(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-13
(45)【発行日】2023-02-21
(54)【発明の名称】左官作業自動化システム及びその運用方法
(51)【国際特許分類】
B25J 19/04 20060101AFI20230214BHJP
B25J 13/08 20060101ALI20230214BHJP
G06T 7/50 20170101ALI20230214BHJP
【FI】
B25J19/04
B25J13/08 A
G06T7/50
(21)【出願番号】P 2022011022
(22)【出願日】2022-01-27
【審査請求日】2022-01-27
(32)【優先日】2021-11-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】504117165
【氏名又は名称】逢甲大學
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】盛 郁庭
(72)【発明者】
【氏名】王 識源
【審査官】仁木 学
(56)【参考文献】
【文献】特表2016-526121(JP,A)
【文献】特開2016-187845(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B25J 1/00 - 21/02
G06T 7/50
E04B 1/62 - 1/99
E04F 21/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
モルタル供給装置及びロボットを有する機械に設けられ、
シーン内の少なくとも一部の壁面を含む少なくとも1つの画像を捕捉するように構成された少なくとも1つの画像捕捉装置と、
前記少なくとも1つの画像及び少なくとも1つの変換行列を格納するように構成されたストレージと、
前記画像捕捉装置及び前記ストレージと接続し、通信を通じて前記機械との間の接続を実現し、前記少なくとも1つの画像を受信し、前記少なくとも1つの画像に基づいて複数の点群座標を生成し、前記少なくとも1つの変換行列が前記複数の点群座標を第1座標系から第2座標系に変換した結果に基づいて、前記モルタル供給装置を制御して吹き付け動作を実行し、並びに前記少なくとも1つの変換行列が前記複数の点群座標を前記第2座標系から第3座標系に変換した結果に基づいて、前記ロボットを制御して塗り動作を実行するように構成されるプロセッサと
を含むことを特徴とする左官作業自動化システム。
【請求項2】
前記モルタル供給装置は、吹付けノズルを備える請求項1に記載の左官作業自動化システム。
【請求項3】
前記ロボットは、少なくとも1つの上腕と、少なくとも1つの下腕と、保持部材とを備え、前記少なくとも1つの下腕の両端が前記少なくとも1つの上腕及び前記保持部材とそれぞれ接続する請求項1に記載の左官作業自動化システム。
【請求項4】
前記少なくとも1つの画像は、前記壁面の少なくとも2つの境界線を含む請求項1に記載の左官作業自動化システム。
【請求項5】
前記少なくとも1つの上腕は、コテ又は左官鏝である少なくとも1つの工具をさらに有する請求項3に記載の左官作業自動化システム。
【請求項6】
左官作業自動化システムの運用方法であって、
請求項1に記載の左官作業自動化システムを用意するステップS1と、
前記少なくとも1つの画像捕捉装置で捕捉された前記少なくとも1つの画像に基づき、前記第1座標系内で前記複数の点群座標を生成するステップS2と、
前記少なくとも1つの変換行列に基づいて前記複数の点群座標に対して座標変換を実行することで、前記複数の点群座標を前記少なくとも1つの画像に対応する前記第1座標系から前記モルタル供給装置に対応する前記第2座標系に変換させ、並びに前記少なくとも1つの変換行列に基づき、再度前記複数の点群座標を前記モルタル供給装置に対応する前記第2座標系から前記ロボットに対応する前記第3座標系に変換させ、前記複数の点群座標を含む前記第2座標系及び前記第3座標系をそれぞれ保存するステップS3と、
前記ストレージ内の前記第2座標系に基づき、前記モルタル供給装置の動きを制御して、前記モルタル供給装置の吹付けノズルが前記壁面から一定の距離を置いた後、前記モルタル供給装置によって前記壁面に吹き付けるステップS4と、
吹き付け動作が終了した後、前記ストレージ内の前記第3座標系に基づき、前記ロボットの動きを制御して、工具は所定の経路に沿って前記壁面に塗り動作を実行できるようにさせるステップS5と、
を含む左官作業自動化システムの運用方法。
【請求項7】
前記ステップS3と前記ステップS4との間は、前記第2座標系内の各前記点群座標から原点までの距離値を判定するステップと、各前記距離値が閾値より大きいか小さいかを確認するステップと、各前記距離値が閾値より大きいか小さいと確認された場合、相対する各前記点群座標を目標座標として保存すると共に記録するステップとをさらに含む請求項6に記載の左官作業自動化システムの運用方法。
