(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-03-09
(45)【発行日】2023-03-17
(54)【発明の名称】照明装置、照明装置の組合構造、取付部品、及び、照明装置と取付部品の取付構造
(51)【国際特許分類】
F21S 2/00 20160101AFI20230310BHJP
F21V 3/00 20150101ALI20230310BHJP
F21V 3/02 20060101ALI20230310BHJP
F21S 6/00 20060101ALI20230310BHJP
F21V 21/00 20060101ALI20230310BHJP
G09F 13/04 20060101ALN20230310BHJP
【FI】
F21S2/00 110
F21V3/00 310
F21V3/02 100
F21S6/00 410
F21V21/00 130
G09F13/04 R
(21)【出願番号】P 2019133525
(22)【出願日】2019-07-19
【審査請求日】2022-03-03
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 2019年6月20日および同年7月5日 株式会社ロゴスコーポレーション本社(大阪府大阪市住之江区平林南2丁目11番1号)において行われた撮影 2019年6月29日 株式会社テレビ東京 天王洲スタジオ(東京都品川区東品川1丁目3-3)において行われた撮影
(73)【特許権者】
【識別番号】391036404
【氏名又は名称】株式会社ロゴスコーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100104569
【氏名又は名称】大西 正夫
(72)【発明者】
【氏名】柴田 茂樹
【審査官】塩治 雅也
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-028034(JP,A)
【文献】特開平02-239651(JP,A)
【文献】特開2012-028082(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21K 9/00- 9/90
F21S 2/00-45/70
F21V 3/00
F21V 3/02
F21S 6/00
F21V 21/00
G09F 13/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明装置であって、前記照明装置の第1方向の一方側の第1外面部と、前記照明装置の前記第1方向の他方側の第2外面部とを備えており、
前記第1外面部は、前記第1方向の一方側に凸である第1凸部
と、前記第1方向の他方側に凹である第1凹部とを有しており、
前記第1凸部及び前記第1凹部は、前記第1外面部に沿って延びる仮想線を対称軸として線対称となる位置に配置されており、前記第1凹部の内形は、前記第1凸部の外形に対応しており、前記第1凹部の内形寸法は、前記第1凸部の外形寸法に対応している、若干小さい又は若干大きく、
前記第2外面部は、前記第1方向の一方側に凹である第2凹部を有しており、
前記第2凹部は、前記第1凸部に対して前記第1方向の他方側で当該第1凸部に対応する位置に配置されており、前記第2凹部の内形は、前記第1凸部の外形に対応しており、前記第2凹部の内形寸法は、前記第1凸部の外形寸法に対応している、若干小さい又は若干大きい照明装置。
【請求項2】
請求項1記載の照明装置において、
前記第2外面部は、前記第1方向の他方側に凸である第2凸部を更に有しており、
前記第2凸部は、前記第1凹部に対して前記第1方向の他方側で当該第1凹部に対応する位置に配置されており、前記第2凸部の外形は、前記第1凹部の内形に対応しており、前記第2凸部の外形寸法は、前記第1凹部の内形寸法に対応している、若干小さい又は若干大きい照明装置。
【請求項3】
請求項
1又は2記載の照明装置において、
前記第1外面部は、前記第1方向の一方側に延びた第1筒部を更に有しており、前記第1凹部は、前記第1筒部内に設けられている照明装置。
【請求項4】
請求項
1記載の照明装置において、
前記第2外面部は、前記第1方向の他方側に延びた第2筒部を更に有しており、前記第2凹部は、前記第2筒部内に設けられている照明装置。
【請求項5】
請求項
3記載の照明装置において、
前記第1凸部は、前記第1方向の一方側の端面を有しており、
前記第1筒部は、前記第1方向の一方側の端面を有しており、
前記第1筒部の前記端面の前記第1方向における高さ位置は、前記第1凸部の前記端面の前記第1方向における高さ位置と略同じである照明装置。
【請求項6】
請求項
2記載の照明装置において、
前記第2外面部は、前記第1方向の他方側に延びた第2筒部を更に有しており、前記第2凹部は、前記第2筒部内に設けられており、
前記第2凸部は、前記第1方向の他方側の端面を有しており、
前記第2筒部は、前記第1方向の他方側の端面を有しており、
前記第2筒部の前記端面の前記第1方向における高さ位置は、前記第2凸部の前記端面の前記第1方向における高さ位置と略同じである照明装置。
【請求項7】
請求項
1~6の何れかに記載の照明装置において、
透光性を有するカバーと、
前記カバー内に配置される光源とを備えており、
前記カバーは、前記第1外面部又は前記第2外面部を有している照明装置。
【請求項8】
請求項1~7の何れかに記載の照明装置において、
前記第1凸部は複数であり、
前記第2凹部は、前記第1凸部と同じ数であって、当該第1凸部の各々に対して前記第1方向の他方側で、当該第1凸部の各々に対応する位置に配置されている照明装置。
【請求項9】
請求項
1記載の照明装置において、
前記第1凸部は複数であり、
前記第1凹部は前記第1凸部と同じ数であり、
前記第2凹部は、前記第1凸部と同じ数であって、当該第1凸部の各々に対して前記第1方向の他方側で、当該第1凸部の各々に対応する位置に配置されている照明装置。
【請求項10】
請求項
8又は9記載の照明装置において、
前記第2外面部は、前記第1方向の他方側に延びており且つ前記第2凹部と同じ数の第2筒部を更に有しており、前記第2凹部は、前記第2筒部内にそれぞれ設けられている照明装置。
【請求項11】
請求項
2記載の照明装置において、
前記第1凸部は複数であり、
前記第1凹部は前記第1凸部と同じ数であり、
前記第2凸部は前記第1凹部と同じ数であって、当該第1凹部の各々に対して前記第1方向の他方側で、当該第1凹部の各々に対応する位置に配置されており、
前記第2凹部は前記第1凸部と同じ数であって、当該第1凸部の各々に対して前記第1方向の他方側で、当該第1凸部の各々に対応する位置に配置されている照明装置。
【請求項12】
請求項
11記載の照明装置において、
前記第1外面部は、前記第1方向の一方側に延びており且つ前記第1凹部と同じ数の第1筒部を更に有しており、前記第1凹部は、前記第1筒部内にそれぞれ設けられており、
前記第2外面部は、前記第1方向の他方側に延びており且つ前記第2凹部と同じ数の第2筒部を更に有しており、前記第2凹部は、前記第2筒部内にそれぞれ設けられている照明装置。
【請求項13】
照明装置であって、前記照明装置の第1方向の一方側の第1外面部を備えており、
前記第1外面部は、前記第1方向の一方側に凸である第1凸部及び前記第1方向の他方側に凹である第1凹部を有しており、
前記第1凸部及び前記第1凹部は、前記第1外面部に沿って延びる仮想線を対称軸として線対称となる位置に配置されており、前記第1凹部の内形は、前記第1凸部の外形に対応しており、前記第1凹部の内形寸法は、前記第1凸部の外形寸法に対応している、若干小さい又は若干大きい照明装置。
【請求項14】
請求項1~12の何れかに記載の照明装置を複数備えており、
前記複数の照明装置は、第1照明装置と、第2照明装置とを含み、
前記第1照明装置の前記第1外面部の前記第1凸部が、前記第2照明装置の前記第2外面部の前記第2凹部に嵌合することによって、前記第1照明装置と前記第2照明装置とが組み合わされている照明装置の組合構造。
【請求項15】
請求項
2、6、11又は12記載の照明装置を複数備えており、
前記複数の照明装置は、第1照明装置と、第2照明装置とを含み、
前記第1照明装置の前記第1外面部の前記第1凸部が、前記第2照明装置の前記第2外面部の前記第2凹部に嵌合し、且つ前記第2照明装置の前記第2外面部の前記第2凸部が前記第1照明装置の前記第1外面部の前記第1凹部に嵌合することによって、前記第1照明装置と前記第2照明装置とが組み合わされている照明装置の組合構造。
【請求項16】
請求項
1、2、3、6、9、11、12又は13記載の照明装置を複数備えており、
前記複数の照明装置は、第1照明装置と、第2照明装置とを含み、
前記第1照明装置の前記第1外面部の前記第1凸部が、前記第2照明装置の前記第1外面部の前記第1凹部に嵌合し、且つ前記第2照明装置の前記第1外面部の前記第1凸部が前記第1照明装置の前記第1外面部の前記第1凹部に嵌合することによって、前記第1照明装置と前記第2照明装置とが組み合わされている照明装置の組合構造。
【請求項17】
請求項
8~10の何れかに記載の照明装置を複数備えており、
前記複数の照明装置は、第1照明装置と、第2照明装置と
、第3照明装置とを含み、
前記第1照明装置、前記第2照明装置及び前記第3照明装置の前記第1外面部の第2方向の一方側の第1端部に前記第1凸部のうちの少なくとも一つが設けられ、当該第1外面部の第2方向の他方側の第2端部に前記第1凸部のうちの別の少なくとも一つが設けられており、前記第2方向は前記第1方向に略直交しており、
前記第1照明装置、前記第2照明装置及び前記第3照明装置の前記第2外面部の前記第2方向の一方側の第1端部に前記第2凹部のうちの少なくとも一つが設けられ、当該第2外面部の第2方向の他方側の第2端部に前記第2凹部のうちの別の少なくとも一つが設けられており、
前記第1照明装置の前記第1外面部と前記第3照明装置の前記第1外面部とが隣り合うように配置されており、
前記第1照明装置の前記第1外面部の前記第1端部上の前記少なくとも一つの第1凸部が、前記第2照明装置の前記第2外面部の前記第1端部の前記少なくとも一つの第2凹部又は前記第2端部の前記別の少なくとも一つの第2凹部に嵌合し、且つ、前記第3照明装置の前記第1外面部の前記第2端部上の前記別の少なくとも一つの第1凸部が、前記第2照明装置の前記第2外面部の前記第2端部の前記別の少なくとも一つの第2凹部又は前記第1端部の前記少なくとも一つの第2凹部に嵌合することによって、前記第1、第3照明装置と前記第2照明装置とが組み合わされている照明装置の組合構造。
【請求項18】
請求項
11又は12記載の照明装置を複数備えており、
前記複数の照明装置は、第1照明装置と、第2照明装置と、第3照明装置とを含み、
前記第1照明装置、前記第2照明装置及び前記第3照明装置の前記第1外面部の第2方向の一方側の第1端部又は前記第2方向の他方側の第2端部に前記第1凸部のうちの少なくとも一つが設けられ、当該第1外面部の前記第2端部又は前記第1端部に前記第1凹部のうちの少なくとも一つが設けられており、前記第2方向は前記第1方向に略直交しており、
前記第1照明装置、前記第2照明装置及び前記第3照明装置の前記第2外面部の前記第2方向の一方側の第1端部又は前記第2方向の他方側の第2端部に前記第2凹部のうちの少なくとも一つが設けられ、当該第2外面部の前記第2端部又は前記第1端部に前記第2凸部のうちの少なくとも一つが設けられており、
前記第1照明装置の前記第1外面部と前記第3照明装置の前記第1外面部とが隣り合うように配置されており、
前記第1照明装置の前記第1外面部の前記少なくとも一つの第1凸部が、前記第2照明装置の前記第2外面部の前記少なくとも一つの第2凹部に嵌合し、且つ、前記第3照明装置の前記第1外面部の前記少なくとも一つの第1凹部に、前記第2照明装置の前記第2外面部の前記少なくとも一つの第2凸部が嵌合することによって、前記第1、第3照明装置と前記第2照明装置とが組み合わされている照明装置の組合構造。
【請求項19】
請求項
9、11又は12記載の照明装置を複数備えており、
前記複数の照明装置は、第1照明装置と、第2照明装置と、第3照明装置とを含み、
前記第1照明装置、前記第2照明装置及び前記第3照明装置の前記第1外面部の第2方向の一方側の第1端部に前記第1凸部のうちの少なくとも一つ及び前記第1凹部のうちの少なくとも一つが第3方向において前後に設けられ、当該第1外面部の第2方向の他方側の第2端部に前記第1凹部のうちの別の少なくとも一つ及び前記第1凸部のうちの別の少なくとも一つが前記第3方向において前後に設けられており、前記第2方向は前記第1方向に略直交し且つ前記第1外面部に沿って延びており、前記第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向に略直交しており、
前記第1照明装置の前記第1外面部と前記第3照明装置の前記第1外面部とが隣り合うように配置されており、
前記第1照明装置の前記第1外面部の前記第1端部上の前記少なくとも一つの第1凸部が、前記第2照明装置の前記第1外面部の前記第1端部又は前記第2端部の前記少なくとも一つの第1凹部に嵌合し、前記第3照明装置の前記第1外面部の前記第2端部上の前記少なくとも一つの第1凸部が、前記第2照明装置の前記第1外面部の前記第2端部又は前記第1端部の前記少なくとも一つの第1凹部に嵌合し、前記第2照明装置の前記第1外面部の前記第1端部上の前記少なくとも一つの第1凸部が、前記第3照明装置の前記第1外面部の前記第2端部の前記少なくとも一つの第1凹部に嵌合し、前記第2照明装置の前記第1外面部の前記第2端部上の前記少なくとも一つの第1凸部が、前記第1照明装置の前記第1外面部の前記第1端部の前記少なくとも一つの第1凹部に嵌合することによって、前記第1、第3照明装置と前記第2照明装置とが組み合わされている照明装置の組合構造。
【請求項20】
請求項1~12の何れかに記載の複数の照明装置に取付可能な取付部品であって、
前記取付部品の外面部である取付部を備えており、
前記取付部は、第1方向の他方側に凸の複数の凸部を有しており、
前記取付部品の前記凸部のうちの一つの凸部は、前記取付部の第2方向の一方側に配置され、前記取付部品の前記凸部のうちの別の一つの凸部は、前記取付部の第2方向の他方側に配置されており、前記第2方向は、前記第1方向に略直交しており、
前記取付部品の前記凸部の外形は、前記照明装置の前記第2凹部の内形に対応しており、前記取付部品の前記凸部の外形寸法は、前記照明装置の前記第2凹部の内形寸法に対応している又は若干大きくなっており、
前記複数の照明装置のうちの一方、他方の照明装置の前記第2外面部が前記第2方向において並べられた状態で、前記取付部品の前記一つの凸部が、前記第2方向の一方側に位置する前記一方の照明装置の前記第2外面部の前記第2凹部に嵌合し、且つ前記取付部品の前記別の一つの凸部が、前記第2方向の他方側に位置する前記他方の照明装置の前記第2外面部の前記第2凹部に嵌合する取付装置。
【請求項21】
請求項
2、6、11又は12記載の複数の照明装置に取付可能な取付部品であって、
前記取付部品の外面部である取付部を備えており、
前記取付部は、第1方向の他方側に凸の凸部と、前記第1方向の一方側に凹である凹部を有しており、
前記取付部品の前記凸部は、前記取付部の第2方向の一方側に配置され、前記取付部品の前記凹部は、前記取付部の第2方向の他方側に配置されており、前記第2方向は、前記第1方向に略直交しており、
前記取付部品の前記凸部の外形は、前記照明装置の前記第2凹部の内形に対応しており、前記取付部品の前記凸部の外形寸法は、前記照明装置の前記第2凹部の内形寸法に対応している又は若干大きくなっており、
前記取付部品の前記凹部の内形は、前記照明装置の前記第2凸部の外形に対応しており、前記取付部品の前記凹部の内形寸法は、前記照明装置の前記第2凸部の外形寸法に対応している又は若干小さくなっており、
前記複数の照明装置のうちの一方、他方の照明装置の前記第2外面部が前記第2方向に
おいて並べられた状態で、前記取付部品の前記凸部は、前記第2方向の一方側に位置する前記一方の照明装置の前記第2外面部の前記第2凹部に嵌合し、且つ前記取付部品の前記凹部に、前記第2方向の他方側に位置する前記他方の照明装置の前記第2外面部の前記第2凸部が嵌合する取付装置。
【請求項22】
請求項
1~13の何れかに記載の複数の照明装置に取付可能な取付部品であって、
前記取付部品の外面部である取付部を備えており、
前記取付部は、第1方向の他方側に凹の複数の凹部を有しており、
前記取付部品の前記凹部のうちの一つの凹部は、前記取付部の第2方向の一方側に配置され、前記取付部品の前記凹部のうちの別の一つの凹部は、前記取付部の第2方向の他方側に配置されており、前記第2方向は、前記第1方向に略直交しており、
