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特許7238545アルミニウム合金及び鋳造部品の製造方法
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  • 特許-アルミニウム合金及び鋳造部品の製造方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-06
(45)【発行日】2023-03-14
(54)【発明の名称】アルミニウム合金及び鋳造部品の製造方法
(51)【国際特許分類】
   C22C 21/06 20060101AFI20230307BHJP
   C22F 1/047 20060101ALI20230307BHJP
   C22F 1/00 20060101ALN20230307BHJP
【FI】
C22C21/06
C22F1/047
C22F1/00 604
C22F1/00 611
C22F1/00 640A
C22F1/00 651B
C22F1/00 681
C22F1/00 682
C22F1/00 691B
C22F1/00 691C
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2019067908
(22)【出願日】2019-03-29
(65)【公開番号】P2020164944
(43)【公開日】2020-10-08
【審査請求日】2021-11-18
(73)【特許権者】
【識別番号】000000011
【氏名又は名称】株式会社アイシン
(74)【代理人】
【識別番号】110001818
【氏名又は名称】弁理士法人R&C
(72)【発明者】
【氏名】豊田 充潤
【審査官】鈴木 毅
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-107492(JP,A)
【文献】特表2005-513260(JP,A)
【文献】特開2002-129271(JP,A)
【文献】特開昭63-042345(JP,A)
【文献】特開2005-226161(JP,A)
【文献】特開2012-197510(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0186297(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C22C 21/00 - 21/18
C22F 1/04 - 1/057
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
1~3重量%のSiと、4~6重量%のMgと、1.1重量%以下のFeと、1.1重量%以下のMnと、0.1~0.2重量%のTiと、0.001~0.005重量%のBeと、0.05~0.15重量%のCuと、を含有し、残部がAl及び不可避的不純物である、アルミニウム合金。
【請求項2】
Mnの含有量がFeの含有量よりも多い、請求項に記載のアルミニウム合金。
【請求項3】
Si、Mg、Fe、Mn、Ti、Be、Cu、及びAlを、Siが1~3重量%、Mgが4~6重量%、Feが1.1重量%以下、Mnが1.1重量%以下、Tiが0.1~0.2重量%、Beが0.001~0.005重量%、Cuが0.05~0.15重量%、残部がAl及び不可避的不純物となるように容器内に投入して加熱し、溶湯を得る工程と、
前記溶湯を鋳型に流し込んで鋳造し、鋳物を得る工程と、
を含む、鋳造部品の製造方法。
【請求項4】
前記鋳物を3~7時間、160~200℃に維持する工程をさらに含む、請求項3に記載の鋳造部品の製造方法
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルミニウム合金及びそれを用いて形成された鋳造部品に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば自動車等の機械分野において、各種部品の軽量化等の目的でアルミニウム合金が用いられている。例えば特開2015-107492号公報(特許文献1)には、所定組成のアルミニウム合金の溶湯を鋳造用金型に流し込んで形成された鋳造部品が開示されている。このアルミニウム合金は、1~3重量%のSiと、4~6重量%のMgと、1重量%以下のFeと、1重量%以下のMnと、0.1~0.2重量%のTi及び0.0015~0.003重量%のBeの少なくとも一方と、0.5重量%以下のCuとを含有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2015-107492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、アルミニウム合金中のCuの含有量に関して、その上限値を設けることの技術的意義は明らかにはされておらず、加えて、「0.5重量%以下とする」ことしか開示されていない。しかし、本発明者らの検討によれば、Cuの含有量が特許文献1で規定されているような0.5重量%以下であっても、そのアルミニウム合金を用いて鋳造部品を形成した際に、十分な耐食性が得られない場合があることが明らかになった。また、鋳造部品を得るにあたっては、一般的な要求事項として、熱処理時間はできるだけ短く済むことが好ましい。
