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特許7239246アンドロゲン受容体調節因子及びグルココルチコイド受容体調節因子としての新規アナログ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-06
(45)【発行日】2023-03-14
(54)【発明の名称】アンドロゲン受容体調節因子及びグルココルチコイド受容体調節因子としての新規アナログ
(51)【国際特許分類】
   C07D 409/04 20060101AFI20230307BHJP
   A61K 31/4436 20060101ALI20230307BHJP
   A61K 31/496 20060101ALI20230307BHJP
   C07D 409/14 20060101ALI20230307BHJP
   C07D 495/04 20060101ALI20230307BHJP
   A61K 31/444 20060101ALI20230307BHJP
   A61K 45/00 20060101ALI20230307BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20230307BHJP
   A61K 39/395 20060101ALI20230307BHJP
   A61P 35/00 20060101ALI20230307BHJP
   A61P 35/04 20060101ALI20230307BHJP
   A61P 13/08 20060101ALI20230307BHJP
   A61P 21/00 20060101ALI20230307BHJP
   A61P 15/00 20060101ALI20230307BHJP
   A61P 17/14 20060101ALI20230307BHJP
   A61P 17/00 20060101ALI20230307BHJP
   A61P 3/04 20060101ALI20230307BHJP
   A61P 25/32 20060101ALI20230307BHJP
   C07D 497/04 20060101ALI20230307BHJP
【FI】
C07D409/04 CSP
A61K31/4436
A61K31/496
C07D409/14
C07D495/04 105A
A61K31/444
A61K45/00
A61P43/00 121
A61P43/00 111
A61K39/395 N
A61P35/00
A61P35/04
A61P13/08
A61P21/00
A61P15/00
A61P17/14
A61P17/00
A61P3/04
A61P25/32
C07D497/04
【請求項の数】 20
(21)【出願番号】P 2020524345
(86)(22)【出願日】2018-11-06
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-01-21
(86)【国際出願番号】 EP2018080367
(87)【国際公開番号】W WO2019086720
(87)【国際公開日】2019-05-09
【審査請求日】2021-11-05
(31)【優先権主張番号】17382741.1
(32)【優先日】2017-11-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】519427756
【氏名又は名称】オンコステラ、ソシエダッド、リミターダ
【氏名又は名称原語表記】ONCOSTELLAE,S.L.
(74)【代理人】
【識別番号】100107342
【弁理士】
【氏名又は名称】横田 修孝
(74)【代理人】
【識別番号】100155631
【弁理士】
【氏名又は名称】榎 保孝
(74)【代理人】
【識別番号】100137497
【弁理士】
【氏名又は名称】大森 未知子
(74)【代理人】
【識別番号】100207907
【弁理士】
【氏名又は名称】赤羽 桃子
(72)【発明者】
【氏名】グイド、クルツ
(72)【発明者】
【氏名】フアン、カマチョ、ゴメス
【審査官】神野 将志
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2017/059401(WO,A2)
【文献】特開昭62-045586(JP,A)
【文献】特開平07-033774(JP,A)
【文献】特表2008-523108(JP,A)
【文献】特表2010-513231(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D
A61K
A61P
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の一般式(I):
【化1】
(式中、
- Rは、
a)-COR
b)-COOR
c)-CN、
d)-C(O)NH、から選択される基であり、
- Rは、
a)直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルは-N(R)R及び-OR、ハロゲン原子、C-Cシクロアルキル及びアルキニル基から選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
b)C-Cシクロアルキル、から選択される基であり、
- Rは、
a)-COOR
b)-COR
c)-C(O)N(R)R
d)-CN、
e)-S(O)(nは1から2の整数)、から選択される基であり、
- R及びRは、
a)直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはA若しくはBから選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されていてもよい)、
b)A基、
c)水素原子、から独立に選択されるか、
又は
- R及びRは、それらが結合している窒素原子とともに、O及びNから選択される1個のヘテロ原子を含んでいてもよい、5から6員の複素環を形成するものであり、前記複素環は直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルから独立に選択される1若しくは2の基で置換されていてもよく、
- Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはハロゲン原子、-N(R)R及び-ORから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)であり、
- Rは、
a)A基、
b)直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはA若しくはBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
c)-N(R)R
d)-CN、
e)-CO-H、
f)-CO-Me、及び
g)-CO-OMe
から選択される基であり、
- X及びXは、C-B、N及びC-Hから独立に選択され、
- X、X及びXは、C-B及びC-Hから独立に選択され、
- Aは、
a)C-Cシクロアルキル(前記シクロアルキルの環は=O及びBから選択される1個、2個、3個又は4個の置換基で置換されていてもよい)、
b)O、S及びNから選択される1個、2個又は3個のヘテロ原子を含む3から6員の飽和へテロシクリル環であり(前記環は=O及びBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
c)フェニル基又は5から6員のヘテロアリール基(前記フェニル基又は前記ヘテロアリール基のいずれか一方はBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、から選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、-CF基、5から6員のヘテロアリール、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R及び-S(O)から独立に選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R、-S(O)、及びアルキニル基から独立に選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R、-S(O)から独立に選択され、
各R及びRは、
- 水素原子、
- 直鎖又は分枝のC-C12アルキル、C-Cシクロアルキル、及びC-Cヘテロシクロアルキル(前記アルキル、前記シクロアルキル、前記ヘテロシクロアルキルは、=O(オキソ)、ハロゲン原子、ヒドロキシ、フェニル、C-Cシクロアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルカルボニルから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
- フェニル基又は5から6員のヘテロアリール基(前記フェニル基、前記ヘテロアリール基はハロゲン原子、シアノ基、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cハロアルキル、ヒドロキシ、直鎖若しくは分枝のC-Cアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノから選択される1個、2個、又は3個の置換基で置換されていてもよい);
- R及びRは、それらが結合している窒素原子とともに、O、N及びSから選択されるさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい、3から8員の環を形成するものである(前記環は、=O(オキソ)、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cハロアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルカルボニルから選択される1、2又は3個の置換基で置換されていてもよい)、を独立に表し;
- ただし、Rが-COORであり、Rが-COORである場合は、Rはメチル基ではない)
の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
、X、X、及びXは、C-H又はC-Bを表す(式中、Bはハロゲン原子を表す)、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項3】
は、C-B及びNから選択される基である、請求項2に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項4】
は、-CN基及びハロゲン原子から選択される、請求項3に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項5】
は、-COR、-COOR及び-CN基から選択される基である、請求項2~4のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項6】
は、
- C-Cアルキル(前記アルキルの末端のメチルは、置換されていない又は3個のフッ素原子(-CF)で置換されている)、
- C-Cアルキル(前記アルキルは任意の位置においてアルキニル基で置換されていてもよい)、及び
- C-Cシクロアルキル、から選択される、請求項5に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項7】
は、-COORを表す、請求項2~6のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項8】
は、
- 直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはフッ素原子及び1個、2個若しくは3個のフッ素原子で置換されていてもよいC-Cシクロアルキルから選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で置換されていてもよい)、又は
- A基(前記A基はフッ素原子及びC-Cアルキル基からなる群から選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されていてもよいC-Cシクロアルキルを表す)、を独立に表す、請求項7に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項9】
は、直鎖又は分枝のC-Cアルキルである(前記基は、1個、2個、又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい)、請求項2~8のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項10】
は、
- -N(R)R(式中、R及びRは水素原子及び直鎖又は分枝のC-Cアルキルから独立に選択される)、
- A基(前記A基はC-Cシクロアルキルを表す)、
- 直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルは1個、2個若しくは3個のフッ素原子若しくは1個の水酸基から選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、から選択される基である、請求項2~9のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項11】
、X、X及びXは-CHを表し、XはC-B(式中、Bは、-CN基又は臭素原子を表す)を表し、Rは、-C(O)CH、-C(O)OCH、-C(O)OCH-アルキニル、及びCNから選択される基であり、Rは、-C(O)O-直鎖又は分枝のC-Cアルキル基(前記アルキル基は1個、2個又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい)及びC(O)OCH-シクロプロピル(前記シクロプロピルは1個、2個、又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい)から選択される基であり、Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキルであり、かつ、Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、C-Cシクロアルキル及び-NHから選択される基である、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項12】
、X、X及びXは-CHを表し、XはC-B(式中、Bは-CN基を表す)を表し、Rは、-C(O)CH、-C(O)OCHから選択される基であり、Rは、-C(O)OCH-シクロプロピル(前記シクロプロピルは1個、2個、又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい)及び-C(O)OCH-CFから選択される基であり、Rは、メチルであり、かつ、Rは、シクロプロピル及び-NHから選択される基である、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項13】
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート(エナンチオマー1)、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート(エナンチオマー2)、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-ベンゾイル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-ニコチノイル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロ-[2,3’-ビピリジン]-3-カルボキシレート、
2,2,2-トリフルオロエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボン酸、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-N,N-ジエチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(モルホリン-4-カルボニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
2-メトキシエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-アセトアミドプロピル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート、
2-モルホリノエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ジメチルアミノ)エチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-アセトアミドエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(メトキシメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((ジメチルアミノ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-メトキシベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-2-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(モルホリノ-メチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ビス(モルホリノメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
2-ヒドロキシエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)アゼチジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-N-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(2-メトキシ-2-オキソエチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(2-メチルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(2-メトキシエチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((ベンジルオキシ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(フェノキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
フェネチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-ベンジル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(2-フェニルアセチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(2-メトキシアセチル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-(メトキシメチル)-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(フルオロメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-メチルピペリジン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジメチルシクロヘキシル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロブチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-ベンジル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1-(5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)-2-フェニルエタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(2-メチル-5-(ピペリジン-1-カルボニル)-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
4-(((5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボニル)オキシ)メチル)安息香酸、
ベンジル 5-アセチル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-(シクロプロピルカルバモイル)ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(3-フルオロピリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリミジン-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(5-ブロモピリジン-3-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-シアノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-シアノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(6-クロロピリジン-3-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-モルホリノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジメチルシクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(2-クロロピリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジフルオロシクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-N-ベンジル-N,2,6-トリメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
オキセタン-3-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
イソプロピル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(2,2,2-トリフルオロアセチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
シクロペンチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジフルオロシクロヘキシル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アセトアミド-5-アセチル-4-(5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(4-フルオロベンジル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-シクロペンチル5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(6-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-フルオロベンジル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(シクロブチルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-((3,3-ジフルオロシクロブチル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2-アミノ-5-カルバモイル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-シクロプロピル 3-(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-4-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-イソプロピル 5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-((2,2-ジフルオロ-3,3-ジメチルシクロプロピル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-メチル 3-ネオペンチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノチエノ[3,2-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ビス(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-(プロパ-2-イン-1-イル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(5,7-ジシアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-(ブタ-2-イン-1-イル)3-(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-メチル 3-(2,2,2-トリフルオロエチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-(2,2,2-トリフルオロエチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(6-クロロ-7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-6-(トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-メチル 3-プロパ-2-イン-1-イル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(6-ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(6-メトキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-6-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボニトリル、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-メチル-6-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(6-ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(4-(6-メトキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(5-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-モルホリノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(4-(5-(ベンジルアミノ)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボニトリル、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸、
N-シクロプロピル-3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド、
N-(シクロプロピルメチル)-3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(モルホリン-4-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
ジメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-2,3-ジカルボキシレート、
ジメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-2,3-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
エチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(メチルスルホニル)-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-イル)エタノン、
メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(3-アセチル-5-(メトキシカルボニル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸、
メチル 5-アセチル-4-(5-(シクロプロピルカルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-((シクロプロピルメチル)カルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(5-(モルホリン-4-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(シクロプロピルカルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(3-アセチル-6-シクロプロピル-5-(メトキシカルボニル)-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボン酸、
ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボキシレート、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-シアノベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-クロロベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
3-クロロベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロブチル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロペンチル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロヘキシル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンジル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-(ヒドロキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-ホルミル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2-シアノ-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(6-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2,5-ジアセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート塩酸塩、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレートトリフルオロメタンスルホン酸塩、
4-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[3,4’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[3,3’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,4’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,3’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,3’-ビピリジン]-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,4’-ビピリジン]-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(ピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(ピリジン-3-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、からなる群から選択される、請求項1記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項14】
請求項1~13のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む、医薬組成物。
【請求項15】
薬学的に許容される希釈剤又はキャリアをさらに含む、請求項14に記載の医薬組成物。
【請求項16】
前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症から選択される、アンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体の拮抗作用による改善に感受性のある疾患又は病状の治療において使用するための、請求項14または15に記載の医薬組成物。
【請求項17】
前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、向精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症、を治療するための薬剤から選択される治療有効量の治療薬をさらに含む、請求項14~16のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項18】
請求項1~13のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩と、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症、を治療するために用いられる治療薬とを含む組合せ製品。
【請求項19】
前記治療薬は、ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)受容体のアゴニスト又はアンタゴニスト、アンドロゲン受容体アンタゴニスト、CYP17阻害剤、VEGF阻害剤、EGFR阻害剤、PI3K阻害剤、AKT阻害剤、mTOR阻害剤、c-Met阻害剤、Src阻害剤、PARP阻害剤、アンジオポエチン、ALK阻害剤、ROS-1阻害剤、抗-(IGF)抗体、タキサン抗悪性腫瘍薬、トポイソメラーゼII阻害剤、抗腫瘍抗生物質、HSP90阻害剤、オーロラキナーゼ阻害剤、PSA指向性ワクチン、GRアンタゴニスト、11-ベータHSD阻害剤、抗CTLA4抗体、抗PD1抗体及び抗PDL1抗体からなる群から選択される1以上の免疫療法薬、から選択される、請求項18に記載の組合せ製品。
【請求項20】
免疫療法薬は、イピリムマブ、トレメリムマブ、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、CT-011、AMP-224、MPDL3280A、MEDI4736及びMDX-1105からなる群から選択される、請求項19に記載の組合せ製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンドロゲン受容体及びグルココルチコイド受容体から選択される受容体などの核内受容体の調節因子として有用である、薬学的に有用で任意に置換された新規のジヒドロピリジン誘導体に関する。この化合物は、癌などの、アンドロゲン受容体及びグルココルチコイド受容体から選択される核内受容体により媒介される疾患並びに症状の治療において、潜在的に有用な化合物である。本発明はまた、前記化合物の医薬としての使用、それらを含有する医薬組成物、及びそれらの製造のための合成経路に関する。
【背景技術】
【0002】
核内受容体は、多くの生理学的及び発生の過程において関与し、また多岐にわたるヒトの疾患に関係している、リガンド依存性転写因子の大きなスーパーファミリーを構成する。そのことが、核内受容体を創薬の魅力的なターゲットにさせる。実際には、全てのFDA承認薬のうちのおよそ13%が、核内受容体に作用する(Mangelsdorf DJ.et al,The nuclear receptor superfamily:the second decade,Cell 1995,83,835-839)。
【0003】
核内受容体は、高度に保存されたDNA結合ドメイン(DBD)を介して遺伝子の調節領域にある特定のDNAエレメントに、また別の高度に保存されたドメイン、疎水性ポケットを形成する一連のおよそ12個のヘリックスからなるリガンド結合ドメイン(LBD)を介して特定のリガンドに結合する。ポケットにおけるリガンドの結合により、受容体においてコンホメーション変化が引き起こされるが、これは転写を刺激(コアクチベーター)又は抑圧(コリプレッサー)する共調節分子(コファクター)のリクルートメントに影響を及ぼす。(Huang P.et al,Structural overview of the nuclear receptor superfamily:Insights into physiology and therapeutics,Annu Rev Physiol 2010,72,247-272)。
【0004】
アンドロゲン受容体(AR)は、エストロゲン、グルココルチコイド、ミネラロコルチコイド、及びプロゲステロンの受容体(ER、GR、MR及びPR)も含む、ステロイドホルモンにより活性化される核内受容体のサブファミリーに属する。細胞質内では、リガンド非結合のARは、熱ショックタンパクにより安定化する。テストステロン又はジヒドロテストステロン(DHT)のリガンド結合により、ARが引き起こす特定のシャペロンの解離、ARの二量対化及びリン酸化、並びに核へのARの移行の際に、コンホメーション変化が起こる。AR内のDNA結合ドメイン(DBD)は、核内部のアンドロゲン応答エレメント(ARE)に結合し、DNA転写装置のリクルートメントと遺伝子転写とが生じる。ARは、前立腺、頭皮、皮膚及び筋肉を含む、人体の全身にわたる種々の組織内で見られる。
【0005】
前立腺癌は男性で2番目に多い癌による死因に相当することから、アンドロゲン受容体は先進国における主要な健康問題である前立腺癌における主要な治療標的である。新たに診断された患者では、腫瘍は前立腺の範囲内に限られていることが多く、これは外科的に摘出するか又は放射線療法で治療することが可能である。転移が見つかるか又は前立腺特異抗原(PSA)のバイオマーカーレベルの上昇により疾患の進行が示唆されるときは、第一期における前立腺腫瘍の成長はアンドロゲン依存性であるという理由から、初回の治療は、腫瘍へのアンドロゲン供給を低下させること(アンドロゲン遮断療法、ADT)である。アンドロゲンレベルは、去勢手術(精巣のテストステロン産生の除去)によって、又は抗アンドロゲン薬(ARの非活性化)、LHRH(黄体ホルモン放出ホルモン)アゴニスト若しくはアンタゴニスト(精巣のテストステロン産生の抑制)及びCYP17若しくは5アルファ-還元酵素阻害剤(アンドロゲン生合成の阻害)によって、低下させることが可能である。
【0006】
最初は、ADTは疾患の制御に有効であるが、通常、数年以内で腫瘍細胞がアンドロゲン枯渇条件下での継続的成長の機序を進化させ、癌は、再発癌又は去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)として知られる癌になる。CRPCを促進させる機序の大半もまたAR依存性であり、腫瘍内アンドロゲン合成、遺伝子増幅又は過剰発現によるAR発現量の増加、AR活性を増大させるコアクチベータータンパク質の上方制御、アンタゴニスト又は他のステロイドホルモンに応じてその活性を増すARタンパク質内の変異の獲得、恒常的に活性なARスプライスバリアント、及び別の経路を経るシグナル伝達(例えば、グルココルチコイド受容体の過剰発現により誘発される)を含む。(Watson PA.et al,Emerging mechanisms of resistance to AR inhibitors in prostate cancer,Nat Rev Cancer 2015,15,701-711)。
【0007】
CRPCの治療法はなく、また現在の薬物療法は、4から5ヶ月という全生存の控えめな恩恵をもたらすだけである。アンドロゲン遮断療法が失敗した、進行転移性前立腺癌患者の生存期間中央値は、典型的には、2009年で16から20ヶ月であった。(Thoreson GR.et al,Emerging therapies in castration resistant prostate cancer,Can J Urol 2014,21,98-105)。
【0008】
前立腺癌用ステロイド系化合物に対して非ステロイド系抗アンドロゲン薬が好まれてきたが、これは非ステロイド系抗アンドロゲン薬が、より選択的であり、より副作用が少ないからである。(Elancheran R,Recent discoveries and developments of androgen receptor based therapy for prostate cancer,Med Chem Commun 2015,6,746-768)。
【0009】
したがって、原発性前立腺癌と、特に去勢抵抗性前立腺癌との両方の治療に有用となり得るような、改良された非ステロイド系ARアンタゴニストを含む、新規の治療の選択肢に対して、いまだ大きな要望がある。
【0010】
ARアンタゴニストはまた、限定するものではないが乳癌(Hickey TE et al,Expression of androgen receptor splice variants in clinical breast cancer,Oncotarget 2015,advanced publication Nov 5)、卵巣上皮癌、良性前立腺肥大、脱毛及びざ瘡(Jie JL,et al,Rational design and synthesis of 4-((1R,2R)-2-hydroxycyclohexyl)- 2(trifluoromethyl)benzonitrile(PF-998425),a novel,nonsteroidal androgen receptor antagonist devoid of phototoxicity for dermatological indications,J Med Chem 2008,51,7010-7014)、多毛症、及び多嚢胞性卵巣症候群を含む、アンドロゲン受容体によって調節される他の症状、障害並びに疾患の治療に有用であり得る。
【0011】
先に指摘したとおり、グルココルチコイド受容体は、CRPCを促進する機序のうちの1つにおいて関与する可能性がある。最初は、GRが抵抗性を与える可能性があるという仮説は、グルココルチコイドの投与が一部のCRPC患者にとって有効となり得るという臨床上のエビデンスと矛盾しているようであるかもしれない。この明らかな矛盾は、結果としてアンドロゲンレベルの低下を生じさせる脳下垂体による副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)産生を、グルココルチコイドが阻害するという事実で説明される。このアンドロゲン低下作用は、プレドニゾン単独で摂取した男性で観察される血清中のPSAレベルの低下を説明するが、これは化学療法未治療であるCRPCに関してアビラテロンの承認につながった第III相臨床試験の比較治療で実証された。しかしながら、高いレベルのGRを発現する前立腺癌を罹患する男性では、このアンドロゲン低下の恩恵は、腫瘍細胞内でのGR活性化によって相殺されることとなる。この状況において、より有効な治療戦略は、AR及びGRの組み合わせた阻害となることになるが、これはGRアンタゴニスト、ミフェプリストン/RU486と組み合わせたエンザルタミドの初期相臨床試験(ClinicalTrials.gov 識別名:NCT02012296)において現在調査されているとおりである。本研究の1つの潜在的交絡因子は、ミフェプリストンがARに対して高い結合親和性も有し、かつARアゴニストとして機能することが可能であるということである。したがって、ミフェプリストンによる治療は、エンザルタミドの強い拮抗作用と置き換わることによってアゴニズムを通じて意図せずにAR活性を招くことになる。(Watson PA.et al,Emerging mechanisms of resistance to androgen receptor inhibitors in prostate cancer,Nature Reviews Cancer | AOP,published online 13 November 2015,and references therein)。
【0012】
デキサメタゾンなどのGRアゴニストが、エンザルタミド抵抗性を誘起するのに十分であるのに対し、GRアンタゴニストは、感受性を回復することとなるということを示す研究がある。現在、エンザルタミドが広く使用されている状態で、臨床的問題として抵抗性が増大しており、これにおいてはグルココルチコイドシグナル伝達経路の活性化が重要な役割を有しているようである。これら知見は、腫瘍成長の促進においてグルココルチコイドが有している可能性がある役割を示唆する。これらの研究の主要な意義は、グルココルチコイドが、GRを発現する癌を有する男性における腫瘍の成長及び進行を促進する可能性があるということである。ゆえに、ARシグナル伝達と、GRシグナル伝達との両方を遮断する新規戦略が必須である可能性があり、またARに対する非特異的な効果を有していないGR特異的アンタゴニストを開発するための努力が、エンザルタミド抵抗性を防止又は克服するのに有用となるだろう。不快であるが耐えられる有害作用を引き起こし得るAR阻害とは反対に、完全なGR阻害は致死性であり得る。(Narayanan S,et al,Androgen-glucocorticoid interactions in the era of novel prostate cancer therapy,NATURE REVIEWS | UROLOGY,doi:10.1038/nrurol.2015.254,Published online 8 Dec 2015,and references therein)。
【0013】
グルココルチコイド(GRアゴニスト)は、固形腫瘍の癌療法において併用薬として広く用いられて、有害作用を緩和し、毒性を軽減し、そして正常組織を保護するような、強い免疫抑制剤及び抗炎症剤である。しかしながら、グルココルチコイドは、例えばアポトーシスを阻害して増殖を促進することによって、抗癌薬物療法の治療効果を妨げ得る。したがって、抗癌療法においてはグルココルチコイドの使用を最小化する提案がなされてきた。機序的に、デキサメタゾン(重要なグルココルチコイド薬)は、T細胞チェックポイントタンパク質PD-1及びCTLA-4の発現を増強することによって、免疫応答を抑制することがわかっている。GRアンタゴニストのミフェプリストンは、この効果を逆転させることが示されている(K.Xing et al.,Dexamethasone enhances programmed cell death 1(PD-1)expression during T cell activation:an insight into the optimum application of glucocorticoids in anti-cancer therapy,BMC Immunology 2015,16,39;M.Xia et al.,Dexamethasone enhances CTLA-4 expression during T cell activation,Cell Mol Life Sci 1999,55,1649-1659)。
【0014】
そのため、グルココルチコイドとは反対の効果を有するGRアンタゴニストが、単剤として、及びチェックポイント阻害剤との併用で、固体腫瘍の治療のために免疫系の活性化因子として有用である可能性がある。現在、ミフェプリストンは、癌患者で研究されており、これにおいては視床下部-下垂体-副腎系(HPA)を含むストレス応答機序が、たびたび活性化されて調節不全にされる。
【0015】
ストレスシグナル伝達、炎症及び代謝に関与するグルココルチコイドホルモンである、コルチゾールが高いレベルであること及びその日内リズムが変動することは、例えば肺癌、乳癌、結腸直腸癌及び卵巣癌等の末期癌患者の予後不良と関連付けられてきた(H.M.Kimet al.,Random serum cortisol as a predictor for survival of terminally ill patients with cancer,Am J Hosp Pall Med 2016,33,281-285;A.Schrepf et al.,Diurnal cortisol and survival in epithelial ovarian cancer,Psychoneuroendocrinology 2015,53,256-267)。
【0016】
近年、コルチゾール産生は広範囲の悪性細胞のよくある性質であるであること、及び癌由来のコルチゾールは、GR特異的な手法で腫瘍特異性CD8+ T細胞増殖を阻害することが示された。この効果は、GRアンタゴニスト、ミフェプリストン/RU486の存在下で阻害された。これらデータは、腫瘍細胞によるコルチゾール産生が、重要な免疫調整機能を有し得ること、及びGRアンタゴニストが、免疫系の再活性化因子として治療可能性を有し得ることを示唆する(N.Cirillo et al.,Characterisation of the cancer-associated glucocorticoid system:key role of 11b-hydroxysteroid dehydrogenase type 2,Br.J.Cancer 2017,advanced online publication 1-10,doi:10.1038/bjc.2017.243)。
【0017】
近年では、上市され且つ臨床分析中であるグルココルチコイド受容体アンタゴニストはほとんどない。それらのうち、ミフェプリストンこそが、遷延性又は再発性のクッシング病の治療において抗グルココルチコイド薬として研究されてきた合成ステロイド化合物である。プロゲステロン受容体に対するその親和性が、主要な欠点である。(Schteingart D.E.,Drugs in the medical treatment of Cushing’s syndrome,Expert Opin.Emerging Drugs(2009)14(4):661-671)。他のグルココルチコイド受容体アンタゴニストは、(前)臨床開発中である(Kach J.et al,Selective glucocorticoid receptor modulators(SGRMs)delay castrate-resistant prostate cancer growth,mct.aacrjournals.org on April 21,2017;Hunt H.J.et al,The Identification of the Clinical Candidate(R)-(1-(4-fluorophenyl)-6-((1-methyl-1Hpyrazol-4-yl)sulfonyl)-4,4a,5,6,7,8-hexahydro-1H-pyrazolo[3,4-g]isoquinolin-4a-yl)(4-(trifluoromethyl)pyridin-2-yl)methanone(CORT125134):A Selective Glucocorticoid Receptor(GR)Antagonist,J.Med.Chem,DOI:10.1021/acs.jmedchem.7b00162・Publication Date(Web):03 Apr 2017)。
【0018】
本明細書における明らかに先行して公開された文書の列記又は議論は、前記文書が、この技術の態様の一部であること又は共通の常識的知識であるということの承認であるとして必ずしも捉えられるものではない。
【0019】
1,4-ジヒドロピリジンは、ニフェジピン、ニトレンジピン、アムロジピン並びにL型カルシウムチャネルを遮断することによるそれらの降圧作用及び抗狭心症作用を発揮する多数の他のアナログなどである、心臓脈管薬の重要なクラスである。1,4-ジヒドロピリジンの環は、適切に置換されている場合、多様な受容体及びイオンチャネルで相互作用し、幅広い生物活性を提供することが可能である免疫学的寛容な足場でもある(P.Ioan et al.,1,4-Dihydropyridine scaffold in medicinal chemistry,The story so far and perspectives.(Part 1):Action in Ion Channels and GPCRs.Curr.Med.Chem.2011,18,4901-4922;E.Carosati et al.,1,4-Dihydropyridine Scaffold in Medicinal Chemistry,The story so far and perspectives(Part 2):Action in Other Targets and Antitargets,Curr.Med.Chem.2012,19,4306-4323)。
【0020】
国際特許出願の国際公開第2005/016885号は、心臓疾患の治療に有用であり得るベータアドレナリン受容体及びL型カルシウムチャネルに対する阻害活性を伴う種々のジヒドロピリジンを開示する。しかしながら、これら化合物が癌の治療に有用である得るということについての言及はない。
【0021】
欧州特許出願公開第0217530号は、脳卒中、狭心症及び片頭痛の治療に有用である血管拡張剤として、ジヒドロピリジン誘導体を開示する。さらに、この化合物は、抗喘息薬として有用である。開示の化合物の中に4-ベンゾチオフェン-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジエステル誘導体があるが、アンドロゲン受容体の調節因子として活性でないため、本発明の範囲には含まれない。
【0022】
米国特許出願公開第2016/0151388号は、単独又はアンドロゲン受容体アンタゴニストと組合せる、前立腺癌におけるグルココルチコイド受容体アンタゴニストに関連する方法及び化合物を開示する。前立腺癌は、例えばグルココルチコイド受容体の発現及び/又は活性が増大することによって、アンドロゲン遮断療法に対して抵抗性になる癌であり得る。
【0023】
本発明が解決しようとする課題は、アンドロゲン受容体及びグルココルチコイド受容体から選択される核内受容体の調節因子としての化合物を提供することである。
【発明の概要】
【0024】
その態様のうちの1つにおいて(態様1)、本発明は、以下の一般式(I):
【化1】
(式中、
- Rは、
a) -COR
b) -COOR
c) -CN、
d) -C(O)NH、から選択される基であり、
- Rは、
a) 直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキル基は-N(R)R及び-OR、ハロゲン原子、C-Cシクロアルキル及びアルキニルから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
b) C-Cシクロアルキル、から選択される基であり、
- Rは、
a) -COOR
b) -COR
c) -C(O)N(R)R
d) -CN、
e) -S(O)(nは1から2の整数)、から選択される基であり、
- R及びRは、
a) 直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル(前記アルキル基はA若しくはBから選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されていてもよい)、
b) A基、
c) 水素原子、から独立に選択されるか、
又は
- R及びRは、それらが結合している窒素原子とともに、O及びNから選択される1個のヘテロ原子を含んでいてもよい、5から6員の複素環を形成するものであり、前記複素環は直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルから独立に選択される1若しくは2の基で置換されていてもよく、
- Rは、
a) 直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキル基はハロゲン原子、-N(R)R及び-ORから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
b) C-Cシクロアルキル(前記シクロアルキル基は1個、2個、又は3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)、
c) 水素原子、
d) -NH
e) -CN、から選択される基であり、
- Rは、
a) A基、
b) 直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキル基はA若しくはBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
c) -N(R)R
d) -CN、
e) -CO-H、
f) -CO-Me、
g) -CO-OMe
h) 水素原子、から選択される基であり、
- X、X、X、X及びXは、C-B、N及びC-Hから独立に選択され、
- Aは、
a) C-Cシクロアルキル(前記シクロアルキルの環は=O及びBから選択される1個、2個、3個又は4個の置換基で置換されていてもよい)、
b) O、S及びNから選択される1個、2個又は3個のヘテロ原子を含む3から6員の飽和へテロシクリル環であり(前記環は=O及びBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
c) フェニル基又は5から6員のヘテロアリール基(前記フェニル基又は前記ヘテロアリール基のいずれか一方はBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、から選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、-CF基、5から6員のヘテロアリール、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R及び-S(O)から独立に選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R、-S(O)、及びアルキニル基から独立に選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R、-S(O)から独立に選択され、
各R及びRは、
- 水素原子、
- 直鎖又は分枝のC-C12アルキル、C-Cシクロアルキル、及びC-Cヘテロシクロアルキル(前記アルキル、前記シクロアルキル、前記ヘテロシクロアルキルは、=O(オキソ)、ハロゲン原子、ヒドロキシ、フェニル、C-Cシクロアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルカルボニルから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
- フェニル基又は5から6員のヘテロアリール基(前記フェニル基、前記ヘテロアリール基はハロゲン原子、シアノ基、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cハロアルキル、ヒドロキシ、直鎖若しくは分枝のC-Cアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノから選択される1個、2個、又は3個の置換基で置換されていてもよい);
- R及びRは、それらが結合している窒素原子とともに、O、N及びSから選択されるさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい、3から8員の環を形成するものである(前記環は、=O(オキソ)、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cハロアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルカルボニルから選択される1、2又は3個の置換基で置換されていてもよい)、を独立に表し;
- ただし、Rが-COORであり、Rが-COORである場合は、Rはメチル基ではない)、
のジヒドロピリジン誘導体及びその薬学的に許容される塩に関する。
【0025】
本発明の他の態様は、以下のとおりである:
第二の態様において、本発明は、第一の態様で規定した化合物の調製方法に関する。
【0026】
第三の態様において、本発明は、第一の態様で規定した化合物の有効量を含む医薬組成物に関する。
【0027】
第四の態様において、本発明は、第一の態様で規定した化合物、並びに、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患、悪液質及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症を治療する薬剤から選択される他の治療薬を含む、組合せ製品に関する。
【0028】
第五の態様において、本発明は、特に、核内受容体の調節によって、特にアンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体のアンタゴニズムによって改善され得る疾患を治療するための、医薬の製造のための第一の態様の化合物の使用に関し、アンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体の拮抗作用による改善に感受性のある疾患又は病状は、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症から選択される。
【0029】
第六の態様において、本発明は、核内受容体の調節によって、特にアンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体の拮抗作用によって、第一の態様で規定した化合物又は第三の態様の医薬組成物又は第四の態様の組合せ製品の、治療を必要とする対象への投与によって、改善することが可能である疾患の治療方法に関する。
【0030】
第七の態様において、本発明は、医薬として使用するための第一の態様で規定したような化合物に関する。
【0031】
第八の態様において、本発明は、癌、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症からなる群から選択される疾患又は病状の治療に用いるための第一の態様で規定したような化合物に関する。
【0032】
先に述べたように、本発明のジヒドロピリジン誘導体は、核内受容体の調節因子により治療することによる、特にアンドロゲン受容体及びグルココルチコイド受容体から選択される核内受容体の調節因子による、改善に感受性のあることがわかっている疾患の治療又は予防において有用である。こうした疾患は、例えば、癌、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症である。
【0033】
したがって、本発明の誘導体及びその薬学的に許容される塩、並びにそうした化合物及び/又はその塩を含む医薬組成物は、本発明のジヒドロピリジン誘導体又はその薬学的に許容される塩の有効量を、治療を必要とする対象に投与することを含む、人体の病状又は疾患の治療方法において用いることができる。
【0034】
本明細書で用いる場合、ハロゲン原子の語は、塩素、フッ素、臭素又はヨウ素原子からなる群から選択される原子、好ましくは臭素、フッ素又は塩素原子を示すために用いる。
【0035】
本明細書で用いる場合、アルキルの語は、1個から12個の炭素原子を有する直鎖又は分枝の炭化水素基(C2n+1)を示すために用いる。例としては、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、1-メチル-ブチル、2-メチル-ブチル、イソペンチル、1-エチルプロピル、1,1-ジメチルプロピル、1,2-ジメチルプロピル、n-ヘキシル、1-エチルブチル、2-エチルブチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、1,3ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、2-メチルペンチル及び3-メチルペンチル、n-ヘプチル、3-メチルヘプチル、n-オクチル、2,2-ジメチルオクチルの基が挙げられる。好ましい実施形態においては、前記アルキル基は、1個から6個の炭素原子を有する。
【0036】
本明細書で用いる場合、ハロアルキルの語は、1以上のハロゲン原子で、好ましくは1個、2個又は3個のハロゲン原子で置換されたC-Cアルキルを示すために用いる。ハロアルキル基は直鎖又は分枝であり得る。好ましくは、ハロゲン原子は、フッ素又は塩素原子からなる群から選択される。好ましい実施形態においては、ハロアルキル基は、1個、2個又は3個のフッ素若しくは塩素原子で置換された直鎖又は分枝のC-Cアルキルである。
【0037】
本明細書で用いる場合、シクロアルキルの語は、3個から6個の炭素原子を有する環状炭化水素基(C2n-1)を示すために用いる。こうしたシクロアルキル基は、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロオクチル等である単環構造が例として挙げられる。
【0038】
本明細書で用いる場合、ヘテロシクリルの語は、3個から6個の炭素原子と、環の一部としてのO、S及びNから選択される1個、2個、又は3個のヘテロ原子とを含む飽和環を示すために用いる。ヘテロシクリル基は、例えば、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル及びピペラジニルが挙げられる。
【0039】
本明細書で用いる場合、C-Cアルコキシの語は、酸素原子と結合した直鎖又は分枝のC-Cアルキル基を含有する基(C2n+1-O-)を示すために用いる。好ましいアルコキシ基には、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、i-プロポキシ、n-ブトキシ、sec-ブトキシ、t-ブトキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、ヒドロキシメトキシ、2-ヒドロキシエトキシ又は2-ヒドロキシプロポキシが含まれる。
【0040】
本明細書で用いる場合、カルボニル基の語は、C=O基を示すために用いる。本明細書で用いる場合、ある環内の置換基を示すためにオキソ(=O)の語を用いる場合、前記環の炭素原子は、カルボニル(C=O)基の形態で存在することを意味する。
【0041】
本明細書で用いる場合、ヘテロアリール基の語は、炭素、水素、並びにO、N及びSから選択される1以上の原子を含有する5又は6員の芳香族複素環を示すために用いる。前記基は、ハロゲン原子、シアノ基、直鎖又は分枝のC-Cハロアルキル、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、水酸基、直鎖又は分枝のC-Cアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、及びジアルキルアミノからなる群から選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよいものであり得る。ヘテロアリール基は、R及びBで規定される置換基等である置換基で置換されていてもよい。好ましい基は、任意に置換されたピリジル及びピリミジルである。ヘテロアリール基が2個以上の置換基を保持する場合、この置換基同士は、同一であっても又は異なるものであってもよい。
【0042】
本明細書で用いる場合、アルキルアミノの語は、-NH-基に結合した直鎖又は分枝のC-Cアルキル基を含有する基を示すために用いる。好ましいアルキルアミノ基には、メチルアミノ、エチルアミノ、n-プロピルアミノ、i-プロピルアミノ、n-ブチルアミノ、sec-ブチルアミノ、t-ブチルアミノ、トリフルオロメチルアミノ、ジフルオロメチルアミノ、ヒドロキシメチルアミノ、2-ヒドロキシエチルアミノ又は2-ヒドロキシプロピルアミノが含まれる。
【0043】
本明細書で用いる場合、ジアルキルアミノの語は、基の窒素原子に結合した2つの直鎖又は分枝のC-Cアルキル基を含有する基を示すために用い、このアルキル基同士は同一であっても又は異なっていてもよい。好ましいジアルキルアミノ基は、ジ(メチル)アミノ、ジ(エチル)アミノ、ジ-(n-プロピル)アミノ、ジ-(i-プロピル)アミノ、ジ-(n-ブチル)アミノ、ジ-(sec-ブチル)アミノ、ジ-(t-ブチル)アミノ、ジ-(トリフルオロメチル)アミノ、ジ-(ヒドロキシメチル)アミノ、ジ(2-ヒドロキシエチル)アミノ、ジ(2-ヒドロキプロピル)アミノ、メチルエチルアミノ、メチル-i-プロピルアミノ、及びエチル-n-プロピルアミノが含まれる。
【0044】
本明細書で用いる場合、本発明の基本構造内に存在する原子、基、側鎖、又は環の一部は、「置換されていてもよい」。これは、置換されていない原子、基、側鎖又は環と結合していた水素原子が、化学的に許容される原子、基、側鎖又は環で置換されるところの、1以上の、例えば1個、2個、3個又は4個の、置換基によって、任意の位置において、これら原子、基、側鎖、又は環が、置換されていなくても又は置換されていてもいずれでも可能であることを意味する。2以上の置換基が存在する場合、各置換基は、同一であってもよく又は異なっていてもよい。
【0045】
本明細書で用いる場合、薬学的に許容される塩の語は、薬学的に許容される酸又は塩基を伴う塩を示すために用いる。薬学的に許容される酸には、例えば塩酸、硫酸、リン酸、二リン酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸及び硝酸である無機酸、並びに例えばクエン酸、フマル酸、マレイン酸、リンゴ酸、マンデル酸、アスコルビン酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、安息香酸、酢酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸又はp-トルエンスルホン酸である有機酸の両方が含まれる。薬学的に許容される塩基には、アルカリ金属(例えば、ナトリウム又はカリウム)、アルカリ土類金属(例えば、カルシウム又はマグネシウム)水酸化物、並びに、例えばアルキルアミン、フェニルアルキルアミン及び複素環アミンである有機塩基が含まれる。
【0046】
本発明による他の好ましい塩は、四級アンモニウム化合物であって、該四級アンモニウム化合物では、「-n」がアニオンの負電荷を示し、また典型的には-1、-2又は-3であるものである等価のアニオン(X-n)が、N原子の正電荷と会合する。X-nは、例えば塩化物、臭化物、ヨウ化物、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等の種々の鉱酸のアニオン、又は、例えば酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、クエン酸塩、シュウ酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、リンゴ酸塩、マンデル酸塩、トリフルオロ酢酸塩、メタンスルホン酸塩、及びpトルエンスルホン酸塩等の有機酸のアニオンであり得る。X-nは、好ましくは、塩化物、臭化物、ヨウ化物、硫酸塩、硝酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、シュウ酸塩、コハク酸塩、又はトリフルオロ酢酸塩から選択されるアニオンである。より好ましくは、Xは、塩化物、臭化物、トリフルオロ酢酸塩又はメタンスルホン酸塩である。
【0047】
本発明の一実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、X、X、X及びXは、C-H又はC-Bの基を表す。好ましい実施形態においては、Bはハロゲン原子を表す。より好ましい実施形態においては、X、X及びXはC-Hを表し、またXはC-Bを表し、式中、Bはハロゲン原子を表す。
【0048】
本発明の別の実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、Xは、C-B及びN原子から選択される基を表す。好ましい実施形態においては、XはC-Bを表す。より好ましい実施形態においては、Bは-CN基及びハロゲン原子から選択される。
【0049】
本発明の別の実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、Rは、-COR、-COOR、及び-CN基から選択される基である。好ましい実施形態においては、RはC-Cシクロアルキルと、-C-Cアルキル(末端のメチルが置換されていない又は3個のフッ素原子で置換されている(-CF))と、C-Cアルキル(任意の位置においてアルキニル基で置換されていてもよい)とから独立に選択される。より好ましい実施形態においては、各Rは、-C-Cアルキル及び-C-Cシクロアルキルから独立に選択される。
【0050】
本発明の一実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、Rは、-COR、及び-COORから選択される基であって、好ましくは-COORである。好ましい実施形態においては、Rは:
【0051】
-直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはA若しくはBから選択され、好ましくはAである1個、2個、又は3個の置換基で置換されていてもよい)から独立に選択されるものであって、式中、Aは、フェニルと、C-Cシクロアルキル(前記シクロアルキルは1個、2個、又は3個のC-Cアルキルで置換されていてもよい)と、O、S及びNから選択される1個、2個、又は3個のヘテロ原子を含む3から6員の飽和ヘテロシクリル環(前記環は1個、2個、又は3個のC-Cアルキル基で置換されていてもよい)とから選択される基を表し;またBはハロゲン原子を表す。
【0052】
より好ましい実施形態においては、Rは-COORを表すものであって、式中Rは:
-直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはフッ素原子及び1個、2個、若しくは3個のフッ素原子で置換されていてもよいC-Cシクロアルキルから選択される1個、2個、若しくは3個の置換基で置換されていてもよい)、又は
- A基(前記A基はフッ素原子及びC-Cアルキル基からなる群から選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されていてもよいC-Cシクロアルキルを表す)、を独立に表す。
【0053】
本発明の別の実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、Rは、-CN基を表す。
【0054】
本発明の別の実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、Rは、C-Cシクロアルキル(前記シクロアルキルは1個、2個、又は3個のハロゲン原子で置換されていてもよい);並びに、ハロゲン原子、-N(R)R及び-ORから選択される1個、2個、又は3個の置換基で置換されていてもよい直鎖又は分枝のC-Cアルキル、から選択される基である。好ましい実施形態においては、R及びRは、水素原子及び直鎖又は分枝のC-Cアルキルから選択される。
【0055】
より好ましい実施形態においては、Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル及びC-Cシクロアルキルから選択される。より好ましい実施形態においては、Rは、メチル基又はシクロプロピル基から選択され、前記基は、1個、2個、又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい。
【0056】
本発明の別の実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはA若しくはBから選択される1個、2個、又は3個の置換基で置換されていてもよい)を表す。より好ましい実施形態においては、Aは、C-Cシクロアルキルを表し、またBは、ハロゲン原子、-N(R)R及び-ORから選択される基を表す。より好ましい実施形態においては、R及びRは、水素原子及び直鎖又は分枝のC-Cアルキルから選択される。より好ましい実施形態においては、Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルは1個、2個、若しくは3個のフッ素原子及び水酸基から選択される1個、2個又は3個の置換基によって置換されていてもよい)を表す。
【0057】
本発明の別の実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、Rは、A基を表す。より好ましい実施形態においては、Aは、C-Cシクロアルキル(前記シクロアルキルはO、S及びNから選択される1個、2個、又は3個のヘテロ原子を含有していてもよく、環はC-Cアルキルで置換されていてもよい)を表す。より好ましい実施形態においては、Rは、C-Cシクロアルキルを表すA基を表す。
【0058】
本発明の一実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、Rは、-N(R)R基を表す。より好ましい実施形態においては、R及びRは、水素原子及び直鎖又は分枝のC-Cアルキルから選択される。
【0059】
より好ましい実施形態においては、Rは:
- N(R)R(R及びRは、水素原子及び直鎖又は分枝のC-Cアルキルから独立に選択される)、
- C-Cシクロアルキルを表すA基、
- 直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルは1個、2個若しくは3個のフッ素原子若しくは1個の水酸基から選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、から選択される基である。
【0060】
本発明の一実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、X、X、X及びXは-CHを表し、XはC-Bを表すものであって、式中、Bは、-CN基又は臭素原子を表し、Rは、-C(O)CH、-C(O)OCH、-C(O)OCH-アルキニル及びCNから選択される基であり、Rは、-C(O)OCH-直鎖又は分枝のC-Cアルキル基(前記アルキル基は1個、2個又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい)及びC(O)OCH-シクロプロピル(前記シクロプロピルは1個、2個又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい)から選択される基であり、Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル及びC-Cシクロアルキルから選択される基であり、またRは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、C-Cシクロアルキル及び-NHから選択される基である。
【0061】
請求項1記載の化合物であって、式中、X、X、X及びXは-CHを表し、XはC-Bを表し、式中、Bは-CN基を表し、Rは、-C(O)CH、-C(O)OCHから選択される基であり、Rは、C(O)OCH-シクロプロピル(前記シクロプロピルは1個、2個、又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい)及び-C(O)OCH-CFから選択される基であり、Rはメチル及びシクロプロピルから選択される基であり、またRはシクロプロピル及び-NHから選択される基である。
【0062】
本発明の別の実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、X、X、X及びXは-CHを表し、またXはC-B基を表す。より好ましい実施形態においては、Bはハロゲン原子を表す。
【0063】
本発明の別の実施形態によれば、一般式(I)の化合物において、X、X、X、X及びXは-CHを表す。
【0064】
本発明の個々の化合物には:
