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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-13
(45)【発行日】2023-02-21
(54)【発明の名称】建築内装用システム壁体
(51)【国際特許分類】
   E04F 13/08 20060101AFI20230214BHJP
   A47B 96/06 20060101ALI20230214BHJP
【FI】
E04F13/08 H
A47B96/06 B
A47B96/06 C
A47B96/06 H
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2021577004
(86)(22)【出願日】2020-06-24
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-09-13
(86)【国際出願番号】 KR2020008238
(87)【国際公開番号】W WO2020262966
(87)【国際公開日】2020-12-30
【審査請求日】2021-12-24
(31)【優先権主張番号】10-2019-0076120
(32)【優先日】2019-06-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】518300582
【氏名又は名称】サムウォン アクト カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】イ,キョン ウック
(72)【発明者】
【氏名】イ,キョン ヨル
(72)【発明者】
【氏名】ハン,ホン ソク
(72)【発明者】
【氏名】チェ,ジェ ソン
【審査官】清水 督史
(56)【参考文献】
【文献】実開昭49-149122(JP,U)
【文献】特開平10-033290(JP,A)
【文献】特開平05-031014(JP,A)
【文献】特開2016-020563(JP,A)
【文献】特開2008-038585(JP,A)
【文献】欧州特許出願公開第01576903(EP,A1)
【文献】韓国登録特許第10-0431497(KR,B1)
【文献】韓国登録実用新案第20-0274992(KR,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04F 13/08
E04F 19/08
A47B 96/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁体部と、
前記壁体部に付着されるブラケットと、
前記ブラケットに付着される支持台と、
前記支持台が通過するようにホール加工金属パネルにホールを構成し
記ブラケットの周辺部には突起部を構成して前記ホール加工金属パネルのわく部は切曲部を構成して前記切曲部に前記突起部が挿入され
前記ホール加工金属パネルから突き出された前記支持台挿入される飾り部を構成することを特徴とする建築内装用システム壁体。
【請求項2】
前記支持台は底支持台と一字型支持台で構成するが、前記底支持台は前記ブラケットを構成するリーブとリーブの間に構成されている前記ブラケットの空間部と類似な大きさで構成された前記底支持台を前記空間部に圧嵌方式で挿入されることを特徴とする請求項1に記載の建築内装用システム壁体。
【請求項3】
前記ホール加工金属パネルは前記支持台の突出部を挿入するようにホール加工された金属パネルであることを特徴とする請求項1に記載の建築内装用システム壁体。
【請求項4】
前記飾り部は棚部、箱部、掛金支持台のうちで何れか一つであることを特徴とする請求項1に記載の建築内装用システム壁体。
【請求項5】
前記飾り部挿入した後前記飾り部と前記支持台を固定ねじ部で固定させることを特徴とする請求項1に記載の建築内装用システム壁体。
【請求項6】
前記支持台は底支持台と一字型支持台で構成するが、前記底支持台はボルト挿入部を構成したことを特徴とする請求項1に記載の建築内装用システム壁体。
【請求項7】
前記一字型支持台は前記底支持台と螺合したことを特徴とする請求項2または請求項6に記載の建築内装用システム壁体。
【請求項8】
前記支持台は底支持台と掛金支持台で構成するが、前記底支持台と前記掛金支持台は螺合するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の建築内装用システム壁体。
