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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-17
(45)【発行日】2023-02-28
(54)【発明の名称】扇風機台座及び扇風機
(51)【国際特許分類】
   F04D 25/10 20060101AFI20230220BHJP
   F04D 25/08 20060101ALI20230220BHJP
【FI】
F04D25/10 302T
F04D25/08 306F
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2022129591
(22)【出願日】2022-08-16
【審査請求日】2022-08-16
(31)【優先権主張番号】202210653308.0
(32)【優先日】2022-06-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520066924
【氏名又は名称】蘇州貝昂科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100137338
【弁理士】
【氏名又は名称】辻田 朋子
(72)【発明者】
【氏名】冉 宏宇
(72)【発明者】
【氏名】陳 其
(72)【発明者】
【氏名】劉 義剛
(72)【発明者】
【氏名】路 堯遠
(72)【発明者】
【氏名】劉 辰辰
【審査官】中村 大輔
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-198180(JP,A)
【文献】中国実用新案第212899085(CN,U)
【文献】特開2020-008021(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 25/10
F04D 25/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
扇風機台座において、
上表面に取付孔が設けられた台座と、
その第1端が前記取付孔内に位置し、その第2端が扇風機の羽根アセンブリと連結するために用いられるプッシュロッドと、
前記台座内に位置し、前記プッシュロッドの第1端と連結され、前記プッシュロッドを駆動して前記台座に対して回転させることにより、前記羽根アセンブリを回転させるために用いられる駆動アセンブリと、前記台座内に位置する軸受アセンブリと、を含み、
前記駆動アセンブリは、駆動部材と、前記駆動部材と連結された伝動アセンブリと、を含み、前記伝動アセンブリは前記プッシュロッドの第1端と固定接続され、前記駆動部材が前記伝動アセンブリを駆動して動かすことにより、前記プッシュロッドを前記台座に対して回転させ、
前記伝動アセンブリは、歯車アセンブリを含み、前記歯車アセンブリは、主動歯車と、前記主動歯車と噛合する従動歯車と、を含み、
そのうち、前記主動歯車は前記駆動部材と連結され、前記従動歯車は前記プッシュロッドの第1端と固定接続されており、前記駆動部材が、前記主動歯車の回転を駆動して、前記従動歯車と前記プッシュロッドを回転させることに適し、
前記軸受アセンブリは、軸受及び軸受固定部材を含み、前記軸受固定部材は前記軸受の外周側に設けられ、かつ前記台座と固定接続され、前記軸受を固定するために用いられており、前記プッシュロッドの第1端が前記軸受の内周側と密着して接続され、
前記プッシュロッドの軸方向に沿って、前記軸受固定部材に連通溝が設けられており、
前記従動歯車には接続部が設けられ、前記接続部は前記連通溝内に位置し、かつ前記プッシュロッドの第1端と固定接続されていることを特徴とする、扇風機台座。
【請求項2】
扇風機台座において、
上表面に取付孔が設けられた台座と、
その第1端が前記取付孔内に位置し、その第2端が扇風機の羽根アセンブリと連結するために用いられるプッシュロッドと、
前記台座内に位置し、前記プッシュロッドの第1端と連結され、前記プッシュロッドを駆動して前記台座に対して回転させることにより、前記羽根アセンブリを回転させるために用いられる駆動アセンブリと、前記台座内に位置する軸受アセンブリと、を含み、
前記駆動アセンブリが、駆動部材と、前記駆動部材と連結された伝動アセンブリとを含み、前記伝動アセンブリは前記プッシュロッドの第1端と固定接続され、前記駆動部材が前記伝動アセンブリを駆動して動かすことにより、前記プッシュロッドを前記台座に対して回転させ、
前記伝動アセンブリは、歯車アセンブリを含み、前記歯車アセンブリは、主動歯車と、前記主動歯車と噛合する従動歯車と、を含み、
そのうち、前記主動歯車は前記駆動部材と連結され、前記従動歯車は前記プッシュロッドの第1端と固定接続されており、前記駆動部材が、前記主動歯車の回転を駆動して、前記従動歯車と前記プッシュロッドを回転させることに適し、
