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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-06
(45)【発行日】2023-03-14
(54)【発明の名称】通信方法及び通信装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/10 20090101AFI20230307BHJP
   H04W 4/70 20180101ALI20230307BHJP
   H04W 72/0446 20230101ALI20230307BHJP
   H04W 72/1268 20230101ALI20230307BHJP
   H04W 72/52 20230101ALI20230307BHJP
【FI】
H04W24/10
H04W4/70
H04W72/0446
H04W72/1268
H04W72/52
【請求項の数】 27
(21)【出願番号】P 2020548733
(86)(22)【出願日】2019-03-11
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-07-08
(86)【国際出願番号】 CN2019077694
(87)【国際公開番号】W WO2019174550
(87)【国際公開日】2019-09-19
【審査請求日】2020-10-02
(31)【優先権主張番号】201810200890.9
(32)【優先日】2018-03-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】522104026
【氏名又は名称】ファーウェイ クラウド コンピューティング テクノロジーズ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】チャン,ホォンナ
(72)【発明者】
【氏名】ジョウ,カイ
【審査官】齋藤 浩兵
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2011/0201267(US,A1)
【文献】特表2013-520100(JP,A)
【文献】国際公開第2016/140828(WO,A1)
【文献】国際公開第2017/175070(WO,A1)
【文献】特表2014-526230(JP,A)
【文献】特開2016-100893(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第103702344(CN,A)
【文献】国際公開第2013/165284(WO,A1)
【文献】特表2018-511221(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、端末のサービングセルの過去の負荷を取得することと、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記端末のサービスタイプに基づいて、前記端末がデータを報告可能である時間範囲を取得することと、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記サービングセルの前記過去の負荷と、前記端末がデータを報告可能である前記時間範囲とに基づいて前記端末のデータ報告時間を決定することと、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記データ報告時間を前記端末へ送信することと
を有する通信方法。
【請求項2】
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記サービングセルの前記過去の負荷に基づいて前記端末のデータ報告時間を決定することは、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記サービングセルの前記過去の負荷に基づいて現在の時間から前もってセットされた期間内の前記サービングセルの予測される負荷を決定することと、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記予測される負荷に基づいて前記端末の前記データ報告時間を決定することと
を有する、
請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、端末のサービングセルの過去の負荷を取得することは、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記端末の前記サービングセルを含む少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することと、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記端末の前記サービングセルに基づいて前記少なくとも1つのセルの過去の負荷から前記サービングセルの過去の負荷を取得することと
を有する、
請求項1又は2に記載の通信方法。
【請求項4】
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することは、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、ネットワーク管理デバイスから前記少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得すること、又は
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記端末のサービング基地局である基地局から、該基地局のカバレッジ内のセルである前記少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得すること、又は
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、サービス能力公開機能(SCEF)ネットワーク要素から前記少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得すること
を有する、
請求項3に記載の通信方法。
【請求項5】
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、SCEFから前記少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することは、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記過去の負荷を要求するために使用される情報、前記少なくとも1つのセルの識別情報、及び/又は基地局の識別情報を含む第1メッセージを前記SCEFへ送信することであり、前記基地局は、前記端末のサービング基地局であり、前記少なくとも1つのセルは、前記基地局のカバレッジ内のセルである、前記第1メッセージを送信することと、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記SCEFによって送信される前記少なくとも1つのセルの識別情報を受信することと
を有する、
請求項4に記載の通信方法。
【請求項6】
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記端末がデータを報告可能である時間範囲を取得することは、
記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記端末のサービスタイプに対応し、アプリケーションサーバによって送信される時間範囲であって、データが報告可能である該時間範囲を受信すること
を有する、
請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項7】
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記端末のサービスタイプに対応し、アプリケーションサーバによって送信される時間範囲であって、データが報告可能である該時間範囲を受信することの前に、当該通信方法は、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記アプリケーションサーバによって送信された第2情報を受信することであり、該第2情報は、前記アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプを示すために使用され、前記アプリケーションサーバによって供給される前記サービスタイプは、前記端末のサービスタイプと同じである、前記第2情報を受信することと、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記アプリケーションサーバによって供給される前記サービスタイプと、少なくとも1つのセルの過去の負荷とに基づいて、少なくとも1つの時間範囲を決定することと、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記少なくとも1つの時間範囲を前記アプリケーションサーバへ送信することであり、前記少なくとも1つの時間範囲は、前記アプリケーションサーバによって、前記端末のサービスタイプに対応し、データが報告可能である前記時間範囲を前記少なくとも1つの時間範囲に基づいて決定するために使用される、前記少なくとも1つの時間範囲を送信することと
を更に有する、
請求項6に記載の通信方法。
【請求項8】
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記端末によって送信される前記端末の報告タイプを受信することを更に有し、
前記報告タイプは、前記端末のデータ報告タイプが周期的な報告又はイベントによりトリガされる報告であることを示すために使用される、
請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項9】
前記端末の前記報告タイプがイベントによりトリガされる報告である場合に、前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記サービングセルの前記過去の負荷に基づいて前記端末のデータ報告時間を決定することの前に、当該通信方法は、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、アプリケーションサーバによって送信された第2メッセージを受信することを更に有し、
前記第2メッセージは、前記端末によって報告されるデータを要求するために使用される情報を含む、
請求項8に記載の通信方法。
【請求項10】
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって前記端末のデータ報告時間を決定することの後に、当該通信方法は、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記端末によって送信された第3メッセージを受信することであり、該第3メッセージは、前記端末の前記サービングセルが変化することを示すために使用される情報と、該変化したサービングセルに関する情報とを含む、前記第3メッセージを受信することと、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記変化したサービングセルの過去の負荷に基づいて前記端末の前記データ報告時間を更新することと
を更に有する、
請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項11】
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって前記端末のデータ報告時間を決定することの後に、当該通信方法は、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、アプリケーションサーバ又は前記端末によって送信された第4メッセージを受信することであり、該第4メッセージは、前記端末がデータを報告可能である前記時間範囲が変化することを示すために使用される情報と、データが報告可能である前記変化した時間範囲とを含む、前記第4メッセージを受信することと、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記サービングセルの前記過去の負荷と、データが報告可能である前記変化した時間範囲とに基づいて、前記端末の前記データ報告時間を更新することと
を更に有する、
請求項1乃至10のうちいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項12】
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって前記端末のデータ報告時間を決定することの後に、当該通信方法は、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、アプリケーションサーバ又は前記端末によって送信された第5メッセージを受信することであり、該第5メッセージは、前記端末の前記データ報告時間を変更するよう指示するために使用される情報を含む、前記第5メッセージを受信することと、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記サービングセルの前記過去の負荷に基づいて前記端末の前記データ報告時間を更新することと
を更に有する、
請求項1乃至11のうちいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項13】
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームが請求項1乃至12のうちいずれか一項に記載の通信方法を実行する前に、前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、該インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されるデータ報告を前記端末がサポートすることを決定する、
請求項1乃至12のうちいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項14】
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームが、該インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されるデータ報告を前記端末がサポートすることを決定する前に、当該通信方法は、
前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、前記端末によって送信された第3情報を受信することを更に有し、
前記第3情報は、前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されるデータ報告を前記端末がサポートすることを示すために使用される、
請求項13に記載の通信方法。
【請求項15】
端末によって、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、前記端末がデータを報告可能である時間範囲を送信することと、
前記端末によって、前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信される、前記端末のサービスタイプに対応する前記端末のデータ報告時間を受信することと、
前記端末によって、前記データ報告時間に基づいて前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告することと
を有する通信方法。
【請求項16】
前記端末によって、該端末がデータを報告可能である時間範囲を前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信することの前に、当該通信方法は、
前記端末によって、前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された第1情報を受信することを更に有し、
前記第1情報は、前記端末がデータを報告可能である前記時間範囲を要求するために使用される、
請求項15に記載の通信方法。
【請求項17】
前記端末によって、該端末の報告タイプを前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信することを更に有し、
前記報告タイプは、前記端末によって実行されるデータ報告が周期的な報告又はイベントによりトリガされる報告であることを示すために使用される、
請求項15又は16に記載の通信方法。
【請求項18】
前記端末によって、前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された更新されたデータ報告時間を受信することと、
前記端末によって、前記更新されたデータ報告時間に基づいて、前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告することと
を更に有する、
請求項15乃至17のうちいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項19】
前記端末によって、該端末のサービングセルが変化することを示すために使用される情報と、該変化したサービングセルに関する情報とを含む第3メッセージを前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信すること、又は
