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特許7227982測定ギャップ構成方法およびデバイス、記憶媒体、ならびに電子デバイス
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-14
(45)【発行日】2023-02-22
(54)【発明の名称】測定ギャップ構成方法およびデバイス、記憶媒体、ならびに電子デバイス
(51)【国際特許分類】
   H04W 92/20 20090101AFI20230215BHJP
   H04W 72/0457 20230101ALI20230215BHJP
   H04W 24/10 20090101ALI20230215BHJP
【FI】
H04W92/20
H04W72/0457 110
H04W24/10
【請求項の数】 16
(21)【出願番号】P 2020555395
(86)(22)【出願日】2019-04-08
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-08-26
(86)【国際出願番号】 CN2019081790
(87)【国際公開番号】W WO2019196805
(87)【国際公開日】2019-10-17
【審査請求日】2021-02-09
(31)【優先権主張番号】201810333257.7
(32)【優先日】2018-04-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】▲韓▼▲済▼任
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼静
(72)【発明者】
【氏名】高音
(72)【発明者】
【氏名】黄河
【審査官】竹内 亨
(56)【参考文献】
【文献】Ericsson,Measurement configuration for EN-DC,3GPP TSG RAN WG3 #99bis R3-182255,2018年04月07日
【文献】Huawei,TP for NSA BL CR on measurement gap configuration,3GPP TSG RAN WG3 #99 R3-181118,2018年02月16日
【文献】Nokia, Nokia Shanghai Bell,Summary for Offline discussion #40[online],3GPP TSG RAN WG2 adhoc_2018_01_NR R2-1801657,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_AHs/2018_01_NR/Docs/R2-1801657.zip>,2018年01月27日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00-99/00
H04B 7/24-7/26
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
測定ギャップ構成方法であって、
集中ユニットが、第1のノードから複数の測定周波数のリストを受信することと、
前記集中ユニットが、インターフェース上の第1のメッセージを通して、周波数情報を分散ユニットに通知することであって、前記周波数情報は、前記分散ユニットがギャップ構成を実行するためのものであり、前記周波数情報は、前記複数の測定周波数のそれぞれの同期信号ブロック測定タイミング構成(SMTC)情報を含み、前記集中ユニットおよび前記分散ユニットは、第2のノードの一部である、ことと、
前記集中ユニットが、前記通知された周波数情報に応答して、前記分散ユニットから前記インターフェース上の第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージは、前記ギャップ構成を含む、ことと
を含む、測定ギャップ構成方法。
【請求項2】
前記第1のメッセージは、ユーザ機器(UE)コンテキスト設定要求、または、UEコンテキスト修正要求のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記周波数情報は、前記複数の測定周波数リスト含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
ュアルコネクティビティネットワークにおいて、前記第1のノードは、マスタノードであり、かつ、前記第2のノードは、二次ノードである、請求項に記載の方法。
【請求項5】
測定ギャップ構成方法であって、
前記測定ギャップ構成方法は、分散ユニットが、インターフェース上の第2のメッセージを集中ユニットに伝送することを含み、
前記第2のメッセージは、ギャップ構成を含み、前記集中ユニットおよび前記分散ユニットは、第1のノードの一部であり、
前記ギャップ構成は前記インターフェース上の第1のメッセージで前記集中ユニットによって通知される周波数情報に基づいて実行され、前記周波数情報は、複数の測定周波数のリストの各測定周波数の同期信号ブロック測定タイミング構成(SMTC)情報を含み、前記複数の測定周波数のリストは、第2のノードによって前記第1のノードの前記集中ユニットに提供される、測定ギャップ構成方法。
【請求項6】
前記第1のメッセージは、ユーザ機器(UE)コンテキスト設定要求、または、UEコンテキスト修正要求のうちの少なくとも1つを含む、請求項に記載の方法。
【請求項7】
前記周波数情報は、前記複数の測定周波数リスト含む、請求項に記載の方法。
【請求項8】
メモリとプロセッサとを備えるデバイスであって、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成されており、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することにより、
第1のノードから複数の測定周波数のリストを受信することと、
インターフェース上の第1のメッセージを通して、周波数情報を分散ユニットに通知することであって、前記周波数情報は、前記分散ユニットがギャップ構成を実行するためのものであり、前記周波数情報は、前記複数の測定周波数のそれぞれの同期信号ブロック測定タイミング構成(SMTC)情報を含み、前記デバイスおよび前記分散ユニットは、第2のノードの一部である、ことと、
前記通知された周波数情報に応答して、前記分散ユニットから前記インターフェース上の第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージは、前記ギャップ構成を含む、ことと
を行うように構成されている、デバイス。
【請求項9】
前記第1のメッセージは、ユーザ機器(UE)コンテキスト設定要求、または、UEコンテキスト修正要求のうちの少なくとも1つを含む、請求項に記載のデバイス。
【請求項10】
前記周波数情報は、前記複数の測定周波数リスト含む、請求項に記載のデバイス。
【請求項11】
ュアルコネクティビティネットワークにおいて、前記第1のノードは、マスタノードであり、かつ、前記第2のノードは、二次ノードである、請求項に記載のデバイス。
【請求項12】
前記デバイスは、集中ユニットを含む、請求項に記載のデバイス。
【請求項13】
メモリとプロセッサとを備えるデバイスであって、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成されており、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することにより、インターフェース上の第2のメッセージを集中ユニットに伝送するように構成されており、
前記第2のメッセージは、ギャップ構成を含み、前記集中ユニットおよび前記デバイスは、第1のノードの一部であり、
前記ギャップ構成は前記インターフェース上の第1のメッセージで前記集中ユニットによって通知される周波数情報に基づいて実行され、前記周波数情報は、複数の測定周波数のリストの各測定周波数の同期信号ブロック測定タイミング構成(SMTC)情報を含み、前記複数の測定周波数のリストは、第2のノードによって前記第1のノードの前記集中ユニットに提供される、デバイス。
【請求項14】
前記第1のメッセージは、ユーザ機器(UE)コンテキスト設定要求、または、UEコンテキスト修正要求のうちの少なくとも1つを含む、請求項13に記載のデバイス。
【請求項15】
前記周波数情報は、前記複数の測定周波数リスト含む、請求項13に記載のデバイス。
【請求項16】
前記デバイスは、前記第1のノードの分散ユニットを含む、請求項13に記載のデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信の分野に関し、具体的には、測定ギャップ構成方法およびデバイス、記憶媒体、ならびに電子デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
関連技術では、第5世代無線システム(5G)ネットワークアーキテクチャは、革新およびネットワーキング柔軟性を示し、5Gネットワークでは、無線アクセスネットワーク側上の基地局は、2つの基本的エンティティ、すなわち、集中ユニット(CU)および分散ユニット(DU)に分離される。集中ユニットを通して複数の分散ユニットを制御することは、クラウドアーキテクチャのベースバンド集中処理を実装し、ユーザの遠端に関して分散様式でサービスを提供し得る。CU-DU分離ネットワークアーキテクチャでは、一方では、多くのコアネットワークシグナリングオーバーヘッドが、節約され、他方では、スイッチング遅延が、低減され、新無線(NR)システムのモバイル性能が、強化されることができるように、遅延不感性ネットワーク機能が、集中ユニット(CU)内に構成され、遅延感受性ネットワーク機能が、分散ユニット(DU)内に設置される。CUとDUとの間の伝送および接続が、F1インターフェースを通して実施される。
【0003】
ロングタームエボリューション(LTE)システムにおける基地局は、クロスシステムデュアルコネクティビティネットワークアーキテクチャが、形成されるように、5Gネットワーク内で留保される。そのようなネットワーキングモードは、無線リソースの利用率を改善し、システムスイッチング時間遅延を低減させ、ユーザおよびシステム性能を改良することができる。5Gネットワークにおけるデュアル接続モードは、以下のモードを含む。
【0004】
