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特許7237096仮想ペットの情報表示方法並びにその、装置、端末、サーバ、コンピュータプログラム及びシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-02
(45)【発行日】2023-03-10
(54)【発明の名称】仮想ペットの情報表示方法並びにその、装置、端末、サーバ、コンピュータプログラム及びシステム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/69 20140101AFI20230303BHJP
   A63F 13/35 20140101ALI20230303BHJP
   A63F 13/79 20140101ALI20230303BHJP
   A63F 13/825 20140101ALI20230303BHJP
   G06F 3/0481 20220101ALI20230303BHJP
【FI】
A63F13/69 520
A63F13/35
A63F13/79
A63F13/825
G06F3/0481
【請求項の数】 20
(21)【出願番号】P 2020568416
(86)(22)【出願日】2019-08-23
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-10-07
(86)【国際出願番号】 CN2019102117
(87)【国際公開番号】W WO2020043013
(87)【国際公開日】2020-03-05
【審査請求日】2020-12-08
(31)【優先権主張番号】201811005117.3
(32)【優先日】2018-08-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517392436
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100150197
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 直樹
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 翊城
(72)【発明者】
【氏名】彭 威
(72)【発明者】
【氏名】▲賀▼ 星
【審査官】鈴木 智之
(56)【参考文献】
【文献】再公表特許第2008/108490(JP,A1)
【文献】特開2000-189668(JP,A)
【文献】特開平11-126016(JP,A)
【文献】特開平11-065417(JP,A)
【文献】特開2015-217297(JP,A)
【文献】特開2000-024315(JP,A)
【文献】韓国公開特許第2005-0110260(KR,A)
【文献】あたらしい経済|ゲーム業界を変革するCryptoKitties、ブロックチェーン・ゲームだからこその可能性[online],2018年08月20日,インターネット<URL:https://www.neweconomy.jp/features/cryptoage/25608>,[検索日:2022年8月9日]
【文献】CryptoKitties(クリプトキティーズ)| 仮想通貨ゲームの始め方と遊び方[online],2018年03月12日,インターネット<https://dappsmarket.net/cryptokitties/cryptokitties-howtoplay/>,[検索日:2022年8月9日]
【文献】ERC721とは?Ethereumの規格とその種類[online],2017年12月21日,インターネット<https://medium.com/blockchain-research-institute/erc721%E3%81%A8%E3%81%AF-38e80ea2b328>,[検索日:2022年8月9日]
【文献】ブロックチェーンとスマートコントラクトを活用した 戦略シミュレーションゲーム「CRYPTONINJA」が6月リリース! 事前登録を受付中,2018年05月23日,https://www.atpress.ne.jp/news/157008,令和4年1月26日検索
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 9/24
A63F 13/00-13/98
G06F 3/0481
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末が実行する仮想ペットの情報表示方法であって、
前記端末はアプリケーションプログラムが実行されており、
前記アプリケーションプログラムは、仮想ペットを提供し、
前記仮想ペットのペット情報はブロックチェーンシステムに記憶され、前記ペット情報は、前記仮想ペットのユニークな遺伝子配列、前記仮想ペットの識別子情報、前記仮想ペットの親情報、前記仮想ペットの世代間情報、前記仮想ペットの系譜情報、前記仮想ペットの過去取引履歴情報、前記仮想ペットのイベント履歴情報を含み、少なくとも1つの前記仮想ペットのペットイメージは、前記仮想ペットのユニークな遺伝子配列に基づく遺伝子遺伝規則に従って生成されるものであり、前記仮想ペットの前記ペット情報は、第1のアプリケーションプログラムから、前記第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムに移行可能であり、前記方法は、
ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得するステップと、
前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得するステップであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、ステップと、
前記n個のイベントの情報を表示するステップとを含む、仮想ペットの情報表示方法。
【請求項2】
前記n個のイベントの情報を表示する前記ステップが、
前記n個のイベントのうちのi番目のイベントに対して、前記i番目のイベントの属するイベントタイプを取得するステップであって、前記iがn以下の正の整数である、ステップと、
イベント表示インタフェースに前記i番目のイベントの属するイベントタイプに対応するイベントテンプレートを表示するステップと、
前記i番目のイベントの情報を前記イベントテンプレートに充填して、前記i番目のイベントの表示コンテンツを取得するステップとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記i番目のイベントの表示コンテンツが、前記i番目のイベントに関連するユーザアカウントの識別子情報を含み、
前記i番目のイベントの情報を前記イベントテンプレートに充填して、前記i番目のイベントの表示コンテンツを取得する前記ステップの後に、前記方法は、
前記ユーザアカウントの識別子情報に対応する操作信号を取得するステップと、
前記操作信号に基づいて、前記ユーザアカウントの詳細インタフェースを表示するステップと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記i番目のイベントの表示コンテンツが、i番目のイベントに関連する仮想ペットの識別子情報を含み、
前記i番目のイベントの情報を前記イベントテンプレートに充填して、前記i番目のイベントの表示コンテンツを取得する前記ステップの後に、前記方法は、
前記仮想ペットの識別子情報に対応する操作信号を取得するステップと、
前記操作信号に基づいて、前記仮想ペットの詳細インタフェースを表示するステップと、をさらに含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記イベントタイプが、餌購入イベント、捕獲イベント、召喚イベント、誕生イベント、交配イベント、繁殖イベント及び取引イベントのうちの少なくとも1種を含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得する前記ステップが、
前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を生成するステップと、
サーバに前記イベント取得要求を送信するステップであって、前記イベント取得要求が、前記サーバが前記ブロックチェーンシステムから前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得することをトリガーするためのものである、ステップと、
前記サーバから送信された前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信するステップとを含む、ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記n個のイベントの情報が、前記n個のイベントの発生時間に基づいてソートされる、ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
サーバが実行する仮想ペットの情報表示方法であって、
端末から送信された、ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を受信するステップであって、
前記仮想ペットのペット情報はブロックチェーンシステムに記憶され、前記ペット情報は、前記仮想ペットのユニークな遺伝子配列、前記仮想ペットの識別子情報、前記仮想ペットの親情報、前記仮想ペットの世代間情報、前記仮想ペットの系譜情報、前記仮想ペットの過去取引履歴情報、前記仮想ペットのイベント履歴情報を含み前記ターゲット仮想ペットのペットイメージは、前記仮想ペットのユニークな遺伝子配列に基づく遺伝子遺伝規則に従って生成されるものであり、前記仮想ペットの前記ペット情報は、第1のアプリケーションプログラムから、前記第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムに移行可能である、ステップと、
前記ブロックチェーンシステムに前記イベント取得要求を転送するステップと、
前記ブロックチェーンシステムから送信された前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信するステップであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、ステップと、
前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を前記端末に送信して表示させるステップとを含む、仮想ペットの情報表示方法。
【請求項9】
前記ターゲット仮想ペットに関連するターゲットイベントが発生したと検出する場合、前記ターゲットイベントの情報を取得するステップと、
前記ブロックチェーンシステムにイベント記憶要求を送信するステップであって、前記イベント記憶要求に前記ターゲット仮想ペットの識別子情報と前記ターゲットイベントの情報が含まれ、前記ブロックチェーンシステムにより前記ターゲット仮想ペットの識別子情報と前記ターゲットイベントの情報を対応して記憶する、ステップとをさらに含む、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記ブロックチェーンシステムにより前記ターゲット仮想ペットの識別子情報と前記ターゲットイベントの情報を対応して記憶する前記ステップが、
前記ブロックチェーンシステムにより、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が記憶されているか否かを検出し、記憶されている場合は、前記ターゲットイベントの情報を前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報に追加し、記憶されていない場合は、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を作成すると共に、前記ターゲットイベントの情報を作成された前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報に追加するステップを含む、ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
端末に適用する仮想ペットの情報表示装置であって、
前記端末はアプリケーションプログラムが実行されており、
前記アプリケーションプログラムは、仮想ペットを提供し、