【0005】
耐食性の向上と熱処理時間の短縮とを両立し得るアルミニウム合金の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るアルミニウム合金は、
1~3重量%のSiと、4~6重量%のMgと、1.1重量%以下のFeと、1.1重量%以下のMnと、0.1~0.2重量%のTiと、0.001~0.005重量%のBeと、0.05~0.15重量%のCuと、を含有し、残部がAl及び不可避的不純物である。
【0007】
本発明者らの検討によれば、アルミニウム合金中に0.05重量%以上のCuを含有させることで、そのアルミニウム合金を用いて鋳造部品を形成する際のピーク時効までの時間を短縮できることが明らかになった。また、本発明者らの検討によれば、Cuの含有量を次第に増加させていって0.15重量%を超えると、そのアルミニウム合金から得られる鋳造部品の耐食性が悪化することが明らかになった。すなわち、Cuの含有量を0.15重量%以下に抑えることで、鋳造部品の耐食性を向上できることが明らかになった。以上より、1~3重量%のSiと、4~6重量%のMgと、1.1重量%以下のFeと、1.1重量%以下のMnと、0.1~0.2重量%のTiと、0.001~0.005重量%のBeと、Cuとを含有し、残部がAl及び不可避的不純物であるアルミニウム合金において、Cuの含有量を0.05~0.15重量%とすることで、耐食性の向上と熱処理時間の短縮とを両立することが可能となる。
【0008】
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】熱処理時間と硬さとの関係を示すグラフ
図2】試験例1のアルミニウム合金から得られる鋳造部品の断面写真
図3】試験例2のアルミニウム合金から得られる鋳造部品の断面写真
図4】試験例3のアルミニウム合金から得られる鋳造部品の断面写真
図5】Cu含有量と腐食性との関係を示すグラフ
図6】バルブボディを示す模式図
【発明を実施するための形態】
【0010】
アルミニウム合金の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0011】
なお、以下の説明においては、特に明記しない限り、2つの数値(下限値・上限値)を“~”で結んで示す数値範囲は、「(下限値)以上(上限値)以下」の範囲を示すものとする。また、特に明記しない限り、「%」は「重量%」を示すものとする。例えば「0.05~0.15%」は、「0.05重量%以上0.15重量%以下」を表す。
【0012】
本実施形態のアルミニウム合金は、Si(ケイ素)と、Mg(マグネシウム)と、Fe(鉄)と、Mn(マンガン)と、Ti(チタン)と、Be(ベリリウム)と、Cu(銅)とを含有する。これらの成分を除いた残部は、Al(アルミニウム)であり、微量の不可避的不純物が含まれていても良い。
【0013】
アルミニウム合金は、1~3%のSiと4~6%のMgとを含有する。SiとMgとを含んだアルミニウム合金は、α―Al相とMgSi相の共晶を形成するため、これらの共晶を形成することで湯流れ性、耐凝固割れ性、及び引け性等の鋳造性に優れたものとしている。SiはMgとMgSi相を形成することから、Siは後述するMgの含有量に応じて適切に配合される。
【0014】
アルミニウム合金は、Mg含有量が4%未満であるとMgSiがあまり晶出せず共晶の微細化が限定的となる。一方、Mg含有量が6%超となると、その酸化物が合金中に残留する可能性が高くなって酸化物が鋳造性を阻害し、或いは、鋳造後の形状加工(例えば切削等)において工具を損傷させる恐れが生じる。Mg含有量を4~6%とすることで、加工時に不都合を生じさせることなく、共晶を微細化することができる。SiとMgとの含有量の比は、特に限定されないが、例えばSi:Mg=1:2~1:3程度が好ましく、Si:Mg=2:5がより好ましい。
【0015】
アルミニウム合金は、1.1%以下のFeを含有する。また、アルミニウム合金は、1.1%以下のMnを含有する。Fe及びMnは、溶湯を鋳型に流し込んで鋳造する際の焼き付きを防止するために含有されている。FeとMnとの含有量の比は、特に限定されないが、Mnの含有量がFeの含有量よりも多いことが好ましく、Mnの含有量がFeの含有量の2倍以上であることがより好ましい。また、Fe及びMn量が多くなると、初晶Al15(Fe,Mn)Si相が初晶として晶出する。初晶はα―Alが靭性確保のため都合が良いため、初晶Al15(Fe,Mn)Si相は晶出させるべきではない。そのため、Mn含有量を低く抑えることが望ましい。しかし、Mnは焼き付きを防止する元素でもあるため、ある一定量が必要となる。よって、Mnの含有量は0.6%程度であることが好ましく、総合的に考えると、Fe含有量は0.25%未満であることが好ましい。
