(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-15
(45)【発行日】2023-02-24
(54)【発明の名称】広告システム、広告方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0273 20230101AFI20230216BHJP
【FI】
G06Q30/02 438
(21)【出願番号】P 2022152117
(22)【出願日】2022-09-26
【審査請求日】2022-09-26
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】522378281
【氏名又は名称】ドゥーガ テック プライベート リミテッド
【氏名又は名称原語表記】DOOOGA TEC PTE. LTD.
【住所又は居所原語表記】9 RAFFLES PLACE #58-26A REPUBLIC PLAZA SINGAPORE
(74)【代理人】
【識別番号】110002790
【氏名又は名称】One ip弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】中出 竜大
【審査官】原 忠
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-016198(JP,A)
【文献】特開2021-077962(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2011/0238505(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
仮想通貨を発行する発行部と、
動画をアップロードしたユーザに広告を表示する広告表示部と、
前記広告を表示した前記ユーザに第1の量の前記仮想通貨を付与する付与部と、
前記ユーザに付与された前記仮想通貨の取引所において
、前記ユーザに表示された前記広告の広告主に対する課金金額に応じた第2の量の前記仮想通貨を購入する購入部と、
を備えることを特徴とする広告システム。
【請求項2】
請求項1に記載の広告システムであって、
前記仮想通貨はプルーフオブステークにより合意形成されるブロックチェーンにおいて管理され、
前記仮想通貨に係るステーキング報酬が、前記ユーザが保有する前記仮想通貨の量に応じて前記ユーザに付与されること、
を特徴とする広告システム。
【請求項3】
請求項1に記載の広告システムであって、
前記購入部は、前記動画がアップロードされたことに応じて前記仮想通貨を購入すること、
を特徴とする広告システム。
【請求項4】
仮想通貨を発行するステップと、
動画をアップロードしたユーザに広告を表示するステップと、
前記広告を表示した前記ユーザに第1の量の前記仮想通貨を付与するステップと、
前記ユーザに付与された前記仮想通貨の取引所において
、前記ユーザに表示された前記広告の広告主に対する課金金額に応じた第2の量の前記仮想通貨を購入するステップと、
をコンピュータが実行することを特徴とする広告方法。
【請求項5】
仮想通貨を発行するステップと、
動画をアップロードしたユーザに広告を表示するステップと、
前記広告を表示した前記ユーザに第1の量の前記仮想通貨を付与するステップと、
前記ユーザに付与された前記仮想通貨の取引所において
、前記ユーザに表示された前記広告の広告主に対する課金金額に応じた第2の量の前記仮想通貨を購入するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、広告システム、広告方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
コンテンツを広告とともに配信するシステムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
広告に応じてユーザに適切な報酬を与える手法が求められている。
【0005】
本発明はこのような背景を鑑みてなされたものであり、広告に応じてユーザに報酬を与えることのできる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、広告システムであって、仮想通貨を発行する発行部と、動画をアップロードしたユーザに広告を表示する広告表示部と、前記ユーザに第1の量の前記仮想通貨を付与する付与部と、前記仮想通貨の取引所において第2の量の前記仮想通貨を購入する購入部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、広告に応じてユーザに報酬を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の一実施形態に係る広告システムの全体構成例を示す図である。
【
図2】管理サーバ2のハードウェア構成例を示す図である。
【
図3】管理サーバ2のソフトウェア構成例を示す図である。
【
図4】本実施形態の広告システムの動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<システムの概要>
