(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-22
(45)【発行日】2023-03-03
(54)【発明の名称】全自動豚肉洗浄装置
(51)【国際特許分類】
A22C 17/08 20060101AFI20230224BHJP
【FI】
A22C17/08
(21)【出願番号】P 2022177894
(22)【出願日】2022-11-07
【審査請求日】2022-11-07
(31)【優先権主張番号】202111394709.0
(32)【優先日】2021-11-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】522434716
【氏名又は名称】海南浙江大学研究院
(74)【代理人】
【識別番号】100216471
【氏名又は名称】瀬戸 麻希
(72)【発明者】
【氏名】王争光
(72)【発明者】
【氏名】趙鵬挙
(72)【発明者】
【氏名】余東遊
【審査官】柳本 幸雄
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第108991084(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第107873806(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第110771671(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第113578843(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第113663959(CN,A)
【文献】登録実用新案第3042908(JP,U)
【文献】特開平05-227875(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A22C 17/08
B08B 1/00
B08B 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
全自動豚肉洗浄装置であって、
本体1と、本体1の上端に設けられる噴水ヘッド10と、本体1の底部に設けられる底座
11と、本体1の内壁に設けられる濾過網フレーム12と、底座11に設けられる固定柱
13と、固定柱13に設けられる複数セットの洗浄機構2と、固定柱13内に設けられる
回転ローラ14と、濾過網フレーム12の内壁に設けられる案内ブロック15と、案内ブ
ロック15に設けられる案内ばね16と、回転ローラ14の底部に設けられる第1ギヤ1
7と、底座11内に設けられる第1リングギヤ18と、本体1の底部に設けられるチェン
ジギヤ19と、固定柱13の上端に設けられる濾過機構3とを含み、
洗浄機構2は、固定柱13に設けられる複数個の第1洗浄柱20と、第1洗浄柱20に設
けられる第1ブラシ21と、第1洗浄柱20に設けられる複数個の排水孔22と、第1洗
浄柱20内に設けられる移動室23と、移動室23内に設けられる移動ピストン24と、
移動ピストン24に設けられる第2洗浄柱25と、第2洗浄柱25に設けられる第2ブラ
シ26と、第1洗浄柱20の一端に設けられる斜環溝27と、移動ピストン24に設けら
れる嵌合ブロック28と、固定柱13内に設けられる駆動室29と、駆動室29内に設け
られる駆動構成4とを含み、第1洗浄柱20の横断面は円形であり、固定柱13に回転可
能に設けられており、該第1洗浄柱20は複数個設けられ、固定柱13の円周方向に沿っ
て均一に配置されており、
排水孔22の中心と、排水孔22の外周とを結ぶ方向である排
水孔22の径方向と洗浄柱20の径方向とが傾斜するように排水孔22が第1洗浄柱20
に設けられており、斜環溝27は第1洗浄柱20の内壁に開設されており、嵌合ブロック
28は移動ピストン24に設けられ、斜環溝27に噛合し、
駆動構成4は、各移動ピストン24のそれぞれに設けられる移動ラック40と、回転ロー
ラ14に設けられる駆動ラック41と
、移動ラック40の底部に設けられる回転盤42と
、回転盤42に設けられる伸縮ロッド43と、伸縮ロッド43と駆動ラック41を接続す
る接続ブロック44と、固定柱13内に設けられる第2ギヤ45と、第2ギヤ45内に設
けられる気圧室46と、気圧室46内に設けられる第
1傾斜ギヤ47と、回転ローラ14
内に設けられる第3ギヤ48と、駆動室29内に設けられる両凸ブロック49と、回転ロ
ーラ14に設けられる両当接ブロック401と、第3ギヤ48に設けられる第2傾斜ギヤ
402と、第1傾斜ギヤ47に設けられる第1突き合わせ歯403と、第2傾斜ギヤ40
2に設けられる第2突き合わせ歯404と、回転ローラ14内に設けられる気室405と