前記端末によって、該端末がデータを報告可能である前記時間範囲が変化することを示すために使用される情報と、データが報告可能である前記変化した時間範囲とを含む第4メッセージを前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信すること
を更に有する、
請求項18に記載の通信方法。
【請求項20】
前記端末によって、該端末の前記データ報告時間を変更するよう指示するために使用される情報を含む第5メッセージを前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信することを更に有する、
請求項19に記載の通信方法。
【請求項21】
前記端末によって、該端末が、前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされる前記データ報告時間でデータを報告可能であることを示すために使用される第3情報を前記インターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信することを更に有する、
請求項15乃至20のうちいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項22】
メモリ及びプロセッサを有し、
前記メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、
前記プロセッサは、前記メモリ内の前記プログラム命令を呼び出して、請求項1乃至14のうちいずれか一項に記載の通信方法を実行するよう構成される、
インターネット・オブ・シングスプラットフォーム。
【請求項23】
通信インターフェースを更に有し、
前記通信インターフェースは、請求項1乃至14のうちいずれか一項に記載の通信方法における受信及び送信動作を実行するよう構成される、
請求項22に記載のインターネット・オブ・シングスプラットフォーム。
【請求項24】
メモリ及びプロセッサを有し、
前記メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、
前記プロセッサは、前記メモリ内の前記プログラム命令を呼び出して、請求項15乃至21のうちいずれか一項に記載の通信方法を実行するよう構成される、
端末。
【請求項25】
通信インターフェースを更に有し、
前記通信インターフェースは、請求項15乃至21のうちいずれか一項に記載の通信方法における受信及び送信動作を実行するよう構成される、
請求項24に記載の端末。
【請求項26】
コンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムがコンピュータで実行される場合に、該コンピュータに請求項1乃至21のうちいずれか一項の通信方法を実行させる、
コンピュータプログラム。
【請求項27】
請求項26に記載のコンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施形態は、通信技術の分野に、特に、通信方法及び通信装置に関係がある。
【背景技術】
【0002】
狭帯域インターネット・オブ・シングス(NB-IoT)は、電力消費が低くかつ帯域幅が限られているワイド・エリア・ネットワークであり、同時に接続されるNB-IoT端末の量も限られている。垂直産業のインテリジェント進化とともに、NB-IoTの量は増えている。NB-IoTチップ/モジュールは、NB-IoT端末の機能を実装するために、街灯、ガスメータ、水道メータ、シェアリングされている自転車、マンホール蓋、などのために開発されている。そのようなNB-IoT端末は、同時にNB-IoTを使用することによってインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告することがあり、例えば、同じコミュニティ内の全てのガスメータが同時に報告を行う可能性があり、あるいは、ガスメータがメッセージを報告しているときに、街灯が一緒にネットワークに登録し、それによってネットワーク輻輳が引き起こされる。
【0003】
(同じ産業内の又は産業にまたがる)大量のNB-IoT端末が同時にNB-IoTにアクセスすることを防ぐために、先行技術では、報告開始時間(Schedule Start Time)、ランダム報告ウィンドウ(Randomised Delivery Window)、報告周波数、などが端末ごとにセットされる。報告開始時間の後、端末は、指定されたランダム報告ウィンドウの時間範囲内であればいつでもインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告する。更に、異なる報告開始時間および異なるランダム報告ウィンドウが端末ごとにセットされてよく、それにより、端末によって報告されるアップリンクメッセージは離散的であることができる。
【0004】
しかしながら、先行技術では、各端末は、ランダム報告時間ウィンドウにおいていつでも報告を行う可能性がある。そのため、複数の端末が同時に報告を行い、それによって、ネットワーク輻輳及び報告失敗が引き起こされる可能性がある。
【発明の概要】
【0005】
本願の実施形態は、端末のデータ報告によって引き起こされるネットワーク輻輳を回避しかつ端末のデータ報告の成功率を改善するための通信方法及び通信装置を提供する。
【0006】
第1の態様に従って、本願の実施形態は、通信方法を提供する。方法は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、端末のサービングセルの過去の負荷を取得し、それから、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定し、それから、データ報告時間を端末へ送信することを含む。
【0007】
可能な設計で、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定することは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、サービングセルの過去の負荷に基づいて、現在の時間から前もってセットされた期間内のサービングセルの予測される負荷を決定し、それから、現在の時間から前もってセットされた期間内のサービングセルの予測される負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定することを含む。
【0008】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって端末のサービングセルの過去の負荷を取得することは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、端末の前記サービングセルを含む少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得し、それから、端末のサービングセルに基づいて少なくとも1つのセルの過去の負荷からサービングセルの過去の負荷を取得することを含む。
【0009】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、ネットワーク管理デバイスから少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することを含む。
【0010】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、基地局から前記少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することを含み、基地局は、端末のサービング基地局であり、少なくとも1つのセルは、基地局のカバレッジ内のセルである。
【0011】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、サービス能力公開機能(SCEF)から少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することを含む。
【0012】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってSCEFから少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、過去の負荷を要求するために使用される情報、少なくとも1つのセルの識別情報、及び/又は基地局の識別情報を含む第1メッセージをSCEFへ送信し、それから、SCEFによって送信される少なくとも1つのセルの識別情報を受信することを含み、基地局は、端末のサービング基地局であり、少なくとも1つのセルは、前記基地局のカバレッジ内のセルである。
【0013】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末がデータを報告可能である時間範囲を更に取得する。
【0014】
インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってサービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定することは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、サービングセルの過去の負荷と、データが報告可能である時間範囲とに基づいて、端末のデータ報告時間を決定することを含む。
【0015】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、端末がデータを報告可能である時間範囲を取得することは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、端末によって送信される、データが報告可能である時間範囲を受信することを含む。
【0016】
可能な設計で、端末によって送信される、データが報告可能である時間範囲を受信する前に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、データが報告可能である時間範囲を要求するために使用される第1情報を端末へ更に送信する。
【0017】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、端末がデータを報告可能である時間範囲を取得することは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、端末のサービスタイプに対応し、アプリケーションサーバによって送信される時間範囲であって、データが報告可能である該時間範囲を受信することを含む。
【0018】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、アプリケーションサーバによって送信された第2情報を更に受信し、第2情報は、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプを示すために使用され、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプは、端末のサービスタイプと同じである。それから、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプと、少なくとも1つのセルの過去の負荷とに基づいて、少なくとも1つの時間範囲を決定し、少なくとも1つの時間範囲をアプリケーションサーバへ更に送信し、このとき、少なくとも1つの時間範囲は、アプリケーションサーバによって、端末のサービスタイプに対応し、データが報告可能である時間範囲を少なくとも1つの時間範囲に基づいて決定するために使用される。
【0019】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末によって送信される、端末のサービングセルに関する情報を更に受信する。
【0020】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末のサービングセルを取得するよう要求するために使用される情報を端末へ更に送信する。
【0021】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末によって送信される端末の報告タイプを更に受信し、報告タイプは、端末のデータ報告タイプが周期的な報告又はイベントによりトリガされる報告であることを示すために使用される。
【0022】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末の報告タイプを要求するために使用される情報を端末へ更に送信する。
【0023】
可能な設計で、端末の報告タイプがイベントによりトリガされる報告である場合に、端末のサービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定する前に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、アプリケーションサーバによって送信された第2メッセージを更に受信し、第2メッセージは、端末によって報告されるデータを要求するために使用される情報を含む。
【0024】
可能な設計で、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定することは、端末がインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ接続されることを検出した後に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定することを含む。
【0025】
可能な設計で、端末のデータ報告時間を決定した後に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末によって送信された第3メッセージを更に受信し、このとき、第3メッセージは、端末のサービングセルが変化することを示すために使用される情報と、変化したサービングセルに関する情報とを含み、それから、変化したサービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を更新する。
【0026】
可能な設計で、端末のデータ報告時間を決定した後に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、アプリケーションサーバ又は端末によって送信された第4メッセージを更に受信し、このとき、第4メッセージは、端末がデータを報告可能である時間範囲が変化することを示すために使用される情報と、データが報告可能である変化した時間範囲とを含み、それから、サービングセルの過去の負荷と、データが報告可能である変化した時間範囲とに基づいて、端末のデータ報告時間を更新する。
【0027】
可能な設計で、端末のデータ報告時間を決定した後に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、アプリケーションサーバによって送信された第5メッセージを更に受信し、このとき、第5メッセージは、端末のデータ報告時間を変更するよう要求するために使用される情報を含み、それから、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を更新する。
【0028】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが上記の可能な設計のうちいずれか1つに従う方法を実行する前に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されるデータ報告を端末がサポートすることを決定する。
【0029】
可能な設計で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されるデータ報告を端末がサポートすることを決定する前に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末によって送信された第3情報を更に受信し、第3情報は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に端末がデータを報告可能であることを示すために使用される。
【0030】
第2の態様に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。装置は、
端末のサービングセルの過去の負荷を取得するよう構成される受信モジュールと、
サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定するよう構成される処理モジュールと、
データ報告時間を端末へ送信するよう構成される送信モジュールと
を含む。
【0031】
可能な設計で、処理モジュールは、特に、
サービングセルの過去の負荷に基づいて、現在の時間から前もってセットされた期間内のサービングセルの予測される負荷を決定し、
現在の時間から前もってセットされた期間内のサービングセルの予測される負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定する
よう構成される。
【0032】
可能な設計で、受信モジュールは、特に、
端末の前記サービングセルを含む少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得し、