【請求項9】
前記支持台は底支持台、固定部及び固定ねじ部で構成することを特徴とする請求項1に記載の建築内装用システム壁体。
【請求項10】
前記支持台は棚装着ホール部を構成したことを特徴とする請求項1に記載の建築内装用システム壁体。
【請求項11】
前記底支持台は回転防止キーを挿入するように回転防止キー溝部を構成したことを特徴とする請求項2、請求項6、請求項8及び請求項9のうちで何れか一つに記載の建築内装用システム壁体。
【請求項12】
壁体部と、
前記壁体部に付着されるブラケットと、
前記ブラケットを構成するリーブとリーブとの間に構成された空間部と、
記空間部に挿入される底支持台と、
前記底支持台に結合されている突き出型支持台と、
前記ブラケット挿入されるホール加工金属パネルと、
前記ホール加工金属パネルのホールに前記突き出型支持台を挿入し、前記突き出型支持台挿入される飾り部を構成することを特徴とする建築内装用システム壁体。
【請求項13】
前記突き出型支持台は一字型支持台または掛け金型支持台で構成することを特徴とする請求項12に記載の建築内装用システム壁体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、壁面に付着する金属パネルとブラケットの構造を活用して多様な構造物を壁体に付着することに関するものである。
【背景技術】
【0002】
図10は、背景になる技術として壁体にリベッティングしたブラケットとこれを具備した棚の分解斜視図である。壁体にリベッティングしたブラケットとこれを具備した棚の実施例のブラケット構成図である。
【0003】
壁体にリベッティングしたブラケットとこれを具備した棚10の実施例によれば、壁体または壁体に構成されたタイルに結合されて棚10を支持する役割を遂行するブラケット20と、板状で形成され、ブラケット20の間に挿入されて支持する第1支持パネル60でなされている。
【0004】
ブラケット20は壁体に設置されて第1支持パネル60を支持する役割を遂行するものである。中央に一定部分突き出される例えば、"├"形態で構成され、トイレのような湿り気が多い所にも設置できるようにアルミニウム、ステンレス、強化アルミニウムのような材料で構成する。長期間の使用にも老朽化が進行されることを最大限抑制できるように構成することが望ましい。
【0005】
このようなブラケット20は多角形状で形成されて壁体に設置される固定パネル30と、一面内側に突き出されて第1支持パネル60が挿入される挿入パネル40と、固定パネル30と壁体との間に所定の角度(a)を形成する支持突部50を含む。
【0006】
壁体に結合するために構成された固定パネル30は多角形状、例えば四角形状で形成され、壁体に設置されて棚10に保管された物品の重さを支持する機能を遂行することで、物品の重さを支持するために一定以上の厚さで構成し、3mm乃至10mmで構成することが望ましい。
【0007】
また、固定パネル30は上部に一定な間隔ごとにねじまたはボルトのような固定部材33を挿入することで堅固に結合できるように固定溝31が複数構成されて壁体固定部材33を通じて堅固に結合することができるであろう。
【0008】
併せて、固定パネル30の長さは第1支持パネル60の長さより小さく構成することで、ブラケット20が支持パネル60内側に隠蔽することで、外観上美麗さを引き立つように構成する。
【0009】
ブラケット20の中端部に一体で形成された挿入パネル40は第1支持パネル60内側に挿入されることで、第1支持パネル60が支持されることができるように構成される。第1支持パネル60と第1支持パネル60上端に保管される物品の重さを充分に支持するように一定以上の長さで構成される。第1支持パネル60内側に挿入される時に堅固に結合するために強力接着剤、ボンド、シリコンのような接着剤で接着できるように上端部に接着溝41が構成される。
【0010】
挿入パネル40の上端部に構成された接着溝41は接着剤が塗布されて今後第1支持パネル60が挿入パネル40に挿入される時接着溝41に塗布された接着剤によって堅固に結合できるように構成された溝であり、接着剤の表面が第1支持パネル60と直接的に接するように接着溝41の大きさを最小化するものである。
【0011】