、気室405に設けられる第3傾斜ギヤ406と、第3傾斜ギヤ406に設けられるヘリ
カルギヤ407と、気圧室46と気室405を接続する気管408と、回転ローラ14内
に設けられる止めユニット5とを含み、当接ブロック401の横断面は台形であり、回転
軸14に移動可能に設けられており、第3傾斜ギヤ406は気室405内に移動可能に設
けられており、ヘリカルギヤ407は第3傾斜ギヤ406と気室405を接続している、
ことを特徴とする全自動豚肉洗浄装置。
【請求項2】
止めユニット5は、回転ローラ14内に設けられる気圧管50と、当接ブロック401に
設けられるピストン51と、ピストン51に設けられるピストンばね52と、気圧管50
に設けられる支管53と、気圧管50と支管53にそれぞれ設けられる復帰ブロック54
と、第3傾斜ギヤ406に設けられる緩衝室55と、緩衝室55内に設けられる引きロッ
ド56、回転ローラ14内に設けられる止め室503と、引きロッド56に設けられる止
め溝57と、引きロッド56の両側に設けられる第1反転ロッド58と、止め室503内
に設けられる第2反転ロッド580と、第1反転ロッド58に設けられる反転ばね59と
、第2反転ロッド580内に設けられる気圧溝501と、回転ローラ14に設けられる第
2気圧管502と、第2気圧管502に設けられる位置決め部材6とを含み、ピストン5
1は当接ブロック401に設けられ、該ピストン51は気圧管50内に移動可能に位置さ
れており、止め溝57の縦断面は台形であり、引きロッド56に開設されており、復帰ブ
ロック54は2個設けられ、それぞれ気圧管50と支管53のフロント端に位置され、気
圧管50に位置する復帰ブロック54の縦断面は台形である、
ことを特徴とする請求項1に記載の全自動豚肉洗浄装置。
【請求項3】
位置決め部材6は、各復帰ブロック54のそれぞれに設けられる係溝60と、第2気管の
一端に設けられる移動ブロック62と、移動ブロック62に設けられるつめ歯63と、移
動ブロック62に設けられる移動ばね64と、第2気管502の内壁に設けられる案内溝
65と、案内溝65に設けられる第1V字状溝66と、第1V字状溝66の一方側に設け
られる第2V字状溝67と、移動ブロック62に設けられる係ピン68と、係ピン68に
設けられる係ピンばねと、移動ブロック62の底部に設けられるガス抜き管601と、ガ
ス抜き管601に設けられるガス抜き孔602とを含み、第1V字状溝66の横断面はV
字状であり、案内溝65の左端に位置されており、第2V字状溝67の横断面はV字状で
あり、第1V字状溝67の右方に位置されており、ガス抜き孔602はガス抜き管601
の内壁に開設され、該ガス抜き孔602は固定柱13を貫通している、
ことを特徴とする請求項1に記載の全自動豚肉洗浄装置。
【請求項4】
濾過機構3は、固定柱13の頂端に設けられる進水室30と、進水室30の下方に設けら
れる濾過室31と、濾過室31の底部に設けられる回転軸32と、回転軸32の底部に設
けられる回転ギヤ33と
、移動ラック40に設けられる往復ラック34と、回転軸32に
設けられる接続ロッド35と、接続ロッド35の両端に設けられる突き合わせギヤ36と
、濾過室31の内壁に設けられる濾過リングギヤ37と、突き合わせギヤ36に設けられ
る締めローラ38と、両締めローラ38を接続する濾過布39と、進水室30内に設けら
れるゴム板301と、ゴム板301の周辺に設けられるゴムブロック302とを含み、進
水室30は固定柱13の頂端に開設され、該進水室30の横断面は楕円形であり、ゴムブ
ロック302は、その横断面が円弧形であり、複数個設けられ、ゴム板301の円周方向
に沿って均一に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の全自動豚肉洗浄装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は食品加工技術分野に属し、特に全自動豚肉洗浄装置に関する。
【背景技術】
【0002】
豚肉の加工には、豚肉の洗浄が必要な工程である。現在、豚肉を洗浄する方法はしばしば
人工的に洗浄することである。豚肉を池や鉢に入れ、洗浄者が手作業で洗浄するか、蛇口
の下に直接豚肉を入れて洗浄する。洗浄者が手作業で洗浄しても、蛇口の下に直接置いて
洗浄しても、労働強度が大きく、洗浄効率が低い。また、洗浄中に発生したラードは豚肉
に二次汚染を与え、洗浄の効果に影響を与える。
【発明の概要】
【0003】
本発明は従来技術の不足を克服するために、全自動の豚肉洗浄装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の技術的手段を採用する。
本体1と、本体1の上端に設けられる噴水ヘッド10と、本体1の底部に設けられる底座