【0016】
アルミニウム合金は、Tiを含有する。Tiは初晶α―Al相を微細化するために含有されている。初晶α―Al相の微細化効果を効率良く得るには、Ti含有量は0.1~0.2%が適当とされる。
【0017】
アルミニウム合金は、Beを含有する。Beは犠牲酸化元素として,0.001~0.005%程度添加することが必要である.Beは0.003%程度が望ましい。また、溶湯状態において、例えば1時間毎に,少量のAl-2.5%Be母合金を添加することが望ましい。Beには共晶の微細化効果も期待される。
【0018】
アルミニウム合金は、0.05~0.15%のCuを含有する。Cuは、機械的性質を向上させるために含有されている。Cu含有量が0.05%未満であるとピーク時効までの時間が大幅に長くなり、Cu含有量が0.15%超となると、CuとAlとの大きな電位差に起因して、得られる鋳造部品の耐食性が悪化する。Cu含有量を0.05~0.15%とすることで、耐食性の向上と熱処理時間の短縮とを両立することができる。
【0019】
不可避的不純物は、原料中に含まれる不純物や製造時に混入する不純物等であって、技術的又はコスト的な理由(例えば、除去することが技術的に不可能、又は、除去することに著しく過大な経済的支出や時間を要する等の理由)により、除去することが困難な成分である。不可避的不純物としては、例えばCr(クロム)、Ni(ニッケル)、Zn(亜鉛)、及びP(リン)が例示される。これらは、鋳造性に好ましくない影響を与える可能性があるため、低含有量に規制されていることが好ましい。特に、Pに関しては、その含有量は0.001%以下に抑えられていることが好ましい。P含有量を0.001%以下とすることで、結晶を微細化することができる。
【0020】
本実施形態のアルミニウム合金は、例えば、グラファイト製、ハイアルミナ製(例えばAlを90%以上含有し、アルミナセメントをバインダとして用いたもの)、石英製、陶磁製、又は金属製等のるつぼに各成分元素の原料(例えば高純度のインゴット又は他の合金)を投入し、るつぼ内で原料を溶解することによって得ることができる。また、上述したアルミニウム合金を用いて製造される鋳物(鋳造部品)は、上記のようにして溶解させたアルミニウム合金(溶湯)を、例えば砂型や金型等の鋳型に流し込んで凝固させることによって得ることができる。
【0021】
得られた鋳物(鋳造部品)は、熱処理を施さなくても十分な耐力が発揮されるが、鋳物に生じる永久成長の防止のために熱処理を施されることが好ましい。この熱処理は、160~200℃の温度で3~7時間維持することによって実施することができる。
【0022】
以下、本実施形態のアルミニウム合金について、複数の試験例の結果を示しつつより詳細に説明する。
【0023】
下記の表1に示す各組成の材料を無塗装の黒鉛るつぼ内において720℃で加熱して溶解させ、鋳造用の溶湯を用意した。酸化抑止のため、大気式よりもArガスやNガスによる不活性元素による置換式が好ましい。150℃に予熱した鋳型に700℃の溶湯を注入し、5分後に鋳型から鋳物を取り出して自然放冷した。その後、大気式電気炉で熱処理を行った。10分間かけて常温から180℃まで昇温させ、所定時間(5時間~20時間)、180℃に維持させた。耐食性の確認は、塩水噴霧試験機を用いて常温にて4%NaCl水溶液を72時間噴霧し、脱錆後に腐食減量を求めることにより行った。引張試験は、鋳型の底面から10mmの位置から採取した試験片をJIS14A号に規定される比例試験片形状に加工し、ロードセルの速度を0.1mm/minとして最終破断まで行った。
【0024】
【表1】
【0025】
図1に、試験例1及び試験例2の各試験片についての熱処理時間と硬さとの関係を示す。この図に示されるグラフ(熱処理時間と硬さとの関係を示すグラフ)から、Cuを0.1%含有させた試験例2の試験片は、Cuを実質的に含有しない試験例1の試験片に比べて、ピーク時効までの時間が大幅に短くなっていることが分かる。
【0026】
図2図4に、試験例1~試験例3の各試験片の断面の電子顕微鏡写真を示す。図2に示すように、Cuを実質的に含有しない試験例1では、当然ながら、腐食の原因となるAlCuの析出は見られない。図3に示すように、Cu含有量を0.1%とした試験例2の試験片でも、AlCuの析出は見られなかった。一方、図4に示すように、Cu含有量を0.2%まで増加させた試験例3の試験片では、いくつかのAlCuが析出していることが確認された。