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート(エナンチオマー1)、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート(エナンチオマー2)、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-ベンゾイル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-ニコチノイル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロ-[2,3’-ビピリジン]-3-カルボキシレート、
2,2,2-トリフルオロエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボン酸、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-N,N-ジエチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(モルホリン-4-カルボニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
2-メトキシエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-アセトアミドプロピル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート、
2-モルホリノエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ジメチルアミノ)エチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-アセトアミドエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(メトキシメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((ジメチルアミノ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-メトキシベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-2-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(モルホリノ-メチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ビス(モルホリノメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
2-ヒドロキシエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)アゼチジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-N-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(2-メトキシ-2-オキソエチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(2-メチルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(2-メトキシエチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((ベンジルオキシ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(フェノキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
フェネチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-ベンジル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(2-フェニルアセチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(2-メトキシアセチル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-(メトキシメチル)-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(フルオロメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-メチルピペリジン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジメチルシクロヘキシル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロブチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-ベンジル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1-(5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)-2-フェニルエタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(2-メチル-5-(ピペリジン-1-カルボニル)-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
4-(((5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボニル)オキシ)メチル)安息香酸、
ベンジル 5-アセチル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-(シクロプロピルカルバモイル)ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(3-フルオロピリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリミジン-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(5-ブロモピリジン-3-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-シアノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-シアノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(6-クロロピリジン-3-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-モルホリノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジメチルシクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(2-クロロピリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジフルオロシクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-N-ベンジル-N,2,6-トリメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
オキセタン-3-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
イソプロピル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(2,2,2-トリフルオロアセチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジアミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジフルオロシクロヘキシル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アセトアミド-5-アセチル-4-(5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジアミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-(シクロプロピルメチル)3-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(4-フルオロベンジル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(4-フルオロベンジル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 6-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-シクロペンチル 5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(6-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-フルオロベンジル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(シクロブチルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-((3,3-ジフルオロシクロブチル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2-アミノ-5-カルバモイル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-シクロプロピル 3-(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-4-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-イソプロピル 5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-((2,2-ジフルオロ-3,3-ジメチルシクロプロピル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-メチル 3-ネオペンチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノチエノ[3,2-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-メチル 3-ネオペンチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ビス(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-(プロパ-2-イン-1-イル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(5,7-ジシアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-(ブタ-2-イン-1-イル)3-(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-メチル 3-(2,2,2-トリフルオロエチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-(2,2,2-トリフルオロエチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(6-クロロ-7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-6-(トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-メチル 3-プロパ-2-イン-1-イル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(6-ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(6-メトキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-6-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボニトリル、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-メチル-6-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(6-ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(4-(6-メトキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(5-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-モルホリノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(4-(5-(ベンジルアミノ)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボニトリル、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸、
N-シクロプロピル-3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド、
N-(シクロプロピルメチル)-3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(モルホリン-4-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
ジメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-2,3-ジカルボキシレート、
ジメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-2,3-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
エチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(メチルスルホニル)-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-イル)エタノン、
メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(3-アセチル-5-(メトキシカルボニル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸、
メチル 5-アセチル-4-(5-(シクロプロピルカルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-((シクロプロピルメチル)カルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(5-(モルホリン-4-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(シクロプロピルカルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(3-アセチル-6-シクロプロピル-5-(メトキシカルボニル)-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボン酸、
ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ビス(ピリジン-4-イルメチル)2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジベンジル 2,6-ジシクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボキシレート、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ビス(4-フルオロベンジル)2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
4-シアノベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-クロロベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
3-クロロベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロブチル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロペンチル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロヘキシル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンジル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-ホルミル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-(ヒドロキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-ホルミル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2-シアノ-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(6-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2,5-ジアセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート塩酸塩、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレートトリフルオロメタンスルホン酸塩、
4-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[3,4’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[3,3’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,4’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,3’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,3’-ビピリジン]-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,4’-ビピリジン]-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(ピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-シクロプロピルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(ピリジン-3-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-フェニルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、が含まれる。
【0065】
本発明の化合物を他の治療薬と併用する場合、前記他の治療薬は、以下からなる群から選択される:
A-例えば以下のホルモン療法薬:
1- ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)受容体のアゴニスト又はアンタゴニスト;
2- アンドロゲン受容体アンタゴニスト及びCYP17阻害剤;
B-例えば以下の発癌性キナーゼシグナル伝達経路の遮断剤:
1- 血管内皮増殖因子(VEGF)の阻害剤、
2- 上皮増殖因子受容体(EGFR)の阻害剤、
3- ホスホイノシチド3キナーゼ(PI3K)の阻害剤、
4- AKTとしても知られるプロテインキナーゼB、
5- ラパマイシン標的タンパク質(mTOR)、
6- MET又は肝細胞増殖因子受容体(HGFR)とも呼ばれる、c-Met、
7- Src、(非受容体型チロシンキナーゼ)、
8- ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)、
9- アンジオポエチン、
10- ALKチロシンキナーゼ受容体としても知られる未分化リンパ腫キナーゼ、及び、
11- 抗インスリン様増殖因子(IGF)抗体;
C-例えば以下の癌化学療法剤:
1- タキサン抗悪性腫瘍薬、
2- トポイソメラーゼII阻害剤、
3- 抗癌性抗生剤、
4- HSP90(熱ショックタンパク90)阻害剤;
D-例えば以下の神経内分泌分化を標的とする薬剤:
1- オーロラキナーゼ阻害剤;
E-例えば前立腺特異抗原(PSA)指向性ワクチン等である免疫回避を標的とする薬剤:
F-発毛を促進することがわかっている薬剤又は天然抽出物;
G-ざ瘡を治療することがわかっている薬剤又は天然抽出物;
H-多毛症を治療することがわかっている薬剤又は天然抽出物;
I-例えば以下の、高いコルチゾールレベルにより引き起こされる症状を治療することがわかっている薬剤:
1- GRアンタゴニスト
2- 11-ベータHSD阻害剤。
【0066】
本発明の実施形態においては、他の治療薬は、抗CTLA4抗体、抗PD1抗体及び抗PDL1抗体からなる群から選択される1又は複数の免疫療法薬である。より好ましくは、免疫療法薬は、イピリムマブ、トレメリムマブ、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、CT-011、AMP-224、MPDL3280A、MEDI4736及びMDX-1105からなる群から選択される。
【0067】
ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)受容体アゴニストの例としては、ロイプロリド、ゴセレリン及びブセレリンが挙げられるが、これに限定されない。ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)受容体アンタゴニストの例としては、とりわけデガレリクス及びアバレリックスが挙げられるが、これに限定されない。
【0068】
アンドロゲン受容体アンタゴニストの例としては、ニルタミド、ビカルタミド、フルタミド及びエンザルタミドが挙げられるが、これに限定されない。
【0069】
CYP17阻害剤の例としては、アビラテロン及びグレテロンが挙げられるが、これに限定されない。
【0070】
VEGF受容体阻害剤の例としては、ベバシズマブ、アキシチニブ及びブリバニブアラニネートが挙げられるが、これに限定されない。
【0071】
EGFR阻害剤の例としては、ゲフィチニブ、アファチニブ、セツキシマブ及びパニツムマブが挙げられるが、これに限定されない。
【0072】
PI3K阻害剤の例としては、ピクチリシブ(GDC 0941としても知られる)及びBKM120が挙げられるが、これに限定されない。
【0073】
mTOR阻害剤の例としては、テムシロリムス、リダホロリムス及びエベロリムスが挙げられるが、これに限定されない。
【0074】
PI3K及びmTORの二重阻害剤の例としては、アピトリシブ(GDC-0980)、ダクトリシブ(BEZ 235)及びLY3023414が挙げられるが、これに限定されない。
【0075】
AKT阻害剤の例としては、A-443654、ペリフォシン及びイパタセルチブが挙げられるが、これに限定されない。
【0076】
c-Met阻害剤の例としては、チバンチニブ、JNJ-38877605、カボザンチニブ及びカプマチニブが挙げられるが、これに限定されない。
【0077】
Src遮断剤の例としては、臨床開発中である、ダサチニブ、サラカチニブ、ボスチニブ及びKX01が挙げられるが、これに限定されない。
【0078】
PARP阻害剤の例としては、オラパリブ及びベリパリブが挙げられるが、これに限定されない。
【0079】
ALK阻害剤の例としては、X-396、アレクチニブ、セリチニブ、ロルラチニブ及びクリゾチニブ(ALK及びROS-1の二重阻害剤)が挙げられるが、これに限定されない。
【0080】
抗IGF抗体の例としては、フィギツムマブ、ガニツマブ及びBI836845が挙げられるが、これに限定されない。
【0081】
タキサン抗悪性腫瘍薬の例としては、カバジタキセル及びラロタキセルが挙げられるが、これに限定されない。
【0082】
トポイソメラーゼII阻害剤の例としては、エトポシド及びテニポシドが挙げられるが、これに限定されない。
【0083】
抗腫瘍抗体の例としては、ドキソルビシン、ブレオマイシン、ダウノルビシン、ダウノルビシンリポソーマル、ミトキサントロン、エピルビシン、イダルビシン及びマイトマイシンCが挙げられるが、これに限定されない。
【0084】
HSP90(熱ショックタンパク90)阻害剤の例としては、Debio 0932、MPC-3100、IPI-504、NVP-AUY922が挙げられるが、これに限定されない。
【0085】
オーロラキナーゼ阻害剤の例としては、アリセルチブ、トザセルチブ、ダヌセルチブ及びバラセルチブが挙げられるが、これに限定されない。
【0086】
PSA指向性ワクチンの例としては、ProstVac-VFが挙げられるが、これに限定されない。
【0087】
本発明の化合物は、以下に記載の手順によって調製可能である。手順の説明を容易にするため、いくつかの場合において具体例を用いたが、それらは決して本発明の範囲を限定しない。
【0088】
、X、X、X及びXのうちの1つがC-Bを表し、かつ、X、X、X、X及びXの残りがC-Hを表す場合、一般式(I)の化合物は、スキーム1-aに示すような一般式(1-a3)のベンゾチオフェンであり、チオフェノール前駆体(1-a1)(式中Bはハロゲン、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル及びアリールから選択される)をアセトン中で2-ブロモ-1,1-ジエトキシエタン及び炭酸カリウムと反応させて中間体(1-a2)が得られ、これがトルエン中でポリリン酸と加熱することにより環化しベンゾチオフェン(1-a3)を得ることが可能である。
【0089】
スキーム1-a
【化2】
、X、X、X、及びXのうちの1つがC-Bを表し、かつ、X、X、X、X、及びXの残りがC-Hを表す場合、一般式(I)の化合物は、スキーム1-bに示すような一般式(III)のベンゾチオフェン中間体であり、ハロゲン前駆体(II)(式中ハロゲン(Hal)はクロロ、ヨード、又は優先的にブロモから選択される)から得ることが可能である。
【0090】
スキーム1-b
【化3】
より詳細には、Bが-C(O)CFを表す場合、一般式(III)のベンゾチオフェン誘導体を合成するための1つの方法は、ハロゲン前駆体(II)、特にブロモ前駆体を、ジエチルエーテル中、-60℃で、n-ブチルリチウム及び2,2,2-トリフルオロ-1-モルホリノエタン-1-オンと反応させることによる。
【0091】
が-CNを表す場合、シアノ基は、ハロゲン前駆体(II)、特にブロモ前駆体を、密封管内で90℃でシアン化亜鉛及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)と加熱することによって導入することが可能である。シアノ誘導体(III)は、メタノール及び水中、80℃で、水酸化カリウムと加熱することによってカルボン酸に変換することが可能であり、これはさらに、メタノール中の飽和HCl中で還流することによってメチルエステルに変換することが可能である。
【0092】
がモノアルキルアミノ又はジアルキルアミノを表す場合、一般式(III)のベンゾチオフェン誘導体を合成するための1つの方法は、ハロゲン前駆体(II)、特にブロモ前駆体を、乾燥トルエン中で、対応するアミン、Pd(dba)、トリシクロヘキシルホスフィン及びNaOtBuと還流することによる。
【0093】
がモノアルキルアミノカルボニル又はジアルキルアミノカルボニルを表す場合、一般式(V)のベンゾチオフェン中間体は、カルボン酸前駆体(IV)を、スキーム2に示すように、DMF中、室温で、対応するアミン、HOBT及びDIPEAと反応することによって得ることが可能である。
【0094】
スキーム2
【化4】
一般式(VII)の3-ホルミルベンゾ[b]チオフェンは、前駆体(VII)を、反応スキーム3に表すように、ジクロロエタン中、室温で、ジクロロ(メトキシ)メタン及び四塩化チタンと反応することによって得ることが可能である。
【0095】
スキーム3
【化5】
二環式複素環(X)の3位にホルミル基を導入する他の方法は、反応スキーム4に示すように、3-ブロモ誘導体(VIII)をNMP中、200℃でシアン化銅(I)と加熱することと、それに続くトルエン中でのDIBALとの還元とによる。
【0096】
スキーム4
【化6】
一般式(XI)及び(XII)のジカルボニル中間体(一般式(I)(式中、Rが-COOR又は-C(O)N(R)Rである)の化合物の合成で用いる)を合成するための1つの方法は、反応スキーム5に示すアセトアセチル化反応で表すように、トルエン中、150℃で、市販の2,2,6-トリメチル-4H-1,3-ダイオキシン-4-オンと、対応するアルコール又はアミンとを加熱することによる。
【0097】
スキーム5
【化7】
ジカルボニル中間体(XIV)(一般式(I)(式中、Rがアルキル、シクロアルキル、フェニル又はヘテロアリールを表す)の化合物の合成で用いる)を合成するための1つの方法は、スキーム6に示すように、メチルエステル(XIII)とアルコールとをディーンスタークトラップを用いて乾燥トルエン中で還流する再エステル化による。
【0098】
スキーム6
【化8】
別の再エステル化法では、スキーム7に表すように、10mol%トリクロロビスムタンとモレキュラーシーブとを用いて、密封管内、乾燥トルエン中で、メチルエステル(XIII)とアルコールとを還流することによりジカルボニル中間体(XIV)が得られる。
【0099】
スキーム7
【化9】
一般式(XIII)及び(XVII)のジカルボニル中間体(一般式(I)(式中、Rが-COR又は-COORを表す)の化合物の合成で用いる)は、反応スキーム8に表すように、メチルケトン誘導体(XV)又はアセトンを、THF中でカリウムtert-ブトキシドで処理して、当該混合物を炭酸ジメチル又はメチルエステル若しくはエチルエステル(XVI)のいずれかと反応することによって、クライゼン縮合を介して、合成することが可能である。
【0100】
スキーム8
【化10】
一般式(XVIII)のケトエステル中間体(一般式(I)(式中、Rが-COORを表し、かつ、Rが-CHOR又は-CHN(R)Rを表す)の化合物の合成で用いる)は、反応スキーム9で表すように、THF中で、アルコールを水素化ナトリウムで脱プロトン化して、当該混合物をメチル 4-クロロ-3-オキソブタノエートで処理することにより、合成することが可能である。一般式(XIX)のケトエステル中間体は、アセトン及びトリメチルアミン中で、メチル 4-クロロ-3-オキソブタノエートをアミンと加熱することによって、合成することが可能である。
【0101】
スキーム9
【化11】
一般式(XIV)の1,3-ケトエステル中間体は、反応スキーム10に表すように、THF中で酢酸アンモニウム、酢酸及びモレキュラーシーブと加熱することによるか、又は、メタノール中で炭酸水素アンモニウムと反応することにより、エナミン(XX)に変換することが可能である。したがって、1,3-ジケトン(XXI)は、上記の手順により、又は代替的に、アンモニア水中での反応により、エナミン(XXII)及び(XXIII)の混合物に変換することが可能である。
【0102】
スキーム10
【化12】
一般式(XXIV)及び(XXVI)のクネーフェナーゲル生成物は、Liu & Zhang,Angew.Chem.Int.Ed.2009,48,6093-6より改変し反応スキーム11に表すように、アルデヒド(X)(例えば、ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド)と1,3-ジカルボニル中間体(XIV)又は(XXV)のそれぞれとを、電子レンジ内で、トルエン中で酢酸、ピペリジン及びモレキュラーシーブと反応することにより調製することが可能である。
【0103】
スキーム11
【化13】
一般式(XXVII)及び(XXVIII)のジヒドロピリジンは、反応スキーム12に表すように、3成分のハンチ合成で、クネーフェナーゲル生成物(XXVI)を、例えばイソプロパノール、エタノール又は2,2,2-トリフルオロエタノール等のアルコール中で、1,3-ジカルボニル化合物(XIV)、(XXI)又は(XXIX)及びアンモニアと加熱することにより調製することが可能である。アンモニアの代わりに、マイクロ波条件下でのメタノール(MeOH)中NHOAcを用いて、一般式(XXVII)、(XXVIII)及び(XXX)のジヒドロピリジンを合成することが可能である。
【0104】
スキーム12
【化14】
ジヒドロピリジン(XXXI)及び(XXXIII)を調製するための別の方法は、クネーフェナーゲル生成物(XXVI)又は(XXIV)を、マイクロ波条件下、メタノール中で、それぞれエナミン(XXII)又は(XXXII)と加熱することによる(スキーム13)。
【0105】
スキーム13
【化15】
一般式(XXXIII)のジヒドロピリジンは、反応スキーム14に表すように、酢酸中で、クネーフェナーゲル生成物(XXVI)及びエナミン(XX)を加熱することにより調製することも可能である。
【0106】
スキーム14
【化16】
一般式(XXXV)のジヒドロピリジン(一般式(I)(式中、Rは-NHを表す)の化合物の合成において中間体として用いる)は、反応スキーム15に表すように、クネーフェナーゲル生成物(XXVI)及びアミジン(XXXIV)を、イソプロパノール中で、ピペリジンと加熱することにより合成することが可能である。
【0107】
スキーム15
【化17】
ジヒドロピリジン足場は、クネーフェナーゲル生成物を前形成することなく組み立てることが可能である。例えば、一般式(I)の化合物(式中、R及びRの両方が-CNを表す)は、反応スキーム16に表すように、アルデヒド(X)とエナミン(XXXVIa)及び(XXXVIb)とを、イソプロパノール中で、酢酸と加熱することにより合成することが可能である。RがRと同じでない場合には、ジヒドロピリジン(XXXVIIa)、(XXXVIIb)及び(XXXVIIc)の混合物が得られ、これらは例えばカラムクロマトグラフィーにより分離する必要がある。
【0108】
スキーム16
【化18】
上記の方法のバリエーションで、エナミンのうちの一方、例えば(XXXVIb)を、例えば(XXXVIc)であるケトンに置き換えて、ジヒドロピリジン(XXXVIIa)、(XXXVIIb)及び(XXXVIIc)の同一の混合物を調製することが可能である。
【化19】
スキーム16における上記の反応条件(例えばイソパノール等であるアルコール中で酢酸と加熱であり、準化学量論的な量のピペリジンが存在していてもよい)を、より広範囲で利用して、一般式(I)のジヒドロピリジン(式中、Rは-CHO、-COR又は-CNのいずれかを表し、かつ、Rは-COR、-S(O)(式中、nは1又は2)、-COOR及び-C(O)N(R)Rから選択される)を合成することができるが、アルデヒド(X)(例えば、ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド)は、
(a) 一般式(XX)、(XXII)、(XXIII)、(XXXII)若しくは(XXXVIa/b)であるがこれに限定されない化合物により例示されるような2つのエナミンと、又は、
(b) 一般式(XX)、(XXII)、(XXIII)、(XXXII)又は(XXXVIa/b)であるがこれに限定されない化合物により例示されるような1つのエナミン、及び、一般式(XIV)、(XXV)又は(XXIX)であるがこれに限定されない化合物により例示されるような1,3-ジカルボニル化合物、と反応することを条件とする。
【0109】
上記のエナミンはまた、インサイチュ(in situ)で形成して、アルコール(例えば、エタノール)中でアルデヒド(例えば、ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド)、2つの1,3-ジカルボニル化合物(例えば、一般式(XIV)、(XXV)又は(XXIX)の化合物)及びアンモニア水を加熱することにより一般式(I)の化合物が4成分の反応で調製されるという、ジヒドロピリジン足場のハンチ合成のさらに別のバリエーションを生じさせることが可能である。
【0110】
上記のように、1,4-ジヒドロピリジン足場の合成方法は、例えば“Hantzsch reaction:Recent advances in Hantzsch 1,4-dihydropyridines”,A.Saini et al.,J Scient Indust Res 2008,67,95-111に概説されている、文献で十分に実証されたハンチ反応のバリエーションである。
【0111】
芳香環に例えば-Br等であるハロゲン原子を保持する一般式(I)のジヒドロピリジンは、さらに、ハロゲン原子が例えばアリール、ヘテロアリール若しくは小さいアルキル基(鈴木カップリング)によるか、アミン(Buchwaldカップリング)によるか、又はシアノ基(Znカップリング)により置換されるものである金属触媒カップリング反応により、誘導体化することが可能である。
【0112】
例えば、スキーム17に表すように、一般式(XXXVIII)のハロゲン置換ベンジルエステルは、ピリジニルボロン酸(又は他のヘテロアリールボロン酸、フェニルボロン酸又はアルキルボロン酸)と、DME及び水の3:1混合液中で両成分を例えばパラジウム-テトラキス(トリフェニルホスフィン)であるパラジウム触媒及び例えば炭酸カリウムである塩基と共に加熱することにより結合して、ジヒドロピリジン(XXXIX)を得ることが可能である。
【0113】
スキーム17
【化20】
別の例においては、スキーム18に示すように、ハロゲン原子で置換された一般式(XL)のベンゾチオフェンは、触媒(例えば、Pd(dppf)Cl DCM)とCsCO水溶液とを用いて、ジクロロメタン中、還流温度で、ピリジルボロン酸との鈴木カップリングにより、一般式(XLI)の化合物に変換することが可能である。さらに別の例においては、ハロゲン置換ベンゾチオフェン(XL)を、熱トルエン(2mL)中で、パラジウム(II)ビス(トリフェニルホスフィン)ジクロリド等の触媒を用いて、例えばトリブチル(フェニル)スタンナンのようなスタンナン類とカップリングすることにより、一般式(XLII)の化合物が得られる。
【0114】
スキーム18に示すベンゾチオフェン(XL)の臭素原子は、DMF中で、Zn(CN)及びPd(PPhと加熱することによりシアノ基で置換されて、一般式(XLIII)のジヒドロピリジンを得ることが可能である。
【0115】
スキーム18
【化21】
【0116】
薬理活性
ラットアンドロゲン受容体結合
このアッセイは、偏光フィルタAR競合アッセイグリーンキット(ライフテクノロジーズ社、カタログ番号:A15880)の説明書に従って実行した。簡潔には、試験は、Fluormone AL Greenにより示される蛍光偏光の変化を測定することに基づく。すなわち、Fluormoneが受容体に結合すると、リガンドが受容体結合部位に対して競合してFluormoneが移動していくときに減少する蛍光偏光が観察される。
【0117】
化合物それぞれの阻害値を1及び10μMでデュプリケートで測定し、プレートは室温で4時間インキュベートする。蛍光偏光は、テカン社のインフィニットM1000 Proリーダー(λexc=485nm、λem=535nm)で測定する。用量反応曲線を取得し、ARに対する阻害能(IC50として表される)を算出するために、化合物ごとに10μMから0.1nMまで、1×バッファー中で、試験において1:10段階希釈を行った。
【0118】
ヒトアンドロゲン受容体結合
LnCap前立腺癌細胞株を用いて、内因性発現したヒトアンドロゲン受容体に対する放射リガンド結合実験を行った。この試験は、試験化合物の濃度の増加に応じて置換していく放射標識ARリガンド[H]-メチルトリエノロンを測定することに基づく。試験は、96ウェルプレート(Falcon社、#353072)において実行する。受容体に対する放射リガンドの全ての結合及び非特異的結合を評価するために、各分析プレート内に、ポジティブ対照及びネガティブ対照もまた必要である。細胞(ウェル当たり60000個)を、24時間インキュベートしてから、37℃、5%CO雰囲気中で実験を行った。培地は、アッセイ緩衝液(0.1%ウシ血清アルブミン(シグマ社、#8806-56)及びトリアムシノロンアセトニド(シグマ社、#T6501)を添加したRPMI-640(ATCC社、#30-2001))で置換した。所望の濃度の化合物と、[H]-メチルトリエノロン(パーキンエルマー社、#NET590)とを、ウェルに加えた。
【0119】
【表1】
【0120】
用量反応曲線を取得し、ARに対する阻害能(IC50として表される)を算出するために、化合物ごとに10μMから0.1nMまで、1×バッファー中で、試験において1:10段階希釈を行った。
【0121】
細胞を、37℃、5%CO雰囲気中で2時間インキュベートし、次いで氷冷HBSSで2回洗浄した。次いで細胞を、可溶化緩衝液(ハンクス液(HBSS、シグマ社、#H6648)、0.5%のドデシル硫酸ナトリウム0.5%(SDS、シグマ社、#L7390-500G、Lote:078K0102)及び20%のグリセロール(シグマアルドリッチ社、#G2025)で室温で30分間溶解させた。各ウェルから75μLずつの分注に取り出し、96ウェルのフレキシプレート(パーキンエルマー社、#1450-401)に移し、100μLのシンチレーションカクテル(Optiphase supermix、パーキンエルマー社、#1200-439)と混合した。プレートを60分間振とうし、ベータシンチレーションカウンター(Microbeta Trilux、パーキンエルマー社)で放射能を測定した。
【0122】
IM-9ヒトグルココルチコイド受容体(GR IM-9)における競合結合
ポリプロピレン96ウェルプレート中で、グルココルチコイド受容体競合結合アッセイを実行した。各ウェルにおいて、IM-9細胞株よりの細胞質ゾル100μg、1.5nMの[3H]-デキサメタゾン(71Ci/mmol、1mCi/ml、パーキンエルマー社NET1192001MC)及び試験化合物及び標準をインキュベートした。トリアムシノロン10μM(シグマアルドリッチ社 T6376)の存在下で、非特異的結合を決定した。
【0123】
マイクロプレートベータシンチレーションカウンター(Microbeta Trilux、パーキンエルマー社、スペイン国マドリード)で測定する前に、反応混合物(Vt:200μl/ウェル)を4℃で6時間インキュベートし、濾過して250μlの洗浄緩衝液(TES10mM、モリブデン酸ナトリウム10mM、EDTA1mM、pH7.4、2-メルカプトエタノール20mM、グリセロール10%)で6回洗浄した後で、GF/B 96ウェルプレート(0.5%のPEIで前処理し、結合緩衝液(TES10mM、モリブデン酸ナトリウム10mM、EDTA1mM、pH7.4、2-メルカプトエタノール20mM、グリセロール10%)で処理した)(ミリポア社、スペイン国マドリード)に、180μLを移した。
【0124】
機能アッセイ AR受容体
MDA-MB-453細胞をDMEM(ATCC社、リファレンス30-2002)、10%FBS、1%ペニシリン、1%ストレプトマイシン、75μg/mlゲンタマイシン中で培養した。
【0125】
アッセイ実行の前日に、細胞をトリプシン処理し、50μlの完全培地中、384ウェルプレート(Greiner社、リファレンス781098)(8000細胞/ウェル)に播種した。細胞を、5%CO雰囲気中、37℃で一夜保存した。
【0126】
培地を、0.1%FBSを含む50μlの完全増殖培地で置き換えた。化合物をEcho550(Labcyte社)で分注し、5%CO雰囲気中、37℃で24時間インキュベートした。1nMのDHT存在下で、アンタゴニスト作用を測定した。
【0127】
インキュベーション後、アッセイ培地を除去し、20μlの1×プロメガ溶解緩衝液を各ウェルに加えた。プレートを室温で15分インキュベートし、-80℃に急速冷凍して、室温まで解凍した。ルシフェラーゼ基質50μl(E4550、プロメガ社)を各ウェルに加え、そしてEnSpireマルチラベルリーダー(パーキンエルマー社)で、発光(積分時間1000ミリ秒)を読み取った。
【0128】
結果
表は、様々なアッセイにおける本発明の一部の化合物の結合を示す。
【表2】
【0129】
表1に記載の結果からわかるように、本発明の化合物は、アンドロゲン受容体及びグルココルチコイド受容体から選択される核内受容体の調節因子である。
【0130】
本発明の誘導体は、例えば、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症等である、アンドロゲン受容体及びグルココルチコイド受容体の調節因子による治療による改善に感受性のあることがわかっている疾患の治療又は予防に有用である。したがって、本発明の誘導体及びその薬学的に許容される塩、並びにそうした化合物及び/又はその塩を含む医薬組成物は、人体の障害の治療方法(本発明のジヒドロピリジン誘導体又はその薬学的に許容される塩の有効量を、前記治療を必要とする対象に投与することを含む)において用いることができる。
【0131】
本発明はまた、上記で言及したような他の治療薬と、及び例えばキャリア又は希釈剤等の薬学的に許容される賦形剤とあわせて、少なくとも一般式(I)のジヒドロピリジン誘導体又はその薬学的に許容される塩を、活性成分として含む医薬組成物を提供する。活性成分は、剤形の性質に応じて、かつ、さらなる希釈が添加前になされるか否かに応じて、組成物を0.001重量%から99重量%、好ましくは0.01重量%から90重量%含み得る。好ましくは、この組成物は、経口、局所、経鼻、直腸、経皮又は注射可能な投与に好適な形態で作られる。
【0132】
本発明の組成物を形成する、活性化合物又は前記化合物の塩と混合される薬学的に許容される賦形剤は、それ自体は周知であり、用いられる実際の賦形剤は、とりわけ組成物の意図する投与方法に依存する。
【0133】
本発明の組成物は、好ましくは、注射可能及び経口(経口的)投与に適している。この場合、経口投与用の組成物は、錠剤、徐放性錠剤、舌下錠、カプセル剤、吸入エアゾール、吸入液、ドライパウダー吸入、又は例えば混合剤、エリキシル剤、シロップ、又は懸濁剤等である液剤、本発明の化合物を含有する全てである形態を取り得、こうした製剤は、当技術で周知の方法で作られてよい。
【0134】
組成物の調製において用いられ得る希釈剤は、それら液体及び固体の希釈剤を含み、これは所望であれば着色剤又は香味剤と一緒に、活性成分と適合する。好都合にも錠剤又はカプセル剤は、2から500mgの活性成分又は同等量のその塩を含有できる。
【0135】
経口使用に適した液剤は、溶液又は懸濁剤の形態であり得る。溶液は、例えばシロップを形成するスクロースと会合する活性化合物の可溶な塩又は他の誘導体の水溶液であり得る。懸濁剤は、懸濁化剤又は香味剤と一緒に、水と会合する本発明の不溶な活性化合物又はその薬学的に許容される塩を含み得る。
【0136】
注射剤用組成物は、凍結乾燥されてもよく又はされていなくてもよく、かつ、発熱因子を含まない水性溶媒又は他の適切な注射剤液に溶解し得る、可溶な塩から調製され得る。
【0137】
有効量は、通常、1日当たり2から2000mgの活性成分の範囲である。1日の投与量は、1日当たり、1回以上の処置、好ましくは1回から4回の処置で、投与され得る。
【0138】
本発明は以下の通りである。
[1]以下の一般式(I):
【化1】
(式中、
- Rは、
a)-COR
b)-COOR
c)-CN、
d)-C(O)NH、から選択される基であり、
- Rは、
a)直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルは-N(R)R及び-OR、ハロゲン原子、C-Cシクロアルキル及びアルキニル基から選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
b)C-Cシクロアルキル、から選択される基であり、
- Rは、
a)-COOR
b)-COR
c)-C(O)N(R)R
d)-CN、
e)-S(O)(nは1から2の整数)、から選択される基であり、
- R及びRは、
a)直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはA若しくはBから選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されていてもよい)、
b)A基、
c)水素原子、から独立に選択されるか、
又は
- R及びRは、それらが結合している窒素原子とともに、O及びNから選択される1個のヘテロ原子を含んでいてもよい、5から6員の複素環を形成するものであり、前記複素環は直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルから独立に選択される1若しくは2の基で置換されていてもよく、
- Rは、
a)直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはハロゲン原子、-N(R)R及び-ORから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
b)C-Cシクロアルキル(前記シクロアルキルは1個、2個又は3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)、
c)水素原子、
d)-NH
e)-CN、から選択される基であり、
- Rは、
a)A基、
b)直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはA若しくはBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
c)-N(R)R
d)-CN、
e)-CO-H、
f)-CO-Me、及び
g)CO-OMe、
h)水素原子、から選択される基であり、
- X、X、X、X及びXは、C-B、N及びC-Hから独立に選択され、
- Aは、
a)C-Cシクロアルキル(前記シクロアルキルの環は=O及びBから選択される1個、2個、3個又は4個の置換基で置換されていてもよい)、
b)O、S及びNから選択される1個、2個又は3個のヘテロ原子を含む3から6員の飽和へテロシクリル環であり(前記環は=O及びBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
c)フェニル基又は5から6員のヘテロアリール基(前記フェニル基又は前記ヘテロアリール基のいずれか一方はBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、から選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、-CF基、5から6員のヘテロアリール、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R及び-S(O)から独立に選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R、-S(O)、及びアルキニル基から独立に選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R、-S(O)から独立に選択され、
各R及びRは、
- 水素原子、
- 直鎖又は分枝のC-C12アルキル、C-Cシクロアルキル、及びC-Cヘテロシクロアルキル(前記アルキル、前記シクロアルキル、前記ヘテロシクロアルキルは、=O(オキソ)、ハロゲン原子、ヒドロキシ、フェニル、C-Cシクロアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルカルボニルから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
- フェニル基又は5から6員のヘテロアリール基(前記フェニル基、前記ヘテロアリール基はハロゲン原子、シアノ基、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cハロアルキル、ヒドロキシ、直鎖若しくは分枝のC-Cアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノから選択される1個、2個、又は3個の置換基で置換されていてもよい);
- R及びRは、それらが結合している窒素原子とともに、O、N及びSから選択されるさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい、3から8員の環を形成するものである(前記環は、=O(オキソ)、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cハロアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルカルボニルから選択される1、2又は3個の置換基で置換されていてもよい)、を独立に表し;
- ただし、Rが-COORであり、Rが-COORである場合は、Rはメチル基ではない)
の化合物及びその薬学的に許容される塩。
[2]X、X、X、及びXは、C-H又はC-Bを表す(式中、Bはハロゲン原子を表す)、上記[1]に記載の化合物。
[3]Xは、C-B及びNから選択される基である、上記[2]に記載の化合物。
[4]Bは、-CN基及びハロゲン原子から選択される、上記[3]に記載の化合物。
[5]Rは、-COR、-COOR及び-CN基から選択される基である、上記[2]~[4]のいずれかに記載の化合物。
[6]Rは、
- C-Cアルキル(前記アルキルの末端のメチルは、置換されていない又は3個のフッ素原子(-CF)で置換されている)、
- C-Cアルキル(前記アルキルは任意の位置においてアルキニル基で置換されていてもよい)、及び
- C-Cシクロアルキル、から選択される、上記[5]に記載の化合物。
[7]Rは、-COORを表す、上記[2]~[6]のいずれかに記載の化合物。
[8]Rは、
- 直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはフッ素原子及び1個、2個若しくは3個のフッ素原子で置換されていてもよいC-Cシクロアルキルから選択される、1個、2個、若しくは3個の置換基で置換されていてもよい)、又は
- A基(前記A基はフッ素原子及びC-Cアルキル基からなる群から選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されていてもよいC-Cシクロアルキルを表す)、を独立に表す、上記[7]に記載の化合物。
[9]Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル及びC-Cシクロアルキルから選択される基である(前記基は、1個、2個、又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい)、上記[2]~[8]のいずれかに記載の化合物。
[10]Rは、
- -N(R)R(式中、R及びRは水素原子及び直鎖又は分枝のC-Cアルキルから独立に選択される)、
- A基(前記A基はC-Cシクロアルキルを表す)、
- 直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルは1個、2個若しくは3個のフッ素原子若しくは1個の水酸基から選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、から選択される基である、上記[2]~[9]のいずれかに記載の化合物。
[11]X、X、X及びXは-CHを表し、XはC-B(式中、Bは、-CN基又は臭素原子を表す)を表し、Rは、-C(O)CH、-C(O)OCH、-C(O)OCH-アルキニル、及びCNから選択される基であり、Rは、-C(O)O-直鎖又は分枝のC-Cアルキル基(前記アルキル基は1個、2個又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい)及びC(O)OCH-シクロプロピル(前記シクロプロピルは1個、2個、又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい)から選択される基であり、Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル及びC-Cシクロアルキルから選択される基であり、かつ、Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、C-Cシクロアルキル及び-NHから選択される基である、上記[1]に記載の化合物。
[12]X、X、X及びXは-CHを表し、XはC-B(式中、Bは-CN基を表す)を表し、Rは、-C(O)CH、-C(O)OCHから選択される基であり、Rは、-C(O)OCH-シクロプロピル(前記シクロプロピルは1個、2個、又は3個のフッ素原子で置換されていてもよい)及び-C(O)OCH-CFから選択される基であり、Rは、メチル及びシクロプロピルから選択される基であり、かつ、Rは、シクロプロピル及び-NHから選択される基である、上記[1]に記載の化合物。
[13]メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート(エナンチオマー1)、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート(エナンチオマー2)、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-ベンゾイル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-ニコチノイル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロ-[2,3’-ビピリジン]-3-カルボキシレート、
2,2,2-トリフルオロエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボン酸、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-N,N-ジエチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(モルホリン-4-カルボニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
2-メトキシエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-アセトアミドプロピル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート、
2-モルホリノエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ジメチルアミノ)エチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-アセトアミドエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(メトキシメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((ジメチルアミノ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-メトキシベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-2-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(モルホリノ-メチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ビス(モルホリノメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
2-ヒドロキシエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)アゼチジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-N-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(2-メトキシ-2-オキソエチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(2-メチルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(2-メトキシエチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((ベンジルオキシ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(フェノキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
フェネチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-ベンジル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(2-フェニルアセチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(2-メトキシアセチル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-(メトキシメチル)-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(フルオロメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-メチルピペリジン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジメチルシクロヘキシル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロブチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-ベンジル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1-(5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)-2-フェニルエタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(2-メチル-5-(ピペリジン-1-カルボニル)-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
4-(((5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボニル)オキシ)メチル)安息香酸、
ベンジル 5-アセチル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-(シクロプロピルカルバモイル)ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(3-フルオロピリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリミジン-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(5-ブロモピリジン-3-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-シアノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-シアノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(6-クロロピリジン-3-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-モルホリノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジメチルシクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(2-クロロピリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジフルオロシクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-N-ベンジル-N,2,6-トリメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
オキセタン-3-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
イソプロピル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(2,2,2-トリフルオロアセチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
シクロペンチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジアミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジフルオロシクロヘキシル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アセトアミド-5-アセチル-4-(5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジアミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-(シクロプロピルメチル)3-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(4-フルオロベンジル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(4-フルオロベンジル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 6-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-シクロペンチル5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(6-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-フルオロベンジル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(シクロブチルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-((3,3-ジフルオロシクロブチル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2-アミノ-5-カルバモイル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-シクロプロピル 3-(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-4-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-イソプロピル 5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-((2,2-ジフルオロ-3,3-ジメチルシクロプロピル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-メチル 3-ネオペンチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノチエノ[3,2-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-メチル 3-ネオペンチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ビス(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-(プロパ-2-イン-1-イル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(5,7-ジシアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-(ブタ-2-イン-1-イル)3-(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-メチル 3-(2,2,2-トリフルオロエチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-(2,2,2-トリフルオロエチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(6-クロロ-7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-6-(トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-メチル 3-プロパ-2-イン-1-イル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(6-ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(6-メトキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-6-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボニトリル、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-メチル-6-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(6-ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(4-(6-メトキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(5-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-モルホリノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(4-(5-(ベンジルアミノ)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボニトリル、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸、
N-シクロプロピル-3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド、
N-(シクロプロピルメチル)-3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(モルホリン-4-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
ジメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-2,3-ジカルボキシレート、
ジメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-2,3-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
エチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(メチルスルホニル)-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-イル)エタノン、
メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(3-アセチル-5-(メトキシカルボニル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸、
メチル 5-アセチル-4-(5-(シクロプロピルカルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-((シクロプロピルメチル)カルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(5-(モルホリン-4-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(シクロプロピルカルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(3-アセチル-6-シクロプロピル-5-(メトキシカルボニル)-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボン酸、
ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ビス(ピリジン-4-イルメチル)2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジベンジル 2,6-ジシクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボキシレート、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ビス(4-フルオロベンジル)2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
4-シアノベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-クロロベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
3-クロロベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロブチル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロペンチル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロヘキシル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンジル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-ホルミル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-(ヒドロキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-ホルミル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2-シアノ-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(6-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 2,5-ジアセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート塩酸塩、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレートトリフルオロメタンスルホン酸塩、
4-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[3,4’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[3,3’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,4’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,3’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,3’-ビピリジン]-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,4’-ビピリジン]-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(ピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-シクロプロピルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(ピリジン-3-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-フェニルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、からなる群から選択される、上記[1]に記載の化合物。
[14]アンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体の拮抗作用による改善に感受性のある疾患又は病状の治療において使用するための上記[1]~[13]のいずれかに記載の化合物。
[15]アンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体の拮抗作用による改善に感受性のある疾患又は病状は、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症から選択される、上記[14]に記載の使用のための化合物。
[16]上記[1]~[13]のいずれかに記載の化合物及び薬学的に許容される希釈剤又はキャリアを含む、医薬組成物。
[17]前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、向精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症、を治療するための薬剤から選択される治療有効量の治療薬をさらに含む、上記[16]に記載の医薬組成物。
[18]上記[1]~[13]のいずれかに記載の化合物、並びに、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症、を治療するために用いられる治療薬、を含む組合せ製品。
[19]前記治療薬は、ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)受容体のアゴニスト又はアンタゴニスト、アンドロゲン受容体アンタゴニスト、CYP17阻害剤、VEGF阻害剤、EGFR阻害剤、PI3K阻害剤、AKT阻害剤、mTOR阻害剤、c-Met阻害剤、Src阻害剤、PARP阻害剤、アンジオポエチン、ALK阻害剤、ROS-1阻害剤、抗-(IGF)抗体、タキサン抗悪性腫瘍薬、トポイソメラーゼII阻害剤、抗腫瘍抗生物質、HSP90阻害剤、オーロラキナーゼ阻害剤、PSA指向性ワクチン、GRアンタゴニスト、11-ベータHSD阻害剤、抗CTLA4抗体、抗PD1抗体及び抗PDL1抗体からなる群から選択される1以上の免疫療法薬、から選択される、上記[18]に記載の組合せ製品。
[20]免疫療法薬は、イピリムマブ、トレメリムマブ、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、CT-011、AMP-224、MPDL3280A、MEDI4736及びMDX-1105からなる群から選択される、上記[19]に記載の組合せ製品。
[21]アンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体の拮抗作用による改善に感受性のある疾患又は病状の治療用の医薬を製造するための上記[1]~[13]のいずれかに記載の化合物の使用。
[22]アンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体の拮抗作用による改善に感受性のある疾患又は病状は、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症から選択される、上記[21]に記載の使用。
[23]上記[1]~[13]のいずれかに記載の化合物を必要とする対象に投与することを含む、アンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体の拮抗作用による改善に感受性のある疾患又は病状の治療方法。