マスタノードの基地局は、進化型NodeB(eNB)であり、二次ノードの基地局は、次世代NodeB(gNB)であり、両方の基地局は、LTEコアネットワーク、進化型パケットコア(EPC)、すなわち、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)、NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)に接続される。
【0005】
マスタノードの基地局は、eNBであり、二次ノードの基地局は、gNBであり、両方の基地局は、NRコアネットワーク、5Gコア(5GC)、すなわち、次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)E-UTRA、NRデュアルコネクティビティ(NGEN-DC)に接続される。
【0006】
マスタノードの基地局は、gNBであり、二次ノードの基地局は、eNBであり、両方の基地局は、NRコアネットワーク5GC、すなわち、NR、E-UTRANデュアルコネクティビティ(NE-DC)に接続される。
【0007】
マスタノードおよび二次ノードの基地局は、gNB、すなわち、NR、NRデュアルコネクティビティ(NN-DC)である。
【0008】
関連技術におけるLTEシステムでは、ユーザ機器(UE)が、1つのみの受信機を有する場合、UEは、同一の瞬間に1つのみの周波数において信号を受信することができる。周波数間システム間ハンドオーバーの前に、周波数間システム間測定が、最初に実施される必要がある。周波数間またはシステム間測定が、トリガされると、eNodeBが、測定ギャップ関連構成を配信し、UEは、eNodeBの構成インジケーションに従って、測定ギャップを開始する。
【0009】
しかしながら、5Gでは、CU-DUネットワーキングアーキテクチャを含むマルチ接続シナリオ下で、ギャップパターンの関連パラメータの決定、マスタノードと二次ノードとの間のギャップ構成に関連する相互作用プロセス、および第1のネットワーク要素(gNB-CU)と第2のネットワーク要素(gNB-DU)との間のギャップ構成に関連する相互作用プロセス等、測定ギャップに関連する、関連する協調プロセスおよび詳細な構成プロセスは、まだ判定されていない。したがって、合理的な測定ギャップが、ネットワーク要素の間で効率的に構成されることができない。
【0010】
関連技術における前述の問題に照らして、いかなる効果的なスキームも、まだ提案されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本開示の実施形態は、測定ギャップ構成方法およびデバイス、記憶媒体、ならびに電子デバイスを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本開示のある実施形態によると、測定ギャップ構成方法が、提供される。本方法は、下記に説明されるステップ、第1のネットワーク要素が、測定標的の周波数情報を判定することと、第1のネットワーク要素が、第1のインターフェースシグナリングを通して、周波数情報を第2のネットワーク要素に通知することとを含み、第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素は、同一のノード上で構成される。
【0013】
本開示のある実施形態によると、測定ギャップ構成方法が、提供される。本方法は、下記に説明されるステップ、第1のネットワーク要素が、1つ以上の第2のネットワーク要素に関する物理リソース構成情報に従って、測定ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを計算することと、第1のネットワーク要素が、ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを対応する第2のネットワーク要素に送信することとを含み、第1のネットワーク要素は、1つ以上の第2のネットワーク要素に対応し、第1のネットワーク要素および1つ以上の第2のネットワーク要素は、同一のノード上で構成される。
【0014】
本開示のある実施形態によると、測定ギャップ構成方法が、提供される。本方法は、下記に説明されるステップ、第2のネットワーク要素が、ギャップパターンを構成することと、第2のネットワーク要素が、ギャップパターンを第1のネットワーク要素に通知することとを含み、第1のネットワーク要素は、1つ以上の第2のネットワーク要素に対応し、第1のネットワーク要素および複数の第2のネットワーク要素は、同一のノード上で構成される。
【0015】
本開示のある実施形態によると、測定ギャップ構成方法が、提供される。本方法は、下記に説明されるステップ、ユーザ機器(UE)が、エアインターフェース再構成メッセージを受信することと、エアインターフェース再構成情報が、UEのギャップ要件の変更を引き起こし、UEが、無線リソース制御(RRC)再構成完了メッセージに応答するとき、UEが、マスタノードのRRCメッセージの情報要素内で、ギャップ要件の変更をネットワーク側に通知することとを含み、UEは、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続され、マスタノードは、eNBまたgNBであり、二次ノードは、gNBまたはeNBである。
【0016】
本開示のある実施形態によると、測定ギャップ構成方法が、提供される。本方法は、下記に説明されるステップ、二次ノードが、第2のインターフェースメッセージ内のインジケーションを搬送することによって、ギャップ構成更新またはギャップ解放のうちの1つを実施するようにマスタノードに要求すること、または二次ノードが、マスタノードによって送信された第2のインターフェースメッセージを受信することであって、第2のインターフェースメッセージは、ギャップ構成更新、維持、または解放のうちの1つを実施するように二次ノード側に通知するためのインジケーションを搬送する、ことを含み、UEが、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続される。
【0017】
本開示のある実施形態によると、測定ギャップ構成方法が、提供される。本方法は、下記に説明されるステップ、マスタノードが、二次ノードの測定周波数構成についてのインジケーション情報を入手することと、マスタノードが、測定周波数構成についてのインジケーション情報を通して、ギャップパターンの随意のセットを判定することとを含み、UEが、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続される。
【0018】
本開示のある実施形態によると、測定ギャップ構成方法が、提供される。本方法は、下記に説明されるステップ、4/5Gデュアル接続のシナリオでは、マスタノードが、第3または第2のインターフェースを通して、基地局側の測定ギャップ能力について二次ノードと相互作用すること、またはNN-DCのシナリオでは、マスタノードが、第2のインターフェースを通して、基地局側の測定ギャップ構成能力について二次ノードと相互作用することを含む。
【0019】
本開示の別の実施形態によると、測定ギャップ構成デバイスが、提供される。本デバイスは、基地局に適用され、第1のネットワーク要素と、第2のネットワーク要素とを含み、第1のネットワーク要素は、測定標的の周波数情報を判定し、第1のネットワーク要素は、第1のインターフェースシグナリングを通して、周波数情報を第2のネットワーク要素に通知する。
【0020】
本開示の別の実施形態によると、測定ギャップ構成デバイスが、提供される。本デバイスは、基地局に適用され、第1のネットワーク要素と、1つ以上の第2のネットワーク要素とを含み、第1のネットワーク要素は、1つ以上の第2のネットワーク要素に関する物理リソース構成情報に従って、ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを計算し、第1のネットワーク要素は、ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを対応する第2のネットワーク要素に送信し、第1のネットワーク要素は、1つ以上の第2のネットワーク要素に対応する。
【0021】
本開示の別の実施形態によると、測定ギャップ構成デバイスが、提供される。本デバイスは、基地局に適用され、第1のネットワーク要素と、1つ以上の第2のネットワーク要素とを含み、1つ以上の第2のネットワーク要素は、ギャップパターンを構成し、1つ以上の第2のネットワーク要素は、ギャップパターンを第1のネットワーク要素に通知する。
【0022】
本開示の別の実施形態によると、測定ギャップ構成デバイスが、提供される。本デバイスは、ユーザ機器(UE)に適用され、受信モジュールと、通知モジュールとを含み、受信モジュールは、エアインターフェース再構成メッセージを受信するように構成され、通知モジュールは、エアインターフェース再構成情報が、UEのギャップ要件の変更を引き起こし、UEが、RRC再構成完了メッセージに応答するとき、マスタノードのRRCメッセージの情報要素を通して、ギャップ要件の変更をネットワーク側に通知するように構成され、UEは、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続され、マスタノードは、eNBまたはgNBであり、二次ノードは、gNBまたはeNBである。
【0023】
本開示の別の実施形態によると、測定ギャップ構成デバイスが、提供される。本デバイスは、二次ノードに適用され、第2のインターフェースメッセージ内のインジケーションを搬送することによって、ギャップ構成更新またはギャップ解放のうちの1つを実施するようにマスタノードに要求すること、または二次ノードによって、マスタノードによって送信された第2のインターフェースメッセージを受信することを行うように構成される、要求モジュールを含み、第2のインターフェースメッセージは、ギャップ構成更新、維持、または解放のうちの1つを実施するように二次ノード側に通知するためのインジケーションを搬送し、UEが、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続される。
【0024】
本開示の別の実施形態によると、測定ギャップ構成デバイスが、提供される。本デバイスは、マスタノードに適用され、入手モジュールと、判定モジュールとを含み、入手モジュールは、二次ノードのインジケーション情報を入手するように構成され、判定モジュールは、インジケーション情報を通して、ギャップパターンの随意のセットを判定するように構成され、UEが、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続される。
【0025】
