(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-01
(45)【発行日】2023-03-09
(54)【発明の名称】データ記憶用の装置、方法及び読み取り可能な媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 3/06 20060101AFI20230302BHJP
G06F 13/38 20060101ALI20230302BHJP
G06F 3/08 20060101ALI20230302BHJP
【FI】
G06F3/06 302A
G06F13/38 310D
G06F3/08 H
(21)【出願番号】P 2021557121
(86)(22)【出願日】2020-01-09
(86)【国際出願番号】 CN2020071113
(87)【国際公開番号】W WO2020192243
(87)【国際公開日】2020-10-01
【審査請求日】2021-09-24
(31)【優先権主張番号】201910236161.3
(32)【優先日】2019-03-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517073074
【氏名又は名称】无錫海斯凱尓医学技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】WUXI HISKY MEDICAL TECHNOLOGIES CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】110002871
【氏名又は名称】弁理士法人坂本国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】サン、シボ
(72)【発明者】
【氏名】へー、チョウン
(72)【発明者】
【氏名】シャオ、ジンファ
(72)【発明者】
【氏名】サン、ジン
(72)【発明者】
【氏名】ダン、ホウリ
【審査官】田名網 忠雄
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-065948(JP,A)
【文献】特開昭62-078933(JP,A)
【文献】特開昭61-242194(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2008/0162737(US,A1)
【文献】特開2004-206487(JP,A)
【文献】特開2002-009849(JP,A)
【文献】特開平04-130561(JP,A)
【文献】国際公開第2018/109114(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/06-3/08
G06F 13/38-13/42
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ記憶用の装置であって、プロセッサ及びメモリを含み、前記プロセッサは、バッファスケジューラ、複数の伝送バッファ、インタフェースバッファ及びメモリコントローラを含み、
各前記伝送バッファは、それぞれ前記バッファスケジューラと前記インタフェースバッファとに接続され、前記インタフェースバッファは、前記メモリコントローラを介して前記メモリに接続され、
前記バッファスケジューラは、複数の前記伝送バッファがデータを書き込み、前記データを読み取ってインタフェースバッファに送信するように制御するために用いられ、
前記バッファスケジューラは、同じ時点に1つの前記伝送バッファがデータを書き込むように制御し、同じ時点に1つの前記伝送バッファが前記データを読み取って前記インタフェースバッファに送信するように制御し、
前記インタフェースバッファは、前記インタフェースバッファに記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より小さい場合、前記伝送バッファにより送信されるデータを受信するが、前記インタフェースバッファに記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より大きい又は等しい場合、前記伝送バッファにより送信されるデータを受信することを停止するために用いられ、
前記メモリコントローラは、前記メモリが前記インタフェースバッファからデータを書き込み、前記データを記憶するように制御するために用いられ
、
前記バッファスケジューラは、入力スケジューラ及び出力スケジューラを含み、
前記入力スケジューラは、入力スケジューリング状態と書き込みトークン情報とに基づき、書き込み権限を持つ伝送バッファがデータを書き込むように制御するために用いられ、
前記出力スケジューラは、出力スケジューリング状態と読み取りトークン情報とに基づき、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータを読み取るように制御するために用いられることを特徴とするデータ記憶用の装置。
【請求項2】
前記メモリコントローラは、具体的に、前記メモリが連続的に前記インタフェースバッファからデータを書き込み、前記データを記憶するように制御するために用いられることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記入力スケジューリング状態は、アイドル状態及び複数の伝送バッファの書き込み状態を含み、
前記入力スケジューラは、具体的に、前記入力スケジューリング状態がアイドル状態であり、且つ、前記書き込みトークン情報が特定の書き込みトークン情報である場合、前記アイドル状態を前記特定の書き込みトークン情報に対応する伝送バッファの書き込み状態にホッピングするように制御し、前記伝送バッファがデータを書き込むように制御するために用いられることを特徴とする請求項
1に記載の装置。
【請求項4】
前記入力スケジューラは、さらに、現在の伝送バッファ書き込みデータが第1の所定の長さの値に達した場合、現在の伝送バッファの書き込み状態をアイドル状態に更新し、現在の書き込みトークン情報を他の書き込みトークン情報に更新するために用いられることを特徴とする請求項
3に記載の装置。
【請求項5】
前記入力スケジューラは、具体的に、各伝送バッファの書き込み待機時間に基づき、書き込み待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の書き込みトークン情報を書き込み待機時間が最も長い伝送バッファ書き込みトークン情報に更新するために用いられることを特徴とする請求項
4に記載の装置。
【請求項6】
前記出力スケジューリング状態は、インタフェースバッファの検出状態及び複数の伝送バッファの読み取り状態を含み、
前記出力スケジューラは、具体的に、前記出力スケジューリング状態がインタフェースバッファの検出状態であり、且つ、前記読み取りトークン情報が特定の読み取りトークン情報である場合、前記インタフェースバッファの検出状態を前記特定の読み取りトークン情報に対応する伝送バッファの読み取り状態にホッピングするように制御し、当該伝送バッファがデータを読み取るように制御するために用いられることを特徴とする請求項
1に記載の装置。
【請求項7】
前記出力スケジューラは、さらに、現在の伝送バッファの読み取りデータが第2の所定の長さの値に達した場合、前記現在の伝送バッファの読み取り状態を前記インタフェースバッファの検出状態に更新し、現在の読み取りトークン情報を他の読み取りトークン情報に更新するために用いられることを特徴とする請求項
6に記載の装置。
【請求項8】
前記出力スケジューラは、具体的に、各伝送バッファの読み取り待機時間に基づき、読み取り待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の読み取りトークン情報を読み取り待機時間が最も長い伝送バッファ読み取りトークン情報に更新するために用いられることを特徴とする請求項
7に記載の装置。
【請求項9】
前記データは、高フレームレートの超音波エコー信号であり、前記装置は、さらに、送受信アレイコンポーネントを含み、前記プロセッサは、さらに、少なくとも1つのスライディングウィンドウコントローラを含み、
前記送受信アレイコンポーネントは、各前記スライディングウィンドウコントローラに接続され、
前記送受信アレイコンポーネントは、超音波励起信号を送信して高フレームレートの超音波エコー信号を受信するために用いられ、
前記スライディングウィンドウコントローラは、スライディングウィンドウパラメータに基づき、前記高フレームレートの超音波エコー信号から記憶対象である信号をフィルタリングし、前記記憶対象である信号を前記バッファスケジューラの制御下で対応する伝送バッファに送信するために用いられることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項10】
データ記憶用の方法であって、
バッファスケジューラは、複数
の伝送バッファがデータを書き込み、前記データを読み取ってインタフェースバッファに送信するように制御する