【0027】
Cu含有量が腐食性(耐食性)に与える影響をより詳細に検証するため、下記の表2に示す各組成の材料を用いて、さらに試験を行った。
【0028】
【表2】
【0029】
図5に、Cu含有量と腐食性との関係を示す。なお、縦軸は腐食減量であり、この値が小さいほど耐食性が高いことを示す。この図に示されるグラフ(Cu含有量と腐食性との関係を示すグラフ)から、少なくともCu含有量が0.2%未満では耐食性が維持されており、Cu含有量が0.2%程度でやや耐食性が悪化し始め、少なくともCu含有量が0.5%以上で耐食性が大幅に悪化していることが分かる。
【0030】
このことは、先の図1の結果及び図2図4の結果とも合わせて、Cuを0.1%含有させることで、耐食性の向上と熱処理時間の短縮とが両立し得ることを実証している。ここで、Cuを含有することによる熱処理時間の短縮効果は、図1のグラフの横軸が対数目盛であることを考慮すれば、Cu含有量が0.05%であっても十分に達成されることが理解できる(試験例4の結果も参照)。また、Cu含有量が0.2%では、AlCuが析出し始めるものの(図4を参照)、耐食性が悪化するとまでは言い切れない程度である(図5を参照)。このことは、Cu含有量0.2%付近に臨界点が存在し、その臨界点の前後で急激に耐食性が悪化する可能性が高いことを示唆している。
【0031】
逆に言えば、上記の各試験の結果は、本実施形態のアルミニウム合金は0.05~0.15%のCuを含有することで耐食性の向上と熱処理時間の短縮とを両立するという、公知技術からは予測し得ない質的に顕著な効果を奏することを示唆していると言える。
【0032】
本実施形態のアルミニウム合金は、例えば輸送機器(自動車・船舶・鉄道車両・飛行機等)、産業機器(設備機器・生産ラインシステム等)、又は民生機器(家電製品・電子機器・通信機器等)等の用途に利用することができる。より具体的な用途の一例としては、例えばエンジン用構造部材(シリンダブロック・シリンダヘッド等)やケース部材(トランスミッションケース・ポンプボディ(図6を参照)・ポンプカバー・バルブボディ等)等の自動車関連部品が例示される。
【0033】
〔実施形態の概要〕
以上をまとめると、本開示に係るアルミニウム合金は、好適には、以下の各構成を備える。
【0034】
アルミニウム合金であって、
1~3重量%のSiと、4~6重量%のMgと、1.1重量%以下のFeと、1.1重量%以下のMnと、0.1~0.2重量%のTiと、0.001~0.005重量%のBeと、0.05~0.15重量%のCuと、を含有し、残部がAl及び不可避的不純物である。
【0035】
本発明者らの検討によれば、アルミニウム合金中に0.05重量%以上のCuを含有させることで、そのアルミニウム合金を用いて鋳造部品を形成する際のピーク時効までの時間を短縮できることが明らかになった。また、本発明者らの検討によれば、Cuの含有量を次第に増加させていって0.15重量%を超えると、そのアルミニウム合金から得られる鋳造部品の耐食性が悪化することが明らかになった。すなわち、Cuの含有量を0.15重量%以下に抑えることで、鋳造部品の耐食性を向上できることが明らかになった。以上より、1~3重量%のSiと、4~6重量%のMgと、1.1重量%以下のFeと、1.1重量%以下のMnと、0.1~0.2重量%のTiと、0.001~0.005重量%のBeと、Cuとを含有し、残部がAl及び不可避的不純物であるアルミニウム合金において、Cuの含有量を0.05~0.15重量%とすることで、耐食性の向上と熱処理時間の短縮とを両立することが可能となる。
【0036】
一態様として、
前記不可避的不純物の一種としてPを含有する場合における当該Pの含有量が0.0010重量%以下であることが好ましい。
【0037】
この構成によれば、アルミニウム合金の結晶を良好に微細化することができる。
【0038】
一態様として、
Mnの含有量がFeの含有量よりも多いことが好ましい。
【0039】
この構成によれば、アルミニウム合金の溶湯を鋳型に流し込んで鋳造する際の焼き付きを良好に防止することができる。
【0040】
また、本開示に係る鋳造部品は、好適には、以下の構成を備える。
【0041】
上述した各構成のアルミニウム合金を用いて形成された、鋳造部品であって、
溶湯を鋳型に流し込んで鋳造した後、得られた鋳物を3~7時間、160~200℃に維持して得られる。
【0042】
この構成によれば、上述したアルミニウム合金を用い、ピーク時効までの時間が短いという特性を活かして、3~7時間という比較的短時間の熱処理で、耐食性に優れた鋳造部品を効率良く得ることができる。
【0043】
本開示に係るアルミニウム合金及び鋳造部品は、上述した各効果のうち、少なくとも1つを奏することができれば良い。
図1
図2
図3
図4
図5
図6