(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-24
(45)【発行日】2023-03-06
(54)【発明の名称】害鳥忌避具
(51)【国際特許分類】
A01M 29/32 20110101AFI20230227BHJP
【FI】
A01M29/32
(21)【出願番号】P 2022075761
(22)【出願日】2022-05-02
【審査請求日】2022-05-02
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
(73)【特許権者】
【識別番号】520176773
【氏名又は名称】松岡 孝夫
(74)【代理人】
【識別番号】110000475
【氏名又は名称】弁理士法人みのり特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松岡 孝夫
【審査官】小笠原 かれん
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3066616(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01M 1/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右方向に延びるとともに猛禽類の画像を有する長方形のシートであって、
前後方向中央、および左または右半分の左右方向略中央から後部の左右の角までそれぞれ設けられた左右の第1切り線と、
後辺左または右半分の中央から前記シート中心に向かって前後方向略中央までそれぞれ設けられた左右の第2切り線と、
前辺中央から左右斜め後ろへ向かってそれぞれ設けられた左右の第3切り線と、
前記左右の第3切り線の後端からそれぞれ連続するとともに、前半分前後方向略中央までそれぞれ設けられた左右の第4切り線と、を有し、
前記第1、第2、第3および第4切り線に沿って裁断され、
前記第1切り線の前端から前記第2切り線の前端にかけて下方に折り曲げられることにより上下方向に延びる脚部を形成され、
前部の左右角部の裏面同士を近接させられることにより、直立され左右方向に広がる翼部を形成されるよう構成されている
ことを特徴とする害鳥忌避具。
【請求項2】
前記第3切り線の左右外側に設けられた支持部を有し、
直立させられた前記翼部は、前記支持部によって、支持される
ことを特徴とする請求項1に記載の害鳥忌避具。
【請求項3】
前記シートにおける猛禽類の各部位に応じて、猛禽類の各部位の画像が描かれている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の害鳥忌避具。
【請求項4】
前記シートの縦横の比率は、10:6~10:8である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の害鳥忌避具。
【請求項5】
前部左右の角部に設けられた通し孔を、さらに有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の害鳥忌避具。
【請求項6】
前記シートの材質は、合成樹脂または金属から構成されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の害鳥忌避具。
【請求項7】
前記シートの厚みは、0.5mm~1.5mmで構成されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の害鳥忌避具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、害鳥忌避具に係り、特に猛禽類の外観を有する害鳥忌避具に関する。
【背景技術】
【0002】
ハト、スズメ、カラスといった害鳥による農作物の被害は、農家にとって深刻であり対策を必要とする。害鳥対策として、例えば、特許文献1に開示の鳥追い具が知られている。この鳥追い具は、シート状であって、ハヤブサ、タカといった猛禽類の絵を描かれており、畑やベランダに吊るされることにより、視角によってハトやスズメに強い恐怖感を与えるとされている。
【0003】
また、別の害鳥対策として、特許文献2に開示の鳥の脅しが知られている。この鳥の脅しは、防水加工した厚紙を成形し、猛禽類を立体的に見せることで、特許文献1に開示の害鳥対策よりもハトやスズメにさらに恐怖感を与えるのでより効果的であるとされる。しかしながら、このように、立体的形状を構成することは、非常に手間がかかるし工業製品としても部品点数が多く製造コストがかさむので問題であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】実開昭63-129473号公報