ステップであって、前記バッファスケジューラは、同じ時点に1つの前記伝送バッファがデータを書き込むように制御し、同じ時点に1つの前記伝送バッファが前記データを読み取って前記インタフェースバッファに送信するように制御するステップと、
前記インタフェースバッファに記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より小さい場合、前記インタフェースバッファは、前記伝送バッファにより送信されるデータを受信するが、前記インタフェースバッファに記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より大きい又は等しい場合、前記インタフェースバッファは、前記伝送バッファにより送信されるデータを受信することを停止するステップと、
メモリコントローラは
、メモリが前記インタフェースバッファからデータを書き込み、データを記憶するように制御するステップと、を含
み、
前記バッファスケジューラは、入力スケジューラ及び出力スケジューラを含み、
前記バッファスケジューラは、複数の前記伝送バッファがデータを書き込み、前記データを読み取ってインタフェースバッファに送信するように制御するステップは、具体的に、
前記入力スケジューラは、入力スケジューリング状態と書き込みトークン情報とに基づき、書き込み権限を持つ伝送バッファがデータを書き込むように制御することと、
前記出力スケジューラは、出力スケジューリング状態と読み取りトークン情報とに基づき、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータを読み取るように制御することと、を含む
ことを特徴とするデータ記憶用の方法。
【請求項11】
前記入力スケジューリング状態は、アイドル状態及び複数の伝送バッファの書き込み状態を含み、
前記入力スケジューラは、入力スケジューリング状態と書き込みトークン情報とに基づき、書き込み権限を持つ伝送バッファがデータを書き込むように制御するステップは、具体的に、
前記入力スケジューリング状態がアイドル状態であり、且つ、前記書き込みトークン情報が特定の書き込みトークン情報である場合、前記アイドル状態を前記特定の書き込みトークン情報に対応する伝送バッファの書き込み状態にホッピングするように制御し、前記伝送バッファがデータを書き込むように制御することを含み、
前記伝送バッファがデータを書き込むように制御した後に、さらに、
現在の伝送バッファ書き込みデータが第1の所定の長さの値に達した場合、前記入力スケジューラは、現在の伝送バッファの書き込み状態をアイドル状態に更新し、現在の書き込みトークン情報を他の書き込みトークン情報に更新することを含み、
現在の書き込みトークン情報を他の書き込みトークン情報に更新することは、具体的に、
前記入力スケジューラは、各伝送バッファの書き込み待機時間に基づき、書き込み待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の書き込みトークン情報を書き込み待機時間が最も長い伝送バッファ書き込みトークン情報に更新することを含むことを特徴とする請求項
10に記載の方法。
【請求項12】
前記出力スケジューリング状態は、インタフェースバッファの検出状態及び複数の伝送バッファの読み取り状態を含み、
前記出力スケジューラは、出力スケジューリング状態と読み取りトークン情報とに基づき、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータを読み取るように制御することは、具体的に、
前記出力スケジューリング状態がインタフェースバッファの検出状態であり、且つ、前記読み取りトークン情報が特定の読み取りトークン情報である場合、前記インタフェースバッファの検出状態を前記特定の読み取りトークン情報に対応する伝送バッファの読み取り状態にホッピングするように制御し、前記伝送バッファがデータを読み取るように制御することを含み、
当該伝送バッファがデータを読み取るように制御した後に、さらに、
現在の伝送バッファの読み取りデータが第2の所定の長さの値に達した場合、前記現在の伝送バッファの読み取り状態を前記インタフェースバッファの検出状態に更新し、現在の読み取りトークン情報を他の読み取りトークン情報に更新することを含み、
前記現在の読み取りトークン情報を他の読み取りトークン情報に更新することは、具体的に、
前記出力スケジューラは、各伝送バッファの読み取り待機時間に基づき、読み取り待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の読み取りトークン情報を読み取り待機時間が最も長い伝送バッファ読み取りトークン情報に更新することを含むことを特徴とする請求項
10に記載の方法。
【請求項13】
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されて請求項
10~12のいずれか1項に記載の方法を実施することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施例は、ビッグデータ記憶技術分野に関し、特に、データ記憶用の装置、方法及び読み取り可能な媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットの発展及び科学技術の進歩につれて、さまざまな科学技術業界において、データの爆発的な成長を見せており、大量のデータは生じた。例えば、超高速超音波撮像技術分野において、超高速超音波撮像システムでは、大量のデータは生じた。これらのデータについて、大量のデータ収集中に迅速に記憶する必要がある。
【0003】
従来技術において、大量生じたデータを迅速に記憶する方法がないため、記憶速度が遅くて記憶効率が低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施例は、従来技術において、記憶速度が遅くて記憶効率が低いという技術的問題を解決するデータ記憶用の装置、方法及び読み取り可能な媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様では、本発明の実施例は、プロセッサ及びメモリを含むデータ記憶用の装置を提供し、前記プロセッサは、バッファスケジューラ、複数の伝送バッファ、インタフェースバッファ及びメモリコントローラを含み、
各前記伝送バッファは、それぞれ前記バッファスケジューラと前記インタフェースバッファとに接続され、前記インタフェースバッファは、前記メモリコントローラを介して前記メモリに接続され、
前記バッファスケジューラは、複数の前記伝送バッファがデータを書き込み、前記データを読み取ってインタフェースバッファに送信するように制御するために用いられ、
前記インタフェースバッファは、前記インタフェースバッファに記憶されたデータの容量が所定の容量しきい値より小さい場合、前記伝送バッファにより送信されるデータを受信するが、前記インタフェースバッファに記憶されたデータの容量が所定の容量しきい値より大きい又は等しい場合、前記伝送バッファにより送信されるデータを受信することを停止するために用いられ、
前記メモリコントローラは、前記メモリが前記インタフェースバッファからデータを書き込み、前記データを記憶するように制御するために用いられる。
【0006】
さらに、上記に記載したような装置では、前記メモリコントローラは、具体的に、前記メモリが連続的に前記インタフェースバッファからデータを書き込み、前記データを記憶するように制御するために用いられる。
【0007】
さらに、上記に記載したような装置では、前記バッファスケジューラは、入力スケジューラ及び出力スケジューラを含み、
前記入力スケジューラは、入力スケジューリング状態と書き込みトークン情報とに基づき、書き込み権限を持つ伝送バッファがデータを書き込むように制御するために用いられ、
前記出力スケジューラは、出力スケジューリング状態と読み取りトークン情報とに基づき、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータを読み取るように制御するために用いられる。
【0008】
さらに、上記に記載したような装置では、前記入力スケジューリング状態は、アイドル状態及び複数の伝送バッファの書き込み状態を含み、
前記入力スケジューラは、具体的に、前記入力スケジューリング状態がアイドル状態であり、且つ、前記書き込みトークン情報が特定の書き込みトークン情報である場合、前記アイドル状態を前記特定の書き込みトークン情報に対応する伝送バッファの書き込み状態にホッピングするように制御し、当該伝送バッファがデータを書き込むように制御するために用いられる。
【0009】
さらに、上記に記載したような装置では、前記入力スケジューラは、さらに、現在の伝送バッファ書き込みデータが第1の所定の長さの値に達した場合、現在の伝送バッファの書き込み状態をアイドル状態に更新し、現在の書き込みトークン情報を他の書き込みトークン情報に更新するために用いられる。
【0010】
さらに、上記に記載したような装置では、前記入力スケジューラは、具体的に、各伝送バッファの書き込み待機時間に基づき、書き込み待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の書き込みトークン情報を書き込み待機時間が最も長い伝送バッファ書き込みトークン情報に更新するために用いられる。