端末のサービングセルに基づいて少なくとも1つのセルの過去の負荷からサービングセルの過去の負荷を取得する
よう構成される。
【0033】
可能な設計で、受信モジュールは、特に、ネットワーク管理デバイスから少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得するよう構成される。
【0034】
可能な設計で、受信モジュールは、特に、基地局から少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得するよう構成され、基地局は、端末のサービング基地局であり、少なくとも1つのセルは、基地局のカバレッジ内のセルである。
【0035】
可能な設計で、受信モジュールは、特に、SCEFから少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得するよう構成される。
【0036】
可能な設計で、送信モジュールは、受信モジュールがSCEFによって送信される少なくとも1つのセルの識別情報を受信する前に、第1メッセージをSCEEFへ送信するよう更に構成され、第1メッセージは、過去の負荷を要求するために使用される情報、少なくとも1つのセルの識別情報、及び/又は基地局の識別情報を含み、
基地局は、端末のサービング基地局であり、少なくとも1つのセルは、前記基地局のカバレッジ内のセルである。
【0037】
可能な設計で、受信モジュールは、端末がデータを報告可能である時間範囲を取得するよう更に構成される。処理モジュールは、特に、サービングセルの過去の負荷と、データが報告可能である時間範囲とに基づいて、端末のデータ報告時間を決定するよう構成される。
【0038】
可能な設計で、受信モジュールは、特に、端末によって送信される、データが報告可能である時間範囲を受信するよう構成される。
【0039】
可能な設計で、送信モジュールは、データが報告可能である時間範囲を要求するために使用される第1情報を端末へ送信するよう更に構成される。
【0040】
可能な設計で、受信モジュールは、特に、端末のサービスタイプに対応し、アプリケーションサーバによって送信される時間範囲であって、データが報告可能である該時間範囲を受信し、端末がデータを報告可能である時間範囲として、端末のサービスタイプに対応し、データが報告である時間範囲を決定するよう構成される。
【0041】
可能な設計で、受信モジュールは、アプリケーションサーバによって送信された第2情報を受信するよう更に構成され、第2情報は、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプを示すために使用され、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプは、端末のサービスタイプと同じである。処理モジュールは、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプと、少なくとも1つのセルの過去の負荷とに基づいて、少なくとも1つの時間範囲を決定するよう更に構成される。送信モジュールは、少なくとも1つの時間範囲をアプリケーションサーバへ送信するよう更に構成され、少なくとも1つの時間範囲は、アプリケーションサーバによって、端末のサービスタイプに対応し、データが報告可能である時間範囲を少なくとも1つの時間範囲に基づいて決定するために使用される。
【0042】
可能な設計で、受信モジュールは、端末によって送信される、端末のサービングセルに関する情報を受信するよう更に構成される。
【0043】
可能な設計で、送信モジュールは、端末のサービングセルを取得するよう要求するために使用される情報を端末へ送信するよう更に構成される。
【0044】
可能な設計で、受信モジュールは、端末によって送信される端末の報告タイプを受信するよう更に構成され、報告タイプは、端末のデータ報告タイプが周期的な報告又はイベントによりトリガされる報告であることを示すために使用される。
【0045】
可能な設計で、送信モジュールは、端末の報告タイプを要求するために使用される情報を端末へ送信するよう更に構成される。
【0046】
可能な設計で、端末の報告タイプがイベントによりトリガされる報告である場合に、受信モジュールは、アプリケーションサーバによって送信された第2メッセージを受信するよう更に構成され、第2メッセージは、端末によって報告されるデータを要求するために使用される情報を含む。
【0047】
可能な設計で、処理モジュールは、特に、端末がインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ接続されることを検出した後に、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定するよう構成される。
【0048】
可能な設計で、受信モジュールは、処理モジュールが端末のデータ報告時間を決定した後に、端末によって送信された第3メッセージを受信するよう更に構成され、第3メッセージは、端末のサービングセルが変化することを示すために使用される情報と、変化したサービングセルに関する情報とを含む。
【0049】
処理モジュールは、変化したサービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を更新するよう更に構成される。
【0050】
可能な設計で、受信モジュールは、処理モジュールが端末のデータ報告時間を決定した後に、アプリケーションサーバによって送信された第4メッセージを受するよう更に構成され、第4メッセージは、端末がデータを報告可能である時間範囲が変化することを示すために使用される情報と、データが報告可能である変化した時間範囲とを含む。
【0051】
処理モジュールは、サービングセルの過去の負荷と、データが報告可能である変化した時間範囲とに基づいて、端末のデータ報告時間を更新するよう更に構成される。
【0052】
可能な設計で、受信モジュールは、処理モジュールが端末のデータ報告時間を決定した後に、アプリケーションサーバによって送信された第5メッセージを受信するよう更に構成され、第5メッセージは、端末のデータ報告時間を変更するよう指示するために使用される情報を含む。
【0053】
処理モジュールは、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を更新するよう更に構成される。
【0054】
可能な設計で、処理モジュールは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが第2の態様における本願の実施形態のいずれか1つに従う解決法を実行する前に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されるデータ報告を端末がサポートすることを決定するよう更に構成される。
【0055】
可能な設計で、受信モジュールは、処理モジュールが、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されるデータ報告を端末がサポートすることを決定する前に、端末によって送信された第3情報を受信するよう更に構成され、第3情報は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に端末がデータを報告可能であることを示すために使用される。
【0056】
第3の態様に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。通信装置は、メモリ及びプロセッサを含む。メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第1の態様の通信方法を実行するよう構成される。
【0057】
可能な設計で、通信装置は、通信インターフェースを更に含み、通信インターフェースは、第1の態様における受信及び送信動作を実行するよう構成される。
【0058】
第2の態様又は第3の態様の通信装置は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームであってよく、あるいは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームのために使用され得るコンポーネントであってよい、ことが留意されるべきである。
【0059】
第4の態様に従って、本願の実施形態は、読み出し可能な媒体を提供する。読み出し可能な媒体は、コンピュータプログラムを記憶しており、コンピュータプログラムが実行される場合に、第1の態様における本願の実施形態のいずれか1つに従う通信方法が実施される。
【0060】
第5の態様に従って、本願の実施形態は、通信方法を提供する。通信方法は、端末によって、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信される端末のデータ報告時間を受信し、それから、データ報告時間に基づいてインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告することを含む。
【0061】
可能な設計で、端末は、端末がデータを報告可能である時間範囲をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信する。
【0062】
可能な設計で、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された第1情報を更に受信し、第1情報は、端末がデータを報告可能である時間範囲を要求するために使用される。
【0063】
可能な設計で、端末は、端末のサービングセルに関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信する。
【0064】
可能な設計で、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信され、端末のサービングセルを取得するよう要求するために使用される情報を更に受信する。
【0065】
可能な設計で、端末は、端末の報告タイプをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信し、報告タイプは、端末のデータ報告タイプが周期的な報告又はイベントによりトリガされる報告であることを示すために使用される。
【0066】
可能な設計で、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信され、端末の報告タイプを要求するために使用される情報を更に受信する。
【0067】
可能な設計で、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された更新されたデータ報告時間を更に受信し、それから、更新されたデータ報告時間に基づいてインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告する。
【0068】
可能な設計で、端末は、端末のサービングセルが変化することを示すために使用される情報と、変化したサービングセルに関する情報とを含む第3メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信する。
【0069】
可能な設計で、端末は、端末がデータを報告可能である時間範囲が変化することを示すために使用される情報と、データが報告可能である変化した時間範囲とを含む第4メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信する。
【0070】
可能な設計で、端末は、端末のデータ報告時間を変更するよう指示するために使用される情報を含む第5メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信する。
【0071】
可能な設計で、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間で端末がデータを報告可能であることを示すために使用される第3情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信する。
【0072】
第6の実施形態に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。装置は、
インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信される端末のデータ報告時間を受信するよう構成される受信モジュールと、
データ報告時間に基づいてインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを送信するよう構成される送信モジュールと
を含む。
【0073】
可能な設計で、送信モジュールは、端末がデータを報告可能である時間範囲をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成される。
【0074】
可能な設計で、受信モジュールは、送信モジュールが、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、端末がデータを報告可能である時間範囲を送信する前に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された第1情報を受信するよう更に構成され、第1情報は、端末がデータを報告可能である時間範囲を要求するために使用される。
【0075】
可能な設計で、送信モジュールは、端末のサービングセルに関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成される。
【0076】
可能な設計で、受信モジュールは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信され、端末のサービングセルを取得するよう要求するために使用される情報を受信するよう更に構成される。
【0077】
可能な設計で、送信モジュールは、端末の報告タイプをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成され、報告タイプは、端末のデータ報告タイプが周期的な報告又はイベントによりトリガされる報告であることを示すために使用される。
【0078】
可能な設計で、受信モジュールは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信され、端末の報告タイプを要求するために使用される情報を受信するよう更に構成される。
【0079】
可能な設計で、受信モジュールは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された更新されたデータ報告時間を受信するよう更に構成され、送信モジュールは、更新されたデータ報告時間に基づいてインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告するよう更に構成される。
【0080】
可能な設計で、送信モジュールは、端末のサービングセルが変化することを示すために使用される情報と、変化したサービングセルに関する情報とを含む第3メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成される。
【0081】
可能な設計で、送信モジュールは、端末がデータを報告可能である時間範囲が変化することを示すために使用される情報と、データが報告可能である変化した時間範囲とを含む第4メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成される。
【0082】
可能な設計で、送信モジュールは、端末のデータ報告時間を変更するよう指示するために使用される情報を含む第5メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成される。
【0083】
可能な設計で、送信モジュールは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間で端末がデータを報告可能であることを示すために使用される第3情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成される。
【0084】
第7の態様に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。通信装置は、メモリ及びプロセッサを含む。メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第5の態様の通信方法を実行するよう構成される。
【0085】
可能な設計で、通信装置は、通信インターフェースを更に含み、通信インターフェースは、第5の態様における受信及び送信動作を実行するよう構成される。
【0086】
第6の態様又は第7の態様の通信装置は、端末であってよく、あるいは、端末のために使用され得るコンポーネントであってよい、ことが留意されるべきである。
【0087】
第8の態様に従って、本願の実施形態は、読み出し可能な媒体を提供する。読み出し可能な媒体は、コンピュータプログラムを記憶しており、コンピュータプログラムが実行される場合に、第5の態様における本願の実施形態のいずれか1つに従う通信方法が実施される。
【0088】
第9の態様に従って、本願の実施形態は、通信方法を提供する。方法は、
アプリケーションサーバによって、端末のサービスタイプに対応し、データが報告可能である時間範囲をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信することを含む。