11と、本体1の内壁に設けられる濾過網フレーム12と、底座11に設けられる固定柱
13と、固定柱13に設けられる複数セットの洗浄機構2と、固定柱13内に設けられる
回転ローラ14と、濾過網フレーム12の内壁に設けられる案内ブロック15と、案内ブ
ロック15に設けられる案内ばね16と、回転ローラ14の底部に設けられる第1ギヤ1
7と、底座11内に設けられる第1リングギヤ18と、本体1の底部に設けられるチェン
ジギヤ19と、固定柱13の上端に設けられる濾過機構3とを含む全自動豚肉洗浄装置に
おいて、洗浄機構2は、固定柱13に設けられる複数個の第1洗浄柱20と、第1洗浄柱
20に設けられる第1ブラシ21と、第1洗浄柱20に設けられる複数個の排水孔22と
、第1洗浄柱20内に設けられる移動室23と、移動室23内に設けられる移動ピストン
24と、移動ピストン24に設けられる第2洗浄柱25と、第2洗浄柱25に設けられる
第2ブラシ26と、第1洗浄柱20の一端に設けられる斜環溝27と、移動ピストン24
に設けられる嵌合ブロック28と、固定柱13内に設けられる駆動室29と、駆動室29
内に設けられる駆動構成4とを含み、第1洗浄柱20の横断面は円形であり、固定柱13
に回転可能に設けられており、該第1洗浄柱20は複数個設けられ、固定柱13の円周方
向に沿って均一に配置されており、排水孔22の径方向と洗浄柱20の径方向とが傾斜す
るように排水孔22が第1洗浄柱20に設けられており、斜環溝27は第1洗浄柱20の
内壁に開設されており、嵌合ブロック28は移動ピストン24に設けられ、斜環溝27に
噛合する。
【0004】
濾過網フレームの設置により、洗浄際において直接に装置を濾過することができるので、
水循環効果と洗浄効果を向上する。底座の設置により、洗浄際において水と豚肉を一緒に
回転させるようにできるので、水と豚肉との接触をより均一にさせ、洗浄効果を向上する
ことができる。案内ブロックの設置により、水が回転力によって渦巻きを生じ、そして案
内ブロックにより水の乱流を増強させることができるので、水から豚肉に衝撃力が生成し
、洗浄効果を向上するとともに、遠心力によって豚肉を外側に漂流するが、案内ばねによ
って豚肉を跳ね返ることができるので、洗浄安定性を向上する。第1洗浄柱の設置により
、洗浄際に繰り返して豚肉をブラシすることができるので、ブラシ洗浄の効果を向上する
。第1ブラシの設置により、豚肉をブラシ洗浄することができる。第1ブラシが長いゆえ
に、大面積をもって豚肉をブラシ洗浄することができるので、洗浄効果を向上する。第2
洗浄柱の設置により、横方向に豚肉をブラシ洗浄することができる。第2ブラシが短いゆ
えに、豚肉上の頑固な汚れをより徹底的に洗浄することができるので、洗浄の効果を向上
する。
【0005】
駆動構成4は、各移動ピストン24のそれぞれに設けられる移動ラック40と、回転ロー
ラ14に設けられる駆動ラック41と、一方の移動ラック40の底部に設けられる回転盤
42と、回転盤42に設けられる伸縮ロッド43と、伸縮ロッド43と駆動ラック41を
接続する接続ブロック44と、固定柱13内に設けられる第2ギヤ45と、第2ギヤ45
内に設けられる気圧室46と、気圧室46内に設けられる第1傾傾斜ギヤ47と、回転ロ
ーラ14内に設けられる第3ギヤ48と、駆動室29内に設けられる両凸ブロック49と
、回転ローラ14に設けられる両当接ブロック401と、第3ギヤ48に設けられる第2
傾斜ギヤ402と、第1傾斜ギヤ47に設けられる第1突き合わせ歯403と、第2傾斜
ギヤ402に設けられる第2突き合わせ歯404と、回転ローラ14内に設けられる気室
405と、気室405に設けられる第3傾斜ギヤ406と、第3傾斜ギヤ406に設けら
れるヘリカルギヤ407と、気圧室46と気室405を接続する気管408と、回転ロー
ラ14内に設けられる止めユニット5とを含み、当接ブロック401の横断面は台形であ
り、回転軸14に移動可能に設けられており、第3傾斜ギヤ406は気室405内に移動
可能に設けられており、ヘリカルギヤ407は第3傾斜ギヤ406と気室405を接続し
ている。
【0006】
移動ラックの設置により、複数個の第1洗浄柱の同期移動を実現し、洗浄の効率を向上す
る。駆動ラックの設置により、駆動ラックの位置によって伸縮ロッドの伸縮長度を改変す
ることができるので、移動ラックの移動速度と移動ストロークを改変することができ、さ
らに、第2洗浄柱の洗浄方式を自動的に調整することができる。第2洗浄柱の移動が速い
場合、快速に豚肉の同一位置を複数回ブラシすることができ、頑固な汚れの洗浄効果を向
上する。第2洗浄柱の移動が遅い場合、洗浄のストロークを増加し、洗浄の面積を増大す
ることができるので、洗浄の実用性を向上する。伸縮ロッドと接続ブロックの設置により
