(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-02-24
(45)【発行日】2023-03-06
(54)【発明の名称】携帯無線機
(51)【国際特許分類】
H04B 1/3827 20150101AFI20230227BHJP
H04B 1/3883 20150101ALI20230227BHJP
H04M 1/02 20060101ALI20230227BHJP
【FI】
H04B1/3827 130
H04B1/3883
H04M1/02 C
(21)【出願番号】P 2018178899
(22)【出願日】2018-09-25
【審査請求日】2021-07-21
(73)【特許権者】
【識別番号】000001122
【氏名又は名称】株式会社日立国際電気
(74)【代理人】
【識別番号】100093104
【氏名又は名称】船津 暢宏
(72)【発明者】
【氏名】北川 智則
【審査官】後澤 瑞征
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-152925(JP,A)
【文献】特開2004-349761(JP,A)
【文献】米国特許第05613236(US,A)
【文献】特開2003-37519(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 1/3827
H04B 1/3883
H04M 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリを本体の背面に備える携帯無線機であって、
ベルト装着用のベルトクリップが、前記バッテリの上部の前記本体に取り付けられ、当該取り付け部分を起点に回転可能に可動し、
前記バッテリの脱落を防止する機構を備え、
前記ベルトクリップは、前記本体の背面から突出して回転する構造であり、
前記バッテリは、前記本体の下方向に引き出される構造であり、
前記ベルトクリップには、前記バッテリ側に向けて凸形状の凸部が形成され、
前記バッテリには、前記凸部に対応する凹形状の凹部が形成されていることを特徴とする携帯無線機。
【請求項2】
バッテリを本体の背面に備える携帯無線機であって、
ベルト装着用のベルトクリップが、前記バッテリの上部の前記本体に取り付けられ、当該取り付け部分を起点に回転可能に可動し、
前記バッテリの脱落を防止する機構を備え、
前記ベルトクリップは、前記本体への取り付け部を中心に前記本体の背面の面内で回転してスライドする構造であり、
前記バッテリは、前記本体の下方向に引き出される構造であり、
前記ベルトクリップには、前記バッテリ側に向けて凸形状の凸部が形成され、
前記バッテリには、前記凸部が回転してスライドするのに合わせて凹形状の凹部の溝が弧状に形成されていることを特徴とする携帯無線機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯無線機に係り、特に、バッテリ交換が容易で、本体からバッテリが外れ難く小型化できる携帯無線機に関する。
【背景技術】
【0002】
[従来の技術]
従来の業務用の携帯無線機は、持ち運び利便性を向上させるために、腰ベルトに装着できるベルトクリップを無線機バッテリパック背面に取り付ける構造がある。
また、工具を使わずにバッテリ交換を容易にできるように、無線機においてバッテリノブのロックを手動で可動させる構造としている。
【0003】
しかしながら、携帯無線機が落下・衝撃を受けるとバッテリが外れやすく、運用に支障をきたす場合があり、また、装着部分が破損して使用できなくなる場合がある。
無線機本体にバッテリを固定する構造は、以下に示す2つの方式(第1の従来の無線機と第2の従来の無線機)がある。
【0004】
[第1の従来の無線機:
図6~9]
第1の従来の無線機について
図6~9を参照しながら説明する。
図6は、第1の従来の無線機の正面と側面の説明図であり、
図7は、第1の従来の無線機のバッテリ交換時の側面説明図であり、
図8は、ベルトクリップをバッテリに固定した場合の側面説明図であり、
図9は、ベルトクリップを本体に固定した場合の側面説明図である。
【0005】
第1の従来の無線機は、
図6(a)の正面説明図に示すように、正面にスピーカと表示部を備え、上面にアンテナを備えている。
図6(a)の上部の丸がスピーカであり、中央の四角が表示部である。
更に、無線機1の本体2の背面にはバッテリ3が取り付けられるようになっている。
つまり、無線機1からバッテリ3を取り除いたのが本体2である。
【0006】
第1の従来の無線機におけるバッテリ3は、
図6(b)に示すように、下側に凸形状の引掛部5を備え、本体2の底面の凹部にその引掛部5が挿入されることで、バッテリ3が本体2に固定されるものである。
【0007】
また、
図7に示すように、バッテリ3を本体2から取り出す場合は、
図7に示すように、バッテリ3の上部のバッテリノブ4を操作してバッテリ3を背面側に引っ張って、バッテリ3の収納部の内側の天面に設けられた引掛部6からバッテリ3を外すと、バッテリ3が本体2の底面を中心に回転して取り出せるようになっている。