【0089】
可能な実施で、アプリケーションサーバは、第2情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信し、第2情報は、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプを示すために使用され、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプは、端末のサービスタイプと同じである。
【0090】
可能な実施で、アプリケーションサーバは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された少なくとも1つの時間範囲を更に受信し、
アプリケーションサーバは、少なくとも1つの時間範囲に基づいて、端末のサービスタイプに対応し、データが報告可能である時間範囲を決定する。
【0091】
可能な実施で、アプリケーションサーバは、第2メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信し、第2メッセージは、端末によって報告されるデータを要求するために使用される情報を含む。
【0092】
可能な実施で、アプリケーションサーバは、第4メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信し、第4メッセージは、端末がデータを報告可能である時間範囲が変化することを示すために使用される情報と、データが報告可能である変化した時間範囲とを含む。
【0093】
可能な実施で、アプリケーションサーバは、第5メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信し、第5メッセージは、端末のデータ報告時間を変更するよう指示するために使用される情報を含む。
【0094】
第10の態様に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。装置は、
端末のサービスタイプに対応し、データが報告可能である時間範囲をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう構成される送信モジュールを含む。
【0095】
可能な実施で、送信モジュールは、第2情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成され、第2情報は、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプを示すために使用され、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプは、端末のサービスタイプと同じである。
【0096】
可能な実施で、通信装置は、
インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された少なくとも1つの時間範囲を受信するよう構成される受信モジュールと、
少なくとも1つの時間範囲に基づいて、端末のサービスタイプに対応し、データが報告可能である時間範囲を決定するよう構成される処理モジュールと
を更に含む。
【0097】
可能な実施で、送信モジュールは、第2メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成され、第2メッセージは、端末によって報告されるデータを要求するために使用される情報を含む。
【0098】
可能な実施で、送信モジュールは、第4メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成され、第4メッセージは、端末がデータを報告可能である時間範囲が変化することを示すために使用される情報と、データが報告可能である変化した時間範囲とを含む。
【0099】
可能な実施で、送信モジュールは、第5メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成され、第5メッセージは、端末のデータ報告時間を変更するよう指示するために使用される情報を含む。
【0100】
第11の態様に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。通信装置は、メモリ及びプロセッサを含む。メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第9の態様の通信方法を実行するよう構成される。
【0101】
可能な設計で、通信装置は、通信インターフェースを更に含み、通信インターフェースは、第9の態様における受信及び送信動作を実行するよう構成される。
【0102】
第10の態様又は第11の態様の通信装置は、アプリケーションサーバであってよく、あるいは、アプリケーションサーバのために使用され得るコンポーネントであってよい、ことが留意されるべきである。
【0103】
第12の態様に従って、本願の実施形態は、読み出し可能な媒体を提供する。読み出し可能な媒体は、コンピュータプログラムを記憶しており、コンピュータプログラムが実行される場合に、第9の態様における本願の実施形態のいずれか1つに従う通信方法が実施される。
【0104】
第13の態様に従って、本願の実施形態は、通信方法を提供する。方法は、
基地局によって、少なくとも1つのセルの過去の負荷に関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信することを含む。
【0105】
可能な実施で、基地局は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信され、少なくとも1つのセルの過去の負荷を要求するために使用される情報を更に受信する。
【0106】
第14の態様に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。装置は、
少なくとも1つのセルの過去の負荷に関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう構成される送信モジュールを含む。
【0107】
可能な実施で、通信装置は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信され、少なくとも1つのセルの過去の負荷を要求するために使用される情報を受信するよう構成される受信モジュールを更に含む。
【0108】
第15の態様に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。通信装置は、メモリ及びプロセッサを含む。メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第13の態様の通信方法を実行するよう構成される。
【0109】
可能な設計で、通信装置は、通信インターフェースを更に含み、通信インターフェースは、第13の態様における受信及び送信動作を実行するよう構成される。
【0110】
第14の態様又は第15の態様の通信装置は、基地局であってよく、あるいは、基地局のために使用され得るコンポーネントであってよい、ことが留意されるべきである。
【0111】
第16の態様に従って、本願の実施形態は、読み出し可能な媒体を提供する。読み出し可能な媒体は、コンピュータプログラムを記憶しており、コンピュータプログラムが実行される場合に、第13の態様における本願の実施形態のいずれか1つに従う通信方法が実施される。
【0112】
第17の態様に従って、本願の実施形態は、通信方法を提供する。方法は、
ネットワーク管理デバイスによって、少なくとも1つのセルの過去の負荷に関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信することを含む。
【0113】
可能な設計で、ネットワーク管理デバイスは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信され、少なくとも1つのセルの過去の負荷を要求するために使用される情報を更に受信する。
【0114】
可能な設計で、ネットワーク管理デバイスは、基地局によって送信される、少なくとも1つのセルの過去の負荷に関する情報を更に受信し、少なくとも1つのセルは、基地局のカバレッジ内のセルである。
【0115】
第18の態様に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。装置は、
少なくとも1つのセルの過去の負荷に関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう構成される送信モジュールを含む。
【0116】
可能な設計で、通信装置は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信され、少なくとも1つのセルの過去の負荷を要求するために使用される情報を受信するよう構成される受信モジュールを更に含む。
【0117】
可能な設計で、受信モジュールは、基地局によって送信される、少なくとも1つのセルの過去の負荷に関する情報を受信するよう更に構成され、少なくとも1つのセルは、基地局のカバレッジ内のセルである。
【0118】
第19の態様に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。通信装置は、メモリ及びプロセッサを含む。メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第17の態様の通信方法を実行するよう構成される。
【0119】
可能な設計で、通信装置は、通信インターフェースを更に含み、通信インターフェースは、第17の態様における受信及び送信動作を実行するよう構成される。
【0120】
第18の態様又は第19の態様の通信装置は、ネットワーク管理デバイスであってよく、あるいは、ネットワーク管理デバイスのために使用され得るコンポーネントであってよい、ことが留意されるべきである。
【0121】
第20の態様に従って、本願の実施形態は、読み出し可能な媒体を提供する。読み出し可能な媒体は、コンピュータプログラムを記憶しており、コンピュータプログラムが実行される場合に、第17の態様における本願の実施形態のいずれか1つに従う通信方法が実施される。
【0122】
第21の態様に従って、本願の実施形態は、通信方法を提供する。方法は、
SCEFによって、少なくとも1つのセルの過去の負荷に関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信することを含む。
【0123】
可能な設計で、SCEFは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された第1メッセージを更に受信し、第1メッセージは、過去の負荷を要求するために使用される情報を含む。
【0124】
可能な設計で、第1メッセージは、少なくとも1つのセルの識別情報及び/又は基地局の識別情報を更に含み、少なくとも1つのセルは、基地局のカバレッジ内のセルである。
【0125】
可能な設計で、SCEFによって少なくとも1つのセルの過去の負荷に関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信することは、SCEFによって、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに対する認証及び検証が成功した後に、少なくとも1つのセルの過去の負荷をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信することを含む。
【0126】
可能な設計で、SCEFは、少なくとも1つのセルの過去の負荷を要求するために使用される情報を基地局へ更に送信し、それから、基地局によって送信される少なくとも1つのセルの過去の負荷を受信する。
【0127】
第22の態様に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。装置は、
少なくとも1つのセルの過去の負荷に関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう構成される送信モジュールを含む。
【0128】
可能な設計で、通信装置は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された第1メッセージを受信するよう構成される受信モジュールを更に含み、第1メッセージは、過去の負荷を要求するために使用される情報を含む。
【0129】
可能な設計で、第1メッセージは、少なくとも1つのセルの識別情報及び/又は基地局の識別情報を更に含み、少なくとも1つのセルは、基地局のカバレッジ内のセルである。
【0130】
可能な設計で、通信装置は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して認証及び検証を実行するよう構成される処理モジュールを更に含み、
送信モジュールは、特に、処理モジュールがインターネット・オブ・シングスプラットフォームを認証及び検証した後に、少なくとも1つのセルの過去の負荷をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう構成される。
【0131】
可能な設計で、送信モジュールは、少なくとも1つのセルの過去の負荷を要求するために使用される情報を基地局へ送信するよう更に構成され、受信モジュールは、基地局によって送信される少なくとも1つのセルの過去の負荷を受信するよう更に構成される。
【0132】
第23の態様に従って、本願の実施形態は、通信装置を提供する。通信装置は、メモリ及びプロセッサを含む。メモリは、プログラム命令を記憶するよう構成され、プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して、第21の態様の通信方法を実行するよう構成される。
【0133】
可能な設計で、通信装置は、通信インターフェースを更に含み、通信インターフェースは、第21の態様における受信及び送信動作を実行するよう構成される。
【0134】
第22の態様又は第23の態様の通信装置は、SCEFであってよく、あるいは、SCEFのために使用され得るコンポーネントであってよい、ことが留意されるべきである。
【0135】
第24の態様に従って、本願の実施形態は、読み出し可能な媒体を提供する。読み出し可能な媒体は、コンピュータプログラムを記憶しており、コンピュータプログラムが実行される場合に、第21の態様における本願の実施形態のいずれか1つに従う通信方法が実施される。
【0136】
要するに、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定し、データ報告時間を端末へ送信し、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームから受信されたデータ報告時間に基づいてデータをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ報告する。実施形態において、端末のデータ報告時間は、サービングセルの過去の負荷に基づいて決定される。従って、決定されたデータ報告時間は、例えば、サービングセルの負荷が最も低い時間であることができる。従って、大量の端末が同時に報告を実行することが防ぐことができ、ネットワーク輻輳が回避され、かつ、ネットワーク使用率及びデータ報告の成功率が改善されるように、端末は時差をもってデータを報告し得る。
【図面の簡単な説明】
【0137】
図1】本願の実施形態に従う通信システムの概略図である。
図2】本願の実施形態に従う通信方法のフローチャートである。
図3】本願の実施形態に従ってインターネット・オブ・シングスプラットフォームによって少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することの概略図である。
図4】本願の他の実施形態に従ってインターネット・オブ・シングスプラットフォームによって少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することの概略図である。
図5】本願の他の実施形態に従ってインターネット・オブ・シングスプラットフォームによって少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することの概略図である。
図6】本願の他の実施形態に従う通信方法のフローチャートである。
図7】本願の実施形態に従って、データが報告可能である時間範囲をインターネット・オブ・シングスプラットフォームによって取得することの概略図である。
図8】本願の他の実施形態に従って、データが報告可能である時間範囲をインターネット・オブ・シングスプラットフォームによって取得することの概略図である。
図9】本願の実施形態に従って、周期的な報告への適用の概略図である。
図10】本願の実施形態に従って、イベントによりトリガされる報告への適用の概略図である。
図11】本願の実施形態に従ってインターネット・オブ・シングスプラットフォームによってデータ報告時間を更新することの概略図である。
図12】本願の他の実施形態に従ってインターネット・オブ・シングスプラットフォームによってデータ報告時間を更新することの概略図である。
図13】本願の他の実施形態に従ってインターネット・オブ・シングスプラットフォームによってデータ報告時間を更新することの概略図である。