【0011】
さらに、上記に記載したような装置では、前記出力スケジューリング状態は、インタフェースバッファの検出状態及び複数の伝送バッファの読み取り状態を含み、
前記出力スケジューラは、具体的に、前記出力スケジューリング状態がインタフェースバッファの検出状態であり、且つ、前記読み取りトークン情報が特定の読み取りトークン情報である場合、前記インタフェースバッファの検出状態を前記特定の読み取りトークン情報に対応する伝送バッファの読み取り状態にホッピングするように制御し、当該伝送バッファがデータを読み取るように制御するために用いられる。
【0012】
さらに、上記に記載したような装置では、前記出力スケジューラは、さらに、現在の伝送バッファの読み取りデータが第2の所定の長さの値に達した場合、前記現在の伝送バッファの読み取り状態を前記インタフェースバッファの検出状態に更新し、前記現在の読み取りトークン情報を他の読み取りトークン情報に更新するために用いられる。
【0013】
さらに、上記に記載したような装置では、前記出力スケジューラは、具体的に、各伝送バッファの読み取り待機時間に基づき、読み取り待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の読み取りトークン情報を読み取り待機時間が最も長い伝送バッファ読み取りトークン情報に更新するために用いられる。
【0014】
さらに、上記に記載したような装置では、前記データは、高フレームレートの超音波エコー信号であり、前記装置は、さらに、送受信アレイコンポーネントを含み、前記プロセッサは、さらに、少なくとも1つのスライディングウィンドウコントローラを含み、
前記送受信アレイコンポーネントは、各前記スライディングウィンドウコントローラに接続され、
前記送受信アレイコンポーネントは、超音波励起信号を送信して高フレームレートの超音波エコー信号を受信するために用いられ、
前記スライディングウィンドウコントローラは、スライディングウィンドウパラメータに基づき、前記高フレームレートの超音波エコー信号から記憶対象である信号をフィルタリングし、前記記憶対象である信号を前記バッファスケジューラの制御下で対応する伝送バッファに送信するために用いられる。
【0015】
第2の態様では、本発明の実施例は、データ記憶用の方法を提供し、バッファスケジューラは、複数の前記伝送バッファがデータを書き込み、前記データを読み取ってインタフェースバッファに送信するように制御するステップと、
前記インタフェースバッファに記憶されたデータの容量が所定の容量しきい値より小さい場合、前記インタフェースバッファは、前記伝送バッファにより送信されるデータを受信するが、前記インタフェースバッファに記憶されたデータの容量が所定の容量しきい値より大きい又は等しい場合、前記インタフェースバッファは、前記伝送バッファにより送信されるデータを受信することを停止するステップと、
前記メモリコントローラは、前記メモリが前記インタフェースバッファからデータを書き込み、データを記憶するように制御するステップと、を含む。
【0016】
さらに、上記に記載したような方法では、前記メモリコントローラは、前記メモリが前記インタフェースバッファからデータを書き込み、データを記憶するように制御するステップは、具体的に、
前記メモリコントローラは、前記メモリが連続的に前記インタフェースバッファからデータを書き込み、前記データを記憶するように制御することを含む。
【0017】
さらに、上記に記載したような方法では、前記バッファスケジューラは、入力スケジューラ及び出力スケジューラを含み、
前記バッファスケジューラは、複数の前記伝送バッファがデータを書き込み、前記データを読み取ってインタフェースバッファに送信するように制御するステップは、具体的に、
前記入力スケジューラは、入力スケジューリング状態と書き込みトークン情報とに基づき、書き込み権限を持つ伝送バッファがデータを書き込むように制御することと、
前記出力スケジューラは、出力スケジューリング状態と読み取りトークン情報とに基づき、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータを読み取るように制御することと、を含む。
【0018】
さらに、上記に記載したような方法では、前記入力スケジューリング状態は、アイドル状態及び複数の伝送バッファの書き込み状態を含み、
前記入力スケジューラは、入力スケジューリング状態と書き込みトークン情報とに基づき、書き込み権限を持つ伝送バッファがデータを書き込むように制御するステップは、具体的に、
前記入力スケジューリング状態がアイドル状態であり、且つ、前記書き込みトークン情報が特定の書き込みトークン情報である場合、前記アイドル状態を前記特定の書き込みトークン情報に対応する伝送バッファの書き込み状態にホッピングするように制御し、当該伝送バッファがデータを書き込むように制御することを含む。
【0019】
さらに、上記に記載したような方法では、当該伝送バッファがデータを書き込むように制御した後に、さらに、
現在の伝送バッファ書き込みデータが第1の所定の長さの値に達した場合、前記入力スケジューラは、現在の伝送バッファの書き込み状態をアイドル状態に更新し、現在の書き込みトークン情報を他の書き込みトークン情報に更新するステップを含む。
【0020】
さらに、上記に記載したような方法では、現在の書き込みトークン情報を他の書き込みトークン情報に更新するステップは、具体的に、
前記入力スケジューラは、各伝送バッファの書き込み待機時間に基づき、書き込み待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の書き込みトークン情報を書き込み待機時間が最も長い伝送バッファ書き込みトークン情報に更新することを含む。
【0021】
さらに、上記に記載したような方法では、前記出力スケジューリング状態は、インタフェースバッファの検出状態及び複数の伝送バッファの読み取り状態を含み、
前記出力スケジューラは、出力スケジューリング状態と読み取りトークン情報とに基づき、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータを読み取るように制御するステップは、具体的に、
前記出力スケジューリング状態がインタフェースバッファの検出状態であり、且つ、前記読み取りトークン情報が特定の読み取りトークン情報である場合、前記インタフェースバッファの検出状態を前記特定の読み取りトークン情報に対応する伝送バッファの読み取り状態にホッピングするように制御し、当該伝送バッファがデータを読み取るように制御することを含む。
【0022】
さらに、上記に記載したような方法では、当該伝送バッファがデータを読み取るように制御した後に、さらに、
現在の伝送バッファの読み取りデータが第2の所定の長さの値に達した場合、前記現在の伝送バッファの読み取り状態を前記インタフェースバッファの検出状態に更新し、前記現在の読み取りトークン情報を他の読み取りトークン情報に更新するステップを含む。
【0023】
さらに、上記に記載したような方法では、前記現在の読み取りトークン情報を他の読み取りトークン情報に更新するステップは、具体的に、
前記出力スケジューラは、各伝送バッファの読み取り待機時間に基づき、読み取り待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の読み取りトークン情報を読み取り待機時間が最も長い伝送バッファ読み取りトークン情報に更新することを含む。
【0024】
さらに、上記に記載したような方法では、前記データは、高フレームレートの超音波エコー信号であり、前記バッファスケジューラは、複数の前記伝送バッファがデータを書き込み、前記データを読み取ってインタフェースバッファに送信するように制御する前に、さらに、
送受信アレイコンポーネントが超音波励起信号を送信して高フレームレートの超音波エコー信号を受信するステップと、
スライディングウィンドウコントローラがスライディングウィンドウパラメータに基づき、前記高フレームレートの超音波エコー信号から記憶対象である信号をフィルタリングし、前記記憶対象である信号を前記バッファスケジューラの制御下で対応する伝送バッファに送信するステップと、を含む。
【0025】
第3の態様では、本発明の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な媒体を提供し、前記コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されて第2の態様のいずれか1項に記載の方法を実施する。
【発明の効果】
【0026】