[24]アンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体の拮抗作用による改善に感受性のある疾患又は病状は、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症から選択される、上記[23]に記載の方法。
本発明について、以下の実施例でさらに説明する。以下は、説明として与えるものであり、決してこの発明の範囲を限定しない。この発明の化合物の合成は、中間体の調製を含めて、以下の実施例により説明されるが、これは、本発明の範囲を決して限定しない。
【実施例
【0139】
全般
試薬、溶媒及び開始物質は、市販の供給元から取得し、さらなる精製は行わずに使用した。全ての反応は、別段に言及しない限り、空気雰囲気下かつ無水溶媒で実行した。「濃縮」の語は、ビュッヒ社(Buchi)のrotavaporを用いた減圧留去を指す。適応の場合、反応生成物は、示した溶媒系でのシリカゲル(40~63μm)の「フラッシュ」カラムクロマトグラフィーにより精製した。収量は、H NMRで確認した純度>95%であると推定された単離化合物を指す。全てのジヒドロピリジンは、ラセミ混合物として得た。
EIおよびESI法を採用したVarian MAT-711分光計で、質量分析を実行した。L-2455ダイオードアレイ検出器を備えたLaChrom Elite L-2350機器(Sunfireシリカゲルカラム5μm、4.6mm×150mm)で、HPLC実験を実行した。Gilson321ピストンポンプ、Gilson864真空脱気装置、Gilson189注入モジュール、1/1000Gilsonスプリッター、Gilson307ポンプ、Gilson170検出器、及びThermoquest Fennigan aQa検出器を備えたGilson機器で、HPLC-MS分析を実行した。
【0140】
Varian Inova 500MHz又はVarian Mercury 300若しくは400MHzのいずれかのNMR分光計を用いて、H及び13Cの核磁気共鳴実験を実行した。重水素化溶媒のシグナルに対する又は内部参照としてのテトラメチルシランに対するケミカルシフトを報告する。結合定数Jは、ヘルツ(Hz)で与えられ、また多重度は、以下のとおり:s=シングレット、d=ダブレット、t=トリプレット、q=カルテット、m=マルチプレット、又はこれらの組合せ、とする。
【0141】
中間体の調製
基本手順aa
中間体1:7-クロロベンゾ[b]チオフェン
【化22】
アセトン(10ml)中の2-クロロベンゼンチオール(1.53g、10.58mmol、1.0当量)及び2-ブロモ-1,1-ジエトキシエタン(2.4mL、15.87mmol、1.5当量)の溶液に、炭酸カリウム(3.65g、26.45mmol、2.5当量)を加えた。混合物を90分間還流し、次いで0.5当量の2-ブロモ-1,1-ジエトキシエタンを加えた。混合物をさらに2時間還流し、室温まで冷却し、濃縮した。得られた残渣を、溶離液としてヘキサン/ジエチルエーテル(2%)を用いたシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色油(2.71g、97%)として(2-クロロフェニル)(2,2-ジエトキシエチル)スルファンを得た。
トルエン(15ml)中のポリリン酸(6.0g、51.97mmol、9当量)の溶液に、トルエン(5mL)中の(2-クロロフェニル)(2,2-ジエトキシエチル)スルファン(1.5g、5.77mmol、1当量)の溶液を、激しく攪拌しながら加えた。混合物を、還流温度で5時間攪拌し、次いで氷冷水(30mL)中に注ぎ、10分間攪拌した。混合物を、トルエン、重炭酸塩の飽和水溶液、及び飽和食塩水で洗浄し、乾燥(NaSO)し、濃縮した。得られた残渣を、溶離液としてヘキサンを用いたシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し(国際公開第2009/008992号に記載のとおり)、淡黄色油(0.68g、70%)として7-クロロベンゾ[b]チオフェンを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.77-7.71(m,1H),7.50(d,J=5.4Hz,1H),7.41-7.30(m,3H)。
【0142】
中間体2:7-(トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン
基本手順aaにより、淡黄色油(0.44g、41%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.00(d,J=7.9Hz,1H),7.66(d,J=7.3Hz,1H),7.57(d,J=5.5Hz,1H),7.51-7.37(m,2H)。
19F NMR(282MHz,CDCl-d)δ(ppm):-63.13(CF)。
【0143】
中間体3:7-フルオロベンゾ[b]チオフェン
基本手順aaにより、黄色油(1.78g、52%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm)δ 7.63(d,J=8.0Hz,1H),7.49(d,J=5.3Hz,1H),7.41-7.30(m,2H),7.07(dd,J=9.8,8.0Hz,1H)。
19F NMR(282MHz,CDCl-d)δ(ppm):-115.37(CF)。
【0144】
中間体4:1-(ベンゾ[b]チオフェン-7-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オン
【化23】
この化合物は、J.Med.Chem.2002,45,4038-4046の改変した手順を用いて合成した。7-ブロモベンゾ[b]チオフェン(1.0g、4.69mmol、1.0当量)を、ジエチルエーテル(25ml)中に溶解し、-40℃で冷却した。次いで、n-ブチルリチウム1.6M(3.23ml、5.16mmol、1.1当量)を滴下し、当該溶液を1時間かけて0℃まで温めた。当該溶液を-60℃まで冷却し、ジエチルエーテル(5ml)中の2,2,2-トリフルオロ-1-モルホリノエタン-1-オン(0.86g、4.69mmol、1.0当量)の溶液を少しずつ加えた。得られた混合物を-60℃で7時間攪拌し、次いで室温を限度に温めた。溶液を飽和NHCl(5ml)で加水分解し、NHClで(3×5ml)及び水で(3×5ml)洗浄し、乾燥(NaSO)して濃縮した。得られた残渣を、溶離液としてエチルヘキサン:酢酸エチル(10:1)を用いたシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色固体(0.98g、91%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.20(ddd,J=7.9,4.5,1.4Hz,2H),7.70(d,J=5.5Hz,1H),7.58(t,J=7.9Hz,1H),7.49(d,J=5.5Hz,1H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=- 69.54(s,CF)。
【0145】
中間体5:ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボニトリル
【化24】
乾燥DMF(3mL)中の5-ブロモベンゾ[b]チオフェン(510mg、2.34mmol)及びシアン化亜鉛(299mg、2.49mmol)の混合物に、5分間、窒素ガスをバブリングした。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(153mg、0.13mmol)を加え、管を密閉し、混合物を90℃で7時間攪拌した。反応混合物をセライトで濾過して、AcOEt及びNaHCOを用いて濾液を抽出した。有機相を濃縮して、残渣を、カラムクロマトグラフィーにより精製した(収率:82%)。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=7.58(dd,1H),7.72(m,1H),7.99(d,1H),8.26(m,1H),8.43(d,1H)。
【0146】
中間体6:ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル
上記に記載したベンゾ[b]チオフェン-5-カルボニトリルに関する方法に従って、表題化合物を合成した。
H-NMR(400MHz,DMSO)δ=7.59(dd,1H),7.65(d,1H),7.96(dd,1H),8.01(d,1H),8.26(dd,1H)。
【0147】
中間体7:ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸
【化25】
MeOH(40mL)中のベンゾ[b]チオフェン-5-カルボニトリル(400mg、2.51mmol)の溶液に、KOH(2.0g、35mmol)及び水10mLを少しずつ加え、そして混合物を、80℃で36時間攪拌した。2NのHClによる酸性化後(pH4~5)、固体を濾別し、ペンタンで洗浄し、灰白色固体(390mg、87%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=7.58(dd,1H),7.72(m,1H),8.01(d,1H),8.29(m,1H),8.46(d,1H),12.11(s,1H)。
【0148】
中間体8:メチル ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキシレート
【化26】
ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸(390mg、2.19mmol)をMeOH(30mL)中の飽和HCl中で、24時間還流した。溶媒の留去後、メチルエステルを得た(340mg、76%)。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=3.85(s,3H),7.59(dd,1H),7.73(m,1H),7.98(d,1H),8.27(m,1H),8.44(d,1H)。
【0149】
中間体9:5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル
7-ブロモ-5-フルオロベンゾ[b]チオフェンの合成
基本手順aaにより、淡黄色油(1.02g)として表題化合物を得て、次の工程においてそれ自体を用いた。
5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリルの合成
【化27】
N-メチル-2-ピロリドン(12ml)中の7-ブロモ-5-フルオロベンゾ[b]チオフェン(1.02g、4.41mmol、1.0当量)及びシアン化銅(0.590g、6.62mmol、1.5当量)の溶液を、密封管内、200℃で2日間攪拌した。混合物を室温まで冷却し、飽和NaHCO水溶液(30mL)に注ぎ、4℃で60分間維持した。固体を濾別し、40mLのNHOH(28%)/NHCl(飽和)(1:1)及び酢酸エチル(60mL)の混合物中に溶解し、1時間攪拌した。次いで、酢酸エチルで洗浄し(×3)、乾燥(NaSO)し、濃縮して、溶離液としてヘキサン/ジエチルエーテル(2%)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、白色固体(0.23g、29%)として5-フルオロ-3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリルを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):7.73(dd,J=8.8,2.3Hz,1H),7.69(d,J=5.5Hz,1H),7.47(dd,J=8.1,2.2Hz,1H),7.39(d,J=5.5Hz,1H)。
【0150】
中間体10:4-フルオロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル
表題化合物を、中間体9に関して上記に記載したとおりの2工程の合成で調製し、白色固体(0.33g)として得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):7.70(dd,J=8.2,4.5Hz,1H),7.61(d,J=5.5Hz,1H),7.53(d,J=5.5Hz,1H),7.13(t,J=8.8Hz,1H)。
【0151】
中間体11:5,7-ジクロロベンゾ[b]チオフェン
基本手順aaにより、淡黄色油(1.57g)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):7.78(dd,J=8.0,0.8Hz,1H),7.52(s,1H),7.50(s,1H),7.46-7.42(m,1H)。
【0152】
中間体12:3-ブロモ-6-クロロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル
【化28】
【0153】
エタノール(20ml)中の2-クロロ-6-メルカプトベンゾニトリル(1.5g、8.84mmol、1.0当量)の溶液に、水(7ml)中の水酸化ナトリウム(0.35g、8.84mmol、1.0当量)の水溶液を加えた。次いで、水(8mL)中の2-ブロモ酢酸(1.35g、9.73mmol、1.1当量)、炭酸ナトリウム(0.51g、4.86mmol、0.5当量)の溶液を加え、混合物を2時間攪拌した。混合物のpHを、HCl(2N)で調節(約2)し、酢酸エチルで(×2)及びDCMで(×2)抽出した。有機相を乾燥(NaSO)及び濃縮して、黄色油として2-((3-クロロ-2-シアノフェニル)チオ)酢酸を得た。この生成物を、さらに精製することなく次の工程で使用した。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):7.51-7.44(m,2H),7.42-7.35(m,1H),3.79(s,2H),2.83(bs,1H)。
【0154】
クロロホルム(60ml)中の2-((3-クロロ-2-シアノフェニル)チオ)酢酸(2.0g、8.78mmol、1.0当量)の溶液に、塩化チオニル(0.96mL、13.18mmol、1.5当量)を滴下した。塩化アルミニウム(10.54g、79.06mmol、9当量)を少しずつ加えたら、混合物を1時間還流して、次いで0℃まで冷却した。混合物を室温で一夜攪拌し、0℃まで冷却してから水を加え、次いで酢酸エチルで抽出した(×3)。有機相を乾燥(NaSO)し、濃縮して、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(4:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、6-クロロ-3-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル(1.53g、83%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):7.48(d,J=8.5Hz,1H),7.35(d,J=8.5Hz,1H),3.95(s,2H)。
【0155】
エタノール(60ml)中の、6-クロロ-3-オキソ-2,3-ジヒドロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル(1.53g、7.79mmol、1.0当量)及び水素化ホウ素ナトリウム(0.32g、8.57mmol、1.1当量)の溶液を、室温で1時間攪拌し、濃縮し、酢酸エチル中に再溶解して、水で洗浄した。有機相を、NaSO上で乾燥して濃縮し、6-クロロ-3-ヒドロキシ-2,3-ジヒドロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリルを得たが、これはさらに精製することなく次の工程で使用した。
【0156】
トルエン(20ml)中、6-クロロ-3-ヒドロキシ-2,3-ジヒドロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル(7.79mmol、1.0当量)及びp-トルエンスルホン酸(0.15g、78mmol、0.1当量)の溶液を1時間還流し、濃縮して、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(6:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、6-クロロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル(1.26g、83%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):7.93(d,J=8.6Hz,1H),7.60(d,J=5.4Hz,1H),7.47(d,J=8.6Hz,1H),7.39(d,J=5.5Hz,1H)。
【0157】
N,N-ジメチルホルムアミド(10ml)中の、6-クロロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル(1.26g、6.50mmol、1.0当量)、N-ブロモスクシンイミド(1.74g、9.76mmol、1.5当量)、酢酸(0.04mL、0.64mmol、0.1当量)の溶液を、マイクロ波合成装置内で、130℃で1時間加熱した。次いで水を加えて、混合物を酢酸エチルで抽出した(×3)。有機相を乾燥(NaSO)し、濃縮して、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(8:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、3-ブロモ-6-クロロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル(1.33g、75%)を得た。
【0158】
中間体13:3-ブロモ-5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン
【化29】
乾燥トルエン(20ml)中の5-フルオロピリジン-2(1H)-オン(1.0g、8.84mmol、1.0当量)の溶液に、N-ヨードスクシンイミド(1.99g、8.84mmol、1.0当量)を加えた。得られた混合物を90℃で30分間攪拌して、次いで室温まで冷却して濃縮した。残渣を、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(2:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色固体(1.4g、65%)として5-フルオロ-3-ヨードピリジン-2-オールを得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):11.81(s,1H),10.99(bs,1H),8.18(dd,J=7.2,3.1Hz,1H),7.65(t,J=3.1Hz,1H)。
【0159】
乾燥テトラヒドロフラン(15ml)中の、5-フルオロ-3-ヨードピリジン-2-オール(0.5g、2.06mmol、1当量)、酢酸パラジウム(0.005g、0.02mmol、0.01当量)、トリフェニルホスフィン(0.011g、0.041mmol、0.02当量)、ヨウ化銅(0.008g、0.041mmol、0.02当量)の溶液を、5分間、アルゴンガスでパージした。次いで、トリメチルシリルアセチレン(0.43mL、3.10mmol、1.5当量)及びプロピルアミン(0.34mL、4.13mmol、2当量)を加えて、混合物を38℃で60分間攪拌し、濃縮し、酢酸エチル中に取り、ロッシェル塩で(×2)、0.1N塩酸で(×2)及び飽和重炭酸ナトリウムで(×2)、洗浄した。有機相を、乾燥(NaSO)し、濾過し、濃縮して、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(2:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色油(0.263g、61%)として5-フルオロ-3-((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン-2-オールを得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):13.57(bs,1H),7.60(dd,J=7.6,3.1Hz,1H),7.39(t,J=3.1Hz,1H),0.26(s,9H)。
【0160】
乾燥トルエン(10ml)中の5-フルオロ-3-((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン-2-オール(0.26g、1.25mmol、1当量)の溶液に、ローソン試薬(0.0.25mL、0.63mmol、0.5当量)を加えた。混合物を、120℃で60分間攪拌し、濃縮して、溶離液としてエチルヘキサン:酢酸エチル(7:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色固体(0.22g、76%)として5-フルオロ-2-(トリメチルシリル)チエノ[2,3-b]ピリジンを得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):3.68(d,J=2.4Hz,1H),2.95(dd,J=9.0,2.4Hz,1H),2.58(s,1H),-4.37(s,9H)。
【0161】
エタノール(4ml)中の5-フルオロ-2-(トリメチルシリル)チエノ[2,3-b]ピリジン(0.22g、0.96mmol、1当量)の溶液に、炭酸カリウム(0.332g、2.40mmol、2.5当量)を加えた。混合物を、65℃で60分間攪拌した。次いで固体を濾別し、ジクロロメタンで洗浄した。濾液を濃縮し、酢酸エチル中に取り、水で(×2)及び飽和食塩水で(×2)洗浄し、乾燥(NaSO)して濃縮し、そして残渣を、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(20:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色油(0.111g、75%)として5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジンを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.47(d,J=2.4Hz,1H),7.75(dd,J=8.9,2.7Hz,1H),7.63(d,J=6.0Hz,1H),7.24(d,J=6.0Hz,1H)。
【0162】
水(8mL)中の5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン(0.78g、5.12mmol、1当量)の溶液に、臭化水素酸(5.22mL、46.09mmol、9当量)及び臭素(0.39g、7.68mmol、1.5当量)を加えて、この混合物を55℃で20時間攪拌した。固体を濾別し、飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、次いで酢酸エチル中に取り、飽和重炭酸ナトリウムで(×2)洗浄し、乾燥(NaSO)し、濃縮して、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(20:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色油(0.73g、62%)として3-ブロモ-5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジンを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.51(s,1H),7.76(dd,J=8.5,2.5Hz,1H),7.64(s,1H)。
【0163】
基本手順a
中間体a1:N-シクロプロピルベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド
【化30】
5℃でのDMF15mL中のベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸(700mg、3.93mmol)、EDC*HCl(1130mg、5.89mmol)、HOBT(601mg、3.93mmol)の溶液に、シクロプロピルアミン(336mg、5.89mmol)及びDIPEA(1270g、9.89mmol)を加えた。反応混合物を、室温で18時間攪拌した。溶液を、飽和NaHCO中に注ぎ、沈殿物を冷水で3回、ペンタンで1回洗浄し、所望のアミド誘導体(700mg、82%)を得た。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.60(m,2H),0.71(m,2H),2.93(m,1H),7.56(dd,1H),7.67(d,1H),7.93(d,1H),8.22(dd,1H),8.46(d,1H)。
【0164】
以下の誘導体は、上記に記載したような基本手順に従って合成し、さらに精製することなく次の工程で使用した。
【0165】
中間体a2:N-(シクロプロピルメチル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.20(m,2H),0.47(m,2H),1.05(m,1H),3.14(m,2H),7.49(dd,1H),7.63(d,1H),7.89(d,1H),8.18(dd,1H),8.30(t,1H),8.42(d,1H)。
【0166】
中間体a3:ベンゾ[b]チオフェン-5-イル(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.15(s,3H),2.29(m,4H),3.41(m,4H),7.47(dd,1H),7.61(d,1H),7.97(d,1H),8.15(dd,1H),8.50(d,1H)。
【0167】
中間体a4:ベンゾ[b]チオフェン-5-イル(モルホリノ)メタノン
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=3.49(m,4H),3.65(m,4H),7.47(dd,1H),7.61(d,1H),7.97(d,1H),8.15(dd,1H),8.50(d,1H)。
【0168】
中間体a5:N-シクロプロピルベンゾ[b]チオフェン-7-カルボキサミド
H-NMR(400MHz,DMSO)δ=0.62(m,2H),0.74(m,2H),2.91(m,1H),7.47(dd,2H),7.81(d,1H),7.92(d,1H),8.04(dd,1H),8.69(d,1H)。
【0169】
中間体a6:ベンゾ[b]チオフェン-7-イル(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン
H-NMR(400MHz,DMSO)δ=2.19(s,3H),2.28(d,4H),3.42(t,4H),7.37(d,1H),7.46(dd,1H),7.51(d,1H),7.83(d,1H),7.96(dd,1H)。
【0170】
基本手順b
中間体b1:4-(ベンゾ[b]チオフェン-5-イル)モルホリン
【化31】
雰囲気下、乾燥トルエン(20mL)中の、5-ブロモベンゾ[b]チオフェン(600mg、2.82mmol)、モルホリン(368mg、4.23mmol)、Pd(dba)(129mg、0.14mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(119mg、0.42mmol)及びNatButO(541mg、8.46mmol)の溶液を、24時間還流した。冷却後、混合物を飽和 NaHCO水溶液中に注ぎ、AcOEtで抽出し(3×)、NaSO上で乾燥し、濾過して濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー後、生成物を灰色固体として単離した(230mg、37%)。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=3.45(m,4H),3.23(m,4H),6.94(d,1H),7.42(d,1H),7.54(dd,1H),7.66(d,1H),7.71(d,1H)。
【0171】
以下の誘導体は、上記に記載したような基本手順に従って合成し、さらに精製することなく次の工程で使用した。
【0172】
中間体b2:1-(ベンゾ[b]チオフェン-5-イル)-4-メチルピペラジン
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.25(s,3H),2.53(m,4H),3.16(m,4H),6.93(d,1H),7.39(d,1H),7.61(d,1H),7.51(dd,1H),7.68(d,1H)。
【0173】
中間体b3:N-ベンジルベンゾ[b]チオフェン-5-アミン
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=5.06(d,2H),6.91(d,1H),7.17(m,1H),7.24(m,2H),7.27(m,2H)7.32(d,1H),7.49(d,1H),7.51(dd,1H),7.74(t,1H),7.81(d,1H)。
【0174】
中間体b4:1-(ベンゾ[b]チオフェン-7-イル)-4-メチルピペラジン
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.27(s,3H),2.54(m,4H),3.14(m,4H),6.97(d,1H),7.33(t,1H),7.43(d,1H),7.55(d,1H),7.71(d,1H)。
【0175】
3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン中間体の調製
基本手順c
中間体c1:3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-5-カルボニトリル
【化32】
5-シアノベンゾ[b]チオフェン(320mg、2mmol)を、窒素雰囲気下で乾燥ジクロエタン(4mL)中に溶解した。ジクロロ(メトキシ)メタン(0.277mL、3mmol)及び四塩化チタン(0.33mL)を滴下した。混合物を室温で20時間攪拌し、次いでNaHCO溶液及び氷の混合物に注ぎ、DCMで抽出した。有機相を1つにまとめて、濃縮し、そして残渣を濾別してジエチルエーテルで洗った。(収率:32%)。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=7.89(dd,1H),8.39(m,1H),8.86(m,1H),9.16(s,1H),10.16(d,1H)。
【0176】
以下の誘導体は、上記に記載したような基本手順に従って合成し、さらに精製することなく次の工程で使用した。
【0177】
中間体c2:5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
535mg、90%。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=7.42(m,1H)8.21(m,2H),9.09(s,1H),10.11(s,1H)。
【0178】
中間体c3:5-モルホリノベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=3.46(m,4H),3.23(m,4H),6.95(d,1H),7.55(dd,1H),7.73(d,1H),9.05(s,1H),10.16(s,1H)。
【0179】
中間体c4:5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.19(s,3H),2.49(m,4H),3.25(m,4H),7.23(d,1H),7.89(d,1H),8.05(d,1H),8.31(s,1H),10.11(s,1H)。
【0180】
中間体c5:5-(ベンジルアミノ)ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=4.98(d,2H),6.98(d,1H),7.23(dd,1H),7.17(m,1H),7.24(m,2H),7.27(m,2H),7.99(d,1H),8.24(t,1H)8.51(s,1H),10.12(s,1H)。
【0181】
中間体c6:N-シクロプロピル-3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.60(m,2H),0.71(m,2H),2.93(m,1H),7.68(t,1H),7.97(d,1H),8.16(d,1H),8.56(dd,1H),9.09(s,1H),10.15(s,1H)。
【0182】
中間体c7:N-(シクロプロピルメチル)-3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.27(m,2H),0.52(m,2H),2.26(m,1H),3.27(m,2H),7.95(d,1H),8.18(dd,1H),8.48(t,1H),8.53(d,1H)9.04(s,1H),10.12(s,1H)。
【0183】
中間体c8:5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.16(s,3H),2.29(m,4H),3.41(m,4H),7.97(d,1H),8.17(d,1H),8.50(d,1H),9.06(s,1H),10.11(s,1H)。
【0184】
中間体c9:5-(モルホリン-4-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=3.51(m,4H),3.66(m,4H),7.96(d,1H),8.18(d,1H),8.51(d,1H),9.08(s,1H),10.13(s,1H)。
【0185】
中間体c10:3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=7.70(t,1H),8.16(d,1H),8.81(d,1H),9.08(s,1H),10.16(s,1H)。
【0186】
中間体c11:7-(4-メチルピペラジン-1-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.91(s,4H),3.30(s,6H),3.49(s,9H),7.16(d,1H),7.35(t,1H),7.97(d,1H),8.04(d,1H),8.30(d,1H),10.10(s,1H)。
【0187】
中間体c12:7-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=3.41(dd,4H),3.49(dd,4H),3.90(s,3H),7.66(m,1H),8.23(s,2H),9.08(s,1H),10.15(s,1H)。
【0188】
中間体c13:N-シクロプロピル-3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-7-カルボキサミド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.64(dt,2H),0.75(td,2H),2.93(m,1H),7.64(t,1H),8.08(dd,1H),8.72(dd,1H),8.84(d,1H),9.04(s,1H),10.14(s,1H)。
【0189】
中間体c14:メチル 3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキシレート
表題化合物を、基本手順に従って合成し、n-ペンタンで粉砕することにより精製し、淡褐色固体(320mg、83%)を生じた。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=3.97(s,3H),7.73(m,1H),8.20(m,1H),8.85(dd,1H),9.08(s,1H),10.15(s,1H)。
【0190】
エステルを、以下のとおり加水分解した:
中間体c15:3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸
【化33】
EtOH(15mL)及び水(5mL)中のメチル 3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキシレート(320mg、1.45mmol)の溶液に、0℃で水酸化リチウム(230mg、9.6mmol)を加えた。混合物を、室温で24時間攪拌した。2NのHClによる酸性化(pH4~5)、それに次ぐ濾過及びペンタンでの洗浄の後、生成物を淡黄色固体として単離した(260mg、92%収率)。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=7.81(m,1H),8.23(m,1H),8.88(dd,1H),9.08(s,1H),10.15(s,1H),12.45(s,1H)。
【0191】
中間体c16:7-(2,2,2-トリフルオロアセチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
表題化合物を、基本手順に従って合成し、フラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色固体(0.31g、91%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=10.22(s,1H),9.20(s,1H),9.03(d,J=8.0Hz,1H),8.34(d,J=7.0Hz,1H),7.88(t,J=7.9Hz,1H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=- 68.92(s,CF)。
【0192】
中間体c17:7-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
表題化合物を、基本手順に従って合成し、フラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色固体(0.38g、48%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm)δ 10.13(s,1H),8.66-8.51(m,1H),8.35(s,1H),7.53-7.41(m,2H)。
【0193】
中間体c18:7-(トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
表題化合物を、基本手順に従って合成し、フラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色固体(0.081g、16%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):10.18(s,1H),8.92(d,J=8.0Hz,1H),8.43(s,1H),7.78(d,J=7.5Hz,1H),7.63(t,J=8.0Hz,1H)。
19F NMR(282MHz,CDCl-d)δ(ppm):-62.56(CF)。
【0194】
中間体c19:7-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド
表題化合物を、基本手順に従って合成し、フラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色固体(0.27g、19%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):10.15(s,1H),8.45(d,J=8.1Hz,1H),8.34(s,1H),7.48(td,J=8.1,5.1Hz,1H),7.22-7.09(m,1H)。
19F NMR(282MHz,CDCl-d)δ(ppm):-115.33(CF)。
【0195】
中間体c20:チエノ[2,3-b]ピリジン-3-カルバルデヒド
工程1:3-ブロモ-チエノ[2,3-b]ピリジン(500mg、2.35mmol)及びシアン化銅(I)(315mg、3.53mmol)をNMP(10mL)中で懸濁させ、N雰囲気下、200℃で20時間攪拌した。溶液を、飽和NaHCO水溶液中に注ぎ、濾過し、水で洗浄し、灰色固体(376mg、95%収率)としてチエノ[2,3-b]ピリジン-3-カルボニトリルを得た。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=7.65(m,1H),8.39(dd,1H),8.75(m,1H),9.04(d,1H)。
工程2:N雰囲気下、-78℃におけるトルエン(45mL)中の水素化ジイソブチルアルミニウム(DIBAL)(トルエン中25w%、2.7mL、4.1mmol)の溶液に、トルエン(4mL)中のチエノ[2,3-b]ピリジン-3-カルボニトリル(660mg、4.1mmol)の溶液を滴下した。温度を0℃まで上昇させて、混合物は完了まで攪拌した。次いで水(30mL)をゆっくり加えて、生成物をAcOEtで抽出し(3×)、NaSO上で乾燥し、シリカゲルで濾過して濃縮した。表題化合物を褐色固体として得て、さらに精製することなく次の工程で使用した(569mg、85%収率)。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=7.60(m,1H),8.68(t,1H),8.80(d,1H),9.08(d,1H),10.06(s,1H)。
【0196】
中間体c21:5-フルオロ-3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル
基本手順により、黄色固体(0.153g、58%)として表題化合物を与えた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):10.14(s,1H),8.68(d,J=9.1Hz,1H),8.53(s,1H),7.59(d,J=9.1Hz,1H)。
【0197】
中間体c22:4-フルオロ-3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル
基本手順により、黄色固体(0.125g、33%)として表題化合物を与えた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):10.40(s,1H),8.57(s,1H),7.82(dd,J=8.1,4.4Hz,1H),7.40-7.28(m,1H)。
【0198】
中間体c23:3-ホルミルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-カルボニトリル
【化34】
このアルデヒドを、異なる方法を用いて4工程で調製した。
【0199】
第一の工程:水(40ml)中の7-クロロチエノ[3,2-b]ピリジン(3.0g、17.68mmol、1.0当量)、臭化水素酸(30mL、265.28mmol、15当量)及び臭素(2.28mL、44.20mmol、2.5当量)の溶液を、80℃で2日間攪拌した。混合物を、室温まで冷却し、pH8までNaHCOを加えた。混合物を酢酸エチルで(×3)及びジクロロメタンで(×2)洗浄し、NaSO上で乾燥し、濃縮して、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(15:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色固体(3.45g、79%)として3-ブロモ-7-クロロチエノ[3,2-b]ピリジンを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.74(dd,J=5.0,0.4Hz,1H),7.84(s,1H),7.44-7.30(m,1H)。
【0200】
第二の工程:ジメチルエーテル及び水(3:1)の混合液(32mL)中の3-ブロモ-7-クロロチエノ[3,2-b]ピリジン(1.2g、4.82mmol、1.0当量)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.338g、0.48mmol、0.1当量)及び炭酸カリウム(2.0g、14.48mmol、3当量)の溶液に、(E)-スチリルボロン酸(0.92g、6.28mmol、1.3当量)を加えた。得られた混合物を、110℃で1時間攪拌した。混合物を、室温まで冷却し、セライトで濾過し、DCMで洗浄し、濃縮して、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(10:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色油(0.870g、66%)として(E)-7-クロロ-3-スチリルチエノ[3,2-b]ピリジンを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.69(d,J=5.6Hz,1H),7.83(s,1H),7.76(d,J=16.4Hz,1H),7.61(d,J=8.2Hz,2H),7.53(d,J=16.4Hz,1H),7.42-7.33(m,3H),7.29(d,J=7.1Hz,1H)。
【0201】
第三の工程:N,N-ジメチルホルムアミド(7ml)中の(E)-7-クロロ-3-スチリルチエノ[3,2-b]ピリジン(0.870g、3.20mmol、1.0当量)、シアン化亜鉛(0.75g、6.40mmol、2当量)、トリス(ベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.092g、0.16mmol、0.05当量)、1,1’-フェロセンジイル-ビス-(ジフェニルホスフィン)(0.234g、0.32mmol、0.1当量)及び亜鉛(0.063mL、0.96mmol、0.3当量)の溶液を、160℃で90分間攪拌した。混合物を室温まで冷却し、セライトで濾過し、DCMで洗浄し、濃縮して、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(7:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色固体(0.38g、47%)として(E)-3-スチリルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-カルボニトリルを得た。
【0202】
第四の工程:-78℃での(E)-3-スチリルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-カルボニトリル(0.370g、1.47mmol、1当量)及びDCM(10mL)の混合物を、Nで5分間パージした。次いで、混合物に、オゾンを15分間バブリングし、そして硫化ジメチル(1.1mL、14.78mmol、10当量)を加えた。混合物を、窒素を流しながら-78℃で30分間攪拌し、濃縮して、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(7:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色固体(0.125g、45%)として3-ホルミルチエノ[3,2-b]ピリジン-7-カルボニトリルを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):10.53(s,1H),9.01(d,J=4.7Hz,1H),8.78(s,1H),7.67(d,J=4.7Hz,1H)。
【0203】
中間体c24:3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-5,7-ジカルボニトリル
【0204】
このアルデヒドを、中間体c23に関して記載した4工程の合成に従って5,7-ジクロロベンゾ[b]チオフェンから開始し、ただしシアノ化反応は臭素化工程の前に行うようにして、調製した。
黄色固体(0.22g)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):10.18(s,1H),9.28(d,J=1.2Hz,1H),8.60(s,1H),8.04(d,J=1.2Hz,1H)。
【0205】
中間体c25:6-クロロ-3-ホルミルベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル
このアルデヒドを、中間体c23に関して記載した合成の工程2及び4に従って3-ブロモ-6-クロロベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリルから開始して調製した。
黄色固体(0.29g)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):10.13(s,1H),8.84(d,J=8.8Hz,1H),8.44(s,1H),7.63(d,J=8.8Hz,1H)。
【0206】
中間体c26:5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-カルバルデヒド
【化35】
N-メチル-2-ピロリドン(18ml)中の、3-ブロモ-5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン(0.73g、3.14mmol、1.0当量)及びシアン化銅(0.42g、4.72mmol、1.5当量)の溶液を、密封管内、200℃で2日間攪拌し、次いで室温まで冷却して飽和NaHCO水溶液(30mL)中に注いだ。この混合物を4℃で60分間攪拌した。固体を濾別し、40mLのNHOH(28%)/NHCl(飽和)(1:1)及び酢酸エチル(60mL)の混合物に溶解して、これを1時間攪拌して、次いで酢酸エチルで抽出した(×3)。有機相を、NaSO上で乾燥し、濾過し、濃縮し、そして溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(20:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、白色固体(0.32g、56%)として5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-カルボニトリルを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.61(d,J=2.4Hz,1H),8.32(s,1H),7.96(dd,J=8.1,2.7Hz,1H)。
【0207】
-78℃でのトルエン(30ml)中の5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-カルボニトリル(0.32g、1.77mmol、1当量)の溶液に、トルエン中のDIBAl-H(1.98mL、1.94mmol、1.1当量)の溶液を滴下した。この混合物を、-78℃で5分間、次いで-40℃で6時間攪拌して、最後に室温まで戻した。混合物は、水を加えた後で、酢酸エチルで抽出し(×2)、これを乾燥(NaSO)し、濃縮し、そして残渣を、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(10:1)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、淡黄色油(0.149g、47%)として5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-カルバルデヒドを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):10.05(s,1H),8.63(dd,J=8.8,2.6Hz,1H),8.56(d,J=2.6Hz,1H),8.50(s,1H)。
【0208】
ジカルボニル中間体の調製
ジカルボニル化合物を、以下の基本手順に記載するように文献に従って合成した。
【0209】
基本手順d(Haibin Mao et al.,Chem.Int.Ed.2013,52,6288-6291より改変)
【化36】
室温でのトルエン(5M)中の2,2,6-トリメチル-4H-1,3-ダイオキシン-4-オン(1当量)の溶液に、対応するアルコール又はアミン(1当量)を加えた。混合物を150℃で6時間加熱し、次いで室温まで放冷し、減圧下で濃縮した。残った残渣を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサンを用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、ジカルボニル化合物を得た。
【0210】
以下のジカルボニル化合物を、基本手順に従って合成した。
【0211】
中間体d1:2,2,2-トリフルオロエチル 3-オキソブタノエート
淡褐色油(8.93g、70%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.53(q,J=8.4Hz,1H),3.57(s,1H),2.28(s,1H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=-73.92。
【0212】
中間体d2:N,N-ジエチル-3-オキソブタンアミド
黄色油(1.5g、91%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=3.49(s,2H),3.39(q,J=7.1Hz,2H),3.28(q,J=7.2Hz,2H),2.28(s,3H),1.15(dt,J=10.6,7.1Hz,6H)。
【0213】
中間体d3:1-(4-メチルピペラジン-1-イル)ブタン-1,3-ジオン
黄色油(1.8g、91%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=3.69-3.61(m,2H),3.55(s,2H),3.47-3.38(m,2H),2.44-2.33(m,4H),2.30(s,3H),2.27(s,3H)。
【0214】
中間体d4:1-モルホリノブタン-1,3-ジオン
暗黄色油(1.6g、88%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=3.72-3.58(m,6H),3.56(s,2H),3.50-3.35(m,2H),2.28(s,3H)。
【0215】
中間体d5:2-メトキシエチル 3-オキソブタノエート
黄色油(1.5g、91%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.34-4.24(m,2H),3.65-3.55(m,2H),3.49(s,2H),3.38(s,3H),2.27(s,3H)。
【0216】
中間体d6:3-アセトアミドプロピル 3-オキソブタノエート
N-(3-ヒドロキシプロピル)アセトアミド(K.Veejendra et al.,J.Org.Chem.2004,69,577-580に従って調製)を用いて基本手順により、淡黄色油(2.1g、92%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=5.96(bs,1H),4.22(t,J=6.0Hz,2H),3.50(s,2H),3.33(q,J=6.3Hz,2H),2.28(s,3H),1.98(s,3H),1.93-1.80(m,2H)。
【0217】
中間体d7:ベンジル 3-オキソブタノエート
淡黄色油(2g、98%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.36(s,5H),5.18(s,2H),3.50(s,2H),2.25(s,3H)。
【0218】
中間体d8:2-モルホリノエチル 3-オキソブタノエート
淡黄色油(2g、98%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.27(t,J=5.8Hz,2H),3.73-3.64(m,4H),3.47(s,2H),2.63(t,J=5.8Hz,2H),2.51-2.44(m,4H),2.28(s,3H)。
【0219】
中間体d9:2-(ジメチルアミノ)エチル 3-オキソブタノエート
淡黄色油(2.1g、92%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.24(t,J=5.7Hz,2H),3.48(s,2H),2.57(t,J=5.7Hz,2H),2.27(s,9H)。
【0220】
中間体d10:2-アセトアミドエチル 3-オキソブタノエート
黄色油(1.1g、91%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.26(t,J=4.6Hz,2H),3.56-3.51(m,4H),2.28(s,3H),2.00(s,3H)。
【0221】
中間体d11:シクロヘキシルメチル 3-オキソブタノエート
淡黄色油(1.4g、67%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=3.95(d,J=6.4Hz,2H),3.44(s,2H),2.27(s,3H),1.78-1.56(m,6H),1.33-1.09(m,3H),1.06-0.83(m,2H)。
【0222】
中間体d12:ピリジン-4-イルメチル 3-オキソブタノエート
黄色油(1.2g、89%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.61(d,J=5.6Hz,2H),7.25(d,J=4.1Hz,2H),5.19(s,2H),3.57(s,2H),2.28(s,3H)。
【0223】
中間体d13:ピリジン-2-イルメチル 3-オキソブタノエート
黄色油(1.0g、74%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.58(ddd,J=4.9,1.8,1.0Hz,1H),7.71(td,J=7.7,1.8Hz,1H),7.38(ddt,J=7.8,1.1,0.6Hz,1H),7.26-7.20(m,1H),5.29(s,2H),3.57(s,2H),2.28(s,3H)。
【0224】
中間体d14:4-メトキシベンジル 3-オキソブタノエート
淡黄色油(1.0g、43%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.29(d,J=8.5Hz,2H),6.88(d,J=8.5Hz,2H),5.10(s,2H),3.80(s,3H),3.46(s,2H),2.22(s,3H)。
【0225】
中間体d15:2-((tert-ブトキシカルボニル)オキシ)エチル 3-オキソブタノエート
無色油(1.2g、46%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.32(dd,J=19.8,5.3Hz,4H),3.47(s,2H),2.27(s,2H),1.49(s,9H)。
【0226】
中間体d16:tert-ブチル 4-(((3-オキソブタノイル)オキシ)メチル)ピペリジン-1-カルボキシレート
黄色油(0.46g、67%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.12(d,J=14.5Hz,2H),4.00(d,J=6.5Hz,2H),3.46(s,2H),2.69(t,J=12.5Hz,2H),2.27(s,3H),1.82(s,1H),1.68(d,J=13.6Hz,2H),1.45(s,9H),1.31-1.05(m,2H)。
【0227】
中間体d17:テトラヒドロ-2H-(ピラン-4-イル)メチル-3-オキソブタノエート
無色油(0.58g、83%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.05-3.92(m,4H),3.47(d,J=0.4Hz,2H),3.39(td,J=11.9,2.3Hz,2H),2.27(s,3H),2.03-1.83(m,1H),1.63(ddd,J=12.8,3.9,1.9Hz,2H),1.37(dtd,J=13.3,11.8,4.5Hz,2H)。
【0228】
中間体d18:シクロヘキシル 3-オキソブタノエート
無色油(1.08g、84%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.81(td,J=8.8,3.8Hz,1H),3.42(s,2H),2.26(s,3H),1.91-1.80(m,2H),1.77-1.66(m,2H),1.61-1.49(m,2H),1.47-1.29(m,4H)。
【0229】
中間体d19:テトラヒドロ-2H-(ピラン-4-イル)-3-オキソブタノエート
無色油(0.6g、92%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=5.07-4.96(m,1H),3.90(dt,J=11.9,4.6Hz,2H),3.54(ddd,J=11.9,8.9,3.0Hz,2H),3.46(s,2H),2.27(s,3H),1.97-1.91(m,2H),1.70(dtd,J=13.0,8.9,4.0Hz,2H)。
【0230】
中間体d20:シクロプロピルメチル 3-オキソブタノエート
無色油(0.9g、82%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=3.97(d,J=7.3Hz,2H),3.46(s,2H),2.28(s,3H),1.23-1.06(m,1H),0.63-0.52(m,2H),0.33-0.25(m,2H)。
【0231】
中間体d21:tert-ブチル 4-(((3-オキソブタノイル)オキシ)メチル)ピペリジン-1-カルボキシレート
無色油(0.45g、71%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.13(bs,2H),4.00(d,J=6.5Hz,2H),3.46(s,2H),2.69(t,J=12.7Hz,2H),2.27(s,3H),1.82(tdd,J=15.2,6.5,3.5Hz,1H),1.68(d,J=12.7Hz,2H),1.45(s,9H),1.19(dtd,J=12.7,12.3,5.7Hz,2H)。
【0232】
中間体d22:フェネチル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.97g、58%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.34-7.27(m,2H),7.25-7.17(m,3H),4.37(t,J=7.0Hz,2H),3.43(s,2H),2.97(t,J=7.0Hz,2H),2.20(s,3H)。
【0233】
中間体d23:1,3-ジシクロプロピルプロパン-1,3-ジオン
無色油(1.3g、87%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=3.78(s,2H),1.56(td,J=8.0,4.1Hz,2H),1.15-1.03(m,4H),0.98-0.85(m,4H)。
【0234】
中間体d24:メチル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
淡黄色油(2.01g、79%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=3.74(d,J=1.5Hz,3H),3.58(d,J=1.2Hz,2H),2.17-1.95(m,1H),1.28-1.07(m,2H),1.07-0.82(m,2H)。
【0235】
中間体d25:メチル 4-フルオロ-3-オキソブタノエート
淡黄色油(2.8g、78%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.91(d,J=47.5Hz,2H),3.76(s,3H),3.61(d,J=3.7Hz,2H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=123.96(t,J=47.5Hz)。
【0236】
中間体d26:メチル 4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブタノエート
黄色油(0.75g、51%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.41-7.29(m,5H),4.59(s,2H),4.14(s,2H),3.71(s,3H),3.56(s,2H)。
【0237】
中間体d27:メチル 3-オキソ-4-フェノキシブタノエート
黄色油(47%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.53-7.31(m,5H),4.32(s,2H),3.69(s,3H),3.55(s,2H)。
【0238】
中間体d28:3-オキソ-N-フェニルブタンアミド
黄色油(0.98g、79%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.08(bs,1H),7.54(dt,J=8.8,1.7Hz,2H),7.38-7.28(m,2H),7.12(tt,J=7.1,1.1Hz,1H),3.59(s,2H),2.33(s,3H)。
【0239】
中間体d29:tert-ブチル 4-((3-オキソブタノイル)オキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート
淡黄色油(1.3g、89%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.99(tt,J=8.5,3.6Hz,1H),3.77-3.61(m,2H),3.46(s,2H),3.24(ddd,J=13.3,8.5,3.6Hz,2H),2.27(s,3H),1.87(ddt,J=12.9,6.5,3.4Hz,2H),1.63(dp,J=12.9,4.3Hz,2H),1.46(s,9H)。
【0240】
中間体d30:シクロペンチルメチル 3-オキソブタノエート
【0241】
無色油(1.63g、84%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.03(d,J=7.1Hz,2H),3.45(s,2H),2.27(s,3H),2.24-2.15(m,1H),1.81-1.69(m,2H),1.64-1.51(m,4H),1.34-1.17(m,2H)。
【0242】
中間体d31:1-メチルピペリジン-4-イル 3-オキソブタノエート
黄色油(1.2g、57%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.84(tt,J=7.9,3.8Hz,1H),3.44(s,2H),2.70-2.55(m,2H),2.34-2.18(m,8H),2.02-1.86(m,2H),1.73(dtd,J=12.7,8.6,3.8Hz,2H)。
【0243】
中間体d32:シクロペンチル 3-オキソブタノエート
無色油(1.25g、70%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=5.28-5.16(m,1H),3.40(s,2H),2.26(s,3H),1.92-1.81(m,2H),1.76-1.66(m,4H),1.63-1.54(m,2H)。
【0244】
中間体d33:4,4-ジメチルシクロヘキシル 3-オキソブタノエート
淡黄色油(0.42g、57%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.80(tt,J=8.8,4.1Hz,1H),3.42(s,2H),2.27(s,3H),1.82-1.70(m,2H),1.65-1.52(m,2H),1.48-1.38(m,2H),1.25(ddd,J=14.0,10.4,4.1Hz,2H),0.93(s,3H),0.91(s,3H)。
【0245】
中間体d34:シクロブチル 3-オキソブタノエート
無色油(1.06g、51%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=5.09-4.96(m,1H),3.41(s,2H),2.42-2.29(m,2H),2.26(s,3H),2.14-2.00(m,2H),1.86-1.54(m,2H)。
【0246】
中間体d35:4-フルオロベンジル 3-オキソブタノエート
無色油(1.32g、89%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.41-7.28(m,2H),7.13-6.96(m,2H),5.14(s,2H),3.49(s,2H),2.24(s,3H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=-113.31。
【0247】
中間体d36:ピリジン-3-イルメチル 3-オキソブタノエート
淡黄色油(0.95g、70%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.62(d,J=2.2Hz,1H),8.59(dd,J=4.8,1.6Hz,1H),7.76-7.65(m,1H),7.31(ddd,J=7.9,4.8,0.9Hz,1H),5.19(s,2H),3.51(s,2H),2.25(s,3H)。
【0248】
中間体d37:tert-ブチル 4-(((3-オキソブタノイル)オキシ)メチル)ベンゾエート
淡黄色固体(0.59g、79%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.96(d,J=8.0Hz,2H),7.39(d,J=8.0Hz,2H),5.15(s,2H),1.93(s,2H),1.93(s,3H),1.59(s,9H)。
【0249】
中間体d38:4-(シクロプロピルカルバモイル)ベンジル 3-オキソブタノエート
N-シクロプロピル-4-(ヒドロキシメチル)ベンズアミド(J.Med.Chem.,2001,44,1491-1508)を用いた基本手順により、黄色油(0.14g、76%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.73(d,J=8.2Hz,2H),7.40(d,J=8.2Hz,2H),6.23(bs,1H),5.20(s,2H),3.52(s,2H),2.90(dq,J=7.2,3.5Hz,1H),2.25(s,3H),0.88(q,J=6.5Hz,2H),0.67-0.52(m,2H)。
【0250】
中間体d39:4-ブロモベンジル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.5g、34%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.49(d,J=8.0Hz,2H),7.23(d,J=8.0Hz,2H),5.12(s,2H),3.50(s,2H),2.24(s,3H)。
【0251】
中間体d40:3-ブロモベンジル 3-オキソブタノエート
黄色油(1.5g、69%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.50(d,J=1.8Hz,1H),7.46(dt,J=7.5,1.8Hz,1H),7.29-7.21(m,2H),5.13(s,2H),3.51(s,2H),2.25(s,3H)。
【0252】
中間体d41:2-ブロモベンジル 3-オキソブタノエート
黄色油(1.2g、83%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.56(dd,J=7.8,1.1Hz,1H),7.41(dd,J=7.5,1.6Hz,1H),7.31(td,J=7.5,1.1Hz,1H),7.18(td,J=7.8,1.6Hz,1H),5.25(s,2H),3.52(s,2H),2.26(s,3H)。
【0253】
中間体d42:(3-フルオロピリジン-4-イル)メチル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.305g、41%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.54-8.38(m,2H),7.46-7.31(m,1H),5.29(s,2H),3.57(s,2H),2.29(s,3H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=-132.13(s,CF)。
【0254】
中間体d43:ピリミジン-5-イルメチル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.65g、96%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.20(s,1H),8.77(s,2H),5.20(s,2H),3.53(s,2H),2.26(s,3H)。
【0255】
中間体d44:(5-ブロモピリジン-3-イル)メチル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.5g、63%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.65(d,J=2.0Hz,1H),8.53(s,1H),7.87(s,1H),5.17(s,2H),3.53(s,2H),2.26(s,3H)。
【0256】
中間体d45:3-シアノベンジル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.57g、75%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.68-7.57(m,3H),7.53-7.45(m,1H),5.20(s,2H),3.54(s,2H),2.27(s,3H)。
【0257】
中間体d46:4-シアノベンジル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.62g、82%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.66(d,J=8.1Hz,2H),7.46(d,J=8.1Hz,2H),5.22(s,2H),3.54(s,2H),2.26(s,3H)。
【0258】
中間体d47:(6-クロロピリジン-3-イル)メチル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.69g、87%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.31(s,1H),7.79-7.52(m,1H),7.26(d,J=8.2Hz,1H),5.09(s,2H),3.45(s,2H),2.17(s,3H)。
【0259】
中間体d48:3-モルホリノベンジル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.71g、92%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.30(d,J=7.9Hz,1H),6.94-6.86(m,3H),5.16(s,2H),3.90-3.86(m,4H),3.51(s,2H),3.21-3.17(m,4H),2.27(s,3H)。
【0260】
中間体d49:(2-クロロピリジン-4-イル)メチル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.50g、63%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.41-8.33(m,1H),7.32(s,1H),7.19(d,J=5.1Hz,1H),5.17(s,2H),3.58(s,2H),2.28(s,3H)。
【0261】
中間体d50:4,4-ジフルオロシクロヘキシル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.35g、91%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.93(s,1H),4.53(s,2H),2.04(d,J=1.1Hz,3H),1.89-1.78(m,8H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=-94.48(d,J=252.2Hz,CF),-100.51(d,J=235.8Hz,CF)。
【0262】
中間体d51:N-ベンジル-N-メチル-3-オキソブタンアミド
黄色油(2.50g、86%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.38-7.23(m,5H),4.56(d,J=32.5Hz,3H),3.60(d,J=12.5Hz,2H),2.89(s,2H),2.29(s,3H)。
【0263】
中間体d52:4-クロロベンジル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.5g、34%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.49(d,J=8.0Hz,2H),7.23(d,J=8.0Hz,2H),5.12(s,2H),3.50(s,2H),2.24(s,3H)。
【0264】
中間体d53:3-クロロベンジル 3-オキソブタノエート
黄色油(0.119g、75%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.35(s,1H),7.33-7.27(m,2H),7.25-7.19(m,1H),5.14(s,2H),3.52(s,2H),2.26(s,3H)。
【0265】
中間体d54:2-フェニルプロパン-2-イル 3-オキソブタノエート
【化37】
4-メチレンオキセタン-2-オン(1当量)及び酢酸ナトリウム(0.1当量)を用いた改変した手順により、黄色油(2.46g、76%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.41-7.27(m,5H),3.42(s,2H),2.25(s,3H),1.80(s,6H)。
【0266】
中間体d55:2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 3-オキソブタノエート
4-メチレンオキセタン-2-オン(1当量)を用いた改変した手順により、黄色油(0.52g、34%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.40-7.31(m,2H),7.05-6.95(m,2H),3.41(s,2H),2.23(s,3H),1.78(s,6H)。
19F NMR(282MHz,CDCl-d)δ(ppm):-115.79(CF)。
【0267】
中間体d56:2H-チオピラン-3,5(4H,6H)-ジオン
文献の手順J.Org.Chem.1977,42,1163-1169に従った合成により、黄色油(2.1g、52%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=3.57(s,2H),3.39(s,4H)。
【0268】
中間体d57:3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンジル 3-オキソブタノエート
工程1:3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンゾエートの合成
【化38】
アセトン(35ml)中の1-メチルピペラジン(3.0mL、26.89mmol、3.08当量)の溶液に、炭酸カリウム(2.41g、17.46mmol、2当量)を加えた。混合物を、10分間攪拌した。次いで3-ブロモ安息香酸メチル(2.0g、8.73mmol、1.0当量)を加えて、混合物を室温で一夜攪拌した。固体を濾別除去して、濾液を濃縮して、溶離液としてジクロロメタン/3%メタノールを用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色油(2.1g、97%)としてメチル 3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンゾエートを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.97(s,1H),7.92(dt,J=7.7,1.4Hz,1H),7.53(d,J=7.7Hz,1H),7.38(t,J=7.7Hz,1H),3.91(s,3H),3.55(s,2H),2.48(bs,8H),2.29(s,3H)。
【0269】
工程2:(3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)フェニル)メタノールの合成
【化39】
【0270】
テトラヒドロフラン(60ml)中のメチル 3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンゾエート(2.02g、8.13mmol、1当量)の溶液に、激しく攪拌しながら水素化ジイソブチルアルミニウム(18.73mL、18.73mmol、2.26当量)を加えた。混合物を、室温で5時間攪拌した。ロッシェル塩溶液(105mL)及びジクロロメタン(105mL)を加えた。混合物を室温で60分間攪拌し、次いでジクロロメタンで抽出(×3)して、乾燥(NaSO)した。減圧下で溶媒を除去し、得られた残渣を、溶離液としてジクロロメタン/7%メタノールを用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色油(1.75g、98%)として(3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)フェニル)メタノールを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.32-7.15(m,4H),4.62(s,2H),3.71(t,J=6.2Hz,1H),3.45(s,2H),2.37(bs,8H),2.20(s,3H)。