固定パネル30の下端部に固定パネル30が壁面と一定な傾斜が形成されるように突起が形成された支持突部50は、長期間の間に棚10が物品の重さを支持できるように一定に傾斜が形成できるように構成されたものであり、支持突部50と固定パネル30が壁面に密着した場合所定の隙間が形成されるように構成するものである。
【0012】
また、支持突部50を形成することで、固定パネル30と垂直で構成された挿入パネル40また壁面と固定パネル30に形成された所定の角度、例えば固定パネル30及び壁体との間に形成される傾斜角(a)程度等しく所定の角度が形成されるように構成することが望ましい。
【0013】
併せて、固定パネル30と挿入パネル40の結合される部分の下端部に構成された固定台33は固定パネル110に支持突部50が形成されることによって第1支持パネル60に具備された物品の重さが固定パネル30側に傾く現象が発生するようになって、これに固定パネル30と挿入パネル40との間に結合された部分が長期間露出時にもブラケット20が破損しないように構成する。
【0014】
しかし、前記のような特許は壁体に何らの表示なしに無支柱壁体を具現することができないものである。
【0015】
本発明は、このような背景下で発明するようになったものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
一番目の課題としては、金属パネルを利用した壁面に各種構造物や飾り物等を自然に付着する無支柱棚などを実現することができる課題を解決したものである。
【0017】
二番目の課題は、支持台の突き出された部分を底支持台と螺合して螺合した支持台を解体した後に多様な支持台を挿入して壁体に各種構造物を変更することを容易にする課題を解決したものである。
【0018】
三番目の課題は、金属パネルから突き出された一字型支持台、掛け金型支持台及び固定部を通じて多様な構造物を交替する課題を解決したものである。
【課題を解決するための手段】
【0019】
前記のような課題を解決するために下記のような構成を置く。
壁体部と、
前記壁体部に付着されるブラケットと、
前記ブラケットに付着される支持台と、
前記支持台に対応されるホール加工金属パネルと、
前記ホール加工金属パネルから突き出された前記支持台に挿入される飾り部で構成するシステム壁体を提供する。
【0020】
ここで、前記ブラケットは前記ホール加工金属パネルが堅固に挿入されるように前記ブラケットの周辺部には突起部を構成して前記ホール加工金属パネルのわく部は切曲部を構成し、前記折曲部に前記突起部に相応されるホールを構成することが望ましい。
【0021】
ここで、前記支持台は底支持台と一字型支持台で構成するが、前記底支持台は前記ブラケットの空間部と類似な構成で圧嵌方式で挿入されるように構成することが望ましい。
【0022】
ここで、前記ホール加工金属パネルは前記支持台の突出部を挿入するようにホール加工された金属パネルで構成することが望ましい。
【0023】
ここで、前記飾り部は棚部、箱部、掛金支持台のうちで何れか一つで構成することが望ましい。
【0024】
ここで、前記飾り部を挿入した後前記飾り部と前記支持台を固定ねじ部で固定させることがさらに望ましい。
【0025】
ここで、前記支持台は前記底支持台と一字型支持台で構成するが、前記底支持台はボルト挿入部を構成することが望ましい。
【0026】
ここで、前記一字型支持台は前記底支持台と螺合するように構成することが望ましい。
【0027】
ここで、前記支持台は前記底支持台と掛金支持台で構成するが、前記底支持台と前記掛金支持台は螺合するように構成することが望ましい。
【0028】
ここで、前記支持台は前記底支持台、固定部及び固定ねじ部で構成することが望ましい。
【0029】
ここで、前記支持台は棚装着ホール部を構成することが望ましい。
【0030】
ここで、前記底支持台は回転防止キーを挿入するように回転防止キー溝部を構成することが望ましい。
【発明の効果】
【0031】
一番目の効果は、金属パネルを利用した壁面に各種構造物や飾り物などを自然に付着する無支柱棚などを実現することができる効果があるものである。
【0032】
二番目の効果は、支持台の突き出された部分を底支持台と螺合して螺合した支持台を解体した後に多様な支持台を挿入して壁体に各種構造物を変更することができる。
【0033】
