特許7232578IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

主にディスプレイの前面に設置し、電磁波のディスプレイへの侵入またはディスプレイから外部への放射を防止するための電磁波シールド板(電磁波シールドウィンドウ)

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、デフロスタ機能を有する電磁波シールド板は、2枚のガラス基板を相互に張り合わせる必要があり、部品点数および作製工数が増加し、製造コストが高くなる傾向がある。また、2枚のガラス基板を重ねることで、電磁波シールド板としての透光性が低下し、視認特性が低下するおそれがある。また、仮に一枚のガラス基板にデフロスタ機能とシールド機能を持たせようとしても、ヒータ配線を目立たずに設けることは容易ではない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の電磁波シールド板は、ガラス基板と、このガラス基板の一方の面にAl(アルミニウム)からなる導電層とを有する電磁波シールド板であって、導電層が形成されたガラス基板の面に、導電層と接触しないように、かつ、導電層と略同一高さでヒータ配線が設けられており、導電層およびヒータ配線は、導電層とヒータ配線との境界部を除いて連続する所定パターンからなることを特徴とする。・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の電磁波シールド板は、導電層が形成されたガラス基板の面に、該導電層と接触しないように、かつ、該導電層と略同一高さでヒータ配線が設けられており、1枚のガラス基板にデフロスタ機能とシールド機能を持たせているので、部品点数が少なく低コストで製造可能であり、2枚のガラス基板を用いることによる透光性の低下を回避できる。また、導電層およびヒータ配線は、該導電層と該ヒータ配線との境界部を除いて連続する所定パターン(例えば格子状)からなるので、導電層とヒータ配線との境界が目立ちにくい。その結果、シールド特性と透光性を両立でき、視認特性が維持できる。

所定のパターンが格子状であり、導電層とヒータ配線との境界部に、格子状の格子の辺の一部が切り離された切り離し部が形成されているので、全体として1つの格子状と見えるため、境界部を目立ちにくくできる。また、格子状は形成が容易であり製造コストの低減が図れる。

所定のパターンが不規則的な形状の複数の多角形からなるので、規則的な形状(例えば格子状)の場合における導電層形成後のモアレ抑制のための微調整をすることなく、モアレの発生を抑制できる。

切り離し部は、その切り離し部が形成された辺の延在方向に直交する方向において、該辺の両端が互いに対向するように形成されているので、境界部をより目立ちにくくできる。

導電層およびヒータ配線がAlからなり、導電層には高いシールド性(導電性)が求められる一方、ヒータ配線には高い発熱性が求められる。この点、ガラス基板に設けられた該ヒータ配線の面積が、導電層の面積の20%未満であるので、導電層のシールド性を維持しつつ、ヒータ配線の発熱性を確保できる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の電磁波シールド板の一例を示す正面図などである。
【図2】 図1のA部拡大図である。
【図3】 図1のB部拡大図である。
【図4】 ヒータ配線の構成について他の例を示した図である。
【図5】 ヒータ配線の構成について他の例を示した図である。
【図6】 切り離し部の他の例などを示した図である。
【図7】 本発明の電磁波シールド板の他の例を示す正面図である。
【図8】 他の形態におけるヒータ配線の配設部分の拡大図である。
【図9】 導電層の格子状にかかわらずヒータ配線を設けた場合の図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1、1’ 電磁波シールド板 2 ガラス基板 3 導電層 4 ヒータ配線 5 接続部 6 開口部 7 切り離し部 8、8’ 端部 9 格子

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