前記軸受アセンブリは、軸受及び軸受固定部材を含み、前記軸受固定部材は前記軸受の外周側に設けられ、かつ前記台座と固定接続され、前記軸受を固定するために用いられており、前記プッシュロッドの第1端が前記軸受の内周側と密着して接続され、
前記従動歯車の前記軸受固定部材側には第1環状溝が設けられ、前記軸受固定部材の前記従動歯車側には間隔を空けて設置された複数の第1弧形溝が設けられ、複数の前記第1弧形溝は前記第1環状溝に対応して設置され、かつ前記第1弧形溝と前記第1環状溝との間にいずれもボールが設けられていることを特徴とする、扇風機台座。
【請求項3】
前記接続部と前記連通溝の内壁面との間に第1間隙を有し、前記第1間隙が0.1mm~0.5mmの範囲内に設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の扇風機台座。
【請求項4】
前記プッシュロッドの第1端と前記取付孔の内周面との間に第2間隙を有し、前記第1間隙が0.1mm~0.5mmの範囲内に設定されていることを特徴とする、請求項3に記載の扇風機台座。
【請求項5】
前記プッシュロッドの外周側にはプッシュロッド揺れ防止部材が被装されており、前記プッシュロッド揺れ防止部材は前記プッシュロッドの前記台座寄りの片端に位置しており、
そのうち、前記台座の前記プッシュロッド揺れ防止部材側には第2環状溝が設けられており、前記プッシュロッド揺れ防止部材の前記台座側には間隔を空けて設置された複数の第2弧形溝が設けられ、複数の前記第2弧形溝は前記第2環状溝と対応して設置され、かつ前記第2弧形溝と前記第2環状溝との間にいずれもボールが設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の扇風機台座。
【請求項6】
扇風機において、羽根アセンブリと、請求項1~5のいずれかに記載の扇風機台座と、を含み、前記プッシュロッドの第2端が前記羽根アセンブリと接続されていることを特徴とする、扇風機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、家庭用電気機器の技術分野に関し、具体的には、扇風機台座及び扇風機に関する。
【背景技術】
【0002】
消費レベルの向上に伴って、扇風機は家庭になくてはならない電気機器となり、それに対する人々の要求もますます高くなっているが、ユーザが常に追求するのは、機能の多さと性能の良さである。
今のところ、従来の扇風機の首振りは、扇風機の羽根アセンブリによって首振り回転を行うというものであるが、このような首振り方式は、騒音が大きいばかりでなく、構造も複雑で美しくない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本出願の実施例の目的は、扇風機が回転する際に生じる騒音の低減を実現するための扇風機台座を提供することにある。
【0004】
第1の態様では、本出願の実施例は、上表面に取付孔が設けられた台座と、その第1端が前記取付孔内に位置し、その第2端が扇風機の羽根アセンブリと連結するために用いられるプッシュロッドと、前記台座内に位置し、前記プッシュロッドの第1端と連結され、前記プッシュロッドを駆動して前記台座に対して回転させることにより、前記羽根アセンブリを回転させるために用いられる駆動アセンブリと、を含む扇風機台座を提供している。
【0005】
上記の実施例では、扇風機台座は、台座と、プッシュロッドと、駆動アセンブリと、を含む。そのうち、台座上にはプッシュロッドを取り付けるための取付孔が設置され、プッシュロッドの第1端は取付孔内に位置し、プッシュロッドの第2端は扇風機の羽根アセンブリと連結するために用いられ、駆動アセンブリは台座内に位置し、かつプッシュロッドの第1端と連結されており、駆動アセンブリが動く際に、プッシュロッドを動かして円周運動させ、それにより羽根アセンブリを回転させることで、扇風機の首振り動作を実現しており、既存の扇風機の羽根アセンブリがプッシュロッドに対して首振りを行う方式をやめることにより、羽根アセンブリの首振り時に発生する騒音を低減させており、また製品の構造が簡単で、組み立てやすく、しかも製品の美観を有効に向上させている。
【0006】
そのうち、取付孔の位置は限定されないので、台座の上表面の中央部や辺縁に設置することができる。
【0007】
台座は筐体構造であり、上筐体と下筐体を含み、上筐体と下筐体との間には収容空間があり、駆動アセンブリは収容空間内に取り付けられていることは理解できる。
【0008】
いくつかの実施例では、前記駆動アセンブリは、駆動部材と、前記駆動部材と連結された伝動アセンブリとを含み、前記伝動アセンブリは前記プッシュロッドの第1端と固定接続され、前記駆動部材が前記伝動アセンブリを駆動することにより、前記プッシュロッドを前記台座に対して回転させる。
