに薬を服用することは患者の責任である。しかしながら、そうであっても、患者は、処方された薬を正しく服用し損なうことが多い。例えば、薬の服用は患者の普段のルーチン外であるため、患者は、規則的に薬を服用しなかったり、処方薬のことを忘れたりすることがある。他の例としては、患者は、複数の薬を服用することがあり、どの時間にどの薬を服用すべきか混乱することがある。他の場合としては、患者は、薬を服用したがどうかわからず、忘れてしまったりすることがある。いずれの状況でも、スケジュール通りに指示に従って薬を服用し損なうことは、患者に対して健康上の悪影響を及ぼし得る。
【0005】
患者の薬を分類し、患者にその薬を思い出させる容器を提供するシステム及び方法が利用可能である。このような容器は、薬を分類する、一週間の各曜日用のコンパートメントを備えて作られていることが多い。より具体的には、患者は、一週間の開始時にコンパートメントに薬を分類し、一週間が進むにつれて個々のコンパートメントの薬を服用する。しかしながら、このような薬分類容器を用いたとしても、患者は、時として、時間通りに薬を服用し損なう。
【0006】
患者に薬の服用を思い出させるための既存の対策が、米国特許第3,738,480号(以下、「‘480特許」)にJacksonによって分かりやすく示されている。‘480特許は、本体内の一連のコンパートメントを開示しており、各コンパートメントには、具体的な時間についてのラベルが貼られている。
【0007】
薬の服用を患者の既にある習慣的なルーチンに入れ込んで、患者が適時に薬を服用するのを思い出す助けとなるような薬保存容器の改良が望まれている。さらに、時間通りに薬を服用する患者は、より早く治癒するまたは進行中の疾患をより良く管理することで、繰り返し医師を訪れる必要が減り、全体的な医療費を削減し得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態に従い、医療装置が開示される。この医療装置は、レセプタクルと、歯ブラシとを含むことができる。前記レセプタクルは、容器と、クロージャとを有することができる。前記容器は、開放端と、閉鎖端とを有することができる。前記クロージャは、前記開放端を選択的に閉鎖することができる。前記歯ブラシは、前記閉鎖端と作動的に連携された柄と、該柄と作動的に連携された毛とを有することができる。
【0009】
別の実施形態に従い、医療装置が開示される。この医療装置は、基部と、歯ブラシとを含むことができる。前記基部は、薬ボトルと作動的に連携するようにすることができる。前記歯ブラシは、前記基部と作動的に連携された柄と、該柄と作動的に連携された毛とを有することができる。
【0010】
さらに別の実施形態に従い、患者に薬の服用を思い出させる方法が開示される。この方法は、選択的に閉鎖可能な容器と作動的に連携された歯ブラシを提供することを含むことができる。この方法は、前記容器に薬を詰めることも含むことができる。この方法は、さらに、前記歯ブラシを日常の歯科衛生ルーチンで使用することを含むことができる。この方法は、さらに、前記ルーチンにおいて前記薬を服用することを含むことができる。
【0011】
さらなる実施形態に従い、患者に薬の服用を思い出させる方法が開示される。この方法は、薬ボトルと接続するようにした基部と作動的に連携された歯ブラシを提供することを含むことができる。この方法は、さらに、前記基部を前記薬ボトルと接続することを含むことができる。この方法は、前記歯ブラシを日常の歯科衛生ルーチンで使用することも含むことができる。この方法は、さらに、前記ルーチンにおいて前記薬を服用することを含むことができる。
【0012】
これらの及び他の態様及び特徴は、以下の詳細な説明を添付の図面と併せて読むとより分かりやすくなるであろう。加えて、種々の特徴を具体的な例示的な実施形態と関連させて開示するが、これらの種々の特徴は、本開示の範囲から逸脱することなく、種々の例示的な実施形態のいずれかと共に、相互に組み合わせる又は単独で用いることができることが理解される。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本開示の一実施形態にかかる医療装置の斜視図である。
【0014】
【
図2】本開示の別の実施形態にかかる医療装置の分解斜視図である。
【0015】
【