【文献】実用新案登録第3066616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、容易に猛禽類の立体模型を形成することができ、しかも製造コストをおさえることのできる害鳥忌避具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る害鳥忌避具は、
左右方向に延びるとともに猛禽類の画像を有する長方形のシートであって、
前後方向中央、および左または右半分の左右方向略中央から後部の左右の角までそれぞれ設けられた左右の第1切り線と、
後辺左または右半分の中央からシート中心に向かって前後方向略中央までそれぞれ設けられた左右の第2切り線と、
前辺中央から左右斜め後ろへ向かってそれぞれ設けられた左右の第3切り線と、
左右の第3切り線の後端からそれぞれ連続するとともに、前半分前後方向略中央までそれぞれ設けられた左右の第4切り線と、を有し、
第1、第2、第3および第4切り線に沿って裁断され、
第1切り線の前端から第2切り線の前端にかけて下方に折り曲げられることにより上下方向に延びる脚部を形成され、
前部の左右角部の裏面同士を近接させられることにより、直立され左右方向に広がる翼部を形成されるよう構成されている、ことを特徴とする。
【0007】
上記害鳥忌避具は、好ましくは、
第3切り線の左右外側に設けられた支持部を有し、
直立させられた翼部は、支持部によって、支持される。
【0008】
上記害鳥忌避具は、好ましくは、
シートにおける猛禽類の各部位に応じて、猛禽類の各部位の画像が描かれている。
【0009】
上記害鳥忌避具は、好ましくは、
シートの縦横の比率が、10:6~10:8である。
【0010】
上記害鳥忌避具は、好ましくは、
前部左右の角部に設けられた通し孔を、さらに有する。
【0011】
上記害鳥忌避具は、好ましくは、
シートの素材が、合成樹脂または金属から構成されている。
【0012】
上記害鳥忌避具は、好ましくは、
シートの厚みが、0.5mm~1.5mmで構成されている。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る害鳥忌避具は、容易に猛禽類の立体模型を形成することができ、しかも製造コストをおさえることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】Aは本発明の一実施例に係る害鳥忌避具を示す平面図であり、Bは猛禽類の画像を除いた害鳥忌避具を示す平面図である。
【
図2】
図1に示された害鳥忌避具の形成方法を示す図である。
【
図3】
図1に示された害鳥忌避具を組み立てる途中の平面図である。
【
図4】Aは
図1に示された害鳥忌避具の上から見た透視図であり、BはAから猛禽類の画像を除いた図である。
【
図5】Aは
図1に示された害鳥忌避具の横から見た透視図であり、BはAから猛禽類の画像を除いた図である。
【
図6】Aは
図1に示された害鳥忌避具の背面透視図であり、Bは猛禽類の画像を除いた害鳥忌避具の背面透視図である。
【
図7】Aは
図1に示された害鳥忌避具を正面透視図であり、Bは猛禽類の画像を除いた害鳥忌避具の正面透視図である。
【
図8】
図1に示された害鳥忌避部の画像を除き、斜め上から見た透視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る害鳥忌避具の一実施例について説明する。図中において両矢印Xは前後方向を示し、両矢印Yは左右方向を示し、両矢印Zは高さ方向を示している。
【0016】
図1Aは、本実施例に係る害鳥忌避具Tを示す平面図であり、
図1Bは猛禽類の画像を除いた害鳥忌避具Tを示す平面図である。害鳥忌避具Tは、一枚の長方形のシート1から構成されている。まず、このシート1の構成について説明する。
【0017】
シート1の縦横の比率は、1:√2で構成されており、用紙の一般的な規格であるA判、B判と同じ比率で構成されている。本実施例では、害鳥忌避具Tの寸法は、A3判の寸法で構成されている。
【0018】
シート1の素材は、例えば、防水性を有する合成紙や、アクリル、ポリカーボネート、軟質性ポリ塩化ビニール、フッ素樹脂といった合成樹脂、またはアルミニウム、銅、ステンレスといった金属であってもよい。シート1の材質は、屋外で使用可能であって紙に似た張りと柔らかさを再現できるのであれば、特に限定されない。ただし、シート1の素材は、紫外線や風雨等に対する高い耐久性を有することが好ましい。
【0019】
シート1の厚みは、0.5mm~1.5mmで構成されてもよい。シート1の厚みは、紙に似た張りと柔らかさが再現できるよう素材ごとに変更されてもよい。
【0020】
図1Aに示すように、害鳥忌避具Tは、猛禽類の画像を有する。猛禽類の画像は、シート1における猛禽類の各部位に応じて、猛禽類の各部位の画像が描かれている。害鳥忌避具Tは、猛禽類の画像を表裏に有していることが好ましい。本実施例では、猛禽類の表裏の画像は、同じ絵柄で構成されているが、表裏別の絵柄で構成されていてもよい。