【0271】
工程3:3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンジル 3-オキソブタノエートの合成
基本手順を用いた(3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)フェニル)メタノールの変形により、黄色油(0.55g、81%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.36-7.28(m,3H),7.24-7.20(m,1H),5.17(s,2H),3.52(s,2H),3.50(s,2H),2.53(bs,8H),2.34(s,3H),2.25(s,3H)。
【0272】
中間体d58:シクロプロピル 3-オキソブタノエート
4-メチレンオキセタン-2-オン(1当量)及び酢酸ナトリウム(0.1当量)を用いた改変した手順により、黄色油(1.99g、81%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.19-4.04(m,1H),3.39(s,2H),2.22(s,3H),0.79-0.58(m,4H)。
【0273】
中間体d59:プロパ-2-イン-1-イル 3-オキソブタノエート
基本手順により、黄色油(2.5g、91%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.74(d,J=2.5Hz,2H),3.50(s,2H),2.50(t,J=2.5Hz,1H),2.28(s,3H)。
【0274】
中間体d60:ブタ-2-イン-1-イル 3-オキソブタノエート
基本手順により、黄色油(3.0g、92%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.65(q,J=2.2Hz,2H),3.44(s,2H),2.22(s,3H),1.80(t,J=2.2Hz,3H)。
【0275】
中間体d61:2,2,2-トリフルオロエチル 3-オキソブタノエート
基本手順により、黄色油(2.1g、81%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.53(q,J=7.6,6.9Hz,2H),3.57(s,2H),2.29(s,3H)。
【0276】
基本手順e
中間体e1:オキセタン-3-イル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
【化40】
トルエン(5ml)中のメチル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート(1g、7.03mmol、1.2当量)の溶液に、オキセタン-3-オール(0.37ml、5.87mmol、1当量)を加えた。得られた混合物を、ディーンスタークトラップを用いて12時間還流し、室温まで冷却して、濃縮した。得られた残渣を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(1:3)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色油(0.52g、44%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=5.50(p,J=5.8Hz,1H),4.99-4.81(m,2H),4.66(dd,J=7.8,5.8Hz,2H),3.63(s,2H),2.02(tt,J=7.8,4.5Hz,1H),1.17-1.08(m,2H),1.05-0.93(m,2H)。
【0277】
中間体e2:イソプロピル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
基本手順により、淡黄色油(0.9g、75%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=5.06(hept,J=6.4Hz,1H),3.52(s,2H),2.14-1.93(m,1H),1.26(s,3H),1.24(s,3H),1.15-1.06(m,2H),1.00-0.90(m,2H)。
【0278】
中間体e3:ベンジル 4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート
基本手順により、赤色油(1.8g、62%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.37(s,5H),5.24(s,2H),2.86(s,2H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=-87.15。
【0279】
中間体e4:2-フェニルプロパン-2-イル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
1当量のDMAPを用いた基本手順により、黄色油(0.41g、29%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.40-7.31(m,4H),7.23(d,J=6.9Hz,1H),3.53(s,2H),2.03-1.99(m,1H),1.80(s,6H),1.15-1.09(m,2H),1.00-0.89(m,2H)。
【0280】
中間体e5:シクロヘキシル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
基本手順により、淡黄色固体(1.2g、85%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):4.91-4.75(m,1H),3.52(s,2H),2.12-1.95(m,1H),1.93-1.79(m,2H),1.78-1.60(m,2H),1.53-1.23(m,6H),1.18-1.04(m,2H),1.03-0.88(m,2H)。
【0281】
中間体e6:3-クロロベンジル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
基本手順により、黄色油(0.69g、78%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.35(s,1H),7.32-7.27(m,2H),7.25-7.20(m,1H),5.15(s,2H),3.63(s,2H),2.09-1.92(m,1H),1.20-1.05(m,2H),1.03-0.87(m,2H)。
【0282】
中間体e7:2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
基本手順により、黄色油(0.52g、35%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.40-7.31(m,2H),7.05-6.96(m,2H),3.53(s,2H),2.01(tt,J=7.7,4.4Hz,1H),1.78(s,6H),1.12(pd,J=3.5,1.4Hz,2H),0.96(dt,J=7.7,3.5Hz,2H)。
19F NMR(282MHz,CDCl-d)δ(ppm):-115.92(CF)。
【0283】
中間体e8:シクロプロピルメチル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
1当量のDMAPを用いた基本手順により、淡黄色油(2.2g、84%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):3.98(d,J=7.3Hz,2H),3.58(s,2H),2.05(tt,J=7.9,4.6Hz,1H),1.24-1.04(m,3H),1.02-0.91(m,2H),0.61-0.51(m,2H),0.29(dt,J=6.4,4.6Hz,2H)。
【0284】
中間体e9:3-ブロモベンジル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
基本手順により、黄色油(0.28g、27%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.51(s,1H),7.45(dt,J=7.5,1.7Hz,1H),7.31-7.21(m,2H),5.14(s,2H),3.63(s,2H),2.01(tt,J=7.7,4.5Hz,1H),1.21-1.06(m,2H),1.01-0.87(m,2H)。
【0285】
中間体e10:シクロペンチル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
基本手順により、淡黄色油(0.54g、79%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):5.22(tt,J=6.0,2.7Hz,1H),3.51(s,2H),2.02(tt,J=7.8,4.5Hz,1H),1.92-1.78(m,2H),1.77-1.65(m,4H),1.64-1.53(m,2H),1.16-1.04(m,2H),0.95(dt,J=7.8,3.2Hz,2H)。
【0286】
中間体e11:シクロペンチル 2-シアノアセタート
基本手順により、淡黄色油(2.34g、50%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):5.25(td,J=5.8,2.9Hz,1H),3.41(s,2H),1.96-1.82(m,2H),1.81-1.68(m,4H),1.67-1.55(m,2H)。
【0287】
基本手順f
合成方法は、Sabitha-G et al.,Bismuth(III)Chloride-Catalyzed Highly Efficient Transeterification of β-Keto Esters,Helvetica Chimica Acta,Vol.94;2011より改変した。
【0288】
中間体f1:ピリジン-4-イルメチル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
【化41】
密閉したフラスコ内で、乾燥トルエン10mL中の、2.0gのモレキュラーシーブ、500mg(4.58mmol)のピリジン-4-イルメタノール、0.83mL(6.87mmol)のメチル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート及び10%(0.45mmol)のトリクロロビスムタンの混合物を、還流させながら36時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮し、残った固体を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エチル)で精製して、所望のβ-ケトエステル(455mg、45%)を生じた。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.94(m,4H),2.12(ddd,1H),3.86(s,2H),5.20(s,2H),7.36(d,2H),8.56(d,2H)。
【0289】
HPLC-MS:Rt 3.040;m/z 220.1(MH)。
以下の中間体は、基本手順に従って合成した。
【0290】
中間体f2:4-フルオロベンジル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.91(m,4H),2.08(m,1H),3.77(s,2H),5.12(s,2H),7.21(t,2H),7.43(dd,2H)。
【0291】
中間体f3:4-シアノベンジル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート
【化42】
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.93(m,4H),2.10(ddd,1H),3.83(s,2H),5.24(s,2H),7.56(d,2H),7.86(d,2H)。
HPLC-MS:Rt 4.133;m/z 244.0(MH)。
【0292】
基本手順g(M.A.Walker et al,Bioorg.Med.Chem.Lett.2006,16,2920-2924より改変)
【化43】
芳香族ケトン(1当量)を室温でTHF(0.5M)中に溶解し、カリウムtert-ブトキシド(3当量)を加えた。混合物を5分間攪拌してから、炭酸ジメチル(10当量)を加えた。反応混合物を、室温で5時間攪拌し、濃縮して、水を加えてクエンチした。混合物をジクロロメタンで抽出し(×3)、1つにまとめた有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(NaSO)し、濾過して濃縮した。粗生成物を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサンを用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、対応するジカルボニル化合物を得た。
以下の中間体は、基本手順gに従って合成した。
【0293】
中間体g1:メチル 3-オキソ-3-フェニルプロパノエート
黄色油(1.11g、66%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.95(d,J=7.8Hz,2H),7.65-7.41(m,3H),4.01(s,2H),3.76(s,3H)。
【0294】
中間体g2:メチル 3-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパノエート
黄色油(1.22g、83%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.15(dd,J=2.3,1Hz,1H),8.81(dd,J=4.8,1.7Hz,1H),8.23(ddd,J=8.0,2.3,1.7Hz,1H),7.45(ddd,J=8.0,4.8,0.9Hz,1H),4.02(s,2H),3.76(s,3H)。
【0295】
中間体g3:1-フェニルペンタン-2,4-ジオン
黄色油(1.11g、66%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.37-7.26(m,5H),3.59(s,4H),2.02(s,3H)。
【0296】
中間体g4:1,3-ジシクロプロピルプロパン-1,3-ジオン
淡黄色油(1.3g、87%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=3.78(s,2H),2.03(td,J=7.9,3.9Hz,2H),1.14-1.04(m,8H)。
【0297】
中間体g5:tert-ブチル 3-(3-メトキシ-3-オキソプロパノイル)アゼチジン-1-カルボキシレート
黄色油(0.4g、63%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.11-3.98(m,4H),3.73(s,3H),3.66-3.53(m,1H),3.47(s,2H),1.42(s,9H)。
【0298】
中間体g6:1-(ピリジン-3-イル)ブタン-1,3-ジオン
黄色油(0.20g、30%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=15.95(s,1H),9.05(d,J=2.1Hz,1H),8.71(dd,J=4.8,1.6Hz,1H),8.14(dt,J=8.0,2.0Hz,1H),7.38(ddd,J=8.0,4.9,0.9Hz,1H),6.17(s,1H),2.21(s,3H)。
【0299】
中間体g7:メチル 3-シクロブチル-3-オキソプロパノエート
無色油(1.97g、62%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):3.71(s,3H),3.45-3.31(m,3H),2.32-2.06(m,4H),2.05-1.74(m,2H)。
【0300】
中間体g8:メチル 3-シクロペンチル-3-オキソプロパノエート
無色油(0.51g、67%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):3.73(s,3H),3.50(s,2H),2.98(p,J=7.9Hz,1H),1.89-1.73(m,4H),1.68-1.57(m,4H)。
【0301】
中間体g9:メチル 3-シクロヘキシル-3-オキソプロパノエート
無色油(1.14g、78%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):3.71(s,3H),3.48(s,2H),2.44(tt,J=11.1,3.4Hz,1H),1.91-1.83(m,2H),1.84-1.71(m,2H),1.44-1.13(m,6H)。
【0302】
中間体g10:(Z)-3-アミノ-3-シクロプロピルアクリロニトリル
無色油(1.3g、81%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):4.63(bs,2H),3.78(s,1H),1.54-1.35(m,1H),1.00-0.81(m,2H),0.81-0.60(m,2H)。
【0303】
基本手順h(S.Mitsuhashi et al,J.Am.Chem.Soc.2008,130,4140より改変)。
ケトエーテルの調製:
【化44】
室温におけるTHF(0.5M)中の水素化ナトリウム(2.2当量)の懸濁液に、アルコール(1.1当量)を滴下した。混合物を5分間攪拌してから、メチル 4-クロロ-3-オキソブタノエート(1当量)を滴下した。この混合物を30分間攪拌して、次いで減圧下で濃縮した。水を加えて、2NのHCl水溶液を加えてpHを6~7に調節した。得られた混合物をジクロロメタンで(×2)及び酢酸エチルで(×2)抽出し、1つにまとめた有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(NaSO)し、濾過して濃縮した。得られた残渣を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサンを用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、対応するジカルボニル化合物を得た。
【0304】
ケトアミンの調製:
【化45】
メチル 4-クロロ-3-オキソブタノエート(1当量)を室温でアセトン(0.5M)中に溶解し、アミン(1.1当量)を加えた。混合物を5分間攪拌してから、トリメチルアミン(2当量)を加えた。この混合物を100℃で3時間攪拌し、次いで減圧下で濃縮した。残渣を水に取り、ジクロロメタンで(×2)及び酢酸エチルで(×2)抽出した。1つにまとめた有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(NaSO)し、濾過して濃縮した。得られた残渣を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサンを用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、対応するジカルボニル化合物を得た。
以下の中間体は、基本手順に従って合成した。
【0305】
中間体h1:メチル 4-メトキシ-3-オキソブタノエート
無色油(0.9g、93%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=4.10(s,2H),3.75(s,3H),3.50(s,2H),3.40(s,3H)。
【0306】
中間体h2:メチル 4-(ジメチルアミノ)-3-オキソブタノエート
淡黄色油(0.37g、35%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=3.73(s,3H),3.51(s,2H),3.20(s,2H),2.28(s,6H)。
【0307】
中間体h3:メチル 4-モルホリノ-3-オキソブタノエート
淡黄色油(0.5g、37%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=3.76-3.78(m,7H),3.51(s,2H),3.25(s,2H),2.55-2.43(m,4H)。
【0308】
エナミン中間体の調製
基本手順i
中間体i1:ジメチル(Z)-3-アミノペンタ-2-エンジオエート
【化46】
室温でのMeOH(10ml)中のジメチル 3-オキソペンタンジオエート(0.83ml、5.74mmol、1当量)を含有する丸底フラスコに、重炭酸アンモニウム(1.13g、14.35mmol、2.5当量)を加えた。混合物を室温で一夜攪拌し、次いで濃縮した。得られた残渣を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(1:3)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色油(0.8g、81%)としてジメチル(Z)-3-アミノペンタ-2-エンジオエートを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.81(bs,1H),5.50(bs,1H).4.58(s,1H),3.73(s,3H),3.65(s,3H),3.15(s,2H)。
以下の中間体は、基本手順に従って合成した。
【0309】
中間体i2:シクロプロピルメチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
白色固体(0.45g、53%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.91(bs,2H),4.56(s,1H),3.88(d,J=7.2Hz,2H),1.90(s,3H),1.19-1.07(m,1H),0.58-0.50(m,2H),0.32-0.23(m,2H)。
【0310】
中間体i3:メチル(Z)-3-アミノ-5-メトキシペンタ-2-エノアート
淡黄色油(0.93g、94%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.83(bs,1H),5.50(bs,1H),4.49(s,1H),3.63(s,3H),3.59-3.54(m,2H),3.36(s,3H),2.37(t,J=5.7Hz,2H)。
【0311】
中間体i4:メチル(Z)-3-アミノ-4-(ベンジルオキシ)ブタ-2-エノアート
橙色油(0.55g、76%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.41-7.36(m,1H),7.36-7.30(m,4H),6.61(bs,1H),5.27(bs,1H),4.58-4.54(m,1H),4.52(s,2H),4.07(d,J=0.7Hz,2H),3.66(s,3H)。
【0312】
中間体i5:メチル(Z)-3-アミノ-4-フェノキシブタ-2-エノアート
黄色固体(0.11g、65%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.35-7.27(m,2H),7.05-6.87(m,3H),5.86(bs,2H),4.74-4.67(m,1H),4.59(d,J=0.8Hz,2H),3.68(s,3H)。
【0313】
中間体i6:5-アミノ-2H-チオピラン-3(6H)-オン
褐色固体(0.05g、35%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=6.97(bs,2H),4.94(s,1H),3.31(s,2H),3.03(s,2H)。
【0314】
中間体i7及びi8:(Z)-4-アミノ-1-メトキシペンタ-3-エン-2-オン及び(Z)-4-アミノ-5-メトキシペンタ-3-エン-2-オン
基本手順により、表題化合物の混合物を生じ、フラッシュクロマトグラフィーで分離した。
i7:(Z)-4-アミノ-1-メトキシペンタ-3-エン-2-オン;淡黄色油、0.703g、74%。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.56(bs,1H),5.72(bs,1H),5.00(s,1H),3.97(s,2H),3.38(s,3H),2.05(s,3H)。
【0315】
i8:(Z)-4-アミノ-5-メトキシペンタ-3-エン-2-オン;淡黄色油、0.25g、26%。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.85(bs,1H),5.31(s,1H),5.12(bs,1H),3.89(s,2H),3.41(s,3H),1.97(s,3H)。
【0316】
中間体i9:メチル(Z)-3-アミノ-4-フルオロブタ-2-エノアート
黄色がかった固体(0.22g、55%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=6.35(bs,2H),4.89(d,J=46.9Hz,2H),4.59(s,1H),3.67(s,3H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=122.24(t,J=46.9Hz)。
【0317】
中間体i10:シクロヘキシルメチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
黄色がかった油(0.8g、73%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.88(s,2H),4.53(s,1H),3.86(d,J=6.6Hz,2H),1.90(s,3H),1.87-1.47(m,6H),1.38-1.12(m,3H),1.08-0.76(m,2H)。
【0318】
中間体i11:シクロペンチルメチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
黄色がかった油(0.3g、55%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.92(s,2H),4.54(s,1H),3.93(d,J=7.1Hz,2H),2.20(p,J=7.5Hz,1H),1.90(s,3H),1.74(dtdd,J=13.6,7.5,5.2,3.4Hz,2H),1.67-1.46(m,4H),1.34-1.18(m,2H)。
【0319】
中間体i12:シクロヘキシル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
黄色がかった油(0.75g、63%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.90(s,2H),4.73(tt,J=8.8,4.3Hz,1H),4.52(s,1H),2.27(s,3H),1.72(d,J=10.3Hz,4H),1.61-1.49(m,4H),1.49-1.35(m,2H)。
【0320】
中間体i13:シクロペンチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
黄色がかった油(0.17g、24%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.90(s,2H),4.73(tt,J=8.8,4.3Hz,1H),4.52(s,1H),2.27(s,3H),1.72(d,J=10.3Hz,2H),1.61-1.49(m,4H),1.49-1.35(m,2H)。
【0321】
中間体i14:ベンジル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
黄色がかった油(0.203g、68%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.91(s,2H),7.36-7.28(m,5H),5.12(s,2H),4.61(s,1H),1.91(s,3H)。
【0322】
中間体i15:(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
黄色がかった油(0.23g、77%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.85(s,2H),4.51(s,1H),4.05-3.85(m,4H),3.37(td,J=11.8,2.2Hz,2H),1.96-1.86(m,4H),1.62(ddt,J=10.8,4.3,2.2Hz,2H),1.35(dtd,J=13.3,11.8,4.5Hz,2H)。
【0323】
中間体i16:(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
黄色がかった油(0.23g、77%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.85(s,2H),4.51(s,1H),4.05-3.85(m,4H),3.37(td,J=11.8,2.2Hz,2H),1.96-1.86(m,4H),1.62(ddt,J=10.8,4.3,2.2Hz,2H),1.35(dtd,J=13.3,11.8,4.5Hz,2H)。
【0324】
中間体i17:ピリジン-4-イルメチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
黄色油(0.19g、69%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.71-8.39(m,2H),7.89(s,2H),7.29-7.23(m,2H),5.13(s,2H),4.64(s,1H),1.94(s,3H)。
【0325】
中間体i18:4-フルオロベンジル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
黄色油(0.72g、96%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.96(s,2H),7.40-7.30(m,2H),7.11-6.89(m,2H),5.07(s,2H),4.58(s,1H),1.97-1.81(m,3H)
【0326】
中間体i19:tert-ブチル(Z)-4-(((3-アミノブタ-2-エノイル)オキシ)メチル)ベンゾエート
黄色油(0.40g、89%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.98-7.92(m,2H),7.42-7.33(m,2H),5.15(s,2H),4.61(s,1H),1.92(s,3H),1.58(s,9H)1.28(s,2H)。
【0327】
中間体i20:ピリジン-3-イルメチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
黄色がかった油(0.50g、71%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.62(d,J=1.7Hz,1H),8.54(dd,J=4.8,1.6Hz,1H),7.94(s,2H),7.70(dt,J=7.8,1.9Hz,1H),7.31-7.27(m,1H),5.12(s,2H),4.58(s,1H),1.92(s,3H)。
【0328】
中間体i21:4-ブロモベンジル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.48g、95%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.85(s,2H),7.46(d,J=8.4Hz,2H),7.23(d,J=8.4Hz,2H),5.05(s,2H),4.58(s,1H),1.91(s,3H)。
【0329】
中間体i22:3-ブロモベンジル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.2g、69%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.92(s,2H),7.51(s,1H),7.44(m,2H),7.24-7.18(m,1H),5.07(s,2H),3.52(s,1H),1.92(s,3H)。
【0330】
中間体i23:2-ブロモベンジル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.45g、90%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.95(bs,2H),7.61-7.44(m,1H),7.41(d,J=7.6Hz,1H),7.33-7.22(m,1H),7.22-7.06(m,1H),5.19(s,2H),4.64(s,1H),1.93(s,3H)。
【0331】
中間体i24:(3-フルオロピリジン-4-イル)メチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.207g、69%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.55-8.30(m,2H),7.92(bs,2H),7.35(t,J=5.6Hz,1H),5.22(s,2H),4.64(s,1H),1.95(s,3H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=-132.71(s,F)。
【0332】
中間体i25:ピリミジン-5-イルメチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.415g、64%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.16(s,1H),8.77(d,J=4.8Hz,2H),7.94(bs,2H),5.12(s,2H),3.53(s,1H),1.93(s,3H)。
【0333】
中間体i26:(5-ブロモピリジン-3-イル)メチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.364g、73%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.16(d,J=4.8Hz,1H),8.77(d,J=4.8Hz,1H),7.94(s,3H),5.12(s,2H),3.53(s,1H),1.93(s,3H)。
【0334】
中間体i27:2-フェニルプロパン-2-イル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.20g、69%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.74(bs,1H),7.41-7.29(m,5H),4.61(s,1H),4.34(bs,2H),1.88(s,3H),1.76(s,6H)。
【0335】
中間体i28:3-シアノベンジル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.52g、93%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.92(bs,2H),7.66(s,1H),7.57(d,J=7.9Hz,2H),7.51-7.36(m,1H),5.12(s,2H),4.60(s,1H),1.93(s,3H)。
【0336】
中間体i29:4-シアノベンジル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.56g、90%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.92(bs,2H),7.67-7.61(m,2H),7.44(d,J=7.9Hz,2H),5.15(s,2H),4.61(s,1H),1.93(s,3H)。
【0337】
中間体i30:4-シアノベンジル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.22g、75%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.37(s,1H),7.90(s,2H),7.65(dd,J=8.2,2.4Hz,1H),7.30(dd,J=12.8,8.2Hz,1H),5.07(s,2H),4.54(s,1H),1.90(s,3H)。
【0338】
中間体i31:3-モルホリノベンジル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.69g、97%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.92(s,2H),7.31-7.20(m,1H),6.88(dd,J=16.4,8.5Hz,3H),5.07(s,2H),4.60(s,1H),3.86(t,J=4.8Hz,4H),3.16(t,J=4.8Hz,4H),1.91(s,3H)。
【0339】
中間体i32:4,4-ジメチルシクロヘキシル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.55g、81%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.85(bs,2H),4.71(tt,J=8.9,4.2Hz,1H),4.52(s,1H),1.90(s,3H),1.82-1.70(m,2H),1.58(dt,J=9.3,5.8Hz,2H),1.49-1.39(m,2H),1.26(ddd,J=13.7,10.8,4.1Hz,2H),0.93(s,3H),0.91(s,3H)。
【0340】
中間体i33:(2-クロロピリジン-4-イル)メチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.25g、83%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.33(d,J=5.4Hz,1H),7.92(bs,2H),7.30(s,1H),7.17(d,J=5.4Hz,1H),5.10(s,2H),4.64(s,1H),1.95(s,3H)。
【0341】
中間体i34:4,4-ジフルオロシクロヘキシル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.30g、94%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.86(bs,2H),5.16-4.75(m,1H),4.53(s,1H),2.16-1.98(m,3H),2-1,78(m,8H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=-94.48(d,J=252.2Hz),-100.51(d,J=235.8Hz)。
【0342】
中間体i35:(Z)-3-アミノ-N-ベンジル-N-メチルブタ-2-エナミド
淡黄色油(0.70g、71%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.54-6.96(m,7H),4.72(s,1H),4.56(m,2H),2.92(s,3H),1.90(s,3H)。
【0343】
中間体i36:オキセタン-3-イル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.04g、17%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=6.33(s,2H),5.42(tt,J=6.4,5.6Hz,1H),4.87(td,J=6.8,1.0Hz,2H),4.66(ddd,J=6.9,5.6,1.0Hz,2H),4.50(s,1H),1.48-1.38(m,1H),0.98-0.83(m,2H),0.83-0.70(m,2H)。
【0344】
中間体i37:3-クロロベンジル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色油(0.198g、99%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.93(bs,1H),7.36(s,1H),7.33-7.26(m,1H),7.24(s,2H),5.08(s,2H),4.89-4.39(m,2H),1.93(s,3H)。
【0345】
中間体i38:2-フェニルプロパン-2-イル(Z)-3-アミノ-3-シクロプロピルアクリレート
淡黄色固体(0.38g、93%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.40-7.31(m,4H),7.24-7.17(m,1H),6.19(s,2H),4.56(s,1H),1.76(s,6H),1.47-1.31(m,1H),0.87-0.79(m,2H),0.78-0.70(m,2H)。
【0346】
中間体i39:シクロヘキシル(Z)-3-アミノ-3-シクロプロピルアクリレート
淡黄色固体(0.22g、43%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):6.22(bs,2H),4.80-4.58(m,1H),4.46(s,1H),1.97-1.77(m,2H),1.80-1.61(m,2H),1.56-1.18(m,7H),0.90-0.78(m,2H),0.78-0.68(m,2H)。
【0347】
中間体i40:(Z)-3-アミノ-1,3-ジシクロプロピルプロパ-2-エン-1-オン
淡黄色固体(0.22g、44%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):9.82(bs,1H),5.12(s,1H),4.83(bs,1H),1.75-1.59(m,1H),1.49-1.32(m,1H),1.01-0.84(m,4H),0.84-0.76(m,2H),0.76-0.63(m,2H)。
【0348】
中間体i41:3-クロロベンジル(Z)-3-アミノ-3-シクロプロピルアクリレート
淡黄色固体(0.14g、70%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.37-7.29(m,1H),7.23-7.17(m,3H),6.25(bs,2H),5.03(s,1H),4.65(s,2H),1.19-1.03(m,1H),0.92-0.75(m,2H),0.78-0.63(m,2H)。
【0349】
中間体i42:2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
淡黄色固体(0.20g、80%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.77(bs,1H),7.39-7.27(m,2H),7.08-6.93(m,2H),4.58(s,1H),4.36(bs,1H),1.88(s,3H),1.74(s,6H)。
19F NMR(282MHz,CDCl-d)δ(ppm):-117.11(CF)。
【0350】
中間体i43:2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル(Z)-3-アミノ-3-シクロプロピルアクリレート
黄色固体(0.43g、96%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.41-7.28(m,2H),7.09-6.89(m,2H),6.11(bs,2H),4.54(s,1H),1.73(s,6H),1.40(qt,J=8.1,5.0Hz,1H),0.89-0.81(m,2H),0.73(dt,J=8.1,5.0Hz,2H)。
19F NMR(282MHz,CDCl-d)δ(ppm):-117.14(CF)。
【0351】
中間体i44:3-ブロモベンジル(Z)-3-アミノ-3-シクロプロピルアクリレート
淡黄色固体(0.15g、54%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.57-7.48(m,1H),7.46-7.37(m,1H),7.33-7.24(m,1H),7.25-7.18(m,1H),6.10(bs,2H),5.06(s,1H),3.75(s,2H),2.10-1.93(m,1H),1.18-1.03(m,2H),1.03-0.92(m,2H)。
【0352】
中間体i45:メチル(Z)-3-アミノ-3-シクロブチルアクリレート
淡黄色固体(0.35g、70%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):6.98(bs,2H),4.53(s,1H),3.64(s,3H),3.05(p,J=8.4Hz,1H),2.22-1.95(m,4H),1.94-1.57(m,2H)。
【0353】
中間体i46:メチル(Z)-3-アミノ-3-シクロペンチルアクリレート
淡黄色固体(0.42g、83%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.52(bs,2H),4.59(s,1H),3.63(s,3H),2.49(p,J=8.5Hz,1H),2.07-1.85(m,2H),1.85-1.40(m,6H)。
【0354】
中間体i47:メチル(Z)-3-アミノ-3-シクロヘキシルアクリレート
淡黄色固体(0.45g、92%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):17.57(bs,2H),4.54(s,1H),3.63(s,3H),1.98-1.60(m,6H),1.35-1.13(m,5H)。
【0355】
中間体i48:3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンジル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
黄色固体(0.54g、98%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.91(s,2H),7.29(s,4H),5.09(s,2H),4.60(s,1H),3.51(s,2H),2.52(bs,8H),2.33(s,3H),1.91(s,3H)。
【0356】
他のエナミン調製方法:
以下のエナミンは、代替的な手順により調製した:
中間体i49:2,2,2-トリフルオロエチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート
【化47】
2,2,2-トリフルオロエチル 3-オキソブタノエート(1g、5.43mmol、1当量)を室温でTHF(1.2M)中に溶解し、モレキュラーシーブ(2g)、酢酸アンモニウム(0.83g、10.87mmol、2当量)及び酢酸(0.310ml、5.43mmol、1当量)を加えた。反応混合物を110℃で6時間加熱し、次いで室温まで放冷した。水を加えて、混合物を酢酸エチルで抽出した(×3)。1つにまとめた有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(NaSO)し、濾過して濃縮した。残渣を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(1:3)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、2,2,2-トリフルオロエチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート(0.5g、56%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.89(bs,1H),4.84(bs,1H),4.59(s,1H),4.44(q,J=8.7Hz,2H),1.93(s,3H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=-73.40(t,J=8.6Hz,3F)。
【0357】
中間体i50:メチル(Z)-3-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)アクリレート
2,2,2-トリフルオロエチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート(上記参照)に関して記載した手順に従って、表題化合物(0.7g、72%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.80(s,1H),8.66(s,1H),7.82(d,J=7.8Hz,1H),7.40-7.30(m,1H),4.96(s,1H),3.72(s,3H)。
【0358】
中間体i51:(Z)-4-アミノ-5-フェニルペンタ-3-エン-2-オン及び(Z)-4-アミノ-1-フェニルペンタ-3-エン-2-オンの混合物
2,2,2-トリフルオロエチル(Z)-3-アミノブタ-2-エノアート(上記参照)に関して記載した手順に従って、(Z)-4-アミノ-5-フェニルペンタ-3-エン-2-オン及び(Z)-4-アミノ-1-フェニルペンタ-3-エン-2-オンの混合物を黄色油(0.5g、79%)として得て、続く工程でそれ自体を使用した。
【0359】
中間体i52:(Z)-4-アミノペンタ-3-エン-2-オン
米国特許第8,030,302号に記載の方法に従って調製した(3.7g、74%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.70(bs,1H),5.04(bs,1H),4.92(s,1H),2.03(s,3H),1.91(s,3H)。
【0360】
中間体i53:5-アミノ-2H-ピラン-3(6H)-オン
文献の手順Synth.Comm.2004,34,557-565により、暗橙色固体(0.35g、90%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.03(bs,2H),5.01(s,1H),4.18(s,2H),3.80(s,2H)。
【0361】
アミジン中間体の調製
基本手順y
中間体y1:シクロペンチル 3-アミノ-3-イミノプロパノエート塩酸塩
工程1:シクロペンチル 3-イミノ-3-フェノキシプロパノエート塩酸塩の合成
【化48】
シクロペンチル 2-シアノアセタート(2.81g、18.34mmol、1.15当量)及びフェノール(1.50g、15.95mmol、1.3当量)の混合物を-20℃で攪拌し、そのときHClガスを混合液中に90分間バブリングした。次いで混合液を、攪拌せずに4℃で2日間放置した。冷エーテルを加え、混合物を0℃で攪拌した。固体が形成し、濾別し、冷エーテルで洗浄して、白色固体(2.76g、61%)としてシクロペンチル 3-イミノ-3-フェノキシプロパノエート塩酸塩を得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):7.55-7.41(m,1H),7.20-7.09(m,2H),6.80-6.70(m,2H),5.10-5.01(m,1H),3.95(s,4H),1.94-1.69(m,2H),1.68-1.47(m,6H)。
【0362】
工程2:シクロペンチル 3-イミノ-3-フェノキシプロパノエートの合成
【化49】
エーテル(25ml)中のシクロペンチル 3-イミノ-3-フェノキシプロパノエート塩酸塩(1.0g、3.53mmol、1.0当量)の懸濁液に、0℃で、水(11mL)中の炭酸カリウム(0.73g、5.30mmol、1.5当量)の水溶液を加えた。得られた混合物を固体が溶解するまで攪拌し、次いでエーテルで洗浄し、乾燥(NaSO)して濃縮し、淡黄色油(0.86g、99%)としてシクロペンチル 3-イミノ-3-フェノキシプロパノエートを得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):7.66(bs,2H),7.51-7.39(m,2H),7.35-7.23(m,1H),7.20-7.10(m,2H),4.97(dq,J=5.7,3.1Hz,1H),3.46(s,1H),1.89-1.65(m,2H),1.64-1.25(m,6H)。
【0363】
工程3:シクロペンチル 3-アミノ-3-イミノプロパノエート塩酸塩の合成
【化50】
メタノール(5ml)中のシクロペンチル 3-イミノ-3-フェノキシプロパノエート(0.86g、3.49mmol、1.0当量)の溶液に、塩化アンモニウム(0.21g、3.84mmol、1.1当量)を加えた。混合物を室温で一夜攪拌し、濃縮した。残った固体を、ジエチルエーテルで粉砕し、濾別し、白色固体(0.61g、84%)としてシクロペンチル 3-アミノ-3-イミノプロパノエート塩酸塩を得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.12(bs,2H),8.82(bs,2H),5.12(tt,J=4.9,2.2Hz,1H),3.55(s,2H),1.81(t,J=7.5Hz,2H),1.76-1.47(m,6H)。
中間体y1の合成の工程1で用いたシクロペンチル 2-シアノアセタート前駆体は、商業的業者から購入した。他のアルキル 2-シアノアセタートを、3-フルオロベンジル 2-シアノアセタート、中間体y2の前駆体、として示すように以下のエステル形成方法(工程0)を用いて合成した:
【0364】
工程0:3-フルオロベンジル 2-シアノアセタートの合成
【化51】
DCM(34ml)中の2-シアノ酢酸(4.45g、52.32mmol、1.0当量)の溶液に、(3-フルオロフェニル)メタノール(5.67mL、52.32mmol、1.0当量)を加えて、0℃で冷却した。次いで、DCM(16mL)中のN,N-ジシクロヘキシルカルボジイミド(10.79g、52.32mmol、1.0当量)及びジメチルアミノピリジン(0.32g、2.62mmol、0.05当量)の溶液を滴下し、混合物を室温で一夜攪拌した。固体を濾別し、DCMで洗浄した。濾液を濃縮して、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(1:3)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色油(7.2g、66%)として3-フルオロベンジル 2-シアノアセタートを得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):7.45-7.27(m,1H),7.20-7.01(m,3H),5.22(s,2H),3.51(s,2H)。
【0365】
基本手順y(工程0から3)に従って、以下のアミジン中間体を調製した。
【0366】
中間体y2:3-フルオロベンジル 3,3-ジアミノアクリレート塩酸塩
白色固体(0.550g)。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.36(bs,2H),9.05(bs,2H),7.64-7.43(m,4H),5.21(s,2H),3.78(s,2H)。
【0367】
中間体y3:シクロブチルメチル 3,3-ジアミノアクリレート塩酸塩
白色固体(0.542g)。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.27(bs,2H),8.99(bs,2H),4.19-3.85(m,2H),3.67(s,2H),2.67-2.53(m,1H),2.11-1.54(m,6H)。
【0368】
中間体y4:3,3-ジフルオロシクロブチル)メチル 3,3-ジアミノアクリレート
白色固体(0.450g)。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.33(bs,2H),9.01(bs,2H),4.17(d,J=5.1Hz,2H),3.71(s,2H),2.79-2.53(m,3H),2.44-2.29(m,2H)。
【0369】
中間体y5:2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル 3,3-ジアミノアクリレート塩酸塩
白色固体(0.36g)。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.33(bs,2H),9.05(bs,2H),4.42-4.21(m,1H),4.14-3.90(m,1H),3.73(s,2H),2.20-2.00(m,1H),1.82-1.61(m,1H),1.61-1.36(m,1H)。
【0370】
中間体y6:イソプロピル 3,3-ジアミノアクリレート塩酸塩
白色固体(0.47g)。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.28(bs,2H),9.00(bs,2H),4.95(pd,J=6.3,1.5Hz,1H),3.62(s,2H),1.22(d,J=6.3Hz,6H)。
【0371】
中間体y7:2,2-ジフルオロ-3,3-ジメチルシクロプロピル)メチル 3,3-ジアミノアクリレート塩酸塩
白色固体(0.132g)。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.31(s,2H),9.03(s,2H),4.21(d,J=8.8Hz,2H),3.70(s,2H),1.82-1.56(m,1H),1.34-0.94(m,6H)。
【0372】
中間体y8:ネオペンチル 3,3-ジアミノアクリレート塩酸塩
白色固体(0.791g)。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.25(s,2H),8.97(s,2H),3.79(s,2H),3.66(s,2H),0.89(s,9H)。
【0373】
中間体y9:2,2,2-トリフルオロエチル(E)-3-アミノ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)アクリレート
以下に概要を示すように、基本手順yの工程0並びにわずかに改変させたバージョンの工程1及び2に従って、表題化合物を調製した。
【化52】
【0374】
工程1:-20℃で攪拌した2,2,2-トリフルオロエチル 2-シアノアセタート(3.5g、20.94mmol、1.15当量)及び2,2,2-トリフルオロエチル-1-オール(1.32mL、18.21mmol、1当量)の混合液に、HClガスを60分間バブリングした。次いで混合物を、攪拌せずに4℃で2日間放置した。その後、混合物を再度攪拌し、0℃で冷エーテルを加えた。固体を濾別し、冷エーテルで洗浄して、白色固体(2.5g、40%)として2,2,2-トリフルオロエチル(E)-3-アミノ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)アクリレート塩酸塩を得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):7.70(s,1H),5.83(s,2H),4.73(ddq,J=37.4,18.4,9.0Hz,4H),3.89(s,1H)。
【0375】
工程2:2,2,2-トリフルオロエチル(E)-3-アミノ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)アクリレート塩酸塩(0.13g、0.43mmol、1.0当量)及びエーテル(5ml)の混合物に、0℃で、水(1.5mL)中の炭酸カリウム(0.088g、0.64mmol、1.5当量)の水溶液を加えた。得られた混合物を、固体が溶解するまで攪拌した。混合液をエーテルで抽出し、有機相を乾燥(NaSO)及び濃縮して、無色油(0.12g、98%)として2,2,2-トリフルオロエチル(E)-3-アミノ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)アクリレートを得て、次の工程においてそれ自体を使用した。
【0376】
中間体y10:2-フルオロ-2-メチルプロピル 3-アミノ-3-イミノプロパノエート塩酸塩
基本手順y(工程0から3)により、白色固体(0.28g)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.33(s,2H),9.04(s,2H),4.19(d,J=21.1Hz,2H),3.76(s,2H),1.41-1.34(m,6H)。
【0377】
中間体y11:シクロプロピルメチル 3,3-ジアミノアクリレート塩酸塩
基本手順y(工程0から3)により、白色固体(0.48g)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.13(bs,3H),8.83(bs,2H),5.13(t,J=6.0Hz,1H),3.57(s,2H),1.86-1.80(m,1H),1.68-1.58(m,4H)。
【0378】
中間体y12:4,4-ジフルオロシクロヘキシル 3-アミノ-3-イミノプロパノエート塩酸塩
基本手順y(工程0から3)により、白色固体(0.098g)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):δ 9.32(s,2H),9.02(s,2H),4.96-4.66(m,1H),3.41(s,2H),2.10-1.76(m,8H)。
【0379】
中間体y13:4-フルオロベンジル 3-アミノ-3-イミノプロパノエート塩酸塩
基本手順y(工程0から3)により、白色固体(0.45g)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.30(bs,2H),9.01(bs,2H),7.49-7.43(m,2H),7.26-7.17(m,2H),5.17(s,2H),3.73(s,2H)。
【0380】
中間体y14:シクロペンチルメチル 3-アミノ-3-イミノプロパノエート塩酸塩
基本手順y(工程0から3)により、白色固体(0.22g)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.31(bs,2H),9.03(bs,2H),3.96(d,2H),3.76(s,2H),2.2-2.1(m,1H),1.8-1.6(m,2H),1.6 -1.4(m,4H),1.4-1.1(m,2H)。
【0381】
クネーフェナーゲル中間体の調製
基本手順j(Lu Liu et al,Chem.Int.Ed.2009,48,6093-6096より改変)
【0382】
中間体j1:3-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメチレン)ペンタン-2,4-ジオン
【化53】
ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド(1g、6.16mmol、1当量)を室温でトルエン(0.5M)中に溶解し、酢酸(0.176ml、3.08mmol、0.5当量)、ピペリジン(0.061ml、0.61mmol、0.1当量)、モレキュラーシーブ(6g)及び2,4-ペンタンジオン(0.95ml、9.24mmol、1.5当量)を加えた。反応混合物は、開始物質が消失するまで(4時間)、電子レンジ内で111℃で加熱した。混合物を室温まで放冷し、次いで濃縮した。得られた残渣を、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(1:6)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色固体(1.8g、60%)としてクネーフェナーゲル生成物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.89(t,J=7.5Hz,2H),7.76(s,1H),7.72(s,1H),7.48(p,J=7.4Hz,2H),2.49(s,3H),2.30(s,3H)。
以下の中間体は、基本手順jに従って合成した。
【0383】
中間体j2:(E)-2-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメチレン)-1-(ピリジン-3-イル)ブタン-1,3-ジオン
黄色固体(0.25g、33%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.03(s,1H),8.72(d,J=3.6Hz,1H),8.20(ddd,J=8.0,2.3,1.7Hz,1H),8.14(d,J=0.9Hz,1H),7.96(dt,J=8.1,1.0Hz,1H),7.83(ddd,J=7.9,1.2,0.7Hz,1H),7.53(s,1H),7.52-7.32(m,3H),2.52(s,3H)。
【0384】
中間体j3:メチル(Z)-2-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメチレン)-4-クロロ-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.4g、32%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.16(s,1H),8.03-7.86(m,2H),7.82(s,1H),7.60-7.39(m,2H),4.34(s,2H),3.90(s,3H)。
【0385】
中間体j4:(E)-2-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメチレン)-1-シクロプロピルブタン-1,3-ジオン
黄色油(0.4g、63%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.96-7.84(m,3H),7.75(d,J=1.1Hz,1H),7.56-7.38(m,2H),2.45(s,3H),2.03(dt,J=7.9,3.6Hz,1H),1.28-1.08(m,2H),1.04-0.83(m,2H)。
【0386】
中間体j5:テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル(Z)-3-オキソ-2-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イルメチレン)ブタノエート
黄色油(0.04g、25%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.63(d,J=4.6Hz,1H),8.14(d,J=8.1Hz,1H),7.94(s,1H),7.76(s,1H),7.40(dd,J=8.1,4.6Hz,1H),5.16(tt,J=8.6,4.1Hz,1H),3.81(dt,J=11.8,4.6Hz,2H),3.49(ddd,J=11.8,8.8,3.0Hz,2H),2.46(s,3H),1.91(dp,J=8.5,4.1Hz,2H),1.63(dtd,J=13.0,8.5,4.1Hz,2H)。
【0387】
中間体j6:イソプロピル(Z)-3-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(シクロプロパンカルボニル)アクリレート
黄色油(0.13g、32%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.88(s,2H),7.85(s,1H),7.57-7.53(m,1H),7.38-7.31(m,1H),5.19(p,J=6.3Hz,1H),2.08(tt,J=7.8,4.6Hz,1H),1.35(s,3H),1.32(s,3H),1.21-1.11(m,2H),1.02-0.91(m,2H)。
【0388】
中間体j7:メチル(Z)-2-((7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-4,4,4-トリフルオロ-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.040g、10%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.22(d,J=1.0Hz,1H),7.87(t,J=1.3Hz,1H),7.78-7.75(m,1H),7.69(d,J=5.0Hz,1H),7.38-7.34(m,1H),3.92(s,3H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=- 75.69(s,CF)。
【0389】
中間体j8:シクロプロピルメチル(Z)-3-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(シクロプロパンカルボニル)アクリレート
黄色固体(0.25g、59%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.96-7.84(m,3H),7.58(d,J=7.6Hz,1H),7.40-7.33(m,1H),4.13(d,J=7.5Hz,2H),2.10(tt,J=7.5,4.6Hz,1H),1.25-1.18(m,3H),0.99(dt,J=7.9,3.5Hz,2H),0.71-0.46(m,2H),0.41-0.23(m,2H)。
【0390】
中間体j9:シクロプロピルメチル(Z)-3-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(シクロプロパンカルボニル)アクリレート
黄色固体(0.13g、50%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.33-8.24(m,2H),7.93(s,1H),7.78(s,1H),7.72(t,J=7.8Hz,1H),2.50(s,3H),2.30(s,3H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=- 69.81(s,CF)。
【0391】
中間体j10:3-((7-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)ペンタン-2,4-ジオン
黄色固体(0.158g、56%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):7.77(d,J=7.1Hz,2H),7.69(s,1H),7.45(d,J=5.0Hz,2H),2.48(s,3H),2.29(s,3H)。
【0392】
中間体j11:3-((7-トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)ペンタン-2,4-ジオン
黄色固体(0.052g、50%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.06(d,J=8.0Hz,1H),7.82(s,1H),7.80-7.73(m,2H),7.61(t,J=8.0Hz,1H),2.50(s,3H),2.30(s,3H)。
19F NMR(282MHz,CDCl-d)δ(ppm):-62.87(CF)。
【0393】
中間体j12:3-(2-アセチル-3-オキソブタ-1-エン-1-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル
暗黄色固体(0.132g、68%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.10(d,J=8.1Hz,1H),7.85(s,1H),7.81(d,J=7.5Hz,1H),7.69(s,1H),7.60(td,J=8.1,7.4,1.0Hz,1H),2.49(s,3H),2.31(s,3H)。
【0394】
中間体j13:シクロプロピルメチル(Z)-2-(シクロプロパンカルボニル)-3-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)アクリレート
黄色固体(0.146g、61%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.63(d,J=4.6Hz,1H),8.20(d,J=8.4Hz,1H),7.91(s,1H),7.90(s,1H),7.40(ddd,J=8.4,4.6,0.8Hz,1H), 4.12(d,J=7.2Hz,2H),2.21-2.04(m,1H),1.29-1.13(m,3H),1.11-0.93(m,2H),0.67-0.54(m,2H),0.43-0.27(m,2H)。
【0395】
中間体j14:シクロペンチル(Z)-2-(シクロプロパンカルボニル)-3-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)アクリレート
淡黄色固体(0.21g、90%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.63(dd,J=4.6,1.4Hz,1H),8.19(dd,J=8.2,1.4Hz,1H),7.89(s,1H),7.86(s,1H),7.40(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),5.36(tt,J=5.7,2.5Hz,1H),2.10(tt,J=8.0,4.6Hz,1H),1.98-1.86(m,2H),1.86-1.70(m,4H),1.69-1.57(m,2H),1.19(dt,J=6.9,3.5Hz,2H),0.99(dt,J=8.0,3.5Hz,2H)。
【0396】
中間体j15:シクロプロピルメチル(Z)-3-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(シクロプロパンカルボニル)アクリレート
黄色固体(0.23g、69%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.19-8.09(m,1H),7.95(s,1H),7.92(s,1H),7.81-7.74(m,1H),7.62-7.53(m,1H),4.13(d,J=7.2Hz,2H),2.12(tt,J=7.8,4.6Hz,1H),1.29-1.13(m,3H),1.07-0.93(m,2H),0.67-0.55(m,2H),0.35(dt,J=6.2,4.6Hz,2H)。
【0397】
中間体j16:メチル(Z)-3-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(シクロプロパンカルボニル)アクリレート
黄色固体(0.21g、80%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.13(t,J=9.1Hz,1H),8.02-7.86(m,2H),7.79(d,J=7.7Hz,1H),7.57(td,J=7.7,2.7Hz,1H),3.89(s,3H),2.13-2.01(m,1H),1.28-1.16(m,2H),1.14-0.93(m,2H)。
【0398】
中間体j17:メチル(Z)-2-((7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.11g、60%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.11(d,J=8.2Hz,1H),7.99(s,1H),7.84(s,1H),7.80(d,J=7.4Hz,1H),7.62-7.54(m,1H),3.87(s,3H),2.47(s,3H)。
【0399】
中間体j18:(E)-2-((7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタンアミド
黄色固体(0.17g、58%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.35(s,1H),8.14-8.07(m,1H),7.88-7.73(m,2H),7.63-7.54(m,1H),6.08(bs,1H),5.87(bs,1H),2.55(s,3H)。
【0400】
中間体j19:シクロプロピル(E)-2-((7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.104g、30%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.09(d,J=8.2Hz,1H),8.02(s,1H),7.80(d,J=7.3Hz,2H),7.63-7.51(m,1H),4.43-4.31(m,1H),2.46(s,3H),0.85-0.74(m,2H),0.73-0.61(m,2H)。
【0401】
中間体j20:メチル(E)-2-((7-シアノ-5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.136g、60%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.07(s,1H),7.79(d,J=8.7Hz,1H),7.72(s,1H),7.56(d,J=7.7Hz,1H),3.87(s,3H),2.47(s,3H)。
【0402】
中間体j21:メチル(E)-2-((7-シアノ-4-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.116g、63%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.11(s,1H),7.85(s,1H),7.76(dd,J=8.2,4.3Hz,1H),7.24-7.16(m,1H),3.89(s,3H),2.35(s,3H)。
【0403】
中間体j22:メチル(E)-2-((7-シアノチエノ[3,2-b]ピリジン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.77g、40%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.91(d,J=4.7Hz,1H),8.32(s,1H),8.15(s,1H),7.63(d,J=4.7Hz,1H),3.90(s,3H),2.53(s,3H)。
【0404】
中間体j23:シクロプロピルメチル(E)-2-((7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.45g、52%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.11(dd,J=8.2,0.9Hz,1H),8.06(s,1H),7.83(d,J=0.9Hz,1H),7.79(d,J=7.5Hz,1H),7.57(dd,J=8.2,7.5Hz,1H),4.13(d,J=7.4Hz,2H),2.48(s,3H),1.26-1.04(m,1H),0.66-0.51(m,2H),0.38-0.21(m,2H)。
【0405】
中間体j24:プロパ-2-イン-1-イル(E)-2-((7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.7g、85%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.13(dd,J=8.2,0.9Hz,1H),7.99(s,1H),7.96(s,1H),7.80(d,J=7.1Hz,1H),7.62-7.55(m,1H),4.89(d,J=2.5Hz,2H),2.55(t,J=2.5Hz,1H),2.40(s,3H)。
【0406】
中間体j25:メチル(E)-2-((5,7-ジシアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.135g、59%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.31(d,J=1.4Hz,1H),7.96-7.87(m,2H),7.49(s,1H),4.13(d,J=1.0Hz,3H),2.04(d,J=1.0Hz,3H)。
【0407】
中間体j26:ブタ-2-イン-1-イル(E)-2-((7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.125g、36%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.11(td,J=4.4,0.8Hz,2H),7.86(d,J=0.8Hz,1H),7.80(d,J=7.4Hz,1H),7.58(dd,J=8.2,7.4Hz,1H),4.86(q,J=2.3Hz,2H),2.48(s,3H),1.89(t,J=2.3Hz,3H)。
【0408】