前記仮想ペットのペット情報はブロックチェーンシステムに記憶され、前記ペット情報は、前記仮想ペットのユニークな遺伝子配列、前記仮想ペットの識別子情報、前記仮想ペットの親情報、前記仮想ペットの世代間情報、前記仮想ペットの系譜情報、前記仮想ペットの過去取引履歴情報、前記仮想ペットのイベント履歴情報を含み、少なくとも1つの前記仮想ペットのペットイメージは、前記仮想ペットのユニークな遺伝子配列に基づく遺伝子遺伝規則に従って生成されるものであり、前記仮想ペットのペット情報は、第1のアプリケーションプログラムから、前記第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムに移行可能であり、
前記情報表示装置は、
ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得する命令取得モジュールと、
前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得する情報取得モジュールであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、情報取得モジュールと、
前記n個のイベントの情報を表示する情報表示モジュールとを含む、仮想ペットの情報表示装置。
【請求項12】
前記情報表示モジュールは、具体的には、さらに、前記n個のイベントのうちのi番目のイベントに対して、前記i番目のイベントの属するイベントタイプを取得し、前記iがn以下の正の整数であり、イベント表示インタフェースに前記i番目のイベントの属するイベントタイプに対応するイベントテンプレートを表示し、前記i番目のイベントの情報を前記イベントテンプレートに充填して、前記i番目のイベントの表示コンテンツを取得する、ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記情報取得モジュールは、具体的には、さらに、前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を生成し、サーバに前記イベント取得要求を送信し、前記イベント取得要求が、前記サーバがブロックチェーンシステムから前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得することをトリガーするためのものであり、前記サーバから送信された前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信する、ことを特徴とする請求項11又は12に記載の装置。
【請求項14】
仮想ペットの情報表示装置であって、
端末から送信された、ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を受信する要求受信モジュールであって、
前記仮想ペットのペット情報はブロックチェーンシステムに記憶され、前記ペット情報は、前記仮想ペットのユニークな遺伝子配列、前記仮想ペットの識別子情報、前記仮想ペットの親情報、前記仮想ペットの世代間情報、前記仮想ペットの系譜情報、前記仮想ペットの過去取引履歴情報、前記仮想ペットのイベント履歴情報を含み、前記ターゲット仮想ペットのペットイメージは、前記ターゲット仮想ペットのユニークな遺伝子配列に基づく遺伝子遺伝規則に従って生成されるものであり、前記仮想ペットの前記ペット情報は、第1のアプリケーションプログラムから、前記第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムに移行可能である、要求受信モジュールと、
ブロックチェーンシステムに前記イベント取得要求を転送する要求転送モジュールと、
前記ブロックチェーンシステムから送信された前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信する情報受信モジュールであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、情報受信モジュールと、
前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を前記端末に送信して表示させる情報送信モジュールとを含む、仮想ペットの情報表示装置。
【請求項15】
前記ターゲット仮想ペットに関連するターゲットイベントが発生したと検出する場合、前記ターゲットイベントの情報を取得するイベント取得モジュールと、
前記ブロックチェーンシステムにイベント記憶要求を送信するイベント記憶モジュールであって、前記イベント記憶要求に前記ターゲット仮想ペットの識別子情報と前記ターゲットイベントの情報が含まれ、前記ブロックチェーンシステムが前記ターゲット仮想ペットの識別子情報と前記ターゲットイベントの情報を対応して記憶するためのものである、イベント記憶モジュールとをさらに含む、ことを特徴とする請求項14に記載の装置。
【請求項16】
プロセッサとメモリを含む端末であって、前記メモリには、前記プロセッサによってローディングされ、
ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得するステップあって、
前記ターゲット仮想ペットのペット情報はブロックチェーンシステムに記憶され、前記ペット情報は、前記ターゲット仮想ペットのユニークな遺伝子配列、前記ターゲット仮想ペットの識別子情報、前記ターゲット仮想ペットの親情報、前記ターゲット仮想ペットの世代間情報、前記ターゲット仮想ペットの系譜情報、前記ターゲット仮想ペットの過去取引履歴情報、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を含み、前記ターゲット仮想ペットのペットイメージは、ブ前記ターゲット仮想ペットのユニークな遺伝子配列に基づく遺伝子遺伝規則に従って生成されるものであり、仮想ペットの前記ペット情報は、第1のアプリケーションプログラムから、前記第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムに移行可能である、ステップと、
前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得するステップであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、ステップと、
前記n個のイベントの情報を表示するステップとを実行する少なくとも1つのコンピュータ可読命令が記憶される、端末。
【請求項17】
コンピュータに請求項1~7のいずれか1項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
【請求項18】
プロセッサとメモリを含むサーバであって、前記メモリには、前記プロセッサによってローディングされ、
端末から送信された、ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を受信するステップあって、
前記ターゲット仮想ペットのペット情報はブロックチェーンシステムに記憶され、前記ペット情報は、前記ターゲット仮想ペットのユニークな遺伝子配列、前記ターゲット仮想ペットの識別子情報、前記ターゲット仮想ペットの親情報、前記ターゲット仮想ペットの世代間情報、前記ターゲット仮想ペットの系譜情報、前記ターゲット仮想ペットの過去取引履歴情報、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を含み、前記ターゲット仮想ペットのペットイメージは、前記ターゲット仮想ペットのユニークな遺伝子配列に基づく遺伝子遺伝規則に従って生成されるものであり、仮想ペットの前記ペット情報は、第1のアプリケーションプログラムから、前記第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムに移行可能である、ステップと、
ブロックチェーンシステムに前記イベント取得要求を転送するステップと、
前記ブロックチェーンシステムから送信された前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信するステップであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、ステップと、
前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を前記端末に送信して表示させるステップとを実行する少なくとも1つのコンピュータ可読命令が記憶される、サーバ。
【請求項19】
コンピュータに請求項8~10のいずれか1項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
【請求項20】
端末、サーバ及びブロックチェーンシステムを含む仮想ペットの情報表示システムであって、
前記仮想ペットのペット情報はブロックチェーンシステムに記憶され、前記ペット情報は、前記仮想ペットのユニークな遺伝子配列、前記仮想ペットの識別子情報、前記仮想ペットの親情報、前記仮想ペットの世代間情報、前記仮想ペットの系譜情報、前記仮想ペットの過去取引履歴情報、前記仮想ペットのイベント履歴情報を含み、前記仮想ペットのペットイメージは、前記仮想ペットのユニークな遺伝子配列に基づく遺伝子遺伝規則に従って生成されるものであり、前記仮想ペットの前記ペット情報は、第1のアプリケーションプログラムから、前記第1のアプリケーションプログラムと異なる第2のアプリケーションプログラムに移行可能であり、
前記端末は、ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得し、前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を生成し、サーバに前記イベント取得要求を送信し、
前記サーバは、前記ブロックチェーンシステムに前記イベント取得要求を転送し、
前記ブロックチェーンシステムは、前記イベント取得要求に含まれる前記ターゲット仮想ペットの識別子情報に基づいて、前記ターゲット仮想ペットの識別子情報に対応して記憶されたイベント履歴情報を取得すると共に、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を前記端末に送信し、
前記端末は、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を表示し、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、仮想ペットの情報表示システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2018年8月30日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が201811005117.3で、発明の名称が「仮想ペットの情報表示方法、装置、機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は、参照により本願に組み込まれるものとする。
【0002】
本願の実施例は、インターネットの技術分野に関し、特に仮想ペットの情報表示方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
幾つかのゲームアプリケーションプログラムには、様々な動物イメージ又はアニメイメージであってよい仮想ペットが提供されている。
【0004】
ゲーマーがゲームアプリケーションプログラムにおいて仮想ペットの詳細インタフェースの表示をトリガーする場合、ゲームアプリケーションプログラムは、該仮想ペットの詳細インタフェースを表示し、かつ上記詳細インタフェースに仮想ペットの名前、レベル、ヒットポイント、攻撃力及び防御力などの情報を表示する。
【0005】
現在、仮想ペットの詳細インタフェースに表示される情報コンテンツには限りがある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
仮想ペットの情報表示方法は、仮想ペットを提供するアプリケーションプログラムが実行される端末が実行し、少なくとも1つの前記仮想ペットのペットイメージが遺伝子遺伝規則に従って生成されるものである、仮想ペットの情報表示方法であって、
ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得するステップと、
前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得するステップであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、ステップと、
前記n個のイベントの情報を表示するステップとを含む。
【0007】
仮想ペットの情報表示方法は、サーバが実行する仮想ペットの情報表示方法であって、
端末から送信された、ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を受信するステップと、