【請求項8】
前記ステップS4は、吹き付け動作を実行する前、先に前記モルタル供給装置の前記吹付けノズルを特定の吹き付け動作開始位置に移動させるステップと、設定された移動経路に沿って前記吹き付け動作開始位置から開始して前記壁面に吹き付けるステップとをさらに含む請求項6に記載の左官作業自動化システムの運用方法。
【請求項9】
前記閾値は、前記複数の距離値の中央値、平均値又は最頻値である請求項7に記載の左官作業自動化システムの運用方法。
【請求項10】
前記移動経路は、S字形又はZ字形である請求項8に記載の左官作業自動化システムの運用方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、左官作業システム及びその運用方法に関し、特に、ロボットと協働する左官作業自動化システム及びその運用方法に関する発明です。
【背景技術】
【0002】
一般的な左官作業の方法は、主に施工する壁面に一層のモルタルをまず塗り、モルタルが乾く前に、工具(例えば鏝)で塗り上げて平らにさせる。ただし、塗り付け及び塗り上げの時、モルタルを壁面上の不規則な隙間(又は開口部)に埋めていない場合、モルタルが乾燥した後、補修されていない隙間が凹状に見えることや壁面を平らにさせるのが難しくなるため、完成品の審美性に影響を及ぼしていた。
【0003】
この問題を解決するために工法を実行することは、一般的であるが、この方法は、時間と労力を要するだけでなく、左官職人自身の熟達した技能に大きく依存している。如何にして自動化かつ迅速な状態で壁面を平らにするかが実際には業界が必要としているものであることがわかる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の問題の少なくとも1つを解決するために、本発明のいくつかの実施形態は、左官作業システム及びその運用方法を提案し、特に、ロボットと協働する左官作業自動化システム及びその運用方法を提案する。具体的には、前記左官作業自動化システムは、異なる座標系での点群座標の座標変換を利用して、モルタルの吹付及び塗り時のモルタル供給装置及びロボットの動作を制御することから、大面積の壁面左官作業をより効果的に完成させ、作業時間を大幅に短縮できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の少なくとも1つの実施形態は、モルタル供給装置及びロボットを有する機械に設けられ、少なくとも1つの画像捕捉装置と、ストレージと、プロセッサとを備えた左官作業自動化システムであり、前記プロセッサは前記画像捕捉装置及び前記ストレージと接続し、通信を通じて前記機械との間の接続を実現する。
【0006】
本発明の少なくとも1つの実施形態は、左官作業自動化システムの運用方法である。前記方法は、前記左官作業自動化システムを用意するステップと、前記少なくとも1つの画像捕捉装置で捕捉された前記少なくとも1つの画像に基づき、第1座標系内で複数の点群座標を生成するステップと、前記少なくとも1つの変換行列に基づいてこれら点群座標に対して座標変換を実行することで、これら点群座標を前記少なくとも1つの画像に対応する前記第1座標系から前記モルタル供給装置に対応する第2座標系に変換させ、並びに前記少なくとも1つの変換行列に基づき、再度これら点群座標を前記モルタル供給装置に対応する前記第2座標系から前記ロボットに対応する第3座標系に変換させ、これら点群座標を含む前記第2座標系及び前記第3座標系をそれぞれ保存するステップと、ストレージ内の第2座標系に基づき、前記モルタル供給装置の動きを制御して、前記モルタル供給装置の吹付けノズルが壁面から一定の距離を置いた後、前記モルタル供給装置によって前記壁面に吹き付けるステップと、吹き付け動作が終了した後、ストレージ内の第3座標系に基づき、前記ロボットの動きを制御して、工具は所定の経路に沿って壁面に塗り動作を実行できるようにさせるステップと、を含む。
【0007】
上記本発明の概要は、本発明の幾つか態様及び技術的特徴に対し基本的な説明をすることを目的とする。発明の概要は、本発明の詳細な説明ではないため、目的は特別に本発明の鍵となる或いは重要要素を挙げることなく、本発明の範囲を特定するために用いられることはなく、単に本発明のいくつかの概念を簡潔に開示する
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の左官作業自動化システムを示す概略図である。
【
図2】本発明の左官作業自動化システム1の運用方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の技術的特徴及び技術的内容をさらに理解するため、以下の本発明に関する詳細な説明及び図面を参照されたい。
【0010】
本発明の少なくとも1つの実施形態は、左官作業システム及びその運用方法に関し、特に、ロボットと協働する左官作業自動化システム及びその運用方法に関するものである。
