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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-15
(45)【発行日】2023-02-24
(54)【発明の名称】袖口交換シャツ
(51)【国際特許分類】
   A41D 27/10 20060101AFI20230216BHJP
   A41B 1/08 20060101ALI20230216BHJP
   A41B 3/04 20060101ALI20230216BHJP
【FI】
A41D27/10 B
A41B1/08 E
A41B3/04 A
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2021176432
(22)【出願日】2021-10-28
【審査請求日】2021-10-29
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】500536249
【氏名又は名称】富永 一
(72)【発明者】
【氏名】富永一
【審査官】▲桑▼原 恭雄
(56)【参考文献】
【文献】特開平11-124713(JP,A)
【文献】特開2018-159153(JP,A)
【文献】実開平07-031803(JP,U)
【文献】特開2020-190059(JP,A)
【文献】実公昭33-000654(JP,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41D 27/10
A41B 1/08
A41B 3/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シャツ袖先において
布形状部材を用いて
シャツ袖先先端両端に渡る略大きさの
短手方向の大きさが異なる大片と小片2枚の長方形部材を構成し
大片を交換口先とし
小片を袖元片とし
それぞれが肌に触れる側を内側とし触れない側を外側とし
交換口先においてシャツ側に接する側をシャツ側口とし反対側を先端側とし
内側全面を覆う覆い21を交換袖口3の 先端側2に設け
交換袖口外側27の 外側27にボタン17を設け
交換口先と覆い21に挿通してボタン穴22を設け
ボタン17と長方形部材で形成された交換袖口3の角の間の内側で ボタンより下方に交換袖口ホック一方側23を設け
ボタン穴22と長方形部材で形成された交換袖口3の角の間の内側で
ボタン穴22より下方に交換袖口ホック一方側23を設け
ボタン17とボタン穴22との間にチャック箱側1を設け
袖元片において
袖元片をシャツ袖先端12の外側に設け又は内側15に設け
チャック箱側1に相対してチャック棒側10を外側14
又は内側25に設け
ホック一方側23それぞれに相対してホック他方側24をシャツ袖外側14に設けることを特徴とする袖口交換シャツ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャツの袖口を交換可能にする方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ボタン又はホック用いて行っていた。
(非特許文献1参照)
【文献】公開実用昭和51-6711号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、複数のボタン又はホックを着脱して交換するには、面倒さがあり時間がかかる、欠点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1によれば、シャツ袖先において
布形状部材を用いて
シャツ袖先先端両端に渡る略大きさの
短手方向が異なる大片と小片2枚の長方形部材を構成し
大片を交換口先とし
小片を袖元片とし
シャツ袖先が肌に触れる側を内側とし
触れない側を外側とし
交換口先をシャツ袖先の内側又は外側に設け
シャツ袖先内側の交換口先の短手方向中央近傍に
交換口先の長手方向よりやや小さなチャック箱側を設け
チャック箱側に対応してチャック棒側をシャツ袖先の内側又は外側に設け
袖元片の長手方向一方側をシャツ袖先先端の両端に渡り内側又は外側に設け
チャック箱側に対応してチャック棒側を袖元片の内側又は外側に設け
チャック棒側とチャック箱側を接合離反自在に接合して
交換口先とシャツ袖先を着脱自在に接合する。

請求項2によれば、前記交換口先のチャック側に交換口先の全面を覆う覆いを設け、
又は前記シャツ袖先先端の内側又は外側に設けたチャック棒側の全面を覆う覆いをシャツ袖先先端の内側又は外側又は内側と外側に設け
又は袖元片とチャック棒側の全面を覆う覆いをシャツ袖先先端の内側又は外側又は内側と外側に設ける。
【発明の効果】
【0005】
交換口先とシャツ袖先の接合離反がチャックにより接合離反することにより
着脱が容易になり、反復使用でも接合部分が変形しない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を図により説明する。
図1A-aは長方形帯形状部材の、長手方向一方側を先端側2とし、他方側をシャツ側口9とし、シャツ側口9がシャツ袖13と接触する側で、交換袖口3の交換袖口内側4短手方向略中央近傍に、交換袖口3長手方向よりやや小さなチャック箱側1を設け、
【0007】
A-bは、シャツ袖先端12の両端の大きさより、やや小さなチャック棒側10を、シャツ袖先端12の略中央近傍の、シャツ袖内側15に設け
AA-cは、シャツ袖先端12の両端の大きさより、やや小さなチャック棒側10を、シャツ袖先端12略中央近傍の、シャツ袖先端12のシャツ袖外側14に設け
【0008】
A-dは、チャック箱側1との接合状態の例を示し、