本開示の別の実施形態によると、測定ギャップ構成デバイスが、提供される。本デバイスは、マスタノードに適用され、第1の相互作用モジュールまたは第2の相互作用モジュールを含み、第1の相互作用モジュールは、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク新無線デュアルコネクティビティ(EN-DC)のシナリオでは、第3のインターフェースを通して、基地局側のギャップ構成能力について二次ノードと相互作用するように構成され、第2の相互作用モジュールは、新無線新無線デュアルコネクティビティ(NN-DC)のシナリオでは、第2のインターフェースを通して、基地局側のギャップ構成能力について二次ノードと相互作用するように構成される。
【0026】
本開示のなおも別の実施形態によると、記憶媒体がさらに、提供される。記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶し、コンピュータプログラムは、実行されると、前述の方法実施形態のうちのいずれか1つにおけるステップを実装するように構成される。
【0027】
本開示のなおも別の実施形態によると、電子デバイスがさらに、提供される。電子デバイスは、メモリと、プロセッサとを含む。メモリは、コンピュータプログラムを記憶し、プロセッサは、コンピュータプログラムを実行し、前述の方法実施形態のうちのいずれか1つにおけるステップを実施するように構成される。
【0028】
本開示を通して、CU-DUネットワーキングアーキテクチャにおける測定ギャップの関連する構成パラメータおよび構成プロセスが、規定される。測定ギャップを構成することができない関連技術における問題が、解決されることができる。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
測定ギャップ構成方法であって、
第1のネットワーク要素によって、測定標的の周波数情報を判定することと、
前記第1のネットワーク要素によって、第1のインターフェースシグナリングを通して、前記周波数情報を第2のネットワーク要素に通知することと
を含み、
前記第1のネットワーク要素および前記第2のネットワーク要素は、同一のノード上で構成されている、方法。
(項目2)
前記第1のインターフェースシグナリングは、ユーザ機器(UE)コンテキスト設定要求またはUEコンテキスト修正要求のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記周波数情報は、測定周波数リストセット、各測定周波数の同期信号ブロック測定タイミング構成(SMTC)情報、または各測定周波数のチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)関連時間ドメイン構成情報のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記第1のネットワーク要素によって、前記第1のインターフェースシグナリングを通して、前記周波数情報を前記第2のネットワーク要素に通知した後、前記方法はさらに、前記周波数情報が前記測定周波数リストセットを含む場合では、前記第2のネットワーク要素によってネットワーク管理システムから、各測定周波数の前記SMTC情報および各測定周波数の前記関連時間ドメイン構成情報を入手することを含む、項目3に記載の方法。
(項目5)
測定ギャップ構成方法であって、
第1のネットワーク要素によって、少なくとも1つの第2のネットワーク要素に関する物理リソース構成情報に従って、ギャップパターン構成情報の少なくとも1つのセットを計算することと、
前記第1のネットワーク要素によって、前記ギャップパターン構成情報の少なくとも1つのセットを対応する第2のネットワーク要素に送信することと
を含み、
前記第1のネットワーク要素は、前記少なくとも1つの第2のネットワーク要素に対応し、前記第1のネットワーク要素および前記少なくとも1つの第2のネットワーク要素は、同一のノード上で構成されている、方法。
(項目6)
前記第1のネットワーク要素によって、以下の様式:
前記第1のネットワーク要素によって、要求メッセージを前記少なくとも1つの第2のネットワーク要素に送信する様式で前記物理リソース構成情報を入手すること、または、
前記少なくとも1つの第2のネットワーク要素によって、前記物理リソース構成情報をアクティブ報告の様式で前記第1のネットワーク要素に送信すること
のうちの1つにおいて前記物理リソース構成情報を入手することをさらに含む、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記物理リソース構成情報は、スケジューリング要求(SR)、サウンディング基準信号(SRS)、または不連続受信(DRX)のうちの少なくとも1つを含む、項目5に記載の方法。
(項目8)
前記ギャップパターン構成情報は、ギャップ周期、ギャップ持続時間、ギャップオフセット、またはギャップタイプのうちの少なくとも1つを含む、項目5に記載の方法。
(項目9)
前記第1のネットワーク要素によって、前記ギャップパターン構成情報の少なくとも1つのセットを前記対応する第2のネットワーク要素に送信することは、
前記第1のネットワーク要素によって、前記ギャップパターン構成情報のうちの少なくとも1つのセットを同時に前記少なくとも1つの第2のネットワーク要素の全てに送信すること、または、
前記第1のネットワーク要素によって、前記少なくとも1つの第2のネットワーク要素のそれぞれの上のサービングセルの実際の周波数構成に従って、前記ギャップパターン構成情報の少なくとも1つのセットを独立して配信すること
のうちの1つを含む、項目5に記載の方法。
(項目10)
複数の前記第1のネットワーク要素が存在する場合では、マスタノードの第1のネットワーク要素が、前記ギャップパターン構成情報の少なくとも1つのセットを二次ノードの第1のネットワーク要素に送信する、または二次ノードの第1のネットワーク要素が、前記二次ノードの第2のネットワーク要素上のサービングセルの実際の周波数構成に従って、前記ギャップパターン構成情報の少なくとも1つのセットを独立して配信する、項目9に記載の方法。
(項目11)
測定ギャップ構成方法であって、
第2のネットワーク要素によって、ギャップパターンを構成することと、
前記第2のネットワーク要素によって、前記ギャップパターンを第1のネットワーク要素に通知することと
を含み、
前記第1のネットワーク要素は、前記第2のネットワーク要素のうちの少なくとも1つに対応し、前記第1のネットワーク要素および複数の前記第2のネットワーク要素は、同一のノード上で構成されている、方法。
(項目12)
前記第2のネットワーク要素によって、前記ギャップパターンを前記第1のネットワーク要素に通知した後、前記方法はさらに、前記第1のネットワーク要素が新しい第2のネットワーク要素を追加する場合では、前記第1のネットワーク要素によって、前記第1のネットワーク要素内にあったギャップパターン構成を、第1のインターフェース設定メッセージを通して、前記新しい第2のネットワーク要素に送信することを含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記第1のネットワーク要素によって、前記第1のインターフェース設定メッセージを通して、前記使用されたギャップパターン構成を前記新しい第2のネットワーク要素に送信した後、前記方法はさらに、前記新しい第2のネットワーク要素によって、前記第2のネットワーク要素に、前記ギャップパターン構成が適切であるかどうかを表すための説明情報をフィードバックすることを含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記説明情報が、前記ギャップパターン構成が適切ではないことを表す場合では、前記第1のネットワーク要素は、ギャップパターン構成計算を再実施する、または前記第2のネットワーク要素は、前記ギャップパターンを再構成する、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記ギャップパターンは、ギャップ周期、ギャップ持続時間、ギャップオフセット、またはギャップタイプのうちの少なくとも1つを含む、項目11に記載の方法。
(項目16)
測定ギャップ構成方法であって、
ユーザ機器(UE)によって、エアインターフェース再構成メッセージを受信することと、
エアインターフェース再構成情報が前記UEのギャップ要件の変更を引き起こし、前記UEが無線リソース制御(RRC)再構成完了メッセージに応答する場合では、前記UEによって、マスタノードのRRCメッセージの情報要素内で、前記ギャップ要件の変更をネットワーク側に通知することと
を含み、
前記UEは、前記マスタノードおよび二次ノードに同時に接続され、前記マスタノードは、進化型NodeB(eNB)または次世代NodeB(gNB)であり、前記二次ノードは、gNBまたはeNBである、方法。
(項目17)
前記エアインターフェース再構成メッセージは、前記二次ノードによって発生され、前記エアインターフェース再構成メッセージは、カプセル化様式で前記マスタノードの前記RRCメッセージを通して、前記UEに配信される、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記RRC再構成完了メッセージは、前記UEから前記マスタノードに送信され、前記RRC再構成完了メッセージは、カプセル化様式で搬送される、項目16に記載の方法。
(項目19)
前記RRCメッセージの情報要素は、以下の形態:
ギャップが構成される必要があるかどうかを示すこと、
それぞれ、周波数範囲(FR)1を伴うサービングセルがギャップを必要とするかどうか、およびFR2を伴うサービングセルがギャップを必要とするかどうかを示すこと、または、
現在のサービングセルの構成に関して、各周波数がギャップを必要とするかどうかを示すこと
のうちの1つを含む、項目16に記載の方法。
(項目20)
前記RRCメッセージはさらに、所望のギャップパターンタイプを搬送する、項目16に記載の方法。
(項目21)
前記UEによって、外側層上の前記RRCメッセージの情報要素内で、前記ネットワーク側に通知した後、前記方法はさらに、前記UEによって、前記ネットワーク側によって送信された新しいギャップ構成を受信することを含み、前記ギャップ構成は、前記受信されたRRCメッセージの情報要素に従って、ギャップの構成を実施する前記ネットワーク側によって取得される、項目16に記載の方法。
(項目22)
測定ギャップ構成方法であって、
二次ノードによって、第2のインターフェースメッセージ内のインジケーションを搬送することによって、ギャップ構成更新またはギャップ解放のうちの1つを実施するようにマスタノードに要求すること、または、