、移動ラックの変位を駆動することができる。第2ギヤの設置により、駆動ラックの往復
移動を自動的に駆動することができる。当接ブロックの設置により、回転ローラの回転際
に間欠的に凸ブロックと当接することができるので、間欠的に第3ギヤの回転を駆動する
ことができるので、間欠的に駆動ラックの移動を駆動することができる。第3傾斜ギヤの
設置により、第1傾斜ギヤの方向シフトを操縦することができ、加えて、第1突き合わせ
歯および第2突き合わせ歯と協力して駆動ラックの往復移動を実現する。
【0007】
止めユニット5は、回転ローラ14内に設けられる気圧管50と、当接ブロック401に
設けられるピストン51と、ピストン51に設けられるピストンばね52と、気圧管50
に設けられる支管53と、気圧管50と支管53にそれぞれ設けられる復帰ブロック54
と、第3傾斜ギヤ406に設けられる緩衝室55と、緩衝室55内に設けられる引きロッ
ド56、回転ローラ14内に設けられる止め室503と、引きロッド56に設けられる止
め溝57と、引きロッド56の両側に設けられる第1反転ロッド58と、止め室503内
に設けられる第2反転ロッド580と、第1反転ロッド58に設けられる反転ばね59と
、第2反転ロッド580内に設けられる気圧溝501と、回転ローラ14に設けられる第
2気圧管502と、第2気圧管502に設けられる位置決め部材6とを含み、ピストン5
1は当接ブロック401に設けられ、該ピストン51は気圧管50内に移動可能に位置さ
れており、止め溝57の縦断面は台形であり、引きロッド56に開設されており、復帰ブ
ロック54は2個設けられ、それぞれ気圧管50と支管53のフロント端に位置され、気
圧管50に位置する復帰ブロック54の縦断面は台形である。
【0008】
第1反転ロッドと第2反転ロッドの設置により、引きロッドがある距離ほど移動すると直
ちに引きロッドを連動移動させるようにできる。これにより、第1傾斜ギヤと第2傾斜ギ
ヤとは快速に突合または分離することができるので、運行の安定性を向上し、さらに、洗
浄の安定性を向上し、豚肉の洗浄際においてラグが発生しないようにできる。緩衝室の設
置により、引きロッドの徐々移動中、第3傾斜ギヤは影響を与えられず、常時に第1傾斜
ギヤと第2傾斜ギヤに安定に噛合するように保持するので、伝動安定性を向上する。
【0009】
位置決め部材6は、各復帰ブロック54のそれぞれに設けられる係溝60と、第2気管の
一端に設けられる移動ブロック62と、移動ブロック62に設けられるつめ歯63と、移
動ブロック62に設けられる移動ばね64と、第2気管502の内壁に設けられる案内溝
65と、案内溝65に設けられる第1V字状溝66と、第1V字状溝66の一方側に設け
られる第2V字状溝67と、移動ブロック62に設けられる係ピン68と、係ピン68に
設けられる係ピンばねと、移動ブロック62の底部に設けられるガス抜き管601と、ガ
ス抜き管601に設けられるガス抜き孔602とを含み、第1V字状溝66の横断面はV
字状であり、案内溝65の左端に位置されており、第2V字状溝67の横断面はV字状で
あり、第1V字状溝67の右方に位置されており、ガス抜き孔602はガス抜き管601
の内壁に開設され、該ガス抜き孔602は固定柱13を貫通している。
【0010】
つめ歯の設置により、復帰ブロックの復帰後、その位置止めがなされるので、気圧管また
は支管の塞ぎが実現され、気体のルートを変換させることができる。さらに気圧に連動し
て両復帰ブロックの交替移動をさせるように保証することができる。引きロッドの自動的
往復移動をさせることができるで、洗浄の安定性を向上する。第1V字状溝と第2V字状
溝の設置により、第1反転ロッドの第1回反転が完成する時に移動ブロックの位置止めが
行われ、第2回反転が完成する時に位置止めの解除が自動的に行われる。これにより、つ
め歯の気圧管内における間欠的移動が可能となり、復帰ブロックに対する位置止めの安定
性を向上する。これにより、気圧管内における復帰ブロックと支管内における復帰ブロッ
クの交替動作を保証する。ガス抜き孔の設置により、気圧管または支管内のガスを水に排
出し、水を曝気し、水の不純物の浮上を補助し、後続の濾過に有利である。この位置決め
部材の設置により、引きロッドを右に移動させる必要がある場合に、支管内の復帰ブロッ
クに対する位置止めが行われる。これにより、気圧により気圧管内の復帰ブロックを移動
させるように駆動することができる。引きロッドを左に移動させる必要がある場合に、支
管内の復帰ブロックに対する位置止めの自動的解除が行われるとともに、気圧管内の復帰
ブロックに対する位置止めが行われる。これにより、気圧により支管内の復帰ブロックを
移動させるように駆動することができ、引きロッド移動の安定性を向上する。
【0011】
濾過機構3は、固定柱13の頂端に設けられる進水室30と、進水室30の下方に設けら