【0009】
上記の実施例では、駆動アセンブリは駆動部材及び駆動部材と連結された伝動アセンブリを含み、プッシュロッドの第1端を伝動アセンブリと連結させることにより、駆動部材が伝動アセンブリを駆動して動かす際に、プッシュロッドを回転させることができる。例示しているように、駆動部材はステップモータやモータなどであってよく、伝動アセンブリは歯車アセンブリや歯車とチェーンの組合わせなどであってよい。伝動アセンブリが歯車とチェーンである場合、歯車は駆動部材と連結され、チェーンは歯車と噛合し、かつプッシュロッドの外周側に噛合歯が設けられてチェーンと噛合でき、このようにすることで、駆動部材が歯車を駆動して回転させる際に、チェーンによってプッシュロッドを台座に対して回転させることができるので、羽根アセンブリの回転を実現することができることは理解できる。
【0010】
いくつかの実施例では、前記伝動アセンブリは歯車アセンブリを含み、前記歯車アセンブリは、主動歯車と、前記主動歯車と噛合する従動歯車とを含み、そのうち、前記主動歯車は前記駆動部材と連結され、前記従動歯車は前記プッシュロッドの第1端と固定接続されており、前記駆動部材は、前記主動歯車の回転を駆動することにより、前記従動歯車と前記プッシュロッドを回転させることに適している。
【0011】
上記の実施例では、伝動アセンブリは歯車アセンブリを含み、歯車アセンブリは、駆動部材と連結された主動歯車と、主動歯車と噛合する従動歯車と、を含み、プッシュロッドの第1端を従動歯車と固定接続することによって、駆動部材が主動歯車を駆動して回転させる際に、従動歯車とプッシュロッドを回転させることができ、構造及び原理がいずれも比較的簡単で、実現しやすい。
【0012】
主動歯車と従動歯車がいずれも水平に設置されることは理解できる。
【0013】
いくつかの実施例では、前記台座内に位置する軸受アセンブリをさらに含み、前記軸受アセンブリは軸受及び軸受固定部材を含み、前記軸受固定部材は前記軸受の外周側に設けられ、かつ前記台座と固定接続され、前記軸受を固定するために用いられており、前記プッシュロッドの第1端は前記軸受の内周側と密着して接続されている。
【0014】
上記の実施例では、台座内に軸受アセンブリを設置し、かつプッシュロッドの第1端を軸受の内周側と密着して接続することにより、プッシュロッドが回転する際の安定性を向上させ、それにより扇風機の羽根アセンブリが回転する際の安定性を向上させることができる。
【0015】
具体的には、軸受固定部材は固定具であり、台座内には固定溝が設置され、軸受固定部材は固定溝内に設けられて台座と固定接続されており、かつ軸受固定部材の中央部には軸受を固定するための位置限定溝が設けられており、軸受が位置限定溝内に位置することで、軸受の取付の確実性と安定性の向上に役立っている。
【0016】
いくつかの実施例では、前記プッシュロッドの軸方向に沿って、前記軸受固定部材に連通溝が設けられており、前記従動歯車には接続部が設けられ、前記接続部は前記連通溝内に位置し、かつ前記プッシュロッドの第1端と固定接続されている。
【0017】
上記の実施例では、軸受固定部材上に連通溝を設けることにより、軸受を連通溝内に固設して、従動歯車の接続部がプッシュロッドの第1端と固定接続できるようにすることで、従動歯車がプッシュロッドを動かして台座に対して回転させることを実現することができる。
【0018】
例示しているように、接続部は従動歯車のプッシュロッド側が部分的に突出して形成される接続柱などの構造である。
【0019】
連通溝内に位置限定溝が設置されており、軸受が位置限定溝内に固設されていることは理解できる。
【0020】
いくつかの実施例では、前記接続部と前記連通溝の内壁面との間に第1間隙があり、前記第1間隙は0.1mm~0.5mmの範囲内に設定されている。
【0021】
上記の実施例では、接続部と連通溝の内壁面との間に第1間隙を設置することにより、従動歯車の接続部が連通溝内に挿入されてプッシュロッドの第1端と連結された時に、プッシュロッドを回転させることを保証しており、第1間隙が小さすぎると、接続部と連通溝の間で噛み込み現象を起こしやすく、第1間隙が大きすぎると、プッシュロッドが回転する際に大きな揺れが生じやすいので、第1間隙を0.1mm~0.5mmの範囲内に設定することにより、接続部と連通溝の間に噛み込み現象が発生することを防止し、かつプッシュロッドが回転する際に生じる揺れ現象を軽減させている。
【0022】
いくつかの実施例では、前記従動歯車の前記軸受固定部材側には第1環状溝が設けられ、前記軸受固定部材の前記従動歯車側には間隔を開けて設置された複数の第1弧形溝が設けられ、複数の前記第1弧形溝は前記第1環状溝に対応して設置され、かつ前記第1弧形溝と前記第1環状溝との間にはいずれもボールが設けられている。
【0023】