中間体j27:(2,2,2-トリフルオロエチル)-2-((7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.079g、38%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.15-7.98(m,2H),7.95-7.88(m,1H),7.86-7.72(m,2H),4.66(dq,J=11.7,8.3Hz,2H),2.53-2.40(m,3H)。
【0409】
中間体j28:メチル(E)-2-((6-クロロ-7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート
黄色固体(0.24g、56%)。
H-NMR(300MHz,CDCl-d)δ(ppm):8.01(d,J=8.7Hz,1H),7.91(d,J=0.9Hz,1H),7.84(d,J=0.9Hz,1H),7.58(d,J=8.7Hz,1H),3.90(s,3H),2.36(s,3H)。
【0410】
中間体j29:(E)-3-(2-シアノ-3-オキソブタ-1-エン-1-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル
3-オキソブタンニトリルを用いた基本手順jにより、黄色固体(0.23g、69%)として表題化合物を与えた。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):9.07(s,1H),8.47(s,1H),8.22(d,J=8.2Hz,1H),7.85(d,J=7.4Hz,1H),7.64(t,J=7.8Hz,1H),2.63(s,3H)。
【0411】
中間体j30:3-((5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)メチレン)ペンタン-2,4-ジオン
基本手順jにより、黄色固体(0.132g、61%)として表題化合物を与えた。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ(ppm):8.56(d,J=2.4Hz,1H),7.90(s,1H),7.83(dd,J=8.7,2.4Hz,1H),7.55(s,1H),2.48(s,3H),2.32(s,3H)。
【0412】
実施例
ジヒドロピリジンの調製
方法A(Rampa,A et al,Forsch.1992,42,1284)
【0413】
実施例A1:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート
【化54】
i-PrOH(2ml)中の3-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメチレン)ペンタン-2,4-ジオン(0.24g、0.98mmol、1当量)、メチル 3-オキソブタノエート(0.158ml、1.47mmol、1.5当量)及び30%アンモニア水(0.62ml、9.8mmol、10当量)の混合物を、還流温度で12時間加熱した。溶媒を減圧下で除去した。残渣を水中に取り、ジクロロメタン及び酢酸エチルで抽出した。1つにまとめた有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(NaSO)し、濾過して濃縮し、そして粗生成物を、溶離液としてCHCl/MeOH(1%)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色固体(114mg、25%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.10(d,J=8.0Hz,1H),7.79(d,J=7.9Hz,1H),7.34(dt,J=24.0,7.1Hz,2H),7.13(s,1H),6.27(bs,1H),5.47(s,1H),3.64(s,3H),2.34(s,3H),2.27(s,3H),2.14(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1919NOS [M]:341.1086、実測値:341.1069。
【0414】
実施例A1は、セミ分取キラルHPLC(カラム:ChiralPak IA、5μm、4.6×250mm、溶離液:n-ヘキサン/iPrOH95:5)で分離した2つの立体異性体のラセミ混合物であり、実施例A2(エナンチオマー1、Tr=22.54分、95.60% ee;96.46%純度)及び実施例A3(エナンチオマー2、Tr=18.10分、99.88% ee;92.87%純度)を得る。純度は、RP-C18分析カラム(Gemini-NX C18 5μm、4.6×150mm;溶離液:ACN/水/100mM酢酸アンモニウム、pH7)で確認した。絶対立体化学は決定していない。
【0415】
実施例A4:5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド
方法Aにより、黄色固体(73mg、22%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.05(d,J=7.7Hz,1H),7.76(d,J=7.6Hz,1H),7.29(dt,J=15.0,7.0Hz,2H),7.09(s,1H),6.76(s,1H),5.65(bs,2H),5.34(s,1H),2.25(s,3H),2.08(s,6H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1818S:326.0910、実測値:326.1011。
【0416】
実施例A5:1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-ベンゾイル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン
方法Aにより、暗黄色固体(63mg、16%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.79-7.70(m,1H),7.65-7.56(m,1H),7.53-7.31(m,5H),7.25-7.18(m,2H),7.06(s,1H),5.72(bs,1H),5.56(s,1H),2.48(s,3H),2.07(s,3H),1.77(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2421NOS [M]:387.1293、実測値:387.1286。
【0417】
実施例A6:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
MeOHでの方法Aにより、暗黄色固体(15mg、5%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.21(d,J=8.2Hz,1H),7.83(d,J=7.9Hz,1H),7.45-7.31(m,5H),7.30-7.24(m,3H),6.02(bs,1H),5.59(s,1H),3.38(s,3H),2.41(s,3H),2.17(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2421NOS [M]:403.1242、実測値:403.1252。
以下の実施例のハンチ合成において、1,3-ジカルボニル化合物及びアンモニアの混合物の代わりに、予め形成されたエナミンを使用した:
【0418】
実施例A8:1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-ニコチノイル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン
EtOH中で(E)-4-アミノペンタ-3-エン-2-オンを用いた方法Aにより、暗黄色固体(60mg、19%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.64(d,J=11.7Hz,2H),7.84-7.60(m,3H),7.35-7.21(m,3H),7.08(s,1H),5.97(bs,1H),5.56(s,1H),2.45(s,3H),2.10(s,3H),1.77(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2320S [M]:388.1245、実測値:388.1229。
【0419】
実施例A9:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロ-[2,3’-ビピリジン]-3-カルボキシレート
酢酸中でメチル(Z)-3-アミノ-3-(ピリジン-3-イル)アクリレートを用いた方法Aにより、黄色固体(31mg、16%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.49(s,1H),8.42(s,1H),8.18(d,J=8.0Hz,1H),7.83(d,J=8.0Hz,1H),7.55(d,J=7.9Hz,1H),7.41(t,J=7.5Hz,1H),7.33(t,J=7.2Hz,1H),7.26-7.16(m,2H),6.68(bs,1H),5.59(s,1H),3.37(s,3H),2.41(s,3H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2320S [M]:404.1195、実測値:404.1179。
【0420】
実施例A10:2,2,2-トリフルオロエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
2,2,2-トリフルオロエタノール中で2,2,2-トリフルオロエチル(E)-3-アミノブタ-2-エノアートを用いた方法Aにより、黄色固体(190mg、58%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.08(d,J=7.9Hz,1H),7.81(d,J=8.0Hz,1H),7.35(dt,J=21.4,7.1Hz,2H),7.17(s,1H),6.10(bs,1H),5.47(s,1H),4.58-4.27(m,2H),2.37(s,3H),2.31(s,3H),2.16(s,2H)。19F-NMR(300MHz,CDCl)δ=-73.39(t,J=8.1Hz)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2018NOS [M]:409.0960、実測値:409.0943。
実施例A10を加水分化して、カルボン酸である実施例A11を得た:
【0421】
実施例A11:5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボン酸
2,2,2-トリフルオロエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート(0.05g、0.14mmol、1当量)を、室温で、ジオキサン(3ml)中に溶解した。水酸化ナトリウム(0.42ml、0.84mmol、6当量)を加え、反応混合物を130℃で4時間加熱した。溶媒を減圧下で除去し、水及び2NのHClを加えた(pH6~7)。混合物をジクロロメタン及び酢酸エチルで抽出し、1つにまとめた有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(NaSO)し、濾過して濃縮した。粗生成物を、溶離液としてCHCl/MeOH(4%)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、表題化合物(15mg、38%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=11.82(s,1H),8.95(s,1H),8.14(dd,J=6.9,1.3Hz,1H),7.89(dd,J=7.0,1.6Hz,1H),7.32(td,J=7.6,1.5Hz,2H),7.18(s,1H),5.40(s,1H),2.32(s,3H),2.24(s,3H),2.10(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値 C1817NOS [M]:327.0929、実測値:327.0937。
【0422】
方法B(国際公開第2006047537号より改変)
実施例B1:1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
【化55】
MeOH(2ml)中の3-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメチレン)ペンタン-2,4-ジオン(0.12g、0.49mmol、1当量)、1-(4-メチルピペラジン-1-イル)ブタン-1,3-ジオン(0.1g、0.54mmol、1.1当量)、酢酸アンモニウム(0.06g、0.73mmol、1.5当量)の混合物を、マイクロ波合成装置内で、130℃で15分間加熱した。反応混合物を、室温まで放冷し、次いで濃縮した。残渣を、溶離液としてCHCl/MeOH(5%)を用いてシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色固体(30mg、16%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.87(d,J=7.6Hz,1H),7.80(d,J=7.3Hz,1H),7.34(dt,J=14.8,6.7Hz,2H),7.09(s,1H),5.91(bs,1H),5.38(s,1H),3.90(d,J=11.6Hz,1H),3.11-2.92(m,1H),2.91-2.73(m,1H),2.68-2.55(m,1H),2.37(s,3H),2.33-2.19(m,2H),1.90(s,3H),1.85(s,3H),1.69(s,3H),1.55-1.36(m,1H),0.40-0.17(m,1H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2327S [M]:409.1824、実測値:409.1834。
【0423】
実施例B2:5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-N,N-ジエチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド
方法Bにより、黄色固体(30mg、16%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.86(d,J=7.3Hz,1H),7.78(d,J=7.8Hz,1H),7.35-7.28(m,2H),7.11(s,1H),5.68(bs,1H),5.37(s,1H),3.50-3.28(m,1H),3.23-2.94(m,1H),2.86-2.75(m,1H),2.70-2.45(m,1H),2.37(s,3H),1.93(s,3H),1.71(s,3H),0.94(t,J=6.0Hz,3H),0.20(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2226S [M]:382.1715、実測値:382.1724。
【0424】
実施例B3:1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(モルホリン-4-カルボニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
方法Bにより、黄色固体(18mg、12%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.89(d,J=7.3Hz,1H),7.83(d,J=7.9Hz,1H),7.45-7.28(m,2H), 7.11(s,1H),5.66(bs,1H),5.39(s,1H),3.84(d,J=11.8Hz,1H),3.54-3.36(m,2H),3.14-2.97(m,2H),2.90-2.79(m,2H),2.66-2.45(m,1H),2.38(s,3H),1.93(s,3H),1.70(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2224S [M]:396.1508、実測値:396.1494。
【0425】
実施例B4:2-メトキシエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(30mg、16%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.13(d,J=8.0Hz,1H),7.80(d,J=7.9Hz,1H),7.45-7.29(m,2H),7.17(s,1H),5.90(bs,1H),5.49(s,1H),4.20(t,J=4.8Hz,2H),3.57-3.50(m,2H),3.33(s,3H),2.37(s,3H),2.30(s,3H),2.14(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2123NOS [M]:385.1348、実測値:385.1335。
【0426】
実施例B5:3-アセトアミドプロピル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(22mg、11%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.14(d,J=8.0Hz,1H),7.79(d,J=8.0Hz,1H),7.38(t,J=7.6Hz,1H),7.34-7.25(m,1H),7.14(s,1H),5.56(bs,1H),5.46(s,1H),4.24-3.95(m,2H),3.06-2.71(m,2H),2.32(s,3H),2.30(s,3H),2.16(s,3H),2.04-1.94(m,1H),1.85(s,3H),1.81-1.43(m,2H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2326S [M]:426.1613、実測値:426.1603。
【0427】
実施例B6:ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(19mg、10%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.01(d,J=8.7Hz,1H),7.79(d,J=8.5Hz,1H),7.41-7.26(m,5H),7.26-7.19(m,2H),7.09(s,1H),5.87(bs,1H),5.49(s,1H),5.19-5.01(m,2H),2.36(s,3H),2.30(s,3H),2.12(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2523NOS [M]:417.1399、実測値:417.1399。
【0428】
実施例B7:2-モルホリノエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(30mg、11%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.11(d,J=9.1Hz,1H),7.79(d,J=7.1Hz,1H),7.42-7.25(m,2H),7.15(s,1H),6.07(bs,1H),5.49(s,1H),4.29-4.07(m,2H),3.59(t,J=4.6Hz,4H),2.51(t,J=5.7Hz,2H),2.38-2.33(m,7H),2.31(s,3H),2.16(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2428S [M]:440.1770、実測値:440.1783。
【0429】
実施例B8:2-(ジメチルアミノ)エチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(15mg、7%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.12(d,J=8.0Hz,1H),7.79(d,J=7.9Hz,1H),7.43-7.23(m,2H),7.15(s,1H),5.97(bs,1H),5.48(s,1H),4.19(h,J=5.8Hz,2H),2.59(q,J=6.2Hz,2H),2.36(s,3H),2.30(s,3H),2.23(s,6H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2226S [M]:398.1664、実測値:398.1663。
【0430】
実施例B9:2-アセトアミドエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(34mg、14%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.19(d,J=8.0Hz,1H),7.82(d,J=7.9Hz,1H),7.43(t,J=7.4Hz,1H),7.34(t,J=7.4Hz,1H),7.20(s,1H),5.84(bs,1H),5.47(s,1H),4.86(bs,1H),4.25-4.09(m,1H),4.07-3.86(m,1H),3.60-3.38(m,1H),3.24-3.08(m,1H),2.37(s,3H),2.34(s,3H),2.20(s,3H),1.61(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2224S [M]:412.1457、実測値:412.1458。
【0431】
実施例B10:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(メトキシメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、淡黄色固体(25mg、14%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.10(d,J=8.0Hz,1H),7.80(d,J=7.9Hz,1H),7.42-7.27(m,3H),7.15(s,1H),5.46(s,1H),4.59(dd,J=26.8Hz,2H),3.63(s,3H),3.47(s,3H),2.41(s,3H),2.14(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2021NOS [M]:371.1191、実測値:371.1176。
【0432】
実施例B11:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((ジメチルアミノ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(25mg、11%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.18(s,1H),8.10(d,J=8.2Hz,1H),7.80(d,J=7.6Hz,1H),7.43-7.28(m,2H),7.14(s,1H),5.47(s,1H),3.73-3.50(m,5H),2.42(s,3H),2.29(s,6H),2.14(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2124S [M]:384.1508、実測値:384.1506。
【0433】
実施例B12:ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(25mg、13%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.49-8.34(m,2H),8.03(d,J=6.8Hz,1H),7.80(d,J=8.5Hz,1H),7.35-7.20(m,2H),7.14(s,1H),6.93(s,1H),6.91(s,1H),6.33(s,1H),5.52(s,1H),5.08(q,J=13.7Hz,2H),2.35(s,3H),2.33(s,3H),2.16(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2422S [M]:418.1351、実測値:418.1360。
【0434】
実施例B13:4-メトキシベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(28mg、13%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.00(d,J=8.6Hz,1H),7.78(d,J=8.5Hz,1H),7.32-7.20(m,2H),7.16(d,J=8.5Hz,2H),7.08(s,1H),6.83(d,J=8.6Hz,2H),5.93(s,1H),5.47(s,1H),5.02(d,J=2.8Hz,2H),3.81(s,3H),2.35(s,3H),2.28(s,3H),2.11(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2625NOS [M]:447.1504、実測値:447.1506。
【0435】
実施例B15:ピリジン-2-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(35mg、14%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.53(d,J=4.0Hz,1H),8.04(d,J=8.5Hz,1H),7.78(d,J=8.5Hz,1H),7.52-7.43(m,1H),7.31-7.21(m,2H),7.15(d,J=5.4Hz,2H),6.91(d,J=7.8Hz,1H),6.22(s,1H),5.55(s,1H),5.22(d,J=3.8Hz,2H),2.34(s,3H),2.31(s,3H),2.14(s,3H)。
HRMS(IQ):m/z 計算値C2423S [M+1]:419.1429、実測値:419.1436。
【0436】
実施例B16:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(モルホリノ-メチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(25mg、10%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.16-7.97(m,2H),7.80(d,J=8.0Hz,1H),7.42-7.17(m,2H),7.11(s,1H),5.47(s,1H),3.82-3.69(m,5H),3.64(s,4H),2.52(t,J=4.6Hz,4H),2.42(s,3H),2.13(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2326S [M]:426.1613、実測値:426.1604。
【0437】
実施例B16-a:ジメチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ビス(モルホリノメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.52(s,1H),8.06(d,J=8.4Hz,1H),7.79(d,J=7.8Hz,1H),7.47-7.14(m,2H),7.05(s,1H),5.48(s,1H),3.80(d,J=4.6Hz,12H),3.55(d,J=1.7Hz,6H),2.56(tq,J=11.7,5.9,4.9Hz,8H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2733S [M]:527.2090、実測値:527.2064。
【0438】
実施例B17:2-ヒドロキシエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(25mg、10%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.14(d,J=8.1Hz,1H),7.81(d,J=7.9Hz,1H),7.35(dt,J=25.8,7.3Hz,2H),7.17(s,1H),6.07(s,1H),5.48(s,1H),4.25-4.05(m,2H),3.68(s,2H),2.34(s,3H),2.32(s,3H),2.16(s,3H),1.83(bs,1H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2021NOS [M]:371.1191、実測値:371.1190。
【0439】
実施例B18:1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン
方法Bにより、黄色固体(15mg、10%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.07(d,J=8.0Hz,1H),7.78(d,J=8.0Hz,1H),7.45-7.26(m,2H),7.04(s,1H),5.78(s,1H),5.57(s,1H),2.39(s,3H),2.37-2.23(m,1H),2.13(s,4H),1.27(s,1H),1.11(tdd,J=5.6,4.3,2.7Hz,1H),1.05-0.88(m,3H),0.86-0.75(m,1H),0.70(d,J=5.5Hz,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2323NOS [M]:377.1424、実測値:377.1428。
【0440】
実施例B19:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)アゼチジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、淡黄色固体(0.065mg、19%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.06(d,J=8.1Hz,1H),7.80(d,J=7.8Hz,1H),7.50-7.22(m,2H),7.14(s,1H),6.69(s,1H),5.48(s,1H),4.68(tt,J=8.8,4.6Hz,1H),4.22(td,J=8.9,3.6Hz,2H),3.82(ddd,J=14.7,9.0,5.0Hz,2H),3.63(s,3H),2.45(s,3H),2.14(s,3H),1.46(s,9H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2630S [M]:482.1875、実測値:482.1874。
【0441】
実施例B20:(1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、黄色固体(0.06mg、26%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.12(d,J=7.9Hz,1H),7.78(d,J=7.9Hz,1H),7.32(ddd,J=23.7,11.3,4.4Hz,2H),7.12(s,1H),6.23(s,1H),5.47(s,1H),4.11-3.79(m,4H),2.72-2.44(m,2H),2.34(s,3H),2.30(s,3H),2.17(s,3H),1.71-1.58(m,1H),1.44(s,10H),1.38-1.21(m,1H),0.99(td,J=11.8,4.2Hz,2H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2936S [M]:524.2345、実測値:524.2349。
【0442】
実施例B21:シクロヘキシルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、淡黄色固体(35mg、17%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.13(d,J=7.9Hz,1H),7.79(d,J=8.0Hz,1H),7.43-7.19(m,2H),7.12(s,1H),5.96(s,1H),5.49(s,1H),3.87(d,J=6.2Hz,2H),2.36(s,3H),2.30(s,3H),2.16(s,3H),1.70-1.46(m,6H),1.27-1.01(m,4H),1.01-0.75(m,1H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2529NOS [M]:423.1868、実測値:423.1876。
【0443】
実施例B22:メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Bにより、淡黄色固体(0.030g、11%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.09(ddd,J=8.1,1.1,0.7Hz,1H),7.78(ddd,J=7.8,1.1,0.7Hz,1H),7.45-7.27(m,2H),7.03(s,1H),5.66(bs,1H),5.59(s,1H),3.64(s,3H),2.73(tt,J=8.5,5.5Hz,1H),2.37(tt,J=8.5,5.5Hz,1H),2.22(tt,J=7.8,4.6Hz,1H),1.13-0.86(m,6H),0.80-0.52(m,6H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2525NOS [M]:419.1555、実測値:419.1543。
HPLC(98.4%):Rt 11.68分。
【0444】
実施例B23:5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-N-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド
方法Bにより、黄色固体(0.04g、23%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.11-8.04(m,1H),7.89-7.81(m,1H),7.41-7.27(m,3H),7.25-6.98(m,6H),5.66(bs,1H),5.44(s,1H),2.38(s,3H),2.22(s,3H),2.16(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2422S [M]:402.1402、実測値:402.1403。
HPLC(96.5%):Rt 24.12分。
【0445】
方法C
実施例C1:テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
【化56】
メタノール(1mL)中のテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル(Z)-2-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメチレン)-3-オキソブタノエート(0.056g、0.17mmol)及び(E)-4-アミノペンタ-3-エン-2-オン(0.017g、0.17mmol)の混合物を、マイクロ波合成装置内で、130℃で、60分間加熱した。混合物を室温まで放冷し、溶媒を減圧下で除去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(2:1ヘキサン:酢酸エチル)で精製し、淡黄色固体(0.07g、43%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.13(d,J=7.8Hz,1H),7.80(d,J=7.8Hz,1H),7.42-7.26(m,2H),7.13(s,1H),5.77(bs,1H),5.49(s,1H),4.94(tt,J=8.9,4.5Hz,1H),3.84(ddd,J=15.8,12.0,4.5Hz,2H),3.46(dddd,J=12.0,8.9,6.2,3.0Hz,2H),2.38(s,3H),2.32(s,3H),2.16(s,3H),1.96-1.56(m,4H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2325NOS [M]:411.1504、実測値:411.1503。
HPLC(99.4%):Rt 22.96分。
以下の実施例を、方法Cに従って調製した:
【0446】
実施例C2:(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
淡黄色固体(0.018g、28%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.12(d,J=8.1Hz,1H),7.79(d,J=8.1Hz,1H),7.44-7.23(m,2H),7.13(s,1H),5.87(bs,1H),5.48(s,1H),4.09-3.57(m,4H),3.53-3.08(m,2H),2.36(s,3H),2.32(s,3H),2.16(s,3H),1.88-1.52(m,1H),1.52-1.08(m,4H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2427NOS [M]:425.1661、実測値:425.1661。
HPLC(98.8%):Rt 17.86分。
【0447】
実施例C3:シクロヘキシル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
淡黄色固体(0.07g、36%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.19-8.11(m,1H),7.85-7.72(m,1H),7.40-7.28(m,2H),7.12(s,1H),5.77(bs,1H),5.49(s,1H),4.77(dt,J=9.2,5.0Hz,1H),2.38(s,3H),2.30(s,3H),2.16(s,3H),1.92-1.61(m,4H),1.47-1.13(m,6H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2427NOS [M]:409.1712、実測値:409.1714。
HPLC(98.4%):Rt 20.63分。
【0448】
実施例C4:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(2-メトキシ-2-オキソエチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
淡黄色固体(0.148g、45%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.08(d,J=8.1Hz,1H),7.80(d,J=8.1Hz,1H),7.42-7.26(m,2H),7.21(s,1H),6.96(bs,1H),5.50(s,1H),4.02-3.76(m,2H),3.73(s,3H),3.63(s,3H),2.39(s,3H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2121NOS [M]:399.1140、実測値:399.1148。
HPLC(95.2%):Rt 20.91分。
【0449】
実施例C5:メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(2-メチルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
淡黄色固体(0.065g、25%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.83(d,J=8.1Hz,1H),7.67(d,J=8.1Hz,1H),7.35-7.14(m,2H),5.63(bs,1H),5.59(s,1H),3.49(s,3H),2.50(s,3H),2.29(s,3H),2.25(s,3H),2.07(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2021NOS [M]:355.1242、実測値:355.1241。
HPLC(98.43%):Rt 18.11分。
【0450】
実施例C6:シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
淡黄色固体(0.065g、25%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.15(d,J=8.0Hz,1H),7.79(d,J=8.0Hz,1H),7.34(dt,J=13.1,7.4Hz,2H),7.16(s,1H),5.78(bs,1H),5.51(s,1H),3.88(dd,J=7.6,3.9Hz,2H),2.39(s,3H),2.32(s,3H),2.15(s,3H),1.08(ddt,J=10.9,7.6,3.9Hz,1H),0.51(d,J=7.6Hz,2H),0.20(d,J=4.9Hz,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2223NOS [M]:381.1399、実測値:381.1399。
HPLC(98.9%):Rt 17.72分。
【0451】
実施例C7:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(2-メトキシエチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
淡黄色固体(0.16g、64%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.09(d,J=8.0Hz,1H),7.80(d,J=8.0Hz,1H),7.43-7.27(m,2H),7.21(bs,1H),7.16(s,1H),5.49(s,1H),3.63(s,3H),3.61(d,J=5.1Hz,2H),3.40(s,3H),3.26-3.11(m,1H),3.10-2.97(m,1H),2.36(s,3H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2123NOS [M]:385.1348、実測値:385.1347。
HPLC(99.7%):Rt 19.65分。
【0452】
実施例C8:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((ベンジルオキシ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.18g、64%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.09(d,J=8.0Hz,1H),7.85-7.76(m,1H),7.45-7.24(m,8H),7.13(s,1H),5.45(s,1H),4.85-4.66(m,2H),4.62(s,2H),3.61(s,3H),2.37(s,3H),2.13(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2625NOS [M]:447.1504、実測値:447.1490。
HPLC(95.6%):Rt 11.55分。
【0453】
実施例C9:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(フェノキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.11g、52%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.15-8.07(m,1H),7.86-7.76(m,1H),7.43-7.27(m,4H),7.17(s,1H),7.14(bs,1H),7.07-6.93(m,3H),5.50(s,1H),5.36-5.12(m,2H),3.67(d,J=0.6Hz,3H),2.40(s,3H),2.15(d,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2523NOS [M]:433.1348、実測値:433.1346。
HPLC(96.0%):Rt 10.20分。
【0454】
実施例C10:フェネチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.075g、21%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.98-7.89(m,1H),7.81-7.75(m,1H),7.35-7.26(m,3H),7.24-7.13(m,4H),7.00(s,1H),5.75(bs,1H),5.40(s,1H),4.38(dt,J=10.9,6.6Hz,1H),4.21(dt,J=10.9,7.2Hz,1H),2.88(t,J=6.6Hz,2H),2.37(s,3H),2.23(s,3H),2.10(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2625NOS [M]:431.1555、実測値:431.1549。
HPLC(97.6%):Rt 17.80分。
【0455】
実施例C11:メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.080g、40%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.53(s,1H),8.09-7.91(m,1H),7.91-7.79(m,1H),7.37-7.16(m,2H),7.03(s,1H),5.28(s,1H),3.51(s,3H),2.47-2.39(m,1H),2.28(s,3H),2.28-2.20(m,1H),1.00-0.59(m,8H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2323NOS [M]:393.1399、実測値:393.1403。
HPLC(98.3%):Rt 16.05分。
【0456】
実施例C14:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.012g、6%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.00(ddd,J=8.1,1.3,0.7Hz,1H),7.83(ddd,J=7.8,1.3,0.7Hz,1H),7.46-7.30(m,2H),7.17(s,1H),6.22(bs,1H),5.51(s,1H),3.65(s,3H),2.43(s,3H),2.11(s,3H)。19F-NMR(300MHz,CDCl)δ=-63.89(3F)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1916NOS [M]:395.0803、実測値:395.0792。
HPLC(99.5%):Rt 12.57分。
【0457】
実施例C15及び実施例C16:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-ベンジル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート及びメチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(2-フェニルアセチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、実施例C15及びC16を得て、カラムクロマトグラフィーで分離した。
【0458】
実施例C15:黄色固体(0.02g、6%)。
H-NMR(500MHz,CDCl)δ=8.07(d,J=8.2Hz,1H),7.81(d,J=8.2Hz,1H),7.41-7.26(m,7H),7.14(s,1H),5.70(bs,1H),5.53(s,1H),4.35(d,J=16.1Hz,1H),4.11(d,J=16.1Hz,1H),3.64(s,3H),2.20(s,3H),2.14(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2523NOS [M]:417.1399、実測値:417.1400。
HPLC(98.6%):Rt 12.86分。
【0459】
実施例C16:黄色固体(0.078g、24%)。
H-NMR(500MHz,CDCl)δ=8.13(d,J=8.0Hz,1H),7.84(d,J=8.0Hz,1H),7.40(ddd,J=8.2,7.0,1.3Hz,1H),7.33(ddd,J=8.2,7.0,1.3Hz,1H),7.26-7.20(m,2H),7.20-7.15(m,2H),7.00(s,1H),6.99(s,1H),5.82(bs,1H),5.60(s,1H),3.91(d,J=15.9Hz,1H),3.67(s,3H),3.58(d,J=15.9Hz,1H),2.40(s,3H),2.29(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2523NOS [M]:417.1399、実測値:417.1396。
HPLC(95.4%):Rt 15.69分。
【0460】
実施例C18:メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(2-メトキシアセチル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.03g、23%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.10(d,J=8.7Hz,1H),7.82(d,J=8.7Hz,1H),7.41(t,J=7.6Hz,1H),7.33(t,J=7.6Hz,1H),7.16(s,1H),5.96(s,1H),5.44(s,1H),4.32(d,J=16.1Hz,1H),3.92(d,J=16.6Hz,1H),3.66(s,3H),3.28(s,3H),2.43(s,3H),2.31(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2021NOS [M]:371.1191、実測値:371.1183。
HPLC(97.4%):Rt 22.72分。
【0461】
実施例C19:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-(メトキシメチル)-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.062g、36%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.08(d,J=8.0Hz,1H),7.81(d,J=8.0Hz,1H),7.42-7.36(m,2H),7.31(t,J=7.5Hz,1H),7.17(s,1H),5.47(s,1H),4.71(s,2H),3.65(s,3H),3.52(s,3H),2.32(s,3H),2.07(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2021NOS [M]:371.1191、実測値:371.1187。
HPLC(96.0%):Rt 26.61分。
【0462】
実施例C20:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(フルオロメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.015g、7%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.09(d,J=8.0Hz,1H),7.81(d,J=8.0Hz,1H),7.36(dt,J=24.7,7.3Hz,2H),7.18(s,1H),6.72(d,J=6.5Hz,1H),5.65(dd,J=47.7,16.3Hz,2H),5.44(s,1H),3.63(s,3H),2.43(s,3H),2.14(s,3H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=122.68(td,J=47.7,6.5Hz)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1918FNOS [M]:359.0991、実測値:359.0977。
HPLC(96.8%):Rt 13.25分。
【0463】
実施例C21:シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.055g、52%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.82(dd,J=10.5,2.3Hz,1H),7.70(dd,J=8.7,5.0Hz,1H),7.24(s,1H),7.06(td,J=8.7,2.3Hz,1H),5.95(s,1H),5.43(s,1H),3.97-3.80(m,2H),2.37(s,3H),2.32(s,3H),2.16(s,3H),1.19-1.02(m,1H),0.62-0.43(m,2H),0.28-0.15(m,2H)。19F NMR(282MHz,CDCl)δ=-118.91(s)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2222FNOS [M]:399.1304、実測値:399.1318。
HPLC(98.9%):Rt 17.97分。
【0464】
実施例C22:1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノール中で酢酸アンモニウム(1.5当量)を用いた方法Cにより、黄色固体(0.085g、21%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.12(d,J=7.8Hz,1H),7.79(d,J=7.8Hz,1H),7.34(dt,J=12.9,7.2Hz,2H),7.12(s,1H),5.80(s,1H),5.48(s,1H),4.91(dt,J=8.6,4.4Hz,1H),3.67(dd,J=15.3,7.8Hz,2H),3.07(dt,J=10.2,5.2Hz,2H),2.38(s,3H),2.31(s,3H),2.16(s,3H),1.62-1.52(m,4H),1.45(s,9H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2834S [M]:510.2188、実測値:510.2182。
HPLC(99.0%):Rt 21.85分。
【0465】
実施例C23:シクロペンチルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノール中で酢酸アンモニウム(1.5当量)を用いた方法Cにより、黄色固体(0.035g、14%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.13(d,J=7.9Hz,1H),7.79(d,J=7.4Hz,1H),7.43-7.29(m,2H),7.13(s,1H),5.84(bs,1H),5.50(s,1H),3.95(d,J=7.3Hz,2H),2.38(s,3H),2.31(s,3H),2.22-2.09(m,4H),1.77-1.45(m,6H),1.18-1.11(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2427NOS [M]:409.1712、実測値:409.1712。
HPLC(99.4%):Rt 16.93分。
【0466】
実施例C24:シクロプロピルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.035g、43%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.53-8.46(m,2H),7.30(dd,J=7.9,4.6Hz,1H),7.23(s,1H),6.53(s,1H),5.47(s,1H),3.95-3.73(m,2H),2.37(s,3H),2.32(s,3H),2.17(s,3H),1.03(ddd,J=12.7,8.0,5.0Hz,1H),0.48(d,J=8.0Hz,2H),0.17(d,J=4.4Hz,2H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2122S [M]:382.1351、実測値:382.1346。
HPLC(97.9%):Rt 25.95分。
【0467】
実施例C25:1-メチルピペリジン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノール中で酢酸アンモニウム(1.5当量)を用いた方法Cにより、黄色固体(0.025g、10%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.13(d,J=8.0Hz,1H),7.78(d,J=8.0Hz,1H),7.34(dt,J=15.9,7.3Hz,2H),7.11(s,1H),6.03(s,1H),5.49(s,1H),4.78(tt,J=8.5,4.1Hz,1H),2.67-2.50(d,J=17.6Hz,2H),2.35(s,3H),2.30(s,3H),2.27(d,J=2.3Hz,1H),2.20(s,3H),2.16(s,3H),2.12(bs,1H),1.96-1.83(m,2H),1.80-1.59(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2428S [M]:424.1821、実測値:424.1827。
HPLC(96.8%):Rt 33.18分。
【0468】
実施例C26:シクロペンチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノール中で酢酸アンモニウム(1.5当量)を用いた方法Cにより、黄色固体(0.04g、17%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.14(d,J=8.2Hz,1H),7.79(d,J=7.7Hz,1H),7.42-7.28(m,2H),7.11(s,1H),5.81(s,1H),5.48(s,1H),5.27-5.11(m,1H),2.38(s,3H),2.29(s,3H),2.16(s,3H),1.90-1.47(m,8H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2325NOS [M]:395.1555、実測値:395.1558。
HPLC(97.1%):Rt 17.56分。
【0469】
実施例C27:4,4-ジメチルシクロヘキシル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノール中で酢酸アンモニウム(1.5当量)を用いた方法Cにより、淡黄色固体(0.03g、11%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.15(ddd,J=8.1,1.3,0.7Hz,1H),7.79(ddd,J=7.8,1.3,0.7Hz,1H),7.40-7.28(m,2H),7.13(s,1H),5.78(bs,1H),5.50(s,1H),4.74(tt,J=8.8,4.2Hz,1H),2.37(s,3H),2.31(s,3H),2.16(s,3H),1.80-1.66(m,1H),1.66-1.50(m,3H),1.46-1.27(m,3H),1.27-1.16(m,1H),0.88(s,3H),0.88(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2631NOS [M]:437.2025、実測値:437.2028。
HPLC(98.3%):Rt 16.78分。
【0470】
実施例C28:シクロブチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノール中で酢酸アンモニウム(1.5当量)を用いた方法Cにより、淡黄色固体(0.02g、9%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.14(d,J=7.9Hz,1H),7.79(d,J=7.9Hz,1H),7.35-7.31(m,2H),7.13(s,1H),6.09(s,1H),5.47(s,1H),5.00-4.89(m,1H),2.36(s,3H),2.32-2.23(m,5H),2.15(s,3H),2.12-1.99(m,1H),1.99-1.85(m,1H),1.82-1.66(m,1H),1.66-1.51(m,1H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2223NOS [M]:381.1399、実測値:381.1408。
HPLC(99.0%):Rt 17.42分。
【0471】
実施例C29:メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノール中でトリフルオロ酢酸(1.5当量)を用いた方法Cにより、黄色固体(0.035g、37%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.71(dd,J=9.6,3.6Hz,2H),7.24(s,1H),7.11(td,J=8.7,2.4Hz,1H),6.30(s,1H),5.43(s,1H),3.69(s,3H),2.43(s,3H),2.13(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-63.84(s,CF),-118.19(td,J=9.6,4.9Hz,F)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1915NOSF [M]:413.0709、実測値:413.0702。
HPLC(99.1%):Rt 13.51分。
【0472】
実施例C30:メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.015g、24%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.66(dd,J=4.5,1.5Hz,1H),8.07(dd,J=8.2,1.5Hz,1H),7.29(s,1H),7.18(dd,J=8.2,4.5Hz,1H),5.97(s,1H),5.72(s,1H),3.63(s,3H),2.45(s,3H),2.36(s,3H),2.24(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1818S [M]:342.1038、実測値:342.1034。
HPLC(98.8%):Rt 22.75分。
【0473】
実施例C31:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノール中でトリフルオロ酢酸(1.5当量)を用いた方法Cにより、黄色固体(0.035g、24%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.97-7.91(m,1H),7.83(ddd,J=7.7,1.4,0.7Hz,1H),7.44-7.30(m,2H),7.24(s,1H),5.94(s,1H),5.40(s,1H),3.58(s,3H),2.39(s,3H),1.99(q,J=0.7Hz,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-63.65.(s,CF3)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1916NOSF [M]:395.0803、実測値:395.0810。
HPLC(98.5%):Rt 10.44分。
【0474】
実施例C32:シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.075g、50%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.12(d,J=2.0Hz,1H),7.70(d,J=9.0Hz,1H),7.28(d,J=2.5Hz,1H),7.21(s,1H),5.78(s,1H),5.44(s,1H),3.90(d,J=7.3Hz,2H),2.39(s,3H),2.33(s,3H),2.16(s,3H),1.29-1.13(m,1H),0.59-0.46(m,2H),0.21(dd,J=4.8,1.8Hz,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2222NOSCl [M]:415.1009、実測値:415.0997。
HPLC(99.6%):Rt 18.43分。
【0475】
実施例C33:シクロヘキシルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.080g、61%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.10(bs,1H),7.68(d,J=8.5Hz,1H),7.31-7.21(m,1H),7.17(s,1H),6.05(bs,1H),5.42(s,1H),3.90(ddd,J=27.5,10.8,6.6Hz,2H),2.36(s,3H),2.30(s,3H),2.17(s,3H),1.85-1.43(m,6H),1.32-1.01(m,3H),1.01-0.78(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2528NOSCl [M]:457.1478、実測値:457.1477。
HPLC(99.1%):Rt 18.16分。
【0476】
実施例C34:シクロヘキシルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.075g、58%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.57-8.44(m,2H),7.32(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),7.20(s,1H),6.40(s,1H),5.46(s,1H),3.86(dd,J=6.1,3.5Hz,2H),2.37(s,3H),2.33(s,3H),2.18(s,3H),1.70-1.44(m,6H),1.16(d,J=40.3Hz,3H),0.91-0.74(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2428S [M]:424.1821、実測値:424.1833。
HPLC(98.9%):Rt 25.30分。
【0477】
実施例C35:シクロペンチルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.095g、75%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.49(d,J=8.2Hz,2H),7.31(dd,J=8.1,4.6Hz,1H),7.20(s,1H),6.44(s,1H),5.46(s,1H),4.01-3.86(m,2H),2.37(s,3H),2.32(s,3H),2.17(s,3H),2.14-2.02(m,1H),1.67-1.44(m,6H),1.21-1.05(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2326S [M]:410.1664、実測値:410.1665。
HPLC(98.4%):Rt 25.14分。
【0478】
実施例C36:シクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.028g、48%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.59-8.40(m,2H),7.31(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),7.19(s,1H),6.47(s,1H),5.46(s,1H),4.75(tt,J=8.8,3.9Hz,1H),2.37(s,3H),2.31(s,3H),2.17(s,3H),1.87-1.74(m,1H),1.75-1.55(m,3H),1.56-1.45(m,1H),1.45-1.13(m,5H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2326S [M]:410.1664、実測値:410.1665。
HPLC(98.2%):Rt 24.87分。
【0479】
実施例C37:シクロペンチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.034g、59%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.53-8.42(m,2H),7.31(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),7.17(s,1H),5.85(s,1H),5.44(s,1H),5.16(dq,J=6.1,3.0Hz,1H),2.38(s,3H),2.31(s,3H),2.17(s,3H),1.80(td,J=15.9,14.5,6.1Hz,2H),1.67-1.46(m,6H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2224S [M]:396.1508、実測値:396.1505。
HPLC(98.9%):Rt 25.70分。
【0480】
実施例C38:メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノール中のトリフルオロ酢酸(1.5当量)を用いた方法Cにより、黄色固体(0.022g、51%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.00(d,J=1.6Hz,1H),7.73(d,J=8.6Hz,1H),7.31(dd,J=8.6,1.6Hz,1H),7.20(s,1H),6.29(s,1H),5.45(s,1H),3.71(s,3H),2.44(s,3H),2.13(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-63.85(s,CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1915NOSFCl [M]:429.0413、実測値:429.0413。
HPLC(95.7%):Rt 13.94分。
【0481】
実施例C39:ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.070g、69%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.50-8.44(m,1H),8.26(dd,J=8.2,1.5Hz,1H),7.34-7.24(m,2H),7.26(d,J=0.8Hz,1H),7.20-7.16(m,2H),7.16-7.10(m,2H),5.95(s,1H),5.44(s,1H),5.07(s,2H),2.37(s,3H),2.33(s,3H),2.13(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2422S [M]:418.1351、実測値:418.1358。
HPLC(99.4%):Rt 26.38分。
【0482】
実施例C40:(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.029g、45%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.55-8.43(m,2H),7.32(dd,J=8.1,4.6Hz,1H),7.19(s,1H),6.18(s,1H),5.45(s,1H),3.99-3.77(m,4H),3.24(dtd,J=20.2,11.6,2.5Hz,2H),2.37(s,3H),2.34(s,3H),2.18(s,3H),1.47-1.15(m,5H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2326S [M]:426.1613、実測値:426.1600。
HPLC(99.5%):Rt 32.56分。
【0483】
実施例C41:ベンジル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.018g、11%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.75-7.63(m,2H),7.33-7.17(m,5H),7.16(s,1H),7.04(td,J=8.9,8.5,2.0Hz,1H),5.92(s,1H),5.42(s,1H),5.10(q,J=12.3Hz,2H),2.35(s,3H),2.31(s,3H),2.13(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-118.53(s,CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2522NOSF [M]:435.1304、実測値:435.1307。
HPLC(97.1%):Rt 18.43分。
【0484】
実施例C42:ベンジル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.065g、60%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.06(d,J=1.7Hz,1H),7.68(d,J=8.6Hz,1H),7.39-7.18(m,6H),7.13(s,1H),6.00(s,1H),5.44(s,1H),5.27-4.96(m,2H),2.35(s,3H),2.30(s,3H),2.13(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2522NOSCl [M]:451.1011、実測値:451.1011。
HPLC(97.4%):Rt 18.38分。
【0485】
実施例C43:(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.076g、46%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.10(d,J=1.8Hz,1H),7.68(d,J=8.1Hz,1H),7.27-7.24(m,1H),7.18(s,1H),6.15(bs,1H),5.39(s,1H),3.93-3.82(m,4H),3.50-3.19(m,2H),2.35(s,3H),2.17(s,3H),2.03(s,3H),1.89-1.63(m,2H),1.51-1.47(m,1H),1.35-1.17(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2426NOSCl [M]:459.1271、実測値:459.1272。
HPLC(99.4%):Rt 24.50分。
【0486】
実施例C44:(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.097g、57%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.79(d,J=9.7Hz,1H),7.70(dd,J=8.3,5.1Hz,1H),7.21(s,1H),7.06(t,J=8.3Hz,1H),6.02(s,1H),5.40(s,1H),3.99-3.73(m,4H),3.28(dt,J=25.5,12.5Hz,2H),2.36(s,3H),2.32(s,3H),2.17(s,3H),1.81(s,1H),1.54-1.13(m,4H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-118.74(s,CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2426NOSF [M]:443.1567、実測値:443.1574。
HPLC(99.6%):Rt 24.69分。
【0487】
実施例C45:ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノール中のトリフルオロ酢酸(1.5当量)を用いた方法Cにより、黄色固体(0.015g、27%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.97-7.90(m,1H),7.85-7.77(m,1H),7.35-7.29(m,2H),7.29-7.22(m,3H),7.16-7.07(m,3H),6.18(s,1H),5.53(s,1H),5.07(q,J=12.2Hz,2H),2.42(s,3H),2.10(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-63.64(s,CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2520NOSF [M]:471.1116、実測値:471.1117。
HPLC(99.3%):Rt 12.46分。
【0488】
実施例C46:ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.091g、55%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.50-8.42(m,2H),7.76-7.63(m,2H),7.21(s,1H),7.04(td,J=8.7,2.5Hz,1H),6.96(d,J=5.2Hz,2H),6.13(s,1H),5.45(s,1H),5.11(q,J=13.7Hz,2H),2.36(s,3H),2.35(s,3H),2.17(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-118.54(s,CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2421SF [M]:436.1257、実測値:436.1255。
HPLC(99.5%):Rt 26.10分。
【0489】
実施例C47:4-フルオロベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.050g、43%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.49(d,J=4.5Hz,1H),8.28(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.21-7.07(m,4H),6.95(t,J=8.6Hz,2H),6.06(s,1H),5.43(s,1H),5.11-4.93(m,2H),2.37(s,3H),2.33(s,3H),2.14(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-113.87(s,CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2421SF [M]:436.1257、実測値:436.1259。
HPLC(98.5%):Rt 20.40分。
【0490】
実施例C48:ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノール中の酢酸アンモニウム(1.5当量)を用いた方法Cにより、黄色固体(0.025g、15%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.50(d,J=11.7Hz,2H),8.01-7.96(m,1H),7.85-7.66(m,1H),7.40(d,J=7.9Hz,1H),7.32-7.21(m,2H),7.17(t,J=6.5Hz,1H),7.10(s,1H),6.14(s,1H),5.46(s,1H),5.08(d,J=3.1Hz,2H),2.34(s,3H),2.30(s,3H),2.12(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2422S [M]:418.1351、実測値:418.1346。
HPLC(98.0%):Rt 24.79分。
【0491】
実施例C51:1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-ベンジル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)
収率:8%(18mg、黄色固体)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.12(d,J=7.8Hz,1H),7.80(d,J=8.5Hz,1H),7.45-7.28(m,5H),7.32-7.19(m,2H),7.09(s,1H),5.85(s,1H),5.66(s,1H),4.15(dd,J=16.5Hz,J=41.8Hz,1H),2.26(s,3H),2.24(s,3H),2.17(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2523NOS [M]:401.1450、実測値:401.1442