図6,7の無線機のタイプを、「背面側引き出し式」又は「背面側引き出しタイプ」と称することにする。
【0008】
背面側引き出しタイプで、バッテリ3にベルトクリップ8を固定したものが
図8である。
図8に示すように、ベルトクリップ8をバッテリ3に固定するにはバッテリノブ4の下側に設けるしかないので、ベルトクリップ8の縦方向の長さは、ベルト固定に必要な長さを確保すると、本体2の底面近くまで到達することになる。
【0009】
そうなると、バッテリ3の下側に設けられた充電端子7にベルトクリップ8が覆い被さり、充電ができなくなる。充電を可能にするには、バッテリ3を下側に伸ばすことになるので、無線機の小型化を阻害することになる。
更に、
図8では、バッテリノブ4だけでバッテリ3が本体2に固定される構造であるので、本体2からバッテリ3が外れやすく、バッテリ3のみがベルト側に残り、本体2を紛失するおそれがあった。
【0010】
背面側引き出しタイプで、バッテリ3の上部の本体2にベルトクリップ8を固定したものが
図9である。
図9に示すように、充電端子7の周囲にスペースができるので、充電は可能になり、無線機の小型化も図ることができるが、ベルトクリップ8が邪魔になり、ベルトクリップ8を取り外さなければバッテリ3の交換が容易にできないものとなっていた。
尚、ベルトクリップ8において、バッテリ3側の部材がプレート10であり、実際には、プレート10がバッテリ3又は本体2に固定される。
【0011】
[第2の従来の無線機:
図10,11]
第2の従来の無線機について
図10,11を参照しながら説明する。
図10は、第2の従来の無線機でベルトクリップをバッテリに固定した場合の側面説明図であり、
図11は、第2の従来の無線機でベルトクリップを本体に固定した場合の側面説明図である。
【0012】
第2の従来の無線機は、バッテリ3の収納部の内側に縦方向のバッテリレールが設けられており、バッテリノブ4を操作し、バッテリ3を下方向にスライドさせてバッテリ3を取り外し、また、取り外したバッテリ3をバッテリレールに沿って上方向にスライドさせてバッテリノブ4で固定することでバッテリ3を装着するものである。
第2の従来の無線機のタイプを「底面側スライド式」又は「底面側スライドタイプ」と称する。
【0013】
底面側スライドタイプで、ベルトクリップ8をバッテリ3に固定したのが
図10である。
図10でも、
図8と同様に、充電端子7のスペースを確保するため、無線機の小型化を阻害しており、また、本体2からバッテリ3が外れやすく、バッテリ3のみがベルト側に残り、本体2を紛失するおそれがあった。
【0014】
底面側スライドタイプで、ベルトクリップ8を本体2に固定したのが
図11である。
図11では、バッテリ3の交換は容易になるものの、バッテリ3が本体2から外れやすく、本体2がベルト側に残って、バッテリ3のみを紛失するおそれがあった。
【0015】
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開2007-019783号公報「携帯無線機」(特許文献1)がある。
特許文献1には、携帯無線機において、ベルトに固定するためのクリップをアンテナと共締めすることで、薄型化し、専用のマント及び取り付け工具を必要としないことが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0016】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
しかしながら、従来の携帯無線機では、バッテリ交換が容易で、本体とバッテリが外れ難く、しかも、無線機の小型化を同時に実現するものとはなっていないという問題点があった。
【0018】
具体的には、運用中に無線機が衝撃を受けたり、無線機が何かに引っ掛かった場合に、無線機本体とバッテリが外れやすく、外れた場合に、本体又はバッテリを紛失するおそれがあった。
また、ベルトに固定するためのベルトクリップは、必要最低限の長さが必要であり、取り付ける位置によっては、無線機の小型化を阻害するものであった。
更に、バッテリ交換が非常に困難な構造があり、運用面で支障をきたすものとなっていた。
【0019】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、バッテリ交換が容易で、本体とバッテリが外れ難く、しかも、無線機の小型化を実現できる携帯無線機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0020】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、バッテリを本体の背面に備える携帯無線機であって、ベルト装着用のベルトクリップが、バッテリの上部の本体に取り付けられ、当該取り付け部分を起点に回転可能に可動し、バッテリの脱落を防止する機構を備え、ベルトクリップが、本体の背面から突出して回転する構造であり、バッテリが、本体の下方向に引き出される構造であり、ベルトクリップには、バッテリ側に向けて凸形状の凸部が形成され、バッテリには、凸部に対応する凹形状の凹部が形成されていることを特徴とする。