図1は、本発明の一実施形態に係る広告システムの全体構成例を示す図である。本実施形態の広告システムは、管理サーバ2を含んで構成される。管理サーバ2は、ユーザ端末1と通信ネットワークを介して通信可能に接続される。通信ネットワークは、たとえばインターネットであり、公衆電話回線網や携帯電話回線網、無線通信路、イーサネット(登録商標)などにより構築される。
【0011】
管理サーバ2は、ブロックチェーンネットワーク3とも通信可能に接続される。ブロックチェーンネットワーク3は、複数のノード(コンピュータ)により構成され、台帳データを分散して管理することができる。分散台帳は、いわゆるブロックチェーンの仕組みにより改ざん困難に管理される。なお、ブロックチェーンによる分散台帳管理の仕組みについては一般的なものを採用するものとしてここでは詳細な説明を省略する。ブロックチェーンネットワーク3は、例えば、イーサリアムなどにより構築することができる。
【0012】
ユーザ端末1は、動画像を撮影するユーザが操作するコンピュータである。ユーザ端末1は、例えば、スマートフォンなどである。ユーザ端末1はカメラ(不図示)を備え、ユーザはユーザ端末1のカメラを用いて動画像を撮影することもできる。ユーザ端末1は、他の装置やメモリカードなどから動画像を表示するためのデータ(動画データ)を取得するようにしてもよい。ユーザはユーザ端末1から動画データを管理サーバ2に送信することができる。
【0013】
管理サーバ2は、動画像を受け付けるコンピュータである。管理サーバ2は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、あるいはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。管理サーバ2は、ユーザ端末1から動画データを受信し、動画データを送信したユーザに対して広告を表示し、当該ユーザに報酬を与える。報酬は、ブロックチェーンネットワーク3において発行される仮想通貨(トークン)により与えられる。
【0014】
<管理サーバ>
図2は、管理サーバ2のハードウェア構成例を示す図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。管理サーバ2は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、入力装置205、出力装置206を備える。記憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース204は、通信ネットワーク3に接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信を行うための無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタやRS232Cコネクタなどである。入力装置205は、データを入力する、例えばキーボードやマウス、タッチパネル、ボタン、マイクロフォンなどである。出力装置206は、データを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。なお、後述する管理サーバ装置2の各機能部はCPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現され、管理サーバ2の各記憶部はメモリ202及び記憶装置203が提供する記憶領域の一部として実現される。
【0015】
図3は、管理サーバ2のソフトウェア構成例を示す図である。管理サーバ2は、発行部211と、動画受信部212広告表示部213と、付与部214と、購入部215と、設定情報記憶部231と、広告情報記憶部232と、ユーザ情報記憶部233と、閲覧履歴記憶部234と、を備える。
【0016】
発行部211は、ブロックチェーンネットワーク3において仮想通貨を発行する。本実施形態においては、仮想通貨は取引所(不図示)において取引可能に発行する、いわゆるICO(Initial Coin Offering)を想定する。なお、ICOに限らず、IEO(Initial Exchange Offering)、IDO(Initial DEX Offering)などであってもよく、取引所はDEX(Decentralized EXchanges;分散型取引所)であってもよい。
【0017】
設定情報記憶部231は、各種の設定情報を記憶する。本実施形態では、設定情報には仮想通貨を発行した取引所において仮想通貨の売買を行うためのAPIキーなどの情報(取引所アクセス情報)が含まれるものとする。
【0018】
動画受信部212は、ユーザ端末1から動画データを受信する。なお、動画受信部212は、ユーザ端末1から動画データを示す情報(例えばURLなど)を受信し、受信した情報が示す先にアクセスして動画データを取得するようにしてもよい。動画受信部212は、受信した動画データをファイルサーバ4に格納し、ファイルサーバ4に管理される動画データにアクセスするためのURLをユーザ端末1に応答することができる。なお、ファイルサーバ4を用いずに、管理サーバ2が動画データを記憶する記憶部を備えるようにしてもよい。また、ユーザ端末1に動画データを記憶するようにしてもよい。また、IPFSのような分散ファイルシステムに動画を管理するようにしてもよい。