ブロックチェーンシステムに前記イベント取得要求を転送するステップと、
前記ブロックチェーンシステムから送信された前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信するステップであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、ステップと、
前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を前記端末に送信して表示させるステップとを含む。
【0008】
仮想ペットの情報表示装置は、仮想ペットを提供するアプリケーションプログラムが実行される端末に適用し、少なくとも1つの前記仮想ペットのペットイメージが遺伝子遺伝規則に従って生成されるものである、仮想ペットの情報表示装置であって、
ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得する命令取得モジュールと、
前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得する情報取得モジュールであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、情報取得モジュールと、
前記n個のイベントの情報を表示する情報表示モジュールとを含む。
【0009】
仮想ペットの情報表示装置は、
端末から送信された、ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を受信する要求受信モジュールと、
ブロックチェーンシステムに前記イベント取得要求を転送する要求転送モジュールと、
前記ブロックチェーンシステムから送信された前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信する情報受信モジュールであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、情報受信モジュールと、
前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を前記端末に送信して表示させる情報送信モジュールとを含む。
【0010】
端末は、プロセッサとメモリを含む端末であって、前記メモリには、前記プロセッサによってローディングされ、
ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得するステップと、
前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得するステップであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、ステップと、
前記n個のイベントの情報を表示するステップとを実行する少なくとも1つのコンピュータ可読命令が記憶される。
【0011】
不揮発性コンピュータ可読記憶媒体には、プロセッサによってローディングされ、
ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得するステップと、
前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得するステップであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、ステップと、
前記n個のイベントの情報を表示するステップとを実行する少なくとも1つのコンピュータ可読命令が記憶される。
【0012】
サーバは、プロセッサとメモリを含むサーバであって、前記メモリには、前記プロセッサによってローディングされ、
端末から送信された、ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を受信するステップと、
ブロックチェーンシステムに前記イベント取得要求を転送するステップと、
前記ブロックチェーンシステムから送信された前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信するステップであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、ステップと、
前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を前記端末に送信して表示させるステップとを実行する少なくとも1つのコンピュータ可読命令が記憶される。
【0013】
不揮発性コンピュータ可読記憶媒体には、プロセッサによってローディングされ、
端末から送信された、ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を受信するステップと、
ブロックチェーンシステムに前記イベント取得要求を転送するステップと、
前記ブロックチェーンシステムから送信された前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信するステップであって、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である、ステップと、
前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を前記端末に送信して表示させるステップとを実行する少なくとも1つのコンピュータ可読命令が記憶される。
【0014】
仮想ペットの情報表示システムは、端末、サーバ及びブロックチェーンシステムを含む仮想ペットの情報表示システムであって、前記端末は、ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得し、前記イベント表示命令に基づいて、前記ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を生成し、サーバに前記イベント取得要求を送信し、
前記サーバは、前記ブロックチェーンシステムに前記イベント取得要求を転送し、
前記ブロックチェーンシステムは、前記イベント取得要求に含まれる前記ターゲット仮想ペットの識別子情報に基づいて、前記ターゲット仮想ペットの識別子情報に対応して記憶されたイベント履歴情報を取得すると共に、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を前記端末に送信し、
前記端末は、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を表示し、前記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が前記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、前記nが正の整数である。
【0015】
コンピュータプログラム製品は、実行されると、上述した一態様に記載の方法を実行するか、上述した別の態様に記載の方法を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本願の一実施例に係るコンピュータシステムの構成ブロック図である。
図2】本願の別の実施例に係るコンピュータシステムの構成ブロック図である。
図3】本願の一実施例に係る仮想ペットの情報表示方法のフローチャートである。
図4】仮想ペットのイベント履歴情報を表示するインタフェースを例示的に示す概略図である。
図5】本願の別の実施例に係る仮想ペットの情報表示方法のフローチャートである。
図6】仮想ペットのイベント履歴情報を表示するフローチャートを例示的に示す。
図7】本願の一実施例に係る仮想ペットの情報表示装置のブロック図である。
図8】本願の別の実施例に係る仮想ペットの情報表示装置のブロック図である。
図9】本願の一実施例に係る端末の構成ブロック図である。
図10】本願の一実施例に係るサーバの構成ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、図面を参照しながら本願の実施形態をさらに詳細に説明する。
【0018】
図1を参照すると、本願の一実施例に係るコンピュータシステム100の構成ブロック図を示す。該コンピュータシステム100は、第1の端末120、サーバクラスタ140及び第2の端末160を含んでよい。
【0019】
第1の端末120は、無線ネットワーク又は有線ネットワークを介してサーバクラスタ140に接続される。第1の端末120は、スマートフォン、ゲーム機、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、電子書籍リーダー、マルチメディアプレーヤー及びラップトップ型携帯用コンピュータのうちの少なくとも1種であってよい。第1の端末120には、仮想ペットをサポートするアプリケーションプログラムがインストールされ実行される。第1の端末120は、第1のユーザが使用する端末であり、第1の端末120内のアプリケーションプログラムには、第1のユーザアカウントが登録される。
【0020】
サーバクラスタ140は、1台のサーバ、複数台のサーバ、クラウドコンピューティングプラットホーム及び仮想化センターのうちの少なくとも1種を含む。サーバクラスタ140は、仮想ペットをサポートするアプリケーションプログラムにバックグラウンドサービスを提供する。好ましくは、サーバクラスタ140は、主な計算動作を担当し、第1の端末120と第2の端末160は、副次的な計算動作を担当し、或いは、サーバクラスタ140は、副次的な計算動作を担当し、第1の端末120と第2の端末160は、主な計算動作を担当し、或いは、サーバクラスタ140、第1の端末120及び第2の端末160の三者は、分散型計算アーキテクチャを利用して協同計算を行う。
【0021】
好ましくは、サーバクラスタ140は、アクセスサーバ141とバックグラウンドサーバ142を含む。アクセスサーバ141は、第1の端末120及び第2の端末160のアクセスサービスと情報受送信サービスを提供し、かつ有用な情報を端末とバックグラウンドサーバ142の間に転送する。バックグラウンドサーバ142は、アプリケーションプログラムのバックグラウンドサービス、例えば、ゲームロジックサービス、素材提供サービス、仮想ペットの生成サービス、仮想ペットの取引サービス、及び仮想ペットの繁殖サービスのうちの少なくとも1種を提供する。バックグラウンドサーバ142は、1台以上であってよい。バックグラウンドサーバ142が複数台である場合、異なるサービスを提供するバックグラウンドサーバ142は少なくとも2台があり、及び/又は、同じサービスを提供するバックグラウンドサーバ142は少なくとも2台があり、本願の実施例はこれを限定しない。
【0022】
第2の端末160には、仮想ペットをサポートするアプリケーションプログラムがインストールされ実行される。第2の端末160は、第2のユーザが使用する端末である。第1の端末160内のアプリケーションプログラムには、第2のユーザアカウントが登録される。
【0023】
好ましくは、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントは同じ仮想ソーシャルネットワークに存在する。好ましくは、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントは、同じチーム、同じ組織に属してよく、友人関係又は一時的な通信権限を有してよい。好ましくは、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントは、異なるチーム、異なる組織、又は敵対関係を有する2つ団体に属してもよい。
【0024】
好ましくは、第1の端末120と第2の端末160にインストールされるアプリケーションプログラムは同じであり、或いは、2つの端末にインストールされるアプリケーションプログラムは、異なる制御システムプラットフォームの同じタイプのアプリケーションプログラムである。第1の端末120は、複数の端末のうちの1つを広く指してよく、第2の端末160は、複数の端末のうちの1つを広く指してよく、本実施例は、第1の端末120と第2の端末160のみを例として説明する。第1の端末120と第2の端末160の端末タイプは、同じであるか又は異なる。以下、実施例は、第1の端末120及び/又は第2の端末160がスマートフォンであることを例として説明する。
【0025】
当業者が分かっているように、上記端末の数量は、より多いか又はより少なくてよい。例えば、上記端末は1つのみであってもよく、上記端末は数十又は数百であってもよく、より多くてもよい。本願の実施例は、端末の数量と機器タイプを限定しない。
【0026】