れる濾過室31と、濾過室31の底部に設けられる回転軸32と、回転軸32の底部に設
けられる回転ギヤ33と、一方の移動ラック40に設けられる往復ラック34と、回転軸
32に設けられる接続ロッド35と、接続ロッド35の両端に設けられる突き合わせギヤ
36と、濾過室31の内壁に設けられる濾過リングギヤ37と、突き合わせギヤ36に設
けられる締めローラ38と、両締めローラ38を接続する濾過布39と、進水室30内に
設けられるゴム板301と、ゴム板301の周辺に設けられるゴムブロック302とを含
み、進水室30は固定柱13の頂端に開設され、該進水室30の横断面は楕円形であり、
ゴムブロック302は、その横断面が円弧形であり、複数個設けられ、ゴム板301の円
周方向にそって均一に配置されている。
【0012】
突き合わせギヤの設置により、接続ロッドの正転と反転に応じて、締めローラの正転と反
転を動かすことができる。濾過布が濾過際に自動的に繰り返し巻き取ることができ、汚れ
を濾過布の上で均一に濾過することができるので、濾過の効果を向上する。接続ロッドが
絶えず正反転しているので、水を濾過室内から本体内に排出させ、水の循環を実現するこ
とができる。
【0013】
本発明は構造が簡単でありながら、豚肉に対する自動的ブラシ洗浄が可能であり、油汚れ
を濾過することができる。そして、洗浄効果を高めている。洗浄機構の設置により豚肉を
自動的にブラシ洗浄し、その後、駆動構成の補助により、第2洗浄柱の洗浄速度とストロ
ークを改変することができる。そのため、効果的にブラシ洗浄の適応性を高め、洗浄の効
果を高めている。濾過機構により水表面の油汚れを適時に濾過することができ、水質を高
め、豚肉の洗浄効果をさらに高めている。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図3】本発明の
図2のA-Aに沿った断面の斜視図である。
【
図4】本発明の
図2のB-Bに沿った断面図である。
【
図5】本発明の
図2のC-Cに沿った断面図である。
【
図6】本発明の
図4のD-Dに沿った断面の斜視図である。
【
図7】本発明の
図4のD-Dに沿った断面図である。
【
図8】本発明の
図3におけるA箇所の部分図である。
【
図9】本発明の第1洗浄柱と第2洗浄柱の分解図である。
【
図10】本発明の
図3におけるB箇所の部分図である。
【
図11】本発明の
図7におけるC箇所の部分図である。
【
図15】本発明の
図6におけるG箇所の部分図である。
【
図16】本発明の
図5におけるH箇所の部分図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1~16に示すように、全自動豚肉洗浄装置は、本体1と、噴水ヘッド10と、底座1
1と、濾過網フレーム12と、固定柱13と、洗浄機構2と、回転ローラ14と、案内ブ
ロック15と、案内ばね16と、第1ギヤ17と、第1リングギヤ18と、チェンジギヤ
19と、濾過機構3と、を含む。洗浄機構2は、固定柱13に設けられる複数個の第1洗
浄柱20と、第1洗浄柱20に設けられる第1ブラシ21と、排水孔22と、移動室23
と、移動ピストン24と、第2洗浄柱25と、第2ブラシ26と、斜環溝27と、嵌合ブ
ロック28と、駆動室29と、駆動構成4と、を含む。本体1の横断面は円柱形である。
噴水ヘッド10は複数個設けられ、本体1の円周方向にそって均一に本体1の内壁に配置
されている。底座11は本体1の底部に回転可能に設けられている。濾過網フレーム12
はその上端が本体1の内壁に固定設置され、その下端が底座11に回転可能に設けられて
おり、該濾過網フレーム12はその横断面が円形状であり、市販される濾過網である。固
定柱13は底座11に固定設置されている。洗浄機構2は複数セット設けられ、固定柱1
3の高度方向に沿って配置されている。回転ローラ14は固定柱13内に回転可能に設け
られ、且つ底部が本体1の底部に回転可能に設けられている。該回転柱14は、従来の手
段により回転を駆動させる。案内ブロック15は複数個設けられ、濾過網フレーム12の
内壁に移動可能に嵌めている。案内ばね16は案内ブロック15と濾過網フレーム12を
接続する。第1ギヤ17は回転ローラ14の底部に固定設置されている。第1リングギヤ
18は底座11の内壁に固定設置されている。チェンジギヤ19は本体1の底部に回転可
能に設けられ、第1ギヤ17と第1リングギヤ18に噛合する。濾過機構3は固定柱13
の頂端に設けられている。第1洗浄柱20はその横断面は円形状であり、固定柱13に回
転可能に設けられている。該第1洗浄柱20は複数個設けられ、固定柱13の円周方向に
沿って均一に配置されている。第1ブラシ21は第1洗浄柱20に固定設置されている。