【0019】
動画受信部212は、受信した動画データに圧縮処理を施したうえでファイルサーバ4に格納するようにすることができる。この場合、後述する広告は、例えば、圧縮処理中に提供されるようにすることができる。
【0020】
広告情報記憶部232は、広告を出力するための情報(以下、広告情報という。)を記憶する。広告情報には、例えば、広告を特定するための広告IDに対応付けて、当該広告が対象とするユーザを特定する対象情報、広告のカテゴリ、広告データ、単価を含めることができる。広告データは、例えば、動画データ、静止画データ、音声データなど、広告を出力するためのデータである。単価は、広告が1回閲覧された場合に広告主が支払う金額である。なお、広告情報には、広告を曝露する最大回数などの制約条件を設定するようにしてもよい。
【0021】
ユーザ情報記憶部233は、ユーザに関する情報(以下、ユーザ情報という。)を記憶する。ユーザ情報には、ユーザを特定するユーザIDに対応付けて、当該ユーザの属性が記憶される。ユーザの属性には、例えば、デモグラフィック属性、ジオグラフィック属性、サイコグラフィック属性、ビヘイビアル属性など各種の属性を含めることができる。
【0022】
広告表示部213は、動画をアップロードしたユーザに広告を表示する。広告表示部213は、ユーザに対応するユーザ情報をユーザ情報記憶部233から読み出し、読み出した前記ユーザ情報に含まれる属性を対象とする広告情報を広告情報記憶部232から検索し、検索した広告情報の中から所定数(例えば1つ)を読み出すことができる。検索した広告情報の中から所定数を選択する処理は、ランダムに選択する処理であってもよいし、対象情報とユーザの属性とのマッチ度合の高いものから所定数を選択する処理であってもよいし、その他の処理であってもよい。また、広告表示部213は、ユーザに対して広告情報に含まれるカテゴリを提示して、閲覧したいカテゴリの選択を受け付け、選択されたカテゴリの中の広告情報(さらにその対象情報がユーザの属性にマッチするものに絞り込んでもよい。)から所定数を選択することができる。また、広告表示部213は、複数の広告情報を選択して、そのサムネイルやタイトルなどを表示し、ユーザに視聴したい広告を選択させるようにしてもよい。広告表示部213は、選択した広告情報の広告データをユーザ端末1に送信し、ユーザ端末1において広告データに基づく画像等の広告が表示されるようにすることができる。
【0023】
広告表示部213は、表示した広告の履歴を閲覧履歴記憶部234に登録することができる。閲覧履歴記憶部234は、広告の閲覧履歴を記憶する。閲覧履歴には、広告が閲覧された日時(広告データがユーザ端末1に送信された日時であってよい。)、ユーザを示すユーザID及び広告を示す広告IDが含まれる.
【0024】
付与部214は、広告を閲覧したユーザに第1の量の仮想通貨を付与する。すなわち、ユーザは動画データを管理サーバ2にアップロードすることにより(さらにその後広告を閲覧することにより)報酬を受け取るようにすることができる。付与部214は、ユーザが動画による広告を最後まで、又は所定の時間閲覧したことに応じて仮想通貨を付与するようにしてもよい。付与部214は、第1の量の仮想通貨をユーザのウォレットに送金するトランザクションを発行することができる。
【0025】
ブロックチェーンネットワーク3では、コンセンサス(合意形成)アルゴリズムとしてプルーフオブステークが採用されるようにすることができる。この場合、仮想通貨に係るステーキング報酬が、ユーザが保有する仮想通貨の量に応じてユーザに付与されるようにすることができる。
【0026】
購入部215は、仮想通貨の取引所において第2の量の仮想通貨を購入することができる。本広告システムの運用者側が取引所においてユーザに付与した仮想通貨を購入することにより、ユーザ仮想通貨の価値を上げることができる。なお、購入部215は、設定情報記憶部231に記憶されている取引所アクセス情報を用いて公知の手法により仮想通貨の購入処理を実行することができる。なお、購入部215は、法定通貨により仮想通貨を購入することを想定するが、他の種類の仮想通貨を用いて購入するようにしてもよい。
【0027】
購入部215は、動画データがユーザ端末1から管理サーバ2にアップロードされたことに応じて仮想通貨を購入することができる。また、購入部215は、広告の広告主に対する課金金額に応じた第2の量の仮想通貨を購入することができる。
【0028】
<動作>
図4は、本実施形態の広告システムの動作を説明する図である。
【0029】