本発明の実施例は、データ記憶用の装置、方法及び読み取り可能な媒体を提供し、当該データ記憶用の装置は、プロセッサ及びメモリを含み、プロセッサは、バッファスケジューラ、複数の伝送バッファ、インタフェースバッファ及びメモリコントローラを含み、各伝送バッファは、それぞれバッファスケジューラとインタフェースバッファとに接続され、インタフェースバッファは、メモリコントローラを介してメモリに接続され、バッファスケジューラは、複数の伝送バッファがデータを書き込み、データを読み取ってインタフェースバッファに送信するように制御するために用いられ、インタフェースバッファは、インタフェースバッファに記憶されたデータの容量が所定の容量しきい値より小さい場合、伝送バッファにより送信されるデータを受信するが、インタフェースバッファに記憶されたデータの容量が所定の容量しきい値より大きい又は等しい場合、伝送バッファにより送信されるデータを受信することを停止するために用いられ、メモリコントローラは、メモリがインタフェースバッファからデータを書き込み、データを記憶するように制御するために用いられる。バッファスケジューラは、データを秩序よくスケジュールすることができるため、インタフェースバッファは、伝送バッファで読み取られた大量のデータを効果的にバッファリングし、バックエンドメモリがデータを書き込む際に、データが蓄積されるようなことは回避され、さらに、迅速なデータ記憶は実現され、データの記憶効率を向上させる。
【0027】
なお、この部分に記載されている内容は、本願の実施例の主要な又は重要な特徴を特定することを意図しておらず、本願の範囲を限定するものでもない。本願の他の特徴は、以下の説明を通じて容易に理解される。
【図面の簡単な説明】
【0028】
本発明の実施例又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するため、以下に実施例又は従来技術の記述には使用する必要がある図面を簡単に説明するが、当然ながら、以下に記載する図面は本発明のいくつかの実施例であり、当業者にとって、創造的な労力なしにこれらの図面に基づいて他の図面を取得することもできる。
【
図1】本発明の実施例1により提供されるデータ記憶用の装置の構造概略図である。
【
図2】本発明の実施例2により提供されるデータ記憶用の装置の構造概略図である。
【
図3】本発明の実施例2により提供されるデータ記憶用の装置における入力スケジューラの入力スケジューリング状態のジャンピング概略図である。
【
図4】本発明の実施例2により提供されるデータ記憶用の装置における出力スケジューラの出力スケジューリング状態のジャンピング概略図である。
【
図5】本発明の実施例3により提供されるデータ記憶用の装置の構造概略図である。
【
図6】本発明の実施例4により提供されるデータ記憶用の方法のフローチャート図である。
【
図7】本発明の実施例5により提供されるデータ記憶用の方法のフローチャート図である。
【
図8】本発明の実施例6により提供されるデータ記憶用の方法のフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、図面を参照しながら本発明の実施例についてより詳細に説明する。図面には、本発明の一部の実施例を示しているが、本発明は、さまざまな形で実施されることができ、本明細書に記載される実施例により限定されると解釈されるべきではなく、その代わりに、これらの実施例は、本発明をより徹底的且つ完全に理解するために用いられると理解すべきである。本発明に係る図面及び実施例は、例示的なものにすぎず、本発明の保護範囲を制限するためのものではないと理解すべきである。
【0030】
本発明の明細書と特許請求の範囲及び上記図面中の用語「第1」、「第2」、「第3」、「第4」など(あれば)は、類似の対象を区別するためのものであり、特定の手順又は順番を説明するためのものである必要はない。本明細書で説明する本発明の実施例を、ここで図示又は説明するもの以外の順序で実施することができるように、このように使用するデータは適切な場合に交換可能であることが理解されるべきである。なお、用語「含む」及び「有する」及びそれらの任意の変形は、非排他的包含をカバーすることを意図し、例えば一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、又はデバイスは、必ずしも明確に列記されていたステップ又はユニットに限定される必要がなく、明確に列記されていなかった又はこれらのプロセス、方法、製品、又はデバイスに固有したそのほかのステップ又はユニットを含んでもよい。
【0031】
実施例1
【0032】
図1は、本発明の実施例1により提供されるデータ記憶用の装置の構造概略図であり、
図1に示すように、本実施例により提供されるデータ記憶用の装置は、プロセッサ101及びメモリ102を含む。プロセッサ101は、バッファスケジューラ1011、複数の伝送バッファ、インタフェースバッファ1014及びメモリコントローラ1015を含む。
【0033】
各伝送バッファは、それぞれバッファスケジューラ1011とインタフェースバッファ1014とに接続され、インタフェースバッファ1014は、メモリコントローラ1015を介してメモリ102に接続される。
【0034】
具体的に、本実施例では、バッファスケジューラ1011は、複数の伝送バッファがデータを書き込み、データを読み取ってインタフェースバッファ1014に送信するように制御するために用いられる。インタフェースバッファ1014は、インタフェースバッファ1014における記憶されたデータの容量が所定の容量しきい値より小さい場合、伝送バッファにより送信されるデータを受信するが、インタフェースバッファ1014における記憶されたデータの容量が所定の容量しきい値より大きい又は等しい場合、伝送バッファにより送信されるデータを受信することを停止するために用いられる。メモリコントローラ1015は、メモリ102がインタフェースバッファ1014からデータを書き込み、データを記憶するように制御するために用いられる。
【0035】
本実施例では、記憶されるデータの具体的なタイプは、限定されない。記憶する必要があるデータは、継続的に生成し、本実施例におけるデータ記憶用の装置を採用して継続的に記憶される必要があるデータである。データは、データ生成ユニットにより継続的に生成されることができ、生成されるデータは、シングルフレームデータ又はマルチフレームデータであってもよく、本実施例では、これは、限定されない。
【0036】
具体的に、本実施例では、各伝送バッファは、データ生成ユニットに接続され、バッファスケジューラは、同じ時点に、1つの伝送バッファがデータを書き込むように制御し、各伝送バッファは、同等の書き込み権限を持つことができ、即ち、1つの伝送バッファは、データを書き込んだ後に、他の伝送バッファは、引き続きデータを書き込むことができる。同時に、バッファスケジューラは、同じ時点に、1つの伝送バッファがデータを読み取ってインタフェースバッファ1014に送信するように制御する。各伝送バッファも、同等のデータを読み取る権限を持っており、即ち、1つ伝送バッファは、データを読み取り完了後に、他の伝送バッファは、引き続きデータを読み取ることができる。
【0037】
図1には、2つの伝送バッファが含まれ、それぞれ第1の伝送バッファ1012と第2の伝送バッファ1013である。
【0038】
具体的に、本実施例では、各伝送バッファは、それぞれインタフェースバッファ1014に接続され、インタフェースバッファ1014は、読み取り権限を持つ伝送バッファにより読み取られるデータを受信するために用いられ、インタフェースバッファ1014は、読み取り権限を持つ伝送バッファにより読み取られるデータを受信する際に、自身に記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より小さいかどうかを判断し、自身に記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より小さい場合、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータを読み取り、データをインタフェースバッファ1014に送信するように、読み取り権限を持つ伝送バッファに読み取り要求を送信することができる。自身に記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より大きい又は等しい場合、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータ読み取りを止め、インタフェースバッファ1014に記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より小さくなるまで、インタフェースバッファ1014にデータを再送信するように、読み取り権限を持つ伝送バッファに読み取り停止要求を送信することができる。これにより、この後に、メモリ102によるデータ書き込み中に、データがブロックされるようなことは発生しないように確保される。
【0039】
所定の容量しきい値は、インタフェースバッファ1014が記憶可能な容量の合計値であってもよく、容量の合計値より小さい数値であってもよく、本実施例では、これは、限定されない。
【0040】
具体的に、本実施例では、メモリコントローラ1015は、メモリ102がインタフェースバッファ1014からデータをメモリ102に書き込み、メモリ102が書き込まれるデータを記憶するように制御する。
【0041】