排水孔22は第1洗浄柱20に設けられ、且つ排水孔22の径方向と洗浄柱20の径方向
とが傾斜する。移動室23は第1洗浄柱20内に開設されている。移動ピストン24は移
動室23内に移動可能に設けられる。第2洗浄柱25は移動ピストン24のフロント端に
固定設置されている。第2ブラシ26は第2洗浄柱25に設けられ、且つ第2ブラシ26
の長度が第1ブラシ21の長度より小さくされる。斜環溝27は第1洗浄柱20の内壁に
開設されており、嵌合ブロック28は移動ピストン24に設けられ、斜環溝27に噛合す
る。駆動室29は固定柱13内に開設されており、駆動構成4は駆動室29内に設けられ
ている。
【0016】
図11に示すように、駆動構成4は、移動ラック40と、駆動ラック41と、回転盤42
と、伸縮ロッド43と、接続ブロック44と、第2ギヤ45と、気圧室46と、第1傾斜
ギヤ47と、第3ギヤ48と、凸ブロック49と、当接ブロック401と、第2傾斜ギヤ
402と、第1突き合わせ歯403と、第2突き合わせ歯404と、気室405と、第3
傾斜ギヤ406と、ヘリカルギヤ407と、気管408と、止めユニット5と、を含む。
移動ラック40は複数個設けられ、各移動ピストン24の一端にそれぞれ設けられている
。該移動ラック40はヘリカル歯であり、且つ相互に噛合する。駆動ラック41は回転ロ
ーラ14に移動可能に設けられている。回転盤42は駆動ラック41に最も近い移動ラッ
ク40の底部に設けられている。伸縮ロッド43は回転盤42に設けられている。接続ブ
ロック44は伸縮ロッド43と駆動ラック41を接続する。第2ギヤ45は固定柱13内
に回転可能に設けられている。気圧室46は第2ギヤ45内に開設されている。第1傾斜
ギヤ47は気圧室46内に移動可能に設けられている。該第1傾斜ギヤ47と気圧室46
はばねを介して接続する。第3ギヤ48は回転ローラ14内に回転可能に設けられている
。凸ブロック49は2個設けられ、駆動室29の円周方向に沿って均一に配置されている
。該凸ブロック49の横断面は円弧形である。当接ブロック401はその横断面が台形で
あり、回転ローラ14に移動可能に設けられ、凸ブロック49と当接する。第2傾斜ギヤ
402は第3ギヤ48に固定設置されている。第1突き合わせ歯403は第1傾斜ギヤ4
7に固定設置されている。第2突き合わせ歯404は第2傾斜ギヤ402に固定設置され
ている。気室405は回転ローラ14に開設されている。第3傾斜ギヤ406は気室40
5内に移動可能に設けられている。ヘリカルギヤ407は第3傾斜ギヤ406と気室40
5を接続する。気管408は気圧室46と気室405を接続する。止めユニット5は回転
ローラ14に設けられている。
【0017】
図12~13に示すように、止めユニット5は気圧管50と、ピストン51と、ピストン
ばね52と、支管53と、復帰ブロック54と、緩衝室55と、引きロッド56と、止め
室503と、止め溝57と、第1反転ロッド58と、第2反転ロッド580と、反転ばね
59と、気圧溝501と、第2気圧管502と、位置決め部材6とを含む。気圧管50は
回転ローラ14内に開設されている。ピストン51は当接ブロック401に設けられ、該
ピストン51は気圧管50内に移動可能に位置されている。ピストン51にさらに一方向
バルブが設けられている。ピストンばね52はピストン51と気圧管50を接続する。支
管53はその一端が気圧管50に接続され、その他端が止め室503の右端に接続されて
いる。復帰ブロック54は2個設けられ、それぞれ気圧管50と支管53のフロント端に
位置されている。気圧管50に位置する復帰ブロック54の縦断面は台形である。緩衝室
55は第3傾斜ギヤ406に開設されている。引きロッド56は緩衝室55内に移動可能
に設けられている。止め溝57は縦断面が台形であり、引きロッド56に開設されている
。第1反転ロッド58は2個設けられ、その一端が引きロッド56の側部に反転可能に嵌
めている。第2反転ロッド580は一端が止め室503内壁に反転可能に嵌めている。反
転ばね59は第1反転ロッド58と第2反転ロッド580を接続する。気圧溝501は第
2反転ロッド580内に開設されている。第2気管502は2本設けられ、その一方は、
一方の気圧溝501と気管50を接続し、その他方は、支管53と他方の気圧溝501を
接続する。位置決め部材6は2セット設けられ、それぞれ両第2気管502の一端に位置
されている。
【0018】
図14に示すように、位置決め部材6は、係溝60と、移動ブロック62と、つめ歯63
と、移動ばね64と、案内溝65と、第1V字状溝66と、第2V字状溝67と、係ピン
68と、係ピンばねと、ガス抜き管601と、ガス抜き孔602と、を含む。係溝60は
各復帰ブロック54に設けられている。移動ブロック62は第2気管502内に移動可能