前記取付部品の前記凹部の内形は、前記照明装置の前記第1凸部の外形に対応しており、前記取付部品の前記凹部の内形寸法は、前記照明装置の前記第1凸部の外形寸法に対応している又は若干小さくなっており、
前記複数の照明装置のうちの一方、他方の照明装置の前記第1外面部が前記第2方向において並べられた状態で、前記取付部品の前記一つの凹部に、前記第2方向の一方側に位置する前記一方の照明装置の前記第1外面部の前記第1凸部が嵌合し、且つ前記取付部品の前記別の凹部に、前記第2方向の他方側に位置する前記他方の照明装置の前記第1外面部の前記第1凸部が嵌合する取付装置。
【請求項23】
請求項
1、3、9、11又は12記載の複数の照明装置に取付可能な取付部品であって、
前記取付部品の外面部である取付部を備えており、
前記取付部は、第1方向の一方側に凸の凸部と、前記第1方向の他方側に凹である凹部を有しており、
前記取付部品の前記凸部は、前記取付部の第2方向の一方側に配置され、前記取付部品の前記凹部は、前記取付部の第2方向の他方側に配置されており、前記第2方向は、前記第1方向に略直交しており、
前記取付部品の前記凸部の外形は、前記照明装置の前記第1凹部の内形に対応しており、前記取付部品の前記凸部の外形寸法は、前記照明装置の前記第1凹部の内形寸法に対応している又は若干大きくなっており、
前記取付部品の前記凹部の内形は、前記照明装置の前記第1凸部の外形に対応しており、前記取付部品の前記凹部の内形寸法は、前記照明装置の前記第1凸部の外形寸法に対応している又は若干小さくなっており、
前記複数の照明装置のうちの一方、他方の照明装置の前記第1外面部が前記第2方向において並べられた状態で、前記取付部品の前記凸部は、前記第2方向の一方側に位置する前記一方の照明装置の前記第1外面部の前記第1凹部に嵌合し、且つ前記取付部品の前記凹部に、前記第2方向の他方側に位置する前記他方の照明装置の前記第1外面部の前記第1凸部が嵌合する取付装置。
【請求項24】
請求項21記載の取付部品において、
前記取付部品は、弾性体で構成されており、
前記取付部は、筒部を更に有しており、前記凹部が、前記筒部内に設けられており、
前記取付部品の前記凸部が、前記一方の照明装置の前記第2外面部の前記第2凹部に嵌合し、且つ前記取付部品の前記凹部に、前記他方の照明装置の前記第2外面部の前記第2凸部が嵌合した状態で、前記取付部の前記筒部は、前記取付部の前記凹部内に嵌合した前記他方の照明装置の前記第2凸部と、前記取付部の前記凸部が嵌合した前記一方の照明装置の前記第2凹部の周りの第2筒部とに挟持される取付部品。
【請求項25】
請求項
23記載の取付部品において、
前記取付部品は、弾性体で構成されており、
前記取付部は、筒部を更に有しており、前記凹部が、前記筒部内に設けられており、
前記取付部品の前記凸部が、前記一方の照明装置の前記第1外面部の前記第1凹部に嵌合し、且つ前記取付部品の前記凹部に、前記他方の照明装置の前記第1外面部の前記第1凸部が嵌合した状態で、前記取付部の前記筒部は、前記取付部の前記凹部内に嵌合した前記他方の照明装置の前記第1凸部と、前記取付部の前記凸部が嵌合した前記一方の照明装置の前記第1凹部の周りの第1筒部とに挟持される取付部品。
【請求項26】
請求項1~12の何れかに記載の複数の照明装置と、
弾性体で構成された一方の取付部品と、
弾性体で構成された他方の取付部品とを備えており、
前記照明装置は、隣り合う照明装置を含み、前記隣り合う照明装置の前記第1外面部、前記第2外面部が前記第1方向に略直交する第2方向で隣り合うように配置されており、前記隣り合う照明装置は、互いに隣接する隣接面を有し、前記隣接面は、頂部と、第1麓部と、第2麓部とを有しており、前記隣り合う照明装置の一方の照明装置の前記頂部は、他方の照明装置側に凸であり、前記他方の照明装置の前記頂部は、前記一方の照明装置側に凸であり、前記一方の照明装置の前記頂部と前記他方の照明装置の前記頂部とが互いに当接しており、前記第1麓部間及び前記第2麓部間には間隙が生じており、
前記一方の取付部品は、前記一方の取付部品の外面部である取付部を備えており、前記一方の取付部品の前記取付部は、前記一方の照明装置の前記第2外面部に取り付けられた第1部と、前記他方の照明装置の前記第2外面部に取り付けられた第2部とを有しており、
前記他方の取付部品は、前記他方の取付部品の外面部である取付部を備えており、前記他方の取付部品の前記取付部は、前記一方の照明装置の前記第1外面部に取り付けられた第1部と、前記他方の照明装置の前記第1外面部に取り付けられた第2部とを有しており、
前記頂部を支点として、前記第1麓部間の前記間隙が開くことによって、前記一方の取付部品の前記第1部と前記一方の取付部品の前記第2部とが互いに離反するように、前記一方の取付部品に負荷が掛かる一方、前記第2麓部間の前記間隙が開くことによって、前記他方の取付部品の前記第1部と前記他方の取付部品の前記第2部とが互いに離反するように、前記他方の取付部品に負荷が掛かる照明装置と取付部品の取付構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置、照明装置の組合構造、取付部品、及び、照明装置と取付部品の取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の照明装置が下記特許文献1に記載されている。この照明装置は、複数の平面を有する多面体と、この多面体の平面に設けられた磁気スイッチと、この多面体の平面に設けられた磁石と、多面体の平面に設けられた発光ダイオードとを備えている。この照明装置は複数積み重ね、そのうちの一つの照明装置の磁石によって別の一つの照明装置の磁気スイッチがオンにされると、別の一つの照明装置の発光ダイオードが点灯するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記照明装置は単に積み重ねているだけであり、その組み合わせ状態が不安定である。
【0005】
本発明は、照明装置の組み合わせ状態を安定させることができる照明装置、照明装置の組合構造、取付部品、及び、照明装置と取付部品の取付構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の照明装置は、この照明装置の第1方向の一方側の第1外面部と、照明装置の第1方向の他方側の第2外面部とを備えている。第1外面部は、第1方向の一方側に凸である第1凸部を有している。第2外面部は、第1方向の一方側に凹である第2凹部を有している。第2凹部は、第1凸部に対して第1方向の他方側で当該第1凸部に対応する位置に配置されている。第2凹部の内形は、第1凸部の外形に対応しており、第2凹部の内形寸法は、第1凸部の外形寸法に対応している、若干小さい又は若干大きい。
【0007】
このような態様の照明装置による場合、一の照明装置の第1外面部の第1凸部を、別の照明装置の第2外面部の第2凹部に嵌合させることによって、両照明装置を組み合わせることができる。第1凸部が第2凹部に嵌合しているので、その組み合わせ状態が安定する。
【0008】
第1外面部は、第1方向の他方側に凹である第1凹部を更に有していても良い。第1凸部及び第1凹部は、第1外面部に沿って延びる仮想線を対称軸として線対称となる位置に配置されていても良い。第1凹部の内形は、第1凸部の外形に対応しており、第1凹部の内形寸法は、第1凸部の外形寸法に対応している、若干小さい又は若干大きい構成とすることが可能である。
【0009】
第2外面部は、第1方向の他方側に凸である第2凸部を更に有していても良い。第2凸部は、第1凹部に対して第1方向の他方側で当該第1凹部に対応する位置に配置されていても良い。第2凸部の外形は、第1凹部の内形に対応しており、第2凸部の外形寸法は、第1凹部の内形寸法に対応している、若干小さい又は若干大きい構成とすることが可能である。
【0010】
第1外面部は、第1方向の一方側に延びた第1筒部を更に有していても良い。この場合、第1凹部は、第1筒部内に設けられていると良い。
【0011】
第2外面部は、第1方向の他方側に延びた第2筒部を更に有していても良い。この場合、第2凹部は、第2筒部内に設けられていると良い。
【0012】
第1凸部は、第1方向の一方側の端面を有する構成とすることが可能である。第1筒部は、第1方向の一方側の端面を有する構成とすることが可能である。第1筒部の端面の第1方向における高さ位置は、第1凸部の端面の第1方向における高さ位置と略同じとすることが可能である。
【0013】
第2凸部は、第1方向の他方側の端面を有する構成とすることが可能である。第2筒部は、第1方向の他方側の端面を有する構成とすることが可能である。第2筒部の端面の第1方向における高さ位置は、第2凸部の端面の第1方向における高さ位置と略同じとすることが可能である。
【0014】
本発明の別の態様の照明装置は、この照明装置の第1方向の一方側の第1外面部を備えている。第1外面部は、第1方向の一方側に凸である第1凸部及び第1方向の他方側に凹である第1凹部を有している。第1凸部及び第1凹部は、第1外面部に沿って延びる仮想線を対称軸として線対称となる位置に配置されている。第1凹部の内形は、第1凸部の外形に対応しており、第1凹部の内形寸法は、第1凸部の外形寸法に対応している、若干小さい又は若干大きい構成とすることが可能である。
【0015】
上記何れかの態様の照明装置は、透光性を有するカバーと、このカバー内に配置される光源とを備えた構成とすることが可能である。カバーは、第1外面部又は第2外面部を有する構成とすることが可能である。
【0016】
第1凸部は複数とすることが可能である。
【0017】
第2凹部が設けられている場合、第2凹部は、第1凸部と同じ数であって、当該第1凸部の各々に対して第1方向の他方側で、当該第1凸部の各々に対応する位置に配置された構成とすることが可能である。
【0018】
第1凹部が設けられている場合、第1凹部は第1凸部と同じ数の複数とすることが可能である。
【0019】
第2筒部及び第2凹部が設けられている場合、第2筒部は、第2凹部と同じ数の複数とすることが可能である。この場合、第2凹部は、第2筒部内にそれぞれ設けられていると良い。
【0020】
第2凸部及び第1凹部が設けられている場合、第2凸部は第1凹部と同じ数であって、当該第1凹部の各々に対して第1方向の他方側で、当該第1凹部の各々に対応する位置に配置された構成とすることが可能である。
【0021】
第1筒部及び第1凹部が設けられている場合、第1筒部は、第1凹部と同じ数の複数とすることが可能である。この場合、第1凹部は、第1筒部内にそれぞれ設けられていると良い。
【0022】
本発明の一態様の照明装置の組合構造は、上記した何れかに記載の照明装置を複数備えている。複数の照明装置は、第1照明装置と、第2照明装置とを含んでいる。第1照明装置の第1外面部の第1凸部が、第2照明装置の第2外面部の第2凹部に嵌合することによって、第1照明装置と第2照明装置とが組み合わされている。又は、第1照明装置の第1外面部の第1凸部が、第2照明装置の第2外面部の第2凹部に嵌合し、且つ第2照明装置の第2外面部の第2凸部が第1照明装置の第1外面部の第1凹部に嵌合することによって、第1照明装置と第2照明装置とが組み合わされている。又は、第1照明装置の第1外面部の第1凸部が、第2照明装置の第1外面部の第1凹部に嵌合し、且つ第2照明装置の第1外面部の第1凸部が第1照明装置の第1外面部の第1凹部に嵌合することによって、第1照明装置と第2照明装置とが組み合わされている。
【0023】
複数の照明装置は、第1照明装置と、第2照明装置と、第3照明装置とを含んでいても良い。なお、第2方向は第1方向に略直交した方向とすることが可能である。
【0024】
第1照明装置、第2照明装置及び第3照明装置の第1外面部の第2方向の一方側の第1端部に第1凸部のうちの少なくとも一つが設けられ、当該第1外面部の第2方向の他方側の第2端部に第1凸部のうちの別の少なくとも一つが設けられた構成とすることが可能である。第1照明装置、第2照明装置及び第3照明装置の第2外面部の第2方向の一方側の第1端部に第2凹部のうちの少なくとも一つが設けられ、当該第2外面部の第2方向の他方側の第2端部に第2凹部のうちの別の少なくとも一つが設けられた構成とすることが可能である。第1照明装置の第1外面部と第3照明装置の第1外面部とが隣り合うように配置されていると良い。第1照明装置の第1外面部の第1端部上の少なくとも一つの第1凸部が、第2照明装置の第2外面部の第1端部の少なくとも一つの第2凹部又は第2端部の別の少なくとも一つの第2凹部に嵌合し、且つ、第3照明装置の第1外面部の第2端部上の別の少なくとも一つの第1凸部が、第2照明装置の第2外面部の第2端部の別の少なくとも一つの第2凹部又は第1端部の少なくとも一つの第2凹部に嵌合することによって、第1、第3照明装置と第2照明装置とが組み合わされた構成とすることが可能である。
【0025】
第1照明装置、第2照明装置及び第3照明装置の第1外面部の第2方向の一方側の第1端部又は第2方向の他方側の第2端部に第1凸部のうちの少なくとも一つが設けられ、当該第1外面部の第2端部又は第1端部に第1凹部のうちの少なくとも一つが設けられた構成とすることが可能である。第1照明装置、第2照明装置及び第3照明装置の第2外面部の第2方向の一方側の第1端部又は第2方向の他方側の第2端部に第2凹部のうちの少なくとも一つが設けられ、当該第2外面部の第2端部又は第1端部に第2凸部のうちの少なくとも一つが設けられた構成とすることが可能である。第1照明装置の第1外面部と第3照明装置の第1外面部とが隣り合うように配置されていると良い。第1照明装置の第1外面部の少なくとも一つの第1凸部が、第2照明装置の第2外面部の少なくとも一つの第2凹部に嵌合し、且つ、第3照明装置の第1外面部の少なくとも一つの第1凹部に、第2照明装置の第2外面部の少なくとも一つの第2凸部が嵌合することによって、第1、第3照明装置と第2照明装置とが組み合わされた構成とすることが可能である。
【0026】
第1照明装置、第2照明装置及び第3照明装置の第1外面部の第2方向の一方側の第1端部に第1凸部のうちの少なくとも一つ及び第1凹部のうちの少なくとも一つが第3方向において前後に設けられ、当該第1外面部の第2方向の他方側の第2端部に第1凹部のうちの別の少なくとも一つ及び第1凸部のうちの別の少なくとも一つが第3方向において前後に設けられた構成とすることが可能である。第3方向は、第1方向及び第2方向に略直交していると良い。第1照明装置の第1外面部と第3照明装置の第1外面部とが隣り合うように配置されていると良い。第1照明装置の第1外面部の第1端部上の少なくとも一つの第1凸部が、第2照明装置の第1外面部の第1端部又は第2端部の少なくとも一つの第1凹部に嵌合し、第3照明装置の第1外面部の第2端部上の少なくとも一つの第1凸部が、第2照明装置の第1外面部の第2端部又は第1端部の少なくとも一つの第1凹部に嵌合し、第2照明装置の第1外面部の第1端部上の少なくとも一つの第1凸部が、第3照明装置の第1外面部の第2端部の少なくとも一つの第1凹部に嵌合し、第2照明装置の第1外面部の第2端部上の少なくとも一つの第1凸部が、第1照明装置の第1外面部の第1端部の少なくとも一つの第1凹部に嵌合することによって、第1、第3照明装置と第2照明装置とが組み合わされた構成とすることが可能である。
【0027】
本発明の第1態様の取付部品は、第2凹部が設けられた上記何れかの態様の複数の照明装置に取付可能な取付部品である。この取付部品は、その外面部である取付部を備えている。取付部は、第1方向の他方側に凸の複数の凸部を有している。取付部品の凸部のうちの一つの凸部は、取付部の第2方向の一方側に配置され、取付部品の凸部のうちの別の一つの凸部は、取付部の第2方向の他方側に配置されている。取付部品の凸部の外形は、照明装置の第2凹部の内形に対応しており、取付部品の凸部の外形寸法は、照明装置の第2凹部の内形寸法に対応している又は若干大きくなっている。複数の照明装置のうちの一方、他方の照明装置の第2外面部が第2方向において並べられた状態で、取付部品の一つの凸部が、第2方向の一方側に位置する一方の照明装置の第2外面部の第2凹部に嵌合し、且つ取付部品の別の一つの凸部が、第2方向の他方側に位置する他方の照明装置の第2外面部の第2凹部に嵌合する。
【0028】
本発明の第2態様の取付部品は、第2凸部が設けられた上記何れかの態様の複数の照明装置に取付可能な取付部品である。この取付部品も、その外面部である取付部を備えている。取付部は、第1方向の他方側に凸の凸部と、第1方向の一方側に凹である凹部を有している。取付部品の凸部は、取付部の第2方向の一方側に配置され、取付部品の凹部は、取付部の第2方向の他方側に配置されている。取付部品の凸部の外形は、照明装置の第2凹部の内形に対応しており、取付部品の凸部の外形寸法は、照明装置の第2凹部の内形寸法に対応している又は若干大きくなっている。取付部品の凹部の内形は、照明装置の第2凸部の外形に対応しており、取付部品の凹部の内形寸法は、照明装置の第2凸部の外形寸法に対応している又は若干小さくなっている。複数の照明装置のうちの一方、他方の照明装置の第2外面部が第2方向において並べられた状態で、取付部品の凸部は、第2方向の一方側に位置する一方の照明装置の第2外面部の第2凹部に嵌合し、且つ取付部品の凹部に、第2方向の他方側に位置する他方の照明装置の第2外面部の第2凸部が嵌合する。