上記の実施例では、従動歯車の軸受固定部材側には第1環状溝が設けられ、かつ軸受固定部材の従動歯車側には間隔を開けて設置された複数の第1弧形溝が設けられ、第1環状溝とは位置が対応しており、かつ複数の第1弧形溝と第1環状溝との間にはボールが設けられており、このようにすることで、従動歯車がプッシュロッドを回転させる際に、複数のボールが支持及び揺れ防止の作用を果たし、従動歯車の回転時に生じる揺れをさらに軽減して、プッシュロッドの回転の安定性をさらに向上させることができる。
【0024】
いくつかの実施例では、前記プッシュロッドの第1端と前記取付孔の内周面との間には第2間隙があり、前記第1間隙は0.1mm~0.5mmの範囲内に設定されている。
【0025】
上記の実施例では、プッシュロッドの第1端の外周面と取付孔の内周面との間に第2間隙を設置することにより、プッシュロッドを取付孔内に挿入した際に台座に対して回転できることを保証しているが、第2間隙が小さすぎると、プッシュロッドと台座の取付孔との間で噛み込み現象を起こしやすく、第2間隙が大きすぎると、プッシュロッドが回転する際に、やはり大きな揺れが生じやすいので、第1間隙を0.1mm~0.5mmの範囲内に設定することにより、プッシュロッドと取付孔の間に噛み込み現象が発生することを防止し、かつプッシュロッドが回転する際に生じる揺れ現象を軽減させている。
【0026】
いくつかの実施例では、前記プッシュロッドの外周側にはプッシュロッド揺れ防止部材が被装されており、前記プッシュロッド揺れ防止部材は前記プッシュロッドの前記台座寄りの片端に位置しており、そのうち、前記台座の前記プッシュロッド揺れ防止部材側には第2環状溝が設けられており、前記プッシュロッド揺れ防止部材の前記台座側には間隔を空けて設置された複数の第2弧形溝が設けられ、複数の前記第2弧形溝は前記第2環状溝と対応して設置され、かつ前記第2弧形溝と前記第2環状溝との間にはいずれもボールが設けられている。
【0027】
上記の実施例では、プッシュロッドの外周側にプッシュロッド揺れ防止部材が被装されており、プッシュロッド揺れ防止部材の底部には第2環状溝が設置され、かつ台座の取付孔の外周側には間隔を開けて設置された複数の第2弧形溝が設置され、かつ第2環状溝の位置と対応しており、しかも複数の第2弧形溝と第2環状溝との間にもボールが設置されている。このようにすることで、従動歯車がプッシュロッドを回転させる際に、複数のボールが支持及び揺れ防止の作用を果たし、従動歯車がプッシュロッドを回転させる際に生じる揺れをさらに軽減して、プッシュロッドの回転の安定性をさらに向上させることができる。
【0028】
第2の態様では、本出願の実施例では、羽根アセンブリと、第1の態様の実施例のいずれかに記載されている扇風機台座とを含む扇風機を提供しており、前記プッシュロッドの第2端は前記羽根アセンブリと接続されている。
【0029】
本出願の第2の態様の実施例で提供する扇風機は、第1の態様の実施例におけるいずれかの扇風機台座を含むので、上記のいずれかの実施例における技術的効果を有するため、ここでは繰り返し述べない。
【0030】
本出願の第1の態様の実施例で提供している扇風機台座は、既存の扇風機における羽根アセンブリのプッシュロッドに対する回転首振り方式を取りやめ、羽根アセンブリとプッシュロッドの片端を固定接続し、プッシュロッドの他端を台座の取付孔内に挿入し、かつ駆動アセンブリがプッシュロッドを駆動して台座に対して円周または半円周回転を行わせることを利用して、羽根アセンブリの回転を実現しており、羽根アセンブリがプッシュロッドに対して回転首振りを行う際に生じる騒音を低減することに役立っているだけでなく、製品の構造が簡単で、取り付けやすく、製品全体の美観も向上している。
【0031】
本開示のその他の構造及び長所は、以降の明細書の中で説明され、または一部の構造及び長所が明細書から推定され、または疑いの余地なく確定され、または本開示の上記の技術を実施することによって得ることができる。
【0032】
本出願の上述の目的、構造及び長所をより明確かつ理解しやすくするために、以下では好適な実施例を挙げ、付属する図面と併せて詳細に説明している。
【0033】
本出願の実施例における技術手法をより明確に説明するために、以下では本出願の実施例において使用する必要がある図面について簡単に紹介しているが、以下の図面は本出願の何らかの実施例を示しているにすぎないので、範囲に対する限定と見なすことはできず、当業者であれば、創造的な労働を伴わないことを前提に、これらの図面に基づいて他の関連する図面も入手可能であることを理解しておかなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0034】
図1】本出願の実施例で提供する扇風機台座の分解構造概略図である。
図2】本出願のいくつかの実施例で提供する扇風機台座の組立構造概略図である。