幾つかの好ましい実施例では、サーバクラスタ140は、各仮想ペットのキャラクター情報、系譜情報及び取引記録などの情報を記憶する。キャラクター情報は、仮想ペットを一意に識別するキャラクター識別子(例えば、名前)、仮想ペットのペットイメージを表現するイメージパラメータ、及び仮想ペットを表現するプレビュー画像のうちの少なくとも1種を含む。幾つかの好ましい実施例では、図1又は図2に示すように、サーバクラスタ140は、さらに、ブロックチェーンシステム180と通信接続され、サーバクラスタ140は各仮想ペットの情報をブロックチェーンシステム180に記憶する。幾つかの好ましい実施例では、サーバクラスタ140自体は、ブロックチェーンシステム180における1つのノードとしてデータを実行し記憶することができる。
【0027】
以下、本願の方法の実施例を説明する前に、まず、本願に係る関連用語を説明する。
【0028】
仮想ペットとは、アニメーション形態及び/又は動物形態のペットイメージで表されるデジタルペットを指す。該仮想ペットは、2次元デジタルペット又は3次元デジタルペットであり、例えば、仮想ペットは、猫キャラの形態のペットイメージで表される3次元仮想ペットである。好ましくは、一部の仮想ペットのペットイメージは、ランダムに生成され、例えば、初世代の仮想ペットのペットイメージは、ランダムに生成され、一部の仮想ペットのペットイメージは、親仮想ペット及び/又は他の祖先仮想ペットのペットイメージに基づいて遺伝子遺伝規則に従って生成され、例えば、初世代の仮想ペット以外の後代仮想ペットのペットイメージは、遺伝子遺伝規則に従って生成される。好ましくは、各仮想ペットは、ユニークな遺伝子配列を有し、該遺伝子配列は、仮想ペットのペットイメージを決定する生成パラメータを含み、イメージパラメータとも呼ばれる。
【0029】
幾つかの実施例では、各仮想ペットのペット情報は、ブロックチェーンシステムに記憶され、ブロックチェーンシステムにおける複数のノードの合意メカニズムにより記憶され、認証される。ペット情報は、仮想ペットのユニークな遺伝子配列を少なくとも含み、好ましくは、仮想ペットの識別子情報、仮想ペットの親情報、仮想ペットの世代間情報、仮想ペットの系譜情報、仮想ペットの過去取引履歴情報、仮想ペットのイベント履歴情報及び仮想ペットの他の情報のうちの少なくとも1種をさらに含む。各仮想ペットの遺伝子配列がユニークであり、ブロックチェーンシステムに記憶されている情報が真実かつ一意であるため、仮想ペットは、収集属性を有する。同時に、仮想ペットのペット情報がブロックチェーンシステムに記憶されるため、仮想ペットは、第1のアプリケーションプログラムにおいて使用するように設計されたデジタルペットであっても、第2のアプリケーションプログラムに容易に移行されて使用することができる。第1のアプリケーションプログラムと第2のアプリケーションプログラムは、異なるアプリケーションプログラムである。
【0030】
幾つかの実施例では、仮想ペットは、端末で実行されるアプリケーションプログラムにおいて表示されるデジタルペットである。該アプリケーションプログラムは、仮想ペットの捕獲、仮想ペットの生成、仮想ペットの繁殖、仮想ペットの取引、仮想ペットによる戦闘、仮想ペットによる拡張現実(Augmented Reality、AR)対話、仮想ペットによる社交、仮想ペットによるAR教育のうちの少なくとも1つの機能を含む。別の幾つかの実施例では、該アプリケーションプログラムは、ブロックチェーンシステムに基づいて仮想ペットの取得、繁殖及び/又は取引を行うアプリケーションプログラムである。別の幾つかの実施例では、該アプリケーションプログラムは、地理的位置に基づくソーシャルゲームプログラムであり、該ソーシャルゲームプログラムは、仮想ペットによる収集、成長及び/又は戦闘のうちの少なくとも1つの機能を提供する。
【0031】
幾つかの実施例では、遺伝子配列は、仮想ペットの特徴を決定する。上記特徴は、外観的特徴及び/又は内在的特徴を含んでよい。
【0032】
外観的特徴とは、仮想ペットのペットイメージを体現する特徴を指す。好ましくは、仮想ペットは、皮膚、しま模様、耳、髭、紋様、目及び口などの様々な身体部位を含み、各身体部位は、多くの異なる外観的特徴を有することができる。上記外観的特徴は、色、形状、テクスチャなどの可視的特徴を含んでよい。例えば、皮膚の外観的特徴は、白色の皮膚、赤色の皮膚、オレンジ色の皮膚、黄色の皮膚、緑色の皮膚、シアン色の皮膚、青色の皮膚及び紫色の皮膚などの様々な色を含んでよい。また、例えば、耳の外観的特徴は、長い耳、短い耳、巻き耳、折り耳、及び正常耳などの様々な形状を含んでよい。
【0033】
内在的特徴とは、仮想ペットの内在的属性を体現する特徴を指す。例えば、内在的属性は、知力値、攻撃力値、防御力値、霊力値、魔力値、体力値、耐力値、敏捷値、潜在力値、速度値、寿命値などの様々な属性を含んでよい。
【0034】
仮想ペットの遺伝子配列は、仮想ペットのペットイメージを生成する1セットのパラメータ値を含み、イメージパラメータとも呼ばれる。仮想ペットが3D仮想ペットであることを例とすると、各仮想ペットのペットイメージは、複数のタイプの3Dイメージ素材を含み、各タイプの3Dイメージ素材は、異なるキャラクター部位及び/又はテクスチャ階層に対応し、各3Dイメージ素材は、1つの素材識別子に対応し、各タイプの3D素材識別子は、遺伝子配列内のパラメータ値と見なすことができる。例示的には、1つの3D仮想ペットの3D身体モデルが同じであれば、3D仮想ペットのペットイメージは、3D身体モデル、耳モデル、皮膚素材、目素材、鼻素材、口素材、髭素材、身体のしま模様素材、及び胸腹部の紋様素材の少なくとも9種類の3Dイメージ素材(局所的特徴とも呼ばれる)を含む。好ましくは、3D仮想ペットのペットイメージは、尾素材、外部ペンダント素材及び大局的特徴をさらに含んでよい。尾素材は、仮想ペットの尾モデルを決定する特徴であり、例えば、ペットイメージが動物タイプである場合、尾素材は、細長い尾又は太短い尾であり、外部ペンダント素材は、仮想ペットのアクセサリーを決定する特徴であり、アクセサリーは、ナップザック、眼鏡、手持ち道具、ベルト、衣服、帽子、靴及び頭部装飾品のうちの少なくとも1種を含むが、これらに限定されず、大局的特徴は、仮想ペットの身体モデルを覆う一体型イメージ特徴であり、かつ最高の表示優先度を有する。ターゲットイメージパラメータに大局的特徴が含まれる場合、大局的特徴は、局所的特徴をカバーして完全に表示され、即ち、局所的特徴は、隠れて表示されない。例えば、あるペット猫がスーパーマンの大局的特徴を有すると、猫の自分のイメージを表示せず、スーパーマンの外観を有するペットイメージを表示する。
【0035】
それに応じて、遺伝子配列は、大局的特徴パラメータ、皮膚のテクスチャ特徴パラメータ、皮膚の色特徴パラメータ、腹のテクスチャ特徴パラメータ、腹の色特徴パラメータ、目のテクスチャ特徴パラメータ、目の色特徴パラメータ、口のテクスチャ特徴パラメータ、口の色特徴パラメータ、髭のテクスチャ特徴パラメータ、髭の色特徴パラメータ、耳特徴パラメータ、尾特徴パラメータ、ペンダント特徴パラメータのうちの少なくとも1種を含む。遺伝子配列は、順に配列された複数のキーと値のペアで示すことができ、該キーと値のペアは、(遺伝子名,パラメータ値)の形式を用いることができる。例示的な例では、遺伝子配列は、Gene=[(3D身体モデル特徴,デフォルト),(皮膚特徴,つるつる),(腹特徴,紋様1),(口のテクスチャ特徴,小さい八重歯1),(口の色特徴,赤色),(尾特徴,太短い形状)]で示される。
【0036】
遺伝子遺伝規則は、遺伝規則、遺伝的アルゴリズム又は遺伝子遺伝的アルゴリズムとも呼ばれ、実の生物の遺伝法則を模倣して親仮想ペット及び/又は他の祖先仮想ペットのペットイメージを伝達して、子供仮想ペットのペットイメージを生成する規則である。幾つかの実施例では、各仮想ペットがユニークな個性的仮想ペットであることを保証するために、各仮想ペットは、ユニークな遺伝子配列を有する。幾つかの実施例では、該遺伝子遺伝規則は、親仮想ペット及び/又は他の祖先仮想ペットのペットイメージに対して遺伝法則に従って組み換えと重複排除を行った後に、子供仮想ペットの、一意な特徴を有するペットイメージを生成する規則である。重複排除とは、遺伝プロセスにおいて既存の仮想ペットと同じ遺伝子配列が出現すると、該仮想ペットの遺伝子配列を再生成することにより、該仮想ペットの遺伝子の一意性を保証するメカニズムを指す。好ましくは、遺伝子遺伝規則は、実の生物の遺伝規則を模倣するものであるため、繁殖過程において妊娠期間が長く、近親交配が禁止されるなどの制限条件が存在する。
【0037】
本願の実施例では、遺伝関係を有する2つの仮想ペットの間に遺伝遺伝子が存在する。遺伝遺伝子とは、遺伝関係を有する2つの仮想ペットの一方から他方に遺伝される遺伝子を指す。遺伝遺伝子によって決定された特徴は、遺伝的特徴と呼ばれてよい。遺伝関係を有する2つの仮想ペットの間に同じ遺伝的特徴が存在し、即ち、同じイメージ素材特徴が存在する。例えば、遺伝関係を有する2つの仮想ペットは、いずれも黄色の皮膚を有する。また例えば、遺伝関係を有する2つの仮想ペットは、いずれも赤色の皮膚と折り耳を有する。遺伝的特徴の数は1つであってもよく、複数であってもよく、本願の実施例はこれを限定しない。一般的な場合には、遺伝関係を有する2つの仮想ペットの間の世代が近いほど、遺伝的特徴が多く、逆に、遺伝関係を有する2つの仮想ペットの間の世代が遠いほど、遺伝的特徴が少ない。
【0038】
仮想ペットの世代間情報とは、仮想ペットの仮想ペット世界観全体における世代情報を指し、仮想ペットの父親仮想ペットと母親仮想ペットの世代によって決定されるものである。幾つかの実施例では、子供仮想ペットの世代は、父親仮想ペットと母親仮想ペットのうちの最大世代数に1を加算して得られるものであり、例えば、父親仮想ペットが0世代の仮想ペットで、母親仮想ペットが4世代の仮想ペットであれば、子供仮想ペットは、5世代の仮想ペットである。幾つかの実施例では、初世代の仮想ペットの世代が最も低く、例えば、初世代の仮想ペットの世代が0である。非初世代の仮想ペットの世代は、その親仮想ペットの世代によって決定される。親仮想ペットが繁殖した子供仮想ペットの世代は、その親仮想ペットの世代より高い。一例では、同じ世代の親仮想ペットが子供仮想ペット(即ち、次世代の仮想ペット)を繁殖することのみを許可すれば、子供仮想ペットの世代は、親仮想ペットの世代+1に等しい。例えば、親仮想ペットの世代がいずれも1であれば、子供仮想ペットの世代は2であり、また例えば、親仮想ペットの世代がいずれも0であれば、子供仮想ペットの世代は1である。別の例では、同じ世代の親仮想ペットが子供仮想ペット(即ち、次世代の仮想ペット)を繁殖することだけでなく、異なる世代の親仮想ペットが子供仮想ペットを繁殖することを許可すれば、子供仮想ペットの世代は親仮想ペットのうちの、世代がより高い方の世代+1に等しい。例えば、父親仮想ペットの世代が0で、母親仮想ペットの世代が2であれば、子供仮想ペットの世代は3である。また、初世代の仮想ペットは、父親仮想ペットと母親仮想ペットが繁殖したものではなく、仮想ペットシステムが自動的に生成したものである。したがって、初世代の仮想ペットは、父親仮想ペットと母親仮想ペットを有せず、世代が初世代の仮想ペットより高く、かつそれと遺伝関係を有する他の仮想ペットが存在しない。
【0039】
図3を参照すると、本願の一実施例に係る仮想ペットの情報表示方法のフローチャートを示す。該方法は、端末、例えば、上述した第1の端末又は第2の端末に適用可能である。該方法は、以下のステップ301~303を含んでよい。
【0040】
ステップ301では、ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得する。
【0041】
イベント表示命令とは、イベント履歴情報の表示をトリガーするための命令を指す。ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令は、即ち、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報の表示をトリガーするための命令である。
【0042】
本願の実施例では、ターゲット仮想ペットは、アプリケーションプログラムにおけるいずれかの仮想ペットであってよい。ターゲット仮想ペットは、端末のアプリケーションプログラムに登録される現在のユーザアカウントが所有する仮想ペットであってもよく、他のユーザアカウントが所有する仮想ペットであってもよく、如何なるユーザアカウントに属しない仮想ペット、例えば、如何なるユーザアカウントによって捕獲されない仮想ペット、ペットショップ中の如何なるユーザアカウントによって購入されない仮想ペットなどであってもよい。
【0043】
