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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-08
(45)【発行日】2023-03-16
(54)【発明の名称】ベルトプレス
(51)【国際特許分類】
   C02F 11/123 20190101AFI20230309BHJP
   B01D 33/04 20060101ALI20230309BHJP
   B30B 9/24 20060101ALI20230309BHJP
【FI】
C02F11/123 ZAB
B01D33/04 D
B30B9/24 B
B30B9/24 C
B30B9/24 E
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2020082308
(22)【出願日】2020-05-08
(65)【公開番号】P2021176613
(43)【公開日】2021-11-11
【審査請求日】2022-04-27
(73)【特許権者】
【識別番号】000197746
【氏名又は名称】株式会社石垣
(72)【発明者】
【氏名】大木畑 敏文
【審査官】富永 正史
(56)【参考文献】
【文献】実開昭59-044696(JP,U)
【文献】特開2015-080729(JP,A)
【文献】特開2015-080730(JP,A)
【文献】国際公開第2015/060146(WO,A1)
【文献】実開昭63-056994(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C02F 11/00-11/20
B01D 33/04
B30B 9/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のロール(3)に巻き掛けたろ布(2)に汚泥を挟んで加圧脱水するベルトプレスにおいて、
所定箇所のろ布張力を検知する検知装置(14)と、
所定のロール(12、13)に接続自在な増速機(10)と、
検知装置(14)で検知した張力を基に増速機(10)を制御する制御装置(15)を備え、
制御装置(15)は、
検知装置(14)で検知したろ布(2)の張力が基準より高い場合、
前記所定箇所のろ布(2)の下流に巻き掛けた第一のロール(12)に増速機(10)の入力軸を接続し、
前記所定箇所のろ布(2)の上流に巻き掛けた第二のロール(13)に増速機(10)の出力軸を接続し、
検知装置(10)で検知したろ布(2)の張力が基準以下の場合、
増速機(10)の入力軸と出力軸の接続を各ロール(12、13)から解除する
ことを特徴とするベルトプレス。
【請求項2】
前記ベルトプレスはろ布(2)に挟んだ汚泥をロール(3)で加圧する加圧部(5)を備え、
加圧部(5)出口の第一のロール(12)に増速機(10)の入力軸を接続し、
加圧部(5)上流の第二のロール(13)に増速機(10)の出力軸を接続する
ことを特徴とする請求項1に記載のベルトプレス。
【請求項3】
前記第一のロール(12)に巻き掛けたろ布(2)を他のロール(3)で第一のロール(12)とろ布(2)の間に回帰させ、
再度第一のロール(12)に巻き掛けることで、
第一のロール(12)に複数回巻き掛け加圧部(5)を構成する
ことを特徴とする請求項2に記載のベルトプレス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のロールに巻き掛けたろ布に汚泥を挟んで加圧脱水を行うベルトプレスで、ろ布の張力が過剰に高い箇所から動力を回生し、ろ布張力の調整に利用するベルトプレスに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、下水汚泥や産業廃水等を固液分離する手段として、複数のロールに巻き掛けられたろ布に原液を挟持して圧搾するベルトプレスが用いられている。特許文献1には、中心となるロールにろ布を複数回巻き掛け、ろ布の張力を加圧機構の押し付け力に利用して高圧脱水を行うベルトプレスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2015-80729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のベルトプレスでは、ろ布を複数回巻き掛けた加圧部の下流側に駆動ロールを配置しており、加圧部には複数巻き掛けたろ布の押し付け力以上に大きな張力が掛かっている。また、汚泥性状の変動によってろ布に掛かる張力が変動する場合もあり、その際は張力が過剰に加わってしまう。過剰なろ布張力は、ベルトプレスのろ布、ロール軸受け等に過度な荷重を掛けることになり、それらの部材の消耗を激しくしていた。