本実施例により提供されるデータ記憶用の装置は、プロセッサ101及びメモリ102を含み、プロセッサ101は、バッファスケジューラ1011、複数の伝送バッファ、インタフェースバッファ1014及びメモリコントローラ1015を含み、各伝送バッファは、それぞれバッファスケジューラ1011とインタフェースバッファ1014とに接続され、インタフェースバッファ1014は、メモリコントローラ1015を介してメモリ102に接続され、バッファスケジューラ1011は、複数の伝送バッファがデータを書き込み、データを読み取ってインタフェースバッファ1014に送信するように制御するために用いられ、インタフェースバッファ1014は、インタフェースバッファ1014に記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より小さい場合、伝送バッファにより送信されるデータを受信するが、インタフェースバッファ1014に記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より大きい又は等しい場合、伝送バッファにより送信されるデータを受信することを停止するために用いられ、メモリコントローラ1015は、メモリ102がインタフェースバッファ1014からデータを書き込み、データを記憶するように制御するために用いられる。バッファスケジューラ1011は、データを秩序よくスケジュールすることができるため、インタフェースバッファ1014は、伝送バッファで読み取られた大量のデータを効果的にバッファリングし、バックエンドメモリ102がデータを書き込む際に、データが蓄積されるようなことは回避され、さらに、迅速なデータ記憶は実現され、データの記憶効率を向上させる。
【0042】
実施例2
【0043】
図2は、本発明の実施例2により提供されるデータ記憶用の装置の構造概略図であり、
図2に示すように、本実施例により提供されるデータ記憶用の装置は、本発明の実施例1により提供されるデータ記憶用の装置に基づき、メモリコントローラ1015及びバッファスケジューラ1011をより詳細化にし、本実施例により提供されるデータ記憶用の装置に関しては、さらに、以下のような技術案が含まれる。
【0044】
さらに、本実施例では、メモリコントローラ1015は、具体的に、前記メモリが連続的に前記インタフェースバッファからデータを書き込み、前記データを記憶するように制御するために用いられる。
【0045】
具体的に、本実施例では、メモリコントローラ1015は、メモリ102が連続的にインタフェースバッファ1014からデータをメモリ102に書き込み、メモリ102が書き込まれるデータを記憶するように制御し、これにより、インタフェースバッファ1014に記憶されるデータが連続的に読み取り可能になるように確保され、データの記憶速度を、さらに向上させ、データの記憶効率を、さらに向上させる。
【0046】
さらに、本実施例では、バッファスケジューラ1011は、入力スケジューラ1011a及び出力スケジューラ1011bを含む。
【0047】
さらに、入力スケジューラ1011aは、入力スケジューリング状態と書き込みトークン情報とに基づき、書き込み権限を持つ伝送バッファがデータを書き込むように制御するために用いられる。出力スケジューラ1011bは、出力スケジューリング状態と読み取りトークン情報とに基づき、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータを読み取るように制御するために用いられる。
【0048】
具体的に、本実施例では、
図3は、本発明の実施例2により提供されるデータ記憶用の装置における入力スケジューラ1011aの入力スケジューリング状態のジャンピング概略図であり、
図3に示すように、本実施例では、入力スケジューリング状態は、アイドル状態及び複数の伝送バッファの書き込み状態を含む。アイドル状態は、入力スケジューラ1011aの初期状態である。伝送バッファが2つある場合、複数の伝送バッファの書き込み状態は、第1の伝送バッファの書き込み状態及び第2の伝送バッファの書き込み状態を含む。第1の伝送バッファの書き込み状態は、現在の状態が第1の伝送バッファ1012の書き込み状態であると示し、第2の伝送バッファの書き込み状態は、現在の状態が第2の伝送バッファ1013の書き込み状態であると示す。
【0049】
書き込みトークン情報には、伝送バッファのアイデンティティが含まれ、書き込みトークン情報は、特定の伝送バッファがデータ書き込み権限を持つと示す情報である。
【0050】
さらに、本実施例では、入力スケジューラ1011aは、具体的に、入力スケジューリング状態がアイドル状態であり、且つ、書き込みトークン情報が特定の書き込みトークン情報である場合、アイドル状態を特定の書き込みトークン情報に対応する伝送バッファの書き込み状態にホッピングするように制御し、当該伝送バッファがデータを書き込むように制御するために用いられる。
【0051】
さらに、入力スケジューラ1011aは、さらに、現在の伝送バッファ書き込みデータが第1の所定の長さの値に達した場合、現在の伝送バッファの書き込み状態をアイドル状態に更新し、現在の書き込みトークン情報を他の書き込みトークン情報に更新するために用いられる。
【0052】
第1の所定の長さの値は、予め設定された、各伝送バッファが毎回に書き込むデータの長さの値である。例えば、256bitであるか、又は他の数値であってもよく、本実施例では、これは、限定されない。
【0053】
さらに、入力スケジューラ1011aは、具体的に、各伝送バッファの書き込み待機時間に基づき、書き込み待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の書き込みトークン情報を書き込み待機時間が最も長い伝送バッファ書き込みトークン情報に更新するために用いられる。
【0054】
伝送バッファの書き込み待機時間は、前回のデータ書き込み完了の時刻からデータ書き込みを再度開始する時刻までの時間間隔である。
【0055】
具体的に、本実施例では、入力スケジューラ1011aは、各伝送バッファの書き込み待機時間に基づき、書き込み待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の書き込みトークン情報を書き込み待機時間が最も長い伝送バッファ書き込みトークン情報に更新し、これにより、複数の伝送バッファは、同等の書き込み権限を持つ。初期に、データを未だに書き込んでいない際に、各伝送バッファの書き込み待機時間が同じであり、複数の伝送バッファのデータ書き込み順序を予め定義することができる。本実施例では、2つの伝送バッファを例として説明する。即ち、入力スケジューリング状態は、アイドル状態及び2つの伝送バッファの書き込み状態を含む。入力スケジューラ1011aには、まず、入力スケジューリング状態が初期状態にあり、書き込む必要なデータがあると、書き込みトークン情報が第1の書き込みトークン情報であり、即ち、第1の伝送バッファ1012がデータ書き込み権限を持つが、入力スケジューリング状態がアイドル状態であり、且つ、書き込みトークン情報が第1の書き込みトークン情報であると、アイドル状態を第1の伝送バッファの書き込み状態にホッピングするように制御し、第1の伝送バッファ1012がデータを書き込むように制御する。第1の伝送バッファ1012は、データを書き込む中に、書き込まれるデータの長さを数え、第1の伝送バッファ1012により書き込まれるデータが第1の所定の長さの値に達した場合、第1の伝送バッファの書き込み状態をアイドル状態に更新し、第1の書き込みトークン情報を更新し、第1の書き込みトークン情報を更新する際に、第2の伝送バッファ1013の書き込み待機時間が第1の伝送バッファ1012の書き込み待機時間より長いと決定すると、第1の書き込みトークン情報を第2の書き込みトークン情報に更新し、第2の伝送バッファ1013がデータ書き込み権限を持つと示し、制御アイドル状態を第2の伝送バッファの書き込み状態にホッピングし、第2の伝送バッファ1013がデータを書き込むように制御する。このようにして、2つの伝送バッファが同等の書き込み権限を持ち、同等のデータ書き込みを行うように、繰り返す。
【0056】
本実施例により提供されるデータ記憶用の装置では、バッファスケジューラ1011は、入力スケジューラ1011a及び出力スケジューラ1011bを含む。入力スケジューラ1011aは、入力スケジューリング状態と書き込みトークン情報とに基づき、書き込み権限を持つ伝送バッファがデータを書き込むように制御するために用いられる。入力スケジューリング状態は、アイドル状態及び複数の伝送バッファの書き込み状態を含み、入力スケジューラ1011aは、具体的に、入力スケジューリング状態がアイドル状態であり、且つ、書き込みトークン情報が特定の書き込みトークン情報である場合、アイドル状態を特定の書き込みトークン情報に対応する伝送バッファの書き込み状態にホッピングするように制御し、当該伝送バッファがデータを書き込むように制御するために用いられる。入力スケジューラ1011aは、さらに、現在の伝送バッファ書き込みデータが第1の所定の長さの値に達した場合、現在の伝送バッファの書き込み状態をアイドル状態に更新し、現在の書き込みトークン情報を他の書き込みトークン情報に更新するために用いられ、入力スケジューラ1011aは、具体的に、各伝送バッファの書き込み待機時間に基づき、書き込み待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の書き込みトークン情報を書き込み待機時間が最も長い伝送バッファ書き込みトークン情報に更新するために用いられる。複数の入力スケジューリング状態及び書き込みトークン情報を設定することにより、複数の伝送バッファは、同等の書き込み権限を持ち、各伝送バッファを迅速にスケジュールしてデータ書き込みを行うことができる。