三番目の効果は、金属パネルから突き出された一字型支持台、掛け金型支持台及び固定部を通じて多様な構造物を交替することが可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【0034】
図1a】ホール加工金属パネルに棚部と箱部を付着したものを示す図面である。
図1b】は図1aのA-A'の断面図を示す図面である。
図2a図1の部品を見せてくれる図面である。
図2b図1の部品を見せてくれる図面である。
図2c図1の部品を見せてくれる図面である。
図2d図1の部品を見せてくれる図面である。
図2e図1の部品を見せてくれる図面である。
図2f図1の部品を見せてくれる図面である。
図3】ブラケットを壁体に付着したものを示す図面である。
図4図3に支持台を挿入したものを示す図面である。
図5a図4にホール加工金属パネルを挿入したものを示す図面である。
図5b図5aの断面を示す図面である。
図6a】掛金支持台を壁体に付着したものを示す図面である。
図6b】ホール加工金属パネルを掛金支持台に挿入する前の構成を示す図面である。
図7a】壁体部が合板である場合に許容荷重試験結果を示す図面である。
図7b】壁体部が石膏ボードである場合に許容荷重試験結果を示す図面である。
図8a】一字型支持台に回転防止キー溝部を示したものを示す図面である。
図8b】掛金支持台に回転防止キー溝部を示したものを示したものを示す図面である。
図8c図8aを分離したものを示す図面である。
図8d図8bを分離したものを示す図面である。
図8e】固定部と固定ねじ部を構成したものを示す図面である。
図9a】底支持台の構成を示す図面である。
図9b図9aのA-A'線の断面図を示した図面である。
図9c】一字型支持台及び掛金支持台に棚装着ホール部を構成したものを示す図面である。
図10】従来の技術を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0035】
図8乃至図9によって説明すれば下記のようである。
【0036】
ブラケットに接続される本体に3種類をボルトタイプで連結することができる構造である。
【0037】
図8aは、一字型支持台に回転防止キー溝部272が示したものを示す図面である。
【0038】
既存の無支柱棚類を固定することができる。一字型支持台210が回転されて解けることを防止できるようにするために回転防止キー溝部272が構成されたものである。
【0039】
図8bは、掛金支持台を適用したものを示したものを示す図面である。
【0040】
図8bは服や帽子などをかけることができる掛けである。
【0041】
図8cは、図8aを分離したものを示す図面である。
【0042】
一体型で構成しても構わないが、一字型支持台210を掛金支持台250で交替するか、またはそれの逆で交替することが単に回転することで、簡単にロックと解除が可能になるように螺合の形態で構成したものである。
【0043】
図8dは、図8bを分離したものを示す図面である。
【0044】
回転防止キー270を構成したものは支持台が回転されることを防止して解除が発生しないようにするものである。
【0045】
図8eは、固定部260と固定ねじ部262を構成したものを示す図面である。
【0046】
その他の構造物を固定することができるナットまたはボルトのような役割をするものである。
【0047】
底支持台220部分と多様な形態の支持台、単純支持台、掛け及び壁面に固定のための席などを結合することが可能なものである。
【0048】
図9aは、底支持台の構成を示す図面である。
【0049】
図9bは、底支持台の図9aのA-A'の断面を示す図面である。
【0050】
底支持台220に別途のボルト挿入部223、225、227、229を構成したものである。
【0051】
別途の締結ホール部なしにブラケットの空間部に挿入することでも充分であるが、より多くの重さを支えるために別途の締結ホール部を構成することが望ましい。
【0052】
図9cは、一字型支持台及び掛金支持台に棚装着ホール部212を構成したものを示す図面である。
【0053】
棚装着ホールは棚を挿入する場合に地震等や壁に内部方向に傾斜がある場合棚が支持台から離脱されることを防止するために構成するものである。
【0054】
結合ねじ部214、254は底支持台220と結合するために構成したものである。
【0055】
前記支持台200は底支持台220と一字型支持台210で構成するが、前記底支持台220はボルト挿入部223、225、227、229を構成することが望ましい。