シャツ袖内側15に設けたチャック棒側10の棒16を、スライダー5に挿通して、箱8に接合し、スライダー5をスライドさせて箱側歯7と棒側歯11を接合し、交換袖口3とシャツ袖13を接合離反自在に接合し、
【0009】
又、図示してないが、シャツ袖外側14に設けたチャック棒側10の棒16を、スライダー5に挿通して、箱8に接合し、スライダー5をスライドさせて箱側歯7と棒側歯を接合し、交換袖口3とシャツ袖13を接合離反自在に接合し、
【0010】
交換袖口の短手方向の大きさは、3シャツ側口9がシャツ袖先端12のシャツ袖外側14を覆う大きさにし、
図2Aは、袖側帯部材18をシャツ袖先端12に設けてチャック棒側10を
設ける状態を示し、
袖側帯部材18をシャツ袖先端12のシャツ袖内側15に設け、チャック棒側10を袖側帯部材18のシャツ袖内側15面に設け
【0011】
Bは、袖側帯部材18をシャツ袖先端12の外側に設け、チャック棒側10を袖側帯部材18のシャツ袖内側15面に設け
Cは、
袖側帯部材18をシャツ袖先端12のシャツ袖内側15に設け、チャック棒側10を袖側帯部材18のシャツ袖外側14面に設け
【0012】
Dは、
袖側帯部材18をシャツ袖先端12のシャツ袖外側14に設け、チャック棒側10を袖側帯部材18のシャツ袖外側14面に設け
図3
Aは、袖側帯部材18をシャツ袖先端12のシャツ袖内側15に設け、チャック棒側10布を袖側帯部材18の内側に設け、
Bは、袖側帯部材18をシャツ袖先端12のシャツ袖内側15に設け、チャック棒側10を袖側帯部材18の外側に設け、
【0013】
Cは、袖側帯部材18をシャツ袖先端12の袖側帯部材18の外側に設け、チャック棒側10を袖側帯部材内側20に設け、
Dは、袖側帯部材18をシャツ袖先端12の袖側帯部材外側19に設け、チャック棒側10を袖側帯部材外側19に設け、
【0014】
図4
Aは、交換袖口3の全面を覆う,覆い21を交換袖口内側4の先端側2に設け、
Bは、覆い21を設けた際、交換袖口3の交換袖口外側27にボタン17を設け、交換袖口3と覆い21に挿通してボタン穴22を設け、
22ボタン穴の内側から17ボタンの内側の中央近傍に6チャック箱側を設け






【0015】
交換袖口3のボタン17とボタン側端の間に交換袖口ホック一方側23を設け、交換袖口3のボタン穴22とボタン穴側端の間に交換袖口ホック一方側23を設け、
Bー1は、覆い2のボタン17とボタン側端の間に覆いホック一方側28を設け、ボタン穴22とボタン穴側端の間に覆いホック一方側28を設け、
【0016】
Cは、A又はBのチャック箱側6に相対してチャック棒側10をシャツ袖内側15に設け、Bの交換袖口ホック一方側23に相対してホック他方側24をシャツ袖外側14に設け、
【0017】
Cー2は、A又はBのチャック箱側6に相対してチャック棒側10をシャツ袖外側14に設け、Bー1の覆いホック一方側28に相対してホック他方側24をシャツ袖内側15に設け、
【0018】
図5
Aは、袖側帯部材18を袖側帯部材内側25に設け、
チャック棒側10を図4のA又はBのチャック箱側1に相対して袖側帯部材内側25に設け、
ホック他方側24を図4Bの交換袖口内側4の交換袖口ホック一方側23それぞれに相対してホック他方側24を袖側帯部材外側26に設け、
【0019】
Bは、袖側帯部材18をシャツ袖先端12の外側に設け、
袖側帯部材外側26にチャック棒側10を図4Bー1のチャック箱側1に相対して設け、図4Bー1の覆い21の交換袖口3側に設けた覆いホック一方側28それぞれに相対して、袖側帯部材内側25にホック他方側24を設け、
【0020】
図6A-1は、シャツ袖覆い外29をシャツ袖外側14に設け、
A-2は、シャツ袖覆い内30をシャツ袖内側15に設け、
A-3は、シャツ袖覆い外29をシャツ袖外側14に設けシャツ袖覆い内30をシャツ袖内側15に設け
【0021】
図7Aは、シャツ袖覆い外29をシャツ袖外側14に設けてチャック棒側10と袖側帯部材18を覆い、
Bは、シャツ袖覆い内30をシャツ袖内側15に設けてチャック棒側10と袖側帯部材18を覆い,
Cは、シャツ袖覆い外29をシャツ袖外側14に設けシャツ袖覆い内30をシャツ袖内側15に設けてチャック棒側10と袖側帯部材18を覆い,
交換袖口3とシャツ袖13を着脱自在に接合する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】袖交換の構成
図2】袖側帯部材
図3】シャツ袖先帯部材
図4】交換袖口覆い
図5】帯部材とチャック棒側
図6】シャツ袖覆い
図7】シャツ帯覆い
【符号の説明】
【0023】
1チャック箱側
2先端側
3交換袖口
4交換袖口内側
5スライダー
7箱側歯
8箱
9シャツ側口
10チャック棒側
11棒側歯
12シャツ袖先端
13シャツ袖
14シャツ袖外側
15シャツ袖内側
16棒
17ボタン
18袖側帯部材
19袖側帯部材外側
20袖側帯部材内側
21覆い
22ボタン穴
23交換袖口ホック一方側
24ホック他方側
25袖側帯部材内側
26袖側帯部材外側
27交換袖口外側
28覆いホック一方側
29シャツ袖覆い外
30シャツ袖覆い内
【要約】      (修正有)
【課題】シャツはシャツ本体の汚れが少なくても袖先が極めて汚れが早く、袖先の汚れでシャツ全体を洗濯する必要があったのを、袖先のみを取り外し可能にすることで、シャツ全体の汚れがない場合に袖先のみ洗濯できる袖口交換可能なシャツを提供する。
【解決手段】交換袖先にチャック箱側を設け、シャツ側袖先にチャック棒側を設け、チャック箱側とチャック棒側を着脱自在に接合して、交換袖先とシャツ側袖先を着脱自在に接合する。交換袖先又はシャツ側袖先に覆いを設ける。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7