【0011】
図1は、本発明の左官作業自動化システムを示す概略図である。
図1において、前記左官作業自動化システム1は、少なくとも1つの画像捕捉装置10と、ストレージ11と、プロセッサ12とを備え、前記プロセッサ12は前記画像捕捉装置10及び前記ストレージ11と接続し、複数の点群座標が画像捕捉装置10によって取得され、プロセッサ12で処理され得る。
【0012】
前記左官作業自動化システム1には、少なくとも1つのロボット21及びモルタル供給装置20を有する機械2に設けられ、通信を通じてプロセッサ12との間の接続を実現する。本実施形態において、前記ロボット21は、任意の種類の機械要素又は類似するものを含み得、必要に応じて、アーム、吹付けノズル201、噴霧器又はこれらの組み合わせなどの操作機器に接続することができる。一態様(
図1)において、ロボット21は、少なくとも1つの上腕211と、少なくとも下腕212と、保持部材213とを有するロボットアームであり得る。ここでの上腕211は、下腕212の一端に設けられ、少なくとも1つの工具214を有し、保持部材213は機械2と接続するように下腕212の他端に設けられる。この場合、少なくとも1つの工具214は、ロボット21としてのロボットアームによって操作することができるコテ(左官鏝)などのワークピースであり得る。
【0013】
本実施形態において、前記モルタル供給装置20はまた、中に設けられた吹付けノズル201を介して壁面3に向かってモルタルを吹付けるための吹付け作業で使用される任意の装置であり得る(例えば、S字形充てん方法による吹付け)。
【0014】
本実施形態の特徴は、前記画像捕捉装置10の第1座標系及び前記モルタル供給装置20の第2座標系と前記ロボット21の第3座標系との間の座標変換関係を構築(すなわち、ある座標系上の座標を別の座標系上の座標に変換)することによって、前記壁面3の吹き付け作業及び塗り作業を実現することである。
【0015】
具体的には、本実施形態において、第1座標系は、画像捕捉装置10を原点とする直交座標系で、第2座標はモルタル供給装置20の吹付けノズル201を原点とする直交座標系、第3座標はロボット21の工具214を原点とする直交座標系であると仮定する。画像捕捉装置10、吹付けノズル201及び工具214の位置関係が固定されているため、第1座標系から第2座標系へ、第2座標系から第3座標系への座標変換をより高い精度に制御することができる。かつ、この仮定の下で、前記画像捕捉装置10は、モルタル供給装置20上の場所又はモルタル供給装置20以外の場所に設けられることができ、ストレージ11に格納された少なくとも1つの変換行列を介して、第1座標系内の複数の点群座標の座標変換を実行する。
【0016】
図1の画像捕捉装置10は、シーン内の少なくとも1つの画像及び複数の深度を捕捉するように構成された深度センサを搭載したカメラ(カラー/又はグレースケール)であり得、前記シーン内ではプロセッサ12が壁面3のサイズを認識できるようにする少なくとも2つの境界線を含む。よって、複数の点群座標を生成する時、前記プロセッサ12は、前記画像内の複数のピクセル座標を確認し、前記深度をこれらピクセル座標に入力してマッチングすることで、第1座標系内の複数の点群座標(すなわち、点群)を得る。もちろん、前記画像捕捉装置10は、また飛行時間型(ToF)深度カメラ、RGB-Dカメラ及び構造化光3次元走査カメラ等の深度カメラであり得るが、本発明はこれを限定しない。
【0017】
ストレージ11は、動作中のプロセッサ12又は実行中のプログラム及び関数を格納することができる。本実施形態において、ストレージ11は、前記画像及び前記変換行列を格納及び提供するように構成する任意のタイプの長期メモリ、短期メモリ、長短期メモリ(LSTM)、揮発性(volatile)メモリ又は非揮発性(non-volatile)メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であり得る。前記変換行列は、第1座標系と第2座標系、及び第2座標系と第3座標系の変換関係を記録する。一態様において、ストレージ11は、プロセッサ12の一部であることができるが、ストレージ11はプロセッサ12から独立してできることも理解されたい。
【0018】
プロセッサ12は、当業者によって使用される中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、マイクロプロセッサ(Micro Processing Unit、MPU)、マイクロコントロートユニット(Micro Control Unit、MCU)及びこられの組み合わせ等を含む従来のプロセッサであり得る。
【0019】