【0056】
前記一字型支持台210は前記底支持台220と螺合するように構成することが望ましい。
【0057】
前記支持台200は底支持台220と掛金支持台250で構成するが、前記底支持台220と前記掛金支持台250は螺合するように構成することが望ましい。
【0058】
前記支持台200は底支持台220、固定部260及び固定ねじ部262で構成することが望ましい。
【0059】
前記支持台200は棚装着ホール部212を構成することが望ましい。
【0060】
固定ねじ部520は支持台200と結合した棚部410、箱部420を含んだ飾り部400などがこれから離脱されないように棚装着ホール部212に挿入するものである。
【0061】
前記底支持台220は回転防止キー270を挿入するように回転防止キー溝部272を構成することが望ましい。
【0062】
(発明の実施のための形態)
本発明は、金属タイルと金属タイルを壁面に付着するためのブラケットの構造物を利用して支持台を構成して棚等を含んだ飾り部を便利に設置及び装着するものである。
【0063】
施工する方法としては、壁面に壁とタイルを連結するブラケットを施工して目的に合う支持台などの構造物をブラケットの余裕空間に設置し、その上に支持台及び構造物が突き出されることができるようにして金属タイルに構成された挿入ホールに挿入されるように付着して施工する。
【0064】
また、所望の構造物を壁面に施工するためにブラケットを多様な構造で変化させることも可能である。
【0065】
適用種類としては下記のようである。
【0066】
各種掛け、棚、収納函などの構造物と各種飾り物を壁に付着することが可能である。
【0067】
すなわち、各種掛け、棚、収納函などを収納する物理的構造は下記のようである。
【0068】
ブラケットの余裕空間に掛け模様のアクセサリの底支持台を付着し、その上にアクセサリが突き出されて出るように突き出される構成とこれに相当のホールが加工された金属タイルを組立てる構成である。
【0069】
1)額縁、帽子、服などをかけることができる掛け構造物、2)棚や収納函などを固定させることができる構造物で支柱がない棚や支柱がない収納函などに適用することができるものである。
【0070】
“支柱がない”という表現は、支柱が棚や収納函の内部に挿入されて外部ではまるで支柱がないもののように思われることを意味する。
【0071】
ブラケットと金属タイルとの間には複数個のホックで構成されている。
【0072】
本発明では単位金属タイル当たり24個のホックが構成されている。
【0073】
このホックによって相当の重さを加えるようになる棚も十分に壁体に支持するようになるものである。
【0074】
金属タイルの一部を交替することを希望する場合にはホックによって付着された金属タイルを脱着するのに容易な構造を通じて金属タイルを入れ替って内部雰囲気を随時に交替することができる長所がある。
【0075】
組み立てされているタイルを分離することでデザインが他のタイルを再組立することもできて必要な場合には棚や各種掛けを壁面に自由に設置及び除去が可能な構成である。
【0076】
金属タイルは棚や掛けを支持する支持台が挿入されるように該当する構成を有したホールを構成することが可能である。模様や機能が他の各種棚や掛けを共通的支持が可能な支持台が設置されるようにタイルにホールを加工するものである。
【0077】
この支持台に棚や各種掛けを固定して設置することが可能である。
【0078】
本発明は、壁面に構成されたブラケットとブラケットの空間部に支持台を固定し、この支持台と対応される個所にホールが構成された金属タイルを挿入して棚に支持台が挿入される挿入ホールを構成して支持台と結合する方式の構造である。
【0079】
具体的構成としては図1乃至図6によって説明することにする。
【0080】
壁体部に付着されるブラケット100は固定ねじ部510によって壁体にブラケット100を付着する。
【0081】
前記ブラケット100に支持台200を付着する。
【0082】
前記支持台200に対応されるホール加工金属パネル300を付着する。
【0083】
前記ホール加工金属パネル300から突き出された前記支持台200に挿入される飾り部410、420を構成してシステム壁体を構成する。
【0084】