【0021】
本発明は、バッテリを本体の背面に備える携帯無線機であって、ベルト装着用のベルトクリップが、バッテリの上部の本体に取り付けられ、当該取り付け部分を起点に回転可能に可動し、バッテリの脱落を防止する機構を備え、ベルトクリップが、本体への取り付け部を中心に本体の背面の面内で回転してスライドする構造であり、バッテリが、本体の下方向に引き出される構造であり、ベルトクリップには、バッテリ側に向けて凸形状の凸部が形成され、バッテリには、凸部が回転してスライドするのに合わせて凹形状の凹部の溝が弧状に形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0024】
本発明によれば、バッテリを本体の背面に備える携帯無線機であって、ベルト装着用のベルトクリップが、バッテリの上部の本体に取り付けられ、当該取り付け部分を起点に回転可能に可動し、バッテリの脱落を防止する機構を備え、ベルトクリップが、本体の背面から突出して回転する構造であり、バッテリが、本体の下方向に引き出される構造であり、ベルトクリップには、バッテリ側に向けて凸形状の凸部が形成され、バッテリには、凸部に対応する凹形状の凹部が形成されているので、バッテリ交換が容易で本体とバッテリとが分離し難く、無線機を小型化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図2】本無線機のバッテリ交換時の側面説明図である。
【
図3】本無線機の第1の応用例のベルトクリップ固定時の側面説明図である。
【
図4】本無線機の第1の応用例のベルトクリップ回転時の側面説明図である。
【
図5】本無線機の第2の応用例の側面及び背面説明図である。
【
図6】第1の従来の無線機の正面と側面の説明図である。
【
図7】第1の従来の無線機のバッテリ交換時の側面説明図である。
【
図8】ベルトクリップをバッテリに固定した場合の側面説明図である。
【
図9】ベルトクリップを本体に固定した場合の側面説明図である。
【
図10】第2の従来の無線機でベルトクリップをバッテリに固定した場合の側面説明図である。
【
図11】第2の従来の無線機でベルトクリップを本体に固定した場合の側面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る携帯無線機(本無線機)は、バッテリを本体の背面に備える構造で、ベルトクリップがバッテリ上部の本体に回転可能に取り付けられ、当該取り付け部分を起点にベルトクリップが可動し、更に、当該バッテリの脱落を防止する機構を備えたものであり、これにより、ベルトクリップを取り外さなくてもバッテリを容易に交換でき、本体とバッテリとが分離し難く、無線機の小型化を実現できるものである。
【0027】
また、本無線機は、上記基本構成において、ベルトクリップが本体の背面から突出して回転する構造で、バッテリが本体の底面を中心に回転して引き出される構造であり、バッテリ交換が容易で本体とバッテリが分離し難く、小型化を実現できるものである。
【0028】
また、本無線機は、上記基本構成において、ベルトクリップが本体の背面から突出して回転する構造で、バッテリが本体の下方向に引き出される構造であり、ベルトクリップにはバッテリ側に向けて凸形状の凸部が形成され、バッテリには凸部に対応する凹形状の凹部が形成されているものであり、バッテリ交換が容易で本体とバッテリが分離し難く、小型化を実現できるものである。
【0029】
また、本無線機は、上記基本構成において、ベルトクリップが本体への取り付け部を中心に本体の背面の面内で回転してスライドする構造で、バッテリが本体の下方向に引き出される構造であり、ベルトクリップにはバッテリ側に向けて凸形状の凸部が形成され、バッテリには凸部が回転してスライドするのに合わせて凹形状の凹部の溝が弧状に形成されているものであり、バッテリ交換が容易で本体とバッテリが分離し難く、小型化を実現できるものである。
【0030】
[本無線機:
図1,2]
次に、本無線機について
図1、
図2を参照しながら説明する。
図1は、本無線機の運用時の側面説明図であり、
図2は、本無線機のバッテリ交換時の側面説明図である。
本無線機は、
図1に示すように、運用時には、無線機1の本体2の背面にバッテリ3が装着され、本体2の底面の凹部に引掛部5が挿入されて固定され、本体2の底面を中心に回転して取り出される背面引き出しタイプである。
【0031】
本無線機の特徴部分としては、プレート11が、本体2の背面上端に固定されており、ベルトクリップ8のプレート10がヒンジ13を介してプレート11に接続している。
そして、
図2のバッテリ交換時に示すように、プレート10は、ヒンジ13を中心に本体2の背面から突出するように回転し、それに応じてベルトクリップ8が上下に回転移動する。プレート10は、バネ駆動で跳ね上げられる構成となっている。
【0032】
プレート10に設けられた引掛部14が本体2に押し込まれた状態で、プレート10がバッテリ3の側面に沿って固定される。