【0021】
猛禽類の画像は、特に限定されないが、害鳥忌避具Tの形状からワシタカ類が好ましい。カラスやスズメといった害鳥は、4原色「赤・緑・青・透明(紫外線)」を見分けることができることから、猛禽類の画像は、白黒よりもカラーである方が好ましく、害鳥に適した色彩であればより好ましい。猛禽類の画像は、印刷などによってシート1に直接描かれていてもよいし、例えば、猛禽類の画像が描かれたシールがシート1に貼付されていてもよい。この場合、このシールは、少なくともシート1の一部に貼付されていてもよいし、部分的に画像を有するシート1の一部に貼付されていてもよい。
【0022】
図1Bに示すように、シート1は、左右の第1切り線2と、左右の第2切り線3と、左右の山折り線4と、左右の第3切り線5と、左右の第4切り線6とを有する。
【0023】
左右の第1切り線2は、シート1において、前後方向中央、および左または右半分の左右方向略中央から後部の左または右の角までそれぞれ設けられている。
【0024】
左右の第2切り線3は、シート1において、後辺左または右半分の中央からシート1中心に向かって前後方向略中央までそれぞれ設けられている。
【0025】
左右の山折り線4は、シート1において、左または右の第1切り線2の前端から左または右の第2切り線3の前端までそれぞれ設けられている。左右の山折り線4は、折りやすくするためや折り戻りを防止するために、筋入れ加工がなされていてもよい。
【0026】
左右の第3切り線5は、シート1において、前辺中央から左または右斜め後ろへ向かってそれぞれ設けられている。
【0027】
左右の第4切り線6は、シート1において、左または右の第3切り線5の後端からそれぞれ連続するとともに、少し外側に開いて前半分前後方向略中央までそれぞれ設けられている。
【0028】
図1Bに示すように、左または右の、第1切り線2と、第2切り線3と、山折り線4と、下辺とに囲まれた範囲が猛禽類の左または右の脚部1aを構成する。脚部1aは、後部に向かって少し広がっている。
図1Aに示すように、脚部1aには、猛禽類の脚が描かれており、特に、猛禽類の趾が大きく描かれている。
【0029】
左右の第2切り線3と、左右の山折り線4の後端と、下辺とに囲まれた範囲が猛禽類の尾部1bを構成する。尾部1bには、猛禽類の尾羽が描かれている。
【0030】
第3切り線5および第4切り線6と、左右の第4切り線6の後端とを結ぶ線とに囲まれた部分が猛禽類の頭部1cを構成する。
図1Aに示すように、頭部1cには、目、くちばしを有する猛禽類の頭が描かれている。シート1は、さらに、頭部1cに、2つの目孔8を有する。
【0031】
また、脚部1aと、尾部1bと、頭部1cとに囲まれた部分が猛禽類の胴部1dを構成し、脚部1a、尾部1b、頭部1cおよび胴部1d以外の部分が猛禽類の翼部1eを構成する。胴部1dには、猛禽類の胴体が描かれている。また、翼部1eの前部には、猛禽類の小雨覆が描かれており、翼部1eの後部には、猛禽類の風切が描かれている。左または右の翼部1eのうち、前端の頭部1cに隣接する部分が、後で説明する左または右の支持部1fに相当する。
【0032】
シート1は、さらに、2つの通し孔7を有する。2つの通し孔7は、シート1前部の左右の角部1gにそれぞれ設けられている。この通し孔7には、後で説明するように、害鳥忌避具Tを吊るすための糸、リングRなどが通される。
【0033】
次に、
図2~
図8を参照して、害鳥忌避具Tの組み立て方と、組み立て後の形状について説明する。なお、左右の第1切り線2、左右の第2切り線3、左右の山折り線4、左右の第3切り線5および左右の第4切り線6は、害鳥忌避具Tの製造の際に裁断されていてもよいし、害鳥忌避具Tを購入したユーザが裁断してもよい。本実施例では、害鳥忌避具Tは、製造時において、各切り線2、3、5、6が裁断されている。
【0034】
ユーザは、
図2に示す矢印に従って、
図3に示すように、シート1上部の左右の角部1gの裏面を上方に持ち上げるとともに矢印に従って、
図4に示すように、当該角部1gの裏面同士を近接させる。すると、左右の翼部1eは、自然と平面視に弧を描いて直立し、羽切り部分が、
図5に示すように前後方向に延びるとともに、
図6および
図7に示すように左右方向に広がる。このとき、支持部1fは、胴部1dに接するとともに翼部1eを直立状態に支持する。
【0035】
そして、ユーザは、
図4、
図6Aおよび
図7Aに示すように、角部1g同士を近接させた状態で通し孔7にリングRを通して、翼部1eの直立状態を固定させる。なお、翼部1eは、リングRの代わりに、例えば、市販のクリップなどによって固定されてもよく、固定方法を特に限定されない。
【0036】