管理サーバ2は、ユーザ端末1から動画データを受信すると(S301)、ユーザ端末1に広告データを送信してユーザ端末1において広告が表示されるようにする(S302)。ここで管理サーバ2は、ユーザ情報の属性に見合う広告情報を検索することができる。また、管理サーバ2は、ユーザから閲覧したい広告の条件(カテゴリや企業名、タイトル、内容など)の指定を受け付け、指定された条件にマッチする広告情報を検索するようにしてもよい。管理サーバ2は、広告を閲覧したユーザのウォレットに対して第1の量の仮想通貨を送金することにより(S303)、ユーザに動画をアップロードし広告を閲覧したことの報酬を与えることができる。
【0030】
管理サーバ2は、取引所において第2の量の仮想通貨を購入する処理を行う(S304)。第2の量の仮想通貨の購入は、ユーザからの動画データのアップロードごとに行うようにしてもよいし、アップロードとは非同期で(例えば定期的に)行う用にしても良い。管理サーバ2は、例えば、広告主からの広告料に応じて購入する第2の量を決定することができる。
【0031】
以上のようにして、本実施形態の広告システムによれば、動画をアップロードしたユーザに対して報酬を与えることができる。また、報酬は仮想通貨により付与されるため、ユーザはステーキング報酬をも得ることができる。また、システム側が取引所で仮想通貨を購入するため、ユーザに付与された仮想通貨の価値が向上することが期待できる。
【0032】
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態では、広告を閲覧したユーザに対して報酬を与えるものとしたが、ユーザが提供する媒体(Webページなど)において、ユーザとは異なる第三者が広告を閲覧した場合に、ユーザに対して報酬を与える、いわゆるアフィリエイト形式の報酬についても同様の処理を適用することができる。
【0033】
すなわち、管理サーバ2は、動画の視聴者に対して表示する広告を配信し、視聴者による広告の視聴に応じて、動画の提供者に第1の量の仮想通貨を付与することができる。この場合にも、管理サーバ2は、仮想通貨の取引所において第2の量の仮想通貨を購入するようにすることができる。
【0034】
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
【0035】
例えば、本実施形態では、クライアントサーバ方式により管理サーバ2において圧縮処理を行うことを想定していたが、ユーザ端末1で圧縮処理を行うようにしてもよい。
【0036】
また、本実施形態では、広告料を原資として仮想通貨(第1の仮想通貨)を購入するものとしたが、他の種類の仮想通貨(第2の仮想通貨)の残高をシステム側が管理している場合に、第2の仮想通貨の価格(法定通貨換算)と第1の仮想通貨の価格(法定通貨換算)とを比較して、割高な方を売り割安の方を買う、いわゆるアービトラージを行うようにするようにしてもよい。これにより第1の仮想通貨が比較的割安である場合に、価値の引き上げが期待される。
【0037】
<開示事項>
なお、本開示には、以下のような構成も含まれる。
[項目1]
仮想通貨を発行する発行部と、
動画をアップロードしたユーザに広告を表示する広告表示部と、
前記ユーザに第1の量の前記仮想通貨を付与する付与部と、
前記仮想通貨の取引所において第2の量の前記仮想通貨を購入する購入部と、
を備えることを特徴とする広告システム。
[項目2]
項目1に記載の広告システムであって、
前記仮想通貨はプルーフオブステークにより合意形成されるブロックチェーンにおいて管理され、
前記仮想通貨に係るステーキング報酬が、前記ユーザが保有する前記仮想通貨の量に応じて前記ユーザに付与されること、
を特徴とする広告システム。
[項目3]
項目1に記載の広告システムであって、
前記購入部は、前記動画がアップロードされたことに応じて前記仮想通貨を購入すること、
を特徴とする広告システム。
[項目4]
項目1に記載の広告システムであって、
前記購入部は、前記広告の広告主に対する課金金額に応じた量の前記仮想通貨を購入すること、
を特徴とする広告システム。
[項目5]
仮想通貨を発行するステップと、
動画をアップロードしたユーザに広告を表示するステップと、
前記ユーザに第1の量の前記仮想通貨を付与するステップと、
前記仮想通貨の取引所において第2の量の前記仮想通貨を購入するステップと、
をコンピュータが実行することを特徴とする広告方法。
[項目6]
仮想通貨を発行するステップと、
動画をアップロードしたユーザに広告を表示するステップと、
前記ユーザに第1の量の前記仮想通貨を付与するステップと、
前記仮想通貨の取引所において第2の量の前記仮想通貨を購入するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【符号の説明】
【0038】
1 ユーザ端末
2 管理サーバ
3 ブロックチェーンネットワーク
【要約】
【課題】広告に応じてユーザに報酬を与えることができるようにする。
【解決手段】広告システムであって、仮想通貨を発行する発行部と、動画をアップロードしたユーザに広告を表示する広告表示部と、ユーザに第1の量の仮想通貨を付与する付与部と、仮想通貨の取引所において第2の量の仮想通貨を購入する購入部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】
図1