【0005】
この発明は、ベルトプレスに掛かった過剰なろ布張力をロールの回転力に回生することで、ろ布張力による負荷を軽減し安定した運転を行えるベルトプレスを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
複数のロールに巻き掛けたろ布に汚泥を挟んで加圧脱水するベルトプレスにおいて、所定箇所のろ布張力を検知する検知装置と、所定のロールに接続自在な増速機と、検知装置で検知した張力を基に増速機を制御する制御装置を備え、制御装置は、検知装置で検知したろ布の張力が基準より高い場合、前記所定箇所のろ布の下流に巻き掛けた第一のロールに増速機の入力軸を接続し、前記所定箇所のろ布の上流に巻き掛けた第二のロールに増速機の出力軸を接続し、検知装置で検知したろ布の張力が基準以下の場合、増速機の入力軸と出力軸の接続を各ロールから解除することで、ろ布に掛かる過剰な張力を動力に変換して回生することができる。
【0007】
前記ベルトプレスはろ布に挟んだ汚泥をロールで加圧する加圧部を備え、加圧部出口の第一のロールに増速機の入力軸を接続し、加圧部上流の第二のロールに増速機の出力軸を接続することで、最も負荷の掛かる箇所の張力を軽減し、張力が不要な個所では張力を低減できる。
【0008】
前記第一のロールに巻き掛けたろ布を他のロールで第一のロールとろ布の間に回帰させ、再度第一のロールに巻き掛けることで、第一のロールに複数回巻き掛け加圧部を構成することで、ろ布に掛かる張力を調整することができる。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、ベルトプレスのろ布に過剰に張力が掛かっている個所で、ロールに増速機を接続することで、張力を動力に変換して回生することができる。張力を動力として回生するため、過剰な張力が低減し、ベルトプレスに掛かる負荷を低減することができる。増速機の入力軸と出力軸は任意のロールに接続して動力を回生することができるため、ベルトプレスの構成によって張力の掛かる箇所が変化しても、増速機の接続先を変更することで対応できる。出力軸と接続して動力を回生するロールの下流では、ろ布の張力が低減するため、出力軸の接続先を任意に変更すればろ布の張力を自在に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、本発明に係るベルトプレスの側面図である。
図2図2は、本発明に係る動力回生の概念図である。
図3図3は、本発明に係るベルトプレスの略側面図である。
図4図4は、本発明に係るベルトプレスの他の実施形態である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1は、本発明に係るベルトプレスの側面図である。
本発明に係るベルトプレス1は、上下一対のろ布2と、一対のろ布2を無端状に張設する複数のロール3と、上下一対のろ布2及び複数のロール3を支持するフレーム(図示せず)とを備え、一対のろ布2間に汚泥を供給して脱水する。
【0012】
ベルトプレス1は、汚泥を供給する汚泥供給部4と、汚泥を上下一対のろ布2で挟んで脱水する加圧部5と、一対のろ布2を開いて汚泥を排出する排出部6を備える。加圧部5の下流に設けたロール(駆動ロール7)は、図示しない駆動機と接続して回転させる。駆動ロール7に追従して一対のろ布2が走行する。
【0013】
加圧部5の入口に設けたロール(せん断ロール8)は、供給された汚泥をろ布2に挟んで加圧部5に送り込む。加圧部5の出口に設けたロール(加圧部最終ロール9)は、加圧部5でろ布2がロール3に巻き掛けられるごとに張力が上昇するため、加圧部5で最も高い張力を受けている。
【0014】
図1に示すベルトプレス1では、加圧部最終ロール9と後述する増速機10を接続し、張力を動力として回収する。また、せん断ロール8の上流でろ布2に巻き掛けたロール(加圧部直前ロール11)は、増速機10と接続し、回収した動力を利用して回転速度を調整可能とする。
【0015】
図2は、本発明に係る動力回生の概念図である。
本発明に用いる増速機10は、ろ布2に掛かる過剰な張力を所定のロール3の動力として回生し、ろ布2の張力を調整する。ベルトプレス1に巻き掛けられたろ布2は、一方方向に走行すると共に、加圧部5などの一部分に強い張力が掛かっている。例えば図2は加圧部5を簡略化したもので、ろ布2は右方向に走行し、第一のロール12の上流から第二のロール13の下流のろ布2に高い張力が掛かっている。なお、高い張力が掛かる場所は、加圧部5や駆動ロール7の配置、ろ布2にテンションを調節するテンションロールの場所などによって変化する。
【0016】