図3】本開示のさらなる実施形態にかかる医療装置の分解斜視図である。
【0016】
【
図4】
図2の実施形態の線分Y-Yの断面図である。
【0017】
【
図5】
図3の実施形態の線分W-Wの断面図である。
【0018】
【
図6】本開示の別のさらなる実施形態にかかる医療装置の分解端面図である。
【0019】
【
図7】本開示の付加的な実施形態にかかる医療装置の分解端面図である。
【0020】
【0021】
【
図9】本開示のまた別のさらなる実施形態にかかる医療装置の分解端面図である。
【0022】
【
図10】
図2の実施形態の線分X-Xの断面図である。
【0023】
【0024】
【
図12】本開示のまた別のさらなる実施形態にかかる医療装置の側面図である。
【0025】
【0026】
【
図14】本開示のさらにまた別のさらなる実施形態にかかる医療装置の側面図である。
【0027】
【0028】
本開示は種々の変更形態や代替構成の余地があるが、その説明に役立つ特定の実施形態について以下に詳細に示して説明する。開示内容は、開示する具体的な実施形態だけに限定されず、そのすべての変更形態、代替構成及び同等物を含む。
【発明を実施するための形態】
【0029】
ここで、図面、特に
図1を参照すると、本開示の特定の実施形態に合致した医療装置が、参照符号110により概略的に表されている。「医療装置」という語は、ここで用いる際は、歯科衛生に関わる手で行う行為、及び、歯科医業、薬剤業、内科医業など(これらに限定されない)のある種の産業に関連する薬の保存を行う道具を指す。医療装置110は、種々の実施形態の特徴の開示を補助するために主に例示を目的として示されていること、及び、
図1は、医療装置110のすべての構成要素を図示しているのではないことが理解されるものとする。
【0030】
医療装置110は、歯ブラシ112と、レセプタクル114と、シェル116とを含むことができる。医療装置110を使用していない時に歯ブラシ112を保護するために、レセプタクル114をシェル116と選択的に作動的に連携させることができる。歯ブラシ112は、柄118と、該柄118と作動的に連携された毛120とを含むことができる。いくつかの実施形態では、柄118は、円錐状移行領域122を有することができる。柄118を、さらに、レセプタクル114と作動的に連携させることができる。
【0031】
より具体的には、レセプタクル114は、閉鎖端126を有することができる容器124を含むことができ、閉鎖端126と柄118を作動的に連携させることができる。レセプタクル114は、容器124に加えて、さらに、
図2に最も分かりやすく示すように、カバー128とクロージャ130とを含むことができる。容器124は、閉鎖端126の他に、開放端132及び少なくとも1つの表示134も有することができる。表示134は、隆起させる、凹ませる、又は容器124と同一平面とすることができ、印刷、エンボス加工、彫刻、型押し、成形などを含む(これらに限定されない)当該技術分野で既知である方法のいずれかで付すことができることが理解されるべきである。カバー128は、容器124を少なくとも部分的に囲むことができ、表示134を見ることができる窓部136を含むことができる。容器124を閉鎖するために、該容器124を開放端132においてクロージャ130と選択的に作動的に連携させることができる。クロージャ130は、ねじ、スナップフィット具、圧入具、ヒンジ、キャッチ、クリップなど(これらに限定されない)の当該技術で既知である方法のいずれかで容器124と作動的に連携させることができることが理解されるべきである。いくつかの実施形態では、クロージャ130は、
図2に図示して以下に説明するように、カバー128と一体化させることができる。
【0032】
図2を参照すると、クロージャ130及びカバー128は、さや210を形成する1つのピースとすることができる。一実施形態では、さや210は、デンタルフロススプール214など(これに限定されない)の医療用品または衛生用品を保持するチャンバ212を含むことができる。チャンバ212は、このような実施形態では、スプール214からデンタルフロスを切り取るためのカッター218を有することができる出口216を含むことができる。
【0033】