【0029】
本発明の第3態様の取付部品は、上記何れかの態様の複数の照明装置に取付可能な取付部品である。この取付部品も、その外面部である取付部を備えている。取付部は、第1方向の他方側に凹の複数の凹部を有している。取付部品の凹部のうちの一つの凹部は、取付部の第2方向の一方側に配置され、取付部品の凹部のうちの別の一つの凹部は、取付部の第2方向の他方側に配置されている。取付部品の凹部の内形は、照明装置の第1凸部の外形に対応しており、取付部品の凹部の内形寸法は、照明装置の第1凸部の外形寸法に対応している又は若干小さくなっている。複数の照明装置のうちの一方、他方の照明装置の第1外面部が第2方向において並べられた状態で、取付部品の一つの凹部に、第2方向の一方側に位置する一方の照明装置の第1外面部の第1凸部が嵌合し、且つ取付部品の別の凹部に、第2方向の他方側に位置する他方の照明装置の第1外面部の第1凸部が嵌合する。
【0030】
本発明の第4態様の取付部品は、上記何れかの態様の複数の照明装置に取付可能な取付部品である。この取付部品も、その外面部である取付部を備えている。取付部は、第1方向の一方側に凸の凸部と、第1方向の他方側に凹である凹部を有している。取付部品の凸部は、取付部の第2方向の一方側に配置され、取付部品の凹部は、取付部の第2方向の他方側に配置されている。取付部品の凸部の外形は、照明装置の第1凹部の内形に対応しており、取付部品の凸部の外形寸法は、照明装置の第1凹部の内形寸法に対応している又は若干大きくなっている。取付部品の凹部の内形は、照明装置の第1凸部の外形に対応しており、取付部品の凹部の内形寸法は、照明装置の第1凸部の外形寸法に対応している又は若干小さくなっている。複数の照明装置のうちの一方、他方の照明装置の第1面が第2方向において並べられた状態で、取付部品の凸部は、第2方向の一方側に位置する一方の照明装置の第1面の第1凹部に嵌合し、且つ取付部品の凹部に、第2方向の他方側に位置する他方の照明装置の第1面の第1凸部が嵌合する。
【0031】
上記した何れかの態様の取付部品は、弾性体で構成可能である。
【0032】
上記した何れかの態様の取付部品の取付部は、筒部を更に有する構成とすることが可能である。この場合、取付部品の取付部の凹部が、筒部内に設けられている。
【0033】
取付部品の凸部が、一方の照明装置の第2外面部の第2凹部又は第1外面部の第1凹部に嵌合し、且つ取付部品の凹部に、他方の照明装置の第2外面部の第2凸部又は第1外面部の第1凸部が嵌合した状態で、取付部の筒部は、取付部の凹部内に嵌合した他方の照明装置の第2凸部又は第1凸部と、取付部の凸部が嵌合した一方の照明装置の第2凹部の周りの第2筒部又は第1凹部の周りの第1筒部とに挟持される構成とすることが可能である。
【0034】
本発明の一態様の照明装置と取付部品の取付構造は、複数の照明装置と、弾性体で構成された一方の取付部品と、弾性体で構成された他方の取付部品とを備えている。照明装置は、隣り合う照明装置を含み、隣り合う照明装置の第1外面部、第2外面部が第2方向で隣り合うように配置されている。隣り合う照明装置は、互いに隣接する隣接面を有する。隣接面は、頂部と、第1麓部と、第2麓部とを有しており、隣り合う照明装置の一方の照明装置の頂部は、他方の照明装置側に凸であり、他方の照明装置の頂部は、一方の照明装置側に凸であり、一方の照明装置の頂部と他方の照明装置の頂部とが互いに当接しており、第1麓部間及び第2麓部間には間隙が生じている。一方の取付部品は、一方の取付部品の外面部である取付部を備えている。一方の取付部品の取付部は、一方の照明装置の第2外面部に取り付けられた第1部と、他方の照明装置の第2外面部に取り付けられた第2部とを有している。他方の取付部品は、他方の取付部品の外面部である取付部を備えており、他方の取付部品の取付部は、一方の照明装置の第1外面部に取り付けられた第1部と、他方の照明装置の第1外面部に取り付けられた第2部とを有している。頂部を支点として、第1麓部間の間隙が開くことによって、一方の取付部品の第1部と一方の取付部品の第2部とが互いに離反するように、一方の取付部品に負荷が掛かる一方、第2麓部間の間隙が開くことによって、他方の取付部品の第1部と他方の取付部品の第2部とが互いに離反するように、他方の取付部品に負荷が掛かる。
なお、一方、他方の取付部品の取付部は、上記何れかの態様の通りに、複数の照明装置の第2外面部、第1外面部に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【
図1A】本発明の実施例1に係る照明装置の正面図である。
【
図1G】実施例1の照明装置の正面、底面及び左側面図から表した斜視図である。
【
図1H】実施例1の照明装置の背面、平面及び左側面図から表した斜視図である。
【
図2A】実施例1の照明装置の第1設計変形例の正面、底面及び左側面図から表した斜視図である。
【
図2B】第1設計変形例の照明装置の背面、平面及び左側面図から表した斜視図である。
【
図3A】実施例1の照明装置の第2設計変形例の平面図である。
【
図3B】第2設計変形例の照明装置の底面図である。
【
図4A】実施例1の照明装置の第3設計変形例の平面図である。
【
図4B】第3設計変形例の照明装置の底面図である。
【
図5A】実施例1の照明装置を二つ組み合わせた第1組合構造を示す正面図である。
【
図5B】実施例1の照明装置を二つ組み合わせた第2組合構造を示す正面図である。
【
図6A】実施例1の照明装置を三つ組み合わせた第3組合構造を示す正面図である。
【
図6B】実施例1の照明装置を三つ組み合わせた第4組合構造を示す正面図である。
【
図6C】実施例1の照明装置を三つ組み合わせた第5組合構造を示す正面図である。
【
図7A】第3組合構造の照明装置の組み合わせの対応表である。
【
図7B】第4組合構造の照明装置の組み合わせの対応表である。
【
図7C】第5組合構造の照明装置の組み合わせの対応表である。
【
図8A】本発明の実施例1に係る取付部品の正面、底面及び左側面図から表した斜視図である。
【
図8B】取付部品の背面、平面及び左側面図から表した斜視図である。
【
図9A】取付部品を二つの照明装置に取り付けた第1又は第2取付態様を示す底面図である。
【
図9B】取付部品を三つの照明装置に取り付けた第3取付態様を示す底面図である。
【
図9C】取付部品を四つの照明装置に取り付けた第4取付態様を示す底面図である。
【
図10A】第3取付態様の取付部品と照明装置との取付対応表1である。
【
図10B】第3取付態様の取付部品と照明装置との取付対応表2である。
【
図10C】第3取付態様の取付部品と照明装置との取付対応表3である。
【
図11A】第4取付態様の取付部品と照明装置との取付対応表1である。
【
図11B】第4取付態様の取付部品と照明装置との取付対応表2である。
【
図11C】第4取付態様の取付部品と照明装置との取付対応表3である。
【
図12A】二つの取付部品を隣り合う照明装置に取り付ける前の状態を示す正面図である。
【
図12B】二つの取付部品が隣り合う照明装置の第1取付部、第2取付部に取り付けられた状態を示す正面図である。
【
図13A】実施例1の照明装置の第4設計変形例の正面、底面及び左側面図から表した斜視図である。
【
図13B】第4設計変形例の照明装置の背面、平面及び左側面図から表した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
以下、本発明の実施例1及びその設計変形例について説明する。なお、後述する実施例及び設計変更例の各構成要素は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能であることに留意されたい。また、後述する実施例の各態様及び設計変形例における照明装置及び取付部品の各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。
【実施例1】
【0037】
以下、本発明の実施例1及びその設計変形例に係る照明装置Dについて、
図1~
図4Bを参照しつつ説明する。
図1A~
図1Hには、実施例1の照明装置Dが示されている。
図2A及び
図2Bには、実施例1の照明装置Dの第1設計変形例が示されている。
図3A及び
図3Bには、実施例1の照明装置Dの第2設計変形例が示されている。
図4A及び
図4Bには、実施例1の照明装置Dの第3設計変形例が示されている。
図1G、
図1H、
図2A及び
図2Bに示すZ-Z’方向は、特許請求の範囲の第1方向に相当し、Z方向が第1方向の一方、Z’方向が第1方向の他方に相当する。
図1G、
図1H、
図2A及び
図2Bに示すX-X’方向は、Z-Z’方向に略直交しており且つ特許請求の範囲の第2方向に相当する。X方向が第2方向の一方、X’方向が第2方向の他方に相当する。
図1G、
図1H、
図2A及び
図2Bに示すY-Y’方向は、Z-Z’方向及びX-X’方向に略直交しており且つ特許請求の範囲の第3方向に相当する。Y方向が第3方向の一方、Y’方向が第3方向の他方に相当する。
【0038】
照明装置Dは、Z-Z’方向に延びた多角柱状又は円柱状であって、Z方向側の第1外面部F1と、Z’方向側の第2外面部F2とを備えている。
【0039】
第1外面部F1には、複数の第1凸部F11が設けられている。第1凸部F11は、Z方向側に凸の多角柱状又は円柱状の凸部である。第1凸部F11は、例えば、第1外面部F1の略中心を基準に対角線上に間隔をあけて配置されていても良いし(
図1C、
図1H及び
図2A参照)、X-X’方向に間隔をあけて配置されていても良いし(
図3A参照)、Y-Y’方向に間隔をあけて配置されていても良い(
図4A参照)。
【0040】
第2外面部F2には、第1凸部F11と同じ数の複数の第2凹部F22が設けられている。第2凹部F22は、Z方向側に凹んだ凹部であって、第1凸部F11の各々に対してZ’方側で、当該第1凸部F11の各々に対応する位置に配置されている。例えば、第1凸部F11が第1外面部F1の略中心を基準に対角線上に間隔をあけて配置されている場合、第2凹部F22も、第1凸部F11の各々に対してZ’方側で、第2外面部F2の略中心を基準に対角線上に間隔をあけて配置されている(
図1D、
図1G及び
図2A参照)。第1凸部F11がX-X’方向に間隔をあけて配置されている場合、第2凹部F22は、第1凸部F11の各々に対してZ’方側で、X-X’方向に間隔をあけて配置されている(
図3B参照)。第1凸部F11がY-Y’方向に間隔をあけて配置されている場合、第2凹部F22は、第1凸部F11の各々に対してZ’方側で、Y-Y’方向に間隔をあけて配置されている(
図4B参照)。以下、第2凹部F22の各々に対応する位置の第1凸部F11を対応する第1凸部F11とも称する。
【0041】
各第2凹部F22の内形は、対応する第1凸部F11の外形に対応している。したがって、各第2凹部F22は、対応する第1凸部F11が多角柱状の凸部である場合、当該多角柱と同じ形の多角柱状の凹部である。この場合、第2凹部F22の向きと、対応する第1凸部F11の向きとは一致している。各第2凹部F22は、対応する第1凸部F11が円柱状の凸部である場合、円柱状の凹部である。各第2凹部F22が多角柱状又は円柱状であるに関わらず、各第2凹部F22の内形寸法は、対応する第1凸部F11の外形寸法に対応している、若干小さい又は若干大きい。これにより、照明装置Dの第1外面部F1上に別の照明装置Dの第2外面部F2を積層させた場合に、別の照明装置Dの第2外面部F2の第2凹部F22に、照明装置Dの第1外面部F1の第1凸部F11が各々嵌合するようになっている。
【0042】
第1外面部F1には、第1凸部F11と同じ数の複数の第1凹部F12が更に設けられていても良い。第1凹部F12は、Z’方向側に凹んだ凹部である。第1凸部F11及び第1凹部F12の一つずつは、仮想線Lを対称軸として線対称となる位置に配置されている。仮想線Lは、第1外面部F1の略中心を通り且つ第1外面部F1に沿って延びていると良いが、第1外面部F1の略中心を通っていなくても構わない。仮想線Lは、X-X’方向に延びていても良いし(
図1C及び
図3A参照)、Y-Y’方向に延びていても良い(
図4A参照)。仮想線LがX-X’方向に延びている場合、第1凸部F11の各々は、仮想線Lに対してY方向又はY’方向側(仮想線Lに対して一方側)に配置され、第1凹部F12の各々は、仮想線Lに対してY’方向又はY方向側(仮想線Lに対して他方側)に配置されている。仮想線LがY-Y’方向に延びている場合、第1凸部F11の各々は、仮想線Lに対してX方向又はX’方向側(仮想線Lに対して一方側)に配置され、第1凹部F12の各々は、仮想線Lに対してX’方向又はX方向側(仮想線Lに対して他方側)に配置されている。以下、第1凹部F12の各々に対して、線対称となる位置に位置する第1凸部F11を、対称の第1凸部F11とも称する。
【0043】
各第1凹部F12の内形は、対称の第1凸部F11の外形に対応している。したがって、各第1凹部F12は、対称の第1凸部F11が多角柱状の凸部である場合、当該多角柱と同じ形の多角柱状の凹部である。この場合、各第1凹部F12の向きは、対称の第1凸部F11の向きと一致している。各第1凹部F12は、対称の第1凸部F11が円柱状の凸部である場合、円柱状の凹部である。各第1凹部F12が多角柱状又は円柱状であるに関わらず、各第1凹部F12の内形寸法は、対称の第1凸部F11の外形寸法に対応している、若干小さい又は若干大きい。これにより、照明装置Dの第1外面部F1上に別の照明装置Dの第1外面部F1を積層させた場合に、照明装置Dの第1外面部F1の第1凸部F11が、別の照明装置Dの第1外面部F1の第1凹部F12に各々嵌合し、且つ照明装置Dの第1外面部F1の第1凹部F12に、別の照明装置Dの第1外面部F1の第1凸部F11が各々嵌合するようになっている。
【0044】
第1凹部F12が設けられている場合、第2外面部F2には、第1凹部F12と同じ数の複数の第2凸部F21が更に設けられていても良い。第2凸部F21は、Z’方向側に凸の凸部であって、第1凹部F12の各々に対してZ’方側で、当該第1凹部F12の各々に対応する位置に配置されている。以下、第2凸部F21の各々に対応する位置の第1凹部F12を対応する第1凹部F12とも称する。
【0045】
各第2凸部F21の外形は、対応する第1凹部F12の内形に対応している。したがって、各第2凸部F21は、対応する第1凹部F12が多角柱状の凹部である場合、当該多角柱と同じ形の多角柱状の凸部である。この場合、各第2凸部F21の向きと、対応する第1凹部F12の向きとは一致している。各第2凸部F21は、第1凹部F12が円柱状の凹部である場合、円柱状の凸部である。各第2凸部F21が多角柱状又円柱状であることに関わらず、各第2凸部F21の外形寸法は、対応する第1凹部F12の内形寸法に対応している、若干小さい又は若干大きい。これにより、照明装置Dの第1外面部F1上に別の照明装置Dの第2外面部F2を積層させた場合に、照明装置Dの第1外面部F1の第1凸部F11が、別の照明装置Dの第2外面部F2の第2凹部F22に各々嵌合し、且つ照明装置Dの第1外面部F1の第1凹部F12に、別の照明装置Dの第2外面部F2の第2凸部F21に各々嵌合するようになっている。
【0046】
第1凹部F12が設けられている場合、第1外面部F1には、第1凹部F12と同じ数の複数の第1筒部F13が更に設けられていても良い。第1筒部F13は、第1外面部F1からZ方向側に延びた多角筒又は円筒で構成、又は、第1外面部F1からZ方向に延びた複数の突起であって、多角筒状又は円筒状に配置された構成とすることが可能である。したがって、本発明の第1筒部F13は、多角筒、円筒だけでなく、多角筒状若しくは円筒状に配置された複数の突起で構成されたものも含むものとする。第1筒部F13内に第1凹部F12が各々設けられている。換言すると、第1筒部F13の各々によって、第1凹部F12が区画されているので、第1筒部F13が多角筒又は多角筒状に配置された複数の突起である場合、第1凹部F12は多角柱状であり、第1筒部F13が円筒又は円筒状に配置された複数の突起である場合、第1凹部F12は円柱状である。
【0047】
第1筒部F13は、Z方向側の端面F131を有し、第1凸部F11は、Z方向側の端面F111を有している。端面F131と端面F111とはZ-Z’方向において略同じ高さ位置とすると良い。この場合、第1筒部F13内の第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法と第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法とも同じにすることが可能である。端面F131と端面F111とがZ-Z’方向において略同じ高さ位置である場合、端面F131と端面F111を設置面に当接させて照明装置Dを設置面に載置するときに、照明装置Dが安定的に自立する。なお、端面F131のZ-Z’方向の高さ位置と端面F111のZ-Z’方向の高さ位置とは相違していても構わない。