二次ノードによって、マスタノードによって送信された第2のインターフェースメッセージを受信することであって、前記第2のインターフェースメッセージは、ギャップ構成更新、維持、または解放のうちの1つを実施するように二次ノード側に通知するためのインジケーションを搬送する、こと
を含み、
ユーザ機器(UE)が、前記マスタノードおよび前記二次ノードに同時に接続されている、方法。
(項目23)
前記インジケーションは、前記第2のインターフェースメッセージ内の明示的情報要素を通して示すこと、または前記第2のインターフェースメッセージ内で搬送される無線リソース制御(RRC)ノード間メッセージ内の明示的情報要素を通して示すことのうちの少なくとも1つを含む、項目22に記載の方法。
(項目24)
測定ギャップ構成方法であって、
マスタノードによって、二次ノードのインジケーション情報を入手することと、
前記マスタノードによって、前記インジケーション情報を通して、ギャップパターンの随意のセットを判定することと
を含み、
ユーザ機器(UE)が、前記マスタノードおよび前記二次ノードに同時に接続されている、方法。
(項目25)
前記インジケーション情報のコンテンツは、前記二次ノードがロングタームエボリューション(LTE)周波数間測定を用いて構成されるかどうか、または前記二次ノードがLTE周波数間測定を削除するかどうかのうちの少なくとも1つを含む、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記インジケーション情報のインジケーション様式は、第2のインターフェースメッセージを通して、前記二次ノードによって構成されるLTE測定周波数リストを転送すること、または第2のインターフェースメッセージ内の情報要素を通して、前記二次ノードがLTE周波数間測定を用いて構成されるかどうかを示すことのうちの少なくとも1つを含む、項目24に記載の方法。
(項目27)
前記LTE測定周波数リストは、新しく追加された周波数リストまたは削除された周波数リストのうちの1つを含む、項目26に記載の方法。
(項目28)
測定ギャップ構成方法であって、
進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク新無線デュアルコネクティビティ(EN-DC)のシナリオでは、マスタノードによって、第3のインターフェースを通して、基地局側のギャップ構成能力について二次ノードと相互作用すること、または新無線新無線デュアルコネクティビティ(NN-DC)のシナリオでは、マスタノードによって、第2のインターフェースを通して、基地局側のギャップ構成能力について二次ノードと相互作用することを含む、方法。
(項目29)
前記ギャップ構成能力は、前記基地局側が周波数範囲(FR)あたりのギャップをサポートするかどうかを含む、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記ギャップ構成能力の伝送様式は、
前記第3のインターフェースまたは前記第2のインターフェースのうちの1つのセル専用共通シグナリングを通して転送すること、または、
前記第3のインターフェースまたは前記第2のインターフェースのうちの1つのUE専用特有シグナリングを通して転送すること
のうちの1つを含む、項目28に記載の方法。
(項目31)
基地局に適用され、第1のネットワーク要素と、第2のネットワーク要素とを備える、測定ギャップ構成デバイスであって、
前記第1のネットワーク要素は、測定標的の周波数情報を判定し、
前記第1のネットワーク要素は、第1のインターフェースシグナリングを通して、前記周波数情報を前記第2のネットワーク要素に通知する、測定ギャップ構成デバイス。
(項目32)
基地局に適用され、第1のネットワーク要素と、少なくとも1つの第2のネットワーク要素とを備える、測定ギャップ構成デバイスであって、
前記第1のネットワーク要素は、前記少なくとも1つの第2のネットワーク要素に関する物理リソース構成情報に従って、ギャップパターン構成情報の少なくとも1つのセットを計算し、前記第1のネットワーク要素は、前記ギャップパターン構成情報の少なくとも1つのセットを対応する第2のネットワーク要素に送信し、
前記第1のネットワーク要素は、前記少なくとも1つの第2のネットワーク要素に対応する、測定ギャップ構成デバイス。
(項目33)
基地局に適用され、第1のネットワーク要素と、少なくとも1つの第2のネットワーク要素とを備える、測定ギャップ構成デバイスであって、
前記少なくとも1つの第2のネットワーク要素は、ギャップパターンを構成し、
前記少なくとも1つの第2のネットワーク要素は、前記ギャップパターンを前記第1のネットワーク要素に通知する、測定ギャップ構成デバイス。
(項目34)
ユーザ機器(UE)に適用される、測定ギャップ構成デバイスであって、
エアインターフェース再構成メッセージを受信するように構成された受信モジュールと、
前記エアインターフェース再構成情報が前記UEのギャップ要件の変更を引き起こし、前記UEが無線リソース制御(RRC)再構成完了メッセージに応答する場合では、マスタノードのRRCメッセージの情報要素を通して、前記ギャップ要件の変更をネットワーク側に通知するように構成されている、通知モジュールと
を備え、
前記UEは、前記マスタノードおよび二次ノードに同時に接続され、前記マスタノードは、進化型NodeB(eNB)または次世代NodeB(gNB)であり、前記二次ノードは、gNBまたはeNBである、測定ギャップ構成デバイス。
(項目35)
二次ノードに適用される、測定ギャップ構成デバイスであって、
第2のインターフェースメッセージ内のインジケーションを搬送することによって、ギャップ構成更新またはギャップ解放のうちの1つを実施するようにマスタノードに要求すること、または前記二次ノードによって、マスタノードによって送信された第2のインターフェースメッセージを受信することを行うように構成されている、要求モジュールを備え、
前記第2のインターフェースメッセージは、ギャップ構成更新、維持、または解放のうちの1つを実施するように二次ノード側に通知するためのインジケーションを搬送し、
ユーザ機器(UE)が、前記マスタノードおよび前記二次ノードに同時に接続されている、測定ギャップ構成デバイス。
(項目36)
マスタノードに適用される、測定ギャップ構成デバイスであって、
二次ノードのインジケーション情報を入手するように構成された入手モジュールと、
前記インジケーション情報を通してギャップパターンの随意のセットを判定するように構成された判定モジュールと
を備え、
ユーザ機器(UE)が、前記マスタノードおよび前記二次ノードに同時に接続されている、測定ギャップ構成デバイス。
(項目37)
マスタノードに適用される、測定ギャップ構成デバイスであって、
進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク新無線デュアルコネクティビティ(EN-DC)のシナリオでは、第3のインターフェースを通して、基地局側のギャップ構成能力について二次ノードと相互作用するように構成されている、第1の相互作用モジュール、または、
新無線新無線デュアルコネクティビティ(NN-DC)のシナリオでは、第2のインターフェースを通して、基地局側のギャップ構成能力について二次ノードと相互作用するように構成されている、第2の相互作用モジュール
を備える、測定ギャップ構成デバイス。
(項目38)
コンピュータプログラムを記憶する記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、実行されると、項目1-30のいずれか1項に記載の方法を実装するように構成されている、記憶媒体。
(項目39)
メモリと、プロセッサとを備える電子デバイスであって、前記メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行し、項目1~30のいずれか1項に記載の方法を実施するように構成されている、電子デバイス。
【0029】
本明細書に説明される図面は、本開示のさらなる理解を提供するために使用され、本願の一部を形成する。本開示における例証的実施形態およびその説明は、本開示を解説するために使用され、不適切な様式で本開示を限定するために使用されない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1図1は、本開示のある実施形態による、ネットワークアーキテクチャ図である。
図2図2は、本開示のある実施形態による、測定ギャップ構成方法のフローチャートである。
図3図3は、本開示のある実施形態による、測定ギャップ構成デバイスのブロック図である。
図4図4は、本開示のある実施形態による、マスタノード側上にFR2周波数測定を構成するフローチャートである。
図5図5は、本開示のある実施形態による、二次ノード側上にFR2周波数測定を構成するフローチャートである。
図6図6は、本開示のある実施形態による、CUがメッセージ要求を通してDU上の物理リソース構成を入手するフローチャートである。
図7図7は、本開示のある実施形態による、DUが物理リソース構成をアクティブに報告するフローチャートである。
図8図8は、本開示のある実施形態による、CUが異なるギャップタイプに従ってギャップ構成を送信する概略図である。
図9図9は、本開示のある実施形態による、NR内のマルチ接続アーキテクチャ下のギャップパターン構成方法のフローチャートである。
図10図10は、本開示のある実施形態による、ギャップ要件が変化するときにUEがネットワーク側に通知するための方法のフローチャートである。
図11図11は、本開示のある実施形態による、二次ノードがギャップ構成を入手するように要求するフローチャートである。
図12図12は、本開示のある実施形態による、二次ノードがギャップ構成を削除するように要求するフローチャートである。
図13図13は、本開示のある実施形態による、マスタノードがインジケーションに従ってギャップパターンの随意のセットを判定するフローチャートである。
図14図14は、本開示のある実施形態による、セル共通シグナリングを通したギャップ構成能力についてのマスタノードと二次ノードとの間の相互作用のフローチャートである。
図15図15は、本開示のある実施形態による、UE専用シグナリングを通したギャップ構成能力についてのマスタノードと二次ノードとの間の相互作用のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0031】
本開示は、実施形態と併せて図面を参照して、それ以降で詳細に説明されるであろう。矛盾しない場合、本明細書に説明される実施形態および実施形態における特徴が、相互に組み合わせられ得ることに留意されたい。