他の実施形態では、チャンバ212は、さや210とヒンジ220を介して作動的に連携させることができる。さらなる実施形態では、チャンバ212は、後述のように、また、
図4及び
図5に示すように、選択的に、とげ付き留め具222により閉鎖された状態に保持することができる。他の実施形態では、チャンバ212は、切欠き部224を有するように構成することができ、さや210は、開口部226を有するように構成することができる。切欠き部224及び開口部226は、容器124に選択的にアクセスさせるように協働することができる。切欠き部224及び開口部226は
図8及び
図9により具体的に示しており、これらについては後で説明する。
【0034】
容器124に着目すると、該容器124は、さや210と回転可能に連携させることができ、さらに、協働して複数のコンパートメント230を形成する複数の長手方向仕切り228を含むことができる。該長手方向仕切り228のうちの少なくとも2つを壁232により連結して、コンパートメント230の1つを閉鎖することができる。さや210を容器124周りに回転させると、開口部226及び切欠き部224により個々のコンパートメント230に選択的にアクセスでき、窓部136を介して表示134を順次見ることができる。さや210を回転させることにより、開口部226が壁232により覆われた時に容器124を選択的に閉鎖することもできる。いくつかの実施形態では、特定のコンパートメント230を選択するまたは容器124をしっかりと閉鎖するのを補助するために、容器124及びさや210は、対応するインデックス構造234を備えることができる。インデックス構造234は
図10にさらに示しており、これについては後で説明する。他の実施形態では、特定のコンパートメント230への選択的なアクセスまたは容器124の選択的な閉鎖は、容器124及びさや210を、
図3に図示するような多角形の断面を有するように構成することにより補助することができる。
【0035】
図3に示すように、容器124及びさや210は、断面を多角形とすることができる。例えば、7つの開放されたコンパートメント230(一週間の各曜日に1つ)と、開口部226を覆って容器124を選択的に閉鎖するための壁232で閉鎖された1つのコンパートメント230とを設けるために、容器124及びさや210を八角形とすることができる。しかしながら、容器124及びさや210は、断面を任意の多角形として構成することができることが理解されるべきである。これらの多角形の実施形態において、さや210は、容器124とスライド可能及び取り外し可能に連携させることができる。個々のコンパートメント230に選択的にアクセスするまたは容器124を閉鎖するために、さや210を取り外して、容器124に対して回転位置決めし直して、容器124に再び取り付けることができる。言い換えると、さや210を取り外して、回転させて、再び取り付けることによって、開口部226により個々のコンパートメント230に選択的にアクセスできる、または該開口部226を壁232で覆うことができる。
【0036】
次に
図4に目を向けると、上述したように、チャンバ212は、さや210とヒンジ220を介して作動的に連携され、さや210にとげ付き留め具222で固定されるキャップ410として構成することができる。別の実施形態では、
図5に示すように、チャンバ212は、さや210に形成されたウェル414とヒンジ220を介して作動的に連携され、さや210にとげ付き留め具222で固定されるフラップ412として構成することができる。これらの実施形態について、
図6乃至
図9にさらに示しており、以下により具体的に説明する。
【0037】
ここで
図6を参照すると、いくつかの実施形態では、チャンバ212に収容されたデンタルフロススプール214を、キャップ410に支柱510を介して取り付けることができる。他の実施形態では、
図7に示すように、デンタルフロススプール214を、ウェル414に支柱510を介して取り付けることができる。いくつかの実施形態では、
図8に示すように、デンタルフロススプール214及び支柱510を、切欠き部224を収めるためにキャップ410内でオフセットすることができることが認識されるべきである。他の実施形態では、
図9に示すように、デンタルフロススプール214及び支柱510を、開口部216を収めるためにウェル414内でオフセットすることができることも認識されるべきである。