本願の実施例では、イベント表示命令の形式を限定せず、例えば、タッチ操作、音声、ジェスチャーなどの任意の形式の命令であってよい。タッチ操作の形式を例とすると、端末は、ターゲット仮想ペットの詳細インタフェースを表示することができ、該ターゲット仮想ペットの詳細インタフェースは、ターゲット仮想ペットの詳細情報を表示するためのものであり、詳細情報は、名前、世代、属性などのうちの少なくとも1種を含むが、これらに限定されない。
【0044】
一例では、ターゲット仮想ペットの詳細インタフェースにイベント表示コントロールが含まれ、該イベント表示コントロールは、イベント表示命令をトリガーする操作コントロール、例えば、ボタン、スライダーなどの操作コントロールであり、端末は、イベント表示コントロールに対応する操作信号を取得すると、ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得し、上記操作信号は、クリック、押下、フリックなどの操作信号であってよく、本願の実施例はこれを限定しない。
【0045】
別の例では、端末は、ターゲット仮想ペットの詳細インタフェースに対応するフリック操作信号を取得すると、ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得し、上記フリック操作信号の方向は、上向き、下向き、左向き又は右向きのうちのいずれか1つであってよく、フリック操作信号の方向が上向きであることを例とすると、ターゲット仮想ペットの詳細インタフェースをプルアップしてターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を表示する機能を実現することができる。
【0046】
ステップ302では、イベント表示命令に基づいて、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得し、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報がターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、nが正の整数である。
【0047】
本願の実施例では、ターゲット仮想ペットに関連するイベントとは、アプリケーションプログラムが提供する仮想シーンで発生し、かつターゲット仮想ペットが参加するイベントを指す。
【0048】
本願の実施例では、ターゲット仮想ペットに関連するイベントは、餌購入イベント、捕獲イベント、召喚イベント、誕生イベント、交配イベント、繁殖イベント及び取引イベントのうちの少なくとも1種を含むが、これらに限定されない。
【0049】
餌購入イベントとは、仮想ペットを誘い寄せる餌を購入するイベントを指す。本願の実施例では、餌の実現形態を限定せず、例えば、仮想ペット猫の餌は仮想鈴であってよく、仮想ペット犬の餌は仮想骨であってよい。
【0050】
捕獲イベントとは、仮想ペットを捕獲するイベントを指す。仮想ペットは、あるユーザアカウントによって捕獲された後、該ユーザアカウントのナップザックに入る。
【0051】
召喚イベントとは、仮想ペットをナップザックから召喚するイベントを指す。召喚される仮想ペットは、交配、繁殖、戦闘などの他のイベントを実行することができる。
【0052】
誕生イベントとは、仮想ペットが誕生するイベントを指す。本願の実施例では、仮想ペットは、親仮想ペットが遺伝子遺伝規則に従って繁殖したものである。
【0053】
交配イベントとは、仮想ペットが異性の仮想ペットと交配して、後代を繁殖するイベントを指す。本願の実施例では、1匹の父親仮想ペットと1匹の母親仮想ペットは、交配して1匹以上の子供仮想ペットを繁殖することができる。父親仮想ペットと母親仮想ペットは、異なる性別を有し、父親仮想ペットは雄(又は、雄性と呼ばれる)で、母親仮想ペットは雌(又は、雌性と呼ばれる)である。仮想ペットの性別は、ユーザによって指定されてもよく、仮想ペットシステムによって自動的に決定されてもよく、本願の実施例はこれを限定しない。
【0054】
繁殖イベントとは、仮想ペットと異性の仮想ペットが後代を繁殖するイベントを指す。
【0055】
取引イベントとは、異なるユーザアカウント間に仮想ペットを交換するか又は取引するイベントを指す。アプリケーションプログラムは、異なるゲーマーが仮想ペットを交換するか又は取引するために、仮想ペットを取引する機能を提供することができる。仮想ペットの取引は、仮想通貨(例えば、ゲーム内通貨、クーポンなど)を使用してもよく、実の通貨を使用してもよく、本願の実施例はこれを限定しない。
【0056】
当然のことながら、上述した仮想ペットに関連するイベントは、例示的なものに過ぎず、異なる製品において、異なるイベントを設定してよい。
【0057】
ステップ303では、上記n個のイベントの情報を表示する。
【0058】
端末は、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得した後、該イベント履歴情報に含まれる上記n個のイベントの情報を表示する。
【0059】
一例では、端末は、カードの形式で上記n個のイベントの情報を表示する。好ましくは、端末は、n個のイベントのそれぞれに対応するカードを表示する。例示的には、n個のイベントのうちのi番目のイベントに対応するカードには、該i番目のイベントの情報が含まれ、iがn以下の正の整数である。好ましくは、上記カードは、リストの形式で表示される。
【0060】
好ましくは、端末は、ターゲット仮想ペットの詳細インタフェースにおいて、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を表示し、或いは、端末は、ターゲット仮想ペットのイベント履歴インタフェースを表示し、かつターゲット仮想ペットのイベント履歴インタフェースにおいて、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を表示することもできる。
【0061】
i番目のイベントを例とすると、該i番目のイベントの情報は、時間、場所、人物及びコンテンツのうちの少なくとも1つの要素を含んでよい。時間とは、イベントが発生する時間を指し、例えば、xx年xx月xx日xx時xx分であり、該時間は、仮想世界の時間であってもよく、現実の世界の時間であってもよい。場所とは、イベントが発生する場所を指し、例えば、xxx体育館であり、該場所は、アプリケーションプログラムが提供する仮想シーンにおける場所であってもよく、現実の世界における場所であってもよい。人物は、イベントに関連するユーザ、仮想ペット及び仮想物品のうちの少なくとも1種を含み、ユーザとは、アプリケーションプログラムの使用者を指し、アプリケーションプログラムがゲームアプリケーションプログラムである場合、ユーザはゲーマーとも呼ばれる。コンテンツとは、イベントの詳細を指し、異なるイベントに対して、イベントのコンテンツも異なり、例えば、イベントのコンテンツは、購入、召喚、捕獲、誕生、交配、繁殖、取引などを含んでよい。
【0062】
幾つかの実施例では、上記ステップ303は、以下のサブステップ1~3を含む。
【0063】
サブステップ1では、n個のイベントのうちのi番目のイベントに対して、i番目のイベントの属するイベントタイプを取得し、iがn以下の正の整数であり、
好ましくは、イベントタイプは、餌購入イベント、捕獲イベント、召喚イベント、誕生イベント、交配イベント、繁殖イベント及び取引イベントのうちの少なくとも1種を含むが、これらに限定されない。
【0064】
サブステップ2では、イベント表示インタフェースにi番目のイベントの属するイベントタイプに対応するイベントテンプレートを表示し、
各イベントタイプは、それに対応するイベントテンプレートを有する。イベントテンプレートは、イベントの情報の表示フォーマットを規定する。
【0065】
サブステップ3では、i番目のイベントの情報をイベントテンプレートに充填して、i番目のイベントの表示コンテンツを取得する。
【0066】
イベントの情報をイベントテンプレートに充填して表示することにより、同じイベントタイプに属するイベントの情報を同じフォーマットで表示し、より正規化することができ、かつユーザに受けられやすい。
【0067】
例示的には、以下、幾つかのイベントテンプレートを説明する。
【0068】
1、餌購入イベントに対応するイベントテンプレートは、以下のとおりであってよい。
【0069】
(時間)、(ゲーマーの名前)が(場所)で(仮想物品の名前)を購入する。
【0070】
例示的には、2018年1月1日12時59分、狂った大男は、

【数1】
で鈴AZ2361を購入した。
【0071】
2、捕獲イベントに対応するイベントテンプレートは、以下のとおりであってよい。
【0072】
(時間)、(ゲーマーの名前)が(場所)で(仮想ペットの名前)を捕獲する。
【0073】
例示的には、2018年1月3日10時20分、南山封妖師は、浦東空港で招き猫Lcukyを捕獲した。
【0074】
3、召喚イベントに対応するイベントテンプレートは、以下のとおりであってよい。
【0075】
(時間)、(ゲーマーの名前)が(場所)で(仮想ペットの名前)を召喚する。
【0076】
例示的には、2018年1月3日10時25分、南山封妖師は、浦東空港で招き猫Lcukyを召喚した。
【0077】
4、誕生イベントに対応するイベントテンプレートは、以下のとおりであってよい。
【0078】
(時間)、(仮想ペットの名前)が(場所)で誕生する。父親が(ゲーマーの名前)の(仮想ペットの名前)で、母親が(ゲーマーの名前)の(仮想ペットの名前)である。
【0079】
例示的には、2018年2月10日15時02分、奇妙猫123は、中山大学体育館で誕生した。父親が大胡子プープーの太った猫Tonyであり、母親がパワーパフガールズの招き猫Kittyである。
【0080】
5、交配イベントに対応するイベントテンプレートは、以下のとおりであってよい。
【0081】
(時間)、(ゲーマーの名前)の(仮想ペットの名前)と(場所)で繁殖する。
【0082】
例示的には、2018年1月20日10時15分、大胡子プープーの太った猫Tonyと中山大学体育館で繁殖した。
【0083】
6、繁殖イベントに対応するイベントテンプレートは、以下のとおりであってよい。
【0084】
(時間)、(ゲーマーの名前)の(仮想ペットの名前)と(仮想ペットの名前)を産む。
【0085】
例示的には、2018年2月10日15時02分、大胡子プープーの太った猫Tonyと奇妙猫123を産んだ。
【0086】
7、取引イベントに対応するイベントテンプレートは、以下のとおりであってよい。
【0087】
(時間)、(ゲーマーの名前)が(仮想物品の名前)で(ゲーマーの名前)に取引する。
【0088】
例示的には、2018年2月2日8時58分、パワーパフガールズは、2000クーポンで大胡子プープーに取引した。
【0089】
幾つかの実施例では、初世代の仮想ペットに対して、生成イベントに対応するイベントテンプレートは、以下のとおりであってよい。
【0090】
(時間)、ブロックチェーンは、創世猫を生成する。
【0091】
例示的には、2018年1月3日12時30分、ブロックチェーンは、創世猫を生成した。
【0092】
幾つかの実施例では、仮想ペットは、キャンペーンにより取得することができ、その取得イベントに対応するイベントテンプレートは、以下のとおりであってよい。
【0093】
(時間)、(ゲーマーの名前)が予約キャンペーンにより取得する。
【0094】
例示的には、2018年1月3日12時30分、パワーパフガールズは、予約キャンペーンにより取得する。
【0095】
当然のことながら、上述したイベントとイベントテンプレートの間の対応関係は、例示的と説明的なものに過ぎず、実際の製品において、必要に応じて異なるタイプのイベントを設定し、対応するイベントテンプレートを設定することができ、本願の実施例はこれを限定しない。
【0096】
幾つかの実施例では、i番目のイベントの表示コンテンツは、i番目のイベントに関連するユーザアカウントの識別子情報を含む。ユーザアカウントの識別子情報は、ユーザアカウントに対応するアバターであってもよく、ユーザアカウントに対応するユーザ名前であってもよく、ユーザアカウント自体又は他のユーザアカウントを表すことができる情報であってもよい。
【0097】
端末は、i番目のイベントの情報を表示した後、さらに、ユーザアカウントの識別子情報に対応する操作信号を取得し、該操作信号に基づいてユーザアカウントの詳細インタフェースを表示するステップを実行することができる。例えば、ユーザアカウントに対応するアバターをクリックすると、ジャンプして該ユーザアカウントの詳細インタフェースを表示することができる。
【0098】
幾つかの実施例では、i番目のイベントの表示コンテンツは、i番目のイベントに関連する仮想ペットの識別子情報を含む。仮想ペットの識別子情報は、仮想ペットの名前であってもよく、仮想ペットのアイコンであってもよく、他の仮想ペットを表すことができる情報であってもよい。
【0099】