図14】本願の実施形態に従う通信装置の略構造図である。
図15】本願の他の実施形態に従う通信装置の略構造図である。
図16】本願の他の実施形態に従う通信装置の略構造図である。
図17】本願の他の実施形態に従う通信装置の略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0138】
図1は、本願の実施形態に従う通信システムの概略図である。図1に示されるように、端末は、3GPPネットワークを使用することによってインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告してよく、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、アプリケーションサーバに対して、少なくとも1つの端末によって報告されたデータを伝送してよい。インターネット・オブ・シングスプラットフォーム及びアプリケーションサーバは、インターネットを使用することによって接続されてよい。端末は、例えば、LwM2Mプロトコルを使用することによって、インターネット・オブ・シングスプラットフォームと通信してよいが、本願のこの実施形態はそれに限られない。
【0139】
SCEFは、3GPPネットワークをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ接続するよう構成され、3GPPネットワークとインターネット・オブ・シングスプラットフォームとの間のインタラクションのためのインターフェースを提供し、3GPPネットワーク内のいくつかの能力をインターネット・オブ・シングスプラットフォームに公開して、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが3GPPネットワークから端末の位置情報(端末のサービングセルに関する情報などを含む)及びネットワークステータス情報を取得することができるようにする。
【0140】
インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末を管理するよう構成される。そのような端末は、3GPPネットワークを使用することによってインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ接続されてよい。インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末に対して登録、認証、並びにアップリンク及びダウンリンクメッセージトラフィック管理などを実行してよい。
【0141】
図1に示される基地局は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network,RAN)とも呼ばれ、端末を無線ネットワークへ接続するデバイスである。基地局は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)におけるエボルブド・ノードB(eNB又はeNodeB)、中継局若しくはアクセスポイント、又は送受信ポイント(TRP)若しくはコントローラのような5Gにおける基地局であってよい。これは、ここで制限されない。
【0142】
図1に示される端末は、無線端末又は有線端末であってよい。無線端末は、無線受信/送信機能を備えたデバイスであってよく、屋内若しくは屋外、手持ち、又は車内を含む地上に配備されてよく、あるいは、水上(例えば、船上)に配備されてよく、あるいは、空中(例えば、飛行機、風船、及び衛星)に配備されてよい。端末デバイスは、携帯電話機、タブレットコンピュータ(Pad)、無線受信/送信機能を備えたコンピュータ、仮想現実(VR)端末、拡張現実(AR)端末、産業制御における無線端末、自動運転における無線端末、遠隔医療における無線端末、スマートグリッドにおける無線端末、輸送安全性における無線端末、スマートシティにおける無線端末、スマートホームにおける無線端末、などであってよい。これは、ここで制限されない。
【0143】
図2は、本願の実施形態に従う通信方法のフローチャートである。図2に示されるように、この実施形態における方法は、次のステップを含んでよい。
【0144】
S201.インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末のサービングセルの過去の負荷を取得する。
【0145】
この実施形態で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末のサービングセルの過去の負荷を取得してよい。サービングセルの過去の負荷は、現在の時間より前の期間における過去の負荷であってよい。期間のサイズは、例えば、前もってセットされてよい。例えば、現在の時間より前の期間における毎分の過去の負荷が、取得されてよい。端末のサービングセルは、端末が位置しているサービングセル、又は端末が属しているサービングセルである。
【0146】
S202.インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定する。
【0147】
この実施形態で、端末のサービングセルの過去の負荷を取得した後、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定する。いくつかの実施形態において、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷に基づいて、サービングセルの負荷が比較的に小さい時間が端末のデータ報告時間であると決定する。例えば、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの負荷が最も低い時間が端末のデータ報告時間であると決定してよい。
【0148】
S203.インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、データ報告時間を端末で送信する。
【0149】
この実施形態で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、S202で決定される端末のデータ報告時間を端末へ送信する。
【0150】
S204.インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信されたデータ報告時間を受信した後、端末は、データ報告時間に基づいてインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告する。
【0151】
この実施形態で、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信されたデータ報告時間を受信し、それから、データ報告時間に基づいてインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告する。例えば、端末は、データ報告時間が到来すると、データをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ報告する。
【0152】
この実施形態で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定し、データ報告時間を端末へ送信し、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームから受信されたデータ報告時間に基づいてインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告する。この実施形態で、端末のデータ報告時間は、サービングセルの過去の負荷に基づいて決定される。従って、決定されたデータ報告時間は、例えば、サービングセルの負荷が最も低い時間であることができる。従って、大量の端末が同時に報告を実行することが防ぐことができ、ネットワーク輻輳が回避され、かつ、ネットワーク使用率及びデータ報告の成功率が改善されるように、端末は時差をもってデータを報告し得る。
【0153】
いくつかの実施形態において、S202の可能な実施は:インターネット・オブ・シングスプラットフォームが、サービングセルの過去の負荷に基づいて、現在の時間から前もってセットされた期間内のサービングセルの予測される負荷を決定し、それから、現在の時間から前もってセットされた期間内のサービングセルの予測される負荷に基づいて、端末のデータ報告時間を決定する、ことを含む。この実施形態で、サービングセルの過去の負荷を取得した後、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷に基づいて、現在の時間から前もってセットされた期間内のサービングセルの予測される負荷を決定する。例えば、現在の時間から2日以内の毎分のサービングセルの予測される負荷が、決定されてよい。次いで、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、取得された予測される負荷に基づいて、端末のデータ報告時間を決定する。例えば、データ報告時間は、予測される負荷が最も低い時間であることができる。
【0154】
いくつかの実施形態において、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってサービングセルの過去の負荷を取得することの可能な実施は:プラットフォームが、端末のサービングセルを含む少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得し、それから、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが、端末のサービングセルに基づいて、少なくとも1つのセルの過去の負荷から、サービングセルの過去の負荷を取得する、ことを含む。任意に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末によって送信される、端末のサービングセルに関する情報を更に受信してもよく、それにより、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末のサービングセルを決定し得る。
【0155】
以下は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得する実施について記載するが、この実施形態はそれに限られない。
【0156】
可能な実施で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、ネットワーク管理デバイスから少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得する。例えば、図3に示されるように、インターネット・オブ・シングスプラットフォームとネットワーク管理デバイスとの間に、インターフェースが新たに加えられる。インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、新たに加えられたインターフェースを使用することによってネットワーク管理デバイスに対して、少なくとも1つのセルの過去の負荷を要求するために使用される情報を送信してよい(例えば、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、ネットワーク管理デバイスによって管理される各セルの過去の負荷を要求してよく、あるいは、少なくとも1つの特定のセルの過去の負荷に関する情報を要求してよく、あるいは、特定の基地局によってカバーされている各セルの過去の負荷に関する情報を要求してよい)。その上、基地局は、基地局のカバレッジ内の各セルの過去の負荷を周期的にネットワーク管理デバイスに報告してもよい。従って、ネットワーク管理デバイスが、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信され、少なくとも1つのセルの過去の負荷を要求するために使用される情報を受信した後、ネットワーク管理デバイスは、新たに加えられたインターフェースを使用することによってインターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、基地局から受信される少なくとも1つのセルの過去の負荷を送信する。
【0157】
他の可能な実施では、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、基地局から少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得し、少なくとも1つのセルは、基地局のカバレッジ内のセルである。例えば、図4に示されるように、インターネット・オブ・シングスプラットフォームと基地局との間に、インターフェースが新たに加えられる。インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、新たに加えられたインターフェースを使用することによって基地局に対して、少なくとも1つのセルの過去の負荷を要求するために使用される情報を送信してよい(例えば、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、基地局のカバレッジ内の各セルの過去の負荷を要求してよく、あるいは、基地局のカバレッジ内の少なくとも1つの特定のセルの過去の負荷を要求してよい)。次いで、基地局は、基地局のカバレッジ内の各セル(又は少なくとも1つの特定のセル)の過去の負荷を、新たに加えられたインターフェースを使用することによってインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ報告する。
【0158】
他の可能な実施で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームがSCEFから少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得することは:インターネット・オブ・シングスプラットフォームが第1メッセージをSCEFへ送信し、第1メッセージは、過去の負荷を要求するために使用される情報、少なくとも1つのセルの識別情報、及び/又は基地局の識別情報を含み、言い換えると、第1メッセージは、過去の負荷を要求するために使用される情報と、少なくとも1つのセルの識別情報とを含むか、あるいは、第1メッセージは、過去の負荷を要求するために使用される情報と、基地局の識別情報とを含むか、あるいは、第1メッセージは、過去の負荷を要求するために使用される情報と、少なくとも1つのセルの識別情報と、基地局の識別情報とを含み、基地局は、端末のサービング基地局であり、少なくとも1つのセルは、基地局のカバレッジ内のセルであり、次いで、SCEFは、少なくとも1つのセルの過去の負荷をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信する、ことであってよい。任意に、過去の負荷を要求するために使用される情報は、第1メッセージ内のメッセージタイプであってよい。この実施形態で、第1メッセージは、第1メッセージのサイズを減らすために、メッセージタイプを使用することによって過去の負荷を要求してよい。
【0159】
例えば、図5に示されるように、インターネット・オブ・シングスプラットフォームとSCEFとの間には、インターフェースが新たに加えられる。インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、新たに加えられたインターフェースを使用することによってSCEFへ第1メッセージを送信してよい。第1メッセージは、過去の負荷を要求するために使用される情報を含む。その上、第1メッセージは、基地局の識別情報(特定の基地局のカバレッジ内のセルの過去の負荷を示すために使用される)及び/又は少なくとも1つのセルの識別情報(少なくとも1つの特定のセルの過去の負荷を要求するために使用される)を含んでもよい。任意に、第1メッセージは、負荷報告周期に関する情報を更に含んでもよい(過去の負荷が周期的に報告される場合に、情報は含まれる必要がある)。第1メッセージを受信した後、SCEFは、プラットフォームが過去の負荷を要求する権利を有しているかどうかを確認するために認証及び検証を実行する。プラットフォームが過去の負荷を要求する権利を有していることが確認される場合に、SCEFは、負荷要求メッセージをMMEへ送信する。負荷要求メッセージは、基地局の識別情報及び/又は少なくとも1つのセルの識別情報を含む。任意に、負荷要求メッセージは、負荷報告周期に関する情報を更に含んでもよい。次いで、MMEは、負荷要求メッセージを基地局へ送信する。MMEによって送信された負荷要求メッセージを受信した後、基地局は、基地局の各セルの過去の負荷又は少なくとも1つのセルの過去の負荷をMMEへ送信してよく、あるいは、基地局は、負荷報告周期に基づいてMMEへ過去の負荷を送信する。具体的に、基地局は、セルの識別情報、セルの過去の負荷、過去の負荷の統計量収集時間、基地局の識別情報、などをMMEへ送信してよい。次いで、MMEは、セルの識別情報、セルの過去の負荷、過去の負荷の統計量収集時間、基地局の識別情報、などをSCEFへ転送し、SCEFは、セルの識別情報、セルの過去の負荷、過去の負荷の統計量収集時間、基地局の識別情報、などをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ転送する。
【0160】