図3】本出願のいくつかの実施例で提供する扇風機台座の断面構造概略図の1つである。
図4】本出願のいくつかの実施例で提供する扇風機台座の部分分解構造概略図である。
図5】本出願のいくつかの実施例で提供する従動歯車の上面構造概略図である。
図6】本出願のいくつかの実施例で提供する軸受固定部材の下面構造概略図である。
図7】本出願のいくつかの実施例で提供する台座の上面構造概略図である。
図8】本出願のいくつかの実施例で提供するプッシュロッド揺れ防止部材の下面構造概略図である。
図9】本出願のいくつかの実施例で提供する扇風機の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0035】
図面符号:扇風機1000;扇風機台座100;羽根アセンブリ200;プッシュロッド10;台座20;駆動アセンブリ30;軸受アセンブリ40;ボール50;プッシュロッド揺れ防止部材101;第1突起102;上筐体201;下筐体202;取付孔203;駆動部材301;主動歯車302;従動歯車303;軸受固定部材401;軸受402;第2弧形溝1011;第2環状溝2031;接続部3031;第2突起3032;第1環状溝3033;第1凹溝3034;連通溝4011;第1弧形溝4012。
【0036】
以下では、本出願の実施例における図面と結び付けて、本出願の実施例における技術手法について明確で完全な説明を行うが、説明されている実施例は本出願の実施例の一部にすぎず、すべての実施例ではないことは明らかである。通常、この図面に描写されている本出願の実施例のアセンブリは、様々な配置によりレイアウト及び設計することができる。よって、図面で提供されている本出願の実施例の詳細な説明は、保護を請求している本出願の範囲を限定することを意味せず、本出願で選択された実施例を表しているにすぎない。本出願の実施例に基づき、当業者が創造的な労働を行わないことを前提に取得したその他の実施例は、すべて本出願で保護する範囲に属する。
【0037】
本出願において、用語の「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「中」、「垂直」、「水平」、「横向き」、「縦向き」などが示す方位または位置関係は、図に示す方位または位置関係に基づいている。これらの用語は主に、本出願及びその実施例をより適切に説明するためのものであり、示している装置、素子または構成部分が特定の方位を有し、または特定の方位によって構成及び操作されなければならないことを限定するためのものではない。
【0038】
また、上記の一部の用語は、方位や位置関係を表すために用いられるほか、その他の意味を表すために用いることもできる。例えば、用語の「上」は、状況によって、何らかの従属関係または接続関係を表すために用いることができる。当業者であれば、具体的な状況に基づいて、これらの用語の本出願における具体的な意味を理解することができる。
【0039】
また、「取付」、「設置」、「設ける」、「接続」、「連結」といった用語は広義に理解しなければならない。例えば、固定接続でもよいし、着脱可能な接続でもよいし、一体型構造でもよい。また、機械接続でもよいし、点接続でもよいし、直接的な連結でもよいし、中間媒体を介した間接的な連結でもよいし、2つの装置や素子、または構成部分間の内部的な連通でもよい。当業者であれば、具体的な状況に基づいて、上記の用語の本出願における具体的な意味を理解することができる。
【0040】
また、用語の「第1」、「第2」などは、主に異なる装置、素子または構成部分(具体的な種類や構造は、同じ場合も異なる場合もある)を区別するために用いられており、示している装置、素子または構成部分の相対的な重要性や数を明示したり、暗示したりするために用いられているわけではない。別途説明がない限り、「2つ」の意味は2つまたはそれ以上である。
【0041】
図1及び図2を参照すると、本出願の第1の態様の実施例では扇風機台座100を提供しており、上表面に取付孔203が設けられた台座20と、第1端が取付孔203内に位置し、第2端が扇風機の羽根アセンブリ200と連結するために用いられるプッシュロッド10と、台座20内に位置し、プッシュロッド10の第1端と連結され、プッシュロッド10を駆動して台座20に対して回転させることで、羽根アセンブリ200を回転させるために用いられる駆動アセンブリ30と、を含む。
【0042】