【0492】
実施例C52:1-(5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)-2-フェニルエタン-1-オン
淡黄色固体(35mg、15%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.12(d,J=8.1Hz,1H),7.80(d,J=7.9Hz,1H),7.47-7.25(m,5H),7.22(d,J=8.3Hz,2H),7.09(s,1H),5.85(s,1H),5.66(s,1H),4.15(dd,J=94.6,16.2Hz,2H),2.26(s,3H),2.24(s,3H),2.17(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2523NOS [M]:401.1450、実測値:401.1437。
【0493】
実施例C53:メチル 5-アセチル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
1.5当量のTFAを用いた方法Cにより、黄色固体(30mg、26%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.56(bs,1H),8.36(dd,J=8.2,1.3Hz,1H),7.36(dd,J=8.2,4.5Hz,1H),7.23(s,1H),6.52(bs,1H),5.49(s,1H),3.66(s,3H),2.44(s,3H),2.16(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=- 63.72(CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1815SF [M]:396.0755、実測値:396.0768。
【0494】
実施例C54:1-(2-メチル-5-(ピペリジン-1-カルボニル)-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン
1.5当量のTFAを用いた方法Cにより、黄色固体(10mg、15%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.60(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.13(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.42-7.31(m,2H),5.65(s,1H),5.47(s,1H),3.35-3.14(m,2H),2.80-2.65(m,1H),2.41(s,3H),2.26-2.12(m,1H),1.93(s,3H),1.39-1.22(m,2H),1.23-1.04(m,2H),1.06-0.82(m,2H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=- 67.14(CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2222SF [M]:449.1385、実測値:449.1378。
【0495】
実施例C55:4-(((5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボニル)オキシ)メチル)安息香酸
方法Cにより、4-(tert-ブトキシカルボニル)ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレートを与えた(黄色固体、30mg、66%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.00(d,J=8.1Hz,1H),7.88(d,J=8.6Hz,2H),7.79(d,J=8.1Hz,1H),7.32-7.22(m,3H),7.19(d,J=7.9Hz,2H),5.86(s,1H),5.49(s,1H),5.11(s,2H),2.37(s,3H),2.31(s,3H),2.13(s,3H),1.60(s,9H)。
【0496】
エステルの加水分解:ジクロロメタン(3mL)中の4-(tert-ブトキシカルボニル)ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート(0.05g、0.09mmol)の混合物を、0℃で攪拌した。ジクロロメタン(2mL)中のトリフルオロ酢酸(0.5mL)を、同じ温度で、60分の間に滴下した。混合物を室温まで戻し、減圧下で溶媒を除去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(メタノール中5%DCM)で精製し、黄色固体(0.012g、27%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=17.14(s,1H),9.14(s,1H),8.02(dd,J=4.8,3.0Hz,1H),7.89(dd,J=6.2,3.0Hz,1H),7.81(d,J=7.9Hz,2H),7.30-7.24(m,2H),7.20(s,1H),7.12(d,J=7.9Hz,2H),5.46(s,1H),5.05(s,2H),2.31(s,3H),2.27(s,3H),2.11(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2623NOSNa [M+Na]:484.1189、実測値:484.1188。
【0497】
実施例C56:ベンジル 5-アセチル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
ジオキサン中1.5当量のTFAを用いた方法Cにより、黄色固体(35mg、12%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.51(s,1H),8.23(d,J=8.1Hz,1H),7.32-7.07(m,7H),6.45(s,1H),5.49(s,1H),5.09(d,J=2.6Hz,2H),2.43(s,3H),2.14(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=- 63.44(CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2419SF [M]:472.1068、実測値:472.1067。
【0498】
実施例C57:ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(60mg、50%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.52(d,J=4.3Hz,1H),8.48(s,1H),7.72-7.63(m,2H),7.46(d,J=7.8Hz,1H),7.24-7.18(m,1H),7.17(s,1H),7.04(td,J=8.7,2.5Hz,1H),6.27(s,1H),5.39(s,1H),5.11(s,2H),2.34(s,3H),2.30(s,3H),2.14(s,3H)。
19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-118.51(q,J=9.2Hz,CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2421SF [M]:436.1257、実測値:436.1252
【0499】
実施例C58:ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(68mg、49%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.52(s,2H),7.98(d,J=7.9Hz,1H),7.44(d,J=7.5Hz,1H),7.36(d,J=7.1Hz,1H),7.23-7.10(m,3H),5.93(s,1H),5.41(s,1H),5.08(q,J=12.8Hz,2H),2.36(s,3H),2.32(s,3H),2.13(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2421SBr [M]:496.0456、実測値:496.0462。
【0500】
実施例C59:ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(30mg、31%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.52(d,J=15.9Hz,2H),8.29(d,J=8.2Hz,1H),7.64(d,J=8.2Hz,1H),7.43-7.29(m,2H),7.25-7.14(m,2H),6.00(s,1H),5.48(s,1H),5.07(q,J=13.7,13.0Hz,2H),2.38(s,3H),2.36(s,3H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2521S [M]:443.1304、実測値:443.1288。
【0501】
実施例C60:ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(68mg、35%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.52(s,2H),8.04(s,1H),7.69(d,J=8.6Hz,1H),7.49(d,J=7.8Hz,1H),7.29-7.19(m,2H),7.15(s,1H),6.00(s,1H),5.41(s,1H),5.13(s,2H),2.36(s,3H),2.32(s,3H),2.14(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2421SCl [M]:452.0961、実測値:452.0959。
【0502】
実施例C61:ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(35mg、34%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.62-8.40(m,3H),8.29(d,J=8.0Hz,1H),7.40(d,J=8.0Hz,1H),7.23-7.14(m,3H),6.05(s,1H),5.43(s,1H),5.09(q,J=12.6Hz,2H),2.38(s,3H),2.35(s,3H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2321S [M]:419.1304、実測値:419.1306。
【0503】
実施例C62:ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(35mg、48%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.46(d,J=4.7Hz,2H),8.04(s,1H),7.70(d,J=8.5Hz,1H),7.23-7.16(m,2H),6.99(d,J=5.0Hz,2H),6.00(s,1H),5.46(s,1H),5.22-5.03(m,2H),2.38(s,3H),2.35(s,3H),2.17(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2421SCl [M]:452.0961、実測値:452.0954。
【0504】
実施例C63:4-(シクロプロピルカルバモイル)ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(30mg、13%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.00(dd,J=6.9,2.4Hz,1H),7.84-7.75(m,1H),7.61(d,J=8.2Hz,2H),7.34-7.24(m,1H),7.28-7.20(m,1H),7.18(d,J=8.2Hz,2H),7.10(s,1H),6.18(bs,1H),5.87(bs,1H),5.49(s,1H),5.10(s,2H),2.90(dt,J=6.9,3.6Hz,1H),2.37(s,3H),2.31(s,3H),2.13(s,3H),0.93-0.82(m,2H),0.67-0.57(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2929S [M+1]:501.1843、実測値:501.1841。
【0505】
実施例C64:ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(28mg、40%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.51-8.41(m,3H),8.37(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.22-7.15(m,2H),6.96(d,J=5.5Hz,2H),5.49(s,1H),5.28(s,1H),5.04(q,J=15.0Hz,2H),2.35(s,6H),2.18(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2321S [M]:419.1304、実測値:419.1304。
【0506】
実施例C65:4-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(131mg、72%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.50(d,J=4.7Hz,1H),8.34(s,1H),7.38(d,J=8.0Hz,2H),7.18(s,2H),6.99(d,J=8.0Hz,2H),6.00(s,1H),5.43(s,1H),4.99(q,J=12.5Hz,2H),2.39(s,3H),2.36(s,3H),2.16(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2421SBr [M]:496.0456、実測値:496.0441。
【0507】
実施例C66:3-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(115mg、54%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.50(dd,J=4.6,1.5Hz,1H),8.31(d,J=8.1Hz,1H),7.48-7.37(m,1H),7.33(t,J=1.5Hz,1H),7.23-7.01(m,4H),5.97(s,1H),5.44(s,1H),5.02(q,J=12Hz,2H),2.38(s,3),2.36(s,3H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2421SBr [M]:496.0456、実測値:496.0456。
【0508】
実施例C67:2-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(127mg、74%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.46(dd,J=4.7,1.6Hz,1H),8.32(d,J=8.2Hz,1H),7.57-7.48(m,1H),7.23-7.05(m,5H),6.04(s,1H),5.47(s,1H),5.14(q,J=15Hz,2H),2.39(s,3H),2.38(s,3H),2.16(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2421SBr [M]:496.0456、実測値:496.0446。
【0509】
実施例C68:(3-フルオロピリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(30mg、47%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.50(d,J=4.6Hz,1H),8.44-8.30(m,2H),8.23(s,1H),7.20(q,J=4.9Hz,2H),6.88(t,J=5.4Hz,1H),6.18(s,1H),5.47(s,1H),5.24-5.09(m,2H),2.38(s,3H),2.37(s,3H),2.18(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-132.30(s,CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2320SF [M]:437.1209、実測値:437.1215。
【0510】
実施例C69:ピリミジン-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(35mg、58%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.13(s,1H),8.56(s,2H),8.50(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.33(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.23(dd,J=8.3,4.6Hz,1H),7.18(s,1H),6.51(s,1H),5.42(s,1H),5.08(q,J=12Hz,2H),2.36(s,3H),2.33(s,3H),2.16(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2220S [M]:420.1256、実測値:420.1262。
【0511】
実施例C70:(5-ブロモピリジン-3-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(84mg、63%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.58(s,1H),8.50(d,J=4.3Hz,1H),8.38(s,1H),8.32(d,J=7.8Hz,1H),7.54(s,1 H),7.22(dd,J=4.3,7.8Hz,1H),7.18(s,1H),6.32(bs,1H),5.43(s,1H),5.04(q,J=13Hz,2H),2.37(s,3H),2.35(s,3H),2.16(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2320SBr [M]:497.0409、実測値:497.0412。
【0512】
実施例C71:2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(17mg、27%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.60-8.47(m,1H),8.36(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.23-7.09(m,5H),7.08-6.99(m,2H),6.02(s,1H),5.49(s,1H),2.38(s,3H),2.31(s,3H),2.15(s,3H),1.70(s,3H),1.64(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2627S [M+1]:447.1737、実測値:447.1736。
【0513】
実施例C72:3-シアノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(38mg、58%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.55-8.45(m,1H),8.34(dd,J=8.2,1.5Hz,1H),7.54(dt,J=7.4,1.5Hz,1H),7.45(s,1H),7.37-7.27(m,2H),7.24-7.20(m,1H),7.19(s,1H),6.40(s,1H),5.45(s,1H),5.06(q,J=12Hz,2H),2.37(s,3H),2.35(s,3H),2.17(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2521S [M]:443.1304、実測値:443.1310。
実施例C73:4-シアノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(25mg、40%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.55-8.45(m,1H),8.34(dd,J=8.2,1.5Hz,1H),7.54(dt,J=7.4,1.5Hz,1H),7.45(s,1H),7.37-7.27(m,2H),7.24-7.20(m,1H),7.19(s,1H),6.40(s,1H),5.45(s,1H),5.19-4.93(q,J=12Hz,2H),2.37(s,3H),2.35(s,3H),2.17(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2521S [M]:443.1304、実測値:443.1306。
【0514】
実施例C74:(6-クロロピリジン-3-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(80mg、54%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.57-8.46(m,1H),8.37(d,J=8.2Hz,1H),8.26(d,J=2.4Hz,1H),7.28(d,J=2.7Hz,1H),7.22(d,J=4.6Hz,1H),7.20-7.12(m,2H),6.16(s,1H),5.41(s,1H),5.13-4.93(q,J=12Hz,2H),2.38(s,3H),2.36(s,3H),2.17(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2320SCl [M]:453.0914、実測値:453.0894。
【0515】
実施例C75:3-モルホリノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(50mg、69%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.51-8.45(m,1H),8.32(d,J=8.1Hz,1H),7.24-7.11(m,3H),6.89(d,J=8.1Hz,1H),6.74(d,J=6.9Hz,2H),5.92(s,1H),5.45(s,1H),5.04(d,J=3.0Hz,2H),3.88(d,J=4.8Hz,4H),3.09(t,J=4.8Hz,4H),2.39(s,3H),2.35(s,3H),2.14(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2829S [M]:503.1879、実測値:503.1878。
【0516】
実施例C76:4,4-ジメチルシクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(45mg、73%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.57-8.45(m,2H),7.31(dd,J=8.1,4.7Hz,1H),7.20(s,1H),6.90(s,1H),5.46(s,1H),4.71(tt,J=8.8,4.1Hz,1H),2.35(s,3H),2.31(s,3H),2.17(s,3H),1.70-1.49(m,3H),1.35-1.17(m,5H),0.86(s,3H),0.83(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2530S [M]:438.1977、実測値:438.1967。
【0517】
実施例C77:(2-クロロピリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(117mg、75%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.53(s,1H),8.41(d,J=8.2Hz,1H),8.22(d,J=5.1Hz,1H),7.22(s,2H),7.01(d,J=7.4Hz,1H),6.85(d,J=5.1Hz,1H),6.14(s,1H),5.49(s,1H),5.13-4.96(q,J=12Hz,2H),2.40(s,6H),2.19(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2320SCl [M]:453.0914、実測値:453.0927。
【0518】
実施例C78:テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(25mg、51%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.50(d,J=8.1Hz,2H),7.33(dd,J=8.1,4.7Hz,1H),7.24-7.17(m,1H),6.70(s,1H),5.46(s,1H),4.92(tt,J=8.9,4.2Hz,1H),3.81(ddt,J=16.6,11.5,4.2Hz,2H),3.46(ddt,J=12.0,5.3,2.9Hz,2H),2.36(s,3H),2.33(s,3H),2.18(s,3H),1.92-1.83(m,1H),1.80-1.71(m,1H),1.69-1.57(m,1H),1.53-1.40(m,1H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2224S [M]:412.1457、実測値:412.1457。
【0519】
実施例C79:4,4-ジフルオロシクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(45mg、83%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.57-8.48(m,2H),7.33(dd,J=7.9,4.8Hz,1H),7.20(s,1H),6.96(s,1H),5.46(s,1H),4.90(s,1H),2.35(s,3H),2.32(s,3H),2.19(s,3H),1.96-1.58(m,8H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-95.77(d,J=247.3Hz CF)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2324SF [M]:446.1476、実測値:446.1475。
【0520】
実施例C80:5-アセチル-N-ベンジル-N,2,6-トリメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド
方法Cにより、黄色固体(37mg、67%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.51(d,J=4.6Hz,1H),8.16-8.06(m,1H),7.25-7.15(m,5H),7.08-6.98(m,2H),6.12(s,1H),5.37(s,1H),4.65(d,J=14.1Hz,1H),4.07(d,J=14.1Hz,1H),2.36(s,3H),2.13(s,3H),1.98(s,3H),1.68(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2525S [M]:431.1667、実測値:431.1675。
【0521】
実施例C81:オキセタン-3-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(5.2mg、6%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.12(d,J=8.0Hz,1H),7.48(d,J=7.9Hz,1H),7.30(d,J=7.9Hz,1H),7.18(s,1H),5.73(s,1H),5.45(s,1H),5.40(q,J=5.9Hz,1H),4.89-4.80(m,2H),4.61-4.49(m,2H),2.55(tt,J=8.6,5.7Hz,1H),2.36(s,3H),2.16(s,3H),1.01(ddp,J=18.2,8.6,4.6Hz,2H),0.69(dq,J=7.4,4.6,4.0Hz,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2322NOSBr [M]:487.0453、実測値:487.0439。
【0522】
実施例C82:イソプロピル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(21mg、14%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.14(d,J=8.1Hz,1H),7.46(d,J=7.6Hz,1H),7.30(s,1H),7.24(s,1H),7.15(s,1H),5.68(s,1H),5.44(s,1H),5.03(p,J=6.2Hz,1H),2.53(ddd,J=8.8,5.7,3.4Hz,1H),2.36(s,3H),2.14(s,3H),1.21(d,J=6.2Hz,3H),1.12(d,J=6.2Hz,3H),1.01-0.88(m,2H),0.67(dqd,J=11.1,5.7,3.4Hz,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2324NOSBr [M]:473.0660、実測値:473.0677。
【0523】
実施例C83:メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
MeOH中1.5当量のTFAを用いた方法Cにより、黄色固体(8mg、18%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.00(d,J=8.1Hz,1H),7.51(d,J=7.5Hz,1H),7.35-7.28(m,1H),7.24(s,1H),6.20(bs,1H),5.47(s,1H),3.65(s,3H),2.44(s,3H),2.12(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=63.85(s,CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1915NOSFBr [M]:472.9908、実測値:472.9915。
【0524】
実施例C84:シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
ジオキサンでの方法Cにより、黄色固体(20mg、13%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.15(d,J=8.1Hz,1H),7.46(d,J=7.6Hz,1H),7.29-7.23(m,1H),7.17(s,1H),5.70(bs,1H),5.47(bs,1H),3.95-3.86(m,2H),2.59(tt,J=8.7,5.7Hz,1H),2.36(s,3H),2.14(s,3H),1.12-0.87(m,3H),0.73-0.59(m,2H),0.57-0.44(m,2H),0.26-0.14(m,2H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2424NOSBr [M]:485.0660、実測値:485.0676。
【0525】
実施例C85:メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(2,2,2-トリフルオロアセチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(42mg、44%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.64(d,J=8.1Hz,1H),8.17(d,J=7.4Hz,1H),7.62(t,J=7.8Hz,1H),7.32(s,1H),5.89(bs,1H),5.54(s,1H),3.64(s,3H),2.59(tt,J=8.7,5.6Hz,1H),2.36(s,3H),2.14(s,3H),1.06-0.85(m,2H),0.81-0.58(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2320NOSF [M]:463.1065、実測値:463.1054。
【0526】
実施例C86:2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(18mg、18%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.06(d,J=8.1Hz,1H),7.46(d,J=7.6Hz,1H),7.21-7.10(m,5H),7.07-6.98(m,2H),5.87(bs,1H),5.49(s,1H),2.36(s,3H),2.28(s,3H),2.14(s,3H),1.72(s,3H),1.64(s,3H)。
HRMS(ESI)m/z 計算値C2726NOSBr [M]:546.0709、実測値:546.0711。
HPLC(98.2%):Rt 18.30分。
【0527】
実施例C87:メチル 5-アセチル-4-(7-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(80mg、69%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.07-7.99(m,1H),7.39-7.28(m,2H),7.15(d,J=1.7Hz,1H),5.67(s,1H),5.45(s,1H),3.66(s,3H),2.59(tt,J=8.4,5.7Hz,1H),2.35(s,3H),2.13(s,3H),1.04-0.90(m,2H),0.66(dtt,J=9.0,5.7,3.4Hz,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2120NOSCl [M]:401.0852、実測値:401.0855。
HPLC(99.1%):Rt 18.66分。
【0528】
実施例C88:メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(55mg、80%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.35(d,J=8.2Hz,1H),7.62(d,J=7.5Hz,1H),7.49(t,J=7.9Hz,1H),7.20(s,1H),5.66(bs,1H),5.51(s,1H),3.65(s,3H),2.59(h,J=6.9,6.2Hz,1H),2.36(s,3H),2.13(s,3H),1.09-0.84(m,2H),0.7509-0.57(m,2H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-62.96(s,CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2220NOSF [M]:435.1116、実測値:435.1129。
HPLC(99.4%):Rt 19.68分。
【0529】
実施例C89:3-クロロベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(78mg、53%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.49(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.29(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.28-7.23(m,1H),7.22-7.13(m,4H),7.01(dt,J=7.6,1.6Hz,1H),6.26(s,1H),5.44(s,1H),5.09-4.97(m,2H),2.37(s,3H),2.34(s,6H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2421SCl [M]:452.0961、実測値:452.0966。
HPLC(98.6%):Rt 19.83分。
【0530】
実施例C90:2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(20mg、17%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.05(d,J=8.0Hz,1H),7.52-7.40(m,1H),7.22-7.13(m,4H),7.12(s,1H),7.10-7.04(m,2H),5.67(bs,1H),5.50(s,1H),2.63-2.47(m,1H),2.35(s,3H),2.13(s,3H),1.72(s,3H),1.67(s,3H),1.03-0.77(m,2H),0.76-0.57(m,2H)。
HRMS(ESI):m/z 計算値C2928NOSBrNa [M+Na]:572.0865、実測値:572.0865。
HPLC(98.82%):Rt 17.16分。
【0531】
実施例C91:シクロヘキシル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(70mg、79%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.52(s,1H),8.46(d,J=8.1Hz,1H),7.31(dd,J=8.1,4.7Hz,1H),7.13(s,1H),5.69(bs,1H),5.47(s,1H),4.83-4.71(m,1H),2.64-2.47(m,1H),2.36(s,3H),2.16(s,3H),1.90-1.70(m,2H),1.68-1.50(m,4H),1.35-1.19(m,4H),1.08-0.87(m,2H),0.78-0.58(m,2H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2528S [M]:436.1821、実測値:436.1841。
HPLC(99.3%):Rt 18.47分。
【0532】
実施例C92:2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(15mg、16%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.50(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.33(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.23-7.12(m,4H),7.11(s,1H),7.12-7.02(m,2H),5.71(s,1H),5.49(s,1H),2.65-2.49(m,1H),2.36(s,3H),2.13(s,3H),1.70(s,3H),1.67(s,3H),1.03-0.83(m,2H),0.76-0.58(m,2H)。
HRMS(ESI):m/z 計算値C2829S [M+1]:473.1893、実測値:473.1891。
HPLC(95.7%):Rt 25.13分。
【0533】
実施例C93:1-(4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン
方法Cにより、黄色固体(80mg、56%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.09(d,J=8.1Hz,1H),7.46(d,J=7.6Hz,1H),7.28(d,J=8.1Hz,1H),7.10(s,1H),5.84(bs,1H),5.50(s,1H),2.41(s,3H),2.38-2.27(m,1H),2.20-2.01(m,4H),1.41-1.22(m,1H),1.20-1.06(m,1H),1.07-0.90(m,3H),0.84-0.65(m,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2322NOSBr [M]:455.0555、実測値:455.0540。
HPLC(99.1%):Rt 22.48分。
【0534】
実施例C94:3-クロロベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(16mg、13%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.53(d,J=4.6Hz,1H),8.32(d,J=8.1Hz,1H),7.32-7.28(m,1H),7.25-7.18(m,3H),7.16(s,1H),7.07(d,J=7.4Hz,1H),5.79(bs,1H),5.50(s,1H),5.16-5.04(m,2H),2.73-2.51(m,1H),2.39(s,3H),2.19(s,3H),1.08-0.87(m,2H),0.83-0.61(m,2H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2623SCl [M]:478.1118、実測値:478.1118。
HPLC(96.7%):Rt 19.79分。
【0535】
実施例C95:2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(10mg、7%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.52(d,J=3.9Hz,1H),8.35(dd,J=8.3,1.6Hz,1H),7.21(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),7.16(s,1H),7.00-6.91(m,2H),6.87-6.75(m,2H),5.90(s,1H),5.48(s,1H),2.38(s,3H),2.30(s,3H),2.15(s,3H),1.68(s,3H),1.61(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-116.44(CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2625SF [M]:464.1570、実測値:464.1570。
HPLC(98.2%):Rt 19.52分。
【0536】
実施例C96:2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(30mg、17%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.03(d,J=8.1Hz,1H),7.47(d,J=7.6Hz,1H),7.17(t,J=7.9Hz,1H),7.12(s,1H),6.98(dd,J=8.7,5.4Hz,2H),6.80(t,J=8.7Hz,2H),5.61(s,1H),5.48(s,1H),2.62-2.45(m,1H),2.35(s,3H),2.13(s,3H),1.69(s,3H),1.65(s,3H),1.04-0.82(m,2H),0.76-0.59(m,2H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-116.65(CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2927SBrFNa [M+Na]:590.0771、実測値:590.0772。
HPLC(98.0%):Rt 18.52分。
【0537】
実施例C97:2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(38mg、24%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.55-8.44(m,1H),8.33(dd,J=8.2,1.3Hz,1H),7.19(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),7.10(s,1H),7.03-6.93(m,2H),6.79(t,J=8.7Hz,2H),5.97(bs,1H),5.46(s,1H),2.60-2.43(m,1H),2.34(s,3H),2.12(s,3H),1.66(s,3H),1.63(s,3H),1.00-0.80(m,2H),0.78-0.56(m,2H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-116.53(CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2828SF [M]:491.1799、実測値:491.1800。
HPLC(98.9%):Rt 19.26分。
【0538】
実施例C98:メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(94mg、71%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):7.89(d,J=8.2Hz,1H),7.35(td,J=8.0,5.2Hz,1H),7.13(s,1H),7.01(dd,J=9.7,8.0Hz,1H),5.63(bs,1H),5.47(s,1H),3.67(s,3H),2.60(tt,J=8.7,5.7Hz,1H),2.36(s,3H),2.14(s,3H),1.08-0.85(m,2H),0.74-0.56(m,2H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-116.08(CF)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2120NOSF [M]:385.1148、実測値:385.1132。
HPLC(99.3%):Rt 22.58分。
【0539】
実施例C99:シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
ジオキサンでの方法Cにより、黄色固体(12mg、26%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.53-8.50(m,1H),8.46(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.29(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),7.17(s,1H),5.71(bs,1H),5.48(s,1H),3.90(dd,J=7.3,2.7Hz,2H),2.60(tt,J=8.6,5.7Hz,1H),2.37(s,3H),2.16(s,3H),1.05-0.91(m,3H),0.72-0.61(m,2H),0.55-0.43(m,2H),0.27-0.12(m,2H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2324S [M]:408.1508、実測値:408.1509。
HPLC(99.7%):Rt 30.16分。
【0540】
実施例C100:シクロペンチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
ジオキサンでの方法Cにより、黄色固体(27mg、14%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.52(dd,J=4.6,1.5Hz,1H),8.46(dd,J=8.2,1.5Hz,1H),7.30(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),7.12(s,1H),5.71(bs,1H),5.45(s,1H),5.24-5.11(m,1H),2.62-2.45(m,1H),2.36(s,3H),2.16(s,3H),1.92-1.72(m,2H),1.64-1.44(m,6H),1.07-0.85(m,2H),0.76-0.56(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2426S [M]:422.1664、実測値:422.1662。
HPLC(99.7%):Rt 30.24分。
【0541】
実施例C101:シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
ジオキサンでの方法Cにより、黄色固体(9mg、26%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.56-8.41(m,1H),7.66(d,J=7.5Hz,1H),7.46(t,J=7.5Hz,1H),7.24(s,1H),5.71(bs,1H),5.53(s,1H),3.98-3.77(m,2H),2.70-2.52(m,1H),2.37(s,3H),2.16(s,3H),1.09-0.92(m,3H),0.77-0.58(m,2H),0.53-0.39(m,2H),0.27-0.10(m,2H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2524S [M]:432.1508、実測値:432.1516。
HPLC(97.8%):Rt 22.16分。
【0542】
実施例C102:メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロブチル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(41mg、29%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.09(d,J=8.8Hz,1H),7.47(d,J=7.5Hz,1H),7.29(d,J=8.0Hz,1H),7.18(s,1H),6.10(bs,1H),5.41(s,1H),3.63(s,3H),2.42(s,3H),2.33-2.17(m,2H),2.14(s,3H),2.06-1.78(m,5H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2222NOSBr [M]:459.0504、実測値:459.0505。
HPLC(95.2%):Rt 18.21分。
【0543】
実施例C103:ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(80mg、65%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.36(d,J=9.2Hz,1H),7.66(d,J=7.3Hz,1H),7.46(dd,J=9.2,7.3Hz,1H),7.24(s,1H),5.64(bs,1H),5.47(s,1H),3.56(s,3H),3.54(s,3H),2.77-2.67(m,1H),2.34(s,3H),1.07-0.96(m,2H),0.77-0.65(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2220S [M]:408.1144、実測値:408.1153。
HPLC(99.2%):Rt 12.64分。
【0544】
実施例C104:メチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(40mg、48%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.24(d,J=9.1Hz,1H),7.71(d,J=7.3Hz,1H),7.56-7.44(m,1H),7.23(s,1H),5.73(bs,1H),5.14(s,1H),3.55(s,3H),2.87-2.71(m,1H),2.09(s,3H),1.13-0.99(m,2H),0.82-0.65(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2117S [M]:375.1041、実測値:375.1046。
HPLC(99.0%):Rt 21.27分。
【0545】
実施例C105:メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロペンチル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(59mg、40%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.06(d,J=8.0Hz,1H),7.47(d,J=7.4Hz,1H),7.29(d,J=8.0Hz,1H),7.19(s,1H),5.88(bs,1H),5.45(s,1H),4.26-4.02(m,1H),3.63(s,3H),2.38(s,3H),2.15(s,3H),2.04-1.90(m,2H),1.78-1.69(m,4H),1.53-1.38(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2324NOSBr [M]:473.0660、実測値:473.0647。
HPLC(97.4%):Rt 12.81分。
【0546】
実施例C106:メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロヘキシル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(89mg、59%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.05(d,J=8.8Hz,1H),7.46(d,J=7.5Hz,1H),7.28(d,J=7.5Hz,1H),7.18(s,1H),6.00(bs,1H),5.44(s,1H),3.80-3.66(m,1H),3.62(s,3H),2.38(s,3H),2.15(s,3H),1.92-1.69(m,5H),1.44-1.20(m,5H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2426NOSBr [M]:487.0817、実測値:487.0801。
HPLC(96.7%):Rt 11.94分。
【0547】
実施例C107:メチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イ ル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(15mg、13%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.25(dd,J=8.2,0.9Hz,1H),7.71(d,J=7.3Hz,1H),7.55-7.45(m,1H),7.20(s,1H),5.57(bs,1H),5.14(s,1H),3.56(s,3H),2.87-2.70(m,1H),1.93-1.78(m,1H),1.16-0.83(m,5H),0.80-0.63(m,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2319S [M]:401.1198、実測値:401.1199。
HPLC(96.5%):Rt 15.42分。
【0548】
実施例C108:3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンジル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Cにより、黄色固体(33mg、18%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):7.98(d,J=8.2Hz,1H),7.43(d,J=7.6Hz,1H),7.27-7.04(m,6H),5.80(bs,1H),5.44(s,1H),5.07(s,2H),3.44(s,2H),2.48-2.41(m,4H),2.37(s,3H),2.32(s,3H),2.28(s,3H),2.12(s,3H),1.73-1.60(m,4H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C3134SBr [M]:607.1504、実測値:607.1491。
HPLC(98.4%):Rt 9.94分。
【0549】
実施例C109:3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
密封管内、ジオキサン中で130℃で一夜加熱することによる方法Cのバリエーションを用いて、表題化合物を調製し、黄色固体(35mg、28%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.40(d,J=8.2Hz,1H),7.65(d,J=7.0Hz,1H),7.44(t,J=7.7Hz,1H),7.26(s,1H),5.61(bs,1H),5.49(s,1H),3.84-3.73(m,2H),3.55(s,3H),2.81-2.65(m,1H),2.34(s,3H),1.02(dd,J=8.9,5.5Hz,2H),0.95-0.80(m,1H),0.72(d,J=6.1Hz,2H),0.38(t,J=9.7Hz,2H),0.06(s,2H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2524NaOS [M]:471.1349、実測値:471.1347。
【0550】
実施例C110:3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
密封管内、ジオキサン中で130℃で一夜加熱することによる方法Cのバリエーションを用いて、表題化合物を調製し、黄色固体(20mg、15%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.41(d,J=8.3Hz,1H),7.65(d,J=7.4Hz,1H),7.44(t,J=7.8Hz,1H),7.23(s,1H),5.56(bs,1H),5.51(s,1H),3.79(d,J=7.3Hz,2H),3.57(s,3H),2.85-2.61(m,2H),1.09-0.84(m,5H),0.75-0.55(m,4H),0.47-0.29(m,2H),0.15--0.02(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2726NaOS [M+Na]:497.1505、実測値:497.1503。
【0551】
実施例C111:シクロプロピルメチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
密封管内、MeOH中で反応混合物を130℃で7時間加熱することによる方法Cのバリエーションを用いて、表題化合物を調製し、黄色固体(8mg、7%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.24(d,J=8.3Hz,1H),7.70(d,J=7.4Hz,1H),7.48(t,J=7.8Hz,1H),7.27(s,1H),5.73(bs,1H),5.19(s,1H),3.75(d,J=7.3Hz,2H),2.92-2.70(m,1H),2.09(s,3H),1.14-0.97(m,2H),0.88-0.66(m,3H),0.40-0.12(m,2H),0.08--0.17(m,2H)
HRMS(IE)m/z 計算値C2421NaOS [M+Na]:438.1247、実測値:438.1245。
【0552】
実施例C112:ジメチル 2-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
【0553】
以下のY.Satoh et al.,Chem.Pharm.Bull.1991,39,3189-3201に従って、3工程で表題化合物を調製した。
【化57】
【0554】
第一の工程では、密封管内、メタノール中で反応混合物を130℃で90分加熱することによる方法Cのバリエーションを用いて、ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-(ジメトキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレートを調製し、黄色固体(130mg、48%)を生じた。
【化58】
【0555】
第二の工程では、ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-(ジメトキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート(0.100g、0.21mmol)をアセトン(4mL)及び4N塩酸(0.53mL、2.13mmol)中で、室温で60分間攪拌した。減圧下で溶媒を除去し、残渣を酢酸エチル中に溶解し、トルエン、飽和重炭酸塩溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機相を乾燥(NaSO)し、濾過及び濃縮して、ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-ホルミル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレートを生じ、さらに精製することなく次の工程で使用した。
【化59】
【0556】
第三の工程では、酢酸(1mL)中のジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-ホルミル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、酢酸ナトリウム(0.026g、0.32mmol)及び塩酸ヒドロキシルアミン(0.018g、0.25mmol)の混合物を、室温で60分間攪拌した。無水酢酸(0.142mL、1.48mmol)を加え、室温で60分間、次いで95℃で120分間、攪拌した。減圧下で溶媒を除去し、残渣を酢酸エチル中に取り、トルエン、飽和重炭酸塩溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機相を乾燥(NaSO)し、濾過して濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(4:1ヘキサン:酢酸エチル)で精製し、黄色固体(0.030g、34%)として、表題化合物のジメチル 2-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレートを得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.33(d,J=8.3Hz,1H),7.72(d,J=7.3Hz,1H),7.58-7.49(m,1H),7.35(s,1H),6.73(bs,1H),5.52(s,1H),3.69(s,3H),3.64(s,1H),3.55(s,3H),3.03-2.86(m,2H),2.21-2.07(m,2H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2218S [M+1]:420.1013、実測値:420.1012。
【0557】
実施例C113:ジメチル 2-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
実施例C112の合成に関して上記で説明した3工程の手順に従って、表題化合物を、黄色固体(0.046g、41%)として得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.35(d,J=8.3Hz,1H),7.71(d,J=7.3Hz,1H),7.58-7.47(m,1H),7.36(s,1H),6.70(bs,1H),5.52(s,1H),3.69(s,3H),3.56(s,3H),2.42(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2014S [M+1]:392.0700、実測値:392.0698。
【0558】
実施例C114:メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
第一の工程では、密封管内、メタノール中で130℃で7時間加熱することによる方法Cのバリエーションを用いて、メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((2-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)エトキシ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレートを調製し、黄色固体(120mg、60%)を生じた。
脱保護:第二の工程では、メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((2-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)エトキシ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート(0.060g、0.11mmol)及びヒドラジン一水和物(0.018g、0.56mmol)を、エタノール(3mL)中、78℃で5分間加熱した。混合物は、室温まで放冷し、ヒドラジン一水和物(0.018g、0.56mmol)を加えた後に、室温で一夜攪拌した。混合物を濾過し、濃縮し、そして残渣をカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール10%)で精製し、黄色固体(0.020g、44%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.15-8.01(m,2H),7.80(d,J=7.6Hz,1H),7.34(dt,J=24.5,6.8Hz,2H),7.15(bs,1H),5.45(bs,1H),4.85-4.49(m,2H),3.62(s,3H),3.57(t,J=5.0Hz,2H),2.97(bs,2H),2.42(s,3H),2.13(s,3H),1.78(bs,3H)。
【0559】
実施例C115:メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
実施例C114の合成に関して上記に説明した2工程の手順に従って、表題化合物を、黄色固体(0.030g、33%)として得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.10(d,J=7.5Hz,2H),7.46(d,J=7.3Hz,1H),7.31-7.25(m,1H),7.22(s,1H),5.40(s,1H),4.85-4.56(m,2H),3.60(s,5H),2.99(s,2H),2.42(s,5H),2.13(s,3H)。
【0560】
実施例C116:メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
実施例C114の合成に関して上記に説明した2工程の手順に従って、表題化合物を、黄色固体(0.035g、51%)として得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.41(d,J=8.2Hz,1H),8.27(bs,1H),7.66(d,J=7.2Hz,1H),7.47(t,J=7.8Hz,1H),7.27(s,1H),5.47(s,1H),4.85-4.56(m,2H),3.59(s,5H),2.98(s,2H),2.42(s,3H),2.15(s,3H),1.83(s,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2224S [M+1]:426.1482、実測値:426.1480。
実施例C117及びC118を、以下の3工程の合成に従って調製した:
【0561】
実施例C117:ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-ホルミル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
第一の工程では、密封管内、メタノール中で130℃で1.5時間加熱することによる方法Cのバリエーションを用いて、ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-(ジメトキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレートを調製し、黄色固体(0.130g、48%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.36(d,J=8.3Hz,1H),7.67(d,J=7.4Hz,1H),7.47(t,J=7.8Hz,1H),7.30(s,1H),6.80(s,1H),5.98(s,1H),5.52(s,1H),3.59(s,3H),3.58(s,3H),3.44(s,3H),3.43(s,3H),2.89-2.79(m,1H),1.11-0.89(m,2H),0.91-0.58(m,2H)。
脱保護:第二の工程では、アセトン(4mL)中のジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-(ジメトキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート(0.100g、0.21mmol)及び4N塩酸(0.53mL、2.13mmol)の混合物を、室温で60分間攪拌した。減圧下で溶媒を除去し、残渣を酢酸エチル中に取り、トルエン、飽和重炭酸塩溶液及び飽和食塩水で洗浄し、次いで乾燥(NaSO)及び濃縮して、表題化合物を生じたが、これはさらなる精製は行わずに使用した。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):10.50(s,1H),8.33(d,J=8.3Hz,1H),7.71(d,J=7.0Hz,1H),7.51(t,J=7.8Hz,1H),7.32(s,1H),7.26(s,1H),5.59(s,1H),3.68(s,3H),3.62(d,J=6.2Hz,1H),3.57(s,3H),2.98(t,J=7.6Hz,2H),2.17-2.05(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2219S [M+1]:423.1009、実測値:423.1007。
【0562】
実施例C118:ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-(ヒドロキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
還元:第三の工程では、0℃でのエタノール(3mL)中のジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-ホルミル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート(0.047g、0.11mmol)の混合物に水素化ホウ素ナトリウム(0.005g、0.13mmol)を加え、同じ温度で1時間攪拌した。次いで水を加えて、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機相を分離し、乾燥(NaSO)し、濾過して濃縮し、そして得られた残渣を、カラムクロマトグラフィー(2:1ヘキサン:酢酸エチル)で精製し、黄色固体(0.026g、56%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.33(d,J=7.9Hz,1H),7.67(d,J=7.2Hz,1H),7.52-7.45(m,2H),7.30(s,1H),5.46(s,1H),4.82(bs,2H),3.61(t,J=6.2Hz,2H),3.54(s,3H),3.53(s,3H),2.93(t,J=7.4Hz,2H),2.86(bs,1H),2.17-2.05(m,2H)。
【0563】
実施例C119:ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-ホルミル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
実施例C117に関して記載した合成に従って、表題化合物を調製し、さらに精製することなく使用される固体を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):10.50(s,1H),8.35(d,J=8.3Hz,1H),7.70(d,J=7.3Hz,1H),7.55-7.46(m,1H),7.33(s,1H),7.10(bs,1H),5.58(s,1H),3.67(s,3H),3.57(s,3H),2.45(s,3H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2017S [M+1]:397.0853、実測値:397.0853。
【0564】
実施例C120:ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(ヒドロキシメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
実施例C118に関して記載した合成に従って、表題化合物を調製し、黄色固体(0.007g、16%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.35(d,J=8.5Hz,1H),7.66(d,J=7.2Hz,1H),7.47(t,J=7.7Hz,1H),7.30(s,1H),7.24(bs,1H),5.45(s,1H),4.83(d,J=2.1Hz,2H),3.54(s,3H),3.53(s,3H),2.41(s,3H),1.61(s,1H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2019S [M+1]:399.1009、実測値:399.1010。
【0565】
実施例C121:ジメチル 2-シアノ-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
実施例C117及びC118に関して記載した3工程の合成に従って、メチル(Z)-4,4-ジメトキシ-3-オキソ-2-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イルメチレン)ブタノエートから表題化合物を調製し、黄色固体(0.025g)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.33(d,J=8.3Hz,1H),7.72(d,J=7.3Hz,1H),7.58-7.49(m,1H),7.35(s,1H),6.73(bs,1H),5.52(s,1H),3.69(s,3H),3.64(s,1H),3.55(s,3H),3.03-2.86(m,2H),2.21-2.07(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2218S [M+1]:420.1013、実測値:420.1012。
【0566】
実施例C122:シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(6-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
密封管内、ジオキサン中で130℃で2時間加熱することによる方法Cのバリエーションを用いて、表題化合物を調製し、黄色固体(0.010g、10%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.30(d,J=9.1Hz,1H),8.11(s,1H),7.59(d,J=9.1Hz,1H),7.36(s,1H),5.71(bs,1H),5.54(s,1H),3.88(dd,J=7.3,2.1Hz,2H),2.68-2.54(m,1H),2.36(s,3H),2.15(s,3H),1.08-0.93(m,3H),0.74-0.64(m,2H),0.54-0.42(m,2H),0.22-0.12(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2525S [M+1]:433.1580、実測値:433.1581。
【0567】
実施例C123:シクロプロピルメチル 2,5-ジアセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
密封管内、ジオキサン中で130℃で2時間加熱することによる方法Cのバリエーションを用いて、表題化合物を調製し、黄色固体(0.006g、11%)を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.47(d,J=8.2Hz,1H),7.66(d,J=7.3Hz,1H),7.46(t,J=7.6Hz,1H),7.29(s,1H),5.86(bs,1H),5.52(s,1H),3.91-3.78(m,2H),2.40(s,3H),2.35(s,3H),2.16(s,3H),0.26-0.07(m,1H),1.09-0.95(m,2H),0.57-0.38(m,2H)。
【0568】
方法D
実施例D1:メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
【化60】
i-PrOH(5ml)中の3-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イルメチレン)ペンタン-2,4-ジオン(0.15g、0.61mmol、1当量)、メチル 3-アミノ-3-イミノプロパノエート(0.093g、0.61mmol、1当量)及びピペリジン(0.073g、0.74mmol、1.2当量)の混合物を、還流温度で4時間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、形成された沈殿物を濾別し、メタノール、ジクロロメタン及びエーテルで洗浄し、乾燥して、黄色固体(65mg、31%)として表題化合物を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.00(s,1H),7.22(d,J=7.8Hz,1H),7.06(d,J=7.9Hz,1H),6.63-6.43(m,2H),6.40(s,1H),5.80(s,2H),4.46(s,1H),2.66(s,3H),1.46(s,3H),1.24(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1818S [M]:342.1038、実測値:342.1044。
【0569】
実施例D2:メチル 2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Dにより、淡黄色固体(40mg、48%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.02(d,J=7.7Hz,1H),7.78(d,J=7.5Hz,1H),7.40-7.19(m,3H),7.10(s,1H),6.23(s,2H),5.51(s,1H),3.61(s,3H),2.23-1.97(m,4H),0.96(dq,J=6.9,2.1Hz,1H),0.82(td,J=7.2,6.3,3.5Hz,2H),0.68(dt,J=8.6,4.2Hz,1H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2020S [M]:368.1195、実測値:368.1183。
【0570】
実施例D3:メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Dにより、黄色固体(0.075g、44%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.75-7.67(m,2H),7.48(s,1H),7.19(s,1H),7.05(t,J=7.7Hz,1H),6.27(s,2H),5.29(s,1H),3.66(s,3H),2.20(s,3H),2.17(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ=-119.10(s)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1817FNS [M]:360.0944、実測値:360.0943。
【0571】