【0032】
本開示の説明、請求項、および上記の図面における用語「第1」、「第2」、ならびに同等物等が、類似するオブジェクトを区別するために使用され、必ずしも特定の順序またはシーケンスを説明するために使用されないことに留意されたい。
【0033】
本願の実施形態は、図1に示されるネットワークアーキテクチャ上で実行されてもよい。図1は、本開示のある実施形態による、ネットワークアーキテクチャ図である。ネットワークアーキテクチャは、マスタノードと、二次ノードと、UEとを含む。マスタノードおよび二次ノードは、ネットワーク側上の基地局(すなわち、それぞれ、マスタ基地局および二次基地局)として理解されてもよい。基地局は、第1のネットワーク要素DUと、第2のネットワーク要素CUとを含む。DUおよびCUの両方は、分離されたアーキテクチャを採用する。本実施形態では、第1のインターフェースが、F1インターフェースとして例証され、第2のインターフェースが、Xnインターフェースとして例証され、第3のインターフェースが、X2インターフェースとして例証される。
【0034】
実施形態1
本実施形態では、上記のネットワークアーキテクチャ上で実行される測定ギャップ構成方法が、提供される。図2は、本開示のある実施形態による、測定ギャップ構成方法のフローチャートである。図2に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップを含む。
【0035】
ステップS202において、第1のネットワーク要素が、測定標的の周波数情報を判定する。
【0036】
ステップS204において、第1のネットワーク要素は、F1インターフェースシグナリングを通して、周波数情報を第2のネットワーク要素に通知する。
【0037】
第1のネットワーク要素および第2のネットワーク要素は、同一のノード上で構成される。
【0038】
上記のステップを通して、CU-DUネットワーキングアーキテクチャにおける測定ギャップの関連する構成パラメータおよび構成プロセスが、規定され、測定ギャップを構成することができない関連技術における問題が、解決されることができる。
【0039】
ある実施形態では、F1インターフェースシグナリングは、UEコンテキスト設定要求またはUEコンテキスト修正要求のうちの少なくとも1つを含む。
【0040】
ある実施形態では、周波数情報は、測定周波数リストセット、各測定周波数の同期信号ブロック(SSB)測定タイミング構成(SMTC)情報、各測定周波数のチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)関連時間ドメイン構成情報、各測定周波数がSSB測定を開始するかどうかを示すためのインジケーション、または各測定周波数がCSI-RS測定を開始するかどうかを示すためのインジケーションのうちの少なくとも1つを含む。
【0041】
ある実施形態では、第1のネットワーク要素が、F1インターフェースシグナリングを通して、周波数情報を第2のネットワーク要素に通知した後、本方法はさらに、以下のステップ:周波数情報が、測定周波数に対応するSMTC構成またはCSI-RS構成を搬送しないとき、第2のネットワーク要素が、ネットワーク管理システムから各測定周波数のSMTC情報および各測定周波数のCSI-RS時間ドメイン構成情報を入手することを含む。
【0042】
実施形態2
本実施形態では、上記のネットワークアーキテクチャ上で実行される測定ギャップ構成方法が、提供される。別の測定ギャップ構成方法が、実施形態において提供され、本方法は、下記に説明されるステップを含む。
【0043】
S11において、第1のネットワーク要素は、1つ以上の第2のネットワーク要素に関する物理リソース構成情報に従って、測定ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを計算する。
【0044】
S12において、第1のネットワーク要素は、測定ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを対応する第2のネットワーク要素に送信する。
【0045】
第1のネットワーク要素は、1つ以上の第2のネットワーク要素に対応し、第1のネットワーク要素および1つ以上の第2のネットワーク要素は、同一のノード上で構成される。
【0046】
ある実施形態では、ステップS11の前に、本方法はさらに、以下のステップ:第1のネットワーク要素が、以下の様式:第1のネットワーク要素が、要求メッセージを第2のネットワーク要素に送信する様式で物理リソース構成情報を入手すること、または第2のネットワーク要素が、物理リソース構成情報をアクティブ報告の様式で第1のネットワーク要素に送信することのうちの1つにおいて物理リソース構成情報を入手することを含む。
【0047】
ある実施形態では、物理リソース構成情報は、限定ではないが、スケジューリング要求(SR)、サウンディング基準信号(SRS)、または不連続受信(DRX)のうちの少なくとも1つを含む。
【0048】
ある実施形態では、測定ギャップパターン構成情報は、限定ではないが、測定ギャップ周期、測定ギャップ持続時間、測定ギャップオフセット、または測定ギャップタイプのうちの少なくとも1つを含む。
【0049】
ある実施形態では、第1のネットワーク要素が測定ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを対応する第2のネットワーク要素に送信するステップは、以下のステップ:第1のネットワーク要素が、ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを同時に1つ以上の第2のネットワーク要素の全てに送信すること、または第1のネットワーク要素が、1つ以上の第2のネットワーク要素のそれぞれの上のサービングセルの実際の周波数構成に従って、ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを独立して配信することのうちの1つを含む。
【0050】
ある実施形態では、複数の第1のネットワーク要素が、存在するとき、マスタノードの第1のネットワーク要素が、測定ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを二次ノードの第1のネットワーク要素に送信する、または二次ノードの第1のネットワーク要素が、二次ノードの第2のネットワーク要素上のサービングセルの実際の周波数構成に従って、ギャップパターン構成情報を独立して配信する。
【0051】
実施形態3
本実施形態では、上記のネットワークアーキテクチャ上で実行される測定ギャップ構成方法が、提供される。別の測定ギャップ構成方法が、本実施形態において提供され、本方法は、下記に説明されるステップを含む。
【0052】
S21において、第2のネットワーク要素が、測定ギャップパターンを構成する。
【0053】
S22において、第2のネットワーク要素は、測定ギャップパターンを第1のネットワーク要素に通知する。
【0054】
第1のネットワーク要素は、1つ以上の第2のネットワーク要素に対応し、第1のネットワーク要素および複数の第2のネットワーク要素は、同一のノード上で構成される。
【0055】
ある実施形態では、第2のネットワーク要素が、ギャップパターンを第1のネットワーク要素に通知した後、本方法はさらに、以下のステップ:第1のネットワーク要素が、新しい第2のネットワーク要素を追加するとき、第1のネットワーク要素が、第1のネットワーク要素内にあったギャップパターン構成を、F1インターフェース設定メッセージを通して、新しい第2のネットワーク要素に送信することを含む。
【0056】
ある実施形態では、第1のネットワーク要素が、F1インターフェース設定メッセージを通して、構成された測定ギャップパターン構成を新しい第2のネットワーク要素に送信した後、本方法はさらに、以下のステップ:新しい第2のネットワーク要素が、測定ギャップパターン構成が適切であるかどうかを表すための説明情報を第1のネットワーク要素にフィードバックすることを含む。測定ギャップパターン構成が、適切ではないとき、第1のネットワーク要素は、ギャップパターン構成計算を再実施する、またはオリジナルの第2のネットワーク要素は、ギャップパターンを再構成する。
【0057】
ある実施形態では、測定ギャップパターンは、測定ギャップ周期、測定ギャップ持続時間、測定ギャップオフセット、または測定ギャップタイプのうちの少なくとも1つを含む。
【0058】
実施形態4
本実施形態では、上記のネットワークアーキテクチャ上で実行される測定ギャップ構成方法が、提供される。別の測定ギャップ構成方法が、本実施形態において提供され、本方法は、下記に説明されるステップを含む。
【0059】
S31において、ユーザ機器(UE)が、エアインターフェース再構成メッセージを受信する。
【0060】
S32において、エアインターフェース再構成情報が、UEの測定ギャップ要件の変更を引き起こし、UEが、RRC再構成完了メッセージに応答するとき、UEは、マスタノードのRRCメッセージの情報要素内で、測定ギャップ要件の変更をネットワーク側に通知する。UEは、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続され、NRシステム内のアーキテクチャに二重に接続される、または4/5Gシステムの間のアーキテクチャに二重に接続されてもよい。マスタノードは、eNBまたはgNBであり、二次ノードは、gNBまたはeNBである。
【0061】
ある実施形態では、エアインターフェース再構成メッセージは、二次ノードによって発生され、エアインターフェース再構成メッセージは、カプセル化様式でマスタノードのRRCメッセージを通して、UEに配信される。
【0062】
ある実施形態では、RRC再構成完了メッセージは、UEからマスタノードに送信され、RRC再構成完了メッセージは、カプセル化様式で搬送される。
【0063】
ある実施形態では、RRCメッセージの情報要素は、以下の形態:測定ギャップが構成される必要があるかどうかを示すこと、それぞれ、周波数範囲(FR)1を伴うサービングセルが測定ギャップを必要とするかどうか、およびFR2を伴うサービングセルがギャップを必要とするかどうかを示すこと、または現在のサービングセルの構成に関して、各周波数が測定ギャップを必要とするかどうかを示すことのうちの1つを含む。
【0064】
ある実施形態では、RRCメッセージはさらに、UEによって所望される測定ギャップパターンタイプを搬送する。
【0065】