に設けられている。つめ歯63は移動ブロック62の端面に設けられている。移動ばね6
4は移動ブロック62と第2気圧管502を接続する。案内溝65は第2気圧管502の
内壁に開設されている。第1V字状溝66はその横断面がV字状であり、案内溝65の左
端に位置されている。第2V字状溝67はその横断面がV字状であり、第1V字状溝67
の右端に位置されている。係ピン68は移動ブロック62に上下に移動可能に嵌め、該係
ピン68は案内溝65内に滑動可能に嵌めている。係ピンばねは係ピン68と移動ブロッ
ク62を接続する。ガス抜き管601は移動ブロック62の下方に固定設置されている。
ガス抜き孔602はガス抜き管601の内壁に開設されており、該ガス抜き孔602は固
定柱13を貫通している。該ガス抜き孔602にさらに一方向バルブが設けられている。
図16に示すように、濾過機構3は、進水室30と、濾過室31と、回転軸32と、回転
ギヤ33と、往復ラック34と、接続ロッド35と、突き合わせギヤ36と、濾過リング
ギヤ37と、締めローラ38と、濾過布39と、ゴム板301と、ゴムブロック302と
を含む。進水室30は固定柱13の頂端に開設されており、該進水室30の横断面は~円
形であり、且つその内壁に水を進水室30に進入させる一方向バルブが設けられている。
濾過室31は固定柱13内に開設されており、進水室30の下方に位置されており、且つ
濾過室31の内壁に水を本体1内に進入させる一方向バルブが設けられている。進水室3
0と濾過室31の間に貫通孔が設けられている。回転軸32は濾過室31の底部に回転可
能に嵌めている。回転ギヤ33は回転軸32の底部に固定設置されている。往復ラック3
4は一方の移動ラック40に固定設置され、該往復ラック34が回転ギヤ33に噛合して
いる。接続ロッド35は回転軸32の上端に固定設置されている。突き合わせギヤ36は
2個設けられ、接続ロッド35の両端に回転可能に嵌めている。濾過リングギヤ37は濾
過室31の内壁に固定設置され、突き合わせギヤ36に噛合している。締めローラ38は
突き合わせギヤ36に固定設置されている。濾過布39は締めローラ38に巻き付けられ
ている。ゴム板301は進水室30内に回転可能に嵌めている。該ゴム板301は接続ロ
ッド35に固定接続されている。ゴムブロック302はその横断面が円弧形であり、複数
個設けられ、ゴム板301の円周方向に沿って均一に配置されている。
【0019】
具体的には、このように実施する。洗浄が始まる前に、豚肉を底座11内に配置する。噴
水ヘッド10を起動して豚肉に清水を噴霧する。回転ローラ14を駆動して回転を開始し
、その後、第1歯車17の駆動によりチェンジギヤ19が回転し始まり、さらに第1リン
グギヤ18が回転し始まり、さらにベース11が回転し始まる。さらに、固定柱13の駆
動により、第1洗浄カラム20が豚肉をブラシ洗浄し始まる。回転ローラ14の回転開始
により、駆動ラック41が同期に回転する。その後、接続ブロック44の駆動により、伸
縮ロッド43が回転し、一方の移動ラック40が横方向に移動し始まる。さらに、他方の
移動ラック40が同期に横方向に移動し始まる。移動ピストン24が横方向に繰り返し移
動し始まり、それに連動して嵌合ブロック28が斜環溝27内で移動し、それに連動して
第1洗浄柱20が時計回りと反時計回りの回転を行い、この時第1ブラシ26が繰り返し
豚肉をブラシ洗浄する。同時に移動ピストン24の駆動により、第2洗浄柱25が横方向
に移動する。これにより第2のブラシ26が豚肉をブラシ洗浄する。また、移動ピストン
24の復帰により、本体1の水が移動室23内に入り込み、そして排水孔22から排出す
る。洗っている豚肉にさらに衝撃する。回転ローラ14の回転とともに、当接ブロック4
01が凸ブロック49に当接する。そして、当接ブロック401の移動により、第3ギヤ
48に当接してそれを1歯の角度ほど回転させる。これにより、第3ギヤ48が間欠的に
時計回りに回転し、さらに第3傾斜ギヤ406の作用により、第2ギヤが反時計回りに回
転する。このとき駆動ラック41が間欠的に移動し始まり、これにより移動ラック40の
移動速度が変わる。第2洗浄柱と連動して移動の速度とストロークを変更する。当接ブロ
ック401の往復移動により、ピストン51が気圧管50内で移動し、空気注入筒の原理
により、持続的にリセットブロック54を駆動して上に移動させる。このとき復帰ブロッ
ク54は止め溝57内に嵌め込み、止め溝57の内壁に当接し、これにより引きロッド5
6を右に移動駆動する。このとき、引きロッド56の左端が緩衝室55内を移動する。ま
た、引きロッド56の移動とともに、第1反転ロッド58と第2反転ロッド580が右に
反転する。反転角度が90度のとき、反転ばね59が作用し、第1反転ロッド58を駆動