実施例D4:メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノールでの方法Dにより、黄色固体(0.031g、24%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.82(s,1H),8.06(d,J=8.0Hz,1H),7.54(d,J=7.5Hz,1H),7.39-7.27(m,2H),6.61(bs,2H),5.22(s,1H),3.45(s,3H),2.27(s,3H),2.05(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1817SBr [M]:420.0143、実測値:420.0130。
HPLC(98.4%):Rt 16.46分。
【0572】
実施例D5:メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノールでの方法Dにより、黄色固体(0.075g、64%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.35(d,J=8.2Hz,1H),7.66(d,J=7.3Hz,1H),7.46(t,J=7.8Hz,1H),7.27(s,1H),6.33(bs,1H),6.03(bs,2H),5.39(s,1H),3.61(s,3H),2.35(s,3H),2.14(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1918S [M]:368.1063、実測値:368.1064。
HPLC(98.4%):Rt 20.05分。
【0573】
実施例D6:シクロペンチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノールでの方法Dにより、黄色固体(0.070g、46%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,DMSO)δ(ppm):8.83(bs,1H),8.11-8.01(m,1H),7.55(d,J=7.5Hz,1H),7.39-7.26(m,2H),6.65(bs,2H),5.21(s,1H),5.03-4.89(m,1H),2.26(s,3H),2.11(s,3H),1.86-1.71(m,1H),1.69-1.52(m,3H),1.54-1.33(m,3H),1.33-1.19(m,1H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2223SBr [M]:474.0613、実測値:474.0605。
HPLC(95.5%):Rt 13.81分。
【0574】
実施例D7:ジメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
メタノールでの方法Dにより、黄色固体(0.045g、34%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,DMSO)δ(ppm):8.33(d,J=8.0Hz,1H),7.65(d,J=7.3Hz,1H),7.43(t,J=8.0Hz,1H),7.27(s,1H),6.91(bs,1H),6.20(bs,2H),5.37(s,1H),3.53(s,3H),3.51(s,3H),2.27(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C1917S [M]:383.0940、実測値:383.0947。
HPLC(97.5%):Rt 14.58分。
【0575】
実施例D8:シクロペンチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノールでの方法Dにより、黄色固体(0.048g、31%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,DMSO)δ(ppm):8.35-8.20(m,1H),7.57(d,J=7.8Hz,1H),7.35(t,J=7.8Hz,1H),7.18(bs,2H),6.16(bs,2H),5.30(s,1H),5.11-4.95(m,1H),2.17(s,3H),2.12(s,3H),1.86-1.73(m,1H),1.71-1.51(m,3H),1.52-1.36(m,3H),1.35-1.24(m,1H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2323S [M]:421.1460、実測値:421.1453。
HPLC(98.4%):Rt 17.10分。
【0576】
実施例D9:ジメチル 2,6-ジアミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド及びメチル 3-アミノ-3-イミノプロパノエート(2当量)を用いた方法Dにより、黄色固体(0.115g、53%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.13-7.90(m,2H),7.86(d,J=8.0Hz,1H),7.58-7.34(m,3H),7.19(s,1H),6.98(s,1H),6.54(s,1H),4.74(s,1H),3.72(s,3H),3.60(s,1H),3.37(s,3H)。
【0577】
実施例D10:シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
イソプロパノール中でモルホリン(1.2当量)を用いる方法Dにより、黄色固体(0.038g、51%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.43(d,J=8.3Hz,1H),7.66(d,J=7.3Hz,1H),7.43(t,J=7.8Hz,1H),7.30(s,1H),6.51(bs,1H),6.08(bs,2H),5.43(s,1H),3.83(d,J=7.3Hz,2H),2.33(s,3H),2.17(s,3H),1.10-0.95(m,1H),0.60-0.40(m,2H),0.27-0.03(m,2H)。
【0578】
実施例D11:4,4-ジフルオロシクロヘキシル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
イソプロパノール中でモルホリン(1.2当量)を用いる方法Dにより、黄色固体(0.053g、30%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.35(d,J=8.2Hz,1H),7.67(d,J=7.3Hz,1H),7.45(t,J=7.8Hz,1H),7.28(s,1H),6.05(bs,2H),5.42(s,1H),4.82(bs,1H),2.32(s,3H),2.20(s,3H),2.02-1.80(m,3H),1.76-1.58(m,5H),1.53-1.38(m,1H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-97.60(CF),-98.46(CF)。
【0579】
実施例D12:メチル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
イソプロパノール中でモルホリン(1.2当量)を用いる方法Dにより、黄色固体(0.022g、15%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.24-8.16(m,1H),7.74-7.67(m,1H),7.47(t,J=7.8Hz,1H),7.31(s,1H),6.89(bs,1H),6.26(bs,2H),5.03(s,1H),3.49(s,3H),2.04(s,3H)。
【0580】
実施例D13:4-フルオロベンジル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
イソプロパノール中でモルホリン(1.2当量)を用いる方法Dにより、黄色固体(0.074g、43%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.14(d,J=7.9Hz,1H),7.60(d,J=7.0Hz,1H),7.20(s,2H),7.13-7.02(m,2H),6.95(t,J=8.2Hz,2H),6.48(bs,1H),6.12(bs,2H),5.37(s,1H),4.98(s,2H),2.31(s,3H),2.12(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-113.91(CF)。
【0581】
実施例D14:メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
メタノールでの方法Dにより、黄色固体(0.012g、67%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.90(s,1H),8.55(d,J=2.6Hz,1H),8.16(dd,J=10.5,2.6Hz,1H),7.48(s,1H),6.65(bs,2H),5.20(s,1H),3.48(s,3H),2.30(s,3H),2.11(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-129.28(d,J=10.4Hz)。
実施例D14をさらに改変して、実施例D15とした:
【0582】
実施例D15:メチル 2-アセトアミド-5-アセチル-4-(5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
ピリジン(1mL)中のメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート(0.025g、0.07mmol)及び塩化アセチル(0.005mL、0.07mmol)の混合物を、75℃で3時間攪拌した。混合物を室温まで放冷し、溶媒を減圧下で除去する。残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM:メタノール2%)で精製し、黄色固体(0.017g、61%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=11.71(bs,1H),10.50(s,1H),8.43(d,J=2.4Hz,1H),8.02(dd,J=9.8,2.7Hz,1H),7.34(s,1H),5.33(s,1H),3.66(s,3H),2.39(s,3H),2.21(s,3H),2.18(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-133.66(d,J=9.5Hz)。
【0583】
実施例D16:シクロペンチルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
イソプロパノール中でモルホリン(1.2当量)を用いる方法Dにより、黄色固体(0.066g、51%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.36(d,J=8.2Hz,1H),7.65(d,J=7.4Hz,1H),7.43(t,J=7.8Hz,1H),7.26(s,1H),6.25(bs,1H),6.02(bs,2H),5.42(s,1H),3.90(dd,J=7.2,1.8Hz,2H),2.32(s,3H),2.18(s,3H),1.58(d,J=34.3Hz,7H),1.28-1.04(m,2H)。
【0584】
実施例D17:3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
イソプロパノール中でモルホリン(1.2当量)を用いる方法Dにより、黄色固体(0.070g、47%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.36(d,J=8.7Hz,1H),7.64(d,J=7.1Hz,1H),7.47-7.37(m,1H),7.32(s,1H),5.99(bs,2H),5.87(bs,1H),5.41(s,1H),3.71(d,J=7.2Hz,2H),3.52(s,3H),2.35(s,3H),0.91-0.75(m,1H),0.44-0.24(m,2H),0.13--0.10(m,2H)。
【0585】
実施例D18:ジメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
メタノールでの方法Dにより、黄色固体(0.054g、41%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.32(d,J=8.2Hz,1H),7.65(d,J=7.3Hz,1H),7.44(t,J=7.8Hz,1H),7.24(s,1H),6.18(bs,2H),6.15(bs,1H),5.39(s,1H),3.56(s,3H),3.52(s,3H),2.81-2.64(m,1H),1.01-0.84(m,2H),0.83-0.60(m,2H)。
【0586】
実施例D19:3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
方法Dにより、黄色固体(0.017g、12%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.37(d,J=8.2Hz,1H),7.64(d,J=7.3Hz,1H),7.42(t,J=7.8Hz,1H),7.28(s,1H),6.15(bs,2H),6.02(bs,1H),5.42(s,1H),3.72(d,J=7.2Hz,2H),3.55(s,3H),2.78-2.62(m,1H),1.01-0.77(m,3H),0.79-0.62(m,2H),0.47-0.24(m,2H),0.12--0.09(m,2H)。
【0587】
実施例D20:ジメチル 2,6-ジアミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
メタノールでの方法Dにより、黄色固体(0.135g、66%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.14(d,J=7.9Hz,1H),7.98(d,J=7.2Hz,1H),7.69(t,J=7.9Hz,1H),7.47(bs,1H),7.21(s,1H),7.16(bs,1H),6.60(bs,2H),4.74(s,1H),3.70(s,3H),3.56(s,1H),3.35(s,3H)。
【0588】
実施例D21:5-(シクロプロピルメチル)3-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
イソプロパノール中でモルホリンを用いる方法Dにより、黄色固体(0.040g、31%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.35(d,J=8.2Hz,1H),7.64(d,J=7.2Hz,1H),7.42(t,J=7.7Hz,1H),7.26(s,1H),6.26(bs,3H),5.41(s,1H),3.77(d,J=7.2Hz,2H),3.52(s,3H),2.84-2.66(m,1H),0.97-0.80(m,3H),0.81-0.61(m,2H),0.48-0.25(m,2H),0.15--0.08(m,2H)。
【0589】
実施例D22:3-(4-フルオロベンジル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
イソプロパノール中でモルホリンを用いる方法Dにより、黄色固体(0.035g、25%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.11(d,J=8.3Hz,1H),7.59(d,J=7.3Hz,1H),7.30-7.15(m,2H),6.97-6.77(m,4H),6.68(s,1H),6.22(bs,2H),5.34(s,1H),5.04-4.75(m,2H),3.50(s,3H),2.26(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-114.23(CF)。
【0590】
実施例D23:3-(4-フルオロベンジル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
イソプロパノール中でモルホリンを用いる方法Dにより、黄色固体(0.035g、25%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.10(d,J=8.2Hz,1H),7.60(d,J=7.3Hz,1H),7.25-7.13(m,2H),6.87(q,J=8.7,7.6Hz,4H),6.29(s,2H),6.20(s,1H),5.36(s,1H),5.00-4.77(m,2H),3.52(s,3H),2.83-2.53(m,1H),0.99-0.82(m,2H),0.79-0.62(m,2H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-114.26(CF)。
【0591】
実施例D24:シクロプロピルメチル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
ジオキサン中でピペリジンを用いる方法Dにより、黄色固体(0.035g、23%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.20(d,J=8.3Hz,1H),7.69(d,J=7.4Hz,1H),7.45(t,J=7.8Hz,1H),7.35(s,1H),7.04(bs,1H),6.27(bs,2H),5.08(s,1H),3.69(dt,J=7.2,3.8Hz,2H),2.02(s,3H),0.83-0.64(m,1H),0.35-0.11(m,2H),0.06--0.29(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2119S [M+1]:391.1223、実測値:391.1223。
【0592】
実施例D25:4-フルオロベンジル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
ジオキサン中でモルホリンを用いる方法Dにより、黄色固体(0.010g、8%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.08(d,J=8.2Hz,1H),7.69(d,J=7.1Hz,1H),7.38(t,J=7.8Hz,1H),7.28(s,1H),6.79(s,2H),6.77(s,2H),6.46(bs,1H),6.28(s,2H),5.05(s,1H),4.98-4.75(m,2H),2.09(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-114.12(CF)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2418S [M+1]:445.1129、実測値:445.1126。
【0593】
実施例D26:シクロプロピルメチル 6-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
室温で一夜行った方法Dにより、黄色固体(0.060g、51%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ=8.20(d,J=8.3Hz,1H),7.95(d,J=7.3Hz,1H),7.76(bs,1H),7.61(t,J=7.8Hz,1H),6.77(s,1H),5.51(bs,2H),5.21(s,1H),4.60-4.35(m,1H),3.56(d,J=7.2Hz,2H),1.23-1.10(m,1H), 0.81-0.64(m,1H),0.64-0.47(m,1H),0.39-0.29(m,2H),0.27-0.12(m,2H),0.04--0.20(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2321S [M+1]:417.1380、実測値:417.1382。
【0594】
実施例D27:3-シクロペンチル 5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.082g、51%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.30(d,J=8.7Hz,1H),7.65(d,J=7.3Hz,1H),7.43(t,J=7.8Hz,1H),7.30(s,1H),6.07(s,2H),6.03(s,1H),5.32(s,1H),5.07-4.92(m,1H),3.54(s,3H),2.32(s,3H),1.87-1.74(m,1H),1.71-1.57(m,2H),1.54-1.40(m,3H),1.39-1.29(m,1H),1.24-1.11(m,1H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2324S [M+1]:438.1482、実測値:438.1481。
【0595】
実施例D28:シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(6-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.062g、45%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.93(bs,1H),8.53(s,1H),8.25(d,J=8.4Hz,1H),7.75(d,J=8.4Hz,1H),7.59(s,1H),6.69(bs,2H),5.32(s,1H),3.79-3.62(m,2H),2.30(s,3H),2.09(s,3H),1.06-0.87(m,1H),0.40(d,J=8.0Hz,2H),0.20-0.02(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2222S [M+1]:408.1376、実測値:408.1378。
【0596】
実施例D29:シクロヘキシル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.066g、43%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.37(d,J=8.0Hz,1H),7.66(d,J=7.1Hz,1H),7.43(t,J=7.8Hz,1H),7.27(s,1H),6.25(bs,1H),6.03(bs,2H),5.40(s,1H),4.77-4.56(m,1H),2.32(s,3H),2.17(s,3H),1.99-1.86(m,1H),1.78-1.67(m,1H),1.63-1.49(m,3H),1.39-1.07(m,5H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2426S [M+1]:436.1689、実測値:436.1690。
【0597】
実施例D30:シクロヘキシルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.077g、46%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.37(d,J=8.1Hz,1H),7.66(d,J=7.3Hz,1H),7.45(t,J=7.8Hz,1H),7.28(s,1H),6.38(bs,1H),6.06(bs,2H),5.41(s,1H),3.81(d,J=6.6Hz,2H),2.31(s,3H),2.18(s,3H),1.69-1.53(m,4H),1.51-1.37(m,2H),1.16-0.96(m,3H),0.87-0.73(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2528S [M+1]:450.1846、実測値:450.1849。
【0598】
実施例D31:シクロプロピルメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.120g、40%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.38(d,J=8.2Hz,1H),7.66(d,J=7.3Hz,1H),7.42(t,J=7.8Hz,1H),7.32(s,1H),6.54(bs,1H),6.14(bs,2H),5.56(s,1H),3.82(d,J=7.3Hz,2H),2.25(s,3H),2.13-1.98(m,1H),1.04-0.94(m,2H),0.91-0.69(m,3H),0.50-0.38(m,2H),0.21-0.05(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2424S [M+1]:434.1533、実測値:421.1537。
【0599】
実施例D32:3-フルオロベンジル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.058g、34%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.17(d,J=8.5Hz,1H),7.60(d,J=7.3Hz,1H),7.23(s,3H),6.96(t,J=8.5Hz,1H),6.86(d,J=7.3Hz,1H),6.74(d,J=11.4Hz,1H),6.41(bs,1H),6.12(bs,2H),5.39(s,1H),5.06-4.92(m,2H),2.32(s,3H),2.13(s,3H)。
19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-112.76(s,CF)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2521SF [M+1]:462.1282、実測値:462.1278。
【0600】
実施例D33:3-(シクロブチルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.040g、33%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.31(d,J=8.1Hz,1H),7.66(d,J=7.2Hz,1H),7.44(t,J=7.8Hz,1H),7.29(s,1H),6.82(s,1H),6.22(bs,2H),5.35(s,1H),3.89(t,J=7.2Hz,2H),3.54(s,3H),2.41-2.29(m,1H),2.26(s,3H),1.93-1.63(m,4H),1.58-1.27(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2324S [M]:438.1482、実測値:438.1483。
【0601】
実施例D34:3-((3,3-ジフルオロシクロブチル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.035g、22%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.28(d,J=8.2Hz,1H),7.67(d,J=7.2Hz,1H),7.46(t,J=7.8Hz,1H),7.31(s,1H),6.19(s,1H),6.14(bs,2H),5.35(s,1H),4.00-3.81(m,2H),3.55(s,3H),2.35(m,1H),2.32(s,3H),2.26-1.93(m,4H)。
19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-83.87(d,J=193.0Hz),-93.31(d,J=193.0Hz)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2322SF [M]:474.1294、実測値:474.1295。
【0602】
実施例D35:シクロプロピルメチル 2-アミノ-5-カルバモイル-4-(7-シアノ ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.011g、11%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.28(d,J=8.2Hz,1H),7.66(d,J=7.3Hz,1H),7.46-7.33(m,2H),6.93(bs,1H),6.28(bs,2H),5.37(bs,2H),5.21(s,1H),3.76(d,J=7.2Hz,2H),2.16(s,3H),0.95-0.85(m,1H),0.53-0.27(m,2H),0.23--0.06(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2121S [M+1]:409.1329、実測値:409.1324。
【0603】
実施例D36:3-((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.065g、40%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.31(dd,J=7.7,2.8Hz,1H),7.65(d,J=7.0Hz,1H),7.52-7.38(m,1H),7.31(d,J=3.3Hz,1H),6.07(bs,3H),5.37(s,1H),4.16-3.95(m,1H),3.91-3.71(m,1H),3.52(s,3H),2.35(s,3H),1.71-1.60(m,1H),1.29-1.16(m,1H),0.90(s,1H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-129.21(ddt,J=160.2,70.2,10.9Hz),-143.62(ddd,J=160.2,51.3,10.9Hz)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2220SF [M]:460.1137、実測値:460.1137。
【0604】
実施例D37:5-シクロプロピル 3-(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.008g、5%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.32(d,J=8.2Hz,1H),7.65(d,J=7.2Hz,1H),7.47-7.36(m,1H),7.28(s,1H),6.35(bs,1H),6.11(bs,2H),5.31(s,1H),4.03-3.89(m,1H),3.71(d,J=7.2Hz,2H),2.33(s,3H),1.25(s,1H),1.00-0.69(m,2H),0.60-0.28(m,4H),0.22--0.03(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2424S [M+1]:450.1482、実測値:450.1481。
【0605】
実施例D38:3-((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.004g、26%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.32(d,J=8.3Hz,1H),7.65(d,J=7.2Hz,1H),7.44(t,J=7.8Hz,1H),7.27(s,1H),6.30(bs,3H),5.38(s,1H),4.15-3.95(m,1H),3.91-3.73(m,1H),3.55(s,3H),2.77-2.62(m,1H),1.84-1.40(m,1H),1.28-1.17(m,2H),1.03-0.52(m,4H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-129.11(ddt,J=160.0,62.6,11.7Hz),-143.52(ddd,J=160.0,35.4,11.7Hz)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2422SF [M+1]:486.1294、実測値:486.1292。
【0606】
実施例D39:3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.020g、28%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.05(dd,J=10.0,2.3Hz,1H),7.46-7.36(m,2H),6.14(s,1H),6.08(bs,2H),5.32(s,1H),3.73(d,J=7.3Hz,2H),3.55(s,3H),2.35(s,3H),0.94-0.78(m,1H),0.53-0.25(m,2H),0.17--0.11(m,2H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-117.83(d,J=7.7Hz)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2221SF [M+1]:442.1231、実測値:442.1231。
【0607】
実施例D40:3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-4-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.015g、16%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.62(dd,J=8.2,4.0Hz,1H),7.33(s,1H),7.09(dd,J=11.0,8.2Hz,1H),6.15-6.01(m,3H),5.66(d,J=4.0Hz,1H),3.76-3.57(m,2H),3.48(s,3H),2.32(s,3H),0.91-0.59(m,1H),0.39-0.02(m,2H),0.02--0.25(m,2H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-104.35(d,J=11.0Hz)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2221SF [M+1]:442.1231、実測値:442.1229。
【0608】
実施例D41:3-イソプロピル 5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.045g、26%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.34(d,J=8.2Hz,1H),7.65(d,J=7.2Hz,1H),7.43(t,J=7.8Hz,1H),7.29(s,1H),6.91(bs,1H),6.25(bs,2H),5.34(s,1H),4.95-4.76(m,1H),3.53(s,3H),2.26(s,3H),1.18(d,J=6.1Hz,3H),0.70(d,J=6.1Hz,3H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2122S [M+1]:412.1326、実測値:412.1335。
【0609】
実施例D42:3-((2,2-ジフルオロ-3,3-ジメチルシクロプロピル)メチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.052g、31%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.32(ddd,J=8.3,5.3,1.0Hz,1H),7.65(d,J=7.4Hz,1H),7.50-7.39(m,1H),7.31(s,1H),6.12(d,J=3.4Hz,1H),6.08(d,J=2.2Hz,2H),5.37(s,1H),4.16-4.02(m,1H),3.97-3.81(m,1H),3.55(d,J=1.5Hz,3H),2.33(d,J=2.9Hz,3H),1.40-1.21(m,1H),1.15(dd,J=2.4,1.5Hz,2H),1.01-0.92(m,3H),0.90(dd,J=2.9,1.4Hz,1H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-137.08(ddd,J=156.1,65.1,13.6Hz),-148.04(dd,J=155.7,19.2Hz)
HRMS(APCI)m/z 計算値C2424SF [M+1]:488.1450、実測値:488.1468。
【0610】
実施例D43:5-メチル 3-ネオペンチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.061g、40%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.34(d,J=8.2Hz,1H),7.63(d,J=7.1Hz,1H),7.45-7.36(m,1H),7.32(s,1H),6.10(bs,3H),5.44(s,1H),3.80-3.53(m,5H),2.30(s,3H),0.74(s,9H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2326S [M+1]:440.1639、実測値:440.1638。
【0611】
実施例D44:3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノチエノ[3,2-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.048g、42%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.77(d,J=4.7Hz,1H),7.64(s,1H),7.42(d,J=4.7Hz,1H),6.34(s,1H),6.13(s,2H),5.54(s,1H),3.83-3.62(m,2H),3.56(s,3H),2.26(s,3H),0.92-0.75(m,1H),0.39-0.17(m,2H),0.10--0.13(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2121S [M+1]:425.1278、実測値:425.1280。
【0612】
実施例D45:5-メチル 3-ネオペンチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.063g、35%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.33(dd,J=8.3,1.0Hz,1H),7.64(dd,J=7.6,0.8Hz,1H),7.41(dd,J=8.3,7.4Hz,1H),7.28(s,1H),6.13(bs,2H),5.91(bs,1H),5.46(s,1H),3.75-3.56(m,5H),2.68-2.51(m,1H),0.94-0.84(m,2H),0.75(s,9H),0.72-0.64(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2528S [M+1]:466.1795、実測値:466.1798。
【0613】
実施例D46:ビス(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.120g、56%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.40(d,J=7.3Hz,1H),7.63(d,J=8.4Hz,1H),7.39(dd,J=8.2,7.4Hz,1H),7.34(s,1H),6.02(bs,3H),5.44(s,1H),3.83-3.64(m,4H),2.36(s,3H),0.97-0.75(m,2H),0.51-0.23(m,4H),0.16--0.07(m,4H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2526S [M+1]:464.1639、実測値:464.11638。
【0614】
実施例D47:3-(シクロプロピルメチル)5-(プロパ-2-イン-1-イル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.112g、52%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.39(dd,J=8.3,1.0Hz,1H),7.64(dd,J=7.1,1.2Hz,1H),7.41(dd,J=8.2,7.4Hz,1H),7.34(s,1H),6.02(bs,3H),5.44(s,1H),4.63-4.42(m,2H),3.71(d,J=7.3Hz,2H),2.46-2.26(m,4H),0.91-0.73(m,1H),0.49-0.20(m,2H),0.12--0.14(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2422S [M+1]:448.1326、実測値:448.1327。
【0615】
実施例D48:3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(5,7-ジシアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.005g、8%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.64(s,1H),7.85(s,1H),7.49(s,1H),6.07(bs,2H),5.97(bs,1H),5.40(s,1H),3.72(d,J=7.3Hz,2H),3.55(s,3H),2.37(s,3H),0.87-0.82(m,1H),0.58-0.29(m,2H),0.16--0.11(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2321S [M+1]:449.1278、実測値:449.1277。
【0616】
実施例D49:5-(ブタ-2-イン-1-イル)3-(シクロプロピルメチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.007g、4%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.39(dd,J=8.3,1.0Hz,1H),7.64(dd,J=7.1,1.2Hz,1H),7.41(dd,J=8.2,7.4Hz,1H),7.34(s,1H),6.02(bs,3H),5.44(s,1H),4.63-4.42(m,2H),3.71(d,J=7.3Hz,2H),2.46-2.26(m,4H),0.91-0.73(m,1H),0.49-0.20(m,2H),0.12--0.14(m,2H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2524S [M+1]:462.1482、実測値:462.1480。
【0617】
実施例D50:5-メチル 3-(2,2,2-トリフルオロエチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
表題化合物は、方法Dのバリエーションを用いて調製した:トリフルオロエタノール(3mL)中のメチル(Z)-2-((7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)メチレン)-3-オキソブタノエート(0.123g、0.43mmol)、2,2,2-トリフルオロエチル 3-アミノ-3-イミノプロパノエート(0.115g、0.43mmol)、酢酸アンモニウム(0.033g、0.43mmol)の混合物を、室温で一夜攪拌し、次いで濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(1:1ヘキサン:酢酸エチル)で精製し、黄色固体(0.019g、10%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.30(d,J=8.3Hz,1H),7.68(d,J=7.2Hz,1H),7.46(t,J=7.7Hz,1H),7.34(s,1H),6.55(bs,1H),6.24(bs,2H),5.41(s,1H),4.54-4.38(m,1H),4.23-4.07(m,1H),3.57(s,3H),2.35(s,3H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-73.93(t,J=9.8Hz)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2017SF [M+1]:452.0886、実測値:452.0885。
【0618】
実施例D51:3-(シクロプロピルメチル)5-(2,2,2-トリフルオロエチル)2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.0065g、7%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.34(d,J=8.3Hz,1H),7.65(d,J=7.2Hz,1H),7.44-7.38(m,1H),7.34(s,1H),6.16(bs,1H),6.04(bs,2H),5.42(s,1H),4.41(dq,J=12.7,8.5Hz,1H),4.20(dt,J=12.7,8.5Hz,1H),3.73(d,J=7.3Hz,2H),2.38(s,3H),0.90-0.82(m,1H),0.47-0.29(m,2H),0.10--0.04(m,2H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):-73.88(t,J=9.1Hz)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2321SF [M+1]:492.1199、実測値:492.1197。
【0619】
実施例D52:3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(6-クロロ-7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.060g、39%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.27(d,J=8.8Hz,1H),7.44(d,J=8.8Hz,1H),7.29(s,1H),6.14-5.94(m,3H),5.35(s,1H),3.76-3.67(m,2H),3.54(s,3H),2.34(s,3H),0.93-0.75(m,1H),0.48-0.24(m,2H),0.12--0.09(m,2H)
HRMS(APCI)m/z 計算値C2221SCl [M+1]:458.0936、実測値:458.0938。
【0620】
実施例D53:3-(2-フルオロ-2-メチルプロピル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.060g、39%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.34(d,J=9.0Hz,1H),7.64(d,J=7.4Hz,1H),7.47-7.37(m,1H),7.32(s,1H),6.63(bs,1H),6.20(bs,2H),5.43(s,1H),4.12-3.79(m,2H),3.56(s,3H),2.30(s,3H),1.27-1.03 (m,6H)。19F-NMR(282MHz,CDCl)δ(ppm):(-142.28)-(-148.26)(m,CF)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2223SF [M+1]:444.1388、実測値:444.1388。
【0621】
実施例D54:3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノ-6-(トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.003g、3%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.09(d,J=8.4Hz,1H),7.44(d,J=8.2Hz,1H),7.35(s,1H),6.03-5.91(m,3H),5.24(s,1H),3.84(d,J=7.0Hz,2H),3.58(s,3H),2.22(s,3H),0.88-0.77(m,1H),0.50-0.22(m,2H),0.14--0.10(m,2H)。
【0622】
実施例D55:5-メチル 3-プロパ-2-イン-1-イル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.005g、4%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.34(d,1H),7.63(d,1H),7.49(t,1H),7.31(s,1H),6.1(bs,3H),5.44(s,1H),4.44-4.26(m,2H),3.59(s,3H),2.42-2.24(m,4H)。
【0623】
実施例D56:3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
モルホリンを用いて室温で一夜行う方法Dにより、黄色固体(0.007g、5%)として表題化合物を生じた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.33(d,1H),7.65(d,1H),7.44-7.35(m,1H),7.31(s,1H),6.09(bs,2H),5.96(bs,1H),5.48(s,1H),3.76(d,2H),2.38(s,3H),0.98-0.81(m,1H),0.46-0.26(m,2H),0.14--0.11(m,2H)。
【0624】
方法E
実施例E1:4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル
【化61】
イソプロピルアルコール(10mL)中のチアナフテン-3-カルボキシアルデヒド(0.5g、3.08mmol)、3-アミノクロトニトリル(0.554mL、6.74mmol)及び酢酸(0.076mL、3.08mmol)の混合物を、100℃で18時間攪拌した。混合物を室温まで放冷し、濃縮した。残渣を重炭酸ナトリウム水溶液で塩基性化し、得られた固体を濾別し、冷たい水及びエチルエーテルで洗浄した。所望の生成物を淡黄色固体(0.738g、82%)として得た。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.06(s,6H),5.00(s,1H),7.36-7.46(m,1H),7.65(s,1H),7.89(d,1H),8.03(d,1H),9.67(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 3.878分、m/z 292.0(MH)。
以下の実施例を方法Eに従って合成した:
【0625】
実施例E2:4-(6-ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.05(s,6H),4.80(s,1H),6.86(dd,1H),7.13(s,1H),7.24(d,1H),7.61(d,1H),9.64(s,2H)。
HPLC-MS:Rt 3.285分、m/z 308.0(MH)。
【0626】
実施例E3:4-(6-メトキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.06(s,6H),3.81(s,3H),4.84(s,1H),7.00(d,1H),7.20(s,1H),7.50(d,1H),7.71(d,1H),9.69(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 3.962分、m/z 322.0(MH)。
【0627】
実施例E4:2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=8.90(s,1H),8.47(s,1H),7.78(s,1H),7.72(d,1H),6.91(t,1H),6.17(s,1H),2.65(s,6H)。
HPLC-MS:Rt 2.735;m/z 229.9(MH)。
【0628】
方法F:
実施例F1:4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-6-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル
【化62】
イソプロピルアルコール(3.5mL)中のチアナフテン-3-カルボキシアルデヒド(0.104g、0.64mmol)、3-アミノクロトニトリル(0.052g、0.64mmol)、ベンゾイルアセトニトリル(0.0897g、0.62mmol)、及び酢酸(0.035mL、0.64mmol)の混合物を、100℃まで加熱し、16時間攪拌したままにした。混合物を室温まで放冷し、濃縮した。残渣を重炭酸ナトリウム水溶液で塩基性化し、得られた固体を濾別し、カラムクロマトグラフィー(3:1ヘキサン:酢酸エチル)で精製し、淡黄色固体(0.0162g、7%)となった。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.12(s,3H),5.17(s,1H),7.39-7.49(m,2H),7.50-7.59(m 5H),7.78(s,1H),8.01(dd,1H),8.06(dd,1H),9.92(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.329分、m/z 354.1(MH)。
以下の実施例を方法Fに従って合成した:
【0629】
実施例F2:4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.95(s,4H),2.06(s,3H),4.98(s,1H),7.41(s,2H),7.64(s 1H),7.84(s,1H),8.03(s,1H),8.82(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.138分、m/z 318.0(MH)。
【0630】
実施例F3:5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボニトリル
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.00(s,6H),2.31(s,3H),5.16(s,1H),7.30-7.48(m,3H),7.97(d 1H),8.04(d,1H),9.30(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 3.816分、m/z 175.1(MH-134)。
【0631】
実施例F4:エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.90(t,3H),2.02(s,3H),2.30(s,3H),3.85(dd,2H),5.02(s,1H),7.31-7.45(m 3H),7.91(d,1H),7.96(d,1H),9.30(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.418分、m/z 205.1(MH-134)。
【0632】
実施例F5:エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-メチル-6-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.98(t,3H),2.37(s,3H),3.92(q,2H),5.17(s,1H),7.41(ddd 2H),7.49(d,5H),8.00(t,2H),9.60(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.946分、m/z 267.1(MH-134)。
【0633】
実施例F6:エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.80-0.98(m,6H),0.96 -1.06(m,1H),2.03(s,3H),2.73-2.84(m,1H),3.82-3.95(m,2H),5.02(s,1H),7.32(s,1H),7.33-7.44(m,2H),7.90(d,1H),7.96(d,1H),8.23(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.693分、m/z 231.1(MH-134)。
【0634】
実施例F7:メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.79-0.95(m,3H),1.02(ddd,1H),2.03(s,3H),2.78(dq,1H),3.45(s,3H),5.01(s,1H),7.30(s,1H),7.39(dt,2H),7.90(d,1H),7.96(dd,1H),8.28(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.438分、m/z 217.1(MH-134)。
【0635】
方法G:
実施例G1:1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン
【化63】
エタノール(1mL)中のチアナフテン-3-カルボキシアルデヒド(0.2g、1.23mmol)、アセチルアセトン(0.25mL、2.47mmol)及び水酸化アンモニウム水溶液(38~40%、0.12mL)の混合物を90℃まで加熱し、16時間攪拌したままにした。混合物を室温まで放冷し、次いで10mlの冷水に注いだ。形成された沈殿物を濾別し、乾燥し、冷ジエチルエーテルで洗浄した。所望の生成物を濃黄色固体(0.193g、48%)として得た。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.17(s,6H),2.29(s,6H),5.52(s,1H),7.23(s,1H),7.33(dt 2H),7.88(d,1H),8.12(d,1H),9.08(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 3.668分、m/z 192.1(MH-134)。
以下の実施例を方法Gに従って合成した。
【0636】
実施例G2:1,1’-(4-(6-ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.28(s,12H),5.29(s,1H),6.76(d,2H),7.10(s 1H),7.45(d,1H),9.10(s,1H),9.40(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 2.950分、m/z 192.1(MH-150)。
【0637】
実施例G3:1,1’-(4-(6-メトキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.29(d,12H),3.75(s,3H),5.32(s,1H),6.86(d 1H),6.89(dd,1H),7.36(d,1H),7.55(d,1H),9.12(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 3.676分、m/z 192(MH-164)。
【0638】
実施例G4:1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.69(dd,2H),0.74(dd,4H),0.78-0.84(m,2H),2.18-2.25(m,2H),2.27(s,6H),5.69(s,1H),7.21(s 1H),7.26-7.36(m,2H),7.89(d,1H),7.97(d,1H),83.99(s,1H)。
【0639】
方法H:
実施例H1:1,1’-(4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン
【化64】
イソプロパノール(1.5mL)中の5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド(0.05g、0.26mmol)、4-アミノ-3-ペンテン-2-オン(0.60g、0.52mmol)及び酢酸(0.015mL)の混合物を、100℃まで加熱し、16時間攪拌したままにした。混合物を室温まで放冷し、次いで飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10mL)で処理した。固体を濾別し、水で洗浄し、乾燥して、カラムクロマトグラフィー(3:1ヘキサン:酢酸エチル)で精製し、微細黄色固体(8.8mg、9.5%)を得た。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.17(s,6H),2.31(s,6H),5.44(s,1H),7.33(d,2H),7.92(d,1H),8.23(s,1H),9.15(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.072分、m/z 192.1(MH-168)。
以下の実施例を方法Hに従って合成した。
【0640】
実施例H2:1,1’-(4-(5-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.17(s,6H),2.31(s,6H),5.44(s,1H),7.30(d,1H),7.44(d,1H),7.86(d,1H),8.38(s,1H),9.16(s,1H)。
【0641】
実施例H3:1,1’-(4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.15(s,1H),7.92(dd,J=8.1,4.2Hz,2H),7.34(s,1H),7.20(td,J=8.8,2.3Hz,1H),5.44(s,1H),2.32(s,6H),2.18(s,6H)。
【0642】
実施例H4:1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-モルホリノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.11(s,1H),7.70(d,1H),7.49(d,1H),7.20(s,1H),7.09(dd,1H),5.48(s,1H),3.80(t,4H),3.12(t,4H),2.27(s,6H),2.19(s,6H)。
【0643】
実施例H5:1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.12(s,1H),7.67(d,1H),7.48(d,1H),7.19(s,1H),5.48(s,1H),3.80(t,4H),3.12(t,4H),2.27(s,6H),2.19(s,6H)。
【0644】
実施例H6:1,1’-(4-(5-(ベンジルアミノ)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=8.98(s,1H),7.50(d,1H),7.43(d,2H),7.32(t,2H),7.23(t,1H),7.14(d,1H),7.08(s,1H),6,77(dd,1H),6.21(t,1H),5.33(s,1H),4.30(d,2H),2.22(s,6H),2.09(s,6H)。
【0645】
実施例H7:3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボニトリル
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.17(s,6H),2.33(s,6H),5.49(s,1H),7.43(s,1H),7.67(dd,1H),8.13(d,1H),8.66(s,1H),9.20(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 3.563;m/z 351.1(MH+)。
【0646】
実施例H8:3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.13(s,1H),8.82(s,1H),7.96(d,1H),7.85(d,1H),7.33(s,1H),5.54(s,1H),2.30(s,6H),2.18(s,6H)。
【0647】
実施例H9:N-シクロプロピル-3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.13(s,1H),8.64(s,1H),8.42(d,1H),7.93(d,1H),7.72(d,1H),7.32(s,1H),5.53(s,1H),2.89(m,1H),2.29(s,6H),2.18(s,6H),0.73(m,2H),0.61(m,2H)。
【0648】
実施例H10:N-(シクロプロピルメチル)-3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.12(s,1H),8.68(s,1H),8.50(d,1H),7.95(d,1H),7.78(d,1H),7.32(s,1H),5.53(s,1H),3.26(t,2H),2.29(s,6H),2.18(s,6H),1.08(m,1H),0.45(m,2H),0.28(m,2H)。
【0649】
実施例H11:1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)
H-NMR(400MHz,CDCl)δ=8.21(s,1H),7.82(d,1H),7.42(d,1H),7.21(d,1H),6.17(s,1H),5.61(s,1H),3.77(d,4H),2.54(m,4H),2.38(s,3H),2.34(s,3H),2.22(s,3H),2.08(s,3H)。
【0650】
実施例H12:1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(モルホリン-4-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.15(s,1H),8.21(s,1H),7.97(d,1H),7.35(dd,1H),7.32(s,1H),5.50(s,1H),3.67(m,8H),2.31(s,6H),2.16(s,6H)。
【0651】
実施例H13:1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.35(s,1H),9.18(s,1H),8.36(d,1H),7.95(d,1H),7.34(s,1H),5.58(s,1H),2.31(s,6H),2.19(s,6H)。
【0652】
実施例H14:1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.17(s,1H),9.13(d,1H),8.44(d,1H),8.05(dd,1H),7.57(s,1H),5.51(s,1H),2.31(s,6H),2.17(s,6H)。
【0653】
実施例H15:1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.15(s,1H),8.49(d,2H),7.43(s,1H),7.33(s,1H),5.47(s,1H),2.32(s,6H),2.18(s,6H)。
【0654】
方法I:
実施例I1:ジメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-2,3-ジカルボキシレート
【化65】
ベンゾ[b]チオフェン-3-カルバルデヒド(0.20g、1.23mmol)、ペンタン-2,4-ジオン(0.123g、1.23mmol)、ジメチル ブタ-2-インジオエート(0.182mL、1.48mmol)、酢酸アンモニウム(0.143g、1.85mmol)、ヨウ素(0.094g、0.37mmol)及び2滴の酢酸の混合物を、メタノール(3mL)中、60℃で12時間攪拌した。溶媒を減圧下で除去した。残渣を酢酸エチル中に溶解し、有機層を飽和NaS溶液及び飽和食塩水で2回洗浄し、乾燥(NaSO)し、濾過して濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(2:1ヘキサン:酢酸エチル)で精製し、黄色固体(0.028g、6%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.94-7.80(m,2H),7.46-7.29(m,2H),7.19(s,1H),6.38(bs,1H),5.38(s,1H),3.81(s,3H),3.52(s,3H),2.43(s,3H),2.04(s,3H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2020NOS [M+1]:386.1056、実測値:386.1058。
【0655】
実施例I2:ジメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-2,3-ジカルボキシレート
表題化合物を、方法Iに従って調製し、黄色固体(0.04g、2%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.24(d,J=7.9Hz,1H),7.70(d,J=7.2Hz,1H),7.50(t,J=7.9Hz,1H),7.34(s,1H),6.43(bs,1H),5.41(s,1H),3.84(s,3H),3.55(s,3H),2.44(s,3H),2.11(s,3H)。
HRMS(APCI)m/z 計算値C2119S [M+1]:411.1009、実測値:411.1006。
【0656】
方法J:
実施例J1:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
【化66】
イソプロピルアルコール(1.5mL)中のチアナフテン-3-カルボキシアルデヒド(0.106g、0.65mmol)、メチル 3-シクロプロピル-3-オキソプロパノエート(0.071g、0.72mmol)及び4-アミノ-3-ペンテン-2-オン(0.088g、0.61mmol)及び酢酸(0.035mL)の混合物を、100℃まで加熱し、19時間攪拌したままにした。混合物を室温まで放冷し、次いで飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10mL)で処理した。固体を濾別し、水で洗浄し、乾燥して、カラムクロマトグラフィー(4:1ヘキサン:酢酸エチル)で精製し、微細黄色固体(0.075g、44%)を得た。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.76(s,2H),0.96(d,2H),2.12(s,3H),2.33(s,3H),2.69(s,1H),3.58(s,3H),5.43(s,1H),7.15(s,1H),7.31(s,1H),7.38(s,1H),7.90(s,2H),8.05(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.302分、m/z 234.1(MH-133)。
第二の反応生成物を、カラムクロマトグラフィーで単離した。
【0657】
実施例J1-a:ジメチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.56(s,2H),0.82(s,2H),0.90(d,2H),1.04(s,2H),2.56(m,2H),3.55(s,5H),5.37(s,1H),7.05(s,1H),7.11(s 1H),7.32(t,1H),7.39(t,1H),7.90(d,1H),7.98(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.935;m/z 276.1(MH)。
以下の実施例を方法Jに従って合成した。
【0658】
実施例J2:エチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=1.1(t,3H),2.11(s,3H),2.25(s,3H),2.31(s,3H),3.99(d,2H),5.40(s,1H),7.23(s,1H),7.31(t 1H),7.37(m,1H),7.89(d,1H),8.08(d,1H),9.02(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.284分、m/z 222.1(MH-134)。
【0659】
実施例J3:メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.13(s,3H),2.25(s,3H),2.33(s,3H),3.54(s,3H),5.33(s,1H),7.33(s,1H),7.93(d,1H),8.11(d,1H),8.52(s,1H),9.11(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.431分、m/z 208.1(MH-168)。
【0660】
実施例J6:1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.72(m,2H),0.80(m,2H),2.16(s,3H),2.26(d,1H),2.33(s,6H),5.60(s,1H),7.21(s,1H),7.32(dd,2H),7.89(d,1H),8.04(d,1H),9.02(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.692;m/z 352.0(MH)。
【0661】
実施例J10:1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(メチルスルホニル)-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-イル)エタノン
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.16(s,3H),2.29(d,6H),2.47(s,3H),5.47(s,1H),7.33(t,1H),7.43-7.37(m,2H),7.93(d,1H),8.07(d,1H),9.26(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 3.395分、m/z 228.0(MH-134)。
【0662】
実施例J11:メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.10(s,1H),7.93(dd,J=8.8,5.2Hz,1H),7.81(dd,J=11.0,2.5Hz,1H),7.35(s,1H),7.20(td,J=8.8,2.6Hz,1H),5.33(s,1H),3.54(s,3H),2.32(s,3H),2.26(s,3H),2.12(s,3H)。
HPLC-MS:Rt 4.345;m/z 360.0(MH)。
【0663】
実施例J12:メチル 5-アセチル-4-(5-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.11(s,1H),8.26(d,1H),7.88(d,1H),7.45(d,1H),7.31(s,1H),5.34(s,1H),3.58(s,3H),2.34(s,3H),2.25(s,3H),2.16(s,3H)。
実施例J13:メチル 5-アセチル-4-(5-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.16(s,1H),8.53(s,1H),8.15(d,1H),7.67(d,1H),7.46(s,1H),5.40(s,1H),3.55(s,3H),2.35(s,3H),2.27(s,3H),2.17(s,3H)。
【0664】
実施例J14:3-(3-アセチル-5-(メトキシカルボニル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=12.94(s,1H),9.12(s,1H),8.77(s,1H),8.00(d,1H),7.85(d,1H),7.32(s,1H),5.52(s,1H),3.56(s,3H),2.35(s,3H),2.24(s,3H),2.12(s,3H)。
【0665】
実施例J15:メチル 5-アセチル-4-(5-(シクロプロピルカルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.06(s,1H),8.59(s,1H),8.45(d,1H),7.91(d,1H),7.72(dd,1H),7.26(s,1H),5.39(s,1H),3.53(s,3H),2.85(m,1H),2.37(s,3H),2.19(s,3H),2.06(s,3H),0.69(m,2H),0.58(m,2H)。
【0666】
実施例J16:メチル 5-アセチル-4-(5-((シクロプロピルメチル)カルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.10(s,1H),8.66(s,1H),8.60(d,1H),7.97(d,1H),7.81(d,1H),7.30(s,1H),5.43(s,1H),3.57(s,3H),3.20(m,2H),2.85(m,1H),2.34(s,3H),2.22(s,3H),2.10(s,3H),0.45(m,2H),0.26(m,2H)。
【0667】
実施例J17:メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,CDCl)δ=8.22(s,1H),7.82(d,1H),7.36(dd,1H),7.22(d,1H),5.94(s,1H),5.46(s,1H),3.77(d,4H),3.65(s,3H),2.53(m,4H),2.38(s,3H),2.36(s,3H),2.32(s,3H),2.12(s,3H)。
【0668】
実施例J18:メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(5-(モルホリン-4-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.11(s,1H),8.13(s,1H),7.97(d,1H),7.35(d,1H),7.32(s,1H),5.39(s,1H),3.64(m,8H),3.36(s,3H),2.32(s,3H),2.25(s,3H),2.12(s,3H)。
【0669】
実施例J19:メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.27(d,1H),9.13(s,1H),8.36(d,1H),7.97(dd,1H),7.35(s,1H),5.48(s,1H),3.52(s,3H),2.32(s,3H),2.27(s,3H),2.14(s,3H)。
【0670】
実施例J20:メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.15(s,1H),9.12(s,1H),8.46(d,1H),7.97(dd,1H),7.59(s,1H),5.41(s,1H),3.52(s,3H),2.32(s,3H),2.27(s,3H),2.12(s,3H)。
【0671】
実施例J21:メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=9.10(s,1H),8.50(dd,1H),8.40(dd,1H),7.45(dd,1H),7.35(s,1H),5.36(s,1H),3.52(s,3H),2.32(s,3H),2.27(s,3H),2.13(s,3H)。
【0672】
実施例J22:メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.76(m,1H),0.87(m,2H),1.05(m,1H),2.14(s,3H),2.33(s,3H),2.70(m,1H),3.57(s,3H),5.34(s,1H),7.21(t,1H),7.27(s,1H),7.80(s,1H),7.93(dd,1H),7.96(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.645 m/z 234.1(MH)。
第二の反応生成物を、カラムクロマトグラフィーで単離した。
【0673】
実施例J22-a:ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.60(m,2H),0.68(m,2H),1.00(m,4H),2.76(m,2H),3.61(s,6H),5.42(s,1H),5.54(s,1H),7.05(t,1H),7.14(s,1H),7.71(m,1H)。
HPLC-MS:Rt 5.256;m/z 428.1(MH)。
【0674】
実施例J23:メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=8.51(dd,1H),8.39(dd,1H),7.95(s,1H),7.44(dd,1H),7.27(s,1H),5.38(s,1H),3.56(s,3H),2.71(dd,1H),2.34(s,3H),2.14(s,3H),0.84(t,4H)。