ここで、図2に示すろ布2の張力を低減させるには、張力の高いろ布2の下流に巻き掛けたロール(第一のロール12)の回転速度を減速させ、ろ布2の送り量を減少させればよい。また同様に、張力の高いろ布2の上流に巻き掛けたロール(第二のロール13)の回転速度を増速させ、ろ布2の送り量を増加させてもろ布2の張力が低減する。
【0017】
従って本発明では、増速機10の入力軸を、張力を下げたいろ布2の下流に巻き掛けた第一のロール12と接続し、出力軸を、張力を下げたいろ布2の上流に巻き掛けた第二のロール13と接続すると共に、入力軸に入力された動力を出力軸に回生し、回転数を増加させる調整を行う。よって、入力軸に接続した第一のロール12の回転速度は増速機10の抵抗により減速し、出力軸に接続した第二のロール13の回転速度は増速機10により増速する。これにより、新たな動力源を用いることなくろ布2の張力を調整することができる。
【0018】
図3は、本発明に係るベルトプレスの略側面図である。
本実施例では、増速機10の入力軸を加圧部最終ロール9に接続し、出力軸を加圧部直前ロール11に接続する。また、増速機10は、入力軸に掛かる動力をトルクや回転数を変えて出力軸に伝達する公知の技術を採用でき、本実施例では無段変速機構の増速機10を用いる。
【0019】
ベルトプレス1の加圧部5にはろ布2の張力を検知する検知装置14を配置し、検知した張力を基に増速機10を制御する制御装置15を備える。予めベルトプレス1の運転が適切に行えるろ布張力の基準値を設定し、検知装置14が基準値以上のろ布張力を検知した場合、増速機10を各ロール12、13と接続し、ろ布張力が所定の値以下となれば増速機10と各ロール12、13の接続を解除する。
【0020】
増速機10の接続時は、ろ布張力の大きさに応じて増速比を変動させ、ろ布張力を低減させる。このように増速機10を制御することで、加圧部5に過剰な張力が掛かった際には、加圧部5の張力を適切な値まで低減させると共に、汚泥供給部4のろ布2に掛かる張力を低減させることができる。汚泥供給部4はろ布2の張力が低減することでろ布2間にゆとりが生まれ、汚泥を加圧部5へ送り込みやすくなる。
【0021】
検知装置14は、ろ布2からの反発力、又はろ布2を巻き掛けたロール3に掛かるスラストなどからろ布2の張力を検知できればよく、公知の検知装置を利用できる。
【0022】
次に、増速機10によるベルトプレス1の動力回生方法について詳述する。
図3に示すベルトプレス1では、駆動ロール7の回転により、駆動ロール7から駆動ロール7上流の加圧部最終ロール9に巻き掛けられたろ布2の張力が高くなり、駆動ロール7の下流ではろ布2の張力が低くなる。また、加圧部5ではろ布2がロール3に巻き掛けられるごとに抵抗が加わり張力が上昇する。
【0023】
ここで、ベルトプレス1に供給される汚泥の性状によっては、加圧部最終ロール9から加圧部最終ロール9上流のロール3に巻き掛けられたろ布2に想定以上の非常に高い張力が掛かることがあり、ベルトプレス1に大きな負荷をかけることがある。従って、加圧部5に配置した検知装置14の検出値が、予め定めたろ布張力の基準値を超えた場合、ロール軸受け等に過剰な荷重が掛かっていると判断し、張力を低減させるために増速機10と所定のロール12、13を接続する。
【0024】
なお、図3では、加圧部最終ロール9が第一のロール12となり、加圧部直前ロール11が第二のロール13となる。
【0025】
増速機10の入力軸を加圧部最終ロール9と接続した場合、加圧部最終ロール9は増速機10の抵抗を受けブレーキが掛る。よって、加圧部最終ロール9の回転速度が低下し、加圧部最終ロール9に掛かるろ布2の張力が低減する。また、同時に増速機10により張力が動力として回収される。
【0026】
そして、増速機10の出力軸は、加圧部直前ロール11と接続する。増速機10は、加圧部最終ロール9から回収した動力を回生し、加圧部直前ロール11の回転速度を増加させる。増速機10で加圧部直前ロール11の回転速度が増加することにより、汚泥供給部4のろ布2の張力が低下する。増速機10は、検知したろ布張力に応じて制御し、ろ布張力が大きくなるにつれ増速比を大きくする。ろ布張力が所定の値まで低下すると、増速機10とロール12、13の接続を解除し、通常運転に戻る。
【0027】
このように、張力を下げたいろ布2の下流に巻き掛けた第一のロール12(加圧部最終ロール9)から動力を回収することで、ろ布2の張力を低減させることができる。また、張力を下げたいろ布2の上流に巻き掛けた第二のロール13(加圧部直前ロール11)に動力を回生することで、ろ布2の張力を低減させることもできる。従って、増速機10を用いて動力を回生させることで、新たな動力源を用いることなくベルトプレス1に巻き掛けられるろ布2の張力を適切に調整することができる。
【0028】