ある実施形態では、UEが、外側層上の無線リソース制御(RRC)応答メッセージの情報要素内で、ネットワーク側に通知した後、本方法はさらに、以下のステップ:UEが、ネットワーク側によって送信された新しいギャップ構成を受信することを含み、ギャップ構成は、受信されたRRCメッセージの情報要素に従って、ギャップを構成するネットワーク側によって取得される。
【0066】
実施形態5
本実施形態では、上記のネットワークアーキテクチャ上で実行される測定ギャップ構成方法が、提供される。別の測定ギャップ構成方法が、本実施形態において提供され、本方法は、下記に説明されるステップを含む。
【0067】
S14において、二次ノードが、X2またはXnインターフェースメッセージ内のインジケーションを搬送することによって、測定ギャップ構成更新または測定ギャップ解放のうちの1つを実施するようにマスタノードに要求する一方、二次ノードが、マスタノードによって送信されたX2またはXnインターフェースメッセージを受信し、X2またはXnインターフェースメッセージは、測定ギャップ構成更新、維持、または解放のうちの1つを実施するように二次ノード側に通知するためのインジケーションを搬送し、UEが、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続される。
【0068】
ある実施形態では、インジケーションは、Xnメッセージ内の明示的情報要素を通して示すこと、もしくはX2またはXnメッセージ内で搬送されるRRCノード間メッセージ内の明示的情報要素を通して示すことのうちの少なくとも1つを含む。
【0069】
実施形態6
本実施形態では、上記のネットワークアーキテクチャ上で実行される測定ギャップ構成方法が、提供される。別の測定ギャップ構成方法が、本実施形態において提供され、本方法は、下記に説明されるステップを含む。
【0070】
S51において、マスタノードが、二次ノードのインジケーション情報を入手する。
【0071】
S52において、マスタノードは、インジケーション情報を通して、測定ギャップパターンの随意のセットを判定する。
【0072】
UEが、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続される。
【0073】
ある実施形態では、インジケーション情報のコンテンツは、二次ノードがロングタームエボリューション(LTE)周波数間測定を用いて構成されるかどうか、または二次ノードがLTE周波数間測定を削除するかどうかのうちの少なくとも1つを含む。
【0074】
ある実施形態では、インジケーション情報のインジケーション様式は、Xnインターフェースメッセージを通して、二次ノードによって構成されるLTE測定周波数リストを転送すること、またはXnインターフェースメッセージ内の情報要素を通して、二次ノードがLTE周波数間測定を用いて構成されるかどうかを示すことのうちの少なくとも1つを含む。
【0075】
ある実施形態では、LTE測定周波数リストは、新しく追加または修正された周波数リストもしくは削除された周波数リストのうちの1つを含む。
【0076】
実施形態7
本実施形態では、上記のネットワークアーキテクチャ上で実行される測定ギャップ構成方法が、提供される。別の測定ギャップ構成方法が、本実施形態において提供され、本方法は、下記に説明されるステップを含む。
【0077】
S61において、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク新無線デュアルコネクティビティ(EN-DC)のシナリオでは、マスタノードが、X2インターフェースを通して、基地局側の測定ギャップ構成能力について二次ノードと相互作用する、または新無線新無線デュアルコネクティビティ(NN-DC)のシナリオでは、マスタノードが、Xnインターフェースを通して、基地局側の測定ギャップ構成能力について二次ノードと相互作用する。
【0078】
ある実施形態では、ギャップ構成能力は、基地局側がFRあたりのギャップ(本明細書では、FRは、周波数範囲である)をサポートするかどうかを含む。
【0079】
ある実施形態では、測定ギャップ構成能力の伝送様式は、X2インターフェースまたはXnインターフェースのセル専用共通シグナリングを通して転送すること、もしくはX2インターフェースまたはXnインターフェースのUE専用特有シグナリングを通して転送することのうちの少なくとも1つを含む。
【0080】
上記に言及される実装の説明から、実施形態における方法は、必要な汎用ハードウェアプラットフォームを加えたソフトウェアによって実装され得る、または、当然ながら、ハードウェアによって実装され得ることが、当業者に明白となるであろう。しかしながら、多くの場合では、前者は、代替実装である。本理解に基づいて、実質的に本開示によって提供されるスキーム、または関連技術に寄与する部分は、ソフトウェア製品の形態において具現化されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(読取専用メモリ(ROM)/ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク、または光学ディスク等)内に記憶され、端末デバイス(モバイル電話、コンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス、または同等物であり得る)が本開示の各実施形態による方法を実行することを可能にするためのいくつかの命令を含む。
【0081】
実施形態8
本実施形態では、測定ギャップ構成デバイスがさらに、提供される。本デバイスは、上記に言及される実施形態および代替実装様式を実装するように構成される。説明されているものは、繰り返されないであろう。下記に使用されるように、用語「モジュール」は、所定の機能を実装することが可能である、ソフトウェア、ハードウェア、またはそれらの組み合わせであり得る。下記に説明される実施形態における装置は、ソフトウェアによって代替実装されるが、ハードウェアによる、またはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによる実装もまた、可能性として考えられ、考察される。
【0082】
図3は、本開示の本実施形態による、測定ギャップ構成デバイスのブロック図である。本デバイスは、基地局において適用され、図3に示されるように、本デバイスは、マスタノード側に適用されるが、本デバイスはまた、二次ノード側上に適用されてもよい。本デバイスは、第1のネットワーク要素と、第2のネットワーク要素とを含む。第1のネットワーク要素は、測定標的の周波数情報を判定し、第1のネットワーク要素は、F1インターフェースシグナリングを通して、周波数情報を第2のネットワーク要素に通知する。
【0083】
本実施形態はさらに、別の測定ギャップ構成デバイスを提供する。本デバイスは、基地局に適用され、第1のネットワーク要素と、1つ以上の第2のネットワーク要素とを含む。第1のネットワーク要素は、1つ以上の第2のネットワーク要素に関する物理リソース構成情報に従って、測定ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを計算し、第1のネットワーク要素は、測定ギャップパターン構成情報の1つ以上のセットを対応する第2のネットワーク要素に送信し、第1のネットワーク要素は、1つ以上の第2のネットワーク要素に対応する。
【0084】
本実施形態はさらに、別の測定ギャップ構成デバイスを提供する。本デバイスは、基地局に適用され、第1のネットワーク要素と、1つ以上の第2のネットワーク要素とを含む。1つ以上の第2のネットワーク要素は、ギャップパターンを構成し、1つ以上の第2のネットワーク要素は、ギャップパターンを第1のネットワーク要素に通知する。
【0085】
本実施形態はさらに、別の測定ギャップ構成デバイスを提供する。本デバイスは、ユーザ機器(UE)に適用され、受信モジュールと、通知モジュールとを含み、受信モジュールは、エアインターフェース再構成メッセージを受信するように構成され、通知モジュールは、エアインターフェース再構成情報が、UEのギャップ要件の変更を引き起こし、UEが、RRC再構成完了メッセージに応答するとき、マスタノードのRRCメッセージの情報要素を通して、ギャップ要件の変更をネットワーク側に通知するように構成され、UEは、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続され、マスタノードは、eNBまたはgNBであり、二次ノードは、gNBまたはeNBである。
【0086】
本実施形態はさらに、別の測定ギャップ構成デバイスを提供する。本デバイスは、二次ノードに適用され、Xnインターフェースメッセージ内のインジケーションを搬送することによって、ギャップ構成更新またはギャップ解放のうちの1つを実施するようにマスタノードに要求すること、または二次ノードによって、マスタノードによって送信されたXnインターフェースメッセージを受信することを行うように構成される、要求モジュールを含み、Xnインターフェースメッセージは、ギャップ構成更新、維持、または解放のうちの1つを実施するように二次ノード側に通知するためのインジケーションを搬送し、UEが、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続される。
【0087】
本実施形態はさらに、別の測定ギャップ構成デバイスを提供する。本デバイスは、マスタノードに適用され、入手モジュールと、判定モジュールとを含み、入手モジュールは、二次ノードのインジケーション情報を入手するように構成され、判定モジュールは、インジケーション情報を通して、ギャップパターンの随意のセットを判定するように構成され、UEが、マスタノードおよび二次ノードに同時に接続される。
【0088】
本実施形態はさらに、別の測定ギャップ構成デバイスを提供する。本デバイスは、マスタノードに適用され、第1の相互作用モジュールまたは第2の相互作用モジュールを含み、第1の相互作用モジュールは、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク新無線デュアルコネクティビティ(EN-DC)のシナリオでは、X2インターフェースを通して、基地局側のギャップ構成能力について二次ノードと相互作用するように構成され、第2の相互作用モジュールは、新無線新無線デュアルコネクティビティ(NN-DC)のシナリオでは、Xnインターフェースを通して、基地局側のギャップ構成能力について二次ノードと相互作用するように構成される。
【0089】