【0057】
さらに、本実施例では、
図4は、本発明の実施例2により提供されるデータ記憶用の装置における出力スケジューラ1011bの出力スケジューリング状態のジャンピング概略図であり、
図4に示すように、本実施例では、出力スケジューリング状態は、インタフェースバッファの検出状態及び複数の伝送バッファの読み取り状態を含む。
【0058】
インタフェースバッファ1014検出状態は、インタフェースバッファ1014を検出する状態であり、伝送バッファが2つある場合、複数の伝送バッファの読み取り状態は、第1の伝送バッファの読み取り状態及び第2の伝送バッファの読み取り状態を含む。第1の伝送バッファの読み取り状態は、現在の状態が第1の伝送バッファ1012のデータ読み取り状態であると示し、第2の伝送バッファの読み取り状態は、現在の状態が第2の伝送バッファ1013のデータ読み取り状態であると示す。
【0059】
さらに、本実施例では、出力スケジューラ1011bは、具体的に、出力スケジューリング状態がインタフェースバッファの検出状態であり、且つ、読み取りトークン情報が特定の読み取りトークン情報である場合、インタフェースバッファの検出状態を特定の読み取りトークン情報に対応する伝送バッファの読み取り状態にホッピングするように制御し、当該伝送バッファがデータを読み取るように制御するために用いられる。
【0060】
出力スケジューラ1011bは、さらに、現在の伝送バッファの読み取りデータが第2の所定の長さの値に達した場合、前記現在の伝送バッファの読み取り状態を前記インタフェースバッファの検出状態に更新し、前記現在の読み取りトークン情報を他の読み取りトークン情報に更新するために用いられる。
【0061】
読み取りトークン情報には、伝送バッファのアイデンティティが含まれ、読み取りトークン情報は、特定の伝送バッファがデータ読み取り権限を持つと示す情報である。
【0062】
第2の所定の長さの値は、予め設定された、各伝送バッファが毎回に読み取るデータの長さの値である。例えば、256bitであるか、又は他の数値であってもよく、本実施例では、これは、限定されない。
【0063】
さらに、本実施例では、出力スケジューラ1011bは、具体的に、各伝送バッファの読み取り待機時間に基づき、読み取り待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の読み取りトークン情報を読み取り待機時間が最も長い伝送バッファ読み取りトークン情報に更新するために用いられる。
【0064】
伝送バッファの読み取り待機時間は、前回のデータ読み取り完了の時刻からデータ読み取りを再度開始する時刻までの時間間隔である。
【0065】
具体的に、本実施例では、出力スケジューラ1011bは、各伝送バッファの読み取り待機時間に基づき、読み取り待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、前記現在の読み取りトークン情報を読み取り待機時間が最も長い伝送バッファ読み取りトークン情報に更新し、これにより、複数の伝送バッファは、同等の読み取り権限を持つことができ、本実施例では、2つの伝送バッファを例として説明する。即ち、出力スケジューリング状態は、インタフェースバッファの検出状態、第1の伝送バッファの読み取り状態及び第2の伝送バッファの読み取り状態を含む。出力スケジューラには、まず、出力スケジューリング状態は、初期状態にあり、特定の伝送バッファからデータを読み取り、データをインタフェースバッファ1014に伝送する。出力スケジューリング状態がインタフェースバッファの検出状態であり、且つ、読み取りトークン情報が第1の読み取りトークン情報である場合、第1の伝送バッファ1012が読み取り権限を持つと示し、出力スケジューリング状態は、インタフェースバッファの検出状態から第1の伝送バッファの読み取り状態にホッピングするように制御し、第1の伝送バッファ1012がデータを読み取るように制御する。第1の伝送バッファ1012は、データを読み取る過程中に、読み取られるデータの長さを数え、第1の伝送バッファ1012により読み取られるデータが第2の所定の長さの値に達した場合、第1の伝送バッファの読み取り状態をインタフェースバッファの検出状態に更新し、第1の読み取りトークン情報を更新し、第1の読み取りトークン情報を更新する際に、第2の伝送バッファ1013の読み取り待機時間が第1の伝送バッファ1012の読み取り待機時間より長いと決定すると、第1の読み取りトークン情報を第2の読み取りトークン情報に更新し、第2の伝送バッファ1013がデータ読み取り権限を持つと示し、インタフェースバッファ1014がデータ受信に備えたと検出した後に、インタフェースバッファの検出状態を第2の伝送バッファの読み取り状態にホッピングし、第2の伝送バッファ1013がデータを読み取るように制御する。このようにして、2つの伝送バッファが同等の読み取り権限を持ち、同等のデータ読み取りを行うように、繰り返す。
【0066】
インタフェースバッファ1014がデータ受信に備えたかどうかを検出する際に、インタフェースバッファ1014の現在の記憶されるデータの容量に次回書き込まれるデータの長さを加えた値が所定の容量しきい値より小さいかどうかを検査し、小さい場合、インタフェースバッファ1014はデータ受信に備えたと証明し、現在の記憶されるデータの容量に次回書き込まれるデータの長さを加えた値が所定の容量しきい値より大きい場合、インタフェースバッファ1014はデータ受信に備えていないと証明する。
【0067】
なお、
図2及び
図3には、2つの伝送バッファ及び2つの対応する書き込みトークン情報を含む実施例のみを示したが、当業者は、本発明に開示された技術的手段に基づいて、それを2つ以上の伝送バッファ及び2つ以上の書き込みトークン情報に拡張しやすい。このため、伝送バッファ及び書き込みトークン情報の数について、本発明には限定されず、2つ以上であってもよい。
【0068】
本実施例により提供されるデータ記憶用の装置では、バッファスケジューラ1011は、出力スケジューラ1011bを含み、出力スケジューラ1011bは、出力スケジューリング状態と読み取りトークン情報とに基づき、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータを読み取るように制御するために用いられ、出力スケジューリング状態は、インタフェースバッファの検出状態及び複数の伝送バッファの読み取り状態を含み、出力スケジューラ1011bは、具体的に、出力スケジューリング状態がインタフェースバッファの検出状態であり、且つ、読み取りトークン情報が特定の読み取りトークン情報である場合、インタフェースバッファの検出状態を特定の読み取りトークン情報に対応する伝送バッファの読み取り状態にホッピングするように制御し、当該伝送バッファがデータを読み取るように制御するために用いられる。出力スケジューラ1011bは、さらに、現在の伝送バッファの読み取りデータが第2の所定の長さの値に達した場合、前記現在の伝送バッファの読み取り状態を前記インタフェースバッファの検出状態に更新し、前記現在の読み取りトークン情報を他の読み取りトークン情報に更新するために用いられ、出力スケジューラ1011bは、具体的に、各伝送バッファの読み取り待機時間に基づき、読み取り待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、現在の読み取りトークン情報を読み取り待機時間が最も長い伝送バッファ読み取りトークン情報に更新するために用いられ、複数の出力スケジューリング状態及び書き込みトークン情報を設定することにより、複数の伝送バッファは、同等の読み取り権限を持ち、各伝送バッファを迅速にスケジュールしてデータ読み取りを行うことができる。
【0069】
実施例3
【0070】
図5は、本発明の実施例3により提供されるデータ記憶用の装置の構造概略図であり、
図5に示すように、本実施例により提供されるデータ記憶用の装置は、本発明の実施例2により提供されるデータ記憶用の装置に基づき、データが高フレームレートの超音波エコー信号であり、本実施例により提供されるデータ記憶用の装置は、さらに、送受信アレイコンポーネント103を含み、プロセッサ101は、さらに、少なくとも1つのスライディングウィンドウコントローラ1016を含む。
【0071】
送受信アレイコンポーネント103は、T/Rアレイコンポーネント103と略称される。
【0072】
T/Rアレイコンポーネント103は、各スライディングウィンドウコントローラ1016に接続される。
【0073】