【0048】
第2凹部F22が設けられている場合、第2外面部F2には、第2凹部F22と同じ数の複数の第2筒部F23が更に設けられていても良い。第2筒部F23は、第2外面部F2からZ’方向側に延びた多角筒又は円筒で構成、又は、第2外面部F2からZ’方向に延びた複数の突起であって、多角筒状又は円筒状に配置された構成とすることが可能である。したがって、本発明の第2筒部F23は、多角筒、円筒だけでなく、多角筒状若しくは円筒状に配置された複数の突起で構成されたものも含むものとする。第2筒部F23内に第2凹部F22が各々設けられている。換言すると、第2筒部F23の各々によって、第2凹部F22が区画されているので、第2筒部F23が多角筒又は多角筒状に配置された複数の突起である場合、第2凹部F22は多角柱状であり、第2筒部F23が円筒又は円筒状に配置された複数の突起である場合、第2凹部F22は円柱状である。
【0049】
第2筒部F23は、Z’方向側の端面F231を有し、第2凸部F21は、Z’方向側の端面F211を有している。端面F231と端面F211とはZ-Z’方向において略同じ高さ位置とすると良い。この場合、第2筒部F23内の第2凹部F22のZ-Z’方向の深さ寸法と第2凸部F21のZ-Z’方向の高さ寸法とも同じにすることが可能である。端面F231と端面F211とはZ-Z’方向において略同じ高さ位置である場合、端面F231と端面F211を設置面に当接させて照明装置Dを設置面に載置するときに、照明装置Dが安定的に自立する。なお、端面F231のZ-Z’方向の高さ位置と端面F211のZ-Z’方向の高さ位置とは相違していても構わない。
【0050】
照明装置Dは、基部100と、透光性を有するカバー200とを備えた構成とすることが可能である(
図1A~
図2B参照)。この場合、基部100には、基板(図示なし)が内蔵され、この基板上に実装されたLED等の一又は複数の光源(図示なし)が基部100からZ方向側に露出している。また、基部100内には、基板に実装されており且つ光源を調光可能又は調光不能に駆動するための駆動回路(図示せず)と、光源及び駆動回路に電力を供給する電源部とが設けられている。カバー200は、光源を覆うように基部100に対してZ方向側から取り付けられている。カバー200は第1外面部F1を有し、基部100は第2外面部F2を有する構成、又は、カバー200は第2外面部F2を有し、基部100は第1外面部F1を有する構成とすることが可能である。
【0051】
別の態様では、透光性を有する第1、第2カバーを備えている(図示なし)。この場合、第1、第2カバーが組み合わされることによって、その内部に上記基板、光源、駆動回路及び電源部を収容する収容空間が形成されている。第1カバーは、第1外面部F1を有し、第2カバーが第2外面部F2を有している。
【0052】
更に別の態様では、透光性を有する第1、第2カバーと、基部とを備えている(図示なし)。この場合、複数の光源のうちの一部が基部からZ方向側に露出しており、残りが基部からZ’方向側に露出している。基部には、上記基板、駆動回路及び電源部が内蔵されている。第1カバーは、第1外面部F1を有し、第2カバーが第2外面部F2を有している。なお、第1外面部F1が照明装置Dの透光性を有しない第1端部に設けられ、第2外面部F2が照明装置Dの透光性を有しない第2端部に設けられ、第1、第2端部の間に透光性を有する中間部が設けられていても構わない。この場合、光源は中間部内に配置すると良い。
【0053】
以下、上記した何れかの態様の照明装置Dを二つ組み合わせた第1組合構造及び第2組合構造について
図5A及び
図5Bを参照しつつ説明する。
図5Aには、第1組合構造が示され、
図5Bには、第2組合構造が示されている。説明の便宜上、この二つの照明装置Dのうちの一方を第1照明装置Daと称し、他方を第2照明装置Dbと称する。
【0054】
(第1組合構造)
この第1組合構造では、第1照明装置Daの第1外面部F1と第2照明装置Dbの第2外面部F2とが互いに当接するように、第1照明装置Da上に第2照明装置Dbが積層されている(
図5A参照)。具体的には、以下の(A)又は(B)の通りに、第1照明装置Daと第2照明装置Dbが組み合わされている。
【0055】
(A)第1照明装置Da及び第2照明装置Dbの第1外面部F1に、上記何れかの態様で複数の第1凸部F11が設けられているものの、第1凹部F12が設けられておらず、第1照明装置Da及び第2照明装置Dbの第2外面部F2に、上記何れかの態様で、第1凸部F11と同数の第2凹部F22が設けられているものの、第2凸部F21が設けられていない。この場合、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1凸部F11が第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2凹部F22に各々嵌合している。これにより、第1照明装置Daと第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(A)の場合において、第2凹部F22が第2筒部F23内に各々設けられている場合、第2凹部F22のZ-Z’方向の深さ寸法及び第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の組み合わせ状態で、第1照明装置Daの第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が第2照明装置Dbの第1凸部F11の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、前述の組み合わせ状態が更に安定する。
【0056】
(B)第1照明装置Da及び第2照明装置Dbの第1外面部F1に、複数の第1凸部F11及びこれと同数の第1凹部F12が設けられており、第1照明装置Da及び第2照明装置Dbの第2外面部F2に、第1凸部F11と同数の第2凹部F22及び第2凸部F21が設けられている。この場合、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1凸部F11が第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2凹部F22に各々嵌合し、且つ第1照明装置Daの第1外面部F1の第1凹部F12に、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2凸部F21に各々嵌合している。これにより、第1照明装置Daと第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(B)の場合において、第1凹部F12が第1筒部F13内に各々設けられており且つ第2凹部F22が第2筒部F23内に各々設けられている場合、第2凹部F22のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法及び第2凸部F21のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の組み合わせ状態で、第1照明装置Daの第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が第2照明装置Dbの第1凸部F11の周りの部分に当接し、且つ第2照明装置Dbの第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F131が第1照明装置Daの第1凸部F11の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、前述の組み合わせ状態が更に安定する。
【0057】
(第2組合構造)
この第2組合構造では、第1照明装置Daの第1外面部F1と第2照明装置Dbの第1外面部F1とが互いに当接するように、第1照明装置Da上に第2照明装置Dbが積層されている(
図5B参照)。具体的には、第1照明装置Da及び第2照明装置Dbが、以下の(C)の通りに組み合わされている。
【0058】
(C)第1照明装置Da及び第2照明装置Dbの第1外面部F1に、複数の第1凸部F11及びこれと同数の第1凹部F12が設けられている。この場合、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1凸部F11が第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1凹部F12に各々嵌合し、且つ第1照明装置Daの第1外面部F1の第1凹部F12に第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1凸部F11が各々嵌合している。これにより、第1照明装置Daと第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(C)の場合において、第1凹部F12が第1筒部F13内に各々設けられている場合、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法及び第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の通り組み合わせ状態で、第1照明装置Daの第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が第2照明装置Dbの第1凸部F11の周りの部分に当接し、且つ第2照明装置Dbの第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が第1照明装置Daの第1凸部F11の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、前述の組み合わせ状態が更に安定する。
【0059】
以上の何れかの通りに組み合わされた第1照明装置Da及び第2照明装置Dbを一セットとし、このセットが複数横並びに配置されていても構わない。
【0060】
以下、上記した何れかの態様の照明装置Dを三つ組み合わせた第3組合構造、第4組合構造及び第5組合構造について
図6A~
図7Cを参照しつつ説明する。
図6A及び
図7Aには、第3組合構造が示され、
図6B及び
図7Bには、第4組合構造が示され、
図6C及び
図7Cには、第5組合構造が示されている。説明の便宜上、この三つの照明装置Dのうちの一つを第1照明装置Daと称し、別の一つを第2照明装置Dbと称し、更に別の一つを第3照明装置Dcと称する。第1照明装置Da、第2照明装置Db及び第3照明装置Dcの第1外面部F1は、X方向側の第1端部とX’方向側の第2端部を有し、第1照明装置Da、第2照明装置Db及び第3照明装置Dcの第2外面部F2が、X方向側の第1端部とX’方向側の第2端部を有する。ここでは、各第1外面部F1に第1凸部F11、第1凹部F12が二つずつ設けられており、各第2外面部F2に第2凸部F21及び第2凹部F22が二つずつ設けられているものとして説明する。
【0061】
(第3組合構造)
この第3組合構造では、第1照明装置Daの第1外面部F1と第3照明装置Dcの第1外面部F1とが、X-X’方向において横並びに配置されており、第2照明装置Dbの第2外面部F2が、第1照明装置Daの第1外面部F1及び第3照明装置Dcの第1外面部F1に当接するように、第1照明装置Da及び第3照明装置Dc上に第2照明装置Dbが積層されている(
図6A参照)。具体的には、第1照明装置Da、第2照明装置Db及び第3照明装置Dcは、以下の(D-1)、(D-2)又は(D-3)の通りに、組み合わされている(
図7Aを併せて参照)。
【0062】
(D-1)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第1外面部F1の第1端部に第1凸部F11、第1凹部F12がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第1外面部F1の第2端部に第1凹部F12、第1凸部F11がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第1端部に第2凹部F22、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第2端部に第2凸部F21、第2凹部F22がY-Y’方向において前後に設けられている(
図7Aの上の表参照)。すなわち、第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凹部F12がX-X’方向に延びた仮想線Lに対して線対称位置に位置しており、第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12、第1凸部F11が仮想線Lに対して線対称位置に位置しており、第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22、第2凸部F21が第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凹部F12に対応する位置に位置し、第2外面部F2の第2端部に第2凸部F21、第2凹部F22が第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12、第1凸部F11に対応する位置に位置している。この場合、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11が、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2端部の第2凹部F22に嵌合し、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12に、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第1端部の第2凸部F21が嵌合し、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12に、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21が嵌合し、且つ、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11が、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22に嵌合する。これにより、第1照明装置Da及び第3照明装置Dcに第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(D-1)の場合において、第1凹部F12が第1筒部F13内に各々設けられており且つ第2凹部F22が第2筒部F23内に各々設けられている場合、第2凹部F22のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法及び第2凸部F21のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の組み合わせ状態で、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2端部の第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が第2照明装置Dbの第2外面部F2の第1端部の第2凸部F21の周りの部分に当接し、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21の周りの部分に当接し、且つ、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、前述の組み合わせ状態が更に安定する。
【0063】
(D-2)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第1外面部F1の第1端部に第1凸部F11、第1凹部F12がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第1外面部F1の第2端部に第1凸部F11、第1凹部F12がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第1端部に第2凹部F22、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第2端部に第2凹部F22、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられている(