第二の反応生成物を、カラムクロマトグラフィーで単離した。
【0675】
実施例J23-a:ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.57(q,2H),0.83(m,2H),0.91(t,2H),1.04(q,2H),2.57(td,2H),3.54(s,6H),5.31(s,1H),7.09(s,1H),7.26(s,1H),7.45(dd,1H),8.30(dd,1H),8.52(m,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.848;m/z 411.0(MH)。
【0676】
実施例J24:メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.81(m,7H),1.07(dt,1H),2.14(m,1H),2.28(s,3H),2.74(m,1H),3.57(s,3H),5.49(s,1H),7.14(s,1H),7.31(t,1H),7.36(t,1H),7.90(m,2H),7.98(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.670;m/z 260.1(MH)。
【0677】
実施例J25:メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.84(m,3H),1.05(m,1H),2.15(s,3H),2.34(s,3H),2.70(ddd,1H),3.58(s,3H),5.35(s,1H),7.26(s,1H),7.35(dd,1H),7.94(d,1H),7.97(s,1H),8.08(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 5.312;m/z 402.9(MH)。
第二の反応生成物を、カラムクロマトグラフィーで単離した。
【0678】
実施例J25-a:ジメチル 4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.28(s,6H),3.50(s,6H),5.26(s,1H),7.33(s,2H),7.93(d,1H),8.00(s,1H),9.10(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.773;m/z 224.1(MH)。
【0679】
実施例J26:メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.82(m,3H),1.05(dq,1H),2.13(s,3H),2.33(s,3H),2.69(m,1H),3.56(s,3H),5.38(s,1H),7.28(s,1H),7.37(t,1H),7.57(d,1H),7.93(s,1H),8.10(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 5.355;m/z 448.8(MH)。
【0680】
実施例J27:メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(シクロプロピルカルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.59(m,2H),0.71(m,2H),0.84(dd,4H),2.10(s,3H),2.33(s,3H),2.68(m,1H),2.88(m,1H),3.55(s,3H),5.40(s,1H),7.21(s,1H),7.47(m,1H),7.86(d,1H),7.89(s,1H),8.23(d,1H),8.63(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.354;m/z 451.0(MH)。
【0681】
実施例J28:メチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.85(m,3H),1.06(m,1H),2.14(s,2H),2.34(s,3H),2.70(t,1H),3.54(s,3H),5.42(d,1H),7.60(dd,1H),7.38(s,1H),7.91(d,1H),7.98(s,1H),8.42(dd,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.848;m/z 393.0(MH)。
【0682】
実施例J28-a:ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.58(td,2H),0.88(m,4H),1.03(q,2H),2.56(m,2H),3.53(s,6H),5.36(s,1H),7.10(s,1H),7.38(s,1H),7.62(m,1H),7.92(d,1H),8.32(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 5.493;m/z 435.0(MH)。
【0683】
実施例J29:メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.76(m,1H),0.87(m,2H),1.06(dt,1H),2.12(s,3H),2.34(s,3H),2.69(m,1H),3.55(s,3H),3.93(s,3H),5.43(s,1H),7.28(s,1H),7.57(t,1H),7.92(s,1H),8.04(d,1H),8.39(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.875;m/z 426.1(MH)。
第二の反応生成物を、カラムクロマトグラフィーで単離した。
【0684】
実施例J29-a:ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.56(td,2H),0.87(m,4H),1.05(td,2H),2.57(m,2H),3.53(s,6H),3.93(s,3H),5.38(s,1H),7.06(s,1H),7.27(s,1H),7.58(t,1H),8.05(d,1H),8.30(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 5.520;m/z 468.1(MH)。
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート(実施例J29)のベンゾチオフェン環におけるエステル官能性を以下のとおり加水分解した:
【0685】
実施例J30:3-(3-アセチル-6-シクロプロピル-5-(メトキシカルボニル)-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボン酸
1mLのTHF中のメチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート(0.004g、0.094mmol)及び1MのNaOH(0.47mL、0.470mmol)の混合物を、40℃で週末の間にわたって攪拌した。反応混合物を0.1MのNaOHで希釈し、DCMで洗浄した。水層を0℃まで冷却し、固体が沈殿し始めるまで4MのHClを加えた。次いで、pH2~3に達するまで、1MのHClを滴下した。沈殿物を濾別し、水で洗浄し、カラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH)で精製して、表題化合物(0.0116g、30%)を与えた。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.83(m,2H),1.06(m,2H),2.12(s,3H),2.34(s,3H),2.69(m,1H),3.56(s,3H),5.43(s,1H),7.24(s,1H),7.54(t,1H),7.91(s,1H),8.01(d,1H),8.34(d,1H),13.46(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 3.039;m/z 410.0(MH)。
【0686】
実施例J31:ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
表題化合物を、方法Jに従って得た。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.81(m,3H),1.08(m,1H),2.15(s,3H),2.34(s,3H),2.72(dt,1H),5.06(d,2H),5.41(s,1H),7.17(dd,2H),7.24(s,1H),7.27(m,2H),7.30(dd,2H),8.00(s,1H),8.31(d,1H),8.47(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.976;m/z 445.1(MH)。
【0687】
実施例J32:ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.83(m,3H),1.09(m,1H),2.16(s,3H),2.33(s,3H),2.73(m,1H),5.11(q,2H),5.51(s,1H),7.08(d,2H),7.18(s,1H),7.28(m,2H),7.90(d,1H),8.02(d,2H),8.41(d,2H)。
HPLC-MS:Rt 4.673;m/z 445.1(MH)。
第二の反応生成物を、カラムクロマトグラフィーで単離した。
【0688】
実施例J32-a:ビス(ピリジン-4-イルメチル)2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.62(m,2H),0.86(dd,4H)1.06(dt,2H),2.57(m,2H),5.08(m,4H),5.42(s,1H),7.06(d,4H),7.19(dd,1H),7.28(s,1H),7.33(s,1H),8.15(dd,1H),8.40(d,4H),8.46(dd,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.445;m/z 565.2(MH)。
【0689】
実施例J33:ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.15(s,3H),2.31(d,6H),5.06(dd,2H),5.43(s,1H),7.00(d,2H),7.24(t,1H),7.39(s,1H),7.53(d,1H),8.08(d,1H),8.38(d,2H),9.18(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.799;m/z 497.0(MH)。
【0690】
実施例J34:ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.86(m,3H),1.09(dd,1H),2.18(s,3H),2.34(s,3H),2.75(ddd,1H),5.11(d,2H),5.44(s,1H),7.05(d,2H),7.30(s,1H)7.32(dd,1H),7.94(d,1H),8.07(s,1H),8.10(d,1H),8.40(d,2H)。
HPLC-MS:Rt 5.002;m/z 479.0(MH)。
【0691】
実施例J35:ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.86(m,3H),1.10(m,1H),2.18(s,3H),2.35(s,3H),2.75(t,1H),5.08(dd,2H),5.50(s,1H),7.03(d,2H),7.42(s,1H),7.46(t,1H),7.87(d,1H),8.08(s,1H),8.39(dd,3H)。
HPLC-MS:Rt 4.603;m/z 470.1(MH)。
【0692】
実施例J36:ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.85(dt,3H),1.10(m,1H),2.18(s,2H),2.34(s,2H),2.75(dd,1H),5.10(dd,2H),5.45(s,1H),7.06(d,2H),7.32(m,2H),8.06(s,1H),8.36(d,1H),8.40(d,2H),8.48(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 3.943;m/z 446.1(MH)。
【0693】
実施例J37:ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.80(dd,3H),1.08(d,1H),2.13(s,3H),2.34(s,3H),2.71(t,1H),3.93(s,3H),5.05(s,2H),5.47(s,1H),7.18(d,2H),7.26(s,4H),7.42(t,1H),8.00(m,2H),8.32(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 5.546;m/z 502.2(MH)。
第二の反応生成物を、カラムクロマトグラフィーで単離した。
【0694】
実施例J37-a:ジベンジル 2,6-ジシクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.55(dd,2H),0.82(dd,4H),1.05(m,2H),2.57(m,2H),3.93(s,3H),5.01(q,4H),5.44(s,1H),7.15(d,4H),7.26(m,8H),7.99(d,1H),8.12(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 6.574;m/z 621.3(MH)。
【0695】
実施例J38:ベンジル 5-アセチル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.11(s,3H),2.28(s,3H),2.32(s,3H),3.92(s,3H),5.00(s,2H),5.44(s,1H),7.14(d,2H),7.24(d,3H),7.33(s,1H),7.41(dd,1H),8.00(d,1H),8.33(d,1H),9.12(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 5.546;m/z 502.2(MH)。
【0696】
実施例J39:メチル 3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.16(s,6H),2.31(s,6H),3.92(s,3H),5.52(s,1H),7.34(s,1H),7.55(t,1H),8.03(d,1H),8.50(d,1H),9.13(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.224;m/z 384.1(MH)。
【0697】
実施例J40:3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.17(s,5H),2.32(s,5H),5.52(s,1H),7.43(s,1H),7.59(m,1H),7.90(d,1H),8.54(d,1H),9.19(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.212;m/z 351.1(MH)。
【0698】
実施例J41:ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.85(m,3H)1.09(t,1H),2.16(s,3H),2.34(s,3H),2.73(m,1H),5.10(d,2H),5.45(s,1H),7.05(d,2H),7.24(m,1H),7.31(s,1H),7.54(d,1H),8.06(m,2H),8.40(d,2H)。
HPLC-MS:Rt 5.143;m/z 523.1(MH)。
【0699】
実施例J42:4-フルオロベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.80(m,8H),1.05(d,3H),2.15(s,7H),2.33(s,8H),5.04(q,5H),5.39(d,2H),7.08(t,4H),7.24(m,7H),7.30(dd,3H),7.99(s,2H),8.29(dd,2H),8.48(dd,2H)。
HPLC-MS:Rt 5.056;m/z 463.1(MH)。
第二の反応生成物を、カラムクロマトグラフィーで単離した。
【0700】
実施例J42-a:ビス(4-フルオロベンジル)2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.57(dd,2H),0.82(m,6H),1.02(d,2H),5.01(d,4H),5.34(d,1H),7.19(m,8H),8.05(dd,2H),8.46(m,2H)。
HPLC-MS:Rt 6.223;m/z 599.2(MH)。
【0701】
実施例J43:4-シアノベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=0.83(m,3H),1.09(m,1H),2.16(s,3H),2.34(s,3H),2.73(m,1H),5.14(dd,2H),5.41(s,1H),7.31(m,4H),7.70(d,2H),8.03(s,1H),8.32(d,1H),8.47(d,1H)。
HPLC-MS:Rt 4.766;m/z 470.1(MH)。
【0702】
方法K
実施例K1:メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート塩酸塩
【化67】
DCM/MeOH(1:1、2mL)中のメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート(0.07g、0,20mmol)の混合物に、エーテル(0.21mL、0.40mmol)中の2MのHClを0℃で滴下した。混合物を室温まで戻し、室温で一夜攪拌した。溶媒を減圧下で除去して、残った固体をエーテル及びジクロロメタンで洗浄し、白色固体(0.055g、71%)を得た。分析 計算値:C1819ClNS(378.08):C, 57.06;H,5.06;N,7.39;S,8.46。実測値:C,56,14;H,5,25;N7.05;S,8.22。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ=12.36(s,1H),10.27(s,1H),9.60(s,1H),8.06(d,J=8.0Hz,1H),7.90(d,J=8.0Hz,1H),7.63-7.40(m,2H),7.40-7.14(m,1H),4.98(s,1H),4.34(s,1H),3.81(s,3H),2.44(s,3H),2.17(s,3H)。
【0703】
実施例K2:メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレートトリフルオロメタンスルホン酸塩
方法Kにより、白色固体(0.091g、89%)として表題化合物を生じた。分析 計算値 C1919(492.06):C46.34;H,3.89;N,5.69;S,13.02。実測値:C46.28;H,4.21;N,5.53;S,13.15。
H-NMR(300MHz,DMSO-d)δ=11.67(s,1H),10.04(s,1H),9.34(s,1H),8.06(d,J=8.0Hz,1H),7.92(d,J=7.9Hz,1H),7.65-7.46(m,2H),7.41-7.17(m,1H),4.99(s,1H),4.24(s,1H),3.81(s,3H),2.42(s,3H),2.17(s,3H)。
【0704】
方法L
実施例L1:4-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
【化68】
DME:HO(3:1、1mL)中の、4-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート(0.030g、0.06mmol)、ピリジン-4-イルボロン酸(0.011g、0.09mmol)、パラジウム-テトラキス(トリフェニルホスフィン)(0.003g、0.003mmol)及び炭酸カリウム(0.019g、0.18mmol)の混合物を110℃で3時間加熱した。混合物を室温まで放冷し、セライトで濾過し、溶媒を減圧下で除去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール2%)で精製し、黄色固体(0.036g、61%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.67(s,2H),8.45(dd,J=4.5,1.6Hz,1H),8.32(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.54-7.47(m,4H),7.25-7.17(m,3H),7.13(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),6.48(bs,1H),5.48(s,1H),5.09(q,J=15.0Hz,2H),2.36(s,6H),2.16(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2925S [M]:495.1617、実測値:495.1636。
以下の実施例を、方法Lに従って調製した。
【0705】
実施例L2:4-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.025g、51%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.83(s,1H),8.65-8.54(m,1H),8.45(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.33(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.87(dt,J=8.0,1.8Hz,1H),7.50-7.43(m,2H),7.38(dd,J=7.9,4.8Hz,1H),7.26-7.20(m,2H),7.18(s,1H),7.15(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),6.61(s,1H),5.48(s,1H),5.12(q,J=15.0Hz,2H),2.36(s,3H),2.36(s,3H),2.16(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2925S [M]:495.1617、実測値:495.1619。
【0706】
実施例L3:3-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.037g、78%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.65(d,J=4.8Hz,2H),8.42(dd,J=4.8,1.6Hz,1H),8.31(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.55(dt,J=7.7,1.5Hz,1H),7.46-7.33(m,4H),7.22(dt,J=7.7,1.5Hz,1H),7.17(s,1H),7.14-7.05(m,1H),6.76(s,1H),5.48(s,1H),5.23-5.04(m,2H),2.36(s,3H),2.35(s,3H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2925S [M]:495.1566、実測値:495.1541。
【0707】
実施例L4:3-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体、0.26g、62%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.77(s,1H),8.60(d,J=4.9Hz,1H),8.42(dd,J=4.9,1.6Hz,1H),8.31(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.77(dt,J=7.9,1.9Hz,1H),7.49(dt,J=7.7,1.5Hz,1H),7.43-7.32(m,3H),7.20(dt,J=7.5,1.5Hz,1H),7.17(s,1H),7.10(dd,J=8.2,4.5Hz,1H),6.62(s,1H),5.47(s,1H),5.15(q,J=12.5Hz,2H),2.36(s,3H),2.35(s,3H),2.14(s,3H)。
HRMS(IE):m/z 計算値C2925S [M]:495.1566、実測値:495.1565。
【0708】
実施例L5:2-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.023g、45%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.75(s,1H),8.52(s,1H),8.41(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.13(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.54(d,J=5.3Hz,1H),7.48-7.31(m,2H),7.19(dd,J=7.3,1.6Hz,1H),7.13(s,1H),7.08-6.94(m,3H),6.37(s,1H),5.36(s,1H),4.97(q,J=7.3Hz,2H),2.35(s,3H),2.29(s,3H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2926S [M+1]:496.1689、実測値:496.1689。
【0709】
実施例L6:2-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.018g、48%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.53(s,1H),8.42(dd,J=4.7,1.6Hz,2H),8.16(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.45-7.27(m,4H),7.25-7.16(m,2H),7.14(s,1H),7.09-6.94(m,1H),6.42(s,1H),5.38(s,1H),4.97(q,J=12Hz,2H),2.35(s,3H),2.28(s,3H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2926S [M+1]:496.1689、実測値:496.1687。
【0710】
実施例L7:[3,4’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.025g、64%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.81-8.68(m,3H),8.58-8.52(m,1H),8.42(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.32(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.60(t,J=2.2Hz,1H),7.37(d,J=5.2Hz,2H),7.17(s,1H),7.14(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),6.38(s,1H),5.46(s,1H),5.17(q,J=12Hz,2H),2.36(s,6H),2.16(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2824S [M]:496.1569、実測値:496.1556。
【0711】
実施例L8:[3,3’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.022g、57%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.77-8.62(m,3H),8.55-8.50(m,1H),8.41(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.33(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.73(dt,J=8.1,1.8Hz,1H),7.56(t,J=2.1Hz,1H),7.43(dd,J=8.0,4.8Hz,1H),7.17(s,1H),7.14(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),6.54(s,1H),5.45(s,1H),5.26-5.04(m,2H),2.36(s,6H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2824S [M]:496.1569、実測値:496.1580。
【0712】
実施例L9:[2,4’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.014g、23%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.73(d,J=5.1Hz,2H),8.59(d,J=2.2Hz,1H),8.44(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.31(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.92-7.86(m,2H),7.61(d,J=8.1Hz,1H),7.40(dd,J=8.1,2.2Hz,1H),7.18(s,1H),7.14(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),6.38(s,1H),5.45(s,1H),5.26-5.01(q,J=15Hz,2H),2.36(s,6H),2.16(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2824S [M]:496.1569、実測値:496.1563。
【0713】
実施例L10:[2,3’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.032g、72%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.19(s,1H),8.78-8.63(m,1H),8.59(d,J=2.3Hz,1H),8.45(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.31(dt,J=8.0,1.6Hz,2H),7.59(dd,J=8.0,0.9Hz,1H),7.47-7.36(m,2H),7.18(s,1H),7.17-7.11(m,1H),6.31(s,1H),5.45(s,1H),5.22-5.04(q,J=12Hz,2H),2.36(s,6H),2.15(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2824S [M]:496.1569、実測値:496.1563。
【0714】
実施例L11:[2,3’-ビピリジン]-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.040g、82%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=9.11-9.01(m,1H),8.64(dd,J=5.0,1.5Hz,1H),8.56(dd,J=5.0,0.9Hz,1H),8.43(dt,J=4.6,1.2Hz,1H),8.36(dt,J=8.2,1.2Hz,1H),8.16(dq,J=8.0,1.5,1.0Hz,1H),7.46-7.37(m,2H),7.21(s,1H),7.15(ddd,J=8.2,4.6,0.9Hz,1H),6.96(dt,J=5.1,1.2Hz,1H),6.76(s,1H),5.51(s,1H),5.27-5.03(q,J=15Hz,2H),2.38(d,J=0.9Hz,3H),2.37-2.35(m,3H),2.17(d,J=1.0Hz,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2824S [M]:496.1569、実測値:496.1570。
【0715】
実施例L12:[2,4’-ビピリジン]-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
黄色固体(0.024g、50%)。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.78-8.62(m,2H),8.57(d,J=5.0Hz,1H),8.44(dd,J=4.6,1.6Hz,1H),8.36(dd,J=8.2,1.6Hz,1H),7.84-7.66(m,2H),7.45(s,1H),7.21(s,1H),7.15(dd,J=8.2,4.6Hz,1H),7.00(dd,J=5.0,1.5Hz,1H),6.60(s,1H),5.52(s,1H),5.12(q,J=12Hz,2H),2.39(s,3H),2.37(s,3H),2.19(s,3H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2824S [M]:496.1569、実測値:496.1545。
【0716】
実施例L13:メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(ピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
ジオキサン/水3:1での方法Lにより、黄色固体(0.018g、64%)として表題化合物を与えた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.72(bs,2H),8.21(dd,J=8.2,1.1Hz,1H),7.69-7.59(m,2H),7.53(t,J=7.7Hz,1H),7.42-7.35(m,1H),7.15(s,1H),5.72(bs,1H),5.52(s,1H),3.69(s,3H),2.61(tt,J=8.6,5.7Hz,1H),2.37(s,3H),2.16(s,3H),0.98(dtq,J=17.6,8.6,4.1Hz,2H),0.79-0.56(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2624S [M]:444.1508、実測値:444.1526。
【0717】
実施例L14:メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-シクロプロピルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
トルエン/水19:1での方法Lにより、黄色固体(0.030g、66%)として表題化合物を与えた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=7.92(d,J=8.1Hz,1H),7.32(t,J=7.7Hz,1H),7.11(s,1H),6.96(d,J=7.7Hz,1H),5.63(bs,1H),5.47(s,1H),3.67(d,J=1.4Hz,3H),2.59(tt,J=8.6,5.7Hz,1H),2.36(s,3H),2.13(s,3H),2.11-2.03(m,1H),1.07-0.86(m,4H),0.85-0.75(m,2H),0.73-0.57(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2425NOS [M]:407.1555、実測値:407.1551。
【0718】
実施例L15:3-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
方法Lにより、黄色固体(0.018g、42%)として表題化合物を与えた。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ(ppm):8.66(d,J=4.7Hz,2H),8.44(dd,J=4.7,1.4Hz,1H),8.29(dd,J=8.2,1.4Hz,1H),7.56(d,J=7.8Hz,1H),7.46(s,1H),7.44-7.35(m,3H),7.23(d,J=1.4Hz,1H),7.14-7.06(m,2H),5.79(bs,1H),5.49(s,1H),5.24-5.10(m,2H),2.71-2.55(m,1H),2.35(s,3H),2.14(s,3H),1.01-0.84(m,2H),0.80-0.55(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C3127S [M]:521.1773、実測値:521.1783。
HPLC(95.0%):Rt 31.35分
【0719】
方法M
実施例M1:1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(ピリジン-3-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン
【化69】
室温、窒素雰囲気下での乾燥DCM(3mL)中、ジクロロメタン(4.6mg、0.0056mmol)を含む、1,1’-(4-(5-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン(53mg、0.13mmol)、3-ピリジルボロン酸(24.8mg、0.20mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)錯体の混合物に、2MのCsCO水溶液(0.40mmol)を滴下した。次いで混合物を窒素気流下で24時間還流し、室温まで冷却し、濾過して、触媒を除去して、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーにより、表題化合物を得た。
H-NMR(400MHz,DMSO-d)δ=2.20(s,6H),2.32(s,6H),5.60(s,1H),7.30(s,1H),7.56(dd,1H),7.68(dd,1H),8.02(d,1H),8.13(dd,1H),8.52(d,1H),8.61(s,1H),8.97(s,1H),9.17(s,1H)。
HPLC-MS:Rt 3.645分、m/z 403.1(MH)。
【0720】
方法N
実施例N1:メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-フェニルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート
【化70】
トルエン(2mL)中のメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート(0.050g、0.11mmol)、トリブチル(フェニル)スタンナン(0.073mL、0.22mmol)及びパラジウム(II)ビス(トリフェニルホスフィン)ジクロリド(0.008g、0.011mmol)の混合物を、90℃で12時間加熱した。混合物を室温まで放冷し、セライトで濾過し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(5:1ヘキサン:酢酸エチル)で精製して、黄色固体(0.025g、50%)を得た。
H-NMR(300MHz,CDCl)δ=8.15-8.06(m,1H),7.72-7.64(m,2H),7.53-7.29(m,5H),7.12(s,1H),5.62(s,1H),5.51(s,1H),3.70(s,3H),2.61(tt,J=8.7,5.7Hz,1H),2.37(s,3H),2.17(s,3H),1.03-0.84(m,2H),0.74-0.57(m,2H)。
HRMS(IE)m/z 計算値C2725NOS [M]:443.1555、実測値:443.1557。
【0721】
略語
本明細書に沿って、以下の略語を用いた:
ACN: アセトニトリル
Ac: アセチル
Dba: ジベンジリデンアセトン
DCM: ジクロロメタン
DIBAL: 水素化ジイソブチルアルミニウム
DIPEA: N,N-ジイソプロピルエチルアミン
DMAP: 4-ジメチルアミノピリジン
DME: 1,2-ジメトキシエタン
DMEM: ダルベッコー改変イーグル培地
DMF: ジメチルホルムアミド
DMSO: ジメチルスルホキシド
dppf: 1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン
EDTA: エチレンジアミン四酢酸
ESI: エレクトロスプレーイオン化法
EtOH: エタノール
FBS: ウシ胎児血清
HBSS: ハンクス溶液
HOBT: ベンゾトリアゾール-1-オール
HPLC: 高速液体クロマトグラフィー
HRMS: 高解像度質量分析法
IE: 電子衝撃イオン化法
i-PrOH:イソプロパノール
MeOH: メタノール
MS4Å: 4Åモレキュラーシーブ
MW: 分子量
NMP: N-メチルピロリドン
NMR: 核磁気共鳴法
PEI: ポリエチレンイミン
Ph: フェニル
PPA: ポリリン酸
RT: 室温
Rt: 保持時間
tBut: ter-ブチル
TES: N-[トリス(ヒドロキシメチル)メチル)]-2-アミノエタンスルホン酸
TFA: トリフルオロ酢酸
THF: テトラヒドロフラン
【0722】
以下は、本発明の特定の実施形態である:
【0723】
実施形態1.
以下の一般式(I)の化合物であって:
【化71】
(式中、
- Rは、
a)-COR
b)-COOR
c)-CN、
d)-CHO、から選択される基であり、
- Rは、
a)直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルは-N(R)R及び-ORから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
b)C-Cシクロアルキル、から選択される基であり、
- Rは、
a)-COOR
b)-COR
c)-C(O)N(R)R
d)-CN、
e)-S(O)(nは1から2の整数)、から選択される基であり、
- R及びRは、
a)直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはA若しくはBから選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されていてもよい)、
b)A基、
c)水素原子、から独立に選択されるか、
又は
- R及びRは、それらが結合している窒素原子とともに、O及びNから選択される1個のヘテロ原子を含んでいてもよい、5から6員の複素環を形成するものであり、前記複素環は直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルから独立に選択される1若しくは2の基で置換されていてもよく、
- Rは、
a)直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはハロゲン原子、-N(R)R及び-ORから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
b)C-Cシクロアルキル(前記シクロアルキルはハロゲン原子で置換されていてもよい)、
c)水素原子、
d)-NH
e)-CN、から選択される基であり、
- Rは、
a)A基、
b)直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはA若しくはBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
c)-N(R)R
d)-CN、
f)水素原子、から選択される基であり、
- R及びRは、nが3から4の整数である-(CR1011-基であって、-CR1011-部分の1、2又は3が独立に、-O-、-NR12-、-S-及び-C(=O)-から選択される基で置換されていてもよく、かつ、R10、R11及びR12が独立に、水素、R、-C(=O)R、フェニル基又は5から6員のヘテロアリール基であって-R又はハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基又は5から6員のヘテロアリール基から選択される、-(CR1011-基を共に形成し;
- R及びRは、nが3から4の整数である-(CR1011-基であって、-CR1011-部分の1、2又は3が独立に、-O-、-NR12-、-S-及び-C(=O)-から選択される基で置換されていてもよく、かつ、R10、R11及びR12が独立に、水素、R、-C(=O)R、フェニル基又は5から6員のヘテロアリール基であって-R又はハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基又は5から6員のヘテロアリール基から選択される、-(CR1011-基を一緒に形成し;
- X、X、X、X及びXは、C-B、N及びC-Hから独立に選択され、
- Aは、
a)C-Cシクロアルキル(前記前記シクロアルキルの環は=O及びBから選択される1個、2個、又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
b)O、S及びNから選択される1個、2個又は3個のヘテロ原子を含む3から6員の飽和へテロシクリル環であり(前記環は=O及びBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
c)フェニル基又は5から6員のヘテロアリール基(前記フェニル基又は前記ヘテロアリール基のいずれか一方はBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)から選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、5から6員のヘテロアリール、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R及び-S(O)から独立に選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R、-S(O)から独立に選択され、
- 各Bは、ハロゲン原子、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、-CN、-N(R)R、-OR、-C(=O)R、-C(=O)OR、-C(=O)N(R)R、-OC(=O)-R、-N(R)C(=O)R、-NRSO、-SON(R)R、-SR、-S(O)R、-S(O)から独立に選択され、
各R及びRは、
- 水素原子、
- 直鎖又は分枝のC-C12アルキル、C-Cシクロアルキル、及びC-Cヘテロシクロアルキル(前記アルキル、前記シクロアルキル、前記ヘテロシクロアルキルは、=O(オキソ)、ハロゲン原子、ヒドロキシ、フェニル、C-Cシクロアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルカルボニルから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
- フェニル基又は5から6員のヘテロアリール基(前記フェニル基、前記ヘテロアリール基はハロゲン原子、シアノ基、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cハロアルキル、ヒドロキシ、直鎖若しくは分枝のC-Cアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノから選択される1個、2個、又は3個の置換基で置換されていてもよい);
- R及びRは、それらが結合している窒素原子とともに、O、N及びSから選択されるさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい、3から8員の環を形成するものである(前記環は、=O(オキソ)、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cハロアルキル、直鎖若しくは分枝のC-Cアルキルカルボニルから選択される1、2又は3個の置換基で置換されていてもよい)、を独立に表し;
- ただし、Rが-COORであり、Rが-COORである場合は、Rはメチル基ではない)、上記一般式(I)の化合物及びその薬学的に許容される塩。
【0724】
実施形態2:
、X、X、及びXは、C-H又はC-Bを表す(式中、Bはハロゲン原子を表す)、実施形態1記載の化合物。
【0725】
実施形態3:
は、C-B及びNから選択される基である、実施形態2記載の化合物。
【0726】
実施形態4:
は、-CN基及びハロゲン原子から選択される、実施形態3記載の化合物。
【0727】
実施形態5:
は、-COR、-COOR及び-CN基から選択される基である、実施形態2から4のいずれか1つに記載の化合物。
【0728】
実施形態6:
は、
-C-Cアルキル、及び、
-C-Cシクロアルキル、から選択される、実施形態5記載の化合物。
【0729】
実施形態7:
は、-COORを表す、実施形態2~6のいずれかに記載の化合物。
【0730】
実施形態8:
は、
-直鎖若しくは分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはAから選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されていてもよい)、又は、
-C-Cシクロアルキル(前記シクロアルキルはフッ素原子及びC-Cアルキル基からなる群から選択される1個、2個若しくは3個の置換基で置換されていてもよい)を表すA基、
-O、S及びNから選択される1個、2個若しくは3個のヘテロ原子を含む3から6員の飽和へテロシクリル環(環は1個、2個若しくは3個のC-Cアルキル基で置換されていてもよい)を表すA基、を独立に表す、実施形態7記載の化合物。
【0731】
実施形態9:
は、直鎖又は分枝のC-Cアルキル及びC-Cシクロアルキルから選択される基である、実施形態2~8のいずれかに記載の化合物。
【0732】
実施形態10:
は、
- 直鎖又は分枝のC-Cアルキル(前記アルキルはA若しくはBから選択される1個、2個又は3個の置換基で置換されていてもよい)、
- C-Cシクロアルキルを表すA基、
- R及びRが、水素原子及び直鎖又は分枝のC-Cアルキルから独立に選択される-N(R)R
- シアノ基、から選択される基である、実施形態2~9のいずれかに記載の化合物。
【0733】
実施形態11:
、X、X、及びXは-CHを表し、XはC-B(式中、Bは、-CN基又は臭素原子を表す)を表し、Rは、-C(O)CH、-C(O)OCH及びCNから選択される基であり、Rは、-C(O)OCH及びC(O)OCH-シクロプロピルから選択される基であり、Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル及びC-Cシクロアルキルから選択される基であり、またRは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、C-Cシクロアルキル及び-NHから選択される基である、実施形態1記載の化合物。
【0734】
実施形態12:
、X、X、及びXは-CHを表し、Xは窒素原子を表すものであって、Rは、-C(O)CH、-C(O)OCH及びCNから選択される基であり、Rは、-C(O)OCH及びC(O)OCH-シクロプロピルから選択される基であり、Rは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル及びC-Cシクロアルキルから選択される基であり、またRは、直鎖又は分枝のC-Cアルキル、C-Cシクロアルキル及び-NHから選択される基である、実施形態1記載の化合物。
【0735】
実施形態13:
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート(エナンチオマー1)、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート(エナンチオマー2)、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-ベンゾイル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,7,7-トリメチル-4,6,7,8-テトラヒドロ-キノリン-5(1H)-オン、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-ニコチノイル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロ-[2,3’-ビピリジン]-3-カルボキシレート、
2,2,2-トリフルオロエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボン酸、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-N,N-ジエチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(モルホリン-4-カルボニル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
2-メトキシエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-アセトアミドプロピル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボキシレート、
2-モルホリノエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ジメチルアミノ)エチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-アセトアミドエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(メトキシメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((ジメチルアミノ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-メトキシベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5,10-ジヒドロ-1H,3H-ジピラノ[3,4-b:4’,3’-e]ピリジン-4,6(7H,9H)-ジオン、
ピリジン-2-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(モルホリノ-メチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ビス(モルホリノメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
2-ヒドロキシエチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(1-(tert-ブトキシカルボニル)アゼチジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-1,4,7,8-テトラヒドロ-5H-6,8-メタノ-1,6-ナフチリジン-5-オン、
(1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-N-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(2-メトキシ-2-オキソエチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(2-メチルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(2-メトキシエチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-((ベンジルオキシ)メチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(フェノキシメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
フェネチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-4,8-ジヒドロ-1H-ピラノ[3,4-b]ピリジン-5(6H)-オン、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-5-オキソ-4,5,6,8-テトラヒドロ-1H-ピラノ[3,4-b]ピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-ベンジル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(2-フェニルアセチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-4,8-ジヒドロ-1H-チオピラノ[3,4-b]ピリジン-5(6H)-オン、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(2-メトキシアセチル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-(メトキシメチル)-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-(フルオロメチル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-メチルピペリジン-4-イル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジメチルシクロヘキシル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロブチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
6-アセチル-5-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,3,7-トリメチル-5,8-ジヒドロ-ピリド[2,3-d]ピリミジン-2,4(1H,3H)-ジオン、
3-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-4,7-ジヒドロフロ[3,4-b]ピリジン-5(1H)-オン、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-ベンジル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1-(5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)-2-フェニルエタン-1-オン、
メチル 5-アセチル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(2-メチル-5-(ピペリジン-1-カルボニル)-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
4-(((5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-カルボニル)オキシ)メチル)安息香酸、
ベンジル 5-アセチル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-3-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-(シクロプロピルカルバモイル)ベンジル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-ブロモベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(3-フルオロピリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリミジン-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(5-ブロモピリジン-3-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-シアノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-シアノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(6-クロロピリジン-3-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-モルホリノベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジメチルシクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
(2-クロロピリジン-4-イル)メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジフルオロシクロヘキシル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
5-アセチル-N-ベンジル-N,2,6-トリメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド、
オキセタン-3-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
イソプロピル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-2-(トリフルオロメチル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(2,2,2-トリフルオロアセチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジアミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4,4-ジフルオロシクロヘキシル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アミノ-5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 2-アセトアミド-5-アセチル-4-(5-フルオロチエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチルメチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジアミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
5-(シクロプロピルメチル)3-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(4-フルオロベンジル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(4-フルオロベンジル)5-メチル 2-アミノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(6-ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(6-メトキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-6-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボニトリル、
5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボニトリル、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-メチル-6-フェニル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
エチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-シアノ-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(6-ヒドロキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(4-(6-メトキシベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
9-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-3,4,6,7,9,10-ヘキサヒドロアクリジン-1,8(2H,5H)-ジオン、
1,1’-(4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(5-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
1,1’-(4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-モルホリノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(4-(5-(ベンジルアミノ)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボニトリル、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸、
N-シクロプロピル-3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド、
N-(シクロプロピルメチル)-3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボキサミド、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(モルホリン-4-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジイル)ビス(エタン-1-オン)、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
エチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-4,6,7,8-テトラヒドロキノリン-5(1H)-オン、
メチル 4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-メチル-5-オキソ-1,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロ-キノリン-3-カルボキシレート、
1,1’-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
3-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4,6,7-テトラヒドロ-2-メチルシクロペンタ[b]ピリジン-5-オン、
3-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4,6,7,8-ペンタヒドロ-2-メチル-7-フェニルシクロヘキサ[b]ピリジン-5-オン、
3-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-7-(4-フルオロフェニル)-2-メチル-4,6,7,8-テトラヒドロキノリン-5(1H)-オン、
1-(4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-5-(メチルスルホニル)-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3-イル)エタノン、
メチル 5-アセチル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(3-アセチル-5-(メトキシカルボニル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-5-カルボン酸、
メチル 5-アセチル-4-(5-(シクロプロピルカルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-((シクロプロピルメチル)カルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(5-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(5-(モルホリン-4-カルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[3,2-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-c]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(5-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(シクロプロピルカルバモイル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2,6-ジシクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(3-アセチル-6-シクロプロピル-5-(メトキシカルボニル)-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボン酸、
ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ビス(ピリジン-4-イルメチル)2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(5-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジベンジル 2,6-ジシクロプロピル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ベンジル 5-アセチル-4-(7-(メトキシカルボニル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボキシレート、
3-(3,5-ジアセチル-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-7-カルボニトリル、
ピリジン-4-イルメチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-フルオロベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ビス(4-フルオロベンジル)2,6-ジシクロプロピル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
4-シアノベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-クロロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(トリフルオロメチル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-クロロベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロヘキシル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-フェニルプロパン-2-イル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1-(4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-5-(シクロプロパンカルボニル)-6-シクロプロピル-2-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-イル)エタン-1-オン、
3-クロロベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(4-フルオロフェニル)プロパン-2-イル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-フルオロベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロペンチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-アセチル-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロブチル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロペンチル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロヘキシル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンジル 5-アセチル-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジメチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
3-(シクロプロピルメチル)5-メチル 4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2,6-ジシクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
シクロプロピルメチル 5-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-2-シクロプロピル-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
ジメチル 2-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-シクロプロピル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
ジメチル 2-シアノ-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3,5-ジカルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(7-ブロモベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-((2-アミノエトキシ)メチル)-4-(7-シアノベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート塩酸塩、
メチル 5-アセチル-2-アミノ-4-(ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレートトリフルオロメタンスルホン酸塩、
4-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
4-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
2-(ピリジン-3-イル)ベンジル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[3,4’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[3,3’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,4’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,3’-ビピリジン]-5-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,3’-ビピリジン]-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
[2,4’-ビピリジン]-4-イルメチル 5-アセチル-2,6-ジメチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-(ピリジン-4-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-4-(7-シクロプロピルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-6-メチル-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
3-(ピリジン-4-イル)ベンジル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(チエノ[2,3-b]ピリジン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、
1,1’-(2,6-ジメチル-4-(5-(ピリジン-3-イル)ベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロ-ピリジン-3,5-ジイル)ジエタノン、
メチル 5-アセチル-2-シクロプロピル-6-メチル-4-(7-フェニルベンゾ[b]チオフェン-3-イル)-1,4-ジヒドロピリジン-3-カルボキシレート、からなる群から選択される、実施形態1記載の化合物。
【0736】
実施形態14:
アンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体の拮抗作用による改善に感受性のある疾患又は病状の治療において使用するための実施形態1~13のいずれかに規定する化合物。
【0737】
実施形態15:
アンドロゲン受容体及び/又はグルココルチコイド受容体の拮抗作用による改善に感受性のある疾患又は病状は、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症から選択される、実施形態14記載の使用のための化合物。
【0738】
実施形態16:
実施形態1から13のいずれか1つに規定する化合物及び薬学的に許容される希釈剤又はキャリアを含む、医薬組成物。
【0739】
実施形態17:
前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症、を治療するための薬剤から選択される治療有効量の治療薬をさらに含む、実施形態16記載の医薬組成物。
【0740】
実施形態18:
実施形態1から13のいずれか1つに記載の化合物、並びに、前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、膵癌、膀胱癌、腎癌、胃癌、肺癌、乳癌、結腸癌、結腸直腸癌、卵巣癌、及び他の固形腫瘍、メラノーマ、転移性癌、良性前立腺肥大、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、脱毛、多毛症、ざ瘡、性腺機能低下症、筋肉消耗疾患及び悪液質、及びクッシング症候群、抗精神薬誘発性体重増加、肥満、外傷後ストレス障害、及びアルコール依存症、を治療するために用いられる治療薬、を含む組合せ製品。
【0741】
実施形態19:
治療薬は、ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)受容体のアゴニスト又はアンタゴニスト、アンドロゲン受容体アンタゴニスト、CYP17阻害剤、VEGF阻害剤、EGFR阻害剤、PI3K阻害剤、AKT阻害剤、mTOR阻害剤、c-Met阻害剤、Src阻害剤、PARP阻害剤、アンジオポエチン、ALK阻害剤、ROS-1阻害剤、抗-(IGF)抗体、タキサン抗悪性腫瘍薬、トポイソメラーゼII阻害剤、抗癌性抗生物質、HSP90阻害剤、オーロラキナーゼ阻害剤、PSA指向性ワクチン(PSA-directed vaccine)、GRアンタゴニスト、11-ベータHSD阻害剤、1又は複数の免疫療法薬であって抗CTLA4抗体、抗PD1抗体及び抗PDL1抗体からなる群から選択される1以上の免疫療法薬、から選択される、実施形態18記載の組合せ製品。
【0742】
実施形態20:
免疫療法薬は、イピリムマブ、トレメリムマブ、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、CT-011、AMP-224、MPDL3280A、MEDI4736及びMDX-1105からなる群から選択される、実施形態19記載の組合せ製品。