前記ブラケット100は前記ホール加工金属パネル300が堅固に挿入されるように前記ブラケット100の周辺部には突起部を構成し、前記ホール加工金属パネル300のわく部は切曲部を構成して切曲部に前記突起部に相応されるホールを構成するものである。
【0085】
前記支持台200は底支持台220と一字型支持台210で構成するが、前記底支持台220は前記ブラケット100の空間部120と類似な構成で圧嵌方式で挿入されるものなら充分である。
【0086】
もちろん前記底支持台220を別に壁板にボルト挿入部223、225、227、229に挿入することも可能である。
【0087】
そのような場合には支持台がさらに多い重量を耐えるようにできる。
【0088】
前記ホール加工金属パネル300は前記支持台200の突出部を挿入するようにホール加工金属パネル300で構成する。
【0089】
図2bで示したように結着突起130の後面には結着逃避空間部135を構成してホール加工金属パネル300と結着する時にこの逃避空間部を通じて良く結着することができるようにする。
【0090】
図2eを説明すれば下記のようである。
【0091】
前記結着突起130に結着する前記ホール加工金属パネル300の結着突起穴
310、320、340、350、前記連結部溝に挿入する連結金具(図示せず)に対応される。
【0092】
前記ホール加工金属パネルの連結部穴330の構成を有する。
【0093】
前記結着突起穴310、320、340、350は前記連結部穴330を左右に二つずつ構成することが望ましい。
【0094】
このように構成して単に支持台がブラケットの空間部に圧嵌合わせに挿入された状態でもホール加工金属パネルとブラケットの結着によって所望の負荷に耐えるようにするものである。
【0095】
前記飾り部410、420は棚部410、箱部420、掛金支持台250のうちで何れか一つで構成する。
【0096】
前記飾り部410、420を挿入した後に飾り部410、420と前記支持台200を固定ねじ部520で固定させることが望ましい。
【0097】
図7a、図7bはそれぞれ壁板が合板と石膏ボードである場合に一つの支持台に対する耐えることができる荷重を測定した値である。
【0098】
図7aは、支持台一つの最大荷重が20kgf程度まで離脱されないものである。
【0099】
以後に一つの固定支持台によった一字型支持台及び掛金支持台の一つに75kgfも原型を維持する。
【0100】
図7bは、3重石膏ボードの試験結果一つの支持台が14kgfまで耐えることができるものであり、壁体が合板である場合は問題がないが、石膏ボードである場合には振動の如何、許容荷重の如何で支持台一つ当たり14kgより重い品物を載せることができないことを見せて、しかし、一般に支持台が2個であるので28kgまでは収容が可能である。
【0101】
本明細書及び請求範囲に使用された用語や単語は通常的であるか、または辞書的な意味に限定して解釈されてはいけないし、発明者はその自分の発明を一番最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に即して、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈されなければならない。
【0102】
したがって、本明細書に記載された実施例と図面に示された構成は、本発明の一番望ましい一実施例に過ぎないだけであり、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないので、本出願時点においてこれらは取り替えることができる多様な均等物と変形例らがあり得ることを理解しなければならない。
【産業上の利用可能性】
【0103】
金属パネルを利用して壁面に各種構造物や飾り物等を自然に付着する無支柱棚などを実現することができる効果があることで産業上利用可能性があるものである。
【0104】
支持台の突き出された部分を底支持台と螺合して螺合した支持台を解体した後に多様な支持台を挿入して壁体に各種構造物を変更することができることで産業上利用可能性があるものである。
【0105】
金属パネルから突き出された一字型支持台、掛け金型支持台及び固定部を通じて多様な構造物を交替することが可能なものであり、産業上利用可能性があるものである。

図1a
図1b
図2a
図2b
図2c
図2d
図2e
図2f
図3
図4
図5a
図5b
図6a
図6b
図7a
図7b
図8a
図8b
図8c
図8d
図8e
図9a
図9b
図9c
図10