図7Aの中間の表参照)。すなわち、第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凹部F12がX-X’方向に延びた仮想線Lに対して線対称位置に位置しており、第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11、第1凹部F12が仮想線Lに対して線対称位置に位置しており、第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22、第2凸部F21が第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凹部F12に対応する位置に位置し、第2外面部F2の第2端部に第2凹部F22、第2凸部F21が第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11、第1凹部F12に対応する位置に位置している。この場合、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11が、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2端部の第2凹部F22に嵌合し、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12に、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21が嵌合し、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11が、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22に嵌合し、且つ、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12に、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第1端部の第2凸部F21が嵌合する。これにより、第1照明装置Da及び第3照明装置Dcに第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(D-2)の場合において、第1凹部F12が第1筒部F13内に各々設けられており且つ第2凹部F22が第2筒部F23内に各々設けられている場合、第2凹部F22のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法及び第2凸部F21のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の組み合わせ状態で、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2端部の第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21の周りの部分に当接し、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、且つ、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が第2照明装置Dbの第2外面部F2の第1端部の第2凸部F21の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、前述の組み合わせ状態が更に安定する。
【0064】
(D-3)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第1外面部F1の第1端部に第1凸部F11、第1凸部F11がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第1外面部F1の第2端部に第1凹部F12、第1凹部F12がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第1端部に第2凹部F22、第2凹部F22がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第2端部に第2凸部F21、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられている(
図7Aの下の表参照)。すなわち、第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凸部F11と、第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12、第1凹部F12とが、Y-Y’方向に延びた仮想線Lに対して線対称位置に位置しており、第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22、第2凹部F22が第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凸部F11に対応する位置に位置し、第2外面部F2の第2端部に第2凸部F21、第2凸部F21が第2端部の第1凹部F12、第1凹部F12に対応する位置に位置している。この場合、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凸部F11が、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22、第2凹部F22に嵌合し、且つ、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12、第1凹部F12に、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21、第2凸部F21が嵌合する。これにより、第1照明装置Da及び第3照明装置Dcに第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(D-3)の場合において、第1凹部F12が第1筒部F13内に各々設けられており且つ第2凹部F22が第2筒部F23内に各々設けられている場合、第2凹部F22のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法及び第2凸部F21のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の組み合わせ状態で、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231、第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分、第1凸部F11の周りの部分に当接し、且つ、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131、第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第2照明装置Dbの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21の周りの部分、第2凸部F21の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、前述の組み合わせ状態が更に安定する。
【0065】
(第4組合構造)
この第4組合構造では、第1照明装置Daの第1外面部F1と第3照明装置Dcの第1外面部F1とが、X-X’方向において横並びに配置されており、第2照明装置Dbの第1外面部F1が、第1照明装置Daの第1外面部F1及び第3照明装置Dcの第1外面部F1に当接するように、第1照明装置Da及び第3照明装置Dc上に第2照明装置Dbが積層されている(
図6B参照)。具体的には、第1照明装置Da、第2照明装置Db及び第3照明装置Dcは、以下の(E-1)、(E-2)又は(E-3)の通りに、組み合わされている(
図7Bを併せて参照)。
【0066】
(E-1)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第1外面部F1の第1端部に第1凸部F11、第1凹部F12がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第1外面部F1の第2端部に第1凹部F12、第1凸部F11がY-Y’方向において前後に設けられている(
図7Bの上の表参照)。すなわち、第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凹部F12がX-X’方向に延びた仮想線Lに対して線対称位置に位置しており、第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12、第1凸部F11が仮想線Lに対して線対称位置に位置している。この場合、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12に嵌合し、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12に、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11が嵌合し、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12に、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11が嵌合し、且つ、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12に嵌合する。これにより、第1照明装置Da及び第3照明装置Dcに第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(E-1)の場合において、第1凹部F12が第1筒部F13内に各々設けられている場合、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法及び第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の組み合わせ状態で、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、且つ、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、当該状態が更に安定する。
【0067】
(E-2)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第1外面部F1の第1端部に第1凸部F11、第1凹部F12がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第1外面部F1の第2端部に第1凸部F11、第1凹部F12がY-Y’方向において前後に設けられている(
図7Bの中間の表参照)。すなわち、第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凹部F12がX-X’方向に延びた仮想線Lに対して線対称位置に位置しており、第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11、第1凹部F12が仮想線Lに対して線対称位置に位置している。この場合、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12に嵌合し、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12に、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11が嵌合し、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12に嵌合し、且つ、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12に、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11が嵌合する。これにより、第1照明装置Da及び第3照明装置Dcに第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(E-2)の場合において、第1凹部F12が第1筒部F13内に各々設けられている場合、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法及び第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の組み合わせ状態で、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、且つ、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、前述の組み合わせ状態が更に安定する。
【0068】
(E-3)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第1外面部F1の第1端部に第1凸部F11、第1凸部F11がY-Y’方向において前後に設けられており、第1外面部F1の第2端部に第1凹部F12、第1凹部F12がY-Y’方向において前後に設けられている(
図7Bの下の表参照)。すなわち、第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凸部F11と、第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12、第1凹部F12とが、Y-Y’方向に延びた仮想線Lに対して線対称位置に位置している。この場合、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凸部F11が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12、第1凹部F12に嵌合し、且つ、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12、第1凹部F12に、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凸部F11が嵌合する。これにより、第1照明装置Da及び第3照明装置Dcに第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(E-3)の場合において、第1凹部F12が第1筒部F13内に各々設けられている場合、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法及び第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の組み合わせ状態で、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131、第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第1照明装置Daの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分、第1凸部F11の周りの部分に当接し、且つ、第3照明装置Dcの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131、第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分、第1凸部F11の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、前述の組み合わせ状態が更に安定する。
【0069】
(第5組合構造)
この第5組合構造では、第1照明装置Daの第1外面部F1と第3照明装置Dcの第2外面部F2とが、X-X’方向において横並びに配置されており、第2照明装置Dbの第1外面部F1が、第1照明装置Daの第2外面部F2及び第3照明装置Dcの第2外面部F2に当接するように、第1照明装置Da及び第3照明装置Dcが第2照明装置Db上に積層されている(
図6C参照)。この場合、第1照明装置Da、第2照明装置Db及び第3照明装置Dcは、以下の(F-1)、(F-2)又は(F-3)の通り、組み合わされている(
図7Cを併せて参照)。
【0070】
(F-1)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2、第1外面部F1は、(D-1)と同じ構成である(