前述のモジュールが、ソフトウェアまたはハードウェアによって実装され得ることに留意されたい。ハードウェアによる実装は、必ずしもそうではないが、以下の様式:前述のモジュールが、同一のプロセッサ内に位置すること、または前述のモジュールが、それらの個別のプロセッサ内に任意の組み合わせで位置することで実施されてもよい。
【0090】
実施形態9
本実施形態は、5GのCU-DUネットワーキングアーキテクチャのマルチ接続シナリオ下の測定ギャップの関連する構成パラメータおよび構成プロセスを提供する。
【0091】
本実施形態はまた、異なるシナリオ下の測定ギャップ構成プロセスを例証するための複数の実施例を含む。
【0092】
実施例1
EN-DCシナリオでは、FRあたりのギャップ(本明細書では、FRあたりのギャップは、2つの異なる形態、すなわち、異なる周波数範囲に対応する、FR1ギャップおよびFR2ギャップに対応し、FR1の周波数は、比較的に低い一方、FR2の周波数は、比較的に高い)におけるFR2ギャップのみが、二次ノード(SN)(例えば、NR)側によって構成される必要がある。現在のギャップ協調フレームワークによると、SN側上のFR2ギャップ構成に関する2種類のトリガシナリオが、存在する。
【0093】
FR2周波数の測定は、マスタノード(MN)側によって構成される必要があり、本測定は、FR2ギャップからの支援を必要とし、本シナリオでは、MNは、X2インターフェースを通してFR2周波数(絶対無線周波数チャネル番号(NR-ARFCN))リストをSNに送信するであろう。
【0094】
FR2周波数の測定は、SN側によって構成される必要があり、本測定は、FR2ギャップからの支援を必要とし、本シナリオでは、SN自体が、FR2ギャップ構成を判定する。
【0095】
SN側がFR2ギャップ構成を実施するプロセスでは、現在のF1インターフェースの設計に従って、DUは、ギャップ配分を実施し、gNB-CUは、DU計算の合理的なギャップ構成が、促進されるように、関連する測定周波数情報をgNB-DUに通知する必要がある。
【0096】
したがって、それぞれ、2つの異なるトリガシナリオに関して下記に説明される2つの異なるプロセスが、存在する。図4は、ある実施形態による、マスタノード側上にFR2周波数測定を構成するフローチャートであり、本プロセスは、下記に説明されるステップを含む。
【0097】
S101において、MNは、SN追加要求/SN修正要求メッセージをSNに送信し、メッセージは、MN側によって構成されるFR2測定周波数リストを含む。
【0098】
S102において、SNが、SN修正要求メッセージを受信した後、SgNB-CUは、DUが、FR2ギャップ構成を実施し得るように、UEコンテキスト設定/修正要求メッセージを通して、関連するFR2測定周波数情報をSgNB-DUに通知する。上記のFR2測定周波数情報は、FR2測定周波数リストセット、各測定周波数のSMTC構成、各測定周波数のCSI-RS関連時間ドメイン構成情報、各測定周波数がSSB測定を開始するかどうかを示すためのインジケーション、または各測定周波数がCSI-RS測定を開始するかどうかを示すためのインジケーションのうちの少なくとも1つを含む。
【0099】
S103において、SgNB-DUは、FR2ギャップ構成の計算結果をUEコンテキスト設定/修正応答メッセージを通してSgNB-CUに送信する。
【0100】
S104において、SgNB-CUは、FR2ギャップ構成をSN側のNR RRC再構成メッセージを通してUEに送信する、またはSgNB-CUは、FR2ギャップ構成を搬送するNR RRCメッセージをMN側のLTE RRC再構成メッセージを通してUEに送信する。
【0101】
S102において、SN修正要求メッセージが、測定周波数リストセットのみを搬送するとき、gNB-DUは、ネットワーク管理システムから各測定周波数のSMTC構成情報および/またはCSI-RS関連時間ドメイン構成情報を入手する必要がある。
【0102】
図5は、本実施形態による、二次ノード側上でFR2周波数測定を構成するフローチャートであり、本プロセスは、下記に説明されるステップを含む。
【0103】
S111において、gNB-CUは、DUが、ギャップ構成計算を実施し得るように、UEコンテキスト設定/修正要求メッセージを通して、関連する測定周波数情報をSgNB-DUに通知する。上記の測定周波数情報は、測定周波数リストセットと、各測定周波数のSMTC構成と、各測定周波数のCSI-RS関連時間ドメイン構成情報と、各測定周波数がSSB測定を開始するかどうかを示すためのインジケーションと、各測定周波数がCSI-RS測定を開始するかどうかを示すためのインジケーションとを含む。
【0104】
S112において、SgNB-DUは、ギャップ構成の計算結果をUEコンテキスト設定/修正応答メッセージを通してSgNB-CUに送信する。
【0105】
S111において、SN修正要求メッセージが、測定周波数リストセットのみを搬送するとき、gNB-DUは、ネットワーク管理システムから各測定周波数のSMTC構成情報および/またはCSI-RS関連時間ドメイン構成情報を入手する必要がある。
【0106】
実施例2
CU内DU間シナリオでは、基地局側によって配信された測定が、ギャップ支援を必要とするとき、gNB-CUが、各gNB-DU上の物理リソース構成を入手し、各周波数の測定標的周波数およびSMTC/CSI-RS等の構成情報に基づいて、測定ギャップパターン構成を計算し、測定ギャップパターン構成をF1インターフェースメッセージを通して各DUに配信する。
【0107】
図6は、本実施形態による、CUがメッセージ要求を通してDU上の物理リソース構成を入手するフローチャートであり、本プロセスは、下記に説明されるステップを含む。
【0108】
S201において、CUは、物理リソース構成要求をUEコンテキスト修正要求メッセージを通してDUに送信する。
【0109】
S202において、DUは、物理リソース構成をUEコンテキスト修正応答を通してCUに報告する。
【0110】
S203において、CUは、周波数の測定標的周波数ならびにSMTCおよびCSI-RS等の構成情報と併せて、各DU上の物理リソース構成についての入手された情報に従って、測定ギャップパターン構成を計算し、測定ギャップパターン構成をF1インターフェースメッセージを通して各DUに配信する。
【0111】
図7は、本実施形態による、DUが物理リソース構成をアクティブに報告するフローチャートであり、本プロセスは、下記に説明されるステップを含む。
【0112】
S211において、DUは、物理リソース構成要求をUEコンテキスト修正要求メッセージを通してCUに報告する。
【0113】
S212において、CUは、周波数の測定標的周波数ならびにSMTCおよび/またはCSI-RS等の構成情報と併せて、各DU上の物理リソース構成についての入手された情報に従って、測定ギャップパターン構成を計算し、測定ギャップパターン構成をUEコンテキスト修正確認メッセージを通して各DUに配信する。
【0114】
上記の2つの場合に関して、測定ギャップタイプが、UEあたりのギャップ(シナリオ1)である場合、CUは、同一の1つのギャップ構成を各DUに送信する必要があり、ギャップタイプが、FRあたりのギャップ(シナリオ2)であり、DU1上にFR1のサービングセルのみが、存在し、DU2上にFR2のサービングセルのみが、存在する場合、CUは、FR1ギャップをDU1に送信し、FR2ギャップをDU2に送信する。測定ギャップタイプが、FRあたりのギャップ(シナリオ3)である場合、CUは、FR1ギャップおよびFR2ギャップを同時に各DUに送信する。図8は、本実施形態において、CUが異なるギャップタイプに従ってギャップ構成を送信する概略図である。本実施形態におけるUEあたりのギャップおよびFRあたりのギャップに関して、UEあたりは、単純であり、ネットワーク側は、1つのギャップを構成するだけでよく、本ギャップの間、全てのサービングセルは、UEをスケジューリングすることができず、UEは、本時間周期の間にLTE/NR低周波数/NR高周波数を測定する。FRあたりに関して、ネットワーク側は、2つのギャップを構成する必要があり、一方は、LTE/FR1ギャップと呼ばれる。本LTE/FR1ギャップの間、LTEサービングセルまたはNR低周波数(FR1)において動作するサービングセルのいずれも、UEをスケジューリングし得ず、UEは、本時間周期の間にLTE周波数およびNR低周波数を測定する。他方のギャップは、FR2ギャップと呼ばれ、本FR2ギャップの間、NR高周波数(FR2)のサービングセルは、UEをスケジューリングすることができず、UEは、本時間周期の間にNR高周波数近隣セルを測定する。
【0115】
実施例3
単一のDU下で、UEは、測定ギャップ構成をすでに構成しており、新しいDUが、追加され、単一のDUが、DU間DCになるとき、測定ギャップ能力が、変更されない場合、CUは、CU内にあった測定ギャップ構成を標的の新しいDUに通知してもよい。
【0116】
標的の新しいDUが、ギャップパターン構成に適合できない場合、例えば、標的DUが、本測定ギャップパターン構成においていかなる他の随意の物理リソース構成も有していない場合、新しいDUは、インジケーションをCUにフィードバックする、または推奨される測定ギャップ構成をCUに提供してもよい。CUまたはオリジナルDUは、測定ギャップ配分を再実施する。
【0117】
図9は、本実施形態における、NR内のマルチ接続アーキテクチャ下のギャップパターン構成方法のフローチャートであり、本プロセスは、下記に説明されるステップを含む。
【0118】
S301において、新しいDUが、追加されると、CUは、F1設定要求メッセージを通して、CU内にあったギャップパターン構成情報を標的DU(DU2)に通知してもよい。
【0119】
S302において、DU2が、本構成を使用できない場合、DU2は、F1設定応答メッセージを通して、フィードバックインジケーションまたは推奨されるギャップパターン構成をCUに送信してもよい。
【0120】
S303において、DU2からのフィードバックが、受信された後、CUは、ギャップパターン構成を再実施する、またはF1インターフェース情報を通して、ギャップパターン構成を再実施するようにDU1に通知するであろう。
【0121】
実施例4
NE-DCシナリオでは、二次ノード(LTE)側が、測定を配信する、または二次ノード側が、二次セル構成を修正するとき、LTEのRRC再構成メッセージが、NR RRCメッセージ内で搬送され、次いで、UEに配信され、NR RRC再構成完了メッセージ内で搬送されるUEによって応答されるLTE再構成完了メッセージが、マスタノードに送信され、NR RRCメッセージの情報要素が、上記の測定ギャップ要件インジケーションを搬送する。本インジケーションを受信した後、マスタノードはさらに、測定ギャップ構成を発生させ、測定ギャップ構成をUEに配信し、同時に、測定ギャップ構成をXnインターフェースを通してSNに送信する。