上記の実施例では、扇風機台座100は、台座20と、プッシュロッド10と、駆動アセンブリ30を含む。そのうち、台座20上にはプッシュロッド10を取り付けるための取付孔203が設置され、プッシュロッド10の第1端は取付孔203内に位置し、プッシュロッド10の第2端は扇風機の羽根アセンブリ200と連結するために用いられ、駆動アセンブリ30は台座20内に位置し、かつプッシュロッド10の第1端と連結されており、駆動アセンブリ30が動作する際に、プッシュロッド10を動かして円周運動させ、それにより羽根アセンブリ200を回転させることで、扇風機の首振り動作を実現することができ、既存の扇風機の羽根アセンブリ200がプッシュロッド10に対して首振りを行う方式をやめることにより、羽根アセンブリ200の首振り時に発生する騒音を低減させており、また製品の構造が簡単で、取り付けやすく、しかも製品の美観も有効に向上させている。
【0043】
そのうち、取付孔203の位置は限定されないので、台座20の上表面の中央部や辺縁に設置することができる。
【0044】
台座20は筐体構造であり、上筐体201と下筐体202を含み、上筐体201と下筐体202との間には収容空間を有しており、駆動アセンブリ30が収容空間内に取り付けられていることは理解できる。
【0045】
図1を参照すると、いくつかの実施例では、駆動アセンブリ30は、駆動部材301と、駆動部材301と連結された伝動アセンブリとを含み、伝動アセンブリはプッシュロッド10の第1端と固定接続され、駆動部材301が伝動アセンブリを駆動して動かすことにより、プッシュロッド10を台座20に対して回転させる。
【0046】
上記の実施例では、駆動アセンブリ30は駆動部材301及び駆動部材301と連結された伝動アセンブリを含み、プッシュロッド10の第1端を伝動アセンブリと連結させることにより、駆動部材301が伝動アセンブリを駆動して動かす際に、プッシュロッド10を回転させることができる。例示しているように、駆動部材301はステップモータやモータなどであってよく、伝動アセンブリは歯車アセンブリや歯車とチェーンの組合わせなどであってよい。伝動アセンブリが歯車とチェーンである場合、歯車は駆動部材301と連結され、チェーンは歯車と噛合し、かつプッシュロッド10の外周側に噛合歯が設けられてチェーンと噛合でき、このようにすることで、駆動部材301が歯車を駆動して回転させる際に、チェーンによってプッシュロッド10を台座20に対して回転させることができるので、羽根アセンブリ200の回転を実現することができることは理解できる。
【0047】
図1を参照すると、いくつかの実施例では、伝動アセンブリは歯車アセンブリを含み、歯車アセンブリは、主動歯車302と、主動歯車302と噛合する従動歯車303とを含み、そのうち、主動歯車302は駆動部材301と連結され、従動歯車303はプッシュロッド10の第1端と固定接続されており、駆動部材301は、主動歯車302の回転を駆動することにより従動歯車303とプッシュロッド10を回転させることに適している。
【0048】
上記の実施例では、伝動アセンブリは歯車アセンブリを含み、歯車アセンブリは、駆動部材301と連結された主動歯車302と、主動歯車302と噛合する従動歯車303とを含み、プッシュロッド10の第1端を従動歯車303と固定接続することによって、駆動部材301が主動歯車302を駆動して回転させる際に、従動歯車303とプッシュロッド10を回転させることができ、構造及び原理がいずれも比較的簡単で、実現しやすい。
【0049】
主動歯車302と従動歯車303がいずれも水平に設置されていることは理解できる。
【0050】
図1及び図3を参照すると、いくつかの実施例では、台座20内に位置する軸受アセンブリ40をさらに含み、軸受アセンブリ40は軸受402及び軸受固定部材401を含み、軸受固定部材401は軸受402の外周側に設けられ、かつ台座20と固定接続され、軸受402を固定するために用いられており、プッシュロッド10の第1端は軸受402の内周側と密着して接続されている。
【0051】
上記の実施例では、台座20内に軸受アセンブリ40を設置し、かつプッシュロッド10の第1端を軸受402の内周側と密着して接続することにより、プッシュロッド10が回転する際の安定性を向上させ、さらに扇風機の羽根アセンブリ200が回転する際の安定性も向上させることができる。
【0052】
具体的には、軸受固定部材401は固定具であり、台座20内には固定溝が設置され、軸受固定部材401は固定溝内に設けられ、台座20と固定接続されており、かつ軸受固定部材401の中央部には軸受402を固定するための位置限定溝が設けられており、軸受402が位置限定溝内に位置することで、軸受402の取付の確実性と安定性の向上に役立っている。
【0053】
図1図3及び図4を参照すると、いくつかの実施例では、軸受固定部材401には、プッシュロッド10の軸方向に沿って連通溝4011が設けられており、従動歯車303には接続部3031が設けられ、接続部3031は連通溝4011内に位置し、かつプッシュロッド10の第1端と固定接続されている。
【0054】