図7Cの上の表参照)。この場合、第1照明装置Daの第2外面部F2の第1端部の第2凸部F21が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12に嵌合し、第1照明装置Daの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22に、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11が嵌合し、第3照明装置Dcの第2外面部F2の第2端部の第2凹部F22に、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11が嵌合し、且つ、第3照明装置Dcの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12に嵌合する。これにより、第1照明装置Da及び第3照明装置Dcに第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(F-1)の場合において、第1凹部F12が第1筒部F13内に各々設けられており且つ第2凹部F22が第2筒部F23内に各々設けられている場合、第2凹部F22のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法及び第2凸部F21のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の組み合わせ状態で、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第1照明装置Daの第2外面部F2の第1端部の第2凸部F21の周りの部分に当接し、第1照明装置Daの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、第3照明装置Dcの第2外面部F2の第2端部の第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、且つ、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第3照明装置Dcの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、前述の組み合わせ状態が更に安定する。
【0071】
(F-2)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2、第1外面部F1は、(D-2)と同じ構成である(
図7Cの中間の表参照)。この場合、第1照明装置Daの第2外面部F2の第1端部の第2凸部F21が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12に嵌合し、第1照明装置Daの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22に、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11が嵌合し、第3照明装置Dcの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12に嵌合し、且つ、第3照明装置Dcの第2外面部F2の第2端部の第2凹部F22に、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11が嵌合する。これにより、第1照明装置Da及び第3照明装置Dcに第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(F-2)の場合において、第1凹部F12が第1筒部F13内に各々設けられており且つ第2凹部F22が第2筒部F23内に各々設けられている場合、第2凹部F22のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法及び第2凸部F21のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の組み合わせ状態で、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が第1照明装置Daの第2外面部F2の第1端部の第2凸部F21の周りの部分に当接し、第1照明装置Daの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凸部F11の周りの部分に当接し、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が第3照明装置Dcの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21の周りの部分に当接し、且つ、第3照明装置Dcの第2外面部F2の第2端部の第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、前述の組み合わせ状態が更に安定する。
【0072】
(F-3)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2、第1外面部F1は、(D-3)と同じ構成である(
図7Cの下の表参照)。この場合、第1照明装置Daの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22、第2凹部F22に、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11、第1凸部F11が嵌合し、且つ、第3照明装置Dcの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21、第2凸部F21が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12、第1凹部F12に嵌合する。これにより、第1照明装置Da及び第3照明装置Dcに第2照明装置Dbが組み合わされた状態が安定する。
なお、(F-3)の場合において、第1凹部F12が第1筒部F13内に各々設けられており且つ第2凹部F22が第2筒部F23内に各々設けられている場合、第2凹部F22のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法、第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法及び第2凸部F21のZ-Z’方向の高さ寸法を同じにすることによって、前述の組み合わせ状態で、
第1照明装置Daの第2外面部F2の第1端部の第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231、第2凹部F22の周りの第2筒部F23の端面F231が、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第1端部の第1凸部F11の周りの部分、第1凸部F11の周りの部分に当接し、且つ、第2照明装置Dbの第1外面部F1の第2端部の第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131、第1凹部F12の周りの第1筒部F13の端面F131が、第3照明装置Dcの第2外面部F2の第2端部の第2凸部F21の周りの部分、第2凸部F21の周りの部分に当接する構成としても良い。このようにすれば、前述の組み合わせ状態が更に安定する。
【0073】
以上のような照明装置Dによる場合、上記したとおり、上記何れかの組み合わせ状態が安定する。
【0074】
第1外面部F1が透光性を有するカバー200又は第1カバーに設けられている場合、二つの照明装置Dの第1外面部F1同士が当接するように組み合わせる又は横並びに配置された二つの照明装置Dの第1外面部F1に別の照明装置Dの第1外面部F1を当接させるように組み合わせることによって、当該カバー同士を連続させることができる。
第1外面部F1が透光性を有する第1カバーに設けられ且つ第2外面部F2が透光性を有する第2カバーに設けられている場合、照明装置Dの第1外面部F1と別の照明装置Dの第2外面部F2とが当接するように組み合わせる又は横並びに配置された二つの照明装置Dの第1外面部F1に別の照明装置Dの第2外面部F2を当接させるように組み合わせることによって、当該カバー同士を連続させることができる。
何れの場合も、透光性を有し且つ光源によって発光するカバー同士を連続させることができる。
【0075】
以下、上記した何れかの態様の複数の照明装置Dに取り付け可能な取付部品Aについて、
図8A~
図12Bを参照しつつ説明する。
図8A及び
図8Bには、取付部品Aの実施例1が示されている。
図8A及び
図8Bにも、Z-Z’方向、X-X’方向及びY-Y’方向が示されている。
図9Aには、取付部品Aの第1取付態様又は第2取付態様が、
図9Bには、取付部品Aの第3取付態様が、
図9Cには、取付部品Aの第4取付態様が示されている。
図10Aには、第3取付態様の取付態様表1が、
図10Bには、第3取付態様の取付態様表2が、
図10Cには、第3取付態様の取付態様表3が示されている。
図11Aには、第4取付態様の取付態様表1が、
図11Bには、第4取付態様の取付態様表2が、
図11Cには、第4取付態様の取付態様表3が示されている。
図12Aには、二つの取付部品Aを照明装置Dに取り付ける前の状態が示され、
図12Bには、二つの取付部品Aを照明装置Dに取り付けた状態が示されている。
【0076】
取付部品Aは、シリコンゴム等の弾性体で構成されている。取付部品Aは、そのZ方向側の外面部である取付部A1を備えている。
【0077】
取付部A1は、X方向側の第1端部と、X方向側の第2端部とを有している。また、取付部A1は複数の凸部A11及び複数の凹部A12の少なくとも一方を有している。
【0078】
凸部A11は、照明装置Dの第1凸部F11及び/又は第2凸部F21と同様の構成である。凸部A11の外形は、照明装置Dの第2凹部F22の内形、第1凹部F12の内形、又は、第2凹部F22及び第1凹部F12のそれぞれの内形に対応している。凸部A11の外形寸法は、第2凹部F22の内形寸法、第1凹部F12の内形寸法、又は、第2凹部F22及び第1凹部F12のそれぞれの内形寸法に対応している又は若干大きくなっている。
【0079】
凸部A11は以下の(1-1)、(1-2)及び(1-3)の何れかの通りに配置されている。
(1-1)凸部A11のうちの一又は複数の凸部A11が取付部A1の第1端部上に配置され、残りの凸部A11が取付部A1の第2端部上に配置されている。第1端部上の凸部A11と、第2端部上の凸部A11とは、X-X’方向で互いに隣り合うように配置されていても構わないし、第1端部上の凸部A11と、第2端部上の凸部A11とは、X-X’方向で互いに隣り合わないように配置されていても構わない。
(1-2)凸部A11が、取付部A1の第1端部又は第2端部上にY-Y’方向に間隔をあけて配置されている。
(1-3)凸部A11が、取付部A1の第1端部及び第2端部上にY-Y’方向に間隔をあけて配置されている。
【0080】
凹部A12は、照明装置Dの第1凹部F12及び/又は第2凹部F22と同様の構成である。凹部A12の内形は、照明装置Dの第2凸部F21の外形、第1凸部F11の外形、又は、第2凸部F21及び第1凸部F11のそれぞれの外形に対応している。凹部A12の内形寸法は、第2凸部F21の外形寸法、第1凸部F11の外形寸法、又は、第2凸部F21及び第1凸部F11のそれぞれの外形寸法に対応している又は若干小さくなっている。
(2-1)凸部A11が上記(1-1)の通り配置されている場合、凹部A12のうちの一又は複数の凸部A11が取付部A1の第2端部上に配置され、残りの凸部A11が取付部A1の第1端部上に配置されている。
第1端部上の凸部A11と、第2端部上の凸部A11とは、X-X’方向で互いに隣り合う場合、第1端部上の凹部A12と、第2端部上の凹部A12とは、X-X’方向で互いに隣り合うように配置されていると良い。
第1端部上の凸部A11と、第2端部上の凸部A11とは、X-X’方向で互いに隣り合わない場合、第1端部上の凸部A11と、第2端部上の凹部A12とが、X-X’方向で互いに隣り合うように配置されており、第1端部上の凹部A12と、第2端部上の凸部A11とが、X-X’方向で互いに隣り合うように配置されていると良い。
(2-2)凸部A11が取付部A1の第1端部上に配置されている場合、凹部A12が取付部A1の第2端部上にY-Y’方向に間隔をあけて配置されている。凸部A11が取付部A1の第2端部上に配置されている場合、凹部A12が取付部A1の第1端部上にY-Y’方向に間隔をあけて配置されている。
(2-3)凸部A11が上記(1-3)の通り配置されている場合、凹部A12は省略される。
(2-4)凹部A12は取付部A1の第1端部及び第2端部上にY-Y’方向に間隔をあけて配置されている。この場合、凸部A11が省略される。
【0081】
取付部A1は、複数の筒部A13を更に有する構成とすることが可能である。筒部A13は、照明装置Dの第1筒部F13と同様の構成である。凹部A12は、筒部A13内に各々設けられている。筒部A13のZ方向側の端面A131と、凸部A11のZ方向側の端面A111とは、Z-Z’方向において略同じ高さ位置とすると良いが、相違していても構わない。筒部A13内の凹部A12のZ-Z’方向の深さ寸法と凸部A11のZ-Z’方向の高さ寸法とも同じにすることが可能である。
【0082】
以下、取付部品Aの取付部A1を二つの照明装置Dに取り付ける第1取付態様及び第2取付態様の例について説明する(
図9A参照)。説明の便宜上、この二つの照明装置Dのうちの一方を第1照明装置Daと称し、他方を第2照明装置Dbと称する。
【0083】
(第1取付態様)
この第1取付態様においては、第1照明装置Daの第2外面部F2と第2照明装置Dbの第2外面部F2とがX-X’方向において並べられている。第1照明装置DaはX方向側に位置し、第2照明装置DbはX’方向側に位置している。取付部品Aの取付部A1が上記(1-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の一又は複数の凸部A11が、第2照明装置DBの第2外面部F2のX’方向側の第2端部の一又は複数の第2凹部F22に嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の一又は複数の凸部A11が、第1照明装置Daの第2外面部F2のX方向側の第1端部の一又は複数の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1照明装置Da及び第2照明装置Dbに取り付けられる。
【0084】
(第2取付態様)
この第2取付態様においては、第1照明装置Daの第2外面部F2と第2照明装置Dbの第2外面部F2とがX-X’方向において並べられている。第1照明装置DaはX方向側に位置し、第2照明装置DbはX’方向側に位置している。
取付部品Aの取付部A1が上記(1-1)及び(2-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の一又は複数の凸部A11が、第2照明装置DBの第2外面部F2のX’方向側の第2端部の一又は複数の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の一又は複数の凸部A11が、第1照明装置Daの第2外面部F2のX方向側の第1端部の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の一又は複数の凹部A12に、第2照明装置DBの第2外面部F2のX’方向側の第2端部の一又は複数の第2凸部F21が嵌合し、且つ、取付部品Aの取付部A1の第2端部の一又は複数の凹部A12が、第1照明装置Daの第2外面部F2のX方向側の第1端部の第2凸部F21が嵌合する。
取付部品Aの取付部A1が上記(1-2)及び(2-2)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の複数の凸部A11が、第2照明装置DBの第2外面部F2のX’方向側の第2端部の複数の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の複数の凹部A12に、第1照明装置Daの第2外面部F2のX方向側の第1端部の複数の第2凸部F21が嵌合する。又は、取付部品Aの取付部A1の第1端部の複数の凹部A12に、第2照明装置DBの第2外面部F2のX’方向側の第2端部の複数の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の複数の凸部A11が、第1照明装置Daの第2外面部F2のX方向側の第1端部の複数の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1照明装置Da及び第2照明装置Dbに取り付けられる。
【0085】
(第3取付態様)