【0122】
図10は、本実施形態における、ギャップ要件が変化するときにUEがネットワーク側に通知するための方法のフローチャートであり、本プロセスは、下記に説明されるステップを含む。
【0123】
S401~S402において、二次ノード側が、測定を配信する、または二次ノード構成を修正するとき、LTEのRRC接続再構成メッセージが、NR RRCメッセージ内で搬送され、次いで、UEに送信される。
【0124】
S403において、UEによって応答されるLTE再構成完了メッセージが、NR RRC再構成完了メッセージ内で搬送され、マスタノードに送信され、NR RRC再構成完了メッセージは、ギャップ要件インジケーションを搬送する。
【0125】
S404において、命令を受信した後、マスタノードはさらに、ギャップ構成を発生させ、ギャップ構成をUEに配信し、同時に、ギャップ構成をXnインターフェースを通して二次ノード側に送信する。
【0126】
実施例5
シナリオ1:NE-DCシナリオでは、図11は、本実施形態における、二次ノードがギャップ構成を入手するように要求するフローチャートである。本プロセスは、下記に説明されるステップを含む。
【0127】
S501において、二次ノード側は、LTE周波数間測定を配信するように判定する。
【0128】
S502において、マスタノードは、SN修正要求メッセージを通してギャップパターン構成を要求する。
【0129】
S503において、マスタノードは、ギャップ構成を実施し、ギャップ構成情報をSN修正確認メッセージを通して二次ノード側に送信する。
【0130】
シナリオ2:NE-DCシナリオでは、図12は、本実施形態における、二次ノードがギャップ構成を削除するように要求するフローチャートである。本プロセスは、下記に説明されるステップを含む。
【0131】
S511において、二次ノード側は、LTE周波数間測定を解放する必要があり、ギャップ構成を必要としない。
【0132】
S512において、二次ノードは、SN修正要求メッセージを通してギャップ構成を要求する。
【0133】
S513において、マスタノードは、マスタノード側上の測定がギャップ構成を必要とするかどうかを判定し、該当しない場合、エアインターフェース再構成コマンドを通してギャップ構成を削除する。
【0134】
S514において、マスタノードは、SN修正確認メッセージを通してギャップ構成が解放されることを二次ノード側に通知する。
【0135】
実施例6
NE-DCのアーキテクチャ下で、マスタノード側によって構成されるUEあたりのギャップまたはFRあたりのFR1ギャップに関して、現在のUEがLTE周波数間の測定オブジェクトを有するかどうかが、MN側上のギャップパターンの随意のセットに影響を及ぼし得る。シナリオでは、マスタノード側および二次ノード側の両方は、LTE周波数間測定を配信してもよい。したがって、二次ノードが、インジケーション様式で、二次ノード自体がLTE周波数間測定を配信したかどうかをマスタノードに通知することが、要求される。
【0136】
図13は、本実施形態における、マスタノードがインジケーションに従ってギャップパターンの随意のセットを判定するフローチャートであり、本プロセスは、下記に説明されるステップを含む。
【0137】
S601において、二次ノードは、SN修正要求メッセージをマスタノードに送信し、二次ノード側がLTE周波数間測定を配信または検出するかをマスタノードに通知する。SN側がLTE周波数間測定を配信または検出するかは、SN修正要求シグナリング内の明示的情報要素を通して、またはSN修正要求シグナリング内で搬送されるRRCノード間メッセージ内の明示的情報要素を通して示されてもよい。
【0138】
S602において、マスタノードは、取得されたインジケーションを通して測定ギャップパターンの随意のセットを判定する。
【0139】
実施例7
EN-DCまたはNN-DCシナリオでは、マスタノードおよび二次ノードは、X2/Xnインターフェース上のセル共通シグナリングを通して、測定ギャップ構成能力についての相互作用を実施する。
【0140】
図14は、本実施形態における、セル共通シグナリングを通したギャップ構成能力についてのマスタノードと二次ノードとの間の相互作用のフローチャートであり、本プロセスは、下記に説明されるステップを含む。
【0141】
S701において、マスタノードは、X2/Xn設定要求メッセージを通して、二次ノードの能力サポートインジケーションを入手する。
【0142】
S702において、二次ノードは、X2/Xn設定応答メッセージを通して、二次ノードがFRあたりのギャップ(FR2ギャップ構成およびFRあたりのスケジューリングサポートを含む)をサポートするかどうかを判定する。
【0143】
S703において、能力サポートインジケーションを受信した後、マスタノードは、条件に従って、UEに関するFRあたりのギャップまたはUEあたりのギャップを構成するように判定してもよい。
【0144】
EN-DCまたはNN-DCシナリオでは、マスタノードおよび二次ノードは、X2/Xnインターフェース上のUE専用シグナリングを通して、ギャップ構成能力についての相互作用を実施する。
【0145】
図15は、本実施形態における、UE専用シグナリングを通したギャップ構成能力についてのマスタノードと二次ノードとの間の相互作用のフローチャートであり、本プロセスは、下記に説明されるステップを含む。
【0146】
S711において、マスタノードは、SgNB追加要求メッセージを通して、二次ノードの能力サポートインジケーションを入手する。
【0147】
S702において、二次ノードは、SgNB追加要求肯定応答メッセージを通して、二次ノードがFRあたりのギャップ(FR2ギャップ構成およびFRあたりのスケジューリングサポートを含む)をサポートするかどうかをマスタノードに通知する。
【0148】
S713において、能力サポートインジケーションを受信した後、マスタノードは、二次ノードがFRあたりのギャップをサポートするかどうかに従って、UEに関するFRあたりのギャップまたはUEあたりのギャップを構成するように判定してもよい。
【0149】
実施形態10
本開示のある実施形態はさらに、記憶媒体を提供する。記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶する。コンピュータプログラムが、実行されると、前述の方法実施形態のうちのいずれか1つにおけるステップが、実施される。
【0150】
本実施形態では、上記の記憶媒体は、下記に説明されるステップを実施するためのコンピュータプログラムを記憶するように構成されてもよい。
【0151】
S1において、第1のネットワーク要素が、測定標的の周波数情報を判定する。
【0152】
S2において、第1のネットワーク要素は、F1インターフェースシグナリングを通して、周波数情報を第2のネットワーク要素に通知する。
【0153】
ある実施形態において、本実施形態では、上記に言及される記憶媒体は、限定ではないが、Uディスク、読取専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、モバイルハードディスク、磁気ディスク、光学ディスク、またはコンピュータプログラムを記憶することが可能な別の媒体を含んでもよい。
【0154】
本開示のある実施形態はさらに、電子デバイスを提供する。電子デバイスは、メモリと、プロセッサとを含む。メモリは、コンピュータプログラムを記憶する。プロセッサは、コンピュータプログラムを実行し、前述の方法実施形態のうちのいずれか1つにおけるステップを実施するように構成される。
【0155】
ある実施形態では、上記に説明される電子デバイスはさらに、伝送装置と、入力/出力装置とを含んでもよく、伝送装置および入力/出力装置の両方は、上記に説明されるプロセッサに接続される。
【0156】
本実施形態では、上記に言及されるプロセッサは、コンピュータプログラムを通して下記に説明されるステップを実施するように構成されてもよい。
【0157】
S1において、第1のネットワーク要素が、測定標的の周波数情報を判定する。
【0158】
S2において、第1のネットワーク要素は、F1インターフェースシグナリングを通して、周波数情報を第2のネットワーク要素に通知する。
【0159】
ある実施形態では、本実施形態における実施例の参照は、前述の実施形態および代替実装において説明される実施例に行われてもよく、実施例は、本実施形態において繰り返されないであろう。
【0160】
明白なこととして、本開示のモジュールまたはステップは、少なくとも1つの一般的なコンピューティングデバイスによって実装され得、単一のコンピューティングデバイス上に集中される、または複数のコンピューティングデバイスによって形成されるネットワーク内に分散され得ることが、当業者によって理解されるものである。ある実施形態では、これらのモジュールまたはステップは、少なくとも1つのコンピューティングデバイスによって実行可能なプログラムコードによって実装されてもよい。したがって、これらのモジュールまたはステップは、記憶媒体内に記憶され、少なくとも1つのコンピューティングデバイスによって実行されてもよい。さらに、ある場合には、例証または説明されるステップは、本明細書に説明されるシーケンスと異なるシーケンスにおいて実行されてもよい。代替として、これらのモジュールまたはステップはそれぞれ、集積回路モジュールの中に作製されることによって実装されてもよい、もしくはこれらのモジュールまたはステップのうちの複数のものが、単一の集積回路モジュールの中に作製されることによって実装されてもよい。このように、本開示は、ハードウェアおよびソフトウェアの任意の具体的組み合わせに限定されない。
【0161】
上記は、本開示の代替実施形態にすぎず、本開示を限定することを意図しておらず、当業者にとって、本開示は、種々の修正および変形例を有し得る。本開示の原理内の任意の修正、同等の代用、改良、および同等物が、本開示の範囲内に該当するものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
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図9
図10
図11
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図13
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図15