【0038】
次に
図10に目を向けて、先の
図2についての記述で言及したインデックス構造234に話を戻すと、いくつかの実施形態では、容器124は、さらに、凸部610を含むことができ、カバー128は、凹部612含むことができる。他の実施形態では、容器124が凹部612を有し、カバー128が凸部610を有することができる。
図11に詳細に示すように、凸部610及び凹部612は、カバー128を容器124周りに選択的に回転させるまたは割り出すのを補助するために、凸部610が凹部612に陥入するが、凹部612外へ容易にスライドするように構成することができる。このようにすると、凸部610が凹部612に嵌入する際及び凹部612外へスライドする際に、インデックス構造234を触知し得る。
【0039】
図12及び
図13に進むと、別の実施形態において、医療装置110は、基部710と、歯ブラシ112と、シェル116とを含むことができる。歯ブラシ112は、任意の優先的な長さとすることでき、基部710と作動的に連携させることができる。上記のように、いくつかの実施形態では、歯ブラシ112は、円錐状移行領域122を含むことができる。シェル116は、基部710と取り外し可能に連携させることができ、医療装置110を使用してない時に歯ブラシ112を保護するために該歯ブラシ112を覆い包むことができる。
【0040】
より具体的には、いくつかの実施形態では、基部710は、アーム712と、とげ714とを含むことができる。アーム712は、歯ブラシ112に対して径方向に延びることができ、とげ714と作動的に連携させることができる。とげ714は、アーム712に対して直角となるように、また、歯ブラシ112から離反するとともに相互に対向するように配置することができる。加えて、とげ714は、処方箋を調合した際によく患者が受け取る標準的な薬ボトル718の蓋716にカチッと嵌まるようにすることができる。基部710は、
図13に示した数とは異なる数のアーム712を有することができることが理解されるべきである。基部710は、
図14及び
図15に図示するように、他の実施形態では、異なる態様で構成することができることも理解されるべきである。
【0041】
図14及び
図15を参照すると、医療装置110は、歯ブラシ112と、基部710と、シェル116とを含むことができる。上記のように、歯ブラシ112は、円錐状移行領域122を有することができ、任意の優先的な長さとすることができ、基部710と作動的に連携させることができる。同じく上記のように、シェル116は、基部710と取り外し可能に連携させることができる。いくつかの実施形態では、
図15に最も分かりやすく示すように、基部710は、該基部710を標準的な薬ボトル718とねじ式に連携させるために、めねじ810を含むことができる。
【産業上の利用可能性】
【0042】
概して、上記の開示内容は、歯科衛生業、内科医業、薬剤業、栄養業など(これらに限定されない)の種々の医療応用における有用性を見出している。特に、開示した医療装置は、薬を服用する患者、及び/または、丸薬または錠剤状の栄養補助食品を摂取する使用者が使用することができる。開示した医療装置を使用することにより、使用者は、薬の服用及び/または栄養補助食品の摂取を、自身の普段の歯磨きルーチンに組み込むことができる。さらに、歯磨きは一般的に毎日行うことであるため、使用者は、少なくとも1日1回は薬の服用を思い出すであろう。さらに、使用者が薬の指示を厳守することは、該使用者がより早く治癒したり、進行中の疾患をより良く管理したり、急性疾患を予防したりする助けとなり得る。かくして、開示した医療装置は、健康対策及びコスト削減対策の改善を提供し得るものである。
【0043】
上記の詳細な説明は特定の具体的な実施形態について記載しているが、開示内容の範囲はそのような実施形態に限定されるべきでなく、該実施形態は、単に実施可能性及びベストモードを目的として挙げられていることが理解されるものとする。本開示の範囲及び趣旨は、具体的に開示した実施形態よりも広く、本明細書に付随する請求項に包含される。さらに、いくつかの特徴は、特定の具体的な実施形態と併せて説明しているが、これらの特徴は、共に説明された実施形態との使用のみに限定されず、代替実施形態と併せて、開示した他の特徴と共にまたはこれらとは別々に用いることができる。