そして、クリップレバー12の一部が、引掛部12に引っ掛かることでプレート10がロックされ、クリップレバー12を指で動かすことで、ロックが解除されてプレート10が跳ね上がり、ベルトクリップ8が持ち上がる。
【0033】
図1の運用時では、ベルトクリップ8のプレート10がバッテリ3を覆って固定される構造となっているので、バッテリ3が取り外し方向に外れるのを防止しており、
図2のバッテリ交換時には、ベルトクリップ8が持ち上がるので、バッテリ3を引き出して容易に交換することができる。
【0034】
また、ベルトクリップ8が本体2の背面上部でプレート11にヒンジ13を介して接続しているので、バッテリ3の下側の充電端子7の周囲のスペースを確保でき、充電が可能となり、ベルトに固定するためのベルトクリップ8の長さも確保でき、無線機1の小型化が可能となる。
【0035】
本無線機では、バッテリ3の縦方向の長さを短くしてバッテリ3を小型化し、無線機1の全体を小型化できる。この場合、ベルトクリップ8がバッテリ3の充電端子7に覆い被さっても、ベルトクリップ8を持ち上げれば、充電端子7で充電できるものとなる。
【0036】
[本無線機の第1の応用例:
図3,4]
次に、本無線機の第1の応用例(第1の応用例)について
図3、
図4を参照しながら説明する。
図3は、本無線機の第1の応用例のベルトクリップ固定時の側面説明図であり、
図4は、本無線機の第1の応用例のベルトクリップ回転時の側面説明図である。
第1の応用例と
図1,2の無線機との相違は、バッテリ3が本体2の底面下側にスライドして引き出される底面側スライドタイプである点である。
【0037】
そして、第1の応用例の特徴として、ベルトクリップ8のプレート10に凸形状の凸部16が形成されており、それに対応するバッテリ3の位置に凸部16がはめ込まれる凹形状の凹部15が形成されている。
【0038】
第1の応用例では、通常の運用時では、ベルトクリップ8のプレート10の凸部16がバッテリ3の凹部15に嵌合しているので、バッテリ3が下方向にスライドして脱落することがなく、バッテリ交換時には、ベルトクリップ8が持ち上げられて凹部15から凸部16が外れるので、バッテリ3を下方向にスライドさせて取り外すことができ、バッテリ3の交換が容易となる。
【0039】
また、第1の応用例でも、ベルトクリップ8が本体2の背面上部でプレート11にヒンジ13を介して接続しているので、ベルトクリップ8の長さを確保しても、バッテリ3の下側の充電端子7の周囲のスペースを確保でき、充電が可能となり、無線機1の小型化が実現できる。
【0040】
[本無線機の第2の応用例:
図5]
次に、本無線機の第2の応用例(第2の応用例)について
図5を参照しながら説明する。
図5は、本無線機の第2の応用例の側面及び背面説明図である。
図5における(a)は、第2の応用例の通常運用時の側面説明図であり、(b)は、第2の応用例の通常運用時の背面説明図であり、(c)は、第2の応用例のバッテリ交換時の背面説明図である。
第2の応用例も、バッテリ3が本体2の底面下側にスライドして引き出される底面側スライドタイプである。
【0041】
第2の応用例の特徴部分は、本体2の背面上部にベルトクリップ8のプレート10を留める回転ヒンジ17を設け、その回転ヒンジ17を中心にベルトクリップ8のプレート10が本体2の背面の平面内で円を描くように回転するようになっている。第2の応用例では、回転の可動範囲が360°回転可能である。尚、可動範囲は、少なくとも90°以上あれば、バッテリ3を取り出すことが可能となる。
プレート10が回転移動することにより、プレート10に伴ってベルトクリップ8も回転移動する。
【0042】
また、プレート10には凸形状の凸部16が形成されており、その凸部16が回転移動できるように、バッテリ3には凹形状の凹部15の溝が弧状に形成されている。尚、凸部16は、凹部15の溝をはみ出して回転移動するものである。
プレート10が約90°以上回転すると、バッテリノブ4が操作可能となり、バッテリ3をスライドさせて取り外して容易に交換できる。
【0043】
[実施の形態の効果]
本無線機によれば、バッテリ3を本体2の背面に備える構造で、ベルトクリップ8をバッテリ3の上部の本体2に取り付け、当該取り付け部分を起点にベルトクリップ8が可動し、更に、当該バッテリ8の脱落を防止する機構を備えたものであり、これにより、バッテリ3の交換が容易で、本体2とバッテリ3とが分離し難く、無線機2の小型化を実現できる効果がある。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明は、バッテリ交換が容易で、本体とバッテリが外れ難く、しかも、無線機の小型化を実現できる携帯無線機に好適である。
【符号の説明】
【0045】
1…無線機、 2…本体、 3…バッテリ、 4…バッテリノブ、 5…引掛部、 6…引掛部、 7…充電端子、 8…ベルトクリップ、 10…プレート、 11…プレート、 12…クリップレバー、 13…ヒンジ、 14…引掛部、 15…凹部、 16…凸部、 17…回転ヒンジ