図4は、本発明に係るベルトプレスの他の実施形態である。
他の実施例に係るベルトプレス1aは、上下一対のろ布2と、一対のろ布2を無端状に張設する複数のロール3と、上下一対のろ布2及び複数のロール3を支持するフレーム(図示せず)とを備え、一対のろ布2間で汚泥を脱水する。
【0029】
ベルトプレス1aは、中心ロール16に一対のろ布2を複数回掛け回すことで、高い圧力をかけながら脱水できる加圧部5を備えている。複数回掛け回した一対のろ布2を構成するろ布2とろ布2の間には、ろ布2同士の摩擦を軽減する間接材17が配設されている。
【0030】
間接材17は、中心ロール16の中心から放射状に移動自在である。間接材17は、間接材17に掛け回した一対のろ布2の押し付け力を内側の一対のろ布2へ伝え、圧力をかける。間接材17に巻き掛けた一対のろ布2から中心ロール16に巻き掛けた一対のろ布2へ向かうように一対のろ布2を走行させて汚泥の脱水を行う。
【0031】
図4に示すベルトプレス1aは、中心ロール16に一対のろ布2を2重に掛け回している。ベルトプレス1aは、汚泥を供給する汚泥供給部4と、汚泥を挟んで脱水する上下一対の無端状のろ布2と、一対のろ布2を2回掛け回す中心ロール15と、一対のろ布2を中心ロール16に案内するせん断ロール8と、一対のろ布2を再度中心ロール16に向かって回帰させるために巻き掛ける回帰ロール18と、中心ロール16上を2重に対向して走行する一対のろ布2間に配置する複数の間接材17と、一対のろ布2を駆動する2つの駆動ロール7と、汚泥を排出する排出部6と、を備える。中心ロール16にろ布2を2回巻き掛けて加圧部5を形成している。一対のろ布2のテンションの調整は、公知のろ布緊張装置を採用できる。
【0032】
複数の間接材17は、中心ロール16から等距離に配置し、中心ロール16の中心から放射線状に移動自在に配置してある。一対のろ布2を間接材17の外側から巻き掛けた後、続けて回帰ロール18に巻き掛けて中心ロール16に回帰させる。回帰させた一対のろ布2を間接材17より内側を通り中心ロール16に当接するよう巻き掛けることで、中心ロール16には間接材17を介して一対のろ布2を2重に巻き掛ける構成となる。
【0033】
増速機10は、入力軸を中心ロール16に接続し、出力軸をせん断ロール8に接続している。また、加圧部5のろ布には張力を検知する検知装置14を備え、検知装置14で検知した張力を基に増速機10を制御する制御装置15を備える。
【0034】
次に、図4に示す増速機によるベルトプレスの動力回生方法について詳述する。
図4のろ布を2回掛け回したベルトプレス1aでは、駆動ロール7の回転により、駆動ロール7から駆動ロール7上流の中心ロール16に巻き掛けたろ布2に高い張力が掛かっている。更に、中心ロール16にはろ布2を2度巻き掛けるため、中心ロール16から中心ロール16上流のせん断ロール8に巻き掛けたろ布2にも高い張力が掛かっている。従って、中心ロール16を第一のロール12、せん断ロール8を第二のロール13とし、ろ布2に過剰な張力が掛かった場合、増速機10を接続し張力を低減させる。
【0035】
ここで、加圧部5のろ布2の張力を低減させるには、増速機10の入力軸を中心ロール16に接続することで、中心ロール16の回転速度を低下させ、中心ロール16から中心ロール16上流のせん断ロール8に巻き掛けたろ布2の張力を低減させればよい。
【0036】
検知装置14で検知したろ布張力が基準値を超えた場合、増速機10の出力軸をせん断ロール8に接続し、動力を回生することで、せん断ロール8の回転速度を増加させ、せん断ロール8からせん断ロール8下流の中心ロール16に巻き掛けたろ布2の張力を低減させる。このように、加圧部5で偏ったろ布張力を減少させることで、張力によるベルトプレス1aの負荷を減少させることができる。
【0037】
図3に示すベルトプレス1では、加圧部最終ロール9を第一のロール12とし、加圧部直前ロール11を第二のロール13とし、また、図4に示すベルトプレス1aでは、中心ロール16を第一のロール12とし、せん断ロール8を第二のロール13としたが、加圧部5又は駆動ロール7の構成によってはろ布2に張力が掛かる場所、ろ布の張力を低減させたい場所が異なるため、ろ布2の張力を勘案して適宜第一のロール12と第二のロール13を設定すればよい。
【0038】
なお、加圧部5のろ布2の張力の大きさに応じて、増速機10の変速比を変更するとよいが、中心ロール16及び加圧部直前ロール11に固定差速を与える場合はギアなどを用いて単一のギア比で動力を回生してもよい。
【符号の説明】
【0039】
2 ろ布
3 ロール
5 加圧部
10 増速機
12 第一のロール
13 第二のロール
14 検知装置
15 制御装置
図1
図2
図3
図4