以下、取付部品Aの取付部A1を三つの照明装置Dに取り付ける第3取付態様の例について説明する(
図9B参照)。説明の便宜上、この三つの照明装置Dのうちの一つを第1照明装置Daと称し、別の一つを第2照明装置Dbと称し、更に別の一つを第3照明装置Dcと称する。第1照明装置Da、第2照明装置Db及び第3照明装置Dcの第2外面部F2が面一となるように、第1照明装置Daと第3照明装置DcとがX-X’方向において配置され、且つ第2照明装置Dbが第1照明装置Da及び第3照明装置Dc上に配置されている。第1照明装置Daは第3照明装置Dcに対してX方向側に位置し、第3照明装置Dcは第1照明装置Daに対してX’方向側に位置し、第2照明装置Dbが第1照明装置Da及び第3照明装置Dcに対してZ方向側に位置している。ここでは、各第2外面部F2に第2凸部F21及び第2凹部F22が二つずつ設けられているものとして説明する。具体的には、取付部品Aは、第1照明装置Da、第2照明装置Db及び第3照明装置Dcに以下の(G-1)~(I-4)の何れかの通りに、取り付けられている。
【0086】
(G-1)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第1端部に第2凹部F22、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第2端部に第2凸部F21、第2凹部F22がY-Y’方向において前後に設けられている。取付部品Aの取付部A1が上記(1-2)及び(2-2)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凸部A11が、第3照明装置Dcの第2端部の後列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凹部A12に、第1照明装置Daの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第2端部の前列の第2凸部F21が嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcに取り付けられる。
【0087】
(G-2)90度回転させた第2照明装置Dbが、第1照明装置Da及び第3照明装置Dc上に配置されている以外、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcは、上記(G-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1が上記(1-1)及び(2-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凸部A11が、第3照明装置Dcの第2端部の後列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凹部A12に、第1照明装置Daの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcに取り付けられる。
【0088】
(H-1)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第1端部に第2凹部F22、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第2端部に第2凹部F22、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられている。取付部品Aの取付部A1が上記(1-1)及び(2-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凹部A12に、第3照明装置Dcの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凹部A12に、第1照明装置Daの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第2端部の前列の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcに取り付けられる。
【0089】
(H-2)180度回転させた第2照明装置Dbが、第1照明装置Da及び第3照明装置Dc上に配置されている以外、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcは、上記(H-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は、上記(2-4)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凹部A12に、第3照明装置Dcの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凹部A12に、第1照明装置Daの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcに取り付けられる。
【0090】
(H-3)180度回転させた第1照明装置Da及び第3照明装置Dc上に第2照明装置Dbが配置されている以外、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcは、上記(H-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は、上記(1-3)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凸部A11が、第3照明装置Dcの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凸部A11が、第1照明装置Daの第2端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第2端部の前列の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcに取り付けられる。
【0091】
(H-4)180度回転させた第2照明装置Dbが、180度回転させた第1照明装置Da及び第3照明装置Dc上に配置されている以外、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcは、上記(H-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は、上記(1-1)及び(2-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凸部A11が、第3照明装置Dcの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凸部A11が、第1照明装置Daの第2端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcに取り付けられる。
【0092】
(I-1)第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第1端部に第2凹部F22、第2凹部F22がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcの第2外面部F2の第2端部に第2凸部F21、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられている。取付部品Aの取付部A1が上記(1-1)及び(2-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凹部A12に、第3照明装置Dcの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凸部A11が、第1照明装置Daの第1端部の後列の第2凹部F22に嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第2端部の前列の第2凸部F21が嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcに取り付けられる。
【0093】
(I-2)180度回転させた第2照明装置Dbが、第1照明装置Da及び第3照明装置Dc上に配置されている以外、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcは、上記(I-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は上記(1-2)及び(2-2)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凹部A12に、第3照明装置Dcの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凸部A11が、第1照明装置Daの第1端部の後列の第2凹部F22に嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の後列の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcに取り付けられる。
【0094】
(I-3)180度回転させた第1照明装置Da及び第3照明装置Dc上に第2照明装置Dbが配置されている以外、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcは、上記(I-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は、上記(1-2)及び(2-2)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凸部A11が、第3照明装置Dcの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凹部A12に、第1照明装置Daの第2端部の前列の第2凸部F21が嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第2端部の前列の第2凸部F21が嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcに取り付けられる。
【0095】
(I-4)180度回転させた第2照明装置Dbが、180度回転させた第1照明装置Da及び第3照明装置Dc上に配置されている以外、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcは、上記(I-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は、上記(1-1)及び(2-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凸部A11が、第3照明装置Dcの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凹部A12に、第1照明装置Daの第2端部の前列の第2凸部F21が嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の後列の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3照明装置Da、Db、Dcに取り付けられる。
【0096】
(第4取付態様)
以下、取付部品Aの取付部A1を四つの照明装置Dに取り付ける第4取付態様の例について説明する(
図9C参照)。説明の便宜上、この四つの照明装置Dのうちの一つを第1照明装置Daと称し、もう一つを第2照明装置Dbと称し、別の一つを第3照明装置Dcと称し、更に別の一つを第4照明装置Ddと称する。第1照明装置Da、第2照明装置Db、第3照明装置Dc及び第4照明装置Ddの第2外面部F2が面一となるように、第1照明装置Daと第3照明装置DcとがX-X’方向において配置され、第2照明装置Dbが第1照明装置Da上に配置され、且つ第4照明装置Ddが第3照明装置Dc上に配置されている。第1照明装置Daが第3照明装置Dcに対してX方向側に位置し、第3照明装置Dcは第1照明装置Daに対してX’方向側に位置し、第2照明装置Dbが第1照明装置Daに対してZ方向側に位置し、且つ第4照明装置Ddが第3照明装置Dcに対してZ方向側に位置している。ここでは、各第2外面部F2に第2凸部F21及び第2凹部F22が二つずつ設けられているものとして説明する。具体的には、取付部品Aは、第1照明装置Da、第2照明装置Db、第3照明装置Dc及び第4照明装置Ddに以下の(J-1)~(L-4)の何れかの通りに、取り付けられている。
【0097】
(J-1)第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddの第2外面部F2の第1端部に第2凹部F22、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddの第2外面部F2の第2端部に第2凸部F21、第2凹部F22がY-Y’方向において前後に設けられている。取付部品Aの取付部A1が上記(1-1)及び(2-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凸部A11が、第3照明装置Dcの第2端部の後列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凹部A12に、第4照明装置Ddの第2端部の前列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凹部A12に、第1照明装置Daの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddに取り付けられる。
【0098】
(K-1)第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddの第2外面部F2の第1端部に第2凹部F22、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddの第2外面部F2の第2端部に第2凹部F22、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられている。取付部品Aの取付部A1が上記(1-1)及び(2-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凹部A12に、第3照明装置Dcの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凸部A11が、第4照明装置Ddの第2端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凹部A12に、第1照明装置Daの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddに取り付けられる。
【0099】
(K-2)180度回転させた第2照明装置Dbが第1照明装置Da上に、180度回転させた第4照明装置Ddが第3照明装置Dc上に配置されている以外、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddは、上記(K-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は、上記(2-4)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凹部A12に、第3照明装置Dcの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凹部A12に、第4照明装置Ddの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凹部A12に、第1照明装置Daの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddに取り付けられる。
【0100】
(K-3)180度回転させた第1照明装置Da上に第2照明装置Dbが、180度回転させた第3照明装置Dc上に第4照明装置Ddが配置されている以外、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddは、上記(K-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は、上記(1-3)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凸部A11が、第3照明装置Dcの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凸部A11が、第4照明装置Ddの第2端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凸部A11が、第1照明装置Daの第2端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddに取り付けられる。