端末は、i番目のイベントの情報を表示した後、さらに、仮想ペットの識別子情報に対応する操作信号を取得し、該操作信号に基づいて仮想ペットの詳細インタフェースを表示するステップを実行することができる。例えば、仮想ペットの名前をクリックすると、ジャンプして該仮想ペットの詳細インタフェースを表示することができる。
【0100】
幾つかの実施例では、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報に含まれるn個のイベントの情報は、n個のイベントの発生時間に基づいてソートされる。例示的には、n個のイベントの発生時間の降順にソートされ、近日発生したイベントは、前に表示される。
【0101】
図4に示すように、仮想ペットのイベント履歴情報を表示するインタフェースを例示的に示す。仮想ペット猫を例とすると、端末には仮想ペット猫Lcukyの詳細インタフェース41が表示される。詳細インタフェース41にイベント表示命令をトリガーする操作コントロールが含まれ、例えば、図4に示す「ニャンコの一生」ボタン42である。ユーザが「ニャンコの一生」ボタン42をクリックすると、端末は、イベント履歴インタフェース43を表示し、該イベント履歴インタフェース43に複数のカード44が含まれ、各カード44には、仮想ペット猫Lcukyに関連するイベントの情報が含まれ、イベントの時間、場所、人物及びコンテンツなどの情報を含む。
【0102】
以上より、本願の実施例に係る技術手段において、ターゲット仮想ペットの、ターゲット仮想ペットに関連する複数のイベントの情報が含まれるイベント履歴情報を取得して、該イベント履歴情報を表示して、仮想ペットのイベント履歴情報の表示機能を実現することにより、表示される仮想ペットの情報コンテンツを拡張することができる。
【0103】
また、関連技術において、一般的には、ユーザアカウントを主体として、ユーザアカウントに関連するイベントの情報を表示するが、本願の実施例では、仮想ペットを主体として、仮想ペットに関連するイベントの情報を表示し、新しいイベント表示ポリシーを提供することにより、製品の機能が豊富である。
【0104】
図5を参照すると、本願の別の実施例に係る仮想ペットの情報表示方法のフローチャートを示す。該方法は、図1に示すシステムアーキテクチャに適用可能である。該方法は、以下のステップ501~507を含んでよい。
【0105】
ステップ501では、端末は、ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得する。
【0106】
ステップ502では、端末は、イベント表示命令に基づいて、ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を生成する。
【0107】
ターゲット仮想ペットの識別子情報は、該ターゲット仮想ペットを一意に指示する。各仮想ペットは、自分の識別子情報を有し、異なる仮想ペットは、異なる識別子情報を有する。仮想ペットの識別子情報は、文字列であってよく、該文字列は、数字、アルファベット、記号のうちの少なくとも1つで構成されてよい。
【0108】
イベント取得要求は、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得することを要求する。
【0109】
ステップ503では、端末は、サーバにイベント取得要求を送信する。
【0110】
ステップ504では、サーバは、ブロックチェーンシステムにイベント取得要求を転送する。
【0111】
サーバは、端末から送信されたイベント取得要求を受信した後、イベント取得要求に含まれるターゲット仮想ペットの識別子情報に基づいて、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得する。本願の実施例では、仮想ペットのイベント履歴情報は、ブロックチェーンシステムに記憶され、サーバは、ブロックチェーンシステムからターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得することができる。
【0112】
ブロックチェーンシステムとは、ブロックチェーン技術(blockchain technology)を利用してデータを記憶するシステムを指す。ブロックチェーン技術は、分散型台帳技術とも呼ばれ、インターネットデータベース技術であり、非中央集権化、オープン性、透明性という特徴を持ち、誰にもデータベースの記録に参加させることができる。ブロックチェーン技術は、データの検証と記憶のためブロックチェーンのデータ構造を利用し、データの生成と更新のため分散ノード合意アルゴリズムを利用し、データ伝送とアクセスの安全確保のため暗号技術を利用し、データのプログラムと操作のため自動スクリプトコードからなるスマートコントラクトを利用する分散型インフラストラクチャー及び計算方式であってよい。ブロックチェーンシステムに記憶されるデータは、高い安定性と信頼性を有し、ブロックチェーンシステムは、改竄不能で信頼できるデータベースである。したがって、従来、アプリケーションプログラムのバックグラウンドサーバを直接利用して仮想ペットのイベント履歴情報を記憶することに比べて、ブロックチェーンシステムを利用して仮想ペットのイベント履歴情報を記憶することは、イベント履歴情報のセキュリティと信頼性の向上に役立つ。
【0113】
ステップ505では、サーバは、ブロックチェーンシステムから送信されたターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信する。
【0114】
ブロックチェーンシステムは、サーバによって転送されたイベント取得要求を受信した後、該イベント取得要求に含まれるターゲット仮想ペットの識別子情報に基づいて、ブロックチェーンシステムに記憶された各仮想ペットのイベント履歴情報から、ターゲット仮想ペットの識別子情報に対応して記憶されたイベント履歴情報を取得して、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報としてサーバに送信する。
【0115】
ブロックチェーンシステムからサーバに対して送信されたターゲット仮想ペットのイベント履歴情報に、ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報が含まれ、nが正の整数である。イベント及びその情報の説明については、上述した実施例を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
【0116】
ステップ506では、サーバは、端末にターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を送信する。
【0117】
ステップ507では、端末は、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を表示する。
【0118】
イベント履歴情報の表示方式については、上述した実施例を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
【0119】
図6を参照すると、仮想ペットのイベント履歴情報を表示するフローチャートを例示的に示す。端末は、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報をプルするようにサーバに要求する。端末のプルに失敗すれば、フローを終了するか又はユーザにエラーを報告する。端末のプルに成功すれば、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を解析し、各イベントの情報から時間、場所、任務及びコンテンツなどの要素を抽出し、かつ各イベントの属するイベントタイプに基づいて、対応するイベントテンプレートを取得し、イベントテンプレートが上、中、下の3部分を含んでよく、上部がイベントに関連するユーザアカウントのアバターを含み、中部がイベントの時間を含み、下部がイベントの詳細を含み、その後に、端末は、イベントの情報をイベントテンプレートに充填して、対応する表示コンテンツを取得して表示する。
【0120】
以上より、本願の実施例に係る技術手段において、さらに、ブロックチェーンシステムによる仮想ペットのイベント履歴情報の記憶により、仮想ペットのイベント履歴情報のセキュリティと信頼性を十分に確保する。
【0121】
上述した図5の実施例では、ブロックチェーンシステムにより仮想ペットのイベント履歴情報を記憶する場合、端末がイベント履歴情報を取得することを要求する方式を説明する。以下、仮想ペットのイベント履歴情報の記憶プロセスを説明する。該記憶プロセスは、以下の1~2のとおりであってよい。
【0122】
1、サーバは、ターゲット仮想ペットに関連するターゲットイベントが発生したと検出する場合、ターゲットイベントの情報を取得し、
ターゲットイベントは、ターゲット仮想ペットに関連するいずれかのイベントであってよく、本願の実施例は、これを限定しない。サーバとブロックチェーンシステムは、ターゲット仮想ペットのライフサイクル全体に亘る全てのイベントを記録してもよく、ターゲット仮想ペットのライフサイクル全体に亘る一部のイベントのみを記憶してもよく、これは、実際の製品の必要に応じて設定すればよく、本願の実施例は、これを限定しない。
【0123】
2、ブロックチェーンシステムにイベント記憶要求を送信する。
【0124】
イベント記憶要求には、ターゲット仮想ペットの識別子情報とターゲットイベントの情報が含まれる。ブロックチェーンシステムは、ターゲット仮想ペットの識別子情報とターゲットイベントの情報を対応して記憶する。好ましくは、ブロックチェーンシステムは、イベント記憶要求を取得した後、ターゲット仮想ペットの識別子情報に基づいて、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が記憶されているか否かを検出し、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が記憶されていれば、ターゲットイベントの情報をターゲット仮想ペットのイベント履歴情報に追加し、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が記憶されていなければ、ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を作成し、その後に、ターゲットイベントの情報をターゲット仮想ペットのイベント履歴情報に追加する。
【0125】
以上より、本願の実施例に係る技術手段において、サーバがブロックチェーンシステムに対して仮想ペットに関連するイベントの情報を主動的に報告し記録することにより、必要がある場合に取得して端末に提供することを実現する。
【0126】
以下、本願の実施例の装置は、本願の実施例の方法を実行することができる。本願の装置の実施例に開示されない詳細について、本願の方法の実施例を参照する。
【0127】
図7を参照すると、本願の一実施例に係る仮想ペットの情報表示装置のブロック図を示す。該装置は、上記端末側の方法の例における機能を実現するものであり、上記機能は、ハードウェアによって実現されてもよく、ハードウェアによって対応するソフトウェアを実行することで実現されてもよい。該装置700は、命令取得モジュール710、情報取得モジュール720及び情報表示モジュール730を含んでよい。
【0128】
命令取得モジュール710は、ターゲット仮想ペットに対応するイベント表示命令を取得する。
【0129】
情報取得モジュール720は、上記イベント表示命令に基づいて、上記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得し、上記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が上記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、上記nが正の整数である。
【0130】
情報表示モジュール730は、上記n個のイベントの情報を表示する。
【0131】
以上より、本願の実施例に係る技術手段において、ターゲット仮想ペットの、ターゲット仮想ペットに関連する複数のイベントの情報が含まれるイベント履歴情報を取得して、該イベント履歴情報を表示して、仮想ペットのイベント履歴情報の表示機能を実現することにより、表示される仮想ペットの情報コンテンツを拡張することができる。
【0132】
図7の実施例を基に提供された1つの好ましい実施例では、上記情報表示モジュール730は、具体的には、さらに、
上記n個のイベントのうちのi番目のイベントに対して、上記i番目のイベントの属するイベントタイプを取得し、上記iがn以下の正の整数であり、
イベント表示インタフェースに上記i番目のイベントの属するイベントタイプに対応するイベントテンプレートを表示し、