次いで、ユーザは、左右の脚部1aを山折り線4に沿って下方に曲げる。これにより、脚部1aは、胴部1dから下方に延びる猛禽類の脚を構成する。これにより、害鳥忌避具Tの組み立てが完了する。
【0037】
以上のように、害鳥忌避具Tは、左右の翼部1eを重ねられて固定されるとともに左右の脚部1aを折り曲げられるだけで、自然に猛禽類に似た立体模型を構成する。したがって、害鳥忌避具Tは、誰でも簡単に道具を用いずに組み立てることができる。本実施例では、組み立てられた害鳥忌避具Tの寸法は、全長約300mm、幅約350mm、高さ約350mmである。
【0038】
脚部1aは、幅広に構成されていることにより、
図5に示すように、横から見ると翼のようにも見え、翼部1eと相まって、まるで猛禽類が羽ばたいているかのように害鳥に錯覚させる。さらに、脚部1aは、幅広で構成されることにより鉤爪を強調させられ、それによって害鳥に対する忌避効果をさらに高められている。
【0039】
2つの目孔8は、距離が遠いときや逆光によって頭部1cの画像を確認できないときに光を通し猛禽類の両眼のように錯覚させるので、害鳥に対する忌避効果を高めている。
【0040】
ユーザは、リングRに紐を通して、ゴミ置き場、畑、ベランダ等といった、害鳥を追い払いたいところの近辺に害鳥忌避具Tを吊るして設置する。これにより、害鳥忌避具Tは、風に煽られて本物の猛禽類のように揺れ動き、忌避効果をさらに高められる。害鳥忌避具Tは、薄いシート1から構成されているので非常に軽く、そのため、どこにでも吊るすことができる。また、害鳥忌避具Tは、脚部1aを幅広に構成するとともに、尾部1bを少し小さめに構成することにより、吊り下げ時の前後の重心バランスを保ち、
図5に示すように、適度な角度で姿勢を保つことができる。害鳥忌避具Tは、この姿勢によって、より本物の猛禽類に見せかけることができる。
【0041】
以上、
図4~
図8に示すように、害鳥忌避具Tは、本物の猛禽類のような外観を形成され、さらに、風によって揺れ動くことで臨場感を演出し、これにより、猛禽類の恐怖を害鳥に与え忌避させることで、害鳥をゴミ置き場、畑、ベランダ等から遠ざけることができる。
【0042】
しかも、害鳥忌避具Tのシート1は、用紙の一般的な規格であるので、印刷、梱包をしやすく、輸送や保管も容易である。また、各切り線2、3、5、6を裁断する工程と、通し孔7および目孔8を形成する工程は、連続印刷機と連動した従来の裁断機を用いることができるので、製造コストをおさえ大量に製造することができる。加えて、害鳥忌避具Tは、裁断時に生成される廃棄材の量が少ないので、廃棄材の廃棄コストを少なくすることもできる。
【0043】
以上、本発明の害鳥忌避具Tに係る一実施例について説明してきたが、本発明の害鳥忌避具Tは、上記実施例に限定されるものではない。例えば、本発明に係る害鳥忌避具Tは、下記変形例によって実施されてもよい。
【0044】
山折り線4は、なくてもよい。この場合、取扱説明書などで脚部1aの形成方法を説明し、ユーザは、取り扱い説明書のとおりに脚部1aを形成する。
【0045】
害鳥忌避具Tは、屋根付きの駐車場など、雨がかからないところに吊るされる場合、シート1は、防水性を有さなくてもよい。
【0046】
害鳥忌避具Tは、例えば、左右の角部1gを重ね合わされた状態でクリップで固定され、そのクリップを紐で吊るされたり、または、左右の角部1gを重ね合わされた状態で針金で固定され、その針金で所定の場所に吊るされたりしてもよく、その固定方法や固定具、吊るす方法や吊るす道具を特に限定されない。害鳥忌避具Tは、クリップなどで固定され、そのクリップなどに紐が通され、吊るされる場合、通し孔を有さなくてもよい。
【符号の説明】
【0047】
T 害鳥忌避具
1 シート
2 第1切り線
3 第2切り線
4 山折り線
5 第3切り線
6 第4切り線
7 通し孔
8 目孔
1a 脚部
1b 尾部
1c 頭部
1d 胴部
1e 翼部
1f 支持部
1g 角部
R リング
【要約】
【課題】容易に猛禽類の立体模型を形成することができ、しかも製造コストをおさえることができる害鳥忌避具を提供する。
【解決手段】害鳥忌避具Tは、猛禽類の画像を有する長方形のシート1であって、第1切り線2と、第2切り線3と、第3切り線5と、第4切り線6とを有する。シート1において、第1切り線2は、前後方向中央から後部の左右の角まで設けられおり、第2切り線3は、後辺からシート1中心に向かって設けられており、第3切り線5は、前辺中央から左右斜め後ろへ向かって設けられており、第4切り線6は、第3切り線5の後端から連続して後部に向かって設けられている。害鳥忌避具Tは、下方に折り曲げられることにより上下方向に延びる脚部1aを形成され、前部の左右角部1gの裏面同士を近接させられることにより、直立され左右方向に広がる翼部1eを形成される。
【選択図】
図1