さらに、本実施例では、T/Rアレイコンポーネント103は、超音波励起信号を送信して高フレームレートの超音波エコー信号を受信するために用いられる。スライディングウィンドウコントローラ1016は、スライディングウィンドウパラメータに基づき、高フレームレートの超音波エコー信号から、記憶対象である信号をフィルタリングし、記憶対象である信号をバッファスケジューラ1011の制御下で対応する伝送バッファに送信するために用いられる。
【0074】
高フレームレートの超音波エコー信号は、高フレームレートの超音波撮像におけるエコー信号である。高フレームレートの超音波撮像は、伝統的な超音波撮像と比較し、フレームレートは、伝統的な超音波撮像のフレームレートよりはるかに高く、高フレームレートの超音波撮像の高時間分解能を利用してより多くの情報を得ることができるが、高フレームレートの超音波エコー信号を採用して撮像されるデータ量は大幅に増加し、例えば、倍精度サンプリングを採用し、サンプリングレートが40MHzで、収集深さが4cmで、収集チャネルが128個あると、この場合に、データ量は、約1秒あたりに10Gのデータ量である。
【0075】
本実施例では、T/Rアレイコンポーネント103は、高フレームレートの超音波エコー信号を受信し、そして、高フレームレートの超音波エコー信号をスライディングウィンドウコントローラ1016に送信するために用いられ、スライディングウィンドウコントローラ1016は、高フレームレートの超音波エコー信号をフィルタリングするための、スライディングウィンドウの開始アドレス及びウィンドウの長さを含むスライディングウィンドウパラメータが設定されることができ、選択される高フレームレートの超音波エコー信号は、シングルフレーム又はマルチフレームエコー信号を含むことができる。選択されないエコー信号は破棄され、選択される高フレームレートの超音波エコー信号は記憶対象である信号であり、選択される高フレームレートの超音波エコー信号をバッファスケジューラ1011の制御下で対応する伝送バッファに送信する。対応する伝送バッファは、選択される高フレームレートの超音波エコー信号を書き込む。書き込まれる、選択される高フレームレートの超音波エコー信号の大きさは、スライディングウィンドウコントローラ1016におけるウィンドウの長さの最大値に依存する。スライディングウィンドウコントローラ1016は複数ある場合、書き込まれる、選択される高フレームレートの超音波エコー信号の大きさは、複数のスライディングウィンドウコントローラ1016におけるウィンドウの長さの最大値に依存する。
【0076】
本実施例におけるデータの記憶装置では、バッファスケジューラ、伝送バッファ、インタフェースバッファ1014、メモリコントローラ1015及びメモリ102の構造及び機能は、本発明の実施例2におけるデータの記憶装置における対応デバイスの構造及び機能に類似し、ここで1つずつ繰り返して説明しない。
【0077】
本実施例により提供されるデータ記憶用の装置では、データは、高フレームレートの超音波エコー信号であり、装置は、さらに、T/Rアレイコンポーネント103を含み、プロセッサ101は、さらに、少なくとも1つのスライディングウィンドウコントローラ1016を含み、T/Rアレイコンポーネント103は、各スライディングウィンドウコントローラ1016に接続され、T/Rアレイコンポーネント103は、超音波励起信号を送信して高フレームレートの超音波エコー信号を受信するために用いられ、スライディングウィンドウコントローラ1016は、スライディングウィンドウパラメータに基づき、高フレームレートの超音波エコー信号から記憶対象である信号をフィルタリングし、記憶対象である信号をバッファスケジューラ1011の制御下で対応する伝送バッファに送信するために用いられる。これにより、高フレームレートの超音波信号を迅速に収集して記憶することができ、高フレームレートの超音波信号の収集及び記憶の効率を向上させる。
【0078】
実施例4
【0079】
図6は、本発明の実施例4により提供されるデータ記憶用の方法のフローチャート図であり、
図6に示すように、本実施例により提供されるデータ記憶用の方法の実行主体は、データ記憶用の装置であり、本実施例により提供されるデータ記憶用の方法は、
バッファスケジューラは、複数の伝送バッファがデータを書き込み、データを読み取ってインタフェースバッファに送信するように制御するステップ601と、
インタフェースバッファに記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より小さい場合、インタフェースバッファは、伝送バッファにより送信されるデータを受信するが、インタフェースバッファに記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より大きい又は等しい場合、インタフェースバッファは、伝送バッファにより送信されるデータを受信することを停止するステップ602と、
メモリコントローラは、メモリがインタフェースバッファからデータを書き込み、データを記憶するように制御するステップ603と、を含む。
【0080】
本実施例では、本発明の実施例1により提供されるデータ記憶用の装置を採用して本実施例におけるデータ記憶方法に係る技術案を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は類似するため、ここで繰り返して説明しない。
【0081】
実施例5
【0082】
図7は、本発明の実施例5により提供されるデータ記憶用の方法のフローチャート図であり、
図7に示すように、本実施例により提供されるデータ記憶用の方法は、本発明の実施例4により提供されるデータ記憶用の方法に基づき、ステップ601及びステップ603をさらに詳細化したものであり、バッファスケジューラは、入力スケジューラ及び出力スケジューラを含む。本実施例により提供されるデータ記憶用の方法は、実施例4におけるステップ601が具体的に以下のステップを含む。
【0083】
ステップ601aにおいて、入力スケジューラは、入力スケジューリング状態と書き込みトークン情報とに基づき、書き込み権限を持つ伝送バッファがデータを書き込むように制御する。
【0084】
さらに、入力スケジューリング状態は、アイドル状態及び複数の伝送バッファの書き込み状態を含む。
【0085】
相応的に、本実施例では、入力スケジューラは、入力スケジューリング状態と書き込みトークン情報とに基づき、書き込み権限を持つ伝送バッファにデータを書き込むように制御するステップは、具体的に、
入力スケジューリング状態がアイドル状態であり、且つ、書き込みトークン情報が特定の書き込みトークン情報である場合、アイドル状態を特定の書き込みトークン情報に対応する伝送バッファの書き込み状態にホッピングするように制御し、当該伝送バッファがデータを書き込むように制御することを含む。
【0086】
ステップ601bにおいて、現在の伝送バッファ書き込みデータが第1の所定の長さの値に達した場合、入力スケジューラは、現在の伝送バッファの書き込み状態をアイドル状態に更新し、現在の書き込みトークン情報を他の書き込みトークン情報に更新する。
【0087】
さらに、本実施例では、現在の書き込みトークン情報を他の書き込みトークン情報に更新するステップは、具体的に、
入力スケジューラは、各伝送バッファの書き込み待機時間に基づき、書き込み待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、現在の書き込みトークン情報を書き込み待機時間が最も長い伝送バッファ書き込みトークン情報に更新することを含む。
【0088】
ステップ601cにおいて、出力スケジューラは、出力スケジューリング状態と読み取りトークン情報とに基づき、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータを読み取るように制御する。
【0089】
さらに、本実施例では、出力スケジューリング状態は、インタフェースバッファの検出状態及び複数の伝送バッファの読み取り状態を含む。
【0090】
相応的に、本実施例では、出力スケジューラは、出力スケジューリング状態と読み取りトークン情報とに基づき、読み取り権限を持つ伝送バッファがデータを読み取るように制御するステップは、具体的に、
出力スケジューリング状態がインタフェースバッファの検出状態であり、且つ、読み取りトークン情報が特定の読み取りトークン情報である場合、インタフェースバッファの検出状態を特定の読み取りトークン情報に対応する伝送バッファの読み取り状態にホッピングするように制御し、当該伝送バッファがデータを読み取るように制御することを含む。
【0091】
ステップ601dにおいて、現在の伝送バッファの読み取りデータが第2の所定の長さの値に達した場合、現在の伝送バッファの読み取り状態をインタフェースバッファの検出状態に更新し、現在の読み取りトークン情報を他の読み取りトークン情報に更新する。
【0092】
さらに、本実施例では、現在の読み取りトークン情報を他の読み取りトークン情報に更新するステップは、具体的に、
出力スケジューラは、各伝送バッファの読み取り待機時間に基づき、読み取り待機時間が最も長い伝送バッファを決定し、現在の読み取りトークン情報を読み取り待機時間が最も長い伝送バッファ読み取りトークン情報に更新することを含む。
【0093】