上記i番目のイベントの情報を上記イベントテンプレートに充填して、上記i番目のイベントの表示コンテンツを取得する。
【0133】
好ましくは、上記i番目のイベントの表示コンテンツは、上記i番目のイベントに関連するユーザアカウントの識別子情報を含み、
上記情報表示モジュール730は、さらに、
上記ユーザアカウントの識別子情報に対応する操作信号を取得し、
上記操作信号に基づいて、上記ユーザアカウントの詳細インタフェースを表示する。
【0134】
好ましくは、上記イベントタイプは、餌購入イベント、捕獲イベント、召喚イベント、誕生イベント、交配イベント、繁殖イベント及び取引イベントのうちの少なくとも1種を含む。
【0135】
図7の実施例又は上述した好ましい実施例を基に提供された別の好ましい実施例では、上記情報取得モジュール720は、
上記イベント表示命令に基づいて、上記ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を生成し、
サーバに上記イベント取得要求を送信し、上記イベント取得要求が、上記サーバがブロックチェーンシステムから上記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を取得することをトリガーするためのものであり、
上記サーバから送信された上記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信する。
【0136】
図7の実施例又は上述した好ましい実施例を基に提供された別の好ましい実施例では、上記n個のイベントの情報が、上記n個のイベントの発生時間に基づいてソートされる。
【0137】
図8を参照すると、本願の別の実施例に係る仮想ペットの情報表示装置のブロック図を示す。該装置は、上記サーバ側の方法の例における機能を実現するものであり、上記機能は、ハードウェアによって実現されてもよく、ハードウェアによって対応するソフトウェアを実行することで実現されてもよい。該装置800は、要求受信モジュール810、要求転送モジュール820、情報受信モジュール830及び情報送信モジュール840を含んでよい。
【0138】
要求受信モジュール810は、端末から送信された、ターゲット仮想ペットの識別子情報が含まれるイベント取得要求を受信する。
【0139】
要求転送モジュール820は、ブロックチェーンシステムに上記イベント取得要求を転送する。
【0140】
情報受信モジュール830は、上記ブロックチェーンシステムから送信された上記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を受信し、上記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報が上記ターゲット仮想ペットに関連するn個のイベントの情報を含み、上記nが正の整数である。
【0141】
情報送信モジュール840は、上記ターゲット仮想ペットのイベント履歴情報を上記端末に送信して表示させる。
【0142】
以上より、本願の実施例に係る技術手段において、ターゲット仮想ペットの、ターゲット仮想ペットに関連する複数のイベントの情報が含まれるイベント履歴情報を取得して、該イベント履歴情報を表示して、仮想ペットのイベント履歴情報の表示機能を実現することにより、表示される仮想ペットの情報コンテンツを拡張することができる。
【0143】
図8の実施例を基に提供された1つの好ましい実施例では、上記装置800は、イベント取得モジュール及びイベント記憶モジュールをさらに含む。
【0144】
イベント取得モジュールは、上記ターゲット仮想ペットに関連するターゲットイベントが発生したと検出する場合、上記ターゲットイベントの情報を取得する。
【0145】
イベント記憶モジュールは、上記ブロックチェーンシステムにイベント記憶要求を送信し、上記イベント記憶要求に上記ターゲット仮想ペットの識別子情報と上記ターゲットイベントの情報が含まれ、上記ブロックチェーンシステムが上記ターゲット仮想ペットの識別子情報と上記ターゲットイベントの情報を対応して記憶するためのものである。
【0146】
なお、上記実施例に係る装置がその機能を実現する場合について、上記各機能モジュールの分割を例として説明したのみであり、実際の応用において、必要に応じて上記機能を割り当てて異なる機能モジュールにより完了し、つまり、装置の内部構造を異なる機能モジュールに分割して、以上に説明した全て又は一部の機能を完了することができる。また、上記実施例に係る装置と方法の実施例は、同じ構想に属し、それらの具体的な実現プロセスの詳細について、方法の実施例を参照すればよいため、ここでは説明を省略する。
【0147】
図9を参照すると、本願の一実施例に係る端末900の構成ブロック図を示す。該端末900は、携帯電話、ゲーム機、タブレットコンピュータ、マルチメディアプレーヤー及びPC(personal computer、パーソナルコンピュータ)などであってよい。
【0148】
一般的に、端末900は、プロセッサ901及びメモリ902を含む。
【0149】
プロセッサ901は、例えば、4コアプロセッサ、8コアプロセッサなどの1つ以上の処理コアを含んでよい。プロセッサ901は、DSP(Digital Signal Processing、デジタル信号処理)、FPGA(Field Programmable Gate Array、フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLA(Programmable Logic Array、プログラマブルロジックアレイ)のうちの少なくとも1つのハードウェアの形態で実現されてよい。プロセッサ901は、アウェイク状態でのデータを処理するためのプロセッサであり、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)とも呼ばれるホストプロセッサと、スタンバイ状態でのデータを処理するための低消費電力プロセッサであるコプロセッサとを含んでもよい。幾つかの実施例では、プロセッサ901には、ディスプレイに表示されるコンテンツのレンダリング及びプロットを担当するためのGPU(Graphics Processing Unit、画像処理装置)が集積されてよい。幾つかの実施例では、プロセッサ901は、機械学習に関する計算操作を処理するためのAI(Artificial Intelligence、人工知能)プロセッサをさらに含んでもよい。
【0150】
メモリ902は、非一時的であってよい1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。メモリ902は、高速ランダムアクセスメモリ及び1つ以上のディスク記憶装置、フラッシュメモリ記憶装置のような不揮発性メモリをさらに含んでよい。幾つかの実施例では、メモリ902の非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、プロセッサ901によって実行されて本願における方法の実施例に係る方法を実現するための少なくとも1つの命令を記憶する。
【0151】
幾つかの実施例では、端末900は、好ましくは、周辺機器インタフェース903及び少なくとも1つの周辺機器をさらに含む。プロセッサ901と、メモリ902と、周辺機器インタフェース903とは、バス又は信号線を介して接続することができる。各周辺機器は、バス、信号線又は回路基板を介して周辺機器インタフェース903に接続することができる。具体的には、周辺機器は、無線周波数回路904、タッチディスプレイ905、カメラコンポーネント906、オーディオ回路907、測位コンポーネント908及び電源909のうちの少なくとも1種を含む。
【0152】
周辺機器インタフェース903は、I/O(Input/Output、入力/出力)に関する少なくとも1つの周辺機器をプロセッサ901及びメモリ902に接続することができる。幾つかの実施例では、プロセッサ901、メモリ902及び周辺機器インタフェース903は、同一のチップ又は回路基板に集積され、幾つかの別の実施例では、プロセッサ901、メモリ902及び周辺機器インタフェース903のいずれか1つ又は2つは、個別のチップ又は回路基板上で実現されてよく、本実施例は、これを限定しない。
【0153】
無線周波数回路904は、電磁信号とも呼ばれるRF(Radio Frequency、無線周波数)信号を送受信する。無線周波数回路904は、電磁信号により通信ネットワーク及び他の通信装置と通信する。無線周波数回路904は、電気信号を電磁信号に変換して送信するか、又は受信された電磁信号を電気信号に変換する。好ましくは、無線周波数回路904は、アンテナシステム、RFトランシーバ、1つ以上の増幅器、チューナー、発振器、デジタル信号プロセッサ、コーデックチップセット、加入者識別モジュールカードなどを含む。無線周波数回路904は、少なくとも1つの無線通信プロトコルにより他の端末と通信することができる。該無線通信プロトコルは、メトロポリタンエリアネットワーク、各世代の移動通信ネットワーク(2G、3G、4G及び5G)、無線ローカルエリアネットワーク及び/又はWiFi(Wireless Fidelity、ワイヤレスフィディリティー)ネットワークを含むが、これらに限定されない。幾つかの実施例では、無線周波数回路904は、NFC(Near Field Communication、近距離無線通信)に関する回路をさらに含んでよく、本願は、これを限定しない。
【0154】
ディスプレイ905は、UI(User Interface、ユーザインタフェース)を表示する。該UIは、図形、テキスト、アイコン、ビデオ及びそれらの任意の組み合わせを含んでよい。ディスプレイ905がタッチディスプレイである場合、ディスプレイ905は、ディスプレイ905の表面又は表面の上方のタッチ信号を収集する機能をさらに有する。該タッチ信号は、制御信号としてプロセッサ901に入力されて処理されてよい。この場合、ディスプレイ905は、さらに仮想ボタン及び/又は仮想キーボードを提供することができ、ソフトボタン及び/又はソフトキーボードとも呼ばれる。幾つかの実施例では、ディスプレイ905は、1つであってよく、端末900のフロントパネルに設置され、幾つかの別の実施例では、ディスプレイ905は、少なくとも2つであってよく、それぞれ端末900の異なる表面に設置されるか、又は折り畳まれて設置され、幾つかのさらなる実施例では、ディスプレイ905は、フレキシブルディスプレイであってよく、端末900の曲面又は折り畳み面に設置される。また、ディスプレイ905は、非矩形の不規則な図形、即ち、異形スクリーンとすることができる。ディスプレイ905は、LCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)、OLED(Organic Light-Emitting Diode、有機発光ダイオード)などの材質で製造されてよい。
【0155】
カメラコンポーネント906は、画像又はビデオを取得する。好ましくは、カメラコンポーネント906は、フロントカメラ及びリアカメラを含む。一般的に、フロントカメラは、コンピュータ装置のフロントパネルに設置され、リアカメラは、コンピュータ装置の背面に設置される。幾つかの実施例では、リアカメラは、少なくとも2つであり、それぞれ主カメラ、被写界深度カメラ、広角カメラ、望遠カメラのいずれかであることにより、主カメラ及び被写界深度カメラが組み合わせられて背景ぼかし機能を実現し、カメラ及び広角カメラが組み合わせられてパノラマ撮影及びVR(Virtual Reality、仮想現実)撮影機能又は他の組み合わせによる撮影機能を実現する。幾つかの実施例では、カメラコンポーネント906は、フラッシュランプをさらに含んでよい。フラッシュランプは、単一色温度フラッシュランプであってもよく、二重色温度フラッシュランプであってもよい。二重色温度フラッシュランプとは、暖光フラッシュランプと冷光フラッシュランプとの組み合わせであり、異なる色温度での光線補償に用いられてよい。
【0156】
オーディオ回路907は、マイクロフォン及びスピーカを含んでよい。マイクロフォンは、ユーザ及び環境の音波を取得し、音波を電気信号に変換してプロセッサ901に入力して処理するか、又は無線周波数回路904に入力して音声通信を実現する。ステレオ音の収集又はノイズ除去を目的として、マイクロフォンは、複数であってよく、それぞれ端末900の異なる部位に設置される。マイクロフォンは、アレイマイクロフォン又は全方位収集型マイクロフォンであってもよい。スピーカは、プロセッサ901又は無線周波数回路904からの電気信号を音波に変換する。スピーカは、従来のフィルムスピーカであってもよく、圧電セラミックスピーカであってもよい。スピーカが圧電セラミックスピーカである場合、電気信号を人間が聞こえる音波に変換することができるだけでなく、電気信号を人間が聞こえない音波に変換して測距することができるなどの用途を有する。幾つかの実施例では、オーディオ回路907は、イヤホンジャックをさらに含んでよい。