上記の実施例では、軸受固定部材401上に連通溝4011を設けることにより、軸受402を連通溝4011内に固設して、従動歯車303の接続部3031がプッシュロッド10の第1端と固定接続できるようにすることで、従動歯車303がプッシュロッド10を動かして台座20に対して回転させることを実現することができる。
【0055】
例示しているように、接続部3031は従動歯車303のプッシュロッド10側が部分的に突出して形成される接続柱などの構造であり、接続柱とプッシュロッド10はボルトなどの緊締具によって固定接続されている。また、接続部3031のプッシュロッド10側には第1凹溝3034を設置することができ、プッシュロッド10の接続部3031側には第1突起102を設置することができ、第1突起102は第2凹溝に挿入され、接続部3031とプッシュロッド10の接続の信頼性を高めている。また、接続部3031のプッシュロッド10側にはさらに第2突起3032を設置することができ、プッシュロッド10の接続部3031側にはさらに第2凹溝が設置され、第2突起3032が第2凹溝に挿入されることで、接続部3031とプッシュロッド10の接続の信頼性がさらに向上する。そのうち、第1突起102及び第2突起3032を四角形や矩形などの形状に設置することで、プッシュロッド10と接続部3031の間に対向回転が発生することを防止することができる。
【0056】
連通溝4011内に位置限定溝を設置して、軸受402を位置限定溝内に固設することは理解できる。
【0057】
いくつかの実施例では、接続部3031と連通溝4011の内壁面との間には第1間隙があり、第1間隙は0.1mm~0.5mmの範囲内に設定されている。
【0058】
上記の実施例では、接続部3031と連通溝4011の内壁面との間に第1間隙を設置することにより、従動歯車303の接続部3031が連通溝4011内に挿入されてプッシュロッド10の第1端と連結する際に、プッシュロッド10を回転させることを保証しており、第1間隙が小さすぎると、接続部3031と連通溝4011の間で噛み込み現象を起こしやすく、第1間隙が大きすぎると、プッシュロッド10が回転する際に大きな揺れが生じやすいので、第1間隙を0.1mm~0.5mmの範囲内に設定することにより、接続部3031と連通溝4011の間に噛み込み現象が発生することを防止し、かつプッシュロッド10が回転する際に生じる揺れ現象を軽減させている。
【0059】
図5及び図6を参照すると、いくつかの実施例では、従動歯車303の軸受固定部材401側には第1環状溝3033が設けられ、軸受固定部材401の従動歯車303側には間隔を開けて設置された複数の第1弧形溝4012が設けられ、複数の第1弧形溝4012は第1環状溝3033に対応して設置され、かつ第1弧形溝4012と第1環状溝3033との間にはいずれもボール50が設けられている。
【0060】
上記の実施例では、従動歯車303の軸受固定部材401側には第1環状溝3033が設けられ、かつ軸受固定部材401の従動歯車303側には間隔を開けて設置された複数の第1弧形溝4012が設けられ、かつ第1環状溝3033とは位置が対応しており、複数の第1弧形溝4012と第1環状溝3033との間にはボール50が設けられており、このようにすることで、従動歯車303がプッシュロッド10を回転させる際に、複数のボール50が支持及び揺れ防止の作用を果たし、従動歯車303の回転時に生じる揺れをさらに軽減して、プッシュロッド10の回転の安定性をさらに向上させることができる。
【0061】
いくつかの実施例では、プッシュロッド10の第1端と取付孔203の内周面との間には第2間隙があり、第1間隙は0.1mm~0.5mmの範囲内に設定されている。
【0062】
上記の実施例では、プッシュロッド10の第1端の外周面と取付孔203の内周面との間に第2間隙を設置することにより、プッシュロッド10を取付孔203内に挿入した際に台座20に対して回転できることを保証しているが、第2間隙が小さすぎると、プッシュロッド10と台座20の取付孔203との間で噛み込み現象を起こしやすく、第2間隙が大きすぎると、プッシュロッド10が回転する際に大きな揺れが生じやすいので、第1間隙を0.1mm~0.5mmの範囲内に設定することにより、プッシュロッド10と取付孔203の間に噛み込み現象が発生することを防止し、かつプッシュロッド10が回転する際に生じる揺れ現象を軽減させている。
【0063】
図1図3図7及び図8を参照すると、いくつかの実施例では、プッシュロッド10の外周側にプッシュロッド揺れ防止部材101が被装されており、プッシュロッド揺れ防止部材101はプッシュロッド10の台座20寄りの片端に位置しており、そのうち、台座20のプッシュロッド揺れ防止部材101側には第2環状溝2031が設けられており、プッシュロッド揺れ防止部材101の台座20側には間隔を空けて設置された複数の第2弧形溝1011が設けられ、複数の第2弧形溝1011は第2環状溝2031と対応して設置され、かつ第2弧形溝1011と第2環状溝2031との間にはいずれもボール50が設けられている。