任意に、基地局、ネットワーク管理デバイス、又はSCEFからインターネット・オブ・シングスプラットフォームによって取得される過去の負荷は、現在の時間から前もってセットされた期間内の過去の負荷である。期間のサイズは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって基地局、ネットワーク管理デバイス、又はSCEFに示されてよい。
【0161】
図6は、本願の他の実施形態に従う通信方法のフローチャートである。図6に示されるように、この実施形態における方法は、次のステップを含む。
【0162】
S601.インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末のサービングセルの過去の負荷を取得する。
【0163】
この実施形態で、S601の特定の実施プロセスについては、図2に示される実施形態の説明を参照されたい。詳細は、ここでは再び記載されない。
【0164】
S602.インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末がデータを報告可能である時間範囲を取得する。
【0165】
この実施形態で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末がデータを報告可能である時間範囲を更に取得する。データが報告可能である時間範囲は、端末がインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告することができる時間範囲であり、端末がこの時間範囲内でデータを報告することを示す。例えば、時間範囲は9時から11時である。
【0166】
S601及びS602の実行順序は、制限されない。
【0167】
S603.インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷と、端末がデータを報告可能である時間範囲とに基づいて、端末のデータ報告時間を決定する。
【0168】
この実施形態で、端末のサービングセルの過去の負荷と、端末がデータを報告可能である時間範囲とを取得した後、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷と、端末がデータを報告可能である時間範囲とに基づいて、端末のデータ報告時間を決定する。いくつかの実施形態において、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷に基づいて、データが報告可能である時間範囲からデータ報告時間を決定する。例えば、サービングセルの負荷が最も低い時間が、データが報告可能である時間範囲からデータ報告時間として決定され、データ報告時間は、例えば、データが報告可能である時間範囲内のある時点であるか、あるいは、端末のデータ報告時間は、例えば、データが報告可能である時間範囲内の部分的な時間である。
【0169】
いくつかの実施形態において、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷に基づいて、現在の時間から前もってセットされた期間内のサービングセルの予測される負荷を決定し、次いで、現在の時間から前もってセットされた期間内のサービングセルの予測される負荷と、データが報告可能である時間範囲とに基づいて、端末のデータ報告時間を決定する。
【0170】
S604.インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、データ報告時間を端末へ送信する。
【0171】
S605.インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信されたデータ報告時間を受信した後、端末は、データ報告時間に基づいてインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告する。
【0172】
この実施形態で、S604及びS605の具体的な実施プロセスについては、図2に示される実施形態の説明を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
【0173】
この実施形態で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷と、端末がデータを報告可能である時間範囲とに基づいて、端末のデータ報告時間を決定し、端末のデータ報告時間を端末へ送信し、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームから受信されたデータ報告時間に基づいて、インターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告する。この実施形態で、端末のデータ報告時間は、サービングセルの過去の負荷と、端末がデータを報告可能である時間範囲とに基づいて、決定される。従って、決定されたデータ報告時間は、例えば、データが報告可能である時間範囲の中でサービングセルの負荷が最も軽い時間であることができる。従って、大量の端末が同時に報告を実行することを防ぐことができ、ネットワーク輻輳が回避され、かつ、ネットワーク使用率及びデータ報告の成功率が改善されるように、端末は時差でデータを報告することができる。
【0174】
以下は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが、S602で、端末がデータを報告可能である時間範囲を取得するところの実施について記載するが、この実施形態はそれに限られない。
【0175】
可能な実施で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末によって送信される、端末がデータを報告可能である時間範囲を受信する。端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、端末がデータを報告可能である時間範囲を能動的に送信してよい。例えば、図7に示されるように、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに登録するときに、又はインターネット・オブ・シングスプラットフォームに登録した後、端末は、他のメッセージを使用することによってインターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、端末がデータを報告可能である時間範囲を送信する。図7では、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに登録した後に、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、端末がデータを報告可能である時間範囲を能動的に送信する、ことが留意されるべきである。他の例では、端末はまた、データが報告可能である時間範囲を登録メッセージに付加し、登録メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信してもよい。代替的に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが最初に、端末がデータを報告可能である時間範囲を端末から取得することを要求してもよく、それから、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、端末がデータを報告可能である時間範囲を送信する。例えば、端末がインターネット・オブ・シングスプラットフォームに登録した後に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは第1情報を端末へ送信し、第1情報は、端末がデータを報告可能である時間範囲を要求するために使用され、第1情報を受信した後に、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、端末がデータを報告可能である時間範囲を送信する。
【0176】
他の可能な実施では、インターネット・オブ・シングスプラットフォームがアプリケーションサーバによって送信される、端末がデータを報告可能である時間範囲を受信することは、具体的に:インターネット・オブ・シングスプラットフォームが、アプリケーションサーバによって送信され、端末のサービスタイプに対応する、データが報告可能である時間範囲を受信することであってよく、このとき、端末のサービスタイプに対応する、データが報告可能である時間範囲は、端末がデータを報告可能である時間範囲である。例えば、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、アプリケーションサーバによって送信され、第1サービスタイプに対応する、データが報告可能である時間範囲を受信し、そして、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末のサービスタイプが第1サービスタイプであるという事実に基づいて、第1サービスタイプに対応する、データが報告可能である時間範囲が、端末がデータを報告可能である時間範囲であると決定する。
【0177】
任意に、アプリケーションサーバは、第2情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信してよく、第2情報は、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプを示すために使用され、端末のサービスタイプは、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプと同じである。第2情報は、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプを示すので、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、アプリケーションサーバによって受信される、データが報告可能である時間範囲が、端末がデータを報告可能である時間範囲であると決定し得る。いくつかの解決法で、アプリケーションサーバは、同じメッセージを使用することによってインターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、第2情報と、端末のサービスタイプに対応する、データが報告可能である時間範囲とを送信してよく、あるいは、異なるメッセージを使用することによってインターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、第2情報と、端末のサービスタイプに対応する、データが報告可能である時間範囲とを送信してよい。
【0178】
任意に、アプリケーションサーバが、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、端末のサービスタイプに対応する、データが報告可能である時間範囲を送信する前に、アプリケーションサーバは、第2情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信してよく、第2情報は、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプを示すために使用され、端末のサービスタイプは、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプと同じである。第2情報を受信した後、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプと、少なくとも1つのセルの過去の負荷とに基づいて、少なくとも1つの時間範囲を決定し、少なくとも1つの時間範囲は、例えば、負荷が前もってセットされた負荷よりも小さい時間範囲であってよい。次いで、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、決定された少なくとも1つの時間範囲をアプリケーションサーバへ送信する。例えば、図8に示されるように、少なくとも1つの時間範囲を受信した後、アプリケーションサーバは、少なくとも1つの時間範囲から、端末のサービスタイプに対応する、データが報告可能である時間範囲を決定し、時間範囲をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信する。
【0179】
上記のサービスタイプは、サービスが属する産業、例えば、メータなどの定期的な報告、街灯の定期的な登録、シェアリングされる自転車の定期的なデータ報告、スマートホーム家電の定期的なデータ報告、又はスマートホーム家電のイベント報告を示す。
【0180】
上記の実施形態に基づいて、任意に、端末は、端末のサービングセルに関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信する。相応して、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末のサービングセルに関する情報を受信する。端末は、端末のサービングセルに関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ能動的に送信してよい。例えば、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに登録するときに、端末のサービングセルに関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信する。代替的に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが最初に、端末のサービングセルに関する情報を端末から取得することを要求してよく、それから、端末は、端末のサービングセルに関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信する。例えば、端末がインターネット・オブ・シングスプラットフォームに登録した後に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末のサービングセルを取得するよう要求するために使用される情報を端末へ送信し、そして、端末のサービングセルを取得するよう要求するために使用される情報を受信した後に、端末は、端末のサービングセルに関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信する。任意に、端末は、同じメッセージを使用することによってインターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、端末のサービングセルに関する情報と、端末がデータを報告可能である時間範囲とを送信してよい。任意に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、同じメッセージを使用することによって、端末のサービングセルに関する情報と、端末がデータを報告可能である時間範囲とを端末から取得するよう要求してよい。
【0181】
上記の実施形態に基づいて、任意に、端末は、端末の報告タイプをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信し、報告タイプは、端末のデータ報告タイプが周期的な報告又はイベントによりトリガされる報告であることを示すために使用される。相応して、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末の報告タイプを受信する。端末は、端末の報告タイプをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ能動的に送信してよい。例えば、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに登録するときに、端末の報告タイプをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信する。代替的に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが最初に、端末の報告タイプを端末から取得することを要求してよく、それから、端末は、端末の報告タイプをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信する。例えば、端末がインターネット・オブ・シングスプラットフォームに登録した後に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末の報告タイプを取得するよう要求するために使用される情報を端末へ送信し、そして、端末の報告タイプを取得するよう要求するために使用される情報を受信した後に、端末は、端末の報告タイプに関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信する。
【0182】
端末がデータを報告可能である時間範囲、端末のサービングセルに関する情報、及び端末の報告タイプのうちの少なくとも2つは、同じメッセージに含まれてよく、そして、端末によってインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信されるか、あるいは、異なるメッセージに別々に含まれてもよく、そして、端末によってインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信される。
【0183】
