特許7233835IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

カーボンナノチューブ分散液、およびその製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

CNT集合体を含むナノ炭素材料を分散処理することで、CNT集合体は解繊されるが、長さや太さのバラつきが大きくなる。CNT集合体は、短いほどほぐれ易く、長いほどほぐれ難いためである。長尺のCNT集合体は、分散処理を繰り返すことで短尺化する。このため、均一なCNT分散液を得ることが困難である。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係るカーボンナノチューブ分散液は、分散媒と、前記分散媒に分散され、カーボンナノチューブからなるナノ炭素材料とを含み、前記ナノ炭素材料は、98%以上の長さが1μm以上105μm以下で、平均アスペクト比が100以上20000以下であることを特徴とする。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明においては、CNT集合体を含むナノ炭素材料を用いてCNT分散液を製造するにあたって、CNT集合体の少なくとも一部をほぐす前に、ナノ炭素材料を短尺化して長さを所定の範囲に調整している。ナノ炭素材料は、95%以上の長さが1μm以上105μm以下に調整されることにより、ほぐれ易くなる。CNT集合体は、引き続いて行なわれる処理により容易にほぐれ、CNT表面での欠陥の発生は抑制される。CNT集合体がほぐれる際に長尺のナノ炭素材料が短尺化して、長さが1μm以上105μm以下のナノ炭素材料は、全体の98%以上となる。

こうして、105μmを超える長尺の割合が少なく、解繊されたCNT集合体の多いナノ炭素材料が分散された本発明のCNT分散液が得られる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 CNT集合体を含む市販のナノ炭素材料の光学顕微鏡写真である。
【図2】 第1の分散処理後のCNT集合体の長さの比率を示すグラフ図である。
【図3】 第1の分散処理後のCNT集合体の光学顕微鏡写真である。
【図4】 第2の分散処理後のCNTの長さの比率を示すグラフ図である。

代表図 図1本件の代表的な図

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