して急速に反転させる。さらに引きロッド56を駆動して急速に右に移動させる。このと
き引きロッドの駆動により第3傾斜ギヤ406が横向に移動する。同時に第3傾斜ギヤ4
06の移動により気室405内で気圧が発生し、これにより、第1傾斜ギヤ47を駆動し
て下に移動させる。これにより第1突き合わせ歯403と第2突き合わせ歯404とが噛
合する。これによりこのとき時第2ギヤ45が計回りに回転し、さらにこれにより駆動ラ
ック41が横方向に移動する。第1反転ロッド58と第2反転ロッド580が反転すると
ともに、第1反転ロッド58により気圧溝501に気体を加え、これにより第2気圧管5
02の気圧を増大させる。移動ブロック62を駆動して横方向に移動させる。そして、こ
れによりつめ歯63が気圧管50内まで移動する。移動ブロック62の移動際に、係ピン
68が案内溝65内で移動するようになり、第1V字状溝66を通す際に、第1反転ロッ
ド58が反転してくる。そして第1V字状溝66の案内により第1係ピン68が第2V字
状溝66内に係ってなる。このとき、ガス抜き管601が気圧管50内に位置し、さらに
気圧管50の気体がガス抜き孔602を介して水に排出する。同時に気圧管50内に位置
する復帰ブロック54が下に移動し復帰し、それとともにつめ歯63が係溝60内に係込
み、これにより復帰ブロック54が止めさせられる。同じ原理により、支管53内の復帰
ブロック54は止めを解除し、気圧の作用により支管内の復帰ブロック54が引きロッド
56に当接して左に移動するとともに、第1反転ロッドを駆動して左に反転させる。さら
に再び第3傾斜ギヤが第1傾斜ギヤと第2斜~に噛合するようにさせる。反転際に係ピン
68を駆動して第2V字状溝67内で移動させ、係ピン68を駆動して再び案内溝65内
に進入させる。このとき移動ブロック62が復帰し、さらにつめ歯63が係溝60から脱
離するようになり、これにより気圧管50内に位置する復帰ブロック54は止めを解除す
る。同時に支管内の復帰ブロック54に位置止めをする。これまで、両復帰ブロックの交
替移動を実現している。移動ラック40の往復移動際に、回転ギヤ33を駆動して回転さ
せ始める。そして、回転軸32を駆動して回転させ始め、このときゴム板301が回転し
、さらにゴムブロック302を駆動し回転させ始める。そしてゴムブロック302を駆動
して間欠的に第1進水室30を回転させ、ゴムブロック302が一方向バルブを通すとき
に、本体1内の水を進水室30内に吸い込む。そして水を濾過室31内に押し込む。また
、回転軸32の回転により接続ロッド35が回転する。そして突き合わせギヤ36と濾過
リングギヤ37とが噛合し、回転が始まる。さらに締めローラ38を駆動して回転させ、
濾過布39を移動させるように駆動すうる。これにより水中の油を濾過していく。
【0020】
以上、本発明の基本原理と主な特徴と本発明の利点を示し、説明した。当業者にとって、
本発明は上記の例示的な実施形態の詳細に限定されないことは明らかである。また、本発
明の精神又は基本的特徴から逸脱することなく、他の具体的な形態で本発明を実現するこ
とができる。したがって、どの点から見ても、実施形態は例示的であり、限定的ではなく
、本発明の範囲は上記の説明ではなく添付の請求項によって限定されるべきである。した
がって、特許請求の範囲の均等要素の意味および範囲内にあるすべての変化を本発明に包
含することが意図される。特許請求の範囲内の任意の参照符号を、制限に係る特許請求の
範囲とみなすべきではない。
さらに、本明細書は実施形態に従って説明されているが、各実施形態が1つの独立した技
術案のみを含むわけではなく、本明細書のこのような記述は単に明確のためであることを
理解すべきである。当業者は明細書を一体としなければならず、各実施例における技術案
も適宜組み合わせて、当業者が理解できる他の実施形態を形成することができる。
【要約】 (修正有)
【課題】構造が簡単でありながら、豚肉の自動的ブラシ洗浄が可能で、油汚れを濾過でき、更に効果的にブラシ洗浄の適応性を高め、水質を高め、豚肉の洗浄効果を高めている。
【解決手段】本体1と、噴水ヘッド10と、底座11と、濾過網フレーム12と、底座11に設けられる固定柱と、固定柱に設けられる複数セットの洗浄機構2と、固定柱内に設けられる回転ローラ14と、濾過網フレーム12の内壁に設けられる案内ブロックと、案内ブロックに設けられる案内ばねと、回転ローラ14の底部に設けられる第1ギヤと、底座11内に設けられる第1リングギヤと、本体1の底部に設けられるチェンジギヤと、固定柱の上端に設けられる濾過機構とを含み、洗浄機構2は、複数個の第1洗浄柱と、第1ブラシと、複数個の排水孔と、移動室と、移動ピストンと、第2洗浄柱と、第2ブラシと、斜環溝と、嵌合ブロックと、駆動室と、駆動構成4とを含む全自動豚肉洗浄装置。
【選択図】
図3