いくつかの実施形態において、端末は、端末のサービングセル及び端末の報告タイプに関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ登録中に送信してよく、情報は、例えば、スケジュールオブジェクトに含まれてよい。端末が登録を完了した後、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末のサービングセル及び端末の報告タイプを端末に要求し、それから、端末は、端末のサービングセル及び端末の報告タイプに関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信する。
【0184】
端末の報告タイプが周期的な報告であり、周期的な報告が、制限なしに:ガスメータ又は水道メータのような端末が1日に一度読み取ったデータを報告する場合に、全ての街灯が例えば午後6時に点灯し、全ての街灯が点灯した後にデバイスの登録がトリガされることを含むならば、例えば、図9に示されるように、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、上記の方法で端末のデータ報告時間を決定し、データ報告時間を端末へ送信する。
【0185】
端末の報告タイプがイベントによりトリガされる報告である場合に、例えば、クライアントが端末のバッチのデータを読み出す必要があるとき、読み出しコマンドが前もって配信され、そして、読み出しコマンドは、端末にデータを報告するきっかけを与える。この場合に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末のデータ報告時間を最初に決定せず、その場合に、イベントトリガを待った後でデータ報告時間を決定する。例えば、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが、アプリケーションサーバによって送信された第2メッセージを受信する場合に、第2メッセージが、端末によって報告されるデータを要求するために使用される情報を含むならば、それは、イベントトリガが起きていることを示し、その場合に、端末のデータ報告時間が決定され得る。任意に、第2メッセージは、セルの識別情報又はグループの識別情報を更に含んでよい。第2メッセージがセルの識別情報を含む場合に、それは、第2メッセージがセル内の端末のデータを報告するようサービングセルに要求していることを示す。第2メッセージがグループの識別情報を含む場合に、それは、第2メッセージがグループ内の端末によって報告されるデータを要求していることを示す。いくつかの実施形態において、端末がインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ接続されることを検出した後、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、上記の実施形態で記載された方法で端末のデータ報告時間を決定し、データ報告時間を端末へ送信する。例えば、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、データ報告時間を応答メッセージに付加し、応答メッセージを端末へ送信してよい。端末がインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ接続されることをインターネット・オブ・シングスプラットフォームが検出することは:例えば、図10に示されるように、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが端末によって報告されたデータを受信する場合に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが、端末がインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ接続されることを検出することであってよい。
【0186】
いくつかの実施形態において、端末は、報告回数をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信し、報告回数はNであってよく、Nは1に等しくてよく、又は1よりも大きい整数であってよい。報告回数は、端末のサービングセルに関する上記の情報及び端末の上記の報告期間とともに同じメッセージに含まれ(例えば、スケジュールオブジェクトに含まれ)てよく、端末によってインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信されてよく、又は端末によって異なるメッセージを使用することによってインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信されてよい。任意に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末に対して、報告回数を要求するために使用される情報を更に送信し、それから、端末は、報告回数をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信する。報告回数がN(Nは1よりも大きい)である場合に、この実施形態でインターネット・オブ・シングスプラットフォームによって決定され得る端末のN個のデータ報告時間が存在し得る。任意に、MがN以下であるとして、端末がデータを報告可能である1又はM個の時間範囲があってもよい。これは、この実施形態において制限されない。
【0187】
いくつかの実施形態において、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、端末のデータ報告時間を更新(又は変更)してよい。
【0188】
可能な実施で、端末のサービングセルの変化は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに端末のデータ報告時間を更新するきっかけを与える。例えば、図11に示されるように、端末のサービングセルが変化した後、端末は、第3メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信し、第3メッセージは、端末のサービングセルが変化することを示すために使用される情報と、変化したサービングセルに関する情報とを含む。次いで、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、変化したサービングセルの過去の負荷を取得し、変化したサービングセルの過去の負荷に基づいて新しいデータ報告時間を決定し、それから、新しいデータ報告時間を端末へ送信する。次いで、端末は、新しいデータ報告時間に基づいてデータをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ報告する。
【0189】
他の可能な実施では、端末がデータを報告可能である時間範囲の変化が、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに端末のデータ報告時間を更新するきっかけを与える。例えば、図12に示されるように、端末がデータを報告可能である時間範囲が変化した後、アプリケーションサーバ又は端末(図12では例としてアプリケーションサーバが示されている点が留意されるべきである)は、第4メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信し、第4メッセージは、端末がデータを報告可能である時間範囲が変化することを示すために使用される情報と、データが報告可能である変化した時間範囲とを含む。次いで、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷(時間が経過するにつれて、サービングセルの目下取得されている過去の負荷は、S201で取得されたサービングセルの過去の負荷とは異なることになる点が留意されるべきである)を取得し、サービングセルの過去の負荷と、データが報告可能である変化した時間範囲とに基づいて、新しいデータ報告時間を決定し、それから、新しいデータ報告時間を端末へ送信する。次いで、端末は、新しいデータ報告時間に基づいてデータをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ報告する。
【0190】
他の可能な実施では、アプリケーションサーバ又は端末は、端末のデータ報告時間を更新するようインターネット・オブ・シングスプラットフォームに能動的に要求してよい。例えば、図13に示されるように、アプリケーションサーバ又は端末(図13では例としてアプリケーションサーバが示されている点が留意されるべきである)は、第5メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信し、第5メッセージは、端末のデータ報告時間を変更するよう指示するために使用される情報を含む。次いで、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、サービングセルの過去の負荷を取得(時間が経過するにつれて、サービングセルの目下取得されている過去の負荷は、S201で取得されたサービングセルの過去の負荷とは異なることになる点が留意されるべきである)し、サービングセルの過去の負荷と、データが報告可能である変化した時間範囲とに基づいて、新しいデータ報告時間を決定し、それから、新しいデータ報告時間を端末へ送信する。次いで、端末は、新しいデータ報告時間に基づいてデータをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ報告する。
【0191】
いくつかの実施形態において、上記の実施形態における解決法を実行する前に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されるデータ報告を端末がサポートすることを決定する。この実施形態で、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されるデータ報告を端末がサポートすると決定した後にのみ、上記の実施形態のうちのいずれか1つにおける解決法を実行する。インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されないデータ報告を端末がサポートするとインターネット・オブ・シングスプラットフォームが決定する場合に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、上記の実施形態のうちのいずれか1つにおける解決法を実行しない。
【0192】
任意に、端末は、第3情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ更に送信し、第3情報は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に端末がデータを報告することができることを示すために使用される。第3情報を受信した後、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、第3情報に基づいて、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されるデータ報告を端末がサポートすると決定し、それから、インターネット・オブ・シングスプラットフォームは、上記の実施形態における解決法を実行する。いくつかの実施形態において、第3情報は、例えば、スケジュールオブジェクトである。従って、この実施形態におけるインターネット・オブ・シングスプラットフォームが、端末によって送信されたスケジュールオブジェクトを受信する場合に、端末は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に実行されるデータ報告をサポートする、と決定され得る。
【0193】
いくつかの実施形態において、上記の実施形態におけるデータ報告時間フィールド、報告周期フィールド、報告数フィールド、データが報告可能である時間範囲のフィールド、及び報告タイプフィールドは、スケジュールオブジェクトを使用することによって運ばれてよい。例えば、スケジュールオブジェクトは、次の表1に示される内容を含む。
【表1】
【0194】
図14は、本願の実施形態に従う通信装置の略構造図である。図14に示されるように、通信装置は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームであってよく、インターネット・オブ・シングスプラットフォームのコンポーネント(例えば、集積回路又はチップ)であってよく、あるいは、他のモジュールであってよく、上記の方法の実施形態のうちのいずれか1つにおけるインターネット・オブ・シングスプラットフォームに対応する動作を実装するよう構成される。この実施形態における通信装置1400は、受信モジュール1401、処理モジュール1402、及び送信モジュール1403を含んでよい。
【0195】
受信モジュール1401は、端末のサービングセルの過去の負荷を取得するよう構成される。
【0196】
処理モジュール1402は、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定するよう構成される。
【0197】
送信モジュール1403は、データ報告時間を端末へ送信するよう構成される。
【0198】
いくつかの実施形態において、処理モジュール1402は、具体的に、
サービングセルの過去の負荷に基づいて、現在の時間から前もってセットされた期間内のサービングセルの予測される負荷を決定し、
現在の時間から前もってセットされた期間内のサービングセルの予測される負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定する
よう構成される。
【0199】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、具体的に、
端末の前記サービングセルを含む少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得し、
端末のサービングセルに基づいて少なくとも1つのセルの過去の負荷からサービングセルの過去の負荷を取得する
よう構成される。
【0200】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、具体的に、ネットワーク管理デバイスから少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得するよう構成される。
【0201】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、具体的に、基地局から少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得するよう構成され、基地局は、端末のサービング基地局であり、少なくとも1つのセルは、基地局のカバレッジ内のセルである。
【0202】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、具体的に、SCEFから少なくとも1つのセルの過去の負荷を取得するよう構成される。
【0203】
いくつかの実施形態において、送信モジュール1403は、受信モジュールがSCEFによって送信される少なくとも1つのセルの識別情報を受信する前に、第1メッセージをSCEEFへ送信するよう更に構成され、第1メッセージは、過去の負荷を要求するために使用される情報、少なくとも1つのセルの識別情報、及び/又は基地局の識別情報を含み、
基地局は、端末のサービング基地局であり、少なくとも1つのセルは、前記基地局のカバレッジ内のセルである。
【0204】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、端末がデータを報告可能である時間範囲を取得するよう更に構成される。
【0205】
処理モジュール1402は、具体的に、サービングセルの過去の負荷と、データが報告可能である時間範囲とに基づいて、端末のデータ報告時間を決定するよう構成される。
【0206】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、具体的に、端末によって送信される、データが報告可能である時間範囲を受信するよう構成される。
【0207】
いくつかの実施形態において、送信モジュール1403は、データが報告可能である時間範囲を要求するために使用される第1情報を端末へ送信するよう更に構成される。
【0208】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、具体的に、端末のサービスタイプに対応し、アプリケーションサーバによって送信される時間範囲であって、データが報告可能である該時間範囲を受信し、端末がデータを報告可能である時間範囲として、端末のサービスタイプに対応し、データが報告である時間範囲を決定するよう構成される。
【0209】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、アプリケーションサーバによって送信された第2情報を受信するよう更に構成され、第2情報は、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプを示すために使用され、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプは、端末のサービスタイプと同じである。
【0210】
処理モジュール1402は、アプリケーションサーバによって供給されるサービスタイプと、少なくとも1つのセルの過去の負荷とに基づいて、少なくとも1つの時間範囲を決定するよう更に構成される。