さらに、本実施例では、ステップ603において、メモリコントローラは、メモリがインタフェースバッファからデータを書き込み、データを記憶するように制御するステップは、具体的に、
メモリコントローラは、メモリが連続的にインタフェースバッファからデータを書き込み、データを記憶するように制御することを含む。
【0094】
本実施例では、本発明の実施例2により提供されるデータ伝送用の装置を採用して本実施例におけるデータ伝送方法に係る技術案を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は類似するため、ここで繰り返して説明しない。
【0095】
実施例6
【0096】
図8は、本発明の実施例6により提供されるデータ記憶用の方法のフローチャート図であり、
図8に示すように、本実施例により提供されるデータ記憶用の方法は、本発明の実施例5により提供されるデータ記憶用の方法に基づき、データは、高フレームレートの超音波エコー信号であり、本実施例により提供されるデータ記憶用の方法は、さらに、T/Rアレイコンポーネントが超音波励起信号を送信して高フレームレートの超音波エコー信号を受信するステップと、スライディングウィンドウコントローラがスライディングウィンドウパラメータに基づき、高フレームレートの超音波エコー信号から記憶対象である信号をフィルタリングし、記憶対象である信号をバッファスケジューラの制御下で対応する伝送バッファに送信するステップと、を含む。本実施例により提供されるデータ記憶用の方法は、ステップ801~805を含む。
【0097】
ステップ801において、送受信アレイコンポーネントが超音波励起信号を送信して高フレームレートの超音波エコー信号を受信する。
【0098】
ステップ802において、スライディングウィンドウコントローラがスライディングウィンドウパラメータに基づき、高フレームレートの超音波エコー信号から記憶対象である信号をフィルタリングし、記憶対象である信号をバッファスケジューラの制御下で対応する伝送バッファに送信する。
【0099】
ステップ803において、バッファスケジューラは、複数の伝送バッファがデータを書き込み、データを読み取ってインタフェースバッファに送信するように制御する。
【0100】
本実施例では、ステップ803の実施形態は、本発明の実施例5におけるステップ601a-ステップ601dの実施形態と同様であり、ここで1つずつ繰り返して説明しない。
【0101】
ステップ804において、インタフェースバッファに記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より小さい場合、インタフェースバッファは、伝送バッファにより送信されるデータを受信するが、インタフェースバッファに記憶されるデータの容量が所定の容量しきい値より大きい又は等しい場合、インタフェースバッファは、伝送バッファにより送信されるデータを受信することを停止する。
【0102】
ステップ805において、メモリコントローラは、メモリが連続的にインタフェースバッファからデータを書き込み、データを記憶するように制御する。
【0103】
本実施例では、本発明の実施例3により提供されるデータ記憶用の装置を採用して本実施例におけるデータ記憶用の方法に係る技術案を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は類似するため、ここで繰り返して説明しない。
【0104】
実施例7
【0105】
本発明の実施例7は、さらに、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されて本発明の実施例1-実施例3のいずれか1項に係る方法を実施する。
【0106】
本発明により提供されるいくつかの実施例では、開示された装置及び方法は、他の方式で実施されることができると理解すべきである。例えば、上記に記載の装置の実施例は例示的なものにすぎない。例えば、モジュールの分割は、論理機能上の分割にすぎず、実際に実施する際に別の形態で分割してもよく、例えば、複数のモジュール又はコンポーネントを別のシステムに組み合わせもしくは集積させたり、又は一部の特徴を反映させず、実行しなかったりしてもよい。また、説明又は検討した互いの結合又は直接的な結合又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はモジュールを用いる間接的接続又は通信接続としてもよく、電気的形態、機械的形態又はその他の形態としてもよい。
【0107】
分離される部品として説明されるモジュールは、物理的に分離されるものでもよければ、分離されないものであってもよい。モジュールとして示される部品は、物理的なモジュールであってもよいが、物理的なモジュールでなくてもよい。即ち、同一の場所に設けられるものであってもよいが、複数のネットワークモジュールに配置されるものであってもよい。実際の必要に応じて、一部のモジュールだけを用いるか、又はすべてのモジュールを使用して本実施例の技術案の目的を達成することができる。
【0108】
また、本発明の各実施例における各機能モジュールは、1つの処理モジュールに集積されてもよいが、各モジュールは、単独で物理的な部品として存在するか、又は2つ以上のモジュールは、1つのモジュールに集積されてもよい。上記集積されるモジュールは、ハードウェアの形で実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた機能モジュールの形で実現されてもよい。
【0109】
本開示に係る方法を実施するためのプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせを採用してプログラミングすることができる。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又はその他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供されることができ、これにより、プログラムコードは、プロセッサ又はコントローラにより実行されると、フロー図及び/又はブロック図に示される機能/操作が実施される。プログラムコードは、完全に機械で実行され、部分的に機械で実行されてもよく、独立したソフトウェアパッケージとして部分的に機械で実行され、且つ、部分的にリモートマシンで実行されるか、又は完全にリモートマシン又はサーバで実行されることができる。
【0110】
本開示のコンテキストでは、機械読み取り可能な媒体は、有形的な媒体であってもよく、命令実行システム、装置又は機器に使用されるプログラム、または、命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを含むか又は記憶することができる。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体又は機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、電子的なもの、磁気的なもの、光学的なもの、電磁気的なもの、赤外線的なもの、又は半導体システム、装置又は機器、または上記に記載の任意の適合な組み合わせを含むが、それらに限定されない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例として、1つ又は複数の配線に基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学的記憶デバイス、磁気的記憶デバイス、又は上記に記載の任意の適合な組み合わせを含む。
【0111】
また、特定の順序を採用して各操作を説明したが、このような操作は、示されている特定の順序又は順番に実行する必要があるか、または、示されているすべての操作を実行して、所望の結果を得る必要があると理解すべきである。特定の状況下では、マルチタスクと並列処理が有利な場合がある。同様に、いくつかの具体的な実施詳細は、上記の議論に含まれているが、これらは本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。別個の実施例のコンテキストに記載の特徴の一部は、さらに、単一の実施に組み合わせて実施されることもできる。その代わりに、単一の実施のコンテキストに記載のさまざまな特徴は、個別に、又は任意の適切なサブ組み合わせの方式で複数の実施に実施されることができる。
【0112】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法の論理的動作に固有の言語で説明されてきたが、添付の特許請求の範囲で限定される主題は、必ずしも上記に記載の特定の特徴又は動作に限定されないと理解すべきである。その代わりに、上記に記載の特定の特徴及び操作は、単に特許請求の範囲を実現するための例示的なものにすぎない。
【符号の説明】
【0113】
101、プロセッサ
1011、バッファスケジューラ
1011a、入力スケジューラ
1011b、出力スケジューラ
1012、第1の伝送バッファ
1013、第2の伝送バッファ
1014、インタフェースバッファ
1015、メモリコントローラ
1016、スライディングウィンドウコントローラ
102、メモリ
103、送受信アレイコンポーネント