図2は、本発明の左官作業自動化システム1の運用方法を示すフローチャートである。本実施形態において、まずプロセッサ12は、画像捕捉装置10を制御してシーンから少なくとも2つの境界線を含む画像を捕捉し、前記画像に基づいて前記複数の点群座標を生成する(ステップS2)。その後、プロセッサ12は、第2座標系及び第3座標系でのこれら壁面3座標の位置を確認した状態下(ステップS3)で、前記吹付けノズル201を壁面3の前方から一定の距離に位置させるようにモルタル供給装置20の動きを制御し、モルタル供給装置20がこの状態下で吹き付け動作を実行できるようにして、モルタルが壁面3の上を覆い(ステップS4)、所定の時間が経過したと判断された時(又は所定の供給量に達した後)、吹き付け動作を停止する。次に、ロボット21の工具214を壁面3の前方に位置決めすることにより、工具214を
図3に示すように予定の経路を沿って壁面3上で塗り動作を実行させ、平坦な壁面3を生成する(ステップS5)。
図2に示すように、壁面3全体の塗りが完了するまでこれらステップを繰り返して実行することができる。
【0020】
前記距離値は、必要に応じて設定することができ、本発明はこれを限定しない。(例えばより広い範囲の壁面3を吹き付ける場合、値を大きく設定できる)。
【0021】
好ましくは、壁面3の不陸部分(例えば凹み又は凸起の部分)を正確に埋めることができるようにするため、吹き付け動作から塗り動作までの過程/又は塗り動作の過程は、好ましくは複数回実行されることで、壁面3をより平らにさせる。具体的には、ステップS3が完了した後、プロセッサ12は、続いで第2座標系の壁面3座標内に識別されることができる少なくとも1つの目標座標があるかどうかを判定できる。判定結果が「ある」の場合、この目標座標をマークして記録し、ステップS4及びS4又はステップS5を繰り返し実行する必要のある壁面3上の不陸部分を示すために用いられる。例えばプロセッサ12は、点群座標から吹付けノズル201(第2座標系の原点)までの距離値が閾値より大きいことを認識した場合、この点群座標がステップS5を繰り返し実行する必要のある目標座標であると判定し、これとは対照的に、プロセッサ12は、点群座標から吹付けノズル201(第2座標系の原点)までの距離値が閾値より小さいことを認識した場合、この点群座標がステップS4及びステップS5を繰り返し実行する必要のある目標座標であると判定する。ここで、前記閾値は、実際の使用ニーズに応じて、これら距離値の中央値(median)、平均値(mean)又は最頻値(mode)になる。
【0022】
さらに、本実施形態において、プロセッサ12はまた、各前記距離値と前記閾値との間の差を確定することに基づいて、吹き付け動作から塗り動作まで/又は塗り動作の回数を決定できる。例えば前記差が所定の値のN倍であると確定された場合、この差に対する目標座標はステップ(ステップS4及びS5、或いはステップS5)をN回繰り返す必要のある不陸部分であると判定する。前記差が正の値の場合、繰り返す実行されるステップはステップS5であり、前記差が負の値の場合、ステップS4及びS5である。ただし、Nは整数である必要があるため、差の商と所定の値が整数でない場合、Nの値は商を切り上げ/切り捨てた結果に等しくなる。
【0023】
ステップS4の目標座標がステップS5内で認識されるためには、上述のステップを実行する時に特に言及されていないが、第2座標系内の目標座標の位置を第3座標系の位置に変換する過程を含むべきであることに留意されたい。
【0024】
なお、プロセッサ12はまた、モルタル供給装置20の吹付けノズル201を特定の吹き付け動作開始位置に事前に配置して、設定された移動経路(S字形/又はZ字形)に従い前記壁面3を吹き付けさせることもできる。吹き付け動作開始位置が第2座標系内の既知座標であるため、実際の実行において、プロセッサ12は吹付けノズル201と工具214との間の固定された位置関係に従ってロボット21の動きを制御することができ、また前記工具214が吹付けノズル201に対して相対的な位置に動かされた後、これを塗り動作開始位置とする。ここで、前記吹き付け動作開始位置は、壁面3上の任意の位置であり得るが、本発明はこれを限定しない。
【0025】
本発明では好ましい実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
【符号の説明】
【0026】
10 画像捕捉装置
1 左官作業自動化システム
11 ストレージ
12 プロセッサ
2 機械
20 モルタル供給装置
21 ロボット
201 吹付けノズル
211 上腕
212 下腕
213 保持部材
214 工具
3 壁面
S1~S5 ステップ
【要約】
【課題】 左官作業自動化システム及びその運用方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明は、モルタル供給装置(20)及びロボット(21)を有する機械(2)に設けられ、少なくとも1つの画像捕捉装置(10)と、ストレージ(11)と、プロセッサ(12)とを備えた左官作業自動化システム(1)であり、プロセッサ(12)は画像捕捉装置(10)及びストレージ(11)と接続し、通信を通じて機械(2)との間の接続を実現する。
【選択図】
図1