【0211】
送信モジュール1403は、少なくとも1つの時間範囲をアプリケーションサーバへ送信するよう更に構成され、少なくとも1つの時間範囲は、アプリケーションサーバによって、端末のサービスタイプに対応し、データが報告可能である時間範囲を少なくとも1つの時間範囲に基づいて決定するために使用される。
【0212】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、端末によって送信される、端末のサービングセルに関する情報を受信するよう更に構成される。
【0213】
いくつかの実施形態において、送信モジュール1403は、端末のサービングセルを取得するよう要求するために使用される情報を端末へ送信するよう更に構成される。
【0214】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、端末によって送信される端末の報告タイプを受信するよう更に構成され、報告タイプは、端末のデータ報告タイプが周期的な報告又はイベントによりトリガされる報告であることを示すために使用される。
【0215】
いくつかの実施形態において、送信モジュール1403は、端末の報告タイプを要求するために使用される情報を端末へ送信するよう更に構成される。
【0216】
いくつかの実施形態において、端末の報告タイプがイベントによりトリガされる報告である場合に、受信モジュール1401は、アプリケーションサーバによって送信された第2メッセージを受信するよう更に構成され、第2メッセージは、端末によって報告されるデータを要求するために使用される情報を含む。
【0217】
いくつかの実施形態において、処理モジュール1402は、具体的に、端末がインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ接続されることを検出した後に、サービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を決定するよう構成される。
【0218】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、送信モジュールがデータ報告時間を端末へ送信した後に、端末によって送信された第3メッセージを受信するよう更に構成され、第3メッセージは、端末のサービングセルが変化することを示すために使用される情報と、変化したサービングセルに関する情報とを含む。
【0219】
処理モジュール1402は、変化したサービングセルの過去の負荷に基づいて端末のデータ報告時間を更新するよう更に構成される。
【0220】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、送信モジュール1403がデータ報告時間を端末へ送信した後に、アプリケーションサーバ又は端末によって送信された第4メッセージを受するよう更に構成され、第4メッセージは、端末がデータを報告可能である時間範囲が変化することを示すために使用される情報と、データが報告可能である変化した時間範囲とを含む。
【0221】
処理モジュール1402は、サービングセルの過去の負荷と、データが報告可能である変化した時間範囲とに基づいて、端末のデータ報告時間を更新するよう更に構成される。
【0222】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、送信モジュール1403がデータ報告時間を端末へ送信した後に、アプリケーションサーバ又は端末によって送信された第5メッセージを受信するよう更に構成され、第5メッセージは、端末のデータ報告時間を変更するよう指示するために使用される情報を含む。
【0223】
処理モジュール1402は、サービングセルの過去の負荷と、データが報告可能である時間範囲とに基づいて、端末のデータ報告時間を更新するよう更に構成される。
【0224】
いくつかの実施形態において、処理モジュール1402は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームが上記の解決法のいずれか1つを実行する前に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間を使用することによって実行されるデータ報告を端末がサポートすることを決定するよう更に構成される。
【0225】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1401は、処理モジュール1402が、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間を使用することによって実行されるデータ報告を端末がサポートすることを決定する前に、端末によって送信された第3情報を受信するよう更に構成され、第3情報は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間に端末がデータを報告することができることを示すために使用される。
【0226】
この実施形態における装置は、上記の方法の実施形態におけるインターネット・オブ・シングスプラットフォームの技術的解決法を実行するよう構成されてよい。それらの実施原理及び技術的効果は同様であり、ここで再び記載されない。
【0227】
図15は、本願の他の実施形態に従う通信装置の略構造図である。図15に示されるように、通信装置は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームであってよく、インターネット・オブ・シングスプラットフォームのコンポーネント(例えば、集積回路又はチップ)であってよく、あるいは、他のモジュールであってよく、上記の方法の実施形態のうちのいずれか1つにおけるインターネット・オブ・シングスプラットフォームに対応する動作を実装するよう構成される。この実施形態における通信装置1500は、メモリ1501及びプロセッサ1502を含んでよい。メモリ1501及びプロセッサ1502は、バスを使用することによって接続されてよい。
【0228】
メモリ1501は、プログラムコード命令を記憶するよう構成される。
【0229】
プロセッサ1502は、プログラムコードを呼び出し、プログラムコードが実行される場合に、上記の実施形態のうちのいずれか1つにおけるインターネット・オブ・シングスプラットフォームの技術的解決法を実行するよう構成される。
【0230】
任意に、この実施形態は、通信インターフェース1503を更に含む。通信インターフェース1503は、バスを使用することによってプロセッサ1502へ接続されてよい。プロセッサ1502は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームの上記の受信及び送信機能を実装するよう通信インターフェース1503を制御してよい。
【0231】
この実施形態における装置は、上記の方法の実施形態におけるインターネット・オブ・シングスプラットフォームの技術的解決法を実行するよう構成されてよい。それらの実施原理及び技術的効果は同様であり、ここで再び記載されない。
【0232】
図16は、本願の他の実施形態に従う通信装置の略構造図である。図16に示されるように、通信装置は、端末であってよく、端末コンポーネント(例えば、集積回路又はチップ)であってよく、あるいは、他のモジュールであってよく、上記の方法の実施形態のうちのいずれか1つにおける端末に対応する動作を実装するよう構成される。この実施形態における通信装置1600は、受信モジュール1601及び送信モジュール1602を含んでよい。
【0233】
受信モジュール1601は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信される端末のデータ報告時間を受信するよう構成される。
【0234】
送信モジュール1602は、データ報告時間に基づいてインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを送信するよう構成される。
【0235】
いくつかの実施形態において、送信モジュールは、端末がデータを報告可能である時間範囲をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成される。
【0236】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1601は、送信モジュール1602が、インターネット・オブ・シングスプラットフォームに対して、端末がデータを報告可能である時間範囲を送信する前に、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された第1情報を受信するよう更に構成され、第1情報は、端末がデータを報告可能である時間範囲を要求するために使用される。
【0237】
いくつかの実施形態において、送信モジュール1602は、端末のサービングセルに関する情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成される。
【0238】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1601は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信され、端末のサービングセルを取得するよう要求するために使用される情報を受信するよう更に構成される。
【0239】
いくつかの実施形態において、送信モジュール1602は、端末の報告タイプをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成され、報告タイプは、端末のデータ報告タイプが周期的な報告又はイベントによりトリガされる報告であることを示すために使用される。
【0240】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1601は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信され、端末の報告タイプを要求するために使用される情報を受信するよう更に構成される。
【0241】
いくつかの実施形態において、受信モジュール1601は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによって送信された更新されたデータ報告時間を受信するよう更に構成される。
【0242】
送信モジュール1602は、更新されたデータ報告時間に基づいてインターネット・オブ・シングスプラットフォームへデータを報告するよう更に構成される。
【0243】
いくつかの実施形態において、送信モジュール1602は、端末のサービングセルが変化することを示すために使用される情報と、変化したサービングセルに関する情報とを含む第3メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するか、あるいは、
端末がデータを報告可能である時間範囲が変化することを示すために使用される情報と、データが報告可能である変化した時間範囲とを含む第4メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するか、あるいは、
端末のデータ報告時間を変更するよう指示するために使用される情報を含む第5メッセージをインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信する
よう更に構成される。
【0244】
いくつかの実施形態において、送信モジュール1602は、インターネット・オブ・シングスプラットフォームによってセットされるデータ報告時間で端末がデータを報告することができることを示すために使用される第3情報をインターネット・オブ・シングスプラットフォームへ送信するよう更に構成される。
【0245】
この実施形態における装置は、上記の方法の実施形態における端末の技術的解決法を実行するよう構成されてよい。それらの実施原理及び技術的効果は同様であり、ここで再び記載されない。
【0246】
図17は、本願の他の実施形態に従う通信装置の略構造図である。図17に示されるように、通信装置は、端末であってよく、端末のコンポーネント(例えば、集積回路又はチップ)であってよく、あるいは、他のモジュールであってよく、上記の方法の実施形態のうちのいずれか1つにおける端末に対応する動作を実装するよう構成される。この実施形態における通信装置1700は、メモリ1701及びプロセッサ1702を含んでよい。メモリ1701及びプロセッサ1702は、バスを使用することによって接続されてよい。
【0247】
メモリ1701は、プログラムコード命令を記憶するよう構成される。
【0248】
プロセッサ1702は、プログラムコードを呼び出し、プログラムコードが実行される場合に、上記の実施形態のうちのいずれか1つにおける端末の技術的解決法を実行するよう構成される。
【0249】
任意に、この実施形態は、通信インターフェース1703を更に含む。通信インターフェース1703は、バスを使用することによってプロセッサ1702へ接続されてよい。プロセッサ1702は、端末の上記の受信及び送信機能を実装するよう通信インターフェース1703を制御してよい。
【0250】
この実施形態における装置は、上記の方法の実施形態における端末の技術的解決法を実行するよう構成されてよい。それらの実施原理及び技術的効果は同様であり、ここで再び記載されない。
【0251】
本願のこの実施形態では、モジュール分割は一例であり、単に、論理的な機能分割である。実際の実施中、他の分割様態が使用されてもよい。本願の実施形態における機能モジュールは、1つの処理モジュールに一体化されてよく、あるいは、モジュールの夫々は、物理的に単独で存在してよく、あるいは、2つ以上のモジュールが1つのモジュールに一体化される。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形で実装されてよく、あるいは、ソフトウェア機能モジュールの形で実装されてもよい。
【0252】
一体化されたモジュールがソフトウェア機能モジュールの形で実装され、独立した製品として販売又は使用される場合に、一体化されたモジュールは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。そのような理解に基づいて、本願の技術的解決法は本質的に、あるいは、先行技術に寄与する部分、又は技術的解決法の一部若しくは全部は、ソフトウェア製品の形で実装されてよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスであってよい)に、本願の実施形態で記載される方法のステップの全部又は一部を実行するよう指示するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブル式ハードディスク、リード・オンリー・メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク、光ディスクのような、プログラムコードを記憶することができる如何なる媒体も含む。
【0253】
上記の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせを使用することによって実施されてよい。ソフトウェアが実施形態を実施するために使用される場合に、実施形態は、完全に又は部分的にコンピュータプログラム製品の形で実施されてよい。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータでロード及び実行される場合に、本願の実施形態に従うプロシージャ又は機能は、全て又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は他のプログラム可能な装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよく、あるいは、コンピュータ可読記憶媒体から他のコンピュータ可読記憶媒体へ伝送されてよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターから他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターへ有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、若しくはデジタル加入者回線(DSL))又は無線(例えば、赤外線、電波、若しくはマイクロ波)で伝送されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体又は、1つ以上の使用可能な媒体を組み込むサーバ若しくはデータセンターのようなデータ記憶デバイスであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、固体状態ドライブSolid State Disk(SSD))などであってよい。
【0254】
本願は、「COMMUNICATION METHOD AND COMMUNICATIONS APPARATUS」と題されて2018年3月12日付けで中国国家知識産権局に出願された中国特許出願第201810200890.9号の優先権を主張するものであり、先の中国出願は、その全文を参照により本願に援用される。
図1
図2
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図4
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