【0101】
(K-4)180度回転させた第1照明装置Da上に180度回転させた第2照明装置Dbが、180度回転させた第3照明装置Dc上に180度回転させた第4照明装置Ddが配置されている以外、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddは、上記(K-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は、上記(1-1)及び(2-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凸部A11が、第3照明装置Dcの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凹部A12に、第4照明装置Ddの第1端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凸部A11が、第1照明装置Daの第2端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddに取り付けられる。
【0102】
(L-1)第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddの第2外面部F2の第1端部に第2凹部F22、第2凹部F22がY-Y’方向において前後に設けられており、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddの第2外面部F2の第2端部に第2凸部F21、第2凸部F21がY-Y’方向において前後に設けられている。取付部品Aの取付部A1が上記(1-2)及び(2-2)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凹部A12に、第3照明装置Dcの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凹部A12に、第4照明装置Ddの第2端部の前列の第2凸部F21に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凸部A11が、第1照明装置Daの第1端部の後列の第2凹部F22に嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddに取り付けられる。
【0103】
(L-2)180度回転させた第2照明装置Dbが第1照明装置Da上に、180度回転させた第4照明装置Ddが第3照明装置Dc上に配置されている以外、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddは、上記(L-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は上記(1-1)及び(2-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凹部A12に、第3照明装置Dcの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凸部A11が、第4照明装置Ddの第1端部の後列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凸部A11が、第1照明装置Daの第1端部の後列の第2凹部F22に嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddに取り付けられる。
【0104】
(L-3)180度回転させた第1照明装置Da上に第2照明装置Dbが、180度回転させた第3照明装置Dc上に第4照明装置Ddが配置されている以外、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddは、上記(L-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は、上記(1-1)及び(2-1)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凸部A11が、第3照明装置Dcの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凹部A12に、第4照明装置Ddの第2端部の前列の第2凸部F21が嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凹部A12に、第1照明装置Daの第2端部の前列の第2凸部F21が嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凸部A11が、第2照明装置Dbの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddに取り付けられる。
【0105】
(L-4)180度回転させた第2照明装置Dbが180度回転させた第1照明装置Da上に、180度回転させた第4照明装置Ddが180度回転させた第3照明装置Dc上に配置されている以外、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddは、上記(L-1)と同様である。取付部品Aの取付部A1は、上記(1-2)及び(2-2)の構成を有する。この場合、取付部品Aの取付部A1の第1端部の前列の凸部A11が、第3照明装置Dcの第1端部の前列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第1端部の後列の凸部A11が、第4照明装置Ddの第1端部の後列の第2凹部F22に嵌合し、取付部品Aの取付部A1の第2端部の前列の凹部A12に、第1照明装置Daの第2端部の前列の第2凸部F21が嵌合し、且つ取付部品Aの取付部A1の第2端部の後列の凹部A12に、第2照明装置Dbの第2端部の後列の第2凸部F21が嵌合する。このようにして取付部品Aが、第1、第2、第3、第4照明装置Da、Db、Dc、Ddに取り付けられる。
【0106】
取付部品Aの取付部A1は、第1又は第2取付態様と同様に、二つの照明装置Dの第1外面部F1に取り付けることができる。また、取付部品Aの取付部A1は、第3取付態様と同様に三つの照明装置Dの第1外面部F1に取り付けることができる。また、取付部品Aの取付部A1は、第4取付態様と同様に四つの照明装置Dの第1外面部F1に取り付けることができる。この場合、第1外面部F1の第1凸部F11を、各取付態様の第2外面部F2の第2凸部F21と同様に配置すると良い。第1外面部F1に第1凹部F12が設けられている場合、第1外面部F1の第1凹部F12を、各取付態様の第2外面部F2の第2凹部F22と同様に配置すると良い。
【0107】
上記した何れかの取付態様において、取付部品Aの取付部A1に筒部A13が設けられており、且つこの筒部A13内に凹部A12が設けられている場合、筒部A13内の凹部A12のZ-Z’方向の深さ寸法と、凸部A11のZ-Z’方向の高さ寸法とを同じにすることによって、上記した何れかの取付態様において、凹部A12の周りの筒部A13の端面A131が第2外面部F2の第2凸部F21の周りの部分又は第1外面部F1の第1凸部F11の周りの部分に当接する構成としても良い。前者の場合、第2凹部F22のZ-Z’方向の深さ寸法及び第2凸部F21のZ-Z’方向の高さ寸法も、筒部A13内の凹部A12のZ-Z’方向の深さ寸法及び凸部A11のZ-Z’方向の高さ寸法と略同じにすると良い。後者の場合、第1凹部F12のZ-Z’方向の深さ寸法及び第1凸部F11のZ-Z’方向の高さ寸法も、筒部A13内の凹部A12のZ-Z’方向の深さ寸法及び凸部A11のZ-Z’方向の高さ寸法と略同じにすると良い。
【0108】
筒部A13内の凹部A12の内形寸法が、照明装置Dの第2凸部F21又は第1凸部F11の外形寸法より若干大きく、且つ取付部品Aの凸部A11と筒部A13がX-X’方向又はY-Y’方向で隣り合う場合、筒部A13内の凹部A12内に、照明装置Dの第2凸部F21又は第1凸部F11が嵌合(FIT IN)することによって、筒部A13が外側に押圧される。しかし、その隣に、凸部A11が嵌合する照明装置Dの第2凹部F22の周りの第2筒部F23又は第1凹部F12の周りの第1筒部F13が存在する場合、筒部A13が前述の通り押圧されたとしても、第2筒部F23又は第1筒部F13に当接することで、当該当接部分が外側に撓み難くなる。また、筒部A13の当該当接部分は、第2凸部F21と第2筒部F23又は第1筒部F13によって挟持されるので、取付部品Aが脱落し難くなる。
【0109】
上記何れかの取付態様の照明装置Dの第2外面部F2及び第1外面部F1に取付部品Aをそれぞれ取り付けることができる(
図12B参照)。換言すると、二つの取付部品Aのうちの一方の取付部品Aが、上記何れかの取付態様の照明装置Dの第2外面部F2に取り付けられ、他方の取付部品Aが上記何れかの取付態様の照明装置Dの第1外面部F1に取り付けられる態様としても構わない。この場合、上記何れかの取付態様の照明装置Dのうちの隣り合う照明装置Dの隣接面10が、略V字状又は略円弧状であり、頂部11と、第1麓部12と、その反対側の第2麓部13とを有する構成とすることが可能である。隣り合う照明装置Dのうちの一方の照明装置Dの隣接面10の頂部11は、他方の照明装置Dの隣接面10側に凸であり、他方の照明装置Dの隣接面10の頂部は、一方の照明装置Dの隣接面10側に凸であり、隣り合う照明装置Dの隣接面10の頂部11同士が当接している。隣り合う照明装置Dの隣接面10は、頂部11から第1麓部12にかけて互いに漸次離反するように傾斜又は湾曲し、且つ頂部11から第2麓部13にかけて互いに漸次離反するように傾斜又は湾曲している。そのため、隣り合う照明装置Dの隣接面10の第1麓部12間に小さな間隙G1が生じ、隣り合う照明装置Dの隣接面10の第2麓部13間に小さな間隙G2が生じる。なお、頂部11は、第1麓部12と第2麓部13と間の中間地点に位置していても良いし、第1麓部12及び第2麓部13の何れか一方側に偏在していても構わない。
【0110】
一方の取付部品Aが、他方の取付部品Aよりも先に、隣り合う照明装置Dの第2外面部F2に取り付けられる。すなわち、一方の取付部品Aの凸部A11が、隣り合う照明装置Dの第2外面部F2の第2凹部F22に嵌合(FIT IN)する、又は、一方の取付部品Aの凹部A12に、隣り合う照明装置Dの第2外面部F2の第2凸部F21が嵌合(FIT IN)する、又は、一方の取付部品Aの凸部A11が、隣り合う照明装置Dの第2外面部F2の第2凹部F22に嵌合(FIT IN)し、且つ一方の取付部品Aの凹部A12に、隣り合う照明装置Dの第2外面部F2の第2凸部F21が嵌合(FIT IN)することによって、一方の取付部品Aが弾性変形する。一方の取付部品Aの弾性変形によって、頂部11を支点として、第1麓部12が互いに接近して間隙G1が閉じる一方、第2麓部13間が離間して間隙G2が開く。その後、他方の取付部品Aが、隣り合う照明装置Dの第1外面部F1に取り付けられる。すなわち、他方の取付部品Aの凸部A11が、隣り合う照明装置Dの第1外面部F1の第1凹部F12に嵌合(FIT IN)する、又は、他方の取付部品Aの凹部A12に、隣り合う照明装置Dの第1外面部F1の第1凸部F11が嵌合(FIT IN)する、又は、他方の取付部品Aの凸部A11が、隣り合う照明装置Dの第1外面部F1の第1凹部F12に嵌合(FIT IN)し、且つ他方の取付部品Aの凹部A12に、隣り合う照明装置Dの第1外面部F1の第1凸部F11が嵌合(FIT IN)することによって、他方の取付部品Aが弾性変形する。他方の取付部品Aの弾性変形によって、頂部11を支点として、第2麓部13が互いに接近して間隙G2が閉じる一方、第1麓部12間が離間して間隙G1が開く。
間隙G1(第1麓部12間)が開くことによって、一方の取付部品Aは、一方の照明装置Dの第2外面部F2に取り付けられた第1部と、他方の照明装置Dの第2外面部F2に取り付けられた第2部とが互いに離反するように負荷が掛かるが、一方の取付部品Aの復元力によって、間隙G1が一定量以上開かない。間隙G2(第2麓部13間)が開くことによって、他方の取付部品Aは、一方の照明装置Dの第2外面部F2に取り付けられた第1部と、他方の照明装置Dの第2外面部F2に取り付けられた第2部とが互いに離反するように負荷が掛かるが、他方の取付部品Aの復元力によって、間隙G2が一定量以上開かない。すなわち、一方の取付部品A、他方の取付部品Aの復元力によって、間隙G1、G2がそれぞれ一定量(但し、間隙G1、G2が開く距離は同じとは限らない。)開いた状態で均衡が取れる。このような構成によって、一方の取付部品A、他方の取付部品Aに前述の負荷が掛かり続けるため、一方の取付部品A、他方の取付部品Aの隣り合う照明装置Dに対する取付強度が向上する。なお、他方の取付部品Aを、一方の取付部品Aよりも先に、隣り合う照明装置Dに取り付けても良い。
【0111】
以上のような取付部品Aが、上記何れかの取付態様の通り、複数の照明装置Dに取り付けられることによって、複数の照明装置Dを安定的に組み合わせることができる。
【0112】
なお、本発明の照明装置、組合構造及び取付部品は、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
【0113】
本発明の照明装置の第1外面部の第1凸部は複数であるとしたが、少なくとも一つあれば良い。本発明の照明装置の第1外面部に第1凹部は、第1凸部と同数の複数であるとしたが、少なくとも一つとすることが可能であり、また、省略することも可能である。本発明の照明装置の第2外面部の第2凹部は、第1凸部と同数の複数であるとしたが、少なくとも一つとすることが可能であり、また、省略することも可能である(
図13A及び
図13B参照)。本発明の照明装置の第2外面部の第2凸部は、第1凹部と同数の複数であるとしたが、少なくとも一つとすることが可能であり、また、省略することも可能である(
図13A及び
図13B参照)。
【0114】
本発明の取付部品の取付部は、上記した何れかの態様の凸部を複数有する構成、又は、上記した何れかの態様の凸部及び凹部を少なくとも一つずつ有する構成とすることが可能である。前者の場合、上記した何れかの態様の少なくとも二つの照明装置の第2外面部同士が並べられた状態で、凸部のうちの少なくとも一つの凸部が、照明装置のうちの一方の照明装置の第2外面部の第2凹部に嵌合し、別の少なくとも一つの凸部が、他方の照明装置の第2外面部の第2凹部に嵌合する構成とする、又は、上記した何れかの態様の少なくとも二つの照明装置の第1外面部同士が並べられた状態で、凸部のうちの少なくとも一つの凸部が、照明装置のうちの一方の照明装置の第1外面部の第1凹部に嵌合し、別の少なくとも一つの凸部が、他方の照明装置の第1外面部の第1凹部に嵌合する構成とすると良い。後者の場合、上記した何れかの態様の少なくとも二つの照明装置の第2外面部同士が並べられた状態で、少なくとも一つの凸部が、照明装置のうちの一方の照明装置の第2外面部の第2凹部に嵌合し、少なくとも一つの凹部に、他方の照明装置の第2外面部の第2凸部が嵌合する構成とする、又は、上記した何れかの態様の少なくとも二つの照明装置の第1外面部同士が並べられた状態で、少なくとも一つの凸部が、照明装置のうちの一方の照明装置の第1外面部の第1凹部に嵌合し、少なくとも一つの凹部に、他方の照明装置の第1外面部の第1凸部が嵌合する構成とすると良い。本発明の取付部品は、上記した弾性体に限定されるものではなく、例えば、シリコン樹脂等の樹脂成形品等で構成可能である。なお、本発明の取付部品に取り付けられる照明装置は、上記照明装置に限定されず、第1凸部、第1凹部、第2凸部及び第2凹部の少なくとも一つが設けられていれば良い。
【0115】
なお、本発明の第1方向は、照明装置の第1外面部の第1凸部又は取付部品の取付部の凸部が凸である方向で有る限り任意に設定可能である。本発明の第2方向は、第1方向に略直交している限り任意に設定可能である。本発明の第3方向は、第1方向に略直交しており且つ第2方向に交差する限り任意に設定可能である。
【符号の説明】
【0116】
D:照明装置(Da:第1照明装置、Db:第2照明装置、Dc:第3照明装置、Dd:第4照明装置)
100:基部
200:カバー
F1:第1外面部
F11:第1凸部
F111:端面
F12:第1凹部
F13:第1筒部
F131:端面
F2:第2外面部
F2:第2外面
F21:第2凸部
F211:端面
F22:第2凹部
F23:第2筒部
F231:端面
A:取付部品
A1:取付部
A11:凸部
A111:端面
A12:凹部
A13:筒部
A131:端面