【0157】
測位コンポーネント908は、端末900の現在の地理的位置を測位して、ナビゲーション又はLBS(Location Based Service、位置情報サービス)を実現する。測位コンポーネント908は、米国のGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)、中国の北斗システム、ロシアのグロナスシステム又は欧州連合のガリレオシステムに基づく測位コンポーネントであってよい。
【0158】
電源909は、端末900内の各コンポーネントに電力を供給する。電源909は、交流電源、直流電源、使い捨て電池又は充電式電池であってよい。電源909が充電式電池を含む場合、該充電式電池は、有線充電電池又は無線充電電池であってよい。該充電式電池は、迅速充電技術をサポートしてもよい。
【0159】
幾つかの実施例では、端末900は、1つ以上のセンサ910をさらに含む。該1つ以上のセンサ910は、加速度センサ911、ジャイロセンサ912、圧力センサ913、指紋センサ914、光学センサ915及び近接センサ916を含むが、これらに限定されない。
【0160】
加速度センサ911は、端末900で作成した座標系の3つの座標軸における加速度の大きさを検出することができる。例えば、加速度センサ911は、重力加速度の3つの座標軸における成分を検出することができる。プロセッサ901は、加速度センサ911により収集された重力加速度信号に基づいて、タッチディスプレイ905が横ビュー又は縦ビューでユーザインタフェースを表示するように制御することができる。加速度センサ911は、さらにゲーム又はユーザの運動データを収集することができる。
【0161】
ジャイロセンサ912は、端末900の機体方向及び回転角度を検出することができ、加速度センサ911と協働してユーザの端末900に対する3D動作を収集することができる。プロセッサ901は、ジャイロセンサ912によって収集されたデータに基づいて、動作検出(例えば、ユーザのチルト操作に応じてUIを変更する)、撮影時の画像安定化、ゲーム制御及び慣性航法の機能を実現することができる。
【0162】
圧力センサ913は、端末900のサイドフレーム及び/又はタッチディスプレイ905の下層に設置されてよい。圧力センサ913が端末900のサイドフレームに設置される場合、ユーザの端末900に対する把持信号を検出することができ、プロセッサ901が圧力センサ913によって収集された把持信号に基づいて左手及び右手の認識又はショートカット操作を行う。圧力センサ913がタッチディスプレイ905の下層に設置される場合、プロセッサ901は、ユーザのタッチディスプレイ905に対する押圧操作に応じて、UIインタフェース上の操作可能なコントロールを制御することを実現する。操作可能なコントロールは、ボタンコントロール、スクロールバーコントロール、アイコンコントロール、メニューコントロールのうちの少なくとも1種を含む。
【0163】
指紋センサ914は、ユーザの指紋を収集し、プロセッサ901が、指紋センサ914によって収集された指紋に基づいてユーザのアイデンティティを認識するか、或いは、指紋センサ914が、収集された指紋に基づいてユーザのアイデンティティを認識する。ユーザのアイデンティティが信頼できるアイデンティティであることが認識された場合、プロセッサ901は、スクリーンロック解除、暗号化情報閲覧、ソフトウェアダウンロード、支払い、設定変更などを含む機密操作を実行する権限をユーザに与える。指紋センサ914は、端末900の正面、背面又は側面に設置されてよい。端末900に物理キー又はメーカーのLogoが設置される場合、指紋センサ914は、物理キー又はメーカーのLogoと一体に集積することができる。
【0164】
光学センサ915は、環境光の強度を収集する。一実施例では、プロセッサ901は、光学センサ915によって収集された環境光の強度に応じて、タッチディスプレイ905の表示輝度を制御することができる。具体的には、環境光の強度が高い場合、タッチディスプレイ905の表示輝度を高くし、環境光の強度が低い場合、タッチディスプレイ905の表示輝度を低くする。別の実施例では、プロセッサ901は、光学センサ915によって収集された環境光の強度に応じて、カメラコンポーネント906の撮影パラメータを動的に調整することができる。
【0165】
近接センサ916は、距離センサとも呼ばれ、一般的に、端末900のフロントパネルに設置される。近接センサ916は、ユーザと端末900の正面との間の距離を収集する。一実施例では、近接センサ916がユーザと端末900の正面との距離が徐々に小さくなることを検出した場合、プロセッサ901は、タッチディスプレイ905を画面点灯状態から画面消灯状態に切り替えるように制御し、近接センサ916がユーザと端末900の正面との距離が徐々に大きくなることを検出した場合、プロセッサ901は、タッチディスプレイ905を画面消灯状態から画面点灯状態に切り替えるように制御する。
【0166】
当業者が理解できるように、図9に示す構造は、端末900を限定するものではなく、図に示すものよりも多いか又は少ないコンポーネントを含んでもよく、幾つかのコンポーネントを組み合わせてもよく、異なるコンポーネントの配置を用いてもよい。
【0167】
図10を参照すると、本願の一実施例に係るサーバの構成ブロック図を示す。該サーバは、上述した実施例に係る仮想ペットの情報表示方法を実施することができる。具体的には、上記サーバ1000は、
中央処理装置(CPU)1001と、ランダムアクセスメモリ(RAM)1002及びリードオンリーメモリ(ROM)1003を含むシステムメモリ1004と、システムシステムメモリ1004及び中央処理装置1001を接続するシステムバス1005とを含む。上記サーバ1000は、コンピュータ内の各素子の間の情報伝送を支援する基本入力/出力システム(I/Oシステム)1006と、オペレーティングシステム1013、アプリケーションプログラム1014及び他のプログラムモジュール1015を記憶する大容量記憶装置1007とをさらに含む。
【0168】
上記基本入力/出力システム1006は、情報を表示するディスプレイ1008と、ユーザが情報を入力するためのマウス、キーボードなどの入力装置1009とを含む。ここで、上記ディスプレイ1008と入力装置1009は、いずれもシステムバス1005に接続された入力/出力コントローラー1010により中央処理装置1001に接続される。上記基本入力/出力システム1006は、キーボード、マウス又は電子スタイラスなどの複数の他の装置からの入力を受信し、処理するための入力/出力コントローラー1010をさらに含んでよい。同様に、入力/出力コントローラー1010は、ディスプレイ、プリンター又は他のタイプの出力装置に出力をさらに提供する。
【0169】
上記大容量記憶装置1007は、システムバス1005に接続された大容量記憶コントローラー(未図示)により中央処理装置1001に接続される。上記大容量記憶装置1007及びそれに関連するコンピュータ可読媒体は、サーバ1000に不揮発性ストレージを提供する。つまり、上記大容量記憶装置1007は、ハードディスク又はCD-ROMドライバーのようなコンピュータ可読媒体(未図示)を含んでよい。
【0170】
一般性を失うことなく、上記コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体を含んでよい。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータなどの情報を記憶するための、任意の方法又は技術で実現される揮発性及び不揮発性、取り外し可能及び取り外し不能媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ又は他の固体記憶技術、CD-ROM、DVD又は他の光記憶装置、磁気テープカートリッジ、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置を含む。当然のことながら、当業者は、上記コンピュータ記憶媒体が上述した幾つかの種類のものに限定されないことがわかる。上述したシステムメモリ1004及び大容量記憶装置1007は、メモリと総称されてよい。
【0171】
本願の種々の実施例によれば、上記サーバ1000は、さらにインターネットなどのネットワークを介してネットワークにおける遠隔コンピュータに接続されて動作することができる。つまり、サーバ1000は、上記システムバス1005に接続されたネットワークインタフェースユニット1011によりネットワーク1012に接続することができ、或いは、ネットワークインタフェースユニット1011を用いて他のタイプのネットワーク又は遠隔コンピュータシステム(未図示)に接続することができる。
【0172】
前記メモリは、メモリに記憶され、かつ1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のコンピュータ可読命令をさらに含む。上述した1つ以上のコンピュータ可読命令は、上記仮想ペットの情報表示方法を実行する命令を含む。
【0173】
例示的な実施例では、プロセッサと、少なくとも1つのコンピュータ可読命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶されているメモリとを含むコンピュータ装置を提供する。上記少なくとも1つのコンピュータ可読命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットは、1つ以上のプロセッサによって実行されて、上記仮想ペットの情報表示方法を実現するように構成される。
【0174】
好ましくは、コンピュータ装置は、端末又はサーバである。
【0175】
例示的な実施例では、さらに、コンピュータ装置のプロセッサによって実行されると上記仮想ペットの情報表示方法を実現する少なくとも1つのコンピュータ可読命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0176】
好ましくは、上記コンピュータ可読記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク及び光データ記憶装置などであってよい。
【0177】
例示的な実施例では、実行されると、上記仮想ペットの情報表示方法を実現するコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
【0178】
なお、本明細書で言及される「複数」とは、2つ以上を意味することを理解されたい。「及び/又は」は、関連対象の関連関係を記述し、3種類の関係が存在できることを示し、例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在し、AとBが同時に存在し、Bが単独に存在するという3つの場合を示す。文字「/」は、一般的に、前後の関連対象が「又は」の関係であることを示す。
【0179】
以上の記載は、本願の例示的な実施例に過ぎず、本願を限定するものではなく、本願の構想及び原則内に行われた全ての修正、等価置換及び改善などは、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0180】
100 コンピュータシステム
140 サーバクラスタ
141 アクセスサーバ
142 バックグラウンドサーバ
180 ブロックチェーンシステム
710 命令取得モジュール
720 情報取得モジュール
730 情報表示モジュール
810 要求受信モジュール
820 要求転送モジュール
830 情報受信モジュール
840 情報送信モジュール
901 プロセッサ
902 メモリ
903 周辺機器インタフェース
904 無線周波数回路
905 タッチディスプレイ
906 カメラコンポーネント
907 オーディオ回路
908 測位コンポーネント
909 電源
910 センサ
911 加速度センサ
912 ジャイロセンサ
913 圧力センサ
914 指紋センサ
915 光学センサ
916 近接センサ
1001 中央処理装置
1002 ランダムアクセスメモリ
1003 リードオンリーメモリ
1004 システムメモリ
1005 システムバス
1007 大容量記憶装置
1008 ディスプレイ
1009 入力装置
1010 入力/出力コントローラー
1011 ネットワークインタフェースユニット
1012 ネットワーク
1013 オペレーティングシステム
1014 アプリケーションプログラム
1015 他のプログラムモジュール
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10