【0064】
上記の実施例では、プッシュロッド10の外周側にプッシュロッド揺れ防止部材101が被装されており、プッシュロッド揺れ防止部材101の底部には第2環状溝2031が設置され、かつ台座20の取付孔203の外周側には間隔を開けて設置された複数の第2弧形溝1011が設置され、かつ第2環状溝2031の位置と対応しており、しかも複数の第2弧形溝1011と第2環状溝2031との間にもボール50が設置されており、このようにすることで、従動歯車303がプッシュロッド10を回転させる際に、複数のボール50が支持及び揺れ防止の作用を果たし、従動歯車303がプッシュロッド10を回転させる際に生じる揺れをさらに軽減して、プッシュロッド10の回転の安定性をさらに向上させることができる。
【0065】
図9を参照すると、第2の態様において、本出願の実施例では、羽根アセンブリ200と、第1の態様の実施例におけるいずれかの扇風機台座100とを含む扇風機が提供されており、プッシュロッド10の第2端は羽根アセンブリ200と接続されている。
本出願の第2の態様の実施例で提供する扇風機は、第1の態様の実施例におけるいずれかの扇風機台座100を含むので、上記のいずれかの実施例における技術的効果を有するため、ここでは繰り返し述べない。
【0066】
上記の実施例では、扇風機の羽根アセンブリ200はプッシュロッド10の第2端とヒンジ接続することにより、羽根アセンブリ200をプッシュロッド10に対して上下に回転させ、羽根の送風角度を調節することができる。
【0067】
本出願のすべての実施例では、「大」、「小」は相対的なものであり、「多」、「少」は相対的なものであり、「上」、「下」は相対的なものであるが、この種の相対的な用語の記述方式について、本出願の実施例では、これ以上繰り返し述べないものとする。
【0068】
明細書の全編において言及されている「本実施例では」、「本出願の実施例では」または「その中の1つの実施例では」とは、実施例に関係する特定構造、構造または特性が、本出願の少なくとも1つの実施例の中に含まれていることを意味することを理解しておかなければならない。よって、明細書全体において各所に現れる「本実施例では」、「本出願の実施例では」または「その中の1つの実施例では」は、必ずしも同一の実施例を指すものではない。また、これらの特定構造、構造、または特性は、任意の適切な方法で、1つまたは2つの実施例の中で結合させることができる。当業者は、明細書に記述されている実施例はいずれも選択可能な実施例であり、言及されている動作やモジュールは、必ずしも本出願に必須のものではないということを知っておかねばならない。
【0069】
本出願の各種の実施例では、上記の各プロセスにおける通し番号の大小は、実行順の必然的な前後を意味するものではなく、各プロセスの実行順は、その機能及び内在するロジックによって確定されるべきであり、本出願の実施例の実施プロセスに対していかなる限定も構成しないことを理解しておかなければならない。
【0070】
上で述べたことは本出願の具体的な実施形態ではあるが、本出願の保護範囲がこれに限定されるわけではなく、当業者が本出願で開示している技術範囲内で容易に想到可能な変更や置換は、すべて本出願の保護範囲によってカバーされるものとする。よって、本出願の保護範囲は、請求の範囲の保護範囲を基準としなければならない。
【符号の説明】
【0071】
10 プッシュロッド
20 台座
30 駆動アセンブリ
40 軸受アセンブリ
50 ボール
100 扇風機台座
101 防止部材
102 第1突起
200 羽根アセンブリ
201 上筐体
202 下筐体
203 取付孔
301 駆動部材
302 主動歯車
303 従動歯車
401 軸受固定部材
402 軸受
1000 扇風機
1011 第2弧形溝
2031 第2環状溝
3031 接続部
3032 第2突起
3033 第1環状溝
3034 第1凹溝
4011 連通溝
4012 第1弧形溝
【要約】
【課題】扇風機台座及び扇風機を提供する。
【解決手段】本出願は家庭用電器機器の技術分野に関し、扇風機台座及び扇風機を提供しており、そのうち、扇風機台座は、上表面に取付孔が設けられた台座と、その第1端が取付孔内に位置し、第2端が扇風機の羽根アセンブリと連結するために用いられるプッシュロッドと、台座内に位置し、プッシュロッドの第1端と連結され、プッシュロッドを駆動して台座に対して回転させることにより、羽根アセンブリを回転させるために用いられる駆動アセンブリと、を含む。本出願の技術手法により、扇風機の羽根アセンブリが回転する際に生じる騒音を有効に軽減することができ、かつ製品構造が簡単で、組み立てやすく、全体的な見た目が美しい。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9